JPH09182069A - 画像圧縮方法および画像圧縮装置 - Google Patents

画像圧縮方法および画像圧縮装置

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JPH09182069A
JPH09182069A JP7334581A JP33458195A JPH09182069A JP H09182069 A JPH09182069 A JP H09182069A JP 7334581 A JP7334581 A JP 7334581A JP 33458195 A JP33458195 A JP 33458195A JP H09182069 A JPH09182069 A JP H09182069A
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JP
Japan
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coefficient
subband
characteristic
wavelet
frequency subband
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JP7334581A
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English (en)
Inventor
Natsuyuki Ono
奈津志 小野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/60Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding
    • H04N19/61Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding in combination with predictive coding
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/60Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding
    • H04N19/63Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding using sub-band based transform, e.g. wavelets

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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウェーブレット変換を利用した画像圧縮にお
いて、低周波サブバンドの係数から高周波サブバンドの
係数を予測し、その差分だけを符号化することによって
高圧縮率を実現することを目的とする。 【解決手段】 1画面の画像を多段階にサブバンド分割
を行なうウェーブレット変換部402と、この変換部か
ら出力される係数を記憶するウェーブレット係数記憶部
403と、記憶された低周波サブバンドの係数から高周
波サブバンドの係数を予測する高周波サブバンド係数予
測部404と、予測された係数を記憶する予測係数記憶
部405と、記憶された高周波サブバンドの係数とウェ
ーブレット係数記憶部に記憶された同じ位置のサブバン
ド係数との間で減算処理を行うウェーブレット係数減算
処理部406と、その減算結果を記憶する減算結果記憶
部407と、量子化部408と、可変長符号化部409
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像圧縮等に用い
られる画像圧縮方法および画像圧縮装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】通信媒体や記録媒体を前提とした画像の
高効率符号化技術において、DCT(離散コサイン変
換)を用いた技術が盛んに応用されている。しかしなが
ら、DCTを用いた圧縮手法に内在する本質的問題とし
て、圧縮率を高くするとブロック歪み、モスキート雑音
等が視覚的に認められ、圧縮率に限界があった。
【0003】そこで、近年では、圧縮率の向上を図るべ
く、新しい圧縮手法が提案され、特にサブバンド符号化
の1つであるウェーブレット変換を用いた圧縮技術(以
降ウェーブレットと記す)が注目されている。ウェーブ
レット変換を用いると、ブロックの概念が無いためDC
Tで発生していたブロック歪みが無くなり、視覚的にか
なりの画質改善が図られる。
【0004】DCTとウェーブレットの圧縮画像の特徴
として、DCTの場合は、デジタル的な画像となり、圧
縮率を高めることにより高周波成分で構成された画像と
なってしまう。その結果として高周波成分は保存される
が、逆に視覚的に目立つ高周波成分で構成された歪みが
生じてしまう。一方、ウェーブレットの場合は、アナロ
グ的な画像となり、圧縮率を高めることにより自然に高
周波成分が欠落してくる。言い換えれば信号帯域の高周
波部分から次第にカットされていく。その結果として全
体的に解像度が低下していくため、同一の圧縮率であれ
ばDCTと比べて視覚的画質劣化が少なくなる。
【0005】以下に従来のウェーブレット画像圧縮装置
について図12を参照しながら説明する。
【0006】まず、動画像データの圧縮処理過程におい
て、入力された画像データはフレームメモリ101に入
力される。次に、フレームメモリ101からの出力デー
タがウェーブレット変換部102へ入力される。ここ
で、ウェーブレット変換について詳しく説明する。
【0007】図13はウェーブレット変換の演算処理を
示したブロック図である。図13に示されるごとく、入
力画像データは水平方向のローパスフィルタ(LPF)
とハイパスフィルタ(HPF)に入力され、帯域を2分
割後、2分の1サブサンプラ(下向き矢印)によりデー
タ量を各々時間的に2分の1に間引く。この出力された
データに対して前記水平および垂直にローパスフィルタ
を施した成分に対しては、前記処理を繰り返すことによ
り、結果的に生成される係数成分としては、水平および
垂直方向の周波数分割を低周波数領域に沿って2分の1
にデータ量を低減させた係数データが蓄積されていくこ
とになる。ここで、図14にウェーブレット変換係数信
号を複数の周波数帯域ごとに表す図を示す。
【0008】なお、図13においては便宜上3回目のウ
ェーブレット変換を行なった状態までを表すものとす
る。このように、ウェーブレット変換された係数データ
は、水平・垂直方向に分配され、階層化構造を形成す
る。
【0009】伸張処理では、図14中、W3の4つの領
域の画像からW1の画像へと復号化することにより、低
周波成分に高周波成分を重畳し段階的解像度の向上を実
現できる変換方式を得る。
【0010】図12に戻って、上記特徴を持つウェーブ
レット変換部102で変換された各周波数帯域ごとの係
数に対して量子化を行なう量子化部103と、この量子
化部103から出力されたデータを、より発生確率の高
いデータにより多くの情報を割り当てることでデータ全
体の情報量の削減を図る可変長符号化部104とから構
成され、入力画像の圧縮処理が行なわれる。
【0011】また、さらに最近では、圧縮率を向上させ
るために低周波サブバンドの係数が0である(もしくは
0に近い値である)座標位置から、同じ座標位置の「高
周波サブバンドの係数が0である」ことを予測するよう
な手法も発表されている。この方法を利用すれば圧倒的
に0データが多いウェーブレット変換係数の0成分を除
いて符号化できるため、さらなる圧縮が可能となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構成では、低周波サブバンドの係数が0でな
い部分に関しては高周波サブバンドの係数は0とは予測
されないため、通常と同様の符号化が行なわれる。した
がって、高周波サブバンドの係数が0とならないような
部分に関しては、さらなる圧縮率の向上は望めない。
【0013】
【課題を解決するための手段】一般的に我々が日常見て
いる画像は低周波ほど振幅が大きく、高周波に行くほど
振幅が小さくなることが知られている。したがって、入
力画像をウェーブレット変換した場合、低周波サブバン
ドには大きな係数が現れ、高周波サブバンドには小さな
係数が現れる。
【0014】たとえば、ある物体を映写した画像をウェ
ーブレット変換すると、低周波サブバンドにおけるその
物体が対応する位置に大きく係数が現れる。さらに、中
周波、高周波のサブバンドにもその物体に対応する位置
に係数が現れるが、これらの係数は高周波に行くほど小
さくなる。
【0015】この事実を利用すれば、低周波サブバンド
の係数から対応する高周波サブバンドの係数が予測でき
る。
【0016】したがって、この予測された係数と実際の
係数の差分だけを符号化すれば、0近傍に大きく片寄っ
たデータを圧縮することになるので高圧縮率が期待でき
る。
【0017】以上より、上記課題を解決するために本発
明に係る画像圧縮装置は、低周波サブバンドの係数から
高周波サブバンドの係数を予測する手段と、高周波サブ
バンドの係数を符号化する場合に前述の予測された係数
との差分をとって符号化する手段を備えたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明に係る請求項1の画像圧縮
方法は、画像間の相関を利用した動画像信号の符号化
で、画像圧縮処理の変換方式として画像データを複数の
周波数帯域の画像データに分解するウェーブレット変換
を用いる符号化方式において、ウェーブレット空間の低
周波サブバンドの係数から高周波サブバンドの係数を予
測し、高周波サブバンド空間を符号化するときに予測さ
れた係数との差分のみを符号化することを特徴としてい
る。この画像圧縮方法によれば、符号量の削減を図るこ
とができるという作用を有する。
【0019】本発明に係る請求項2の画像圧縮方法は、
画像圧縮処理の変換方式として画像データを複数の周波
数帯域の画像データに分解するウェーブレット変換を用
いる符号化方式において、ウェーブレット空間上で各サ
ブバンドごとの係数と低周波サブバンドの係数とを比較
して、各サブバンドの係数が低周波サブバンドに対して
どのような比率になるかを入力画像ごとに計算し、これ
を「サブバンド−係数」特性とし、この「サブバンド−
係数」特性を利用して、低周波サブバンドの係数から高
周波サブバンドの係数を予測し、高周波サブバンド空間
を符号化する際に、前記「サブバンド−係数」特性とと
もに予測された係数との差分のみを符号化することを特
徴としている。
【0020】これは、画像にはアニメーションやコンピ
ュータ・グラフィックスのような人工的な画像もあり、
これらは自然面と比較して高周波成分と低周波成分が多
いことが知られているため、請求項1に示したようにど
のような画像に対しても同じ予測を行うのではなく、入
力画像ごとに「サブバンド−係数」特性を求めて、この
結果を用いて高周波サブバンドの係数を予測する方が、
予測された係数がより実際の値に近くなることが期待で
きるからである。この請求項2の画像圧縮方法によれ
ば、復元画像の歪みをより低減しながら、符号量の削減
を図ることができるという作用を有する。
【0021】本発明に係る請求項3の画像圧縮方法は、
上記請求項2における「サブバンド−係数」特性を入力
画像ごとに1つ用意することに代えて、入力画像の縦、
横、斜め方向のデータの相関性を考慮し、ウェーブレッ
ト空間で縦、横、斜め方向にそれぞれの方向別「サブバ
ンド−係数」特性を計算し、高周波サブバンド空間を符
号化する際に、前記方向別「サブバンド−係数」特性と
ともに予測された係数との差分のみを符号化することを
特徴としている。
【0022】これは、一般的に画像は縦、横、斜め方向
の相関性が強く、さらに、その絵柄によって縦、横、斜
め方向の「サブバンド−係数」特性が異なることが知ら
れているため、請求項2で示したように1画面全体で1
つの「サブバンド−係数」特性を求めるより、縦、横、
斜めの各方向別にそれぞれの「サブバンド−係数」特性
を求めて、その値を基にそれぞれの方向の高周波のサブ
バンド係数を予測した方が、予測値が実際の値により近
づくことが期待できるためである。これによって、請求
項3の画像圧縮方法によれば、復元画像の歪みを一層低
減しながら、符号量の削減を図ることができるという作
用を有する。
【0023】本発明に係る請求項4の本発明に係る請求
項は、あらかじめ予測される典型的な「サブバンド−係
数」特性をいくつか用意しておき、これに記号をつけ、
「サブバンド−係数」特性テーブルに記憶しておき、ウ
ェーブレット空間上で各サブバンドごとの係数と低周波
サブバンドの係数とを比較して、各サブバンドの係数が
低周波サブバンドに対してどのような比率になるかを入
力画像ごとに計算し、前記「サブバンド−係数」特性テ
ーブルに記憶された典型的な「サブバンド−係数」特性
のどれにもっとも近いかを計算し、高周波サブバンド空
間を符号化する際に、もっとも近いと判断された「サブ
バンド−係数」特性を記号で示して符号化するととも
に、もっとも近いと判断された「サブバンド−係数」特
性から予測された係数との差分のみを符号化することを
特徴としている。
【0024】請求項3の方法では各方向ごとに「サブバ
ンド−係数」特性を求めるため、この「サブバンド−係
数」特性を符号化するとそのデータ量が請求項2の方法
に比べて増えるおそれがある。そこで、典型的な「サブ
バンド−係数」特性をあらかじめ決めておき、それらの
中のどの「サブバンド−係数」特性を利用して予測した
かという情報を符号化することによって「サブバンド−
係数」特性を直接符号化するよりもデータ量が削減でき
ることが期待できる。
【0025】本発明に係る請求項5の画像圧縮装置は、
1画面の画像データを格納するフレームメモリと、前記
フレームメモリから出力された入力信号をローパスフィ
ルタとハイパスフィルタによって2分の1に帯域分割
し、分割されたデータを時間的に2分の1に間引いてデ
ータ量を削減していく処理を何段階か行なうことによ
り、1画面の画像につき多段階にサブバンド分割を行な
うウェーブレット変換部と、前記ウェーブレット変換部
から出力される係数を記憶するウェーブレット係数記憶
部と、前記ウェーブレット係数記憶部に記憶された低周
波サブバンドの係数から高周波サブバンドの係数を予測
する高周波サブバンド係数予測部と、前記高周波サブバ
ンド係数予測部によって予測された係数を記憶する予測
係数記憶部と、前記予測係数記憶部によって記憶された
高周波サブバンドの係数と前記ウェーブレット係数記憶
部に記憶された同じ位置のサブバンド係数との間で減算
処理を行なうウェーブレット係数減算処理部と、前記ウ
ェーブレット係数減算処理部の減算結果を記憶する減算
結果記憶部と、前記減算結果記憶部に記憶された係数に
対して各サブバンドごとに量子化を行なう量子化部と、
前記量子化部から出力されたデータにつき、より発生確
率の高いデータにより多くの情報を割り当てることでデ
ータ全体の情報量の削減を図る可変長符号化部とを備え
たことを特徴としている。この画像圧縮装置によれば、
符号量の削減を図ることができるという作用を有する。
【0026】本発明に係る請求項6の画像圧縮装置は、
上記請求項5において、ウェーブレット係数記憶部に記
憶されたウェーブレット変換後の係数から、入力画像に
対するサブバンドごとの係数の比について高周波サブバ
ンドや中周波サブバンドの係数の大きさは低周波サブバ
ンドの係数に対してどのくらいの割合になっているかを
示す「サブバンド−係数」を計算する「サブバンド−係
数」特性算出部を備え、高周波サブバンド係数予測部は
前記「サブバンド−係数」特性を利用して低周波サブバ
ンドの係数から高周波サブバンドの係数を予測し、可変
長符号化部は前記「サブバンド−係数」特性とともに予
測された係数との差分のみを符号化するものに構成され
ていることを特徴とする。この画像圧縮装置によれば、
請求項2と同じ理由により、復元画像の歪みをより低減
しながら、符号量の削減を図ることができるという作用
を有する。
【0027】本発明の請求項7に記載した発明は、上記
請求項5において、ウェーブレット係数記憶部に記憶さ
れたウェーブレット変換後の係数から、入力画像に対す
る縦、横、斜めのそれぞれの方向別のサブバンドごとの
係数の比について高周波サブバンドや中周波サブバンド
の係数の大きさは低周波サブバンドの係数に対してどの
くらいの割合になっているかを示す方向別「サブバンド
−係数」を計算する方向別「サブバンド−係数」特性算
出部を備え、高周波サブバンド係数予測部は前記方向別
「サブバンド−係数」特性を利用して低周波サブバンド
の係数から高周波サブバンドの係数を予測し、可変長符
号化部は前記方向別「サブバンド−係数」特性とともに
予測された係数との差分のみを符号化するものに構成さ
れていることを特徴とする。この画像圧縮装置によれ
ば、請求項3と同じ理由により、復元画像の歪みを一層
低減しながら、符号量の削減を図ることができるという
作用を有する。
【0028】本発明に係る請求項8の画像圧縮装置は、
上記請求項7において、典型的な「サブバンド−係数」
特性を記憶した「サブバンド−係数」特性テーブルと、
方向別「サブバンド−係数」特性算出部によって得られ
た現入力画像に対する「サブバンド−係数」特性が前記
「サブバンド−係数」特性テーブルに記憶されている
「サブバンド−係数」特性の中のどれにもっとも近いか
を判断する「サブバンド−係数」特性選択部とを備えた
ことを特徴としている。この画像圧縮装置によれば、請
求項7の場合よりも符号量の削減を図ることができると
いう作用を有する。
【0029】以下、本発明に係る画像圧縮装置の実施の
形態について説明する。
【0030】(実施の形態1)図1は、本発明請求項5
の画像圧縮装置の回路ブロックを示した図である。な
お、請求項5の画像圧縮装置は請求項1の画像圧縮方法
を実現するものである。
【0031】図1において、401は1画面の画像デー
タを格納するフレームメモリ、402はフレームメモリ
401から出力された入力信号をローパスフィルタとハ
イパスフィルタによって2分の1に帯域分割し、分割さ
れたデータを時間的に2分の1に間引いてデータ量を削
減していく処理を何段階か行なうことにより、1画面の
画像を多段階にサブバンド分割を行なうウェーブレット
変換部、403はウェーブレット変換部402から出力
される係数を記憶するウェーブレット係数記憶部、40
4はウェーブレット係数記憶部403に記憶された低周
波サブバンドの係数から高周波サブバンドの係数を予測
する高周波サブバンド係数予測部、405は高周波サブ
バンド係数予測部404によって予測された係数を記憶
する予測係数記憶部、406は予測係数記憶部405に
よって記憶された高周波サブバンドの係数とウェーブレ
ット係数記憶部403に記憶された同じ位置のサブバン
ド係数との間で減算処理を行うウェーブレット係数減算
処理部、407はウェーブレット係数減算処理部406
の減算結果を記憶する減算結果記憶部、408は減算結
果記憶部407に記憶された係数を各サブバンドごとに
量子化を行なう量子化部、409は量子化部408から
出力されたデータに対してより発生確率の高いデータに
より多くの情報を割り当てることでデータ全体の情報量
の削減を図る可変長符号化部である。
【0032】なお、以上の説明では、予測係数記憶部4
05と減算結果記憶部407とを別々のメモリで構成し
た例で説明したが、これらは同時に使用しないため、同
一のメモリでも同様に実現可能である。
【0033】次に、上記のように構成された実施の形態
1の画像圧縮装置(請求項5および請求項1に対応)に
おける画像圧縮動作を図2のフローチャートを用いて説
明する。
【0034】前提としてフレームメモリ401に図3に
示す1画面分の画像が蓄えられているものとする。ま
た、ウェーブレット変換はDC成分、低周波サブバン
ド、中周波サブバンド、高周波サブバンドの4つのサブ
バンドで10の領域に分割するものとする。
【0035】まず、ステップ5−1では、ウェーブレッ
ト変換部402がフレームメモリ401の内容を参照
し、ウェーブレット変換を行い、結果をウェーブレット
係数記憶部403に書き込む。図4はウェーブレット変
換後のウェーブレット係数記憶部403の内容を示した
ものである。W3LLはDC成分、W3HL,W3H
H,W3LHは低周波サブバンド、W2HL,W2H
H,W2LHは中周波サブバンド、W1HL,W1H
H,W1LHは高周波サブバンドを示している。
【0036】ステップ5−2では、高周波サブバンド係
数予測部404がウェーブレット係数記憶部403の低
周波サブバンド部分を参照して、高周波サブバンドの係
数を予測する。ここでは、高周波サブバンド係数の予測
は、低周波から中周波、中周波から高周波を予測するも
のとする。
【0037】具体的には、図4においてW3HL,W3
HH,W3LHで示される低周波サブバンドの係数(座
標をx,yとする)からW2HL,W2HH,W2LH
で示される中周波サブバンドの係数、および、W1H
L,W1HH,W1LHで示される高周波サブバンドの
係数を次のようにして予測する。すなわち、低周波サブ
バンドの座標(x,y)に対する係数をf0 とすると、
中周波サブバンドでは座標(2x,2y)、(2x+
1,2y)、(2x,2y+1)、(2x+1,2y+
1)において、係数がf0 /2であると予測する。さら
に、高周波サブバンドの係数も同様に、座標(x,y)
における係数をf1 とすると、高周波サブバンドでは座
標(2x,2y)、(2x+1,2y)、(2x,2y
+1)、(2x+1,2y+1)において、係数がf1
/2であると予測する。以上のように、高周波サブバン
ド係数予測部404が予測した係数を予測係数記憶部4
05に書き込む。
【0038】ステップ5−3では、次のように処理す
る。DC成分は高周波サブバンドの係数の予測には用い
ないため、DC成分に関しては減算処理を行わず、ウェ
ーブレット係数記憶部403の内容をそのまま減算結果
記憶部407に書き込むものとする。また、低周波サブ
バンドに関しても予測の対象とならないため、減算処理
を行わず、ウェーブレット係数記憶部403の内容をそ
のまま減算結果記憶部407に書き込むものとする。
【0039】中周波サブバンド、高周波サブバンドに関
しては、ウェーブレット係数減算処理部406が、予測
係数記憶部405の高周波サブバンドの係数とウェーブ
レット係数記憶部403の同じ位置のサブバンド係数と
の間で減算を行い、減算結果を減算結果記憶部407に
書き込む。
【0040】ステップ5−4では、量子化部408が、
減算結果記憶部407に記憶された減算結果の係数につ
いて各サブバンドごとに量子化を行なう。
【0041】ステップ5−5では、可変長符号化部40
9が、量子化部408から出力されたデータに対して、
より発生確率の高いデータにより多くの情報を割り当て
ることでデータ全体の情報量の削減を図る。
【0042】前記減算結果記憶部407に記憶された係
数をステップ5−4で量子化した結果は、中周波、高周
波サブバンドに関しては、予測された係数との差分であ
るため、量子化すべきデータは、大きく0近傍に片寄っ
ていることが期待できる。したがって、可変長符号化部
409が出力するデータは高い圧縮率で圧縮できる。
【0043】以上の動作により、圧縮率の高い画像圧縮
装置が実現できる。
【0044】なお、本実施の形態では、低周波サブバン
ドから中周波サブバンドおよび高周波サブバンドを予測
する方法を示したが、DC成分を利用して予測しても、
同様の効果が得られる。
【0045】(実施の形態2)図5は、本発明請求項6
の画像圧縮装置の回路ブロックを示した図である。な
お、請求項6の画像圧縮装置は請求項2の画像圧縮方法
を実現するものである。
【0046】図5において、801は1画面の画像デー
タを格納するフレームメモリ、802はフレームメモリ
801から出力された入力信号をローパスフィルタとハ
イパスフィルタによって2分の1に帯域分割し、分割さ
れたデータを時間的に2分の1に間引いてデータ量を削
減していく処理を何段階か行なうことにより、1画面の
画像を多段階にサブバンド分割を行なうウェーブレット
変換部、803はウェーブレット変換部802から出力
される係数を記憶するウェーブレット係数記憶部、80
4はウェーブレット係数記憶部803に記憶されたウェ
ーブレット変換後の係数から、入力画像に対する「サブ
バンド−係数」特性を計算する「サブバンド−係数」特
性算出部であり、この「サブバンド−係数」特性算出部
804はウェーブレット係数記憶部803の内容を参照
して、「低周波サブバンドの係数」と「中周波サブバン
ドの係数」の比の平均値、および「中周波サブバンドの
係数」と「高周波サブバンドの係数」の比の平均値を求
めるものである。805はウェーブレット係数記憶部8
03に記憶された係数の低周波サブバンドから高周波サ
ブバンドの係数を予測する高周波サブバンド係数予測
部、806は高周波サブバンド係数予測部805によっ
て予測された係数を記憶する予測係数記憶部、807は
予測係数記憶部806によって記憶された高周波サブバ
ンドの係数とウェーブレット係数記憶部803に記憶さ
れた同じ位置のサブバンド係数との間で減算処理を行な
うウェーブレット係数減算処理部、808はウェーブレ
ット係数減算処理部807の減算結果を記憶する減算結
果記憶部、809は減算結果記憶部808に記憶された
減算結果の係数を各サブバンドごとに量子化を行なう量
子化部、810は量子化部809から出力されたデータ
に対して、より発生確率の高いデータにより多くの情報
を割り当てることでデータ全体の情報量の削減を図る可
変長符号化部である。
【0047】次に、上記のように構成された実施の形態
2の画像圧縮装置(請求項6および請求項2に対応)に
おける画像圧縮動作を図6のフローチャートを用いて説
明する。
【0048】前提としてフレームメモリ801に図3に
示す1画面分の画像が蓄えられているものとする。ま
た、ウェーブレット変換はDC成分、低周波サブバン
ド、中周波サブバンド、高周波サブバンドの4つのサブ
バンドで10の領域に分割するものとする。
【0049】まず、ステップ9−1では、ウェーブレッ
ト変換部802がフレームメモリ801の内容を参照
し、ウェーブレット変換を行い、結果をウェーブレット
係数記憶部803に書き込む。図4はウェーブレット変
換後のウェーブレット係数記憶部803の内容を示した
ものである。
【0050】ステップ9−2では、「サブバンド−係
数」特性算出部804がウェーブレット係数記憶部80
3の内容を参照して、「低周波サブバンドの係数」と
「中周波サブバンドの係数」の比の平均値、および「中
周波サブバンドの係数」と「高周波サブバンドの係数」
の比の平均値を求める。
【0051】具体的には、図4のW3HL,W3HH,
W3LHの座標(x,y)の係数を4倍した値とW2H
L,W2HH,W2LHの座標(2x,2y)、(2x
+1,2y)、(2x,2y+1)、(2x+1,2y
+1)のそれぞれの係数の和に関してすべての領域内の
x,yに対して係数の比をとり、平均をとると、中周波
サブバンドの「サブバンド−係数」特性を得ることがで
き、同様にW2HL,W2HH,W2LHとW1HL,
W1HH,W1LHから高周波サブバンドの「サブバン
ド−係数」特性を得ることができる。ここでは、それぞ
れ、1/4、1/5が得られたものとする。
【0052】ステップ9−3では、可変長符号化部81
0がステップ9−2で得られた「低周波サブバンドの係
数」と「中周波サブバンドの係数」の比の平均値、およ
び「中周波サブバンドの係数」と「高周波サブバンドの
係数」の比の平均値を「サブバンド−係数」特性として
符号化する。これは、圧縮された画像を復元する際に、
この情報が必要となるためである。
【0053】ステップ9−4では、高周波サブバンド係
数予測部805が「サブバンド−係数」特性算出部80
4が出力した「低周波サブバンドの係数」と「中周波サ
ブバンドの係数」の比の平均値、および「中周波サブバ
ンドの係数」と「高周波サブバンドの係数」の比の平均
値と、ウェーブレット係数記憶部803の低周波サブバ
ンド部分を参照して、中周波サブバンドの係数と高周波
サブバンドの係数を予測する。
【0054】具体的には、図4においてW3HL,W3
HH,W3LHで示される低周波サブバンドの係数(座
標をx,yとする)からW2HL,W2HH,W2LH
で示される中周波サブバンドの係数、および、W1H
L,W1HH,W1LHで示される高周波サブバンドの
係数を次のようにして予測する。すなわち、「サブバン
ド−係数」特性算出部804によって中周波サブバンド
は低周波サブバンドの1/4と示されているので、中周
波サブバンドにおいて予測される係数は低周波サブバン
ドの座標(x,y)に対する係数をf0 とすると、中周
波サブバンドでは座標(2x,2y)、(2x+1,2
y)、(2x,2y+1)、(2x+1,2y+1)に
おいて、係数がf0 /4であると予測する。さらに、高
周波サブバンドの係数も同様に、座標(x,y)におけ
る係数をf1 とすると、高周波サブバンドでは座標(2
x,2y)、(2x+1,2y)、(2x,2y+
1)、(2x+1,2y+1)において、係数がf1
5であると予測する。以上のように、高周波サブバンド
係数予測部805が予測した係数を予測係数記憶部80
6に書き込む。
【0055】以降の処理は実施の形態1のステップ5−
3からステップ5−5に相当するので説明を省略する。
【0056】以上の動作により、圧縮率の高い画像圧縮
装置が実現できる。
【0057】なお、本実施の形態ではステップ9−3
で、「サブバンド−係数」特性を符号化しているが、こ
の「サブバンド−係数」特性はステップ9−3以降であ
ればいつ符号化しても同様の効果が得られる。
【0058】(実施の形態3)図7は、本発明請求項7
の画像圧縮装置の回路ブロックを示した図である。な
お、請求項7の画像圧縮装置は請求項3の画像圧縮方法
を実現するものである。
【0059】図7において、1001は1画面の画像デ
ータを格納するフレームメモリ、1002はフレームメ
モリ1001から出力された入力信号をローパスフィル
タとハイパスフィルタによって2分の1に帯域分割し、
分割されたデータを時間的に2分の1に間引いてデータ
量を削減していく処理を何段階か行なうことにより、1
画面の画像を多段階にサブバンド分割を行なうウェーブ
レット変換部、1003はウェーブレット変換部100
2から出力される係数を記憶するウェーブレット係数記
憶部、1004はウェーブレット係数記憶部1003に
記憶されたウェーブレット変換後の係数から、入力画像
に対する縦、横、斜めそれぞれの方向に対する「サブバ
ンド−係数」特性を計算する方向別「サブバンド−係
数」特性算出部である。この方向別「サブバンド−係
数」特性算出部1004はウェーブレット係数記憶部1
003の内容を参照して、縦、横、斜めのそれぞれの方
向に関して、「低周波サブバンドの係数」と「中周波サ
ブバンドの係数」の比の平均値、および「中周波サブバ
ンドの係数」と「高周波サブバンドの係数」の比の平均
値を求めるものである。1005はウェーブレット係数
記憶部1003に記憶された係数の低周波サブバンドと
方向別「サブバンド−係数」特性算出部1004の出力
を参照して高周波サブバンドの係数を予測する高周波サ
ブバンド係数予測部、1006は高周波サブバンド係数
予測部1005によって予測された係数を記憶する予測
係数記憶部、1007は予測係数記憶部1006によっ
て記憶された高周波サブバンドの係数とウェーブレット
係数記憶部1003に記憶された同じ位置のサブバンド
係数との間で減算処理を行うウェーブレット係数減算処
理部、1008はウェーブレット係数減算処理部100
7の減算結果を記憶する減算結果記憶部、1009は減
算結果記憶部1008に記憶された係数を各サブバンド
ごとに量子化を行なう量子化部、1010は量子化部1
009から出力されたデータを、より発生確率の高いデ
ータにより多くの情報を割り当てることでデータ全体の
情報量の削減を図る可変長符号化部である。
【0060】次に、上記のように構成された実施の形態
3の画像圧縮装置(請求項7および請求項3に対応)に
おける画像圧縮動作を図8のフローチャートを用いて説
明する。
【0061】前提としてフレームメモリ1001に図3
に示す1画面分の画像が蓄えられているものとする。ま
た、ウェーブレット変換はDC成分、低周波サブバン
ド、中周波サブバンド、高周波サブバンドの4つのサブ
バンドで10の領域に分割するものとする。
【0062】まず、ステップ11−1では、ウェーブレ
ット変換部1002がフレームメモリ1001の内容を
参照し、ウェーブレット変換を行い、結果をウェーブレ
ット係数記憶部1003に書き込む。図4はウェーブレ
ット変換後のウェーブレット係数記憶部1003の内容
を示したものである。
【0063】ステップ11−2では、方向別「サブバン
ド−係数」特性算出部1004がウェーブレット係数記
憶部1003の内容を参照して、縦、横、斜めのそれぞ
れの方向に関して、「低周波サブバンドの係数」と「中
周波サブバンドの係数」の比の平均値、および「中周波
サブバンドの係数」と「高周波サブバンドの係数」の比
の平均値を求める。
【0064】具体的には、図4のW3LHの座標(x,
y)の係数を4倍した値とW2LHの座標(2x,2
y)、(2x+1,2y)、(2x,2y+1)、(2
x+1,2y+1)のそれぞれの係数の和に関して係数
の比をとり、W2LHの全ての空間に関して平均をとる
と、中周波サブバンドの縦方向「サブバンド−係数」特
性を得ることができ、同様にW3HLとW2HLから中
周波サブバンドの横方向の「サブバンド−係数」特性を
得ることができ、W3HHとW2HHから中周波サブバ
ンドの斜めの「サブバンド−係数」特性を得ることがで
きる。ここでは、それぞれ、中周波サブバンドの縦が1
/4、横が1/3、斜めが1/2、高周波サブバンドの
縦が1/6、横が1/5、斜めが1/6の値が得られた
ものとする。
【0065】ステップ11−3では、可変長符号化部1
010がステップ11−2で得られた縦、横、斜めのそ
れぞれの方向に対する「低周波サブバンドの係数」と
「中周波サブバンドの係数」の比の平均値、および縦、
横、斜めのそれぞれの方向に対する「中周波サブバンド
の係数」と「高周波サブバンドの係数」の比の平均値を
符号化する。これは、圧縮された画像を復元する際に、
この情報が必要となるためである。
【0066】ステップ11−4では、高周波サブバンド
係数予測部1005が方向別「サブバンド−係数」特性
算出部1004が出力した縦、横、斜めのそれぞれの方
向に対する「低周波サブバンドの係数」と「中周波サブ
バンドの係数」の比の平均値、および縦、横、斜めのそ
れぞれの方向に対する「中周波サブバンドの係数」と
「高周波サブバンドの係数」の比の平均値と、ウェーブ
レット係数記憶部1003の低周波サブバンド部分を参
照して、縦、横、斜めのそれぞれの方向に対する中周波
サブバンドの係数と高周波サブバンドの係数を予測す
る。
【0067】具体的には、図4においてW3HL,W3
HH,W3LHで示される低周波サブバンドの係数(座
標をx,yとする)からW2HL,W2HH,W2LH
で示される中周波サブバンドの係数、および、W1H
L,W1HH,W1LHで示される高周波サブバンドの
係数を次のようにして予測する。
【0068】すなわち、ステップ11−2において、方
向別「サブバンド−係数」特性算出部1004が「縦方
向の中周波サブバンドの係数は低周波サブバンドの1/
4」と指示しているので、低周波サブバンドの座標
(x,y)に対する係数をf0 とすると、図4のW2L
Hに示される縦方向の中周波サブバンドでは座標(2
x,2y)、(2x+1,2y)、(2x,2y+
1)、(2x+1,2y+1)において、係数がf0
4であると予測する。同様に、中周波の横、斜め及び高
周彼の縦、横、斜めに関しても同様の予測を行い、結果
として得られた係数を予測係数記憶部1006に書き込
む。
【0069】以降の処理は実施の形態1のステップ5−
3からステップ5−5に相当するので説明を省略する。
【0070】以上の動作により、圧縮率の高い画像圧縮
装置が実現できる。
【0071】(実施の形態4)図9は、本発明請求項8
の画像圧縮装置の回路ブロックを示した図である。な
お、請求項8の画像圧縮装置は請求項4の画像圧縮方法
を実現するものである。
【0072】図9において、1201は、1画面の画像
データを格納するフレームメモリ、1202はフレーム
メモリ1201から出力された入力信号をローパスフィ
ルタとハイパスフィルタによって2分の1に帯域分割
し、分割されたデータを時間的に2分の1に間引いてデ
ータ量を削減していく処理を何段階か行なうことによ
り、1画面の画像を多段階にサブバンド分割を行なうウ
ェーブレット変換部、1203はウェーブレット変換部
1202から出力される係数を記憶するウェーブレット
係数記憶部、1204はウェーブレット係数記憶部12
03に記憶されたウェーブレット変換後の係数から、入
力画像に対する縦、横、斜めそれぞれの方向に対する
「サブバンド−係数」特性を計算する方向別「サブバン
ド−係数」特性算出部、1205は典型的な「サブバン
ド−係数」特性を記憶した「サブバンド−係数」特性テ
ーブル、1206は方向別「サブバンド−係数」特性算
出部1204によって得られた現入力画像に対する「サ
ブバンド−係数」特性が前記「サブバンド−係数」特性
テーブル1205に記憶されている「サブバンド−係
数」特性の中のどれにもっとも近いかを判断する「サブ
バンド−係数」特性選択部、1207は「サブバンド−
係数」特性選択部1206が「サブバンド−係数」特性
テーブル1205の中から選択した「サブバンド−係
数」特性を利用して低周波サブバンドの係数から高周波
サブバンドの係数を予測する高周波サブバンド係数予測
部、1208は高周波サブバンド係数予測部1207に
よって予測された係数を記憶する予測係数記憶部、12
09は予測係数記憶部1208によって記憶された高周
波サブバンドの係数とウェーブレット係数記憶部120
3に記憶された同じ位置のサブバンド係数との間で減算
処理を行うウェーブレット係数減算処理部、1210は
ウェーブレット係数減算処理部1209の減算結果を記
憶する減算結果記憶部、1211は減算結果記憶部12
10に記憶された係数を各サブバンドごとに量子化を行
なう量子化部、1212は量子化部1211から出力さ
れたデータを、より発生確率の高いデータにより多くの
情報を割り当てることでデータ全体の情報量の削減を図
る可変長符号化部である。図10に「サブバンド−係
数」特性テーブル1205の内容を示す。縦、横、斜め
の係数が特性テーブル1205のそれにもっとも近い特
性を選択する。
【0073】次に、上記のように構成された実施の形態
4の画像圧縮装置(請求項8および請求項4に対応)に
おける画像圧縮動作を図11のフローチャートを用いて
説明する。
【0074】前提としてフレームメモリ1201に図3
に示す1画面分の画像が蓄えられているものとする。ま
た、ウェーブレット変換はDC成分、低周波サブバン
ド、中周波サブバンド、高周波サブバンドの4つのサブ
バンドで10の領域に分割するものとする。
【0075】まず、ステップ13−1では、ウェーブレ
ット変換部1202がフレームメモリ1201の内容を
参照し、ウェーブレット変換を行い、結果をウェーブレ
ット係数記憶部1203に書き込む。図4はウェーブレ
ット変換後のウェーブレット係数記憶部1203の内容
を示したものである。
【0076】ステップ13−2では、方向別「サブバン
ド−係数」特性算出部1204がウェーブレット係数記
憶部1203の内容を参照して、「低周波サブバンドの
係数」と「中周波サブバンドの係数」の比の平均値、お
よび「中周波サブバンドの係数」と「高周波サブバンド
の係数」の比の平均値を求める。
【0077】具体的には、図4のW3LHの座標(x,
y)の係数を4倍した値とW2LHの座標(2x,2
y)、(2x+1,2y)、(2x,2y+1)、(2
x+1,2y+1)のそれぞれの係数の和に関して係数
の比をとり、W2LHの全ての空間に関して平均をとる
と、中周波サブバンドの縦方向の「サブバンド−係数」
特性を得ることができ、同様にW3HLとW2HLから
中周波サブバンドの横方向の「サブバンド−係数」特性
を得ることができ、W3HHとW2HHから中周波サブ
バンドの斜めの「サブバンド−係数」特性を得ることが
できる。
【0078】ここでは、それぞれ、中周波サブバンドの
縦が1/4、横が1/3、斜めが1/4、高周波サブバ
ンドの縦が1/8、横が1/7、斜めが1/8の値が得
られたものとする。
【0079】ステップ13−3では、ステップ13−2
で得られた方向別の中周波サブバンド、および高周波サ
ブバンドに対する「サブバンド−係数」特性が「サブバ
ンド−係数」特性テーブル1205に登録されている図
10に示す「サブバンド−係数」特性のどれに一番近い
かを「サブバンド−係数」特性選択部1206が判断す
る。
【0080】具体的には「サブバンド−係数」特性テー
ブル1205の内容と方向別「サブバンド−係数」特性
算出部1204の出力結果のそれぞれの項目に関して差
分をとり、その絶対値の和で評価するものとする。この
場合は図10の記号「4」の内容が最も近いと判断でき
る。
【0081】ステップ13−4では、可変長符号化部1
212がステップ13−3で得られた「サブバンド−係
数」特性を示す記号を符号化する。上の例では「4」を
符号化する。これは、圧縮された画像を復元する際に、
この情報が必要となるためである。
【0082】ステップ13−5では、高周波サブバンド
係数予測部1207がステップ13−4で得られた「サ
ブバンド−係数」特性を示す記号と「サブバンド−係
数」特性テーブル1205を照合して、縦、横、斜めの
それぞれの方向に対する中周波サブバンドの係数と高周
波サブバンドの係数を予測する。
【0083】予測の詳細な動作は実施の形態3が方向別
「サブバンド−係数」特性を参照しているのに対し、本
実施の形態4では、ステップ13−4で得られた「サブ
バンド−係数」特性を示す記号と「サブバンド−係数」
特性テーブル1205を参照している点で異なるだけ
で、その他は全く同様であるため説明を省略する。
【0084】以降の処理は実施の形態1のステップ5−
3からステップ5−5に相当するので説明を省略する。
【0085】以上の動作により、圧縮率の高い画像圧縮
装置が実現できる。
【0086】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、低周波サ
ブバンドの係数から高周波サブバンドの係数を予測し、
高周波サブバンドの係数を符号化する場合に前述の予測
された係数との差分をとって符号化するようにしたの
で、高い圧縮率を達成できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るウェーブレット画
像圧縮装置の構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態1の場合の画像データ圧縮動作を示
すフローチャートである。
【図3】実施の形態における入力画像の例を示す図であ
る。
【図4】実施の形態におけるウェーブレット係数記憶部
の内容を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態2に係るウェーブレット画
像圧縮装置の構成を示すブロック図である。
【図6】実施の形態2の場合の画像データ圧縮動作を示
すフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態3に係るウェーブレット画
像圧縮装置の構成を示すブロック図である。
【図8】実施の形態3の場合の画像データ圧縮動作を示
すフローチャートである。
【図9】本発明の実施の形態4に係るウェーブレット画
像圧縮装置の構成を示すブロック図である。
【図10】実施の形態4における「サブバンド−係数」
特性テーブルの内容を示す図である。
【図11】実施の形態4の場合の画像データ圧縮動作を
示すフローチャートである。
【図12】従来のウェーブレット画像圧縮装置の構成を
示すブロック図である。
【図13】ウェーブレット変換の詳細を示す図である。
【図14】ウェーブレット空間を示す図である。
【符号の説明】
401,801,1001,1201……フレームメモ
リ 402,802,1002,1202……ウェーブレッ
ト変換部 403,803,1003,1203……ウェーブレッ
ト係数記憶部 404,805,1005,1207……高周波サブバ
ンド係数予測部 405,806,1006,1208……予測係数記憶
部 406,807,1007,1209……ウェーブレッ
ト係数減算処理部 407,808,1008,1210……減算結果記憶
部 408,809,1009,1211……量子化部 409,810,1010,1212……可変長符号化
部 804……「サブバンド−係数」特性算出部 1004,1204……方向別「サブバンド−係数」特
性算出部 1205……「サブバンド−係数」特性テーブル 1206……「サブバンド−係数」特性選択部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像圧縮処理の変換方式として画像デー
    タを複数の周波数帯域の画像データに分解するウェーブ
    レット変換を用いる符号化方式において、ウェーブレッ
    ト空間の低周波サブバンドの係数から高周波サブバンド
    の係数を予測し、高周波サブバンド空間を符号化すると
    きに予測された係数との差分のみを符号化することを特
    徴とする画像圧縮方法。
  2. 【請求項2】 画像圧縮処理の変換方式として画像デー
    タを複数の周波数帯域の画像データに分解するウェーブ
    レット変換を用いる符号化方式において、ウェーブレッ
    ト空間上で各サブバンドごとの係数と低周波サブバンド
    の係数とを比較して、各サブバンドの係数が低周波サブ
    バンドに対してどのような比率になるかを入力画像ごと
    に計算し、これを「サブバンド−係数」特性とし、この
    「サブバンド−係数」特性を利用して、低周波サブバン
    ドの係数から高周波サブバンドの係数を予測し、高周波
    サブバンド空間を符号化する際に、前記「サブバンド−
    係数」特性とともに予測された係数との差分のみを符号
    化することを特徴とする画像圧縮方法。
  3. 【請求項3】 請求項2における「サブバンド−係数」
    特性を入力画像ごとに1つ用意することに代えて、入力
    画像の縦、横、斜め方向のデータの相関性を考慮し、ウ
    ェーブレット空間で縦、横、斜め方向にそれぞれの方向
    別「サブバンド−係数」特性を計算し、高周波サブバン
    ド空間を符号化する際に、前記方向別「サブバンド−係
    数」特性とともに予測された係数との差分のみを符号化
    することを特徴とする請求項2に記載の画像圧縮方法。
  4. 【請求項4】 あらかじめ予測される典型的な「サブバ
    ンド−係数」特性をいくつか用意しておき、これに記号
    をつけ、「サブバンド−係数」特性テーブルに記憶して
    おき、ウェーブレット空間上で各サブバンドごとの係数
    と低周波サブバンドの係数とを比較して、各サブバンド
    の係数が低周波サブバンドに対してどのような比率にな
    るかを入力画像ごとに計算し、前記「サブバンド−係
    数」特性テーブルに記憶された典型的な「サブバンド−
    係数」特性のどれにもっとも近いかを計算し、高周波サ
    ブバンド空間を符号化する際に、もっとも近いと判断さ
    れた「サブバンド−係数」特性を記号で示して符号化す
    るとともに、もっとも近いと判断された「サブバンド−
    係数」特性から予測された係数との差分のみを符号化す
    ることを特徴とする画像圧縮方法。
  5. 【請求項5】 1画面の画像データを格納するフレーム
    メモリと、 前記フレームメモリから出力された入力信号をローパス
    フィルタとハイパスフィルタによって2分の1に帯域分
    割し、分割されたデータを時間的に2分の1に間引いて
    データ量を削減していく処理を何段階か行なうことによ
    り、1画面の画像につき多段階にサブバンド分割を行な
    うウェーブレット変換部と、 前記ウェーブレット変換部から出力される係数を記憶す
    るウェーブレット係数記憶部と、 前記ウェーブレット係数記憶部に記憶された低周波サブ
    バンドの係数から高周波サブバンドの係数を予測する高
    周波サブバンド係数予測部と、 前記高周波サブバンド係数予測部によって予測された係
    数を記憶する予測係数記憶部と、 前記予測係数記憶部によって記憶された高周波サブバン
    ドの係数と前記ウェーブレット係数記憶部に記憶された
    同じ位置のサブバンド係数との間で減算処理を行なうウ
    ェーブレット係数減算処理部と、 前記ウェーブレット係数減算処理部の減算結果を記憶す
    る減算結果記憶部と、 前記減算結果記憶部に記憶された係数に対して各サブバ
    ンドごとに量子化を行なう量子化部と、 前記量子化部から出力されたデータにつき、より発生確
    率の高いデータにより多くの情報を割り当てることでデ
    ータ全体の情報量の削減を図る可変長符号化部とを備え
    たことを特徴とする画像圧縮装置。
  6. 【請求項6】 ウェーブレット係数記憶部に記憶された
    ウェーブレット変換後の係数から、入力画像に対するサ
    ブバンドごとの係数の比について高周波サブバンドや中
    周波サブバンドの係数の大きさは低周波サブバンドの係
    数に対してどのくらいの割合になっているかを示す「サ
    ブバンド−係数」を計算する「サブバンド−係数」特性
    算出部を備え、高周波サブバンド係数予測部は前記「サ
    ブバンド−係数」特性を利用して低周波サブバンドの係
    数から高周波サブバンドの係数を予測し、可変長符号化
    部は前記「サブバンド−係数」特性とともに予測された
    係数との差分のみを符号化するものに構成されているこ
    とを特徴とする請求項5に記載の画像圧縮装置。
  7. 【請求項7】 ウェーブレット係数記憶部に記憶された
    ウェーブレット変換後の係数から、入力画像に対する
    縦、横、斜めのそれぞれの方向別のサブバンドごとの係
    数の比について高周波サブバンドや中周波サブバンドの
    係数の大きさは低周波サブバンドの係数に対してどのく
    らいの割合になっているかを示す方向別「サブバンド−
    係数」を計算する方向別「サブバンド−係数」特性算出
    部を備え、高周波サブバンド係数予測部は前記方向別
    「サブバンド−係数」特性を利用して低周波サブバンド
    の係数から高周波サブバンドの係数を予測し、可変長符
    号化部は前記方向別「サブバンド−係数」特性とともに
    予測された係数との差分のみを符号化するものに構成さ
    れていることを特徴とする請求項5に記載の画像圧縮装
    置。
  8. 【請求項8】 典型的な「サブバンド−係数」特性を記
    憶した「サブバンド−係数」特性テーブルと、方向別
    「サブバンド−係数」特性算出部によって得られた現入
    力画像に対する「サブバンド−係数」特性が前記「サブ
    バンド−係数」特性テーブルに記憶されている「サブバ
    ンド−係数」特性の中のどれにもっとも近いかを判断す
    る「サブバンド−係数」特性選択部とを備えたことを特
    徴とする請求項7に記載の画像圧縮装置。
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