JP2002520932A - ウェーブレット係数の方向性予測コード化法を用いた画像圧縮 - Google Patents
ウェーブレット係数の方向性予測コード化法を用いた画像圧縮Info
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Abstract
Description
は、本発明はデータ及び画像圧縮のためのコード化、特に離散型ウェーブレット
変換が用いられる場合におけるコード化に関する。
メラのようなディジタルシステムにおいては、画像圧縮を用いて許容可能な画像
品質を維持しながら可能な限り最小のビット数で大量の画像情報を保存し、送信
することが行われる。広く普及している画像圧縮方式の一例として、離散コサイ
ン変換(DCT)に基づくJPEG(ジョイント・フォトグラフィック・エキス
パート・グループ(Joint Photographic Experts
Group))がある。最近、離散型ウェーブレット変換(DWT)を用いた新
しい画像圧縮方式が開発された。本質的に周期性のDCTと異なり、DWTは画
像のエッジ形状にあるようなデータ中の鋭い不連続点を表すのに最も適しており
、また多くの場合より効率的である。また、DWTは特にディジタルカメラのよ
うな小さな携帯型機器にとって時間のかからない効率的なハードウェア実装が可
能である。DWTは、入力画像を図2に示されている一連の「サブバンド」に分
解する。これら4つのサブバンドはそれぞれLL、HL、LH及びHHと命名さ
れており、これらの各サブバンド名中のHはDWTのハイパス部分の適用を意味
し、Lはローパス部分を意味する。これらのDWTサブバンド及びその性質につ
いてこの後より詳細に説明する。
らず、DPCM(差分パルス符号変調)と呼ばれるプロセスを用いることが可能
である。DPCMにおいては、1つの画素(あるいはデータ値)と隣接画素を用
いた予測値との差(誤差値)をコード化することが目標である。この方法では、
1つの値と次の値との差はおそらくこれらの値自体より小さいので、高い相関の
あるデータセットを比較的少ないビット数(より小さい値)でコード化すること
ができる。相関が弱いデータセットあるいは高エントロピーのデータセットでは
、差値(絶対値は使用しない)は元のデータよりコード化しにくいと思われるの
で、DPCMのコード化効率は低下する。例えば、データセット中の各値の取り
得る範囲が0〜nであるとすると、差の取り得る範囲は−n〜+nであり、この
差範囲全体を使ってコード化するにはより多くのビット数が必要になるはずであ
る。イメージングにおいては、エッジ形状、すなわちエッジを定義する画素値が
明確に異なる画像の領域はより多くの情報を用いてコード化され、僅かな陰影差
あるいは色の濃淡差のような視覚的に有意性の低い情報(ビット数)はより少数
のビットを用いてコード化されるという点で、DPCMコード化技術は特に有利
である。現在使用されている形のDPCMは、1行の画像すなわち画像部分平面
が走査されるのに伴って、それらの画素値がコード化されるという点でシリアル
動作である。画素値のコード化は、(1つの画素と隣の画素またはその隣の画素
に対する予測値との間の)誤差画像の検出、及びその後におけるその誤差に基づ
く原画像の画素値及び誤差画像のコード化が必要である。このようなシステムが
図1に示されており、以下これについて詳細に説明する。1つの画素と予測した
隣の画素との間に誤差がある場合のDPCM技術は特に「予測」コード化法と呼
ばれる。ほとんどの画像アレイは1行中の値を全て走査するかあるいは取り込ん
だ後、次の行を走査するので、画素データは西から東に向けて収集される。イメ
ージング機器は行ベース走査を用いることが多いために、DPCMは隣接画素は
東西方向の隣接画素であるとする。南北方向の画素(すなわち異なる列に属する
画素)の誤差画像も考慮することが望ましい場合は、DPCMの技術はこれを画
像中の全ての画素にわたって同様に行う。
がDPCMを使用する場合、誤差画像形成方向あるいは方向の集合の勝手な選択
が容易に避けられない。しかしながら、DWTが画像データに最初に適用される
場合は、原画像ではなくサブバンドデータがコード化されるべきである。このよ
うな場合、DWTには、コード化されたDWT画像が任意の方向(または方向の
集合)より小さくなる(使用ビットがより少数のこともある)ように、DPCM
時に誤差検出のための最良の方向を決定しやすくするような特徴がある。DWT
処理画像はそのサブバンド内に予測可能な動作態様を持つため、この情報を利用
してコード化された画像のサイズを縮小することができる。
て、誤差検出及びコード化における方向について十分に考慮されたDPCM技術
の必要がある。
換されたデータを誤差コード化することよりなり、その誤差は決定された方向に
おける変換されたデータ値と予測による隣接データ値との間で求められる。
施形態は本発明の種々の態様を例示説明するためのもので、発明の範囲を限定す
るものとして解釈されるべきではない。これらの実施形態は、主としてブロック
図またはフローチャートと関連させて説明する。フローチャートに関しては、フ
ローチャート中の各ブロックは、方法ステップとその方法ステップを実施するた
めの装置要素の両方に対応する。実施形態によって、各ブロックの対応する装置
要素は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアあるいはこれらを組み合
わせた形として構成する可能である。
この近似形は、ある程度使用する各特定の画像圧縮方式に基づいて相当程度原画
像に一致する。そのような損失のある不可逆画像圧縮方式は図1に示すようなデ
ータフローを持つ。図1に示す各ブロックは機能的に表したもので、ハードウェ
ア、ソフトウェアか、ファームウェア、あるいはこれらを組み合わせた形で実施
することが可能である。
される。本発明の一実施形態によれば、この変換とはDWT(離散型ウェーブレ
ット変換)を実行していくつかの画像サブバンドを生成することである(図2及
び関連説明を参照のこと)。原画像が変換されたならば、サブバンドデータのよ
うな変換されたデータは、DPCM(差分パルス符号変調)にかけられ、これに
よってそれらの変換されたデータから誤差データセットが生成される(ブロック
120)。
集合よりなる。誤差画像を用いると、隣接画素に対して高い相関を持ち、従って
それらによって有意な画像細部が得られることはないという意味で余分である画
素値をコード化する必要性を小さくする向きの効果がある。原画像を誤差画像に
変換することによって、完全な相関がある隣接画素(光強度が変わらない)は、
おそらく0より大きい2つの同じ画素色値/強度値としてではなく、0として表
される。その結果、画像を表すのに必要なビット数が少なくなり、そしてこのよ
うな隣接画素の相関及び余分度が高いほど、圧縮「比」(ビット数による原画像
とビット数による圧縮画像のサイズとの比)は低くなる。誤差データセットが生
成されたならば、その誤差データセット及び変換されたデータは共に例えばハフ
マン・コード化方式及び/またはランレンクス・コード化方式を用いて2進コー
ド化される(ブロック130)。
態様及びこれから生じるサブバンド特性を考慮に入れて実施される。各サブバン
ドは、ある方向にあるエッジを他の方向のエッジよりも優先する方向性エッジ特
性を有する。本発明の一実施形態によれば、様々なサブバンドのこのような方向
性特性を誤差データセットを生成する際に利用することができる。その結果、誤
差データセットは、全てのサブバンドに一様に適用される任意の方向で得られる
誤差データよりサイズが小さくなる。都合のよいことには、最終圧縮画像は、最
も適切な画像情報が伝えられ、他の情報は無視されるという点でデータサイズが
より小さくなる。このような各サブバンドの方向特性によって、DPCM法はサ
ブバンド内の相関データをよりよく検出し、その相関性を用いて誤差画像を小さ
くすることが可能になる。
20)は量子化を含んでいる。量子化は、M個の値の集合をN個の値の集合(た
だし、N<M)にマッピングないしは写像する手順である。量子化により、デー
タセットに対して可能なデータ値の総数は減少する。このマッピングは、y=x
/2のような一定の数式に基づいて行われる(ただし、xはデータ値、yは量子
化値を表す)。量子化法を用いて可能なデータ値サイズを縮小すると、画像を表
すのに必要なビットの総数が少なくなる。
なメモリ容量ないしは記憶空間を小さくすることを目的とする圧縮プログラム機
能の一例を示す。変換、量子化及びコード化に用いられる方法によって、原画像
のデータサイズを圧縮画像のデータサイズで割った圧縮比は変化する。本発明の
この実施形態によれば、圧縮比を効果的に最適化する役割を果たすことができる
高度誤差コード化機構にDPCMの過程に設けられる。画像の圧縮解除は、上に
概ね説明した手順を逆に行い、デコードされた画像データについて逆DWTを実
行することによって達成することができる。
のである。DWTは「離散型」アルゴリズムであり、従って入力信号を全ウェー
ブレットの離散サンプルないしは離散標本によって近似する。従って、これらの
離散標本点の故に、DWTは明確な係数を持つフィルタであると考えることもで
きる。フーリエ変換あるいは平均化フィルタと異なり、ウェーブレット係数は用
途あるいは入力信号の種類に特に適合するように選択することができる。本発明
の少なくとも1つの実施形態で選ばれたDWTは、9〜7双直交スプライン型フ
ィルタDWTである。DWTは、離散型であるため、超大規模集積回路(VLS
I)回路のようなディジタル論理回路を用いて実装することができ、従って他の
ディジタル構成要素と共にチップ上に集積回路として形成することができる。こ
のように、DWTはディジタルのスチールカメラまたはビデオカメラのようなイ
メージング装置に容易に実装することができる。DWTは画像の特徴をよりよく
近似することができるため、画像圧縮用として理想的である。さらに、以下に説
明するように、DWTのアーキテクチャは、ただ1つの出力データを生成するの
に多くのサイクル数あるいは反復数が必要なフーリエ法や平均化法と異なり、高
いデータ処理能力が得られるよう効率的な形で実施することができる。
数(これらの周波数は、フィルタリングにおけるハイパス(H)性あるいはロー
パス(L)性を指示する)のサブバンドに分解することである。2次元DWTは
、データ値総数が各々入力データの1/4である4つのサブバンド、LL、LH
、HL及びHHを作り出す。DWTは、DWTの1回の処理により得られる結果
データが次のもう1回のDWT処理にかけることができるような多重分解技術で
ある。反復実行される各分解「レベル」は、前回のレベルのDWTによって生じ
た「LL」サブバンドをDWTにかけることにより得られる。これが可能なのは
、LLサブバンドは不可欠の画像特徴をほとんど全て含んでおり、前回のレベル
のLLサブバンド(または1レベルのDWTにおける最初の無圧縮画像)の拡大
縮小形と考えることができるためである。DWTのこの「多重分解」機能により
、各サブバンドは、必要に応じて、さらにより小さなサブバンドに分割すること
ができる。
ることにより得られる一方、それ以上のDWT分解(レベルk+1)は、LLk
サブバンドに対してDWTを実行することにより得られる。LLkサブバンドに
は、画像の拡大縮小形を実質的に再生するのに十分な画像情報を含まれている。
LH1サブバンドは原画像中の水平方向あるいは東西方向のエッジを含んでいる
。従って、LH1は、一般に、南北方向の隣接データより互いに高い相関を持つ
東西方向のデータ値を有する。以下に説明するように、LH1サブバンドのこの
特性は、DPCMの過程で用いることによって誤差画像によりエントロピー及び
データを低減させることができる。他方、HL1サブバンドは、原画像中の垂直
方向あるいは南北方向のエッジを含んでいる。従って、LH1は、一般に、南北
方向の隣接データより互いに高い相関を持つ東西方向のデータ値を有する。以下
に説明するように、HL1サブバンドのこの特性は、DPCMの過程で用いるこ
とによってHL1誤差データによりエントロピー及びデータサイズを低減させる
ことができる。HH1サブバンドは、水平エッジ情報と垂直エッジ情報の単なる
ベクトル結合と見なすことができる対角方向のエッジを含んでいる。従って、H
H1サブバンドは、単に一意のベクトル方向成分(水平または垂直方向の)中の
隣接画素より互いに高い相関を持つ対角方向のデータ値を有する。以下に説明す
るように、HH1サブバンドは、2次元DPCMが用いられるという点でHL1ま
たはLH1サブバンドとは異なる方法で扱われる。
レベル2のサブバンドについては、各レベル2のサブバンドにレベル1の同じサ
ブバンドの方向性特性に対応する方向性特性がある。従って、LH2サブバンド
はLL1サブバンド画像の水平エッジ情報を有し、HL2サブバンドはLL1サブ
バンド画像の垂直エッジ情報を有する。HH2はその対応するHH1と同様対角エ
ッジ情報を含んでいるが、だだしその対角エッジ情報は元のベース画像ではなく
LL1サブバンドから導出される。図2には、2レベルDWT分解のみし示され
ている。しかしながら、場合によっては3レベルあるいは4レベルというように
より多くのDWT分解段を設けることが望ましいこともあると考えられる。一般
に、レベルkのサブバンドは次のような方向性特性を持つ(k=1の場合、LL 0 は原画像を指す)。
かを決定し、これによってサブバンド内でより高い相関があるデータを見つけら
れる確度を高くする。サブバンドが同一であることによって、エッジの方向、従
ってサブバンド中の値間の最適相関の方向に関する情報が得られる。
。
テムは、典型的な画像圧縮システムといくつかの点で異なっている。簡単に言う
と、まず方向性予測コード化回路が用いられ、第2にはルックアップテーブルを
用いて量子化及び2進コード化が行われる。図3の装置は、予測コード化は各サ
ブバンド毎に異なる誤差予測の方向を考慮することによってサブバンド内のデー
タの相関性をより有効に利用するという構想を採用しているという点で効果的で
ある。
るいは情報通信用に構成されたポートから生じるサブバンドのデータ値Xi,jが
示されている。各Xi,jは差回路300に入力される。差回路300は、予測さ
れた隣接画素値X′r,sと実際のサブバンドデータXi,jとの差を計算する。差生
成回路300は、「誤差」あるいはデルタ値と呼ばれる値Δ=Xij−X′r,sを
発生し、出力として供給する。各サブバンドのデータ値Xi,jは、誤差補償回路
35によって供給される予測隣接画素値X′r,sを有する。予測隣接画素値X′r ,s は、次の予測隣接画素値X′を計算しやすくし、また量子化誤差を低減しやす
くするために差生成回路にフィードバックされる。
ド化中のサブバンドの方向性特性によって決まる。例えば、サブバンドLHの中
のデータは水平方向のエッジ情報を含んでいるから、誤差値の計算には西隣のデ
ータを使用すべきである。従って、サブバンドLHの場合、r=i及びs=j−
1は、Xi,jの西隣(データアレイ中の同じ行の前列)の画素が予測の対象とし
て考慮されており、次いでXi,jと比較して対応する誤差が計算されるというこ
とを示す。サブバンドHL中のデータは垂直方向のエッジ情報を含んでいるから
、誤差を計算するには北隣のデータ(あるいは予測データ)を使用するべきであ
る。従って、サブバンドHLの場合、r=i−1及びs=jは、Xi,jの隣(デ
ータアレイ中の同列の前行)の画素が予測の対象として考慮されており、次いで
Xi,jと比較して対応する誤差が計算されるということを示す。対角方向のエッ
ジ情報を含んでいるHHサブバンドについては、Xi,jの北及び西の隣接画素の
組合せを考慮するべきである。エッジ形状で画素値が近似する良好な確度が得ら
れるこれらの両方向の隣接画素を考慮する1つの方法は、HHサブバンドについ
てX′r,s=(X′i,j-1+X′i-1,j)/2となるようにこれらの隣接画素の平
均を取ることである。次に、この平均値は誤差を数式で計算するためにXi,jと
比較される。
生成/誤差補償回路(PVER)35を具有する。PVER35は、コード化中
のデータがどのサブバンド(LH、HLあるいはHH)に属するかを指示する制
御信号に基づいて判断を行う論理回路網を有することも可能である。もう一つの
方法として、これはデータのどの行及び列(i及びj)が現在コード化されてい
るかに基づいて判断することも可能である。このような論理回路網は、カウンタ
、及び/または一連のフリップフロップ及び処理中のデータの行及び列を追跡す
る他の状態制御機構を有することができる。
Xi,jとX′r,sとの差を表す値であるΔを生成する。この「誤差」値Δは、ルッ
クアップテーブル(LUT)310を検索するためのアドレスとして使用される
。LUT310は逆量子化値を計算するためのルックアップテーブルである。L
UT310は所与のΔ誤差値について量子化値と逆量子化値の両方を記憶するこ
とができる。LUT310は、図3に示す誤差補償回路で使用される「補償」誤
差値ΔRを出力する。LUT310によって出力される補償誤差値ΔRは量子化
及び逆量子化の両方の結果である。例えば、誤差値Δ=96は12という量子化
値を持つことができる。量子化値12は、逆量子化されると、例えば98という
補償誤差値ΔRを生じる。圧縮を助長するのに役立つのはこの量子化損である。
ルックアップテーブルを作成するのに使用される量子化式は、96や98のよう
な12という量子化値にマッピングされる多くの値をもたらすであろう。逆量子
化されると、量子化値12は、この「12」が96または98のどの誤差値を量
子化することによって得られたか否かにかかわらず、常に上に与えられた例では
98という逆量子化値を生じる。
機構が適用されなければ行全体の画素に持ち越されることが起こり得る。誤差補
償回路35は、前回の予測隣接画素値をフィードバックして現在の補償誤差値Δ
Rに加算することによって量子化損の持ち越しを低減させるように作用する。各
予測隣接画素値は、基本的にX′r,s(現在)=X′r,s(前回)+ΔRである与
えられる。PVER35は、基本的には圧縮解除あるいは順画像圧縮プロセスの
逆プロセスである。これは、圧縮解除の段階で行われる逆予測プロセスと同様に
行われる。その結果、各データ値の量子化損はその値に局限されることになる。
誤差値Δを生成する。第2のLUT320は、量子化された誤差値の疑似固定長
コード化を行うために使用される。この場合も、例えば、Δ=96は12という
量子化値を持ち得る。LUT320は、全範囲の可能なΔ値を量子化値及びその
コードワード(コード化値)にインデックスを付けるためのアドレスとして記憶
する。パッカー回路によって送出されたコードワードは、圧縮画像を表すのに十
分な情報を含んでおり、後で圧縮解除することによって、予測コード化回路に送
られた元の取込み画像の僅かに修正された形をDWT処理画像全体についてのX i,j 値集合として再生することができる。
ブバンドについて考察する。LHサブバンド中の最初のデータ値(例えばX1,10 )そのものは、そのサブバンド中には西隣の隣接画素を持っていない。従って、
そのデータ値に関連した誤差値はその値自身ということになる。次に考慮される
データ値X1,11については、西隣の「予測」隣接画素値X′1,10が、0であるX 1,10 についての予測値に加算される補償誤差値ΔR1,10(これは量子化された後
逆量子化された誤差値Δ1,10である)としてPVER35により生成される。従
って、X1,11についての誤差値Δ1,11は、X1,11−ΔR1,10に等しい。次の値X 1,12 については、誤差値を計算するために使用される予測値X′1,11は補償誤差
値ΔR1,11と前回の予測値X′1,10との和になる。従って、LHサブバンドにつ
いては、一般に:入力データ値Xi,jに対して、X′r,s=X′r,s-1+ΔRr,s;
また、Δi,j=Xi,j−X′r,sとなる(ただし、r=i及びs=j−1)。
れる。HLサブバンド中の最初のデータ値(例えばX10,1)自身は、サブバンド
中に北隣の隣接画素を持たない。従って、X10,1に関連した誤差値はX10,1その
ものになる。次に考慮される同じ列の次の入力データX11,1については(垂直方
向のエッジが考慮されるので、入力データはLHサブバンドの場合のように1行
ずつではなく1列ずつ処理される)、北隣の予測隣接画素値X10,1が、0であっ
たX10,1についての予測値に加算される補償誤差値ΔR10,1(これは量子化され
た後逆量子化された誤差値である)としてPVER35によって生成される。従
って、X11,1についての誤差値Δ11,1は、X11,1−ΔR10,1に等しい。次の値X 12,1 については、誤差値Δ12,1を生成するために使用される予測値X′11,1は補
償誤差値ΔR11,1と前回の予測値X′10,1との和になる。従ってHLサブバンド
については、一般に、入力データ値Xi,jに対して、X′r,s=X′r-1,s+ΔRr ,s ;また、Δi,j=Xi,j−X′r,sとなる(ただしr=i−1及びs=j)。
に概ね説明したのと同じ手順が行われる。入力データは、北隣の予測隣接画素値
を西隣の隣接画素値と平均することができるように前回の行をバッファに保存し
て1行ずつ走査される。この点を除けば、HHサブバンド中のデータの最初の行
及び列自身については、DPCMは次ように一般化することが可能である:入力
データ値Xi,jに対して、X′r,s=(X′r,s-1+Xr-1,s)/2+ΔRr,s;ま
た、Δi,j=Xi,j−X′r,s(ただし、r=i−1、s=j−1)。
る。この動作を行いやすくするために、マルチプレクサ340は、最終レベルの
LLサブバンド中のデータ以外の全てのデータ値についてLUT320により与
えられる量子化されたコードワードを選択し、レベルにかかわらず他の全てのサ
ブバンドに属する値がコード化される時にはXi,jを選択する。マルチプレクサ
340によって選択された値は、LUT320からのコードワードでもXi,jで
も、パッキング回路350によってパックされる。
するためのアドレスとして使用するRAMのような簡単なアドレス可能メモリで
あってもよい。このようなRAMコード化回路は、同じ機能性を達成するために
従来用いられているような2進コード化回路と比べて安価である。まだ携帯型デ
ィジタルカメラによる静止画像取込みのような用途の場合、コード化用のテーブ
ルは、取り込まれる全ての画像について用いられる値が書き込まれた同じテーブ
ルを用いて画像取込みに先だって編集することも可能である。
ンド関連を検出/導出することである(ブロック410)。サブバンド関連を含
む一組の制御信号を取り込むこともできれば、カウンタ及びどのデータ(行及び
列位置)が処理されているかを追跡する状態制御機構に基づいてサブバンド関連
を検出することも可能である。データ値がLLサブバンドと関連していることが
検知されたならば(ブロック420)、そのデータ値は量子化または誤差コード
化を行うことなく直接2進コード化される(ブロック425)。このLLサブバ
ンドはDWTの最後のレベルに属しており(他のレベルではそれらのLLサブバ
ンドが次レベルのためにさらに4つのサブバンドに分解されるから)、従ってほ
とんどの重要な画像情報を含んでいるので、そのまま保存する必要がある。サブ
バンド関連がLHならば(ブロック430)、エッジ情報は水平方向であるから
、誤差値計算のために西隣の隣接画素値を予測する必要がある(ブロック435
)。予測及び誤差値計算を行ったならば、データを量子化し、コード化すること
ができる(ブロック480)。データのサブバンド関連がHLならば(ブロック
440)、エッジ情報は垂直であるから、誤差値計算のために北隣の隣接画素値
を予測する必要がある(ブロック445)。予測及び誤差値計算を行ったならば
、データを量子化し、コード化することができる(ブロック480)。この方法
は、入力データセットの方向性特性が導出され、あるいは検出され、誤差がその
方向性特性に適合する仕方で計算されるようにして、他の画像圧縮用に容易に修
正することが可能である。
に関連しているはずである。その場合は、データは対角方向により高い相関を有
することになり、西隣の隣接画素値(ブロック452)及び北隣の隣接画素値(
ブロック454)を両方共予測する必要がある。これらの予測隣接画素値は互い
に平均される(ブロック456)。この平均値は、次いで入力サブバンド・デー
タから減算されて誤差値が生成される(ブロック458)。この誤差値は量子化
され、コード化される(ブロック480)。
メージング装置の内部画像処理要素のブロック図である。図5に例示する回路に
おいて、センサ600は、何らかの場面/環境からの色値/強度値である画素値
成分を発生する。センサ600によって発生したn−ビット画素値は、取込みイ
ンターフェース610へ送られる。本発明に関連する状況では、センサ600は
、通常、エリアまたは位置の1「検出」からR、GあるいはB成分の中の1つを
検知する。従って、各画素の強度値は、3つの中の1つの色平面のみに対応して
おり、これらを合わせてバイヤー(Bayer)パターン生画像を形成すること
ができる。取込みインターフェース610は、センサによって生成された画像を
分解し、強度値を個々の画素に割り当てる。画像全体についてのこのような画素
の集合は、ディジタルカメラ・センサの代表的な業界実施形態に基づくバイヤー
パターンの形になっている。
環境の照明条件に適切に対応できないのはよくあることである。その結果、それ
らのセルから生成される画素値は欠陥画素値のこともある。これらの画素は「デ
ッドピクセル」と呼ばれる。「画素置換」ユニット615は、各デッドピクセル
をその行中のすぐ前に有効であった画素と置換する。RAM616は、センサに
よって供給されるデッドピクセル行及び列の索引を記憶する。このRAM616
は、取り込まれた画像との関連におけるデッドピクセルの位置を識別しやすくす
る。
上の実施形態に基づく画像圧縮を実行する。RAM629は、DWT特許に記載
された圧縮技術を実施する際に、必要に応じて各チャンネル/サブバンドのDW
T係数及び/または量子化しきい値を保存するために使用することができる。一
次圧縮プログラム628は、上に説明したような方向性予測コード化法を用い、
従って生画像に2次元DWTを適用する結果として既知のデータ相関を利用する
ことによって、コード化データのトータルサイズを縮小する。DWT変換は、所
望のリアルタイム実行レベルによって、方向性エントロピー・コード化プロセス
中にデータをRAM629に一時的に出力することが必要な場合もある。
コーダ630に供給するように設計することができる。2進エンコーダ630は
、修正ハフマン符号化のような様々な2進コード化方式を実行するための機能を
具備することができる。2進エンコーダ630はコード化され圧縮されたデータ
を記憶装置アレイ640に供給する。
必要があれば修正することができるように、バス660と直接通信することがで
きる。さらに、これらのRAMテーブル及びその他のRAMテーブルを用いて、
必要に応じて中間結果データを保存することも可能である。
機またはPC(パーソナルコンピュータ)のようなデータ処理機械を用いること
ができ、カメラ730に接続されている。カメラ730は、ディジタルカメラ、
ディジタル・ビデオカメラでも、または任意の画像取込み装置、イメージングシ
ステムあるいはこれらの組合せでもよく、場面740の画像を取り込むために用
いられる。基本的には、取り込まれた画像は、画像記憶装置734に効率的に保
存することができるように画像処理回路732によって処理され、画像記憶装置
734としてはROM、RAMあるいは固定ディスクのような他の記憶装置を用
いることができる。コンピュータシステム710用の画像記憶装置734に入れ
られる画像は、本発明の一実施形態によれば、圧縮され、方向性予測コード化さ
れたデータとして直接記憶することができる。静止画撮像を行うことができるほ
とんどのディジタルカメラでは、画像はまず記憶され、後でダウンロードされる
。そのために、カメラ730は余分な遅延なしに次の被写体/場面を迅速に取り
込むことが可能になる。本発明は、その様々な実施態様、特に取り込まれた8ビ
ット・バイヤーパターンから直接変換される圧縮画像を得るようにした態様にお
いて、カメラ730の必要計算量及び付随コストが低減され、より安価なカメラ
を得ることが可能になる。
してコード化された画像は、コンピュータシステム710にダウンロードしたな
らば、デコードしてからプリンタ(図示省略)のような何らかの出力装置あるい
はモニタ装置720に合わせてレンダリングすることが可能である。画像のデコ
ードは、ペンティアムTM(インテル・コーポレーション社の製品)プロセッサの
ようなプロセッサ712、及びそれは命令アドレス及び結果データを記憶/ロー
ドするために使用されるRAMのようなメモリ711を用いて達成することが可
能である。
接カメラ730中でではなく、コンピュータシステム710上で走るソフトウェ
ア・アプリケーションで達成することが可能である。そのような実施形態では、
画像処理回路は圧縮画像だけ保存するようにする方が効果的な場合もある。カメ
ラ730からのダウンロード後にコード化及び/またはデコードを行うために使
用されるアプリケーションは、C++のような言語で書かれたソースコードから
実行可能コンパイルすることも可能である。画像を拡大縮小するために必要な命
令に対応するその実行可能ファイルの命令は、ディスク718またはメモリ71
1に記憶することができる。さらに、そのようなアプリケーション・ソフトウェ
アは、他のシステムでの使用のためにネットワークあるいはコンピュータ可読媒
体で配布することも可能である。
像処理回路732へ送られる。画像処理回路732は、種々の機能、とりわけ圧
縮画像の適応コード化機能を実行するIC及びその他の構成要素から成る。画像
記憶装置734は圧縮してコード化されたデータを保存する。全ての画素が処理
されて保存されるか、レンダリングのためにコンピュータシステム710に転送
されたならば、カメラ730は自由に次の画像を取り込むことができる。ユーザ
またはアプリケーションが画像のダウンロードを希望あるいは要求すると、画像
記憶装置中のコード化された画像データは画像記憶装置734から入出力ポート
717へ転送される。入出力ポート717は、図示のバス−ブリッジ階層構造(
I/Oバス715−ブリッジ714−システムバス713)を用いてデータをメ
モリ711あるいは、任意態様として、ディスク718に一時記憶する。コンピ
ュータシステム710は、プロセッサ712とメモリ711の間の情報転送を容
易にするシステムバス713、及びI/Oバス715に接続されたブリッジ71
4を有する。I/Oバス715は、ディスプレイアダプタ716、ディスク71
8、及びシリアルポートのような入出力ポート717等の様々な入出力デバイス
に接続されている。本発明では、このような入出力デバイス、バス及びブリッジ
の多くの組合せを用いることができ、図示の組合せはこのような可能な組合せの
ほんの一例でしかない。
あり、発明の範囲を限定するように解釈されるべきものではない。むしろ、本発
明の原理は、広範にわたるシステムに応用することによって、本願中に説明した
効果及びその他の効果を達成することができると共に、他の目的を達成すること
も可能である
Claims (15)
- 【請求項1】 変換された画像データの集合の最適相関の方向を決定するス
テップと; 変換されたデータを誤差コード化するステップで、その誤差値は決定された方
向における変換されたデータ値と予測隣接データ値との間で求められるステップ
と; よりなることを特徴とする方法。 - 【請求項2】 上記変換が離散型ウェーブレット変換(DWT)であり、上
記変換された集合が上記DWTから生成される複数のサブバンドの中の1つであ
ることを特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 上記サブバンドの中の1つがLLサブバンドであることを特
徴とする請求項2記載の方法。 - 【請求項4】 上記サブバンドの中の1つがLHサブバンドであり、そのL
Hサブバンドが最適相関の水平方向のサブバンドであり、上記誤差コード化が誤
差値を求める際に西隣の予測隣接データ値を考慮することを特徴とする請求項2
記載の方法。 - 【請求項5】 上記サブバンドの中の1つがHLサブバンドであり、そのH
Lサブバンドが最適相関の垂直方向のサブバンドであり、上記誤差コード化が誤
差値を求める際に北隣の予測隣接データ値を考慮することを特徴とする請求項2
記載の方法。 - 【請求項6】 上記サブバンドの中の1つがMMサブバンドであり、そのH
Hサブバンドが最適相関の対角方向のサブバンドであり、上記誤差コード化が、
誤差値を求める際に西隣の予測隣接データ値と北隣の予測隣接データ値との平均
値を考慮することを特徴とする請求項2記載の方法。 - 【請求項7】 上記誤差コード化が変換されたデータのサブバンド関連を求
めるステップを具有することを特徴とする請求項2記載の方法。 - 【請求項8】 さらに: 誤差を量子化するステップと; その誤差の量子化による量子化損の持ち越しを低減するステップと; を具有することを特徴とする請求項2記載の方法。
- 【請求項9】 上記量子化損の持ち越しを低減するステップが: 量子化された誤差値を逆量子化することによって補償誤差値を生成するステッ
プと; 上記補償誤差値をフィードバックして前回得られた予測隣接データに加算し、
その和がその時現在の予測隣接データとするステップと; を具有することを特徴とする請求項8記載の方法。 - 【請求項10】 予測隣接各入力画素値の画素データ値を生成するよう構成
された方向性予測値エンコーダと; 、上記方向性予測値エンコーダに接続されていてその予測隣接画素値をそのエ
ンコーダに入力として供給する差エンコーダで、入力画素値及びそれに対応する
予測隣接画素値との差である誤差値を発生する差エンコーダと; を具有することを特徴とする装置。 - 【請求項11】 上記方向性予測値エンコーダが、画像中の入力画素値の最
適相関の方向を決定するよう構成されており、上記予測隣接画素値がその決定さ
れた方向にあることを特徴とする請求項10記載の装置。 - 【請求項12】 上記差エンコーダが、上記誤差値の量子化形を供給するよ
う構成されたルックアップテーブルに接続されていることを特徴とする請求項1
0記載の装置。 - 【請求項13】 上記方向性予測値エンコーダが、上記量子化による量子化
損を補償するよう構成された誤差補償回路を具有し、その補償によってその量子
化損の次回以降の予測隣接画素値への持ち越しを防ぐことを特徴とする請求項1
2記載の装置。 - 【請求項14】 DWT結果データ誤差値を方向性コード化するよう構成さ
れたプロセッサで、画像エッジの方向に基づいてその結果データにおける最大相
関の方向を決定するよう構成されたプロセッサと; そのプロセッサに接続されていてその方向性コード化された誤差データを記憶
するよう構成されたメモリ; を具有することを特徴とするイメージングシステム。 - 【請求項15】 上記DWT結果データが、イメージングシステムによって
取り込まれた入力画像に9〜7双直交スプライン型フィルタDWTをかける結果
として得られるデータであることを特徴とする請求項14記載のイメージングシ
ステム。
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