JPH11511221A - オーバーフィリング・バルブ - Google Patents

オーバーフィリング・バルブ

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JPH11511221A
JPH11511221A JP9509110A JP50911097A JPH11511221A JP H11511221 A JPH11511221 A JP H11511221A JP 9509110 A JP9509110 A JP 9509110A JP 50911097 A JP50911097 A JP 50911097A JP H11511221 A JPH11511221 A JP H11511221A
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ザカイ、アビ
ハラミシュ、アサフ
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ラビブ・プレシジョン・インジェクション・モールディング
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    • B60K15/00Arrangement in connection with fuel supply of combustion engines or other fuel consuming energy converters, e.g. fuel cells; Mounting or construction of fuel tanks
    • B60K15/03Fuel tanks
    • B60K15/035Fuel tanks characterised by venting means
    • B60K15/03519Valve arrangements in the vent line
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16K17/36Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves actuated in consequence of extraneous circumstances, e.g. shock, change of position
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16K24/044Devices, e.g. valves, for venting or aerating enclosures for venting only actuated by a float the float being rigidly connected to the valve element, the assembly of float and valve element following a substantially translational movement when actuated, e.g. also for actuating a pilot valve
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K33/00Floats for actuation of valves or other apparatus

Abstract

(57)【要約】 OFIバルブは流体タンク(3)に取り付けられ、底部に第1インレット(7)と上端部に第1アウトレット(15)を有すハウジング(1)と、浮き部材(21)をハウジング内に備え、インレットとアウトレット間の長手方向に沿って転置可能である。浮き部材は底端部に第2インレット(27)と上端部に第2アウトレット(38)を備え、閉塞手段(35)は第1アウトレットを塞ぐ為に該手段の上端部に設けられ、バイアス(39)手段は第1アウトレットに向かって浮き部材をバイアスする為にハウジング内に設られる。この配置構成では、浮き部材を第1アウトレットから取り去り非閉塞位置に転置する間に、バイアス手段は浮き部材に働く浮力と共に該部材を閉塞手段が第1アウトレットに対し塞ごうと接する閉塞位置に追い立て、一方、浮き部材に働く重力は第1アウトレットから転置しようとする。本バルブは更に浮き部材に浸入しようとする流体を制限する手段(27)を備え、タンク内の流体レベルの上昇はハウジング内のレベルの上昇を喚起し、その結果、浮き部材が閉塞位置に促される。

Description

【発明の詳細な説明】発明の名称 オーバーフィリング・バルブ 発明の分野 本発明は、オーバー・フィリング・インターディクション(OFI:過張制 止)バルブの技術分野にあるものである。この様なバルブは、一方では燃料蒸気 を乗り物の燃料タンクから排出するように設計され、他方ではこのOFIバルブ を通ってそのタンクから燃料が逃げることを防止するためバルブ閉鎖を確実にす るように設計されている。燃料の逃げは燃料の過張によって起こるか、又はその タンク位置の変化(例えば乗り物がローリングしたり極端に傾斜した場合)また は燃料の波立ち(例えば急速な加速)によって起こる。 発明の背景 OFIバルブは長年良く知られたものであり、一般的にはタンクの最上部に 配置される。この様なバルブの1つのタイプは、ケージド・フロート(枠内に設 けられた浮き部材)を有し、このフロートは、穴が開けられたアウトレット(吐出 口)の開口部をそれが塞ぐ(シールドする)処に在る最上部と、前記開口部が塞が れていない(アンシールドする)処に在る更に低い位置との間に転置されている。 このアレンジメントによれば、フロートは燃料レベルで流れ、例えばタンクがそ のレベルに達しないかそれを超えて過張された際に、このフロートによってその アウトレットは閉塞される。 この様なバルブの重大な欠点は、タンク内に(例えば過剰な加熱により)圧 力が生じた場合、この圧力はフロートに対してその圧力を外部に排出するよりも 前記アウトレットを塞ぐように働きかけ、その結果、更なる圧力の発生をもたら してしまう。またこの様なバルブの他の欠点としては、燃料が過張な場合、その フロートは燃料が所定レベルを越えている限りその塞いだポジションに止まりが ちであり、タンク内に発生したその圧力においては極度に危険な状態になり得る 。 第2のタイプのOFIバルブは、所謂「クローズドタイプ・バルブ」と呼ば れるものであり、その燃料タンクは、その頭頂部において所定重 量のシーリング・マス部材により上方から閉塞可能な1つのアウトレット開口を 具備している。そのアレンジメントは、タンク内に圧力が発生したとき、前記シ ーリング(・マス)部材が、この圧力の低下するまでその塞いでいたポジションか ら外れるようにしたものである。燃料が過張の場合、このアウトレット開口はそ の圧力が所定範囲内である限りそのシーリング(・マス)部材の重さの基で塞がれ た状態を維持する。 このバルブの不利な点は、ロールオーバーの場合に対する解決策が提供され ていないことにある。さらにそれは、開くための所定の最小限な圧力を必要とす ることである。 好ましくは、このOFIバルブは、その燃料タンクにはけ口(通気孔)を与え る為にも適切である。これは即ち、エンジンが燃料を吸い込むことによる燃料タ ンク内に生じた真空状態を解放することである。 本発明の目的は、新しいOFIバルブを提供することであり、前述した欠点 が実質的に解消されることにある。 発明の概要 本発明によれば、流体タンクに取り付けられるオーバー・フィリング・イン ターディクション(過張制止)バルブが提供され、このバルブはその底端部に1つ の第1流体インレット(引入口)を備え、上端部には1つの第1流体アウトレット (吐出口)を備えたハウジングと、前記ハウジング内に位置するフロート部材を具 備し、前記フロート部材はまた底端部に1つの第2流体インレット(引入口)と、 上端部には1つの第2流体アウトレット(吐出口)を有し、更に、前記第1流体ア ウトレットをシール(密閉)するため前記フロート部材の上端に付設されたシーリ ング手段と、そのハウジング内に配設され前記第1流体アウトレットに向かって フロート部材をバイアスするバイアシング手段とを具備し、これによってそのフ ロート部材を前記第1流体アウトレットから取り去り、所定のアンシールド・ポ ジションに転置する間に、前記バイアシング手段がそのフロート部材に働く浮力 と共に前記フロート部材を前記シーリング手段が前記第1流体アウトレットに対 して閉塞しようと当接する様な所定のシーリング・ポジションに追い 立てるように促がし、一方では前記フロート部材に働く重力が前記第1流体アウ トレットから転置しようとし、このフロート部材に浸入しようとする流体を制限 する流体侵入制限手段を更に具備しており、そのタンク内の流体のレベルの上昇 は前記ハウジング内の流体のレベルの上昇を引き起こし、この結果、フロート部 材が前記シーリング・ポジションになることを促されるようなバルブである。 また本発明の好適実施例によれば、前記第2流体インレットは前記制限手段 から成る転置可能なシーリング部材によってシールド(閉塞)され、これにより前 記の所定量のその燃料タンクの加速または傾きに起因して前記第2流体インレッ トがアンシールド(非閉塞)状態になるような転置が起こり、その結果このフロー ト部材内で流体の上昇が起こり、そしてこれはフロート部材の浮力を減少させて 前記バイアス手段の作用に勝ることを許し、フロート部材をそのアンシールド・ ポジションに動かすことを特徴とする。 その好適実施例の第1のアプリケーションによれば、前記第2流体インレッ トは円筒状の開口であり、流体侵入制限手段は前記フロート部材内で転置可能な 球状部材で、その直径は前記円筒状開口の直径よりも大きく、前記球状部材は前 記開口のシーリング(閉塞)のために取り付けられている。 1つの特有なアプリケーションにおいては、そのフロート部材の底端部の上 面は所定のコニカル状の断面形状を有しており、最下位の部位はその開口に隣接 している。また、その球状部材の転置のために求められる最小の勾配(傾斜)率は 、3°〜20°の範囲内、好ましくは、8°である。 本発明の他のアプリケーションによれば、前記の転置可能なシーリング部材 は前記第2流体インレットのシーリングのために取り付けられた堅いシーリング 部材から独立して成る1つのマスから構成され、このマスは前記シーリング部材 から強固に支持されており、前記マスの環状の転置はこの堅いシーリング部材の 円環状の転置を必然的に伴なう。 本発明の第2実施例によれば、前記第2流体インレットはその流体侵入制限 手段により必然的に狭く開かれた1つの開口であり、前記ハウジング内の燃料レ ベルの上昇によって前記フロート部材内の流体の制限された上昇をもたらし、こ れは前記フロート部材の浮力を徐々に減少させて、結果的に前記バイアス手段の バイアス作用に勝ることを許容する。 この第2実施例に基づくアレンジメントでは、オーバーフィリング(過張)の 場合に、このOFIバルブは所定の期間だけ経路を閉鎖し、そしてそのタンク内 の燃料レベルに関わらず自発的に開く。しかしロールオーバーまたは急な傾きが 生じた場合には、このバルブはそのバイアシング手段のバイアス作用によってシ ールドされる。 本発明の1つのアプリケーションによれば、前記バイアシング手段は前記ハ ウジングのベース部材の上面に対するその底端部および前記フロート部材の底部 材の底端面に対するその上端部に支持された1つの圧縮スプリングである。 第2アプリケーションの1つの特有なアプリケーションによれば、前記第2 流体インレットおよび前記第2流体アウトレットのサイズは、必然的に前記バル ブの鉛直な位置に在ることを確実にして、所定期間の後に前記フロート部材は前 記シーリング・ポジションから前記タンク内の流体レベルに関わらないアンシー リング・ポジションへ移動する。 本発明の1つのアプリケーションによれば、前記第1流体アウトレットは実 質的に細長いスリット状のアウトレット開口を備え、前記シーリング手段は細長 い柔軟な閉鎖膜ストリップ(小片)であり、この一端は前記フロート部材の上端に 締結しており、前記アウトレット開口は、前記長手方向の軸に対応して傾斜する 1つのシールシート(密着膜)によって接合され、その面は前記長手方向の軸に実 質的に等しく傾いており、前記ハウジングと前記フロート部材は実質的に同軸に あり、前記フロート部材は前記ハウジング内で回転することを防止されている。 本発明に基づくOFIバルブにより、細長いスリット状のアウトレット開口 を備えると共にそのバルブに作用する開けようとする力を確保する柔軟なストリ ップ部材を有し、この部材をそのアウトレットにしっかりとシールした状態から 徐々に分離する。この様にしてこのバルブは次第に開くことができるが、これは その端部に特に追加したり複雑な機構手段を設ける必要もなく実現する。 また、本発明の他のアプリケーションによれば、前記第1流体アウトレット は、前記フロート部材の上面からテーパー状に突出した部位を閉塞しながら受け 取るために適合され取り付けられた広くて低い部位をもつネック部を有し、これ によりそのネック部位内のテーパー状の部位の勘合が行え、前記第1流体アウト レットをシールドできる。 図面の簡単な説明 本発明の好適な実施例については、次の添付図面を参照することで説明され る。すなわち、 図1は、本発明によるOFIバルブの長手方向の断面を示し、シールド/ク ローズ・ポジションにおけるシーリング手段である。 図2は、図1中のバルブの線分II−IIに沿った断面を示す図である。 図3は、OFIバルブおよびロールオーバーバルブを具備する乗り物の燃料 タンクを概略的に示す図である。 図4は、本発明によるOFIバルブを示し、アンシールド/オープン・ポジ ションにおけるシーリング手段を示す図である。 図5は、本発明の好適実施例によるOFIバルブの長手方向の断面を示す図 である。 図6は、図5に示されたバルブの断面を示し、シールド/クローズ・ポジシ ョンにおけるバルブとアンシールド/オープン・ポジションにおけるシーリング 手段を示す図である。 図7は、図5に示されたバルブの断面を示し、アンシールド/オープン・ポ ジションにおけるバルブと、アンシールド/オープン・ポジションにおけるシー リング手段を示す図である。 図8は、本発明によるOFIバルブの他のアプリケーションの長手方向の断 面を示し、シールド/クローズ・ポジションにおけるバルブと、アンシールド/ オープン・ポジションにおけるシーリング手段を示す図である。 図9は、図8に示されたバルブの断面を示し、アンシールド/オープン・ポ ジションにおけるバルブと、アンシールド/オープン・ポジションにおけるシー リング手段を示す図である。 好適実施例の詳細な記述 OFIを描いた図面のうち最初の図1を参照すると、OFIバルブは、燃料 タンク3の頭頂部位の1つの開口内に搭載された1つのハウジング1を具備して いる。 ハウジング1は、1つのベース部材5と捩込み式にしっかりとフィット(螺 合)されており、ここには複数の開口7と、この上面から突出して成る1つの環 状リッジ(うね)8が形成されている。またこのハウジング1の上端部には、1つ の下方向に傾斜したリム13を伴なって形成されたアウトレット・ファンネル1 1を有する1つのフランジ状部材9が形成されており、それは傾斜して延長され たスリット状のアウトレット15を規定して1つのバルブ閉塞構造を構成してい る。このアウトレット・ファンネル11は、ハウジング1の頭頂部に形成された バルブアウトレット17に導かれて、これはそのバルブアウトレット17がベン トライン(通気経路)(図3に図示49)によってはけ口とされていることが解る。 図2をよく見ると、ハウジング1の内壁には2つの相対する内側に突出して 長く延びて成るラジアルリブ19を具備している。 ハウジング1内に同軸状に搭載されたものは、1つの円筒形の中空フロート 21であり、これは限定容量器22を有すると共にその外壁上の長手方向に2つ の溝23が放射状に指向して付き形成され、これらの溝23はそれぞれがハウジ ング1のリブ19と連れ添って、このハウジング1に対応するフロート部材21 の軸廻りの移動・ずれ(即ち角変位)を防止している。 フロート部材21は捻込み式の取付けベース部材25を有し、この部材はそ の底面に流体インレット開口27と円環状溝29とを具備している。全体の一部 として形成されシールドされた上端面31は、その上面に1つの支持面33を有 し、そしてこれは、このフロート部材21の長手方向の軸に対してリム13の傾 きに対応する角度に傾斜している。 さらにこのフロート部材21はストリップ(小片)状のフレキシブル部材35 を具備し、これはアンカー鋲37により終端壁31の上面に取り付けられている 。このフロート部材21の上端面の近傍には、耳の様な一対のアウトレット開口 3 8が設けられている。 コイル状圧縮スプリング39は、フロート部材21のベース部材25の1つ の環状溝29に対して支持する一終端部を有し、一方その他端は、ハウジング1 のベース部材5の環状リッジ8上に支持しており、これにより上方にフロート部 材21をバイアス(一方へ偏寄ら)させ、そのフロート部材の固有の浮力と共に、 タンク内の燃料レベルに基づき、ストリップ状部材35の手段によってスリット 状のアウトレット15を閉塞しようとする直接的な上方向への力を与え、図1に 見られる如くそれはフロート部材21の傾斜面33によってリム13に対し圧迫 される。 ここで、描かれた図3を参照すると、燃料タンク3は、1つのフィリング口 43をもつ燃料フィリング・コンディット41と、周知のロールオーバー・バル ブ45と、OFIバルブ47とを具備している。これらロールオーバー・バルブ 45およびOFIバルブ47の両方は、1本のベントライン49によって大気中 またはカーボンキャニスター(不図示)中に排気通管されている。 このバルブの正常な状態においては、図4に描かれた如くタンクのレベルが OFIバルブの下であるときには、フロート部材21上に加わる重力が圧縮スプ リング39およびフロート部材21のバイアスする力に勝り、このフロート部材 21はそのハウジングの底部に降下して、図4に示されたシールドされないポジ ションにおいてそのアウトレット15は完全に開ききり、よってこの燃料タンク に排出口ができあがる。 燃料がこのタンクのフィリング口43を通って満たされているときには、「 接続された容器(連通管)の原理」によりタンク内とコンディット41内のレベ ルは等しい。しかしながら、オーバーフィリング(即ち所定レベル以上の過張) の場合、燃料はハウジング1のインレット開口7を通って侵入し、これと、スプ リング39の同じ方向のバイアス力と共に、そのフルート部材21には徐々に上 方向への浮力が増加していき、図1に示されたその閉塞ポジションにそのフルー ト部材21を上方に向って直接的に移動させることとなる。なお、このインレッ ト開口7のサイズおよび形状は、空気を開放するために働く開口部38によ って燃料がこのフルート部材21に流入しようとするレートを規定することは理 解できる。 このようにすると、タンクのオーバーフィル時においてOFIバルブが閉じ ていることは確かであり、一方ではバルブのアウトレット17を通って燃料が逃 げることを防いでおり、また他方ではコンディット41内の燃料レベルを上昇さ せ、自動的な燃料フィリング放出口によってその上昇する燃料を感知し、周知の 如くその動行を制止させる。 燃料は次にインレット開口27を経由してフロート部材21の限定容量器2 2を通過し、エアーアウトレット開口38を通って空気が逃げることを許して、 このフロート部材21に働く浮力を徐々に減少させる。所定時間後には、インレ ット開口27およびアウトレット開口38のサイズに基づいてフロート部材21 内の燃料がこのハウジング1およびタンク3内のレベルと同じ水準に達するが、 これは接続された主要な複数バルブによって行われる。フロート部材の燃料があ るレベルに到達すると、そのフロート部材に働く浮力は最小化され、そして重力 がスプリング39のバイアス力より超越して勝り、これによってフロート部材2 1は図4中のアンシーリング・ポジションに降下して再びこのタンクにはけ口を つくる。 しかしながら、もしそのタンクを満たすような他の動向が生じれば、再度こ のフロート部材はバルブを閉塞し、上述の説明の如くにそれが開く以前に、再び ある期間だけの時間経過を許す。乗り物専用のこの燃料タンクに燃料が超過して 満たされるための適宜な時間は約10秒間であることが明らかになった。 タンク内の燃料が元の正常なポジション(波またはロールオーバーの場合) に戻るか、フロート部材内の燃料がそのハウジング内(オーバーフィリングの場 合)でそのレベルになるとき、フロート部材21の重力の増加する作用が浮力お よびスプリング39のバイアス作用を越えて勝り、フロート部材21内において 、スリット状のアウトレット15のリム13からの部材35の連続する接合を伴 なって、そのアンシーリング・ポシションに向かって下方に動き、これによりそ のバルブ・アウトレット17の連続して開口状態を生ずる。 しかし、タンク内のレベルの急速な上昇を伴なう出来事、例えば、急激なア クセル変更(急加速)の結果、このフロート部材21は即座に図1中に示すシー リング・ポジションに上昇して、燃料が逃げるのを防止するということは理解さ れるべきである。これと同じ事は乗り物のロールオーバーの場合にも起こり、こ れによって、浮力は増大しそしてスプリングのバイアス力と共に、そのフロート 部材21はその閉塞ポジションになることを促される。 さらに、エンジンの稼動期間において燃料はその燃料タンクから消費され、 そのバルブはタンク内が真空になることを防止するように、その通気口の形成を 可能にする。 図5〜図9の図面は、本発明によるOFIバルブの他の実施例を描いている 。 まず図5〜図7に注目すると1つの好適実施例が描かれ、ハウジング50は 、燃料タンク(不図示)の最上部への据付けのために取り付けられている。この ハウジングは、複数のインレット開口54と上方に突出した中空ボス56を具備 する1つのベース部材に取着されている。このハウジング50の上端部には、コ ニカル状のネック部位60を伴なう1つの開口58が在り、このアウトレット開 口58は周知の如く1つのベントライン(不図示)を導いている。 中空のフロート部材62は、底部ベース64において同軸の1つの円筒型の インレット開口66を伴ない、また同軸状のテーパー形状を成す突出部70を伴 なって形成されており、その下方部位はアウトレット58のネック部位60より も僅かに広い。 このフロート部材62は、上端近傍のアウトレット開口72と、底ベース6 4から下方に突出した1つの環状突出部74とを具備している。 コイル状の圧縮スプリング76はこの環状突出部74上の端部に搭載され、 ボス56上の反対側においてハウジング50から突出していることによって、フ ロート部材62を上方向にバイアスしている(参照、図6)。 球形マス78は、インレット66よりも必然的に大きな直径を有し、これに よって、この球形マスがインレット66を覆って止まっているとき、後者はシー ルドされる。図から解るように、フロート部材50のベース64は、所定の勾配 率をもつコニカル状の断面形状を有しており、これによって球形マス78は、そ のタンクが傾斜されたり又は所定量以上に加速されたりする時までもそのシーリ ングポジションに係止したままに保持される。 この燃料タンクが所謂「満タン」のとき、図6に見られる如く乗り物(不図 示)は必然的に水平表上に静止され、このとき球形マスはフロート62の燃料イ ンレット66の上部のシーリング・ポジションに位置される。燃料のレベルは、 主に接続されたベッセルとスプリング76の上方へのバイアス力に基づいてその ハウジング50内で増大して、フロート62の浮力と共にこのフロート60を移 動させる上方への直接的な力を供給し、その結果、アウトレット58のネック部 位60内のテーパー形状の突出部70に勘合する。 前述の実施例に関連して既に説明した如く、特に図3の参照によれば、この ようにしてタンクのオーバーフィル、即ち過張状態においてはOFIバルブが閉 じ、そしてアウトレット58を通って燃料が逃げることを防止することを確実な ものとしており、コンディット41(図3参照)内のレベル上昇が起こり、そし てこれにより1つの自動的な燃料の吐出が、図に見る如くに停止する。 図7において、OFIバルブは乗り物が加速される場合、例えば燃料タンク の満タン後にその給油ステーションを離れる場合におけるポジションが示されて いる。この状況において、球状マス78はこのシーリング・ポジションから移動 され、これにより燃料はインレット66を経由してフロート部材62の溝に入り 、そのフロート部材の下方への動きをアウトレット58がアンシールされるポジ ションに固定して、この燃料タンクからの燃料蒸気を排出する。 なお、フロート部材52の下方への動きはマス部材の移動の結果としてのみ 発生し、時間的作用として起こるのではないということにおいては先の実施例と 同じではなく、ここに明記しておくべきである。このアレンジメントの利点は、 所定レベルを越してその燃料タンクを満タンにしようとしても、決して成功しな いであろうということにある。 図8および図9を参照すると本実施例の1つの変形例が描かれており、球形 マスの代わりに、燃料インレット84よりも必然的に大きな堅いシーリング面部 材82から独立して成る1つのマス80が存在する。このマス80は1本の堅い リンク86によってシーリング面部材82に取り付けられ、そのリンク86のシ ーリング面部材82およびマス80を伴なう接続もまたしっかりとしており、こ のマス80のチルト(傾き・偏向)がシーリング面部材82の環状の転置(チルト )を必然的に伴ない、これによってインレット84は、図9の如くにフロート部 材62の中に燃料が入ることを許容するためアンシールド(非閉塞)される。 本アプリケーションの主旨は図5〜図7を参照したものと類似し、即ち、そ のインレットのアンシールド状態は、時間に依存せずにむしろ乗り物の加速また は傾きに基づくものである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年6月1日 【補正内容】 好適実施例の詳細な記述 OFIを描いた図面のうち最初の図1を参照すると、OFIバルブは、燃料 タンク3の頭頂部位の1つの開口内に搭載された1つのハウジング1を具備して いる。 ハウジング1は、1つのベース部材5と捩込み式にしっかりとフィット(螺 合)されており、ここには第1流体インレットを成す複数の開口7と、この上面 から突出して成る1つの環状リッジ(うね)8が形成されている。またこのハウジ ング1の上端部には、1つの下方向に傾斜したリム13を伴なって形成されたア ウトレット・ファンネル11を有する1つのフランジ状部材9が形成されており 、それは傾斜して延長された第1流体アウトレットを成すスリット状のアウトレ ット15を規定して1つのバルブ閉塞構造を構成している。このアウトレット・ ファンネル11は、ハウジング1の頭頂部に形成されたバルブアウトレット17 に導かれて、これはそのバルブアウトレット17がベントライン(通気経路)(図 3に図示49)によってはけ口とされていることが解る。 図2をよく見ると、ハウジング1の内壁には2つの相対する内側に突出して 長く延びて成るラジアルリブ19を具備している。 ハウジング1内に同軸状に搭載されたものは、1つの円筒形の中空フロート 21であり、これは限定容量器22を有すると共にその外壁上の長手方向に2つ の溝23が放射状に指向して付き形成され、これらの溝23はそれぞれがハウジ ング1のリブ19と連れ添って、このハウジング1に対応するフロート部材21 の軸廻りの移動・ずれ(即ち角変位)を防止している。 フロート部材21は捻込み式の取付けベース部材25を有し、この部材はそ の底面に第2流体アウトレットを成す流体インレット開口27と円環状溝29と を具備している。全体の一部として形成されシールドされた上端面31は、その 上面に1つの支持面33を有し、そしてこれは、このフロート部材21の長手方 向の軸に対してリム13の傾きに対応する角度に傾斜している。 さらにこのフロート部材21はストリップ(小片)状のフレキシブル部材35 を具備し、これはアンカー鋲37により終端壁31の上面に取り付けられている 。 このフロート部材21の上端面の近傍には、第2流体アウトレットを成す幾つか アウトレット開口38が設けられている。 コイル状圧縮スプリング39は、フロート部材21のベース部材25の1つ の環状溝29に対して支持する一終端部を有し、一方その他端は、ハウジング1 のベース部材5の環状リッジ8上に支持しており、これにより上方にフロート部 材21をバイアス(一方へ偏寄ら)させ、そのフロート部材の固有の浮力と共に、 タンク内の燃料レベルに基づき、ストリップ状部材35の手段によってスリット 状のアウトレット15を閉塞しようとする直接的な上方向への力を与え、図1に 見られる如くそれはフロート部材21の傾斜面33によってリム13に対し圧迫 される。 ここで、描かれた図3を参照すると、燃料タンク3は、1つのフィリング口 43をもつ燃料フィリング・コンディット41と、周知のロールオーバー・バル ブ45と、OFIバルブ47とを具備している。これらロールオーバー・バルブ 45およびOFIバルブ47の両方は、1本のベントライン49によって大気中 またはカーボンキャニスター(不図示)中に排気通管されている。 このバルブの正常な状態においては、図4に描かれた如くタンクのレベルが OFIバルブの下であるときには、フロート部材21上に加わる重力が圧縮スプ リング39およびフロート部材21のバイアスする力に勝り、このフロート部材 21はそのハウジングの底部に降下して、図4に示されたシールドされないポジ ションにおいてそのアウトレット15は完全に開ききり、よってこの燃料タンク に排出口ができあがる。 燃料がこのタンクのフィリング口43を通って満たされているときには、「 接続された容器(連通管)の原理」によりタンク内とコンディット41内のレベ ルは等しい。しかしながら、オーバーフィリング(即ち所定レベル以上の過張) の場合、燃料はハウジング1のインレット開口7を通って侵入し、これと、スプ リング39の同じ方向のバイアス力と共に、そのフルート部材21には徐々に上 方向への浮力が増加していき、図1に示されたその閉塞ポジションにそのフルー ト部材21を上方に向って直接的に移動させることとなる。なお、このイン レット開口7のサイズおよび形状は、空気を開放するために働く開口部38によ って燃料がこのフルート部材21に流入しようとするレートを規定することは理 解できる。 このようにすると、タンクのオーバーフィル時においてOFIバルブが閉じ ていることは確かであり、一方ではバルブのアウトレット17を通って燃料が逃 げることを防いでおり、また他方ではコンディット41内の燃料レベルを上昇さ せ、自動的な燃料フィリング放出口によってその上昇する燃料を感知し、周知の 如くその動行を制止させる。 燃料は次にインレット開口27を経由してフロート部材21の限定容量器2 2を通過し、エアーアウトレット開口38を通って空気が逃げることを許して、その特有な重量を少しづつ変化させることで このフロート部材21に働く浮力を 徐々に減少させる。所定時間後には、インレット開口27およびアウトレット開 口38のサイズに基づいてフロート部材21内の燃料がこのハウジング1および タンク3内のレベルと同じ水準に達するが、これは接続された主要な複数バルブ によって行われる。フロート部材の燃料が上昇すると、そのフロート部材に働く 浮力は減少し、そして重力がスプリング39のバイアス力より超越して勝り、こ れによってフロート部材21は図4中のアンシーリング・ポジションに降下して 再びこのタンクにはけ口をつくる。 しかしながら、もしそのタンクを満たすような他の動向が生じれば、再度こ のフロート部材はバルブを閉塞し、上述の説明の如くにそれが開く以前に、再び ある期間だけの時間経過を許す。乗り物専用のこの燃料タンクに燃料が超過して 満たされるための適宜な時間は約10秒間であることが明らかになった。 タンク内の燃料が元の正常なポジション(波またはロールオーバーの場合) に戻るか、フロート部材内の燃料がそのハウジング内(オーバーフィリングの場 合)でそのレベルになるとき、フロート部材21の重力の増加する作用が浮力お よびスプリング39のバイアス作用を越えて勝り、フロート部材21内において 、スリット状のアウトレット15のリム13からの部材35の連続する接合を伴 なって、そのアンシーリング・ポシションに向かって下方に動き、これによりそ の バルブ・アウトレット17の連続して開口状態を生ずる。 しかし、タンク内のレベルの急速な上昇を伴なう出来事、例えば、急激なア クセル変更(急加速)の結果、このフロート部材21は即座に図1中に示すシー リング・ポジションに上昇して、燃料が逃げるのを防止するということは理解さ れるべきである。これと同じ事は乗り物のロールオーバーの場合にも起こり、こ れによって、浮力は増大しそしてスプリングのバイアス力と共に、そのフロート 部材21はその閉塞ポジションになることを促される。 さらに、エンジンの稼動期間において燃料はその燃料タンクから消費され、 そのバルブはタンク内が真空になることを防止するように、その通気口の形成を 可能にする。 図5〜図9の図面は、本発明によるOFIバルブの他の実施例を描いている 。 まず図5〜図7に注目すると1つの好適実施例が描かれ、ハウジング50は 、燃料タンク(不図示)の最上部への据付けのために取り付けられている。この ハウジングは、複数のインレット開口54と上方に突出した中空ボス56を具備 する1つのベース部材に取着されている。このハウジング50の上端部には、コ ニカル状のネック部位60を伴なう1つの開口58が在り、このアウトレット開 口58は周知の如く1つのベントライン(不図示)を導いている。 中空のフロート部材62は、底部ベース64において同軸の1つの円筒型の インレット開口66を伴ない、また同軸状のテーパー形状を成す突出部70を伴 なって形成されており、その下方部位はアウトレット58のネック部位60より も僅かに広い。 このフロート部材62は、上端近傍のアウトレット開口72と、底ベース6 4から下方に突出した1つの環状突出部74とを具備している。 コイル状の圧縮スプリング76はこの環状突出部74上の端部に搭載され、 ボス56上の反対側においてハウジング50から突出していることによって、フ ロート部材62を上方向にバイアスしている(参照、図6)。 球形マス78は、インレット66よりも必然的に大きな直径を有し、これに よって、この球形マスがインレット66を覆って止まっているとき、後者はシー ルドされる。図から解るように、フロート部材50のベース64は、所定の勾配 率をもつコニカル状の断面の上面80を有しており、これによって球形マス78 は、そのタンクが傾斜されたり又は所定量以上に加速されたりする時までもその シーリングポジションに係止したままに保持される。 この燃料タンクが所謂「満タン」のとき、図6に見られる如く乗り物(不図 示)は必然的に水平表上に静止され、このとき球形マスはフロート62の燃料イ ンレット66の上部のシーリング・ポジションに位置される。燃料のレベルは、 主に接続されたベッセルとスプリング76の上方へのバイアス力に基づいてその ハウジング50内で増大して、フロート62の浮力と共にこのフロート60を移 動させる上方への直接的な力を供給し、その結果、アウトレット58のネック部 位60内のテーパー形状の突出部70に勘合する。 前述の実施例に関連して既に説明した如く、特に図3の参照によれば、この ようにしてタンクのオーバーフィル、即ち過張状態においてはOFIバルブが閉 じ、そしてアウトレット58を通って燃料が逃げることを防止することを確実な ものとしており、コンディット41(図3参照)内のレベル上昇が起こり、そし てこれにより1つの自動的な燃料の吐出が、図に見る如くに停止する。 図7において、OFIバルブは乗り物が加速される場合、例えば燃料タンク の満タン後にその給油ステーションを離れる場合におけるポジションが示されて いる。この状況において、球状マス78はこのシーリング・ポジションから移動 され、これにより燃料はインレット66を経由してフロート部材62の溝に入り 、そのフロート部材の下方への動きをアウトレット58がアンシールされるポジ ションに固定して、この燃料タンクからの燃料蒸気を排出する。 なお、フロート部材52の下方への動きはマス部材の移動の結果としてのみ 発生し、時間的作用として起こるのではないということにおいては先の実施例と 同じではなく、ここに明記しておくべきである。このアレンジメントの利点は、 所定レベルを越してその燃料タンクを満タンにしようとしても、決して成功しな いであろうということにある。 図8および図9を参照すると本実施例の1つの変形例が描かれており、球形 マスの代わりに、燃料インレット84よりも必然的に大きな堅いシーリング面部 材82から独立して成る1つのマス81が存在する。このマス81は1本の堅い リンク86によってシーリング面部材82に取り付けられ、そのリンク86のシ ーリング面部材82およびマス81を伴なう接続もまたしっかりとしており、こ のマス81のチルト(傾き・偏向)がシーリング面部材82の環状の転置(チルト )を必然的に伴ない、これによってインレット84は、図9の如くにフロート部 材62の中に燃料が入ることを許容するためアンシールド(非閉塞)される。 本アプリケーションの主旨は図5〜図7を参照したものと類似し、即ち、そ のインレットのアンシールド状態は、時間に依存せずにむしろ乗り物の加速また は傾きに基づくものである。 請求の範囲 1. 流体タンク(3)に取り付けられるオーバー・フィリング・インターディ クション(OFI:過張制止)バルブにおいて、 このバルブ(1)は、 底端部(5)に1つの第1流体インレット(引入口)(7)を備え、上端部に1つの第 1流体アウトレット(吐出口)(15)を備えて成るハウジング(1)と、 前記ハウジング(1)内に位置するフロート部材(21)と、 を具備し、 前記フロート部材(21)は、底端部に1つの第2流体インレット(引入口)(27) と、上端部(31)近傍に1つの第2流体アウトレット(吐出口)(38)とを有し、 前記第1流体アウトレット(15)をシール(密閉)するため前記フロート部材の上 端(31)に付設されたシーリング手段(35)と、 前記ハウジング(1)内に配設され前記第1流体アウトレット(15)に向かって フロート部材(21)をバイアスするバイアシング手段(39)と、を更に具備し、 これによって、前記フロート部材(21)を前記第1流体アウトレット(15)から取 り去り、所定のアンシールド・ポジションに転置する間に、前記バイアシング手 段(39)が前記フロート部材(21)に働く浮力と共に前記フロート部材(21)を、前記 シーリング手段(35)が前記第1流体アウトレット(15)に対して閉塞しようと当接 する様な所定のシーリング・ポジションに追い立てるように促がし、一方、前記 フロート部材(21)に働く重力は前記第1流体アウトレット(15)から転置しようと し、 前記フロート部材(21)に浸入しようとする流体を制限する流体侵入制限手段(2 7,66)を更に具備して成り、 前記タンク(3)内の流体のレベルの上昇は、前記ハウジング(1)内の流体のレ ベルの上昇を引き起こし、その結果、前記フロート部材(21)が前記シーリング・ ポジションになることを促されることを特徴とするオーバーフィリング・バルブ 。 2. (削除) 3. 前記第2流体インレット(27)は円筒状の開口(66)であり、 前記流体侵入制限手段は前記フロート部材(62)内で転置可能な球状部材(78)で あり、その直径は前記の円筒状開口(66)の直径よりも大きく、 前記球状部材(78)は、前記開口(66)のシーリング(閉塞)のために取り付けられ ていることを特徴とする、請求項2に記載のオーバーフィリング・バルブ。 4. 前記フロート部材(62)の底端部(64)の上面(80)は、所定のコニカル状の 断面形状を有して成り、 最下位の部位はその開口に隣接していることを特徴とする、請求項3に記載の オーバーフィリング・バルブ。 5. 転置可能な前記シーリング部材(78,82)を転置するために求められる最 小の勾配(傾斜)率は、3°〜20°の範囲内にあり、好ましくは、8°であるこ とを特徴とする、請求項2に記載のオーバーフィリング・バルブ。 6. 前記転置可能なシーリング部材は、 前記第2流体インレットのシーリング(閉塞)のために取り付けられた堅いシー リング部材から独立して成る1つのマス(81)から構成され、 前記マス(81)は、前記シーリング部材(82)から強固に支持されて成り、 前記マス(81)の環状の転置は、前記第2インレット開口(84)を非閉塞するため 当該の堅いシーリング部材のチルティングを必然的に伴なうことを特徴とする 、請求項2に記載のオーバーフィリング・バルブ。 7. 前記第2流体インレット(27)は、その流体侵入制限手段により必然的に 狭く開かれた1つの開口であり、 前記ハウジング(1)内の燃料レベルの上昇によって、前記フロート部材(21)内 の流体の制限された上昇をもたらし、これは、そのフロート部材の浮力を徐々に 減少させ、結果的に、前記バイアス手段のバイアス作用に勝ることを許容するこ とを特徴とする、請求項1に記載のオーバーフィリング・バルブ。 8. 前記バイアシング手段は、 前記ハウジング(1)のベース部材(5)の上面に対する前記底端部および、前記フ ロート部材(21)のベース部材(25)の底端面に対するその上端部に支持されて成る 圧縮スプリング(39,76)であることを特徴とする、請求項1に記載のオーバーフ ィリング・バルブ。 9. 前記第2流体インレット(27)および前記第2流体アウトレット(38)のサ イズは、必然的に前記バルブの鉛直な位置に在ることを確実にして、 所定期間の後、前記フロート部材(21)は前記アンシーリング・ポジションから 移動して、前記タンク(3)内の流体レベルに比べて控え目なレベルであることを 特徴とする、請求項7に記載のオーバーフィリング・バルブ。 10. 前記所定期間は、約10秒であることを特徴とする、請求項9に記載 のオーバーフィリング・バルブ。 11. 前記第1流体アウトレット(15)は、実質的に細長いスリット状のアウ トレット開口を具備し、 前記シーリング手段(35)は、1つの支持面(33)で支持され前記フロート部材の 一終端からその上端部に締結されて成るフレキシブルな閉鎖膜ストリップ(小片) であることを特徴とする、請求項1に記載のオーバーフィリング・バルブ。 12. 前記アウトレット開口(15)は、前記長手方向の軸に対応して傾斜した 1つのバルブシート(13)により接着され、 前記支持面(33)は、前記長手方向の軸に対応して実質的に等しく傾いているこ とを特徴とする、請求項1に記載のオーバーフィリング・バルブ。 13. 前記ハウジング(1)および前記フロート部材(27)は、実質的に同一の 軸を有し、 前記フロート部材(27)は、前記ハウジング(1)内で回転または回動することを 防止されて成ることを特徴とする、請求項1に記載のオーバーフィリング・バル ブ。 14. 前記第1流体アウトレット(15)は、 前記フロート部材(62)の上面(68)からテーパー状に突出した部位(70)を閉塞し ながら受け取るために適合され取り付けられた、広くて低い部位を伴なう1つの ネック部(60)を有し、 これによって、前記ネック部位(60)内のテーパー状の部位(70)の締結は、前記 第1流体アウトレット(15)をシールド(閉塞)することであることを特徴とする、 請求項1に記載のオーバーフィリング・バルブ。 【図8】 【図9】 【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年8月24日 【補正内容】 立てるように促がし、一方では前記フロート部材に働く重力が前記第1流体アウ トレットから転置しようとし、このフロート部材に浸入しようとする流体を制限 する流体侵入制限手段を更に具備しており、そのタンク内の流体のレベルの上昇 は前記ハウジング内の流体のレベルの上昇を引き起こし、この結果、フロート部 材が前記シーリング・ポジションになることを促されるようなバルブである。 本発明のバルブは、通常、大気中に通気して成るか、燃料蒸気を処理するた めの周知のキャニスターに接続されている。 また本発明の好適実施例によれば、前記第2流体インレットは前記制限手段 から成る転置可能なシーリング部材によってシールド(閉塞)され、これにより前 記の所定量のその燃料タンクの加速または傾きに起因して前記第2流体インレッ トがアンシールド(非閉塞)状態になるような転置が起こり、その結果このフロー ト部材内で流体の上昇が起こり、そしてこれはフロート部材の浮力を減少させて 前記バイアス手段の作用に勝ることを許し、フロート部材をそのアンシールド・ ポジションに動かすことを特徴とする。 その好適実施例の第1のアプリケーションによれば、前記第2流体インレッ トは円筒状の開口であり、流体侵入制限手段は前記フロート部材内で転置可能な 球状部材で、その直径は前記円筒状開口の直径よりも大きく、前記球状部材は前 記開口のシーリング(閉塞)のために取り付けられている。 1つの特有なアプリケーションにおいては、そのフロート部材の底端部の上 面は所定のコニカル状の断面形状を有しており、最下位の部位はその開口に隣接 している。また、その球状部材の転置のために求められる最小の勾配(傾斜)率は 、3°〜20°の範囲内、好ましくは、8°である。 本発明の他のアプリケーションによれば、前記の転置可能なシーリング部材 は前記第2流体インレットのシーリングのために取り付けられた堅いシーリング 部材から独立して成る1つのマスから構成され、このマスは前記シーリング部材 から強固に支持されており、前記マスの環状の転置はこの堅いシーリング部材の 円環状の転置を必然的に伴なう。 本発明の第2実施例によれば、前記第2流体インレットはその流体侵入制限 手段により必然的に狭く開かれた1つの開口であり、前記ハウジング内の燃料レ ベルの上昇によって前記フロート部材内の流体の制限された上昇をもたらし、こ 請求の範囲 1. 流体タンク(3)に取り付けられるオーバー・フィリング・インターディ クション(OFI:過張制止)バルブにおいて、 このバルブ(1)は、 底端部(5)に1つの第1流体インレット(引入口)(7)を備え、上端部に1つの第 1流体アウトレット(吐出口)(15)を備えて成るハウジング(1)と、 前記ハウジング(1)内に位置するフロート部材(21)と、 を具備し、 前記フロート部材(21)は、底端部に1つの第2流体インレット(引入口)(27) と、上端部(31)近傍に1つの第2流体アウトレット(吐出口)(38)とを有し、 前記第1流体アウトレット(15)をシール(密閉)するため前記フロート部材の上 端(31)に付設されたシーリング手段(35)と、 前記ハウジング(1)内に配設され前記第1流体アウトレット(15)に向かって前 記フロート部材(21)をバイアスするバイアシング手段(39)と、を更に具備し、 これによって、前記フロート部材(21)を前記第1流体アウトレット(15)から取 り去り、所定のアンシールド・ポジションに転置する間に、前記バイアシング手 段(39)が前記フロート部材(21)に働く浮力と共に前記フロート部材(21)を、前記 シーリング手段(35)が前記第1流体アウトレット(15)に対して閉塞しようと当接 する様な所定のシーリング・ポジションに追い立てるように促がし、一方、前記 フロート部材(21)に働く重力は前記第1流体アウトレット(15)から転置しようと し、 前記フロート部材(21)に浸入しようとする流体を制限する流体侵入制限手段(2 7,66)を更に具備して成り、 前記タンク(3)内の流体のレベルの上昇は、前記ハウジング(1)内の流体のレ ベルの上昇を引き起こし、その結果、前記フロート部材(21)が前記シーリング・ ポジションになることを促されることを特徴とするオーバーフィリング・バルブ 。 2. 前記第2流体インレットは、前記制限手段から成る転置可能なシーリン グ部材によってシールド(閉塞)され、 これにより、前記の所定量の前記燃料タンクの加速または傾きに起因して、前 記第2流体インレットがアンシールド(非閉塞)状態になるような転置が起こり、 その結果として、このフロート部材内で流体の上昇が起こり、これはそのフロー ト部材の浮力を減少させ、前記バイアス手段の作用に勝ることを許容し、そのフ ロート部材を該アンシールド・ポジションに動かすことを特徴とする、請求項1 に記載のオーバーフィリング・バルブ。 3. 前記第2流体インレット(27)は円筒状の開口(66)であり、 前記流体侵入制限手段は前記フロート部材(62)内で転置可能な球状部材(78)で あり、その直径は前記の円筒状開口(66)の直径よりも大きく、 前記球状部材(78)は、前記開口(66)のシーリング(閉塞)のために取り付けられ ていることを特徴とする、請求項2に記載のオーバーフィリング・バルブ。 4. 前記フロート部材(62)の底端部(64)の上面(80)は、所定のコニカル状の 断面形状を有して成り、 最下位の部位はその開口に隣接していることを特徴とする、請求項3に記載の オーバーフィリング・バルブ。 5. 転置可能な前記シーリング部材(78,82)を転置するために求められる最 小の勾配(傾斜)率は、3°〜20°の範囲内にあり、好ましくは、8°であるこ とを特徴とする、請求項2に記載のオーバーフィリング・バルブ。 6. 前記転置可能なシーリング部材は、 前記第2流体インレットのシーリング(閉塞)のために取り付けられた堅いシー リング部材から独立して成る1つのマス(81)から構成され、 前記マス(81)は、前記シーリング部材(82)から強固に支持されて成り、 前記マス(81)の環状の転置は、前記第2インレット開口(84)を非閉塞するため の当該の堅いシーリング部材のチルティングを必然的に伴なうことを特徴とする 、請求項2に記載のオーバーフィリング・バルブ。 7. 前記第2流体インレット(27)は、その流体侵入制限手段により必然的に 狭く開かれた1つの開口であり、 前記ハウジング(1)内の燃料レベルの上昇によって、前記フロート部材(21)内 の流体の制限された上昇をもたらし、これは、そのフロート部材の浮力を徐々に 減少させ、結果的に、前記バイアス手段のバイアス作用に勝ることを許容するこ とを特徴とする、請求項1に記載のオーバーフィリング・バルブ。 8. 前記バイアシング手段は、 前記ハウジング(1)のベース部材(5)の上面に対する前記底端部および、前記フ ロート部材(21)のベース部材(25)の底端面に対するその上端部に支持されて成る 圧縮スプリング(39,76)であることを特徴とする、請求項1に記載のオーバーフ ィリング・バルブ。 9. 前記第2流体インレット(27)および前記第2流体アウトレット(38)のサ イズは、必然的に前記バルブの鉛直な位置に在ることを確実にして、 所定期間の後、前記フロート部材(21)は前記アンシーリング・ポジションから 移動して、前記タンク(3)内の流体レベルに比べて控え目なレベルであることを 特徴とする、請求項7に記載のオーバーフィリング・バルブ。 10. 前記所定期間は、約10秒であることを特徴とする、請求項9に記載 のオーバーフィリング・バルブ。 11. 前記第1流体アウトレット(15)は、実質的に細長いスリット状のアウ トレット開口を具備し、 前記シーリング手段(35)は、1つの支持面(33)で支持され前記フロート部材の 一終端からその上端部に締結されて成るフレキシブルな閉鎖膜ストリップ(小片) であることを特徴とする、請求項1に記載のオーバーフィリング・バルブ。 12. 前記アウトレット開口(15)は、前記長手方向の軸に対応して傾斜した 1つのバルブシート(13)により接着され、 前記支持面(33)は、前記長手方向の軸に対応して実質的に等しく傾いているこ とを特徴とする、請求項1に記載のオーバーフィリング・バルブ。 13. 前記ハウジング(1)および前記フロート部材(27)は、実質的に同一の 軸を有し、 前記フロート部材(27)は、前記ハウジング(1)内で回転または回動することを 防止されて成ることを特徴とする、請求項1に記載のオーバーフィリング・バル ブ。 14. 前記第1流体アウトレット(15)は、 前記フロート部材(62)の上面(68)からテーパー状に突出した部位(70)を閉塞し ながら受け取るために適合され取り付けられた、広くて低い部位を伴なう1つの ネック部(60)を有し、 これによって、前記ネック部位(60)内のテーパー状の部位(70)の締結は、前記 第1流体アウトレット(15)をシールド(閉塞)することであることを特徴とする、 請求項1に記載のオーバーフィリング・バルブ。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 流体タンクに取り付けられるオーバー・フィリング・インターディクシ ョン(OFI:過張制止)バルブにおいて、 このバルブは、 底端部に1つの第1流体インレット(引入口)を備え、上端部に1つの第1流体 アウトレット(吐出口)を備えて成るハウジングと、 前記ハウジング内に位置するフロート部材と、 を具備し、 前記フロート部材は、底端部に1つの第2流体インレット(引入口)と、上端 部に1つの第2流体アウトレット(吐出口)とを有し、 前記第1流体アウトレットをシール(密閉)するため前記フロート部材の上端に 付設されたシーリング手段と、 そのハウジング内に配設され前記第1流体アウトレットに向かってそのフロー ト部材をバイアスするバイアシング手段と、を更に具備し、 これによって、そのフロート部材を前記第1流体アウトレットから取り去り、 所定のアンシールド・ポジションに転置する間に、前記バイアシング手段がその フロート部材に働く浮力と共に前記フロート部材を、前記シーリング手段が前記 第1流体アウトレットに対して閉塞しようと当接する様な所定のシーリング・ポ ジションに追い立てるように促がし、一方、前記フロート部材に働く重力は前記 第1流体アウトレットから転置しようとし、 そのフロート部材に浸入しようとする流体を制限する流体侵入制限手段を更に 具備して成り、 そのタンク内の流体のレベルの上昇は、前記ハウジング内の流体のレベルの 上昇を引き起こし、その結果、このフロート部材が前記シーリング・ポジション になることを促されることを特徴とするオーバーフィリング・バルブ。 2. 前記第2流体インレットは、前記制限手段から成る転置可能なシーリン グ部材によってシールド(閉塞)され、 これにより、前記の所定量のその燃料タンクの加速または傾きに起因して、前 記第2流体インレットがアンシールド(非閉塞)状態になるような転置が起こり、 その結果として、このフロート部材内で流体の上昇が起こり、これはそのフロー ト部材の浮力を減少させ、前記バイアス手段の作用に勝ることを許容し、そのフ ロート部材を該アンシールド・ポジションに動かすことを特徴とする、請求項1 に記載のオーバーフィリング・バルブ。 3. 前記第2流体インレットは円筒状の開口であり、 その流体侵入制限手段は前記フロート部材内で転置可能な球状部材であり、そ の直径は前記の円筒状開口の直径よりも大きく、 前記球状部材は、前記開口のシーリング(閉塞)のために取り付けられているこ とを特徴とする、請求項2に記載のオーバーフィリング・バルブ。 4. そのフロート部材の底端部の上面は、所定のコニカル状の断面形状を有 して成り、 最下位の部位はその開口に隣接していることを特徴とする、請求項3に記載の オーバーフィリング・バルブ。 5. その球状部材の転置のために求められる最小の勾配(傾斜)率は、3°〜 20°の範囲内にあり、好ましくは、8°であることを特徴とする、請求項2に 記載のオーバーフィリング・バルブ。 6. 前記転置可能なシーリング部材は、 前記第2流体インレットのシーリング(閉塞)のために取り付けられた堅いシー リング部材から独立して成る1つのマスから構成され、 前記マスは、前記シーリング部材から強固に支持されて成り、 前記マスの環状の転置は、当該の堅いシーリング部材の環状な転置を必然的に 伴なうことを特徴とする、請求項2に記載のオーバーフィリング・バルブ。 7. 前記第2流体インレットは、その流体侵入制限手段により必然的に狭く 開かれた1つの開口であり、 前記ハウジング内の燃料レベルの上昇によって、前記フロート部材内の流体の 制限された上昇をもたらし、これは、前記フロート部材の浮力を徐々に減少させ 、 結果的に、前記バイアス手段のバイアス作用に勝ることを許容することを特徴と する、請求項1に記載のオーバーフィリング・バルブ。 8. 前記ハウジングおよび前記フロート部材は、実質的に同一の軸を有し、 前記フロート部材は、前記ハウジング内で回転または回動することを防止され て成ることを特徴とする、請求項1に記載のオーバーフィリング・バルブ。 9. 前記バイアシング手段は、 前記ハウジングのベース部材の上面に対するその底端部および、前記フロート 部材の底部材の底端面に対するその上端部に支持されて成る圧縮スプリングであ ることを特徴とする、請求項1に記載のオーバーフィリング・バルブ。 10. 前記第2流体インレットおよび前記第2流体アウトレットのサイズは 、必然的に前記バルブの鉛直な位置に在ることを確実にして、 所定期間の後、前記フロート部材は前記シーリング・ポジションから前記タン ク内の流体レベルに関わらない前記アンシーリング・ポジションへ移動すること を特徴とする、請求項7に記載のオーバーフィリング・バルブ。 11. 前記所定期間は、約10秒であることを特徴とする、請求項10に記 載のオーバーフィリング・バルブ。 12. 前記第1流体アウトレットは、実質的に細長いスリット状のアウトレ ット開口を具備し、 前記シーリング手段は、前記フロート部材の一終端からその上端部にアンカー (締結)されて成るフレキシブルな閉鎖膜ストリップ(小片)であることを特徴とす る、請求項1に記載のオーバーフィリング・バルブ。 13. 前記アウトレット開口は、前記長手方向の軸に対応して傾斜した1つ の密閉されたシートにより接着され、 前記表面は、前記軸に対応して実質的に等しく傾いていることを特徴とする、 請求項1に記載のオーバーフィリング・バルブ。 14. 前記第1流体アウトレットは、 前記フロート部材の上面からテーパー状に突出した部位を閉塞しながら受け取 るために適合され取り付けられた、広くて低い部位を伴なう1つのネック部を有 し、 これによって、そのネック部位内のテーパー状の部位の締結は、前記第1流体 アウトレットをシールド(閉塞)することであることを特徴とする、請求項1に記 載のオーバーフィリング・バルブ。
JP9509110A 1995-08-16 1996-08-01 オーバーフィリング・バルブ Pending JPH11511221A (ja)

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US08/596,615 1996-02-05
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