JP2002527173A - 取り出し具付き外科用包帯およびその製造方法 - Google Patents

取り出し具付き外科用包帯およびその製造方法

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JP2002527173A JP2000576434A JP2000576434A JP2002527173A JP 2002527173 A JP2002527173 A JP 2002527173A JP 2000576434 A JP2000576434 A JP 2000576434A JP 2000576434 A JP2000576434 A JP 2000576434A JP 2002527173 A JP2002527173 A JP 2002527173A
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Abstract

(57)【要約】 取り出し具付き接着複合包帯(10、110、210、310)およびこの包帯を製造する方法が開示される。包帯(10、110、210、310)は、剥離表面(15、215a、215b、315a、315b)と保持表面(19、219a)とを有するライナ(16、116、216a、216b、316a、316b)を備える。ライナ(16、116、216a、216b、316a、316b)と保持表面(19、219a)の領域内の感圧接着剤(14、114、214、314)との間の接合強度は、ライナ(16、116、216a、216b、316a、316b)と剥離表面(15、215a、215b、315a、315b)内の感圧接着剤(14、114、214、314)との間の接合強度よりも大きい。保持表面の領域の接合強度が増すことにより、裏地(12、112、212、312)は取り出し中にピンと張った状態に保持されて、包帯(10、110、210、310)の滑らかな無菌取り出しを可能にする。保持表面は、ライナを磨耗させたりエンボスしたり穿孔したりすること、またはそれらの組合せによって提供することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 本発明は取り出し具を有する感圧接着複合体、並びにこの複合体の製造方法お
よび使用方法に関する。特に、本発明は、非常に薄い高透湿性フィルムの外傷包
帯に関して有用となる。
【0002】 発明の背景 透明フィルム包帯の使用は、加速度的に増え続けている。この種のフィルムは
、汚染液やバクテリアに対する障壁として作用して湿性環境内での治癒を容易に
するような、創傷を覆う保護層としての用途に加えて、汚染液やバクテリアによ
るカテーテル挿入部位の汚染を防止するためにカテーテルを覆うためにも使用さ
れる。この種のフィルムは、その障壁特性のために外科手術用ドレープとしても
使用される。上記説明に適合する包帯やドレープは、TEGADERMTM(ミネ
ソタ州、セントポールの3M Company)、BIOCLUSIVETM(ニ
ュージャージ州、ニューブランズウィックのJohnson & Johnso
n Company)、OP−SITETM(イングランド、ハルのT.J.Sm
ith & Nephew)、およびUNIFLEXTM(フロリダ州、ラーゴの
How Midica)などの多数の商標名のもとに入手可能である。
【0003】 以下では包帯と呼ばれる、これらの包帯やドレープに使用される重合体フィル
ムは、典型的に順応性がある。つまり、それらのフィルムは、極めて薄く、曲げ
やすく、柔軟である。それらは一般に、フィルムの接着剤塗布表面を覆う剥離可
能な保護ライナと共に供給される。ライナが剥がされると、接着剤塗布フィルム
はしわが寄ってそれ自体に接着する傾向があり、患者の皮膚への包帯の滑らかな
無菌貼付を妨げることになる。様々な取り出し具がこの問題に向けて提案されて
いる。
【0004】 米国特許第5,153,040号(Faase,Jr.)は、2部分ライナが
フィルムの底面上の感圧接着剤を保護するように提供される取り出し具を開示す
る。各ライナは、好ましくは感圧接着剤およびフィルム裏地に永久的に付着する
粘着力強化ストリップを有する。取り出し中、粘着力強化ストリップは、包帯の
両端の多孔線に沿ってフィルムの残りの部分から分離される。この方法が有する
一つの欠点は、その取り出し具を設けるために、付加構成要素、すなわちライナ
とフィルムとの間に配置される粘着力強化ストリップが必要となることである。
これらの付加構成要素により、包帯を製造するコストおよび複雑さが増大するこ
とになる。
【0005】 米国特許第4,513,739号(Johns)は、2部分ライナと、包帯の
両端におけるフィルム上の接着剤からの剥離ライナの剥離を遅延させる手段とを
有する包帯取り出し具を開示する。しかし、上述の取り出し具と同じように、こ
の装置もまた、包帯の両端部に異なる剥離特性を提供するために、包帯への付加
的構成要素が必要となる。付加的構成要素の中には、異なる接着剤、様々な層厚
みを有する裏地、裏地に固定した付加層、ライナを包帯の両端部上の裏地に直に
接続するようなライナ内の折り目(図5参照)、ライナを裏地に取り付ける包帯
の両端部に加えられた付加構成要素(図6参照)がある。上述のように、付加構
成要素は、包帯を製造するコストおよび複雑さを増大させる。
【0006】 米国再発行特許第33,353号(Heinecke)は、ライナの両端部に
剥離塗膜が存在しないようにライナに剥離剤をストリップ塗布し、裏地の底面上
の感圧接着剤へのそれらの粘着力を増大させる、包帯取り出し具を開示する。そ
の結果、取り出す間、裏地を2つのライナ間で吊り下げることができる。取り出
し後、裏地の両端部は、取り付けられたライナと共に取り除かれるのが好ましい
。この方法の1つの欠点は、ストリップ塗布したライナ材料を、全表面が剥離塗
膜を含むライナから分離して保管しなければならず、それによって包帯を製造す
るコストが増大することにある。
【0007】 発明の要約 本発明は、単純且つ安価な取り出し具を備えた接着複合包帯を提供する。包帯
は、剥離表面と保持表面とを備えたライナを有する。保持表面の領域内のライナ
と感圧接着剤との間の接合強度は、剥離表面内のライナと感圧接着剤との間の接
合強度よりも大きい。保持表面の領域内の接合強度が増大したことによって、取
り出す間、裏地をピンと張った状態に保持でき、包帯の滑らかな無菌取り出しが
行い易くなる。保持表面は、ライナを研磨、エンボス、穿孔、またはそれらの組
合せによって提供できる。
【0008】 本発明によって提供される取り出し具の利点は、包帯の製造が単純且つ容易と
なることを含む。例えば、全体を塗布した剥離表面を備えた標準ライナを、その
加工工程中にインライン形成した保持表面で使用できる。その結果、特別なライ
ナを在庫することが不要となる。
【0009】 本発明のノッチ付き包帯のさらなる利点は、包帯のノッチ付き部分が緊張状態
に維持され、それによってカテーテル挿入部位を覆うノッチ付き包帯の取り出し
/貼付がし易くなることである。
【0010】 1つの態様では、本発明は、上面および底面と対向第1および第2縁部とを有
する裏地と、裏地の底面上に配置された感圧接着剤と、剥離表面および磨耗表面
とを具備するライナであって、磨耗表面が裏地の第1縁部に沿って感圧接着剤に
取り付けられる、ライナと、裏地の第2縁部に沿って裏地に取り付けられたハン
ドルとを含む、接着複合包帯を提供する。
【0011】 他の態様では、本発明は、上面および底面と対向第1および第2縁部とを有す
る裏地と、裏地の底面上に配置された感圧接着剤と、感圧接着剤の一部に取り付
けられた第1剥離表面および裏地の第1縁部に沿って感圧接着剤に取り付けられ
た第1磨耗表面を含む第1ライナシートであって、第1磨耗表面と感圧接着剤と
の間の接合の強度が、第1剥離表面と感圧接着剤との間の接合の強度よりも大き
い、第1ライナシートと、感圧接着剤の一部に取り付けられた第2剥離表面およ
び裏地の第2縁部に沿って感圧接着剤に取り付けられた第2磨耗表面を含む第2
ライナシートであって、第2保持体と感圧接着剤との間の接合の強度が、第2剥
離表面と感圧接着剤との間の接合の強度よりも大きい、第2ライナシートとを含
む、接着複合包帯を提供する。
【0012】 他の態様では、本発明は、上面および底面と対向第1および第2縁部とを有す
る裏地と、裏地の底面上に配置された感圧接着剤と、剥離表面および保持表面を
具備するライナであって、保持表面が不連続剥離塗布を含み、保持表面が裏地の
第1縁部に沿って感圧接着剤に取り付けられる、ライナと、裏地の第2縁部に沿
って裏地に取り付けられたハンドルとを含む、接着複合包帯を提供する。
【0013】 他の態様では、本発明は、上面および底面と対向第1および第2縁部とを有す
る裏地と、裏地の底面上に配置された感圧接着剤と、感圧接着剤の一部に取り付
けられた第1剥離表面および不連続剥離塗膜を含む第1保持表面を含む第1ライ
ナシートであって、第1保持表面が裏地の第1縁部に沿って感圧接着剤に取り付
けられており、第1保持表面と感圧接着剤との間の接合の強度が、第1剥離表面
と感圧接着剤との間の接合の強度よりも大きい、第1ライナシートと、感圧接着
剤の一部に取り付けられた第2剥離表面および不連続剥離塗膜を含む第2保持表
面を含む第2ライナシートであって、第2保持表面が裏地の第2縁部に沿って感
圧接着剤に取り付けられており、第2保持表面と感圧接着剤との間の接合の強度
が、第2剥離表面と感圧接着剤との間の接合の強度よりも大きい、第2ライナシ
ートとを含む、接着複合包帯を提供する。
【0014】 他の態様では、本発明は、上面および底面と対向第1および第2縁部とを有す
る裏地と、裏地の底面上に配置された感圧接着剤と、ライナであって、感圧接着
剤に取り付けられた剥離表面とライナを貫通して形成された孔とを含む、ライナ
とを具備し、孔が感圧接着剤の一部に露出し、ライナと感圧接着剤との間の接合
の強度が、孔に近接して増大する、接着複合包帯を提供する。
【0015】 他の態様では、本発明は、上面および底面と対向第1および第2縁部とを有す
る裏地と、裏地の底面上に配置された感圧接着剤と、感圧接着剤の一部に取り付
けられた第1剥離表面および感圧接着剤の第1部分を露出する第1孔を含む第1
ライナシートと、感圧接着剤の一部に取り付けられた第2剥離表面および感圧接
着剤の一部を露出する第2孔を含む第2ライナシートとを含む、接着複合包帯を
提供する。
【0016】 他の態様では、本発明は、上面および底面と対向第1および第2縁部とを有す
る裏地と、裏地の底面上に配置された感圧接着剤と、感圧接着剤に取り付けられ
たライナと、ライナと裏地の第1縁部に近接した感圧接着剤との間の接合強度を
増大させる手段と、裏地、感圧接着剤およびライナ内に形成されたノッチであっ
て、裏地の第1縁部に沿って開口し、裏地の第2縁部に向かって延在する、ノッ
チとを含む、接着複合包帯を提供する。
【0017】 他の態様では、本発明は、上面および底面を有する裏地を提供し、裏地の底面
上に感圧接着剤を提供し、剥離表面と少なくとも1つの保持表面とを提供し、剥
離表面とライナの保持表面とを裏地の感圧接着剤に取り付けることによって接着
複合包帯を製造する方法を提供する。
【0018】 本発明の物品のこれらや他の特徴、利点、および方法を以下で説明する。
【0019】 発明の図示実施形態の詳細な説明 本発明は、高透湿性フィルム裏地を有する感圧接着包帯の分野で特に有用とな
る。発行された米国特許第3,645,835号、同第4,595,001号、
および欧州特許出願公報第0437944号に、そのようなフィルムを製造する
方法およびそれらの透過度を試験する方法が記載されている。好ましくは、フィ
ルム/接着剤複合包帯は、人体の皮膚に匹敵する、またはそれよりも大きな透過
度で水蒸気を透過させる。1つの態様では、接着剤を塗布したフィルムは、米国
特許第4,595,001号に記載されたような倒立カップ法を利用して、少な
くとも300g/m2/24hrs/37℃/100−10%RH、より好まし
くは少なくとも700g/m2/24hrs/37℃/100−10%RH、お
よび最も好ましくは少なくとも2000g/m2/24hrs/37℃/100
−10%RHの透過度で、水蒸気を都合良く透過させることができる。
【0020】 裏地フィルムも、解剖学的表面に適合可能であるのが好ましい。それにより、
裏地が解剖学的表面に貼付されると、裏地は、その表面が動いても表面に適合す
る。好適な裏地は、解剖学的関節部にも適合可能である。関節部を曲げ、次にそ
の曲がる前の姿勢に戻すと、裏地は関節部の曲がりに適応するように延びるが、
関節を曲げる前の姿勢に戻したときにその関節部に適合し続けるだけの十分な弾
力性がある。本発明で使用するのに適した裏地のこの特性の記載は、発行された
米国特許第5,088,483号および同第5,160,315号に見られる。
【0021】 本発明の接着複合安全用品で使用するのに適している幾つかの裏地についての
記載は、欧州特許出願公報第0437944号、発行された米国特許第5,08
8,483号および同第5,160,315号に見られる。
【0022】 特に好適なフィルム裏地は、弾性ポリウレタン、ポリエステルもしくはポリエ
ーテルブロックアミドフィルムの群、またはそれらの組合せから選択されても良
い。これらのフィルムは、裏地に好ましいと考えられる弾性、高透湿性および透
明性の所望特性を組み合わせる。裏地は単層物品として以下で説明されるが、そ
れは、例えば欧州特許出願公報第0437944号に記載されるように多数の層
を有することもあることが理解されよう。
【0023】 本発明の接着複合体に使用できる好適な感圧接着剤は、その開示が引用により
ここに含められる米国再発行特許第24,906号に記載されたアクリレート共
重合体、特に97:3イソ−オクチルアクリレート:アクリルアミド共重合体な
どの、皮膚に適用できる通常接着剤である。米国特許第4,737,410号に
記載されているような、70:15:15のイソオクチルアクリレート:エチレ
ンオキシドアクリレート:アクリル酸三元共重合体も好ましい(例31参照)。
他の有用な接着剤は、英国特許第1280631号(例えば、ポリビニルエーテ
ル接着剤を参照)、欧州特許第35399号および同第51935号、並びに米
国特許第3,389,827号、同第4,112,213号、同第4,310,
509号および同第4,323,557号に記載されている。米国特許第4,3
10,509号および同第4,323,557号に記載されているように、接着
剤内の薬物または抗菌剤の含有も考えられている。
【0024】 上述の好適な感圧接着剤は、好ましくは、人体の皮膚のものよりも大きいまた
はそれに匹敵する透過度で水蒸気を通過させる。そのような特徴は、最適な接着
剤の選択を通じて達成できるが、米国特許第4,595,001号に記載されて
いるように、裏地に接着剤をパターンコーティングする方法など、相対的に高透
湿性を達成する他の方法が採用されても良いことが本発明でも考えられている。
【0025】 本発明による好適な実施形態では、接着剤の選択は、人体または動物の皮膚に
使用しても安全であるもの、好ましくは「低アレルギー誘発性」接着剤として知
られる部類のものに限定される。好適なアクリレート共重合体は、この部類の接
着剤である。
【0026】 水蒸気透過性および低アレルギー誘発性に加えて、本発明の接着複合安全物品
と共に使用される接着剤は、皮膚またはツメの表面に塗布したときに高い初期粘
着力を示すことも好ましい。1つのそのような接着剤は、「Moisture−
Regulated Adhesive Dressing」の名称で同一譲渡
された同時係属米国特許出願第08/726,510号、現米国特許第5,84
9,325号に記載されており、他の有用な接着剤に、例えば、英国特許第12
80631号で議論されたようなポリビニルエーテル接着剤を含めても良い。高
初期粘着力を示す接着剤の1つの利点は、例えば、包帯によるカテーテルの付加
的固定法を、低初期粘着力を有する接着剤と比べてより速やかに促進できること
である。
【0027】 ライナは、様々な所有権付き製法で様々な製造業者から入手可能である。当業
者は通常、所望の剥離特性を有する製品に達するように選んだ接着剤に対して模
擬化した使用条件でこれらのライナを試験する。本発明に従って製造された包帯
用のハンドルおよびライナを供給するために使用した材料は、好ましくは、裏地
よりも実質的に硬質である。
【0028】 本発明の接着複合包帯は、裏地の上面の低粘着性塗膜を有しても良く、これは
好ましくは、米国特許第5,531,855号に記載されるように、ポリビニル
N−オクタデシルカルバメートの溶液およびシリコーン樹脂のブレンドとして塗
布される。本発明の接着複合体の上面は低粘着性塗膜を含むことが好ましいが、
そのような塗膜が無い接着複合体も本発明の範囲内にあるものと見なされる。
【0029】 図1は、本発明による接着複合包帯の一実施形態の斜視図である。包帯10は
、上面および底面を有する裏地12と、底面上に配置された感圧接着剤14とを
含む。ライナ16は、接着剤14の上に配置されて、患者に貼り付けられるまで
それを保護する。ライナ16はライナタブ17を有するのが好ましく、その目的
については以下でさらに詳述する。
【0030】 患者に包帯10を貼り付けるのに有用なハンドル18も、感圧接着剤14に取
り付けられている。ハンドル18およびライナタブ17は、好ましくは互いに重
なり合っているので、それらは、患者に包帯10を貼り付けるために感圧接着剤
14からライナ16を分離するのに好都合な場所を提供することができる。
【0031】 裏地12は、裏地12の第1縁部に沿って設けられた第1弱め線22を有する
ことが好ましい。弱め線22は、好ましくは一列の切取線として提供されるが、
他の弱め線も考えられている。弱め線22は、以下でデリバリストリップ20と
称される裏地12の一部を画定する。ハンドル18は、好ましくは、裏地12の
デリバリストリップ20に接続されるので、第1弱め線22の場所を過ぎて裏地
12と重複しない。
【0032】 裏地12の反対側の第2縁部において、一対のデリバリストリップ24aおよ
び24b(集合的にデリバリストリップ24と称される)は、包帯10内に形成
されたノッチ28の両側に配備された弱め線26aおよび26bによって画定さ
れる。弱め線26aおよび26bは、以下では集合的に第2弱め線26と称され
る。
【0033】 包帯10の図示実施形態では、ノッチ28が、裏地12、感圧接着剤14およ
びライナ16を通して提供される。ノッチ28は、包帯10の第2縁部に開口部
を含み、包帯10の第1縁部にほぼ向かって延在する。ノッチ28は、以下でさ
らに詳述されるように、カテーテルとの関連で有用となる。
【0034】 図2は、ライナ16が裏地12上の感圧接着剤14と接触している状態から実
質的に剥がされている取り出し過程を例示する。示されていないが、好ましくは
、使用者が、ライナ16のハンドル18およびタブ17を把持し、それらを分離
してハンドル18とライナ16との間に裏地12を吊り下げる。
【0035】 ライナ16を取り外した後に裏地12が折り曲がったりしわになったりするの
を防ぐために、裏地がハンドル18とライナ16との間でピンと張った状態に保
持されるのが好ましいので、ライナ16と、デリバリストリップ20および24
の領域内の感圧接着剤14との間の接合強度が、ライナ16と、デリバリストリ
ップ20および24の間に配置された感圧接着剤14の他の残りの部分との間の
接合強度よりも大きいことが好ましい。その結果、使用者がライナ16を感圧接
着剤14から剥がすとき、ライナ16と感圧接着剤14との間の剥離線が裏地1
2の第2縁部に沿ったデリバリストリップ24に達したときに張力が裏地12に
加わる。その結果、取り出し中、使用者がライナ16およびハンドル18を把持
し、ライナ16を裏地12の主要部分から引き剥がして、それをピンと張った状
態にし、それによって取り出し中に裏地が折り曲がったりしわになったりする傾
向が減少することになる。
【0036】 一つのライナ16の上面が、図1Aに示され、剥離表面15上に配置された剥
離塗膜およびライナ16の縁部に沿って配置された保持表面19を含む。保持表
面19が裏地12の縁部に沿って配置されるのが好ましく、さらに好ましくは、
保持表面が寸法および場所に関して裏地12のデリバリストリップ24にほぼ対
応する。上述のように裏地12をピンと張った状態にするために、剥離表面15
と感圧接着剤14との間の接合強度が、保持表面19と感圧接着剤14との間の
接合強度よりも低い。同様に、ハンドル18と裏地12/感圧接着剤14複合体
との間の接合強度は、剥離表面15と感圧接着剤14との間の接合強度よりも大
きいことが好ましい。
【0037】 ライナ16と保持表面19の領域内の感圧接着剤14との間の接合強度を増大
させるには、ライナ16上の連続した剥離塗膜を分裂させる多数の技術を通じて
提供される。連続した剥離塗膜を分裂させることによって、感圧接着剤14が下
にあるライナ16と直に接合することができ、典型的に、感圧接着剤14と剥離
塗膜との間の接合強度と比べてより強い接合となる。
【0038】 1つの実施形態では、感圧接着剤14と保持表面19との間の接合強度の増大
は、剥離塗膜の少なくとも一部分、または潜在的に剥離塗膜の全てが保持表面1
9の領域内のライナ16から取り除かれる磨耗表面を形成するために、ライナ1
6から剥離塗膜を磨耗させることによって提供される。保持表面19内の磨耗に
よって取り除かれる剥離塗膜量は、保持表面19と感圧接着剤14との間の接合
の強度を制御するために変更できる。
【0039】 少量の剥離塗膜を磨耗により除去すると、その接合強度は、僅かしか増大せず
、保持表面19を感圧接着剤14/裏地12複合体から分離または剥離させてし
まう。これらの実施形態では、包帯10と共に例示された弱め線26が不要とな
る。このような実施形態の1つの利点は、裏地12の全てが患者に貼り付けられ
、少しの裏地12も決して取り出し後のライナ16と共に廃棄されない。
【0040】 全て、または実質的に全ての剥離塗膜など、より大量の剥離塗膜が、保持表面
19の領域内のライナ16から除去される場合には、保持表面19と感圧接着剤
14との間の接合強度が、裏地12を不都合に延ばすことなく感圧接着剤14か
ら保持表面19を剥離できるようにするには大きすぎることになる。これらの状
況では、感圧接着剤14と患者の皮膚との間の接合が、ライナ16の除去中に裏
地12の延伸によって弱められる前に、裏地12から分離できるようにするため
に例示されるように一列の弱め線26を裏地12に提供することが好ましい。
【0041】 一列の弱め線26が裏地12内に提供される場合には、ライナ16の保持表面
19とデリバリストリップ24の領域内の感圧接着剤14との間の接合強度は、
一列の弱め線26を横切る裏地12の引張強さよりも大きいことが好ましい。そ
の結果、露出した感圧接着剤14が皮膚に付着するように患者の皮膚上に包帯1
0を正しく配置した後、裏地12を上からなでて滑らかにし、ライナ16を裏地
12から引き離すことによって増大した張力が裏地12に加えられる。増大した
張力が、好ましくはフィルム裏地12を弱め線26に沿って分離させる。分離後
、デリバリストリップ24は、デリバリストリップ24からライナ16の保持表
面19を分離させることなく、ライナ16と共に裏地12から剥がされる。
【0042】 ハンドル18が取り出し後に包帯10の残りの部分から分離されることが望ま
しく、ハンドル18が裏地12上の感圧接着剤14に取り付けられる、これらの
包帯では、ハンドル18と感圧接着剤14との間の接合強度は、上記ライナ16
に関して説明したようにハンドル18の剥離塗膜の磨耗を通じて制御されても良
い。つまり、ハンドル18と感圧接着剤14との間の接合強度は、感圧接着剤1
4と患者の皮膚との間の接合が許容できないほど弱まる時点まで裏地12を実質
的に延伸させることなく感圧接着剤14からハンドル18を剥がすことができる
ように制御される。ハンドル18と感圧接着剤14との間の接合が剥離可能であ
るような実施形態では、弱め線が不要であり、少しの裏地12も決してハンドル
18と共に除去されない。
【0043】 図1および図2で示されたものなど他の実施形態では、ハンドル18は、感圧
接着剤14に剥離可能に取り付けられず、一列の弱め線22が提供される。この
ような実施形態では、ハンドル18は、実質的に全ての剥離塗膜がハンドル18
から除去されている磨耗表面を含む。裏地12は、ハンドル18と感圧接着剤1
4との間の接合強度が一列の弱め線22を横切る裏地12の引張強さよりも大き
いので、ハンドル18の除去中に一列の弱め線22に沿って分離するのが好まし
い。その結果、ハンドル18を除去すると、一列の弱め線22に沿って裏地12
のデリバリストリップ20の部分をも除去する。
【0044】 包帯10の図示実施形態での弱め線22および26は、切取線の形で提供され
る。切取線の寸法は、裏地12や他の要因によって異なるが、切取線が少なすぎ
たり、小さすぎたりすると、裏地12の延伸、変形および不均一弱体部の原因と
なる。その範囲の他端において、切取線が多すぎたり、大きすぎたりすると、裏
地12が容易に分離することになり、それによって、ハンドル18とライナ16
との間の裏地12に加えられる張力を抑制する。その結果、裏地12の滑らかな
取り出しができなくなる。
【0045】 ライナ16およびハンドル18は、剥離塗膜の一部または全てがそれから除去
されている磨耗表面を含むように説明してきたが、本発明による包帯を、代わり
に、エンボス加工したライナ16およびハンドル18で製造して、感圧接着剤1
4とライナ16および/またはハンドル18との間の接合の強度を増すようにし
ても良い。
【0046】 剥離塗膜表面にエンボス加工すると、エンボス加工した領域内の剥離塗膜の連
続性を分裂させることによってその表面と感圧接着剤との間の接合強度を増すこ
とができる。その不連続剥離塗膜は、感圧接着剤14を剥離塗膜の下にある材料
にアクセスさせることによって接合強度を増すことができる。例えば、ライナ1
6は、上述のように研磨の代わり、またはそれに加えてエンボス加工した保持表
面19を含むことができる。保持表面19に採用されるエンボス加工の精度は、
例えば、感圧接着剤14、剥離塗膜、ライナ材料、包帯がガンマ滅菌される(接
合強度を増すことができる)かどうかなどにより異なる。
【0047】 エンボス加工した保持表面19は、感圧接着剤14に剥離可能に取り付けられ
、その場合、包帯10からライナ16を除去できるようにするための弱め線26
が不要となる。代わりに、エンボス加工が剥離塗膜に十分な分裂を起こすので、
ライナ16を除去するときに裏地12の過度な延伸を防止するための弱め線26
が必要となる。
【0048】 ハンドル18は、ライナ16と共に使用されるものと同様にエンボス加工した
表面を含み、所望の剥離可能なハンドル18、または裏地12によりしっかり取
り付けられるハンドル18のいずれかを達成し、それによってハンドル18の除
去中に裏地12がそれに沿って分離する一列の弱め線22が必要である。
【0049】 図3は、剥離ライナ16とハンドル18とを除去した後の、カテーテル30を
覆うように配置した図1および2の裏地12を例示する。裏地12の縁部23、
27a、27bは、上述したように、弱め線22および26に沿って形成される
。裏地12は、カテーテル30の挿入部位31が裏地12と感圧接着剤14とに
よって確実に覆われるような寸法にされるのが好ましい。裏地12と感圧接着剤
14とがカテーテル30の翼部34に十分な支持を与えることがさらに好ましい
。裏地12の第2縁部に形成されたノッチ28は、カテーテルハブ32の上に配
置され、自在にカテーテル30への延長配管装置36が接続できるようになる。
【0050】 図2に戻って、裏地12、感圧接着剤14およびライナ16を通して形成され
たノッチ28は、好ましくは、裏地ノッチ28aおよびライナノッチ28bによ
って画定された孔に開口する。包帯10の取り出し中に形成されるより大きな開
口部が、図3に示されるように、カテーテル30上にそれを配置し易くするのが
好ましい。さらに、裏地12が単一ライナ16によってノッチ28aの両側で支
持されて、ノッチ28a周りの領域における裏地12がしわになったり折り曲が
ったりする傾向を低減すると好都合である。包帯10に形成されたノッチ28が
ライナノッチ28bを含むが、ある場合にはノッチ28の領域の裏地および感圧
接着剤のみを除去して、実質的に全てのライナ16を所定位置に残すこともある
ことは理解されよう。
【0051】 図4および図5は、本発明による接着複合包帯の代替的実施形態を示す。包帯
110の1つの変形は、ハンドル118を裏地112の上面に、すなわち、感圧
接着剤114が位置する反対面に、取り付けたことである。ハンドル118は、
図4に最良に示されるように裏地112の縁部113を越えて延在するのが好ま
しい。他の変形は、包帯110がカテーテルまたは他の装置の上に設置できるよ
うに包帯110を適応させるようにしたノッチを含まないことである。
【0052】 図1および図2に関連して説明した包帯10と同じように、ハンドル118と
裏地112との間の接合強度は、好ましくは、ライナ116の剥離表面と感圧接
着剤114との間の接合強度よりも大きい。その結果、使用者はハンドル118
およびライナ116のタブ部分117を掴んで、ライナ116の剥離表面を感圧
接着剤114と裏地112とから分離させることができる。
【0053】 ライナ116の剥離表面と裏地112の縁部に沿った感圧接着剤114との間
の接合強度は、ライナ116の剥離表面と裏地112の他の残留部分の上の感圧
接着剤114との間の接合強度よりも大きい。その結果、使用者は、包帯10に
関して上述した方法と同じようにしてハンドル118とライナ116との間で裏
地112をピンと張った状態に保持することによって裏地112および感圧接着
剤114を取り出すことができる。
【0054】 弱め線126が裏地112内に提供されるこれらの包帯では、ライナ116と
裏地112の縁部に沿った感圧接着剤114(デリバリストリップ124の領域
に略対応する)との間の接合強度が、弱め線126を横切る裏地112の引張強
さよりも大きいことが好ましい。その結果、裏地112および感圧接着剤114
を患者の皮膚に貼り付けた後、ライナ116を弱め線126に沿って裏地112
を分離することによって除去できる。裏地112の反対縁部において、ハンドル
118が裏地112から除去可能であることも好ましい。ハンドル118は、上
記包帯10に関して説明したように、弱め線を使用することによって、または感
圧接着剤114にハンドル118を着脱可能に接合することによって除去するよ
うにしても良い。
【0055】 着脱可能なハンドル118を、代わりに、剥離可能ヒートシール接合を使用し
て裏地112に取り付けても良い。そのような剥離可能なヒートシール接合は、
例えば、米国特許第5,738,642号(Heineckeその外)に記載さ
れている。但し、簡単に言えば、確実に固定でき、尚も剥離可能であるような任
意の剥離可能ヒートシール接合、すなわち、ハンドル118および裏地112を
、裏地112の一体性、または裏地112上の感圧接着剤114と患者の皮膚と
の間の接合を破壊することなく分離できる。つまり、ハンドル118と裏地11
2との間の接合強度が、接着剤114と患者の皮膚との間の接合よりも低い。さ
らに、ハンドル118と裏地112との間の接合が、取り出し中に感圧接着剤1
14からのライナ116の分離が容易となるように、接着剤114とライナ11
6との間の接合よりも強くなければならない。
【0056】 図6は、裏地212および感圧接着剤214を含む本発明による他の包帯21
0を例示する。随意にではあるが、例示した包帯210は、裏地212の第1縁
部223に沿って開口するノッチ228を含む。そのノッチ228は、好ましく
はカテーテルまたは他の同様の医療装置に適合するようにしてある。
【0057】 感圧接着剤214は、取り出し前、ライナシート216aおよび216bを含
む2部分構成ライナによって保護されている。2つのライナシート216aおよ
び216bが好ましいが、包帯210を取り出すために必ずしもJ状折り目を付
けて使用者がライナシート216aおよび216bを掴み易くする必要がない。
ノッチ228がそれを通して形成されるライナシート216aは、ノッチ228
全体を含むほど十分遠くまで裏地212の反対縁部221に向かって延在するこ
とがさらに好ましい。つまり、ノッチ228の頂部がライナシート216a内に
形成されるのが好ましい。
【0058】 ライナシート216aは、裏地212上の感圧接着剤214の一部と接触した
剥離表面215aと、裏地212の縁部223に近い感圧接着剤214と接触し
た第1保持表面219aとを含む。感圧接着剤214と保持表面219aとの間
の接合の強度は、感圧接着剤214と剥離表面215aとの間の接合の強度より
も大きい。保持表面219aは、ライナシート216a上の剥離塗膜を分裂させ
る、例えば、磨耗、エンボス加工、磨耗およびエンボス加工など、によって形成
される。
【0059】 裏地212は、保持表面219aと感圧接着剤214との間の接合が、裏地2
12の過度な延伸無しには剥離できない場合には弱め線226を含めても良い。
弱め線226および裏地212の第1縁部223は、図に示されるようにデリバ
リストリップ224を画定する。保持表面219aは、提供される場合にはデリ
バリストリップ224の領域内に実質的に配置されることが好ましい。
【0060】 ライナシート216bは、上記ライナシート216aと同じように構成され、
剥離表面215bおよび裏地212の縁部221に近い感圧接着剤214と接触
した保持表面219bを含む。例示された裏地212も、デリバリストリップ2
20を画定する任意の弱め線222を含む。包帯210の側部の構造に関する細
部は、上記のライナ216aを含む包帯の側部に関して説明したものと同じであ
る。
【0061】 剥離表面215a/215bと保持表面219a/219bとの間の異なる接
合強度のために、包帯210の裏地212を、図2で例示されたものと同じよう
に取り出すことができる。つまり、使用者が両方のライナシート216aおよび
216bを掴んで、感圧接着剤214とライナシート216aおよび216bと
の間の剥離線が、保持表面219aおよび219bに達するまでそれらを対向方
向に引っ張ることができる。その時点で、裏地212が、保持表面219aおよ
び219bに付着した感圧接着剤214と共に、2つのライナシート216aお
よび216bの間でピンと張った状態に保持される。次に、包帯を所望の場所に
配置し、裏地212をなでつけて露出した感圧接着剤214を患者の皮膚に付着
させる。
【0062】 患者に裏地212を貼付した後、保持表面219aおよび219bを感圧接着
剤214から分離できる。保持表面219aおよび219b間の接合強度が大き
い包帯の場合、裏地212は、ライナシート216aおよび216bを使用して
裏地212にさらなる張力を与えることによって弱め線222および226に沿
って分離することができる。これらの包帯では、弱め線222および226を横
切る裏地212の引張強さは、感圧接着剤214とそれぞれの保持表面219a
または219bとの間の接合強度よりも小さいことが好ましい。その結果、ライ
ナシート216aおよび216bを使用して裏地212の張力を増すと、典型的
に対応する弱め線222および226に沿って裏地212を分離させる。その分
離は、裏地212のたの残留部分からの対応デリバリストリップ(220および
/または224)のさらなる除去となる。
【0063】 図7は、裏地312および感圧接着剤314を含む本発明による他の包帯31
0を例示する。任意であるが、例示した包帯310は、裏地312の第1縁部3
23に沿って開口するノッチ328を含む。ノッチ328は、好ましくは、カテ
ーテルまたは他の医療装置の上に適合するようにしてある。
【0064】 感圧接着剤314は、取り出し前に、ライナシート316aおよび316bを
含む2部分構成ライナによって保護されている。2つのライナシート316aお
よび316bが好ましいが、包帯310を取り出すために必ずしもJ状折り目を
付けて使用者がライナシート316aおよび316bを掴み易くする必要がない
。ノッチ328がそれを通して形成されるライナシート316aは、ノッチ32
8全体を含むほど十分遠くまで裏地312の反対縁部321に向かって延在する
ことがさらに好ましい。つまり、ノッチ328の頂部がライナシート316a内
に形成されるのが好ましい。
【0065】 ライナシート316aは、裏地312上の感圧接着剤314の一部と接触した
剥離表面315aと、ライナシート316aを貫通して形成された少なくとも1
つの孔340aとを含む。図7に例示されるように、裏地312の縁部321に
近接したライナシート316aの縁部に沿って複数の孔340aが形成されるの
が好ましい。弱め線322が裏地312に提供され、孔340aの全てが弱め線
322と裏地312の縁部321とによって画定されたデリバリストリップ32
0の範囲内に配置されることがさらに好ましい。
【0066】 保持体342aは、ライナシート316a内の孔340aを覆うように配置さ
れるので、孔340aによって露出した感圧接着剤314の一部が孔340aを
覆うように配置された保持体342aの一部と接合できる。感圧接着剤314と
保持体340aとの間の接合強度は、感圧接着剤314とライナシート316a
上の剥離表面315aとの間の接合強度よりも大きい。保持体342aもライナ
シート316a(剥離表面315aと反対面の)に接合されることが好ましいが
、不要である。保持体342aそれ自体がライナシート316aに直面する表面
上に感圧接着剤を含み、保持体342aをライナシート316aに接合すること
もさらに好ましい。保持体342a上の付加的接着剤が、保持体342aと裏地
上の感圧接着剤314との間の接合を強化するようにしても良い。
【0067】 裏地312の反対縁部323は、他方のライナシート316b内に形成された
孔340bおよびそれらの孔340b内に露出した感圧接着剤314に接合され
た保持体342bを含む同様の構成を含む。図7で明瞭に例示されていないが、
孔340bが包帯310の縁部323に沿ってノッチ328の両側に形成される
ことは理解されよう。弱め線326が縁部323に近接して配置されるところで
は、孔340bが、弱め線326および裏地312の縁部323によって画定さ
れたデリバリストリップ324の範囲内に配置されることがさらに好ましい。
【0068】 裏地312の縁部321に沿ってと同じように、感圧接着剤314と保持体3
40bとの間の接合強度は、感圧接着剤314と、ライナシート316b上の剥
離表面315bとの間の接合強度よりも大きい。保持体342bもライナシート
316b(剥離表面315bと反対面の)に接合されることが好ましいが、不要
である。保持体342bそれ自体がライナシート316bに直面する表面上に感
圧接着剤を含み、保持体342bをライナシート316bに接合することもさら
に好ましい。保持体342b上の付加的接着剤が、保持体342bと裏地312
上の感圧接着剤314との間の接合を強化するようにしても良い。
【0069】 剥離表面315a/315bと保持体342a/342bとの間の異なる接合
強度のために、包帯310の裏地312を、図2で例示されたものと同じように
取り出すことができる。つまり、使用者が両方のライナシート316aおよび3
16bを掴んで、感圧接着剤314とライナシート316aおよび316bとの
間の剥離線が、孔340aおよび340bに達するまでそれらを対向方向に引っ
張ることができる。その時点で、裏地312が、ライナシート316aおよび3
16b内の孔340aおよび340bを通して保持体342aおよび342bに
付着した感圧接着剤314と共に、2つのライナシート316aおよび316b
の間でピンと張った状態に保持される。次に、包帯を所望の場所に配置し、弱め
線322および326の間に位置する裏地312をなでつけて露出した感圧接着
剤314を付着させる。
【0070】 患者に裏地312を貼付した後、ライナシート316aおよび316bと保持
体342aおよび342bとを感圧接着剤314から分離できる。保持体342
aおよび342b間の接合強度が大きい包帯の場合、裏地312は、好ましくは
、ライナシート316aおよび316bを使用して裏地312にさらなる張力を
与えることによって弱め線322および326に沿って分離することができる。
この実施形態では、弱め線322および326を横切る裏地312の引張強さは
、感圧接着剤314とそれぞれの孔340aまたは340bを通してのそれぞれ
の保持体342aまたは342bとの間の接合強度よりも小さいことが好ましい
。その結果、ライナシート316aおよび316bを使用して裏地312の張力
を増すと、典型的に対応する弱め線322および326に沿って裏地312を分
離させる。
【0071】 さらなる変形例では、包帯310は、孔340aおよび340bを覆うように
配置した保持体342aおよび342bを用いずに提供できる。接合強度の増大
は、感圧接着剤314の孔の縁部との相互作用によって孔340aおよび340
b周りの領域におけるこれらの包帯内で得られる。上述のように、弱め線322
および326は、裏地312の縁部におけるライナシート316aおよび316
b間の接合部の強度により任意である。
【0072】 ある点で、ライナシート316aおよび316b内に提供される孔340aお
よび340b(および存在する場合に保持体342aおよび342b)は、上述
の研磨およびエンボス加工したライナやハンドルに関して上述したような保持表
面を画定する。上述の保持表面と同様に、孔340aおよび340bによって画
定された保持表面は、剥離表面315aおよび315b間の接合の強度と比べて
、感圧接着剤314に増大した接合強度を提供する。1つの態様では、孔340
aおよび340bは、剥離塗膜の連続性を分裂するものとして考えられ、ライナ
シートと、孔の領域内の感圧接着剤との間の接着力を増大させる不連続剥離塗膜
を有する保持表面となる。
【0073】 上述の包帯の全ては、カテーテル挿入部位の上に包帯を配置し易くするために
内部に形成した任意のノッチを含む。包帯内のノッチの全ては包帯の縁部に開口
し、それに沿って、裏地上の感圧接着剤とライナまたは保持体との間の接合強度
が、感圧接着剤とライナの他の残留部分との間の接合の強度と比べて増大する。
上述の幾つかの実施形態では、縁部に近接したライナと感圧接着剤との間の接合
強度を増大させる手段は、磨耗ライナ表面である。他の実施形態では、接合強度
を増大させる手段は、ライナ内に1つまたはそれ以上の孔を設ける方式であり、
それを通して保持体が感圧接着剤に接着される。保持体は、孔または複数の孔の
周りの領域内の感圧接着剤からのライナの除去を妨げることによってライナと感
圧接着剤との間の接合の強度を効果的に増大させるように作用する。
【0074】 感圧接着剤とライナとの間の接合強度を増大させるための手段の2つの代表的
例がここで提供されるが、ノッチ付き包帯と共に使用する場合、本発明は、裏地
上の感圧接着剤とライナとの間の接合強度を増大させる他の技術に頼っても良い
。他の適当な技術の例は、例えば、米国再発行特許第33,353号(Hein
ecke)、米国特許第4,513,739号(Johns)、第5,153,
040号(Faasse,Jr.)、および第5,520,629号(Hein
eckeその外)に記載されたものを含む。
【0075】 ノッチ開口部を含む縁部に沿ったライナと裏地/感圧接着複合体との間の接合
強度の増大となる任意の技術が、カテーテル挿入部位上への包帯の配置をし易く
する利点を提供できる。包帯は、裏地の内部に形成されたノッチの側面に並ぶ裏
地の両部分への張力を使用者が維持できるようにすることによってその利点を提
供する。これらの裏地部分への張力を維持することによって、包帯の滑らか且つ
無菌の取り出しが促進される。但し、磨耗させたライナ表面、エンボス加工した
ライナ、および/またはライナ孔を使用して接合強度を増大させる特定の技術は
、先に挙げた特許で議論された接合強度を増大させるこれらの技術と比べて、付
加的な利点を提供できる。
【0076】 例えば、ここで特定的に議論したように接合強度を増す技術(磨耗/エンボス
/穿孔)は、1枚の全体表面上に剥離塗膜を有する単一ライナ材料で包帯が製造
でき、それによって在庫条件を低減することができるので、製造のコストや単純
化に関する利点となる。さらに、ライナ上の剥離塗膜の連続性を分裂するために
使用された作業(磨耗、エンボス、穿孔など)は、典型的に他の加工工程と共に
インラインで実行されるので、さらに製造を単純化し、コストを低減することが
できる。
【0077】 図8は、本発明による接着複合包帯80を製造する1つの方法の概略図である
。図8に示された方法および装置は、剥離表面52を有するライナ50の供給を
含む。ライナ50は、好ましくは、ステーション61に送られ、そこでライナ5
0の剥離表面52の一部が磨耗および/またはエンボス加工されて剥離塗膜を分
裂させる。ライナ50が磨耗される場合、ステーション61も、内部に吸引装置
が提供されて磨耗工程で発生したクズを除去するようにした包囲体66を有する
ことが好ましい。ライナ50が磨耗および/またはエンボス加工された後、一方
の表面に感圧接着剤72を有する裏地70の供給と、ハンドル材料供給74と共
にニップロールステーション76に送られる。剥離ライナ、感圧接着剤、ハンド
ル、および裏地を含むその結果得られる複合体は、次に分出しステーション78
に送られ、そこで個々の接着複合包帯80がウエブからシートにされる。分出し
ステーション78は、必要な場合には、包帯80にノッチを形成するために使用
されても良い。代わりに、それらのノッチが、ライナ50と裏地70との積層後
、および必要な場合には、分出し前に形成されても良い。
【0078】 図9は、本発明による接着複合包帯を製造するのに有用な1つの特定の磨耗工
程の図である。示された工程は、剥離表面52を有する剥離ライナ50を、方向
48に回転する一対の研磨ロール56によって形成されたニップ内に送るステッ
プを含む。研磨ロール56は、好ましくは、ライナ50が移動する方向54に回
転するバックアップロール60に対して押し付けられる。研磨ロール56の構成
は、まちまちであるが、それらがライナ50上の剥離塗膜52を除去するのに十
分に粗い表面を有することが好ましい。適当な研磨ロール56の例は、ミネソタ
州、セントポールのMinnesota Mining and Manufa
cturing Company社製の商標名SCOTCHBRITETM Pa
int & Varnish Remover(Catalog No.941
4NA)で市販のものなどの研磨材料から製造される。
【0079】 ライナ50上への研磨ロール56による作業の結果、ライナ50の中央領域6
4が剥離塗膜で塗布されたまま残ると共に、剥離ライナ50の両縁部の領域62
の剥離塗膜が少なくとも部分的に除去される。磨耗後、ライナ50は、加工方向
に沿って細長く切断されて、例えば、図1に示されるようにハンドルとライナシ
ートとの組合せを供給するか、またはライナ50が加工方向に沿って細長く切断
され、折り曲げられて、例えば、図6に例示されるように2部分ライナを形成す
る。
【0080】 エンボス加工が磨耗の代わりに採用される場合、ライナ50の縁部が、図9で
例示された磨耗工程で示されたものと同じようにエンボス加工される。上述のよ
うに、エンボス加工は、ライナ上の剥離塗膜の連続性を分裂させて、裏地フィル
ム上の感圧接着剤への接着力を増大させる。エンボス加工で使用される一方また
は両方のロールを加熱して剥離塗膜を分裂し易くしても都合が良い。
【0081】 図10は、本発明による接着複合包帯380を製造する他の方法の概略図であ
る。図10に示された方法および装置は、剥離表面352を有するライナ350
の供給を含む。ライナ350は、好ましくは、ステーション360に送られ、そ
こで一連の孔がライナ350に形成される。ライナ350は、穿孔された後に、
スリット切断ステーション368に送られ、そこでライナ350が加工方向に沿
って細長く切断され、J状折り曲げ部がスリットライナ350の片側に形成され
る。スリットおよび折り曲げ加工後に、ライナ350は、一方の表面に感圧接着
剤372を含む裏地370の供給と、保持材料377の供給と共にニップロール
ステーション376に送られる。裏地、感圧接着剤、剥離ライナ、および保持体
を含む、その結果得られる複合体は、次に分出しステーション378に送られ、
そこで個々の接着複合包帯380がウエブからシートにされる。
【0082】 図11は、2つの穿孔ニップステーション444を使用してライナ416の連
続ウエブに孔440を形成する1つの工程を例示する。各穿孔ニップステーショ
ン444は、ライナ416に所望孔を形成するように噛み合う雄雌打抜きロール
446および448をそれぞれ含む。シート材料に孔を形成する他の方法が当業
者には既知であり、例示した装置や方法と置き換えられても良い。
【0083】 包帯の様々な例示的実施形態および同包帯を製造する方法を説明してきたが、
付加的変形も可能であることが理解されよう。1つの例として、米国特許第5,
520,629号に記載のカテーテル支持ストリップなどの、付加的構成要素が
包帯に付け加えられても良い。さらに、上述の包帯が略矩形状であるが、本発明
による包帯が任意の所望形状で製造されても良い。
【0084】 上述の代表例以外に、この発明の様々な修正および変形が、特許請求の範囲で
定義されるように本発明の範囲を逸脱することなく当業者には明白となり、この
発明がここで詳述された代表的実施形態に不当に限定されるべきものではないこ
とが理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による1つの接着複合包帯の斜視図である。
【図1A】 ライナの斜視図である。
【図2】 包帯を患者に貼付できるようにライナを裏地の底部の感圧接着剤から部分的に
剥がした状態にした、図1の包帯の斜視図である。
【図3】 患者に取り付けられたカテーテルの上に配置された本発明による包帯の斜視図
である。
【図4】 図1および図2の包帯の側面図である。
【図5】 本発明による代替的な包帯の平面図である。
【図6】 研磨した2部分ライナを有する本発明による1つの包帯の斜視図である。
【図7】 孔群を形成した2部分ライナを有する本発明による他の包帯の斜視図である。
【図8】 研磨ライナを用いた本発明による1つの包帯製造方法の概略図である。
【図9】 ライナを研磨する1つの研磨方法を例示する。
【図10】 有孔ライナを用いた本発明による1つの包帯製造方法の概略図である。
【図11】 ライナを穿孔する1つの方法の概略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD ,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL, PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,S L,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ピーターソン,ドナルド ジー. アメリカ合衆国,ミネソタ 55133−3427, セント ポール,ピー.オー.ボックス 33427 (72)発明者 ビスビー,カレン エム. アメリカ合衆国,ミネソタ 55133−3427, セント ポール,ピー.オー.ボックス 33427 (72)発明者 ジャコブソン,リチャード エル. アメリカ合衆国,ミネソタ 55133−3427, セント ポール,ピー.オー.ボックス 33427 【要約の続き】 によって提供することもできる。

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面および底面と互いに反対側の第1および第2縁部とを有
    する裏地(12、112、212、312)と、 前記裏地(12、112、212、312)の前記底面に配置される感圧接着
    剤(14、114、214、314)と、 剥離表面および保持表面を具備するライナ(16、116、216aおよび2
    16b、316aおよび316b)であって、前記保持表面が不連続剥離塗膜を
    有し、該保持表面が前記裏地(12、112、212、312)の前記第1縁部
    に沿って前記感圧接着剤(14、114、214、314)に取り付けられるラ
    イナ(16、116、216aおよび216b、316aおよび316b)と、 前記裏地(12、112、212、312)の前記第2縁部に沿って該裏地(
    12、112、212、312)に取り付けられるハンドル(18、118)と
    、 を具備する接着複合包帯(10、110、210、310)。
  2. 【請求項2】 前記ライナが第1ライナシート(216a、316a)を構
    成し、前記剥離表面が第1剥離表面を構成し、前記保持表面が第1保持表面を構
    成する請求項1に記載の接着複合包帯(210、310)において、該包帯(2
    10、310)は、前記感圧接着剤(214、314)の一部に取り付けられる
    第2剥離表面と、不連続剥離塗膜を有する第2保持表面とを備える第2ライナシ
    ート(216b、316b)をさらに具備し、前記第2保持表面が前記裏地(2
    12、312)の前記第2縁部に沿って前記感圧接着剤(214、314)に取
    り付けられ、前記第2保持表面と前記感圧接着剤(214、314)との間の接
    合強度が前記第2剥離表面と前記感圧接着剤(214、314)との間の接合強
    度よりも大きい、接着複合包帯(210、310)。
  3. 【請求項3】 前記ハンドル(118)が前記裏地(112)の前記上面に
    着脱自在に取り付けられる、請求項1または2に記載の包帯(110)。
  4. 【請求項4】 前記ハンドル(18)が磨耗させた表面を有し、該ハンドル
    (18)の該磨耗表面が前記裏地(12)の前記第2縁部に沿って前記感圧接着
    剤(14)に取り付けられる、請求項1または2に記載の包帯(10)。
  5. 【請求項5】 上面および底面と互いに反対側の第1および第2縁部とを有
    する裏地(212、312)と、 前記裏地(212、312)の前記底面に配置される感圧接着剤(214、3
    14)と、 前記感圧接着剤(214、314)の一部に取り付けられる第1剥離表面と不
    連続剥離塗膜を有する第1保持表面とを備える第1ライナシート(216a、3
    16b)であって、前記第1保持表面が前記裏地の前記第1縁部に沿って前記感
    圧接着剤(214,314)に取り付けられ、前記第1保持表面と前記感圧接着
    剤(214、314)との間の接合強度が、前記第1剥離表面と前記感圧接着剤
    (214、314)との間の接合強度よりも大きい、第1ライナシート(216
    a、316b)と、 前記感圧接着剤(214、314)の一部に取り付けられる第2剥離表面と不
    連続剥離塗膜を有する第2保持表面とを備える第2ライナシート(216b、3
    16b)であって、前記第2保持表面が前記裏地の前記第2縁部に沿って前記感
    圧接着剤(214,314)に取り付けられ、前記第2保持表面と前記感圧接着
    剤(214、314)との間の接合強度が、前記第2剥離表面と前記感圧接着剤
    (214、314)との間の接合強度よりも大きい、第2ライナシート(216
    b、316b)と、 を具備する接着複合包帯(210、310)。
  6. 【請求項6】 前記ライナ上の前記保持表面がエンボス加工されている、請
    求項1〜5のいずれか1項に記載の包帯。
  7. 【請求項7】 前記保持表面(19、219a)が磨耗されている、請求項
    1〜6のいずれか1項に記載の包帯(10、210)。
  8. 【請求項8】 前記ライナ上の前記磨耗表面が、実質的に剥離塗膜を有しな
    い、請求項7に記載の包帯。
  9. 【請求項9】 前記ライナ上の前記磨耗表面が剥離塗膜を具備する、請求項
    7に記載の包帯。
  10. 【請求項10】 複数の孔(340a、340b)が前記保持表面内で前記
    ライナ(316a、316b)を貫通して設けられる、請求項1〜9のいずれか
    1項に記載の包帯(310)。
  11. 【請求項11】 接着剤(314)の一部が各保持表面内の前記孔(340
    a、340b)を通して露出し、前記包帯(310)が、各保持表面の前記孔(
    340a、340b)を通して前記感圧接着剤の露出した部分に取り付けられる
    保持体(342a、342b)をさらに具備し、前記保持体(342a、342
    b)と前記感圧接着剤(314)との間の接合強度が、前記剥離表面(315a
    、315b)と前記感圧接着剤(314)との間の接合強度よりも大きい、請求
    項10に記載の包帯(310)。
  12. 【請求項12】 前記保持体(342a、342b)が前記ライナ(316
    a、316b)に取り付けられる、請求項11に記載の包帯(310)。
  13. 【請求項13】 前記裏地(12、212、312)、感圧接着剤(14、
    214、314)およびライナ(16、216a、216b)に形成されたノッ
    チ(28、228、328)をさらに具備し、該ノッチ(28、228、328
    )が、前記裏地(12、212、312)の前記第1縁部に沿って開口するとと
    もに、前記裏地(12、212、312)の前記第2縁部に向かって延在する、
    請求項1〜12のいずれか1項に記載の包帯(10、210、310)。
  14. 【請求項14】 前記裏地(12、112、212、312)の前記第1お
    よび第2縁部の少なくとも一方に近接して該裏地(12、112、212、31
    2)内に弱め線(22、26aまたは26b、126、222または226、3
    22または326)をさらに具備する、請求項1〜13のいずれか1項に記載の
    包帯(10、110、210、310)。
  15. 【請求項15】 各弱め線を横切る前記裏地(12、112、212、31
    2)の引張強さが、前記感圧接着剤(14、114、214、314)と前記ラ
    イナ上のそれぞれの前記保持表面(19、219a)との間の接合強度よりも小
    さい、請求項14に記載の包帯(10、110、210、310)。
  16. 【請求項16】 上面および底面と互いに反対側の第1および第2縁部とを
    有する裏地(12、212、312)と、 前記裏地(12、212、312)の前記底面上に配置される感圧接着剤(1
    4、214、314)と、 前記感圧接着剤(14、214、314)に取り付けられるライナ(16、2
    16aおよび216b、316aおよび316b)と、 前記裏地(12、212、312)の前記第1縁部に近接した前記ライナ(1
    6、216aおよび216b、316aおよび316b)と前記感圧接着剤(1
    4、214、314)との間の接合強度を増大させる手段(19、219a、3
    40a)と、 前記裏地(12、212、312)、感圧接着剤(14、214、314)お
    よび前記ライナ(16、216a、316b)に形成されるノッチ(28、22
    8、328)であって、前記裏地(12、212、312)の前記第1縁部に沿
    って開口するとともに、前記裏地(12、212、312)の前記第2縁部に向
    かって延在するノッチ(28、228、328)と、 を具備する接着複合包帯(10、210、310)。
  17. 【請求項17】 前記ライナ(216aおよび216b、316aおよび3
    16b)が第1および第2ライナシート(216aおよび216b、316aお
    よび316b)を具備し、該第1ライナシートが前記裏地(212、312)の
    前記第1縁部から前記第2縁部に向かって延在し、該第2ライナシートが前記裏
    地(212、312)の前記第2縁部から前記第1縁部に向かって延在する、請
    求項16に記載の包帯(210、310)。
  18. 【請求項18】 前記裏地(212、312)の前記第2縁部に近接した前
    記第2ライナシートと前記感圧接着剤(214、314)との間の接合強度を増
    大させる手段をさらに具備する、請求項17に記載の包帯。
  19. 【請求項19】 前記裏地(12)の前記第2縁部に取り付けられるハンド
    ル(18)をさらに具備する、請求項16〜18のいずれか1項に記載の包帯。
  20. 【請求項20】 接着複合包帯(10、110、210、310)を製造す
    る方法であって、 上面および底面を有する裏地(12、112、212、312)を用意し、 前記裏地(12、112、212、312)の前記底面上に感圧接着剤(14
    、114、214、314)を用意し、 剥離表面(15、215aおよび215b、315aおよび315b)および
    少なくとも1つの保持表面(19)を有するライナ(16、116、216aお
    よび216b、316aおよび316b)を用意し、 前記ライナ(16、116、216aおよび216b、316aおよび316
    b)の前記剥離表面(15、215aおよび215b、315aおよび315b
    )および前記保持表面(19)を前記裏地(12、112、212、312)上
    の前記感圧接着剤(14、114、214、314)に取り付ける、 方法。
  21. 【請求項21】 前記保持表面が、前記ライナ(16、116、216aお
    よび216b、316aおよび316b)を前記裏地(12、112、212、
    312)上の前記感圧接着剤(14、114、214、314)に取り付けるス
    テップに関連して形成される、請求項20に記載の方法。
  22. 【請求項22】 ライナ(16、116、216aおよび216b)を用意
    するステップが、前記ライナ(16、116、216aおよび216b)の上面
    の略全てにわたって剥離表面(15、215aおよび215b)を有するライナ
    (16、116、216aおよび216b)を用意することと、該剥離表面を磨
    耗させて前記保持表面(19、219a)を形成することとを具備する、請求項
    20または21に記載の方法。
  23. 【請求項23】 ライナを用意するステップが、前記ライナの上面の略全て
    にわたって剥離表面を有するライナを用意することと、該剥離表面をエンボス加
    工して前記保持表面を形成することとを具備する、請求項20〜22のいずれか
    1項に記載の方法。
  24. 【請求項24】 ライナ(316a、316b)を用意するステップが、前
    記ライナ(316a、316b)の上面の略全てにわたって剥離表面(315a
    、315b)を有するライナ(316a、316b)を用意することと、該ライ
    ナ(316a、316b)を貫通する少なくとも1つの孔(340a、340b
    )を形成して前記保持表面を形成することとを具備する、請求項20〜23のい
    ずれか1項に記載の方法。
  25. 【請求項25】 保持体(342a、342b)を、前記ライナ(316a
    、316b)の前記孔(340a、340b)を介して前記感圧接着剤(314
    )に取り付けることをさらに具備する、請求項24に記載の方法。
  26. 【請求項26】 上面および底面と互いに反対側の第1および第2縁部とを
    有する裏地(312)と、 前記裏地の前記底面上に配置される感圧接着剤(314)と、 ライナ(316a、316b)であって、前記感圧接着剤(314)に取り付
    けられる剥離表面と、該ライナ(316a、316b)を貫通して形成される孔
    (340a、340b)とを有し、該孔(340a、340b)が前記感圧接着
    剤(314)の一部に露出するライナとを具備し、 前記ライナ(316a、316b)と前記感圧接着剤(314)との間の接合
    強度が前記孔(340a、340b)に近接して増大する、 接着複合包帯(310)。
  27. 【請求項27】 前記ライナ(316a、316b)内の前記孔(340a
    、340b)を介して前記感圧接着剤(314)の前記露出部分に取り付けられ
    る保持体(342a、342b)をさらに具備し、該保持体(342a、342
    b)と前記感圧接着剤(314)との間の接合強度が、前記剥離表面と前記感圧
    接着剤(314)との間の接合強度よりも大きい、請求項26に記載の包帯(3
    10)。
  28. 【請求項28】 前記保持体(342a、342b)が前記ライナ(316
    a、316b)に取り付けられる、請求項27に記載の包帯(310)。
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