JP2002529716A - 自動的な車両タイヤ圧測定・調節システムおよび自動的な車両タイヤ圧測定・調節法 - Google Patents
自動的な車両タイヤ圧測定・調節システムおよび自動的な車両タイヤ圧測定・調節法Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60S—SERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60S5/00—Servicing, maintaining, repairing, or refitting of vehicles
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、車両（１）のタイヤ圧を測定しかつ調節するための自動的な車両タイヤ圧測定・調節システムにおいて、自動ハンドリング装置（１００；１００ｂ，１００ｃ）が設けられていて、該自動ハンドリング装置が、タイヤ（１）のバルブ（２０）に合わせて所定のタイヤ圧測定・調節位置へ位置決め可能な圧力アタッチメント（３０）を有しており；該圧力アタッチメント（３０）に接続可能な、実際タイヤ圧を測定するためのタイヤ圧測定装置が設けられており；少なくとも１つの車両固有のパラメータを考慮して、目標タイヤ圧を求めるための算出装置が設けられており；車両に設けられた第１の通信装置（１１）が設けられており、該第１の通信装置（１１）が、前記算出装置に少なくとも１つの車両パラメータを入力するために前記算出装置に接続可能であり；前記圧力アタッチメント（３０）に接続可能なタイヤ圧調節装置が設けられており、該タイヤ圧調節装置が、目標タイヤ圧を伝送するために前記算出装置に接続可能であり、これによって伝送された目標タイヤ圧を調節するようになっていることを特徴とする、自動的な車両タイヤ圧測定・調節システムを提供する。
Description
【０００１】 本発明は、車両のタイヤ圧を測定しかつ調節するための自動的な車両タイヤ圧
測定・調節システムならびに相応する自動的な車両タイヤ圧測定・調節法に関す
る。
測定・調節システムならびに相応する自動的な車両タイヤ圧測定・調節法に関す
る。
【０００２】 本発明は任意の車両に対して使用可能であるが、しかし本明細書中では、本発
明ならびに本発明の根底を成す問題を、自動車、たとえば乗用車に関して説明す
る。
明ならびに本発明の根底を成す問題を、自動車、たとえば乗用車に関して説明す
る。
【０００３】 一般に、最適の走行特性を得るためには、車両のタイヤを所定の空気圧で充填
することが必要となる。この空気圧は特定のパラメータ、たとえば追加積み荷重
量（Ｚｕｌａｄｕｎｇｓｇｅｗｉｃｈｔ）、空気温度、タイヤ温度、最高速度、
道路状況等に関連して、狭い圧力範囲（たとえば２．８バール±０．０５バール
）内になければならない。
することが必要となる。この空気圧は特定のパラメータ、たとえば追加積み荷重
量（Ｚｕｌａｄｕｎｇｓｇｅｗｉｃｈｔ）、空気温度、タイヤ温度、最高速度、
道路状況等に関連して、狭い圧力範囲（たとえば２．８バール±０．０５バール
）内になければならない。
【０００４】 特にタイヤ圧は自動車システムの性能、たとえばアンチロックブレーキシステ
ム（ＡＢＳ）、トラクションコントロール（ＡＳＲ）およびエレクトロニックス
タビリティプログラム（ＥＳＰ）のための重要なパラメータであるので、タイヤ
圧を監視すること、またはタイヤ圧を規則的に検査することや、たとえば積載量
の変更後にタイヤ圧を適正調節することは、明らかに走行安全性に関する利益の
ために貢献し得る。
ム（ＡＢＳ）、トラクションコントロール（ＡＳＲ）およびエレクトロニックス
タビリティプログラム（ＥＳＰ）のための重要なパラメータであるので、タイヤ
圧を監視すること、またはタイヤ圧を規則的に検査することや、たとえば積載量
の変更後にタイヤ圧を適正調節することは、明らかに走行安全性に関する利益の
ために貢献し得る。
【０００５】 最近では、多数の企業により、車両に組み込まれているタイヤ圧監視システム
が提供されている。これらのタイヤ圧監視システムは、１つまたは複数のタイヤ
が、過度に低い圧力もしくは過度に高い圧力を有している場合に、たとえば対応
する警告ランプによって運転者に警告を与える。
が提供されている。これらのタイヤ圧監視システムは、１つまたは複数のタイヤ
が、過度に低い圧力もしくは過度に高い圧力を有している場合に、たとえば対応
する警告ランプによって運転者に警告を与える。
【０００６】 これらの公知のタイヤ圧監視システムは、推定または直接の測定に基づき作動
する。このようなタイヤ圧監視システムは一般に、時間的にほぼ連続的に作動し
、かつ圧力損失時には直ちに運転者に警告を与えることができる、という好都合
な特性を有している。
する。このようなタイヤ圧監視システムは一般に、時間的にほぼ連続的に作動し
、かつ圧力損失時には直ちに運転者に警告を与えることができる、という好都合
な特性を有している。
【０００７】 しかし、このようなタイヤ圧監視システムの大きな欠点は、これまで達成可能
であった信頼性であり、この程度の信頼性は現在では手頃なコストで提供され得
る。また、圧力損失が検知された際に運転者は自ら積極的となって、相応する手
段を講じなければならない。このことは一般に煩わしいことである。なぜならば
、タイヤ圧補正は、特に中高年者にとっては負担の大きくかつ手の汚れを伴う作
業を必要とするからである。
であった信頼性であり、この程度の信頼性は現在では手頃なコストで提供され得
る。また、圧力損失が検知された際に運転者は自ら積極的となって、相応する手
段を講じなければならない。このことは一般に煩わしいことである。なぜならば
、タイヤ圧補正は、特に中高年者にとっては負担の大きくかつ手の汚れを伴う作
業を必要とするからである。
【０００８】 さらに、給油所に設置されているタイヤ圧調節システムは、しばしな不良状態
にあり、これにより、所望のタイヤ圧を正確に調節することが不可能となる。
にあり、これにより、所望のタイヤ圧を正確に調節することが不可能となる。
【０００９】 別の問題は、目標タイヤ圧を正確に求めることである。このことは通常、給油
所または車両に取り付けられた表により行われる。圧力測定機能と圧力算出機能
とを備えた給油所常設の自動装置は、これまで知られていない。
所または車両に取り付けられた表により行われる。圧力測定機能と圧力算出機能
とを備えた給油所常設の自動装置は、これまで知られていない。
【００１０】 現在の給油所は待ち合わせスポットやサービス提供スポットとしての役割をま
すます増やしつつあるので、自動的なタイヤ圧測定・調節システムが、一種の「
オールアラウンドサービスパッケージ（Ａｌｌ−Ａｒｏｕｎｄ−Ｓｅｒｖｉｃｅ
−Ｐａｋｅｔ）」（別のサービス業務、たとえばロボット給油、一般的な洗車、
液体測定等を含む）にも所属していることが望ましい。
すます増やしつつあるので、自動的なタイヤ圧測定・調節システムが、一種の「
オールアラウンドサービスパッケージ（Ａｌｌ−Ａｒｏｕｎｄ−Ｓｅｒｖｉｃｅ
−Ｐａｋｅｔ）」（別のサービス業務、たとえばロボット給油、一般的な洗車、
液体測定等を含む）にも所属していることが望ましい。
【００１１】 発明の利点 請求項１の特徴部に記載の特徴を有する本発明による自動的な車両タイヤ圧測
定・調節システムおよび請求項１８に記載の対応する自動的な車両タイヤ圧測定
・調節法は、公知の解決手段に比べて、次のような利点を有している。すなわち
、本発明による自動的な車両タイヤ圧測定・調節システムおよび自動的な車両タ
イヤ圧測定・調節法は、運転手の煩わしい手作業や算出作業なしに、車両に関連
した自動的なタイヤ圧コントロールを可能にする。
定・調節システムおよび請求項１８に記載の対応する自動的な車両タイヤ圧測定
・調節法は、公知の解決手段に比べて、次のような利点を有している。すなわち
、本発明による自動的な車両タイヤ圧測定・調節システムおよび自動的な車両タ
イヤ圧測定・調節法は、運転手の煩わしい手作業や算出作業なしに、車両に関連
した自動的なタイヤ圧コントロールを可能にする。
【００１２】 本発明による自動的な車両タイヤ圧測定・調節システムは、車両サービス用の
快適システム（Ｋｏｍｆｏｒｔｓｙｓｔｅｍ）である。これによって原理的には
、給油所に立ち寄る度にタイヤ圧を自動的に調節し、かつ車両の最適な走行特性
を保証することができる。
快適システム（Ｋｏｍｆｏｒｔｓｙｓｔｅｍ）である。これによって原理的には
、給油所に立ち寄る度にタイヤ圧を自動的に調節し、かつ車両の最適な走行特性
を保証することができる。
【００１３】 本発明の根底を成す思想は、車両のための自動的なタイヤ圧測定・調節システ
ムが車両（自動車）サービスステーション（たとえば給油所）に設けられている
ことにあり、ただし、このような車両のための自動的なタイヤ圧測定・調節シス
テムは、純理論的には車両自体の一部であってもよい（特に圧縮空気供給装置を
備えた実用車については、システムのこのような変化形が考えられる）。本発明
によれば、車両固有の最適なタイヤ圧を求めるために、特に車両と車両タイヤ圧
測定・調節システムとの間の通信が設定されている。
ムが車両（自動車）サービスステーション（たとえば給油所）に設けられている
ことにあり、ただし、このような車両のための自動的なタイヤ圧測定・調節シス
テムは、純理論的には車両自体の一部であってもよい（特に圧縮空気供給装置を
備えた実用車については、システムのこのような変化形が考えられる）。本発明
によれば、車両固有の最適なタイヤ圧を求めるために、特に車両と車両タイヤ圧
測定・調節システムとの間の通信が設定されている。
【００１４】 本発明の本質は言い換えれば、車両に関連したデータ、たとえばこれまでの走
行条件、追加積み荷重量（Ｚｕｌａｄｕｎｇｓｇｅｗｉｃｈｔ）等に基づいた自
動的なタイヤ圧測定・調節である。また、測定されたタイヤ空気温度ならびに車
両に関連していないパラメータ、たとえば所望される最高速度、走行ルートの道
路状況、外気温度、天気予報等も、相応する入力によって、目標タイヤ圧を求め
る際に考慮可能となる。
行条件、追加積み荷重量（Ｚｕｌａｄｕｎｇｓｇｅｗｉｃｈｔ）等に基づいた自
動的なタイヤ圧測定・調節である。また、測定されたタイヤ空気温度ならびに車
両に関連していないパラメータ、たとえば所望される最高速度、走行ルートの道
路状況、外気温度、天気予報等も、相応する入力によって、目標タイヤ圧を求め
る際に考慮可能となる。
【００１５】 請求項２〜請求項１７には、本発明による自動的な車両タイヤ圧測定・調節シ
ステムの有利な改良形が記載されている。
ステムの有利な改良形が記載されている。
【００１６】 本発明の有利な改良形では、車両固有のパラメータが、次のグループ：車両タ
イプ、タイヤタイプ（たとえば製造メーカもしくは夏用タイヤ／冬用タイヤ）、
車両質量、車両乗員数、車両運転情報から選択されている。
イプ、タイヤタイプ（たとえば製造メーカもしくは夏用タイヤ／冬用タイヤ）、
車両質量、車両乗員数、車両運転情報から選択されている。
【００１７】 本発明の別の有利な改良形では、第２の通信装置が設けられており、該第２の
通信装置が、少なくとも１つの車両非固有のパラメータを入力するために前記算
出装置に接続可能であり、該算出装置が、当該車両非固有のパラメータを考慮し
て目標タイヤ圧を求めるように形成されている。
通信装置が、少なくとも１つの車両非固有のパラメータを入力するために前記算
出装置に接続可能であり、該算出装置が、当該車両非固有のパラメータを考慮し
て目標タイヤ圧を求めるように形成されている。
【００１８】 本発明のさらに別の有利な改良形では、車両非固有のパラメータが、次のグル
ープ：所望される最高速度、所望される走行ルートの道路状況、外気温度、天気
予報から選択されている。
ープ：所望される最高速度、所望される走行ルートの道路状況、外気温度、天気
予報から選択されている。
【００１９】 本発明のさらに別の有利な改良形では、タイヤ圧測定装置が、タイヤ空気温度
を測定するためのタイヤ空気温度測定装置を有しており、前記算出装置が、測定
されたタイヤ空気温度を考慮して目標タイヤ圧を求めるように形成されている。
こうして、タイヤの空気圧調節時における誤調節、たとえばタイヤが加熱されて
いる場合に実際よりも高い圧力が測定されることによって空気を誤って抜いてし
まうことを回避することができる。
を測定するためのタイヤ空気温度測定装置を有しており、前記算出装置が、測定
されたタイヤ空気温度を考慮して目標タイヤ圧を求めるように形成されている。
こうして、タイヤの空気圧調節時における誤調節、たとえばタイヤが加熱されて
いる場合に実際よりも高い圧力が測定されることによって空気を誤って抜いてし
まうことを回避することができる。
【００２０】 本発明のさらに別の有利な改良形では、自動ハンドリング装置が、バルブキャ
ップの螺合の締付け・解離のためのバルブキャップ脱着装置を有している。
ップの螺合の締付け・解離のためのバルブキャップ脱着装置を有している。
【００２１】 本発明のさらに別の有利な改良形では、当該車両タイヤ圧測定・調節システム
が、ガソリンスタンド等の給油所で給油塔の範囲に設備されていて、車両の給油
時に作動させられるようになっている。このことは、運転手の立場から云えば、
タイヤ圧コントロールのためにもはや全く付加的手間が必要とならないという利
点を有している。
が、ガソリンスタンド等の給油所で給油塔の範囲に設備されていて、車両の給油
時に作動させられるようになっている。このことは、運転手の立場から云えば、
タイヤ圧コントロールのためにもはや全く付加的手間が必要とならないという利
点を有している。
【００２２】 本発明のさらに別の有利な改良形では、第１の通信装置が、車両の搭載コンピ
ュータに接続可能である。こうして、車両固有のパラメータを、搭載コンピュー
タに所属のメモリから取り出すか、またはたとえば使用中のタイヤモデルを、使
用中のタイヤとは異なるタイヤ圧を必要とする別のタイヤモデルに交換する際に
メモリ内で車両固有のパラメータを変更することができる。
ュータに接続可能である。こうして、車両固有のパラメータを、搭載コンピュー
タに所属のメモリから取り出すか、またはたとえば使用中のタイヤモデルを、使
用中のタイヤとは異なるタイヤ圧を必要とする別のタイヤモデルに交換する際に
メモリ内で車両固有のパラメータを変更することができる。
【００２３】 本発明のさらに別の有利な改良形では、第１の通信装置が、車両に設けられた
質量推定装置に接続可能であり、該質量推定装置により、車両質量が、有利には
車両空重量と、規定の加速を達成するために必要とされた駆動トルクとから推定
可能である。
質量推定装置に接続可能であり、該質量推定装置により、車両質量が、有利には
車両空重量と、規定の加速を達成するために必要とされた駆動トルクとから推定
可能である。
【００２４】 本発明のさらに別の有利な改良形では、質量推定装置のための傾斜補正を求め
るための傾斜補正装置が設けられている。
るための傾斜補正装置が設けられている。
【００２５】 本発明のさらに別の有利な改良形では、前記算出装置が、ＧＰＳ高度測定を考
慮して目標タイヤ圧を求めるように形成されている。
慮して目標タイヤ圧を求めるように形成されている。
【００２６】 本発明のさらに別の有利な改良形では、前記算出装置が、該算出装置内に記憶
された表に基づき目標タイヤ圧を求めるように形成されている。
された表に基づき目標タイヤ圧を求めるように形成されている。
【００２７】 本発明のさらに別の有利な改良形では、自動ハンドリング装置が、レール装置
に沿って運動可能である。こうして、１台の車両の全てのタイヤのために１台の
機械的なロボットを準備するだけで十分となる。
に沿って運動可能である。こうして、１台の車両の全てのタイヤのために１台の
機械的なロボットを準備するだけで十分となる。
【００２８】 本発明のさらに別の有利な改良形では、前記算出装置に接続可能な伝送装置が
設けられており、該伝送装置が、目標タイヤ圧および／または目標タイヤ圧と実
際タイヤ圧との間の差を車両の記憶装置および／または表示装置に伝送するよう
に形成されている。
設けられており、該伝送装置が、目標タイヤ圧および／または目標タイヤ圧と実
際タイヤ圧との間の差を車両の記憶装置および／または表示装置に伝送するよう
に形成されている。
【００２９】 本発明のさらに別の有利な改良形では、車両に評価装置が設けられており、該
評価装置が、伝送された差の頻度および／または大きさを評価し、このことから
、生じ得る差変化を考慮してタイヤ問題発生を示唆するようになっている。通常
では、たとえば１ヶ月当たりの圧力損失は０．１バールである。これよりも高い
損失が生じた場合には、不シール性が存在する恐れがあり、その場合、これに関
する情報が運転者に報知される。
評価装置が、伝送された差の頻度および／または大きさを評価し、このことから
、生じ得る差変化を考慮してタイヤ問題発生を示唆するようになっている。通常
では、たとえば１ヶ月当たりの圧力損失は０．１バールである。これよりも高い
損失が生じた場合には、不シール性が存在する恐れがあり、その場合、これに関
する情報が運転者に報知される。
【００３０】 本発明のさらに別の有利な改良形では、前記算出装置が車両の外部に配置され
ており、第１の通信装置が、ワイヤレスのインタフェース、有利には赤外線イン
タフェースまたはラジオインタフェース（Ｆｕｎｋｓｃｈｎｉｔｔｓｔｅｌｌｅ
）を介して前記算出装置に接続可能である。
ており、第１の通信装置が、ワイヤレスのインタフェース、有利には赤外線イン
タフェースまたはラジオインタフェース（Ｆｕｎｋｓｃｈｎｉｔｔｓｔｅｌｌｅ
）を介して前記算出装置に接続可能である。
【００３１】 本発明のさらに別の有利な改良形では、前記算出装置が車両の内部に配置され
ていて、ワイヤレスのインタフェース、有利には赤外線インタフェースまたはラ
ジオインタフェースを介してタイヤ圧調節装置に接続可能である。
ていて、ワイヤレスのインタフェース、有利には赤外線インタフェースまたはラ
ジオインタフェースを介してタイヤ圧調節装置に接続可能である。
【００３２】 以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。
【００３３】 実施例の説明 図１は、本発明による自動的な車両タイヤ圧測定・調節システムの１実施例を
概略的に示す側面図であり、図２は図１に示した自動的な車両タイヤ圧測定・調
節システムを上から見た平面図である。
概略的に示す側面図であり、図２は図１に示した自動的な車両タイヤ圧測定・調
節システムを上から見た平面図である。
【００３４】 図１および図２において、符号１は車両、符号１０，１０ａ，１０ｂ，１０ｃ
，１０ｄは車両１のタイヤ、符号１００，１００ｂ，１００ｃは自動ハンドリン
グ装置、符号１１は赤外線通信装置、符号１２０はレール、符号１５はリム、符
号２０は弁もしくはバルブ、符号２５はクランプ装置、符号３０は圧力アタッチ
メント（Ｄｒｕｃｋａｕｆｓａｔｚ）、符号４０はバルブキャップ脱着器（Ｖｅ
ｎｔｉｌｋａｐｐｅｎｓｃｈｒａｕｂｅｒ）、符号５０は位置決め装置、符号Ｃ
ＴＬは制御装置（図示しない）をそれぞれ示している。
，１０ｄは車両１のタイヤ、符号１００，１００ｂ，１００ｃは自動ハンドリン
グ装置、符号１１は赤外線通信装置、符号１２０はレール、符号１５はリム、符
号２０は弁もしくはバルブ、符号２５はクランプ装置、符号３０は圧力アタッチ
メント（Ｄｒｕｃｋａｕｆｓａｔｚ）、符号４０はバルブキャップ脱着器（Ｖｅ
ｎｔｉｌｋａｐｐｅｎｓｃｈｒａｕｂｅｒ）、符号５０は位置決め装置、符号Ｃ
ＴＬは制御装置（図示しない）をそれぞれ示している。
【００３５】 図示の実施例による、車両１のタイヤ圧を測定・調節するための自動的な車両
タイヤ圧測定・調節システムは、ガソリンスタンド等の給油所において給油塔の
範囲に設備されていて、車両１の給油の間に作動可能となる。
タイヤ圧測定・調節システムは、ガソリンスタンド等の給油所において給油塔の
範囲に設備されていて、車両１の給油の間に作動可能となる。
【００３６】 自動ハンドリング装置１００はタイヤ１０のバルブ２０に照準を合わせて、所
定のタイヤ圧測定・調節位置へ位置決め可能である。このためには、まずクラン
プ装置２５がバルブステムに被さるように案内され、そしてこのバルブステムに
クランプされる。このことは、汎用のプローブセンサまたは光学的な画像認識法
によって行うことができる。位置決め装置５０によって、必要に応じてバルブキ
ャップ脱着器４０をバルブキャップにまで案内して、このバルブキャップの螺合
を緩めるか、もしくは締め付けることによりバルブキャップをタイヤ圧検査の前
に取り外すか、もしくはタイヤ圧検査の後に再び装着することができる。図２か
ら判るように、自動ハンドリング装置１００がレール装置１２０に沿って運動可
能であるか、または４つの車両タイヤのためにそれぞれ別個に設けられている（
符号１００ｂ，１００ｃで示す）か、あるいはまた２つのユニットが、たとえば
車両１のそれぞれ片側を受け持っていてもよい。第１の択一的手段のほうが廉価
であるが、第２の択一的手段のほうが迅速に作動する。
定のタイヤ圧測定・調節位置へ位置決め可能である。このためには、まずクラン
プ装置２５がバルブステムに被さるように案内され、そしてこのバルブステムに
クランプされる。このことは、汎用のプローブセンサまたは光学的な画像認識法
によって行うことができる。位置決め装置５０によって、必要に応じてバルブキ
ャップ脱着器４０をバルブキャップにまで案内して、このバルブキャップの螺合
を緩めるか、もしくは締め付けることによりバルブキャップをタイヤ圧検査の前
に取り外すか、もしくはタイヤ圧検査の後に再び装着することができる。図２か
ら判るように、自動ハンドリング装置１００がレール装置１２０に沿って運動可
能であるか、または４つの車両タイヤのためにそれぞれ別個に設けられている（
符号１００ｂ，１００ｃで示す）か、あるいはまた２つのユニットが、たとえば
車両１のそれぞれ片側を受け持っていてもよい。第１の択一的手段のほうが廉価
であるが、第２の択一的手段のほうが迅速に作動する。
【００３７】 同じく位置決め装置５０を用いて、圧力アタッチメント３０をバルブ２０に密
に装着することができる。圧力アタッチメント３０に接続可能なタイヤ圧測定装
置（図示しない）は、実際タイヤ圧を測定するために働く。このタイヤ圧測定装
置は、タイヤ空気温度を測定するためのタイヤ空気温度測定装置を有しており、
これによって算出装置は、測定されたタイヤ空気温度を考慮して、目標タイヤ圧
を求めることができる。
に装着することができる。圧力アタッチメント３０に接続可能なタイヤ圧測定装
置（図示しない）は、実際タイヤ圧を測定するために働く。このタイヤ圧測定装
置は、タイヤ空気温度を測定するためのタイヤ空気温度測定装置を有しており、
これによって算出装置は、測定されたタイヤ空気温度を考慮して、目標タイヤ圧
を求めることができる。
【００３８】 車両外部に設けられた算出装置（図示しない）は、車両固有のパラメータであ
る車両タイプ、タイヤタイプ、車両質量、車両乗員数および可能となる別の車両
運転情報、たとえば走行時間と走行速度との積分された値（このことは、冷たい
タイヤが予測され得るのか、または暖かいタイヤが予測され得るのか、を示す尺
度となる）を考慮して、目標タイヤ圧を求めるために働く。
る車両タイプ、タイヤタイプ、車両質量、車両乗員数および可能となる別の車両
運転情報、たとえば走行時間と走行速度との積分された値（このことは、冷たい
タイヤが予測され得るのか、または暖かいタイヤが予測され得るのか、を示す尺
度となる）を考慮して、目標タイヤ圧を求めるために働く。
【００３９】 これらの車両固有のパラメータは、搭載コンピュータに接続された赤外線送信
器の形の、車両に設けられた第１の通信装置１１によって、車両の外部に設置さ
れた算出装置へ伝送可能であり、この場合、算出装置は制御装置ＣＴＬの一部で
あると有利である。
器の形の、車両に設けられた第１の通信装置１１によって、車両の外部に設置さ
れた算出装置へ伝送可能であり、この場合、算出装置は制御装置ＣＴＬの一部で
あると有利である。
【００４０】 圧力アタッチメント３０に接続可能なタイヤ圧調節装置（図示しない）は、こ
のタイヤ圧調節装置に目標タイヤ圧を伝送するために算出装置に接続可能である
。このタイヤ圧調節装置は伝送された目標タイヤ圧を調節するために働く。
のタイヤ圧調節装置に目標タイヤ圧を伝送するために算出装置に接続可能である
。このタイヤ圧調節装置は伝送された目標タイヤ圧を調節するために働く。
【００４１】 付加的に車両の内部または外部に、第２の通信装置が設けられていてよい。こ
の第２に通信装置は、少なくとも１つの車両固有ではない、つまり車両非固有の
パラメータを入力するために算出装置に接続可能である。この場合、算出装置は
、この算出装置が、少なくとも１つの車両非固有のパラメータ、たとえば所望の
最高速度、所望の走行ルートの道路状況または外気温度または天気予報を考慮し
て目標タイヤ圧を求めるように設計されている。
の第２に通信装置は、少なくとも１つの車両固有ではない、つまり車両非固有の
パラメータを入力するために算出装置に接続可能である。この場合、算出装置は
、この算出装置が、少なくとも１つの車両非固有のパラメータ、たとえば所望の
最高速度、所望の走行ルートの道路状況または外気温度または天気予報を考慮し
て目標タイヤ圧を求めるように設計されている。
【００４２】 また車両内部には、質量推定装置が設けられており、この質量推定装置により
、車両空重量と、規定の加速を達成するために必要とされる駆動トルク（規定の
変速機位置において）とから車両質量が推定可能となる。第１の通信装置１１は
この質量推定装置に接続可能であり、これにより車両質量値を算出装置に伝送す
ることができる。
、車両空重量と、規定の加速を達成するために必要とされる駆動トルク（規定の
変速機位置において）とから車両質量が推定可能となる。第１の通信装置１１は
この質量推定装置に接続可能であり、これにより車両質量値を算出装置に伝送す
ることができる。
【００４３】 選択的に、質量推定装置は傾斜補正を求めるために傾斜補正装置（Ｈａｎｇｎ
ｅｉｇｕｎｇｓｋｏｒｒｅｋｔｕｒｅｉｎｒｉｃｈｔｕｎｇ）に接続可能であっ
てよい。この場合、質量推定装置は傾斜補正を考慮して、質量推定を求める。
ｅｉｇｕｎｇｓｋｏｒｒｅｋｔｕｒｅｉｎｒｉｃｈｔｕｎｇ）に接続可能であっ
てよい。この場合、質量推定装置は傾斜補正を考慮して、質量推定を求める。
【００４４】 タイヤ圧測定・調節の過程は、たとえば以下のようにして行われる。
【００４５】 まず、車両１が給油塔の前に駐車され、給油が開始される。このことは、バル
ブキャップが存在している場合には、バルブキャップ脱着器４０の自動的な位置
決めと、バルブキャップの取外しとを開始させる。その後に、圧力アタッチメン
ト３０がタイヤ１０のバルブ２０に装着されるように運動させられて、所定のタ
イヤ圧測定・調節位置をとる。圧力アタッチメント３０は適当なアダプタを介し
てバルブ２０に接続される。
ブキャップが存在している場合には、バルブキャップ脱着器４０の自動的な位置
決めと、バルブキャップの取外しとを開始させる。その後に、圧力アタッチメン
ト３０がタイヤ１０のバルブ２０に装着されるように運動させられて、所定のタ
イヤ圧測定・調節位置をとる。圧力アタッチメント３０は適当なアダプタを介し
てバルブ２０に接続される。
【００４６】 次いで、車両に設けられた第１の通信装置１１から自動ハンドリング装置に設
けられた算出装置に対して通信が行われる。この算出装置には、以下に挙げるデ
ータが引き渡される：車両タイプ、傾斜補正の行われた質量推定からの車両の積
載量、センサデータからの乗員数、ＧＰＳ高度測定、これまでの道路条件等。
けられた算出装置に対して通信が行われる。この算出装置には、以下に挙げるデ
ータが引き渡される：車両タイプ、傾斜補正の行われた質量推定からの車両の積
載量、センサデータからの乗員数、ＧＰＳ高度測定、これまでの道路条件等。
【００４７】 このことから、必要となる目標タイヤ圧が、予め規定された関数に基づき算出
されるか、または予め記憶された表から規定される。
されるか、または予め記憶された表から規定される。
【００４８】 次いで、タイヤ圧とタイヤ空気温度とが測定される。こうして測定された実際
タイヤ圧は求められた目標タイヤ圧と比較される。この目標タイヤ圧は算出装置
により、伝送されたパラメータとタイヤ空気温度とから求められる。
タイヤ圧は求められた目標タイヤ圧と比較される。この目標タイヤ圧は算出装置
により、伝送されたパラメータとタイヤ空気温度とから求められる。
【００４９】 次いで、空気が、相応して充填されるか、または抜かれる。
【００５０】 最後に、ステータス情報が運転者にフィードバックされる。このためには、算
出装置に接続可能な伝送装置が設けられている。この伝送装置は、目標タイヤ圧
および／または目標タイヤ圧と実際タイヤ圧との間の差を、車両１における記憶
および表示のために車両１に伝送するように設計されている。
出装置に接続可能な伝送装置が設けられている。この伝送装置は、目標タイヤ圧
および／または目標タイヤ圧と実際タイヤ圧との間の差を、車両１における記憶
および表示のために車両１に伝送するように設計されている。
【００５１】 車両１には、評価装置が設けられており、この評価装置は、伝送された差の発
生頻度および／または大きさを評価するように設計されている。このことから、
評価装置は、生じ得る差の変化を考慮して、タイヤに問題が生じていることを示
唆する。
生頻度および／または大きさを評価するように設計されている。このことから、
評価装置は、生じ得る差の変化を考慮して、タイヤに問題が生じていることを示
唆する。
【００５２】 本発明を上で有利な１実施例につき説明したが、しかし本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、多種多様に改良可能である。
限定されるものではなく、多種多様に改良可能である。
【００５３】 上記実施例では算出装置が車両の外部に設けられていて、車両固有のパラメー
タが赤外線インタフェースを介して伝送されるようになっているが、しかし算出
装置が車両の内部に配置されていて、直接にタイヤ圧命令値が伝送されるように
なっていてもよい。
タが赤外線インタフェースを介して伝送されるようになっているが、しかし算出
装置が車両の内部に配置されていて、直接にタイヤ圧命令値が伝送されるように
なっていてもよい。
【００５４】 このことは具体的な事例では、目標タイヤ圧を求めるためにどのパラメータが
利用されのか、そしてこのパラメータがどのように得られるのか、に関連してい
る。たとえば、目標タイヤ圧を求めるためにタイヤ空気温度を一緒に考慮しよう
とする場合、タイヤ空気温度が車両の内部で適当なセンサによって測定可能であ
るのか、あるいはタイヤ空気温度が車両の外部で適当なセンサによって測定可能
であるのかが区別されなければならない。第１の場合（車両内部で測定可能であ
る場合）には、算出装置がやはり車両の内部に配置されているほうが有利であり
、第２の場合（車両外部で測定可能である場合）には、算出装置が車両の内部に
配置されていないほうが有利である。
利用されのか、そしてこのパラメータがどのように得られるのか、に関連してい
る。たとえば、目標タイヤ圧を求めるためにタイヤ空気温度を一緒に考慮しよう
とする場合、タイヤ空気温度が車両の内部で適当なセンサによって測定可能であ
るのか、あるいはタイヤ空気温度が車両の外部で適当なセンサによって測定可能
であるのかが区別されなければならない。第１の場合（車両内部で測定可能であ
る場合）には、算出装置がやはり車両の内部に配置されているほうが有利であり
、第２の場合（車両外部で測定可能である場合）には、算出装置が車両の内部に
配置されていないほうが有利である。
【００５５】 また、圧力計算のために考慮され得るパラメータの例は、前記パラメータに限
定されているわけではなく、任意に拡張可能である。
定されているわけではなく、任意に拡張可能である。
【００５６】 また、本発明によるシステムはキャップ装着された標準型バルブに対してのみ
機能するのではなく、たとえばキャップ装着されていないバルブまたはその他の
特殊型バルブのためにも機能する。
機能するのではなく、たとえばキャップ装着されていないバルブまたはその他の
特殊型バルブのためにも機能する。
【００５７】 当然ながら、前記通信はＣＡＮバスシステムまたはその他のバスシステムを介
して行うこともできる。また、前記通信はワイヤレス通信に限定されるものでは
ない。
して行うこともできる。また、前記通信はワイヤレス通信に限定されるものでは
ない。
【図１】 本発明による自動的な車両タイヤ圧測定・調節システムの１実施例を示す概略
的な側面図である。
的な側面図である。
【図２】 図１に示した本発明による自動的な車両タイヤ圧測定・調節システムの１実施
例を示す概略的な平面図である。
例を示す概略的な平面図である。
１ 車両、 １０，１０ａ，１０ｂ，１０ｃ，１０ｄ タイヤ、 １１ 赤外
線通信装置、 １５ リム、 ２０ バルブ、 ２５ クランプ装置、 ３０
圧力アタッチメント、 ４０ バルブキャップ着脱器、 ５０ 位置決め装置、 １００，１００ｂ，１００ｃ 自動ハンドリング装置、 １２０ レール
線通信装置、 １５ リム、 ２０ バルブ、 ２５ クランプ装置、 ３０
圧力アタッチメント、 ４０ バルブキャップ着脱器、 ５０ 位置決め装置、 １００，１００ｂ，１００ｃ 自動ハンドリング装置、 １２０ レール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０８Ｃ 23/04 Ｇ０８Ｃ 23/00 Ａ (72)発明者 イアン フェイ ドイツ連邦共和国 シユツツトガルト パ ーラーシュトラーセ 14 (72)発明者 ヘルベルト フォラート ドイツ連邦共和国 ラウフェン／ネッカー ケルナーシュトラーセ 71 Ｆターム(参考） 2F055 AA12 BB03 CC60 DD20 EE40 FF28 FF34 FF45 FF49 GG49 2F073 AA02 AA03 AA40 AB02 AB03 AB12 BB01 BC02 BC04 CC01 CC05 CC07 CC14 DD01 GG04 3D026 DA04 DA05 DA10 5J062 AA01 BB01 CC07 【要約の続き】 両タイヤ圧測定・調節システムを提供する。
Claims (18)
- 【請求項１】 車両（１）のタイヤ圧を測定しかつ調節するための自動的な
車両タイヤ圧測定・調節システムにおいて： 自動ハンドリング装置（１００；１００ｂ，１００ｃ）が設けられていて、該
自動ハンドリング装置が、タイヤ（１０）のバルブ（２０）に合わせて所定のタ
イヤ圧測定・調節位置へ位置決め可能な圧力アタッチメント（３０）を有してお
り； 該圧力アタッチメント（３０）に接続可能な、実際タイヤ圧を測定するための
タイヤ圧測定装置が設けられており； 少なくとも１つの車両固有のパラメータを考慮して目標タイヤ圧を求めるため
の算出装置が設けられており； 車両に設けられた第１の通信装置（１１）が設けられており、該第１の通信装
置（１１）が、前記算出装置に少なくとも１つの車両パラメータを入力するため
に前記算出装置に接続可能であり； 前記圧力アタッチメント（３０）に接続可能なタイヤ圧調節装置が設けられて
おり、該タイヤ圧調節装置が、該タイヤ圧調節装置に目標タイヤ圧を伝送するた
めに前記算出装置に接続可能であり、これによってタイヤ圧調節装置が、伝送さ
れた目標タイヤ圧を調節するようになっている ことを特徴とする、自動的な車両タイヤ圧測定・調節システム。 - 【請求項２】 車両固有のパラメータが、以下のグループ： 車両タイプ、タイヤタイプ、車両質量、車両乗員数、車両運転情報 から選択されている、請求項１記載の自動的な車両タイヤ圧測定・調節システム
。 - 【請求項３】 第２の通信装置が設けられており、該第２の通信装置が、少
なくとも１つの車両非固有のパラメータを入力するために前記算出装置に接続可
能であり、該算出装置が、当該車両非固有のパラメータを考慮して目標タイヤ圧
を求めるように形成されている、請求項１または２記載の自動的な車両タイヤ圧
測定・調節システム。 - 【請求項４】 車両非固有のパラメータが、以下のグループ： 所望される最高速度、所望される走行ルートの道路状況、外気温度、天気予報 から選択されている、請求項３記載の自動的な車両タイヤ圧測定・調節システム
。 - 【請求項５】 タイヤ圧測定装置が、タイヤ空気温度を測定するためのタイ
ヤ空気温度測定装置を有しており、前記算出装置が、測定されたタイヤ空気温度
を考慮して目標タイヤ圧を求めるように形成されている、請求項１から４までの
いずれか１項記載の自動的な車両タイヤ圧測定・調節システム。 - 【請求項６】 自動ハンドリング装置（１００；１００ｂ，１００ｃ）が、
バルブキャップの螺合の締付け・解離のためのバルブキャップ脱着装置（４０）
を有している、請求項１から５までのいずれか１項記載の自動的な車両タイヤ圧
測定・調節システム。 - 【請求項７】 当該車両タイヤ圧測定・調節システムが、給油所で給油塔の
範囲に設備されていて、車両の給油時に作動させられるようになっている、請求
項１から６までのいずれか１項記載の自動的な車両タイヤ圧測定・調節システム
。 - 【請求項８】 第１の通信装置（１１）が、車両（１）の搭載コンピュータ
に接続可能である、請求項１から７までのいずれか１項記載の自動的な車両タイ
ヤ圧測定・調節システム。 - 【請求項９】 第１の通信装置（１１）が、車両に設けられた質量推定装置
に接続可能であり、該質量推定装置により、車両質量が、有利には車両空重量と
、規定の加速を達成するために必要とされた駆動トルクとから推定可能である、
請求項１から８までのいずれか１項記載の自動的な車両タイヤ圧測定・調節シス
テム。 - 【請求項１０】 質量推定装置のための傾斜補正を求めるための傾斜補正装
置が設けられている、請求項１から９までのいずれか１項記載の自動的な車両タ
イヤ圧測定・調節システム。 - 【請求項１１】 前記算出装置が、ＧＰＳ高度測定を考慮して目標タイヤ圧
を求めるように形成されている、請求項１から１０までのいずれか１項記載の自
動的な車両タイヤ圧測定・調節システム。 - 【請求項１２】 前記算出装置が、該算出装置内に記憶された表に基づき目
標タイヤ圧を求めるように形成されている、請求項１から１１までのいずれか１
項記載の自動的な車両タイヤ圧測定・調節システム。 - 【請求項１３】 自動ハンドリング装置（１００；１００ｂ，１００ｃ）が
、レール装置（１２０）に沿って運動可能である、請求項１から１２までのいず
れか１項記載の自動的な車両タイヤ圧測定・調節システム。 - 【請求項１４】 前記算出装置に接続可能な伝送装置が設けられており、該
伝送装置が、目標タイヤ圧および／または目標タイヤ圧と実際タイヤ圧との間の
差を車両（１）の記憶装置および／または表示装置に伝送するように形成されて
いる、請求項１から１３までのいずれか１項記載の自動的な車両タイヤ圧測定・
調節システム。 - 【請求項１５】 車両（１）に評価装置が設けられており、該評価装置が、
伝送された差の頻度および／または大きさを評価し、このことから、生じ得る差
変化を考慮してタイヤ問題発生を示唆するようになっている、請求項１４記載の
自動的な車両タイヤ圧測定・調節システム。 - 【請求項１６】 前記算出装置が車両（１）の外部に配置されており、第１
の通信装置（１１）が、ワイヤレスのインタフェース、有利には赤外線インタフ
ェースまたはラジオインタフェースを介して前記算出装置に接続可能である、請
求項１から１５までのいずれか１項記載の自動的な車両タイヤ圧測定・調節シス
テム。 - 【請求項１７】 前記算出装置が車両（１）の内部に配置されていて、ワイ
ヤレスのインタフェース、有利には赤外線インタフェースまたはラジオインタフ
ェースを介してタイヤ圧調節装置に接続可能である、請求項１から１６までのい
ずれか１項記載の自動的な車両タイヤ圧測定・調節システム。 - 【請求項１８】 車両のタイヤ圧を測定しかつ調節するための自動的な車両
タイヤ圧測定・調節法において、以下のステップ： 車両（１）を駐車し； 圧力アタッチメント（３０）をタイヤ（１０）のバルブ（２０）に合わせて所
定のタイヤ圧測定・調節位置へ自動的に位置決めし； 車両内に設けられた第１の通信装置（１１）によって少なくとも１つの車両パ
ラメータを算出装置に入力し； 該算出装置によって、当該車両固有のパラメータを考慮して目標タイヤ圧を求
め； 前記圧力アタッチメント（３０）に接続可能なタイヤ圧測定装置によって、実
際タイヤ圧を測定し； 求められた目標タイヤ圧を実際タイヤ圧と比較し； 求められた目標タイヤ圧を、前記圧力アタッチメント（３０）に接続可能なタ
イヤ圧調節装置によって調節し、この場合、該タイヤ圧調節装置を、該タイヤ圧
調節装置に目標タイヤ圧を伝送するために前記算出装置に接続可能にし、これに
より、目標タイヤ圧と実際タイヤ圧との間に差が生じた場合に、伝送された目標
タイヤ圧を調節する、 を実施することを特徴とする、自動的な車両タイヤ圧測定・調節法。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19851563A DE19851563A1 (de) | 1998-11-09 | 1998-11-09 | Automatisches Fahrzeug-Reifendruckmeß/-einstellsystem und Fahrzeug-Reifendruckmeß/-einstellverfahren |
| DE19851563.4 | 1998-11-09 | ||
| PCT/DE1999/003449 WO2000027678A1 (de) | 1998-11-09 | 1999-10-28 | Automatisches fahrzeug- reifendruckmess/- einstellsystem und fahrzeug- reifendruckmess/- einstellverfahren |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002529716A true JP2002529716A (ja) | 2002-09-10 |
Family
ID=7887142
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000580872A Pending JP2002529716A (ja) | 1998-11-09 | 1999-10-28 | 自動的な車両タイヤ圧測定・調節システムおよび自動的な車両タイヤ圧測定・調節法 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6499343B1 (ja) |
| EP (1) | EP1044123B1 (ja) |
| JP (1) | JP2002529716A (ja) |
| DE (2) | DE19851563A1 (ja) |
| WO (1) | WO2000027678A1 (ja) |
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1999
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