JP2002532797A - 電気回路を閉じる導電性組成物を持つ共振タグ - Google Patents

電気回路を閉じる導電性組成物を持つ共振タグ

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    • G08B13/2431Tag circuit details

Abstract

(57)【要約】 簡単にいうと、タグ(10)は、第1と第2の背中合わせの主面を含む。1つのギャップ(22)を含む電気伝導性パターン(18)を持つ電気回路が誘電性基板の少なくとも1面上に形成される。導電性パターンは電気的オープン回路を形成する1つのギャップを含んでいる。既定の周波数範囲内のある電磁エネルギーに曝されたとき、一時的に共振回路の共振を引き起こす電気閉回路を形成するように、電気伝導性微粒子(24)を含む電気伝導性混合物(24)が導電性パターン中のギャップをブリッジすべく用意されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術の分野】
本発明は保安用タグに関し、特に、保安領域からの物品の許可なき持ち出しを
検出するための電子式物品監視システムに用いられる不活性化保安タグに関する
【0002】
【発明の背景と課題】
小売施設または図書館のような施設からの物品や商品の窃盗または許可なき持
ち出しを検出し防止するための電子式物品監視(EAS)システムは公知であり
、また広く使われている。一般的に、このような保安システムでは、窃盗または
許可なき持ち出しから保護されるべき物品または商品か、その包装に締結、添付
、または固定されたラベルまたはタグが用いられている。保安用タグは、それが
使われている保安システムのそれぞれのタイプ、物品のタイプ及び大きさなどに
よって多くの種々の大きさ、形、様式を持っている。一般的に、このような保安
システムでは、保安用タグが監視ゾーンまたは保安チェックポイント付近を通過
するとき、活性化している保安用タグの存在を検知している。
【0003】 米国特許No.3,810,147の「電子保安システム」、米国特許No.3,853,244の「改
善されたノイズ弁別特性を持つ電子保安システム」、及び米国特許No.5,276,431
の「固有容量を持つ物品とともに使う保安用タグ」と、それらの市場で入手可能
な実施物ならびに代替物のような、ある先行技術のタグは、それらに限られるも
のではないが主として高周波(RF)電磁場擾乱センシング電子保安システムで
働く。このような電子保安システムでは、ほぼ、物品が管理構内から持ち出しさ
れると、それが必ず通過しなければならない監視ゾーン内に高周波(RF)電磁
場を設定する。共振回路を持ったタグが個々の物品に取りつけられており、監視
ゾーン内の共振器の存在が受信システムによって感知され、物品の許可なき持ち
出しが検出される。
【0004】 管理構内からの持ち出しが許可されている物品は、その持ち出しに先立って、
取りつけられている保安タグの不活性化を必要とする。共振回路を持つタグの物
理的な不活性化は、(1)共振回路を離調するか不活性化するかによってタグに
変化を与える、(2)入射高周波エネルギーから共振回路を遮蔽する、または、
(3)物品からタグを取り去る、などによって達成される。これらの物理的な不
活性化の方法のいずれもが、保安タグの確認と近接とを必要とするので、タグの
商品内の明示されていない場所への埋め込みや、または、包装パッケージ内や包
装パッケージ上に隠されたタグの使用を不可能としている。
【0005】 電子物品監視産業における最近の傾向は、製品の製造段階で、製品内にタグを
設置することであって、この段階でタグを設置することは比較的低コストに実施
できるメリットがる。また、タグを隠すか見えなくすることで物品詐取の意図を
未然に防ぐことができる。しかし、製品または製品の包装パッケージにタグを埋
め込むと、今度は、遠隔的にタグの不活性化が必要となる。
【0006】 遠隔的なタグの不活性化は電磁的な手段で達成することができるだろう。その
ようなタグは、その共振回路の1つまたは1つ以上のコンポーネント(構成部)
を、そのタグの細かい構造に応じてショートさせるかオープンさせるに十分なパ
ワーレベルの高周波エネルギーをチェックアウトコーナーまたはそれに類似の場
所で与えることのできる不活性化装置の上、もしくはその近くに一瞬置くことに
よって、簡単に不活性化することができる。回路にショートかオープンを生じる
典型的な方法は誘電破壊と可溶性のインクを使うことである。このような方法の
いずれも、タグを適正に不活性化するための特別の装置からの、あらかじめ決め
られた、ある高周波エネルギーレベルを必要とする。
【0007】 タグを物品の中に設置した後で、タグを不活性化せずに、物品を合法的に使用
しようとする場合もあり得る。特定の器具に対する便益を予定しない用途へタグ
を使用している間に、その物品が、後刻、物品監視システムを通過しなければな
らないするときに間違った警告をしてしまうといった可能性を最小に抑えるため
に、そのようなタグを永久に不活性化する必要のある場合もある。
【0008】
【発明の概要】
簡単にいうと、本発明は第1と第2の背中合わせの主たる面(主面)を持つ誘
電性基板を含むタグを含んでなる。電気伝導性のあるパターンを持つ電気回路が
誘電体基板の主面の少なくとも1面に形成されており、その導電性パターンは電
気的オープン回路を形成する1つのギャップを含んでいる。所定の周波数範囲内
のある1つの周波数の電磁エネルギーに曝されたとき、一時的に共振回路に共振
を引き起こす電気的閉回路を形成するように、電気伝導性微粒子を含む電気伝導
性組成物が導電性パターン中のギャップをブリッジすべく用意されている。
【0009】 本発明は、さらに、タグをつくる方法を含む。その方法は、誘電体基板上に電
気伝導性パターンを持つ電気回路を形成すること、その導電性パターン中に1つ
のギャップを形成してオープン回路を形成すること、また、その導電性パターン
に液体組成物を塗布して導電性パターン中のギャップをブリッジすること、その
液体組成物を乾燥して電気伝導性組成物を形成し所定の周波数範囲内の周波数の
電磁エネルギーに曝されたとき電気回路に共振を起こさせることのステップスを
含む。
【0010】 本発明はさらにタグを不活性化する方法を含んでいる。その方法は、誘電体基
板上に電気伝導性パターンを持つ電気回路を形成すること、その導電性パターン
中に1つのギャップを形成してオープン回路を形成すること、その導電性パター
ンに液体組成物を塗布して導電性パターン中のギャップをブリッジすること、そ
の液体組成物を乾燥して電気伝導性組成物を形成し、所定の周波数範囲内の周波
数の電磁エネルギーに曝されたとき電気回路に共振を起こさせること、及び、回
路が所定の周波数範囲内の周波数に共振しないように導電性パターン中にギャッ
プを再形成すること、のステップスを含んでいる。
【0011】 先述の概要も、以下の本発明の好ましい実施例の詳細な記述も、添付の図面と
共に読まれることによって、よりよい理解が得られる。本発明を図示して説明す
るために、本発明の好ましい実施例が図中に示されている。しかし、本発明は、
そこに示される詳細な配置や手段に限られるものでないことは理解されるだろう
。図には以下のものがある。
【0012】
【発明の実施形態及び効果】
同じ参照番号がいくつかの図を通して相互に対応する要素に適用されている複
数の図において、図1と図2に典型的な保安タグまたは電子物品保安システムに
用いられるタグ10が示されている。タグ10はほぼ、物品保安システムの技術
分野でよく知られている2つの動作状態、すなわち、(1)タグ10が電子物品
保安システムによって検出可能な活性状態と、(2)タグ10が電子物品保安シ
ステムによっては、ふつう検出不可能な不活性状態、の2つの状態を持つタイプ
のものである。
【0013】 本技術分野でよく知られているように、タグ10は、物品または商品に固定さ
れる、または保安または監視が行われるそのような物品の包装パッケージに締結
される、などして用いられる。タグ10は、小売り施設またはその他のそのよう
な施設で物品またはその包装パッケージに固定されてもよいし、または現在好ま
れているように、物品の製造または卸しの段階で物品内またはその包装パッケー
ジに固定または締結されることである。
【0014】 タグ10は電子物品保安システム(図示されていない)、特に、ここに参照す
ることによって本発明中に組み込みしている「改善されたノイズ弁別特性を持つ
電子物品保安システム」と題される、米国特許No.3,863,244で例示されているよ
うな、無線または高周波タイプの電子物品保安システムに関連して用いられる。
このような電子物品保安システムは、当該技術分野でよく知られており、したが
って、そのような電子物品保安システムの構造と動作を完全に記述することは本
発明の理解に必要ではない。
【0015】 このような電子物品保安システムは一般的に、たとえば小売店のような施設の
入口または出口に接近して監視領域または監視ゾーンを確立すると言うにとどめ
ておこう。保安システムの機能は、物品に固定されるか、または、物品の包装パ
ッケージに固定された活性化保安タグ10を含む物品が監視ゾーン内に存在する
かどうかを検出することである。
【0016】 保安タグ10は、以下により詳しく述べるところの、所定の検出共振周波数か
またはその近くの周波数の高周波エネルギーに曝されたとき共振する共振回路1
1を確立する構成要素を含んでいる。タグ10を採用している典型的な電子物品
保安システムは、監視ゾーンに入ってくるかそこを通過する保安タグ10の共振
周波数またはその近くの周波数の高周波エネルギーを送出するための手段と保安
タグ10の共振回路11の存在によって引き起こされる高周波電界の擾乱を検出
して保安タグ10したがって保護されるべき物品の監視ゾーン内の存在を立証(
エスタブリッシュ)する手段とを含んでいる。
【0017】 図1及び図2に示された典型的なタグ10は、一般的に、長方形で平面状の第
1と第2の背中合わせの主面14、16を持つ絶縁体または誘電体基板12を含
んでなる。基板材料は、それが絶縁体であって誘電体として使えるものであれば
、どのような固体状の材料または複合構造を持つ材料であってもよい。好ましく
は、基板12は、当該技術分野でよく知られている、たとえば、ポリエチレンの
ような絶縁性誘電体材料で形成されている。しかし、基板12を形成するのに、
これ以外の誘電体材料を用いうることは当該技術分野に精通した何人(なんびと
)によっても認められるところである。
【0018】 図タグ10は、さらに、以後に述べる基板12の両主面14、16上に所定の
回路要素または回路成分を形成することによって、少なくとも1個の共振回路1
1を確立するための、基板12上に位置する回路を含んでなる。その回路要素は
、タグ10の表面としてどちらの面を選んでよいが、図1中に見られる基板12
の第1主面14上に製版された第1の導電性パターン18と基板12の裏面、ま
たは、第2主面16(図2中に見られる)上に製版された第2の導電性パターン
20との組み合わせによって形成されている。
【0019】 導電性パターン18、20は、既知のタイプの電気伝導性材料で、また、電子
物品監視技術の分野ではよく知られた方法で、基板の両表面にそれぞれ形成され
る。導電材料は、好ましくは、導電性パターン18、20を形成するのに必要な
所望の導線性材料を、典型的にはプリントエッチングレジストインキで保護した
後、導電性材料の不要な部分を化学的浸食によって除去する、いわゆる基板プロ
セス(すなわち、エッチング)によってパターン化される。このような導電性パ
ターンの形成に適する方法は、ここに参照することによって本発明中に組み込み
した「プラナー回路作製プロセス」と題する米国特許No.3,913,219に詳細に述べ
られている。
【0020】 本発明では、導電性材料はアルミニウムである。しかし、その他の導電性材料
(たとえば、金、ニッケル、銅、リン青銅、真鍮、はんだ、高密度グラファイト
、アルミ充填導電性エポキシ、銀充填導電性エポキシなど)も、共振回路11の
性質や動作を変えることなく、アルミニウムのかわりに置き換えることができる
。保安タグ10を作製するのに採用された、上に参照した米国特許No.3,913,219
やその他の先行技術で説明した材料ならびに方法は好ましいものであるが、その
他の適当な電気伝導材料ならびに/または作成方法もまたそれらに代わって採用
することができることは当該技術分野に精通した何人(なんびと)にも認めうる
ところである。
【0021】 第1と第2の導電性パターン18、20は、タグ10が使われている電子物品
保安システムの検出領域内のある共振周波数を持つ共振回路11を確立する。タ
グ10の場合には、共振回路11はキャパシタンスに電気的に並列接続されたイ
ンダクタンスからなる。
【0022】 図1に見られるように、インダクタンスは第1の導電性パターン18内に形成
された誘導性コイル26からなる。しかし、誘導性コイル26が第2の導電性パ
ターン内にも形成できるし、または、両導電性パターン18、20内にも形成で
きることは、容易に認められるところである。また、そのかわりに、第1及び/
または第2の導電性パターン18、20内に複数の誘導性コイルを形成すること
も可能である。
【0023】 さらに、導電性パターン18、20には誘導性コイル26を形成する必要がな
く、たとえば、ストリップライン法またはマイクロストリップ法によってつくら
れた電送線の形成から誘導性リアクタンスを確立してもよく、それらは本発明の
精神と範囲の中にある。
【0024】 タグ10の共振回路は、さらに、図1に示される第1の導電性パターン18の
第1のほぼ長方形状の島部分28で形成される第1プレートと、図2に示される
第2の導電性パターン20の第2のほぼ長方形状の島部分30で形成される第2
プレートとを持つ、容量性要素を含んでいる。容量性の島パターン28、30は
誘電性の基板12によって分離されてキャパシター要素を形成する。
【0025】 図1と図2に示したように、共振回路11は、シリーズループの中で一端では
第1の導電性パターン18のほぼ長方形状の島(ランド)部分28に電気的に接
続され、他端では第2の導電性パターン20のほぼ整列された長方形状の島部分
30に誘電体基板12を通して電気的に接続され(図示されていない)リンクに
より電気的に導電性パターン18と20と接続された、誘導性コイル26で形成
されている。
【0026】 タグ10の好適実施例は島(ランド)部分28、30で形成された単一のキャ
パシターを含むだけであるが、別法として、複数のキャパシター要素を使うこと
も本発明の精神と範囲の中で可能である。
【0027】 以上に述べてきたタグ10は電子物品保安及び監視技術においてよく知られて
おり広く使われている保安タグの典型的なものである。このような保安タグを形
成するのに、誘導性コイル26の領域とキャパシター板28、30の重なり領域
とは、それらによって形成される共振回路11が、そのタグ10が使われるよう
設計された電子物品保安システムで採用されている検出周波数にほぼ対応するか
それにごく近くなる所定の共振周波数を持つよう注意深く選定される。
【0028】 本実施例では、タグ10は、多くの製造者からの電子物品保安システムで共通
して採用されている8.2メガヘルツかその付近の周波数に共振している。しか
し、この特定の周波数は本発明を限定するものと考えてはいない。
【0029】 共振回路10は外部の電子デバイスによって変更することができる。このよう
な回路の変更は、タグ10製造時点や、また、保安タグが埋め込まれるか取り付
けられた物品が購買者によって購入された際にチェックアウトカウンターで、そ
の後のタグの使用意図のあるなしに応じて、活性化または不活性化される。
【0030】 タグ10の不活性化は、監視ゾーン内で電子物品保安システムが当該物品を検
出することのないように共振回路11の共振を停止させるよう、典型的にはレジ
などの物品販売時点で発生する。保安タグ10を不活性化する方法として、保安
タグ10を物理的に物品から取り外すか、シールドまたは金属製小片のような離
調素子で共振回路をカバーするなどの各種の物理的な方法が開発せられてきた。
【0031】 その他の方法として、タグ10をある所定のエネルギーレベルに曝露して、通
常、十分なエネルギーに曝露された際、予想の範囲内で電気的特性を変化させる
ように設計された弱点接続部(ウイークリンク)または導電体パターンのくぼみ
を使って、タグ10内に「オープン回路」または「ショート回路(短絡)」の発
生を引き起こす方法などがある。
【0032】 本発明は、さらに、導電性パターン18’、20’(図示されていない)の少
なくとも1つの中に非導電性のギャップ22を設けることによって、図3から6
に示すような電気的オープン回路を形成し、タグ10’の共振回路11’を不活
性化する方法を提供しているが図3から6では、本実施例と先行技術の類似の要
素には共通の主な記号が使われており、先行技術のタグ10の構造に代わる方法
が、本実施例にも同様によく適用できる。
【0033】 ここで、「オープン回路」という用語は、 (1)電子物品監視システムによって発生された十分検知可能な高周波電界を
共振回路11’が擾乱し得ない程度に、その共振回路11’の「Q」が低下して
いるか、または、
【0034】 (2)共振回路11’の共振周波数が電子物品監視システムの所定の検出範囲
外あるか、または、
【0035】 (3)共振回路11’が共振しないか、 のいずれかの電気的回路状態を意味する、ということは、当該技術分野に精通
する何人(なんびと)によっても理解されるところである。
【0036】 本実施例においては、ギャップ22は、第1の導電性パターン18’が先に述
べた「プラナー回路作製プロセス」を用いて形成されるときに誘導性コイル26
’中に形成される。
【0037】 他の方法として、導電性パターン18’が形成された後で、選択酸性エッチン
グするか、または、鋭利な道具によって既に形成せられている導電性パターン1
8’の一部をカッティングして当該材料の一部を除去するかして導電性パターン
18’の一部を除去することによりギャップ22が形成されてもよい。
【0038】 ギャップ22を形成してオープン回路を形成するのに、本発明の精神と範囲内
で他の方法または技術が使うことができることは、当該技術分野に精通する何人
(なんびと)によっても理解されるところである。
【0039】 さらに、ギャップ22は、本発明の精神と範囲内で、たとえば誘導生コイル2
6’と長方形状島部分28’との間など、導電性パターン18’のどの部分に形
成してもよく、また、導電性パターン18’、20’の至る所に多数のギャップ
22(マルチプルギャップス22)を形成してもよい。
【0040】 図5と図6に示す本実施例では、導電性組成物24が、導電性パターン18’
中のギャップ22をブリッジして、少なくとも一時的に、共振回路11’が所定
周波数領域内のある1つの周波数の高周波エネルギーに曝されるとき、それを共
振せしめるよう電気的閉回路を形成する。ここに、「閉回路」(クローズドサー
キット)という用語は、タグが監視ゾーン内にあるとき電子物品監視システムに
よって検知せられ得る程度に十分な高「Q」値を伴って所定の周波数領域内の周
波数に共振回路11’を共振せしめるような電気的回路条件を意味すると言うこ
とは、当該技術分野に精通する何人(なんびと)によっても理解されるところで
ある。
【0041】 本実施例では、ギャップ22が導電性組成物でブリッジされたとき、共振回路
のQ値は50から80の範囲にあることが望ましい。しかし、タグ10’が、そ
れと連動して動作するように設計されている電子物品監視システムの種類に応じ
て、回路のQが上述の範囲より大きくなっても小さくなっても問題はなく、それ
はまた、なお本発明の精神と範囲内にあるということは当該技術分野に精通する
何人(なんびと)によっても理解されるところである。
【0042】 また、複数のギャップ22が存在してもよく、閉回路を形成するのに各ギャッ
プ22に導電性組成物24が適用され、さらに、導電性組成物24の特定の混合
成分はタグ10’の種々の異なった不活性化の性質を満足するように、ギャップ
22ごとに異なっていてもよい、ということもまた理解できるところである。
【0043】 導電性組成物24は、好ましくは、マトリクス材(マトリクスマテリアル)の
懸濁液または分散液中に導電性微粒子を分散または懸濁させた溶液からなる液体
組成物を乾燥して形成される。この液体組成物25を導電性パターン18’に塗
布するのに塗布器を使ってもよい。ギャップ22は、好ましくは、図5から図6
に示すように、導電性パターン18’中のギャップ22をブリッジするように液
体組成物25で充填されている。
【0044】 導電性パターン18’への液体組成物25の塗布に引き続いて、液体組成物2
5の溶剤が乾燥によって除去され、導電性組成物24が導電性パターン18’と
誘電体12’に密着して残される。導電性組成物24は好ましくは加熱によって
乾燥されるが、本発明の精神と範囲の中で、周囲温度における蒸発によって乾燥
してもよく、また赤外光線その他の適切な手段によって乾燥してもよい。
【0045】 乾燥後水に敏感な導電性組成物24の第1の好適実施例は、溶剤としての水と
マトリクス材としての水溶性ポリビニールアルコールと導電性金属微粒子とを具
備する。適当で好適なポリビニールアルコールはエルバノール(Elvanol)(登
録商標)の商品名でE.I.デュポン社から商品番号52−22として発売されてい
るポリビニールアルコールである。
【0046】 導電性金属微粒子は、好ましくは銀であり、好ましくは粒子サイズ10ミクロ
ン以下である。水に感度のある導電性組成物24の好適実施例は、まず重量比約
90パーセントの水と重量比約10パーセントのエルバノール(登録商標)の水
溶液を形成することにより得られる。
【0047】 次に、エルバノール(登録商標)/水の溶液の重量にほぼ等しい量の銀微粒子
がエルバノール(登録商標)/水の溶液に加えられて液体組成物25がつくられ
る。その液体組成物25の成分のパーセンテージと分量は、導電性組成物24が
所望の導電的ならびに物理的性質を示し得る範囲内で変えても差し支えないこと
は理解できよう。
【0048】 マトリクス材を形成する際に、エルバノール(登録商標)のパーセンテージは
、好ましくは、重量でエルバノール(登録商標)水溶液の約1パーセントから約
12パーセントまで変化する。また、導電性組成物24を形成する際に、液体組
成物25中の銀微粒子のパーセンテージは、好ましくは、重量で液体組成物25
の約10パーセントから約70パーセントまで変化する。
【0049】 さらに、この開示から当該分野に精通する何人(なんびと)も、導電性組成物
24の形成が銀微粒子、エルバノール(登録商標)と水に限られるものでないこ
とが理解されるところであろう。その他の適当な導電性微粒子には、導電性金属
、金属合金、導電性高分子または炭素などがある。
【0050】 また上記以外の母材材料には、広範囲の種類の、たとえば、ビニール、アクリ
ル、スチレン、ビニールピロリジン、セルロース高分子やポリ乳酸、ポリグリコ
ール酸及びそれらの誘導体、の単一重合体及びそれらの共重合体がある。
【0051】 さらに、母材材料と金属が共存している溶液または懸濁液は水溶液に限られる
ことはなく、それ以外の水性溶液や有機溶剤を含んでいてもよい。
【0052】 導電性成分は、液体組成物25の粘度、溶剤に対する感度、蒸発後のひずみ度
などを必要に応じて調整するための充填剤、色素、シリカ、タルク、結合材、懸
濁剤、揺変剤(チクソトロピック剤)やそれらの類似物等の添加物と共存させて
もよい。
【0053】 第2の乾燥後水とドライ洗浄剤(典型的にはパークロロエチレン)の両方に感
度のある乾燥導電性組成物24の第2の好適実施例は、水溶性エルバノール(登
録商標)、銀微粒子、水及びポリビニールエーテルを含んでなる。
【0054】 適当で好適なポリメチルビニールエーテルはアルドリッチ・ケミカル・カンパ
ニー(Aldrich Chemical社)の製造しているパークロロエチレンに感度のある商
品番号18−272−9のポリメチルビニールエーテルである。
【0055】 導電性組成物24の第2の好適実施例は、まず、重量比約90パーセントの水
と重量比約10パーセントのエルバノール(登録商標)の第1水溶液(A)を調
整する。次に、重量比約50パーセントのポリメチルビニールエーテルと重量比
約50パーセントの水との、ある一定量の第2水溶液(B)が準備されて、この
第2水溶液(B)がその重量比が(A)及び(B)からなる最終混合水溶液の約2
4パーセントとなるように、第1水溶液に加えられる。
【0056】 最終混合水溶液の重量にほぼ等しい量の銀微粒子が最終混合水溶液加えられて
液体組成物25となる。パーセンテージと分量が正確に上に述べた通りであるこ
とは必要でなく、導電性組成物24が所望の導電的ならびに物理的性質を示すこ
とができるならば変えられても差し支えないことは理解されるところである。
【0057】 銀微粒子、ポリメチルビニールエーテルならびにエルバノール(登録商標)の
導電性組成物24の全重量に対する比率は、重量比で、銀微粒子について約10
パーセントから約70パーセントまで、ポリメチルビニールエーテルについて約
3パーセントから約10パーセントまで、及びエルバノール(登録商標)につい
て約2パーセントから約10パーセントまで、ただし残部は水であるとして、変
化するのが好ましい。
【0058】 さらに、乾燥後水とドライクリーニング液との両方に感度のある導電性組成物
24が、銀微粒子、エルバノール(登録商標)、ポリメチルビニールエーテルと
水に限られることはなく、その他の導電性微粒子やマトリクス材も既に議論した
ように本発明の精神と範囲の中で使うことができることは、当該分野に精通する
何人(なんびと)によっても理解されるところである。
【0059】 崩弱性で乾燥後水又はドライクリーニング液のいずれにも可溶性でない第3の
好適実施例の導電性組成物24は、高分子微粒子と水との分散液(ラテックス ;
latex )及び金属微粒子を含んでなる。この第3の好適実施例の導電性組成物
24はアドコート(Adcote)(登録商標)の商品名(商品番号37T77)でMo
rton International Companyによって製造されている水ベースの分散液と、最終
的に得られる液体組成物25の全量に対して重量比60パーセントに等しい分量
の銀微粒子と、の混合により得られる。
【0060】 アドコート(登録商標)に対する銀微粒子の比率は、液体組成物25の正確に
重量比60パーセントであることは必要でなく、また、液体組成物25に加えら
れる銀微粒子のパーセンテージも導電性組成物24が所望の導電的ならびに物理
的性質を示すことのできるのであれば変えられても差し支えない、と言うことは
当業技術に熟達した人々には理解できるところである。
【0061】 銀微粒子のパーセンテージは好ましい有効性の範囲で約20パーセントから約
70パーセントまで変えることができる。さらに、ラテックス分散液は特にアド
コート(登録商標)銀微粒子を含んでなるものである必要はない。たとえば、液
状の時上に述べたような適度な粘度を示し、乾燥状態では崩弱性のある、ビニー
ル類またはアクリル高分子のような、水ベースの同様な分散液類も本発明の精神
と範囲の中で使うことができる。
【0062】 本発明はタグ10’を不活性化する手段を提供するものである。本発明におい
ては、導電性組成物24を所定の時間、タグ10’をある流体に曝して導電性組
成物24の少なくとも一部の溶解、消散分解消散を起こさせ、それによって導電
性組成物24の少なくとも一部に分散を起こさせ、結果として、回路11’の所
定の周波数領域内での共振を妨げるように、回路11’に電気的オープン回路条
件をもたらす。
【0063】 または、タグ10’を所定の時間、機械的な力に曝すことによってタグ10’
に収縮を起こさせ、それによって導電性組成物24の少なくとも一部分にひび割
れをおこさせるか消散分解消散を起こさせ、結果として回路11’の所定の周波
数範囲内での共振を妨げるように、回路11’に電気的オープン回路条件をもた
らす。
【0064】 このように流体で組成物24を溶解したり、機械的な力で組成物24をひび割
れさせたりして導電性組成物24の特性を変化させることもできるが、導電性組
成物24の特性はまた、本発明の精神と本発明の範囲の中で、導電性組成物24
に対する流体への曝露や機械的な力以外の物理的または化学的な変化によっても
変えることができると言うことは、当該分野に精通する何人(なんびと)によっ
ても理解されるところである。
【0065】 タグ10’の使用過程において、タグ10’は、たとえばドレスとかシャツの
ような衣料品の場合、物品の製造地点や小売店への出荷前の時点で商品に取り付
けられるだろう。タグ10’は通常、商品が小売店の店頭で販売された時点で以
上に議論してきたような先行技術によって不活性化される。しかし、タグを取り
付けた商品が通常の不活性化を受けないで販売されることも起こり得る。
【0066】 或いはまた、タグ10’が販売時、レジなどで正しく不活性化されていないか
も知れない。いずれの場合にも、ドレスやシャツを使用すると、導電性組成物2
4は通常与えられる不活性化の他に付加的な不活性化の作用を与えるだろう。た
とえば、可溶性の組成物を用いたタグ10’は、ドレスやシャツの日常の洗濯時
に遭遇するような流体に曝されたとき、ドライクリーニング溶液でクリーニング
されることによって、或いは体内からの発汗によって溶解され不活性化されてし
まうだろう。
【0067】 同様にして、崩弱性導電性組成物24を用いたタグ10’は、衣類のような商
品に取り付けられその品物を所定の時間使うと、衣類のある箇所に取り付けられ
たタグ10’が導電性組成物24をひび割れさせるに十分な機械的力に曝される
ことになる。たとえば、ある一定期間履いた靴や、ある一定期間着たシャツやズ
ボンは崩弱性導電性組成物24をひび割れさせ、タグ10’を不活性化させる。
【0068】 タグ10’のある実施例では、崩弱性導電性組成物24は、その商品が販売さ
れる以前の予備洗濯行程で遭遇するかも知れないようなある一定の所定時間の水
やドライクリーニング剤への曝露の後にも、その共振特性を維持できるように調
合されねばならぬかも知れない。
【0069】 タグ10’を不活性化させるための導電性組成物24を持つタグ10’の使用
は衣類に限られるものではなく、タグ10’が、本発明の精神と範囲から逸脱す
ることなく、永久的な不活性化の望まれる他の物品にも採用できることは、当該
技術分野に精通する何人(なんびと)も認めるところである。
【0070】 タグ10’は、好ましくは、(1)誘電性基板12’の少なくとも一方の主面
上に電気伝導性フォイルをラミネートすること、(2)誘電性基板12’上の電
気伝導性フィルムから少なくとも1つの電気伝導性パターン18’、20’を含
む電気回路11’を形成すること、(3)導電性パターン18’、20’中にギ
ャップ22を形成すること、及び(4)塗布器でタグ10’に液体組成物25を
塗布して、液体組成物25の乾燥時にタグ10’が所定の周波数領域内のある1
つの周波数の高周波エネルギーに曝されたとき回路11’に共振を起こさせる導
電性パターン18’、20’中のギャップ22をブリッジすること、のステップ
スによってアッセンブルせられる。
【0071】 タグ10’は、回路11’が所定の周波数領域内の1つの周波数にもはや共振
しなくなるように導電性パターン中にギャップ22を再形成することによって不
活性化される。本発明の精神と範囲から逸脱することなく、アッセンブリーのた
めに他の手段を採用することも可能であり、また、アッセンブリーのステップの
順序を変更することも可能なことは、当該分野に精通する何人(なんびと)も認
めるところである。たとえば、ステップ22は、電気回路11’が形成されるの
と同時に形成されてもよい。
【0072】 上に述べてきた実施例に対して、発明の広い概念から逸脱することなく種々の
変更を加えることが可能なことは当該分野に精通する何人(なんびと)も理解す
るところである。
【0073】 したがって、本発明は開示された特定の実施例に限られるものではなくて、そ
れは、付属請求項によって定義されるように、種々の変形を本発明の精神と範囲
の中に包含することを意図するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】典型的な従来技術タグの第1の主面の平面図
【図2】図1に示したタグの第2の対抗面の主面の平面図
【図3】本発明の1実施例による導電性パスにギャップを持つタグの第1 の主面の平面図
【図4】導電性パス中のギャップを説明する図3のタグの一部を拡大分解図
【図5】ギャップをブリッジする導電性組成物を説明する図3のタグの一部 を拡大分解図
【図6】ギャップをブリッジする導電性組成物を持つ導電性パス中のギャッ プの図5の線6−6に沿っての断面図
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年1月4日(2001.1.4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 5C084 AA03 AA09 AA14 AA19 BB04 BB33 CC34 CC35 DD26 EE01 EE07 GG57 GG71

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1と第2の背中合わせの(反対側の)主面を持つ誘電性基
    板、 誘電性基板の主面の少なくとも1面上に形成せられた電気伝導性のパターンを
    含んでなる電気回路であって、その電気伝導性のパターンが電気的オープン回路
    を形成するギャップを含むもの、及び 前記導電性パターン内のギャップをブリッジして、所定の周波数領域内の1つ
    の周波数の電磁エネルギーに曝されたとき電気回路が共振する電気閉回路を一時
    的に確立する電気伝導性微粒子を含む電気伝導性組成物、 を含んでなるタグ。
  2. 【請求項2】 前記電気回路が誘導性要素を含み、ギャップが誘導性要素の
    一部内に形成せられている請求項1のタグ。
  3. 【請求項3】 前記誘導性要素がコイルである請求項2のタグ。
  4. 【請求項4】 前記誘導性要素が伝送線である請求項2のタグ。
  5. 【請求項5】 前記導電性組成物のある所定の時間の流体への曝露が少なく
    とも組成物の一部の部分的分解消散を引き起こし、それによって電気回路中に電
    気オープン回路条件がもたらされ、その結果、電気回路が前記所定の周波数領域
    内で共振することを阻止する請求項1のタグ。
  6. 【請求項6】 前記流体が少なくとも水と洗浄流体の1つである請求項5の
    タグ。
  7. 【請求項7】 前記導電性組成物のある所定の時間の機械的な力への曝露が
    少なくとも組成物の一部の部分的分解消散を引き起こし、それによって電気回路
    中に電気オープン回路条件がもたらされ、その結果、電気回路が所定の周波数領
    域内で共振することを阻止する請求項1のタグ。
  8. 【請求項8】 前記導電性組成物の所定の時間の水とドライクリーニング溶
    液の少なくとも1つへの曝露が導電性組成物の分解消散を引き起こさない請求項
    7のタグ。
  9. 【請求項9】 前記電気伝導性微粒子が高分子母材材料中に分散されている
    請求項1のタグ。
  10. 【請求項10】 前記電気伝導性微粒子が金属、金属合金、導電性高分子及
    び炭素からなるグループから選択されたものである請求項9のタグ。
  11. 【請求項11】 前記電気伝導性微粒子が金属であり、金属が銀である請求
    項10のタグ。
  12. 【請求項12】 前記高分子母材材料が、ビニール、アクリル及びスチレン
    の共重合体、ポリ乳酸、ポリグリコール酸、セルロース高分子、ビニールピロリ
    ドン、ならびにそれらの誘導体などの単独重合体及び共重合体からなるグループ
    から選択される請求項9のタグ。
  13. 【請求項13】 前記高分子母材材料がポリビニールアルコールを含むもの
    である請求項12のタグ。
  14. 【請求項14】 前記電気伝導性微粒子が水をベースとする分散液に分散さ
    れている請求項1のタグ。
  15. 【請求項15】 誘電性基板上に少なくとも1つの電気伝導性パターンを含
    む電気回路を形成すること、 導電性パターン中にギャップを形成してオープン回路を確立すること、 前記導電性パターンに前記ギャップをブリッジするように液体組成物を塗布す
    ること、及び 前記液体組成物を乾燥して導電性パターン中に電気伝導組成物を形成し、それ
    が所定の周波数領域内の1つの周波数の高周波エネルギーに曝されたとき電気回
    路に共振を起こさせること、 のステップスを含んでなるタグ製造法。
  16. 【請求項16】 前記回路が誘導性要素を含み、その誘導性要素の一部にギ
    ャップが形成されている請求項15のタグ。
  17. 【請求項17】 前記ギャップが導電性パターンの一部を酸性エッチングす
    ることによって形成される請求項15のタグ。
  18. 【請求項18】 前記ギャップが導電性パターンの一部を切除することによ
    って形成される請求項15のタグ。
  19. 【請求項19】 前記ギャップが、電気回路形成時に同時に形成される請求
    項15のタグ。
  20. 【請求項20】 少なくとも1つの電気伝導性パターンを含む誘電性基板上
    に電気回路を形成すること、 前記導電性パターン中にギャップを形成してオープン回路を確立すること、 前記導電性パターンに前記ギャップをブリッジするように液体組成物を塗布す
    ること、 前記液体組成物を乾燥して導電性パターン中に電気伝導組成物を形成し、それ
    が所定の周波数領域内の1つの周波数の高周波エネルギーに曝されたとき電気回
    路に共振を起こさせること、及び 前記回路が所定の周波数範囲内のある1つの周波数での共振がなくなるように
    導電性組成物の少なくとも一部を部分的に分解消散することによって導電性パタ
    ーン中にギャップを再形成すること、 のステップスを含んでなるタグを不活性化する方法。
  21. 【請求項21】 前記液体組成物をある所定の時間、流体に曝すことによっ
    て導電性組成物の少なくとも一部を部分的に分解消散して電気回路中にオープン
    回路条件をもたらし、回路が所定の周波数範囲内のある1つの周波数での共振を
    妨げるよう導電性パターン中にギャップを再形成する請求項20のタグ。
  22. 【請求項22】 前記液体組成物をある所定の時間、機械的な力に曝すこと
    によって導電性組成物の少なくとも一部を部分的に分解消散して電気回路中にオ
    ープン回路条件をもたらし、回路が所定の周波数範囲内のある1つの周波数での
    共振を妨げるよう導電性パターン中にギャップを再形成する請求項20のタグ。
  23. 【請求項23】 第1と第2の背中合わせの主面を持つ誘電性基板、及び 誘電性基板の主面の少なくとも1面上に形成せられた、それぞれに電気的オー
    プン回路を形成する複数のギャップを含み、それぞれのギャップは電気伝導性組
    成物によってブリッジされて所定の周波数領域内のある1つの周波数の電磁エネ
    ルギーに曝されたとき電気回路が共振する電気閉回路を一時的に確立する電気伝
    導性のパターンを含んでなる電気回路、 を具備するタグ。
  24. 【請求項24】 前記タグの、ある所定の時間期間の流体への曝露が、少な
    くとも1つのギャップをブリッジしている電気伝導性組成物の少なくとも一部に
    部分的分解消散を引き起こし、それによって電気回路中に電気オープン回路条件
    がもたらされ、それが、電気回路の所定の周波数領域内での共振を妨げる請求項
    23のタグ。
  25. 【請求項25】 前記タグの、ある所定の時間期間の機械的な力への曝露が
    、少なくとも1つのギャップをブリッジしている電気伝導性組成物の少なくとも
    一部に部分的分解消散を引き起こし、それによって電気回路中に電気オープン回
    路条件がもたらされ、それが、電気回路の所定の周波数領域内での共振を妨げる
    請求項23のタグ。
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