JP2002533782A - 光ファイバケーブルを製造する方法及び装置並びにその製造されたケーブル - Google Patents

光ファイバケーブルを製造する方法及び装置並びにその製造されたケーブル

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JP2002533782A
JP2002533782A JP2000591463A JP2000591463A JP2002533782A JP 2002533782 A JP2002533782 A JP 2002533782A JP 2000591463 A JP2000591463 A JP 2000591463A JP 2000591463 A JP2000591463 A JP 2000591463A JP 2002533782 A JP2002533782 A JP 2002533782A
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マレリ,パオロ
バウ,ファビオ
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Pirelli Cavi e Sistemi SpA
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    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4479Manufacturing methods of optical cables
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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
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  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 その製造後、特に、管がリールに巻かれた格納中、光ファイバを保持するプラスチック材料の管内にて望ましくなく且つ予見不能な収縮が生じる可能性がある。その結果、管の長さとその内部に保持された光ファイバの長さとの間の比が制御不能に変化する(「余剰ファイバの変化」)。本発明は、製造中、予め規定した量だけ管を収縮させることにより、プラスチック管の余剰ファイバの変化を制限する方法及び装置に関する。本発明は、また、所定の量の引伸ばしが加えられたプラスチック管、かかる管から成るケーブル、及びかかるケーブルの製造に適した装置にも関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は、光ケーブルの製造方法、より具体的には、ルーズに配置された光フ
ァイバを保持する光ケーブルの製造方法及びこのようにして製造されたケーブル
に関する。
【0002】 より具体的には、本発明の1つの局面は、光ファイバの量、特に、典型的にプ
ラスチックで出来た管状要素を保持するのに適した細長いジャケット内の光ファ
イバの量を制御する方法に関する。
【0003】 本発明の追加的な局面は、制御された長さの1つ又は2つ以上の光ファイバを
保持する管状要素から成る光学要素、この光学要素及びこの光学要素を備えるケ
ーブルを製造する方法に関する。
【0004】 現在、光ファイバの製造方法は、1つ又は2つ以上の光ファイバをプラスチッ
ク管内にルーズに挿入し、いわゆるケーブルの「光コア」を形成することから成
っている。「ルーズな管」又は「バッファ管」としても既知であるこの要素は、
次に、異なる形態にて使用し、単一又は幾つかの管の群にて光ケーブルを製造す
る。これらの管は、単一の光ファイバ又は1つ又は2つ以上の束にまとめられた
光ファイバ群又は1つ又は2つ以上のリボンの何れかを保持することができる。
典型的に、該管はまた、例えば、水が偶発的に管内に浸透し且つその内部で長手
方向に流れるのを防止し得るよう、例えば、グリースのようなフィラーも保持し
ている。
【0005】 管(単一、束又はリボン)内のファイバの長さは、管の長さ(軸方向)に等し
くそれより長く又はそれよりも短くすることができる。この説明の目的上、ファ
イバと管との長さの差は、従来通り、「余剰ファイバ」と称する。特に、ファイ
バが該ファイバを保持する管よりも長いとき、「正余剰ファイバ」といういう語
を使用する。これに反して、ファイバが該ファイバを保持する管よりも短いとき
、「負余剰ファイバ」という語も使用する。最後に、ファイバの長さが該ファイ
バを保持する管の長さと実質的に同一であることを示すために、零余剰ファイバ
という語を使用する。
【0006】 典型的に、管内のファイバの長さの差は、ケーブル構造体が例えば熱の変化又
は機械的取り扱いに起因する引伸ばし及び収縮を行なうこと可能にし、ケーブル
の長さの変化がファイバに影響するのを防止する。実際上、ポリマーと異なり、
光ファイバを形成するガラス質材料は、使用中にケーブルにおける温度変化に極
めて敏感ではないが、機械的に引伸ばしたならば、問題点を生じる可能性がある
。その結果、管内のファイバの長さは、全体として管が該管に加わる応力(機械
的及び熱的)に関連する長さの変化に従うことを許容し、ファイバに望ましくな
い機械的牽引力又はその他の減衰作用現象が加わらないようにする。例えば、正
余剰ファイバは、高温度環境又は架空ケーブルの光ファイバの用途(それ自体の
重量により引伸びる)に適しており、ケーブルの構造的引伸びを補償し、ファイ
バが望ましくなく引伸びることなくかかる引伸びに従うことを許容する。このこ
とは、ファイバが、望ましくなくそれ自体を引伸ばすことなく、引伸びに従うこ
とを保証する。他方、低温環境での光ケーブルの用途の場合、かかるケーブルの
構造的引伸びは、余剰ファイバの値を増し勝ちとなる。この場合、正余剰ファイ
バを使用するならば、その値が更に増す結果、管内で過度にファイバが曲がるこ
とにより、信号を減衰させる虞れがある。これらの場合、負余剰ファイバを使用
することが適している。
【0007】 典型的、にルーズな光コアを製造するとき、プラスチック材料はファイバの周
りで高温度にて押出し成形して管を形成し、この管は、一度び冷却したならば、
特殊なリールに巻かれる。
【0008】 ルーズなケーブルを製造し且つ余剰ファイバを制御する1つの方法は、オエト
スリッヒ(Oestreich)らによる米国特許第4,414,165号に記
載されている。この特許には、充填材料を保持する管状ジャケット内にルーズな
光ファイバを有する光伝送要素を形成する方法及び装置が記載されている。
【0009】 ルーズなケーブルを製造し且つファイバを保持する管の長さに対してファイバ
の長さを制御する別の方法は、シュナイダー(Schneider)らによる米
国特許第5,372,757号に記載されている。特に、この特許に記載された
ように、高温度にて牽引力がプラスチック管及び光ファイバに加えられる。次に
、その牽引力を維持しつつ管を冷却させる。しかし、当該出願人は、管の製造と
その後の敷設との間で時間が経過するとき、例えば、この管を採用する光ファイ
バを製造するためには望ましくなく且つ予見不能な長手方向への収縮が生じ、そ
の結果、管の長さとファイバの長さとの比が制御不能に変化することが分かった
【0010】 その結果、当該出願人が観察したように、押出し成形ラインにおける余剰ファ
イバの制御段階の間及び典型的に製造工程の終了時にリールに巻かれる管の製造
からその後にケーブルの製造のために採用されるときの間、余剰ファイバの変化
を制御しなければならない。典型的に、格納時間(すなわち、ケーブルを製造す
るために使用する前に管をリールに巻いておく時間)は、数時間から約1週間ま
で差がある。
【0011】 特に、当該出願人は、既知の技術に従って製造した光コアはリールの上に集め
られたならば、そのリールを形成するプラスチック材料が更に定着して、特に収
縮し勝ちとなることが分った。この定着は、全体として、予見不可能である。し
かし、この定着は、通常、管の更なる収縮を生じ、設定した余剰ファイバの値の
制御不能な変化(通常、増大)を生じさせる。
【0012】 幾つかの場合、当該出願人が観察した収縮の結果、製造中に設定した余剰ファ
イバの値と比較可能な寸法となり、その結果、最終的な余剰ファイバの値を著し
く変更し、その後に光ファイバを製造するときに管を使用する際に問題点を生じ
させる。
【0013】 特に、当該出願人は、速い製造速度のとき、管は不規則な交差状に巻いてリー
ルに典型的に巻かれることが分った。この不規則的な管の巻き付けは、無作為に
リールに集められた管の群の上に不規則に分配された空隙を生じさせる。この管
は、これら空隙付近でより容易に延伸し且つ収縮する一方、その他の領域では延
伸は妨害される可能性がある。このことは、異なるリールに巻かれた管及び同一
のリールに巻かれた同一の管の異なる長さに沿って非制御状態の異なる収縮を生
じさせる。
【0014】 この問題点を説明したが、当該出願人は、光ファイバを保持する管を形成する
材料を所定の程度に引伸ばしさせることにより、光ファイバを保持するプラスチ
ック管を格納する間、これら長さの変化を解消し又は少なくとも最小にするため
の解決策を見出した。
【0015】 このため、本発明の1つの局面は、1つ又は2つ以上の光ファイバと関係した
重合系材料の管を製造する方法であって、 少なくとも1つの光ファイバを押出し成形機へ経路に沿って供給するステップ
と、 上記光ファイバの周りで重合系材料を押出し成形して、管を形成するステップ
と、 該管を予め規定した最終温度まで冷却するステップとを備え、冷却中、 上記押出し成形ラインの第一の部分内で上記光ファイバを保持する管に対し
第一の牽引力を付与するステップと、 上記ファイバと上記管との調和(congruence)が実質的に存在し
ないとき、上記押出し成形ラインの第二の部分内で上記管に対し、上記第一の牽
引力よりも大きい第二の牽引力を付与するステップと、 上記第二の牽引力よりも小さい第三の牽引力を上記押出し成形ラインの第三
の部分内で上記管に付与するステップとが行われ、 上記第二の牽引力は、押出し成形後、直ちに1週間後又はより長い格納期間の
後、引伸ばされていない同様の管と比較して少なくとも20%だけ管の長手方向
への収縮を少なくする方法に関するものである。
【0016】 好ましくは、かかる第二の牽引力は、重合系材料の弾性率が約2000MPa
、好ましくは、約100MPa乃至約2000MPaの範囲、又はより好ましく
は、約300MPa乃至約1500MPaの範囲にあるとき、管の温度にて付与
されるようにする。
【0017】 好ましくは、上記最終温度は約40℃以下、好ましくは約20℃とする。 第二の牽引力を付与する間の管の温度変化は制限される。 好ましくは、牽引力を加えた管の長さの温度変化は、押出し成形ラインに沿っ
て管により加えられた全体的な熱空隙よりも約10%少ないようにする。好まし
くは、上記第二の牽引力が加えられた管の長さの温度変化は、約20℃以下であ
り、より好ましくは、約10℃以下であるようにする。
【0018】 1つの好ましい実施の形態によれば、上記第二の牽引力は、管の重合系材料が
ポリブチレンテレフタレート(PBT)であるとき、約1%以上の引伸ばしを生
じさせ得るように予め規定される。
【0019】 本発明の第二の局面は、上記管内に配置された、1つ又は2つ以上の光ファイ
バを備える、押出し成形により製造されたポリマー管であって、製造中、該管に
は引伸ばしが加えられ、その長手方向収縮は、押出し成形後、直ちに1週間後又
はより長い格納期間の後、引伸ばしさせなかった管の収縮よりも20%以上少な
いことを特徴とするポリマー管に関するものである。
【0020】 好ましくは、上記管は、ポリブチレンフタレート(PBT)、ポリオレフィン
(PE)又はポリプロピレン(PP)重合系材料で出来たものとする。 好ましくは、かかる引伸ばしは、PBT重合系材料の管の場合、約1%以上で
あるようにする。
【0021】 更なる局面において、本発明は、1つ又は2つ以上の光ファイバを保持する管
を製造する装置であって、 1つ又は2つ以上の光ファイバを保持するプラスチック材料管を製造するのに
適した押出し成形機と、 1つ又は2つ以上の冷却プールと、 上記管の長さに対し牽引力を付与するのに適した引伸ばし装置とを備え、該管
の長さの温度変化は、押出し成形機から周囲温度まで管の全体の熱ヘッドよりも
10%少ない装置に関するものである。
【0022】 特に、この引伸ばし装置は、駆動要素と、押出し成形機と該駆動要素との間に
配置されたブレーキ要素とを備えている。 上記の駆動要素は、駆動ホイール又は一対の駆動起動を備えることができる。
一方、ブレーキ要素は、第二の駆動ホイール又は一対の駆動起動を備えることが
でき、この場合、管は、駆動要素にて管の速度に対してより遅い速度で供給され
る。これと代替的に、かかるブレーキ要素は、管を一回転させることにより巻か
れ且つブレーキ力が加えられるアイドルホイール又は管が内部で摺動する実質的
に変形の中央開口部を備える拡張可能なスリーブの何れかとすることができる。
【0023】 好ましくは、上記引伸ばし装置は、第一の回転速度に設定された第一の駆動ホ
イールと、第一の速度よりも遅い回転速度に設定された第二のホイールとを備え
るようにする。
【0024】 これと代替的に、上記引伸ばし装置は、 上記管を第一の速度にて引伸ばすのに適した第一の駆動装置と、 上記第一の駆動装置の速度に実質的に等しい速度に設定された第二の駆動要素
と、 上記2つの駆動要素の間に配置され、2つの駆動要素の間で管の長さに対し上
記管の供給方向に対し直接垂直に力を付与するのに適した第三の要素とを備える
ようにする。
【0025】 これと代替的に、引伸ばし装置は、 駆動要素と、 管がその間で供給される2組のローラを備えるブレーキ要素とを備え、2組の
ローラが管の中心軸線に対して両端にて交互に配置され、上方組みの下面の接線
と下方組みの上面の接線との間の距離が管を所定通りに引伸ばすのに特定の値だ
け管の直径よりも短いようにする。
【0026】 本発明は、添付図面に関する以下の詳細な説明により一層良く理解されよう。 典型的に、1つ又は2つ以上のファイバを保持するプラスチック材料の管を製
造するため、かかる管は、光ファイバの周りで押出し成形する。
【0027】 図1に概略図的に図示するように、少なくとも1つの光ファイバ1を保持する
管を製造する従来の押出し成形ラインは、典型的に、1つ又は2つ以上のファイ
バ1が取り出され且つ押出し成形機ヘッド3まで送られる少なくとも1つのリー
ルを備えており、この押出し成形機ヘッド3を通じてプラスチック材料が押出し
成形され、管11を形成する。次に、管11は、冷却装置10に送られ且つそこ
から引伸ばし装置5(典型的に、直径600mm乃至1000mm)、次に、最
終的な最終リール4に供給される。選択的に、押出し成形ラインは、引伸ばし要
素5と押出し成形機との間に配置された追加的なプーリー7(同様に、典型的に
直径600mm乃至1000mm)を備えることができる。
【0028】 ファイバ及び該ファイバを包み込むプラスチック材料管は、押出し成形ライン
に沿って特定の長さを進み、各々が互いに独立している。プラスチック材料の冷
却及びその後の収縮は、ファイバが管と一体でなく、収縮はファイバに一体的に
結合されていない管の部分に沿って分配されるから、この部分内の余剰ファイバ
の値を変化しない。
【0029】 他方、余剰ファイバを発生させ又は修整するため、ファイバ及び管は、押出し
成形ラインに沿って互いに一体的に進み、ファイバの収縮が基本的に零又は著し
く少ないため、冷却に起因するプラスチック管の長手方向への収縮が所望のファ
イバの余剰を生じさせるようにしなければならない。ファイバ及びプラスチック
管のかかる一体的な動作が実現される箇所である、押出し成形ラインの点は、「
調和点」と称され、この点から、ファイバ及び管は、「調和している」と規定さ
れる。
【0030】 調和は、典型的に、光ファイバと管との間の摩擦閾値に達することにより生じ
、全体として、押出し成形ラインに沿って管を冷却し且つ管の内部にフィラーが
存在することが有利である。
【0031】 等しい工程条件下にて、管の冷却装置を適宜に調節することにより、調和点を
押出し成形ラインに沿って移動させることができる。例えば、この調和点は、冷
却プール内の温度を低下させることにより、押出し成形機のより近くまで動かす
ことができる。
【0032】 これと代替的に、ファイバと管との間の調和は、押出し成形ラインの特定の点
にて機械的に付勢することができる。例えば、ファイバを保持する管を特定の巻
き数だけ(例えば、2回以上)巻いて、摩擦を増し且つ光ファイバが管の内部で
滑るのを防止する箇所にホイール(例えば、図1のプーリー7)を使用すること
ができる。このようにして、ファイバと管との間の所望の調和がホイールにて実
現される。
【0033】 基本的に、余剰ファイバは、管及びファイバの調和が実現されるときの温度に
依存する。調和点におけるプラスチック材料の温度がより高温であれば、この点
に関して下流にてより大きい収縮が生じ、その結果、その収縮によりより大きい
余剰ファイバ値となる。
【0034】 このように、初期近似法において、次式となる。 ΔL/L=a(T)ΔT ΔLは管見本の引伸ばし量 Lは管見本の長さ a(T)は熱膨張率(温度による) ΔTは、調和点と過渡冷却の終了時との間の温度変化 現象を正確に評価するためには、軸方向硬さ、交換された牽引力、ファイバの
粘度のような、温度に依存するその他の可変値も考慮しなければならない。
【0035】 従って、工程条件を画定し且つプラスチック材料の特性、特に熱膨張率が与え
られたならば、所望のファイバ余剰を実現し得るように最適な温度にてファイバ
−管の調和を実現することができる。
【0036】 典型的に、製造工程の終了時、光管における最終的な余剰ファイバは、数十分
の1%の値に等しく、特に、約−3000乃至約+3000、好ましくは、約−1 000乃至約+1000の範囲で変化する。
【0037】 本発明に従って制御された管の牽引力は、2本の長さの上記管に対し制御され
た仕方にて異なる速度を付与すべく押出し成形ラインに沿って装置を挿入するか
又は管に対し塑性引伸ばし力を加えることの何れかで設定される。特に、この牽
引力は、通常、通常の押出し成形状態下にて管に加えられる値よりも大きく、す
なわち、通常、管に加えられる牽引力の2乃至5倍であることが好ましい。
【0038】 図2に概略図的に示した第一の例によれば、押出し成形機15からの管11に
は、第一の駆動要素12(例えば、一回転以上、管が回転する場合、管が滑らず
に巻かれる所定の回転速度の駆動プーリー)と、駆動要素12の下流に配置され
たブレーキ機能を有する第二の駆動要素13(例えば、一回転以上回転する場合
、管が滑らずに巻かれる第二のプーリーであり、プーリー12の回転速度よりも
遅い速度に設定される)とを備える装置により所望の牽引力が加えられる。該装
置が押出し成形機から距離L1の位置に配置され、このため、管は所望の牽引力
を付与する温度に達する。かかる距離は、材料の型式、管の押出し成形速度及び
冷却剤の温度に依存する。例えば、かかる距離は、押出し成形速度及び冷却液の
温度が上昇するに伴って増す。典型的、この距離は1m乃至10mの範囲である
【0039】 2つの駆動要素12、13の間の距離L2は、2つの駆動要素の間の長さが受
ける温度変化が制限されるように十分に短くなる。原理上、かかる距離は、1m
以下、好ましくは約200mm乃至500mmの範囲であり、より好ましくは、
300mm乃至400mmの範囲とする。
【0040】 管の温度は、押出し成形ラインに沿って配置された1つ又は2つ以上の冷却プ
ール10により管を引伸ばするのに所望の値に設定する。 1つの好ましい形態において、順次に整合された幾つかの冷却プール10a、
10b、10cが使用される。冷却プールの全体的な長手方向長さL3は、10
m乃至50mの範囲とし、かかる冷却プールにはが色々な温度にて冷却剤が充填
されるようにすることが好ましい。
【0041】 特に好ましい実施の形態は、2つの駆動要素12、13を備える引伸ばし装置
を冷却プール10bの内部に保持することを予想する。 管は、2つの駆動要素の上で異なる速度にて前進し、次式で表わした駆動要素
の間に含まれる長さを引伸ばす。
【0042】 ε=(La11−L0)/L0=(VA−V0)/V0=(VA/V0)−1 ここで、L0は、管の最初の長さ、La11は、牽引力を受けた管の長さ、VA
0は、駆動要素12、13のそれぞれにおける管の速度である。
【0043】 2つの駆動要素12、13の間の管の長さに予め設定した牽引力は、引伸ばし
のため2つの駆動要素12、13の回転速度を適宜に設定することにより、付与
される。
【0044】 本発明によれば、かかる長さの管に加えられた牽引力は、その他の押出し成形
ラインの部分、特に、上述した引伸ばし装置が配置されるラインの部分に続く部
分内で管に加えられる牽引力よりも大きい。
【0045】 この部分内で管に加えられた牽引力は、通常、後続の押出し成形ライン部分、
特に、要素12と駆動ホイール5との間で加えられる牽引力の2乃至5倍である
ことが好ましい。
【0046】 例えば、プーリー12と駆動ホイール5との間の部分内で約1kgの牽引力に
よって管を引伸ばすならば、かかる管には、プーリー12、13の間の部分内で
約2.5乃至3kgの牽引力が加わることが好ましい。
【0047】 管のプラスチック材料の引伸ばしは、管とファイバとの間に調和が実現される
前に、行われる。このようにして、管が引伸びる間、ファイバは、管に対して独
立的に移動し、その結果、管に加わる引伸ばし牽引応力を受けることはない。
【0048】 光ファイバは、全体的に損傷することなく、0.3%までの引伸ばしに抵抗す
ることができる。この閾値を超えたならば、伝送された信号を全体として減衰さ
せる応力がファイバに生じる可能性がある。
【0049】 その結果、調和が存在しないならば、管は、光ファイバに望ましくない応力を
加えることなく、例えば、1%以上という比較的大きい程度だけ引伸びる可能性
がある。
【0050】 牽引力を管に加えるために使用される装置の型式に関係なく、牽引力が加わる
管の長さを限定し、このため、引き伸ばされた管の長さが受ける温度変化が制限
されるようにする必要がある。
【0051】 管の温度変化が制限されるならば、ポリマーの弾性率の変化も制限され、これ
により、一層優れた工程条件の制御を可能にする。 好ましくは、牽引力が加わる管の長さの温度変化は、押出し成形ラインに沿っ
た管の全体的な熱空隙よりも約10%少ないようにする。
【0052】 例えば、約300℃の押出し成形温度を有するPBT(ポリブチレンテレフタ
レート)重合系材料の場合、20℃の周囲温度に達するための熱空隙は、約28
0℃である。従って、引伸ばされた管の長さの許容可能な温度変化は、約28℃
である。
【0053】 材料の弾性率の変化を更に制限するため、制御された牽引力が加わる管の長さ
の温度変化は、約20℃以下、好ましくは、約10℃以下であるようにする。 上述した温度変化を制限するため、制御された牽引力が加わる管の長さは、1
m以下、好ましくは、約200mm乃至約500mmの範囲とする必要がある。
【0054】 図17には、図2に図示した色々な押出し成形ラインの部分に沿った管内の牽
引力、温度及び余剰ファイバのパターンの概略図的な一例が図示されている。こ
の例の数値は、内径2mm、外径3mmであり、直径250μmの光ファイバを
6本保持するPBT管を特に引伸ばす場合のものである。
【0055】 押出し成形機3と引伸ばし装置のホイール13との間に含まれる部分S1(長
さ約3m)において、管及びファイバを押出し成形ラインに沿って進めるため、
牽引力(0.2kg)が必要とされる(下側グラフ)。この第一の部分において
、管の温度(中間のグラフ)は、押出し成形機の出口にて約300℃だけ指数関
数的に降下し、約60℃となる。この温度のとき、重合系材料は所望の弾性率を
有する。ファイバと管との間に何ら調和が存在しないとき、余剰ファイバの値は
零である(上側のグラフ)。
【0056】 引伸ばし装置の2つのホイール13、12の間の部分S2内にて、約0.6m
/分の変形速度のとき、管には約2.5kgの牽引力が加えられる。簡略化のた
め、牽引力が加えられる管の長さは、2つのプーリー12、13の軸線の間の管
の長さ(約0.5m)として図面に示されている。
【0057】 この部分において、温度変化は10℃以内に制限され、重合系材料の弾性率の
値の変化を最小にする。2つのプーリーの間の部分内でファイバと管との間に何
ら調和が存在せず、管に加えられた引張り力がファイバに伝達されることはない
。その代わり、ホイール(12)により形成管とファイバとの間の調和が実現さ
れ、ファイバは部分S2の出口にて管と一体に進む。
【0058】 部分S3において、管に加えられた牽引力は、通常、押出し成形ライン内で加
えられる値とされ、この場合、約0.8kgである。この部分において、ファイ
バと管との間の調和及び更なる温度降下(約60℃から約20℃)は、重合系材
料の熱収縮効果により、管内に所望の余剰ファイバ(約1%)を生じさせる。
【0059】 図7には、駆動要素12及びブレーキ要素13の一例が概略図的に図示されて
いる(図2に図示した形態による)。かかる要素は、管11が上記駆動ホイール
の上で滑るのを防止し得るように駆動ホイールと可能な更なる装置24とから成
っている。
【0060】 上記装置24は、ベルト19がその間を摺動する三角形を形成し得るように配
置された3つのアイドルホイール23から成っている。装置24は、3つのアイ
ドルホイール23の2つが駆動ホイールの一方の部分の上に配置されるような位
置に設けられている。
【0061】 ベルト19を引張って、駆動ホイールに対して管を保持し且つ管の望ましくな
い滑りを防止し得るようにする。管11と接触したベルトの張力及びベルトの長
さは、例えば、駆動ホイールの位置、管の温度及び管の材料に従って調節する。
管と接触したベルトの上記部分は、2つのアイドルホイール23を駆動ホイール
上に配置することにより変更され、このため、ベルトはホイールの形状となる。
2つのアイドルホイールの間の駆動ホイールの部分が大きければ大きい程、ベル
ト19に接触する管の部分はより多くなる。
【0062】 押出し成形ライン内でファイバと管との間に調和を実現すべく駆動ホイールを
使用するならば、管11を駆動ホイールの周りで特定の回数だけ巻いて、管が該
管が保持するファイバと一体に動くようにする。図12には、駆動ホイールの周
りの多数の巻き付け(4回)の一例が図示されている。この場合、管の滑りを防
止するのに適したベルトを有する3ホイール装置は、不要であろう。
【0063】 図6には、一対の駆動軌道から成る、押出し成形ラインに沿って管を引張る1
つの代替的な駆動要素の形態が図示されている。 管11は、管の両側部に配置された2組みの駆動ホイール21により実質的に
線形の形態にて特定の駆動軌道により引張られる。また、軌道の駆動ホイール2
1の数(図面では6つ)は、管の材料及び押出し成形ラインにおける位置にも依
存し、管の重合系材料と駆動ホイール21との間の滑りを防止し且つ管に過度の
圧力が加わることなく、望ましくなく且つ有害な管の定格供給速度の変化を防止
し得るようにする。1つ又は双方の駆動ホイールに代えて、好ましくはブレーキ
要素に代えて、かかる駆動要素を使用することができる。
【0064】 1つの代替的な解決策によれば、押出し成形ラインに沿って配置され且つ直接
的な牽引力に対して垂直に、かかる力が加えられる管の部分に張力を加えるのに
適した第一の駆動要素と第二の駆動要素により加えられた直接的な牽引力に対し
て直接垂直な力を付与することにより、押出し成形機から来る管の引き伸ばしが
行われる。
【0065】 例えば、図4に概略図的に図示するように、駆動要素13から押出し成形ライ
ンに沿って配置された駆動要素12まで伝達される直接的な牽引力に対して垂直
なかかる力は、適宜に較正された重り18が接続されたホイール17を使用して
、管に力を加えることにより(例えば重り、ばね等)により発生される。この形
態において、駆動要素12は、管及びファイバを調和させる。
【0066】 図3に概略図的に示した1つの異なる形態の例によれば、押出し成形機15か
ら来る管11の引伸ばしは、引伸ばし駆動要素12及び適当なブレーキ装置16
により、管の長さに対し制御された形態にて牽引力Tを付与することによって行
うことができる。このことは、次の等式で表わされる。
【0067】 ε=T/EA ここでEAは、管の軸方向硬さである。 管の温度は、押出し成形ラインに沿って配置された1つ又は2つ以上の冷却プ
ール10によって引伸ばしのための所望の値にされる。図3に破線で示した1つ
の形態の例において、ブレーキ要素16及び引伸ばし駆動要素12は冷却プール
10内に保持されている。
【0068】 1つの形態の例によれば、ブレーキ要素16は、摺動シューと、弾性的な空圧
、液圧締め付け装置等とから成っている。 別の形態の例によれば、ブレーキ要素16は、例えば、摩擦ブレーキによって
ブレーキが加えられるアイドルホイールから成っており、このアイドルホイール
の周りに管が巻かれて予め設定した円弧を形成する。好ましくは、かかるホイー
ルはまた、管の滑りを防止する装置、例えば、図7に概略図的に図示するように
、三角形を形成し得るように配置された3つのホイールを有する軌道を更に備え
てるようにする。
【0069】 図8及び図9に概略図的に図示した別の形態の例によれば、ブレーキ要素16
は、外側部46と、弾性材料で出来た摺動スリーブ38から成り、光ファイバ1
を保持する管11が内部に挿入される内側部47とを有している。スリーブの長
さは、主として、管の材料により且つブレーキ要素16が配置される位置の温度
により設定される。拡張可能なスリーブ38には、拡張装置に取り付けられた取
り付け具37が設けられている。スリーブ38は、接続部37により拡張され且
つ圧力が加えられて、管11と接触したスリーブ38の側部は、押出し成形した
可能な管の寸法の変化に関係なく、スリーブ38の全長に沿って均一な圧力を付
与し、管を損傷させたり、変形させることなく、摩擦力により管11にブレーキ
を加える。
【0070】 かかるブレーキ装置は、不同一の応力が存在するとき、過度の高温状態下にて
プラスチック材料が引伸ばされる場合に生ずる、望ましくない管の楕円化を最小
限度に軽減することを可能にする。
【0071】 図10に概略図的に図示した別の形態において、弾性材料で出来た拡張可能な
スリーブ38は、スリーブ38に内部圧力が加わる結果、管11の反対方向にス
リーブ38が拡張するのを防止し得るように、硬いケーシング40により取り巻
かれている。この硬いケーシング40は、拡張可能なスリーブ38の拡張により
スリーブが管11に向けた方向にのみ拡張することを保証する。
【0072】 また、ホイールと押出し成形機との間にて、図5に概略図的に図示した装置の
ような装置を駆動ホイール12に結合することにより、管を引伸ばすこともでき
る。かかる装置は、管がその間を通る2組みの偏心軸線ローラを備えている。か
かる2組みのローラ21a、21bは、管の中心軸線に対して両端に交互に配置
され、上方組み21aの下面接線と下方組み21bの上面接線との間の距離が管
の直径以下であるようにする。従って、最大の曲げ力が加わる管の部分内で、管
に付与される、線形経路からの偏倚により、微小引伸ばしが生じ、これら引伸ば
しは、組み合わさって、予め設定した所望の引伸ばし作用を更に提供する。この
形態の例におけるかかる装置は、例えば、200Mpa以下のような極めて小さ
い弾性率を有する管に対して好ましい。
【0073】 上述した管の引伸ばし装置は、色々な条件に従って、特に、最も便宜な温度に
て引伸ばし工程を行い得るように押出し成形ラインに沿って可動であり且つ適宜
に配置することができる。
【0074】 上述したように、光ファイバと管との間の調和は、ファイバと管との間の更な
る滑りを防止し得るように、特定の回数、管が巻かれるアイドル又は好ましくは
被駆動の何れかのホイール又はドラムから成る装置を使用して、引伸ばし装置の
後の押出し成形ラインの任意の点にて実現することができる。
【0075】 好ましくは、図2、図3又は図4に図示した駆動要素12と一致する駆動要素
にて調和が実現されるようにする。このことは、管の引伸ばし装置はまた余剰フ
ァイバを画成するから、最も簡単な形態を保証する。
【0076】 例えば、ファイバの供給リール(押出し成形機に対して上流)に配置されたホ
イールの回転(ファイバと共に一体的に、(滑らずに)回転する)を例えば、巻
き取りドラム付近で周囲温度にて(すなわち、熱収縮が基本的に終了したとき)
管が滑らせずに回転するホイールの回転と比較することにより、余剰ファイバ値
は管の製造工程中に、制御することもできる。
【0077】 図2、図3及び図4を参照すると、管の牽引力を効果的に制御し得るように引
伸ばされる管の長さに沿って適宜に配置された適当な牽引力制御装置14が採用
される。
【0078】 例えば、引伸ばし長さに沿って配置された「バッファ」により、又はブレーキ
装置又は駆動装置内に配置された1つ又は2つ以上の「ロードセル」により直接
測定することで、付与される牽引力を効果的に制御することができる。「バッフ
ァ」という語は、図13に概略図的に図示するように、典型的に、2つの自由な
回転プーリー42、43から成る、図13に概略図的に示した装置であって、そ
の一方のプーリー(42)が一定の回転軸線を有し、その他方のプーリー(43
)がプーリー42の軸線に対して可動の軸線、好ましくはガイド又は揺動ロッド
44の何れかに固定されることが好ましく、また、管11の引張り力と可動のプ
ーリー43により加えられた圧力とを釣合わせ得るように釣合い重り45により
適宜に釣合わされた、装置を意味するものとする。一度び管に所定の牽引力が加
えられたならば、牽引力の変化は、固定されたプーリーに対して可動プーリーの
相対的な動きにより吸収され、引張り力を一定に保つ。
【0079】 「ロードセル」という語は、例えば、ASA オートマジオン トリノ(AS
A Automazione Torino)が製造するテンショントランスデ
ューサ(Tension transducer)ATB 05という商標名で
販売されている装置のような、圧力センサと協働する自由回転プーリーを備える
装置を説明するために使用される。
【0080】 これと代替的に、引伸ばされる管の長さの両端における速度V0、VAは、駆動
要素12と要素13又は16との間の管の長さの開始点と終了点との間で測定す
ることができ、この値により、上述した等式に従って管の引伸ばし程度を計算す
ることができる。
【0081】 これらの制御装置は、弾性材料に加えられる圧力を可能な限り一定に保つ作用
を果たし、回転速度を適宜に加減し且つ/又は管の引伸ばし程度を画成する要素
に加わるブレーキ強さを加減することにより、管の引伸ばしの変化又は速度V0
且つ/又はVAノ変化を検知した後、装置にて遡及的に介入する。好ましくは、こ
れら遡及的動作が電子的に制御されるようにする。
【0082】 1つの好ましい実施の形態によれば、管は、その楕円化を防止し得るように十
分に冷却されるが、依然として、管の弾性率が管の引伸ばしに有利なように十分
に低いように適宜に高い温度を保つ箇所である、押出し成形ラインの領域内で重
合系材料を引伸ばすことが特に便宜であると思われる。引伸ばしが行われるとき
の温度は、本発明に従って管材料の弾性率が約100Mpaと約2000Mpa
の範囲、より好ましくは、約300Mpaと約1500Mpaとの間にあること
を保証するようにする。全体として、この管を製造するために使用される材料の
場合、かかる温度は、一般に、20℃乃至100℃の範囲、好ましくは30℃乃
至70℃の範囲にある。
【0083】 当該出願人は、本発明の方法によれば、製造後の管の長手方向への収縮は、特
に格納のとき著しく制限可能であることが分かった。特に、本発明に従って制御
された張力が加わる管の場合、管の収縮は、上述した格納中、同様の牽引力が加
わらない同様の管に比して著しく軽減することができる。より正確には、当該出
願人は、この方法に従って製造された管の収縮は、従来の方法に従って製造され
た同様の管よりも少なくとも20%だけ少ないことが分かった。
【0084】 その結果、管に付与される引伸ばし量は、格納中に特定の収縮の減少を保証し
得るように十分に大きくなければならない。しかし、プラスチック材料の引伸ば
しは、かかる引伸ばしが管の機械的性質を過度に劣化させないように適宜に制限
しなければならない。
【0085】 牽引力の値に加えて、牽引力が加えられるときの速度もまた重要であると思わ
れる。図17を参照すると、引伸ばし牽引力を加えるときの速度は、部分S3及
び部分S1内の管の異なる速度により、特に規定される。典型的に、かかる作動
速度は、約0.1m/分乃至約2m/分の範囲とする。
【0086】 例えば、実際的な観察において、約0.6m/分の変形速度にて約10%だけ
引伸ばされるPBTは、格納中、所望の収縮の減少特徴を呈する。 光ファイバ管を製造するため有利に使用される材料は、ポリアルキルエネテレ
フタレート及びポリオレフィン、特にポリブチレンテレフタレート(PBT)、
ポリエチレン(PE)又はポリプロピレン(PP)である。
【0087】 本発明の結果は、特定の理論にのみ限定すべきではないが、当該出願人は、製
造後に管の長手方向への収縮が減少する理由は、押出しが行われる条件を考慮す
ると、押出し成形ラインにおける管の引伸ばしが該管の弾性引き伸ばし限界値を
超えるからであると考える。管内又はその長さの一点にてかかる弾性引伸ばし限
界値(すなわち降伏点)を超えることは、恒久的変形を生じさせ、このことは、
製造後の格納中に管に見られる収縮を減少する原因となるものである。
【0088】 本発明に従って製造された光ファイバケーブルの一例は、図14に図示されて
いる。図14のケーブルは、半径方向最内方位置にて、典型的にファイバガラス
で出来ており、例えば、ポリエチレンのようなポリマージャケット28で被覆さ
れた中央部材32を提供する。このケーブルは、同様にフィラー33内に埋込ま
れた光ファイバ25をルーズに保持するフィラー33内に埋込むことのできる1
つ又は2つ以上のPE、PBT、PP管26を提供する。必要であるならば、フ
ィラー33は、水膨潤性粉体又はその他の水遮断性材料と置換することができる
。本発明に従って予め設定した引伸ばし力を管26に加えた。管26は、ケーブ
ルに対し長手方向に配置された2つのシース切断ストランド34から成る典型的
にケブラー(Kevlar)(登録商標名)又はガラスファイバで出来た強化層
29で被覆されている。最後に、該ケーブルは、波形金属テープ30(必要であ
るならば)と、典型的にポリエチレンで出来た外側ジャケット27とを備えてい
る。
【0089】 本発明による別の例が図15に図示されている。該例は、光ファイバ25をル
ーズに保持する単一の管26を有するケーブルから成っている。特に、図15に
は、本発明に従い、必要であるならば、フィラー33内に埋込まれたルーズな光
ファイバ25を保持する、引伸ばした中央管26を備える光ファイバケーブルの
断面図が図示されている。中央管26の半径は、2つのシース切断ストランド3
4と、波形テープ30と、外側ポリエチレンジャケット27とから成る補強層2
9により取り囲まれている。
【0090】 追加的なケーブルの例が図16に図示されている。このケーブルの構造は、図
15に図示したものと同様である。相違点は、適宜に引伸ばした管26内にルー
ズに保持された光ファイバ25がリボン31内にまとめられている点である。更
に、例えば、ファイバガラスで出来た2つの誘電性補強要素35がシース切断ス
トランド34に隣接している。
【0091】 上述したケーブル内に追加的な構成要素を挿入することは、本発明に従って形
成された管から、既知の技術に従って行うことができ、この理由のため、更に詳
細には説明しない。
【0092】 本発明は、以下の実際的な例にてより詳細に説明する。
【0093】
【実施例】
図2に図示した装置を使用して、ベストデル(Vestodur)3000ポ
リブチレンテレフタレートのルーズな光ファイバ管を製造した。かかる管は内径
約2mm及び外径約3mmとした。該管は、直径250μmの6つの光ファイバ
を保持するものとした。押出し成形機15から来る管11をブレーキを加える目
的のため(設定した回転速度はプーリー12の回転速度よりも遅いため)、第一
の駆動プーリー12及び第二のプーリー13を使用して、押出し成形ラインに沿
った供給速度を適宜に変化させることにより、引伸ばした。更に、管を上記ホイ
ールに5回巻くことにより、プーリー12上で光ファイバと管との間の調和を実
現した。
【0094】 双方とも直径250mmのプーリー12及びプーリー13を引伸ばし装置を形
成し得るように、互いに350mm距離にてそれぞれの回転中心があるように配
置した。上記装置は、冷却プール10(長さ25m及び幅15cm)内に配置し
た。プーリー12は、押出し成形機から2.7mの位置に配置した。プール10
内の冷却液の温度を20℃に一定に保った。押出し成形機とプーリー13との間
の部分内で管に加えられる牽引力は0.3kg以下とした。
【0095】 直径100cmの駆動ホイールを押出し成形機から約27mの距離に冷却プー
ルの端部に配置した(プール外)。該管は、押出し成形機から約30mの位置に
て直径30cmのリールに巻いた。
【0096】 管の製造速度は約60m/分に設定した。 プーリー12の回転速度は、約60m/分の管VAの線形速度に相応して、約
76g/分に設定する一方、プーリー13の回転速度は、59.5g/分に等し
い管の線形速度V0に相当する75g/分に設定した。この場合、2つのプーリ
ー12、13の間の管の長さに対し、約2.3kgの牽引力を加え且つ約1%だ
け引伸ばした。
【0097】 ベストデル3000が約600Mpaの弾性率を有するときの温度である約6
0℃の温度にて管を引伸ばした。 駆動ホイール5は約19g/分の回転速度に設定した。プーリー12と駆動ホ
イールとの間の管の長さに対し約0.8kgの牽引力を加えた。
【0098】 管は不規則な交差巻き付け状態でリールに巻いた。 この方法の終了時、管内の余剰ファイバ値は約1000であった。このように
して2kmの管を製造した。
【0099】 当該出願人は、この方法により、本発明に従い合計9本の管を製造した(全長
18km)。 1つの基準として、上述した装置を使用するが、引伸ばし装置を使用せずに、
9つの管の見本(各々2km)を作製した。上述したように、駆動ホイール5は
押出し成形機から27mの距離に配置し、その後にリールを配置した。ホイール
速度は、管に対し約0.8kgの牽引力を付与するように19g/分に設定した
【0100】 本発明に従い作製した9つの見本及び一週間の格納後、9つの試料にて測定し
たときの収縮値は、収縮後の相対的な余剰ファイバ値と共に、表1、表2に掲げ
てある。
【0101】 表(1) 引伸ばし後の管(格納前の余剰ファイバ:1000) 見本 一週間の格納後の収縮率 形成される余剰ファイバ 1 0.2000 1.2000 2 0.2000 1.2000 3 0.3000 1.3000 4 0.3000 1.3000 5 0.3000 1.3000 6 0.4000 1.4000 7 0.4000 1.4000 8 0.5000 1.5000 9 0.5000 1.5000 表(2) 引伸ばさない管(格納前の余剰ファイバ:1000) 見本 一週間の格納後の収縮率 形成される余剰ファイバ 10 0.6000 1.6000 12 0.6000 1.6000 13 0.8000 1.8000 14 0.8000 1.8000 15 0.8000 1.8000 16 1.0000 2.0000 17 1.4000 2.4000 18 1.6000 2.6000 19 1.9000 2.9000 表1及び表2に示したデータを分析すると、当該出願人は、一週間の格納後の
収縮率は1%の引伸ばしを行った後の管よりも平均60%低く、約1000の平
均値乃至約0.4000の平均値の範囲にあり、その結果、格納中の収縮に起因
する余剰ファイバ値の変化を少なくすることが分かった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 現在の押出し成形ラインの技術の一例を示す概略図である。
【図2】 本発明による第一の例の装置を備える押出し成形ラインの一例の概略図である
【図3】 本発明による装置の第二の例を備える押出し成形ラインの一例の概略図である
【図4】 本発明による装置の第三の例を備える押出し成形ラインの一例の概略図である
【図5】 本発明による装置の一例としての概略図である。
【図6】 所望の管の引伸ばしを実現し得るよう上記の装置内で管に所定の速度を付与す
るのに適した駆動要素の第一の例を示す概略図である。
【図7】 所望の管の引伸ばしを実現し得るよう上記の装置内で管に所定の速度を付与す
るのに適し、管の滑りを防止する軌道を備える駆動要素の第一の例を示す概略図
である。
【図8】 本発明に従い管の所望の引伸ばしを実現すべく使用することのできるブレーキ
要素の第一の例の正面図を示す概略図である。
【図9】 本発明に従って図8に図示したものと同一の例の側面図を示す概略図である。
【図10】 本発明に従って管の所望の引伸ばしを実現するために使用することができるブ
レーキ要素の第二の例の正面図を示す概略図である。
【図11】 管を引伸ばす2つの駆動ホイールを有する装置の一例を示す概略図である。
【図12】 図16に図示したものと同一の装置の底面図である。
【図13】 バッファの一例を示す概略図である。
【図14】 本発明による少なくとも1つのルーズな光ファイバプラスチック管を備えるケ
ーブルの第一の例を示す概略図である。
【図15】 本発明による少なくとも1つのルーズな光ファイバプラスチック管を備えるケ
ーブルの第二の例を示す概略図である。
【図16】 本発明による少なくとも1つのルーズな光ファイバプラスチック管を備えるケ
ーブルの第三の例を示す概略図である。
【図17】 本発明の方法に従い、色々な押出し成形ラインの部分内で管に加えられる牽引
力、管の温度及び余剰ファイバ値を変化させる方法の一例を示す図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年1月23日(2001.1.23)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0017】 好ましくは、上記最終温度は約40℃以下、好ましくは約20℃とする。 第二の牽引力を付与する間の管の温度変化は制限される。 好ましくは、牽引力を加えた管の長さの温度変化は、押出し成形ラインに沿っ
て管により加えられた全体的な熱空隙の約10%以下とする。好ましくは、上記
第二の牽引力が加えられた管の長さの温度変化は、約20℃以下であり、より好
ましくは、約10℃以下であるようにする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0051
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0051】 管の温度変化が制限されるならば、ポリマーの弾性率の変化も制限され、これ
により、一層優れた工程条件の制御を可能にする。 好ましくは、牽引力が加わる管の長さの温度変化は、押出し成形ラインに沿っ
た管の全体的な熱空隙よりも約10%以下であるようにする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),AU,BR,C A,CN,IN,JP,NZ,US (71)出願人 Pirelli Cavi e Sist emi S.p.A Fターム(参考) 2H001 DD21 KK22 MM02 MM04

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に受け入れた少なくとも1つの光ファイバと関係した重
    合系材料の管の製造方法において、 前記少なくとも1つの光ファイバを押出し成形機へ経路に沿って供給するステ
    ップと、 前記光ファイバの周りで重合系材料を押出し成形して、前記管を形成するステ
    ップと、 該管を予め規定した最終温度まで冷却するステップとを備え、該冷却中、 前記押出し成形ラインの第一の部分内で前記光ファイバを保持する管に対し
    第一の牽引力を付与するステップと、 前記ファイバと前記管との調和が実質的に存在しないとき、前記押出し成形
    ラインの第二の部分内で前記管に対し、前記第一の牽引力よりも大きい第二の牽
    引力を付与するステップと、 前記第二の牽引力よりも小さい第三の牽引力を前記押出し成形ラインの第三
    の部分内で前記管に付与するステップとが行われ、 前記第二の牽引力が、前記押出し成形後、直ちに1週間後又はより長い期間の
    後、引伸ばされていない同様の管と比較して少なくとも20%だけ小さい前記管
    の長手方向への収縮を決定するようなものである、方法。
  2. 【請求項2】 請求項1による方法において、 前記第二の牽引力が、重合系材料が約2000MPa以下の弾性率を有すると
    きの管の温度にて付与されることを特徴とする、方法。
  3. 【請求項3】 請求項2による方法において、 前記第二の牽引力が付与されるときの管の温度にて、重合系材料が約100M
    Pa乃至約2000MPaの範囲の弾性率を有することを特徴とする、方法。
  4. 【請求項4】 請求項3による方法において、 前記第二の牽引力が付与されるときの管の温度にて、重合系材料が約300M
    Pa乃至約1500MPaの範囲の弾性率を有することを特徴とする、方法。
  5. 【請求項5】 請求項1による方法において、 前記最終温度が約40℃以下であることを特徴とする、方法。
  6. 【請求項6】 請求項5による方法において、 前記最終温度が約20℃であることを特徴とする、方法。
  7. 【請求項7】 請求項1による方法において、 前記第二の牽引力を付与するステップの間の管の温度変化が制限されることを
    特徴とする、方法。
  8. 【請求項8】 請求項7による方法において、 前記第二の牽引力を加えた管の長さの温度変化が、押出し成形ラインに沿って
    管により加えられた全体的な熱空隙よりも約10%少ないことを特徴とする、方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項7による方法において、 前記第二の牽引力が加えられた管の長さの温度変化が、約20℃以下であるこ
    とを特徴とする、方法。
  10. 【請求項10】 請求項7による方法において、 前記第二の牽引力が加えられた管の長さの温度変化が、約10℃以下であるこ
    とを特徴とする、方法。
  11. 【請求項11】 請求項1による方法において、 前記第二の牽引力が、管の重合系材料がポリブチレンテレフタレート(PBT
    )であるとき、少なくとも1%以上の引伸ばしを生じさせ得るように予め規定さ
    れることを特徴とする、方法。
  12. 【請求項12】 前記管内に受け入れられた、少なくとも1つの光ファイバ
    を備える、押出し成形法により製造された重合系材料の管であって、 製造中、該管には引伸ばしが加えられ、押出し成形後、直ちに1週間後又はよ
    り長い期間の後、その長手方向収縮が引伸ばしさせなかった同様の管の収縮より
    も少なくとも20%少ないことを特徴とする、重合系材料管。
  13. 【請求項13】 少なくとも1つの光ファイバを備える管を製造する装置で
    あって、 少なくとも1つの光ファイバを保持するプラスチック材料の管を製造するのに
    適した押出し成形機と、 少なくとも1つの冷却プールと、 前記管の長さに対し大きい牽引力を付与するのに適した引伸ばし装置とを備え
    、 該管の長さの温度変化は、押出し成形機から周囲温度まで管の全体の熱空隙よ
    りも10%少ないことを特徴とする、装置。
  14. 【請求項14】 請求項13による装置において、 前記引伸ばし装置が、駆動要素と、押出し成形機と該駆動要素との間に配置さ
    れたブレーキ要素とを備えることを特徴とする、装置。
  15. 【請求項15】 請求項14による装置において、 前記駆動要素が、モータ被駆動ホイール又は一対のモータ被駆動の供給軌道を
    備えることを特徴とする、装置。
  16. 【請求項16】 請求項14による装置において、 前記ブレーキ要素が、モータ被駆動ホイール又は一対のモータ被駆動の供給軌
    道を備え、 管が、駆動要素を通じて管が供給される速度よりも遅い速度で供給されること
    を特徴とする、装置。
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