JP2002528546A - 2−(r)−(1−(r)−(3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル)エトキシ−4−((5−ジメチルアミノメチル)−1,2,3−トリアゾル−4−イル)メチル)−3−(s)−(4−フルオロフェニル)モルホリン化合物の製造方法 - Google Patents

2−(r)−(1−(r)−(3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル)エトキシ−4−((5−ジメチルアミノメチル)−1,2,3−トリアゾル−4−イル)メチル)−3−(s)−(4−フルオロフェニル)モルホリン化合物の製造方法

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JP2002528546A
JP2002528546A JP2000579603A JP2000579603A JP2002528546A JP 2002528546 A JP2002528546 A JP 2002528546A JP 2000579603 A JP2000579603 A JP 2000579603A JP 2000579603 A JP2000579603 A JP 2000579603A JP 2002528546 A JP2002528546 A JP 2002528546A
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ジユルネ,ミシエル
カウア,ジエイスン
ラーセン,ロバート・デイー
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    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
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    • C07D413/02Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms containing two hetero rings
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、化合物4−N,N−ジメチルアミノメチル−5−ホルミル−1,2,3−トリアゾール(I)に関する。該化合物は、治療薬として有効なサブスタンスP(またはニューロキニン−1)受容体の強力な選択的アンタゴニストである2−(R)−(1−(R)−(3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル)−エトキシ)−4−(5−(ジメチルアミノ)メチル−1,2,3−トリアゾル−4−イル)メチル−3−(S)−(4−フルオロフェニル)モルホリン(II)の新規な収斂的製造方法に重要な中間体である。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) 本出願は1998年10月30日出願の米国特許出願No.60/106,2
91の優先権を主張する。
【0002】 本発明は、医薬化合物の製造に重要な中間体である化合物4−N,N−ジメチ
ル−アミノメチル−5−ホルミル−1,2,3−トリアゾールに関する。本発明
は更に、治療薬、特にサブスタンスP(またはニューロキニン−1)受容体の強
力な選択的アンタゴニストとして有効な2−(R)−(1−(R)−(3,5−
ビス(トリフルオロメチル)フェニル)エトキシ)−4−(5−(ジメチル−ア
ミノ)メチル−1,2,3−トリアゾル−4−イル)メチル)−3−(S)−(
4−フルオロフェニル)モルホリンの製造方法に関する。サブスタンスPのアン
タゴニストは、炎症性疾患、嘔吐、抑鬱、不安及びその他の精神神経性疾患、例
えば二極細胞障害及び精神分裂症の治療に役立つ可能性を有している。
【0003】 米国特許第5,612,237号は、構造:
【0004】
【化1】 を有する2−(R)−(1−(R)−(3,5−ビス(トリフルオロメチル)フ
ェニル)−エトキシ)−4−(5−(ジメチルアミノ)メチル−1,2,3−ト
リアゾル−4−イル)メチル)−3−(S)−(4−フルオロフェニル)モルホ
リンを製造するための、2−(R)−(1−(R)−(3,5−ビス(トリフル
オロメチル)−フェニル)−エトキシ)−3−(S)−(4−フルオロフェニル
)モルホリンを出発材料とする4段階方法を記載している。米国特許第5,61
2,237号の実施列12,方法Aを参照すると、該化合物が
【0005】
【化2】
【0006】
【化3】 の手順で製造される。
【0007】 米国特許第5,612,237号の実施列12,方法Bを参照すると、同じ化
合物が
【0008】
【化4】
【0009】
【化5】 の手順でも製造される。
【0010】 これらの従来技術の方法によるこの化合物の合成は、実験室規模でないときに
は問題が多い。従って、容易に規模を拡大でき製造プラントで実用化できる方法
の開発が要望されている。
【0011】 (発明の概要) 本発明は、2−(R)−(1−(R)−(3,5−ビス(トリフルオロメチル
)フェニル)−エトキシ)−4−(5−(ジメチルアミノ)メチル−1,2,3
−トリアゾル−4−イル)メチル)−3−(S)−(4−フルオロフェニル)モ
ルホリンを製造するための新規な収斂的方法に関する。この化合物は、炎症性疾
患、嘔吐、抑鬱、不安及びその他の精神神経性疾患、例えば二極神経障害及び精
神分裂症に対して有効なサブスタンスP(ニューロキニン−1)受容体のアンタ
ゴニストである。本発明はまた、2−(R)−(1−(R)−(3,5−ビス(
トリフルオロ−メチル)フェニル)−エトキシ)−4−(5−(ジメチルアミノ
)メチル−1,2,3−トリアゾル−4−イル)メチル)−3−(S)−(4−
フルオロフェニル)モルホリンを製造するために有効な中間体である化合物4−
N,N−ジメチルアミノメチル−5−ホルミル−1,2,3−トリアゾールに関
する。
【0012】 (詳細な説明) 本発明は、2−(R)−(1−(R)−(3,5−ビス(トリフルオロメチル
)フェニル)−エトキシ)−4−(5−(ジメチルアミノ)メチル−1,2,3
−トリアゾル−4−イル)メチル)−3−(S)−(4−フルオロフェニル)−
モルホリンを製造するための収斂的方法に関する。
【0013】 2−(R)−(1−(R)−(3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル
)−エトキシ)−4−(5−(ジメチルアミノ)メチル−1,2,3−トリアゾ
ル−4−イル)メチル)−3−(S)−(4−フルオロフェニル)モルホリンの
一般的な製造プロセスは以下によって示される:
【0014】
【化6】 即ち本発明は、2−(R)−(1−(R)−(3,5−ビス(トリフルオロメ
チル)フェニル)−エトキシ)−4−(5−(ジメチルアミノ)−メチル−1,
2,3−トリアゾル−4−イル)メチル)−3−(S)−(4−フルオロフェニ
ル)−モルホリンの製造に好適な4−N,N−ジメチルアミノメチル−5−ホル
ミル−1,2,3−トリアゾールによる1段階還元性アミノ化を使用し、多段階
または高温環化の必要がない簡便で効率的な方法を提供する。
【0015】 従って、本発明の第一の特徴によれば、2−(R)−(1−(R)−(3,5
−ビス(トリフルオロ−メチル)フェニル)−エトキシ)−4−(5−(ジメチ
ルアミノ)メチル−1,2,3−トリアゾル−4−イル)メチル)−3−(S)
−(4−フルオロフェニル)−モルホリンの製造方法であって、2−(R)−(
1−(R)−(3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル)−エトキシ)−
3−(S)−(4−フルオロフェニル)モルホリンを、4−N,N−ジメチルア
ミノ−メチル−5−ホルミル−1,2,3−トリアゾールに、有機溶媒中、還元
剤の存在下で接触させることによって、2−(R)−(1−(R)−(3,5−
ビス(トリフルオロメチル)フェニル)エトキシ)−4−(5−(ジメチルアミ
ノ)メチル−1,2,3−トリアゾル−4−イル)メチル−3−(S)−(4−
フルオロフェニル)モルホリンを得る方法が提供される。
【0016】 上記反応に使用される適当な還元剤は、トリアセトキシホウ水素化ナトリウム
;ボラン−トリエチルアミン錯体;ボラン−トリメチルアミン錯体;ホウ水素化
ナトリウム;シアノホウ水素化ナトリウム;トリエチルアミンのようなアミン塩
基の存在下のボラン;ボラン−t−ブチルアミン錯体;ボラン−N,N−ジエチ
ルアミン錯体;ボラン−N,N−ジイソプロピルエチルアミン錯体;ボラン−ジ
メチルアミン錯体;ボラン−メチルスルフィド錯体;ボラン−モルホリン錯体;
ボラン−ピリジン錯体;ボラン−テトラヒドロフラン錯体;水素化リチウムアル
ミニウム;水素化ホウ素リチウム;水素化リチウムトリエトキシアルミニウム;
水素化リチウムトリメトキシアルミニウム;金属または有機金属の触媒作用の存
在下の接触水素化、などを含む。好ましい還元剤は、トリアセトキシホウ水素化
ナトリウム;ボラン−トリエチルアミン錯体;ボラン−トリメチルアミン錯体で
ある。
【0017】 上記反応に使用される適当な有機溶媒としては、トルエン;ジメチルホルムア
ミド;ジメチルアセトアミド;キシレン(o−キシレン、m−キシレン、p−キ
シレン及びその混合物を含む);ベンゼン;石油エーテル;ヘキサン;ヘプタン
;クメン;メシチレン;ジエチルエーテル;テトラヒドロフラン;ジグリム(2
−メトキシ−エチルエーテル);メチル−t−ブチルエーテル;ジクロロメタン
、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエタン、クロロベンゼン、オルト−ジク
ロロベンゼンのような塩素化炭化水素;など;及びその混合物から成るグループ
から選択される有機溶媒がある。好ましい実施態様では、有機溶媒がトルエン、
ジメチルホルムアミド及びその混合物から選択された溶媒を含む。より好ましい
実施態様では、有機溶媒がジメチルホルムアミド及びジメチルアセトアミドから
選択された溶媒を含む。例えば、生成物の製造を促進するためまたは反応の進行
をモニターするための別の成分が反応混合物中に存在してもよい。
【0018】 最も好ましくは、トリアセトキシホウ水素化ナトリウムの存在下にジメチルア
セトアミドを含む有機溶媒中で上記反応を行わせる。
【0019】 この反応に適当な温度は約0℃−100℃の範囲、好ましくは約20℃−40
℃の範囲であり、最も好ましくは室温である。
【0020】 好ましくは、上記の反応に使用される2−(R)−(1−(R)−(3,5−
ビス(トリフルオロメチル)フェニル)−エトキシ)−3−(S)−(4−フル
オロフェニル)モルホリンはそのトルエンスルホン酸塩の形態である。
【0021】 代替的実施態様では、本発明は、以下の構造:
【0022】
【化7】 を有している化合物4−N,N−ジメチルアミノメチル−5−ホルミル−1,2
,3−トリアゾールまたはその塩に関する。4−N,N−ジメチルアミノメチル
−5−ホルミル−1,2,3−トリアゾールの好ましい塩は、無機酸及び有機酸
を使用して誘導された塩のような酸付加塩である。このような酸の例は、塩酸、
硝酸、硫酸、リン酸、ギ酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、プロピオン酸、マレイン
酸、コハク酸、マロン酸などである。4−N,N−ジメチルアミノメチル−5−
ホルミル−1,2,3−トリアゾールの好ましい塩形態はトリフルオロ酢酸塩で
ある。
【0023】 この化合物は、2−(R)−(1−(R)−(3,5−ビス(トリフルオロ−
メチル)フェニル)−エトキシ−4−(5−(ジメチル−アミノ)メチル−1,
2,3−トリアゾル−4−イル)メチル)−3−(S)−(4−フルオロフェニ
ル)モルホリンを製造するために有効な中間体である。
【0024】 本発明の別の特徴によれば、(a)1−ジメチルアミノ−2−プロピンを強塩
基で処理することによってアセチリドを形成し、 (b)アセチリドをN−メチルホルムアニリドで処理し、 (c)強酸を添加することによってアセチリニックアルデヒドを形成し、 (d)アセチリニックアルデヒドをナトリウムアジドで処理することによって4
−N,N−ジメチルアミノメチル−5−ホルミル−1,2,3−トリアゾールと
する段階を含む4−N,N−ジメチルアミノメチル−5−ホルミル−1,2,3
−トリアゾールの製造方法が提供される。
【0025】 上記段階(a)の強塩基は例えばエチルマグネシウムクロリド、エチルマグネ
シウムブロミドもしくメチルマグネシウムクロリドのようなハロゲン化有機マグ
ネシウム、または、n−ブチルリチウム、sec−ブチルリチウム、t−ブチル
リチウムのような有機リチウム試薬であり、好ましくはn−ブチルリチウムであ
る。段階(a)で使用するための適当な有機溶媒としては、ジエチルエーテル;
テトラヒドロフラン;ジグリム(2−メトキシ−エチルエーテル);メチル−t
−ブチルエーテル;トルエン;ジメチルホルムアミド;キシレン(o−キシレン
、m−キシレン、p−キシレン及びその混合物を含む);ベンゼン;石油エーテ
ル;ヘキサン;ヘプタン;クメン;メシチレン;など;及びその混合物から成る
グループから選択される有機溶媒がある。好ましい実施態様では、有機溶媒はテ
トラヒドロフランを含む。段階(a)の適当な温度は、約−80℃〜20℃の範
囲、好ましくは約−40℃〜0℃の範囲、最も好ましくは約−25℃〜−15℃
の範囲である。
【0026】 上記段階(b)では、N−メチルホルムアニリドを反応混合物に直接添加する
のが好ましい。また、反応温度を約−40℃〜0℃に維持し、次いで反応混合物
を室温まで加温するのが好ましい。
【0027】 上記段階(c)の適当な強酸は、トリフルオロ酢酸;メタンスルホン酸;塩酸
;塩化水素ガス;臭化水素;ヨウ化水素;トリフルオロメタンスルホン酸;ショ
ウノウスルホン酸;硫酸;リン酸;及び、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンス
ルホン酸及びp−クロロベンゼンスルホン酸のようなアリールスルホン酸である
。好ましい強酸は、トリフルオロ酢酸;メタンスルホン酸;ショウノウスルホン
酸;ベンゼンスルホン酸;p−トルエンスルホン酸;及びp−クロロベンゼンス
ルホン酸である。最も好ましい強酸はトリフルオロ酢酸である。段階(c)の反
応混合物の温度は約−30℃以下に維持するのが好ましい。
【0028】 上記段階(d)では、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ジメト
キシエタンまたはジオキサンのような溶媒中のナトリウムアジドの溶液に反応混
合物を添加するのが好ましい。溶媒が更に水を含んでいてもよい。
【0029】 本発明方法による所望化合物の製造は、順次的または収斂的な合成経路で実施
し得る。幾つかの場合には、反応を促進するためまたは望ましくない反応生成物
を回避するために目的反応の実施順序を変更してもよい。一般に、本発明方法は
本文中に記載のように収斂的方法として行う。
【0030】 NMRスペクトルはCDCl中で測定し、H及び13Cスペクトルは25
0及び62.9MHzで測定した。重量%検定用プロトンスペクトルは10秒の
パルス間遅延で測定した。トルエンは3Åふるいで水が150μg/mL未満(
カールフィッシャー滴定法)になるまで乾燥した。反応及び検定には標準不活性
雰囲気法を使用した。
【0031】 出発材料の多くは、市販されているかもしくは文献によって公知であり、その
他は文献に記載の類似化合物の製造方法に準じて製造できる。得られた反応生成
物の反応及び精製に必要な技術は当業者に公知である。精製手順としては、結晶
化、順相または逆相クロマトグラフィーがある。
【0032】 以下の実施例は本発明の単なる代表例であり、本発明の開示は実施例の記載に
限定されない。
【0033】 実施例1 4−N,N−ジメチルアミノメチル−5−ホルミル−1,2,3−トリアゾー 材料 Mol(当量) MW 1-ジメチルアミノ- 16.65g 0.20mol 83.13 2-プロピン (12.85mL) n-ブチルリチウム 125mL 0.20mol (ヘキサン中に1.6M) N-メチルホルムアニリド 27.05gまたは24.7mL 0.20mol 135.17 トリフルオロ酢酸 22.80gまたは15.4mL 0.20mol 114.02 ナトリウムアジド 12.35g 0.19mol 65.01 THF 200mL DMF 500mL 水 25mL及び200mL MTBE 600mL
【0034】 1−ジメチルアミノ−2−プロピン(16.65g,12.85mL,0.2
mol)をTHF(200mL)に溶解し、得られた黄色の均質溶液をドライア
イス−アセトン浴で冷却した。温度を−25℃〜−15℃に維持しながらn−ブ
チルリチウム(ヘキサン中に1.6M,125mL,0.2mol)を約5分間
を要して添加した。n−ブチルリチウムをN−ピバロイル−o−トルイジンで滴
定した(J.Org.Chem.1989,54,509)。添加の終了後、反
応混合物は、高濃度のアセチリドの凝塊に起因する白色ペースト状(但し、撹拌
可能)を呈した。
【0035】 N−メチルホルムアニリド(27.05g,24.7mL,0.2mol)を
一回で添加し、反応混合物を約15分間で室温に加温し、この温度で更に30分
間熟成した。N−メチルホルムアニリドの添加は−20℃では発熱性でなかった
。反応混合物はほぼ0℃で透明(やや黄色)な均質液となる。
【0036】 次に、反応混合物をドライアイス−アセトン浴で冷却し、−30℃以下の温度
に維持しながらトリフルオロ酢酸TFA(22.80g,15.4mL,0.2
mol)を約10分間で添加した。得られたアセチレニックアルデヒドは−30
℃で1−2時間以上は安定でなかった(もっと低い温度ではもっと安定である)
。反応混合物は黄色であったが、アルデヒドの分解に伴って暗褐色に変色した。
粗アセチレニックアルデヒドをナトリウムアジドによって1−2時間以内に反応
停止させる必要がある。
【0037】 次に、反応混合物(−30℃に維持)を、ナトリウムアジド(12.35g,
0.19mol)と水(25mL)とを含有するDMF溶液(500mL)溶液
に室温で約15分を要して添加した。バッチの最終温度は〜18℃であった。溶
液は橙赤色でpH≧12であった。この段階で、溶液は室温で数日間安定であっ
た。
【0038】 反応混合物を水(200mL)で希釈し、MTBE(3×200mL)で抽出
した。水溶液(2.5/1のDMF/水)をHCl水溶液(12N,約10mL
)でpH8.5に調整した。検定収率(A)は95%であった(限定試薬ナトリ
ウムアジド基準,複素環検定量27.7g,0.18mol)。N−メチルアニ
リン副生物及び未反応のN−メチルホルムアニリドはMTBE層に抽出される。
複素環は無機塩と共に水層に残留し、>98A%であった(260nmで)。
【0039】 先ず約6当量の強酸性イオン交換樹脂(例えばDowaxまたはAG−50)
を使用して生成物を単離し、次に数倍の容量の水で洗浄し、次いで生成物をIP
A/水/NHで溶出した。得られた水層を濃縮して水を除去し、生成物をIP
A中で晶出させた。生成物4−N,N−ジメチルアミノメチル−5−ホルミル−
1,2,3−トリアゾールは高度に結晶質の化合物であり、無水IPA中の溶解
度は低かった(400μg/mL未満のKFでIPA中に4mg/mL)。生成
物を濾過し、乾燥すると、室温の空気中で安定であった。4−N,N−ジメチル
アミノメチル−5−ホルミル−1,2,3−トリアゾール:C10O,
分子量154.17 H NMR(250MHz,DO;全部のピークがシングレット): 遊離塩基:9.95ppm(1H),4.4ppm(2H),2.80ppm(
6H) TFA塩:10.1ppm(1H),4.5ppm(6H),2.88ppm(
2H)。
【0040】 分析条件: Metachem inertsil ODS−3(250×4.6);1.
0mL/分;220及び260nmで検出;HP1100;A:HO(pH7
に緩衝);B:アセトニトリル,−0.0分で99%A;10.0分で90%A
;20.0分で30%A。 NaN:2.85分(@260nmに吸収なし) 4−N,N−ジメチルアミノメチル−5−ホルミル−1,2,3−トリアゾール
:6.75分 DMF:7.85分(@260nmに吸収なし) N−メチルホルムアニリド:19.85分 N−メチルアニリン:22.55分。
【0041】 実施例2 4−N,N−ジメチルアミノメチル−5−ホルミル−1,2,3−トリアゾー 材料 Mol(当量) MW 1-ジメチルアミノ-2-プロピン 16.65g 0.20mol 83.13 EtMgCl(THF中に2.0M) 110.0mL 0.22mol N-メチルホルムアニリド 32.4g(29.6mL) 0.24mol 135.17 ナトリウムアジド 12.35g 0.19mol 65.01 THF 90mL DMSO 400mL 水 20mL 1.0MのHCl水溶液 ca.200mL ca.0.4mol 酢酸エチル 200mL Dowex(登録商標) 50W X8-100 590mL 水 1.8L アセトニトリル/水/ 1.8L トリエチルアミン(6:3:1) イソプロピルアルコール 1240mL
【0042】 1−ジメチルアミノ−2−プロピン(16.65g,21.54mL,0.2
mol)をTHF(90mL)に溶解し、得られた黄色の均質溶液に、EtMg
Cl(THF中に2.0M,110.0mL,0.22mol)を20℃−25
℃の温度を維持しながら10分−15分を要して添加した。反応混合物をこの温
度で2時間熟成した。添加はやや発熱性であり、冷却によって調整した。
【0043】 N−メチルホルムアニリド(32.4g,29.6mL,0.24mol)を
室温で約10分を要して添加した。反応混合物を60分間熟成した。添加は発熱
性であり、冷却によって調整した。
【0044】 別のフラスコでナトリウムアジド(12.35g,0.19mol)をDMS
O(400mL)及び水(20mL)に溶解した。溶液を激しく撹拌しながら、
マグネシウムアセチリド混合物を20℃−25℃で15分−30分を要して添加
した。反応は発熱性であり、冷却によって調整した。反応混合物の最終温度は〜
20℃であった。溶液は帯黄色でありマグネシウム塩に起因する濁りを呈した。
溶液は室温で数日間安定であった。
【0045】 反応混合物のpHを塩酸水溶液(1.0M)でpH7.0−7.5に調整し、
酢酸エチル(200mL)で希釈した。層が分離する。1−ジメチルアミノ−2
−プロピンの検定収率はアセチレン基準で90%であり、ナトリウムアジド基準
で95%であった(複素環の検定量27.75g,0.18mol)。約90%
のN−メチルアニリン副生物及び未反応のN−メチルホルムアニリドは酢酸エチ
ル層に抽出される。
【0046】 水溶液をイオン交換樹脂カラム(強酸性樹脂Dowex(登録商標)50W
X8−100;1.7meq/mL wet,5当量,1.0mol,590m
L)に、4−5ベッドボリューム/時の流速で充填した。Dowex(登録商標
)50W X8−100は使用前に適宜再生しなければならない。次に、3ベッ
ドボリュームの脱イオン水(1.8L)を4−5ベッドボリューム/時の流速で
使用して樹脂を洗浄することによってDMSOを除去した。樹脂に付いた洗浄液
を1ベッドボリュームのアセトニトリル/水/トリエチルアミン(6:3:1)
混合物で置換した。流れを止め、カラムを16時間熟成した。
【0047】 この段階で、複素環はまだ樹脂上に存在していた。熟成によって平衡させると
、基底洗浄液(base wash)の量が減少する。最初のベッドボリューム
を収集し、以後の2ベッドボリュームを約1時間溶出させると、複素環が95%
の検定回収率で得られた(検定量26.4g,0.171mol)。集めた画分
を100mLに濃縮する。イソプロピルアルコール(600mL)を添加し、混
合物を100mLに濃縮した。水とトリエチルアミンとのレベルが<1V%に低
下するまでこの手順を繰り返した。溶媒の置換中に生成物が晶出する。容量を〜
250mLに調整した。トリアゾールアルデヒドを濾過し、イソプロピルアルコ
ール(〜40mL)で洗浄し、真空下、40℃で窒素流によって乾燥すると、2
5gの純化合物(>99重量%)が総単離効率80%(1−ジメチルアミノ−2
−プロピン基準)で得られた。
【0048】 分析条件: Metachem inertsil ODS−3(250×4.6);0.
75mL/分;200、220及び240nmで検出;HP1100;A:H O(pH7に緩衝);B:アセトニトリル,−0.0分で99%A;20.0分
で70%A;25.0分で30%A;30.0分で0%A。 4−N,N−ジメチルアミノメチル−5−ホルミル−1,2,3−トリアゾール
:2.85分 N−メチルアニリン:4.55分(強@200nm;弱@220及び240nm
) NaN:7.5分(強@200nm) 酢酸エチル:18.60分 N−メチルホルムアニリド:25.65分。
【0049】 実施例3 4−N,N−ジメチルアミノメチル−5−ホルミル−1,2,3−トリアゾー 材料 Mol(当量) MW 1-ジメチルアミノ-2-プロピン 16.65g 0.20mol 83.13 EtMgCl(THF中に2.0M) 110.0mL 0.22mol N-メチルホルムアニリド 32.4g(29.6mL) 0.24mol 135.17 ナトリウムアジド 12.35g 0.19mol 65.01 THF 90mL DMSO 400mL 水 20mL 1.0MのHCl水溶液 約420mL 約.0.42mol 酢酸エチル 200mL Dowex(登録商標) 50W X8-100 600mL 水 1.2L アセトニトリル/水/ 1.8L トリエチルアミン(6:3:1) 2-ブタノール 640mL
【0050】 1−ジメチルアミノ−2−プロピン(16.65g,21.54mL,0.2
mol)をTHF(90mL)に溶解し、得られた黄色の均質溶液に、EtMg
Cl(THF中に2.0M,110.0mL,0.22mol)を20℃−25
℃の温度を維持しながら10分−15分を要して添加した。反応混合物を2時間
熟成した。N−メチルホルムアニリド(27.05g,24.7mL,0.24
mol)を室温で約10分を要して添加し、混合物を60分間熟成した。EtM
gCl及びN−メチルホルムアニリドの添加はやや発熱性であり、冷却によって
調整する。
【0051】 DMSO(400mL)及び水(20mL)中のナトリウムアジド(12.3
5g,0.19molの激しく撹拌した溶液に、マグネシウムアセチリドの溶液
を20℃−25℃で15分−30分を要して添加した。反応は発熱性であり、冷
却によって調整した。反応混合物は帯黄色で濁りを呈した(マグネシウム塩)。
反応混合物中の生成物は室温で数日間安定であった。
【0052】 反応混合物のpHをHCl水溶液(1.0M)によってpH7.0−7.5に
調整した。溶液を酢酸エチル(200mL)で洗浄した。約90%のN−メチル
アニリン副生物及び未反応のN−メチルホルムアニリドは酢酸エチルに抽出され
る。検定収率は、1−ジメチルアミノ−2−プロピン基準で90%であり、ナト
リウムアジド基準で95%であった(複素環の検定量27.75g,0.18m
ol)。検定によってアジドは全く検出されなかった(LOD<50ppm)。
【0053】 粗反応混合物を強酸性樹脂Dowex(登録商標)50W X8−100(1
.7meq/mL wet,5当量,606mL)に、4−5ベッドボリューム
/時の流速で充填した。
【0054】 Dowex(登録商標)50W X8は使用前に適宜再生しなければならない
。新しい樹脂の場合、ベッドを1.5ベッドボリュームの90%メタノール/水
で洗浄して、モノマー及びその他の可溶性有機不純物を除去した。1Lの樹脂に
対して以下の手順で処理する。水中の1LのDowex(登録商標)50W樹脂
のスラリーを適当なカラムに移し、ベッドの上部から排水する。ベッドを90%
メタノール/水(1.5L)で、1ベッドボリューム(1L)あたり〜25分の
流速で洗浄する。1ベッドボリュームの水(1L)でカラムを洗浄した。1Nの
NaOH溶液(3L)をカラムに通し、次いで1ベッドボリュームの水(1L)
で洗浄した。カラムを1ベッドボリュームの1NのHCl(3L)で酸サイクル
に戻した。最後に1ベッドボリュームの水で洗浄すると、樹脂カラムの使用準備
が整った。カラムを以下の手順で再生した。カラムを1ベッドボリュームの水で
洗浄し、次いで3ベッドボリュームの1NのHClで洗浄した。最後に1ベッド
ボリュームの水で洗浄すると、カラムの再使用準備が整った。次に、4−5ベッ
ドボリューム/時の流速の2ベッドボリュームの脱イオン水(1.2L)で樹脂
を洗浄することによってDMSOを除去した。
【0055】 次に、生成物をアセトニトリル/水/トリエチルアミン(6:3:1)混合物
で溶出した。1ベッドボリューム(〜600mL)の該混合物をカラムに添加し
て洗浄水に置換し、流れを止めて、カラムを1−2時間平衡させた。溶媒置換中
の漏出分はすべてカラムに再循環できる。この段階で生成物は樹脂上に存在して
いた。熟成によって平衡させると、基底洗浄液の量が減少する。追加の1.5ベ
ッドボリューム(1.2L)を〜1時間溶出させると、複素環の検定回収率が9
7%になる(検定量26.4g,0.171mol)。総溶出量は2.5ベッド
ボリュームであった。1.5ベッドボリュームだけを回収して、1ベッドボリュ
ームはカラムに残す。合計1.5ベッドボリュームが回収される(〜900mL
)。豊画分を〜100mLに濃縮する。2−ブタノール(300mL)を添加し
、混合物を再度100mLに濃縮した。水及びトリエチルアミンの各々が<1%
に減少するまで2−ブタノール(300mL)を添加して濃縮を繰り返した。二
回目の濃縮中に生成物が晶出した。最終量を150mLに調整した。結晶質生成
物を濾過し、2−ブタノール(〜40mL)で洗浄し、真空下、40℃で窒素流
によって乾燥すると、25gの純トリアゾールアルデヒド(>99重量%)が、
1−ジメチルアミノ−2−プロピン基準の総単離効率80%で得られた。
【0056】 実施例4 4−N,N−ジメチルアミノメチル−5−ホルミル−1,2,3−トリアゾー 材料 Mol(当量) MW 1-ジメチルアミノ-2-プロピン 457.0g(593.0mL) 5.50mol 83.13 EtMgCl(THF中に2.0M) 3.02L 6.05mol N-メチルホルムアニリド 892g(813mL) 6.60mol 135.17 ナトリウムアジド 339.7g 5.22mol 65.01 THF 2.5L+0.4L DMSO 11.0L 水 330.0mL
【0057】 機械的撹拌機と熱電対と窒素導入口と5Lの添加漏斗とを備えた12L容のフ
ラスコに、1−ジメチルアミノ−2−プロピン(この物質として457g,59
3mL,5.50mol)と無水テトラヒドロフラン(2.5L)とを充填した
。得られた黄色の均質溶液を〜10℃に冷却し、温度を20−25℃に維持しな
がらEtMgCl(2.0M,3.02L,6.05mol)を30分間で添加
した。反応混合物を室温で2時間熟成した。次に反応温度を20−25℃に維持
しながらN−メチルホルムアニリド(892g,813mL,6.60mol)
を20分で添加した。得られた黄緑色の透明な混合物を室温で1時間熟成した。
EtMgCl及びN−メチルホルムアニリドの添加はやや発熱性である。反応混
合物を冷却することによって温度を調整した。グリニャール添加中にエタンが生
成した(約125L)。
【0058】 ナトリウムアジド(339.7g,5.22mol)と水(330mL,18
.3mol)とを含有しているDMSO(11.0L)の激しく撹拌した溶液に
15℃−25℃の温度を維持しながら反応混合物を30分を要して移した。12
L容のフラスコをTHF(0.4L)で洗浄した。反応は発熱性であり、反応混
合物を冷却することによって調整した。トルエン及びAliquat(登録商標
)で希釈した後の最終容量が〜40Lだったので50L容のフラスコを使用した
。検定収率(複素環の検定量763g,4.95mol)は、1−ジメチルアミ
ノ−2−プロピン基準で〜90%、ナトリウムアジド基準で〜95%であった。
ナトリウムアジドの残留レベルを検定すると、<30ppmであった。反応混合
物は黄橙色でありマグネシウム塩に起因する濁りを呈した。混合物のpHは9.
7であった。
【0059】 実施例4A 4−N,N−ジメチルアミノメチル−5−ホルミル−1,2,3−トリアゾー ル:抽出単離法 材料 Mol(当量) MW 水 18L トルエン 33L Aliquat(登録商標)336 6.67Kg(7.5L) 16.50mol 404.17 d=0.884 氷酢酸 630mL 11.0mol 60.05 d=1.049 2-ブタノール 約13L
【0060】 実施例4の反応混合物にAliquat(登録商標)336(4.44kg,
5.0L,11.0mol)及びトルエン(11.0L)を添加した。混合物を
窒素下で30分間撹拌し、抽出装置に移した。水(6.0L)を添加すると、2
つの相が生じた。層を十分に混合して分離させる。水層をトルエン(11.0L
)中のAliquat(登録商標)336(1.11kg,2.75mol)の
溶液で逆抽出した。層を分離し、水層をトルエン(11.0L)中のAliqu
at(登録商標)336(1.11kg,2.75mol)中で再度逆抽出した
【0061】 最終水層は、懸濁マグネシウム塩に起因してややゼラチン質であった。pHは
9.7であった。この段階で、集めた有機層に生成物の〜94%(トリアゾール
アルデヒドの検定量〜715g,4.65mol)が抽出された。集めた有機層
はまた、トリアゾールアルデヒドに対して〜35A%のDMSOとAliqua
t(登録商標)336とN−メチルアニリン副生物と余剰のN−メチルホルムア
ニリドとを含有している。
【0062】 集めた有機層を水(6.0L)で洗浄してDMSOを除去する。1%未満のト
リアゾールアルデヒドが水層に抽出された(約0.6%)。有機層は約3A%の
DMSOを含有する。得られた有機層を集めて、氷酢酸(630mL,11.0
mol)を含有する水(4.5L)で洗浄して、トリアゾールアルデヒドを遊離
した。層を分離し、有機層を水(2.0L)で再度洗浄した。
【0063】 2回の抽出でトリアゾールアルデヒドの95%が回収される(1回目に85%
、二回目に10%)。N−メチルアニリン副生物と余剰のN−メチルホルムアニ
リドとが有機層に残存する。この段階で、トリアゾールアルデヒドの総回収率は
86%であった(検定量〜660g,4.25mol)。
【0064】 水層を集めて1.5Lに濃縮する。2−ブタノール(12L)を添加し、混合
物を〜2Lに濃縮した。水のレベルが<0.5V%に低下するまでこの手順を繰
り返した。溶媒置換中に生成物が晶出する。
【0065】 容量を〜3Lに調整した。トリアゾールアルデヒドを濾過し、2−ブタノール
(1.0L)で洗浄し、真空下、40℃で窒素流によって16時間乾燥すると、
562gの純トリアゾールアルデヒド(>99.5A%,>98.5重量%)が
光沢のある黄白色結晶質固体として得られた。総単離効率は、1−ジメチルアミ
ノ−2−プロピン基準で66%であった。母液中の損失分(検定量98g)は1
5%であった。
【0066】 実施例4B 4−N,N−ジメチルアミノメチル−5−ホルミル−1,2,3−トリアゾー ル:塩濾過単離法 材料 Mol(当量) MW 水 18.5L トルエン 14.5L Aliquat(登録商標)336 6.67Kg(7.5L) 16.50mol 404.17 d=0.884 Solka-floc 3000mL 氷酢酸 630mL 11.0mol 60.05 d=1.049 2-ブタノール 約13L
【0067】 実施例4と同じDMSO/THF中のトリアゾールアルデヒドのナトリウム塩
の混合物を以下の代替手順で処理した。反応混合物にAliquat(登録商標
)336(6.67kg,16.5mol)及びトルエン(11.0L)を添加
した。混合物は黄橙色であり、マグネシウム塩に起因する濁りを呈した。この混
合物を窒素下で2時間熟成した。solka−flocパッド(3000mL;
6L容の焼結ガラス漏斗中で〜3インチ)で濾過することによって塩を除去する
。Aliquotの塩化物をトリアゾールのナトリウム塩で置換することによっ
て形成された塩化ナトリウムを濾過によって除去する。この結果、Aliquo
tがトルエン中に可溶性トリアゾール塩として残存する。混合物の濾過に〜1.
5時間を要する。約3インチのsolka−flocケーキに対して約1.5イ
ンチの塩が除去される。
【0068】 solka−flocパッドをトルエン(3.5L)で洗浄した。得られた濁
った黄色の濾液を抽出装置に移し、水(6.0L)で希釈した。混合物が2相に
分離する。層を十分に混合して分離させる。得られた水層はマグネシウム塩に起
因してややゼラチン質である。pHは9.7であった。この段階で生成物の〜8
9%が抽出された(検定量〜680g,4.40mol)。トルエン層は、トリ
アゾールアルデヒドを〜35A%のDMSO(トリアゾールアルデヒドに対して
)とAliquat(登録商標)336とN−メチルアニリン副生物と余剰のN
−メチルホルムアニリドと共に含有している。
【0069】 有機層を水(6.0L)で洗浄してDMSOを除去した。トルエン層は〜3A
%のDMSOを含有している。水層中のトリアゾールアルデヒドの損失分は1%
未満(〜0.6%)であった。有機層を、氷酢酸(630mL,11.0mol
)を含有する水(4.5L)で洗浄してトリアゾールアルデヒドを遊離した。層
を分離し、有機層を水(2.0L)で洗浄した。これらの2回の抽出でトリアゾ
ールアルデヒドの94%が回収される(1回目に85%、2回目に9%)。N−
メチルアニリン副生物及び余剰のN−メチルホルムアニリドが有機層中に残存す
る。この段階でトリアゾールアルデヒドの総回収率は81%であった(検定量〜
620g,4.0mol)。水層を集めて〜1.5Lに濃縮する。2−ブタノー
ル(12L)を添加し、混合物を〜2Lに濃縮した。水のレベルが<0.5V%
に低下するまでこの手順を繰り返した。溶媒置換中に生成物が晶出する。
【0070】 容量を〜3Lに調整した。固体を濾過し、2−ブタノール(1.0L)で洗浄
し、真空下、40℃で窒素流で16時間乾燥すると、520gの純トリアゾール
アルデヒド(>99.5A%,>98.5重量%)が光沢のある黄白色結晶質固
体として得られた。総単離効率は61%であった(1−ジメチルアミノ−2−プ
ロピン基準)。母液中の損失分(検定量95g)は16%であった。
【0071】 実施例5 4−N,N−ジメチルアミノメチル−5−ホルミル−1,2,3−トリアゾー 材料 Mol(当量) MW 1-ジメチルアミノ-2-プロピン 26.2g 0.315mol 83.13 EtMgCl(THF中に2.0M) 173mL 0.346mol N-メチルホルムアニリド 51.1g(46.7mL) 0.378mol 135.17 ナトリウムアジド 19.5g 0.300mol 65.01 THF 70mL DMSO 500mL+90mL+60mL 水 8.1mL 0.450mol 18.0 塩化水素HCl 145mL 0.610mol (4.2N/IPA) ピペリジン 29.4g(34.2mL) 0.346mol 85.15 酢酸エチル 310mL+150mL トリフルオロ酢酸(TFA) 26.7g(18.0mL) 約0.234mol 114.02 (d:1.48) Solka-floc 約100mL 2-プロパノール(IPA) 360mL+40mL
【0072】 オーバーヘッド撹拌機と熱電対と窒素導入口と250mLの滴下漏斗とを備え
た500mL容のフラスコに、1−ジメチルアミノ−2−プロピン(純度非補正
で26.2g,0.315mol)とTHF(70mL)とを充填した。得られ
た黄色の均質溶液を氷浴で約+10℃に冷却し、+20℃〜+25℃の範囲の温
度に維持しながらEtMgCl(2.0M,173mL,0.346mol)を
30分間で添加した。添加の終了後、反応混合物を室温(20〜25℃)に加温
し、2時間熟成した。次に、+20℃〜+25℃の反応温度を維持しながらN−
メチルホルムアニリド(51.1g,46.7mL,0.378mol)を約2
0分間で添加した。得られた黄緑色(透明均質)混合物を室温で1時間熟成した
。EtMgCl及びN−メチルホルムアニリドの添加はやや発熱性である。グリ
ニャール添加中にエタンが生成した(約7L)。
【0073】 ナトリウムアジド(19.5g,0.3mol)と水(8.1mL,0.45
mol)とを含有しているDMSO(500mL)の激しく撹拌した溶液に、温
度を+15℃〜+25℃に維持しながら反応混合物を30分間で添加した。反応
は発熱性であり、反応混合物を冷却することによって調整した。バッチの最終温
度は約+20℃であった。検定収率は、1−ジメチルアミノ−2−プロピン基準
で91%、ナトリウムアジド基準で96%であった(複素環の検定量44.2g
,0.287mol)。残留ナトリウムアジドの検定レベルは<30ppmであ
った。反応混合物は黄橙色で濁っており、pHは9.7であった。
【0074】 +20℃〜+25℃の範囲の温度を維持しながら塩化水素(IPA中に4.2
NのHCl,0.61mol)を約15分間で添加した。添加の終了後、得られ
た黄橙色のマグネシウム塩のスラリーを濃縮してTHFとIPAとを除去した。
混合物をsolka−flocパッド(100mL;600mLの焼結ガラス漏
斗中に約0.5インチ)で濾過して、不溶性塩を除去した。solka−flo
cパッドをDMSO(90mL)で洗浄した。黄橙色の透明濾液が得られた。p
Hは8.25であった。等量の水で希釈した溶液のアリコートから測定したpH
の目標値は7.0から8.5の範囲であった。HCl(IPA中に4N)の代わ
りにTFAを使用して中和すると、二量体の回収率が低下した(約70%対85
%)。その理由は無機塩の除去が十分でなかったためであると考えられる。
【0075】 得られたDMSO濾液に酢酸エチル(310mL)(344mL,〜1M)中
のピペリジン(34.2mL,0.346mol)を2−3時間を要して添加し
、反応混合物を室温で約16時間熟成した。ピペリジンの添加中に二量体付加物
が晶出して撹拌可能なスラリーが形成される。
【0076】 得られた黄色スラリーを濾過すると二量体付加物が白色固体として得られた。
これをDMSO(60mL)及び酢酸エチル(150mL)で洗浄し、真空下、
40℃で窒素流によって16時間乾燥すると、62.1gの生成物(95A%,
約87重量%)が白色固体として得られた。単離効率は1−ジメチルアミノ−2
−プロピン基準で74.5%、ナトリウムアジド基準で78%であった(二量体
検定量54.0g,0.117mol)。濾過は迅速であった。濾液中の生成物
の溶解度はトリアゾール−アルデヒド当量として約10g/Lであり、これは1
8%の収率損を表す。濾液のpHは10.3であった。二量体は純粋であった。
低い重量%(87重量%)の原因は残留DMSOであるが、これは次段階に影響
を与えない。
【0077】 ピペリジン付加物(62.1g,87重量%,検定量54.0g,0.117
mol)をIPA/水(98:2,365mL)中でスラリー化した。20℃−
25℃の温度を維持しながらTFA(26.7g,18.0mL,0.234m
ol)を10分間で添加した。pH調整中にトリアゾールアルデヒドが遊離した
。反応混合物から生成物が晶出した。
【0078】 スラリーを室温で2時間撹拌した。トリアゾール−アルデヒドを濾過し、IP
A(40mL)で洗浄し、真空下、40℃で窒素流によって16時間乾燥すると
、30.5gの純生成物(>99.9A%,>99.5重量%)が白色結晶質固
体として得られた。単離効率は1−ジメチルアミノ−2−プロピン基準で63%
、ナトリウムアジド基準で65.5%であった。
【0079】 実施例6 2−(R)−(1−(R)−(3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル )−エトキシ)−4−(5−(ジメチルアミノ)−メチル−1,2,3−トリア ゾル−4−イル)メチル−3−(S)−(4−フルオロフェニル)モルホリン
2−(R)−(1−(R)−(3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル
)−エトキシ)−3−(S)−(4−フルオロフェニル)モルホリンTsOH塩
(609g,1mol)と4−N,N−ジメチルアミノメチル−5−ホルミル−
1,2,3−トリアゾール(225g,1.5mol)とを3Lのトルエン及び
1LのDMFに懸濁させる。得られた懸濁液を30分間撹拌し、次いで1当量の
トリアセトキシホウ水素化ナトリウム(212g,1mol)を添加した。30
分後、追加量のトリアセトキシホウ水素化ナトリウム(212g,1mol)を
添加した。得られた溶液/懸濁液を25℃で5時間熟成し、出発材料である第二
アミンのLC測定量が0.1A%未満(220nmで)になったときに反応が完
了した。反応の完了後、2当量の1NのHCl(2L,2mol)を添加し、反
応混合物を4時間熟成した(ある程度のホウ素錯体を分解するため)。次に溶液
をNaOHまたはNaPOでpH=8−9に戻るまで中和し、トルエン(3
L)で抽出し、有機層を2回水洗し、濃縮すると、2−(R)−(1−(R)−
(3,5−ビス(トリフルオロ−メチル)フェニル)−エトキシ)−4−(5−
(ジメチルアミノ)−メチル−1,2,3−トリアゾル−4−イル)メチル−3
−(S)−(4−フルオロフェニル)モルホリンが得られた。
【0080】 実施例7 2−(R)−(1−(R)−(3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル )−エトキシ)−4−(5−(ジメチルアミノ)−メチル−1,2,3−トリア ゾル−4−イル)メチル−3−(S)−(4−フルオロフェニル)モルホリン
材料 MW 2-(R)-(1-(R)-(3,5-ビス(トリフルオロメチル)- フェニル)-エトキシ)-3-(S)-(4- フルオロフェニル)-モルホリンTsOH塩 609g,1mol 609 4-N,N-ジメチルアミノメチル-5-ホルミル- 1,2,3-トリアゾール 200g(1.3mol) 154.17 NaBH(OAc)3 414g(95wt%,1.9mol) 211.94 DMAC(ジメチルアセトアミド) 2.7L
【0081】 0℃〜−5℃でジメチルアセトアミド(1.7L)中の4−N,N−ジメチル
アミノメチル−5−ホルミル−1,2,3−トリアゾール(200g,1.3m
ol)に、2−(R)−(1−(R)−(3,5−ビス(トリフルオロメチル)
フェニル)−エトキシ)−3−(S)−(4−フルオロフェニル)モルホリンT
sOH塩(609g,1mol)を充填した。得られたスラリーを別の容器に移
し、0.3Lのジメチルアセトアミドを使用して洗浄した。次に、ジメチルアセ
トアミド(0.7L)中のNaBH(OAc)(414g,1.9mol)の
溶液を添加した(別の容器を使用してオフラインで調製)。第二アミン充填中の
副反応を防止するために溶液を0〜−5℃に冷却する必要があった。反応は0〜
−5℃で緩徐であり、やや発熱性であった。反応溶液を40℃までゆっくりと加
熱し、1時間維持して反応を完了させた。第二アミンのHPLC測定量が0.1
A%未満(220nm)になったことによって反応の完了を判定した。
【0082】 次にHCl水溶液(1.33L,3N,4mol)を添加し(HCl充填中に
冷却して40℃に維持する)、40℃で2時間熟成した(余剰のトリアセトキシ
ホウ水素化ナトリウムをある程度分解し、かつホウ素錯体を分解するため)。ト
ルエン(3L)を添加し、次いで溶液をNaOH(5N,〜2L)でpH=8〜
9に戻るまで中和した。生成物の沈殿物の遊離塩基がガムボールになることを防
止するためにpH調整の前にトルエン(3L)の添加が必要であった。追加量の
水(2.1L)を添加し、有機層を分離し、水(4L)で2回洗浄し、定容蒸留
によって水を共沸的に除去すると、2−(R)−(1−(R)−(3,5−ビス
(トリフルオロメチル)フェニル)エトキシ)−4−(5−(ジメチルアミノ)
メチル−1,2,3−トリアゾル−4−イル)メチル−3−(S)−(4−フル
オロフェニル)モルホリンの溶液が得られた。
【0083】 本発明を幾つかの特定実施態様に関して記載し説明したが、手順及びプロトコ
ルの種々の応用、変更、修正、置換、削除または追加が本発明の要旨及び範囲を
逸脱することなく可能であることは当業者に理解されよう。例えば、本発明の方
法において化合物の製造に上記とは異なる試薬または方法を使用した変更の結果
として、本文中で前述した特定条件以外の反応条件を使用してもよい。同様に、
存在する特定置換基または製造条件に従ってまたは依存して出発材料の比反応性
を変更してもよい。予測されるこのような結果の変化または差異は本発明の目的
及び実施に適合すると考えられる。従って、本発明は特許請求の範囲によって定
義されており、該特許請求の範囲は妥当な範囲で最も広義に解釈されるべきであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KR,KZ,L C,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD ,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL, PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,S L,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US ,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ジユルネ,ミシエル アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 07065−0907、ローウエイ、イースト・リ ンカーン・アベニユー・126 (72)発明者 カウア,ジエイスン アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 07065−0907、ローウエイ、イースト・リ ンカーン・アベニユー・126 (72)発明者 ラーセン,ロバート・デイー アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 07065−0907、ローウエイ、イースト・リ ンカーン・アベニユー・126 Fターム(参考) 4C063 AA01 BB03 CC54 DD42 EE05 (54)【発明の名称】 2−(R)−(1−(R)−(3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル)エトキシ−4− ((5−ジメチルアミノメチル)−1,2,3−トリアゾル−4−イル)メチル)−3−(S) −(4−フルオロフェニル)モルホリン化合物の製造方法

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4−N,N−ジメチルアミノメチル−5−ホルミル−1,2
    −トリアゾールまたはその塩である化合物。
  2. 【請求項2】 4−N,N−ジメチルアミノメチル−5−ホルミル−1,2
    −トリアゾールトリフルオロ酢酸塩である請求項1に記載の化合物。
  3. 【請求項3】 4−N,N−ジメチルアミノメチル−5−ホルミル−1,2
    ,3−トリアゾールである化合物。
  4. 【請求項4】 4−N,N−ジメチルアミノメチル−5−ホルミル−1,2
    ,3−トリアゾールの製造方法であって、 (a)1−ジメチルアミノ−2−プロピンを強塩基で処理することによってアセ
    チリドを形成し、 (b)アセチリドをN−メチルホルムアニリドで処理し、 (c)強酸を添加することによってアセチリニックアルデヒドを形成し、 (d)アセチリニックアルデヒドをナトリウムアジドで処理することによって4
    −N,N−ジメチルアミノメチル−5−ホルミル−1,2,3−トリアゾールを
    得る段階を含む方法。
  5. 【請求項5】 段階(a)の強塩基がエチルマグネシウムクロリドまたはn
    −ブチルリチウムであることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 段階(a)の強塩基がエチルマグネシウムクロリドであるこ
    とを特徴とする請求項4に記載の方法。
  7. 【請求項7】 段階(b)でN−メチルホルムアニリドをアセチリドに直接
    添加することを特徴とする請求項4に記載の方法。
  8. 【請求項8】 段階(c)の強酸がトリフルオロ酢酸であることを特徴とす
    る請求項4に記載の方法。
  9. 【請求項9】 アセチリニックアルデヒドをナトリウムアジドの溶液に添加
    する段階(d)で、溶媒がジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ジメ
    トキシエタン及びジオキサンから選択され、更に水を含有し得ることを特徴とす
    る請求項4に記載の方法。
  10. 【請求項10】 段階(d)の溶媒がジメチルスルホキシドであることを特
    徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 段階(d)の溶媒が更に水を含むことを特徴とする請求項
    10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 2−(R)−(1−(R)−(3,5−ビス(トリフルオ
    ロメチル)フェニル)エトキシ)−4−(5−(ジメチル−アミノ)メチル−1
    ,2,3−トリアゾル−4−イル)メチル−3−(S)−(4−フルオロフェニ
    ル)モルホリンの製造方法であって、 2−(R)−(1−(R)−(3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル
    )エトキシ)−3−(S)−(4−フルオロフェニル)モルホリンを4−N,N
    −ジメチルアミノメチル−5−ホルミル−1,2,3−トリアゾールに有機溶媒
    中で還元剤の存在下で接触させることによって、2−(R)−(1−(R)−(
    3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル)エトキシ)−4−(5−(ジメ
    チル−アミノ)メチル−1,2,3−トリアゾル−4−イル)メチル−3−(S
    )−(4−フルオロフェニル)モルホリンを得ることを含む方法。
  13. 【請求項13】 還元剤が、ボラン−トリエチルアミン錯体、ボラン−トリ
    メチルアミン錯体、及び、トリアセトキシホウ水素化ナトリウムから選択される
    ことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 還元剤が、トリアセトキシホウ水素化ナトリウムであるこ
    とを特徴とする請求項12に記載の方法。
  15. 【請求項15】 有機溶媒が、トルエン、ジメチルホルムアミド、ジメチル
    アセトアミド及びその混合物から選択される溶媒を含むことを特徴とする請求項
    12に記載の方法。
  16. 【請求項16】 有機溶媒が、トルエン、ジメチルホルムアミド及びその混
    合物から選択される溶媒を含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  17. 【請求項17】 有機溶媒が、ジメチルアセトアミドを含む溶媒であること
    を特徴とする請求項12に記載の方法。
  18. 【請求項18】 反応を室温で行うことを特徴とする請求項12に記載の方
    法。
JP2000579603A 1998-10-30 1999-10-26 2−(r)−(1−(r)−(3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル)エトキシ−4−((5−ジメチルアミノメチル)−1,2,3−トリアゾル−4−イル)メチル)−3−(s)−(4−フルオロフェニル)モルホリン化合物の製造方法 Withdrawn JP2002528546A (ja)

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