JP2002533947A - 選択されたプログラミングのための浮遊ゲート・メモリ装置及び方法 - Google Patents

選択されたプログラミングのための浮遊ゲート・メモリ装置及び方法

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JP2002533947A
JP2002533947A JP2000591623A JP2000591623A JP2002533947A JP 2002533947 A JP2002533947 A JP 2002533947A JP 2000591623 A JP2000591623 A JP 2000591623A JP 2000591623 A JP2000591623 A JP 2000591623A JP 2002533947 A JP2002533947 A JP 2002533947A
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スチュワート ジー ロージー
サニル ディー メータ
スティーヴン ジェイ フォン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より高い信頼性、安定性、高速性及びより低い電圧でプログラム及び消去できるより低電力な不揮発性メモリセルを達成するため、配列内で行及び列に配されたメモリセルの配列内で逆ブレークダウン状態を生成する方法及び配列構造が提供される。 【解決手段】 各セルは、浮遊ゲートを有し、本発明の方法は、制御電圧を各浮遊ゲートに結合することにより前記セルの1つをプログラミングするステップを含む。構造は、少なくとも、N番目又はM番目の行方向に向いたウエルをその中に形成された基板を含み、各ウエルは前記ウエルの近くのものと隔離される。前記基板内のN番目及びM番目不純物領域により形成された少なくともN番目及びM番目ワード・ビット線、及び少なくともN番目及びM番目配列制御ゲート線も設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の背景 発明の属する技術分野 本発明は、不揮発性メモリに関し、特に、不揮発性メモリ配列及び不揮発性メ
モリ配列構造のプログラミング及び消去方法に関する。
【0002】関連の技術 EPROM、EEPROM、又はフラッシュEEPROMと当該技術分野で普
通呼ばれているタイプの不揮発性メモリ装置は、さまざまな目的に使用され、従
ってさまざまなアーキテクチャ及び回路構造で提供されている。
【0003】 集積回路装置の多くのタイプと同様に、不揮発性メモリ装置設計者の主な目的
のいくつかは、装置の大きさを減少しその結果、回路密度を増加しながら、装置
の性能を増加させることである。セル設計者は、半導体産業で製造業者が競争す
るために、信頼性があり、スケーラブルで、製造コスト効率が良く、低電力で動
作可能なデザインを努力している。EEPROM装置はこれらの挑戦に合わなけ
ればならない装置である。フラッシュ・メモリカードなどのいくつかの応用にお
いて、密度が重要であり、プログラム可能ロジック装置(PLD)では、信頼性
がより重要であり、スペースはそれほど重要でない。
【0004】 プロセス技術が、いわゆる0.18及び0.13ミクロン・プロセスへ進むと
、伝統的な「積重ねられた(スタックド)ゲート」EEPROM構造は、結果と
して得られる回路の信頼性と密度を増すことを意図した異なるセル設計と配列ア
ーキテクチャに取って代わられた。さらに、プログラム及び消去電圧要求を減少
することにより、設計者は装置の電力要求を減少することを努力している。
【0005】 自己整列された「積重ねられたゲート」セルにおいて、高品質の酸化物が必要
とされる。同じく、それぞれプログラム及び消去操作のために最適化された独特
なドレイン及びソース構造と、相補的な適応性のあるプログラム及び消去アルゴ
リズムが必要である。典型的に、積重ねられたゲートのEEPROMにおいて、
論理ゼロを記憶するため、浮遊ゲート上に負電圧を与えるため電子が浮遊ゲート
に注入されて、よってトランジスタをオンにするのに必要とされる制御ゲートし
きい値電圧を増加する。同様に、EEPROMを消去するために、電子が浮遊ゲ
ートから除去されて、これによりしきい値電圧が減少し、そしてゲート上に論理
1が記憶される。積重ねられたゲートの態様はしばらく良く動作したが、改良さ
れた代替的セルがより高性能な集積回路装置を産んだ。
【0006】 積重ねられたゲートEEPROM構造の代替の一例が、本発明の譲受人に譲渡
された1990年5月8日にスチュワート・ロジーに与えられた米国特許第4,
924,278号に示されている。そこに開示されたEEPROM構造は、別の
制御ゲートと浮遊ゲートを形成する必要性を除去するために多結晶シリコンの単
一層を利用する。そこに示されるEEPROM構造は3つの別のNMOSトラン
ジスタから構成される:書込みトランジスタ、読出しトランジスタ、及び検知ト
ランジスタである。浮遊ゲートを「プログラム」するため、浮遊ゲートから自由
電子を除去することによりゲート上に正味の正電荷が置かれる。同様に、浮遊ゲ
ートを消去するため、浮遊ゲートに電子を注入することにより正味の負の電荷が
浮遊ゲートが与えられる。このコンベンションが本発明の最後の説明で使用され
る。この基本的なEEPROM構造は商業的装置に良く活用されている。にもか
かわらず、プロセス技術と実用的な考察が設計者をより高性能へと駆り立てて、
代替的な設計が研究された。例えば、上述のセル構造は、いくつかの実施形態に
おいて、プログラム・ジャンクション酸化領域を横断する高電界の存在下での直
接トンネリングに起因する電荷損失を防ぐために、この領域については最低で約
90Åの酸化物の厚さを必要とする。
【0007】 上述したフアウラー−ノルドハイム・トンネリングに基づいたセル構造の代替
は、ラナウイーラ等の「ツェナー誘導ホット電子でプログラムされたフラッシュ
EEPROMセルの性能限界」、トロント大学電気工学部(1977)に記載さ
れている。ここで議論されているのは、ドレイン/基板ジャンクションにおいて
逆ブレークダウン状態を確立することによりプログラミングと消去を達成し、熱
電子を発生して、それをセルをプログラムするために浮遊ゲート上へと集めるフ
ラッシュEEPROMPセルである。
【0008】 ラナウイーラ等の図1A、1B及び1Cは本出願の図1A、1B及び1Cとし
て示されている。図1B及び図1Cは図1Aに平面図が示されるセルの断面図で
ある。図1Cに示されるように、「ZEEPROM」セルは、ソース及びドレイ
ン領域、浮遊ゲート及び制御ゲート、及びプログラミングのためにホット電子を
発生するためドレイン領域の幅を部分的に横断して延びるP+ポケット注入とを
含む。フラッシュZEEPROMセルは、LDD領域を置換えるP+領域のため
の高度にドープされたホウ素注入を加えて、CMOS互換プロセス技術を使用し
て製造される。側壁スペーサーが、自己整列されたN+ソース及びドレイン領域
を形成し、そしてP+ポケットの逆ドーピングを防止するために必要である。
【0009】 フラッシュZEEPROMセルをプログラムするために、PNジャンクション
は、約106ボルト/センチメートルの電界を作るために逆バイアスされ、そし
てチャンネル長に独立なエネルギーを有するホット電子を生成する。ドレインに
近いP+領域はこの生成を増強する。低ジャンクション・ブレークダウン電圧が
、PNジャンクション深さ及び輪郭を最適化することによりプログラミングのた
めに使用できる。このZEEPROMの1つの不利な点は、P+領域が好ましく
ない電荷をゲートに注入する(ここで一般に「プログラム撹乱」と呼ぶ)ことに
起因した「ソフト・プログラミング」に貢献する低ブレークダウン電圧を示すた
め、低ドレイン電圧(約1ボルト)をセルの読出しのために使用しなければなら
ないことである。セルの消去は、伝統的なフラッシュEEPROMセルと同様に
ソースに接続された供給電圧と負ゲート電圧を使用して、浮遊ゲートからソース
領域へのファウラー−ノルドハイム・トンネリングにより実行される。
【0010】 ドレインでの逆ブレークダウン条件により発生されるホット電子プログラミン
グを使用する別の代替的なセル構造が、本発明の譲受人に譲渡されたハダッダ等
への米国特許第5,491,657号のフラッシュEEPROMメモリセルの配
列のバルク充電及び放電方法の文脈で記載されている。ハダッダ等において、本
出願の図1Bの断面図に示されるものに似たセル構造が、nウエル実施形態の中
の基板バイアスされたpウエル井戸と共に使用される。第1の実施の形態におい
て、N+ソース領域がN+注入領域とN拡散領域とを含み、そして消去操作(電
子を除去する)が、(−)8.5ボルトを制御ゲートへ100ミリ秒加え、そし
て(+)5ボルトをソースへ100ミリ秒加え、ドレインを浮かせたままで達成
される。これに対して、プログラミング(ゲートに電子を加える)が、負の8.
5ボルトを基板に5マイクロ秒間加え、ゼロ・ボルトをドレインと制御ゲートへ
加え、そしてソースを浮かせたままで達成される。バルク充電操作が、セルがP
ウエル内に設けられている場合、ドレイン側よりもソース側で容易に行なうこと
が出来る。−8.5ボルトをPウエルに5マイクロ秒間加え、ゼロ・ボルトをソ
ース及び制御ゲートに加え、そしてドレインを浮かせたままで行なわれる。
【0011】 セルをプログラミングするための別の構造及び方法が、1998年7月24日
に発明者ハオ・フアング等により出願され、本出願の譲受人に譲渡された同時係
属中の米国特許出願シリアル番号08/871,589に詳細に示されている。
フアング等の出願の図1A及び1Bは、本出願で図2A及び2Bとして、フアン
グ等の出願の図2A及び2Bは、本出願で図3A及び3Bとして示されている。
フアング等の出願は、特にプログラム可能ロジック回路応用に設計された高密度
、低プログラム/消去電圧及び電流、及び高速バイト・プログラミング及びバル
ク消去及び高速読出しスピード不揮発性メモリ構造を形成するため、ハダッダ等
において開示されたプログラミング方法を使用する。
【0012】 フアング等において、図2A及び2Bの不揮発性メモリセル10は、その中に
N+ソース領域14が埋め込まれたP基板12から形成され、N型拡散ドレイン
領域16、P基板12にトンネル酸化物20又は窒化酸化物などの他のゲート誘
電体により容量的に結合された浮遊ゲート18、及び浮遊ゲート18に酸化物/
窒化物/酸化物又は他のポリシリコン間誘電体、膜24、26を含む。拡散領域
16は、浅く拡散され、しかし重くドープされたN型ジャンクションから形成さ
れるが、ソース領域14は深く拡散され、しかし軽くドープされたNジャンクシ
ョンから形成される。相対的に薄いゲート誘電体20(厚さ60乃至150Åの
酸化物)が、基板12の上表面と導体ポリシリコン浮遊ゲート18の間に介在す
る。制御ゲート22がポリ間誘電体層24、26により浮遊ゲート上に支持され
ている。図3A及び3Bにそれぞれ、フアング等の出願のアバランシュ・プログ
ラム及び消去バイアス構成のメモリセルが示されている。
【0013】 図3A及び3Bに、プログラム及び消去操作が示されている。セルをプログラ
ムするため、電子注入がドレイン側から行なわれる。この場合、プログラミング
操作は、約0.002秒、しきい値電圧Vtを4ボルトだけ上方にシフトさせる
ためにドレイン上に+3ボルトを加えそしてP基板上に−6ボルトを加えること
で達成される。消去するために、しきい値電圧Vtを下側に4ボルトだけシフト
するためにドレイン上に+6.5ボルトを加え、そして−3ボルトをP基板上に
加えることにより、正孔がドレイン側から注入される。基板バイアス構成を使用
すると、酸化物インターフエイスから高電界の位置が遠ざかる事実、最大電界の
強度の大きさは50%以上減少され、そして垂直電界は正孔注入には味方しない
、に起因して、ホット正孔注入が抑制される。
【0014】 図4A及び4Bは、フアング等の出願の図10A及び0Bを示し、フアング等
の単一ポリシコン層の実施の形態を示す。このような実施の形態において、制御
ゲートは拡散領域により置換えられる。制御ゲートは、読出し期間中、セルを選
択及び非選択するために0ボルト及びVCC間を切換えられ、上述したようにセル
をプログラム及び消去するためにVjb及び0ボルト間を切換えられる。選択トラ
ンジスタがソース側に加えられて、メモリセルの高速読出しを可能にする。この
動作において、加えられた選択トランジスタのゲートはプログラム及び消去中に
ゼロ・ボルトに等しくか又はそれ以下に設定され、読出し期間の間は、VCCに設
定され、VdがVCCと等しいかそれ以下にされ、メモリセルをオンにすることに
よりVdmを0ボルトにする。(Vdは選択トランジスタのドレイン電圧、Vdm
メモリ・トランジスタのドレイン電圧である。)セルの大きさが従来のプログラ
ム可能ロジック装置のための単一ポリ・メモリセルと比較して減少される。図4
Bに単一ポリ・メモリセルのバイアス構成が開示されている。
【0015】 一般にこのような個別のメモリセルの配列は単一基板上に形成され、そして検
知及び読出し回路と組合され、そして選択的ビットプログラミングと同様に配列
全体バルク・プログラム及び消去を可能にするため行方向及び列方向導体領域又
は金属導体により結合されている。
【0016】 上記した構成の各々は、特定の応用に使用する際に利点及び不利な点を与える
。にもかかわらず、個々のセルの構造及びそれらが一緒に接続される方法の利用
法の改良は、より高い信頼性、安定性、高速性及びより低い電圧でプログラム及
び消去できるより低電力な装置を生ずる。
【0017】 発明の開示 1つの観点では、本発明は、簡単に説明すれば、行と列の配列に配置されたメ
モリセルの配列内に逆ブレークダウン状態を生成する方法を含む。この方法は、
前記セルの第1列に結合した第1列接続に第1電圧を印加し、前記セルの第2列
に結合した第2列接続に第2電圧を印加し、前記セルの第1行に結合した第1行
接続に第3電圧を印加し、そして、前記セルの第2行に結合した第2行接続に前
記第2電圧を印加する、各ステップを含む。この観点では、第1電圧と第3電圧
の差が、前記第1列と第1行を占める少なくとも1つのセル内に前記逆ブレーク
ダウン状態を生成する。
【0018】 別の観点では、各セルは浮遊ゲートを含み、そして本発明の方法は、制御電圧
を各浮遊ゲートに結合することにより、前記セルの1つをプログラミングするス
テップを含む。
【0019】 本発明のさらに別の観点では、メモリ配列構造が提供される。この構造は、そ
の中に少なくともN番目又はM番目行方向に向いたウエルが形成された基板を含
み、各ウエルは前記ウエルの近接するものと隔離されている。また、前記基板内
のN番目及びM番目不純物領域により形成された少なくともN番目及びM番目ワ
ード・ビット線及び少なくともN番目及びM番目配列制御ゲート線が設けられて
いる。各セルが少なくとも前記N番目又はM番目行方向ウエル内に形成された、
複数のメモリセルが設けられる。各セルは、ドレイン、浮遊ゲート、前記N番目
又はM番目ワード・ビット線(WBL)の1つへのドレイン接続、及び前記N番
目又はM番目ウエルの1つへの基板ウエル接続、及び前記N番目又はM番目配列
制御ゲート線(ACG)の1つへの制御ゲート接続を含む。
【0020】 以下に、本発明をその特定の実施の形態に関して説明する。本発明の他の目的
、特徴、及び利点は詳細な説明と添付図面を参照することにより明らかとなる。
【0021】 詳細な説明 添付図面を参照して、以下に、セルの配列のプログラミング及び消去の新規な
方法及び新規なセル行列構造が、説明される。
【0022】 以下の説明において、本発明の完全な理解を与えるため、数々の詳細、例えば
、特別な材料プロセス・ステップ等が説明される。しかし、当業者には本発明を
実施するために特別な詳細が使用される必要がないことが容易に理解される。さ
らに、特定のプロセス又は構造の特別な詳細は、このような詳細が当業者に容易
に明らかな場合は本発明の説明を複雑にしないために、特に示されない。ここに
開示された教示を見た当業者は、本発明の範囲内の追加の修正及び及び実施の形
態を認識することができる。
【0023】第1のアバランシュ/ツェナー・ブレークダウン要素 図5−図7に、第1の不揮発性メモリセル構造及びその構造を製造する方法が
示されている。図5−図7は、ここに開示された不揮発性技術に使用されるに適
したアバランシュ/ツェナー・ゲート構造の第1の実施の形態の形成のステップ
の例示的な一続きを示す。
【0024】 図5は、フイールド酸化領域101及び102、ゲート酸化物115、及びゲ
ート酸化物115上に設けられた浮遊ゲート112を形成された基板105を示
す。1つの実施の形態において、基板105は約1x1015−1x1017cm-3 のバックグランド・ドーピング濃度を有するP型基板である。フイールド酸化領
域101及び102は、LOCOS、トレンチ・アイソレーション、浅いトレン
チ・アイソレーション及び様々な灯火の代替法などの良く知られた技術により形
成された装置隔離構造を表す。本出願の図面に描かれた隔離の形状は、ここに使
用される隔離のタイプの性質を制限する意図はない。
【0025】 ゲート酸化物115及び浮遊ゲート112は、伝統的な技術に従って形成され
る。例えば、基板105の表面上に熱酸化物を形成し、ゲート酸化物上にポリシ
リコン層を堆積し、そして酸化物115及び浮遊ゲート112を含んだゲート積
層体を形成するためゲート酸化物とポレシリコン層をエッチングする。さまざま
な代替的なパラメータがゲート酸化物層を成長させるために適していて、そして
当業者にとり周知である。同様に、浮遊ゲート層を形成するためのさまざまな技
術、限定的ではなく、ポリシリコンを当業者に周知の化学蒸着又はスパッタリン
グ及びアニーリング技術により堆積することを含む、が使用できる。ポリシリコ
ン及びゲート酸化物層のエッチングが周知の技術によりいくつかの適当な湿式又
は乾式ドライ方向性エッチ・ステップにより実行してよい。
【0026】 ゲート積層体の形成に引き続いて、基板の導電型と反対の導電型を持ったドー
パント(例えば、砒素又はリン)の不純物注入125が自己整列された第1アク
ティブ領域132及び第2アクティブ領域134をPタイプ基板105内に形成
するため実行される。典型的に、0.1μm乃至0.5μmのジャンクション深
さ及び約5x1018乃至1x1021cm-3が適当である。基板105は選択的に
基板へのバイアスを可能にするため接続107を有しても良い。
【0027】 アクティブ領域132、134の注入後に、領域134の近くにP+領域15
5を形成するために大角度傾斜注入(LATI)が使用される。P+注入は、領
域134の近くの位置からチャンネル領域の幅の一部に延びて、プログラミング
のためのホット電子の生成を改良する。典型的に、ホウ素の注入が30乃至20
0KeVのエネルギーで、0.1乃至0.4μmの大きさの深さまでに、約1x
1018乃至1x1020cm-3の濃度である。
【0028】 このような構成は、装置のチャンネル長に独立なエネルギーを有するホット電
子を発生するために、3V乃至10Vの範囲の逆ブレークダウン電圧を使用する
ことができる。ラナウイーラ等を参照すると、さまざまなP+N+ジャンクショ
ンのブレークダウン特性はP+領域の濃度と共に変化することを認識すべきであ
る。
【0029】 しかし、本発明の方法は、ラナウイーラ等により与えられた基本的な教示より
もアバランシュ/ツェナー浮遊ゲート装置の製造を大場に単純化することが認識
される。本発明においては、LATI注入は、図7に示されるセル構造内の注入
の位置、ドーパント濃度、及び注入のジャンクション深さについて大きな自由度
を許容する。さらに、別の与えられる利点は装置の形成プロセス流れ順序におけ
るより大きな柔軟性である。
【0030】 大角度傾斜注入(LATI)を使用して、P+領域が基板100の表面下、0
.1乃至0.4μmまでの大きさのジャンクション深さで設けることができる。
これは、浮遊ゲート112下のP+領域の配置により大きな制御を可能にし、そ
してドーパント濃度を調節することにより、全体の装置の逆ブレークダウン電圧
の制御を可能にする。典型的に、注入角度は基板表面により形成される平面に対
して、約20°乃至80°の範囲である。
【0031】 図7に示される装置の例示的な動作特性が以下に与えられる:浮遊ゲートFG
に電子を加えるため、基板は0Vにバイアスされ、第1領域132が浮遊され、
第2領域134は、例えば、8Vとされ、FGはジャンクション・ブレークダウ
ンよりも大きい、8Vなどの、制御ゲート(図示しない)からの正電圧に結合さ
れる。FGから電子を除去するため、基板は0Vにバイアスされ、第1領域13
2は浮遊され、第2領域134は8Vとされ、そしてFGは約0Vの制御ゲート
(図示しない)からの結合された低電圧とされる。「プログラム」又は「消去」
操作は不揮発性メモリセルが使用される装置全体の文脈で定義されるため、電子
を加えること(あるいは正孔を除去すること)、又は電子を除去すること(ある
いは正孔を加えること)のいずれかが、「プログラム」又は「消去」操作を構成
できることを理解すべきである。
【0032】 図5−図7に関して説明された方法及びセルは、従来技術又はここに示される
どんな数の行列配置の中のどんな数の結合構成と共に使用できる。本発明の方法
は操作パラメータが上記した例示的実施の形態と異なる不揮発性装置を構成する
のに使用できることを認識すべきである。
【0033】 この観点において、メモリセルを形成するこの方法は、ラナウイーラ等に使用
されるような従来の伝統的な技術に対して実質的な改良である。特に、注入の深
さと濃度はゲート積層体の形成の前又は後で特定の装置のために調整でき、これ
により、ソース及びドレイン領域を注入する時にP+領域をの逆ドーピングを防
止するの必要なラナウイーラ等に特に詳細に示されるスペーサーの形成ステップ
を少なくとも除去することで、装置製造を単純化する。
【0034】二重側ポケット注入EEPROMセル 図8A及び8Bに、本発明の代替的な実施の形態により形成されそしてプログ
ラムされた新規なEEPROMセルが示されている。 この観点において、本発明は、セル酸化物の異なる領域上のツェナー/アバラ
ンシュ・ブレークダウンにより生成されるホット電子又はホット正孔を使用して
、プログラム又は消去される不揮発性メモリセルである。図8Aは、本発明のこ
の観点によるメモリセル100の概略図である。以下の説明はPタイプ基板中の
形成についてではあるが、Nウエル中の形成も同様に考えられる。メモリセル1
00は、第1プログラム領域130、第2プログラム領域をその中に形成し、酸
化層160を介してP基板120から絶縁され且つ容量的に結合された浮遊ゲー
ト140、及び誘電体膜150により浮遊ゲート140から絶縁され且つ容量的
に結合された制御ゲート170を有するP基板120を含む。
【0035】 図8Bは、本発明によるメモリセル100の断面図を示す。基板120はその
中に、第1アクティブ領域110、第2アクティブ領域130、P+注入領域2
30、及びP+注入領域240を有する。 プログラム領域110は、浅く拡散されて重くドープされた(約1x1018
-3)N+領域に220に接する、重くドープされた(>1017cm-3)ホウ素
注入P+領域230からなる。重くドープされたP+領域230により、ジャン
クション・ブレークダウン電圧VPP(本質的にプログラム/消去電圧)は、約1
2Vから6乃至8Vに減少される。
【0036】 VPPの減少は、トランジスタのチャンネルを横断する電界の大きさを減少する
。従って、これは、フアウラー−ノルドハイム・トンネリングにより酸化層16
0に注入されるべき必要なエネルギーを獲得することができる電子数を減少する
。(時間の経過による信頼性問題を生ずるキャリア・トラップ(捕獲)を生成す
るのがこのトンネリングである。)長期間の装置劣化に寄与するのが酸化層16
0中に生ずるこの正孔トラッピング(捕獲)であるため、本発明によるVPPの減
少は装置の信頼性を改良し、そしてデータ保持を増強する。
【0037】 プログラム領域130は、重くドープされた(>1x1019cm-3)N+領域
に210に接する、重くドープされた(>1017cm-3)ホウ素注入P+領域2
40からなる。N+領域210は、ジャンクション容量を減少し、メモリセル1
00からデータを読み出すのに使用される経路の速度を改良する。
【0038】 基板120中のチャンネル領域250は、領域240からP+領域230を分
離する。浮遊ゲート140は、基板120上に形成され、酸化層160を介して
容量的に結合される。酸化層160はまた、浮遊ゲート140を基板120から
絶縁する。酸化層160は典型的に、60Å乃至150Åの厚さで、熱的に成長
されるか又は、低圧化学蒸着(LPCVD)を含む、いくつかの周知の通常プロ
セスのいずれかにより堆積される。同じく、制御ゲート170が、SiO2など
の、誘電体膜150を介して浮遊ゲート140上に形成され、そして容量的に結
合される。誘電体膜150はまた、熱的成長又はLPCVDにより堆積できる。
【0039】 本発明によれば、セル100中で、ツェナー/アバランシュ・ブレークダウン
により生成されたホット・キャリアがメモリセル100をプログラム及び消去す
るために使用される。メモリセル100は、P+領域230及びN+領域220
により形成されたP+N+ジャンクション180を逆バイアスすることにより消
去される。P+N+ジャンクション180は、8Vを領域110に加え、0Vを
基板120に加えることにより逆バイアスされる。これに加えて、例えば、制御
ゲート(図示しない)が浮遊ゲートFGに結合されて(例えば、8Vの)、浮遊
ゲートの電位が基板120の電位よりも大きくなり、そしてブレークダウン・モ
ード中に生成されたホット電子が酸化層160を通じて浮遊ゲート140内に「
注入」される。浮遊ゲート140上の結果として得られる正味の負電圧は、メモ
リセル100を消去する。
【0040】 メモリセル100は、P+領域240及びN+領域210により形成されたP
+N+ジャンクション190を逆バイアスすることによりプログラムされる。P
+N+ジャンクション190は、基板120に0Vを加え、そして領域130に
8Vを加えることにより逆バイアスされる。浮遊ゲート電位が基板よりも低くな
りそしてホット正孔が酸化層160を通じて浮遊ゲートFGへ注入されるように
、より低又はゼロ電圧が制御ゲート(図示しない)に加えられる。浮遊ゲート1
40上の結果として得られる正味の正電圧がメモリセル100をプログラムする
【0041】 装置の信頼性の改良とデータ保持の増強を常に達成するため、メモリセル10
0は、プログラム及び消去するために酸化層160の異なる領域を通じてのホッ
ト・キャリア注入を使用する。従来技術に対するこの相違は重要である。何故な
らば、従来技術においてフアウラー−ノルデハイム・トンネリングにより生成さ
れたキャリア・トラップは一般に、酸化層160の同じ領域で発生し、そして時
間の経過と共に、装置の信頼性を減少するからである。 このような表面損傷は、セルのしきい値電圧の減少、セルの相互コンダクタン
スの減少、そしてプログラム操作中の注入効率の低下により、長期間のセル性能
を劣化させる。さらに、このような表面損傷は、読出し操作中のチャンネル領域
250を介して電流の流れと干渉する。このような表面損傷は、長期間のセルの
信頼性を減少し、そしてデータ保持に悪い影響を与える。
【0042】 セル100は、酸化層160の2つの異なる領域を通じてプログラミング(す
なわち、ホット正孔を注入)及び消去(すなわち、ホット電子を注入)すること
により、浮遊ゲート140内にホット・キャリアを繰返し注入することにより起
因するこの表面損傷を最小化する。そのようにすることで、本発明によるメモリ
セル100は長期間のセル信頼性を増加し、そしてデータ保持を増強する。
【0043】読出し経路外に置かれた不揮発性セル構造 ここに説明されるように、不揮発性メモリセルは典型的にセル構造内の付随す
る回路と共に使用される。このような回路は、浮遊ゲート装置のそれぞれの端子
に加えられる電圧を制御する手段と、プログラムされた後に装置の状態を読み出
す手段を含む。
【0044】 図9乃至図12は、本発明による、付随する制御回路を含むEEPROMセル
構造内に結合されたアバランシュ/ツェナー浮遊ゲート装置の様々の実施の形態
を示す。本発明のこの観点の独特な特徴では、逆ブレークダウン、電子注入要素
はセル構造の読出し経路の外側に設けられ、これにより、製造中に不揮発性メモ
リ装置の特性のより大きな制御可能にする。
【0045】 図9は、本発明の1つの観点により形成された不揮発性メモリセル構造210
の第1の実施の形態の概略図を示す。図10は、図9のEEPROMセル構造の
第1の実施の形態の断面図である。
【0046】 構造210は、(配列)制御ゲートACG、浮遊ゲートFG、アバランシュ/
ツェナー・プログラム要素QW、読出しトランジスタQr、及び検知トランジスタ
Cを含む。制御ゲートACGは、アバランシュ要素を浮遊ゲートから分離して
いる酸化物を横断する電界と容量的に結合することにより、浮遊ゲートから又は
へ選択的にホット電子又はホット正孔を加速するために使用される。
【0047】 図9及び図10に示されるように、検知トランジスタQC及びアバランシュ要
素QWは浮遊ゲートFGを共有する。浮遊ゲートFGはキャパシタ211を介し
て配列制御ゲート(ACG)電圧に容量的に結合される。アバランシュ/ツェナ
ー・プログラム要素QWは、浮遊ゲートFGを検知トランジスタQCと共有し、そ
して第1アクティブ領域212と第2アクティブ領域213を含む。
【0048】 検知トランジスタQCはそのドレイン219を読出しトランジスタQrのソース
217と共有する。読出しトランジスタQrのゲート214は、ワード線WLと
結合されている。読出しトランジスタQrのドレインは読出し信号選択(積項)
PTに接続され、一方、検知トランジスタQCのソースは検知信号(積項ゲート
)PTGに接続されている。
【0049】 アバランシュ/ツェナー要素QWは、ラナウイーラ等及び/又はハオ・フアン
グ等による同時係属の米国特許出願08/871,589に開示される、又は米
国特許第4,491,657号又はジャンクションを形成するいくつかの他の方
法を加えたここに上記した実施の形態に開示されるものと類似した構造を有する
ことができる。
【0050】 図10は、半導体基板310上に形成されたEEPROMセル210の実施の
形態の例示的な断面を示す。シリコン基板310は、P型導電性のような第1導
電型を有する。EEPROMセル210は、半導体基板310内に形成された3
つの別個の要素を有する。すなわち、アバランシュ/ツェナー要素QW、検知ト
ランジスタQC、及び読出しトランジスタQrである。アバランシュ/ツェナー要
素QWは検知トランジスタQCから第1絶縁領域150、半導体基板310内にま
た形成された、例えば、二酸化シリコン、により電気的に分離されている。
【0051】 アバランシュ/ツェナー要素QWは、全て基板内310に形成されその間にチ
ャンネル230が置かれた、第1不純物領域213及び第2不純物領域212を
有する。チャンネル230の上に酸化層240が存在する。酸化層240は、典
型的に、二酸化シリコンなどの絶縁材料からなり、約80乃至150オングスト
ロームの厚さを有する。酸化層240は単一プロセス・ステップで堆積又は成長
(伝統的な酸化物堆積技術を使用して)される。
【0052】 検知トランジスタQCは、半導体基板310内に形成されたソース221及び
ドレイン219を有する。検知チャンネル280はソース221とドレイン21
9との間に形成される。ソース221とドレイン219の導電性は第2の導電型
、例えば、N+導電型である。チャンネル280上に約80オングストロームの
厚さを有する酸化層290が存在する。上述したように、検知酸化層290はま
た、酸化層240と同時的に形成できる。検知トランジスタQCのモードに依存
して(ディプリション又はエンハンスメント・モード)、EEPROMセル21
0を動作するための関連の電圧が調節される。1つの実施の形態では、検知トラ
ンジスタQCは、業界で普通に理解されているように、デイプリション・モード
・トランジスタである。別の実施の形態では、検知トランジスタQCはエンハン
スメント・モード・トランジスタである(また、業界で普通に知られている)。
【0053】 読出しトランジスタQrは検出トランジスタQCと拡散領域219を共有する。
従って、拡散領域219は読出しトランジスタのソース及び検知トランジスタの
ドレインとして動作する。読出しトランジスタQrはまた、第2の導電型、例え
ば、N+導電型を有するドレイン215を有する。チャンネル285は、ソース
217及びドレイン215の間に配置される。読出しチャンネルの上に、二酸化
シリコンなどの絶縁材料から構成され、約25−150オングストロームの厚さ
を有する酸化物275の層が存在する。読出しドレイン酸化物層275は酸化層
290と同じステップ、又は別のステップで形成できる。読出しソース217と
読出しドレイン215の間に読出しチャンネル285が存在する。読出しゲート
214は読出し酸化層275上に存在し、そして多結晶シリコン材料などの導電
性材料から構成される。
【0054】 浮遊ゲートFGがプログラム要素酸化層240及び検知酸化層290の上に存
在する。浮遊ゲートFGはまた、多結晶シリコン材料などの導電性材料から形成
される。
【0055】 図11及び図12は、それぞれ、図9及び図10に関して上記した本発明の代
替的な実施の形態の概略図と断面図である。この実施の形態では、二重側(プロ
グラム/消去)プログラム・トランジスタQW’が使用され、そして配列内の装
置と容易に結合ができるために基板310のnウエル領域内に形成されて、浮遊
ゲートFGの充電及び放電のための別の機構を提供する。
【0056】 図12に示すように、ウエル380はN導電型などの第1導電型とは反対の第
2導電型を有する。これに対して、不純物領域213’及び212’は、例えば
P型導電性の第1導電型を有する。ウエル380内のN+領域は、ワード書き込
み線(WWL)などのEEPROMセル210内の金属線への適当な電気的接点
を与える。
【0057】 図12にまた示されるように、本発明のさらに独特な観点は、図9乃至図12
で説明された構成により可能となる。それは、EEPROM210の特定の応用
に適するようにセルの逆ブレークダウン電圧を調整することができる、チャンネ
ル230’内に注入された選択的チャンネル注入領域350である。
【0058】 EEPROM210の要素QW、QC及びQrは、EEPROMセル210を動
作し機能を制御するために、ある電気的線及びゲートに電気的に接続される。図
12に示すように、WBLeは電気的にプログラム領域213’に結合され、W
BLPは領域212’に結合され、そしてWWLはN+ウエル380に結合され
る。両構成(210,210’)は電圧(ACG)を浮遊ゲート(FG)に容量
的に結合するのに使用される追加的キャパシタ211を共有する。配列制御ゲー
ト(ACG)は浮遊ゲートFGへ容量的に結合される。積項ゲート(PTG)は
、検知トランジスタQCの検知ソース221に電気的に接続される。ワード線読
み出し(WL)は、読出しトランジスタQrの読出しゲート214に電気的に結
合され、そして積項(PT)は読出しドレイン215へ電気的に結合される。図
12に示されるNウエル構成の顕著な利点は、セルQWの配列中の他のセルに対
する隔離である。普通、プログラム撹乱を回避するために、プログラミング電圧
に対する高度に均一な制御が維持されなければならない。Nウエル内の各プログ
ラム要素の隔離は、各セルそれぞれの隔離のためにこの高度に均一な制御の必要
性を減少する。
【0059】 表1に前述した線に対する典型的な動作電圧が示される。 表1
【0060】 米国特許第4,924,278号に開示されているセルと較べて、本発明のセ
ルは、そこに説明された技術ににより浮遊ゲート上に電子を置くために、上述し
た従来技術のアバランシュ/ツェナー注入能力を使用する。 各要素の分離された構成のため、トランジスタQWのダイオード・ドーピング
勾配が、セルQWのアバランシュ・ブレークダウン電圧及びプログラミング電圧
のスケーリングを現在既知のレベル下に制御するために選択できる。
【0061】 本発明のさらに独特な観点において、全ての浮遊ゲート要素に対して薄い(8
0Å)酸化物が使用できる。本発明のこの観点による読出し経路とプログラム要
素の分離はさらに、読出し及び検知要素に対して異なる酸化物の使用を可能にす
る。
【0062】 図11−12に示される装置においては、別のプログラム及び消去経路が使用
されている。従って、アクティブ領域が例えば書込み可能線(WBLe)に接続
されるが、別のアクティブ領域がプログラム可能線(WBLP)に接続されてい
る。図11−12に示される別のプログラム及び消去経路は本発明には必要とさ
れないが、この「バック・ツー・バック」ダイオードの使用はプログラム及び消
去操作を分離する利点を与えることを認識すべきである。
【0063】 トランジスタQW’はまた、本発明の範囲から逸脱することなく、NMOSの
実施の形態及びPMOSの実施の形態のトランジスタQWで形成できる。さらに
、数多くの伝統的な製造方法がチャンネル領域350のダイオード・ドーピング
勾配を調節するために適している。
【0064】EEPROM配列及びプログラミング方法 上述したように、ここに与えられたタイプのセルは典型的に、配列の中に設け
られ、いくつかのセルが金属又は基板内の拡散領域の形式の制御導体に結合され
る。配列が一部をなす集積回路装置の目的を達成するため、制御電圧がこれらの
導体に加えられる。 本発明のさらに独特な観点において、独特な配列構造及び配列構造中のセルを
プログラミングする方法が適用される。
【0065】 図13は、本発明による不揮発性メモリセル1200、1300、1400、
1500の2x2行列1000を示す。セル1200は行列内の各セルの代表例
であり、従って、セル1300、1400及び1500の構造は詳細に説明され
ないが、同様な部分には、セル1200のそれら(12xx)と類似した参照番
号(13xx,14xx,15xx)で示すことにより容易に理解できる。セル
1200、1300、1400、1500はpドープされた基板内のNMOSト
ランジスタの構成を参照して、以降説明される。基板内の適切に形成されたウエ
ル領域内のPMOSトランジスタの、代替的な実施の形態が当業者には容易に明
らかである。
【0066】 セル1200はキャパシター1200、浮遊ゲート・トランジスタ1230、
及びアバランシュ/ツェナー注入ダイオード1240を含む。ダイオード124
0(ダイオード1340、1440、1540も同様に)は上述された又はフア
ング等、ハダッダ等又はラナウイーラ等により開示されたアバランシュ/ツェナ
ー形式の不揮発性メモリセルと等価な構成を有する。
【0067】 ダイオード1240は、第1プログラム線(WBL)n及びソース領域124
4に結合したドレイン領域1242と、領域1246の浮遊ゲート(FG)とを
含む。不揮発性浮遊ゲート・トランジスタ1230は、ソース1232と、ドレ
イン1236と、ポイント1234に結合した浮遊ゲート(FG)を含む。浮遊
ゲート(FG)は共に制御ゲート・キャパシター1220と結合している。トラ
ンジスタ1230は、セルの状態を検出するために使用される回路(図示しない
読出し回路など)のための検知要素を与える。トランジスタ1230のソース及
びドレインは読出し回路へ結合されて、そして上述した又は既知のその他の方法
により電気的に結合される。
【0068】 セル1200及び300は、それぞれ、キャパシタ1220及び1320に結
合された端子1210、1310において、第1共通配列制御ゲート(AGC)
接続ACGnを共有する。同様に、本発明の新規な観点において各アバランシュ
注入ダイオード1240、1340は、第1の共通ワード線コネクタWWLn
共有する。
【0069】 図14に、WBLn線に沿ったメモリ配列の特定の単一ポリ断面構成が示され
ている。図14は、浮遊ゲート(FG)のポリシリコン構造、及びセル1200
などのメモリセルと関連した拡散又は注入された導体線WBLn及びWWLnの断
面図を示す。
【0070】 図14に示すように、各ワード線は各行に対して、共通のP−ウエル領域を形
成することにより形成され、P+ワード書込み線WWLnによりバイアスされて
、行1240、1340内の各セルを基板を共通にバイアスすることを可能にす
る。同様に、セル1400及び1500はP−ウエル1610及び第2共通ワー
ド線WWLmを共有し、第2共通制御ゲート接続ACGmに接続される。セル12
00及び1400は第1共通プログラム線WBLnを共有し、セル1300及び
1500は第2共通プログラム線WBLmを共有する。各セルにおいて、浮遊ゲ
ートFGはダイオード1240の制御ゲート1210へ結合される。 本発明の原理によれば、アバランシュ・セルの特別な構成及び浮遊ゲート・ト
ランジスタの構成は変えることができることが容易に認識される。
【0071】 表2は、本発明によりそれぞれの導体に加えられた電圧の1つの例示的な応用
である。 表2
【0072】 このように加えられると、配列中の1つのセルのみ、この場合はセル1200
、がブレークダウン・モードにあるアバランシュ注入ダイオードを有し、他の各
セルはブレークダウン・モードにないとし、6Vのブレークダウン状態を仮定す
る。ここで、6ボルトはアバランシュ・ブレークダウン・モードの上にあり、一
方、3ボルトは下にある。従って、1つの実施の形態では、個別のセル上のWB
Lが約6ボルトに等しく、WWLが約ゼロボルトにひとしい時のみ、ゲート・ダ
イオード1240、1340、1440、1540はアバランシュ・ブレークダ
ウン・モードにある。選択されたセル(この例では、1200)は、ACG上の
バイアスに従い、+Ve又は−Vpへ変化される(従って、消去又はプログラムさ
れる)。セル1300及び1400は、3ボルトのみのそれらのP/Nジャンク
ションを横断する電圧を有し、従って、アバランシュ又はツェナー・ブレークダ
ウン・モードにない。セル1500はWWLm及びWBLmの両方の上に3ボルト
を有し、従って、ブレークダウン領域を横断してゼロ電圧が存在する。
【0073】 本発明の教示によれば、どんな数のセルも使用できることが理解される。さら
に、上述の電圧は例示目的のみだけである。
【0074】 以上、説明した例示の実施の形態から当業者にとり本発明の多くの特徴と利点
が明らかである。本発明は特定の応用の特定の実施の形態に関して説明された。
特許請求の範囲により定義されここに開示された本発明の範囲の精神から逸脱す
ることなく、本発明に従い、本発明の数多くの修正及び変形ができることが当業
者には明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1A】 ツェナー・ブレークダウンに基づいたフラッシュEEPROMセルの平面図。
【図1B】 従来技術の逆ブレークダウン・セルの断面図。
【図1C】 図1Aに示すツェナー・ブレークダウン・セル断面図。
【図2A】 従来技術の不揮発性メモリセルの概略図。
【図2B】 従来技術による不揮発性メモリセルの断面図。
【図3A】 従来技術によるメモリセルのアバランシュ・プログラムのバイアス構成を示す
図。
【図3B】 従来技術によるメモリセルのアバランシュ消去のバイアス構成を示す図。
【図4A】 従来技術による単一ポリ・メモリセルの概略図。
【図4B】 図4Aに示す単一ポリ・メモリセルに関連して使用される電圧を示す表。
【図5】 本発明により形成された不揮発性メモリセルと半導体基板の断面図。
【図6】 本発明により形成された不揮発性メモリセルと半導体基板の断面図。
【図7】 本発明により形成された不揮発性メモリセルと半導体基板の断面図。
【図8A】 本発明による不揮発性メモリセル構造の別の実施の形態の概略図。
【図8B】 図8Aの不揮発性メモリセルの実施の形態の断面図。
【図9】 本発明の1つの実施の形態により構成されたメモリセルの概略図。
【図10】 図9の実施の形態の使用に適したメモリセルの断面図。
【図11】 本発明の第2の実施の形態により構成されたメモリセルの概略図。
【図12】 図11の実施の形態の使用に適したメモリセルの断面図。
【図13】 本発明によるメモリセルの2x2行列の概略図。
【図14】 本発明による単一ポリ・メモリセル構造の断面図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL, IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,L C,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG ,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT, RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,T J,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU ,ZA,ZW (72)発明者 メータ サニル ディー アメリカ合衆国 カリフォルニア州 95129 サン ホセ オークトリー ドラ イヴ 1004 (72)発明者 フォン スティーヴン ジェイ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 95051 サンタ クララ コーディー コ ート 3643 Fターム(参考) 5F083 EP02 EP23 EP64 ER04 ER05 ER19 ER21 GA21 5F101 BA01 BB05 BC04 BD36 BE05 BE06

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配列内に行と列とに配されたメモリセルの配列内に逆ブレー
    クダウン状態を生成する方法であって、 前記セルの第1列に結合した第1列接続上に第1電圧を与え、前記セルの第2
    列に結合した第2列接続に第2電圧を与え、 前記セルの第1行に結合した第1行接続上に第3電圧を与え、前記セルの第2
    行に結合する第2行接続上に前記第2電圧を与え、 第1電圧及び第3電圧の間の違いが、前記第1列及び第2行を占める少なくと
    も1つのセル内に前記逆ブレークダウン状態を生成する、 ことを含む方法。
  2. 【請求項2】 各セルが浮遊ゲートを含み、そして、 制御ゲートを各浮遊ゲートに結合することにより前記セルの1つをプログラミ
    ングするステップをさらに含む請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 配列内に行と列に配されたメモリセルの配列をプログラミン
    グする方法であって、各セルが、逆ブレークダウン電圧状態に応答するものであ
    り、 前記セルの第1列に結合した第1列接続上に第1電圧を与え、前記セルの第2
    列に結合した第2列接続に第2電圧を与え、 前記セルの第1行に結合した第1行接続上に第3電圧を与え、前記セルの第2
    行に結合する第2行接続上に前記第2電圧を与え、第1電圧及び第3電圧の間の
    違いが、前記第1列及び第2行を占める少なくとも1つのセル内に前記逆ブレー
    クダウン状態を生成し、 前記少なくとも1つのセルをプログラム又は消去するために、前記第1行接続
    及び第2行接続に行制御電圧を与える、 ことを含む方法。
  4. 【請求項4】 第1電圧が第2電圧の約2倍である請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 第1電圧が逆電圧ブレークダウン電圧であり、第2電圧が逆
    ブレークダウン電圧の約半分であり、第3電圧がゼロである、請求項3に記載の
    方法。
  6. 【請求項6】 第1電圧が約6ボルトであり、第2電圧が約3ボルトであり
    ねそして第3電圧がゼロである請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 第1電圧がゼロであり、第3電圧が逆電圧ブレークダウン状
    態電圧であり、第3電圧が第1電圧の約半分である請求項3に記載の方法。
  8. 【請求項8】 第1電圧が約ゼロ・ボルトであり、第2電圧が約3ボルトで
    あり、第3電圧が6ボルトである請求項5に記載の方法。
  9. 【請求項9】 配列内で結合されている不揮発性メモリセルをプログラミン
    グする方法であって、 2x2の形式の配列で少なくとも4つのメモリセルを含む配列を設け、各セル
    は、前記セルのプログラミングを可能にする第1電圧状態及び可能にされたセル
    をプログラム又は消去するための第2電圧状態に応答し、 第1電圧状態が、セルの第1及び第2列をそれぞれ接続する少なくとも第1及
    び第2列導体、及びセルの第1及び第2行をそれぞれ接続する少なくとも第1及
    び第2行導体により定義され、 第2電圧状態が、セルの前記第1及び第2行をそれぞれ接続する少なくとも第
    3及び第4行導体により定義され、 第1電圧を第1列導体に加え、そしてより高い第2電圧を第2列導体に加え、 第3電圧を第1行導体に加え、そして前記第2電圧を第2行導体に加え、 第4制御電圧を第3及び第4行導体に加える、 ことを含む方法。
  10. 【請求項10】 第1電圧が第2電圧の約2倍である請求項9に記載の方法
  11. 【請求項11】 セルがNMOSセルであり、第1電圧が逆電圧ブレークダ
    ウン電圧であり、第2電圧が逆ブレークダウン電圧の約半分であり、そして第3
    電圧がゼロである請求項9に記載の方法。
  12. 【請求項12】 セルがPMOSセルであり、第1電圧がゼロであり、第3
    電圧が逆電圧ブレークダウン状態電圧であり、そして第3電圧が第1電圧の約半
    分である請求項9に記載の方法。
  13. 【請求項13】 配列内に結合された不揮発性メモリセルをプログラミング
    する方法であって、 少なくとも2つの列と少なくとも2つの行に配された複数のセルの配列を設け
    、各セルは、基板、ドレイン、浮遊ゲート、N番目又はM番目ワード・ビット線
    (WBL)へのドレイン接続、N番目又はM番目ワード書込み線(WWL)への
    基板接続、及び配列制御ゲート線(ACG)への制御ゲート接続を含み、 第1電圧をN番目WBLに与え、そしてより高い第2電圧をM番目WBLに与
    え、 第3電圧をN番目WWLに与え、そして前記第2電圧をM番目WWLに与え、
    そして、 第4制御電圧をACGに与える、 ことを含む方法。
  14. 【請求項14】 メモリ配列であって、 少なくともN番目又はM番目の行方向に向いたウエルをその中に形成し、各ウ
    エルは前記ウエルの近接するものと隔離されている基板と、 前記基板内のN番目及びM番目不純物領域により形成された少なくともN番目
    及びM番目ワード・ビット線と、 少なくともN番目及びM番目配列制御ゲート線と、 複数のメモリセルであって、各セルは少なくとも前記N番目又はM番目行方向
    ウエル内に形成され、そして、ドレイン、浮遊ゲート、前記N番目又はM番目ワ
    ード・ビット線(WBL)の1つへのドレイン接続、前記N番目又はM番目ウエ
    ルの1つへの基板ウエル接続、及び前記N番目又はM番目配列制御ゲート線(A
    CG)の1つへの制御ゲート接続を有する、前記メモリセルと、 を含むメモリ配列。
  15. 【請求項15】 メモリ配列構造であって、 ソース、ドレイン、制御ゲート、基板接点、及び浮遊ゲートを有する注入器を
    含み、この基板接点が基板の第1導電領域に設けられている第1セル構造と、 ソース、ドレイン、制御ゲート、基板接点、及び浮遊ゲートを有する注入器を
    含み、この基板接点は前記第1導電領域を第1セル構造と共有し、そして浮遊ゲ
    ート接続を第1セル構造の浮遊ゲートと共有している第2セル構造と、 ソース、ドレイン、制御ゲート、基板接点、及び浮遊ゲートを有する注入器を
    含み、この基板接点が基板の第2導電領域に設けられ、そしてそのドレインを第
    1セル構造のドレインと結合させている第3セル構造と、 ソース、ドレイン、制御ゲート、基板接点、及び浮遊ゲートを有する注入器を
    含み、この基板接点が基板の第2導電領域に設けられ、そしてそのドレインを第
    2セル構造のドレインと結合させていて、浮遊ゲート接続を第1セル構造の浮遊
    ゲートと共有している第4セル構造と、 を含むメモリ配列構造。
  16. 【請求項16】 メモリ配列構造であって、 2x2形式で配列された少なくとも4つのメモリセルであって、各セルは、前
    記セルをプログラミング可能にする第1電圧状態及び可能にされたセルをプログ
    ラム又は消去するための第2電圧状態に応答する、前記メモリセルと、 セルの第1及び第2列をそれぞれ接続する少なくとも第1及び第2列導体、及
    びセルの第1及び第2行をそれぞれ接続する少なくとも第1及び第2行導体によ
    り定義される、第1電圧状態と、 セルの前記第1及び第2行をそれぞれ接続する少なくとも第3及び第4行導体
    により定義される、第2電圧状態と、 を含むメモリ配列構造。
  17. 【請求項17】 各メモリセルが、 浮遊ゲートと、 半導体基板の第1領域内に少なくとも部分的に形成されて、浮遊ゲートと動作
    的に結合した逆ブレークダウン電子注入要素と、 第1領域から隔離された半導体基板の第2領域内に少なくとも部分的に形成さ
    れて、浮遊ゲートと動作的に結合した検知トランジスタと、 を含む請求項16に記載のメモリ配列構造。
  18. 【請求項18】 各セルがさらに、 半導体基板の第2領域内に少なくとも部分的に形成されて、検知トランジスタ
    と結合された読出しトランジスタを、 含む請求項17に記載のメモリ配列構造。
  19. 【請求項19】 逆ブレークダウン電子注入要素が、第1チャンネル領域に
    より分離された第1及び第2アクティブ領域を含み、全てが半導体基板の第1領
    域内に形成され、そして前記浮遊ゲートが前記第1チャンネル領域上に位置する
    請求項17に記載のメモリ配列構造。
  20. 【請求項20】 第1チャンネル領域が、前記第1又は第2行導体を含むウ
    エル領域である請求項19に記載のメモリ配列構造。
  21. 【請求項21】 第1及び第2アクティブ領域が、それぞれソース領域及び
    ドレイン領域を含み、そして前記ソース領域が軽くドープされた不純物領域であ
    り、前記ドレインが重くドープされた不純物領域である請求項20に記載のメモ
    リ配列構造。
  22. 【請求項22】 第1及び第2アクティブ領域が、それぞれソース領域及び
    ドレイン領域を含み、ソース及びドレイン領域の導電型とは反対導電型の不純物
    により形成された少なくとも1つの隣接領域が前記ソース又はドレイン領域の近
    くに設けられている請求項20に記載のメモリ配列構造。
  23. 【請求項23】 少なくとも1つの前記隣接領域が前記ソース領域及び前記
    ドレイン領域の近くに設けられている請求項22に記載のメモリ配列構造。
  24. 【請求項24】 基板が第1導電型のバックグランド・ドーピング濃度を有
    し、 第2導電型のウエルが基板の第1領域内に形成され、 第1及び第2アクティブ領域が、それぞれ、前記第1導電型の不純物により形
    成されたソース領域及びドレイン領域を含み、そして、 前記ウエル領域が前記第1又は第2行導体を含む、 請求項17に記載のメモリ配列構造。
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