JP2002530370A - 改良されたブリーチアクチベーターの合成 - Google Patents

改良されたブリーチアクチベーターの合成

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JP2002530370A
JP2002530370A JP2000583856A JP2000583856A JP2002530370A JP 2002530370 A JP2002530370 A JP 2002530370A JP 2000583856 A JP2000583856 A JP 2000583856A JP 2000583856 A JP2000583856 A JP 2000583856A JP 2002530370 A JP2002530370 A JP 2002530370A
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salt
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ジェフリー、スコット、デュポン
ロバート、リチャード、ティクストラ
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、ブリーチアクチベーターとして使用の有機化合物を合成するための改良プロセスに関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】
本発明は、ブリーチアクチベーターとして使用の有機化合物を合成するための
改良プロセスに関する。
【0002】
【発明の背景】
洗濯洗剤、布帛柔軟剤などのような低単位コスト消費財で使用向けの成分の合
成は、製造業者にかなり関心をもたれている。実際に、諸成分の低コスト合成は
典型的には消費製品を市場へ出す過程における律速段階である。洗濯洗剤のよう
な消費財には多数の成分が存在するため、個別成分の費用は累積製造費を許容範
囲内に保つために最少に抑えねばならない。消費財成分の製造にかかる費用は、
このような成分を作るために用いられる原料のコスト、またはそれらの製造に要
する複雑な反応およびプロセッシング化学に大抵よるものである。したがって、
製造業者は安価な原料または簡易化された反応経路の双方についてサーチを続け
ている。
【0003】 アミド酸フェニルエステルスルホネートは、洗濯洗剤および他のタイプのブリ
ーチ含有クリーニング組成物でブリーチアクチベーターとして働ける物質の種類
を形成している。このようなアクチベーターは、布帛染料へ最少のカラーダメー
ジで済む優れた漂白性能、良好な洗濯機適合性および洗浄で良好な臭気プロフィ
ルを含めて、いくつかの望ましい特性を有している。これらの物質は安価な原料
から得られかもしれないが、その合成はやや複雑であり、典型的には溶媒の使用
を伴う。問題が、最終生成物で、色形成体の反応に起因した色不純物の形成で生
じることもある。これらの色形成不純物または体は、消費者に望まれず、結果的
にその外観のせいで使えない最終生成物をもたらす。そのため着色不純物を除去
する追加ステップを要する。これらの追加ステップは、それらが着色不純物を除
去するのに伴い余計な時間およびコストを加えるのみならず、それらが着色不純
物と一緒にアミド酸フェニルエステルスルホネートの一部も除去してしまう、と
いう問題を有している。そのため、アミド酸フェニルエステルスルホネートの合
成は簡単ではなく、意外に問題をかかえている。
【0004】 このように、最終生成物で着色不純物の形成を生じない、アミド酸フェニルエ
ステルスルホネートの製造のための、簡単で安価だがなお有効なプロセスについ
て、ニーズが残されている。
【0005】
【背景技術】
US特許5,466,840、5,391,780、5,393,901、5,
393,905、5,523,434、5,391,780、5,414,099
、5,534,642、5,153,541、5,650,527、5,286
,879および5,523,434
【0006】
【発明の要旨】
このニーズは本発明により満たされ、精製されたアミド酸フェニルエステルス
ルホネートを製造するための改良プロセスが提供される。 本発明の第一面によると、4‐スルホフェニル‐〔(1‐オキシアルカノイル
)アミノ〕アルカノエートの製造方法が提供される。そのプロセスは、アセトキ
シベンゼンスルホネート塩を高純度アミドカルボン酸と反応させるステップから
なり〔その高純度アミドカルボン酸は、少くとも約90重量%、好ましくは約9
5%、更に一層好ましくは約97%の下記式のアミドカルボン酸:
【化7】 (上記式中RはC‐C21ヒドロカルビルであり、Rは水素およびC‐C アルキルから選択され、nは約1〜約8の整数である)および約10重量%未
満の色形成体を含んでいる〕、そのプロセスは、好ましくは鉄、ニッケル、クロ
ムおよびそれらの混合物、更に好ましくは鉄、ニッケルおよびそれらの混合物か
らなる群より選択される遷移金属約10ppm未満、好ましくは約5ppm未満
、更に好ましくは約2ppm未満、更に一層好ましくは約0.5ppm未満の存
在下で行われる。
【0007】 本発明の第二面によると、4‐スルホフェニル‐〔(1‐オキシアルカノイル
)アミノ〕アルカノエートの製造方法は: (a)高純度アミドカルボン酸〔その高純度アミドカルボン酸は、少くとも約
90重量%、好ましくは約95%、更に一層好ましくは約97%の下記式のアミ
ドカルボン酸:
【化8】 (上記式中RはC‐C21ヒドロカルビルであり、Rは水素およびC‐C アルキルから選択され、nは約1〜約8の整数であり、MはHまたはアルカリ
金属塩である)および約10重量%未満の色形成体を含んでいる〕を酸ハライド
と反応させて、対応するアミド酸ハライドを製造し(そのプロセスは、好ましく
は鉄、ニッケル、クロムおよびそれらの混合物、更に好ましくは鉄、ニッケルお
よびそれらの混合物からなる群より選択される遷移金属約10ppm未満、好ま
しくは約5ppm未満、更に好ましくは約2ppm未満、更に一層好ましくは約
0.5ppm未満の存在下で行われる);および (b)ステップ(a)のアミド酸クロリドをフェノールスルホネート塩と反応
させる ステップからなる。
【0008】 第三面によると、本発明の第一または第二面に従い製造されたときの4‐スル
ホフェニル‐〔(1‐オキシアルカノイル)アミノ〕アルカノエートを提供する
【0009】 第四面によると、本発明の第一または第二面に従い製造された4‐スルホフェ
ニル‐〔(1‐オキシアルカノイル)アミノ〕アルカノエートを含有するクリー
ニング組成物を提供する。
【0010】 このように、4‐スルホフェニル‐〔(1‐オキシアルカノイル)アミノ〕ア
ルカノエートの製造方法を提供することが、本発明の一面である。4‐スルホフ
ェニル‐〔(1‐オキシアルカノイル)アミノ〕アルカノエートの製造方法へフ
レキシビリティーをもたせることが、本発明の更にもう1つの面である。本発明
のこれらおよび他の面、特徴および利点は、以下の記載および添付された請求の
範囲から、当業者であればわかるであろう。 ここですべてのパーセンテージ、比率および割合は、別記されないかぎり重量
による。ここで引用されたすべての文献は、参考のためここに組み込まれる。
【0011】
【好ましい態様の詳細な説明】
アミド酸フェニルエステルスルホネートを製造するための本発明のプロセスで
は、重要な特徴として、そのプロセスで存在する遷移金属および色形成体の量を
制限している。前記のように、本発明の効果および利点をもたらしているのは、
そのプロセスにおける遷移金属および色形成体含有率の減少である。
【0012】 本発明の第一面によると、4‐スルホフェニル‐〔(1‐オキシアルカノイル
)アミノ〕アルカノエートの製造方法が提供される。そのプロセスは、アセトキ
シベンゼンスルホネート塩を高純度アミドカルボン酸と反応させるステップから
なり〔その高純度アミドカルボン酸は、少くとも約90重量%、好ましくは約9
5%、更に一層好ましくは約97%の下記式のアミドカルボン酸:
【化9】 (上記式中RはC‐C21ヒドロカルビル、好ましくはC‐C14ヒドロカ
ルビル、更に好ましくはC‐C12アルキル、C‐C12アルケニル、更に
一層好ましくはC‐C10アルキルであり、Rは水素およびC‐Cアル
キル、好ましくはH、メチル、更に好ましくはメチルから選択され、nは約1〜
約8の整数、好ましくは約2〜約7の整数、更に好ましくは約3〜約6の整数で
ある)および約10重量%未満、好ましくは約5%未満、更に好ましくは約2%
未満、更に一層好ましくは約1%未満の色形成体を含んでいる〕、そのプロセス
は、好ましくは鉄、ニッケル、クロムおよびそれらの混合物、更に好ましくは鉄
、ニッケルおよびそれらの混合物からなる群より選択される遷移金属約10pp
m未満、好ましくは約5ppm未満、更に好ましくは約2ppm未満、更に一層
好ましくは約0.5ppm未満の存在下で行われる。
【0013】 高純度アミドカルボン酸は、少くとも約95%、更に好ましくは約97%の下
記式のアミドカルボン酸:
【化10】 を含むことが好ましい。
【0014】 上記の不純物全体は、その不純物がヒドロトロープとして働くことで生成物を
濾液/遠心液中へ引き寄せるために、生成物を有効に再結晶化させる能力に悪影
響をおよぼす。加えて、それは1%未満、0.5%未満、0.1%未満の全アミ
ノアルカン酸および環式ラクタムを有することが重要である。
【0015】 好ましくは、高純度アミドカルボン酸は、下記式のカルボン酸:
【化11】 (上記式中RはC‐C21ヒドロカルビルである)と、下記式のラクタム:
【化12】 (上記式中Rは水素およびC‐Cアルキルから選択され、nは1〜8の整
数である)との反応により製造される。適切なラクタムモノマーには、ブチロラ
クタム、バレロラクタム、ε‐カプロラクタム、β‐プロピオラクタム、δ‐バ
レロラクタムおよび類似ラクタムがある。これらのラクタムは、メチルカプロラ
クタムのように、1〜3の炭素原子を含む炭化水素基により窒素原子で置換され
てもよい。ε‐カプロラクタムおよびその適切な誘導体が好ましいラクタムモノ
マーである。
【0016】 カルボン酸は、脂肪族、例えば直鎖または分岐鎖、または脂肪族基、環式脂肪
族またはヒドロ芳香族基を含んでいる。カルボン酸は約6〜約22の炭素原子、
好ましくは約8〜約20の炭素原子、最も好ましくは約7〜約10の炭素原子を
有している。これらの基は芳香族基を介してカルボキシル基に連結してもよい。
カルボン酸には、飽和または不飽和種である天然または合成起源の直鎖または分
岐鎖脂肪酸がある。カルボン酸は純粋形でも、またはそれら混合物の形で用いて
もよい。
【0017】 カルボン酸およびエステルの適切な例は、カプリル酸、カプリル酸メチル、ペ
ラルゴン酸、ペラルゴン酸メチル、カプリン酸、カプリン酸メチル、カプリン酸
イソプロピル、ウンデシル酸、ラウリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレ
イン酸、リノール酸、ベヘン酸、テレフタル酸、テレフタル酸ジメチル、フタル
酸、イソフタル酸、ナフタレン‐2,6‐ジカルボン酸、シクロヘキサンジカル
ボン酸、シクロヘキサン二酢酸、ジフェニル‐4,4′‐ジカルボン酸、コハク
酸、グルタル酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸などである。好ましい
カルボン酸はカプリン酸およびカプリル酸である。
【0018】 好ましくは、そのプロセスは、ジアルキルアセトアミド、例えばN,N‐ジメ
チルアセトアミド;ジアルキルスルホキシド(アルキル基は1〜6の炭素原子を
有している)、例えばジメチルスルホキシド;ジエチレングリコ−ルのジメチル
エーテル、例えばトリグリム;環式または非環式アルキルスルホン(アルキル基
は1〜6の炭素原子を有している)、例えばテトラヒドロチオフェン‐1,1‐
ジオキシド;ハロゲン化芳香族溶媒、例えばジクロロベンゼンおよびトリクロロ
ベンゼン;アルキル置換芳香族溶媒(アルキル基は1〜6の炭素原子を有してい
る)、例えばトリイソプロピルベンゼンのような極性非プロトン反応溶媒の存在
下で行われる。好ましくは、反応溶媒はテトラヒドロチオフェン‐1,1‐ジオ
キシドである。
【0019】 そのプロセスは約120〜約220℃の温度で行われることが好ましい。 好ましくは、そのプロセスではエステル交換触媒を含んでもよい。このような
触媒には、三級アミン触媒、アルカリ金属塩、金属触媒、酸性触媒およびそれら
の組合せがある。本発明向け触媒の具体例には、ジメチルアミノピリジン、イミ
ダゾール、酢酸ナトリウム、水酸化ナトリウムおよびチタンテトライソプロポキ
シドがある。エステル交換触媒はアセトキシベンゼンスルホネート塩の約0.0
1〜約0.3モル、好ましくは約0.1〜約0.3モル当量の量で加えられる。
【0020】 アセトキシベンゼンスルホネート塩を高純度アミドカルボン酸と反応させるこ
とにより4‐スルホフェニル‐〔(1‐オキシアルカノイル)アミノ〕アルカノ
エートを製造するためのプロセスは、好ましくは: (a)反応溶媒中十分な温度および時間で4‐ヒドロキシベンゼンスルホン酸
のアルカリ金属塩をC‐C無水カルボン酸と反応させて、4‐アシルオキシ
ベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩およびC‐Cカルボン酸を有する反応
混合物を形成させ(4‐ヒドロキシベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩および
‐C無水カルボン酸は各々1:1〜1:40のモル比で存在し、反応溶媒
は4‐ヒドロキシベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩の重量に対して1:1〜
20:1の重量比で存在するが、但し過剰の無水カルボン酸は反応容器から減圧
下で除去される); (b)上記の反応混合物へ〔(1‐オキシアルカノイル)アミノ〕アルカン酸
および少くとも1種のエステル交換触媒を加え、上記反応溶媒の還流を維持しな
がら反応容器からC‐Cカルボン酸を除去するために十分な圧力下約120
〜約220℃の温度で約0.5〜約10時間にわたり加熱して、4‐スルホフェ
ニル‐〔(1‐オキシアルカノイル)アミノ〕アルカノエートの塩を含有した反
応生成物を形成し(加えられる〔(1‐オキシアルカノイル)アミノ〕アルカン
酸のモル数は、4‐ヒドロキシベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩のモル数の
0.7〜5倍である); (c)反応溶媒および4‐スルホフェニル‐〔(1‐オキシアルカノイル)ア
ミノ〕アルカノエートの塩を含有した上記の反応生成物を水ベース精製系と混合
して、精製混合物を形成させ(上記の水ベース精製系はプロセッシング助剤を含
有して、約1:0.05〜約1:50範囲の4‐スルホフェニル‐〔(1‐オキ
シアルカノイル)アミノ〕アルカノエート対水の比率で存在する水を有している
); (d)上記の精製混合物から4‐スルホフェニル‐〔(1‐オキシアルカノイ
ル)アミノ〕アルカノエートの精製塩を分離し;および (e)4‐スルホフェニル‐〔(1‐オキシアルカノイル)アミノ〕アルカノ
エートの塩を集める ステップからなる。
【0021】 第二面による4‐スルホフェニル‐〔(1‐オキシアルカノイル)アミノ〕ア
ルカノエートの製法は2つの基本ステップをもち、US特許5,466,840
で詳しく記載されており、その開示は参考のためここに組み込まれる。第一ステ
ップでは、好ましくは反応溶媒中50〜200℃の温度で0.5〜5時間にわた
り4‐ヒドロキシベンゼンスルホン酸の塩、例えばアルカリ金属塩をC‐C 無水カルボン酸と反応させて、4‐アシルオキシベンゼンスルホン酸の塩および
‐Cカルボン酸を有する反応混合物を形成させる。好ましくは、その反応
は110〜170℃の温度で1〜2時間行われる。好ましくは、その塩はアルカ
リ金属塩で、ナトリウムおよびカリウムのようなアルカリ金属であっても、ある
いはカルシウム、マグネシウムまたはアンモニウムのような他の塩でもよい。し
かしながら、ナトリウムが最も好ましい。
【0022】 好ましくは、存在するとき、C‐C無水カルボン酸は4‐ヒドロキシベン
ゼンスルホン酸の塩1モル当たり約1〜約40モル、好ましくは約1〜約5モル
、最も好ましくは約1〜約1.3モルの量で存在する。適切なC‐C無水カ
ルボン酸の例は無水酢酸、無水プロピオン酸、無水酪酸および無水イソ酪酸であ
り、無水酢酸が最も好ましい。
【0023】 好ましくは、そのプロセスが4‐ヒドロキシベンゼンスルホン酸のアルカリ金
属塩とC‐C無水カルボン酸との反応、即ち本発明の第二面からなるとき、
反応溶媒は約1:1〜約20:1、好ましくは約4:1〜約6:1重量比の反応
溶媒対4‐ヒドロキシベンゼンスルホン酸の塩の比率で存在する。
【0024】 プロセッシング助剤も、とりわけそのプロセスで分離能を高めて泡立ちを減少
させるために、水ベース精製系へ加えてよい。プロセッシング助剤は、直鎖また
は分岐C‐Cアルコールまたはジオール、直鎖または分岐C‐Cケトン
、直鎖または分岐C‐C酸、直鎖または分岐C‐Cエステル、環式また
は非環式C‐Cエーテル、直鎖または分岐、環式または非環式C‐C
ルホキシドおよびスルホン、およびそれらの混合物からなる群より選択される。
最も好ましくは、プロセッシング助剤はメチルアルコール、エチルアルコール、
プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、アセトン、酢酸およびそれらの
混合物からなる群より選択されるが、イソプロピルアルコールが最も好ましい。
【0025】 エステル交換反応および4‐スルホフェニル‐〔(1‐オキシアルカノイル)
アミノ〕アルカノエートの塩の形成後に、反応溶媒は任意ステップで除去しても
よい。溶媒の除去は、蒸留または乾燥のような蒸発プロセス、または結晶化の後
で濾過により行われる。溶媒の除去は、溶媒の蒸発が生じる温度で低真空下にお
いて行われる。好ましくは、真空範囲は約0.5〜約100絶対mmHgであり、温
度範囲は約100〜約230℃である。温度範囲の上限は速やかな溶媒除去とい
う利点を有し、一方で温度範囲の下限は高温促進生成物分解の減少という利点を
有するが、色および不純物の増加を伴う。好ましくは少くとも約90%、更に好
ましくは少くとも約95%の溶媒が除去される。もちろん、水ベース精製系は多
量の反応溶媒の存在下で操作してもよいことから、この溶媒除去は本発明で全く
任意であるとわかっていることが重要である。
【0026】 共存カルボン酸の除去は、蒸留により、または窒素のような不活性ガスでのス
パージにより行える。追加の反応溶媒も流体反応混合物を維持するためにエステ
ル交換ステップで加えてよい。加えられる〔(1‐オキシアルカノイル)アミノ
〕アルカン酸のモル数は、第一ステップで用いられる4‐ヒドロキシベンゼンス
ルホン酸の塩のモル数の約0.7〜約5倍である。
【0027】 〔(1‐オキシアルカノイル)アミノ〕アルカン酸は、例えばUS特許5,3
91,780、5,414,099、5,534,642、5,153,541
、5,650,527、5,286,879および5,523,434で開示さ
れた当業界で周知の経路により製造され、それらの開示は参考のためここに組み
込まれる。〔(1‐オキシアルカノイル)アミノ〕アルカン酸にとり好ましい合
成は、ラクタムおよびアミノ酸から選択される窒素化合物をカルボン酸またはエ
ステルと反応させるアミド化反応である。好ましくは、〔(1‐オキシアルカノ
イル)アミノ〕アルカン酸は、6‐〔(1‐オキシオクチル)アミノ〕ヘキサン
酸、6‐〔(1‐オキシノニル)アミノ〕ヘキサン酸、6‐〔(1‐オキシデシ
ル)アミノ〕ヘキサン酸または3種の混合物である。
【0028】 4‐スルホフェニル‐〔(1‐オキシアルカノイル)アミノ〕アルカノエート
の塩を含む反応生成物は、本発明の精製塩を得るために、水ベース精製系と混合
される。水ベース精製系は、もちろん、少くとも最少量の水を含有している。し
かしながら、プロセッシング助剤のような他の成分もその系に含有させてよい。
【0029】 水ベース精製系は、4‐スルホフェニル‐〔(1‐オキシアルカノイル)アミ
ノ〕アルカノエート対水の比率が約1:0.05〜約1:50の範囲となるよう
に、最少量の水を有している。更に好ましくは、4‐スルホフェニル‐〔(1‐
オキシアルカノイル)アミノ〕アルカノエートの塩対水の比率は約1:0.1〜
約1:40である。前記のように、反応溶媒は4‐スルホフェニル‐〔(1‐オ
キシアルカノイル)アミノ〕アルカノエート塩合成の反応生成物から除去する必
要がない。少くとも約10%、更に好ましくは少くとも約20%、更に好ましく
は少くとも約40%の反応溶媒が残るような場合には、少量の水がその系で必要
とされる。このような場合には、4‐スルホフェニル‐〔(1‐オキシアルカノ
イル)アミノ〕アルカノエート対水の比率は、好ましくは約1:0.1〜約1:
40である。反応溶媒が場合により前記のように除去されるときには、それより
大きな割合の水が精製系で必要となるかもしれない。このような場合には、4‐
スルホフェニル‐〔(1‐オキシアルカノイル)アミノ〕アルカノエート対水の
比率は、好ましくは約1:1〜約1:50である。
【0030】 高度に好ましいシナリオでは、プロセッシング助剤は水と混和性であって、生
成物塩と精製系との密度差を増加させて塩の除去容易性を増せるように、好まし
い反応溶媒、テトラヒドロチオフェン‐1,1‐ジオキシドに相当するかまたは
それより低い密度を有している。溶媒テトラヒドロチオフェン‐1,1‐ジオキ
シドは1.216g/cm3の密度を有している。プロセッシング助剤は、典型的に
は、約1:0.1〜約1:50、最も好ましくは約1:1〜約1:20の4‐ス
ルホフェニル‐〔(1‐オキシアルカノイル)アミノ〕アルカノエート対プロセ
ッシング助剤の比率で精製系に存在する。用いられるプロセッシング助剤の量は
、望まれる物性に主に依存する。下限は泡立ちを最少に抑えるように選択される
(泡立ちも減少させる反応溶媒が存在するときには、それより少なくて済む)。
上限は、典型的には、濾過または遠心のような生成物回収で都合に合わせて選択
される。プロセッシング助剤が水ベース精製系と併用されるとき、再結晶化によ
る生成物収率は典型的には約75%、更に好ましくは約85%、最も好ましくは
約90%より大きい。
【0031】 前記のように、水ベース精製系は、スラリーまたは均質溶液から生成物塩の回
収を行うことにより、従来のプロセスに大きなフレキシビリティーをもたらして
いる。即ち、典型的プロセスにおいては、前記のようにプロセッシング助剤と共
にまたはそれなしで反応生成物塩を精製系と混ぜるステップで、形成された生成
物塩のスラリーまたは均質溶液を得る。不純物または色形成体を除去するために
、精製が室温またはやや高い温度でこのスラリーまたは均質溶液で行われる。し
かしながら、混合ステップでは任意の態様で約30〜約100℃に混合物を加熱
して、生成物塩のスラリーまたは均質溶液を形成してもよい。次いで、高度に精
製された生成物塩を得るために、生成物塩をこの均質溶液またはスラリーから回
収してよい。均質溶液またはスラリーの使用は、様々な望ましい結果を出せるよ
うに、フレキシビリティーおよび生成物塩の制御された再結晶化をもたらす。
【0032】 そのプロセスの次のステップは、水ベース精製系および残留溶媒から4‐スル
ホフェニル‐〔(1‐オキシアルカノイル)アミノ〕アルカノエートの精製塩の
分離である。この分離は、遠心または濾過のような当業界で周知の方法により行
える。この分離ステップからの濾液は反応溶媒、水およびプロセッシング助剤を
含有していることがあり、存在するならば、個別に回収して、それら各々のステ
ップへリサイクルすることができる。所望であれば、精製塩はリングドライヤー
または真空オーブンのようないずれか慣用的な乾燥技術により乾燥させてよい。
望ましい純度の4‐スルホフェニル‐〔(1‐オキシアルカノイル)アミノ〕ア
ルカノエートの塩が得られるまで、水‐塩基系での精製および生成物の分離を必
要なだけ繰り返してよい、とわかっていることが重要である。出発物質の純度に
応じて、約80%以上、好ましくは約90%以上の生成物収率が本発明のプロセ
スで得られる。
【0033】 ここで記載されているようなプロセスは、段階的にバッチプロセスとしてまた
は連続ベースで行ってもよい。4‐スルホフェニル‐〔(1‐オキシアルカノイ
ル)アミノ〕アルカノエート生成物の塩は、好ましくは一般式RC(O)N(R )(CHC(O)‐OBSを有しており、ここでRはC‐C21アル
キル、C‐C21アルケニルを表わし、Rは水素またはメチルを表わし、n
は約1〜約8の整数であり、‐OBSはオキシベンゼンスルホネート脱離基であ
る。好ましくは、4‐スルホフェニル‐〔(1‐オキシアルカノイル)アミノ〕
アルカノエートの精製塩は、4‐スルホフェニル‐6‐〔(1‐オキシノニル)
アミノ〕ヘキサン酸ナトリウム(RはC17、nは5である)および/また
は4‐スルホフェニル‐6‐〔(1‐オキシデシル)アミノ〕ヘキサン酸ナトリ
ウム(RはC19、nは5である)である。生成物は化合物の混合物を含有
してもよい。
【0034】 本発明の第二面によると、4‐スルホフェニル‐〔(1‐オキシアルカノイル
)アミノ〕アルカノエートの製造方法は: (a)高純度アミドカルボン酸〔その高純度アミドカルボン酸は、少くとも約
90重量%、好ましくは約95%、更に一層好ましくは約97%の下記式のアミ
ドカルボン酸:
【化13】 (上記式中RはC‐C21ヒドロカルビル、好ましくはC‐C14ヒドロカ
ルビル更に好ましくはC‐C12アルキル、C‐C12アルケニル、更に一
層好ましくはC‐C10アルキルであり、Rは水素およびC‐Cアルキ
ル、好ましくはH、メチル、更に好ましくはメチルから選択され、nは約1〜約
8の整数、好ましくは約2〜約7の整数、更に好ましくは約3〜約6の整数であ
り、MはHまたはアルカリ金属塩である)および約10重量%未満、好ましくは
約5%未満、更に好ましくは約2%未満、更に一層好ましくは約1%未満の色形
成体を含んでいる〕を反応させて(そのプロセスは、好ましくは鉄、ニッケル、
クロムおよびそれらの混合物、更に好ましくは鉄、ニッケルおよびそれらの混合
物からなる群より選択される遷移金属約10ppm未満、好ましくは約5ppm
未満、更に好ましくは約2ppm未満、更に一層好ましくは約0.5ppm未満
の存在下で行われる);および (b)ステップ(a)のアミド酸クロリドをフェノールスルホネート塩と反応
させる ステップからなる。
【0035】 好ましくは、高純度アミドカルボン酸は、少くとも約95%で下記式のアミド
カルボン酸を含有している:
【化14】
【0036】 本発明の第二面によるプロセスは、水の存在下または水の不在下で行える。好
ましくは、そのプロセスが水の存在下で行われるとき、それは、ステップ(a)
で形成されるアミド酸ハライドと適合しうる、水および有機溶媒からなる二相反
応媒体中で行われる。一方、そのプロセスはステップ(a)で形成されるアミド
酸ハライドと適合しうる有機溶媒の存在下で行ってもよい。
【0037】 好ましくは、酸ハライドはPCl、PCl、POClおよびそれらの対
応ブロミドまたは塩化オキサリルからなる群より選択される無機酸ハライドであ
り、更に好ましくは酸ハライドはSOCl、PCl、PCl、POCl 、更に一層好ましくはSOClである。酸ハライドは約1モル当量以上でその
プロセスに存在することが好ましい。
【0038】色形成体 高純度アミド酸フェニルエステルスルホネートは最少の着色不純物で、好まし
くはそれなしで形成されることが、意外にもわかった。最終生成物で着色不純物
の形成を最少に抑えるには、いくつか不可欠の面がある。そのためには(i)出
発物質中の色形成体の量を最少に抑える;(ii)反応中に存在する遷移金属の量
を最少に抑える;(iii)高純度アミドカルボン酸を用いる;(iv)出発物質およ
び生成物の合成中に存在する酸素の量を最少に抑える;(v)高温へのアミドカ
ルボン酸の曝露を最少に抑える;および(vi)溶媒濃度が低い(スルホラン対生
成物約1:1比未満の濃度)ときに高温への最終生成物の曝露を最少に抑えるの
である。これら条件のうち6つすべてまたはいずれか可能なその組合せにより、
許容しうる色の最終粗製生成物を得られる。
【0039】 (i)色形成体の量を最少に抑える‐本発明では、出発物質中に約10重量%未
満、好ましくは約5%未満、更に好ましくは約2%未満、更に一層好ましくは約
1%未満の色形成体が存在している。これらの色形成体は、分解されたアミド酸
であると考えられるか、またはアミド酸の形成中に生じるある副反応の生成物で
ある。理論に拘束されたくないが、アミドカルボン酸の分子内および分子間双方
の分解が色形成体を形成していると考えられる。分子内メカニズム分解はカプロ
ラクタムおよびノナン酸の形成を生じると考えられ、分子間メカニズム分解は6
‐アミノカプロン酸およびアミド酸オリゴマーの形成を生じると考えられる。色
形成で1つの可能なメカニズムは以下である:
【化15】
【0040】 (ii)遷移金属の量を最少に抑える‐本発明のプロセスは、好ましくは鉄、ニッ
ケル、クロムおよびそれらの混合物、更に好ましくは鉄、ニッケルおよびそれら
の混合物からなる群より選択される遷移金属約10ppm未満、好ましくは約5
ppm未満、更に好ましくは約2ppm未満、更に一層好ましくは約0.5pp
m未満の存在下で行われる。たとえ痕跡量でも、即ち10ppm以上の遷移金属
では、遷移金属による色形成体の形成増加のために、色のよくない生成物をもた
らしうることがわかった。加えて、酸素が鉄またはニッケルのような遷移金属と
共に存在するときには、遷移金属の存在のみで形成される生成物よりも一層よく
ない色で生成物が形成される。遷移金属は、アミド酸の分解で、場合により酸素
と共に触媒として作用して、色形成体を形成すると考えられている。即ち、遷移
金属、例えば鉄が関与する1つの可能なメカニズムは以下である:
【化16】 遷移金属とは、遷移金属のすべての可能な酸化状態、例えばFe2+およびFe 3+ を含めた意味である。
【0041】 本プロセスから遷移金属を減少させる、更には除去する、多くの可能な手法が
ある。例としては、例えばガラスラインリアクターの使用により、反応物と遷移
金属との接触を最少に抑えること、高純度アミドカルボン酸を再結晶化すること
、高純度アミドカルボン酸を固体物として移すこと、金属タンクで貯蔵するより
もむしろ蒸留物質を直ちに用いること、およびキラントの使用がある。
【0042】 (iii)高純度アミドカルボン酸‐本発明のプロセスは、少くとも約90重量%、
好ましくは約95%、更に一層好ましくは約97%の下記式のアミドカルボン酸
【化17】 (上記式中RはC‐C21ヒドロカルビルであり、Rは水素およびC‐C アルキルから選択され、nは約1〜約8の整数である)を含有した高純度アミ
ドカルボン酸を用いて行われる。高純度アミドカルボン酸以外のアミドカルボン
酸の使用は、色のよくない生成物の形成をもたらす。アミドカルボン酸が長時間
にわたり(または中もしくは短時間でも)溶融したままであると、これらの色体
が生じる速度がかなり増す。加熱も、下記反応:
【化18】 並びにアミノアルカン酸および環式ラクタムを形成する反応を促進すると考えら
れる。
【0043】 脂肪酸、ラクタムおよび6‐アミノカプロン酸へのアミド酸のゆっくりした分
解も、時間の経過に伴い色体形成の可能性を更に増す。暗い粗製生成物ほど、色
を除去する上で(それを除去しうるならば)多くの水を必要とし、追加の精製ス
テップを要するが、その双方とも濾液への生成物喪失を増すことになる。したが
って、アミドカルボン酸が加熱されるおよび/または溶融したままにおかれる時
間は最少に抑えることが好ましい。希釈物もアミドカルボン酸の融点を下げる上
で用いてよい。このような希釈物には、スルホランまたは酢酸のような溶媒があ
る。
【0044】 必要ならば、再結晶化を粗製アミドカルボン酸で行ってもよい。水入りまたは
なしアルコール溶媒のような溶媒でのアミド酸の再結晶化は、4‐スルホフェニ
ル‐〔(1‐オキシアルカノイル)アミノ〕アルカノエートの製造で使用に適す
るほど十分な純度のアミドカルボン酸をもたらす。理論に拘束されたくないが、
再結晶化は環式ラクタムおよびアミノアルカン酸の量を<1.0%に減少させる
と考えられる。しかしながら、更にいかなる精製ステップも要せずに、許容しう
る純度および色の4‐スルホフェニル‐〔(1‐オキシアルカノイル)アミノ〕
アルカノエートをもたらすアミドカルボンを製造することが好ましい。
【0045】 (iv)酸素の量を最少に抑える‐本発明のプロセスは、残留酸素のレベルを最低
に保ちながら行われる。酸素の最少化は、真空、不活性ガス雰囲気またはスパー
ジの使用により行われる。酸素が試薬の貯蔵時および/またはブリーチアクチベ
ーターの合成時に存在しているならば、色形成が生じうる。低酸素レベルのとき
は、特に鉄またはニッケルのような遷移金属の不在下で、色形成プロセスを遅ら
せる。
【0046】 (v)高温へのアミドカルボン酸の曝露を最少に抑える‐遷移金属および酸素の
不在下であっても、アミドカルボン酸は高温へ曝されると分解をうけることがあ
る。例えば、再結晶化されたアミドカルボン酸の純度は165℃のときわずか3
時間で97.7%から83.9%へ、18時間では39.5%まで減少する。1
日約1%の割合もの分解が、アルゴン雰囲気の存在下であっても、100℃以下
の温度で観察される。前記のように、空気曝露および遷移金属の存在は色形成を
増す。一般的に、温度、時間および空気はすべて色形成に際して重要な役割を果
たす。
【0047】 典型的には、高温へのアミド酸の曝露を最少に抑えるために、固体アミド酸は
室温で貯蔵される。必要ならば、最少の分解でそうする理由があるときには、固
体物は高温、約70℃で保ってもよい。(ポンピングなどを行う都合に合わせて
)溶融形で貯蔵されるならば、アミドカルボン酸の分解は時間の経過に伴い生じ
るであろう。物質の純度、遷移金属含有量、空気/酸素への曝露などのような他
のファクターも重要になる。例えば、溶融アミド酸がアルゴン雰囲気下で貯蔵さ
れるならば、アミド酸の色は105℃で3時間後もさほど変わらない。この温度
で空気に曝されたならば、色形成は3時間に明白である。それにもかかわらず、
アルゴン下で保たれた、アルゴン下で保たれて空気に曝された、双方のアミド酸
は、許容しえない色の最終生成物を生じる。ある点では、アルゴン雰囲気下10
5℃で3時間で形成された色形成体が、最終粗製生成物で真の色となるであろう
。空気への曝露なしでも、酸が長時間にわたり溶融されたままのときには、色体
は生成する。こうした理由から、固体物としてアミド酸を貯蔵するか、または溶
融条件下の時間を最少に抑えることが好ましい。更に、溶融形でどれほど時間が
費やされても最終生成物の色に有害な場合もある。
【0048】 溶融物質の必要な貯蔵が可能であるならば、その物質は85℃のような低温で
溶融させておかなければならない。これは見掛け上の分解をかなり減らし、典型
的には1日当たりまたは1週間でも1%よりかなり低い活性の喪失ですむ。しか
しながら、適正に処理されなければ、この低温溶融物質は色形成体を蓄積するよ
うになる、と考えられている。それは遷移金属含有率および酸素含有率などを最
少に抑えることである。少量のアミノアルカン酸も、色体の形成を有意量で生じ
ることがある。
【0049】 ノナン酸、アミド酸ダイマー、ひいては色形成体の形成に関して1つの可能な
分子間メカニズム:
【化19】
【0050】 または、分子内メカニズムによる6‐アミノカプロン酸およびカプロラクタム
、ひいては色形成体の生成に関する別の可能なメカニズム:
【化20】
【0051】 (vi)溶媒濃度が低いときに高温への最終生成物の曝露を最少に抑える‐(スル
ホラン対生成物約1:1比未満の濃度) これは(水精製法を利用せずに)生成物から溶媒を除去しようとするときに重
要である。分解および色形成は、190℃以上の温度、特に高真空下、および空
気へ曝されたときに、1時間当たり数%に達することがある。
【0052】 分子間メカニズム:
【化21】 または、6‐アミノカプロン酸およびカプロラクタムの生成に関する別の可能な
メカニズム: 分子内メカニズム:
【化22】
【0053】 生じうる副産物の一部がアクチベーターそのものであることにも着目する価値
がある。例えば:
【化23】 しかしながら、これらの副産物は色形成体の生成に際して中間体であると考えら
れるため、中間体および生成物でそれらの含有率を最少に抑えるのみならず、そ
れらの形成も最少に抑えることが好ましい。
【0054】 本発明のプロセスは下記例で更に説明されるが、それは本発明の例示にすぎな
い。
【実施例】例1〜7 4‐スルホフェニル‐6‐〔(1‐オキシノニル)アミノ〕ヘキサノエートのナ トリウム塩の製造 オーバーヘッドスターラー(メカニカル)、Dean Stark装置付きコンデンサー
、滴下漏斗、アルゴン源および温度コントローラー付き油浴を備えた乾燥500
ml三首丸底フラスコにテトラヒドロチオフェン‐1,1‐ジオキシド35.6
gを入れ、80℃に加熱する。反応フラスコに酢酸ナトリウム178mg(2.
16mmol)、4‐ヒドロキシベンゼンスルホン酸ナトリウム7.03g(0.0
36mol)および6‐〔(1‐オキシノニル)アミノ〕ヘキサン酸9.47g(
0.035mol)を加える(金属含有率および出発物質の純度については表I参
照)。混合液を140℃に加熱する。反応液に140℃で30〜40分間かけて
無水酢酸4.07ml(0.043mol)を(滴下漏斗から)加える。次いで圧
力を15mmHgへ下げ、温度が20〜30分間にわたり165℃へ上昇すると、低
沸点物質が噴出しはじめ、それを集める。温度を約165℃(15mmHg)で5時
間維持する。5時間の反応時間後に、4‐スルホフェニル‐〔(1‐オキシノニ
ル)アミノ〕ヘキサノエートのナトリウム塩を含有した粗製反応混合物を得る。
製法は下記反応で表わされる:
【化24】
【0055】 実験1:粗製反応混合物をイソプロピルアルコール60gのメカニカル攪拌溶液
へ移す。得られた混合液(スラリー)を40℃に加温する。溶液を攪拌および遠
心して固体物を得、これをイソプロピルアルコール30gのメカニカル攪拌溶液
へ移し、攪拌および遠心して固体物を得、これをイソプロピルアルコール30g
で再び洗浄して、真空下で乾燥させて、4‐スルホフェニル‐〔(1‐オキシノ
ニル)アミノ〕ヘキサノエートを得る。出発物質および精製前後の生成物に関す
るデータは、表Iの項目1でまとめられている。
【0056】 実験2‐7:粗製反応混合物を水(項目2では4.5g、項目3では12g、項
目4、6および7では15g)およびイソプロピルアルコール60gのメカニカ
ル攪拌溶液へ移す。pHを5.5に調整し、得られた混合液を75℃に加温する
。溶液を攪拌し、3時間かけて25℃まで冷却する。混合液を濾過して、固体物
を得る。固体物をイソプロピルアルコール30gで3回洗浄し、真空下で乾燥さ
せて、4‐スルホフェニル‐〔(1‐オキシノニル)アミノ〕ヘキサノエートを
得る。出発物質および精製前後の生成物に関するデータは、表Iの項目4、6お
よび7でまとめられている。例8 4‐スルホフェニル‐7‐〔(1‐オキシオクチル‐1‐メチル)アミノ〕ヘプ タノエートのナトリウム塩の製造 オーバーヘッドスターラー(メカニカル)、Dean Stark装置付きコンデンサー
、滴下漏斗、アルゴン源および温度コントローラー付き油浴を備えた乾燥500
ml三首丸底フラスコにテトラヒドロチオフェン‐1,1‐ジオキシド35.6
gを入れ、80℃に加熱する。反応の全般にわたり空気(酸素)の導入を避けら
れるように、全試薬および反応容器のアルゴンスパージを行う。反応フラスコに
酢酸ナトリウム178mg(2.16mmol)、4‐ヒドロキシベンゼンスルホン
酸ナトリウム7.03g(0.036mol)および6‐〔(1‐オキシオクチル
‐1‐メチル)アミノ〕ヘプタン酸のナトリウム塩10.0g(0.035mol
)を加える(金属含有率および出発物質の純度については表I参照)。混合液を
140℃に加熱する。反応液に140℃で30〜40分間かけて無水酢酸4.0
7ml(0.043mol)を(滴下漏斗から)加える。次いで圧力を15mmHgへ
下げ、温度が20〜30分間にわたり165℃へ上昇すると、低沸点物質が噴出
しはじめ、それを集める。温度を約165℃(15mmHg)で5時間維持する。5
時間の反応時間後に、4‐スルホフェニル‐7‐〔(1‐オキシオクチル‐1‐
メチル)アミノ〕ヘプタノエートのナトリウム塩を含有した粗製反応混合物を得
る。粗製反応混合物を水15gおよびアセトン60gのメカニカル攪拌溶液へ移
す。pHを5.5に調整し、得られた混合液を45℃に加温する。溶液を攪拌し
、1時間かけて25℃まで冷却する。混合液を濾過して、固体物を得る。固体物
をアセトン30gで3回洗浄し、真空下で乾燥させて、4‐スルホフェニル‐7
‐〔(1‐オキシオクチル‐1‐メチル)アミノ〕ヘプタノエートのナトリウム
塩を得る。出発物質および精製前後の生成物に関するデータは、表Iの項目8で
まとめられている。製法は下記反応で表わされる:
【化25】
【0057】例9 4‐スルホフェニル‐7‐〔(1‐オキシオクチル‐1‐メチル)アミノ〕ヘプ タノエートのナトリウム塩の製造 例8の場合と同様の操作を用いたが、但し、5時間の反応時間中に温度を約1
65℃(15mmHg)で維持し、空気漏入を毎時5分間行うが、その間は圧力が大
気圧に近づく。同様の後処理操作を用いて、4‐スルホフェニル‐7‐〔(1‐
オキシオクチル‐1‐メチル)アミノ〕ヘプタノエートのナトリウム塩を得る。
出発物質および精製前後の生成物に関するデータは、表Iの項目9でまとめられ
ている。
【0058】例10 4‐スルホフェニル‐7‐〔(1‐オキシオクチル‐1‐メチル)アミノ〕ヘプ タノエートのナトリウム塩の製造 例8の場合と同様の操作を用いたが、但し後処理操作は次のように変更する:
粗製溶媒含有反応混合液を真空オーブンへ移し、テトラヒドロチオフェン‐1,
1‐ジオキシドを180℃(約1mmHg)で除去する。次いで固体物を水15gお
よびアセトン60gのメカニカル攪拌溶液へ加える。pHを5.5に調整し、得
られた混合液を45℃に加温する。溶液を攪拌し、1時間かけて25℃まで冷却
する。混合液を濾過して、固体物を得る。固体物をアセトン30gで3回洗浄し
、真空下で乾燥させて、4‐スルホフェニル‐7‐〔(1‐オキシオクチル‐1
‐メチル)アミノ〕ヘプタノエートのナトリウム塩を得る。出発物質および精製
前後の生成物に関するデータは、表Iの項目10でまとめられている。
【0059】例11‐12 4‐スルホフェニル‐6‐〔(1‐オキシ‐2‐メチルオクチル)アミノ〕ヘキ サノエートのナトリウム塩の製造 ステップ1:4‐スルホフェニル‐6‐〔(1‐オキシ‐2‐メチルオクチル)
アミノ〕ヘキサノイルクロリドのナトリウム塩の製造:オーバーヘッドスターラ
ー(メカニカル)、滴下漏斗、アルゴン源および冷却浴を備えた1L三首丸底フ
ラスコに4‐スルホフェニル‐6‐〔(1‐オキシ‐2‐メチルオクチル)アミ
ノ〕ヘキサン酸27.1g(0.100mol)(金属含有率および出発物質の純
度については表I参照)およびジエチルエーテル150mlを入れる。攪拌しな
がら、塩化チオニル35.7g(21.9ml、0.300mol)を5分間かけ
て少しずつ加える。得られた溶液を室温で10分間攪拌し、エーテルおよび過剰
の塩化チオニルを真空下で除去し、油状物を更に精製せずに次のステップに用い
る。製法は下記反応で表わされる:
【化26】
【0060】 ステップ2:4‐スルホフェニル‐6‐〔(1‐オキシ‐2‐メチルオクチル)
アミノ〕ヘキサノエートのナトリウム塩の製造:オーバーヘッドスターラー(メ
カニカル)、pH電極、滴下漏斗、アルゴン源および冷却浴を備えた乾燥500
ml三首丸底フラスコにp‐フェノールスルホネートのナトリウム塩39.2g
(0.200mol)および1.0N水酸化ナトリウム溶液200mlを入れる。
得られた溶液は12.2のpHを有している。溶液を氷浴で冷却し、攪拌しなが
ら、ジエチルエーテル100ml中(Burnsらの5,523,434で記載され
たように製造された)4‐スルホフェニル‐6‐〔(1‐オキシ‐2‐メチルオ
クチル)アミノ〕ヘキサノイルクロリドの溶液を10分間かけて滴下する。酸ク
ロリド溶液を加えると、溶液のpHは直ちに下がる。pHが9.0以下に下がっ
たら、水酸化ナトリウムの50%溶液を滴下しながら、pHを9.0以上に維持
する。酸クロリドの添加後に、反応混合液は懸濁固体物で粘稠になる。酸クロリ
ドの添加完了後に、反応混合液を冷却下で10分間攪拌する。この時点で反応混
合液は懸濁固体物で粘稠になり、pHは9.2で安定化した。氷浴を取り除き、
懸濁固体物を濾取する。この固体物を真空下で乾燥させ、水90gおよびイソプ
ロピルアルコール360gのメカニカル攪拌溶液へ移す。pHを5.5に調整し
、得られた混合液を80℃に加温する。溶液を攪拌し、1〜2時間かけて25℃
まで冷却する。混合液を濾過して、固体物を得る。固体物をイソプロピルアルコ
ール180gで3回洗浄し、真空下で乾燥させて、4‐スルホフェニル‐6‐〔
(1‐オキシ‐2‐メチルオクチル)アミノ〕ヘキサノエートのナトリウム塩を
得る。出発物質(酸)および精製前後の生成物に関するデータは、表Iの項目9
〜10でまとめられている。製法は下記反応で表わされる:
【化27】
【0061】 注記:再結晶化でアミンおよびラクタム不純物を除去する。残留不純物はノナン
酸および/または高級オリゴマーを含有している。 金属/ C9AA アミン又は 純度: 粗製 使用 純度: 生成物 精製 例 濃度 の ラクタム 粗製 生成物 水 精製 回収 生成物 (ppm) 純度 >0.1%? 生成物 の%T 当量 生成物 率 の%T 1 Fe/<0.2 98.07 No 93.7 99 0 95.2 99% 100 2 Fe/0.5 98.07 No 91.1 95 0.3 98.6 99% 100 3 Fe/2 98.07 No 92.3 88 0.8 98.2 96% 100 4 Fe/10 98.07 No 89.5 70 1 98.8 92% 98 5 Fe/30 98.07 No 89.8 40 12 95.1 88% 75 6 Fe/<0.5 98.07 Yes 90.2 65 1 96.2 90% 100 7 Fe/<0.5 86.91 Yes 72.9 71 1 97.4 81% 98 8 Ni/10 92.46 Yes 88.0 79 1 96.4 90% 100 9 Ni/10 92.46 Yes 88.6 69 1 98.8 89% 97 空気 10 Ni/10 92.46 Yes 86.6 52 1 95.8 87% 81 加熱空気 11 Fe/<0.5 98.07 No 82.2 99 1 96.9 94% 100 12 Fe/>30 86.91 Yes 75.9 81 1 93 89% 98 注記1:アミノアルカン酸または環式ラクタムが不純物として>0.1wt%で存
在している。 用いられた水の全当量を精製操作で生成物と比較している(水対生成物の比率)
%Tは生成物サンプルのメタノール溶液において370nmで測定する。注記:
99の%Tは商業的観点から許容しえない。 粗製生成物の純度は、アッセイまたは色に変化を生じないほど十分低い温度で、
真空により溶媒を除去することで得られた無溶媒固体物をベースにしている。
【0062】ブリーチ添加物および洗剤組成物 本発明は、ここで記載された新規プロセスにより製造されるようなブリーチア
クチベーターを含有した、漂白添加物および洗剤組成物にも関する。これらの組
成物は、そのブリーチアクチベーターと、慣用的なブリーチ添加物または慣用的
な洗剤添加物とを含有するようになる。漂白添加組成物中に存在するブリーチ添
加物の量は、約0.1〜約99.9%、好ましくは約1〜約95%、更に好まし
くは約1〜約80%である。漂白添加組成物中に存在するブリーチアクチベータ
ーの量は、約0.1〜約99.9%、好ましくは約0.1〜約60%、更に好ま
しくは約0.1〜約40%、更に一層好ましくは約0.1〜約30%である。洗
剤組成物中に存在する洗剤添加物の量は、約0.1〜約99.9%、好ましくは
約1〜約95%、更に好ましくは約1〜約80%である。洗剤組成物中に存在す
るブリーチアクチベーターの量は、約0.1〜約99.9%、好ましくは約0.
1〜約60%、更に好ましくは約0.1〜約40%、更に一層好ましくは約0.
1〜約30%である。
【0063】 慣用的なブリーチ添加物および慣用的な洗剤添加物は、漂白添加物および洗剤
組成物で常用されるあらゆる添加物である。これらはブリーチ、界面活性剤、ビ
ルダー、酵素およびブリーチ触媒から選択されるが、それらに限定されない。ど
のような添加物が組成物中への含有に適しているかは、当業者であれば容易にわ
かるであろう。ここで例示されたリストは決して包括的なものではなく、一部の
適切な添加物の例としてみるべきである。組成物、例えばブリーチ中でブリーチ
アクチベーターおよび他の成分と適合しうる添加物のみを用いることも、当業者
であれば容易にわかるであろう。
【0064】 もちろん、本発明はここで記載された具体例、またはそこに含まれた成分およ
びステップに限定されず、むしろ開示のうちで広い面に従い実施してよいことが
、当業者であればわかるであろう。
【0065】例13 顆粒洗濯洗剤の形態を有する漂白組成物が下記処方で例示されている。 A B C D E 成 分 % % % % % ブリーチアクチベーター 5 5 3 3 8 ブリーチブースター** 0.2 0.2 1.0 0 0 過炭酸ナトリウム 0 0 19 21 0 過ホウ酸ナトリウム一水和物 21 0 0 0 20 過ホウ酸ナトリウム四水和物 12 21 0 0 0 テトラアセチルエチレンジアミン 0 0 0 1 0 ノナノイルオキシベンゼンスルホネート 0 0 3 0 0 直鎖アルキルベンゼンスルホネート 7 11 19 12 8 アルキルエトキシレート(C45E7) 4 0 3 4 6 トリポリリン酸ナトリウム 20 0 0 17 0 ゼオライトA 0 21 7 0 21 SKS‐6シリケート(Hoechst) 0 0 11 11 0 クエン酸三ナトリウム 5 5 2 3 3 アクリル酸/マレイン酸コポリマー 4 0 4 5 0 ナトリウムポリアクリレート 0 3 0 0 3 ジエチレントリアミンペンタ 0.4 0 0.4 0 0 (メチレンホスホン酸) DTPA 0 0.4 0 0 0.4 EDDS 0 0 0 0.3 0 カルボキシメチルセルロース 0.3 0 0 0.4 0 プロテアーゼ 1.4 0.3 1.5 2.4 0.3 リポラーゼ 0.4 0 0 0.2 0 セルラーゼ 0.1 0 0 0.2 0 アニオン性汚れ放出ポリマー 0.3 0 0 0.4 0.5 転染阻止ポリマー 0 0 0.3 0.2 0 炭酸塩 16 14 24 6 23 シリケート 3.0 0.6 12.5 0 0.6 サルフェート、水、香料、着色料 100 100 100 100 100 まで まで まで まで まで 例1‐12のいずれかによるブリーチアクチベーター** US5,576,282、5,710,116および5,817,614で
記載されたようなブリーチブースター
【0066】例14 この例は漂白組成物、更に詳しくは本発明による液体ブリーチ添加組成物を示
している。 A B C D 成 分 wt% wt% wt% wt% NEODOL 91-10 6 5 7 4 NEODOL 45-7 6 5 5 8 NEODOL 23-2 3 5 3 3 DEQUEST 2060 0.5 0.5 1.0 1.0 ブリーチアクチベーター 6 6 4 7 ブリーチブースター 1 0 0.5 0.2 クエン酸 0.5 0.5 0.5 0.5 NaOH pH4まで pH4まで pH4まで pH4まで 過酸化水素 7 3 2 7 水 100% 100% 100% 100% まで残部 まで残部 まで残部 まで残部 The Shell Oil Company市販のアルキルエトキシレート Monsanto Co.市販 例1‐12のいずれかによるブリーチアクチベーター US5,576,282、5,710,116および5,817,614で記
載されたようなブリーチブースター その組成物は(TIDEのようなブリーチまたは非ブリーチ洗剤に加えて用いら
れる)ブリーチ増強添加物として用いる。添加物は1000ppmで用いる。
【0067】例15 この例はブリーチ添加形態を有するクリーニング組成物、更に詳しくは本発明
による過酸化水素源なしの液体ブリーチ添加組成物を示している。 A B C D 成 分 wt% wt% wt% wt% NEODOL 91-10 6 5 7 10 NEODOL 45-7 6 5 5 0 NEODOL 23-2 3 5 3 5 DEQUEST 2060 0.5 0.5 1.0 1.0 ブリーチアクチベーター 6 6 4 7 ブリーチブースター 1 0 0.5 0.2 クエン酸 0.5 0.5 0.5 0.5 NaOH pH4まで pH4まで pH4まで pH4まで 水 100% 100% 100% 100% まで残部 まで残部 まで残部 まで残部 The Shell Oil Company市販のアルキルエトキシレート Monsanto Co.市販 例1‐12のいずれかによるブリーチアクチベーター US5,576,282、5,710,116および5,817,614で記
載されたようなブリーチブースター その組成物は(ブリーチ入りTIDEのようなブリーチ洗剤に加えて用いられる
)ブリーチ増強添加物として用いる。添加物は1000ppmで用いる。
【0068】例16 顆粒洗濯洗剤の形態を有する漂白組成物が下記処方で例示されている。 A B C D E 成 分 % % % % % ブリーチアクチベーター 5 5 3 3 8 ブリーチブースター** 0.2 0.5 1.0 0.7 0 過炭酸ナトリウム 0 5 15 0 0 過ホウ酸ナトリウム一水和物 5 0 0 10 20 Brightener 49 0.4 0.4 0 0 0 NaOH 2 2 2 0 2 直鎖アルキルベンゼンスルホネート, 9 9 9 9 9 部分的中和 アルキルエトキシレート(C25E9) 7 7 5 4 6 ゼオライトA 32 20 7 17 21 アクリル酸/マレイン酸コポリマー 0 0 4 5 8 ナトリウムポリアクリレート 0.6 0.6 0.6 0 0 ジエチレントリアミンペンタ 0.5 0 0.5 0 1 (メチレンホスホン酸) EDDS 0 0.5 0 0.5 0 プロテアーゼ 1 1 1.5 2.4 0.3 リポラーゼ 0 0 0 0.2 0 セルラーゼ 0 0 0 0.2 0 アニオン性汚れ放出ポリマー 0 0 0.5 0.4 0.5 転染阻止ポリマー 0 0 0.3 0.2 0 ソーダ灰 22 22 22 22 22 シリケート(2r) 7.0 7.0 7.0 7.0 7.0 サルフェート、水、香料、着色料 100 100 100 100 100 まで まで まで まで まで 例1‐12のいずれかによるブリーチアクチベーター** US5,576,282、5,710,116および5,817,614で
記載されたようなブリーチブースター 上記組成物のいずれも、マイルドなアルカリ条件下(pH7‐8)で布帛を洗
濯するために用いる。pHは酸対Na塩形のアルキルベンゼンスルホネートの割
合を変えることにより調整しうる。
【0069】例17 顆粒自動皿洗い洗剤組成物は下記からなる。 A B C D 成 分 wt% wt% wt% wt% ブリーチアクチベーター(注記1参照) 3 4.5 2.5 4.5 過ホウ酸ナトリウム一水和物(注記2参照) 1.5 0 1.5 0 過炭酸ナトリウム(注記2参照) 0 1.2 0 1.2 アミラーゼ(NOVO製のTERMAMYL) 1.5 2 2 2 過酸化ジベンゾイル 0 0 0.8 0 遷移金属ブリーチ触媒(注記3参照) 0 0.1 0.1 0 ブリーチブースター(注記4参照) 0 0.2 0.55 0.2 プロテアーゼ(SAVINASE12T,NOVO, 2.5 2.5 2.5 2.5 3.6%活性タンパク質) クエン酸三ナトリウム二水和物(無水ベース) 7 15 15 15 クエン酸 14 0 0 0 重炭酸ナトリウム 15 0 0 0 炭酸ナトリウム,無水 20 20 20 20 BRITESIL H2O,PQ Corp.(SiOとして) 7 8 7 5 ジエチレントリアミンペンタ 0 0 0 0.2 (メチレンホスホン酸),Na ヒドロキシエチルジホスホネート(HEDP), 0 0.5 0 0.5 ナトリウム塩 エチレンジアミン二コハク酸,三ナトリウム塩 0.1 0.3 0 0 分散剤ポリマー(Accusol 480N) 6 5 8 10 ノニオン性界面活性剤(LF404,BASF) 2.5 1.5 1.5 1.5 パラフィン(Winog 70) 1 1 1 0 ベンゾトリアゾール 0.1 0.1 0.1 0 硫酸ナトリウム、水、その他残部 全量 100% 100% 100% 100% 注記1:例1‐12のいずれかによるブリーチアクチベーター 注記2:これらの過酸化水素源は重量%有効酸素ベースで表示されている。全組
成物の%ベースへ変換するためには、約0.15で割る。 注記3:遷移金属ブリーチ触媒:ペンタアミンアセタトコバルト(III)ニトレー
ト;MnTACNに変えてもよい。 注記4:US5,576,282、5,710,116および5,817,61
4で記載されたようなブリーチブースター
【0070】例18 顆粒自動皿洗い洗剤組成物は下記からなる。 A B C D 成 分 wt% wt% wt% wt% ブリーチアクチベーター(注記1参照) 3 4.5 2.5 4.5 過ホウ酸ナトリウム一水和物(注記2参照) 1.5 0 1.5 0 STPP(無水)(注記4参照) 31 26 45 50 過炭酸ナトリウム(注記2参照) 0 1.5 0 1.5 アミラーゼ(注記5参照) 1.5 1.5 1.62 1.62 遷移金属ブリーチ触媒(注記3参照) 0 0 0.016 0.008 プロテアーゼ(注記6参照) 2.2 1.26 0 1.5 ブリーチブースター(注記7参照) 0 0.2 0.42 0.88 炭酸ナトリウム,無水 32 22 5 14 BRITESIL H2O,PQ Corp.(SiOとして) 9 7 8 8 ノニオン性界面活性剤(LF404,BASF) 1 0.5 1.5 2 硫酸ナトリウム、水、その他残部 全量 100% 100% 100% 100% 注記1:例1‐12のいずれかによるブリーチアクチベーター 注記2:これらの過酸化水素源は重量%有効酸素ベースで表示されている。全組
成物の%ベースへ変換するためには、約0.15で割る。 注記3:遷移金属ブリーチ触媒:ペンタアミンアセタトコバルト(III)ニトレー
ト;MnTACNに変えてもよい。 注記4:トリポリリン酸ナトリウム 注記5:アミラーゼはTermamyl、Fungamyl、Duramyl、BAN並びにW
O95/26397およびNovo Nordiskによる同時係属出願PCT/DK/96
/00056で記載されたようなアミラーゼから選択される。 注記6:プロテアーゼはSavinase、Maxatase、Maxacal、Maxapem 15
ズブチリシンBPNおよびBPN′、プロテアーゼB、プロテアーゼA、プロテ
アーゼC、プロテアーゼD、Primase、Durazym、Opticlean、Optimase
およびAlcalaseから選択される。 注記7:US5,576,282、5,710,116および5,817,61
4で記載されたようなブリーチブースター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US ,UZ,VN,YU,ZA,ZW (71)出願人 ONE PROCTER & GANBL E PLAZA,CINCINNATI, OHIO,UNITED STATES OF AMERICA (72)発明者 ロバート、リチャード、ティクストラ アメリカ合衆国オハイオ州、フェアフィー ルド、クラブハウス、レイン、32‐エイ Fターム(参考) 4H003 AB19 AC08 DA01 DA19 EA09 EA12 EA15 EA16 EA21 EA24 EA28 EB08 EB12 EB22 EB24 EB30 EB32 EB42 EC01 EC02 EC03 ED02 EE04 EE05 FA43 4H006 AA00 AA03 AB70 AC48 BA02 BA32 BA51 BB15 BB22 BC10 BC31 BC35 BE10 BE51 4H039 CA66 CL60

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アセトキシベンゼンスルホネート塩を高純度アミドカルボン酸〔この高純度ア
    ミドカルボン酸は、少くとも90重量%の下記式のアミドカルボン酸: 【化1】 (上記式中RはC‐C21ヒドロカルビルであり、Rは水素およびC‐C アルキルから選択され、nは1〜8の整数である)および10重量%未満の色
    形成体を含んでいる〕と反応させるステップを含んでなり、10ppm未満の遷
    移金属の存在下で行われる、4‐スルホフェニル‐〔(1‐オキシアルカノイル
    )アミノ〕アルカノエートの製造方法。
  2. 【請求項2】 高純度アミドカルボン酸が、少くとも95重量%の下記式のアミドカルボン酸
    : 【化2】 を含んでなる、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 高純度アミドカルボン酸が、下記式のカルボン酸: 【化3】 (上記式中RはC‐C21ヒドロカルビルである)と、下記式のラクタム: 【化4】 (上記式中Rは水素およびC‐Cアルキルから選択され、nは1〜8の整
    数である)との反応により製造されたものである、請求項1または2に記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 更に少くとも0.1モル当量の三級アミンの存在下で行われる、請求項1〜3
    のいずれか一項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 更にテトラヒドロチオフェン‐1,1‐ジオキシドの存在下で行われる、請求
    項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 更に0.1モル当量の酢酸ナトリウムの存在下で行われる、請求項1〜5のい
    ずれか一項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 4‐スルホフェニル‐〔(1‐オキシアルカノイル)アミノ〕アルカノエート
    の精製塩の製造方法が: (a)反応溶媒中十分な温度および時間で4‐ヒドロキシベンゼンスルホン酸
    のアルカリ金属塩をC‐C無水カルボン酸と反応させて、4‐アシルオキシ
    ベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩およびC‐Cカルボン酸を有する反応
    混合物を形成させる工程、ここで、4‐ヒドロキシベンゼンスルホン酸のアルカ
    リ金属塩およびC‐C無水カルボン酸は各々1:1〜1:40のモル比で存
    在し、反応溶媒は4‐ヒドロキシベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩の重量に
    対して1:1〜20:1の重量比で存在するが、但し過剰の無水カルボン酸は反
    応容器から減圧下で除去される; (b)上記の反応混合物へ〔(1‐オキシアルカノイル)アミノ〕アルカン酸
    および少くとも1種のエステル交換触媒を加え、上記反応溶媒の還流を維持しな
    がら反応容器からC‐Cカルボン酸を除去するために十分な圧力の下、12
    0〜220℃の温度で0.5〜10時間加熱して、4‐スルホフェニル‐〔(1
    ‐オキシアルカノイル)アミノ〕アルカノエートの塩を含有した反応生成物を形
    成させる工程、ここで、加えられる〔(1‐オキシアルカノイル)アミノ〕アル
    カン酸のモル数は、4‐ヒドロキシベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩のモル
    数の0.7〜5倍である; (c)反応溶媒および4‐スルホフェニル‐〔(1‐オキシアルカノイル)ア
    ミノ〕アルカノエートの塩を含有した上記の反応生成物を水ベース精製系と混合
    して、精製混合物を形成させる工程、ここで、上記の水ベース精製系はプロセッ
    シング助剤を含有して、1:0.05〜1:50の範囲の4‐スルホフェニル‐
    〔(1‐オキシアルカノイル)アミノ〕アルカノエート対水の比率で存在する水
    を有している; (d)上記の精製混合物から4‐スルホフェニル‐〔(1‐オキシアルカノイ
    ル)アミノ〕アルカノエートの精製塩を分離する工程;および (e)4‐スルホフェニル‐〔(1‐オキシアルカノイル)アミノ〕アルカノ
    エートの上記精製塩を集める工程 を含んでなる、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 (a)高純度アミドカルボン酸〔この高純度アミドカルボン酸は、少くとも9
    0重量%の下記式のアミドカルボン酸: 【化5】 (上記式中RはC‐C21ヒドロカルビルであり、Rは水素およびC‐C アルキルから選択され、nは1〜8の整数であり、MはHまたはアルカリ金属
    塩である)および10重量%未満の色形成体を含んでいる〕を酸ハライドと反応
    させて、対応するアミド酸ハライドを製造する工程、ここで、この(そのプロセ
    スは10ppm未満の遷移金属の存在下で行われる;および (b)ステップ(a)の上記アミド酸ハライドをフェノールスルホネート塩と
    反応させる工程 を含んでなる、4‐スルホフェニル‐〔(1‐オキシアルカノイル)アミノ〕ア
    ルカノエートの製造方法。
  9. 【請求項9】 高純度アミドカルボン酸が、少くとも95%の下記式のアミドカルボン酸: 【化6】 を含んでなる、請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 更に水の存在下で行われる、請求項8または9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 ステップ(b)が、ステップ(a)で形成されるアミド酸ハライドと適合しう
    る、水および有機溶媒を含んでなる二相反応媒体中で行われる、請求項8〜10
    のいずれか一項に記載の方法。
  12. 【請求項12】 更に水の不在下で行われる、請求項8、9または11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 更に、ステップ(a)で形成されるアミド酸ハライドと適合しうる有機溶媒の
    存在下で行われる、請求項8〜12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 【請求項14】 酸ハライドがSOCl、PCl、PCl、POClおよびそれらの対
    応ブロミドまたは塩化オキサリルからなる群より選択される無機酸ハライドであ
    る、請求項8〜13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 【請求項15】 RがC‐Cヒドロカルビルであり、酸ハライドがSOClである、請求
    項8〜14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 【請求項16】 請求項1〜15のいずれか一項に記載された方法に従い製造されたときの4‐
    スルホフェニル‐〔(1‐オキシアルカノイル)アミノ〕アルカノエート。
  17. 【請求項17】 4‐スルホフェニル‐〔(1‐オキシアルカノイル)アミノ〕アルカノエート
    が請求項1〜15のいずれか一項に記載された方法に従い製造されたものである
    、4‐スルホフェニル‐〔(1‐オキシアルカノイル)アミノ〕アルカノエート
    を含有する、クリーニング組成物。
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