JP2002526275A - 戻し空気ばねを備えた空気ばね式打撃機構 - Google Patents

戻し空気ばねを備えた空気ばね式打撃機構

Info

Publication number
JP2002526275A
JP2002526275A JP2000573888A JP2000573888A JP2002526275A JP 2002526275 A JP2002526275 A JP 2002526275A JP 2000573888 A JP2000573888 A JP 2000573888A JP 2000573888 A JP2000573888 A JP 2000573888A JP 2002526275 A JP2002526275 A JP 2002526275A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
chamber
striking
idling
drive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000573888A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4518452B2 (ja
Inventor
ベルガー ルドルフ
シュミット ヴォルフガング
Original Assignee
ワツカー ヴエルケ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンデイトゲゼルシヤフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ワツカー ヴエルケ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンデイトゲゼルシヤフト filed Critical ワツカー ヴエルケ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンデイトゲゼルシヤフト
Publication of JP2002526275A publication Critical patent/JP2002526275A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4518452B2 publication Critical patent/JP4518452B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25DPERCUSSIVE TOOLS
    • B25D11/00Portable percussive tools with electromotor or other motor drive
    • B25D11/005Arrangements for adjusting the stroke of the impulse member or for stopping the impact action when the tool is lifted from the working surface

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Percussive Tools And Related Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 空気ばね式打撃機構が打撃機構ケーシング(1)を有し、該打撃機構ケーシング内には、駆動ピストン(2)及び打撃ピストン(9)が軸方向可動に配置されている。クランク伝動装置によって発生された駆動ピストン(2)の運動は、第1室(10)内の空気ばねを介して、アンビルブロック(11)又は工具を周期的に打撃する打撃ピストン(9)に伝達される。前記アンビルブロック(11)から反跳する打撃ピストン(9)の後退運動は、駆動ピストン(2)によって第2室(14)と連絡通路(13)とを介して給気される第3室(15)内の空気圧を高めることによって助成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 技術分野: 本発明は、駆動ピストンと打撃ピストンが1つの打撃機構ケーシング内を軸方
向に可動である形式の空気ばね式打撃機構に関する。
【0002】 背景技術: 前記形式の打撃機構は、作孔ハンマー又は打撃ハンマーで慣用されるが、実地
では殊に2つのタイプの打撃機構が賞用されている。第1のタイプは、打撃機構
ケーシング内をガイドされる駆動ピストンを中空に形成し、該駆動ピストンの空
洞部内で打撃ピストンをガイドするようになっている形式の打撃機構であり、第
2のタイプは、打撃機構ケーシング内をガイドされる打撃ピストンを中空に形成
し、該打撃ピストンの空洞部内で駆動ピストンをガイドするようになっている形
式の打撃機構である。両タイプの打撃機構に共通している点は、駆動ピストンが
例えばクランク伝動装置を介して往復振動式に駆動され、かつ、駆動ピストンと
打撃ピストンとの間に空気ばねが形成され、該空気ばねが駆動ピストンの駆動運
動を打撃ピストンに伝達して該打撃ピストンを打撃方向に駆進し、該打撃ピスト
ンが究極的には工具、例えばビットに衝突してその打撃エネルギーを伝達した後
、該打撃ピストンが反跳し(跳ね戻り)、駆動ピストンの支援を受けて新たな打
撃運動を開始する点である。
【0003】 前記の両タイプの打撃機構の利点は、分割ラインの封隙に関する要求が少なく
、従って高圧域において付加的なシールエレメントを使用せずに、堅牢な鋼対鋼
の滑り対偶の使用が可能になることである。そればかりでなく前記打撃機構は、
低温度において優れた始動挙動を有している。
【0004】 それにも拘わらず特定の運転条件下では、打撃を行った後の打撃ピストンの後
退運動が、反衝インパルス及び駆動ピストンのサクション作用にも拘わらず、次
いで強力な打撃を行うのには不充分であるという問題がある。
【0005】 発明の開示: 本発明の課題は、打撃ピストンの反衝挙動を改善した空気ばね式打撃機構を提
供することである。
【0006】 前記課題を解決する本発明の空気ばね式打撃機構の構成手段は、打撃機構ケー
シングと、該打撃機構ケーシング内を軸方向に往復駆動可能な駆動ピストンと、
打撃方向で見て前記駆動ピストンの駆動面の前方に配置されていて前記駆動ピス
トンに対して共軸に軸方向運動可能な打撃ピストンと、前記駆動ピストンの駆動
面の前方及び打撃ピストンの背面の後方に配置された第1室と、前記駆動ピスト
ンの駆動面の後方に形成された第2室と、前記打撃ピストンの背面の前方に形成
された第3室とを備え、しかも前記の第2室と第3室とを連絡通路を介して連通
接続可能にした点にある。
【0007】 空気ばね式打撃機構をこのように構成することによって、駆動ピストンが前進
運動時に、第1室内に形成される空気ばねを介してそのエネルギーを打撃ピスト
ンに伝達し、それに伴って間接的には工具に伝達することが可能になる。駆動ピ
ストンの後退運動時には、駆動ピストンの背後に位置する第2室内に空気圧が増
成され、該空気圧は連絡通路を介して、打撃ピストンの前方に位置する第3室へ
導かれる。これによって駆動ピストンの後退運動時には、打撃ピストンの後退運
動が、打撃後の打撃ピストンの反跳作用及び、第1室を介して伝達される駆動ピ
ストンのサクション作用には関わり無く助成される。困難な運転条件下にあって
も打撃ピストンの確実な後退運動が得られるので、駆動ピストンの新規前進運動
時には、更に強力な打撃を行うことが可能になる。
【0008】 第2室と第3室との間の連通接続によって、駆動ピストンの運動によって第2
室内に生じた圧力変化を、連絡通路を介して第3室内の圧力変化に作用させるこ
とが可能になる。
【0009】 本発明の第1の有利な実施形態では、駆動ピストンが打撃機構ケーシング内で
ガイドされているのに対して、打撃ピストンは、前記駆動ピストンの一方の端面
に形成された空洞内でガイドされている(請求項2)。
【0010】 前記とは択一的な、やはり極めて有利な実施形態では、打撃ピストンが打撃機
構ケーシング内でガイドされているのに対して、駆動ピストンは、一方の端面に
形成された空洞内でガイドされている(請求項3)。
【0011】 本発明の構成は、前記の両タイプの空気ばね式打撃機構のために適している。
【0012】 本発明の更に有利な実施形態では第2室は、駆動ピストンの背面と、打撃機構
ケーシングに固定された後位の管ボトムとの間に配置されているのに対して、第
3室は、打撃ピストンの前面と、打撃機構ケーシングに固定された前位の管ボト
ムとの間に配置されている。これに基づいて、従来技術に対比して付加的な、駆
動ピストン後方の室及び打撃ピストン前方の室を、コスト高の付加的な構成手段
を講じることなしに実現することが可能になる。
【0013】 その場合前記の駆動ピストンは、駆動面及び背面を形成するピストンヘッドと
、駆動装置に固定するためのホルダーと、前記ピストンヘッドを前記ホルダーに
結合する中心部材とを有している。この構成によって、ピストンヘッドとホルダ
ーとの間に後位の管ボトムを配置することが可能になり、これによって第2室の
形成が単純になる。
【0014】 本発明の別の有利な構成では、駆動ピストンの周壁内に形成されている少なく
とも1つのアイドリングオリフィスを有しかつ打撃機構ケーシングの周壁を貫通
する1つのアイドリング通路が設けられている。該アイドリング通路は、連絡通
路又は周辺外気と接続される。前記アイドリング通路を介して、第1室と第2室
を短絡させることが可能であり、従って空気ばね式打撃機構がアイドリング動作
状態に在る場合に、該空気ばね式打撃機構内に、打撃ピストンに作用する圧力状
態を増成させないようにすることができる。
【0015】 特に有利な実施形態では、シフト可能な制御スライドが設けられており、該制
御スライドは打撃位置とアイドリング位置とを切換え可能であり、かつ打撃位置
では連絡通路を介して第2室と第3室とを接続する一方、アイドリング通路を閉
塞する。アイドリング位置では該制御スライドは連絡通路を遮断しかつアイドリ
ング通路を開き、こうしてアイドリング位置と打撃位置との間の移行を正確に調
整できるようにすることが可能である。その場合、制御スライドが工具に又は、
打撃ピストンと工具との間に配置されたアンビルブロックに結合されていること
によって、しかも工具もしくはアンビルブロックが、アイドリング動作への移行
時に岩石から離間することによって打撃機構ケーシングから幾分前方へ滑り出て
、これによって、前記制御スライドもこの滑り運動に追従できるようにすること
によって、制御スライドの軸方向シフトが有利に行われる。
【0016】 発明を実施するための最良の形態: 次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説する。
【0017】 図1は、打撃位置で示した本発明の空気ばね式打撃機構の概略的な断面図であ
り、図2は、アイドリング位置で示した本発明の空気ばね式打撃機構の図1相当
の断面図であり、図3は、打撃位置で示した本発明の第2実施形態による空気ば
ね式打撃機構の概略的な断面図であり、図4は、アイドリング位置で示した第2
実施形態による空気ばね式打撃機構の図3相当の断面図であり、図5は、打撃位
置で示した本発明の第3実施形態による空気ばね式打撃機構の概略的な断面図で
あり、図6は、アイドリング位置で示した第3実施形態による空気ばね式打撃機
構の図5相当の断面図であり、図7は、打撃位置で示した本発明の第4実施形態
による空気ばね式打撃機構の概略的な断面図であり、図8は、アイドリング位置
で示した第4実施形態による空気ばね式打撃機構の図7相当の断面図であり、図
9は、打撃位置とアイドリング位置で本発明の第5実施形態として示した別型式
の空気ばね式打撃機構の概略的な断面図である。
【0018】 図1及び図2には、本発明による空気ばね式打撃機構が打撃位置(図1)とア
イドリング位置(図2)で図示されている。
【0019】 打撃機構ケーシング1内で駆動ピストン2は、図示を省いた周知のクランク伝
動装置に所属する連接棒3を介して軸方向に振動式に往復運動させられる。
【0020】 連接棒3は駆動ピストン2のホルダー4に連接されている。前記ホルダー4は
中心部材5を介してピストンヘッド6と一体に結合されている。従ってホルダー
4と中心部材5とピストンヘッド6とから成る駆動ピストン2は、製作理由又は
組立理由から有利であるならば、図1の図示とは異なって、より多くの構成部分
から構成されていてもよい。
【0021】 駆動ピストン2の前位端面側7には中空部8が形成されおり、該空洞部内には
打撃ピストン9が軸方向可動に装嵌されている。駆動ピストン2と打撃ピストン
9との間には、該駆動ピストン2によって包囲された第1室10が設けられてお
り、この第1室内には、出発状態(初期状態)において周辺外気圧の空気が位置
している。
【0022】 打撃運転の開始時に駆動ピストン2は、前方へ向かって、すなわち図1及び図
2で見て左手へ向かって運動する。打撃ピストン9がその慣性に基づいて遅延し
て追従することによって、第1室10内では空気圧が昇圧するので、空気ばねが
形成され、該空気ばねはそのエネルギーを遅延して打撃ピストン9に伝達する。
究極的には該打撃ピストンはやはり前方へ向かって加速され、かつ(概略的に図
示したにすぎない)アンビルブロック11に衝突して、これに打撃ピストン9の
運動エネルギーが打撃エネルギーとして伝達される。前記アンビルブロック11
は打撃エネルギーを、図示を省いた工具、例えばビットに更に伝達する。アンビ
ルブロック11に代えて、工具のシャンクを直接使用することも可能である。
【0023】 図1に示した打撃時点には、駆動ピストン2の周壁内に形成されている空気補
償通路12が開かれ、これによって第1室10は給気され、周知の方式で空気損
失を補償することが可能である。
【0024】 打撃後に打撃ピストン9は駆動ピストン2の方向に反跳するが、該駆動ピスト
ンは、クランク伝動装置に基づいてすでに同じく後退運動している。第1室10
内に形成された負圧によって、打撃ピストン9の後退運動は、駆動ピストン2が
再び前進運動して新規の打撃サイクルを開始するまで、助成される。
【0025】 従来技術に基づいて公知になっている打撃機構の場合には、特定の運転条件で
は打撃ピストンの後退運動が不充分にしか行われず、かつ第1室内のサクション
作用によって充分には助成されないことが判った。その結果、打撃ピストンは充
分な距離だけ後退せず、次の打撃を所要のエネルギーをもって実施できなくなる
。ひいては作業成績は満足するに足るものではなくなり、かつ操作工にとってハ
ンマー挙動は不規則的になる。
【0026】 この問題点は本発明によれば、第2室14を第3室15と連通接続させる連絡
通路13を設けることによって解決される。
【0027】 第2室14は、打撃方向で見れば、駆動ピストン2の駆動面16の背後に配置
されている。図1及び図2から判るように第2室14は、ピストンヘッド6に設
けられた背面17と、打撃機構ケーシング1に所属する後位の管ボトム18と、
中心部材5と、本来の打撃機構ケーシング1とによって形成される。
【0028】 第3室15は、打撃ピストン9の背面19の前方に配置されており、かつ、打
撃ピストン9の前面を形成する打撃面20と、打撃機構ケーシング1に所属する
前位の管ボトム21と、本来の打撃機構ケーシング1と、駆動ピストン2とによ
って形成される。
【0029】 可動部分間の種々の分割ラインの封隙はおおむね必要としない。本実施例では
通常慣用のような鋼対鋼の滑り対偶が使用される。
【0030】 1回の打撃を行った後に駆動ピストン2が後退運動させられると、すでに従来
技術に基づいて公知のように打撃ピストン9を吸い戻すための負圧が第1室10
内に発生するだけではない。第2室14内には、連絡通路13を介して第3室1
5に導かれて其処で打撃ピストン9の打撃面20に作用する正圧(過圧)が発生
する。その結果、打撃ピストン9の後退運動が助成される。逆に駆動ピストン2
の前進運動時には、第2室14内に発生する負圧が同じく第3室15に通じるの
で、打撃ピストン9の前進運動も増強されることになる。
【0031】 駆動ピストン2の駆動面16と打撃ピストン9の背面19との間に形成された
第1室10の機能は、これによって害なわれることがない。
【0032】 駆動ピストン2の周壁22内には複数のアイドリングオリフィス23が形成さ
れており、該アイドリングオリフィスは、打撃機構ケーシング1内に形成された
アイドリング溝24の前を駆動ピストン2の軸方向運動時に往復動する。前記ア
イドリング溝24は空気通路25を介して連絡通路13と接続している。アイド
リングオリフィス23とアイドリング溝24と空気通路25は相俟って1つのア
イドリング通路を形成している。
【0033】 当該打撃機構の使用される作孔ハンマー又は打撃ハンマーの操作工が、加工す
べき岩石から工具を離間すると、該打撃機構はアイドリング状態になる。これに
よって工具及びアンビルブロック11は、特定行程だけ打撃機構ケーシング1か
ら滑り出る。打撃ピストン9はこの特定行程に追従し、図2に示した位置へ達す
る。その場合、打撃ピストン9は、ケーシングに確定されたエッジ26の領域を
通り過ぎ、これによってアイドリングオリフィス23とアイドリング溝24と空
気通路25とを介して第1室10と連絡通路13との間に連通が形成される。
【0034】 第1室10と第2室14もしくは第3室15との間に連通が生成することによ
って、空気系は短絡される。このことは、取りも直さず、駆動ピストン2の更な
る運動時には空気が(打撃動作中のように)第2室14から第3室15内へだけ
でなく、第1室10内へも圧送されて、其処で空気を補償し、ひいては3室全て
の空気圧を等圧にするように働くことを意味している。打撃ピストン9はこれに
よって、その最前位の位置から押出されることはない。
【0035】 なお念のために通気ポート27について付記しておくが、該通気ポートによっ
て、後位の管ボトム18とホルダー4との間で増成する空気クッションが減成さ
れる。
【0036】 図3及び図4には、本発明の第2実施形態が概略的な断面図で図示されている
。但し第1実施形態の場合と同一の構成要素には、同一符号を付して重複説明を
省いた。
【0037】 図1及び図2に示した本発明の第1実施形態に対比して、第2実施形態の場合
には、軸方向にシフト可能な制御スライド28が設けられており、該制御スライ
ドは、打撃機構ケーシング1に支持されたばね29によって片側を負荷される。
制御スライド28は、アンビルブロック11の位置に関連して、図3に示した打
撃位置と図4に示したアイドリング位置との間をシフトされる。
【0038】 制御スライド28内には、1つの連絡ポート30と1つのアイドリングポート
31が設けられている。打撃位置で前記制御スライド28は、連絡ポート30が
連絡通路13と第3室15との間の連通を許容する位置に在る一方、制御スライ
ド28は、アイドリングポート31が空気通路25の上に重ならないことによっ
て、第1室10と周辺外気との連通を遮断している。
【0039】 打撃動作からアイドリング動作への変換時にアンビルブロック11、打撃ピス
トン9及び制御スライド28は特定行程だけ工具方向へ滑動し、これによって連
絡ポート30が連絡通路13を中断する一方、アイドリングポート31が空気通
路25と重なる位置へシフトされる。これによって第1室10は周辺外気と接続
され、ひいては確実なアイドリング挙動が生じる。
【0040】 制御スライド28の使用は確かに、より高い構造経費を必要とするものの、こ
の使用によってアイドリング行程、つまり工具が打撃機構ケーシング1から滑り
出ねばならない行程分が短縮されるので、構造はより短く抑えられる。
【0041】 図4から判るように、駆動ピストン2の後退運動時に第2室14内には空気圧
が増成され、該空気圧は連絡通路13を介して導出することができない。それ故
に極端な圧力を避けるために、連絡通路13内には、両面作用式の過圧弁13a
が設けられている。
【0042】 前記実施形態の1つの変化態様が、第3実施形態として図5及び図6に打撃位
置及びアイドリング位置で図示されている。この第3実施形態が、図3及び図4
に示した第2実施形態と相異している点は、制御スライド28が軸方向でより大
きな長さを有しかつ第2室14の領域を超えて延びていることである。該制御ス
ライド28内には、連絡ポート30及びアイドリングポート31以外に1つの連
絡ポート32と1つの通気ポート33が設けられている。
【0043】 図5及び図6から判るように、前記構成によって制御スライド28は、第1室
10、第2室14及び第3室15に通じる全てのポートを作動制御することがで
きる。制御スライド28が、図5に示した打撃位置に在る場合、該制御スライド
は連絡通路13並びに連絡ポート30,32を介して、第2室14と第3室15
とを連通接続している。
【0044】 アイドリング位置では制御スライド28は前方へガイドされ、これによってア
イドリングポート31は空気通路25との重なり位置へ動かされ、かつ、第1室
10内の圧力増成を避けるために第1室10と周辺外気との間に連通接続が形成
される。更に通気ポート33を介して第2室14と周辺外気との間に連通が形成
されるので、連絡通路13を介して空気を排気したり或いは連絡通路13内に高
い空気圧を発生させたりする必要無しに、第2室14を排気することが可能であ
る。
【0045】 択一的な変化態様として提案される、図7及び図8に示した第4実施形態が、
図3〜図6に示した実施形態と相異している点は、連絡通路13が接続片34を
介して制御スライド28内のアイドリングポート31へ導かれることである。
【0046】 この構成手段によって、図1及び図2の場合に類似して、第1室10と第2室
14とを短絡させることが可能であるので、駆動ピストン2のポンプ運動時に、
第1室10又は第2室14内で昇圧が生じることはない。
【0047】 第3室15は、制御スライド28によって連絡通路13から遮断されるので、
やはり昇圧されることはない。打撃ピストン9は、図8に示した位置に留まり、
駆動ピストン2によって離間されることはない。
【0048】 操作工が工具を再び岩石に載置し、これに伴ってアンビルブロック11が後方
へシフトする場合に始めて、打撃ピストン9及び制御スライド28も後方へシフ
トされ、これによって打撃動作が再開される。
【0049】 図9に第5実施形態として図示した、本発明による別タイプの空気ばね式打撃
機構では、打撃ピストン40は打撃機構ケーシング1内で軸方向可動に案内され
ている。図9の上半部では打撃機構が打撃位置で図示されているのに対して、図
9の下半部では打撃機構はアイドリング位置で図示されている。
【0050】 打撃ピストン40の後位端面41には空洞部42が形成されており、該空洞部
内で駆動ピストン43がガイドされている。
【0051】 前記駆動ピストン43は、先行の実施形態の場合とほぼ同様に構成されており
、かつ主としてホルダー44と中心部材45とピストンヘッド46とから成って
いる。
【0052】 駆動ピストン43の駆動面47と打撃ピストン40の背面48との間に第1室
49が形成されている。
【0053】 すでに説明した実施形態に類似して、第2室50は駆動ピストン43の背面5
1の後方に形成され、並びに第3室52は打撃ピストン40の前面53の前方に
形成されている。第2室50と第3室52は連絡通路54によって接続されてい
る。
【0054】 打撃ピストン40は突起55を有しており、該突起は、図示を省いたアンビル
ブロック又はやはり図示を省いた工具を負荷する。
【0055】 連絡通路54からアイドリング通路56が分岐しており、該アイドリング通路
は、打撃機構のアイドリング位置において、第1室49と第2室50との連通を
可能にする。連絡通路54の開口部57はこのアイドリング位置では、打撃ピス
トン40によって被覆されるので、第2室50と第3室52との間の連通は遮断
されている。
【0056】 打撃機構のその他の構造は、既に説明した実施形態に等しいので、その重複説
明はここでは省く。勿論また連絡通路及び制御スライドに関する異なった構成態
様を、このタイプの打撃機構に転用することも可能である。
【0057】 第2室は、本発明の別の実施形態では、微小容積に設計されていて連絡通路と
接続可能でかつ周辺外気に対して封止された空間として、駆動ピストンの後方に
配置されており、かつ、駆動ピストン用の駆動装置の少なくとも一部分内に配置
されていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 打撃位置で示した本発明の空気ばね式打撃機構の概略的な断面図である。
【図2】 アイドリング位置で示した本発明の空気ばね式打撃機構の図1相当の断面図で
ある。
【図3】 打撃位置で示した本発明の第2実施形態による空気ばね式打撃機構の概略的な
断面図である。
【図4】 アイドリング位置で示した第2実施形態による空気ばね式打撃機構の図3相当
の断面図である。
【図5】 打撃位置で示した本発明の第3実施形態による空気ばね式打撃機構の概略的な
断面図である。
【図6】 アイドリング位置で示した第3実施形態による空気ばね式打撃機構の図5相当
の断面図である。
【図7】 打撃位置で示した本発明の第4実施形態による空気ばね式打撃機構の概略的な
断面図である。
【図8】 アイドリング位置で示した第4実施形態による空気ばね式打撃機構の図7相当
の断面図である。
【図9】 打撃位置とアイドリング位置で本発明の第5実施形態として示した別型式の空
気ばね式打撃機構の概略的な断面図である。
【符号の説明】
1 打撃機構ケーシング、 2 駆動ピストン、 3 連接棒、 4
ホルダー、 5 中心部材、 6 ピストンヘッド、 7 前位端面側
、 8 空洞部、 9 打撃ピストン、 10 第1室、 11 アン
ビルブロック、 12 空気補償通路、 13 連絡通路、 13a 両
面作用式の過圧弁、 14 第2室、 15 第3室、 16 駆動面、
17 ピストンヘッドの背面、 18 後位の管ボトム、 19 打撃
ピストンの背面、 20 打撃ピストンの前面を形成する打撃面、 21
前位の管ボトム、 22 周壁、 23 アイドリングオリフィス、 24
アイドリング溝、 25 空気通路、 26 エッジ、 27 通気
ポート、 28 制御スライド、 29 ばね、 30 連絡ポート、
31 アイドリングポート、 32 連絡ポート、 33 通気ポート、
34 接続片、 40 打撃ピストン、 41 後位端面、 42
空洞部、 43 駆動ピストン、 44 ホルダー、 45 中心部材、
46 ピストンヘッド、 47 駆動面、 48 打撃ピストンの背面
、 49 第1室、 50 第2室、 51 駆動ピストンの背面、 5
2 第3室、 53 打撃ピストンの前面、 54 連絡通路、 55
突起、 56 アイドリング通路、 57 開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴォルフガング シュミット ドイツ連邦共和国 ミュンヘン トルキル シェンシュトラーセ 7 Fターム(参考) 2D058 AA16 CA03 CB04 CB05 CC04 CC23

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 打撃機構ケーシング(1)と、該打撃機構ケーシング(1)
    内を軸方向に往復駆動可能な駆動ピストン(2;43)と、打撃方向で見て前記
    駆動ピストン(2;43)の駆動面(16;47)の前方に配置されていて前記
    駆動ピストンに対して共軸に軸方向運動可能な打撃ピストン(9;40)と、前
    記駆動ピストン(2;43)の駆動面(16;47)の前方及び打撃ピストン(
    9;40)の背面(19;48)の後方に配置された第1室(10;49)と、
    前記駆動ピストン(2;43)の駆動面(16;47)の後方に形成された第2
    室(14:50)と、前記打撃ピストン(9;40)の背面(19;48)の前
    方に形成された第3室(15;52)とを備え、しかも前記の第2室(14;5
    0)と第3室(15;52)とを連絡通路(13;50)を介して連通接続可能
    にしたことを特徴とする、空気ばね式打撃機構。
  2. 【請求項2】 駆動ピストン(2)が打撃機構ケーシング(1)内でガイド
    されており、前記駆動ピストン(2)の駆動面(16)が該駆動ピストンの前位
    端面(7)の空洞部(8)内に形成されており、打撃ピストン(9)が前記駆動
    ピストン(2)の空洞部(8)内でガイドされており、かつ第1室(10)が駆
    動ピストン(2)の空洞部(8)内に設けられている、請求項1記載の空気ばね
    式打撃機構。
  3. 【請求項3】 打撃ピストン(40)が打撃機構ケーシング(1)内でガイ
    ドされており、前記打撃ピストン(40)の背面(48)が、打撃ピストンの後
    位端面(41)の空洞部(42)内に形成されており、駆動ピストン(43)が
    打撃ピストン(40)の空洞部(42)内でガイドされており、かつ第1室(4
    9)が打撃ピストン(40)の空洞部(42)内に設けられている、請求項1記
    載の空気ばね式打撃機構。
  4. 【請求項4】 第2室(14)が、駆動ピストン(2)の背面(17)と、
    打撃機構ケーシング(1)に固定された後位の管ボトム(18)との間に配置さ
    れている、請求項1から3までのいずれか1項記載の空気ばね式打撃機構。
  5. 【請求項5】 第3室(15)が、打撃ピストン(9)の前面(20)と、
    打撃機構ケーシング(1)に固定された前位の管ボトム(21)との間に配置さ
    れている、請求項1から4までのいずれか1項記載の空気ばね式打撃機構。
  6. 【請求項6】 駆動ピストン(2)が、駆動面(16)及び背面(17)を
    形成するピストンヘッド(6)と、駆動装置に固定するためのホルダー(4)と
    、前記ピストンヘッド(6)を前記ホルダー(4)に結合する中心部材(5)と
    を有している、請求項1から5までのいずれか1項記載の空気ばね式打撃機構。
  7. 【請求項7】 後位の管ボトム(18)が、ピストンヘッド(6)と駆動ピ
    ストン(2)のホルダー(4)との間に配置されており、かつ、前記駆動ピスト
    ン(2)の中心部材(5)によって貫通されている、請求項6記載の空気ばね式
    打撃機構。
  8. 【請求項8】 駆動ピストン(2)の周壁(22)内に形成されている少な
    くとも1つのアイドリングオリフィス(23)を有しかつ打撃機構ケーシング(
    1)の周壁を貫通する、アイドリング通路(23,24,25)が設けられてい
    る、請求項1から7までのいずれか1項記載の空気ばね式打撃機構。
  9. 【請求項9】 アイドリング動作中に第1室(10)が、アイドリング通路
    (23,24,25)を介して連絡通路(13)と連通接続可能である、請求項
    8記載の空気ばね式打撃機構。
  10. 【請求項10】 打撃位置で連絡通路(13)を開いてアイドリング通路(
    23,24,25)を遮断すると共にアイドリング位置では前記連絡通路(13
    )を遮断して前記アイドリング通路を開いて、第1室(10)と第2室(14)
    とを連通接続させる、軸方向にシフト可能な制御スライド(28)が設けられて
    いる、請求項9記載の空気ばね式打撃機構。
  11. 【請求項11】 アイドリング動作中に第1室(10)がアイドリング通路
    (23,24,25)を介して周辺外気と接続可能である、請求項8記載の空気
    ばね式打撃機構。
  12. 【請求項12】 打撃位置で連絡通路(13)を開いてアイドリング通路(
    23,24,25)を遮断すると共にアイドリング位置では連絡通路(13)を
    遮断して前記アイドリング通路(23,24,25)を開く、軸方向にシフト可
    能な制御スライド(28)が設けられている、請求項11記載の空気ばね式打撃
    機構。
  13. 【請求項13】 第2室が駆動ピストン(2,43)の後方に配置されてい
    る、請求項1記載の空気ばね式打撃機構。
JP2000573888A 1998-09-23 1999-08-13 戻し空気ばねを備えた空気ばね式打撃機構 Expired - Fee Related JP4518452B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19843642A DE19843642B4 (de) 1998-09-23 1998-09-23 Luftfederschlagwerk mit Rückholluftfeder
DE19843642.4 1998-09-23
PCT/EP1999/005937 WO2000016948A1 (de) 1998-09-23 1999-08-13 Luftfederschlagwerk mit rückholluftfeder

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002526275A true JP2002526275A (ja) 2002-08-20
JP4518452B2 JP4518452B2 (ja) 2010-08-04

Family

ID=7881980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000573888A Expired - Fee Related JP4518452B2 (ja) 1998-09-23 1999-08-13 戻し空気ばねを備えた空気ばね式打撃機構

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6523622B1 (ja)
EP (1) EP1117508B1 (ja)
JP (1) JP4518452B2 (ja)
DE (2) DE19843642B4 (ja)
ES (1) ES2186403T3 (ja)
WO (1) WO2000016948A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006175591A (ja) * 2004-12-23 2006-07-06 Black & Decker Inc 動力工具と動力工具のトランスミッションハウジング
JP2014507973A (ja) * 2010-12-29 2014-04-03 ペディチニ、クリストファー 整形外科用衝撃付与電気モータ駆動器具
JP2019022663A (ja) * 2018-08-17 2019-02-14 メディカル エンタープライゼス ディストリビューション、 エルエルシー 整形外科用衝撃付与電気モータ駆動器具

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10103996C1 (de) * 2001-01-30 2002-10-02 Wacker Werke Kg Luftfederschlagwerk für einen Schlag- und/oder Bohrhammer mit kurz bauendem Antriebskolben
DE10121088A1 (de) * 2001-04-28 2002-11-07 Bosch Gmbh Robert Bohr- und/oder Meißelhammer
DE10145464C2 (de) * 2001-09-14 2003-08-28 Wacker Construction Equipment Bohr- und/oder Schlaghammer mit anpressdruckabhängiger Leerlaufsteuerung
DE10216051A1 (de) * 2002-04-11 2003-10-23 Hilti Ag Pneumatisches Schlagwerk
DE602004026134D1 (de) 2003-04-01 2010-05-06 Makita Corp Kraftwerkzeug
DE10333799B3 (de) * 2003-07-24 2005-02-17 Wacker Construction Equipment Ag Hohlkolbenschlagwerk mit Luftausgleichs- und Leerlauföffnung
DE102004022623A1 (de) * 2004-05-07 2005-12-08 Robert Bosch Gmbh Handwerkzeugmaschine mit einem Schlagwerk
US7140450B2 (en) * 2004-10-18 2006-11-28 Battelle Energy Alliance, Llc Percussion tool
EP1674213B1 (en) * 2004-12-23 2008-10-01 BLACK & DECKER INC. Power tool cooling
ATE396841T1 (de) * 2004-12-23 2008-06-15 Black & Decker Inc Kraftwerkzeuggehäuse
SE528743C2 (sv) * 2005-06-22 2007-02-06 Atlas Copco Rock Drills Ab Slagverk för bergborrmaskin, förfarande för åstadkommande av en fram- och återgående slagkolvrörelse och bergborrmaskin
US8636081B2 (en) 2011-12-15 2014-01-28 Milwaukee Electric Tool Corporation Rotary hammer
KR102127310B1 (ko) 2010-12-29 2020-06-29 메디컬 엔터프라이시스 디스트리부션 엘엘씨 정형외과적 충돌을 위한 전기 모터 구동식 도구
DE102011078628A1 (de) * 2011-07-05 2013-01-10 Robert Bosch Gmbh chlagwerkvorrichtung
US8657028B2 (en) * 2011-08-31 2014-02-25 Raymond Stoner Impact hammer
EP2821183B1 (en) 2013-07-05 2017-06-21 Black & Decker Inc. Hammer Drill
CA2943806C (en) 2014-03-27 2022-05-31 Techtronic Power Tools Technology Limited Powered fastener driver and operating method thereof
US11613869B2 (en) * 2015-10-05 2023-03-28 Terminator Ip Limited Reciprocating impact hammer
US11008730B2 (en) * 2015-10-05 2021-05-18 Terminator Ip Limited Reciprocating impact hammer
EP3281747A1 (de) * 2016-08-09 2018-02-14 HILTI Aktiengesellschaft Handwerkzeugmaschine
US10814468B2 (en) 2017-10-20 2020-10-27 Milwaukee Electric Tool Corporation Percussion tool
WO2019147919A1 (en) 2018-01-26 2019-08-01 Milwaukee Electric Tool Corporation Percussion tool
US11583987B2 (en) 2018-04-18 2023-02-21 Raymond Stoner Impact hammer system
US10710229B2 (en) 2018-04-18 2020-07-14 Raymond Stoner Impact hammer

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08318343A (ja) * 1995-05-25 1996-12-03 Makita Corp 打撃工具
JPH09136273A (ja) * 1995-11-13 1997-05-27 Makita Corp ハンマードリル
JPH09300243A (ja) * 1996-05-21 1997-11-25 Ryobi Ltd 空打ち防止機構を有する打撃工具

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2016964B2 (de) * 1970-04-09 1977-09-15 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Von hand gefuehrter hammer mit eingebautem elektrischen antriebsmotor
DE2641070A1 (de) * 1976-09-11 1978-03-16 Bosch Gmbh Robert Motorisch angetriebener schlaghammer mit luftfederung
US4759260A (en) * 1978-05-17 1988-07-26 Lew Yon S Super reliable air-spring return air cylinder
US4290492A (en) * 1979-01-31 1981-09-22 Black & Decker Inc. Idling and air replenishing system for a reciprocating hammer mechanism
DE3010479A1 (de) * 1980-03-19 1981-10-08 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Werkzeugmaschine, insbesondere handwerkzeugmaschine mit einem luftfederschlagwerk
CH664730A5 (de) * 1983-07-21 1988-03-31 Sig Schweiz Industrieges Verfahren und vorrichtung zur daempfung des rueckpralles bei schlagwerkzeugen.
GB2165279B (en) * 1984-10-03 1987-12-23 Inst Gornogo Dela Sibirskogo O Air-operated reversible percussive action machine
US5108400A (en) * 1988-01-21 1992-04-28 Aesculap Ag Striking tool for surgical instruments
US4828046A (en) * 1988-04-28 1989-05-09 Vladimir Pyatov Vacuum-compression type percussion power tool with an auxiliary chamber
US4932479A (en) * 1988-05-05 1990-06-12 Vladimir Pyatov Vacuum-compression type percussion power tool with a pumping chamber
ZA908924B (en) * 1990-01-15 1991-08-28 Sulzer Ag A percussion device

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08318343A (ja) * 1995-05-25 1996-12-03 Makita Corp 打撃工具
JPH09136273A (ja) * 1995-11-13 1997-05-27 Makita Corp ハンマードリル
JPH09300243A (ja) * 1996-05-21 1997-11-25 Ryobi Ltd 空打ち防止機構を有する打撃工具

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006175591A (ja) * 2004-12-23 2006-07-06 Black & Decker Inc 動力工具と動力工具のトランスミッションハウジング
JP2014507973A (ja) * 2010-12-29 2014-04-03 ペディチニ、クリストファー 整形外科用衝撃付与電気モータ駆動器具
JP2019022663A (ja) * 2018-08-17 2019-02-14 メディカル エンタープライゼス ディストリビューション、 エルエルシー 整形外科用衝撃付与電気モータ駆動器具

Also Published As

Publication number Publication date
DE19843642A1 (de) 2000-04-06
ES2186403T3 (es) 2003-05-01
DE19843642B4 (de) 2004-03-25
JP4518452B2 (ja) 2010-08-04
EP1117508B1 (de) 2002-10-16
US6523622B1 (en) 2003-02-25
WO2000016948A1 (de) 2000-03-30
EP1117508A1 (de) 2001-07-25
DE59903113D1 (de) 2002-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002526275A (ja) 戻し空気ばねを備えた空気ばね式打撃機構
JP5130207B2 (ja) 電気力式の直線駆動部を備えた打撃装置
JP3292972B2 (ja) 打撃工具
US7726414B2 (en) Hollow piston hammer device with air equilibration and idle openings
SU867321A3 (ru) Бурильный молоток с приводом от двигател внутреннего сгорани
US7484570B2 (en) Percussion device
US5113950A (en) For percussive tools, a housing, a pneumatic distributor, and a hammer piston means therefor
US6119796A (en) Pneumatic spring percussion mechanism with an air supply
JPH03294187A (ja) 打撃工具
SU1052627A1 (ru) Машина ударного действи
JPH0124605B2 (ja)
JPH1181844A (ja) ダウン・ザ・ホール穿孔装置
US3939921A (en) Method and device for damping the movement of a hammer piston
US8739896B2 (en) Percussion device
JPH1158262A (ja) 打撃工具
US4161989A (en) Reciprocating hydraulic motors
JP2008543593A (ja) 打撃装置用バルブ装置及び削岩機用打撃装置
CN216111510U (zh) 一种顶驱式凿岩机的控制阀结构
JP2020527682A (ja) 液圧式パーカッションデバイスのバルブパイロット装置
US2058425A (en) Fluid operated tool
CN116394201A (zh) 一种电动双缸打钉枪
US1860736A (en) Pressure fluid motor
SU1106878A2 (ru) Машина ударного действи
JPS6161947B2 (ja)
GB2084916A (en) Improvements relating to percussive tools

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090513

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090813

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090820

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090908

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100415

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100514

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130528

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130528

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130528

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees