JP4545937B2 - 電気回路を閉じる導電性組成物を有するタグ - Google Patents

電気回路を閉じる導電性組成物を有するタグ Download PDF

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Description

【0001】
【技術の分野】
本発明は保安用タグに関し、特に、保安領域からの物品の許可なき持ち出しを検出するための電子式物品監視システムに用いられる不活性化保安タグに関する。
【0002】
【発明の背景と課題】
小売施設または図書館のような施設からの物品や商品の窃盗または許可なき持ち出しを検出し防止するための電子式物品監視(EAS)システムは公知であり、また広く使われている。一般的に、このような保安システムでは、窃盗または許可なき持ち出しから保護されるべき物品または商品か、その包装に締結、添付、または固定されたラベルまたはタグが用いられている。保安用タグは、それが使われている保安システムのそれぞれのタイプ、物品のタイプ及び大きさなどによって多くの種々の大きさ、形、様式を持っている。一般的に、このような保安システムでは、保安用タグが監視ゾーンまたは保安チェックポイント付近を通過するとき、活性化している保安用タグの存在を検知している。
【0003】
米国特許No.3,810,147の「電子保安システム」、米国特許No.3,853,244の「改善されたノイズ弁別特性を有する電子保安システム」、及び米国特許No.5,276,431の「固有容量を有する物品とともに使う保安用タグ」と、それらの市場で入手可能な実施物ならびに代替物のような、ある先行技術のタグは、それらに限られるものではないが主として高周波(RF)電磁場擾乱センシング電子保安システムで働く。このような電子保安システムでは、ほぼ、物品が管理構内から持ち出しされると、それが必ず通過しなければならない監視ゾーン内に高周波(RF)電磁場を設定する。共振回路を持ったタグが個々の物品に取りつけられており、監視ゾーン内の共振器の存在が受信システムによって感知され、物品の許可なき持ち出しが検出される。
【0004】
管理構内からの持ち出しが許可されている物品は、その持ち出しに先立って、取りつけられている保安タグの不活性化を必要とする。共振回路を有するタグの物理的な不活性化は、(1)共振回路を離調するか不活性化するかによってタグに変化を与える、(2)入射高周波エネルギーから共振回路を遮蔽する、または、(3)物品からタグを取り去る、などによって達成される。これらの物理的な不活性化の方法のいずれもが、保安タグの確認と近接とを必要とするので、タグの商品内の明示されていない場所への埋め込みや、または、包装パッケージ内や包装パッケージ上に隠されたタグの使用を不可能としている。
【0005】
電子物品監視産業における最近の傾向は、製品の製造段階で、製品内にタグを設置することであって、この段階でタグを設置することは比較的低コストに実施できるメリットがる。また、タグを隠すか見えなくすることで物品詐取の意図を未然に防ぐことができる。しかし、製品または製品の包装パッケージにタグを埋め込むと、今度は、遠隔的にタグの不活性化が必要となる。
【0006】
遠隔的なタグの不活性化は電磁的な手段で達成することができるだろう。そのようなタグは、その共振回路の1つまたは1つ以上のコンポーネント(構成部)を、そのタグの細かい構造に応じてショートさせるかオープンさせるに十分なパワーレベルの高周波エネルギーをチェックアウトコーナーまたはそれに類似の場所で与えることのできる不活性化装置の上、もしくはその近くに一瞬置くことによって、簡単に不活性化することができる。回路にショートかオープンを生じる典型的な方法は誘電破壊と可溶性のインクを使うことである。このような方法のいずれも、タグを適正に不活性化するための特別の装置からの、あらかじめ決められた、ある高周波エネルギーレベルを必要とする。
【0007】
タグを物品の中に設置した後で、タグを不活性化せずに、物品を合法的に使用しようとする場合もあり得る。特定の器具に対する便益を予定しない用途へタグを使用している間に、その物品が、後刻、物品監視システムを通過しなければならないときに間違った警告をしてしまうといった可能性を最小に抑えるために、そのようなタグを永久に不活性化する必要のある場合もある。
【0008】
【発明の概要】
簡単にいうと、本発明は第1及び第2の背中合わせの主たる面(主面)を有する誘電基板を備えたタグを含導電パターンを有する電気回路が誘電体基板の主面のうちの少なくとも1に形成されており、その導電パターンは電気的な開回路を形成する1つのギャップを含んでいる。共振回路が所定の周波数範囲内の1つの周波数の電磁エネルギーに曝されたとき共振回路に一時的に共振を引き起こす電気的閉回路を形成するように、導電微粒子を含む導電性組成物が導電パターン中のギャップをブリッジするように提供されている。
【0009】
本発明は、さらに、タグを製造する方法を含む。その方法は、導電パターンを有する電気回路を誘電体基板上に形成するステップと、その導電パターン中に1つのギャップを形成して回路を形成するステップと、導電パターン中のギャップをブリッジするように液体組成物を導電パターンに塗布するステップと、電気回路が所定の周波数範囲内の1つの周波数の高周波エネルギーに曝されたときに当該電気回路を共振させるように、液体組成物を乾燥して導電パターン中に導電性組成物を形成するステップとを含む。
【0010】
本発明はさらにタグを不活性化するための方法を含んでいる。その方法は、導電パターンを有する電気回路を誘電体基板上に形成するステップと、導電パターン中にギャップを形成して開回路を確立するステップと、導電パターンのギャップをブリッジするように、液体組成物を導電パターンに塗布するステップと、電気回路が所定の周波数範囲内の高周波エネルギーに曝されたときに上記回路に共振を起こさせるように、液体組成物を乾燥して導電パターン中に導電性組成物を形成するステップと、上記回路が所定の周波数範囲内の周波数でもはや共振しないようにギャップを再確立するステップとを含む
【0011】
先述の概要も、以下の本発明の好ましい実施例の詳細な記述も、添付の図面と共に読まれることによって、よりよい理解が得られる。本発明を図示して説明するために、本発明の好ましい実施例が図中に示されている。しかし、本発明は、そこに示される詳細な配置や手段に限られるものでないことは理解されるだろう。図には以下のものがある。
【0012】
【発明の実施形態及び効果】
同じ参照番号がいくつかの図を通して相互に対応する要素に適用されている複数の図において、図1と図2に典型的な保安タグまたは電子物品保安システムに用いられるタグ10が示されている。タグ10はほぼ、物品保安システムの技術分野でよく知られている2つの動作状態、すなわち、(1)タグ10が電子物品保安システムによって検出可能な活性状態と、(2)タグ10が電子物品保安システムによっては、ふつう検出不可能な不活性状態、の2つの状態を有するタイプのものである。
【0013】
本技術分野でよく知られているように、タグ10は、物品または商品に固定される、または保安または監視が行われるそのような物品の包装パッケージに締結される、などして用いられる。タグ10は、小売り施設またはその他のそのような施設で物品またはその包装パッケージに固定されてもよいし、または現在好まれているように、物品の製造または卸しの段階で物品内またはその包装パッケージに固定または締結されることである。
【0014】
タグ10は電子物品保安システム(図示されていない)、特に、ここに参照することによって本発明中に組み込みしている「改善されたノイズ弁別特性を有する電子物品保安システム」と題される、米国特許No.3,863,244で例示されているような、無線または高周波タイプの電子物品保安システムに関連して用いられる。このような電子物品保安システムは、当該技術分野でよく知られており、したがって、そのような電子物品保安システムの構造と動作を完全に記述することは本発明の理解に必要ではない。
【0015】
このような電子物品保安システムは一般的に、たとえば小売店のような施設の入口または出口に接近して監視領域または監視ゾーンを確立すると言うにとどめておこう。保安システムの機能は、物品に固定されるか、または、物品の包装パッケージに固定された活性化保安タグ10を含む物品が監視ゾーン内に存在するかどうかを検出することである。
【0016】
保安タグ10は、以下により詳しく述べるところの、所定の検出共振周波数かまたはその近くの周波数の高周波エネルギーに曝されたとき共振する共振回路11を確立する構成要素を含んでいる。タグ10を採用している典型的な電子物品保安システムは、監視ゾーンに入ってくるかそこを通過する保安タグ10の共振周波数またはその近くの周波数の高周波エネルギーを送出するための手段と保安タグ10の共振回路11の存在によって引き起こされる高周波電界の擾乱を検出して保安タグ10したがって保護されるべき物品の監視ゾーン内の存在を立証(エスタブリッシュ)する手段とを含んでいる。
【0017】
図1及び図2に示された典型的なタグ10は、一般的に、長方形で平面状の第1と第2の背中合わせの主面14、16を有する絶縁体または誘電体基板12を含んでなる。基板材料は、それが絶縁体であって誘電体として使えるものであれば、どのような固体状の材料または複合構造を有する材料であってもよい。好ましくは、基板12は、当該技術分野でよく知られている、たとえば、ポリエチレンのような絶縁性誘電体材料で形成されている。しかし、基板12を形成するのに、これ以外の誘電体材料を用いうることは当該技術分野に精通した何人(なんびと)によっても認められるところである。
【0018】
グ10は、さらに、以後に述べる基板12の両主面14、16上に所定の回路素子または回路成分を形成することによって、少なくとも1個の共振回路11を確立するための、基板12上に位置する回路を含んでなる。その回路素子は、タグ10の表面としてどちらの面を選んでよいが、図1中に見られる基板12の第1主面14上に製版された第1の導電パターン18と基板12の裏面、または、第2主面16(図2中に見られる)上に製版された第2の導電パターン20との組み合わせによって形成されている。
【0019】
導電パターン18、20は、既知のタイプの導電材料で、また、電子物品監視技術の分野ではよく知られた方法で、基板の両表面にそれぞれ形成される。導電材料は、好ましくは、導電パターン18、20を形成するのに必要な所望の導線性材料を、典型的にはプリントエッチングレジストインキで保護した後、導電材料の不要な部分を化学的浸食によって除去する、いわゆる基板プロセス(すなわち、エッチング)によってパターン化される。このような導電パターンの形成に適する方法は、ここに参照することによって本発明中に組み込みした「プラナー回路作製プロセス」と題する米国特許No.3,913,219に詳細に述べられている。
【0020】
本発明では、導電材料はアルミニウムである。しかし、その他の導電材料(たとえば、金、ニッケル、銅、リン青銅、真鍮、はんだ、高密度グラファイト、アルミ充填導電エポキシ、銀充填導電エポキシなど)も、共振回路11の性質や動作を変えることなく、アルミニウムのかわりに置き換えることができる。保安タグ10を作製するのに採用された、上に参照した米国特許No.3,913,219やその他の先行技術で説明した材料ならびに方法は好ましいものであるが、その他の適当な電気伝導材料ならびに/または作成方法もまたそれらに代わって採用することができることは当該技術分野に精通した何人(なんびと)にも認めうるところである。
【0021】
第1と第2の導電パターン18、20は、タグ10が使われている電子物品保安システムの検出領域内のある共振周波数を有する共振回路11を確立する。タグ10の場合には、共振回路11はキャパシタンスに電気的に並列接続されたインダクタンスからなる。
【0022】
図1に見られるように、インダクタンスは第1の導電パターン18内に形成された誘導コイル26を備える。しかし、誘導コイル26が第2の導電パターン内にも形成できるし、または、両導電パターン18、20内にも形成できることは、容易に認められるところである。また、そのかわりに、第1及び/または第2の導電パターン18、20内に複数の誘導コイルを形成することも可能である。
【0023】
さらに、導電パターン18、20には誘導コイル26を形成する必要がなく、たとえば、ストリップライン法またはマイクロストリップ法によってつくられた電気的な伝送線路の形成から誘導リアクタンスを確立してもよく、それらは本発明の精神と範囲の中にある。
【0024】
タグ10の共振回路は、さらに、図1に示される第1の導電パターン18の第1のほぼ長方形状の島部分28で形成される第1プレートと、図2に示される第2の導電パターン20の第2のほぼ長方形状の島部分30で形成される第2プレートとを有するキャパシター素子を含んでいる。容量性の島パターン28、30は誘電基板12によって分離されてキャパシター素子を形成する。
【0025】
図1と図2に示したように、共振回路11は、シリーズループの中で一端では第1の導電パターン18のほぼ長方形状の島(ランド)部分28に電気的に接続され、他端では第2の導電パターン20のほぼ整列された長方形状の島部分30に誘電体基板12を通して電気的に接続され(図示されていない)リンクにより電気的に導電パターン18と20と接続された、誘導コイル26で形成されている。
【0026】
タグ10の好適実施例は島(ランド)部分28、30で形成された単一のキャパシターを含むだけであるが、別法として、複数のキャパシター素子を使うことも本発明の精神と範囲の中で可能である。
【0027】
以上に述べてきたタグ10は電子物品保安及び監視技術においてよく知られており広く使われている保安タグの典型的なものである。このような保安タグを形成するのに、誘導コイル26の領域とキャパシター板28、30の重なり領域とは、それらによって形成される共振回路11が、そのタグ10が使われるよう設計された電子物品保安システムで採用されている検出周波数にほぼ対応するかそれにごく近くなる所定の共振周波数を有するよう注意深く選定される。
【0028】
本実施例では、タグ10は、多くの製造者からの電子物品保安システムで共通して採用されている8.2メガヘルツかその付近の周波数に共振している。しかし、この特定の周波数は本発明を限定するものと考えてはいない。
【0029】
共振回路10は外部の電子デバイスによって変更することができる。このような回路の変更は、タグ10製造時点や、また、保安タグが埋め込まれるか取り付けられた物品が購買者によって購入された際にチェックアウトカウンターで、その後のタグの使用意図のあるなしに応じて、活性化または不活性化される。
【0030】
タグ10の不活性化は、監視ゾーン内で電子物品保安システムが当該物品を検出することのないように共振回路11の共振を停止させるよう、典型的にはレジなどの物品販売時点で発生する。保安タグ10を不活性化する方法として、保安タグ10を物理的に物品から取り外すか、シールドまたは金属製小片のような離調素子で共振回路をカバーするなどの各種の物理的な方法が開発されてきた。
【0031】
その他の方法として、タグ10をある所定のエネルギーレベルに曝露して、通常、十分なエネルギーに曝露された際、予想の範囲内で電気的特性を変化させるように設計された弱点接続部(ウイークリンク)または導電パターンのくぼみを使って、タグ10内に「回路」または「ショート回路(短絡)」の発生を引き起こす方法などがある。
【0032】
本発明は、さらに、導電パターン18’、20’(図示されていない)のうちの少なくとも1つの中に非導電性のギャップ22を設けることによって、図3から6に示すような電気的な開回路を形成し、タグ10’の共振回路11’を不活性化する方法を提供しているが図3から6では、本実施例と先行技術の類似の要素には共通の主な記号が使われており、先行技術のタグ10の構造に代わる方法が、本実施例にも同様によく適用できる。
【0033】
ここで、「回路」という用語は、(1)電子物品監視システムによって発生された十分検知可能な高周波電界を共振回路11’が擾乱し得ない程度に、その共振回路11’の「Q」が低下しているか、または、
【0034】
(2)共振回路11’の共振周波数が電子物品監視システムの所定の検出範囲外あるか、または、
【0035】
(3)共振回路11’が共振しないか、のいずれかの電気的回路状態を意味する、ということは、当該技術分野に精通する何人(なんびと)によっても理解されるところである。
【0036】
本実施例においては、ギャップ22は、第1の導電パターン18’が先に述べた「プラナー回路作製プロセス」を用いて形成されるときに誘導コイル26’中に形成される。
【0037】
他の方法として、導電パターン18’が形成された後で、選択的な酸エッチングにより、または、鋭利な道具によって既に形成されている導電パターン18’の一部をカッティングして当該材料の一部を除去するかして導電パターン18’の一部を除去することによりギャップ22が形成されてもよい。
【0038】
ギャップ22を形成して回路を形成するのに、本発明の精神と範囲内で他の方法または技術が使うことができることは、当該技術分野に精通する何人(なんびと)によっても理解されるところである。
【0039】
さらに、ギャップ22は、本発明の精神と範囲内で、たとえば誘導コイル26’と長方形状島部分28’との間など、導電パターン18’のどの部分に形成してもよく、また、導電パターン18’、20’の至る所に多数のギャップ22を形成してもよい。
【0040】
図5と図6に示す本実施例では、導電性組成物24が、導電パターン18’中のギャップ22をブリッジして、少なくとも一時的に、共振回路11’が所定周波数範囲の1つの周波数の高周波エネルギーに曝されるとき、それを共振せしめるよう電気的閉回路を形成する。ここに、「閉回路」(クローズドサーキット)という用語は、タグが監視ゾーン内にあるとき電子物品監視システムによって検知され得る程度に十分な高「Q」値を伴って所定の周波数範囲内の周波数に共振回路11’を共振せしめるような電気的回路状態を意味すると言うことは、当該技術分野に精通する何人(なんびと)によっても理解されるところである。
【0041】
本実施例では、ギャップ22が導電性組成物でブリッジされたとき、共振回路のQ値は50から80の範囲にあることが望ましい。しかし、タグ10’が、それと連動して動作するように設計されている電子物品監視システムの種類に応じて、回路のQが上述の範囲より大きくなっても小さくなっても問題はなく、それはまた、なお本発明の精神と範囲内にあるということは当該技術分野に精通する何人(なんびと)によっても理解されるところである。
【0042】
また、複数のギャップ22が存在してもよく、閉回路を形成するのに各ギャップ22に導電性組成物24が適用され、さらに、導電性組成物24の特定の組成物はタグ10’の種々の異なった不活性化の性質を満足するように、ギャップ22ごとに異なっていてもよい、ということもまた理解できるところである。
【0043】
導電性組成物24は、好ましくは、マトリクス材(マトリクスマテリアル)の懸濁液または分散液中に導電性微粒子を分散または懸濁させた溶液からなる液体組成物を乾燥して形成される。この液体組成物25を導電パターン18’に塗布するのに塗布器を使ってもよい。ギャップ22は、好ましくは、図5から図6に示すように、導電パターン18’中のギャップ22をブリッジするように液体組成物25で充填されている。
【0044】
導電パターン18’への液体組成物25の塗布に引き続いて、液体組成物25の溶剤が乾燥によって除去され、導電性組成物24が導電パターン18’と誘電体12’に密着して残される。導電性組成物24は好ましくは加熱によって乾燥されるが、本発明の精神と範囲の中で、周囲温度における蒸発によって乾燥してもよく、また赤外光線その他の適切な手段によって乾燥してもよい。
【0045】
乾燥後水に敏感な導電性組成物24の第1の好適実施例は、溶剤としての水とマトリクス材としての水溶性ポリビニルアルコールと導電性金属微粒子とを具備する。適当で好適なポリビニルアルコールはエルバノール(Elvanol)(登録商標)の商品名でE.I.デュポン社から商品番号52−22として発売されているポリビニルアルコールである。
【0046】
導電性金属微粒子は、好ましくは銀であり、好ましくは粒子サイズ10ミクロン以下である。水に感度のある導電性組成物24の好適実施例は、まず重量比約90パーセントの水と重量比約10パーセントのエルバノール(登録商標)の水溶液を形成することにより得られる。
【0047】
次に、エルバノール(登録商標)/水の溶液の重量にほぼ等しい量の銀微粒子がエルバノール(登録商標)/水の溶液に加えられて液体組成物25がつくられる。その液体組成物25の成分のパーセンテージと分量は、導電性組成物24が所望の導電的ならびに物理的性質を示し得る範囲内で変えても差し支えないことは理解できよう。
【0048】
マトリクス材を形成する際に、エルバノール(登録商標)のパーセンテージは、好ましくは、重量でエルバノール(登録商標)水溶液の約1パーセントから約12パーセントまで変化する。また、導電性組成物24を形成する際に、液体組成物25中の銀微粒子のパーセンテージは、好ましくは、重量で液体組成物25の約10パーセントから約70パーセントまで変化する。
【0049】
さらに、この開示から当該分野に精通する何人(なんびと)も、導電性組成物24の形成が銀微粒子、エルバノール(登録商標)と水に限られるものでないことが理解されるところであろう。その他の適当な導電性微粒子には、導電性金属、金属合金、導電性高分子または炭素などがある。
【0050】
また上記以外の母材材料には、広範囲の種類の、たとえば、ビニル、アクリル、スチレン、ビニルピロリジン、セルロース高分子やポリ乳酸、ポリグリコール酸及びそれらの誘導体、の単重合体及びそれらの共重合体がある。
【0051】
さらに、母材材料と金属が共存している溶液または懸濁液は水溶液に限られることはなく、それ以外の水性溶液や有機溶剤を含んでいてもよい。
【0052】
導電性組成物は、液体組成物25の粘度、溶剤に対する感度、蒸発後のひずみ度などを必要に応じて調整するための充填剤、色素、シリカ、タルク、結合材、懸濁剤、揺変剤(チクソトロピック剤)やそれらの類似物等の添加物と共存させてもよい。
【0053】
第2の乾燥後水とドライ洗浄剤(典型的にはパークロロエチレン)の両方に感度のある乾燥導電性組成物24の第2の好適実施例は、水溶性エルバノール(登録商標)、銀微粒子、水及びポリビニルエーテルを含んでなる。
【0054】
適当で好適なポリメチルビニルエーテルはアルドリッチ・ケミカル・カンパニー(AldrichChemical社)の製造しているパークロロエチレンに感度のある商品番号18−272−9のポリメチルビニルエーテルである。
【0055】
導電性組成物24の第2の好適実施例は、まず、重量比約90パーセントの水と重量比約10パーセントのエルバノール(登録商標)の第1水溶液(A)を調整する。次に、重量比約50パーセントのポリメチルビニルエーテルと重量比約50パーセントの水との、ある一定量の第2水溶液(B)が準備されて、この第2水溶液(B)がその重量比が(A)及び(B)からなる最終混合水溶液の約24パーセントとなるように、第1水溶液に加えられる。
【0056】
最終混合水溶液の重量にほぼ等しい量の銀微粒子が最終混合水溶液加えられて液体組成物25となる。パーセンテージと分量が正確に上に述べた通りであることは必要でなく、導電性組成物24が所望の導電的ならびに物理的性質を示すことができるならば変えられても差し支えないことは理解されるところである。
【0057】
銀微粒子、ポリメチルビニルエーテルならびにエルバノール(登録商標)の導電性組成物24の全重量に対する比率は、重量比で、銀微粒子について約10パーセントから約70パーセントまで、ポリメチルビニルエーテルについて約3パーセントから約10パーセントまで、及びエルバノール(登録商標)について約2パーセントから約10パーセントまで、ただし残部は水であるとして、変化するのが好ましい。
【0058】
さらに、乾燥後水とドライクリーニング液との両方に感度のある導電性組成物24が、銀微粒子、エルバノール(登録商標)、ポリメチルビニルエーテルと水に限られることはなく、その他の導電性微粒子やマトリクス材も既に議論したように本発明の精神と範囲の中で使うことができることは、当該分野に精通する何人(なんびと)によっても理解されるところである。
【0059】
崩弱性で乾燥後水又はドライクリーニング液のいずれにも可溶性でない第3の好適実施例の導電性組成物24は、高分子微粒子と水との分散液(ラテックス;latex)及び金属微粒子を含んでなる。この第3の好適実施例の導電性組成物24はアドコート(Adcote)(登録商標)の商品名(商品番号37T77)でMorton International Companyによって製造されている水の分散液と、最終的に得られる液体組成物25の全量に対して重量比60パーセントに等しい分量の銀微粒子と、の混合により得られる。
【0060】
アドコート(登録商標)に対する銀微粒子の比率は、液体組成物25の正確に重量比60パーセントであることは必要でなく、また、液体組成物25に加えられる銀微粒子のパーセンテージも導電性組成物24が所望の導電的ならびに物理的性質を示すことのできるのであれば変えられても差し支えない、と言うことは当業技術に熟達した人々には理解できるところである。
【0061】
銀微粒子のパーセンテージは好ましい有効性の範囲で約20パーセントから約70パーセントまで変えることができる。さらに、ラテックス分散液は特にアドコート(登録商標)銀微粒子を含んでなるものである必要はない。たとえば、液状の時上に述べたような適度な粘度を示し、乾燥状態では崩弱性のある、ビニル類またはアクリル高分子のような、水の同様な分散液類も本発明の精神と範囲の中で使うことができる。
【0062】
本発明はタグ10’を不活性化する手段を提供するものである。本発明においては、導電性組成物24を所定の時間、タグ10’をある流体に曝して導電性組成物24の少なくとも一部の溶解、消散又は分解を起こさせ、それによって導電性組成物24の少なくとも一部に分散を起こさせ、結果として、回路11’の所定の周波数範囲内での共振を妨げるように、回路11’に電気的な開回路状態をもたらす。
【0063】
または、タグ10’を所定の時間、機械的な力に曝すことによってタグ10’に収縮を起こさせ、それによって導電性組成物24の少なくとも一部分にひび割れをおこさせるか消散を起こさせ、結果として回路11’の所定の周波数範囲内での共振を妨げるように、回路11’に電気的な開回路状態をもたらす。
【0064】
このように流体で組成物24を溶解したり、機械的な力で組成物24をひび割れさせたりして導電性組成物24の特性を変化させることもできるが、導電性組成物24の特性はまた、本発明の精神と本発明の範囲の中で、導電性組成物24に対する流体への曝露や機械的な力以外の物理的または化学的な変化によっても変えることができると言うことは、当該分野に精通する何人(なんびと)によっても理解されるところである。
【0065】
タグ10’の使用過程において、タグ10’は、たとえばドレスとかシャツのような衣料品の場合、物品の製造地点や小売店への出荷前の時点で商品に取り付けられるだろう。タグ10’は通常、商品が小売店の店頭で販売された時点で以上に議論してきたような先行技術によって不活性化される。しかし、タグを取り付けた商品が通常の不活性化を受けないで販売されることも起こり得る。
【0066】
或いはまた、タグ10’が販売時、レジなどで正しく不活性化されていないかも知れない。いずれの場合にも、ドレスやシャツを使用すると、導電性組成物24は通常与えられる不活性化の他に付加的な不活性化の作用を与えるだろう。たとえば、可溶性の組成物を用いたタグ10’は、ドレスやシャツの日常の洗濯時に遭遇するような流体に曝されたとき、ドライクリーニング溶液でクリーニングされることによって、或いは体内からの発汗によって溶解され不活性化されてしまうだろう。
【0067】
同様にして、崩弱性導電性組成物24を用いたタグ10’は、衣類のような商品に取り付けられその品物を所定の時間使うと、衣類のある箇所に取り付けられたタグ10’が導電性組成物24をひび割れさせるに十分な機械的力に曝されることになる。たとえば、ある一定期間履いた靴や、ある一定期間着たシャツやズボンは崩弱性導電性組成物24をひび割れさせ、タグ10’を不活性化させる。
【0068】
タグ10’のある実施例では、崩弱性導電性組成物24は、その商品が販売される以前の予備洗濯行程で遭遇するかも知れないようなある一定の所定時間の水やドライクリーニング剤への曝露の後にも、その共振特性を維持できるように調合されねばならぬかも知れない。
【0069】
タグ10’を不活性化させるための導電性組成物24を有するタグ10’の使用は衣類に限られるものではなく、タグ10’が、本発明の精神と範囲から逸脱することなく、永久的な不活性化の望まれる他の物品にも採用できることは、当該技術分野に精通する何人(なんびと)も認めるところである。
【0070】
タグ10’は、好ましくは、(1)誘電基板12’の少なくとも一方の主面上に導電フォイルをラミネートすること、(2)誘電基板12’上の導電フィルムから少なくとも1つの導電パターン18’、20’を含む電気回路11’を形成すること、(3)導電パターン18’、20’中にギャップ22を形成すること、及び(4)塗布器でタグ10’に液体組成物25を塗布して、液体組成物25の乾燥時にタグ10’が所定の周波数範囲の1つの周波数の高周波エネルギーに曝されたとき回路11’に共振を起こさせる導電パターン18’、20’中のギャップ22をブリッジすること、のステップスによってアッセンブルされる。
【0071】
タグ10’は、回路11’が所定の周波数範囲内の1つの周波数にもはや共振しなくなるように導電パターン中にギャップ22を再形成することによって不活性化される。本発明の精神と範囲から逸脱することなく、アッセンブリーのために他の手段を採用することも可能であり、また、アッセンブリーのステップの順序を変更することも可能なことは、当該分野に精通する何人(なんびと)も認めるところである。たとえば、ステップ22は、電気回路11’が形成されるのと同時に形成されてもよい。
【0072】
上に述べてきた実施例に対して、発明の広い概念から逸脱することなく種々の変更を加えることが可能なことは当該分野に精通する何人(なんびと)も理解するところである。
【0073】
したがって、本発明は開示された特定の実施例に限られるものではなくて、それは、付属請求項によって定義されるように、種々の変形を本発明の精神と範囲の中に包含することを意図するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】典型的な従来技術タグの第1の主面の平面図
【図2】図1に示したタグの第2の対抗面の主面の平面図
【図3】本発明の1実施例による導電パスにギャップを有するタグの第1の主面の平面図
【図4】導電パス中のギャップを説明する図3のタグの一部を拡大分解図
【図5】ギャップをブリッジする導電性組成物を説明する図3のタグの一部を拡大分解図
【図6】ギャップをブリッジする導電性組成物を有する導電性パス中のギャップの図5の線6−6に沿っての断面図

Claims (12)

  1. 第1及び第2の背中合わせの主面を有する誘電体基板と、
    前記誘電体基板の主面のうちの少なくとも1つに形成された導電パターンであって電気的な開回路を確立するギャップを含む導電パターンを備えた電気回路と、
    前記導電パターンのギャップをブリッジする導電性組成物であって、前記電気回路が所定の周波数範囲内の1つの周波数の電磁エネルギーに曝されたときに前記電気回路が共振するように、前記電気回路に電気的な閉回路を一時的に確立する導電性組成物とを備えたタグであって、
    前記導電性組成物は、可溶性の組成物であって、所定の時間だけ流体に曝されたときに少なくとも部分的に溶解し、消散し、又は分解して前記導電性組成物の少なくとも一部に分散を起こさせ、その結果、前記電気回路は電気的な開回路の状態にされ、前記電気回路が前記所定の周波数範囲内で共振することを妨げるタグ。
  2. 前記電気回路は誘導素子を含み、前記ギャップは前記誘導素子の一部内に形成されている請求項1のタグ。
  3. 前記誘導素子はコイルである請求項2のタグ。
  4. 前記誘導素子は伝送線路である請求項2のタグ。
  5. 前記組成物は導電微粒子を含む請求項1乃至4のうちのいずれか1つの請求項記載のタグ。
  6. 前記導電微粒子は、金属、金属合金、導電性高分子及び炭素からなるグループから選択された請求項5のタグ。
  7. 前記導電微粒子が金属であり、前記金属が銀である請求項5又は6記載のタグ。
  8. 前記導電微粒子は高分子マトリクス材料に分散されている請求項5乃至7のうちのいずれか1つの請求項記載のタグ。
  9. 前記高分子マトリクス材料は、ビニルモノマー、アクリレートモノマー、スチレン、乳酸、グリコール酸、ビニルピロリドン及びセルロース系材料、ならびにそれらの誘導体の単独重合体及び共重合体からなるグループから選択された請求項のタグ。
  10. 前記高分子マトリクス材料はポリビニルアルコールを含む請求項9のタグ。
  11. 前記流体は、水とドライクリーニング液とのうちの少なくとも1つである請求項10のタグ。
  12. 少なくとも1つの導電パターンを備えた電気回路を誘電体基板上に形成するステップと、
    前記導電パターン中にギャップを形成して開回路を確立するステップと、
    前記ギャップをブリッジするように、液体組成物を前記導電パターンに塗布するステップと、
    前記電気回路が所定の周波数範囲内の1つの周波数の高周波エネルギーに曝されたときに当該電気回路に共振を起こさせるように、前記液体組成物を乾燥して導電パターン中に導電性組成物を形成するステップと、
    流体に曝されたときに溶解する可溶性の組成物を前記導電性組成物として用いるステップと、
    前記導電性組成物の少なくとも一部を前記流体に所定の時間だけ曝すことにより当該導電性組成物の少なくとも一部を少なくとも部分的に消散させて前記導電パターンに前記ギャップを再確立し、その結果、前記電気回路を電気的な開回路の状態にして、前記電気回路が前記所定の周波数範囲内で共振することを妨げるステップとを含むタグを不活性化するための方法。
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