JP2002520838A - 非平面基板での結像用反射システム - Google Patents

非平面基板での結像用反射システム

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JP2002520838A
JP2002520838A JP2000559475A JP2000559475A JP2002520838A JP 2002520838 A JP2002520838 A JP 2002520838A JP 2000559475 A JP2000559475 A JP 2000559475A JP 2000559475 A JP2000559475 A JP 2000559475A JP 2002520838 A JP2002520838 A JP 2002520838A
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    • G03F7/70216Mask projection systems
    • G03F7/703Non-planar pattern areas or non-planar masks, e.g. curved masks or substrates

Abstract

(57)【要約】 球状半導体基板20等の非平面基板20又は非平面デバイスの表面に像を集束させ、隣接する像間の位置ずれや重複問題を実質的になくすシステム39及び方法。システム39は、リング10に配設された複数のミラー12、14、16、ミラーのリングに対して非平面基板20又は非平面デバイスを配置するために上下運動する支持体24を含む。非平面基板20又は非平面デバイスは、各ミラーが基板の表面に集束された像を反射できるように配置される。像はミラーのリングに対して配置されたマスク26を用いて生成され、非平面基板20又は非平面デバイスの表面に像を投影するように照明される。方法は、非平面基板20又はデバイスをミラーのリング内に配置するステップ、それぞれにステッチング相互接続84aがある複数のセグメント76、78を有するマスク26を作製するステップ、非平面基板20又は非平面デバイスの表面に像を反射させるように、ミラーのリングにマスク26の像を投影するステップとを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (クロスリファレンス) 本願は、1998年7月10日に出願された米国特許出願第60/092,2
95号の利益を享受するものである。
【0002】 (技術分野) 本発明は、一般に、非平面基板上のフォトイメージングに関し、さらに詳しく
言えば、2次元像を球状半導体基板に反射させる結像系に関する。
【0003】 (背景技術) 従来の半導体回路、又は「チップ」は、2次元又は平面の半導体ウェーハから
形成されている。半導体ウェーハは、最初に、半導体材料の製造施設で製造され
た後、集積回路組立施設に供給される。組立施設では、超大規模集積回路(「V
LSI」)法等の様々な集積回路設計及び組立方法を用いて、半導体ウェーハ面
にいくつかの層が処理される。処理されたチップは、その上に組立られたいくつ
かの層を含むが、この時点でもチップは比較的平坦なままである。
【0004】 平坦なチップの最新の集積回路組立施設に関連する問題の1つは、大規模で高
価な設備が必要となることである。例えば、無塵のクリーンルームや温度が調節
された製造・保管領域は、半導体ウェーハ及びチップが傷付いたり反ることがな
いようにする必要がある。また、これらのタイプの組立施設は、比較的非能率的
な処理量及び非能率的なシリコンの使用を免れない。例えば、ウェーハを別々に
分けて処理するバッチ方式の製造を行う施設では、施設の設備すべてを効率的に
利用する大量の在庫を維持しなければならない。
【0005】 内容の全体が、参照により本願明細書に引用されたものとする「球面半導体集
積回路(SPHERICAL SURFACE SEMICONDUCTOR INTEGRATED CIRCUIT)」という発明
の名称の米国特許出願第08/858,004号には、様々な回路を構成するた
めの3次元の球状基板が開示されている。上記米国特許出願に開示されている多
くのプロセスの内、いくつかのプロセスは、3次元基板に回路設計を結像させる
ことに関する。結像させる回路設計は、本来2次元のものである場合が多い。
【0006】 2次元回路設計を球などの3次元物体に適用することに関する問題は数多くあ
る。特に、平坦なチップ用の超大規模集積回路(「VLSI」)回路設計は、2
次元系のCADツールを用いて行われる。しかしながら、これらの従来のVLS
I回路設計法は、3次元表面には適していない。これは、2次元設計を修正して
3次元の曲面に適合させようとすると、いくつかの問題が生じるためである。1
つの問題は、線や形などの2次元設計要素が、3次元曲面に適合されると変形さ
れることである。このように変形することにより、回路設計の歪みが生じ、ひい
ては集積回路の特性が望ましくないものになる。別の問題は、2次元VLSI回
路設計において、四角及び/又は矩形の設計単位が、2次元表面にすぐに変換す
るための設計をモジュール化するために用いられることである。しかしながら、
これらの従来の単位は、球などの曲面に、特に設計単位の最外縁で適切に適合し
ないことから、半導体の曲面は効率的には使用されなくなる。
【0007】 したがって、隣接する投影像間の接続の位置ずれにより生じる誤差を実質的に
なくす複数のミラーを備えた反射システムを用いて、球などの3次元物体に2次
元像を投影するシステム及び方法が必要とされる。
【0008】 (発明の開示) したがって、本発明によれば、隣接する像間の相互接続での位置ずれ問題をな
くす複数のミラーを備えた反射システムを用いて、球などの3次元物体に平坦な
マスク上の像を投影するシステム及び方法が提供される。この目的を達成するた
めに、このシステムは、リングに配設された複数のミラーと、リングにある各ミ
ラーが所定の球表面の部分に集束された像を反射するように、ミラーのリングに
対して球を配置する支持体と、像を集束するための光学要素と、ミラーに像を投
影するように照明されるマスクとを含む。この方法は、ミラーのリング内に基板
を配置するステップと、それぞれがステッチング相互接続を有する複数のセグメ
ントを有するマスクを作製するステップと、投影像を生成するためにマスクを照
明するステップと、投影像を集束させるステップと、ミラーのリングを用いて基
板の表面に像を反射させるステップとを含む。
【0009】 本発明の1つの利点は、2次元マスク上の像が3次元表面に投影されて、必要
とされる製造許容範囲内で回路設計を行うことができることである。
【0010】 本発明の別の利点は、隣接する結像されたマスクセグメント間の相互接続にス
テッチング技術を用いることにより、製造許容範囲を満たし、位置ずれ問題を解
消することである。
【0011】 (実施形態の詳細な説明) 明確に記載するために、以下の記載を通して一貫して用いる2つの用語を定義
する。「球」という用語は、距離rの空間中にある点Pのすべての集合であり、
その距離rは中心をOとして半径Rと呼ばれる。球には中身の詰まった実体が包
含されるが、球は、球の表面を意味する。即ち、中身の詰まった実体は、適切に
は球内部と呼ばれる。特に、球の中心は、球面上の一点ではなく、球内部の一点
である。球の円の「軸」とは、円の平面に垂直な球の直径である。
【0012】 図1及び図2を参照すると、参照番号10は、2次元マスクを球状基板20の
特定部分に投影及び集束させるための光学結像系で用いられる反射碗(反射ボー
ル)を指す。反射碗10は、概して、第1列12、第2列14、第3列16に配
設された複数のミラーから構成され、複雑なファセットを備えた碗である。球状
基板20は、一例として示すに過ぎず、本発明は、球状半導体基板を含む広範囲
の3次元構造のデバイスに像を投影するために用いられるものであってよいこと
を理解されたい。
【0013】 球状基板20は、碗10の焦点の中心に配置され、半径Rを有する(図9)。
球状基板20は、支持体24を用いて碗10の開口部22を通して上昇させるこ
とによって、碗10の内部に配置される。球状基板20は、真空吸引を用いて支
持体24に固定されるが、他にも様々な固定方法が考えられる。支持体24は、
例示的に用いているものであって、球状基板は、米国特許出願第09/162,
616号に記載された非接触ノズル等の他の手段や、碗10を自由に降下させて
結像用に配置させてもよいことを理解されたい。列12、14、16にあるミラ
ーに対して、列12、14、16にあるミラーで反射する像が球状基板20の様
々な部分に集束されるように、支持体24は碗10の所定の位置に球状基板20
を配置する。
【0014】 図3、図4及び図5を参照して、碗10のミラーに照明投影され、球状基板2
0の表面に反射される様々なマスク設計を説明する。例えば、マスク26は、球
状基板20の表面に照明反射されて、球状基板20をさらに処理しやすくする像
を形成する。マスク26は、セグメント28及び30等の複数のサブフィールド
又はセグメントに分けられる。各セグメントの形状は、球状基板20等の3次元
表面にマスク26を投影することによって生じる歪みに対処できるように変更さ
れてもよい。例えば、マスク26aには、セグメント28a及び30aがあり、
球状基板20の表面の所定領域を覆う。同様に、マスク27bには、球状基板2
0の表面の別の所定領域に投影されるセグメント28b及び30bがある。
【0015】 図6及び図7には、システム39のマスク26が照明された場合に、光が通過
できるセグメントと、光の通過を遮断するセグメントがあることが示されている
。したがって、マスク26は、回折格子として作用し、出射光線は回折される。
例えば、4本の出射光線40、42、44、46が図示されている。光線40及
び46は、0次非回折光と呼ばれるのに対し、光線42及び44は、1次回折光
と呼ばれる。0次非回折光は、近軸光線と呼ばれ、「z」光軸48に対して平行
に進む。実際には無数の光線があるが、4本の光線40、42、44、46は、
マスク26から出射するように示されており、そのうち光線46だけがマスク2
6の下方部分から出射するように示されている。レンズ50及び52は、光線4
0、42、44等の光線を、以下に詳細に記載するように、球状基板20に光線
を反射させるミラー又はミラー列12等の反射表面に平行化して集束させる。碗
10内での球状基板20の位置決めは、像平面54に対して決定される。このた
め、列12にあるミラー等のミラーにより、1次回折光の反射は、球状基板20
の表面にある点56に集光する。同様に、システム39の光学系で捕らえた高次
の回折光が、碗10のミラーに平行化され集束されて、球状基板20に反射され
る。
【0016】 以下にさらに詳細に記載するように、光線40の反射点58から点56までの
距離を、反射点58から光線40に沿って進む像平面54上の集光点60までの
距離と同じになるように、球状基板20は、支持体24(図2)により位置決め
される。同様に、反射点62及び64から点56までの距離は、反射点62及び
64から集光点60までの距離とそれぞれ同じである。
【0017】 図8及び図9に示すように、0次非回折光66、68、70は、図3のマスク
26等のマスクの様々なセグメントを通る光線を表す。光線66、68、70は
、マスクから出射して、点66b、68b、70bで列12にあるミラーにより
球状基板20にそれぞれ反射される光線を表す。同様に、図示していないが、列
14及び列16のミラーにより反射される他の光線は、球状基板20の表面に反
射される。像平面54は、マスク26から生じる0次非回折光の進行方向に対し
て直角の位置にある。0次非回折光66、68、70は、球状基板20の表面に
列12にあるミラーにより反射されるため、像平面54には到達しない。光線6
6、68、70は、列12にあるミラーにより反射され、像平面54の代わりに
球状基板20の表面に集束される像平面セグメント72を示す。上述したように
、任意の反射点から像平面セグメントへの距離は、列12にあるミラーにより光
線が反射されなければ、反射点から像平面54へと進む距離と等しい。しかしな
がら、点68a及び70aから球状基板20の表面までには、点68a及び70
aから像平面54までの距離に加えて、距離74が存在する。この距離74は、
像平面セグメント72が集束される球状基板20の表面が平坦ではなく、湾曲し
た3次元表面であるために生じる。距離74が十分に大きければ、投影像は、シ
ステム39で用いる光学系の焦点深度(「DOF」)が制限されるため、明確さ
と細部が失われることは免れない。光学系のDOFは、許容範囲内の像質に必要
な細部と視覚的精度を失うことなく、像平面セグメント72の外縁が球状基板2
0から存在しうる最大の距離を決定する。したがって、像平面セグメント72の
領域は、光学系のDOFにより制限される。例えば、像平面セグメント72の領
域が広くなると、球状基板20に覆われている表面領域が広くなり、距離74は
大きくなる。しかしながら、距離74を大きくできる限度は、システム39のD
OFまでである。
【0018】 マスク26(図3)等の平坦なマスクが用いられる場合、像平面セグメント7
2等のセグメントは、平坦な像平面セグメントになる。したがって、像平面セグ
メント72が、球状基板20の表面に投影されるときに湾曲し、最外縁での距離
74は、以下の式で求められる。
【0019】 距離74=R(1−cosθ)・・・・・(1) ここで、Rは球状基板20の半径であり、θは平面セグメント72に対して垂直
な半径と半径Rとの間の角度である。上述したように、像の集束と精度を適切な
ものにするためには、結像光学のDOFを距離74よりも大きいものにしなけれ
ばならない。隣接する像平面セグメントが球状基板20の表面に投影されると、
僅かに重複して、セグメントが接触点を介して相互接続する。
【0020】 図10には、2つの例示的像平面セグメント76、78が、マスク26(図3
)からの隣接する平面セグメントとして示されている。像平面セグメント76、
78は共に、最小幅79をもつ複数の線を有する。同図に示されているように、
像平面セグメント76の最外部分は、像平面セグメント78の最外部分に一方向
に距離80だけ位置ずれしており、さらに距離82は別方向のずれである。最小
線幅79と比較して、位置ずれ距離80又は82のいずれかが過度に大きければ
、像平面セグメント76及び78間を接続することができない場合がある。これ
は、相互接続84、86、88、90等の相互接続の最小線幅79では、このよ
うな歪みが補償されないためである。
【0021】 位置合わせ(アライメント)問題を解消するために、像平面セグメントの最外
縁で終端する各相互接続に、縫い合わせ(ステッチング)相互接続が用いられる
。例えば、ステッチング相互接続84a、86a、88a、90aにより、相互
接続84、86、88、90よりもそれぞれ広い接触部が得られるため、予想さ
れる位置合わせ誤差が補償される。予想される位置合わせ誤差の配分は、経験的
に決定可能であり、システム部品の組立精度と、システム部品がシステム内に位
置合わせされる精度に関係する。ステッチング相互接続84a、86a、88a
、90aは、これらの予想される位置合わせ誤差が存在する場合、像平面セグメ
ント間を接続できる大きさになるように設けられる。例えば、隣接する像平面セ
グメント76及び78間に位置ずれがある場合でも、ステッチング相互接続84
a及び86a間が重複92のため、コネクタ84及びコネクタ86間を接続する
ことができる。
【0022】 上述した記載において、いくつかの修正、変更及び置換が意図され、場合によ
っては、他の特徴を対応させて使用せずとも本発明の特徴がいくつか用いられる
ことを理解されたい。例えば、セグメントの大きさや他の設計パラメータに応じ
て、ミラーの列数を増減してもよい。したがって、添付の請求の範囲は、広義か
つ本発明の範囲と一致させて解釈されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 球状半導体基板又は球状デバイスに回路設計を投影するための本発明のシステ
ムで使用される反射碗の斜視図である。
【図2】 反射システムの中心に球状基板を配置した図1の線2−2に沿って切り取った
反射システムの断面図である。
【図3】 セグメント形状が実質的に均一な特定の焦点深度の2次元マスクを示す図であ
る。
【図4】 セグメント形状の形と領域が異なる図3のマスクに類似した2次元マスクを示
す図である。
【図5】 セグメント形状の形と領域が異なる図3のマスクに類似した2次元マスクを示
す図である。
【図6】 マスクから出て、図1のシステムを用いて球状の半導体基板に集束され反射さ
れる複数の光線を示す図である。
【図7】 球状基板への0次光及び1次光の反射を示す図である。
【図8】 球状基板の表面に反射される複数の0次光を示す図である。
【図9】 球状基板表面に投影される像平面のセグメントを示す図である。
【図10】 像平面セグメントでの位置合わせ誤差をなおすために用いられるステッチング
を示す図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年8月8日(2000.8.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 非平面基板での結像用反射システム
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】 (クロスリファレンス) 本願は、1998年7月10日に出願された米国特許出願第60/092,2
95号の利益を享受するものである。
【0002】 (技術分野) 本発明は、一般に、非平面基板上のフォトイメージングに関し、さらに詳しく
言えば、2次元像を球状半導体基板に反射させる結像系に関する。
【0003】 (背景技術) 従来の半導体回路、又は「チップ」は、2次元又は平面の半導体ウェーハから
形成されている。半導体ウェーハは、最初に、半導体材料の製造施設で製造され
た後、集積回路組立施設に供給される。組立施設では、超大規模集積回路(「V
LSI」)法等の様々な集積回路設計及び組立方法を用いて、半導体ウェーハ面
にいくつかの層が処理される。処理されたチップは、その上に組立られたいくつ
かの層を含むが、この時点でもチップは比較的平坦なままである。
【0004】 平坦なチップの最新の集積回路組立施設に関連する問題の1つは、大規模で高
価な設備が必要となることである。例えば、無塵のクリーンルームや温度が調節
された製造・保管領域は、半導体ウェーハ及びチップが傷付いたり反ることがな
いようにする必要がある。また、これらのタイプの組立施設は、比較的非能率的
な処理量及び非能率的なシリコンの使用を免れない。例えば、ウェーハを別々に
分けて処理するバッチ方式の製造を行う施設では、施設の設備すべてを効率的に
利用する大量の在庫を維持しなければならない。
【0005】 内容の全体が、参照により本願明細書に引用されたものとする「球面半導体集
積回路(SPHERICAL SURFACE SEMICONDUCTOR INTEGRATED CIRCUIT)」という発明
の名称の米国特許第5,955,776号には、様々な回路を構成するための3
次元の球状基板が開示されている。上記米国特許出願に開示されている多くのプ
ロセスの内、いくつかのプロセスは、3次元基板に回路設計を結像させることに
関する。結像させる回路設計は、本来2次元のものである場合が多い。
【0006】 2次元回路設計を球などの3次元物体に適用することに関する問題は数多くあ
る。特に、平坦なチップ用の超大規模集積回路(「VLSI」)回路設計は、2
次元系のCADツールを用いて行われる。しかしながら、これらの従来のVLS
I回路設計法は、3次元表面には適していない。これは、2次元設計を修正して
3次元の曲面に適合させようとすると、いくつかの問題が生じるためである。1
つの問題は、線や形などの2次元設計要素が、3次元曲面に適合されると変形さ
れることである。このように変形することにより、回路設計の歪みが生じ、ひい
ては集積回路の特性が望ましくないものになる。別の問題は、2次元VLSI回
路設計において、四角及び/又は矩形の設計単位が、2次元表面にすぐに変換す
るための設計をモジュール化するために用いられることである。しかしながら、
これらの従来の単位は、球などの曲面に、特に設計単位の最外縁で適切に適合し
ないことから、半導体の曲面は効率的には使用されなくなる。
【0007】 したがって、隣接する投影像間の接続の位置ずれにより生じる誤差を実質的に
なくす複数のミラーを備えた反射システムを用いて、球などの3次元物体に2次
元像を投影するシステム及び方法が必要とされる。
【0008】 (発明の開示) したがって、本発明によれば、隣接する像間の相互接続での位置ずれ問題をな
くす複数のミラーを備えた反射システムを用いて、球などの3次元物体に平坦な
マスク上の像を投影するシステム及び方法が提供される。この目的を達成するた
めに、このシステムは、リングに配設された複数のミラーと、リングにある各ミ
ラーが所定の球表面の部分に集束された像を反射するように、ミラーのリングに
対して球を配置する支持体と、像を集束するための光学要素と、ミラーに像を投
影するように照明されるマスクとを含む。この方法は、ミラーのリング内に基板
を配置するステップと、それぞれがステッチング相互接続を有する複数のセグメ
ントを有するマスクを作製するステップと、投影像を生成するためにマスクを照
明するステップと、投影像を集束させるステップと、ミラーのリングを用いて基
板の表面に像を反射させるステップとを含む。
【0009】 本発明の1つの利点は、2次元マスク上の像が3次元表面に投影されて、必要
とされる製造許容範囲内で回路設計を行うことができることである。
【0010】 本発明の別の利点は、隣接する結像されたマスクセグメント間の相互接続にス
テッチング技術を用いることにより、製造許容範囲を満たし、位置ずれ問題を解
消することである。
【0011】 (実施形態の詳細な説明) 明確に記載するために、以下の記載を通して一貫して用いる2つの用語を定義
する。「球」という用語は、距離rの空間中にある点Pのすべての集合であり、
その距離rは中心をOとして半径Rと呼ばれる。球には中身の詰まった実体が包
含されるが、球は、球の表面を意味する。即ち、中身の詰まった実体は、適切に
は球内部と呼ばれる。特に、球の中心は、球面上の一点ではなく、球内部の一点
である。球の円の「軸」とは、円の平面に垂直な球の直径である。
【0012】 図1及び図2を参照すると、参照番号10は、2次元マスクを球状基板20の
特定部分に投影及び集束させるための光学結像系で用いられる反射碗(反射ボー
ル)を指す。反射碗10は、概して、第1列12、第2列14、第3列16に配
設された複数のミラーから構成され、複雑なファセットを備えた碗である。球状
基板20は、一例として示すに過ぎず、本発明は、球状半導体基板を含む広範囲
の3次元構造のデバイスに像を投影するために用いられるものであってよいこと
を理解されたい。
【0013】 球状基板20は、碗10の焦点の中心に配置され、半径Rを有する(図9)。
球状基板20は、支持体24を用いて碗10の開口部22を通して上昇させるこ
とによって、碗10の内部に配置される。球状基板20は、真空吸引を用いて支
持体24に固定されるが、他にも様々な固定方法が考えられる。支持体24は、
例示的に用いているものであって、球状基板は、米国特許出願第09/162,
616号に記載された非接触ノズル等の他の手段や、碗10を自由に降下させて
結像用に配置させてもよいことを理解されたい。列12、14、16にあるミラ
ーに対して、列12、14、16にあるミラーで反射する像が球状基板20の様
々な部分に集束されるように、支持体24は碗10の所定の位置に球状基板20
を配置する。
【0014】 図3、図4及び図5を参照して、碗10のミラーに照明投影され、球状基板2
0の表面に反射される様々なマスク設計を説明する。例えば、マスク26は、球
状基板20の表面に照明反射されて、球状基板20をさらに処理しやすくする像
を形成する。マスク26は、セグメント28及び30等の複数のサブフィールド
又はセグメントに分けられる。各セグメントの形状は、球状基板20等の3次元
表面にマスク26を投影することによって生じる歪みに対処できるように変更さ
れてもよい。例えば、マスク26aには、セグメント28a及び30aがあり、
球状基板20の表面の所定領域を覆う。同様に、マスク27bには、球状基板2
0の表面の別の所定領域に投影されるセグメント28b及び30bがある。
【0015】 図6及び図7には、システム39のマスク26が照明された場合に、光が通過
できるセグメントと、光の通過を遮断するセグメントがあることが示されている
。したがって、マスク26は、回折格子として作用し、出射光線は回折される。
例えば、4本の出射光線40、42、44、46が図示されている。光線40及
び46は、0次非回折光と呼ばれるのに対し、光線42及び44は、1次回折光
と呼ばれる。0次非回折光は、近軸光線と呼ばれ、「z」光軸48に対して平行
に進む。実際には無数の光線があるが、4本の光線40、42、44、46は、
マスク26から出射するように示されており、そのうち光線46だけがマスク2
6の下方部分から出射するように示されている。レンズ50及び52は、光線4
0、42、44等の光線を、以下に詳細に記載するように、球状基板20に光線
を反射させるミラー又はミラー列12等の反射表面に平行化して集束させる。碗
10内での球状基板20の位置決めは、像平面54に対して決定される。このた
め、列12にあるミラー等のミラーにより、1次回折光の反射は、球状基板20
の表面にある点56に集光する。同様に、システム39の光学系で捕らえた高次
の回折光が、碗10のミラーに平行化され集束されて、球状基板20に反射され
る。
【0016】 以下にさらに詳細に記載するように、光線40の反射点58から点56までの
距離を、反射点58から光線40に沿って進む像平面54上の集光点60までの
距離と同じになるように、球状基板20は、支持体24(図2)により位置決め
される。同様に、反射点62及び64から点56までの距離は、反射点62及び
64から集光点60までの距離とそれぞれ同じである。
【0017】 図8及び図9に示すように、0次非回折光66、68、70は、図3のマスク
26等のマスクの様々なセグメントを通る光線を表す。光線66、68、70は
、マスクから出射して、点66b、68b、70bで列12にあるミラーにより
球状基板20にそれぞれ反射される光線を表す。同様に、図示していないが、列
14及び列16のミラーにより反射される他の光線は、球状基板20の表面に反
射される。像平面54は、マスク26から生じる0次非回折光の進行方向に対し
て直角の位置にある。0次非回折光66、68、70は、球状基板20の表面に
列12にあるミラーにより反射されるため、像平面54には到達しない。光線6
6、68、70は、列12にあるミラーにより反射され、像平面54の代わりに
球状基板20の表面に集束される像平面セグメント72を示す。上述したように
、任意の反射点から像平面セグメントへの距離は、列12にあるミラーにより光
線が反射されなければ、反射点から像平面54へと進む距離と等しい。しかしな
がら、点68a及び70aから球状基板20の表面までには、点68a及び70
aから像平面54までの距離に加えて、距離74が存在する。この距離74は、
像平面セグメント72が集束される球状基板20の表面が平坦ではなく、湾曲し
た3次元表面であるために生じる。距離74が十分に大きければ、投影像は、シ
ステム39で用いる光学系の焦点深度(「DOF」)が制限されるため、明確さ
と細部が失われることは免れない。光学系のDOFは、許容範囲内の像質に必要
な細部と視覚的精度を失うことなく、像平面セグメント72の外縁が球状基板2
0から存在しうる最大の距離を決定する。したがって、像平面セグメント72の
領域は、光学系のDOFにより制限される。例えば、像平面セグメント72の領
域が広くなると、球状基板20に覆われている表面領域が広くなり、距離74は
大きくなる。しかしながら、距離74を大きくできる限度は、システム39のD
OFまでである。
【0018】 マスク26(図3)等の平坦なマスクが用いられる場合、像平面セグメント7
2等のセグメントは、平坦な像平面セグメントになる。したがって、像平面セグ
メント72が、球状基板20の表面に投影されるときに湾曲し、最外縁での距離
74は、以下の式で求められる。
【0019】 距離74=R(1−cosθ)・・・・・(1) ここで、Rは球状基板20の半径であり、θは平面セグメント72に対して垂直
な半径と半径Rとの間の角度である。上述したように、像の集束と精度を適切な
ものにするためには、結像光学のDOFを距離74よりも大きいものにしなけれ
ばならない。隣接する像平面セグメントが球状基板20の表面に投影されると、
僅かに重複して、セグメントが接触点を介して相互接続する。
【0020】 図10には、2つの例示的像平面セグメント76、78が、マスク26(図3
)からの隣接する平面セグメントとして示されている。像平面セグメント76、
78は共に、最小幅79をもつ複数の線を有する。同図に示されているように、
像平面セグメント76の最外部分は、像平面セグメント78の最外部分に一方向
に距離80だけ位置ずれしており、さらに距離82は別方向のずれである。最小
線幅79と比較して、位置ずれ距離80又は82のいずれかが過度に大きければ
、像平面セグメント76及び78間を接続することができない場合がある。これ
は、相互接続84、86、88、90等の相互接続の最小線幅79では、このよ
うな歪みが補償されないためである。
【0021】 位置合わせ(アライメント)問題を解消するために、像平面セグメントの最外
縁で終端する各相互接続に、縫い合わせ(ステッチング)相互接続が用いられる
。例えば、ステッチング相互接続84a、86a、88a、90aにより、相互
接続84、86、88、90よりもそれぞれ広い接触部が得られるため、予想さ
れる位置合わせ誤差が補償される。予想される位置合わせ誤差の配分は、経験的
に決定可能であり、システム部品の組立精度と、システム部品がシステム内に位
置合わせされる精度に関係する。ステッチング相互接続84a、86a、88a
、90aは、これらの予想される位置合わせ誤差が存在する場合、像平面セグメ
ント間を接続できる大きさになるように設けられる。例えば、隣接する像平面セ
グメント76及び78間に位置ずれがある場合でも、ステッチング相互接続84
a及び86a間が重複92のため、コネクタ84及びコネクタ86間を接続する
ことができる。
【0022】 上述した記載において、いくつかの修正、変更及び置換が意図され、場合によ
っては、他の特徴を対応させて使用せずとも本発明の特徴がいくつか用いられる
ことを理解されたい。例えば、セグメントの大きさや他の設計パラメータに応じ
て、ミラーの列数を増減してもよい。したがって、添付の請求の範囲は、広義か
つ本発明の範囲と一致させて解釈されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 球状半導体基板又は球状デバイスに回路設計を投影するための本発明のシステ
ムで使用される反射碗の斜視図である。
【図2】 反射システムの中心に球状基板を配置した図1の線2−2に沿って切り取った
反射システムの断面図である。
【図3】 セグメント形状が実質的に均一な特定の焦点深度の2次元マスクを示す図であ
る。
【図4】 セグメント形状の形と領域が異なる図3のマスクに類似した2次元マスクを示
す図である。
【図5】 セグメント形状の形と領域が異なる図3のマスクに類似した2次元マスクを示
す図である。
【図6】 マスクから出て、図1のシステムを用いて球状の半導体基板に集束され反射さ
れる複数の光線を示す図である。
【図7】 球状基板への0次光及び1次光の反射を示す図である。
【図8】 球状基板の表面に反射される複数の0次光を示す図である。
【図9】 球状基板表面に投影される像平面のセグメントを示す図である。
【図10】 像平面セグメントでの位置合わせ誤差をなおすために用いられるステッチング
を示す図である。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非平面基板の表面に像を投影するためのシステムであって、 リングに配設され、前記非平面基板の表面上に像を反射させるための複数のミ
    ラーと、 前記非平面基板の表面上に像を集束させるための集束手段と、 それぞれのミラーから前記非平面基板の表面上に集束された像を反射させるよ
    うに、前記ミラーのリングに対して前記非平面基板の位置を決めるための、前記
    ミラーのリングの中心に対して往復運動する支持体と、 前記非平面基板の表面に前記像が投影されるように、前記ミラーのリングに対
    して配置された前記像を有するマスク とを備えることを特徴とするシステム。
  2. 【請求項2】 前記集束手段が、前記マスクと前記非平面基板間に配置され
    、投影された前記像を平行化して集束させるための複数のレンズを備えることを
    特徴とする請求項1記載のシステム。
  3. 【請求項3】 前記マスクから出射し、中心に位置する0次非回折光に沿っ
    て測定された前記ミラーのリング上の反射点から前記非平面基板の表面までの距
    離が、光線の非反射経路に沿って測定された前記反射点から集束平面までの距離
    と等しいことを特徴とする請求項1記載のシステム。
  4. 【請求項4】 前記非平面基板が球状半導体基板であることを特徴とする請
    求項1記載のシステム。
  5. 【請求項5】 第2のリングに配設され、前記非平面基板の表面上に第2の
    像を反射させるための第2の複数のミラーをさらに備え、第1のミラーのリング
    と第2のミラーのリングが同心であることを特徴とする請求項3記載のシステム
  6. 【請求項6】 マスクから出射する第2の中心の0次非回折光に沿って測定
    された前記第2のミラーのリング上の第2の反射点から前記非平面基板の表面ま
    での距離が、第2の光線の非反射経路に沿って測定された前記第2の反射点から
    前記集束平面までの距離と同じであることを特徴とする請求項5記載のシステム
  7. 【請求項7】 前記複数の像セグメントのそれぞれが、重複領域を有する複
    数の相互接続を備えることを特徴とする請求項1記載のシステム。
  8. 【請求項8】 各像セグメントの領域がシステムの焦点深度と関連して設定
    されることを特徴とする請求項7記載のシステム。
  9. 【請求項9】 各像セグメントの形状が前記非平面基板上の結像セグメント
    の場所に基づいて変更されることを特徴とする請求項7記載のシステム。
  10. 【請求項10】 各像セグメントの形状が、前記非平面基板に投影される場
    合、六角形であることを特徴とする請求項7記載のシステム。
  11. 【請求項11】 非平面基板上でのフォトリソグラフィ処理のミラーサブシ
    ステムであって、 前記非平面基板と同軸状に配設された複数の異なるミラー要素を備え、複数の
    異なるマスク要素が、前記複数のミラー要素で同時に反射されることにより、前
    記複数の異なるマスク要素を前記非平面基板の異なる部分に投影するようにされ
    ることを特徴とするミラーサブシステム。
  12. 【請求項12】 前記マスク要素と前記ミラー要素との間に設けられること
    で、前記マスク要素を通過する光を前記ミラー要素に向けるようにする集束系を
    さらに備えることを特徴とする請求項11記載のサブシステム。
  13. 【請求項13】 前記異なるミラー要素の1つは平坦ではないことにより、
    前記マスク要素を前記非平面基板の部分の1つに集束させることを特徴とする請
    求項11記載のサブシステム。
  14. 【請求項14】 非平面基板又は非平面デバイスの表面上に像を投影するた
    めの方法であって、 複数のミラーのリング内に前記非平面基板又は前記非平面デバイスを配置する
    ステップと、 それぞれにステッチング相互接続を備え、前記非平面基板又は非平面デバイス
    に前記像を投影するための複数のセグメントを有するマスクを作製するステップ
    と、 前記像が、前記非平面基板又は前記非平面デバイスの表面へと反射されるよう
    に、前記複数のミラーのリングに前記マスク上の前記像を投影及び集束させるス
    テップ とを備えることを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】 前記非平面基板が、球状の半導体基板であり、前記投影像
    が集積回路を形成するための基板処理に用いられることを特徴とする請求項14
    記載の方法。
  16. 【請求項16】 2つの像平面セグメントを非平面基板に同時に投影するた
    めに2つのセグメントを備えたマスクを作製する方法であって、 第1及び第2の像平面セグメントの重複領域を規定するステップと、 前記第1及び第2の像平面セグメント間の接続が位置合わせ誤差の影響を受け
    ないようにして、前記重複領域の接続を設計するステップ とを備えることを特徴とする方法。
  17. 【請求項17】 前記重複領域における前記第1及び第2の像平面セグメン
    トの接続が、ステッチング接続であることを特徴とする請求項16記載の方法。
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