JP2002528952A - 無線受信システム及び無線受信システムの作動方法 - Google Patents
無線受信システム及び無線受信システムの作動方法Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、無線データシステム無線受信機（Radio-Daten-System-Rundfunkempfaenger）（RDS無線受信機１０）を有する無線受信システム（１００）であって、無線データシステム無線受信機は、RDSプロセッサ（１２）と、アンテナ切換システム（１２）を介してRDS無線受信機（１０）と接続された受信アンテナ（１４）とを有している無線受信システム（１００）に関しており、アンテナ切換システム（１２）は、一方の受信アンテナ（１４）から他方の受信アンテナ（１４）への切換操作の実施のために、制御装置（３６，３４）を介してRDSプロセッサ（１６）と直接接続されている。
Description
【０００１】 技術領域 本発明は、無線受信システムに関しており、無線受信システムは、無線データ
システム無線受信機（Radio-Daten-System-Rundfunkempfaenger（RDS無線受信機
）、RDSプロセッサとRDS無線受信機とアンテナ切換システムを介して接続される
複数の受信アンテナを有する（請求項１の上位概念に記載）。本発明は、無線デ
ータシステム無線受信機（Radio-Daten-System-Rundfunkempfaenger（RDS無線受
信機）、RDSプロセッサとRDS無線受信機とアンテナ切換システムを介して接続さ
れる複数の受信アンテナを有する無線受信システムの作動方法に関する（請求項
７の上位概念に記載）。
システム無線受信機（Radio-Daten-System-Rundfunkempfaenger（RDS無線受信機
）、RDSプロセッサとRDS無線受信機とアンテナ切換システムを介して接続される
複数の受信アンテナを有する（請求項１の上位概念に記載）。本発明は、無線デ
ータシステム無線受信機（Radio-Daten-System-Rundfunkempfaenger（RDS無線受
信機）、RDSプロセッサとRDS無線受信機とアンテナ切換システムを介して接続さ
れる複数の受信アンテナを有する無線受信システムの作動方法に関する（請求項
７の上位概念に記載）。
【０００２】 従来技術 無線データシステム（Radio-Daten-System用の評価ユニットを有する無線受信
機（RDS無線受信機）、例えば、RDSオートラジオでは、劣悪な信号の質乃至受信
の質で、択一選択的な代替（オルタナティブ）周波数用のテスト（ＡＦテスト）
を実行し、場合により、そこで、一層良好な信号の質乃至受信の質が得られる場
合には、択一選択的な、その代替周波数（ＡＦ）に切り換えることが公知である
。
機（RDS無線受信機）、例えば、RDSオートラジオでは、劣悪な信号の質乃至受信
の質で、択一選択的な代替（オルタナティブ）周波数用のテスト（ＡＦテスト）
を実行し、場合により、そこで、一層良好な信号の質乃至受信の質が得られる場
合には、択一選択的な、その代替周波数（ＡＦ）に切り換えることが公知である
。
【０００３】 所謂RDS（Radio-Daten-System）信号は、例えば、種々異なる重要な情報を伝
送するために相応のRDSオートラジオが装着された自動車での旅行者用の無線プ
ログラムのワイヤレスでのプログラム放送で使用され、この情報を用いて、RDS
オートラジオ、特に、ノイズレス受信のために必要な多数の操作を自立的に自動
化して実施することができ、その際、例えば、運転手が自分の注意力を道路通行
から逸らさずに済み、マニュアルでRDSオートラジオに入力する必要もない。RDS
オートラジオ内に設けられたRDSプロセッサにより、実際の受信周波数をRDS制御
して選択することができる。この際、例えば、代替周波数リスト内に記憶された
択一選択的な代替周波数が規則的に検査され、信号強度、信号質並びにRDS誤差
率が評価され、RDSオートラジオでの、その都度の受信周波数が調整され、その
際、前述の測定値を考慮して最適な無線受信を行うことができる。
送するために相応のRDSオートラジオが装着された自動車での旅行者用の無線プ
ログラムのワイヤレスでのプログラム放送で使用され、この情報を用いて、RDS
オートラジオ、特に、ノイズレス受信のために必要な多数の操作を自立的に自動
化して実施することができ、その際、例えば、運転手が自分の注意力を道路通行
から逸らさずに済み、マニュアルでRDSオートラジオに入力する必要もない。RDS
オートラジオ内に設けられたRDSプロセッサにより、実際の受信周波数をRDS制御
して選択することができる。この際、例えば、代替周波数リスト内に記憶された
択一選択的な代替周波数が規則的に検査され、信号強度、信号質並びにRDS誤差
率が評価され、RDSオートラジオでの、その都度の受信周波数が調整され、その
際、前述の測定値を考慮して最適な無線受信を行うことができる。
【０００４】 複数の受信アンテナでの無線受信の場合、更に、アンテナ切換システムを設け
、このアンテナ切換システムにより、RDSプロセッサ同様に、各々の受信アンテ
ナを介しての受信の際に、信号強度及び信号の質を検査して、最適な受信を行え
る受信アンテナを選択して、無線受信機に接続することが公知である。しかし、
この際、不利にも、RDSオートラジオに複数の受信アンテナとアンテナ切換シス
テムが設けられており、このアンテナ切換システムにより、受信アンテナ間が自
動的に切換られ、アンテナ切換過程と代替周波数選択過程とは、相互に独立した
競合する過程である。更に、アンテナ切換システムは、RDS誤差率を評価しない
。従って、これら両システムは、相互に調和して作動されず、その際、受信の質
に及ぼす影響は反対方向に作用する。その結果、境界位置では、改善しようとし
ているにも拘わらず、受信が劣化してしまうことがある。
、このアンテナ切換システムにより、RDSプロセッサ同様に、各々の受信アンテ
ナを介しての受信の際に、信号強度及び信号の質を検査して、最適な受信を行え
る受信アンテナを選択して、無線受信機に接続することが公知である。しかし、
この際、不利にも、RDSオートラジオに複数の受信アンテナとアンテナ切換シス
テムが設けられており、このアンテナ切換システムにより、受信アンテナ間が自
動的に切換られ、アンテナ切換過程と代替周波数選択過程とは、相互に独立した
競合する過程である。更に、アンテナ切換システムは、RDS誤差率を評価しない
。従って、これら両システムは、相互に調和して作動されず、その際、受信の質
に及ぼす影響は反対方向に作用する。その結果、境界位置では、改善しようとし
ているにも拘わらず、受信が劣化してしまうことがある。
【０００５】発明、課題、解決手段、利点の説明 従って、本発明が基づく課題は、上述の形式の改善された無線受信システム、
及び、当該無線システムの作動に使われる相応の方法を提供することであり、そ
の際、上述の欠点が除去されていようにすることである。
及び、当該無線システムの作動に使われる相応の方法を提供することであり、そ
の際、上述の欠点が除去されていようにすることである。
【０００６】 本発明によると、この課題は、請求項１記載の要件を有する上述の形式の無線
受信システム、及び、請求項７に記載の要件を有する上述の形式の方法によって
解決される。
受信システム、及び、請求項７に記載の要件を有する上述の形式の方法によって
解決される。
【０００７】 そのために、上述の形式の無線受信システムで、本発明によると、アンテナ切
換システム は、一方の受信アンテナから他方の受信アンテナへの切換操作の実施のために、
制御装置を介してRDSプロセッサと直接接続されているようにすることが提案さ
れている。
換システム は、一方の受信アンテナから他方の受信アンテナへの切換操作の実施のために、
制御装置を介してRDSプロセッサと直接接続されているようにすることが提案さ
れている。
【０００８】 こうすることによる利点は、その都度のアンテナ選択を、RDSプロセッサによ
って検査されるRDS誤差率を考慮して、従って、かなり正確に行うことができ、
その際、アンテナ切換スイッチによるアンテナ選択、及び、RDSプロセッサによ
る受信周波数選択は、最早、独立した２つの競合する過程ではなくて、アンテナ
選択がRDSストラテジーに一緒に組み込まれる。こうすることによって、例えば
、前述の過程の種々異なる時定数から生じる問題点が回避される。
って検査されるRDS誤差率を考慮して、従って、かなり正確に行うことができ、
その際、アンテナ切換スイッチによるアンテナ選択、及び、RDSプロセッサによ
る受信周波数選択は、最早、独立した２つの競合する過程ではなくて、アンテナ
選択がRDSストラテジーに一緒に組み込まれる。こうすることによって、例えば
、前述の過程の種々異なる時定数から生じる問題点が回避される。
【０００９】 無線受信システムの有利な実施例は、請求項２〜６に記載されている。
【００１０】 有利な実施例では、制御装置は、制御線路を有しており、殊に、制御線路は、
唯一の制御線を有しており、該制御線は、切換命令として種々異なる電流、例え
ば、０ｍＡ、２ｍＡ、４ｍＡ乃至６ｍＡをアンテナ切換システムに伝送する。
唯一の制御線を有しており、該制御線は、切換命令として種々異なる電流、例え
ば、０ｍＡ、２ｍＡ、４ｍＡ乃至６ｍＡをアンテナ切換システムに伝送する。
【００１１】 RDSプロセッサの制御命令の評価のために、有利には、アンテナ切換システム
とＲＤＳプロセッサとの間にインターフェースが設けられている。
とＲＤＳプロセッサとの間にインターフェースが設けられている。
【００１２】 各受信アンテナ間で損失なしに確実に作動するように切り換えるために、各受
信アンテナ用のアンテナ切換システムは、当該受信アンテナと、制御装置を介し
てRDSプロセッサに接続されたＨＦ切換ユニットを有しており、ＨＦ切換ユニッ
トは、例えば、同軸リレー又はＰＩＮダイオードＨＦスイッチである。
信アンテナ用のアンテナ切換システムは、当該受信アンテナと、制御装置を介し
てRDSプロセッサに接続されたＨＦ切換ユニットを有しており、ＨＦ切換ユニッ
トは、例えば、同軸リレー又はＰＩＮダイオードＨＦスイッチである。
【００１３】 更に、上述の形式の方法では、本発明によると、アンテナ切換システムは、一
方の受信アンテナから他方の受信アンテナへの切換操作の実施のために、RDSプ
ロセッサにより制御される。
方の受信アンテナから他方の受信アンテナへの切換操作の実施のために、RDSプ
ロセッサにより制御される。
【００１４】 これにより達成される利点は、その都度のアンテナ選択を、RDSプロセッサに
よって検査されるRDS誤差率を考慮して、従って、極めて精確に行うことができ
、その際、アンテナ切換システムによるアンテナ選択及びRDSプロセッサによる
受信周波数選択とは、独立した競合する２つの過程ではなく、アンテナ選択は、
RDSストラテジーに一緒に組み込まれる。こうすることによって、例えば、前述
の過程の種々異なる時定数から生じる問題点を回避することができる。
よって検査されるRDS誤差率を考慮して、従って、極めて精確に行うことができ
、その際、アンテナ切換システムによるアンテナ選択及びRDSプロセッサによる
受信周波数選択とは、独立した競合する２つの過程ではなく、アンテナ選択は、
RDSストラテジーに一緒に組み込まれる。こうすることによって、例えば、前述
の過程の種々異なる時定数から生じる問題点を回避することができる。
【００１５】 本発明の方法の有利な実施例は、従属請求項８から得られる。
【００１６】 方法の有利な実施例では、種々異なる受信アンテナ間の切換のために、０ｍＡ
、２ｍＡ、４ｍＡ乃至６ｍＡの制御電流をＲＤＳプロセッサからアンテナ切換シ
ステムに伝送するのである。
、２ｍＡ、４ｍＡ乃至６ｍＡの制御電流をＲＤＳプロセッサからアンテナ切換シ
ステムに伝送するのである。
【００１７】図面の簡単な説明 以下、本発明について図示の実施例を用いて詳細に説明する。この実施例は、
唯一の図に、本発明の無線受信システムの有利な実施例のブロック略図で示され
ている。
唯一の図に、本発明の無線受信システムの有利な実施例のブロック略図で示され
ている。
【００１８】本発明を実施するための最良の手段 唯一の図に示された、本発明の無線受信システム１００の有利な実施例は、Ｒ
ＤＳ（Ｒａｄｉｏ−Ｄａｔｅｎ−Ｓｙｓｔｅｍ）無線受信機１０、アンテナ切換
システム１２及び複数の択一選択的な受信アンテナ１４を有している。ＲＤＳ無
線受信機１０は、ＲＤＳプロセッサ１６、アンテナ入力側１８及び制御線路出力
側２０を有している。アンテナ切換システム１２は、各増幅器２１と各ＨＦ切換
ユニット２２，２４，２６及び２８を介して受信アンテナ１４と接続されている
。ＨＦ切換ユニット２２，２４，２６及び２８は、各々共通の増幅器３０を介し
てＲＤＳ無線受信機１０のアンテナ入力側１８と接続されている。ＨＦ切換ユニ
ット２２，２４，２６，２８の位置を相応に選択することによって、所望の受信
アンテナ１４をＲＤＳ無線受信機１０のアンテナ入力側１８と接続可能である。
ＤＳ（Ｒａｄｉｏ−Ｄａｔｅｎ−Ｓｙｓｔｅｍ）無線受信機１０、アンテナ切換
システム１２及び複数の択一選択的な受信アンテナ１４を有している。ＲＤＳ無
線受信機１０は、ＲＤＳプロセッサ１６、アンテナ入力側１８及び制御線路出力
側２０を有している。アンテナ切換システム１２は、各増幅器２１と各ＨＦ切換
ユニット２２，２４，２６及び２８を介して受信アンテナ１４と接続されている
。ＨＦ切換ユニット２２，２４，２６及び２８は、各々共通の増幅器３０を介し
てＲＤＳ無線受信機１０のアンテナ入力側１８と接続されている。ＨＦ切換ユニ
ット２２，２４，２６，２８の位置を相応に選択することによって、所望の受信
アンテナ１４をＲＤＳ無線受信機１０のアンテナ入力側１８と接続可能である。
【００１９】 一方の受信アンテナ１４から他方の受信アンテナ１４への各切換過程を実行す
るために、ＨＦ切換ユニットは、各線路３２を介してインターフェース３４と接
続されている。このインターフェース３４は、唯一の制御線路３６を介してＲＤ
Ｓ無線受信機１０の制御線路出力側２０と接続されている。ＲＤＳプロセッサ１
６は、本発明によると、種々の択一選択的な周波数に対して１つの信号強度、信
号質及びＲＤＳ誤差率を検査するのみならず、種々の受信アンテナ１４に対して
も検査する。このために、ＲＤＳプロセッサ１６は、相応の制御命令を制御線路
３６を介してインターフェース３４に供給し、インターフェースは、この制御命
令に相応して、線路３２を介してＨＦ切換ユニットを切換えて、所望の受信アン
テナ１４がＲＤＳ無線受信機１０のアンテナ入力側１８と接続される。信号強度
、信号質及びＲＤＳエラーレートの測定値の評価によって、ＲＤＳプロセッサは
、最適な択一選択的な周波数も最適な受信アンテナ１４も選択する。この選択さ
れた受信アンテナ１４は、相応の制御命令によって制御線路３６を介してインタ
ーフェース３４でＲＤＳ無線受信機１０のアンテナ入力側と接続する。
るために、ＨＦ切換ユニットは、各線路３２を介してインターフェース３４と接
続されている。このインターフェース３４は、唯一の制御線路３６を介してＲＤ
Ｓ無線受信機１０の制御線路出力側２０と接続されている。ＲＤＳプロセッサ１
６は、本発明によると、種々の択一選択的な周波数に対して１つの信号強度、信
号質及びＲＤＳ誤差率を検査するのみならず、種々の受信アンテナ１４に対して
も検査する。このために、ＲＤＳプロセッサ１６は、相応の制御命令を制御線路
３６を介してインターフェース３４に供給し、インターフェースは、この制御命
令に相応して、線路３２を介してＨＦ切換ユニットを切換えて、所望の受信アン
テナ１４がＲＤＳ無線受信機１０のアンテナ入力側１８と接続される。信号強度
、信号質及びＲＤＳエラーレートの測定値の評価によって、ＲＤＳプロセッサは
、最適な択一選択的な周波数も最適な受信アンテナ１４も選択する。この選択さ
れた受信アンテナ１４は、相応の制御命令によって制御線路３６を介してインタ
ーフェース３４でＲＤＳ無線受信機１０のアンテナ入力側と接続する。
【００２０】 ＲＤＳプロセッサから制御線路３６を介して伝送される制御命令は、例えば、
制御電流であり、例えば、値０ｍＡ，２ｍＡ，４ｍＡ又は６ｍＡである。この際
、例えば、インターフェース３４は、ＨＦ切換ユニット２２を導通出力側にスイ
ッチングしており、制御電流が値０ｍＡである場合、残りのＨＦ切換ユニット２
４，２６，２８を遮断状態にスイッチングし、その結果、唯一の図の左側のアン
テナ１４は、ＲＤＳ無線受信機１０のアンテナ入力側１８と接続される。同様に
、インターフェース３４は、ＨＦ切換ユニット２４を導通路側にスイッチングし
、制御電流が値２ｍＡである場合、残りのＨＦ切換ユニット２２を遮断状態にス
イッチングし、ＨＦ切換ユニット２６を導電路側にスイッチングし、制御電流が
値４ｍＡである場合、残りのＨＦ切換ユニット２２，２４，２８を遮断状態にス
イッチングし、乃至、ＨＦ切換ユニット２８を導電路側にスイッチングし、制御
電流が値６ｍＡである場合、残りのＨＦ切換ユニット２２，２４，２６を遮断状
態にスイッチングする。このようにして、常に正確に受信アンテナ１４をＲＤＳ
無線受信機１０のアンテナ入力側１８と接続することができることが分かる。
制御電流であり、例えば、値０ｍＡ，２ｍＡ，４ｍＡ又は６ｍＡである。この際
、例えば、インターフェース３４は、ＨＦ切換ユニット２２を導通出力側にスイ
ッチングしており、制御電流が値０ｍＡである場合、残りのＨＦ切換ユニット２
４，２６，２８を遮断状態にスイッチングし、その結果、唯一の図の左側のアン
テナ１４は、ＲＤＳ無線受信機１０のアンテナ入力側１８と接続される。同様に
、インターフェース３４は、ＨＦ切換ユニット２４を導通路側にスイッチングし
、制御電流が値２ｍＡである場合、残りのＨＦ切換ユニット２２を遮断状態にス
イッチングし、ＨＦ切換ユニット２６を導電路側にスイッチングし、制御電流が
値４ｍＡである場合、残りのＨＦ切換ユニット２２，２４，２８を遮断状態にス
イッチングし、乃至、ＨＦ切換ユニット２８を導電路側にスイッチングし、制御
電流が値６ｍＡである場合、残りのＨＦ切換ユニット２２，２４，２６を遮断状
態にスイッチングする。このようにして、常に正確に受信アンテナ１４をＲＤＳ
無線受信機１０のアンテナ入力側１８と接続することができることが分かる。
【００２１】 従って、本発明によると、アンテナ選択は、自立的にアンテナ切換システムに
よって行われるのではなく、択一選択的な周波数も選択するＲＤＳプロセッサに
よって行われる。つまり、ＲＤＳプロセッサ１６での付加的なソフトウェアルー
チンの最良の受信アンテナ１４の選択が伝送される。こうすることによって、ア
ンテナ選択時にもＲＤＳエラーレートが一緒に考慮され、このＲＤＳエラーレー
トは、信号強度乃至信号質に及ぼすよりも著しく敏感に受信条件の変化に応動す
る。それにより、アンテナ切換をもっと早機に行うことができ、即ち、聴取者が
ＲＤＳ無線受信機によって送出されたオーディオ信号の変化乃至劣化を知覚する
前に行うことができる。例えば、バックグラウンドで一緒に導入されたアンテナ
評価統計（Antennenbewertungsstatik）により、切換過程と、切換過程によって
生じる障害ノイズを最小にすることができる。例えば、４つのアンテナ信号をＲ
ＤＳ無線受信機１０の唯一のアンテナ入力側に一緒に供給するために設けられて
いるＨＦ切換ユニット２２，２４，２６，２８は、例えば、同軸リレー又はＰＩ
ＮダイオードＨＦスイッチの形式での切換要素である。
よって行われるのではなく、択一選択的な周波数も選択するＲＤＳプロセッサに
よって行われる。つまり、ＲＤＳプロセッサ１６での付加的なソフトウェアルー
チンの最良の受信アンテナ１４の選択が伝送される。こうすることによって、ア
ンテナ選択時にもＲＤＳエラーレートが一緒に考慮され、このＲＤＳエラーレー
トは、信号強度乃至信号質に及ぼすよりも著しく敏感に受信条件の変化に応動す
る。それにより、アンテナ切換をもっと早機に行うことができ、即ち、聴取者が
ＲＤＳ無線受信機によって送出されたオーディオ信号の変化乃至劣化を知覚する
前に行うことができる。例えば、バックグラウンドで一緒に導入されたアンテナ
評価統計（Antennenbewertungsstatik）により、切換過程と、切換過程によって
生じる障害ノイズを最小にすることができる。例えば、４つのアンテナ信号をＲ
ＤＳ無線受信機１０の唯一のアンテナ入力側に一緒に供給するために設けられて
いるＨＦ切換ユニット２２，２４，２６，２８は、例えば、同軸リレー又はＰＩ
ＮダイオードＨＦスイッチの形式での切換要素である。
【００２２】 高速スイッチングのために、図示の有利な実施例では、１線制御インターフェ
ース２０，３６，３４に、前述の４つの種々異なる制御信号０ｍＡ，２ｍＡ，４
ｍＡ及び６ｍＡが供給される。この制御信号は、例えば、図示していない制御電
流源で形成され、図示していない分圧器と１つ並びに所属の比較器を用いてデコ
ーディングされる。そうすることによって、唯一の線路を介して、障害のない切
換制御を高速で行うことができる。
ース２０，３６，３４に、前述の４つの種々異なる制御信号０ｍＡ，２ｍＡ，４
ｍＡ及び６ｍＡが供給される。この制御信号は、例えば、図示していない制御電
流源で形成され、図示していない分圧器と１つ並びに所属の比較器を用いてデコ
ーディングされる。そうすることによって、唯一の線路を介して、障害のない切
換制御を高速で行うことができる。
【００２３】 例として既述のＲＤＳプロセッサ１６内のソフトウェア手段は、簡単に、ＲＤ
Ｓプロセッサ１６をほぼ新規に開発せずに既存のシステム内に統合することがで
き、その際、それと同時に、アンテナ切換システム１２によって自立的にアンテ
ナを選択する際の比較的高いコストをなくすことができる。この際、殊に、従来
技術のアンテナ切換システム用にＲＤＳ無線受信機に必要なＺＦインターフェー
スが不必要となる。ケーブル接続全体は、コスト上有利である。つまり、ＺＦ同
軸接続は最早必要なく、アンテナ切換の制御は、１線制御線路を介してだけ行わ
れるからである。
Ｓプロセッサ１６をほぼ新規に開発せずに既存のシステム内に統合することがで
き、その際、それと同時に、アンテナ切換システム１２によって自立的にアンテ
ナを選択する際の比較的高いコストをなくすことができる。この際、殊に、従来
技術のアンテナ切換システム用にＲＤＳ無線受信機に必要なＺＦインターフェー
スが不必要となる。ケーブル接続全体は、コスト上有利である。つまり、ＺＦ同
軸接続は最早必要なく、アンテナ切換の制御は、１線制御線路を介してだけ行わ
れるからである。
【図１】 本発明の無線受信システムの有利な実施例のブロック略図
【手続補正書】特許協力条約第３４条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成１２年８月３０日（２０００．８．３０）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
Claims (8)
- 【請求項１】 無線データシステム無線受信機（Radio-Daten-System-Rundf
unkempfaenger）（RDS無線受信機１０）を有する無線受信システム（１００）で
あって、前記無線データシステム無線受信機は、RDSプロセッサ（１２）と、ア
ンテナ切換システム（１２）を介して前記RDS無線受信機（１０）と接続された
受信アンテナ（１４）とを有している無線受信システム（１００）において、 アンテナ切換システム（１２）は、一方の受信アンテナ（１４）から他方の受信
アンテナ（１４）への切換操作の実施のために、制御装置（３６，３４）を介し
てRDSプロセッサ（１６）と直接接続されていることを特徴とする無線受信シス
テム（１００）。 - 【請求項２】 制御装置は、制御線路（３６）を有している請求項１記載の
無線受信システム（１００）。 - 【請求項３】 制御線路（３６）は、唯一の制御線を有しており、該制御線
は、切換命令として種々異なる電流、例えば、０ｍＡ、２ｍＡ、４ｍＡ乃至６ｍ
Ａをアンテナ切換システム（１２）に伝送する請求項２記載の無線受信システム
（１００）。 - 【請求項４】 アンテナ切換システム（１２）とＲＤＳプロセッサ（１６）
との間にインターフェース（３４）が前記ＲＤＳプロセッサ（１６）の制御命令
の評価のために設けられている請求項１から３迄の何れか１記載の無線受信シス
テム（１００）。 - 【請求項５】 各受信アンテナ（１４）用のアンテナ切換システム（１２）
は、当該アンテナ及びＲＤＳプロセッサ（１５）と、制御装置（３４，３６）を
介して接続されたＨＦ切換ユニット（２２，２４，２６，２８）を有している請
求項１から４迄の何れか１記載の無線受信システム（１００）。 - 【請求項６】 少なくとも１つのＨＦ切換ユニット（２２，２４，２６，２
８）は、同軸リレー又はＰＩＮダイオードＨＦスイッチである請求項５記載の無
線受信システム（１００）。 - 【請求項７】 無線データシステム無線受信機（Radio-Daten-System-Rundf
unkempfaenger）（RDS無線受信機）を有する無線受信システムの作動方法であっ
て、前記無線データシステム無線受信機は、RDSプロセッサと、アンテナ切換シ
ステムを介して前記RDS無線受信機と接続された受信アンテナとを有している無
線受信システムの作動方法において、 アンテナ切換システムは、一方の受信アンテナから他方の受信アンテナへの切換
操作の実施のために、RDSプロセッサにより制御されることを特徴とする無線受
信システムの作動方法。 - 【請求項８】 種々異なる受信アンテナ間の切換のために、０ｍＡ、２ｍＡ
、４ｍＡ乃至６ｍＡの制御電流をＲＤＳプロセッサからアンテナ切換システムに
伝送する請求項７記載の無線受信システム方法の作動方法。
Applications Claiming Priority (3)
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|---|---|---|---|
| DE19848360A DE19848360A1 (de) | 1998-10-21 | 1998-10-21 | Rundfunkempfangssystem und Verfahren zum Betreiben desselben |
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| PCT/DE1999/002140 WO2000024138A1 (de) | 1998-10-21 | 1999-07-10 | Rundfunkempfangssystem und verfahren zum betreiben desselben |
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|---|---|---|---|
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