JP2002524839A - レーザ増幅システム - Google Patents

レーザ増幅システム

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JP2002524839A JP2000564271A JP2000564271A JP2002524839A JP 2002524839 A JP2002524839 A JP 2002524839A JP 2000564271 A JP2000564271 A JP 2000564271A JP 2000564271 A JP2000564271 A JP 2000564271A JP 2002524839 A JP2002524839 A JP 2002524839A
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ウニベルシテト シュトゥットガルト インスティテュト フュア シュトラールベルクツォイゲ
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Abstract

(57)【要約】 本発明の目的は、レーザ効果媒体を含む固体本体(10);前記本体(10)を数回横断するポンピング放射フィールド(34)を生成するためのポンピング放射源(33);ポンピング放射源(33)と固体本体(10)の間に配置されこの固体本体(10)上にこの固体本体内に貫入するポンピング放射フィールドの分岐(44)を集束させるポンピング放射再生用光学系(32);及び固体本体を出射する分岐(46)とは異なり前記固体本体内に進入するもう1つの分岐(66)へと、固体本体(10)を出射するポンピング放射フィールドの分岐(46)を集束する少なくとも1つの再集束用光学系(70)といった部材を含むレーザ増幅システムを改善することにある。本発明は、できるかぎり単純な要領で可能なかぎり高いレベルをもつポンピング放射体積出力を固体本体(10)内に生成することを含む。このために、再集束光学系(70)は、固体本体から出射する分岐(46)を中間コリメート分岐(48)へと曲げ、さらに中間コリメート分岐(48)を、固体本体(10)に再び進入させその上に集束される分岐(66)へと曲げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、レーザ活性媒体を有する固体本体、固体本体内を数回通過するポン
ピング放射フィールドを生成するためのポンピング放射源、ポンピング放射源と
固体本体の間に配置されかつ固体本体内に入るポンピング放射フィールドの枝部
を固体本体上に集束させる光学ポンピング放射結像手段、及び、固体本体から出
射するポンピング放射フィールドの枝部を、固体本体内に進入しかつ出射する時
は異なる枝部の形で、固体本体上に再び集束させる少なくとも1つの光学再集束
手段を含んで成るレーザ増幅システムに関する。
【0002】 このタイプのレーザ増幅システムは、例えばEP0632551から知られて
いる。このレーザ増幅システムによると、固体本体から出射する枝部は、単に偏
向されて固体本体上に再集束される。
【0003】 かかる光学再集束手段の欠点は、これによって、集束されるべきポンピング放
射フィールドの断面のサイズがつねに増大するか、又はポンピング放射フィール
ドの一部分が固体本体上に再び再集束されないことの結果として多大な損失が発
生する、という事実にある。固体本体内のレーザ活性媒体の吸収度はポンピング
出力が一回しか通過しない場合に低くなることから可能なかぎり数多くのポンピ
ング放射フィールド通過回数が目標とされるということを前提とした上で、特に
、固体本体内で可能なかぎり高いポンピング放射出力密度を達成することが問題
となる。
【0004】 従って本発明の優先的な目的は、一般タイプのレーザ増幅システムを改善して
、できるだけわずかな資源を用いて固体本体内に可能なかぎり高いポンピング放
射出力密度を生成することである。
【0005】 この目的は、本発明に従うと、冒頭で記述したタイプのレーザ増幅システムに
おいて、光学再集束手段が、固体本体から出射する枝部を中間のコリメートされ
た枝部へと変え、中間のコリメートされた枝部を、固体本体内に再び進入しその
上に集束される枝部へと変えることによって達成される。
【0006】 本発明の効果は、中間のコリメートされた枝部を生成する結果として、再集束
にもかかわらずポンピング光スポットの直径をほぼ同じサイズに保つことが可能
であり、このために、大きなビーム断面に適合させる必要のある光学再集束手段
の集束枝部のために必要である光学素子を必要としない、と言う事実にある。さ
らに、再集束中の結像の質も同じく基本的に一定に保つことができる。
【0007】 ポンピング放射フィールドが次々と連続した複数の光学再集束手段を通過する
ことが特に好ましい。これは、特に基本的に等しいポンピング放射スポット直径
を伴うポンピング放射フィールドにおいて基本的に一定で最大断面積を目的とす
る場合、結像品質に関するそれらの効果が特に明白になるからである。
【0008】 純粋に理論的には、1つの固体本体をポンピングすることのみならずむしろ複
数の固体本体をポンピングするために、複数の光学集束手段を提供することも考
えることができる。
【0009】 ポンピング放射源の出力の最適利用下で1つの同じポンピング放射フィールド
で基本的に一定のポンピング放射スポット直径の場合、数個の光学再収束手段入
射枝部が同じ固体本体内に入り、それによって特に、1個の同じ個体本体内でレ
ーザ活性媒体をポンピングすることを可能にする時、本発明の効果は特に明らか
である。
【0010】 このことは、同じ固体本体内に進入する枝部が固体本体の同じ体積領域内に進
入し、それによって、一定のポンピング放射スポット直径が生成されるという事
実を用いて、このポンピング放射スポット直径に断面積において対応する体積領
域を同様に複数の光学再集束手段により複数回ポンピングさせることかでき、そ
の結果ポンピング放射出力の特に高い開発が確保される場合、特に好ましく実現
され得うる。
【0011】 特に幾何学的見地から特に好ましく実現可能な本発明のレーザ増幅システムの
一実施形態では、各々の光学再集束手段は、中間のコリメートされた枝部の第1
の部分枝部を形成するべく固体本体から出射するポンピング放射フィールドの枝
部を再整形し、この第1の部分枝部をこの第1の部分枝部の次に延びる中間のコ
リメートされた枝部の第2の部分枝部へと再整形し、第2の部分枝部から固体本
体内に進入する枝部を形成することを提供する。
【0012】 光学再集束手段は、中間のコリメートされた枝部を2個の部分枝部に折り返す
ことに基づいて必要となる空間に関して、特に好ましく構成されうる。
【0013】 中間のコリメートされた枝部のこのような折返しは、各々の光学再集束手段が
中間のコリメートされた枝部の第1の部分枝部をその第2の部分枝部に結像する
ための偏向素子を有する場合に、特に好ましく達成可能である。
【0014】 光学再集束手段の追加の設計に関して、更なる詳細は示されていない。例えば
1つの効果的な実施形態では、各々の光学再集束手段が、出射アームを中間のコ
リメートされた枝部に結像させるためのコリメート素子を有することを提供する
。このことはすなわち、出射枝部の中間のコリメートされた枝部への結像が簡単
な方法で実現できるという事を意味している。
【0015】 さらに、付加的な実施形態では、各々の光学再集束手段は、中間のコリメート
された枝部を固体本体内に進入する枝部に結像させるための集束素子を有するこ
とになっている。
【0016】 純粋に理論的に、この発明の解決法によれば、ポンピング放射源が、1つの光
学再集束手段からもう1つの光学再集束手段へと移行するときに毎回反射無く固
体本体を通過するような形で、固体本体のポンピングを実施することが可能とな
る。
【0017】 しかしながら、特に好ましい形態は、反射器が固体本体の平坦面と結びつけら
れており、出射枝部が反射器における入射枝部の反射の結果もたらされる場合に
達成できる。これは、この場合、固体本体の2倍のポンピングが、反射に起因し
て既に生じているからである。
【0018】 反射器との関係における個々の枝部の整列に関しては、これまでさらなる詳細
は示されていない。特に好ましい条件は、各光学再集束手段の中間のコリメート
された枝部の部分枝部が、反射器の反射表面への法線に対し平行に延びている場
合に達成可能である。
【0019】 光学再集束手段の中間のコリメートされた枝部の両方の部分枝部が法線に対し
平行に延びている場合に、さらに一層好ましい結像環境が作成される。
【0020】 固体本体に進入するポンピング放射フィールドの枝部及び反射器における該枝
部の反射の結果もたらされるその出射枝部は、反射器の反射表面に対する法線を
通って延びる1つの平面を構成する。
【0021】 かかる解決法によると、光学再集束手段は、固体本体から出射する各々の光学
再集束手段の枝部及び固体本体の中に進入するその枝部が、法線を通って延びる
異なる平面の中に配置されるように、設計されことが好ましい。
【0022】 光学再集束手段のコリメート素子の配置に関しては、これまで特定の詳細は示
されたことがない。例えば1つの好ましい実施形態では、全ての光学再集束手段
のコリメート素子は法線を中心として配置されているようになっている。
【0023】 この点に関して、全ての光学再集束手段のコリメート素子が、法線を中心とし
て同じ半径方向距離のところに配置されることが好ましい。
【0024】 その上、連続する光学再集束手段のコリメート素子が、法線を中心として同じ
角距離で配置されていることが特に効果的である。
【0025】 再集束の光学的品質に関して特に好ましい1つの解決法は、全ての光学再集束
手段のコリメート素子が同一設計のものであることである。
【0026】 同じ要領で、集束素子に関して、全ての光学再集束手段の集束素子が法線を中
心として配置されることが好ましい。
【0027】 この点に関して、全ての光学再集束手段の集束素子が法線を中心として同じ半
径方向距離で配置されることが特に望ましい。
【0028】 角距離に関しては、同様に、連続する光学再集束手段の集束素子が法線を中心
として同じ角距離で配置されることが同様に効果的である。
【0029】 全ての光学再集束手段の集束素子が同一設計のものである場合が特に好ましい
【0030】 特にコリメート素子の設計に関しては、これまでさらなる詳細は全く示されて
いない。例えば、コリメート素子としてレンズを使用することが考えられる。コ
リメート素子が凹面ミラーで形成されている場合に特に好ましい構成が達成でき
る。
【0031】 断面がパラボラ面であるか又は円形であるミラーが凹面ミラーとして使用され
る場合が、特に好都合である。
【0032】 これらのミラーは、原則として線焦点を生成するような形で設計され得る。
【0033】 しかしながら、凹面ミラーが基本的に点焦点を生成するような形で凹面ミラー
を設計する場合が特に好ましい。
【0034】 コリメート素子に特に効果的な形態では、それらは回転対称ミラーのセグメン
トで形成されるようになっており、ここでこのミラーは好ましくは、反射表面へ
の法線に対し回転対称となるように設計されている。
【0035】 同様にして、集束素子に関してはさらなる詳細は示されていない。理論的に、
集束素子をレンズとして設計することも考えられる。この点に関しても、特に凹
面ミラーが効果的であることが実証されている。
【0036】 凹面ミラーは、断面がパラボラ面又は円形であるミラーとして設計されるのが
好都合である。
【0037】 凹面ミラーに関しては、同様に、線焦点を生成するミラーを使用することも考
えられる。しかしながら、集束素子が回転対称ミラーのセグメントによって形成
され、この回転対称ミラーが、反射表面への法線に対し同様に回転対称となるよ
うに設計されていることが特に望まれる。
【0038】 コリメート素子及び集束素子の焦点距離に関しては、これまでさらなる詳細は
示されていない。理論的には、異なる焦点距離を使用することが考えられるだろ
う。しかしながら、光学再集束手段の全てのコリメート素子が同じ焦点距離をも
つ場合が特に好都合であることが立証されている。
【0039】 さらに、光学再集束手段の全ての集束素子が同じ焦点距離をもつ場合が有利で
あることも立証されている。
【0040】 特に好ましい解決法では、全ての光学再集束手段のコリメート素子のみならず
集束素子も同じ焦点距離を有する。
【0041】 コリメート素子及び集束素子の生産及び調整に関して好都合である1つの解決
法では、全ての光学再集束手段のコリメート素子及び集束素子が、単一の回転対
称な凹面ミラーのセグメントによって形成されるようになっている。しかしなが
ら、この場合、個々のセグメントを互いとの関係において傾斜又は傾けて配列す
ることも考えられるだろう。
【0042】 従って、コリメート素子および全光学再集束手段の集束素子を、ミラー面が連
続となるようにして単一の回転対称凹面ミラーで形成し、それによって、コリメ
ート素子のみならず集束素子が、回転対称凹面ミラーの回転軸、特に反射器の反
射面に垂直なラインに対して同じ整列関係を有するようする解決方法がより簡単
である。
【0043】 全ての光学再集束手段の偏向素子の配置に関しては、これまでのところ、さら
なる詳細は示されていない。例えば1つの効果的な実施形態では、全ての光学再
集束手段の偏向素子が法線を中心として配置されるようになっている。
【0044】 この点において、好ましくは、全ての光学再集束手段の偏向素子は、法線を中
心として同じ半径方向距離で配置されるようになっている。
【0045】 幾何学的見地から見て特に好ましい1つの解決法では、連続する光学再集束手
段の偏向素子は、法線を中心として同じ角距離で配置されるようになっている。
【0046】 構築上の見地から見て特に好ましい解決法では、全ての光学再集束手段の偏向
素子が同一設計のものとなるようになっている。
【0047】 各々の光学再集束手段のコリメート素子及び集束素子の相対的配置に関しては
、これまでにさらなる詳細は示されていない。例えば、必要に応じてコリメート
素子と集束素子の間の距離を選択することが考えられるだろう。しかしながら、
特に好ましい結像条件は、各光学再集束手段のコリメート素子と集束素子の間の
距離が基本的にその焦点距離の合計に対応する場合に達成できる。特に、等しい
焦点距離の場合、コリメート素子と集束素子の間の距離はおよそその焦点距離の
2倍である場合に特に効果的である。
【0048】 本発明の解決方法における更なる特徴およびその効果は、実施形態を示す図面
と共に以下の記載から明らかである。
【0049】 (実施形態) 図1〜4に示す本発明のレーザ増幅システムの1実施形態は、レーザ活性媒体
及び平坦でも湾曲したものでもありうる後方及び前方平坦面を有するディスク形
状の固体本体10を含んで成る。固体本体10は、後方平坦面が反射器12上に
ある状態で載っており、ここで反射器12はそれ自体、冷却用フィンガー14が
、間にある反射器12を介して固体本体10を冷却するような形で、冷却用フィ
ンガー14の端面上に載っている。この固体本体10の中で、ポンピング放射フ
ィールドは、以下で詳細されるように、前方平坦面16を介して結合(カップル
イン)されており、レーザ活性媒体により部分的に吸収され、反射器12におい
て反射され、レーザ活性媒体により部分的に吸収され、次にカップルアウトされ
る。その上、レーザ放射フィールド18がこの平坦面から出射し、これは、固体
本体10と面して反射器12と共にレーザ放射フィールド18のための共振器を
形成するミラー20に衝突する。
【0050】 このタイプのレーザシステムは、例えばEP0632551に記載されている
ように動作し、このEP0632551は、その全体が、レーザの動作様式及び
反射器12及び冷却用フィンガー14上の固体本体の配置に関して参照指示され
ている。
【0051】 全体として30という番号で呼称されているポンピング放射カップルイン(結
合)システムは、固体本体10内でレーザ活性媒体をポンピングするために具備
されており、これは、例えば1個のダイオードレーザ又は複数のダイオードレー
ザであるようなポンピング放射源33から来るポンピング放射フィールド34を
集束する光学ポンピング放射結像出力2および、これに結合されかつこれがコリ
メートされた枝部36として、全体として40で示すパラボラミラーのセグメン
ト401に達することを可能とする光ガイドを備えている。このパラボラミラー
40は、図3aおよび4aに示す様に、その反射パラボラ面セグメント421
よって、固体本体10内に進入する枝部を形成するポンピング放射フィールドの
集束された枝部(レッグ)44を生成する。
【0052】 ポンピング放射フィールドのこの入射枝部44は、その前方平坦面16を介し
て固体本体10内に入り、それを通過し、反射器12によって反射され、それに
よって、パラボラミラー40のセグメント405の反射パラボラ面セグメント4
5上に衝突し、全体として48という番号で呼称されたコリメート済み枝部の
第1の部分枝部48aとしてこのセグメントにより反射される、発散する出射枝
部46が形成されることになる。
【0053】 入射枝部44、出射枝部46を介してコリメート済み枝部36から開始して再
びコリメート済み部分枝部48aを得るためには、パラボラミラー40は、固体
本体10が好ましくはその平坦面を反射器12に置いた状態でパラボラミラー4
0の焦平面50内に位置設定されるように、又さらに、反射器12の反射面に対
する鉛直線又は法線52がパラボラ面42との関係における対称軸を表わしかく
してその焦点をも通って延びるような形で、配置されている。
【0054】 さらに、好ましくは、コリメート済み枝部36は、法線52に対して平行に延
び、この心合せで表面セグメント421上に当たるようになっており、さらに部
分枝部48aは同様に法線52に対し平行に延びるようになっている。
【0055】 この点に関して、法線52は同様に、好ましくは、法線52に対し対称に配置
された固体本体10の体積領域内でのポンピングが、入射枝部44及び出射枝部
46によってもたらされるような形で、固体本体10との関係における中央垂直
線を形成する。
【0056】 さらに、この幾何学的配置では、入射枝部44及び出射枝部46はそれぞれ、
法線52を通って延びる平面54に対し平行かつミラー対称に位置設定されてい
る。
【0057】 コリメート済み枝部48の部分枝部48aは、表面セグメント425から開始
して、法線52に平行な方向で、図1に例示された偏向素子60上に衝突するま
で伝播し(なおここで、この偏向素子は、図1に例示されており、例えば、互い
に直角を成して延びかつコリメート済み枝部48の部分枝部48aが、図1に例
示されているようにこの部分枝部48aに平行かつそれに沿って延びる部分枝部
48b内に結像させられるような形で心合せされている2つのミラー表面62及
び64を有するように設計されている)、再びパラボラミラー40の方向へと伝
播し、かくして、図4bに例示されているように、再度固体本体19内に進入す
る枝部66を生成する反射するパラボラセグメント424をもつパラボラミラー
40の表面セグメント404に衝突する。
【0058】 全体として、パラボラミラー40のセグメント405及び404ならびに光学偏
向手段60は、かくして、全体として70という番号で呼称され出射枝部46を
コリメート済み枝部48に結像させこれを固体本体10内に進入する枝部66に
再び結像させる光学再集束手段を形成する。なおここで入射枝部66は、図5b
から明らかであるように、まさに法線52を通って延びているものの平面541
との関係においてこの場合45°という角度だけ方向転換させられている1つの
平面542の中に位置設定されている。
【0059】 固体本体10内に進入する枝部66はここで、光学偏向手段160と共に部分
枝部148a及び148bを伴うコリメート済みビーム148を形成するパラボ
ラミラー40のセグメント408に出射枝部146が到達するにつれて、固体本
体10と結びつけられた反射器12によって反射される。
【0060】 なおここで前記ビーム148は、その隣りにあるセグメント407まで延び、
セグメント407により入射枝部166内に結像させられ、この枝部166は再
び固体本体10内に入るがこの場合、法線52を通って延び平面542との関係
において45°だけ再度方向転換させられている平面543まで対称的に延び、
かくして、セグメント488及び407ならびに光学偏向手段160は全体として
付加的な1つの光学再集束手段170を形成するようになっている(図4c及び
5c)。
【0061】 反射器12における反射に起因して固体本体10から再び出射した枝部246
は、セグメント402及び403ならびに光学偏向手段260から形成された付加
的な光学再集束手段270によって再び固体本体10上に集束され、かくしてコ
リメート済み枝部248を形成しかつ付加的な入射枝部266を形成する。なお
ここでこの入射枝部266は、平面543との関係において再び45°だけ方向
転換されている平面544の中に位置設定されている。再び反射器12によって
反射された出射枝部346は、図4d及び図5dに例示されているように、パラ
ボラミラー40のセグメント406上に衝突し、ここでこのミラー40のパラボ
ラ反射面セグメント426は、出射発散枝部346を反射器350上に衝突する
コリメート済み枝部348に結像させ、この反射器350はこれをそれ自体の中
へと反射し戻し、かくしてポンピング放射フィールドは再び光学再集束手段27
0、170及び70の中を逆方向に通過し再び固体本体10内を複数回通過し、
毎回反射器12によって反射され、かくして最後には、戻りポンピング放射フィ
ールドは再び光学ポンピング放射結像手段32ひいてはポンピング放射源33の
方向にコリメート済み枝部36’の形で伝播することになる。ただしこの場合、
このポンピング放射フィールドは、ここで固体本体10内を全体として16回通
過することから、入射ポンピング放射フィールド34に比べその強度が著しく低
下している。
【0062】 それぞれの光学再集束手段70、170及び270は好ましくは、コリメート
済み枝部48、148及び248が、図6に例示されているように、光学結像中
にその挙動に関して、あたかも距離2fのところに配置されたかのごとく作用す
るように設計されている。なおここでfはパラボラミラー40の焦点距離を表わ
し、パラボラ面42と焦平面50の間の距離を定義する。
【0063】 光学再集束手段70、170及び270のこのような設計を用いると、図6に
例示されているように、基本的に同じポンピングスポット直径Dで固体本体10
上にポンピング放射フィールドをつねに集束することが可能である。なおここで
、このポンピングスポット直径は、ポンピング放射フィールドの発散量及びパラ
ボラミラー40焦点距離によって左右される。
【0064】 例えば、結像誤差は別にして、ポンピングスポット直径Dはポンピング光放射
の供給のための光ファイバーの場合においては、以下のような結果をもたらす。
【0065】 D=f/fk×d
【0066】 なお式中、fkは、ポンピング放射フィールドのコリメートのための光学コリメ
ート手段の焦点距離であり、dは、ポンピング放射フィールドが出射するファイ
バの直径である。
【0067】 光学再集束手段がおよそfという焦点距離(特に、そのセグメント401〜4
8が同じ焦点距離fをもつパラボラミラー40を使用するとき)及び焦点距離
2fにほぼ対応する経路にわたるそれぞれのコリメート済み枝部48、148及
び248の誘導を有するような形で、この発明によって光学再集束手段の寸法を
決定すると、多数の再集束にもかかわらず、焦点スポット直径のサイズの増加を
回避することができ、かくして、固体本体内のポンピング放射フィールドの最適
な出力密度をそのポンピングのために生成することができる。光学再集束手段は
好ましくは、焦点距離fを有し、コリメート済み枝部は、できるかぎり正確に2
fに対応する経路全体にわたり誘導される。
【0068】 本発明に従って例示された実施形態の一変形形態では、パラボラミラー40の
セグメント401を削除し、集束された入射枝部44を用いて直接固体本体10
内でレーザ活性媒体を励起させることが可能である。
【0069】 さらに、もう1つの変形形態として、反射表面62及び64を伴う代りにプリ
ズムとして光学偏向手段60、160及び260を設計することも可能であり、
この場合、コリメート済み枝部148に関して経路2fに対応する結像条件をほ
ぼ達成するために、プリズムの屈折率を変えることにより、結像条件の変更が考
慮に入れられることになる。
【0070】 さらに、固体本体内のポンピング放射フィールドの大きな吸収ひいては低い出
力密度の場合に反射器350の代りに第2のポンピング放射源を具備することも
可能であり、この放射源は、コリメート済み枝部348に対応するコリメート済
みポンピング光がセグメント406上に当たり、かくしてこれが次に光学再集束
手段270、170及び70の中を逆方向に通過するようにすることを可能にす
る。
【0071】 さらなる変形形態においては、特に長い焦点距離で適切な結像の質を提供する
円環ミラーが、パラボラミラー40の代りに具備されていてよく、これは、少な
くとも理論上は、固体本体10上への集束中、理想的な結像条件を提供する。
【0072】 その形状に関して最適な形で表面セグメント421〜428を利用するためには
、さらに、最終的に1つの光ガイドにより生成される1つのコリメート済み枝部
36の代りに、複数の光ガイドを使用することが考えられる。これらの複数の光
ガイドは、その後全体でコリメート済み枝部36を形成するように組合せること
のできるそれぞれのコリメートされた部分枝部を形成する。このコリメート済み
枝部36はこの場合、1つの平面内の光ガイドの終端の配置によって規定される
任意のあらゆる断面形状を有することができ、例えば、同様にその断面形状に関
してそれぞれの表面セグメント421〜428の形状に適合させられる。
【0073】 図7に例示された発明力あるレーザ増幅システムのさらなる実施形態において
は、個々の光学再集束手段70’、170’及び270’の偏向素子は、連続す
る平坦な反射表面76をもつ平面ミラー74のセグメント72、172及び27
2により形成されており、一方パラボラミラー40’の個々のセグメント40’ 1 〜40’8はもはやいかなる一様なパラボラ面を形成せず、むしろそれぞれの光
学再集束手段70’、170’及び270’に属するセグメント42’5及び4
2’4又は40’8及び40’7又は42’3及び42’2が各々、法線52との関
係において傾動させられコリメート済み枝部48のもう1つの部分枝部へと反射
のため併合する1つのコリメート済み部分枝部を形成するような形で、その個々
の表面セグメント42’1〜42’8と共に傾動させられる。なおここで前記コリ
メート済み枝部48は同様に、法線との関係において傾動させられるように延び
、一方、それぞれの出射枝部46及び146及び246及びそれぞれの入射枝部
66及び166及び266は各々、それぞれ平面501及び502又は502及び
503又は503及び504に対し平行かつ対称的に延びている。
【0074】 パラボラミラー40’のセグメントは、先行実施形態の場合と同様、円環ミラ
ーのセグメントであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態にかかるレーザ増幅システムの透視図であって、前方
上面から見た場合を示す。
【図2】 本発明の第1の実施形態にかかるレーザ増幅システムの透視図であって、後方
下側から見た場合を示す。
【図3】 固体本体に進入し反射によってそこから出射する、この発明のレーザ増幅シス
テムの各枝部を示す透視図であって、図3a〜3dの各々において、入射枝部及
び対応する出射枝部が例示されている。
【図4】 1平面内に配置される、図3にかかる入射枝部及び出射枝部の例示であり、こ
こで図4a−4bは、図3a−3dに従った例示に対応する。
【図5】 図3の矢印Aの方向の平面図を示し、図5a〜5dは、図3a〜3dに対応す
る。
【図6】 図1〜5に従った第1の実施形態における中間コリメートを伴う結像の概略図
を示す。
【図7】 本発明のレーザ増幅システムの第2の実施形態の部分的概略透視図を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ギーゼン,アドルフ ドイツ連邦共和国,デー−71272 レニン ゲン,コルンブルメンベーク 21 (72)発明者 カルスツェウスキー,マルティン ドイツ連邦共和国,デー−71272 レニン ゲン,モンテソーリ シュトラーセ 22 (72)発明者 シュテベン,クリスチャン ドイツ連邦共和国,デー−70771 ライン フェルデン−エフテルディンゲン,アステ ルンベーク 2 (72)発明者 フォス,アンドレアス ドイツ連邦共和国,デー−78713 シュラ ムベルク,ハルデンベーク 6 Fターム(参考) 5F072 JJ02 KK05 KK30 PP07 【要約の続き】 6)へと曲げる。

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ活性媒体を有する固体本体(10)、固体本体(10
    )内を数回通過するポンピング放射フィールドを生成するためのポンピング放射
    源(33)、ポンピング放射源(33)と固体本体(10)の間に配置されかつ
    固体本体(10)内に入るポンピング放射フィールドの枝部(44)を固体本体
    (10)上に集束させる光学ポンピング放射結像手段(32、40)、及び、固
    体本体(10)から出射するポンピング放射フィールドの枝部(46、146、
    246)を、出射枝部(46、146、246)とは異なる固体本体内に進入す
    る枝部(66、166、266)の形で固体本体(10)上に再び集束させる少
    なくとも1つの光学再集束手段(70、170、270)を含んで成るレーザ増
    幅システムにおいて、光学再集束手段(70、170、270)が、固体本体(
    10)から出射する枝部(46、146、246)を中間のコリメートされた枝
    部(48、148、248)へと再整形し、中間のコリメートされた枝部(48
    、148、248)を再度、固体本体(10)内に再び進入しその上に集束され
    る枝部(66、166、266)へと再整形することを特徴とするレーザ増幅シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 ポンピング放射フィールドが次々に連続して複数の光学再集
    束手段(70、170、270)の中を通過することを特徴とする請求項1に記
    載のレーザ増幅システム。
  3. 【請求項3】 複数の光学再集束手段(70、170、270)の入射枝部
    (66、166、266)がつねに同じ固体本体(10)内に進入することを特
    徴とする請求項2に記載のレーザ増幅システム。
  4. 【請求項4】 同じ固体本体(10)内に進入する枝部(66、166、2
    66)が固体本体(10)の同じ体積領域内に進入することを特徴とする請求項
    1又は2に記載のレーザ増幅システム。
  5. 【請求項5】 各々の光学再集束手段(70、170、270)が、中間の
    コリメートされた枝部(48、148、248)の第1の部分枝部(48a、1
    48a、248a)を形成するべく固体本体(10)から出射するポンピング放
    射フィールドの枝部(46、146、246)を再整形し、この第1の部分枝部
    (148a、168a、248a)を前記第1の部分枝部の次に配置された中間
    のコリメートされた枝部(48、148、248)の第2の部分枝部(48b、
    148b、248b)へと再整形し、第2の部分枝部から固体本体(10)内に
    進入する枝部(66、166、266)を形成することを特徴とする請求項1〜
    4のいずれか1項に記載のレーザ増幅システム。
  6. 【請求項6】 各々の光学再集束手段(70、170、270)が、中間の
    コリメートされた枝部(48、148、248)の第1の部分枝部(48a、1
    48a、248a)をその第2の部分枝部(48b、148b、248b)に結
    像するための偏向素子(60、160、260)を有することを特徴とする請求
    項5に記載のレーザ増幅システム。
  7. 【請求項7】 各々の光学再集束手段(70、170、270)が、出射枝
    部(46、146、246)を中間のコリメートされた枝部(48、148、2
    48)に結像させるためのコリメート素子(425、428、433)を有するこ
    とを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のレーザ増幅システム。
  8. 【請求項8】 各々の光学再集束手段(70、170、270)が、中間の
    コリメートされた枝部(48、148、248)を固体本体(10)内に入る枝
    部(66、166、266)に結像させるための集束素子(424、427、42 2 )を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のレーザ増幅
    システム。
  9. 【請求項9】 反射器(12)が固体本体(10)の平坦面と結びつけられ
    ていること及び出射枝部(66、166、266)は反射器(12)における入
    射枝部(46、146、246)の反射の結果もたらされることを特徴とする請
    求項1〜8のいずれか1項に記載のレーザ増幅システム。
  10. 【請求項10】 各光学再集束手段(70、170、270)の中間のコリ
    メートされた枝部(48、148、248)の部分枝部(48a、b、148a
    、b、248a、b)が、反射器の反射表面への法線に対し平行に延びているこ
    とを特徴とする請求項9に記載のレーザ増幅システム。
  11. 【請求項11】 光学再集束手段(70、170、270)の中間のコリメ
    ートされた枝部(48、148、248)の両方の部分枝部(48a、b、14
    8a、b、248a、b)が、法線(52)に対し平行に延びていることを特徴
    とする請求項10に記載のレーザ増幅システム。
  12. 【請求項12】 固体本体(10)に進入するポンピング放射フィールドの
    枝部(44、66、166、266)及び反射器(12)における該枝部の反射
    の結果もたらされるその出射枝部(46、146、246、346)が、反射器
    (12)の反射表面に対する法線(52)を通って延びる平面(541、542
    543、544)の中に位置設定されていることを特徴とする請求項1〜11のい
    ずれか1項に記載のレーザ増幅システム。
  13. 【請求項13】 固体本体(10)から出射する各々の光学再集束手段(7
    0、170、270)の枝部及び固体本体(10)の中に進入するその枝部が、
    法線(52)を通って延びる異なる平面(541、542、543、及び544)の
    中に位置設定されていることを特徴とする請求項12に記載のレーザ増幅システ
    ム。
  14. 【請求項14】 全ての光学再集束手段(70、170、270)のコリメ
    ート素子(425、428、423)が法線(52)を中心として配置されている
    ことを特徴とする請求項12又は13に記載のレーザ増幅システム。
  15. 【請求項15】 全ての光学再集束手段(70、170、270)のコリメ
    ート素子が、法線(52)を中心として同じ半径方向距離のところに配置されて
    いることを特徴とする請求項14に記載のレーザ増幅システム。
  16. 【請求項16】 連続する光学再集束手段(70、170、270)のコリ
    メート素子が、法線(52)を中心として同じ角距離で配置されていることを特
    徴とする請求項14又は15に記載のレーザ増幅システム。
  17. 【請求項17】 全ての光学再集束手段(70、170、270)のコリメ
    ート素子が、同一設計のものであることを特徴とする請求項1〜16のいずれか
    1項に記載のレーザ増幅システム。
  18. 【請求項18】 光学再集束手段(70、170、270)の集束素子(4
    4、427、422)が法線(52)を中心として配置されていることを特徴と
    する請求項12〜17のいずれか1項に記載のレーザ増幅システム。
  19. 【請求項19】 全ての光学再集束手段(70、170、270)の集束素
    子(424、427、422)が、法線(52)を中心として同じ半径方向距離で
    配置されていることを特徴とする請求項18に記載のレーザ増幅システム。
  20. 【請求項20】 連続する光学再集束手段(70、170、270)の集束
    素子(424、427、422)が法線(52)を中心として同じ角距離で配置さ
    れていることを特徴とする請求項18又は19に記載のレーザ増幅システム。
  21. 【請求項21】 全ての光学再集束手段(70、170、270)の集束素
    子(424、427、422)が同一設計のものであることを特徴とする請求項1
    8〜20のいずれか1項に記載のレーザ増幅システム。
  22. 【請求項22】 コリメート素子(425、428、423)が凹面ミラーに
    よって形成されていることを特徴とする請求項7〜21のいずれか1項に記載の
    レーザ増幅システム。
  23. 【請求項23】 コリメート素子(425、428、423)が、回転対称ミ
    ラー(40)のセグメントによって形成されていることを特徴とする請求項22
    に記載のレーザ増幅システム。
  24. 【請求項24】 集束素子(424、427、422)が凹面ミラーで形成さ
    れていることを特徴とする請求項8〜23のいずれか1項に記載のレーザ増幅シ
    ステム。
  25. 【請求項25】 集束素子(424、427、422)が回転対称ミラー(4
    0)のセグメントによって形成されていることを特徴とする請求項24に記載の
    レーザ増幅システム。
  26. 【請求項26】 全ての光学再集束手段(70、170、270)のコリメ
    ート素子(425、428、423)が同じ焦点距離を有することを特徴とする請
    求項1〜25のいずれか1項に記載のレーザ増幅システム。
  27. 【請求項27】 全ての光学再集束手段(70、170、270)の集束素
    子(424、427、422)が同じ焦点距離を有することを特徴とする請求項1
    〜26のいずれか1項に記載のレーザ増幅システム。
  28. 【請求項28】 全ての光学再集束手段(70、170、270)のコリメ
    ート素子(425、428、423)及び集束素子が単一の回転対称凹面ミラー(
    40)のセグメントによって形成されていることを特徴とする請求項27に記載
    のレーザ増幅システム。
  29. 【請求項29】 全ての光学再集束手段(70、170、270)の偏向素
    子(60、160、260)が法線(52)の回りに配置されていることを特徴
    とする請求項1〜28のいずれか1項に記載のレーザ増幅システム。
  30. 【請求項30】 全ての光学再集束手段(70、170、270)の偏向素
    子(60、160、260)が法線(52)を中心として同じ半径方向距離で配
    置されていることを特徴とする請求項29に記載のレーザ増幅システム。
  31. 【請求項31】 連続する光学再集束手段(70、170、270)の偏向
    素子(60、160、260)が同じ角距離で配置されていることを特徴とする
    請求項30に記載のレーザ増幅システム。
  32. 【請求項32】 全ての光学再集束手段(70、170、270)の偏向素
    子(60、160、260)が同一設計のものであることを特徴とする請求項3
    1に記載のレーザ増幅システム。
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