JP2002528274A - ビード付き缶端を形成するための方法及び装置 - Google Patents

ビード付き缶端を形成するための方法及び装置

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Abstract

(57)【要約】 缶端は、加工物(W)を打ち抜き、該加工物を打ち抜きパンチ(120)と絞りパッド(128)との間に保持することによって単動プレス(100)でシート材から形成される。加工物の周縁部分は、ノックアウト(116)とクラウンリング(130)との間で加工されて加工物の周縁部分に所定の輪郭のクラウン(C)を形成する。ビードパンチ(112)が加工物内へ前進して加工物のクラウンから中央部分へ延長するシェルを形成する。ビードパンチがビードダイ(134)にボトムアウトして所定位置にまで引っ込み、それによって、シェルの一部分を流動させてシェルの近傍に複数のビード(B)を形成するとともに、シェルを缶端の仕様寸法に満たない長さにまで短縮する。プレスの上昇ストローク中、ビードパンチが非引っ込み位置に戻り、それによってシェルを缶端の所要仕様寸法内となるように伸長させる。単動プレス(100)で缶端を形成するための装置は、缶端のクラウン(C)の輪郭を画定する上表面を有し、流体を介して支持されたダイクラウンリング(130)を含む。ノックアウト(116)は、ダイクラウンリングに心合するように担持されており、上側パンチ組立体を固定ベースに向けて移動させたとき加工物に係合してダイクラウンリングと協同して加工物の周縁部分にクラウンを形成する。パンチ(112)は、流体圧に抗して所定位置にまで引っ込むように装着されており、クラウンから延長したシェルを形成し、該加工物をビードダイ(134)に押圧してシェルの近傍に複数のビード(B)を形成する。ビードパンチは、ビードを形成するためにシェルの一部分を流動させるように所定位置にまで引っ込み、シェルを缶端の所要仕様寸法内となるように伸長させるために非引っ込み位置へ戻るようになされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の属する技術分野 本発明は、一般に缶と称される容器の端部を閉鎖するための端部パネル(以下
、単に「缶端」と称する)を形成することに関し、特に、薄いシート材から単動
プレスで缶端を形成するための方法及び装置において、シェルからの素材の流動
による過度の(容認できないほどの)薄肉化を起こすことなく形成された1つ又
は好ましくは複数のビード(凸条)を有する缶端を形成し、その結果長さが短く
なったシェルをプレスの上昇(戻り)ストローク中に缶端の所要仕様寸法内とな
るように伸長させることを特徴とする缶端を形成方法及び装置に関する。
【0002】従来の技術 食品を入れるための缶等の缶を閉鎖するための端板は、斯界において周知であ
る。そのような缶端は、通常、スチールで形成され、缶内の食品を加工する際に
随伴する圧力変動に対処するために、缶本体に固着された缶端に若干の撓み性を
付与するための複数の同心のビード(一方の面からみれば凸条で他方の面からみ
れば凹条)を形成されている。在来の缶端は、缶端を缶本体に固着している缶端
のクラウンの近傍に形成された例えば3つのビードを有している。このような缶
端は、スチールのシート(板金)から打ち抜いて得られた加工物を絞り加工して
クラウンを有する浅いカップを形成し、そのカップのクラウンを雄型工具と雌型
工具で挟んでそれらの工具を噛み合わせることによってビードを形成することに
よって得られる。
【0003】 しかしながら、クラウンを雄型工具と雌型工具で挟んで形成すべき各ビードの
周辺から同時に素材を絞る(引っ張る)ので、特にビードの縁のところに素材及
びそれに被覆されているコーチングを著しく延伸又は薄肉化させることになる。
缶端のビードの周りの素材がそのように薄肉化することの結果として、缶端に反
りやねじれを起こす原因となる不均一な応力を素材内に生じることになり、又、
「漏れ穴」の原因となるそれによって生じ、ビード領域内に断裂を生じたり、更
に、缶に詰められる食品と缶端の素材との直接接触を回避するために素材に被覆
されているエナメルコーチングに亀裂を生じることがある。
【0004】 これらの問題は、製缶業界が缶端の製造素材としてより薄い素材の使用を追求
し続けていることから一層先鋭化してきている。そのために、近年、二重薄肉ス
チール(double reduced steel)を用いる試みがなされて
いる。しかしながら、そのような二重に重ねた薄肉素材でも、材料の肉厚が非常
に薄く、より強く加工硬化されているので、やはりパネルの破断が生じることが
ある。又、缶端を形成するのに要する力が大きく、二重薄肉スチールは、はね戻
ろうとする形状記憶特性(塑性復原力)が大きいので、薄肉化の問題に加えて、
ビード歪んだりその深さが浅くなったりすることがある。
【0005】 従って、現行の技術が遭遇している上記の問題を克服する、二重薄肉スチール
のような薄いシート材からビード付き缶端を形成する改良された方法及び装置を
求める要望がある。そのような改良された方法及び装置は、固定ベースと可動上
側パンチ組立体を有する単動プレスを用いるものであることが好ましい。
【0006】発明の概要 本発明の方法及び装置は、上記の要望を充足する。その目的のために、本発明
によれば、打ち抜かれた加工物のクラウンと中央部分とを連結するシェルを最初
に形成し、次いで、ビードが過度に延伸されたり薄肉化されることがないように
、ビードが形成される間シェルに隣接するビードへシェルを流動させる。従って
、ビードの形成中、シェルの長さは短くなるが、その短くなったシェルの長さを
プレスの上昇ストローク中に缶端の所要仕様寸法内となるように伸長させる。
【0007】 本発明の一側面によれば、固定ベースと可動上側パンチ組立体を有する単動プ
レスでシート材から缶端を形成するための方法は、シート材から加工物を打ち抜
く工程と、その加工物をパンチ組立体によって担持された打ち抜きパンチと、ベ
ースによって担持された絞り(引張り)パッドとの間に保持する工程と、加工物
の周縁部分をパンチ組立体によって担持されたノックアウト(エジェクター)と
ベースによって担持されたクラウンリングとの間で加工(成形)して加工物の周
縁部分に所定の輪郭のクラウンを形成する工程と、パンチ組立体によって担持さ
れたビードパンチ(ビードを形成するためのパンチ)を加工物内へ前進させて加
工物のクラウンから該加工物の中央部分へ延長するシェルを形成する工程と、次
いで、前記シェルの一部分を流動させることによって該シェルの近傍に少くとも
1つのビードを形成するとともに、該シェルの深さを缶端の仕様寸法に満たない
長さにまで短縮するようにビードパンチを制御する工程と、次いで、プレスの上
昇ストローク中にシェルを缶端の所要仕様寸法に戻すためにシェルを伸長させる
工程とから成る。
【0008】 ビードパンチを制御する前記工程は、ビードパンチを前記ベースに担持された
ビードダイ(ビードを形成するためのダイ)内のボトムアウト位置(底につく位
置、最終位置)にまで前進させる操作と、該ビードダイを所定の位置にまで引っ
込める操作から成るものとすることができる。プレスの上昇ストローク中にシェ
ルを缶端の所要仕様寸法内にまで伸長させる前記工程は、前記ビードパンチを前
記ボトムアウト位置に所定のドウェル時間(停止時間)の間維持し、該ドウェル
時間中前記ノックアウト及びクラウンリングを該ビードパンチに対して移動させ
る操作から成るものとすることができる。
【0009】 ビードパンチを制御する前記工程は、シェルの一部分を流動させることによっ
てシェルの近傍に複数のビードを形成するとともに該シェルの深さを缶端の仕様
寸法に満たない長さにまで短縮するようにビードパンチを制御することが好まし
い。本発明の実際の実施例としては、シェルの深さを0.120in〜0.10
5in(3.048〜2.667mm)にまで浅くしてシェルの一部分を少くと
も1つのビード内へ流動させつつ、シェルの近傍に複数のビードを形成するよう
にビードパンチを制御する。
【0010】 本発明の他の側面によれば、固定ベースと可動上側パンチ組立体を有する単動
プレスでシート材から缶端を形成するための方法は、最初にシート材から加工物
を打ち抜く工程と、その加工物をパンチ組立体によって担持された打ち抜きパン
チと、ベースによって担持された絞りパッドとの間に保持する工程と、加工物の
周縁部分をパンチ組立体によって担持されたノックアウトとベースによって担持
されたクラウンリングとの間で加工して加工物の周縁部分に所定の輪郭のクラウ
ンを形成する工程と、パンチ組立体によって担持されたビードパンチを加工物内
へ前進させて加工物のクラウンから該加工物の中央部分へ延長するシェルを形成
するとともに、加工物をベースによって担持されたビードダイに係合させる工程
と、次いで、ビードパンチを加工物及びビードダイ内へ更に前進させてシェルの
近傍に少くとも1つのビードを形成する工程と、ビードパンチを、シェルの一部
分を前記少くとも1つのビード内へ流動させることができる所定位置にまで引っ
込め(後退させ)、それによってシェルの深さを缶端の仕様寸法に満たない長さ
にまで短縮する工程と、次いで、プレスの上昇ストローク中にシェルを缶端の所
要仕様寸法内となるように伸長させる非引っ込み位置へビードパンチを戻す工程
とから成る。
【0011】 本発明の更に他の側面によれば、固定ベースと可動上側パンチ組立体を有する
単動プレスでシート材から缶端を形成するための方法は、中央部分と、クラウン
と、該クラウンと中央部分の間に延在したシェルとを有するカップを形成する工
程と、該カップの中央部分をパンチ組立体によって担持されたビードパンチと前
記ベースによって担持されたビードダイとの間に挟みつけることによってシェル
の近傍に複数のビードを形成するとともに、該複数のビードを形成するための素
材の一部分を該シェルから流動させてシェルの深さを缶端の仕様寸法に満たない
長さにまで短縮する工程と、プレスの上昇ストローク中に前記シェルを缶端の所
要仕様寸法内となるように伸長させる工程とから成る。
【0012】 シェルの近傍に複数のビードを形成する前記工程は、ビードパンチを前進させ
てビードダイにボトムアウトさせる操作と、ビードパンチを所定位置に引っ込め
る操作とから成るものとすることができる。プレスの上昇ストローク中にシェル
を缶端の所要仕様寸法内となるように伸長させる前記工程は、ビードパンチを非
引っ込み位置へ戻す操作から成るものとすることができる。
【0013】 本発明の更に他の側面によれば、固定ベースと可動上側パンチ組立体を有する
単動プレスでシート材から缶端を形成するための装置は、該固定ベース上に流体
を介して支持されており、缶端のクラウンを形成するための輪郭を画定する上表
面を有するダイクラウンリングと、前記上側パンチ組立体によって前記ダイクラ
ウンリングに心合するように担持されており、該上側パンチ組立体を固定ベース
に向けて移動させたとき加工物に係合してダイクラウンリングと協同して加工物
の周縁部分にクラウンを形成するためのノックアウトと、前記上側パンチ組立体
によって担持されており、前記加工物のクラウンと中央部分の間に延在するシェ
ルを形成し、該加工物をビードダイに押圧して該シェルの近傍に少くとも1つの
ビードを形成するためのビードパンチとから成り、ビードパンチは、該単動プレ
スが下死点に達すると、上側パンチ組立体に対して所定位置にまで引っ込むよう
に該上側パンチ組立体内に装着されており、該ビードパンチが該上側パンチ組立
体に対して所定位置にまで引っ込むことの結果として前記シェルの一部分を前記
少くとも1つのビード内へ流動させ、それによって該シェルの深さを前記缶端の
仕様寸法に満たない長さにまで短縮するようになされており、該ビードパンチは
、シェルの深さを缶端の仕様寸法に満たない長さにまで短縮させた後、該シェル
を該缶端の所要仕様寸法内となるように伸長させるために該プレスの上昇ストロ
ーク中に非引っ込み位置へ戻るように該上側パンチ組立体内に装着されている。
【0014】 好ましい実施形態では、ビードパンチは、引っ込み位置へ変位することができ
るように上側パンチ組立体内に流体を介して装着され、前記ノックアウトは、該
上側パンチ組立体内でばね付勢された押圧ピン組立体によって前記固定ベースの
方に向けて付勢されている。
【0015】 従って、本発明の目的は、薄いシート材からビード付き缶端を形成するための
改良された方法及び装置を提供すること、最初にシェルを形成し、ビードを形成
する際そのシェルの素材の一部分をビードへ流動させることによってシェルを仕
様寸法に満たない長さにまで短縮し、次いで、缶端形成プレスの上昇ストローク
中にシェルを缶端の所要仕様寸法に伸長させることを特徴とする改良されたビー
ド付き缶端形成方法及び装置を提供すること、及び、固定ベースと可動上側パン
チ組立体を有する単動プレスで薄いシート材から缶端を形成するための方法及び
装置において、最初にシェルを形成し、ビードパンチを所定位置へ引っ込めるこ
とによってビードを形成する際シェルの一部分を流動させることによってシェル
の深さを仕様寸法に満たない長さにまで短縮し、次いで、シェルを缶端の所要仕
様寸法内となるように伸長させる非引っ込み位置へビードパンチを戻すことを特
徴とする方法及び装置を提供することである。
【0016】 本発明の上記及びその他の目的、特徴及び利点は、添付図を参照して以下に記
述する本発明の実施形態の説明から一層明らかになろう。
【0017】好ましい実施形態の説明 本発明の方法及び装置を説明するために、図1を参照すると、図1には、可動
上側パンチ組立体102と固定ベース104を有する単動プレス100に用いる
ためのツーリング(工具類)が示されている。上側パンチ組立体102は、上側
ダイシュー108内に装着されたパンチピストン106を含み、固定ベース10
4は、下側シュー110を含む。パンチピストン106にビードパンチ112が
固定され、ビードパンチ112内にビードパンチインサート114が固定されて
いる。ビードパンチ112及びビードパンチインサート114の底面は、シート
材から打ち抜かれた加工物W(図2〜8参照)にビード及び缶端形状を付与する
ように輪郭形状を付与されている。
【0018】 ここでは、本発明は、0.15mm程度の厚さを有する二重薄肉スチールから
缶端を形成するのに適用された場合に関連して説明するが、本発明は、例えばア
ルミニウムや一重薄肉スチール等の広範囲の材料に適用することができる。加工
物Wは、通常、円形であるが、形成すべき缶端の形状に応じて楕円、長方形、正
方形等いろいろな幾何学的形状とすることができる。又、当業者には明らかなよ
うに、本発明を適用して製造された缶端は、いろいろな形状に形成された、又、
いろいろな材料で形成された容器又は缶を閉鎖するのに使用することができる。
そのような缶は一般に金属で製造されるが、本発明の缶端は、繊維、プラスチッ
ク又はその他の材料で製造された容器を閉鎖するのにも用いることができる。以
上の説明では食品を詰める缶の缶端の使用について述べたが、本発明の缶端は、
各種飲料を始め多種多様の乾燥製品及び液体製品を詰める缶にも適用することが
できる。
【0019】 図1では、プレス100は、下死点にあるところが示され、パンチピストン1
06が、圧力チャンバー115内の空気圧力に抗して上側パンチ組立体102内
へ後退した(引っ込められた)引っ込み位置にあるところが示されている。パン
チピストン106の上側パンチ組立体102内への後退は、圧力チャンバー11
5内のストッパー115Sによって規定される所定位置までである。この所定位
置、従って後退量は、形成すべき特定の缶端に応じて、ストッパー115S及び
上側パンチ組立体102内の硬質スペーサ117を選定することによって決める
ことができる。当業者には明らかなように、上側パンチ組立体102には、該上
側パンチ組立体102内の空気を排出するための通路、及び上側パンチ組立体1
02内に圧縮空気又は真空を付与するためのいろいろな通路が設けられている。
【0020】 上側パンチ組立体102は、又、一連のばね押し押圧ピン組立体118(図に
は1つだけが示されている)によって支持され、下向きに付勢されたノックアウ
トリング又はノックアウト116を備えている。図1では、ノックアウト116
は、上側パンチ組立体102に対してボトムアウトされた(最終位置に突き当て
られた)状態にある。打ち抜きパンチ120は、固定ベース104の下側ダイシ
ュー110に固定された環状のカットエッジ(切刃)122内へ進入して金属の
加工物Wを打ち抜く。この打抜き加工のために、一連のばね押し押圧ピン組立体
126(図には1つだけが示されている)によって支持され、下向きに付勢され
たストリッパーリング又はストリッパー124がシート材を加工物Wに近接させ
て保持する。
【0021】 空気クッションによって固定ベース104内に支持された環状の絞りパッド1
28が、加工物Wの加工中それを打ち抜きパンチ120との間に挟みつけるため
に打ち抜きパンチ120に対向して配置されている。更に、環状のクラウンリン
グ(クラウン形成用リング)130が、一連の空気支持(空気によって支持され
た)押圧ピン132(図には2本だけが示されている)によって固定ベース10
4内に支持されている。クラウンリング130の上表面は、加工物Wから形成さ
れる缶端のクラウンC(図6〜8参照)の輪郭を形成するように付形されており
、ノックアウト116に対向して配置されている。ビードダイ(ビードを形成す
るためのダイ)134が、固定ベース104の下側ダイシュー110に固定され
、該ビードダイ134内にビードダイインサート136が固定されている。ビー
ドダイ134及びビードパンチインサート114は、ビードパンチ112及びビ
ードパンチインサート114と嵌合して打抜き加工物Wから缶端を形成する。
【0022】 図2〜8は、本発明の方法に従って本発明の装置を作動する態様を示す図であ
る。図にでは、上側パンチ組立体102が、ストリッパー124、打ち抜きパン
チ120及びノックアウト116が加工物Wを打ち抜き形成するためのシート材
に接触するに至るまで下降したところが示されている。この時点で、ストリッパ
ー124は、シート材をカットエッジ122に圧接して挟みつけ、ドウェル時間
に入る。又、打ち抜きパンチ120は、シート材をカットエッジ122に当接さ
せて剪断し、加工物Wを形成する。
【0023】 図3においては、加工物Wの周縁が打ち抜きパンチ120と絞りパッド128
の間に挟みつけられる。打ち抜きパンチ120と絞りパッド128とは、両者と
も、ノックアウト116、ビードパンチ112及びビードパンチインサート11
4と共に下降する。図4においては、加工物Wは、まだ、打ち抜きパンチ120
と絞りパッド128の間に挟みつけられており、加工物Wは、最初にクラウンリ
ング130に接触する。
【0024】 図5において、ノックアウト116とクラウンリング130の間に挟みつけら
れた加工物Wの周縁部分が加工されてクラウンCの輪郭を形成し、その際、クラ
ウンリング130の上表面がクラウンCの内側輪郭を形成する。この時点で、ノ
ックアウト116がドウェル時間に入り、一方、打ち抜きパンチ120、絞りパ
ッド128、ビードパンチ112及びビードパンチインサート114は引き続き
下降運動を継続する。
【0025】 図6において、クラウンCの寸法・形状は、完全に形成されており、加工物W
の最外縁部分は、打ち抜きパンチ120と絞りパッド128の引き続きの下降運
動によってクラウンリング130の上表面の外縁を被って撫でつけられたことに
よって形成されている。又、ビードパンチ112の最外縁とクラウンリング13
0との間でクラウンCのシェルSが形成される。この時点で、ノックアウト11
6は、上側パンチ組立体102に対してボトムアウトし、そのドウェル時間を終
えてクラウンリング130と共に下降運動を続ける。かくして、シェルSは、ク
ラウンCと加工物Wの中央部分とを連結したシェルSが完成される。ここで、パ
ンチピストン106が、ストッパー115Sによって規定される所定位置(引っ
込み位置)に向かって後退し始め、ビードパンチ112及びビードパンチインサ
ート114と、ビードダイ134及びビードダイインサート136との間でビー
ドBの形成が始まる(図6参照)。本発明においては、ビードBは、シェルの(
素材の)一部分をビードB内へ流動させることによって形成される。
【0026】 図7においては、プレス100は、下死点にあり、ビードパンチ112及びビ
ードパンチインサート114は、パンチピストン106がストッパー115Sに
よって規定された所定位置にまで圧力チャンバー115内の空気圧力に抗して引
っ込められたことにより、引っ込められている。即ち、ピストン106は、圧力
チャンバー115の底壁115Bに当接した非引っ込み位置からストッパー11
5Sに当接した引っ込み位置へ移動した状態にある。このようにビードパンチ1
12、ビードパンチインサート114及びパンチピストン106を制御して前記
所定位置へ引っ込めることによりシェルSを加工物Wから形成すべき缶端の仕様
寸法より短い長さに短縮するとともにシェルSの近傍に少くとも1つのビードB
を形成する。例えば、0.120in(3.048mm)のシェルの長さ(深さ
)を必要とする仕様の缶端の場合、ビードBを形成する際シェルを0.105i
n(2.667mm)程度にまで短縮することができる。図7に示されるように
、ビードパンチ112及びビードパンチインサート114は、パンチピストン1
06がストッパー115Sに係合することよって規制された所定位置にまで上方
へ、引っ込められたことにより、上記仕様の缶端の場合ほぼ0.015in(0
.381mm)上方へ後退し、それによって、シェルSを形成している素材を加
工物Wに形成されるビードB内へ流動させる。
【0027】 プレス100がその下死点(図1)に達すると、加工物Wから形成される缶端
のビードBの形成が完了し、その時点では、短縮されたシェルSの長さは、所要
仕様に適合していない。シェルSの長さを修正するために、圧力チャンバー11
5内の空気圧の作用によってシェルSを伸長させる。即ち、上側パンチ組立体1
02がその戻りストロークにおいて上昇する間、パンチピストン106、ビード
パンチ112及びビードパンチインサート114は、パンチピストン106がそ
の引っ込み位置から非引っ込み位置へ戻るのに要する時間によって規定されるド
エル時間に入り、従って、クラウンリング130及びノックアウト116は、パ
ンチピストン106、ビードパンチ112及びビードパンチインサート114に
対して相対的に移動する。即ち、この時間の間、クラウンリング130及びノッ
クアウト116は上昇するが、ビードパンチ112及びビードパンチインサート
114は、図8に示されるように移動せず、その結果として、クラウンリング1
30とノックアウト116の間からシェルSの側へ素材が引っ張られることによ
りシェルSが伸長される。
【0028】 成形完了後、缶端は、打ち抜きパンチ120内に保持され、上側パンチ組立体
102と一緒に引き上げられる。その際、ノックアウト116が完成した缶端を
打ち抜きパンチ120から突き出し、缶端は、吐出されて次の加工部署へ搬出さ
れる。缶端の加工のこの部分は、斯界において周知の搬送装置によって処理され
るので、ここではこれ以上説明しない。
【0029】 ここに例示した本発明の装置を適正に作動させるためには、系内の熱的及び動
的オーバトラベルを補償するために単動プレス100に液圧の過負荷保護を施す
べきである。本発明に使用することができる液圧過負荷保護手段を備えたいろい
ろな種類のプレスが、ドイツ国ハンブルグのアルフォンス・ハアル・マシーネン
バウ社から市販されている。あるいは別法として、熱的及び動的オーバトラベル
を補償するための手段をダイツーリングに付加してもよい。
【0030】 以上、本発明を実施形態に関連して説明したが、本発明は、ここに例示した実
施形態の構造及び形状に限定されるものではなく、いろいろな実施形態が可能で
あり、いろいろな変更及び改変を加えることができることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明による一部断面による側面図である。
【図2】 図2は、打ち抜き工程直前の図1の装置の一部を示す一部断面による側面図で
ある。
【図3】 図3は、打ち抜き工程直の後加工物の外縁を打ち抜きパンチと絞りパッドとの
間に挟みつけた状態を示す図1の装置の一部を示す一部断面による側面図である
【図4】 図4は、加工物がクラウンリングに初期接触したときの図1の装置の一部を示
す一部断面による側面図である。
【図5】 図5は、素材がノックアウトリングによってクラウンリングの輪郭に形成され
ているところを示す図1の装置の一部断面による側面図である。
【図6】 図6は、クラウンの輪郭が完全に形成され、ノックアウトが上側パンチ組立体
の一部分にボトムアウトし、上側パンチ組立体のビードパンチが降下し始めシェ
ルの長さを短縮させるところを示す図1の装置の一部断面による側面図である。
【図7】 図7は、プレスが下死点にあり、上側パンチ組立体のビードパンチがシェル中
の余剰素材を加工物に形成されつつあるビード内へ流動させその結果としてシェ
ルの長さを短縮させるるように所定位置にまで降下したところを示す図1の装置
の一部断面による側面図である。
【図8】 図8は、シェルを製造すべき缶端の仕様寸法内に収めるように空気圧力によっ
てシェルを伸長させる上昇ストローク中にあるところを示す図1の装置の一部断
面による側面図である。
【符号の説明】
100 単動プレス 102 可動上側パンチ組立体、上側パンチ組立体 104 固定ベース 106 パンチピストン 108 上側ダイシュー 110 下側ダイシュー 112 ビードパンチ 114 ビードパンチインサート 115S ストッパー 115 圧力チャンバー 115B 底壁 116 ノックアウト 117 硬質スペーサ 118 押圧ピン組立体 120 パンチ 122 カットエッジ 124 ストリッパー 126 押圧ピン組立体 128 絞りパッド 130 クラウンリング 132 押圧ピン 134 ビードダイ 136 ビードダイインサート B ビード C クラウン S シェル W 加工物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD ,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL, PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,S L,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN ,YU,ZA,ZW 【要約の続き】 リングに心合するように担持されており、上側パンチ組 立体を固定ベースに向けて移動させたとき加工物に係合 してダイクラウンリングと協同して加工物の周縁部分に クラウンを形成する。パンチ(112)は、流体圧に抗 して所定位置にまで引っ込むように装着されており、ク ラウンから延長したシェルを形成し、該加工物をビード ダイ(134)に押圧してシェルの近傍に複数のビード (B)を形成する。ビードパンチは、ビードを形成する ためにシェルの一部分を流動させるように所定位置にま で引っ込み、シェルを缶端の所要仕様寸法内となるよう に伸長させるために非引っ込み位置へ戻るようになされ ている。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定ベース(104)と可動上側パンチ組立体(102)を
    有する単動プレス(100)でシート材から缶端を形成するための方法であって
    、 前記シート材から加工物(W)を打ち抜く工程と、 該加工物を前記パンチ組立体(102)によって担持された打ち抜きパンチ(
    120)と、前記ベース(104)によって担持された絞りパッド(128)と
    の間に保持する工程と、 前記加工物(W)の周縁部分を前記パンチ組立体によって担持されたノックア
    ウト(116)と前記ベースによって担持されたクラウンリング(130)との
    間で加工して該加工物の周縁部分に所定の輪郭のクラウン(C)を形成する工程
    と、 前記パンチ組立体によって担持されたビードパンチ(112)を前記加工物内
    へ前進させて前記加工物のクラウンから該加工物の中央部分へ延長するシェル(
    S)を形成する工程と、 前記シェル(S)の一部分を流動させることによって少くとも1つのビード(
    B)を形成するとともに、該シェル(S)の深さを前記缶端の仕様寸法に満たな
    い長さにまで短縮するように前記ビードパンチ(112)を制御する工程と、 前記プレス(100)の上昇ストローク中に前記シェル(S)を該缶端の所要
    仕様寸法内とするために伸長させる工程と、 から成る、単動プレス(100)でシート材から缶端を形成するための缶端形成
    方法。
  2. 【請求項2】 ビードパンチ(112)を制御する前記工程は、 該ビードパンチを前記ベースに担持されたビードダイ(134)(134)に
    対してボトムアウト位置にまで前進させる操作と、 該ビードダイ(134)を所定の位置にまで引っ込める操作とから成ることを
    特徴とする請求項1に記載の単動プレス(100)でシート材から缶端を形成す
    るための缶端形成方法。
  3. 【請求項3】 プレスの上昇ストローク中にシェル(S)を缶端の所要仕様
    寸法内にまで伸長させる前記工程は、 前記ビードパンチ(112)を前記ボトムアウト位置に所定のドウェル時間の
    間維持する操作と、 該ドウェル時間中前記ノックアウト(116)及びクラウンリング(130)
    を該ビードパンチ(112)に対して移動させる操作とから成ることを特徴とす
    る請求項2に記載の単動プレス(100)でシート材から缶端を形成するための
    缶端形成方法。
  4. 【請求項4】 ビードパンチ(112)を制御する前記工程は、前記シェル
    (S)の一部分を流動させることによって該シェル(S)の近傍に複数のビード
    を形成するとともに該シェル(S)の深さを該缶端の仕様寸法に満たない長さに
    まで短縮するように該ビードパンチ(112)を制御することから成ることを特
    徴とする請求項1に記載の単動プレス(100)でシート材から缶端を形成する
    ための缶端形成方法。
  5. 【請求項5】 ビードパンチ(112)を制御する前記工程は、前記シェル
    (S)の深さを0.120in〜0.105in(3.048〜2.667mm
    )にまで短縮して該シェルの一部分を少くとも1つのビード内へ流動させるとと
    もに、該シェルの近傍に複数のビードを形成するように該ビードパンチを制御す
    ることを特徴とする請求項1に記載の単動プレス(100)でシート材から缶端
    を形成するための缶端形成方法。
  6. 【請求項6】 固定ベース(104)と可動上側パンチ組立体(102)を
    有する単動プレス(100)でシート材から缶端を形成するための方法であって
    、 前記シート材から加工物(W)を打ち抜く工程と、 該加工物(W)をパンチ組立体(102)によって担持された打ち抜きパンチ
    (120)と、前記ベース(104)によって担持された絞りパッド(128)
    との間に保持する工程と、 前記加工物(W)の周縁部分を前記パンチ組立体によって担持されたノックア
    ウト(116)と前記ベースによって担持されたクラウンリング(130)との
    間で加工して該加工物(W)の周縁部分に所定の輪郭のクラウン(C)を形成す
    る工程と、 ビードパンチ(112)を前記加工物内へ前進させて該加工物の前記クラウン
    から該加工物の中央部分へ延長するシェル(S)を形成するとともに、該加工物
    を前記ベースによって担持されたビードダイ(134)に係合させる工程と、 前記ビードパンチを前記加工物及び前記ビードダイ内へ更に前進させて前記シ
    ェルの近傍に少くとも1つのビード(B)を形成する工程と、 前記ビードパンチを、前記シェルの一部分を前記少くとも1つのビード内へ流
    動させることができる所定位置にまで引っ込め、それによって該シェルの深さを
    該缶端の仕様寸法に満たない長さにまで短縮する工程と、 該プレスの上昇ストローク中に該シェルを該缶端の所要仕様寸法内となるよう
    に伸長させる非引っ込み位置へ前記ビードパンチを戻す工程と、 から成る単動プレス(100)でシート材から缶端を形成するための缶端形成方
    法。
  7. 【請求項7】 固定ベース(104)と可動上側パンチ組立体(102)を
    有する単動プレス(100)でシート材から缶端を形成するための方法であって
    、 中央部分と、クラウン(C)と、該クラウンと中央部分の間に延在したシェル
    (S)とを有するカップを形成する工程と、 該カップの中央部分を前記パンチ組立体によって担持されたビードパンチ(1
    12)と前記ベースによって担持されたビードダイ(134)との間に挟みつけ
    ることによって前記シェルの近傍に複数のビード(B)を形成するとともに、該
    複数のビードを形成するための素材の一部分を該シェルから流動させて該シェル
    の深さを該缶端の仕様寸法に満たない長さにまで短縮する工程と、 該プレスの上昇ストローク中に前記シェルを該缶端の所要仕様寸法内となるよ
    うに伸長させる工程と、 から成る単動プレス(100)でシート材から缶端を形成するための缶端形成方
    法。
  8. 【請求項8】 シェル(S)の近傍に複数のビード(B)を形成する前記工
    程は、 前記ビードパンチ(112)を前進させて前記ビードダイ(134)にボトム
    アウトさせる操作と、 該ビードパンチを所定位置に引っ込める操作とから成ることを特徴とする請求
    項7に記載の単動プレス(100)でシート材から缶端を形成するための缶端形
    成方法。
  9. 【請求項9】 プレスの上昇ストローク中シェルを缶端の所要仕様寸法内と
    なるように伸長させる前記工程は、前記ビードパンチ(112)を非引っ込み位
    置へ戻す操作から成ることを特徴とする請求項8に記載の単動プレス(100)
    でシート材から缶端を形成するための缶端形成方法。
  10. 【請求項10】 固定ベース(104)と可動上側パンチ組立体(102)
    を有する単動プレス(100)でシート材から缶端を形成するための装置であっ
    て、 前記固定ベース上に流体を介して支持されており、前記缶端のクラウン(C)
    を形成するための輪郭を画定する上表面を有するダイクラウンリング(130)
    と、 前記上側パンチ組立体によって前記ダイクラウンリングに心合するように担持
    されており、該上側パンチ組立体を前記固定ベースに向けて移動させたとき加工
    物に係合して該ダイクラウンリングと協同して該加工物の周縁部分にクラウンを
    形成するためのノックアウト(116)と、 前記上側パンチ組立体によって担持されており、前記加工物のクラウンと中央
    部分の間に延在するシェルを形成し、該加工物をビードダイ(134)に押圧し
    て該シェルの近傍に少くとも1つのビード(B)を形成するためのビードパンチ
    (112)とから成り、該ビードパンチは、該単動プレスが下死点に達すると、
    前記上側パンチ組立体に対して所定位置にまで引っ込むように該上側パンチ組立
    体内に装着されており、該ビードパンチが該上側パンチ組立体に対して所定位置
    にまで引っ込むことの結果として前記シェルの一部分を前記少くとも1つのビー
    ド内へ流動させ、それによって該シェルの深さを前記缶端の仕様寸法に満たない
    長さにまで短縮するようになされており、該ビードパンチは、シェルの深さを缶
    端の仕様寸法に満たない長さにまで短縮させた後、該シェルを該缶端の所要仕様
    寸法内となるように伸長させるために該プレスの上昇ストローク中に非引っ込み
    位置へ戻るように該上側パンチ組立体内に装着されていることを特徴とする、単
    動プレス(100)でシート材から缶端を形成するための缶端形成装置。
  11. 【請求項11】 前記ビードパンチ(112)は、前記引っ込み位置へ変位
    することができるように前記上側パンチ組立体内に流体を介して装着されている
    ことを特徴とする請求項10に記載の単動プレス(100)でシート材から缶端
    を形成するための缶端形成装置。
  12. 【請求項12】 前記ノックアウト(116)は、前記上側パンチ組立体(
    102)内でばね付勢された押圧ピン組立体によって前記固定ベースの方に向け
    て付勢されていることを特徴とする請求項11に記載の単動プレス(100)で
    シート材から缶端を形成するための缶端形成装置。
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