JP2002530818A - 改良された電力出力を有する燃料電池電極アセンブリ - Google Patents

改良された電力出力を有する燃料電池電極アセンブリ

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Abstract

(57)【要約】 少なくとも1種の第1の触媒的に活性な金属と、少なくとも1種のイオン伝導性ポリマーを含む、少なくとも1つの反応物拡散性導電性電極(1、3);および電極と接触して電極−膜界面領域(4、5)を形成する、少なくとも1つのイオン伝導性膜;を含み、ここで界面領域が少なくとも1種の第2の触媒的に活性な金属を含みかつ約3オングストローム〜約475オングストロームのゾーン厚さを有する、少なくとも1つのゾーンを含む、燃料電池において使用するための電極−膜組合わせ。驚くべきことには、改良された電力出力が観測される。ゾーンは電子ビームの物理的真空蒸着により蒸着されることが好ましい。電界放出SEM分析から、球形の小塊がゾーンについて観測される。

Description

【発明の詳細な説明】発明の分野 本発明は、一般に、改良された電力出力を有する燃料電池の膜電極アセンブリ
に関する。さらに詳しくは、これらの改良されたアセンブリは、電極中の触媒的
に活性な金属に加えて、膜−電極界面において触媒的に活性な金属の細いゾーン
を特徴とする。発明の背景 燃料電池は、世界を通じて、従来のエネルギー源に対する代替物として大きい
商業的有望性を示し続けている。エネルギー枯渇がいっそう重大となり、環境的
規制が厳格となり、そして新規な燃料電池の応用が出現しているので、この商業
的有望性は成長し続けるであろう。下記の文献を参照のこと:”FUEL CE
LLS”、Encyclopedia of Chemical Techno
logy、第4版、Vol.11、pp.1098−1121。 しかしながら
、燃料電池技術の改良にかかわらず、電力出力を増加させ、初期コストを減少さ
せ、水管理を改良し、そして操作寿命を延長させることが長い間要求されている
。初期コストの減少は燃料電池電極の貴金属内容物を減少することによって最も
容易に達成することができる。しかしながら、このような減少は電力出力を損失
させ、商品化の努力を遮断する。 異なる型の燃料電池が存在するが、それらの各々は化学反応により電気エネル
ギーを生成する。輸入を増加させる1つの型、すなわち、「ポリマー電解液膜燃
料電池」(PEMFC)は、典型的には2つの電子伝導性電極の間に挟まれたイ
オン伝導性ポリマー膜から作られた膜電極アセンブリ(MEA)を含む。商業的
応用のために、多数のMEAを電子的に接続して燃料電池スタック(すなわち、
「スタックド」)を形成する。典型的なPEMFCに関連する他の構成要素は、
気体拡散媒体および集電装置を包含し、後者はまた二極セパレータおよび流れの
場の要素として働くことができる。PEMFCは文献において概観されている。
下記の文献を参照のこと:S.Srinivasan他、J.Power So
urces29(1990)、pp.367−387。 典型的なPEMFCにおいて、燃料、例えば、水素ガスは一方の電極(アノー
ド)において電気触媒的に酸化される。他方の電極(カソード)において、酸化
因子、例えば、酸素ガスは電気触媒的に還元される。正味反応は起電力を生ずる
。高温はこの反応を加速するが、PEMFCの1つの増加する重要な利点は低い
温度(例えば、80℃)で使用できることである。燃料電池の反応は一般にアノ
ードおよびカソードの両方の中に存在する貴遷移金属、普通に貴金属、特に白金
により触媒される。燃料電池はしばしば気体成分を使用して操作されるので、典
型的な電極は多孔質表面に触媒的に活性な金属を有する多孔質材料(より一般的
には、反応物拡散材料)である。金属は異なる形態学的形態であることができる
が、しばしばそれは粒状または分散した形態でありかつ炭素上に支持されている
。燃料電池の性能は触媒の形態に依存することがある。下記の文献を参照のこと
;Poirier他、J.Electrochemical Society、
Vol.141、No.2、February1994、pp.425−430
。 燃料電池システムは複雑である。なぜなら、反応はイオン伝導性膜、ガス、お
よび炭素支持触媒の間の3相境界に局存化すると考えられるからである。この局
存化のために、電極へのイオン伝導性材料の添加は触媒のよりすぐれた利用なら
びに膜との改良された界面接続を生ずることができる。しかしながら、追加のイ
オン伝導体は、特にペルフルオロ導電体を使用するとき、余分のコスト導入する
ことがあり、電解液の水の管理を増加することがあり、すべては商品化に重要で
ある。 高価な触媒金属の添加量を最小にする1つのアプローチは、より小さい触媒粒
子を使用することであった。しかしながら、少ない触媒添加量を使用して長い操
作寿命を達成することは特に困難である。また、触媒粒度は不安定であり、凝集
または焼結により増加することがある。 他のアプローチは、膜−電極界面において金属を濃縮することであった。下記
の文献を参照のこと:Ticianelli他、Journal of Ele
ctroanalytical Chemistryand Interfac
ial Electrochemistry、Vol.251、No.2、Se
ptember23,1988、pp.275−295。例えば、イオン伝導性
膜を電極間に挟む前に、金属触媒の500オングストロームの密な層をある種の
気体拡散電極上にスパッターしたことが報告された。しかしながら、明らかなよ
うに、多分均一なより薄い層の形成が困難であるので、500オングストローム
より薄いスパッタード層は報告されてきていない。そのうえ、他の型の電極およ
び蒸着技術は不適当であることがあり、水バランスはくつがえされ、そして試験
はしばしば商業的条件下に実施されない。要約すると、電極上に触媒の薄層を単
に蒸着することは適当なMEAを保証しない。前述のSrinivasanの論
文によれば、湿式化学的蒸着法に比較して、スパッタリングは経済的に不可能で
ある。こうして、一般に、産業において、このアプローチは実際的であるとして
受け入れられていない。 追加の技術は、例えば、下記米国特許を包含する特許文献に記載されている:
米国特許第3,274,029号;第3,492,163号;第3,615,9
48号;第3,730,774号;第4,160,856号;第4,547,4
37号;第4,686,158号;第4,738,904号;第4,826,7
41号;第4,876,115号;第4,937,152号;第5,151,3
34号;第5,208,112号;第5,234,777号;第5,338,4
30号;第5,340,665号;第5,500,292号;第5,509,1
89号;第5,624,718号;第5,686,199号;および第5,79
5,672号。さらに、蒸着技術は、例えば、米国特許第4,931,152号
;第5,068,126号;第5,192,523号;および第5,296,2
74号。発明の要約 この分野において存在する偏見にかかわらず、本発明者らは、驚くべきことに
は、電力出力の高い改良が低いおよび超低い触媒MEAについて達成できること
を発見した。選択した電極と膜との間の界面に組合わせの比較的薄いゾーンを導
入することによって、同一量、またはさらに少ない量の触媒について有意に多い
電力を生成することができる。そのうえ、選択した電極および膜を組合わせるこ
とによって、よりすぐれた全体の燃料電池の性能を達成することができる。商業
的に実際的な条件下においてさえ、試験結果は有意に有望である。 特に、本発明者らは、少なくとも1種の第1の触媒的に活性な金属と、少なく
とも1種のイオン伝導性ポリマーとを含む、少なくとも1つの反応物拡散性導電
性電極;および電極−膜界面領域を形成する電極と接触する少なくとも1つのイ
オン伝導性膜;を含み、界面領域が少なくとも1種の第2の触媒的に活性な金属
を含みかつ約3オングストローム〜約475オングストロームのゾーン厚さを有
する少なくとも1つのゾーンを含む、電極−膜組合わせを発見した。 本発明の他の面は、少なくとも1種の第1の触媒的に活性な金属と、少なくと
も1種のイオン伝導性ポリマーとを含む少なくとも1つの導電性電極;および電
極と接触して電極−膜界面領域を形成する少なくとも1つのイオン伝導性膜;を
含み、ここで界面領域が少なくとも1種の第2の触媒的に活性な金属を含む真空
蒸着ゾーンを含む、電極−膜組合わせである。 本発明の他の面は、(i)電極を通じて分散した少なくとも1種の第1の触媒
的に活性な金属;(ii)少なくとも1種のイオン伝導性ポリマー;および(i
ii)少なくとも1種の第2の触媒的に活性な金属を含む真空蒸着ゾーン;を含
む少なくとも1つの反応物拡散性導電性電極;電極と接触して電極−膜界面を形
成するイオン伝導性膜;を含み、ここで少なくとも1種の第2の触媒的に活性な
金属のゾーンが電極において電極−膜界面に集中されている、電極−膜組合わせ
である。 他の面は、少なくとも1種の第1の触媒的に活性な金属と、少なくとも1種の
イオン伝導性ポリマーとを含む、少なくとも1つの反応物拡散性導電性電極;お
よび電極と接触して電極−膜界面領域を形成する、少なくとも1つのイオン伝導
性膜;を含み、ここで界面領域が少なくとも1種の第2の触媒的に活性な金属を
含みかつ約0.0006mg/cm〜約0.12mg/cmのゾーン添加量
を有する、少なくとも1つのゾーンを含む物品である。 そのうえ、本発明は、少なくとも1種の第1の触媒的に活性な金属と、少なく
とも1種のイオン伝導性ポリマーとを含む、少なくとも1つの反応物拡散性導電
性電極;および電極と接触して電極−膜界面領域を形成する、少なくとも1つの
イオン伝導性膜;の組合わせを含み、ここで界面領域が実質的に球形の小塊を包
含する形態を有する、少なくとも1種の第2の触媒的に活性な金属を含む、少な
くとも1つのゾーンを含む、電極−膜組合わせを包含する。 他の面は、そのうえ、第1および第2の反応物拡散性導電性電極;および第1
および第2の電極の間に挟まれかつそれらと接触して、それぞれ、第1および第
2の膜−電極界面領域を形成する、少なくとも1つのイオン伝導性膜;を含み、
ここで第1および第2の電極の各々が少なくとも1種のイオン伝導性ポリマーと
、少なくとも1種の触媒的に活性な第1金属とを含み、そしてここで2つの界面
領域の少なくとも1つが約0.0006mg/cm〜約0.12mg/cm
のゾーン添加量を有する、少なくとも1つの触媒的に活性な第2金属のゾーンを
含む、膜電極アセンブリである。 本発明者らは、また、第1および第2の反応物拡散性導電性電極;および第1
および第2の電極の間に挟まれかつそれらと接触して、それぞれ、第1および第
2の膜−電極界面領域を形成する少なくとも1つのイオン伝導性膜;の組合わせ
を含み、ここで第1および第2の電極の各々がイオン伝導性ポリマーと、少なく
とも1種の触媒的に活性な第1金属とを含み、そしてここで2つの界面領域の少
なくとも1つが実質的に球形の小塊を包含する形態を有する触媒的に活性な第2
金属のゾーンを含む、膜電極アセンブリを発見した。 本発明の他の面は、本発明による組合わせおよびアセンブリを含む燃料電池ス
タックおよび輸送車両である。 最後に、本発明は、また、工程:(i)少なくとも1種のイオン伝導性ポリマ
ーと、電極を通じて分散した少なくとも1種の第1の触媒的に活性な金属とを含
む、少なくとも1つの反応物拡散性導電性電極、および(ii)少なくとも1つ
のイオン伝導性膜、を含むアセンブリ要素を準備し、少なくとも1つのアセンブ
リ要素上に、約3オングストローム〜約475オングストロームのゾーン厚さを
有する、少なくとも1種の第2の触媒的に活性な金属のゾーンを蒸着させ、ここ
でゾーン蒸着は(i)アセンブリ要素上への直接的蒸着、または(ii)アセン
ブリ要素上への間接的蒸着であり、ここで蒸着されたゾーンをまず支持体上に蒸
着させ、次いで支持体からアセンブリ要素上に移送させ、そして必要に応じてア
センブリ要素から膜電極アセンブリを組み立てる、の組合わせを含む、燃料電池
の膜電極アセンブリの電力出力を改良する方法を包含する。 よりすぐれた触媒利用を有する改良された電力出力に加えて、それ以上の重要
な利点は、多数の方法を使用して支持体を製造できること、およびこれらの多数
の方法を異なる商業的応用に調整できることである。いっそう正確な設計および
制御が今や可能である。また、触媒金属のゾーンは燃料電池システムの水バラン
スをくつがえさず、本発明を異なる燃料電池の反応物に適用することができ、そ
してプロセスの変化可能性が証明された。要約すると、本発明は商業的に実際的
である。発明の詳細な説明 図1は、本発明による平らなジオメトリーのMEAの断面を図解する。z方向
はページと共平面でありかつMEAの平面に対して垂直である。構成要素1およ
び3は導電性電極(第1および第2の電極)を表し、これらの電極の各々は接触
し、一緒にイオン伝導性ポリマー膜2を挟む。電極は触媒的に活性な金属を含む
。領域4および5は第1および第2の界面領域を表す。領域は膜2を第1および
第2の電極(1および3)から分離する。MEAは2つの半電池を含み、これら
の半電池は電極1および膜2の組合わせ(電極3を含まない)により形成されて
いるか、あるいは電極3および膜2の組合わせ(電極1を含まない)により形成
されている。 図2は、一緒に接触しかつ界面領域4を形成する、第1電極1とイオン伝導性
ポリマー膜2とを含む、本発明による半電池を図解する。界面領域の区域は、例
えば、下記に依存する;(i)膜および電極が接触する方法、および(ii)膜
の表面粗さおよび多孔率。しかしながら、半電池が形成される方法に関係なく、
この界面領域は、電極の中に存在する触媒的に活性な金属(第1金属)と必要に
応じて同一である、触媒的に活性な金属のゾーン6を含む。しかしながら、ゾー
ン6の触媒的に活性な金属(第2金属)は、電極1における触媒的に活性な金属
と別の工程において蒸着させることができる。第2金属は第1金属と完全に異な
る金属であることができるか、あるいはそれは同一であるが、異なる構造または
形態を有することができる。例えば、ゾーン6が少なくとも2種の異なる第2の
触媒的に活性な金属を含むか、あるいは電極が少なくとも2種の異なる第1の触
媒的に活性な金属を含むように、金属混合物を使用することができる。 図3は、電極の断面図により、本発明の好ましい態様を図解する(下記実施例
2参照)。電極は、炭素担持白金粒子と融合した、イオン伝導性過フッ素化イオ
ノマーを含む。さらに、電極は白金の真空蒸着ゾーンを含み、このゾーンは触媒
的に活性な金属のz勾配段階関数の形成を促進する。 図4は、本発明のz勾配段階関数の概念をさらに表す。この表示において、電
極における触媒的に活性な金属の濃度は膜からの距離の関数として示されている
。触媒的に活性な金属は、電極の中に本来存在する金属(すなわち、第1金属)
または別々に蒸着された金属であることができる。最初に、領域Aにおいて、触
媒的に活性な金属は完全にまたは実質的に第2金属であり、そして電極は炭素ま
たはイオン伝導性ポリマーを含有しない実質的に純粋な金属である。次いで、第
2金属の濃度が減少する、領域Bが存在する。領域Bにおける勾配は、例えば、
表面粗さ、電極多孔率、均質性、製造方法、および他の実験因子に依存して変化
することができる。勾配は線形または実質的に線形の部分を含むことができる。
最後に、領域Cが存在し、ここで触媒的に活性な金属の濃度は、第2金属の蒸着
前に、電極の中に本来存在する第1金属のためである。必要に応じて、領域Cは
、より高い濃度が膜に向かう、第1の触媒的に活性な金属の濃度勾配を含むこと
ができる。 第1の触媒的に活性な金属および第2の触媒的に活性な金属の両方
は、図4に示すこのz勾配段階関数の概念を変化させないで、触媒的に活性な金
属の混合物の中に存在することができる。金属混合物が存在する場合、各金属の
濃度を加えて全濃度を生ずるであろう。 本発明の理論は完全には理解されないが、第1の触媒的に活性な金属と蒸着第
2の触媒的に活性な金属のゾーンとの間で、予期せざる相乗的相互作用が起こり
うると考えられる。その結果、特に選択した蒸着法を使用するとき、金属添加量
を実質的に増加させないで、有意な電力増加を観測することができる。 本発明は、燃料電池技術、特にPEMFC技術において広く適用可能である。
燃料は好ましくは気体、例えば、水素であるが、液体燃料、例えば、アルコール
、例えば、メタノールを使用することもできる。炭化水素、例えば、改質ガソリ
ンまたはディーゼル油を使用して燃料を提供することもできる。 リフォーメート燃料を使用するとき、複数の触媒的に活性な金属(例えば、バ
イメタル)を使用して性能を改良しかつ減力作用を減少させることができる。特
に、一酸化炭素の5〜100ppm程度に低いレベルにおいてさえ、一酸化炭素
の減力作用は問題となることがある。例えば、この態様において、界面領域は互
いに異なる少なくとも2種の第2の触媒的に活性な金属を含むことができる。ま
た、電極は互いに異なる少なくとも2種の第1の触媒的に活性な金属を含むこと
ができる。この態様において、複数の触媒的に活性な金属は好ましくはアノード
に存在する。金属の複数性は、必要に応じて、3、4、およびさらにそれより多
い異なる金属を包含することができる。金属合金化が起こることが好ましい。バ
イメタル系において、好ましい組合わせはPt−Ru、Pt−Sn、pt−Co
、およびPt−Crを包含し、最も好ましい組合わせはPt−Ruである。好ま
しくは、実質的に等しい量の各金属が存在する。それゆえ、バイメタルの組合わ
せは好ましくは50/50混合物または合金である。 カソードおよびアノードを包含する、反応物拡散性導電性電極を前もって製作
した後、それらをイオン伝導性膜と接触させるか、あるいは第2の触媒的に活性
な金属の蒸着に付すことができる。一般に、慣用の気体拡散電極は商業的に入手
可能であり、直接を使用するか、あるいは変更して使用することができる。例え
ば、低白金添加量の電極は、E−TEK,Inc.(マサチュセッツ州ナティッ
ク)またはElectrochem,Inc.から入手することができる。 電極は、構造的完全性、有効な水管理、気体に対する多孔性または拡散性を包
含する反応物の拡散性、電子伝導性、触媒活性、加工性、および膜とのすぐれた
界面接触を提供する、構成要素を含むべきである。電極の構造は、これらの機能
的属性が存在するかぎり、特に限定されない。触媒利用を増加するために電極の
一部分として、少なくとも1つのイオン伝導性ポリマーが存在すべきである。 電極は一般に実質的に平らなジオメトリーであることができる。平らなは、厚
さの寸法よりも非常に大きい、長さおよび幅の寸法、または半径方向の寸法を有
するように作られた物品、または形態を意味する。このような物品は、ポリマー
フィルムまたは膜、紙シート、および繊維材料の布帛を包含する。いったん形成
されると、このような平らな物品は、本質的に平坦な物品、またはいっそう複雑
な立体配置に巻取られ、折り畳まれ、またはねじれられたものとして使用するこ
とができる。 電極は少なくとも部分的に多孔質であり、ここで多孔質は材料を通じて連続的
通路および経路が形成されているように、相互に連結する孔またはボイドの構造
を意味する。より一般的には、電極は商業的に使用可能な速度で電極を通して反
応物を拡散させることができるべきである。 電極の製造および燃料電池技術の他の面は、例えば、Wilsonへの米国特
許第5,211,984号および米国特許第5,234,777号(これらは引
用することによって本明細書の一部とされる)に記載されている。例えば、Wi
lsonは、触媒を含有するインキの使用、およびイオン伝導性ポリマーと金属
触媒とを含む電極を製作する輸送方法を教示している。これらの特許において、
非触媒化多孔質電極を燃料電池のアセンブリの間に触媒フィルムに対して配置し
て、触媒フィルムのために気体拡散バッキングを形成する。しかしながら、Wi
lsonにおける触媒フィルムは、本発明のものと異なり、多孔性を有するとし
ても、ほんのわずかの多孔性を有するだけである。 好ましい電極は、ポリマーのバインダーにより一緒に保持された触媒材料を含
むことができる、導電性粒状材料から形成される。必要に応じて、疎水性バイン
ダー、例えば、ポリテトラフルオロエチレンを使用することができる。イオン交
換樹脂をバインダーとして使用することができる。延伸膨張または多孔質ポリテ
トラフルオロエチレンを使用することができる。特に、好ましい電極は下記の手
順((「手順A」)により製造することができる: 40gの2−メチル−1−プロピルアルコール中の5gのカーボンブラック−
白金(50重量%)粒子(NE Chemcat Co.から)の分散液を調製
する。この分散液に、9重量%のNafion(登録商標)ペルフルオロスルホ
ン酸樹脂(DuPont)を含有するイソプロピルアルコールの液体組成物を添
加し、超音波第2領域の助けにより、よく混合して、相対濃度の50重量%のイ
オン交換樹脂および50重量%のカーボンブラック担持白金を有する、液体混合
物を形成する。液体混合物をブラシにより塗布して、多孔質延伸膨張ポリテトラ
フルオロエチレン電極−支持フィルム(厚さ−16マイクロメートル;孔体積9
4%;IBP 0.12kg/cm)を含浸させる。溶媒を空気乾燥により除
去する。複合構造物を120℃において24時間処理して、この手順を完結する
。 また、例えば、少なくとも25重量%触媒(カーボンブラック−白金)(残部
は過フッ素化イオノマーである)を使用して、この手順Aを実施することができ
る。好ましくは、この複合構造物における電極は多少の多孔率を有し、反応物拡
散性に示す。 電極支持体として使用するために、多孔質または延伸膨張ポリテトラフルオロ
エチレンフィルムを薄くあるべきであり、例えば、約3ミクロン〜約200ミク
ロン、より特に約3ミクロン〜約30ミクロン、好ましくは約5ミクロン〜約2
0ミクロンである。この比較的薄い触媒含有電極を他の電子伝導性構成要素、例
えば、触媒を含有せず、反応物を通過させる構成要素と接触させることができる
。 電極支持体の孔体積は、例えば、約60%〜約95%、好ましくは約85%〜
約95%であることができる。イソプロパノール泡点(IBP)により規定され
る最大孔大きさは、例えば、約0.05kg/cm〜約0.5kg/cm
好ましくは約0.05kg/cm〜約0.3kg/cmであることができる
。泡点はASTM F316−86に従い測定した。イソプロピルアルコールを
湿潤流体として使用して、試験片の孔を充填する。泡点は試験片の最大孔からイ
ソプロピルアルコールを置換し、多孔質媒体をカバーするイソプロピルアルコー
ルの層を通る泡の上昇により検出可能な泡の最初の連続的流れをつくるために要
求される、空気の圧力である。この測定は最大孔大きさの推定を提供する。 第2の触媒的に活性な金属のゾーンを蒸着する前に、電極は好ましくは低いレ
ベルの触媒添加量、例えば、約0.01mg/cm〜約1mg/cm、好ま
しくは約0.02mg/cm〜約0.5mg/cm、より好ましくは約0.
05mg/cm〜約0.4mg/cmを有する。好ましくは、それは約0.
3mg/cmより小さい。好ましくは、単一MEAのための全触媒添加量は約
0.65mg/cmより小さく、より好ましくは約0.2mg/cmより小
さい。 少なくとも1種の第1の触媒的に活性な金属は電極の多孔質表面を通じて分布
されている。触媒的に活性なは、金属がある方法で触媒反応を与えることを促進
していることを意味する。第1および第2の触媒的に活性な金属は同一金属であ
ることができ、好ましくは同一金属である。第1および第2の触媒的に活性な金
属は、例えば、貴金属または第VIII族の金属であることができる。特定の例
は、Pt、Pd、Ru、Rh、Ir、Ag、Au、Os、Re、Cu、Ni、F
e、Cr、Mo、Co、W、Mn、Al、Zn、Snであり、好ましい金属はN
i、Pd、ptであり、最も好ましい金属はptである。所望ならば、複数の触
媒的に活性な金属(例えば、バイメタル)はまたこの列挙から選択することがで
きる。また、助触媒およびプロモーター、例えば、C、Ni、Al、Na、Cr
、およびSnが存在することができる。燃料電池の性能を増強する、任意の慣用
の因子を使用することができる。 第1の触媒的に活性な金属は金属添加炭素粒子の形態であることが好ましい。
例えば、炭素粒子に金属を少なくとも10重量%の金属、好ましくは少なくとも
20重量%の金属の量で添加することができる。好ましくは、第1の触媒的に活
性な金属は電極を通じて比較的均一に分布し、ランダムに分散している。電極は
、例えば、高い表面積の炭素、例えば、Vulcan XC72(約200m
/g)またはBlack Pearls 2000(約1000m/g)(C
abot、マサチュセッツ州ボストン、から入手可能である)の粒子から形成す
ることができ、これらの炭素は約20オングストローム〜約50オングストロー
ムの大きさの白金粒子を約0.35mg/cmの電極領域添加量で有する。 担持された金属触媒に加えて、膜に対する電極の接触を改良しかつ触媒利用を
増加するために、電極はイオン伝導性ポリマーをさらに含む。膜のイオン伝導性
ポリマー(「第1のイオン伝導性ポリマー」)は電極のイオン伝導性ポリマー(
「第2のイオン伝導性ポリマー」)と実質的に同一であるか、あるいはそれと異
なることができるが、それらは好ましくは実質的に同一である。実質的に同一は
、例えば、2つのイオン伝導性材料が、例えば、異なる当量を有するが、同一の
一般的化学的同一性を有するように選択できることを意味する。 電極はさらに少なくとも1種の疎水性成分、例えば、フッ素化ポリマー、好ま
しくは過フッ素化ポリマー、例えば、ポリテトラフルオロエチレンを含むことが
できる。所望ならば、この疎水性成分は電極−膜界面に集中することができる。
他の例は、テトラフルオロエチレン/(ペルフルオロ)ビニルエーテルコポリマ
ー(PFA)、またはテトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレンコポ
リマー(FEP)を包含する。このフッ素化疎水性成分は電極構造における撥水
性の改良を促進する。 また、孔形成剤または犠牲充填剤、例えば、アンモニウム重炭酸塩、塩化ナト
リウム、または炭酸カルシウムを電極に添加することができる。この添加剤を、
例えば、加熱または滲出により除去して、ボイドをつくり、気体拡散性を改良す
ることができる。気体拡散性は応用に対して調整することができる。 電極は、電極製造の間に使用する、少なくとも1種の溶媒をさらに含むことが
できる。しかしながら、溶媒は電極からゆっくり蒸発することができる。それゆ
え、最初に存在する溶媒は後の時間に存在しないことがある。溶媒は電極インキ
製造の分野において知られている。典型的な溶媒は極性溶媒およびアルコールを
包含する。 イオン伝導性膜は、例えば、強さ、高いイオン伝導性、および電極とのすぐれ
た界面接触を提供すべきである。これらの機能的属性が存在するかぎり、膜の構
造は特に限定されない。強化された複合膜は好ましい。 膜は好ましくは主として1またはそれ以上のフッ素化ポリマー、好ましくは過
フッ素化ポリマーとフッ素化イオン交換樹脂との混合物から作られる。好ましい
態様において、膜は、イオン交換樹脂、例えば、NAFIONR(EWは、例え
ば、1100であることができる)を包含するスルホン化過フッ素化イオノマー
で含浸された、多孔質または延伸膨張ポリテトラフルオロエチレンから製造され
る。同様なイオノマー、例えば、FLEMIONR(Asahi Glass)
を使用することもできる。高いガーレイ数(Gurley number)(>
10,000秒)が提供されるように、解放多孔質体積の実質的にすべて(>9
0%)を含浸させることができる。 含浸された膜は、例えば、Bahar他に対する米国特許第5,547,55
1号;第5,635,041号;および第5,599,614号(これらは引用
することによって本明細書の一部とされる)に記載されている。これらの特許に
は、膜の試験手順および特性が記載されている。 米国特許第5,593,566号(引用することによって本明細書の一部とさ
れる)の教示に従い作られた基材を使用して、膜を製造することができる。基材
は種々の形態でW.L.Gore and Associates,Inc.(
マリイランド州エルクトン)から入手可能である。このような基材は35%より
大きい多孔率を有する。好ましくは、多孔率は約70%〜95%である。多孔質
微小構造は(i)フィブリルにより相互に接続した節、または(ii)フィブリ
ルを含む。 基材の平均孔大きさは、例えば、約0.05ミクロン〜約0.4ミクロンであ
ることができる。孔大きさ分布値は、例えば、約1.05〜約1.20であるこ
とができる。孔大きさの測定は、Coulter Porometer(商標)
(Coulter Electronics,Inc.、フロリダ州ヒアレス、
製)により実施される。Coulter Porometerは、ASTM標準
規格E1298−89に記載されている液体置換方法を使用して、多孔質媒質中
の孔大きさ分布の自動化測定を提供する計器である。Porometerは、試
料上の空気圧を増加し、生ずる流れを測定することによって、試料の孔大きさ分
布を決定する。この分布は膜の均一度の測度である(すなわち、狭い分布は、最
小および最大の孔大きさの間にほとんど差が存在しないことを意味する)。Po
rometerは、また、平均流れ孔大きさを計算する。定義により、フィルタ
ーを通る流体流れの半分は、この大きさの上下に存在する孔を通して起こる。 高いガーレイ数は膜にとって好ましい。ガーレイ空気流れ試験において、ガー
レイ・デンソメーター(Gurley Densometer)(ASTM 0
726−58)において4.88インチの水圧において1平方インチの試料を通
して100ccの空気が流れるための時間(秒)を測定する。試料をクランププ
レートの間に配置する。次いでシリンダーをおだやかに落とす。自動タイマー(
またはストップウォッチ)を使用して、前述の特定の体積をシリンダーが置換す
るために要する時間(秒)を記録する。この時間はガーレイ数である。Fr
ier空気流れ試験は類似するが、主として非常に薄いか、あるいは解放膜につ
いて使用される。この試験は0.5インチの水圧における流れ(立方フィート/
分/平方フィートの材料)を報告する。 複合膜は好ましくは薄く、例えば、約3ミクロンより大きいが、約75ミクロ
ンより小さい、より好ましくは約50ミクロンより小さい、なおより好ましくは
約30ミクロンより小さい厚さを有する。約20ミクロンおよびそれより小さい
厚さは最も好ましい。膜厚さはスナップ計器(例えば、Johannes Ka
fer Co.のNo.F1000/302型)を使用して測定することができ
る。各試験片の少なくとも4つの区域において、測定を実施する。 さらに、膜は高いイオン伝導性、好ましくは約8.5mohs/cmより大
きい、より特に約22mohs/cmより大きいイオン伝導性を有するべきで
ある。Palico 9100−2型試験システムを使用して、イオン伝導性を
試験することができる。この試験システムは、25℃の一定温度に維持された、
1モルの硫酸浴から成る。4つのプローブが浴の中に沈められており、これらは
電流を付与し、標準「ケルビン」4ターミナル測定技術により電圧を測定するた
めに使用する。セパレータ、例えば、試験すべき試料膜を保持することができる
装置がプローブの間に位置する。第1に、所定位置のセパレータを含まない、浴
の中に方形波電流信号を導入し、生ずる方形波電圧を測定した。これにより、酸
浴の抵抗の指示が得られる。次いで試料の膜を膜保持装置の中に配置し、第2方
形波電流信号を浴の中に導入した。生ずる方形波電圧をプローブの間で測定した
。これは膜および浴による抵抗の測定値であった。この数値を第1の数値から減
ずることによって、膜単独による抵抗が見出された。 基材の多孔質支持体の一方の側または両側をイオン伝導性ポリマーの溶液と反
復的に接触させることによって、含浸された複合膜を製造することができる。含
浸に界面活性剤を使用することができる。各含浸工程において、溶媒を除去し、
加熱してイオン伝導性ポリマーを基材支持体の中に結合またはブロックすること
ができる。特に好ましい膜は、GORE−SELECT(登録商標)(W.L.
Gore and Associates,Inc.、マリイランド州エルクト
ン、から入手可能である)として知られている膜を包含する。 本発明の重要な利点は、ホットプレスのような伝統的方法により、薄い膜を電
極と結合するという困難を回避することである。膜の損傷が起こることがある。
電極−膜の組合わせは機械的および電気化学的に適合性であるべきである。 電極を膜と接触させて界面領域を形成する。界面領域において、膜および電極
の両方は領域に存在する活性に影響を及ぼすことがある。この界面領域は、膜お
よび電極のように、一般に実質的に平らである。この界面領域にあるゾーンが存
在し、このゾーンは燃料電池の電力出力を予期せざることには実質的に改良する
、第2の触媒的に活性な金属の層またはコーティングであることが好ましい。か
み合い表面は、例えば、柔軟性、不均質性、および表面粗さを有することができ
るので、界面領域は完全には均質性ではないことができる。しかしながら、ゾー
ンは、電極のように、電子伝導性であるので、第2の触媒的に活性な金属のゾー
ンは膜側よりも界面の電極側にいっそう関連する。それにもかかわらず、ある場
合において、その上界面および第2の触媒的に活性な金属のゾーンを発生させる
ために使用する方法に依存して、ゾーンのあるものは膜に関連するすることがで
きる。 界面領域における第2の触媒的に活性な金属のゾーンの組込みは、第2の触媒
的に活性な金属のゾーンを含まない参照MEAに比較して、分極曲線上の所定の
電圧(例えば、0.6V)において、電流密度(mA/cm)、およびまた電
力出力(P=I×V)、の大きい百分率増加を生ずることがある。この百分率増
加は、20%またはそれ以上、好ましくは30%またはそれ以上、より好ましく
は40%またはそれ以上程度に高いことがある。ある場合において、90%を超
える改良を達成することができる。 驚くべきことには、より大きい百分率増加はより薄いゾーンについて見出すこ
とができる。それゆえ、本発明の重要な利点は、薄い触媒層のみの導入で電力の
高い百分率増加を観測することができることであり、そしてR比は下記のように
定義することができる: 電流密度の百分率増加/ゾーン厚さ(A) ここで電流密度は定常状態条件下の分極曲線により0.6Vにおいて測定される
。電池の温度は約60℃〜約80℃、好ましくは約65℃であるべきである。例
えば、50オングストロームの層の蒸着について、33%の百分率増加が見出さ
れるとき、R比は約0.7である(実施例参照)。同様に、50オングストロー
ムの層の蒸着について、46%の百分率増加が見出されるとき、R比は約0.9
である。驚くべきことには、5オングストロームの層の蒸着について、113%
の百分率増加が見出されるとき、R比は22より大きい(22.6)ことがある
。それゆえ、本発明の驚くべき特徴は0.5より大きい、好ましくは1より大き
い、より好ましくは5より大きい、より好ましくは10より大きい、なおより好
ましくは20より大きいR値である。所望ならば、システムを特定の応用に調整
することが必要である場合、R値は50より小さい、好ましくは30より小さい
ことがある。このR比の計算は、第2の触媒的に活性な金属のゾーンの非存在に
おいて、多少の燃料電池の反応が起こることを仮定する。 第2の触媒的に活性な金属のゾーンの厚さ(これは平均厚さを表す)は、この
分野において知られている方法により測定することができる。これらの方法は、
例えば、微量天秤の使用と蒸着速度および蒸着時間の使用との組合わせ(例えば
、50秒の蒸着について1オングストローム/秒の蒸着速度はほぼ50オングス
トロームの平均厚さを生ずる)。厚さの測定を促進するために、検量線を確立す
ることができる。一般に、厚さは約3オングストローム〜約475オングストロ
ーム、より特に約5オングストローム〜約250オングストローム、なおより特
に約5オングストローム〜約50オングストロームであることができる。約47
5オングストロームより非常に大きい厚さは、一般に、層の均一性を減少させ、
多分拡散をブロックすることがある。しかしながら、拡散がブロックされる程度
はゾーンの構造に依存することがある。 少なくとも1種の第2の触媒的に活性な金属のゾーンの添加量の例は、約0.
0006mg/cm〜約0.12mg/cm、より特に約0.0007mg
/cm〜約0.09mg/cm、より特に約0.001mg/cm〜約0
.05mg/cm、より特に約0.005mg/cm〜約0.02mg/c
を包含する。 典型的な真空蒸着法は、化学的真空蒸着、物理的真空蒸着または熱的蒸着、カ
ソードアーク蒸着、イオンスパッタリング、およびイオンビーム促進蒸着(IB
AD)を包含する。より少ない真空を必要とする方法は噴射真空蒸着である。材
料は真空(典型的には13.3mPa、または1×10−4トルより低い)中で
蒸着されるので、フィルムの汚染は最小とすることができると同時にフィルムの
厚さおよび均一性についてすぐれた制御を維持することができる。大きい領域に
わたる蒸着はリールvsリールまたはウェブコーティングプロセスを介して達成
することができる。本発明は、これらおよび他の真空蒸着、特にマグネトロンス
パッタリングおよび物理的真空蒸着を使用する。 最も好ましくは、電子ビーム−物理的真空蒸着(EB−PVD)を使用する。
蒸着速度は、例えば、0.1オングストローム/秒〜10オングストローム/秒
の範囲であることができる。必要な場合、支持体の加熱を制限することができる
。 さらに、真空を必要としない方法、例えば、燃焼化学的真空蒸着(CCVD)
を使用することができる。湿式化学的方法を使用することができるが、好ましく
ない。 蒸着された少なくとも1種の第2の触媒的に活性な金属のゾーンの構造
または形態は、例えば、蒸着法および第2の触媒的に活性な金属の添加量に依存
することがある。この構造は、例えば、電界放出走査電子顕微鏡検査(FE−S
EM)により分析することができる。この分析は、第2の触媒的に活性な金属の
比較的均一なゾーンが形成されていることを示す。この実質的な均一性は、存在
するフィルムの形態の型に無関係に存在する。一般に、スパッター蒸着は熱的蒸
発法、例えば、EB−PVDよりも密なゾーンを提供することができる。一般に
、EB−PVDゾーンはより大きい程度の表面テキスチャーを示すことがある。
本発明の理論および詳細な構造は完全には理解されないが、本明細書において見
出されるきわめてすぐれた電力の改良は比較的解放された表面テキスチャーのた
めであることがある。この解放性は、例えば、よりすぐれた反応物の輸送および
より大きい表面積を反応のために提供することができる。 例えば、5オングストロームの、比較的薄い厚さにおいて、電極のFE−SE
M分析は、蒸着されたゾーンを含まない参照電極に比較して、場の輝度の小さい
が測定可能な増加を明らかにすることができる。驚くべきことには、比較的均一
な蒸着が観測された。例えば、50オングストロームの、より厚い厚さにおいて
、FE−SEM分析は、ほぼ25nm〜約100nm、特に約30nm〜約70
nm、より特に約50nmの直径の、蒸着された金属の実質的に球形の小塊を明
らかにすることができる。例えば、500の、なおより大きい厚さにおいて、F
E−SEM分析は、実質的に球形の小塊に加えて、ロッドが約20nm〜約10
0nm、より特に約20nm〜約60nm、なおより特に約40nmの直径を有
する、ロッド形構造を明らかにすることができる。ロッドの長さは変化すること
ができる。ホイスカーまたは毛様形態を製造することができる。 ゾーンを組込んだ燃料電池またはMEAを組み立てるために、いくつかの方法
を使用することができる。これらの方法の説明において、アセンブリ要素は電極
および膜を包含する。ゾーンをアセンブリ要素上に直接的または間接的に蒸着さ
せることができる。直接的蒸着において、ゾーンを電極、膜、または両方の上に
MEAアセンブリの一部分として直接的に蒸着させることができる。しかしなが
ら、間接的蒸着において、ゾーンを最初にアセンブリ要素ではなく支持体上に蒸
着させ、次いでゾーンを支持体からアセンブリ要素、好ましい膜に転移させる。
支持体は、例えば、低い表面エネルギーの支持体、例えば、容易な転移およびゾ
ーンの保存を可能とする、スカイブドポリテトラフルオロエチレンであることが
できる。 追加の構成要素および慣用法を使用する、燃料電池およびスタックを組み立て
ることができる。例えば、気体拡散媒質は、CARBELR CL(W.L.G
ore and Associates,Inc.、から入手可能である)を包
含する。PRIMEAR(5000および5510を包含する)として知られて
いるMEAもまたW.L.Gore and Associates,Inc.
、から入手可能である。燃料電池カスケットは、例えば、GORE−TEX(登
録商標)(また、W.L.Gore and Associates,Inc.
、から入手可能である)から作ることができる。本発明は、特に、これらの追加
の構成要素および方法により限定されない。 本発明は、融通性があり、下記を包含する種々の応用において使用することが
できる;(i)高い電力密度および低コストを包含する要件を有する輸送車両、
例えば、車、トラック、およびバス;(ii)静止電力応用、ここで高い効率お
よび長い寿命を必要とする;および(iii)ポータブル電力応用、例えば、ポ
ータブルテレビジョン、ファン、および他の商品。これらの応用において燃料電
池を使用する方法は既知である。 驚くべきことには、本発明によるMEAは、2,500mA/mgの触媒的に
活性な金属より大きい、好ましくは5,000mA/mgの触媒的に活性な金属
より大きい、触媒質量活性を提供することができる。この触媒質量活性レベルに
おいて、商業化は実行可能である。第2の触媒的に活性な金属のゾーンは、重要
な商業的考察、例えば、現存する水バランスを変更しない。それゆえ、本発明に
よるMEAは同一温度および加湿条件下に操作することができる。 追加の燃料電池技術は、例えば、背景において引用した参考文献ならびに下記
の参考文献に記載されている: 下記の非限定的な例により、本発明をさらに例示する。 一般的手順 各例において、特記しない限り、含浸された複合膜(プロトン交換膜、PEM
)は20ミクロンの厚さであった。膜は下記の米国特許に記載されているように
延伸膨張ポリテトラフルオロエチレンを過フッ素化スルホン酸樹脂(FLEMI
ON(登録商標)、EW 950)で含浸することによって製造された、高いガ
ーレイ数(>10,000秒)およびイオンコンダクタンスの完全に含浸された
膜であった:Bahar他に対する米国特許第5,547,551号;第5,6
35,041号;および第5,599,614号。膜はGORE−SELECT
(登録商標)と呼ばれ、W.L.Gore and Associates,I
nc.、から入手可能である。 第1の触媒的に活性な金属を含む電極は、特記しない限り、ターゲット金属添
加量を発生させる手順Aについて前述したように製造された。膜は炭素担持Pt
、イオン伝導性ポリマー、および溶媒を含む。電極は0.05mgのPt/cm
〜0.4mgのPt/cmの範囲である白金添加量を有した。 下記の例2および4において、第2の触媒的に活性な金属のゾーンを支持体、
すなわち、電極または膜上に、電子ビームの物理的真空蒸着(EB−PVD)に
より、コーティングまたは蒸着させた。この手順において、支持体、典型的には
6インチ×6インチ、を真空キャンバー内の4点ホルダーの円形コンベヤー上に
取り付け、ここで各ホルダーは回転軸に取り付けられており、それらの各々は円
形コンベヤーの主軸の回りに回転することができた。真空キャンバー内の2イン
チ×2インチのるつぼ中で99.95%の白金コインを溶融し、次いで再冷却す
ることによって、白金ターゲットを製造した。また、るつぼを真空キャンバー内
に配置した。次いで真空キャンバーを10−4トルより低く(例えば、5×10
−5トル)に排気した。次いで加熱のために電子ビームを使用して白金ターゲッ
トを蒸発させ、白金を支持体上に凝縮させた。蒸着の間にホルダーの両方の回転
軸の回りに試料を回転させることによって、蒸着されるコーティングの領域均一
性を保証した。振動結晶微量天秤、検量線、および蒸着の速度および時間を使用
する、蒸着された白金ゾーンの量を測定した。ゾーンの厚さおよび添加量を計算
した。 例1〜3および5において、MEAが定常状態に到達した後、I−V測定値を
得た。 各例において、膜と接触するカソードおよびアノードの面積は実質的に
同一であった。しかしながら、本発明の実施において、これらの面積は同一であ
る必要がない。 特記しない限り、MEAの試験は下記のものを使用して実施した:25cm
の電極活性面積;ELAR気体拡散媒質(E−TEK,Inc.,マサチュセ
ッツ州ナティック、から入手可能である);200lb in/ボルトトルクに
おけるクランピング;およびGLOBE TECHRコンピュータ制御の燃料電
池試験ステーション。気体拡散媒質は、ほぼ70%のグラファイトクロスおよび
30%のポリテトラフルオロエチレンを含むと考えられた。クランピングは、流
れの場およびディヒューザーに対するMEAの圧縮を保証した。 触媒層および電極層をポリテトラフルオロエチレンのバッキング上に支持させ
、ホットプレスを用いる転写法によりバッキングから膜に転移させた。特記しな
い限り、ホットプレスは15トンの荷重下に160℃において3分間実施した。
引き続いてバッキングを剥がし、1またはそれより多いコーティングされた層を
膜の1つの側に結合させかつ中央に位置決定させて残した。 参照電極は、特記しない限り、z勾配ゾーンが参照電極の中に存在しない以外
、本発明によるMEAと実質的に同一であった。 例1 例1は間接的方法を例示し、重量比第2の触媒的に活性な金属のゾーンをまず
支持体上に蒸着させた後、支持体から膜または電極に転移させる。 50オングストロームのコーティングゾーン(0.01mg/cm)を、1
オングストローム/秒においてスカイブドPTFE支持体バッキング上にEB−
PVDにより蒸着させた。次いで触媒ゾーンを転写法により膜上に転移させ、5
0オングストローム触媒ゾーンを膜の1つの側に結合させかつ中央に位置決定さ
せて残した。転移した触媒により境界を定められた膜の領域は活性領域である。
触媒化電極(0.3mgのPt/cm)を、また転写方法により、触媒化膜の
各側に取付けて、活性領域をオーバーレイした。したがって、MEAの1つの側
は膜/電極界面において白金のz勾配ゾーンを有した。 25cmの活性領域を有する製造されたMEAの各々を、25cmの活性
領域の燃料電池の試験定着物または電池の中のカスケットの間に装填した。z勾
配ゾーンを含有する電極をカソードに向けて配置し、ここでそれは酸化体(空気
)と接触する。次いで試験定着物をデータ獲得のために燃料電池試験ステーショ
ンに取付けた。 0psigおよび15psigの電池圧を使用して、MEAの性能を評価した
。0psigの電池圧の実験について、電池を60℃において操作し、水素およ
び空気を、それぞれ、20℃および55℃の露点に加湿した。15psigの電
池圧の実験について、電池を75℃において操作し、水素および空気の両方を1
5psigで供給し、30℃および70℃の露点に加湿した。所定の電池の電流
出力を生成するために理論的に必要な化学量論的値の2および3.5倍に、水素
および空気の流速を設定した。 図5は、0psigにおけるMEAについての種々の電流出力における、燃料
電池の出力電圧を示す。z勾配触媒層を含有しない以外実質的に同一である参照
MEAに比較して、本発明によるMEAにおいて、よりすぐれた性能が観測され
た。例えば、0.6Vにおいて、本発明によるMEAはほとんど1200mA/
cmを生成し、これに対して参照はわずかに820mA/cmを生成した。 同様に、図6は15psigについてのデータを示す。再び、分極分析は電流
密度の全範囲にわたって改良された性能を示した。0.6Vにおいて、例えば、
z勾配カソードを含有するMEAはほとんど1600mA/cmを生成し、こ
れに対してz勾配カソードを含有しない以外、実質的に同一である参照MEAは
わずかに1200mA/cm(33%の増加)のみを生成した。生成をまた図
6(p=I×V)にプロットし、また、改良された電力密度が明らかであった。 図7は、15psigの電池についての電気触媒質量活性の分析を示す。質量
活性は、活性領域における触媒金属の単位質量当たりに発生した電流の量(また
は発生した電力)である。それゆえ、質量活性単位は電流発生についてmA/m
gPt(そして電力発生についてmW/mg)である。0.6Vにおいて、z勾
配カソードを有するMEAは驚くべきことには2,500mA/mgPt以上を
生成したが、これに対して実質的に同一であるが、z勾配カソードを含有しない
参照MEAはわずかに2,000mA/mgPt(すなわち、25%の増加)を
生成した。 図8は0psigにおけるMEAについてのデータを示し、ここでz勾配触媒
ゾーンはカソードよりむしろアノードの一部分であった。驚くべきことには、分
極分析はz勾配アノードで性能の改良(0.6Vにおいて12%の増加)を明ら
かにしたが、この改良はz勾配カソードを有するMEAについてように大きくな
かった。 例2 この例において、電極上へのゾーンの直接的蒸着を2つのゾーン厚さについて
実施した。その上に蒸着されたz勾配を有する触媒化電極は、蒸着前に、0.1
mgのPt/cmの添加量を有した。1つの試料について、蒸着速度は0.2
〜0.3オングストローム/秒であって50オングストロームのゾーン(0.0
1mgのPt/cm)を達成した。第2電極を0.1オングストローム/秒で
コーティングして、5オングストロームのゾーン(0.001mgのPt/cm
)を達成した。0.05mg/cmの白金を含有する電極(アノード)を両
方の試料のために使用した。 再び、0psigおよび15psigの電池圧を使用して、MEAの性能を評
価した。すべての実験について、電池を65℃において操作し、水素および空気
の両方を0psigにおいて供給し、60℃の露点に加湿した。それぞれ所定の
電池の電流出力を生成するために理論的に必要な化学量論的値の1.2および3
.5倍に、水素および空気の流速を設定した。 図9は0psigにおいて改良された電力出力を示す。参照MEAについての
240mA/cmから下記の値への電流密度の改良が0.6Vにおいて観測さ
れた:(i)50オングストロームの蒸着について460mA/cm(92%
の改良)、および(ii)5オングストロームの蒸着について510mA/cm
(113%の増加)。驚くべきことには、より低い添加量(より薄い蒸着)は
、この電圧においてより大きい百分率増加を提供した。 図10は、5オングストロームの試料について、電流密度および電力密度の両
方における、15psigの電池圧における燃料電池の性能を示す。このデータ
が示すように、0.6Vにおける電流密度は440から860mA/cmに増
加し(95%の増加)、ピーク電力密度は実質的に増加する。 図10は、また、15psigにおける補償電池電位vs電流密度としての分
極性能を示す。分極曲線を補償電位により表すとき、z勾配カソードの電気触媒
的性能は他のMEA構成要素の作用に対して独立である。補償電位の比較のため
に、図10が示すように、改良されたMEA性能は改良されたカソード性能(z
勾配層から生ずる)のためであり、いくつかの他のすぐれた二次的作用のためは
なかった。 図11は、15psigにおける電気触媒質量活性および比電力における対応
する改良を示す。電気触媒の利用における観測された増強は、電流/電力密度に
おける増強に比例した。 驚くべきことには、0.6Vにおいて見出された電流の百分率増加は、例1に
比較して例2において有意により高かった。さらに、例2のMEAは例1のME
Aよりも少ない貴金属を有した。 例3 この例は、EB−PVDに比較したDCマグネトロンスパッタリングを例示す
る。スカイブドPTFEバッキング上の電極(0.4mgのPt/cm)をD
.C.マグネトロンスパッタリングによりコーティングした。0.127mmの
厚さの99.9%の純度の白金箔はターゲットとして働き、そして真空キャンバ
ーの基底圧力を8×10−4トルに維持した。さらに詳しくは、10−4トルよ
り低い真空を確立し、次いで高い純度のアルゴンを放出して、圧力が8×10
トルに上昇するようにした。白金蒸着速度は約1オングストローム/秒であり
、0.01mg/cm(50オングストローム)の白金添加量を連続的に達成
した。このスパッタリングした電極をカソードとして使用した。非スパッタード
電極(0.4mgのPt/cm)はアノードとして働いた。 0psigおよび15psigの電池圧を使用して、MEAの性能を評価した
。0psigの電池圧の実験について、電池を70℃において操作し、水素およ
び空気の両方を0psigにおいて供給し、それぞれ、55℃および70℃の露
点に加湿した。15psigの実験を80℃の電池温度について実施し、水素お
よび空気の両方を15psigで供給し、それぞれ、30℃および70℃の露点
に加湿した。すべての実験について、化学量論的値の2および3.5倍に、水素
および空気の流速を設定した。 図12が示すように、0.6Vにおいて0psigについて、参照MEAにつ
いての820mA/cmからスパッタードz勾配MEAについての1050m
A/cm(28%の増加)に電流密度が改良される。図13は、15psig
の電池圧における燃料電池の性能を示す。1200mA/cm(参照MEA)
からスパッタードカソードについての1360mA/cm(13%の増加)に
電流密度が改良される。それゆえ、例3における百分率増加は例2において観測
された百分率増加ほど大きくなかった。 例4 EB−PVDおよびDCマグネトロンスパッタリングを使用する、膜を白金で
コーティングした。異なる試料の添加量は0.001、0.01、0.05、お
よび0.1mgのPt/cmであった。膜の1つの側をコーティングした。M
EAをコーティングされた膜から製造した。 例5 第2の触媒的に活性な金属のゾーン(50オングストローム)を間接的転移法
により膜上へ蒸着させた。pt/スカイブドPTFEを膜に対してホットプレス
して、pt蒸発層を膜に転写法により結合した。スカイブドPTFE層を剥がし
、こうして膜に結合した50オングストロームのpt層のゾーンを残した。次い
で触媒化電極(0.3mgのPt/cm)をホットプレスにより取付けて、第
1MEAを形成した。 カソード活性相がちょうど膜に結合した薄い50オングストロームのpt層に
より形成された電極構造物である、第2MEAを製造した。アノードは0.2m
gのPt/cmの添加量を有した。 分極性能を0psigの電池圧において評価した。それぞれ0/0psigに
おけるアノードおよびカソードの両方を有する、大気圧の実験を60℃の電池温
度において実施し、水素および空気の反応物を加湿ボトル中で約100%の相対
湿度に飽和させた。次いでアノード、水素、およびカソード、空気、反応物を、
それぞれ、20/60℃において飽和させた。反応物の流れを、それぞれ、水素
および空気について、化学量論的値の2/3.5倍に設定し、そして化学量論的
流れを分極曲線を通じて維持した。 図14は、第1および第2のMEAの性能を示す。2つのMEAの間で観測さ
れた性能の差が示すように、50オングストロームの層はこの低い添加量におい
てそれ自体低い活性を表すが、電気触媒層と膜との間の界面におけるその存在は
電力を改良し、かつ電極の電流密度のプロファイルを改良することを示す。 FE−SEM分析 ゾーンが存在しない電極の1つの比較試料(図15)および電極上に蒸着され
た異なるゾーン厚さを有する3つの試料(図16〜図18)について、FE−S
EM分析を実施した。図15〜図18について、倍率は20kXでありそして電
子ビームエネルギーは2keVであった。分析は比較的均一なゾーンの蒸着を示
し、図15〜図18は代表的なものであった。一般に、微小構造は球形の小塊お
よびホイスカーの形態の組合わせにより表され、後者は約0.1mg/cm
500オングストローム)の添加量において証明された(図18)。 図15は、0.1mg/cmのpt添加量を有するが、第2の触媒的に活性
な金属が蒸着されていない、例2において使用したカソードの試料から取った。
図15は電極の多孔性を示し、この多孔性は、第2の触媒的に活性な金属の蒸着
前において、反応物の拡散を可能とする。 図16は、0.1mg/cmのpt添加量を有するが、EB−PVDによる
5オングストロームの蒸着(0.001mg/cm)を有する、例2のカソー
ドの試料から取った。場の輝度の小さいが、測定可能な増加は、図15の対照と
比較すると、明らかであった。輝度の増加は図面を横切って均一であり、均一に
蒸着された白金ゾーンを示唆する。電極は、蒸着にかかわらず、反応物の拡散に
対して多孔質でありかつ解放して止まった。 図17は、0.1mg/cmのpt添加量を有するが、EB−PVDによる
50オングストロームの蒸着(0.01mg/cm)を有する、例2のカソー
ドの試料から取った。図16に比較して、場の輝度のそれ以上の増加が観測され
た。約30〜約70nm、一般に約50nmの直径幅を有する、球形の白金小塊
が存在した。電極は、蒸着にかかわらず、反応物の拡散に対して多孔質でありか
つ解放して止まった。 図18は、例2の電極に類似するが、蒸着前にPt添加量をもたない、電極の
試料から取った。次いで、電極にEB−PVDにより500オングストロームP
tを蒸着させた。再び、約25nm〜約100nm、より特に約30〜約70n
m、一般に約50nmの直径幅を有する、球形の白金小塊が存在した。しかしな
がら、さらに、ロッド形構造物がまた存在した。これらのロッドの幅直径は約2
0nm〜約60nm、一般に約40nmであった。電極は、蒸着にかかわらず、
反応物の拡散に対して多孔質でありかつ解放して止まった。 データの要約 これらの例からのデータを以下に要約する:
【表1】 本発明の好ましい態様の以上の説明は例示および説明を目的として提供された
。それは完全ぜはなく、または開示された正確な形態に本発明を限定することを
意図しない。それゆえ、上記教示に照らして多数の変更および変動が可能である
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、2つの導電性電極の間に挟まれかつ2つの界面領域を形成するイオン
伝導性膜を含む、本発明によるMEAの断面図である。
【図2】 図2は、導電性電極と接触して膜−電極界面領域を形成するイオン伝導性膜を
包含する、本発明による半電池の断面図である。また、触媒的に活性な金属のゾ
ーンが存在する。
【図3】 図3は、本発明の1つの態様についての触媒的に活性な金属のz勾配の表示で
ある。電極の断面図は、電極上に直接的に蒸着された触媒的に活性な金属を示す
【図4】 図4は、本発明のz勾配、段階機能の概念をさらに表示する。
【図5】 図5は、z勾配カソードを含まない参照MEAと比較した、z勾配カソードを
含むMEA(例1)の電流−電圧(I−V)分析(または分極曲線)を示す。
【図6】 図6は、参照MEAに対して比較したz勾配カソードを含むMEA(例1)の
他のI−V分析である。
【図7】 図7は、参照MEAに対して比較したz勾配カソードを含むMEA(例1)の
正規化I−V分析を包含する。
【図8】 図8は、参照MEAに対して比較した両方のz勾配カソードを含むMEAおよ
びz勾配アノードを含むMEA(例1)の各々のI−V分析を示す。
【図9】 図9は、参照MEAに対して比較した2つの異なる添加量においてz勾配カソ
ードを含むMEA(例2)の分析を示す。
【図10】 図10は、参照MEAに対して比較したz勾配カソードを含むMEA(例2)
のI−V分析を示す。また、補償された電位の分析が提供される。
【図11】 図11は、参照MEAに対して比較したz勾配カソードを含むMEA(例2)
の正規化I−V分析である。
【図12】 図12は、参照MEAに対して比較したz勾配カソードを含むMEA(例3)
のI−V分析である。
【図13】 図13は、参照MEAに対して比較したz勾配カソードを含むMEA(例3)
のI−V分析である。
【図14】 図14は、参照MEAに対して比較したz勾配カソードを含むMEA(例5)
のI−V分析である。
【図15】 図15は、触媒を有するが、真空蒸着されたz勾配ゾーンを含まない参照電極
の電界放出走査電子顕微鏡(FE−SEM)分析である。
【図16】 図16は、触媒および5オングストローム(0.001mgのPt/cm
添加量のz勾配ゾーンの両方を有する電極のFE−SEM分析である。
【図17】 図17は、触媒および50オングストローム(0.01mgのPt/cm
添加量のz勾配ゾーンの両方を有する電極のFE−SEM分析である。
【図18】 図18は、500オングストローム(0.1mgのPt/cm)添加量のz
勾配ゾーンの感圧性接着剤である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01M 8/10 H01M 8/10 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),AL,AM,A T,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA ,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES, FI,GB,GE,GH,GM,HR,HU,ID,I L,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC ,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG, MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU, ZW (72)発明者 アープス,ジェームス エイチ. アメリカ合衆国,テキサス 78240,サン アントニオ,ロスト アーバー 6410 Fターム(参考) 5H018 AA06 AS01 BB07 CC06 DD08 DD10 EE03 EE05 EE18 HH00 HH01 HH03 HH04 HH05 5H026 AA06 BB04 CX05 EE02 EE05 EE19 HH00 HH01 HH03 HH04 HH05

Claims (148)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1種の第1の触媒的に活性な金属と、少なくとも
    1種のイオン伝導性ポリマーとを含む、少なくとも1つの反応物(reacta
    nt)拡散性導電性電極;および 電極−膜界面領域を形成する電極と接触する少なくとも1つのイオン伝導性膜
    を含み、界面領域が少なくとも1種の第2の触媒的に活性な金属を含みかつ約3
    オングストローム〜約475オングストロームのゾーン厚さを有する少なくとも
    1つのゾーンを含む、電極−膜組合わせ。
  2. 【請求項2】 電極が少なくとも1種の第1の触媒的に活性な金属を含み、
    そしてゾーンが少なくとも1種の第2の触媒的に活性な金属を含み、これらの金
    属が同一金属である、請求項1に記載の組合わせ。
  3. 【請求項3】 組合わせが第1の触媒的に活性な金属および第2の触媒的に
    活性な金属のz勾配段階濃度を含む、請求項1に記載の組合わせ。
  4. 【請求項4】 第2の触媒的に活性な金属が約30nm〜約70nmの幅を
    有する、実質的に球形の小塊を包含する形態である、請求項1に記載の組合わせ
  5. 【請求項5】 ゾーン厚さが約5オングストローム〜約250オングストロ
    ームである、請求項1に記載の組合わせ。
  6. 【請求項6】 ゾーン厚さが約5オングストローム〜約250オングストロ
    ームである、請求項4に記載の組合わせ。
  7. 【請求項7】 ゾーン厚さが約5オングストローム〜約50オングストロー
    ムである、請求項1に記載の組合わせ。
  8. 【請求項8】 ゾーン厚さが約5オングストローム〜約50オングストロー
    ムである、請求項4に記載の組合わせ。
  9. 【請求項9】 第1の触媒的に活性な金属が約20オングストローム〜約5
    0オングストロームの粒度を有する、請求項1に記載の組合わせ。
  10. 【請求項10】 ゾーンが少なくとも2種の異なる第2の触媒的に活性な金
    属を含む、請求項1に記載の組合わせ。
  11. 【請求項11】 電極が少なくとも2種の異なる第1の触媒的に活性な金属
    を含む、請求項1に記載の組合わせ。
  12. 【請求項12】 電極が第1の触媒的に活性な金属を支持する炭素をさらに
    含む、請求項1に記載の組合わせ。
  13. 【請求項13】 第1の触媒的に活性な金属の電極添加量が約0.01mg
    /cm〜約1mg/cmである、請求項1に記載の組合わせ。
  14. 【請求項14】 第1の触媒的に活性な金属の電極添加量が約0.02mg
    /cm〜約0.5mg/cmである、請求項1に記載の組合わせ。
  15. 【請求項15】 第1の触媒的に活性な金属の電極添加量が約0.05mg
    /cm〜約0.4mg/cmである、請求項1に記載の組合わせ。
  16. 【請求項16】 第1の触媒的に活性な金属の電極添加量が約0.3mg/
    cmより少ない、請求項1に記載の組合わせ。
  17. 【請求項17】 電極およびゾーンの両方が白金を含む、請求項1に記載の
    組合わせ。
  18. 【請求項18】 イオン伝導性膜が、電極のイオン伝導性ポリマーと実質的
    に同一である、イオン伝導性ポリマーを含む、請求項1に記載の組合わせ。
  19. 【請求項19】 電極が少なくとも1種の溶媒をさらに含む、請求項1に記
    載の組合わせ。
  20. 【請求項20】 膜が約3ミクロン〜約75ミクロンの厚さを有する、請求
    項1に記載の組合わせ。
  21. 【請求項21】 膜が10,000秒より大きいガーレイ(Gurley)
    数を有する、請求項20に記載の組合わせ。
  22. 【請求項22】 膜が約50ミクロンより小さい厚さを有する、請求項1に
    記載の組合わせ。
  23. 【請求項23】 膜が約30ミクロンより小さい厚さを有する、請求項1に
    記載の組合わせ。
  24. 【請求項24】 膜がフルオロイオノマーで含浸された多孔質ポリマーを含
    む、請求項22に記載の組合わせ。
  25. 【請求項25】 多孔質ポリマーが延伸膨張(expanded)ポリテト
    ラフルオロエチレンであり、そしてフルオロイオノマーがスルホン化ペルフルオ
    ロイオノマーである、請求項24に記載の組合わせ。
  26. 【請求項26】 電極が約0.3mg/cmより少ない第1の触媒的に活
    性な金属の添加量を有する、請求項25に記載の組合わせ。
  27. 【請求項27】 電極が第1電極であり、そしてアセンブリが第1電極に対
    して反対の膜側の膜に接触する第2電極をさらに含み、第2電極がまた少なくと
    も1種の第1の触媒的に活性な金属と、少なくとも1種のイオン伝導性ポリマー
    とを含む、請求項1に記載の組合わせ。
  28. 【請求項28】 第2電極が約0.3mg/cmより少ない金属添加量を
    有する、請求項27に記載の組合わせ。
  29. 【請求項29】 組合わせの触媒質量活性が少なくとも5,000mA/m
    gである、請求項27に記載の組合わせ。
  30. 【請求項30】 第2電極が膜と接触して第2電極−膜界面領域を形成し、
    この第2領域が少なくとも1種の第2の触媒的に活性な金属を含みかつ約3オン
    グストローム〜約475オングストロームのゾーン厚さを有する少なくとも1つ
    のゾーンを含む、請求項27に記載の組合わせ。
  31. 【請求項31】 電極が少なくとも1種の第1の触媒的に活性な金属を含み
    、そしてゾーンが少なくとも1種の第2の触媒的に活性な金属を含み、これらの
    金属が同一金属であり、 ここで電極がポリテトラフルオロエチレンと、第1の触媒的に活性な金属を支
    持する炭素とを含み、 ここで第1の触媒的に活性な金属の電極添加量が約0.3mg/cmより少
    なく、 ここで膜が約30ミクロンより小さい厚さを有しかつフルオロイオノマーで含
    浸された多孔質ポリマーを含み、そして 膜が10,000秒より大きいガーレイ数を有する、 請求項1に記載の組合わせ。
  32. 【請求項32】 少なくとも1種の第1の触媒的に活性な金属と、少なくと
    も1種のイオン伝導性ポリマーとを含む少なくとも1つの導電性電極;および 電極と接触して電極−膜界面領域を形成する、少なくとも1つのイオン伝導性
    膜; を含み、ここで界面領域が少なくとも1種の第2の触媒的に活性な金属を含む、
    真空蒸着ゾーンを含む、電極−膜組合わせ。
  33. 【請求項33】 膜が少なくとも1つのフッ素化ポリマーの支持体と、少な
    くとも1種のイオン伝導性フッ素化ポリマーとを含む、請求項32に記載の組合
    わせ。
  34. 【請求項34】 膜が約3ミクロン〜約75ミクロンの厚さを有する、請求
    項32に記載の組合わせ。
  35. 【請求項35】 膜が約10,000より大きいガーレイ数を有する、請求
    項32に記載の組合わせ。
  36. 【請求項36】 膜が約30ミクロンより小さい厚さを有する、請求項32
    に記載の組合わせ。
  37. 【請求項37】 電極または膜以外の支持体上に第2の触媒的に活性な金属を
    真空蒸着させ、次いで真空蒸着された第2の触媒的に活性な金属を支持体から膜
    に移すことによって、真空蒸着ゾーンが真空蒸着されている、請求項32に記載
    の組合わせ。
  38. 【請求項38】 電極上に第2の触媒的に活性な金属を真空蒸着することに
    よって、真空蒸着ゾーンが真空蒸着されている、請求項32に記載の組合わせ。
  39. 【請求項39】 膜上に第2の触媒的に活性な金属を真空蒸着することによ
    って、真空蒸着ゾーンが真空蒸着されている、請求項32に記載の組合わせ。
  40. 【請求項40】 真空蒸着ゾーンが、化学的真空蒸着、物理的真空蒸着、熱
    的蒸着、カソードアーク蒸着、イオンスパッタリング、イオンビーム促進蒸着、
    または噴射真空蒸着により蒸着されている、請求項32に記載の組合わせ。
  41. 【請求項41】 真空蒸着ゾーンが物理的真空蒸着またはスパッタリングに
    より蒸着されている、請求項32に記載の組合わせ。
  42. 【請求項42】 真空蒸着ゾーンが電子ビームの物理的真空蒸着により蒸着
    されている、請求項32に記載の組合わせ。
  43. 【請求項43】 ゾーンが約3オングストローム〜475オングストローム
    のゾーン厚さを有する、請求項32に記載の組合わせ。
  44. 【請求項44】 ゾーンが約5オングストローム〜250オングストローム
    のゾーン厚さを有する、請求項32に記載の組合わせ。
  45. 【請求項45】 ゾーンが約5オングストローム〜50オングストロームの
    ゾーン厚さを有する、請求項32に記載の組合わせ。
  46. 【請求項46】 真空蒸着ゾーンを蒸着させる前に、電極が約0.02mg
    /cm〜約0.5mg/cmの第1の触媒的に活性な金属の添加量を有する
    、請求項32に記載の組合わせ。
  47. 【請求項47】 真空蒸着ゾーンを蒸着させる前に、電極が約0.3mg/
    cmより少ない第1の触媒的に活性な金属の添加量を有する、請求項32に記
    載の組合わせ。
  48. 【請求項48】 組合わせが第1の触媒的に活性な金属および第2の触媒的
    に活性な金属のz勾配段階濃度を含む、請求項32に記載の組合わせ。
  49. 【請求項49】 電極がポリテトラフルオロエチレンをさらに含む、請求項
    32に記載の組合わせ。
  50. 【請求項50】 真空蒸着を蒸着支持体の動きとともに蒸着させて、真空蒸
    着ゾーンに実質的なゾーンの均一性を与える、請求項32に記載の組合わせ。
  51. 【請求項51】 界面領域が少なくとも2種の第2の触媒的に活性な金属の
    真空蒸着ゾーンを含む、請求項32に記載の組合わせ。
  52. 【請求項52】 第2の触媒的に活性な金属が実質的に球形の小塊を包含す
    る形態である、請求項32に記載の組合わせ。
  53. 【請求項53】 小塊が約30nm〜約70nmの幅により特徴づけられる
    、請求項52に記載の組合わせ。
  54. 【請求項54】 形態がまたロッド形構造である、請求項52に記載の組合
    わせ。
  55. 【請求項55】 ロッド形構造が約20nm〜約100nmのロッド幅を有
    する、請求項54に記載の組合わせ。
  56. 【請求項56】 膜が少なくとも1つのフッ素化ポリマーの支持体と、少な
    くとも1種のイオン伝導性ポリマーとを含み、 ここで膜が約3ミクロン〜約75ミクロンの厚さを有し、 ここで膜が約10,000秒より大きいガーレイ数を有し、 ここで真空蒸着ゾーンが電子ビームの物理的真空蒸着により蒸着されており、 ここでゾーンが約3オングストローム〜約475オングストロームのゾーン厚
    さを有し、 ここで真空蒸着ゾーンを蒸着させる前に、電極が約0.3mg/cmより少
    ない第1の触媒的に活性な金属の添加量を有する、 請求項32に記載の組合わせ。
  57. 【請求項57】 (i)電極を通じて分散した少なくとも1種の第1の触媒
    的に活性な金属;(ii)少なくとも1種のイオン伝導性ポリマー;および(i
    ii)少なくとも1種の第2の触媒的に活性な金属を含む真空蒸着ゾーン;を含
    む少なくとも1つの反応物拡散性導電性電極; 電極と接触して電極−膜界面を形成するイオン伝導性膜; を含み、ここで少なくとも1種の第2の触媒的に活性な金属のゾーンが電極にお
    いて電極−膜界面に集中されている、電極−膜組合わせ。
  58. 【請求項58】 電極が少なくとも1種の第1の触媒的に活性な金属を含み
    、そしてゾーンが少なくとも1種の第2の触媒的に活性な金属を含み、これらの
    金属が同一金属である、請求項57に記載の組合わせ。
  59. 【請求項59】 第2の触媒的に活性な金属が、約25nm〜約100nm
    の幅直径を有する実質的に球形の小塊を包含する形態により特徴づけられる、請
    求項57に記載の組合わせ。
  60. 【請求項60】 真空蒸着ゾーンが約3オングストローム〜約475オング
    ストロームの厚さを有する、請求項57に記載の組合わせ。
  61. 【請求項61】 真空蒸着ゾーンが約0.0007mg/cm〜約0.0
    9mg/cmの第2の触媒的に活性な金属の添加量を有する、請求項57に記
    載の組合わせ。
  62. 【請求項62】 電極厚さが約3ミクロン〜約30ミクロンである、請求項
    57に記載の組合わせ。
  63. 【請求項63】 膜が約3ミクロン〜約75ミクロンの厚さおよび少なくと
    も約8】5mho/cmのイオンコンダクタンスを有する、請求項57に記載
    の組合わせ。
  64. 【請求項64】 膜が10,000秒より大きいガーレイ数、30ミクロン
    より小さい厚さ、および少なくとも22mho/cmのイオンコンダクタンス
    を有する、請求項57に記載の組合わせ。
  65. 【請求項65】 真空蒸着ゾーンが約3オングストローム〜約475オング
    ストロームを有し、そして膜が10,000秒より大きいガーレイ数、30ミク
    ロンより小さい厚さ、および少なくとも22mho/cmを有する、請求項5
    7に記載の組合わせ。
  66. 【請求項66】 少なくとも1種の第1の触媒的に活性な金属と、少なくと
    も1種のイオン伝導性ポリマーとを含む、少なくとも1つの反応物拡散性導電性
    電極;および 電極と接触して電極−膜界面領域を形成する、少なくとも1つのイオン伝導性
    膜; を含み、ここで界面領域が少なくとも1種の第2の触媒的に活性な金属を含みか
    つ約0.0006mg/cm〜約0.12mg/cmのゾーン添加量を有す
    る、少なくとも1つのゾーンを含む物品。
  67. 【請求項67】 電極が少なくとも1種の第1の触媒的に活性な金属を含み
    、そしてゾーンが少なくとも1種の第2の触媒的に活性な金属を含み、これらの
    金属が同一金属である、請求項66に記載の物品。
  68. 【請求項68】 真空蒸着ゾーンが約3オングストローム〜約475オング
    ストロームの厚さを有する、請求項66に記載の物品。
  69. 【請求項69】 第2の触媒的に活性な金属のゾーンが、化学的真空蒸着、
    物理的真空蒸着、熱的蒸着、カソードアーク蒸着、イオンスパッタリング、イオ
    ンビーム促進蒸着、または噴射真空蒸着により蒸着されている、請求項66に記
    載の物品。
  70. 【請求項70】 第2の触媒的に活性な金属のゾーンが物理的真空蒸着また
    はマグネトロンのスパッタリングにより蒸着されている、請求項66に記載の物
    品。
  71. 【請求項71】 第2の触媒的に活性な金属のゾーンが電子ビームの物理的
    真空蒸着により蒸着されている、請求項66に記載の物品。
  72. 【請求項72】 第2の触媒的に活性な金属が約25nm〜100nmの直
    径を有する実質的に球形の小塊により特徴づけられる、請求項66に記載の物品
  73. 【請求項73】 ゾーン添加量が約0.001mg/cm〜約0.05m
    g/cmである、請求項66に記載の物品。
  74. 【請求項74】 ゾーン添加量が約0.005mg/cm〜約0.02m
    g/cmである、請求項66に記載の物品。
  75. 【請求項75】 電極が約3ミクロン〜約30ミクロンの電極厚さを有する
    、請求項66に記載の物品。
  76. 【請求項76】 電極が約0.02mg/cm〜約0.5mg/cm
    第1の触媒的に活性な金属の添加量を有する、請求項66に記載の物品。
  77. 【請求項77】 膜が約3ミクロン〜約75ミクロンの厚さを有する、請求
    項66に記載の物品。
  78. 【請求項78】 膜が約3ミクロン〜約50ミクロンの厚さを有し、電極が
    約3ミクロン〜約30ミクロンの電極厚さを有し、そして第2の触媒的に活性な
    金属のゾーンが電子ビームの物理的真空蒸着により蒸着されている、請求項76
    に記載の物品。
  79. 【請求項79】 少なくとも1種の第1の触媒的に活性な金属と、少なくと
    も1種のイオン伝導性ポリマーとを含む、少なくとも1つの反応物拡散性導電性
    電極;および 電極と接触して電極−膜界面領域を形成する、少なくとも1つのイオン伝導性
    膜; を含み、ここで界面領域が実質的に球形の小塊を包含する形態を有する、少なく
    とも1種の第2の触媒的に活性な金属を含む、少なくとも1つのゾーンを含む、
    電極−膜組合わせ。
  80. 【請求項80】 小塊が約25nm〜100nmの幅直径を有する、請求項
    79に記載の組合わせ。
  81. 【請求項81】 小塊が約30nm〜70nmの幅直径を有する、請求項7
    9に記載の組合わせ。
  82. 【請求項82】 ゾーン厚さが約3オングストローム〜約475オングスト
    ロームである、請求項79に記載の組合わせ。
  83. 【請求項83】 ゾーン厚さが約5オングストローム〜約250オングスト
    ロームである、請求項79に記載の組合わせ。
  84. 【請求項84】 ゾーン厚さが約5オングストローム〜約50オングストロ
    ームである、請求項79に記載の組合わせ。
  85. 【請求項85】 ゾーン厚さが約5オングストローム〜約50オングストロ
    ームである、請求項80に記載の組合わせ。
  86. 【請求項86】 第2の触媒的に活性な金属の添加量が約0.0007mg
    /cm〜約0.09mg/cmである、請求項79に記載の組合わせ。
  87. 【請求項87】 第2の触媒的に活性な金属の添加量が約0.001mg/
    cm〜約0.05mg/cmである、請求項79に記載の組合わせ。
  88. 【請求項88】 第2の触媒的に活性な金属の添加量が約0.005mg/
    cm〜約0.02mg/cmである、請求項79に記載の組合わせ。
  89. 【請求項89】 電極が約3ミクロン〜約30ミクロンを有する、請求項7
    9に記載の組合わせ。
  90. 【請求項90】 第1の触媒的に活性な金属の添加量が約0.02mg/c
    〜約0.5mg/cmである、請求項79に記載の組合わせ。
  91. 【請求項91】 膜が約3ミクロン〜約75ミクロンの厚さを有する、請求
    項79に記載の組合わせ。
  92. 【請求項92】 膜が約30ミクロンより小さい厚さを有する、請求項90
    に記載の組合わせ。
  93. 【請求項93】 ゾーンが、化学的真空蒸着、物理的真空蒸着、熱的蒸着、
    カソードアーク蒸着、イオンスパッタリング、イオンビーム促進蒸着、または噴
    射真空蒸着により蒸着されている、請求項79に記載の組合わせ
  94. 【請求項94】 ゾーンが電子ビームの物理的真空蒸着により蒸着され、ゾ
    ーン厚さが約5オングストローム〜約50オングストロームであり、第1の触媒
    的に活性な金属の添加量が約0.02mg/cm〜約0.5mg/cmであ
    る、膜が10,000秒より大きいガーレイ数を有し、膜がフルオロイオノマー
    で含浸された多孔質ポリマーを含み、そして膜が約30ミクロンより小さい厚さ
    を有する、請求項79に記載の組合わせ。
  95. 【請求項95】 第1および第2の反応物拡散性導電性電極;および 第1および第2の電極の間に挟まれかつそれらと接触して、それぞれ、第1お
    よび第2の膜−電極界面領域を形成する、少なくとも1つのイオン伝導性膜; の組合わせを含み、 ここで第1および第2の電極の各々が少なくとも1種のイオン伝導性ポリマー
    と、少なくとも1種の触媒的に活性な第1金属とを含み、そして ここで2つの界面領域の少なくとも1つが約0.0006mg/cm〜約0
    .12mg/cmのゾーン添加量を有する、少なくとも1つの触媒的に活性な
    第2金属のゾーンを含む、膜電極アセンブリ。
  96. 【請求項96】 第1および第2の両方の界面領域が約3オングストローム
    〜約475オングストロームのゾーン厚さを有する触媒的に活性な第2金属のゾ
    ーンを含む、請求項95に記載の膜電極アセンブリ。
  97. 【請求項97】 ゾーン厚さが約5オングストローム〜約250オングスト
    ロームである、請求項95に記載の膜電極アセンブリ。
  98. 【請求項98】 アセンブリの触媒質量活性が約2,500mA/mgより
    大きい、請求項95に記載の膜電極アセンブリ。
  99. 【請求項99】 アセンブリの触媒質量活性が約5,000mA/mgより
    大きい、請求項95に記載の膜電極アセンブリ。
  100. 【請求項100】 第1および第2の電極の各々が約0.2mg/cm
    約0.5mg/cmの第1の触媒的に活性な金属の添加量を有する、請求項9
    5に記載の膜電極アセンブリ。
  101. 【請求項101】 ゾーン厚さが約475オングストロームより小さく、そ
    してアセンブリが1より大きいR比を有し、ここでR比は、ゾーンが存在すると
    き、ゾーン厚さ(オングストローム)で割った0.6Vにおける電流密度の増加
    (%)を表す、請求項95に記載の膜電極アセンブリ。
  102. 【請求項102】 R比が10より大きい、請求項101に記載の膜電極ア
    センブリ。
  103. 【請求項103】 R比が20より大きい、請求項95に記載の膜電極アセ
    ンブリ。
  104. 【請求項104】 膜が約30ミクロンより小さい厚さを有する、請求項9
    5に記載の膜電極アセンブリ。
  105. 【請求項105】 第2の触媒的に活性な金属が実質的に球形の小塊の構造
    を包含する形態を有する、請求項95に記載の膜電極アセンブリ。
  106. 【請求項106】 小塊の構造が約25nm〜約100nmの幅直径により
    特徴づけられる、請求項105に記載の膜電極アセンブリ。
  107. 【請求項107】 ゾーンが、化学的真空蒸着、物理的真空蒸着、熱的蒸着
    、カソードアーク蒸着、イオンスパッタリング、イオンビーム促進蒸着、または
    噴射真空蒸着により蒸着されている、請求項95に記載の膜電極アセンブリ。
  108. 【請求項108】 ゾーンが電子ビームの物理的真空蒸着により蒸着されて
    いる、請求項95に記載の膜電極アセンブリ。
  109. 【請求項109】 ゾーンが電子ビームの物理的真空蒸着により蒸着されて
    おり、膜が約30ミクロンより小さい厚さおよび10,000秒より大きいガー
    レイ数を有し、膜が少なくとも1つのフッ素化ポリマーの支持体と、少なくとも
    1種のイオン伝導性ポリマーとを含み、そして電極が第1の触媒的に活性な金属
    を支持する炭素をさらに含む、請求項95に記載の膜電極アセンブリ。
  110. 【請求項110】 第1および第2の反応物拡散性導電性電極;および 第1および第2の電極の間に挟まれかつそれらと接触して、それぞれ、第1お
    よび第2の膜−電極界面領域を形成する少なくとも1つのイオン伝導性膜; の組合わせを含み、 ここで第1および第2の電極の各々がイオン伝導性ポリマーと、少なくとも1
    種の触媒的に活性な第1金属とを含み、そして ここで2つの界面領域の少なくとも1つが実質的に球形の小塊を包含する形態
    を有する触媒的に活性な第2金属のゾーンを含む、膜電極アセンブリ。
  111. 【請求項111】 ゾーンが約3オングストローム〜約475オングストロ
    ームのゾーン厚さを有する、請求項110に記載の膜電極アセンブリ。
  112. 【請求項112】 ゾーンが約5オングストローム〜約250オングストロ
    ームのゾーン厚さを有する、請求項110に記載の膜電極アセンブリ。
  113. 【請求項113】 ゾーンが約5オングストローム〜約50オングストロー
    ムのゾーン厚さを有する、請求項110に記載の膜電極アセンブリ。
  114. 【請求項114】 ゾーンが約0.0007mg/cm〜約0.09mg
    /cmのゾーン添加量を有する、請求項110に記載の膜電極アセンブリ。
  115. 【請求項115】 ゾーンが約0.001mg/cm〜約0.05mg/
    cmのゾーン添加量を有する、請求項110に記載の膜電極アセンブリ。
  116. 【請求項116】 膜が約3ミクロン〜約75ミクロンの厚さを有する、請
    求項110に記載の膜電極アセンブリ。
  117. 【請求項117】 ゾーンが電子ビームの物理的真空蒸着により蒸着されて
    おり、膜が約30ミクロンより小さい厚さおよび10,000秒より大きいガー
    レイ数を有し、膜が少なくとも1つのフッ素化ポリマーの支持体と、少なくとも
    1種のイオン伝導性ポリマーとを含み、第1および第2の触媒的に活性な金属が
    白金であり、そして電極が第1の触媒的に活性な金属を支持する炭素をさらに含
    む、請求項110に記載の膜電極アセンブリ。
  118. 【請求項118】 アセンブリが約0.65mg/cmより小さい全触媒
    添加量を有する、請求項110に記載の膜電極アセンブリ。
  119. 【請求項119】 アセンブリが約0.2mg/cmより小さい全触媒添
    加量を有する、請求項110に記載の膜電極アセンブリ。
  120. 【請求項120】 基材をイオン伝導性ポリマーで含浸させる前に、膜が7
    0%〜95%の多孔率を有する基材を含む、請求項110に記載の膜電極アセン
    ブリ。
  121. 【請求項121】 基材をイオン伝導性ポリマーで含浸させる前に、膜が約
    0.05ミクロン〜約0.4ミクロンの平均孔大きさを有する、請求項110に
    記載の膜電極アセンブリ。
  122. 【請求項122】 ゾーンが燃焼化学的真空蒸着により蒸着されている、請
    求項110に記載の膜電極アセンブリ。
  123. 【請求項123】 第1および第2の電極がポリテトラフルオロエチレンの
    支持体を含みかつそれを使用する製造されている、請求項110に記載の膜電極
    アセンブリ。
  124. 【請求項124】 支持体が約60%〜約90%の孔体積を有する、請求項
    123に記載の膜電極アセンブリ。
  125. 【請求項125】 支持が約0.05kg/mm〜約0.5kg/mm
    の最大孔大きさを有する、請求項123に記載の膜電極アセンブリ。
  126. 【請求項126】 請求項1に記載の電極−膜組合わせを含む膜電極アセン
    ブリ。
  127. 【請求項127】 請求項32に記載の電極−膜組合わせを含む膜電極アセ
    ンブリ。
  128. 【請求項128】 請求項57に記載の電極−膜組合わせを含む膜電極アセ
    ンブリ。
  129. 【請求項129】 請求項66に記載の物品を含む膜電極アセンブリ。
  130. 【請求項130】 複数の電子的に接続された請求項95に記載の膜電極ア
    センブリを含む燃料電池スタック。
  131. 【請求項131】 複数の電子的に接続された請求項110に記載の膜電極
    アセンブリを含む燃料電池スタック。
  132. 【請求項132】 請求項130に記載の燃料電池スタックを含む輸送車両
  133. 【請求項133】 請求項131に記載の燃料電池スタックを含む輸送車両
  134. 【請求項134】 工程: (i)少なくとも1種のイオン伝導性ポリマーと、電極を通じて分散した少な
    くとも1種の第1の触媒的に活性な金属とを含む、少なくとも1つの反応物拡散
    性導電性電極、および(ii)少なくとも1つのイオン伝導性膜、を含むアセン
    ブリ要素を準備し、 少なくとも1つのアセンブリ要素上に、約3オングストローム〜約475オン
    グストロームのゾーン厚さを有する、少なくとも1種の第2の触媒的に活性な金
    属のゾーンを蒸着させ、ここでゾーン蒸着は(i)アセンブリ要素上への直接的
    蒸着、または(ii)アセンブリ要素上への間接的蒸着であり、ここで蒸着され
    たゾーンをまず支持体上に蒸着させ、次いで支持体からアセンブリ要素上に移送
    させ、そして 必要に応じてアセンブリ要素から膜電極アセンブリを組み立てる、 の組合わせを含む、燃料電池の膜電極アセンブリの電力出力を改良する方法。
  135. 【請求項135】 アセンブリ要素がイオン伝導性膜である、請求項134
    に記載の方法。
  136. 【請求項136】 アセンブリ要素が電極である、請求項134に記載の方
    法。
  137. 【請求項137】 支持体がペルフルオロポリマーである、請求項134に
    記載の方法。
  138. 【請求項138】 ゾーン厚さが約5オングストローム〜約250オングス
    トロームである、請求項134に記載の方法。
  139. 【請求項139】 ゾーン厚さが約5オングストローム〜約50オングスト
    ロームである、請求項134に記載の方法。
  140. 【請求項140】 膜が約3ミクロン〜約75ミクロンの厚さを有する、請
    求項134に記載の方法。
  141. 【請求項141】 膜が少なくとも1つの多孔質ポリマーの支持体を含み、
    10,000秒より大きい膜ガーレイ数を与えるように、前記多孔質ポリマーの
    支持体はイオン伝導性ポリマーで含浸されている、請求項134に記載の方法。
  142. 【請求項142】 膜が約50ミクロンより小さい厚さを有する、請求項1
    41に記載の方法。
  143. 【請求項143】 膜が約30ミクロンより小さい厚さを有する、請求項1
    41に記載の方法。
  144. 【請求項144】 ゾーンが実質的に球形の小塊の形態を有する金属を含む
    、請求項135に記載の方法。
  145. 【請求項145】 小塊が約25nm〜約100nmの幅直径を有する、請
    求項144に記載の方法。
  146. 【請求項146】 蒸着が、化学的真空蒸着、物理的真空蒸着、熱的蒸着、
    カソードアーク蒸着、イオンスパッタリング、イオンビーム促進蒸着、または噴
    射真空蒸着である、請求項134に記載の方法。
  147. 【請求項147】 蒸着が物理的真空蒸着またはスパッタリングである、請
    求項134に記載の方法。
  148. 【請求項148】 蒸着が電子ビームの物理的真空蒸着である、請求項13
    4に記載の方法。
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