JP2002528219A - 固定装置 - Google Patents

固定装置

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Abstract

(57)【要約】 固定装置は、その外壁に複数の穴(16a、…、16h)を有する外側中空細長部材(11)を備える。内側部材(14)は複数のピン(15a、…、15h)を有する。この固定装置を使用するために、装置は適切な体腔または穴に入れられ、ピンはそれぞれの穴を通って伸ばされる。この装置は、骨折を固定するための髄内骨固定装置としてまたは建築業において使用される装置として使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、髄内骨固定装置および髄内装置を骨に固定する方法に関するもので
ある。本発明の装置および方法は、特に骨折を安定させるため、および人工股関
節、膝またはその他の関節などプロテーゼを骨に固定するために適している。
【0002】 本発明は、また、構造、梁、部材、壁などへ固定するための装置に関するもの
でもある。この装置は、ボルト、ねじ、釘、フックなどその他の接合装置をこれ
に取り付けるよう適合させることができる。あるいは、レンガ、梁などの要素を
接合するよう適合させることができる。
【0003】 骨折の固定および安定は、特に長骨の場合難しい可能性がある。これには、通
常2つの技法が使用される。第一の技法は、骨の一方のサイドにプレートを当て
、複数のねじで骨折の両側でプレートを骨に留める方法である。この技法は、骨
の一方のサイドからだけねじを通じて骨に力が加えられるため、骨への負荷が不
均等になる可能性があるという不利点がある。
【0004】 骨折を固定し安定するための第二の技法は、骨の髄管に髄内ピンを挿入する方
法である。固定ピンは使用する場合もしない場合もある。固定ピンを使用しない
場合、骨折の両側の骨が髄内ピンの周りで回転して骨の不整合を引き起こす可能
性がある。固定ピンが使用される場合、骨折の両側の骨に穴を穿ち、骨の穴およ
び髄内ピンに形成される穴に固定ピンを挿入する必要がある。骨の穴と髄内ピン
の穴とを整合させるのは困難であることが多く、そのため、手術手順が複雑化し
て、患者の術後回復時間を長くする可能性がある。
【0005】 人工股関節および人工膝などのプロテーゼの固定も同様の困難に直面している
。例えば、人工股関節を患者に取り付けるためには、一般に、大腿上部を処置し
て、大腿の髄管に股関節プロテーゼのステム部分を挿入する。ステムは骨セメン
トによりまたは外部ピンを大腿に穿たれた穴および人工股関節のステム部分の穴
に挿入することによって、大腿に固定される。外部ピンを使用することの難しさ
については、上に説明した通りである。骨セメントが使用される場合、セメント
が骨に適切に付着しない場合プロテーゼの不整合および移動を生じる可能性があ
る。
【0006】 先行技術の上記の不利点の1つまたはそれ以上を克服するまたは少なくとも改
善する装置および方法を提供することが、本発明の目的である。
【0007】 第一の態様において、本発明は、その側壁に少なくとも1つ開口を有し骨の髄
管に挿入するのに適する中空細長部材、およびこの中空細長部材内で滑動して受
け入れられるサイズであり、少なくとも1本のピンを持ち、この少なくとも1本
のピンが収縮ポジションから中空細長部材の少なくとも1つの開口のうちそれぞ
れ該当の開口を通って伸びる伸張ポジションに移行可能である内側部材、を備え
る髄内骨固定装置を提供する。
【0008】 中空細長部材は、その遠位端に、中空細長部材を髄管に挿入しやすいように尖
端または閉鎖端を持つことができる。中空細長部材の遠位端は、円錐形の尖端を
備えることが望ましく、尖端は中空細長部材と一体で形成するか、中空細長部材
に後から取り付けられる別個の部品として備えることができる。
【0009】 内側部材は中実部材であることが望ましいが、中空部材とすることもできる。
内側部材は、中空細長部材にぴったりと合うが密着しすぎないサイズとすること
により、中空細長部材内で内側部材が容易に移動できるようにしながら、内側部
材と中空細長部材の間にゆるみまたは「ルーズさ」が生じないようにすることが
望ましい。内側部材および中空細長部材は共に、その長さの大部分が円筒形であ
ることが望ましい。
【0010】 内側部材は少なくとも1本のピンを持つ。内側部材は、複数のピンを持つこと
が望ましい。中空細長部材は、少なくとも内側部材のピンと同じ数の開口をその
側壁に持たなければならない。その代わりに、2本またはそれ以上のピンが通る
ように開口を形成することができる。例えば、中空細長部材は2本以上のピンが
突き出せるスロットを備えることができる。
【0011】 1本またはそれ以上のピンは、本発明の装置を骨に対して相対的な所定の位置
に保持する手段である。本発明の装置を使用する際、装置は骨の髄内管に挿入さ
れる。目標ポジションに達したら、ピンは収縮ポジションから伸張ポジションに
移行する。伸張ポジションにおいては、各ピンは、中空細長部材の側壁の穴を通
って骨の中まで伸びることによって、装置と骨の相対的位置を固定する。この装
置は、外部固定ピンに合わせて骨に穴を穿つ必要がないので、使い方が単純であ
る。また、骨を装置に対して相対的な位置にしっかりと保持する。
【0012】 本発明の望ましい実施態様においては、装置を骨にしっかりと固定または接合
するために内側部材は複数のピンを持つ。説明の便宜上、本発明については、以
後複数のピンを持つものとして説明する。しかし、本発明の目的は1本のピンに
よっても達成することができ、そのような実施態様も本発明の範囲内にあるもの
とする。
【0013】 ピンは、ピンが収縮ポジションから伸張ポジションに移行することができるよ
うにする任意の適切な方法により内側部材に乗せるまたは取り付けることができ
る。収縮ポジションにおいては、ピンは、中空細長部材の外径または周辺を越え
て伸びないことが望ましい。伸張ポジションにおいては、ピンは、中空細長部材
の側壁の穴を通って骨の中まで伸びる。
【0014】 1つの実施態様において、内側部材は、収縮ポジションのときピンを収める概
ね半径方向に配置される穴を備え、ピンは概ね半径方向にまたは概ねピンの縦軸
に沿った方向に動いて伸張ポジションになる。ピンが中空細長部材の側壁の穴と
整合するような向きに内側部材がなったら直ちにピンが伸張ポジションに移行す
るように、ピンは、この実施態様においては、ばね式であると有利である。
【0015】 もう1つの、現段階でより望ましい実施態様においては、内側部材は、その外
面に1本またはそれ以上の溝を備える。この溝は、概ね横方向の溝が適切である
。ピンは、溝に配置され、一端でまたはその付近で内側部材に旋回可能に接合さ
れる。各ピンの他方の端は、内側部材の面を多少越えて伸びることができる。ピ
ンを伸張ポジションに移行させるために、内側部材は、ピンの自由端が中空細長
部材の側壁の穴と整合すると回転させることができる。ピンの自由端は、この穴
を通って伸びる。内側部材の回転が続く間、旋回可能に取り付けられたピンの端
と中空細長部材の穴の間の距離は小さくなるので、ピンは完全に伸びるまで穴を
通って外側に向かって動く。
【0016】 ピンが骨の中まで伸びるために必要な力で内側部材を回転させることができる
ように、内側部材の近位端は、ハンドルまたはトルクを与えるための手段とかみ
合うためのかみ合い面を備えることができる。中空細長部材の回転を防止するた
めにまたはこれを最小限に抑えるために、中空細長部材を所定の位置に保持する
ための保持面も備えることができる。保持面は、中空細長部材の近位端の正方形
、長方形、六角形またはその他の多角形面とすることができる。その代わりに、
中空細長部材は、中空細長部材を所定の位置に保持するために適切なツールとか
み合うキー溝を備えることができる。
【0017】 中空細長部材および内側部材は、固定長さ部材でも、可変長さまたは調節可能
長さの部材でもよい。可変長さまたは調節可能長さの部材は、装置が骨折の固定
に使用され骨折の回復中装置の長さを調節することが望ましい場合、特に有益で
ある。
【0018】 本発明は、その側壁に少なくとも1つ開口を有し骨の髄管に挿入するのに適す
る中空細長部材、およびこの中空細長部材内で滑動して受け入れられるサイズで
あり、少なくとも1本のピンを持ち、この少なくとも1本のピンが収縮ポジショ
ンから中空細長部材の少なくとも1つの開口のうちそれぞれ該当の開口を通って
伸びる伸張ポジションに移行可能である内側部材を備える髄内骨固定装置を提供
するステップ、髄内装置を骨の髄管に挿入するステップ、および少なくとも1本
のピンを収縮ポジションから中空細長部材の側壁の少なくとも1つの開口のうち
それぞれ該当の開口を通って伸びる伸張ポジジョンまで伸ばすことにより装置と
骨の相対的ポジションを固定するステップを含む、髄内装置を骨に固定する方法
も含む。
【0019】 装置は複数のピンを備えることが望ましい。
【0020】 1つの実施態様においては、装置を骨の髄管に挿入するステップは、中空細長
部材を髄管に挿入し、その後内側部材を中空細長部材に挿入するステップを含む
。その代わりに、このステップは、内側部材を中空細長部材に挿入し、その後中
空細長部材を髄管に挿入するステップを含むことができる。さらに代替実施態様
として、このステップは、内側部材を中空細長部材に一部挿入し、中空細長部材
を髄管に挿入し、その後内側部材を中空細長部材に完全に挿入するステップを含
むことができる。
【0021】 収縮ポジションから伸張ポジションにピンを移行させるステップは、内側部材
を回転させて、それによりピンが中空細長部材の側壁の少なくとも1つの穴を通
って伸びるようにピンを動かすステップを含むことができる。中空細長部材は、
内側部材が回転する間所定の位置に保持されることが望ましい。
【0022】 装置が骨折を安定または固定するために使用される場合、装置が取り付けられ
たら、ピンは、骨折の両側で骨の中まで伸びることが望ましい。
【0023】 本発明は、また、建築業またはその他の産業においてコネクタまたは接合点と
してまたは2つ以上のエレメントを接合するためにまたは構造、梁、部材、壁な
どに固定するために使用できる装置も提供する。
【0024】 もう1つの態様において、本発明は、その側壁に少なくとも1つ開口を有し構
造、梁、部材などの穴に挿入するのに適する中空細長部材、およびこの中空細長
部材内に挿入でき、少なくとも1本のピンを持ち、この少なくとも1本のピンが
収縮ポジションから中空細長部材の少なくとも1つの開口のうちそれぞれ該当の
開口を通って伸びる伸張ポジションに移行可能である内側部材を備える、構造、
梁、部材、壁などに固定するための装置を提供する。
【0025】 構造、梁、壁などの穴に挿入される端である中空細長部材の遠位端は、閉鎖端
を持つことが望ましい。これにより、中空細長部材を構造など(本文書において
、以後、文章を簡潔にするために「構造、梁、部材、壁など」を意味するために
「構造など」という用語を使用する)の穴に挿入するとき屑が詰まるのを防ぐ。
中空細長部材の閉鎖端は、内側部材のストッパ部材としても作用し、内側部材が
中空細長部材に正確な深さまで挿入されるようにする。中空細長部材の遠位端は
、構造などの穴への挿入を助けるために尖頭のまたは一般に円錐形の端を備える
ことができる。
【0026】 内側部材は、中実部材であることが望ましいが、中空部材で構成することもで
きる。内側部材は、中空細長部材ににぴったりと合うが密着しすぎないサイズと
し、内側部材と中空細長部材の間にゆるみまたは「ルーズさ」が生じないように
することが望ましい。内側部材および中空細長部材は共に、その長さの大部分が
円筒形であることが望ましい。
【0027】 内側部材は少なくとも1本のピンを持つ。内側部材は複数のピンを持つことが
望ましい。中空細長部材は、少なくとも内側部材のピンと同じ数の開口をその側
壁に持たなければならない。その代わりに、2本またはそれ以上のピンが通るよ
うに開口を形成することができる。例えば、中空細長部材は2本以上のピンが突
き出せるスロットを備えることができる。
【0028】 1本またはそれ以上のピンは、本発明の装置を構造などに接合する手段である
。本発明の装置を使用する際、装置は構造などの穴に挿入される。構造などの穴
は、ドリルで穿つことにより、または構造などの製作または建造中に形成するこ
とによって作ることができる。装置が目標の深さまで挿入されたら、ピンは収縮
ポジションからピンが構造などの材料の中にまで伸びる伸張ポジションに移行さ
れ、これにより装置を構造などに固定または接合する。
【0029】 装置が構造などの穴に正確な深さまで挿入されるようにするために、本発明の
一部の実施態様は、中空細長部材の近位端にフランジまたは外側に向かって広が
る接面部材を含んで、中空細長部材の近位端が構造などの外面と同一平面上にな
るようにすることができる。
【0030】 1つの実施態様において、内側部材は、収縮ポジションのときピンを収める概
ね半径方向に配置される穴を備え、ピンは概ね半径方向にまたは概ねピンの縦軸
に沿った方向に動いて伸張ポジションになる。ピンが中空細長部材の側壁の穴と
整合するような向きに内側部材がなったら直ちにピンが伸張ポジションになるよ
うに、ピンは、この実施態様においては、ばね式であると有利である。
【0031】 もう1つの、現段階で望ましい実施態様においては、内側部材は、その外面に
1本またはそれ以上の溝を備える。この溝は、概ね横方向の溝が適切である。ピ
ンは、溝に配置され、一端でまたはその付近で内側部材に旋回可能に接合される
。各ピンの他方の端は、内側部材の面を多少越えて伸びることができる。ピンを
伸張ポジションに移行させるために、内側部材は、ピンの自由端が中空細長部材
の側壁の穴と整合すると回転させることができる。ピンの自由端は、この穴を通
って伸びる。内側部材の回転が続く間、旋回可能に取り付けられたピンの端と中
空細長部材の穴の間の距離は小さくなるので、ピンは完全に伸びるまで穴を通っ
て外側に向かって動く。
【0032】 ピンが構造などの材料の中まで伸びるために必要な力で内側部材を回転させる
ことができるように、内側部材の近位端は、ハンドルまたはトルクを与えるため
の手段とかみ合うためのかみ合い面を備えることができる。トルクを与える手段
は、スパナ、レンチ、スクリュードライバ、プライアなどとすることができる。
【0033】 本発明の装置は、他の装置を構造などに固定できるようにするために構造など
に固定または接合することができる。例えば、別のねじまたはボルトをこれに接
合できるようにするために内側部材に内部ねじ山を作ることができる。その代わ
りに、内側部材を中空細長部材から伸ばし(かつ、装置が固定または接合される
とき構造などの外壁または外面から外側に向かって伸ばして)、内側部材の外側
に伸びた部分を他のエレメントをこれに接合するために使用することができる。
【0034】 本発明の装置は、また、厚板、梁またはレンガなど2つの構造などを接合する
ための固定装置として使用することもできる。この場合、穴は、接合される両方
の物に作る必要があるだろう。
【0035】 本発明について、さらに、本発明の望ましい実施態様を示す添付図面を参照し
て説明する。添付図面は、本発明を例示するために提供されており、本発明は図
面に示される特定の実施態様に限定されるとみなされるべきでないことが分かる
だろう。
【0036】 図1は、本発明に従った装置10を示している。装置10は、閉鎖円錐尖端が
形成される遠位端12および開放近位端を有する中空細長部材11を含む。内側
部材には複数のピン15a、15b、….15hが取り付けられる。ピン15a
−15hは、それぞれの穴16a−16bを通って伸びる。穴16a−16dに
ついては、図2にさらにはっきりと示されている。
【0037】 次に本発明の装置の内側部材の細部を示す図3および4を見ると、内側部材1
4は、中実ピンを備え、例えば機械加工により形成される横方向に伸びる複数の
溝17a、17b、17c、17dを持つ。溝17a−17dは、ピンが収縮ポ
ジションのときそれぞれのピン15a−15dを収める。ワイヤまたは釘18が
内側部材14の長さの大部分に沿ってピン15a−15dの各々の一端を貫いて
伸び、これによりピン15a−15dを内側部材14に旋回可能に取り付ける。
【0038】 図4において最もよく示される通り、ピン15aの自由端は、内側部材14の
外面を越えて伸びる。ピンの自由端が中空細長の内面に引っかからずに内側部材
14を中空細長部材11に挿入できるようにするために、中空細長部材11は、
ピンの自由端の先端が伸びることのできる縦方向に伸びる1本またはそれ以上の
溝19(図2を参照のこと)を備えることができる。縦方向に伸びる溝19は、
穴16a−16dの列と同じ線に沿って伸びることが分かるだろう。
【0039】 溝19に対する固定ピン15aの相対的位置決めについては、図5においてよ
り明確に示される。
【0040】 図6−9は、固定ピン15aを収縮ポジション(図6に示される)から伸張ポ
ジション(図9に示される)に移行する方法を示している。特に、内側部材14
は、固定ピン15aが穴16aと整合するまで(図6に示される通り)ピン15
aの先端が溝19の中を移動して、中空細長部材11の内径に沿って滑動する。
図6から分かるとおり、固定ピン15aの先端は穴16aの中まで多少距離伸び
ているが、収縮ポジションにおいては、固定ピン15aの先端は中空細長部材1
1の外周を越えて伸びない。
【0041】 固定ピン15aを収縮ポジションから動かすために、一般には内側部材14の
近位端に回転力を与えることにより内側部材14を回転させる。内側部材14が
回転すると、固定ピン15aの先端は穴16aの縁に捕らえられる。内側部材1
4の回転が続くと、固定ピン15aがワイア18に旋回可能に取り付けられる点
20は、穴16aに向かって近づく。これにより、ピン15aは、穴16aを通
って外側に向かって伸びる。図8および9に示される通り、さらに回転すると、
ピンは、図9に示される完全伸張ポジションになるまでさらに伸びる。
【0042】 図10は、固定ピン31、32が直径方向に相対する位置に取り付けられる内
側部材30の略図を示している。ピン31、32は、溝33、34にはめ込まれ
て、ピン31、32を内側部材30に旋回可能に接合するそれぞれの釘35、3
6によって保持される。
【0043】 本発明の装置を髄管に固定しやすくするために、内側部材および中空細長部材
は共に、その近位端に、ツールまたは保持手段を付けることを可能にする特徴を
持つまたはそのように成形されることが望ましい。これは、図11にもっとも良
く示されており、この図において、内側部材30は、その近位端に、トルクまた
は回転力を与えることのできるハンドル(図には示されていない)を有する相補
的な形状のツール38とかみ合うように正方形または六角形の突出37が形成さ
れる。ツール38は、回転力を与えやすくするためにラチェット・ハンドルが取
り付けられることが望ましい。
【0044】 ピンを伸ばすために回転力が内側部材に与えられるとき中空細長部材が回転す
るのを防ぐために、外側の中空細長部材の近位端に保持手段が形成されることが
望ましい。保持手段は、安定化ツール39とかみ合うことのできる正方形、長方
形、六角形またはその他の多角形の末端を含むことができる。図12にさらに明
確に示される通り、安定化ツール39は、ハンドル40および中空細長部材の近
位端とかみ合うかみ合い部分を含む。
【0045】 図13は、本発明のもう1つの実施態様を示しており、この実施態様において
は、髄内骨固定装置は、伸縮可能の長さを持つ。特に、図13に示される装置は
、内側部材50、および第一の部分52および第二の部分53を含む外側部材を
含む。内側部材50も、第一の部分54および第二の部分55を含む。第一の部
分54は、少なくとも小さいねじきり部分を持つボア56を含む。内側部材50
の第二の部分55にもボア57があり、ボア57は、ブラインド・エンドで終結
する。ねじ59が、ボア56、57にねじ込まれる。ねじが完全に挿入されると
、ねじの端はブラインド・エンドにぶつかる。ねじをさらに回転させると、2つ
の部分54、55を押し離すことにより、内側部材50の長さを伸張することに
なる。ピンが髄管の周りの骨に挿入され、内側部材50の長さが伸張されると、
外側部材51の長さも伸張する。
【0046】 内側部材の整合を簡単に確認できるようにするために、内側部材の近位端に何
らかの印を付けることも、望ましい。
【0047】 次に、本発明のもう1つの実施態様を示す図14および15を見てみると、ピ
ンまたは釘30は一端に球形部分31を持ち、釘の軸部32が球形部分31から
伸びて尖端33まで先細となる。図14に示されるピンまたは釘30は、本発明
の装置に使用される複数のピンまたは釘のうちの1本である。
【0048】 中空細長部材35(図15を参照のこと)には少なくとも1つ穴36が形成さ
れ、この少なくとも1つの穴36の直径は、ピンまたは釘30の球形部分31の
直径より僅かに大きい。内側部材37は同様のサイズの穴38を含み、溝39が
内側部材37の長さを横切ってこの穴を貫通する。装置にピンまたは釘30を装
着するために、穴36および38は整合され、ピンまたは釘30の球形部分31
が穴38に収まるまでピンまたは釘が穴から挿入される。ピンまたは釘30の尖
端33は、穴36のほぼ反対側のスロットまたは孔40の中に突き出す。
【0049】 ピンまたは釘30が装着されたら、内側部材の穴38が外側管によって覆われ
るまで外側管を右回りに回転させる。スロット40が同時に移動して、ピンまた
は釘30の尖端の遠位端に多少接触する。ピンまたは釘30はこうして挿入の準
備を完了する。
【0050】 装置が構造などの適切なサイズの穴に挿入されたら、ピンまたは釘30が完全
に伸びるまで内側部材37を右回りの方向に回転させる。この点に関してピンま
たは釘の伸張は、図6−9に示されるものと同様である。
【0051】 図14および15に示される実施態様において、ピンまたは釘30は、内側部
材に接合または取り付けされない。そうではなく、ピンまたは釘は、外側管(す
なわち中空細長部材)と内側部材の間の相互作用により所定の位置に保持される
。この意味で、内側部材と少なくとも1本のピンまたは釘の間に物理的取り付け
はなくても、内側部材は少なくとも1本のピンまたは釘を持っていることが分か
るだろう。
【0052】 本発明の実施態様の建築業における使用法が、図16、17および18におい
て示されている。図16において、2本の梁50、51は、本発明の装置52に
よって接合される。装置52は、梁51に穿たれた穴53およびこれと整合する
梁50に穿たれた穴に挿入される。その後、例えばソケットを使って内側部材を
回転させて、ピンまたは釘を図16に示される通り伸張ポジションに移行させる
【0053】 図17において、本発明の装置60は、壁62の表面に穿たれた穴61に挿入
される。内側部材63は釘またはピンが完全に伸びて壁62の所定の位置に装置
を保持するように回転される。内側部材63は中に内部ねじ山が形成され、ねじ
またはボルト64を内部ねじ山にねじ込める。
【0054】 図18において、本発明の装置70は、壁72に形成される穴71に挿入され
、ピンまたは釘は装置を所定の位置に保持するために伸ばされる。内側部材の近
位端73は壁72の表面を越えて突き出すので、物をこれに固定するために使用
できる。
【0055】 図には示されていないが、図17および18の実施態様において、中空細長部
材または外側管は、その近位端に外側に向かって伸びるフランジ、リップまたは
突出を備えて、近位端が本質的に壁の外面と同一平面になるようにすることがで
きる。
【0056】 図14および15に示される本発明の実施態様を本発明の第一の態様において
説明した髄内骨固定装置にも使用できることが分かるだろう。
【0057】 当業者は、本文書において説明される発明に、特に説明されるもの以外の変形
および変更態様が可能であることがわかるだろう。本発明は、その精神および範
囲内にあるこれら全ての変形および変更態様を包含するものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、ピンが伸張ポジションのときの本発明に従った装置の側面断面図を示
している。
【図2】 図2は、図1の装置の中空細長部材の斜視図を示している。
【図3】 図3は、ピンが収縮ポジションのときの図1の内側部材の上面図である。
【図4】 図4は、図3の線4−4に沿って見た断面図である。
【図5】 図5は、中空細長部材に挿入された内側部材を示す端面断面図である。
【図6】 図6から9までは、収縮ポジションから伸張ポジションに移行するピンを示す
端面断面図である。
【図7】 図6から9までは、収縮ポジションから伸張ポジションに移行するピンを示す
端面断面図である。
【図8】 図6から9までは、収縮ポジションから伸張ポジションに移行するピンを示す
端面断面図である。
【図9】 図6から9までは、収縮ポジションから伸張ポジションに移行するピンを示す
端面断面図である。
【図10】 図10は、本発明の別の実施態様の側面断面図である。
【図11】 図11は、本発明に従った装置の近位端の一部断面とした側面図である。
【図12】 図12は、図11に示される中空細長部材保持手段の略図である。
【図13】 図13は、可変長さを持つ本発明のさらに別の実施態様の断面略図である。
【図14】 図14は、本発明の別の実施態様に使用するのに適するピンまたは釘の側面図
である。
【図15】 図15は、本発明の別の実施態様の端面断面図である。
【図16】 図16は、梁をまとめて保持するために使用される本発明に従った装置を示す
一部断面とした側面図である。
【図17】 図17は、装置が壁に固定される本発明の実施態様を示している。
【図18】 図18は、装置が壁に固定される本発明の実施態様を示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 2E125 AA13 AA42 AA53 AB12 AC23 AC24 AE16 AG03 AG13 BB08 BB16 BB23 BB27 BC09 BD01 BE01 BE07 BF01 EA01 4C060 LL16 4C097 AA01 BB09 CC04 MM09

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 髄内骨固定装置であり、 その側壁に少なくとも1つの開口を有し骨の髄管に挿入するのに適する中空細
    長部材と、 前記中空細長部材内で滑動して受け入れられるサイズであり、少なくとも1本
    のピンを持ち、前記少なくとも1本のピンが収縮ポジションから前記中空細長部
    材の前記少なくとも1つの開口のうちそれぞれ該当の開口を通って伸びる伸張ポ
    ジションに移行可能である内側部材と、 を備える、装置。
  2. 【請求項2】 該装置において、前記中空細長部材を髄管に挿入しやすくす
    るために、前記中空細長部材がその遠位端に尖端または閉鎖端を有する、請求項
    1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 該装置において、前記中空細長部材の遠位端が円錐形尖端を
    備える、請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 該装置において、前記内側部材を前記中空細長部材にぴった
    りと合うが密着しすぎないサイズとすることにより、前記中空細長部材内で前記
    内側部材が容易に動けるようにしながら、前記内側部材と前記中空細長部材の間
    にゆるみが生じないようにする、請求項1から3までのうちいずれか1つの請求
    項に記載の装置。
  5. 【請求項5】 該装置において、前記内側部材および前記中空細長部材が共
    に、その長さの大部分において円筒形である、請求項1から4までのうちいずれ
    か1つの請求項に記載の装置。
  6. 【請求項6】 該装置において、前記内側部材が複数のピンを有する、請求
    項1から5までのうちいずれか1つの請求項に記載の装置。
  7. 【請求項7】 該装置において、前記内側部材が、収縮ポジションのとき前
    記ピンを収める概ね半径方向に配置される穴を備え、前記ピンが概ね半径方向に
    または概ねピンの縦軸に沿った方向に動いて伸張ポジションになる、請求項1か
    ら6までのうちいずれか1つの請求項に記載の装置。
  8. 【請求項8】 該装置において、前記ピンが前記中空細長部材の側壁の前記
    少なくとも1つの開口と整合するような向きに前記内側部材がなったら直ちに前
    記ピンが伸張ポジションに移行するように、前記ピンがばね式である、請求項7
    に記載の装置。
  9. 【請求項9】 該装置において、前記内側部材が、その外面に1本またはそ
    れ以上の溝を備え、前記ピンが前記1本またはそれ以上の溝に配置され、その一
    方の端で前記内側部材に旋回可能に接合され、かつ該装置において、前記ピンが
    、前記ピンの自由端を前記1つまたはそれ以上の開口と整合させ、前記内側部材
    を回転させ、それにより前記ピンを前記1つまたはそれ以上の開口を通って伸ば
    すことにより伸張ポジションに移行する、請求項1から6までのうちいずれか1
    つの請求項に記載の装置。
  10. 【請求項10】 該装置において、前記ピンの自由端が前記内側部材の表面
    から多少突き出す、請求項9に記載の装置。
  11. 【請求項11】 該装置において、前記1本またはそれ以上のピンが各々一
    方の端に拡大部を持ち、前記拡大部が前記内側部材に形成されるそれぞれの穴ま
    たは窪みに収まり、前記1本またはそれ以上のピンが前記内側部材に形成される
    それぞれの溝に沿って伸び、該装置において、前記1本またはそれ以上のピンが
    前記中空細長部材の内壁により所定の位置に保持され、前記1本またはそれ以上
    のピンが、その自由端を前記中空細長部材の前記少なくとも1つの開口と整合さ
    せ前記内側部材を回転させることにより伸ばされる、請求項1から6までのうち
    いずれか1つの請求項に記載の装置。
  12. 【請求項12】 該装置において、前記内側部材の近位端が、ハンドルまた
    はトルクを与える手段とかみ合うためのかみ合い面を備える、請求項1から11
    までのうちいずれか1つの請求項に記載の装置。
  13. 【請求項13】 該装置において、前記中空細長部材が、前記中空細長部材
    を所定の位置に保持しその回転を防止するための保持面を備える、請求項1から
    12までのうちいずれか1つの請求項に記載の装置。
  14. 【請求項14】 該装置において、前記中空細長部材および前記内側部材が
    固定長さを持つ、請求項1から13までのうちいずれか1つの請求項に記載の装
    置。
  15. 【請求項15】 該装置において、前記中空細長部材および前記内側部材が
    調節可能長さを持つ、請求項1から13までのうちいずれか1つの請求項に記載
    の装置。
  16. 【請求項16】 構造、梁、部材、壁などに固定するための装置であり、 その側壁に少なくとも1つ開口を有し構造、梁、部材などの穴に挿入するのに
    適する中空細長部材と、 前記中空細長部材に挿入可能で、少なくとも1本のピンを持ち、前記少なくと
    も1本のピンが収縮ポジションから前記中空細長部材の前記少なくとも1つの開
    口のうちそれぞれ該当の開口を通って伸びる伸張ポジションに移行可能である内
    側部材と、 を備える、装置。
  17. 【請求項17】 該装置において、前記中空細長部材を髄管に挿入しやすく
    するために、前記中空細長部材がその遠位端に尖端または閉鎖端を有する、請求
    項16に記載の装置。
  18. 【請求項18】 該装置において、前記中空細長部材の遠位端が円錐形尖端
    を備える、請求項17に記載の装置。
  19. 【請求項19】 該装置において、前記内側部材を前記中空細長部材にぴっ
    たりと合うが密着しすぎないサイズとすることにより、前記中空細長部材内で前
    記内側部材が容易に動けるようにしながら、前記内側部材と前記中空細長部材の
    間にゆるみが生じないようにする、請求項16から18までのうちいずれか1つ
    の請求項に記載の装置。
  20. 【請求項20】 該装置において、前記内側部材および前記中空細長部材が
    共に、その長さの大部分において円筒形である、請求項16から19までのうち
    いずれか1つの請求項に記載の装置。
  21. 【請求項21】 該装置において、前記内側部材が複数のピンを有する、請
    求項16から20までのうちいずれか1つの請求項に記載の装置。
  22. 【請求項22】 該装置において、前記内側部材が、収縮ポジションのとき
    前記ピンを収める概ね半径方向に配置される穴を備え、前記ピンが概ね半径方向
    にまたは概ねピンの縦軸に沿った方向に動いて伸張ポジションになる、請求項1
    6から21までのうちいずれか1つの請求項に記載の装置。
  23. 【請求項23】 該装置において、前記ピンが前記中空細長部材の側壁の前
    記少なくとも1つの開口と整合するような向きに前記内側部材がなったら直ちに
    前記ピンが伸張ポジションに移行するように、前記ピンがばね式である、請求項
    22に記載の装置。
  24. 【請求項24】 該装置において、前記内側部材が、その外面に1本または
    それ以上の溝を備え、前記ピンが前記1本またはそれ以上の溝に配置され、その
    一方の端で前記内側部材に旋回可能に接合され、かつ該装置において、前記ピン
    が、前記ピンの自由端を前記1つまたはそれ以上の開口と整合させ、前記内側部
    材を回転させ、それにより前記ピンを前記1つまたはそれ以上の開口を通って伸
    ばすことにより伸張ポジションに移行する、請求項16から21までのうちいず
    れか1つの請求項に記載の装置。
  25. 【請求項25】 該装置において、前記ピンの自由端が前記内側部材の表面
    から多少突き出す、請求項24に記載の装置。
  26. 【請求項26】 該装置において、前記1本またはそれ以上のピンが各々一
    方の端に拡大部を持ち、前記拡大部が前記内側部材に形成されるそれぞれの穴ま
    たは窪みに収まり、前記1本またはそれ以上のピンが前記内側部材に形成される
    それぞれの溝に沿って伸び、該装置において、前記1本またはそれ以上のピンが
    前記中空細長部材の内壁により所定の位置に保持され、前記1本またはそれ以上
    のピンが、その自由端を前記中空細長部材の少なくとも1つの開口と整合させ前
    記内側部材を回転させることにより伸ばされる、請求項16から21までのうち
    いずれか1つの請求項に記載の装置。
  27. 【請求項27】 該装置において、前記内側部材の近位端が、ハンドルまた
    はトルクを与える手段とかみ合うためのかみ合い面を備える、請求項16から2
    6までのうちいずれか1つの請求項に記載の装置。
  28. 【請求項28】 該装置において、前記中空細長部材が、前記中空細長部材
    を所定の位置に保持しその回転を防止するための保持面を備える、請求項16か
    ら27までのうちいずれか1つの請求項に記載の装置。
  29. 【請求項29】 該装置において、前記中空細長部材および前記内側部材が
    固定長さを持つ、請求項16から28までのうちいずれか1つの請求項に記載の
    装置。
  30. 【請求項30】 該装置において、前記中空細長部材および前記内側部材が
    調節可能長さを持つ、請求項16から28までのうちいずれか1つの請求項に記
    載の装置。
  31. 【請求項31】 骨に髄内装置を固定する方法であり、 その側壁に少なくとも1つ開口を有し骨の髄管に挿入するのに適する中空細長
    部材と、前記中空細長部材内で滑動して受け入れられるサイズであり、少なくと
    も1本のピンを持ち、前記少なくとも1本のピンが収縮ポジションから前記中空
    細長部材の前記少なくとも1つの開口のうちそれぞれ該当の開口を通って伸びる
    伸張ポジションに移行可能である内側部材とを備える、髄内骨固定装置を提供す
    るステップと、 前記髄内装置を骨の髄管に挿入するステップと、 前記少なくとも1本のピンを収縮ポジションから前記ピンが前記中空細長部材
    の側壁の前記少なくとも1つの開口を通って骨の中まで伸びる伸張ポジションま
    で伸ばすことにより、前記装置と骨の相対的位置を固定するステップと、 を含む方法。
  32. 【請求項32】 該方法において、前記ピンを収縮ポジションから伸張ポジ
    ションに移行するステップが、前記内側部材を回転させ、それにより前記ピンが
    前記中空細長部材の側面の前記穴を通って伸びるようにピンを動かすステップを
    含む、請求項31に記載の方法。
  33. 【請求項33】 該方法において、前記ピンが骨折の両側で骨の中まで伸び
    ることにより、骨折を安定する、請求項31または32に記載の方法。
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