JP2002521889A - モジュール型補聴器 - Google Patents

モジュール型補聴器

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Abstract

(57)【要約】 マイクロフォンセクションおよび一体型バッテリを含む電子信号処理システムをレシーバセクションと組み合わせることにより、3セクション補聴器を形成する。一体型バッテリの外側シェルの形状は、他の2つのセクションを取り付けると、耳道の形状に近似することができる。このような独特の形状を持つ一体型(封入された)バッテリは、標準の着脱可能なバッテリに比較して高容量のバッテリとなる。一体型バッテリ(例えば亜鉛−空気バッテリ)は、他のセクションと組み合わせる前に漏れテストされる。保管寿命を維持するために「引っ張り」タブで通気孔をカバーし、バッテリを使用するにはその「引っ張り」タブを取り外す。導電ストリップを「引っ張り」タブの上に形成して、補聴器の回路、バッテリおよびコンポーネントを組立て後にテストすることができる。さらに回転式マイクロフォンセクションを利用して、信号処理回路のオーディオモードの切換えができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、補聴器用の電子信号処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
補聴器は、個々のユーザの解剖学上および聴覚上のニーズに合わせて特別に設
計される。特注補聴器は極めてコスト高となるために、比較的廉価でユーザの大
部分の解剖学的および聴覚的な要求に簡単に適合し、目立たずかつ軽量の補聴器
を量産することが望ましい。さらに補聴器を量産するためには、高い製造歩留ま
りを得ることも重要である。
【0003】 量産型補聴器の開発には多くの難題がある。一般に外耳道の構造は、曲がりく
ねった、楕円状で3セクションを有する円筒であるが、その形状は極めて個人差
に富む。外耳道を鼓膜に向かって塞ぐ形で第1セクションは内方向、前方向、お
よび僅かに上方向に向かっている。次のセクションは、内方向および後方向に向
かう傾向を持つ。最終セクションは、内方向、前方向および僅かに下方向に向か
う。耳道の外側部分は軟骨質の組織で囲まれ、内側部分は骨で囲まれている。耳
道は、極めて薄い皮膚壁により形成されており、異物には極めて敏感である。外
耳道の通路と形状の詳細は、Barry Voroba等に交付された米国特許第4,870
,688号およびAdnan Shennibに交付された米国特許第5,701,348号
に記載され、両特許は本明細書に引用している。
【0004】 米国特許第4,870,688号は、前もって組立てられ耳殻体アセンブリの
中に収められた耳道内小型補聴器を記載しており、これはその外部に対して柔ら
かい弾性のカバーを備えた中空剛体から構成されている。マイクロフォン、レシ
ーバ、増幅器およびバッテリはすべて、前もって組立てられモジュラー音響アセ
ンブリ内に収められ、このアセンブリを患者が選択できる耳殻体アセンブリに装
着する。剛性コアの外部に固定された軟く弾性のあるカバーにより、耳道内の補
聴器の円柱または楕円の形状を個人差のあるユーザの耳道に適合させることがで
きる。
【0005】 米国特許第5,701,348号は音響信号を出力するレシーバモジュールを
含む高度にヒンジ連結され、非連続部品を持つ補聴器、レシーバを除く補聴器コ
ンポーネントのすべてを含む主モジュール、および前記レシーバモジュールと主
モジュールの両方をヒンジ連結し、それぞれ別々に運動させるコネクタについて
記載している。レシーバを主モジュールから分離し、主モジュールに対してレシ
ーバをヒンジ連結することで、少なくとも2自由度の運動と主モジュールに対す
るレシーバの独立運動およびその逆の独立運動を可能にする。
【0006】 補聴器の一部として使用することを意図されたインサート(挿入物)を提供す
る試みも行われている。Jasper Baumに交付された米国特許第2,487,03
8号は、外耳介または外耳腔に挿入する形状の耳インサートを記載している。イ
ンサートは一連のボール状の壁体セクションを有し、その各々は充分な厚みの壁
から構成され、剛性を備え、インサートを外耳腔の湾曲空間中に挿入するときに
外部の曲げ作用力により、延長している音響通路部分の断面が大きく歪むのを防
いでいる。複数のボール状の壁体セクションは短い頸状部分により相互接続され
ることにより、容易に撓むことができると同時に、前記インサートに作用する全
変形力をほぼ吸収する。薄く、フレキシブルなスカート状の突出体は、ボール状
の壁体セクションから外方かつ後方に突出して、外耳腔を囲む表面部分に対して
楔作用を働かせることにより、自動的に表面部との音響シールを作り上げる。
【0007】 John D. Hendersonに交付された米国特許第3,080,011号は、マッシ
ュルーム型フランジを有する極めて軟らかい上部を備えた耳道インサートを記載
している。フレキシブルな取付けチューブは、マッシュルーム型ヘッド部フラン
ジの材質よりも高い剛性を有するので、そのチューブを利用して補聴器のインサ
ート部分を耳道に圧入できる。
【0008】 Gary L. Ward等に交付された米国特許第5,201,007号は、増幅された
音を補聴器から耳に伝送するイヤモールドを記載している。音響伝達チューブは
耳道内に延び、伝達チューブのフランジ付き上部は、上部と鼓膜との間に共振キ
ャビティを形成する。上部は柔軟な材料から構成され、鼓膜に隣接するシールさ
れたキャビティを形成する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記のものを含む多くの試みにもかかわらず、比較的廉価で、個人差のある解
剖学的および聴覚的要求条件に容易に適合し、目立たない軽量の量産補聴器の必
要性は依然として根強いものがある。
【0010】 量産補聴器の開発においてはコストが重要な問題である。補聴器のすべてのコ
ンポーネントの中でマイクロフォンとレシーバ(ラウドスピーカ)は、一般にコ
ストが最も高いことは以前から知られている。これらのコンポーネントの内でも
レシーバの方が一般的には、よりコストが高い部品である。したがってレシーバ
コンポーネントのコストを引き下げることにより、補聴器の製造コストを大幅に
引き下げることができる。多くのレシーバは、それが独自の金属ハウジング内に
取り付けられる点で独立構造であると考えられる。一般にこのようなレシーバは
、電気接続をする小さいハンダ付けパッドを持つ。このようなハンダ接続は時と
して壊れ易く、また破損した例も知られている。このようなレシーバを持つ補聴
器の製造中には、レシーバまたハンダ接続に損傷を与えない細心の注意が必要で
ある。
【0011】 さらにコストは、製作する補聴器の大部分が正しく機能することを保証するこ
とにより抑制できる。製造歩留まりが低く、多くの製品が最終組立後に標準規格
に適合しない場合は、量産によるコストメリットは無に帰すことになる。したが
って製造の各段階でテストの容易な補聴器を設計することにより、大幅なコスト
節減が可能となる。製造の各種の段階でのテストは、最終組み立て前に欠陥部品
を処分するのに役立ち、これにより歩留まりが高くなる。
【0012】 従来の補聴器に用いられる殻体を収納するハウジングは、製造が困難でありコ
スト高になることが認識されている。ハウジングの形状は補聴器を取付けようと
する耳腔の輪郭により主として左右される。しかし従来のシェルの製造のコスト
と困難性を低減させる試みにより、ハウジングの形状および輪郭の設計可能域が
抑制されることが考えられる。上記の試みがなければ、製造コストおよび製造プ
ロセスの複雑さは依然として著しいものである。
【0013】 バッテリは補聴器の電源として使用できる。発明の名称「使い捨て式補聴器」
の米国特許出願第08/815,852号に記載されているように、特定の聴器
は、バッテリの化学作用内部に置いた補聴器の電子機器を備えている。バッテリ
は交換できないため、バッテリエネルギーが消耗すると廃棄する必要がある。こ
のような使い捨て式補聴器の目標寿命は30日である。大部分の補聴器は交換可
能なバッテリを使用している。交換可能なバッテリを補聴器に収納して、補聴器
の電源を供給することができる。
【0014】 交換可能な亜鉛−空気バッテリは補聴器の電源として一般に使用される。使用
に先立ち、バッテリをプルタブで密閉し、相対湿度や温度などの環境効果のバッ
テリ保管の寿命への影響を防止する。プルタブは空気(即ち酸素)がバッテリに
入るのも防止する。バッテリを使用するには、プルタブを取外して空気(この場
合酸素)をバッテリ内に入れる。次にバッテリを補聴器に収納して電源供給し、
補聴器を作動させる。
【0015】 亜鉛−空気またはアルミニウム−空気電池のような金属−空気電池は、電池を
作動するために空気を用いる。代表的な空気カソードは、次の4つの主要コンポ
ーネントから構成される。 (1)水性テフロンスラリーと混合し、洗浄、乾燥して電流コレクタに圧縮し
た活性炭素から形成した炭素マトリックスであって、この炭素マトリックスは触
媒、通常遷移金属酸化物を含むことができる。 (2)機械的強度を備え、電流コレクタとして用いられるニッケルメッシュ。 (3)微孔質の疎水性膜、一般にポリテトラフルオロエチレン。 (4)アノードとカソード間の直接接触を防止するアノード/カソードセパレ
ータ。
【0016】 亜鉛−空気電池は、空気、特に酸素が電池に入ることにより機能する。特定の
亜鉛−空気電池では、プルタブが一つまたは複数の空気−カソードアセンブリに
空気を入れる小さい穴をカバーする。プルタブは、空気が徐々に電池内に拡散す
るように設計できる。電池を密封するプルタブにより、電池は酸素の供給を断た
れ、密封されていない電池と同一の電流を維持できない。
【0017】
【課題を解決するための手段】
補聴器の電子信号処理システムは、2つの接続可能なセクションを有し、これ
らセクションはマイクロフォンセクションおよびバッテリセクションである。マ
イクロフォンセクションは、マイクロフォンおよび信号処理回路を収納できる形
状を持つ。マイクロフォンセクションの底部は、複数の導電接点を有する。バッ
テリセクションは、外耳道と一体型バッテリを結合するケースを有する。ケース
の上端部は、一体型バッテリとマイクロフォンセクションの底部の複数の導電接
点を電気的に接続するように構成されている。
【0018】 本発明の一構成によれば、バッテリセクションのケースは、バッテリのアノー
ドと1対の信号リードを収納する壁体を持つ。信号リードは、バッテリセクショ
ンのケースの上端部からバッテリセクションのケースの底部にまで延びる。レシ
ーバを収納できる形状のレシーバセクションをバッテリセクションの底部に接続
できる。レシーバセクションの上端部は、レシーバをバッテリセクションのケー
スの底部の信号リード対と電気的に接続するように構成されている。
【0019】 本発明のさらに別の構成によれば、取り外し可能なタブは、マイクロフォンセ
クションの底部の導電接点とバッテリセクションのケースの上端部との間に配置
される。取り外し可能なタブは、バッテリセクションのケースの空気孔をほぼ密
封する。酸素が一体型バッテリの電極に前記空気孔を通して供給される。タブは
、また一体型バッテリとマイクロフォンセクションの上端部の複数の導電接点と
の間の電気接触を防止する。
【0020】 本発明の別の構成によれば、第1の複数導電ストリップをタブの上端部表面に
形成して、マイクロフォンと前記信号処理回路のテストを容易にする。第2の複
数導電ストリップを取り外し可能なタブの底部表面に形成して、一体型バッテリ
のテストを容易にする。
【0021】 本発明のさらに別の構成によれば、レシーバは、レシーバ部分に直接取り付け
られる複数のレシーバコンポーネントを含む。
【0022】 前記の概要の説明と以下の詳細な説明は具体例であるが、本発明を限定するも
のではない。
【0023】
【発明の実施の形態】
本発明は、図面と対比して、以下の実施形態の説明から最も良く理解できるで
あろう。図面の寸法は正確でなく、強調がなされている。逆に各種構成の寸法は
、判り易くするために随意に拡大、または縮小されている。
【0024】 比較的廉価な補聴器は、マイクロフォン、バッテリおよびレシーバ部品を耳用
の成型体の中に一体化して構成できる。耳用の成型体は、3つのセクションに区
分されている。図1は、3つのセクションの補聴器構成、レシーバセクション1
10、バッテリセクション120およびマイクロフォンセクション140を示す
。3つのセクションの各々は別個に製造され、テストされた後に補聴器に組み立
てられる。
【0025】 3つのセクションの第1セクションであるレシーバセクションは、鼓膜に最も
近く位置する。レシーバセクション110はレシーバ部品、例えば永久磁石10
2、電機子103およびフレキシブル接点105を収納する形状にできる。レシ
ーバの部品は、プラスチック製固定具106に一体に保持される。電機子103
は、例えばコイル108および強磁性体メンバ107を含む。電気信号は、電機
子103のコイル108に後述する導電タブ116およびフレキシブル接点10
5を介して供給される。電気信号がコイル108に供給されると、電機子103
の強磁性体107の磁束に変化が生じ、永久磁石102の影響により強磁性体1
07が振動する。電機子103の強磁性体107は連結棒150によりダイアフ
ラム104に取り付けられている。したがって電気信号を供給すると、ダイアフ
ラム104は電機子103のメンバ107と共に振動する。ダイアフラム104
の振動は、電気信号から誘導される音響信号を発生する。ダイアグラム104は
、空気圧を平衡させる孔(図示されず)を持つ。
【0026】 レシーバセクション110に含まれるレシーバは、従来のレシーバに一般に使
用されるハウジングのような別の特殊なハウジングを必要としない。レシーバ部
品を異なる角度で傾斜させて、フィードバックを減少させる。レシーバセクショ
ン110は、それ自体レシーバコンポーネントのケースの役割を果たすことがで
きる。この方法により、組立中にレシーバコンポーネントへの直接アクセスが可
能になる。レシーバセクション110は、バッテリセクション120およびマイ
クロフォンセクション140に組み合わせると、完全な耳用成型体が形成される
形状を持つ。例えば図1に示すように、レシーバセクション110、バッテリセ
クション120およびマイクロフォンセクション140を組み合わせて構成する
耳用成型体は、耳道に装着してはめ込む形状に形成される。
【0027】 レシーバとの電気接続は、バッテリセクション120からレシーバセクション
110の上部に入る導電タブをフレキシブル接点105に位置合わせすることに
より行うことができる。したがってレシーバセクション110をバッテリセクシ
ョン120に接続する際に、ハンダ付けは不要である。バッテリセクション12
0の反対側のレシーバセクション110の端末には、例えばフレキシブルチップ
(図示されず)のような耳チップを固定するための手段109を持つ。図6は、
図7のレシーバセクション110の平面図を示す。
【0028】 図2に示すように、レシーバセクション110は、2つの部分を用いて構成し
てもよい。図2に示したレシーバセクション構成は、レシーバの取り付けを容易
にできる。レシーバを、先ずレシーバセクション110の第1部分220に取り
付ける。電機子103、マグネット102およびプラスチック製固定具106は
、最初に第1部分220の一端に取り付ける。次にダイヤフラムを第1部分22
0の他端に取付ける。この組立て順序によって、組立ておよびテスト中に微細な
部品にアクセスすることが可能となる。第1部分220を、次に例えばレシーバ
セクション110の第2部分240に接着する。第2部分240は、耳チップ(
例えばフレキシブルチップ)を固定するための手段109を持つ。
【0029】 補聴器の第2セクションは、バッテリセクション120である。バッテリセク
ション120の形状は、他の2つのセクション(即ちレシーバセクション110
とマイクロフォンセクション140)に取り付けられた時(例えばスナップ式お
よび/または接着で)耳道の形状に近似できる。このようにバッテリセクション
120は、一体型バッテリを収納する独特の形状を持つ。この形状(例えば9m
m×6mm)の一体型(封入)バッテリは、標準の挿入/取外し可能バッテリの
容量よりも大きい容量を持つ。バッテリケースは、例えば他のセクションにスナ
ップ方式および/または溶剤密封されるプラスチック成型により形成できる。
【0030】 例えばバッテリ壁112のようなバッテリセクション120の1つまたは複数
の壁面を充分な厚みに形成して、いくつかの導体114をインサート成型できる
ようにする。導体114は信号リードを含み、マイクロフォン132および信号
処理回路134からレシーバセクション110のレシーバおよびバッテリアノー
ド118への電気信号を伝達できる。バッテリアノード118は導体114の伝
導体によって形成され、バッテリ壁を貫通してバッテリ内に入る。信号リードは
、バッテリケーシングの上部と底部において導電タブ116で終端する。タブ1
16は、スプリング状にすることもできる。タブ116の弾力性は、電気接触の
信頼性向上に役立つ。バッテリアノード118もまたバッテリケースの上部にお
いて導電タブで終端する。タブ116は、他のセクションの電気接点との接続形
成に役立つ。例えばバッテリセクション120の上部の導電タブを、マイクロフ
ォンセクション140の底部における導電接点136に接するように位置決めで
きる。任意の通気孔(図示されず)もまた導体114と共にバッテリ壁112に
設けることができる。通気孔は、レシーバセクション110からマイクロフォン
セクション140にバッテリ壁112を通して排気する。
【0031】 バッテリカソード115は、インサート成型されたプローブ119のような1
つまたは複数のプローブを備えた空気−カソードにできる。インサート成型プロ
ーブ119は、エンドプレート117にインサート成型される。インサート成型
プローブ119は、例えば最終的にバッテリを密封する間にエンドプレート11
7に挿入できる。インサート成型プローブ119は、バッテリカソード115と
電気接続され、バッテリカソード115との外部接続になる。したがってマイク
ロフォンセクション140の底部の導電接点136の1つは、プローブ119と
接するように位置決めできる。導電接点136とインサート成型プローブ119
をスプリング状にして、信頼性の高い電気接触を保証する。図8は、図9のバッ
テリセクション120の平面図である。図10は、図9のバッテリセクション1
20の底面図である。
【0032】 電池から酸素を完全に取り除くと、保管寿命が長くなることが提案されてきた
。この仮説は、酸素がなければ負荷を流れる電流を発生する電位差がないとの仮
定に基づいている。しかし酸素が除去されたいくつかの亜鉛−空気電池の電圧は
、ゼロでなく約0.39ボルトであることが実証されている。電位差が存在する
可能性があるため、電池に接続された負荷には電流が流れ、したがって電池は放
電する。
【0033】 酸素が豊富な亜鉛−空気電池に生じる化学反応は、以下の通りである。
【数1】
【0034】 電池から完全に酸素が除去されると、電池は亜鉛−水酸化物電池となりアノー
ド物質は電解質からの水酸化物である。亜鉛−水酸化物に対する化学反応は下記
の通りである。 カソード反応 2H2O+e- →H2+2OH- 0=0.828V アノード反応 Zn+4OH- →ZnO2 -2+2H2O+2e- 0=1.21V 総合反応 Zn+2OH−→ZnO2 -2+H2 0=0.388V
【0035】 このようにバッテリセクション120を、酸素を除去した状態でテストし、そ
の後レシーバセクション110をバッテリセクション120の底部に、またマイ
クロフォンセクション140を上部に接続して補聴器に組み立てる。例えば酸素
を除去した状態で微弱な電圧(例えば0.39ボルト)を検出できる。しかし空
気漏れがある状態では、酸素除去状態で予測される微弱電圧より高い電圧が検出
される。
【0036】 さらに30日漏れチェックを実施して、密封されたバッテリが完全であるかど
うか判定する。電解質の漏れを検出した場合には、組み立てられていないバッテ
リは廃棄される。しかし組立て前に漏れを検出できるために、バッテリの欠陥(
例えば漏れ)が他の補聴器コンポーネントを損傷することはない。したがってバ
ッテリの検出された欠陥が他のコンポーネントに影響を与えず、これにより歩留
まりが向上する。
【0037】 さらに図3に示すように、バッテリセクション120を製作すると、タブ31
0を通気孔320の上に置き、酸素がバッテリカソード115に達することを阻
止する。タブ310の「引っ張り(プル)」部分315は補聴器の外まで延長し
ている。タブ310の別部分に粘着性を与える。タブ310の粘着部分を通気孔
320の上部に接着し、ほぼ密封する。粘着性を持たないタブ310の追加部分
を、通気孔320を越えて延長させる。通気孔320を越えて延びているタブ3
10の部分を使用して、バッテリセクション120と補聴器の他の電子回路との
間の電気的な接触を防止できる。言い換えれば補聴器を組み立てる時、タブ31
0の一部は、マイクロフォンセクション140の底部の導電接点136とバッテ
リカソード115、および導体114を電気的に分離できるように配置できる。
したがってタブ310は、組み立てた補聴器の保管期間中バッテリセクション1
20の密封されたバッテリの消耗を防ぐのに役立つ。
【0038】 「引っ張り」部分315は、ユーザが一部分315を握り引っ張ることのでき
る形態にすることにより、ユーザはタブ310を除去(引き出し)し、電子回路
および一体型バッテリを機能させることができる。図4は、タブ310が中間位
置にある場合を図示する。図4に示された中間位置では、タブ310を「引き戻
す」ことにより、インサート成型プローブ119による導電接点136とバッテ
リカソード115との間の電気接触、および導電タブ116による導電接点13
6とコンダクタ114との間の電気的接触を共に可能にする。さらに図4に示す
ように、タブ310は「引き戻す」ことにより、通気孔320をカバーしない。
タブ310の非粘着部分を用いない場合には、タブ310の粘着部分は140に
貼り付いて、引っ張り部分315を引っ張ることが困難になる。タブ310の非
粘着部分は、引っ張り部分315が引っ張られるときは粘着部分をカバーする。
【0039】 タブ310の「非粘着」(絶縁)部分の上部および底部の両表面上に導電スト
リップを形成することが望ましい。各導電ストリップは、タブ310に沿って、
補聴器の外部に延長できる。したがって各導電ストリップは、「引っ張り」部分
315に沿って終端できる。導電ストリップの各々を配置して、それぞれマイク
ロフォンセクション140の底部における導電接点136の各々、およびバッテ
リカソード115(インサート成型されたプローブ119を介して)および上部
バッテリセクション120のバッテリアノード118(導電タブ116を介して
)を含む導電体114と接合させることができる。しかし、これらの導電ストリ
ップをこのような方法で配列して、すべてのストリップ対間の電気接触を防止す
ることができる。このようにして一体型バッテリおよび他の回路コンポーネント
は、タブ310を取り外す(引き出す)ことなく、また補聴器の保管期間を大幅
に短縮させることなくいつでもテストすることができる。例えばバッテリセクシ
ョン120は、酸素を除去された状態で電流をテストできる。
【0040】 例えば図5は、タブ310を持つバッテリセクション120の平面図である。
タブ310は、タブ310の上面と下面の両方に形成した導電ストリップを持つ
形で図示されている。導電ストリップ510および520は、タブ310の上面
に形成されているのに対し、導電ストリップ530および540は、タブ310
の下面に形成されている。導電ストリップ510と520は、信号処理回路13
4の信号ラインに対応する2つの導電接点136に接合するように配置できる。
さらに導電ストリップ530および540は、バッテリセクション120の上部
で(インサート成型されたプローブ119を介して)バッテリカソード115、
およびバッテリアノードアノード118(導電タブ116を介して)にそれぞれ
接合するように配置される。任意にこれらの導電ストリップの形態を、例えばタ
ブ310の底面の追加ストリップ(図示されず)に適合するように配置し直し、
それぞれ2つの導電タブ116に接合させることができる。タブ310の底面の
追加ストリップは、外部から(電気的に)アクセスして、レシーバセクション1
10をテストすることができる。
【0041】 図1に示した補聴器の第3セクションは、マイクロフォンセクション140で
ある。マイクロフォンセクション140は、マイクロフォン132および信号処
理回路134を収納する形状に形成される。マイクロフォン132は、例えばエ
レクトレットマイクロフォンにできる。信号処理回路134は、例えば回路基板
135に搭載する集積回路により実現できる。バッテリセクション120に面す
るマイクロフォンセクション140の底部は、導電接点パッド136を持つ回路
基板により形成できる。導電接点パッド136を、バッテリ壁内に成型された接
点114に接合させることができる。図12は、図11に示したマイクロフォン
セクション140の底面図である。図12は、導電接点136、バッテリ通気孔
1210およびハウジング1220、および回路基板135の下面をカバーする
接地面1230を示す。ハウジング1220は、例えばプラスチックで形成でき
る。
【0042】 図13は、図1の構成とは別の3セクション補聴器の構成を示す。図13の補
聴器は、レシーバセクション110、バッテリセクション1320およびマイク
ロフォンセクション1340を含む。図13に示したレシーバセクション110
は、図1のレシーバセクションと同一にできる。
【0043】 バッテリセクション1320の形状は、他の2つのセクション(即ちレシーバ
セクション110およびマイクロフォンセクション1340)に取り付ける時(
例えばスナップ式におよび/または接着により)、耳道の形状に近似することが
できる。バッテリケースは、例えば他のセクションにスナップ式におよび/また
は溶剤密封のできるプラスチック成型体で構成することができる。バッテリセク
ションの上部を密封する継目(即ち一体型バッテリを密封する)は、耳道から完
全に外側に出ることになる。このようにすればバッテリの故障および漏れの場合
に、バッテリ物質がこぼれてもユーザの耳道内に流れ込むことはない。
【0044】 例えばバッテリ壁1312のようなバッテリセクション1320の1つまたは
複数の壁は充分な厚みで形成して、いくつかの導体1314をインサート成型す
るようにできる。導体1314は信号リードを含み、マイクロフォン132およ
び信号処理回路134からレシーバに電気信号を伝送できる。信号リードは、バ
ッテリケースの上下の導電タブ1316で終端する。バッテリアノード1318
は、バッテリセクション1320の内面をライニングする導電カップにより形成
できる。バッテリアノード1318は、またバッテリケースの上部の導電タブ1
325で終端できる。タブ1316および1325はスプリング状に形成され、
他のセクションの電気接点との接続の信頼性を高める。例えばバッテリセクショ
ン1320の上部の導電タブを、マイクロフォンセクション1340の底部の導
電接点1306に接合するように配置できる。
【0045】 バッテリカソード1317を、インサート成型されたプローブ1319のよう
なプローブを有する空気−カソードにできる。インサート成型されたプローブ1
319は、例えばエンドプレート1315に挿入される。インサート成型された
プローブ1319はバッテリカソード1317と電気接続を形成し、最終的なバ
ッテリ密封の間に、バッテリカソード1317への外部接続となる。したがって
マイクロフォンセクション1340の底部での導電接点1307の1つは、プロ
ーブ1319と接合するように配置される。通気孔1330は、バッテリカソー
ド1317に酸素を供給するためにバッテリセクション1320のハウジングに
設けられる。なお、導電接点1306および1307およびインサート成型され
たプローブ1319は、スプリング状に形成されて電気接触を確実にするのに役
立つ。
【0046】 図14にマイクロフォンセクション1340を示す。マイクロフォンセクショ
ン1340を金属ケース1410に収納して、回路134をシールドする。回路
基板に接地面を追加して、回路のシールドを強化できる。マイクロフォンセクシ
ョン1340は、マイクロフォン132および信号処理回路134を収納できる
形状に形成される。信号処理回路134は、例えば回路基板1305に搭載する
集積回路により実現できる。バッテリセクション1320に面するマイクロフォ
ンセクション1340の底部は、導電接点パッド1306および1307を持つ
回路基板により形成できる。導電接点パッド1306は回路基板1305の片側
端部でタブ1316および1325に接合でき、接点パッド1307は回路基板
1305の他端部においてインサート成型されたプローブ1319に接合できる
【0047】 本発明の前記実施形態と別の実施形態として、補聴器のマイクロフォンセクシ
ョン(例えば図11のマイクロフォンセクション140)は、バッテリセクショ
ン(例えばバッテリセクション120)の表面上で回転させることができる。一
体型バッテリの表面上で回転するマイクロフォンセクションにより、設けられる
信号処理回路134が種々の信号処理機能を有してもよい。言い換えれば回転マ
イクロフォンセクションのインデックス位置によって、補聴器の信号処理システ
ムの異なるオーディオモードに接続することができる。例えばオーディオモード
(オーディオフォーマット)を選択して、1セットの周波数を増幅し、および/
または別のセットの周波数を減衰させることができる。例えば1つのオーディオ
モード選択して、中間および高域オーディオ周波数を強調することができる。
【0048】 図16は、2つのインデックス位置を持つマイクロフォンセクションの底面図
を示す。図16の底面図は、2つの通気孔1610および1210を示す。イン
デックス位置の各々は、異なったオーディオモードまたはプロファイルに相当す
る。ある位置では、マイクロフォンセクションの第1の側の導電接点136がバ
ッテリセクション120の導電タブ116に接続される。第2の位置では、マイ
クロフォンセクションの第2の側の導電接点1607がバッテリセクション12
0の導電タブ116に接続される。したがって例えば図16に図示したように、
マイクロフォンセクション140をピボットエレメント1620の周りに180
°回転させて、2つのオーディオモードの切換えができる。インデックス接点(
またはスイッチ)1630を回路基板135に設けることにより、マイクロフォ
ンセクションの位置を検出することができる。インデックス接点(またはスイッ
チ)1630は、バッテリセクション120の上部に配置された相補インデック
ス接点(または突起)に接合するように配置される。相補インデックス接点(ま
たは突起)は、マイクロフォンセクションの第1位置(第2位置ではなく)にお
いてインデックス接点(またはスイッチ)1630に接合する。したがって回転
マイクロフォンセクションの位置を検出でき、また対応するオーディオモードを
信号処理回路により設定できる。図17は、ピボット点1720および相補イン
デックス接点(または突起)1730を持つバッテリセクションの平面図を示す
【0049】 追加の改良例は予測されるところである。構成要素を均等の構成要素および構
成に置き換えることは、請求の範囲に限定されている本発明の範囲内に含めるこ
とが意図されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態にかかる3セクション補聴器を示す。
【図2】 本発明の一実施形態によるレシーバセクションの追加的な2部分構成を示す。
【図3】 マイクロフォンセクションおよび「引っ張り」を持つバッテリセクションの上
部を示す。
【図4】 マイクロフォンセクションおよび中間位置に「引っ張り」タブを持つバッテリ
セクションの上部を示す。
【図5】 本発明の一実施形態にかかる上部と底部表面に導電ストリップを持つタブを備
えたバッテリセクションの平面図である。
【図6】 本発明の一実施形態にかかる図7の補聴器のレシーバセクションの平面図であ
る。
【図7】 本発明の一実施形態にかかる補聴器のレシーバセクションを示す。
【図8】 本発明の一実施形態にかかる図9の補聴器のバッテリセクションの平面図であ
る。
【図9】 本発明の一実施形態にかかる補聴器のバッテリセクションを示す。
【図10】 本発明の一実施形態にかかる図9の補聴器のバッテリセクションの底面図であ
る。
【図11】 本発明の一実施形態にかかる補聴器のマイクロフォンセクションを示す。
【図12】 本発明の一実施形態にかかる図11の補聴器のマイクロフォンセクションの底
面図である。
【図13】 本発明の一実施形態にかかる3セクション補聴器構成を示す。
【図14】 本発明の一実施形態にかかる補聴器のマイクロフォンセクションを示す。
【図15】 本発明の一実施形態にかかる図14の補聴器のマイクロフォンセクションの底
面図である。
【図16】 本発明の一実施形態にかかる補聴器の回転式マイクロフォンセクションの底面
図である。
【図17】 本発明の一実施形態にかかる補聴器のバッテリセクションの平面図である。
【符号の説明】
110…レシーバセクション、115…カソード電極、118…アノード電極
、120…バッテリセクション、132…マイクロフォン、134…信号処理回
路、136…導電接点、140…マイクロフォンセクション、310…タブ、3
20…通気孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),CA,CN,J P,KR,MX (72)発明者 スジャーセン・ウォルター・ポール アメリカ合衆国,ペンシルベニア州 18977,ワシントン クロシング,バンカ ーズ ドライヴ 6

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部を有するマイクロフォンセクションであって、マイクロ
    フォンおよび信号処理回路を収納する形状に形成され、前記底部が複数の導電接
    点を有するマイクロフォンセクションと、 前記マイクロフォンセクションに接続できるバッテリセクションであって、外
    耳道にはめ込むケースおよび一体型バッテリを有し、前記のケースの上端部が前
    記一体型バッテリを前記マイクロフォンセクションの底部の複数の導電接点に電
    気的に接続するように構成されているバッテリセクションとを備えた補聴器用の
    電子信号処理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記バッテリセクションのケースはさら
    に底部および壁部を有し、このケースの壁部がバッテリのアノード電極と、前記
    バッテリセクションのケースの上端部からバッテリセクションのケースの底部に
    延びる1対の信号リードとを収納する電子信号処理システム。
  3. 【請求項3】 請求項2において、さらに、レシーバを収納する形状を持つ
    レシーバセクションを備え、前記レシーバセクションの上端部がレシーバを前記
    バッテリセクションのケースの底部の1対の信号リードに電気的に接続するよう
    に構成されている電子信号処理システム。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記レシーバセクションの底部がフレキ
    シブルチップを受け入れ固定する電子信号処理システム。
  5. 【請求項5】 請求項3において、前記レシーバが前記レシーバセクション
    に直接取り付けられる複数のレシーバコンポーネントを有する電子信号処理シス
    テム。
  6. 【請求項6】 底部を有するマイクロフォンセクションであって、マイクロ
    フォンおよび信号処理回路を収納する形状に形成され、前記底部が複数の導電接
    点を有するマイクロフォンセクションと、 前記マイクロフォンセクションに接続できるバッテリセクションであって、酸
    素を前記一体型バッテリの電極に供給する通気孔を有するバッテリセクションと
    、 前記マイクロンフォンセクションの底部の導電接点と前記バッテリセクション
    のケースの上端部との間に位置する取外し可能なタブであって、通気孔を密封し
    、前記一体型バッテリと複数の導電接点との電気的接触を防止する取外し可能な
    タブとを備えた補聴器用の電子信号処理システム。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記取外し可能なタブが取外し可能なタ
    ブを通気孔に固定する接着部分を有する電子信号処理システム。
  8. 【請求項8】 請求項6において、第1の複数導電ストリップが前記取外し
    可能なタブの上面に形成されて前記マイクロフォンおよび前記信号処理回路のテ
    ストを容易にし、第2の複数導電ストリップが前記取外し可能なタブの底面に形
    成されて前記一体型バッテリのテストを容易にする電子信号処理システム。
  9. 【請求項9】 請求項1において、前記バッテリセクションが間隔を隔てた
    アノードおよびカソード電極を複数有し、前記マイクロフォンセクションが前記
    バッテリセクションに対して回転して前記マイクロフォンセクションの導電接点
    を前記アノードおよびカソード電極のそれぞれ1つに選択的に接続し、それぞれ
    異なる動作モードの電子信号処理システムを構成する電子信号処理システム。
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