JP2002525802A - 放電ランプの光スペクトル調整方法、放電ランプ及び該放電ランプ用の照明器具 - Google Patents

放電ランプの光スペクトル調整方法、放電ランプ及び該放電ランプ用の照明器具

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JP2002525802A JP2000570817A JP2000570817A JP2002525802A JP 2002525802 A JP2002525802 A JP 2002525802A JP 2000570817 A JP2000570817 A JP 2000570817A JP 2000570817 A JP2000570817 A JP 2000570817A JP 2002525802 A JP2002525802 A JP 2002525802A
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  • Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)
  • Discharge Lamp (AREA)
  • Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 第1のイオン化可能物質及びこの第1物質よりもイオン化し難い第2物質を含んでいる放電ランプの動作中にこのランプによって放射される光を所望なスペクトルに調整する方法に関する。本発明によれば、前記双方の物質のガスを励起させることができると共に、第1物質の分圧が所望されるスペクトルに応じて調整されるように放電ランプを作動させる。このためには、例えばランプに流れる電流を変調させることができる。他の例では、斯様スペクトル調整を、例えば放電ランプ内にある水銀アマルガムの温度を調整することにより水銀の分圧を変えるようにして達成するのが好適である。本発明はランプの動作中に色を変えることができる放電ランプ及びこのようなランプ用の照明器具にも関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、放電ランプの動作中に該ランプによって放射される光を所望なスペ
クトルに調整する方法であって、前記放電ランプは気密法で閉成される放電チャ
ンバを具え、該放電チャンバ内には第1のイオン化可能物質及び該第1物質よりも
イオン化され難い第2の物質が存在し、前記第1及び第2物質の少なくとも一部分
はランプの動作中気体状態にあり、且つ前記放電ランプを、少なくとも前記第1
物質のガスをイオン化させることができると共に前記第2物質を励起させること
ができるような電圧及び電流条件のもとで作動させる、放電ランプの光スペクト
ル調整方法に関するものである。
【0002】 (背景技術) 完成放電ランプの動作中にこのランプによって放射される光のスペクトル、即
ち、実際にはその色を調整することは既知である。この目的のためには放電ラン
プを高パワーの極めて短いパルスによって作動させる。このような(パルス持続
時間が1マイクロ秒程度の)脈動特性のパルスによって、電子温度が極めて高く
なって、イオン化され難い気体物質、例えばネオンが励起され、且つスペクトル
に寄与し始めるようにする。
【0003】 斯様な方法の欠点は、持続時間が極めて短い高パワーのパルスを発生させるの
に比較的高価な電子回路を必要とすることにある。
【0004】 本発明の目的は、冒頭にて述べた種類の方法を改善することにある。
【0005】 (発明の開示) このために本発明による方法は、i)前記第1物質の分圧と、ii)前記第2
物質の分圧との比率を所望されるスペクトルに応じて調整することを特徴とする
【0006】 分圧の比率を変えることによってスペクトルを調整することができることを確
かめた。これによって、i)全所望スペクトルの波長範囲の少量部の波長範囲に
わたって積分される光強度と、ii)全所望スペクトルの波長範囲にわたって積
分される光強度との比が変えられる。 前記第1物質及び第2物質は双方ともに光放射によるスペクトルに寄与する。冬
季に屋外にあるエネルギー節約形のランプは、温度条件及びこれに付随して水銀
の分圧が低くなるために少なくとも始動中色ずれを呈することが長年にわたり一
般に知られているが、放電ランプ内に存在するガスの分圧を変えることにより、
放電ランプの光スペクトルを所望されるように調整する提案は今までの所、本願
人は知り得ていない。所望されるスペクトルとはどんなものであるかは用途に依
存する。所望されるスペクトルの波長範囲は、温室に用いられるランプの場合に
、光に応じた生理学的な方法で或る役目を果たす波長範囲に相当する。家庭又は
職業上の環境を照明するのには、人間の目が感じやすい波長範囲のランプを用い
る必要がある。なおここで留意すべきことは、発光物質を用いる場合に、上述し
たような所望される波長範囲は前記発光物質を適切に励起させることができる或
る所望な波長範囲から取り出せるということが当業者に明らかであるということ
である。本願では次ぎのような定義を用いるとする。「基準圧」とは、作動して
いない放電ランプの温度が、このランプが点灯する(これは通常ランプの放電空
所におけるコールデスト(最冷)スポットである)と共に、ランプが25℃の周囲
温度で作動する状態における第1物質の圧力を規定するランプ部分の温度に等し
くなる際に斯かる非作動放電ランプ内の分圧を意味するものとする。こうした条
件のもとでは、気体状態にある第1物質の部分がランプの放電チャンバのキャビ
ティ内に少なくともほぼ均一に分布される。基準圧は、放電ランプ用に或る物質
をどの程度気体状態にて存在させるべきかを示す目安としての働きをする。以下
さらに説明するように、放電ランプの動作中に第1物質の濃度を局所的に相違さ
せることがる。この場合には、該当位置に対して「局所分圧」なる表現を使用す
る。本発明の要旨は、放電が起こる放電ランプの部分、即ち放電空所における局
所分圧を調整することにある。本願明細書にて、「分圧」なる表現が他の特別な
ことを意味しない所では、局所分圧とは主として放電空所の中央におけるような
分圧を意味し、この中央とは壁部から最も離れている放電空所の部分である。第
1物質と、第2物質は、それらの放射スペクトルが互いに相違する。2つの相対的
に似ている放射スペクトルに対して異なる感度を有する発光材料を用いるものと
すれば、燐光体のような発光材料の場合には放射スペクトルの僅かな相違で十分
である。通常、ランプ内のガス混合物の圧力は10〜10,000Paである。イオン化し
難い第2物質は第1物質に比べて多く入れるのが普通である。周囲温度は一般に少
なくとも15℃である。
【0007】 全所望スペクトルを網羅する波長範囲の少量部分である波長範囲に亘って積分
した強度と、ii)全所望スペクトルの波長範囲全体に亘って積分した強度との
比率を或るプリセット値に対して少なくとも3%だけ変えられるように、前記分
圧の比率を変更するのが有理である。
【0008】 このように分圧比を少なくとも3%だけ変えることによってユーザが主観的に
識別できる変化を持たらすことができる。放射スペクトルとは、放電ランプの内
壁にて測定し得るような放射スペクトルのこととする。
【0009】 主要な実施例では、発光材料を設けた放電ランプを利用し、気体状態における
前記一方の物質が第1スペクトルを有する可視光を放射し、また、気体状態にお
ける他方の物質がUV放射を放ち、該UV放射が前記発光材料を励起して、前記第1
スペクトルとは異なる第2スペクトルを有する可視光を放つようにする。
【0010】 可視光を放射させることにより、UV放射を可視光に変換するのに必要な発光材
料に加えて他の発光材料を必要とすることなくスペクトルを変更させることがで
きる。
【0011】 第2物質としては稀ガス、特にネオン又はキセノンを用いるのが有利である。
第1物質としては水銀を用いるのが好適である。
【0012】 斯様な物質は本発明による放電ランプを作動させるのに非常に好適である。特
に、ネオンは直接放射される赤色の光の割合を変えることができる。キセノンは
、そのUV放射スペクトルが水銀のそれとは異なるため、水銀との組合せで使用し
得るために好ましい。水銀が第1物質として好ましいのは、その分圧を気体/液
体又は気体/固相転移によって調整することができるからである。
【0013】 従って、水銀の分圧を変えるためには、放電ランプに液状の水銀又はアマルガ
ムを入れ、その温度を調整して、i)前記水銀の分圧と、ii)前記第2物質の
分圧との比率を調整するのが有利である。
【0014】 このように水銀の基準圧を簡単且つ安価な方法で(気体/液体、又はアマルガ
ムの場合には、気体/固相転移によって)変えることができ、従って水銀の局所
分圧及び放電ランプの光のスペクトルも変えることができる。
【0015】 興味ある例では、放電チャンバの気密封止壁の温度を、該気密封止壁に熱伝導
接触する電気的な冷却及び/又は過熱手段によって調整する。
【0016】 上述したような手段は、i)放電チャンバの壁の少なくとも一部に設けた電流
抵抗及びii)ペルチェ素子から適当に選定することができる。電流抵抗は、例
えば、放電チャンバの内壁又は外壁に設けた酸化錫被膜のような導電被膜とする
ことができる。これにより、放電ランプの内壁に堆積された水銀を温度上昇によ
り再び気体状態に戻すことができる。上述したように、水銀が気体状態になると
、水銀の分圧が高くなり、結局は放電ランプのスペクトルが変化することになる
。ペルチェ素子の使用によって放電チャンバの気密封止壁を所望どうりに冷却、
又は過熱することができる。従って、分圧を上げるだけでなく、非強制冷却に比
べて分圧を迅速に下げることもできる。
【0017】 本発明による方法の主要な実施例では、前記放電ランプに供給する電流を制御
して、前記分圧の比率を変えるようにする。
【0018】 電流量を増やすと、イオン化の機会が増える。電子とイオンの拡散速度の差は
正帯電されたイオンに及ぶ外方に向いた力、即ち放電ランプの内壁の方向の力を
増進させる。正帯電イオンは放電ランプの内壁で中和され、ランプの放電チャン
バのキャビティ内へと逆方向にゆっくり拡散する。中和粒子と、その励起した対
応粒子との拡散速度の差は、これら粒子の比率の変化(同時二極性拡散の影響の
もとでの半径方向の電気泳動)によって水銀のような気相状態における第1物質
の局所分圧を変えることができる。
【0019】 放電ランプは交流又は直流で作動させることができ、交流又は直流電流は以下
述べるようにして変調させることができる。交流又は直流電流の振幅は、25〜2,
000Hz、好ましくは75〜2,000Hzの範囲の変調周波数で適切に変化させ、且つ変調
サイクルの第1サイクル部分における電力を平均電力よりも高くし、変調サイク
ルの第2サイクル部分における電力を平均電力よりも低くし、双方のサイクル部
分の持続期間を少なくとも250マイクロ秒とする。
【0020】 このように、電流の変調法(即ち、変調周波数、前記第1と第2サイクル部分
の長さの比及び第1サイクル部分における電力と平均電力との比)及びランプに
流れる電流の振幅を変えることにより、ランプの光束及びランプの光の色を互い
に独立して変えることができる。代表的には、水銀の基準圧を10Pa以下とし、
ランプを10-3〜50mA/mm2の密度で、好ましくは0.20〜5Pa及び0.01〜20mA/mm2
作動させる。電流密度とは、ここでは総電流強度を放電キャビティの長手方向に
対して垂直の平面内の管の断面の表面積で割ったものとする。第2物質としてネ
オンを用いる場合には、水銀圧を0.2〜0.9Paとし、ネオン圧を100〜3,000Paとし
、且つ電流密度を0.1〜7mA/mmとするのが好適である。
【0021】 本発明は、気密法で閉成される放電チャンバを具えており、該放電チャンバ内
に第1のイオン化可能物質と、該第1物質よりはイオン化され難い第2の物質を有
し、前記第1及び第2物質の少なくとも一部分をランプの動作中気相状態にし得る
放電ランプにも関するものである。
【0022】 本発明によれば、放電ランプに発光ガスの分圧比を或るプリセット値に対して
変える手段を設けるようにする。
【0023】 このような放電ランプによって動作中に放たれる光のスペクトルは、所望され
るように調整することができる。
【0024】 重要な実施例では、前記手段を、i)放電チャンバの温度制御手段及びii)
前記放電チャンバに流れる電流を制御する制御装置から選定し、 -前記電流の変調周波数を25〜2,000Hz、好ましくは75〜2,000Hzとし;且
つ -変調サイクルの第1サイクル部分における電力を平均電力よりも高くし
、第2サイクル部分における電力を平均電力よりも低くし、ここに、双方のサイ
クル部分の期間は少なくとも250マイクロ秒となるようにする。
【0025】 このような手段によれば、スペクトルの調整が簡単である。温度を制御する手
段は、必要に応じて放電ランプの内側又は外側に設けることができる。後者の場
合には、前記手段を放電ランプとは離間させるか、又は放電ランプに固定的に接
続することができる。
【0026】 好適例では、前記温度を制御する手段をペルチェ素子によって形成する。
【0027】 ペルチェ素子は放電チャンバを所望されるように加熱したり、又は冷却したり
することができる。従って、水銀圧のような分圧を上昇させるだけでなく、下げ
ることもできる。ペルチェ素子は、動作中に第1物質の分圧を規定する放電チャ
ンバの部分、好ましくは水銀又はアマルガムのような第1物質の個所における温
度を制御するのが好ましい。
【0028】 他の例では、前記温度を制御する手段を電流抵抗によって形成し、この電流抵
抗は放電ランプの内壁と熱伝導接触させるのが好適である。他の興味ある例では
、電流抵抗を酸化錫被膜のような光透過被膜とする。
【0029】 このようにしてランプの温度を簡単な方法で上げることができる。電流抵抗は
放電チャンバの、動作中における第1物質の分圧を規定する部分に設けるのも好
適である。電流抵抗被膜は放電チャンバの内側及び/又は外側に設けることがで
きる。
【0030】 簡単に実現し得る例では、温度を制御する手段を設けた放電ランプがさらに液
状の水銀又はアマルガムを含み、その温度を前記手段によって制御し得るように
すると共に、前記水銀又はアマルガムを放電チャンバに連通させ、好ましくは放
電空所内に存在させるようにする。
【0031】 本発明による代表的な放電ランプは、前記第1及び第2物質として、それぞれ
水銀又はアマルガムと、ネオンとを含み、水銀の基準圧をせいぜい10Paとし、且
つネオンの基準圧をせいぜい10Pa、特に水銀の基準圧を0.20〜5Paとし、且
つ前記ネオンの基準圧を100〜3,000Paとする。
【0032】 本発明による放電ランプの特別な例では、気相状態における第1物質及び気相
状態における第2物質が主として、ランプの動作中に第1スペクトル及び該第1ス
ペクトルとは異なる第2スペクトルをそれぞれ呈するUV範囲内の放射を放ち、且
つ前記放電ランプが第1発光材料及び第2発光材料を具え、これらの発光材料が励
起時に共に可視光を放つも、それぞれ異なるスペクトルを呈し、UV放射に対して
比較的高い感度を有する前記第1発光材料が第1スペクトルを呈し、UV放射にに対
して相対的に高い感度を有する前記第2発光材料が第2スペクトルを呈するように
する。
【0033】 このような放電ランプにおける双方の物質は気相状態にて主としてUV放射を放
つも、波長は相違する。発光材料は、前記波長に対するそれらの感度が異なるた
めに、放電ランプが可変のスペクトルを有する光を放つことができるようにする
【0034】 最後に本発明は、i)直流及びii)交流を含むグループから選択した電流を
制御する回路を含む給電ユニットを具え、 -前記電流の変調周波数を25〜2,000Hz、好ましくは75〜2,000Hzの範囲内
でユーザが所望するように調整でき;且つ -変調サイクルの第1サイクル部分における電力を平均電力よりも高くし
、第2サイクル部分における電力を平均電力よりも低くし、ここに、双方のサイ
クル部分の持続期間を少なくとも250マイクロ秒とする放電ランプ用の照明器具
にも関するものである。
【0035】 斯様な給電ユニットは、気密法で封止られる放電チャンバを具え、この放電チ
ャンバに水銀のような第1のイオン化可能物質及び第1物質よりもイオン化され
難いネオンのような第2物質が入れられ、第1及び第2物質の少なくとも一部は
ランプの動作中に気相状態にあるようにする放電ランプのスペクトルをユーザが
調整するのに非常に好適である。
【0036】 別の照明器具には放電ランプの少なくとも一部の温度を制御する手段を設ける
ことができる。このような手段は、例えばペルチェ素子又は電流抵抗で構成し、
これには温度、特に放電ランプの周りの温度を測定する部材を設けることができ
る。
【0037】 (発明を実施するための最良の形態) 本発明をより詳細に説述するために、添付の図面に従ってこれを説明する。
【0038】 U字状の管に燐光物質YOX,CBT及びBAMから成る4,000Kの三燐光体
被膜(オランダ国アインドーフェン所在のPhilips社製)を設けて、ネオンを1,5
00Paで充填した。前記管の放電チャンバ1のキャビティと連通する補助管4内に9
0mgのBiInアマルガムを設けた。ランプの内径を24mmとし、且つ電極2と3との間
の間隔を15cmとした。
【0039】 U字状のランプを、電極2及び3が水の上方に留まり、補助管4が水中に位置
するように恒温槽内に吊り下げた。
【0040】 ランプを200nFのコンデンサと直列に接続し,且つENI Plasmaloc 1-HF電
源(米国ニューヨーク、ロチェスター所在のENI Power Systems社製)に接続し
た。この電源の電圧は、周波数が90kHzの正弦波電圧とした。
【0041】 一度の操作で全可視スペクトルを測定し得る光学的なマルチチャネル分析器を
用いて、様々なパラメータが放電ランプによって放射される光のスペクトルに及
ぼす影響を確かめた。
【0042】 測定はランプ内の水銀圧を変えるように多数の異なる水温で行なった。
【0043】 ランプのスペクトルは、接続電力を10Wから始めて、約5Wづつ段階的に上げて
測定した。こうして測定したランプの各スペクトルから測光出力(光束F)、色
座標x,y及び相関色温度Tcを計算した。
【0044】 図3は収集したデータをグラフにて示したものである。これから明らかなよう
に、ランプの相関色温度Tcは電流Iが高くなるにつれて、又はアマルガムの温度
が低くなるにつれて低くなる。
【0045】 第2シリーズの実験では、ランプに低周波数に変調した50kHzの交流電流を供
給した。ランプには各変調サイクルの第1部分では平均電力よりも高い電力を供
給したのに対して、各変調サイクルの第2部分ではランプに平均電力よりも低い
電力を供給した。図2から、ランプ容器の半径の関数としての水銀密度がランプ
電流、即ちランプ電力にかなり左右されることは明らかである。そして、ランプ
容器全体に亘る水銀の密度分布は、ランプによって発生される光の色にかなりの
影響を及ぼす。このために、変調サイクルの第1部分にてランプによって放射さ
れる光の色は、変調サイクルの第2部分にて放射される光の色とは相違する。変
調周波数が十分に高ければ、人間の目は1サイクルにて順次ランプによって放射
される2つの色を混合した色の光の印象を受けることになる。
【0046】 第2シリーズの実験では、Spitzenberger社及びSpies社のEV600/C電力増幅器及
びUT600/G変圧器によってランプ電流を発生させた。Spitzenberger社の増幅器の
入力電圧は、Philips社のパルス発生器PM5716に接続したPhilips社の波形発生器
PM5190によって発生させた。PM5716パルス発生器は波形発生器PM5190の出力電圧
の振幅を変調し、従って、変調のヂューティサイクルを決定する。総合ランプ電
力はNorma社のAC/DC電力分析器D5235で測定した。ランプ電圧Vlampは,Fluke社の
PM3384Aオシロスコープによって測定した。ランプ電流IlampはFluke社のオシロ
スコープに接続したPhilips社のPM9355AC電流プローブ0.5V/Aで測定した。光出
力及び光の色座標はLMTカラーメータC1210で測定した。
【0047】 ランプによって発生される光の色温度は、変調周波数、即ち各サイクルの第1
部分及び各サイクルの第2部分の期間中にランプに供給される電力並びにこれら
の第1及び第2部分の期間を調整することにより広範囲に亘り調整し得ることを確
かめた。これは、ランプの光出力をほぼ一定のレベルに維持した場合にも云える
ことを確かめた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実験用の放電ランプを示す線図である。
【図2】 水銀の密度を種々のランプ電流に対してランプの軸線からの距離の関
数として示した図である。
【図3】 実験用の放電ランプの温度及びこのランプに流れる電流が放射光の色
に及ぼす影響を示した図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 Groenewoudseweg 1, 5621 BA Eindhoven, Th e Netherlands Fターム(参考) 5C039 AA03 AA04 AA08 HH02 HH05 HH11

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電ランプの動作中に該ランプによって放射される光を所望なス
    ペクトルに調整する方法であって、前記放電ランプは気密法で閉成される放電チ
    ャンバを具え、該放電チャンバ内には第1のイオン化可能物質及び該第1物質より
    もイオン化され難い第2の物質が存在し、前記第1及び第2物質の少なくとも一部
    分はランプの動作中気体状態にあり、且つ前記放電ランプを、少なくとも前記第
    1物質のガスをイオン化させることができると共に前記第2物質を励起させること
    ができるような電圧及び電流条件のもとで作動させる、放電ランプの光スペクト
    ル調整方法において、i)前記第1物質の分圧と、ii)前記第2物質の分圧との
    比率を前記所望スペクトルに応じて調整することを特徴とする放電ランプの光ス
    ペクトル調整方法。
  2. 【請求項2】 i)全所望スペクトルを網羅する波長範囲の少量部分である波長
    範囲に亘って積分した光強度と、ii)全所望スペクトルの波長範囲全体に亘っ
    て積分した光強度との比率を或るプリセット値に対して少なくとも3%だけ変え
    られるように、前記分圧の比率を変更することを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 発光材料を設けた放電ランプを利用し、且つ気体状態における前
    記一方の物質が第1スペクトルを有する可視光を放射し、また、気体状態におけ
    る他方の物質がUV放射を放ち、該UV放射が前記発光材料を励起して、前記第1ス
    ペクトルとは異なる第2スペクトルを有する可視光を放つようにすることを特徴
    とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記第2物質として貴ガスを用いることを特徴とする請求項1〜
    3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記第2物質としてネオン又はキセノンを用いることを特徴とす
    る請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記第1物質として水銀を用いることを特徴とする請求項1〜5
    のいずれか1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記放電ランプに液状水銀又はアマルガムを入れ、その温度を調
    整して、i)前記水銀の分圧と、ii)前記第2物質の分圧との比率を調整する
    ことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記放電チャンバの気密封止壁の温度を、該気密封止壁に熱伝導
    接触する電気的な冷却及び/又は過熱手段によって調整することを特徴とする請
    求項6又は7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記放電ランプに供給される電流を制御して、前記分圧の比率を
    変えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記電流を25〜2,000Hz、好ましくは75〜2,000Hzの範囲の変調
    周波数で変え、且つその変調サイクルの第1サイクル部分における電力を平均電
    力よりも高くし、変調サイクルの第2サイクル部分における電力を平均電力より
    も低くし、双方のサイクル部分の期間を少なくとも250マイクロ秒とすることを
    特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記水銀の基準圧を10Pa以下とし、且つ前記ランプを10-3〜50
    mA/mm2の電流密度で作動させることを特徴とする請求項9又は10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記水銀の基準圧を0.20〜5Paとし、且つ前記ランプを0.01〜2
    0mA/mm2の電流密度で作動させることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 気密法で閉成される放電チャンバを具えており、該放電チャン
    バ内に第1のイオン化可能物質及び該第1物質よりはイオン化され難い第2の物質
    を有し、前記第1及び第2物質の少なくとも一部分はランプの動作中気相状態にし
    得る放電ランプにおいて、該ランプに発光ガスの分圧比を或るプリセット値に対
    して変える手段を設けたことを特徴とする放電ランプ。
  14. 【請求項14】 前記手段を、i)放電チャンバの温度を制御する手段及びii
    )前記放電チャンバに流れる電流を制御する制御装置から選定し、 -前記電流の変調周波数を25〜2,000Hz、好ましくは75〜2,000Hzとし;且
    つ -変調サイクルの第1サイクル部分における電力を平均電力よりも高くし
    、第2サイクル部分における電力を平均電力よりも低くし、双方のサイクル部分
    の期間を少なくとも250マイクロ秒となるようにしたことを特徴とする請求13に
    記載の放電ランプ。
  15. 【請求項15】 前記温度制御手段をペルチェ素子によって形成したことを特徴
    とする請求項14に記載の放電ランプ。
  16. 【請求項16】 前記温度制御手段を、前記放電チャンバの内壁と熱伝導接触す
    る電流抵抗によって形成したことを特徴とする請求項14に記載の放電ランプ。
  17. 【請求項17】 前記電流抵抗を光透過被膜としたことを特徴とする請求項16に
    記載の放電ランプ。
  18. 【請求項18】 前記温度制御手段を具えている前記放電ランプがさらに、該手
    段によってその温度を制御し得ると共に、前記放電チャンバに連通し、好ましく
    は該放電チャンバ内に存在させる液状の水銀又はアマルガムを具えていることを
    特徴とする請求項14〜17のいずれか一項に記載の放電ランプ。
  19. 【請求項19】 前記放電ランプが、前記第1及び第2物質として、それぞれ水
    銀又はアマルガムと、ネオンとを含み、水銀の基準圧をせいぜい10Paとし、且つ
    ネオンの基準圧をせいぜい10Paとしたことを特徴とする請求項14〜18のいず
    れか一項に記載の放電ランプ。
  20. 【請求項20】 前記水銀の基準圧を0.20〜5Paとし、且つ前記ネオンの基準圧
    を100〜3,000Paとしたことを特徴とする請求項19に記載の放電ランプ。
  21. 【請求項21】 気相状態における前記第1物質及び気相状態における前記第2物
    質が、ランプの動作中に第1スペクトル及び該第1スペクトルとは異なる第2スペ
    クトルを有する主としてUV範囲内の放射をそれぞれ放ち、且つ前記放電ランプが
    第1発光材料及び第2発光材料を具え、これらの発光材料が励起時に共に可視光を
    放つも、それぞれ異なるスペクトルを呈し、UV放射に対して比較的高い感度を有
    する前記第1発光材料が第1スペクトルを呈し、UV放射にに対して相対的に高い感
    度を有する前記第2発光材料が第2スペクトルを呈するようにしたことを特徴とす
    る請求項13〜20のいずれか一項に記載の放電ランプ。
  22. 【請求項22】 前記第1物質が水銀を含み、且つ前記第2物質がキセノンを含
    むことを特徴とする請求項21に記載の放電ランプ。
  23. 【請求項23】 放電ランプ用の照明器具であって、給電ユニットを具え、該給
    電ユニットがi)直流及びii)交流を含むグループから選択した電流を制御、
    即ち変調する回路を有し、 -変調周波数を25〜2,000Hz、好ましくは75〜2,000Hzの範囲内で調整でき
    ;且つ -変調サイクルの第1サイクル部分における電力は平均電力よりも高くし
    、第2サイクル部分における電力は平均電力よりも低くし、双方のサイクル部分
    の期間を少なくとも250マイクロ秒とするようにしたことを特徴とする放電ラン
    プ用の照明器具。
  24. 【請求項24】 放電ランプの少なくとも一部分の温度を制御する手段を設けた
    放電ランプ用の照明器具。
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