JP2002532722A - 回転無効性を有するファイバ光電流センサ - Google Patents

回転無効性を有するファイバ光電流センサ

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JP2002532722A JP2000588613A JP2000588613A JP2002532722A JP 2002532722 A JP2002532722 A JP 2002532722A JP 2000588613 A JP2000588613 A JP 2000588613A JP 2000588613 A JP2000588613 A JP 2000588613A JP 2002532722 A JP2002532722 A JP 2002532722A
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Abstract

(57)【要約】 感知ループ光路および感知ループの反対方向に巻く第2のループを形成する光ファイバを有する光干渉計センサ。環状に偏光した光波は感知ループの光路に沿って伝播する。導体内を流れる電流の磁界によって異なる位相シフトが光波内に生じる。光波はこの位相関係と共に電気信号を出力する光検出器において検出される。得られた電気信号は電流の大きさおよび方向を指示する信号にループクロージャ電子回路で処理される。仮に、感知ループ内で回転による位相シフトが感知されたならば、この位相シフトは補償ループから与えられる反対の位相シフトによって打ち消される。補償ループまたはコイルは電流センサを較正するために接続により、または切り換えによって反転する。また、バイアス変調周波数が低ドリフトループクロージャ電子回路に好ましい十分に低いレベルになるように、光回路内に小さい感知コイルと共に、ディレイライン補償コイルが使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の背景 本発明は、一般に、ファイバ光学センサに関する。特に、本発明はファイバ光
学干渉計センサに関する。より詳しくは、本発明は磁界感知および回転感度を持
たない、サグナックループ(Sagnac loop)を備えた電流感知に関する。
【0002】 サグナック干渉計は過去10年間にわたって磁界感知および電流感知の用途に
おいて注目を集めている。ファイバ光電流センサは、特に、ファイバ光センサが
不導体で、しかも軽量であることから、鉄心変流器よりも有利である。さらに、
ファイバ光センサは、また、ヒステリシスを呈することがなく、より大きいダイ
ナミックレンジおよび周波数応答性をもたらすことができる。
【0003】 ファイバ光電流センサはファラデー効果の原理のもとで動作する。ワイヤ内を
流れる電流はファラデー効果によって電流を運ぶワイヤに巻いた光ファイバ内を
伝わる光の偏光面を回転する、磁界を生じる。ファラデーの法則は次のように説
明される。
【0004】
【数1】
【0005】 ここで、Iは電流であり、Hは磁界で、積分は電流が巡る閉じた1パスを通じて
得る。感知ファイバが電流を伝えるワイヤの周りに巻かれるとすれば、感知ファ
イバの各点は磁界に対して一定した感度を有し、ファイバ内部における光の偏光
面の回転はワイヤ内を運ばれる電流の大きさに依存し、ワイヤの直ぐ近くを運ば
れる電流によって引き起こされる磁界のような表面的に発生したすべての磁界に
対しては不感である。磁界が存在する場合において光の偏光面が回転する角度Δ
φは次式によって与えられる。
【0006】
【数2】
【0007】 ここで、Vはグラスファイバのヴァーデット定数である。感知光ファイバは、実
際上、光路自身が閉じている場合、その光路に沿ってワイヤを流れる電流に比例
する磁界の線積分を実行する。それゆえ、Δφ=VNIを得る。ここで、Nは電
流を運ぶワイヤに巻くファイバの巻数である。電流によって光の偏光が生じ、そ
れに応じて回転がもたらされるとき、回転は明確な直線偏光状態を示して感知領
域に達したときに注入光を入射して観測し、その後、感知領域を出た後に光波の
偏光状態を分析する。
【0008】 関連技術としての典型的な光ファイバ電流センサは、参照によってここに取り
入れられる、“ファイバ光干渉計回路および磁界センサ”の名称を与えられるジ
ェームス・エヌ・ブレイクに付与された1997年7月1日発行の米国特許第5
,644,397号明細書に開示されている。光ファイバ電流センサは、また、
参照によってここに取り入れられる、“ファイバ光学装置および正確な電流感知
方法”の名称を与えられるジェームス・エヌ・ブレイクに付与された1997年
12月9日発行の米国特許第5,696,858号明細書に開示されている。
【0009】 この関連技術の電流感知によれば、測定は多くの困難を伴う。光学要素は税関
における計量のようなある用途に求められる精度をを保って偏光状態の変化を測
定するためには例外的に安定でなければならない。これに加えて、感知領域内で
複屈折があると、電流だけでなく、偏光面を回転させることにより弁別できない
信号を生じる。感知ファイバの振動のような機械的なじょう乱は時間的に変化す
る電流による弁別できない信号を生じる、時間的に変化する複屈折を生じる。同
様に、また、熱的じょう乱により測定上の誤差が発生する。
【0010】 したがって、回転ならびに温度および振動のような時間変化の影響に対して不
感であって、しかも、感知領域で例外的に安定な光学要素および低複屈折性を必
要としない、ファイバ光電流磁界ループセンサに対する要望が生じている。
【0011】 本発明の要旨 本発明に従って従来の光センサからもたらされる不利な点を取り除きまたは実
質的に減少させる光干渉計電流センサ形態が提供される。
【0012】 この電流センサは感知ループを形成する偏光維持ファイバを備え、回転補償フ
ァイバコイルを有する。環状に逆向きに伝播する偏向した光波は光路に沿って伝
播し、磁界が保たれる感知媒体を通過する。磁界のもとで光波内に生じる異なる
位相シフトを光検出器によって検出し、得られたパラメータ検出値を信号処理電
子回路によって測定する。
【0013】 全導波形電流センサは直線状に偏光した光波を環状に偏光した光波に変換する
、ファイバクオータ光波コンバータを備える。このクオータ光波コンバータは、
好ましくは、長いビート長さの偏光維持ファイバの短い区域で構成される。感知
手段またはループは低直線複屈折性光ファイバか、あるいは高円複屈折性光ファ
イバから製作する。後者の光ファイバは製造中ファイバをスピニング加工するこ
とにより製作することができる。
【0014】 ループセンサ形態は導体内に生じる電流の磁界を検出する。しかしながら、サ
グナック干渉計(Sagnac interferometer)として知られるセンサはループの回転
変位を感知する。この回転に伴う影響について光回路内に挿入するファイバルー
プまたはコイルを用いて補償する。この補償は感知ループの回転または振動によ
って生じる誤差を補償するものである。この補償ループまたはコイルは電流感知
ループまたはコイルの回転感知積(RSP)と同一のRSPを有する。RSPは
ループまたはコイルによって囲われる面積に巻数を乗じて求める。NSS=−N CC 、ここで、NCCは補償コイルのRSPであり、NSSは感知コイルのR
SPである。マイナス(−)符号は補償コイルが電流感知ループまたはコイルの
極性と反対の感知軸極性を有することを表わす。それゆえ、補償コイルの回転感
度は感知コイルの回転感度に等しく、それと反対であり、電流センサ全体を通じ
て回転感度が存在しない。
【0015】 本発明の別の形態はコイルまたはループを切り換える。すなわち、光回路内の
補償コイルの軸極性が反転するように回転補償(RC)ループまたはコイルを固
定して構成することである。これは測定によってセンサの非相互的光位相シフト
を較正し、精密な電流感知を果たすべく、回転レートに影響されないように取り
除きあるいは無効にすることができる。センサの最初の読みは回転に対する感度
を測定し、あるいは較正して行い、次いで、2回目の電流の読み取りのためにR
Cコイルを切り換える。これは回転または振動による影響がどの程度かを明らか
にする。それゆえ、センサは、初めに、較正を行い、次いで、回転または振動が
感度に影響を及ぼさない状態で正確に電流を感知することができる。これに代わ
るものでは、補償コイルは回転に対する感度を連続して取り除くように所定の位
置で測定を継続してもよい。
【0016】 光電流センサはバイアス変調周波数が低ドリフトクロージャ電子回路に好まし
い十分に低いレベルになるようにサグナック感知ループまたはコイルの固有の周
波数を下げるための小さいRSPおよびディレイラインコイルを有する感知ルー
プまたはコイルを備えてもよい。このディレイラインコイルは感知ループまたは
コイルのRSPと比べて大きいRSPを備え、重大な関係を持つ回転感度のみ有
する。一形態は第1のディレイラインコイルの回転感度を無効にするように巻き
方を相手と逆にする第2のディレイラインコイルを使用することができる。
【0017】 実施例の説明 サグナックループに基づくセンサ形態は全導波形光電流センサ10である。図
1aを参照すると、サグナック干渉計電流センサの本体部分は偏光維持ファイバ
から構成されている。超ルミネセンスダイオード、発光ダイオード、レーザダイ
オードまたは規定量の金属酸化物をドープしたファイバ光源のような光源14は
ファイバ12に伝播される、ブロードバンド光を発生する。この光は方向カップ
ラー16を通過し、集積光回路(IOC)20の偏光器18によって直線状に偏
光した光波となる。この直線偏光波は、次いで、Y字結合カップラー21によっ
て逆向きに伝播する2つの直線偏光光波23、24としてセンサループに伝播す
る。位相変調器22は逆向きに伝播する光波を位相変調するために周期的なバイ
アス変調信号25およびフィードバック信号26を加える。この光波23は感知
コイル30に入射する前に、偏光維持(PM)ファイバ28の軸に対して45度
の角度で傾いた主軸を有するクオータ光波コンバータ27を通過する。光波23
は低複屈折性ファイバまたは高円複屈折性ファイバからなる感知コイル30を通
って進む。光波24はPMファイバからなる回転補償(RC)コイル29を通っ
て進む。コイル29を出た光波24はコイル29のPMファイバの軸に対して4
5度の角度で傾いた複屈折主軸を有するクオータ光波コンバータ31を通過する
【0018】 クオータ光波コンバータ27、31の目的は偏光維持ファイバ28からの直線
偏光光波23およびコイル29のPMファイバからの直線偏光光波24を環状に
偏光する光波に変換することである。感知コイル30内において左渡しに環状に
偏光する光波と対照的に、右渡しを使用する利点は基本的にない。感知コイル3
0はその感知軸と平行な方向に電流33を運ぶ導体32を取り囲む。この感知コ
イル30はコイルのファイバ巻線が配置される平面に対して垂直である。感知コ
イル30を出た後、光波23はさらに伝播し、クオータ光波コンバータ31を通
過し、光波24はクオータ光波コンバータ27を通過する。クオータ光波コンバ
ータ27、31は偏光維持ファイバ28およびPMファイバからなるコイル29
の軸に合わせて光波23、24を元の直線偏光光波にそれぞれ変換する。光波2
3、24がIOC20および方向カップラー16を通過して戻るとき、その出力
信号35をループクロージャ電子回路34に与える光検出器34に当たる。ルー
プクロージャ電子回路34はバイアス変調信号25およびフィードバック信号2
6を位相変調器22に出力する。バイアス変調信号発生器18aはループクロー
ジャ電子回路34に送るバイアス変調信号を発生する。ループクロージャ電子回
路34は信号26を互いに反対の位相を保って逆向きに伝播する光波23、24
を生じさせる位相変調器22にフィードバック信号として出力する。信号26の
可変特性はワイヤ32を流れる電流によって生じる光位相の変換についての指示
である。この信号26の特性は電流33の大きさおよび符号を示す信号37に電
子回路34によって処理される。
【0019】 図1bはコンバータ31がIOC20と回転補償コイル29との間にある点を
除いて図1aと同一のサグナック干渉計電流センサを示している。図3において
、これに代えて、コンバータ27、31はIOC20とコイル44、43との間
にそれぞれ配置される。同様に、図6において、これに代えて、コンバータ27
、31はカップラー51とコイル48、47(フリッパ38を含む)との間にそ
れぞれ配置される。
【0020】 クオータ光波コンバータ27、31における角度の狂い、またはふれ、または
クオータ光波操作のいずれかによリ生じる非理想的性質により電流センサ10の
出力37にもっぱら2次数級の誤差が発生する。クオータ光波コンバータの誤差
は最後には共通の入/出力ポートにおいて偏光器18によって除かれる、偏光維
持ファイバ28、PMファイバループ29の未使用軸に伝播される光を生じる。
【0021】 ファイバクオータ光波コンバータ27、31は比較的小さい直径に巻く低複屈
折性ファイバから構成される。しかしながら、この方法で構成したクオータ光波
コンバータの特性は劣ることが判明した。代替的方法は長さの短い偏光維持ファ
イバを使用することである。この偏光維持ファイバの偏光ビート長さは、好まし
くは、補償コイル29、PMファイバ28と感知コイル30との間のファイバを
分割するのに十分な長さである。
【0022】 図1cは必ずしも不連続にしないで連続して巻く補償コイル29および感知コ
イル30を示している。これらのコイルはちょうど1つのコイル66のように不
分割の光ファイバと共にあるパターンで巻くようにする。得られるコイル66は
回転レートに対して実質的に不感であり、同時に、測定される電流33ついては
感知することができる。この1つのコイルによる補償および感知方法を利用でき
る形態は複線巻き、または単線巻きの多様な形態がある。
【0023】 図2は回転補償コイル29を有する電流センサ40を示している。この補償コ
イル40はフリップ手段で切り換えられ、したがって、感度軸を反転させ、また
は任意的に接続位置を切り換え、もしくは光回路内で接続位置に対して極性を反
転させる。“フリッパ”38は使用者が望むときにはいつもこの接続の交換およ
び極性切り換えを行うことができる。
【0024】 補償コイル29をフリップで切り換えるためにリードファイバ39をIOC2
0と接続したファイバから切り離し、同時に、リードファイバ39をコンバータ
31と結ぶファイバに接続する。また、コンバータ31と結ぶファイバからのリ
ードファイバ41の切り離しおよびIOC20と結ぶファイバに対するリードフ
ァイバ41の接続がフリップの一部として係わる。再び補償コイル29を切り換
えるためにはリードファイバ39、41がIOC20およびコンバータ31とそ
れぞれ結ぶファイバと再接続される。これに代えて、補償コイルは通常では18
0度だけ感度軸を反転させるためにコイルを単に回転させるヒンジ手段に装着し
てもよい。これは、また、軸フリップの別の形態を構成するので、フリップと呼
ぶ。
【0025】 電流インジケータ42に表示される電流値の読みはコイル29が切り換える前
と、コイル29が切り換わった後とを指示する。ゼロ電流値を感知する場合、幾
分かの読みの狂いは較正センサ40でゼロになるまでゼロ点合わせを行う。これ
は高精度回転レートのためにセンサ40内の光波23、24の非相互的光位相シ
フトを較正することを可能にする。この後、電流33を測定するためにコイル2
9を再び切り換え、センサ40を回転に対して不感とし、一方、電流を感知でき
るようにする。それゆえ、このセンサ40により回転感度がなく、電流を高い精
度を保って測定できる較正を果たすことが可能になる。別の使い方はセンサが双
方に対して感知できるとき、電流の影響を無効にする回転レートを使用すること
である。言い換えると、補償コイル29が反転し、感知コイル30が電流および
回転を感知する間、電流33によって変化した光波23と光波24と間の位相関
係を無効にするために回転が使用できる。
【0026】 図3は短い感知コイル30およびディレイラインコイル43を備えた回転補償
機構を有する電流センサ50を示している。この形態はバイアス変調信号周波数
が低ドリフトループクロージャ電子回路36に好ましい十分に低いレベルになる
ように感知コイルまたはループ30の固有周波数を下げるために使用することが
できる。ディレイラインコイル43は感知コイル30と比べて長くしている。コ
イル43の回転感度は重大な関係を持つ。一形態は短い感知コイル30との関わ
りに配慮してディレイラインコイル43の回転感度を無効にするように回転防止
用ディレイラインコイル44を使用することがでる。コイル43、44の大部分
は、多分、2重巻き形態に、ただし、コイル内部で同一光ビームの方向を反対に
向けるために逆の回転感度を保つように同一方向に向きを揃えて巻く。感知コイ
ルおよび補償コイルの正味の回転感度をゼロの値で等しくするように一方のコイ
ルを他方のコイルよりも長くしてもよい。この補償コイルは、また、一方のコイ
ルがフリップできるように独立して巻くことができる。
【0027】 本発明およびその利点が詳細に説明されているが、添付の請求の範囲によって
定義されるように、本発明の意図するところおよび発明の範囲から離れることな
く、多様な変更、置換および変形がなし得ると理解することができる。これらの
場合の多くのものにおいてサグナックファイバループは図1bに示すように感知
コイルがその巻きパターンにおいて自身の回転補償を保ってモノリミック(また
は分割しない)コイルであるように連続して巻く。したがって、これは回転感度
がないサグナック干渉計である。
【0028】 すべてではなく、幾つかの明らかな置換は図4に示す形態55を含む。図2の
カップラー16は前方において幾分かの力が本質的に失われることなく、光45
が光源14からコイル30に導くことができる、図4に示す光サーキュレータ5
4によって置換してもよい。同様に、コイル30から戻る光波23、24はその
半分を光源14に当てるのに代えて、すべてを光検出器34に向けることができ
る。この方法では、光サーキュレータ54は50/50カップラーで失われる(
ラウンドトリップ)光の75%を節約することができる。光サーキュレータ54
は直線を保って光を偏光し、前方においてファラデー回転体を通して45度だけ
回転させる光アイソレータと同様なものである。光サーキュレータ54に戻る光
はさらに45度回転し、それゆえ、光サーキュレータの偏光器を通過しない。偏
光器が偏光ビームスプリッタであるならば、この戻る光は典型的には光検出器5
7に対して信号光として伝播する方向に90度の角度で分離する。
【0029】 IOC20自身はリチウムニオブ酸塩プロトン交換導波管、リチウムニオブ酸
塩チタニウム拡散導波管、ポリマー導波管、ガリウムヒ素化合物導波管またはリ
チウムタンタル酸塩導波管を用いて実施してもよい。これに加えて、上記材料は
ファイバ光カップラーおよび光ファイバ(または光導波路)偏光器によってそれ
ぞれ置換される、Y字結合カップラー21および偏光器18と共に、位相変調器
22のみを製造するために使用してもよい。クローズドループシステムで使用す
る位相変調器18の別の可能性として光導波路、ただし、銅線と結ぶファイバ、
電子光ポケットセルを使用することができる。感知コイル30を構成するファイ
バは低複屈折性熱処理ファイバ、スパン高円複屈折性ファイバまたは円複屈折を
生じるねじれ形に巻くファイバのいずれかである。これらのすべてのコイルファ
イバの概念においては感知ファイバが光波の円偏光を維持し、または保存するこ
とを意図する。
【0030】 ループクロージャ機構は典型的には光検出器57に接続する増幅器56の出力
をディジタル化する処理を伴う。出力信号はループクロージャ電子回路59のア
ナログ/ディジタル(A/D)変換器58を通してアナログ電圧からディジタル
電圧に変換する。A/D変換器58は前置増幅器56の出力をディジタル信号に
標本化するか、または変換する。これは前置増幅器56の出力を周期的に、典型
的には、バイアス変調信号発生器18aから与えられる信号のバイアス変調周期
の半変調サイクル毎に数回にわたって標本化する。A/D変換器58の出力は電
流33の信号指示値の変動に対して2半サイクル間で比較される。電流変動が生
じたとき、ディジタル/アナログ(D/A)変換器61を通して位相変調器22
に加えるループクロージャ波形信号62を変化させる。逆向きに伝播する光波2
3、24間の位相(φ)を再調整するために用いられるループクロージャ波形信
号62はのこぎり波信号63(いわゆるセロダインランプ波形)、ディジタル相
ステップ波形64または2重ランプ波形65である(それぞれ図5a、図5b、
図5c参照)。これらのすべてはコイル30における時間遅れの利点を獲得し、
発生した光波23と光波24との間の位相差(電流33によって発生するものと
等しく、反対方向に向く)を与えること可能するために干渉計ループ30のそれ
ぞれの側に非対称に加える。のこぎり波またはセロダイン波形は2πの位相シフ
トの倍数と関係するフライバックまたはリセットと共に、電流33の大きさに比
例する漸増位相スロープを有する。2重ランプ波形は電流に比例する上昇スロー
プおよび下降スロープの双方がその値を変化しながら、正に向かうランプと負に
向かうランプとが交互に入れ替わる。すべてのランプ形式は導体32内を流れる
電流33の方向反転を指示するために反転可能である。
【0031】 別の形態60は図6に示されるオープンジャイロスコープである。光源14は
カップラー16および偏光器53を通って前方に進む光45を放射する。カップ
ラー51は光45をCW光波23およびCCW光波24に分離するために使用す
る。バイアス変調信号発生器18aから出力されるバイアス位相変調信号はサグ
ナックループ30内を伝わる光波23および光波24に対して与えられる。これ
は本体部を取り囲むファイバ47有するピエゾエレクトリック(PZT)シリン
ダ46に電圧を印加して行われる。光波23、24は補償コイル48、クオータ
光波コンバータ27およびPZTファイバコイル47、クオータ光波コンバータ
31をそれぞれ通ってサグナックループ30に進む。補償コイル48のRSPは
感知コイル30のRSPのみならず、PZTシリンダ46のRSPについても受
け持つ。フリッパ38は省略されている。これに代わるものでは、PZTシリン
ダファイバコイル47はコイル48の代わりに補償コイルとして使用してもよく
、上述した説明に従いフリッパ38によって切り換えてもよい。光検出器34の
出力は増幅され、バイアス変調信号との協調を保つ信号に応じて位相検出器(P
SD)に入力される。それゆえ、PSD49の出力は導体32内を流れるそのと
きの電流33に比例する。インジケータ52はPSD49の出力を受け取り、こ
れを電流33の大きさを示す読み取り可能な指示値に変換する。
【図面の簡単な説明】
【図1a】 図1aは回転補償を有するサグナック電流感知ループを示すブロック図である
【図1b】 図1bは回転補償を有するサグナック電流感知ループを示すブロック図である
【図1c】 図1cは補償コイルおよび感知コイルが連続巻き光ファイバからなる、電流セ
ンサを示すブロック図である。
【図2】 図2は切り換えできる補償コイルまたはループを有するサグナック電流感知ル
ープを示すブロックである。
【図3】 図3は補償ディレイラインを有するサグナック電流センサを示すブロック図で
ある。
【図4】 図4は光サーキュレータを有するサグナック電流センサを示すブロック図であ
る。
【図5a】 図5aはサグナック電流センサのクローズドループフィードバック波形を示す
波形図である。
【図5b】 図5bはサグナック電流センサの異なる波形を示す波形図である。
【図5c】 図5cはサグナック電流センサの異なる波形を示す波形図である。
【図6】 図6はサグナック電流センサのオープンループ形態を示すブロックである。
【手続補正書】
【提出日】平成13年5月30日(2001.5.30)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図1a】
【図1b】
【図1c】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5a】
【図5b】
【図5c】
【図6】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C U,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD ,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN, IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,L K,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK ,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO, RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,T M,TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA ,ZW

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、前記光源と結ばれるカップラーと、前記カップラー
    と結ばれるクオータ光波コンバータと、前記クオータ光波コンバータと結ばれる
    感知ループと、前記感知ループおよび前記カップラーと結ばれる回転感度補償ル
    ープと、前記カップラーと結ばれる検出器とを備えてなるファイバ光電流センサ
  2. 【請求項2】 さらに、較正目的のために、前記スプリッタおよび前記感知
    コイルにかけての前記補償コイルの接続を反転する装置を備える請求項1に記載
    のファイバ光電流センサ。
  3. 【請求項3】 光源と、前記光源と結ばれるカップラーと、前記カップラー
    と結ばれるスプリッタと、前記スプリッタと結ばれる偏光コンバータと、前記偏
    光コンバータと結ばれる感知コイルと、前記スプリッタおよび前記感知コイルと
    結ばれる補償コイルとを備えてなるファイバ光電流センサ。
  4. 【請求項4】 前記補償コイルが第1のディレイラインコイルである請求項
    3に記載のファイバ光電流センサ。
  5. 【請求項5】 前記第1のディレイラインコイルが結ばれる側と相対する他
    の側に前記スリッタおよび前記感知コイルと結ばれる第2のディレイラインコイ
    ルを備える請求項4に記載のファイバ光電流センサ。
  6. 【請求項6】 前記感知コイルが前記第1のディレイラインコイルの回転感
    度よりも小さい回転感度を備える請求項4に記載のファイバ光電流センサ。
  7. 【請求項7】 前記第1のディレイラインコイルの回転感度が前記感知コイ
    ルの回転感度に対して極性が反対である請求項6に記載のファイバ光電流センサ
  8. 【請求項8】 前記感知コイル、前記第1のディレイラインコイルおよび前
    記第2のディレイラインコイルの回転感度の合計がゼロに等しくなるようにした
    請求項7に記載のファイバ光電流センサ。
  9. 【請求項9】 前記感知ループがある位相関係を有する逆向きに伝播する光
    波のための媒体である請求項8に記載のファイバ光電流センサ。
  10. 【請求項10】 前記位相関係が前記感知コイルに最も近い電流の磁界の影
    響を受けるようにした請求項9に記載のファイバ光電流センサ。
  11. 【請求項11】 逆向きに伝播する光波が前記第1および第2のディレイラ
    インコイル、前記スプリッタおよび前記カップラーを通って前記検出器に入り、
    前記検出器が光波を検出し、光波および位相関係を表わす電気信号を出力するよ
    うにした請求項10に記載のファイバ光電流センサ。
  12. 【請求項12】 前記検出器と結ばれ、位相関係に従って前記感知コイルに
    最も近い電流の大きさを示す信号を出力する処理用電子回路を備える請求項11
    に記載のファイバ光電流センサ。
  13. 【請求項13】 第1の光ビームを与える光源手段と、第1の光ビームをあ
    る位相関係を有する第2および第3の光ビームに分離し上記第2および第3の光
    ビームを合成するスプリッタ手段と、逆向きに伝播する上記第2および第3の光
    ビームおよび最も近い電流によって変化する位相関係を受け入れ上記第2および
    第3のビームを前記スプリッタ手段に戻す感知手段と、前記感知手段の回転感度
    により位相関係が変化したとき位相関係を補償する補償手段と、上記第2および
    第3の光ビームを検出し上記第2および第3のビームの位相関係を示す電気信号
    を出力する検出手段と、上記電気信号を処理し前記感知手段に最も近い電流の大
    きさを指示するインジケータ手段とを備えてなるファイバ光電流センサ。
  14. 【請求項14】 さらに、前記第1の光ビームを偏光する偏光手段と、第2
    および第3の光ビームの偏光を他の偏光に変換するコンバータ手段とを備える請
    求項13に記載のファイバ光電流センサ。
  15. 【請求項15】 前記感知手段の回転感度によって引き起こされる位相関係
    の変化に対する前記保証手段による補償を反転するフリッパ手段を備える請求項
    14に記載のファイバ光電流センサ。
  16. 【請求項16】 前記補償手段が反転し、前記感知手段が電流および回転を
    感知する間、電流によって変化した位相関係を無効にするために回転が使用でき
    る請求項15に記載のファイバ光電流センサ。
  17. 【請求項17】 前記フリッパ手段が前記ファイバ光電流センサを較正する
    手段である請求項15に記載のファイバ光電流センサ。
  18. 【請求項18】 光源と、前記光源と結ばれる偏光器と、前記偏光器と結ば
    れる第1のポート、第2のポートおよび第3のポートを有するスプリッタと、前
    記スプリッタの該第2のポートと結ばれる第1の接続端を有する第1の直線/円
    偏光コンバータと、前記第1の直線/円偏光コンバータの第2の接続端と結ばれ
    る第1の接続端および第2の接続端を有する感知コイルと、前記感知コイルの該
    第2の接続端と結ばれる第1の接続端および前記スプリッタの該第3のポートと
    結ばれる第2の接続端を有する第1の回転感度補償コイルと、前記偏光器と結ば
    れる検出器とを備えてなるファイバ光電流センサ。
  19. 【請求項19】 さらに、前記スプリッタと結ばれる位相変調器と、前記検
    出器と結ばれる信号処理器と、前記信号処理器と結ばれるバイアス変調信号発生
    器とを備えてなる請求項18に記載のファイバ光電流センサ。
  20. 【請求項20】 さらに、前記第1の回転感度補償コイルと前記感知コイル
    との間にあって、前記第1の回転感度補償コイルの該第1の接続端と結ばれる第
    1の接続端および前記感知コイルの該第2の接続端と結ばれる第2の接続端を有
    する第2の直線/円偏光コンバータを備える請求項19に記載のファイバ光電流
    センサ。
  21. 【請求項21】 さらに、前記第1の補償コイルの該第1および第2の接続
    端、前記第2の直線/円偏光コンバータの該第1の接続端、前記スプリッタの該
    第3のポートの間に結ばれる光スイッチを備える請求項20に記載のファイバ光
    電流センサ。
  22. 【請求項22】 さらに、前記スプリッタの該第2のポートと結ばれる第1
    の接続端および前記第1の直線/円偏光コンバータの該第1の接続端と結ばれる
    第2の接続端を有する第2の補償コイルを備える請求項21に記載のファイバ光
    電流センサ。
  23. 【請求項23】 前記第1および第2の補償コイルがディレイラインコイル
    である請求項22に記載のファイバ光電流センサ。
  24. 【請求項24】 さらに、前記第1の回転感度補償コイルと前記スプリッタ
    との間にあって、前記スプリッタの該第3のポートと結ばれる第1の接続端およ
    び前記第1の回転感度補償コイルの該第2の接続端と結ばれる第2の接続端を有
    する第2の直線/円偏光コンバータを備える請求項19に記載のファイバ光電流
    センサ。
  25. 【請求項25】 さらに、前記第1の直線/円偏光コンバータの該第2の接
    続端と結ばれる第1の接続端および前記感知コイルの該第1の接続端と結ばれる
    第2の接続端を有する第2の回転感度補償コイルを備える請求項24に記載のフ
    ァイバ光電流センサ。
  26. 【請求項26】 さらに、前記第1の補償コイルの該第1および第2の接続
    端と、前記第2の直線/円偏光コンバータの該第2の接続端との間に結ばれ、前
    記第1の補償コイルの該第1および第2の接続端の接続を切り換える光スイッチ
    を備える請求項25に記載のファイバ光電流センサ。
  27. 【請求項27】 第1の光ビームを与えるブロードバンド光源と、前記光源
    と結ばれるカップラーと、前記カップラーと結ばれる第1のポートおよび第2お
    よび第3のポートを有し、第1の光ビームを偏光し、これを前記第2および第3
    のポートからそれぞれ射出する第2および第3の光ビームに分離する集積光回路
    と、前記集積光回路の該第2のポートと結ばれる第1の接続端および第2の接続
    端を有する偏光維持ファイバと、前記偏光維持ファイバの該第2の接続端と結ば
    れる第1の接続端および第2の接続端を有する第1の偏光コンバータと、前記第
    1の偏光コンバータの該第2の接続端と結ばれる第1の接続端および第2の接続
    端を有し、第1の回転感度を備える光ファイバ感知コイルと、前記感知コイルの
    該第2の接続端と結ばれる第1の接続端および第2接続端を有する第2の偏光コ
    ンバータと、前記第2の偏光コンバータの該第2の接続端と結ばれる第1の接続
    端および前記集積光回路の該第3のポートと結ばれる第2の接続端を有し、前記
    感知コイルの第1の回転感度にほぼ等しく、それと反対の第2の回転感度を備え
    る光ファイバ補償コイルと、前記カップラーと結ばれる検出器とを備えてなるフ
    ァイバ光電流センサ。
  28. 【請求項28】 前記第2の光ビームが前記偏光維持ファイバ、前記第1の
    偏光コンバータ、前記感知コイル、前記第2の偏光コンバータおよび前記補償コ
    イルを通り、前記集積光回路の該第3のポートにかけて伝播し、上記第3の光ビ
    ームが前記補償コイル、前記第2の偏光コンバータ、前記感知コイル、前記第1
    の偏光コンバータおよび前記偏光維持ファイバを通り、前記集積光回路の該第2
    のポートにかけて伝播し、前記感知コイル内で逆向きに伝播する上記第2および
    第3のビームが前記感知コイルに最も近い導体内を流れる電流の影響を受ける位
    相関係を有し、前記集積光回路の該第3および第2のポートに入る上記第2およ
    び第3のビームが前記集積光回路の該第1のポートから前記カップラーにかけて
    射出するように第4の光ビームに合成され、前記検出器が前記カップラーからの
    上記第4の光ビームを受け取り、これを前記集積光回路に戻る上記第2および第
    3の光ビームの位相関係を示す情報を表わす電気信号に変換し、前記位相関係が
    前記感知コイルに最も近い導体内を流れる電流の大きさを指示するようにした請
    求項27に記載のファイバ光電流センサ。
  29. 【請求項29】 第1の光ビームを与えるブロードバンド光源と、前記光源
    と結ばれる光サーキュレータと、前記光サーキュレータと結ばれる第1のポート
    および第2および第3のポートを有し、第1の光ビームを偏光し、これを前記第
    2および第3のポートからそれぞれ射出する第2および第3の光ビームに分離す
    る集積光回路と、前記スプリッタの該第2のポートと結ばれる第1の接続端およ
    び第2の接続端を有する偏光維持ファイバと、前記偏光維持ファイバの該第2の
    接続端と結ばれる第1の接続端および第2の接続端を有する第1の偏光コンバー
    タと、前記第1の偏光コンバータの該第2の接続端と結ばれる第1の接続端およ
    び第2の接続端を有し、第1の回転感度を備える光ファイバ感知コイルと、前記
    感知コイルの該第2の接続端と結ばれる第1の接続端および第2接続端を有する
    第2の偏光コンバータと、前記第2の偏光コンバータの該第2の接続端と結ばれ
    る第1の接続端および前記スリッタの該第3のポートと結ばれる第2の接続端を
    有し、前記感知コイルの第1の回転感度にほぼ等しく、それと反対の第2の回転
    感度を備える光ファイバ補償コイルと、前記光サーキュレータと結ばれる検出器
    とを備えてなるファイバ光電流センサ。
  30. 【請求項30】 前記第2の光ビームが前記偏光維持ファイバ、前記第1の
    偏光コンバータ、前記感知コイル、前記第2の偏光コンバータおよび前記補償コ
    イルを通り、前記集積光回路の該第3のポートにかけて伝播し、上記第3の光ビ
    ームが前記補償コイル、前記第2の偏光コンバータ、前記感知コイル、前記第1
    の偏光コンバータおよび前記偏光維持ファイバを通り、前記集積光回路の該第2
    のポートにかけて伝播し、前記感知コイル内で逆向きに伝播する上記第2および
    第3のビームが前記感知コイルに最も近い導体内を流れる電流の影響を受ける位
    相関係を有し、前記集積光回路の該第3および第2のポートに入る上記第2およ
    び第3のビームが前記集積光回路の該第1のポートから前記サーキュレータにか
    けて射出するように第4の光ビームに合成され、前記検出器が前記サーキュレー
    タからの上記第4の光ビームを受け取り、これを前記集積光回路に戻る上記第2
    および第3の光ビームの位相関係を示す情報を表わす電気信号に変換し、前記位
    相関係が前記感知コイルに最も近い導体内を流れる電流の大きさを指示するよう
    にした請求項29に記載のファイバ光電流センサ。
  31. 【請求項31】 光源と、前記光源と結ばれる偏光器と、前記偏光器と結ば
    れる第1のポートおよび第2のポート有するスプリッタと、前記スプリッタの該
    第2のポートと結ばれる第1の接続端を有する偏光コンバータと、前記偏光コン
    バータの第2の接続端と結ばれる第1の接続端および前記スプリッタの第3のポ
    ートと結ばれる第2の接続端を有し、回転レートに対して不感で、電流の大きさ
    を測定するために電流に感度を保つ巻線パターンを備える感知コイルとを具備し
    てなるファイバ光電流センサ。
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