JP2002519795A - ディジタル多用途ディスク(dvd)の画像を高解像度コンピュータディスプレイ装置にマッピングする方法及び装置 - Google Patents

ディジタル多用途ディスク(dvd)の画像を高解像度コンピュータディスプレイ装置にマッピングする方法及び装置

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JP2002519795A JP2000557616A JP2000557616A JP2002519795A JP 2002519795 A JP2002519795 A JP 2002519795A JP 2000557616 A JP2000557616 A JP 2000557616A JP 2000557616 A JP2000557616 A JP 2000557616A JP 2002519795 A JP2002519795 A JP 2002519795A
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Abstract

(57)【要約】 変形して圧縮された画像を、コンピュータモニタに表示する方法及び装置は、画像の水平方向の拡張を行う。画像記録媒体から再生された720×480画素の画像を、高解像度モードのコンピュータモニタへの表示に適する、水平方向に拡張した800×480画像に変換するために、補間メカニズムが用いられる。画像の水平方向の拡張は、垂直方向の圧縮と対比すれば、表示画像の垂直解像度の低下を回避する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 本発明は、画像記憶媒体から再生した画像を表示する分野に関し、特にディジ
タル多用途ディスク(DVD)に通常記憶された画像のように、変形して圧縮し
た画像を、高解像度のコンピュータ・ディスプレイ装置にマッピングすることに
関する。
【0002】 発明の背景 ディジタル多用途ディスク(DVD)技法は比較的新しい技法であり、コンピ
ュータ及び家庭用マルチメディアの両面で、広く一般化されつつある。これはD
VD技法の多数の利点によるものであり、その最たるものは、DVDに記憶され
うる多大な情報量である。
【0003】 ある特定のDVDは、画像を4:3または16:9いずれのアスペクト比でも
記憶できる。(有効な720×480画素に変形して押し縮められる。)DVD
を4:3で符号化している場合は、画像をディスクに記録する前に、「パン兼ス
キャン」処理またはレターボックス処理を、マスタリングハウスが適用している
【0004】 画像を変形して符号化したディスクについては、DVDプレーヤは720×4
80画素の画像を修正せずに出力することができ、これはディスプレイがあらか
じめ16:9のアスペクト比を有する場合に適している。DVDプレーヤはパン
兼スキャン処理を行うことができ、画像を水平方向に1.33倍に拡張し、そし
てディスクに記憶された情報に従い、画像の端部を切り取る。最後に、DVDプ
レーヤはレターボックス処理を行うことができ、画像を垂直方向に1/1.33
に縮小し、表示画像の上下に黒バーを表示する。
【0005】 DVD画像は、720×480画素の解像度でディスクに記憶されている。記
憶フォーマットは、MPEG−2符号化(すなわち離散コサイン変換基調の符号
化)を用いる。パン兼スキャンモードでは、画像の一部分のみが表示されて、ス
クリーンの境界外にはみ出る部分は切り捨てられる。レターボックス・バージョ
ンでは、画像を垂直方向に押し縮める必要があり、符号化した画像がひずむ。実
際には、垂直方向に1/1.33に押し縮めることは、変形した画像の符号化に
必要な、水平方向に1/1.33に押し縮めることと整合し、ひずみのない画像
となる。言い換えれば、水平方向と垂直方向のスケーリングが同じになり、元の
画像内容のアスペクト比が再現される。しかし視聴者は、スクリーン中央部の詳
細情報が損失した印象を受ける。
【0006】 前述のように、DVD技法は、テレビのような家庭用マルチメディア・ディス
プレイ並びにコンピュータ分野の両面に関係する。従ってDVD画像は、テレビ
モニタ及びコンピュータモニタの両方に表示される。DVD画像をテレビモニタ
に表示することについては、前述したとおりである。コンピュータ・ディスプレ
イは一般的に4:3のアスペクト比を有し、640×480画素または800×
600画素のように、2種類以上の解像度のいずれか一つで動作する。DVD画
像を640×480モードのコンピュータ・ディスプレイにマッピングする通常
の方法は、DVDから再生した720×480のDVD画像を修正して、640
×480解像度のスクリーンに適合させる。これは根本的には、DVDプレーヤ
の復号化器段で行われる。復号化器によるダウンサンプリングは根本的には、D
VDからの再生画像を押し縮めて、640×480画素のディスプレイにマッピ
ングする。コンピュータモニタに表示される画像のアスペクト比は16:9であ
る。これは根本的には、水平方向の画素数を640に維持し、表示画像内の垂直
ラインの数を360に減らすことにより行われる。640×360画素の画像は
、DVD画像のワードスクリーンの外観(16:9)を維持する。しかし、垂直
方向の画素数を、DVDから再生した480画素から360画素に押し縮めると
、垂直方向の情報の25%を切り捨てることになる。これは、標準の表示解像度
モードで動作するコンピュータモニタに表示されるDVD画像に、不所望な解像
度の低下をもたらす。
【0007】 画像を押し縮めること及びこれによる垂直解像度の損失は、DVD画像の標準
的なコンピュータ・ディスプレイへの表示を、より不所望にする。
【0008】 発明の概要 DVDから再生した画像、あるいは他の変形して圧縮された画像データを、ア
スペクト比4:3を有する標準的なコンピュータ・ディスプレイに、垂直方向の
情報の損失なく表示する方法及び装置が要求されている。
【0009】 このような要求及び他の要求は、本発明の実施例によりかなえられ、これらは
ディジタル多用途ディスク(DVD)に記憶された画像をコンピュータ・モニタ
に表示する方法を提供する。この方法は、DVDから画像を再生するものであり
、この画像はM×N画素を有する。次に、この画像をX×Y画素に拡張する。積
X×Yは積M×Nより大きい。次に、拡張した画像を、X×Y画素の解像度でコ
ンピュータモニタに表示する。
【0010】 本発明では、DVD画像をスケールダウンして標準解像度の装置に表示すると
いうよりもむしろ、表示装置の解像度を増加する。例えば、DVDの原画像は7
20×480画素とすることができる。本発明は、画像640×360画像に押
し縮める代わりに(アスペクト比16:9を保ち)、解像度800×600画素
のディスプレイにレターボックス効果を導入し、800×600のブラック画素
アレイの中央に位置する、800×480画素の画像を作成することができる。
本発明の方法に従い、画像を水平方向に拡張して、より高解像度の画像として表
示すれば、画像を垂直方向に押し縮める複雑さを回避する。またこのようにすれ
ば、垂直方向の押し縮めに伴う、垂直方向の詳細情報の損失による、画質の目立
った劣化も回避する。付加的な水平方向の情報を合成することは、ずっと簡単な
処理である。さらに、原画像の内容が失われないので、画質が維持される。採用
するアップスケーリング技術の精巧さに応じて、表示画像の視覚品質が実際上改
善されうる。
【0011】 コンピュータ・ディスプレイまたはモニタの解像度に応じて、多数の拡張方法
を採用しうる。例えば、ディスプレイ・モニタが表示解像度800×600画素
でありうると仮定すれば、DVDから再生した720×480画像を、800×
600ディスプレイの800×480画素領域に直接マッピングすることにより
拡張できる。この直接マッピングによりアスペクト比は1.66:1となり、こ
れはDVDに記憶された画像の1.77:1(16:9)から大きくずれたもの
ではない。これにより、視聴者はDVDにもともと記憶された画像に比べて、目
立ったひずみを感じない。これは、従来法に従って押し縮めることにより、標準
解像度モードのコンピュータモニタに表示した画像と比べて言えることである。
【0012】 本発明の他の実施例では、720×480画像を水平方向に拡張して、表示用
の852×480画像にする。これはアスペクト比1.77:1を維持し、ワイ
ドスクリーンのアスペクト比16:9と同値である。本実施例では、画像の表示
の際に、画像の両側の26画素ずつを切り捨てる。これは画像の両側にある、約
3%の情報を切り捨てることに相当する。通常、上下左右の5ないし10%を「
オーバースキャン」するテレビとは対照的に、コンピュータモニタは全画素を表
示するので(「アンダースキャニング」として知られている)、左右の端部から
3%の情報を切り捨てることは許容されることである。こうしたことから、ビデ
オ素材は重要な内容を中央の80%(いわゆるセーフエリア)に入れて作成され
ているので、装置の公差に無関係に、あらゆるテレビで見られる。従って、垂直
方向の全情報、かつ水平方向の情報の94%をコンピュータモニタに表示するこ
とは、通常テレビで見られるよりも多くの情報を表示することになる。
【0013】 前述した要求は、DVDの記憶画像を含む高解像度の表示信号を生成する画像
処理装置を提供する、本発明の他の態様によってもかなえられる。この装置は、
DVDから再生した低解像度画像を含む画像信号を受信する画像信号入力手段を
具えている。画像拡張回路は画像信号入力手段に結合される。画像拡張回路は、
低解像度画像を拡張して高解像度画像を生成する。表示信号出力手段は画像拡張
回路に結合され、高解像度画像を受信し、高解像度画像から形成される高解像度
の表示信号を出力する。本発明のある実施例では、低解像度画像での画素組を、
720×480個の画素組とする。画像拡張回路により生成される高解像度画像
の各々は、800×600画素の画像を構成する。
【0014】 本発明の利点の一つは、改善画像をコンピュータモニタに表示するのに、比較
的標準の構成部品を採用できることにある。
【0015】 本発明のさらなる利点及び新規の特徴は後述されており、また当業者の検証に
よって明らかにされ、発明の実施によって習得されるであろう。本発明の目的及
び利点は、添付した請求項の範囲で指摘した事項の組み合わせによって、実現及
び達成されるであろう。
【0016】 発明の実施例 本発明の実施例は、DVDから再生したDVD画像を、コンピュータ・ディス
プレイに表示する方法および装置を提供するものである。従来法による画像の表
示と比べて、本発明は、再生(検索)した画像を表示する際の、垂直方向の情報
の損失を回避する。
【0017】 図1は、DVDから画像を再生して、コンピュータ・モニタに表示するために
用いることができるいくつかの構成部品を示すブロック図である。この装置は、
コンピュータ・モニタ(またはディスプレイ)14に結合されたDVDプレーヤ
10を含む。DVDプレーヤ10は単体でも、コンピュータまたは他の多機能製
品に組み込み可能なものでもよい。コンピュータモニタ14は、多数の解像度モ
ードを持つ。例えば低解像度モードでは、コンピュータモニタ14は640×4
80画素の解像度を有する。高解像度モードでは、コンピュータモニタ14は8
00×600画素の解像度を有する。通常のディスプレイはアスペクト比4:3
を有し、比較的方形の外見を呈する。
【0018】 ほとんどのコンピュータモニタは、表示装置プロトコル(DDC)による能力
検出信号に応答できるので、ユーザが800×640モードを選択する必要はな
い。DVDプレーヤ10は、ディスク上に符号化された情報から、画像が変形さ
れているか否かを決定できる。従って、DVDプレーヤ10は本発明の技法を適
用しうる時点を、自動的に決定できる。ユーザがDVD10を初期設定する際に
(例えばこれがDDCをサポートしなければ)、モニタが800×640解像度
の表示が可能か否かを指示することもできる。ユーザが初期設定した後には、D
VDプレーヤ10はこれを自動的に処理できる。
【0019】 図2は、DVDからの再生画像を、従来法の変換により、標準の、640×
400画素の低解像度モードで動作するコンピュータモニタ14に表示すること
を、図式表現したものである。DVDからの再生画像は、図の左側に720×4
80画素のアレイとして示す。表示画像は変形して押し縮めたものでない限り、
アスペクト比1.33:1(4:3)を有する。通常、テレビのワイドスクリー
ンフォーマットでは、画像は比1.77:1で表示される。画像は変形して押し
縮めた形でDVDに記憶され、比1.77:1への拡大により、視聴者にとって
許容できる画像となる。しかしコンピュータモニタに表示する場合は、従来法に
よれば、コンピュータモニタ14の制約に適合させるために、元の720×48
0の画像を垂直方向に押し縮める。コンピュータモニタ14は640×400の
低解像度に設定されている。通常、DVDプレーヤのデコーダは、720×48
0の再生画像を、640×360の画像に変換するためのダウンサンプリングを
行う。これにより前述のアスペクト比1.77:1(あるいは16:9)が生成
され、これはワイドスクリーンに好適なアスペクト比である。720×480画
素を640×360画素に押し縮めると、垂直方向の情報の約25%を切り捨て
るので、垂直解像度が劇的に低下する。従って、従来法によりコンピュータモニ
タ14に標準モード、ローエンド・ディスプレイの解像度で画像を表示すると、
画像が許容しがたいものとなる。
【0020】 図3は、コンピュータ・ディスプレイに適合する画像を生成する際に、垂直方
向の情報の切り捨てを回避する本発明の実施例により、DVD画像をマッピング
することの図式表現である。DVDからの再生画像は、720×480画素の解
像度にとどまる。しかし、コンピュータモニタ14の低解像度表示に適合させる
ために画像を圧縮するよりもむしろ、DVD画像を少し引き伸ばして、高解像度
モードのコンピュータモニタ14に表示する。図3に示す実施例では、コンピュ
ータモニタ14は解像度が800×600画素に設定された、高解像度の表示モ
ードである。垂直方向の480画素は変化させずに、水平方向の720画素を8
00画素に拡張する直接マッピングを行う。コンピュータモニタに表示される8
00×480画素解像度の画像は、アスペクト比1.66:1に相当する。この
アスペクト比は、ワイド画面テレビにとって適切な1.77:1(16:9)の
アスペクト比に近いが、同時に、好都合なことに、直接マッピングも可能にする
【0021】 720×480画素解像度の画像を800×480画素解像度の画像に変換す
るマッピングは、9−10マッピングである。このようなマッピングでは、水平
方向の9画素毎に(図3左側の、参照符号20)、水平方向の10画素に変換す
る(図3右側の、参照符号22)。この9−10マッピングは、DVDからの再
生画像の全画素アレイに対して行う。
【0022】 DVDからの再生画像を拡張する方法の、画像を垂直方向に変化させる方法に
対する利点の一つは、変換に必要なメモリ量を減らせることにある。例えば、垂
直方向に9−10変換を行うためには、後の操作及び補間のために、9本の水平
ライン全体の画素値を記憶する必要がある。これに対し、DVDからの再生画像
を水平方向に拡張することは、補間に先立って9個の画素値を記憶するだけで済
む。記憶すべき画素値の数の差は、9対4320(480画素×9ライン)とな
る。従って本発明は、補間を行うのに必要なメモリが大幅に少なくて済む。
【0023】 図3の右側に示すように、表示される画像は、モニタ14の上下に黒バーを有
する。従ってコンピュータモニタ14に表示されるDVD画像は、ワイドスクリ
ーンフォーマットになる。
【0024】 図4は、変形して圧縮した720×480画素アレイのDVD画像を、高解像
度のコンピュータモニタ14に表示するために変換する、本発明の他の実施例を
示す。本実施例では図3の実施例のように、画像を水平方向に、720×480
画素から852×480画素に拡張する。このようにして画像は図3のような比
1.66:1よりもむしろ、比1.77:1に拡張される。これにより標準のワ
イドスクリーンフォーマットである、アスペクト比16:9になる。しかしコン
ピュータモニタ14の解像度は、800×600画素にすぎない。このため水平
方向の852画素中、800画素のみが表示されるだけである。本発明の実施例
によれば、画像の両側の26画素をなくす。なくかる26画素は、水平方向の情
報の約3%に相当する。この画像の両側の情報は、映画等のビデオ画像にとって
通常重要でないので、このように画像をなくすことは、見る人にとってさほど不
都合ではない。さらに、通常のテレビモニタは5ないし10%のオーバースキャ
ンを行う(すなわち、画像両側の約5ないし10%の画像をなくす。)水平ライ
ンの両側の26画素をなくすことはオーバースキャンの範囲を越えないので、許
容できる画像の損失であると考えられる。
【0025】 図3の実施例と同様に、図4の実施例は画像を垂直方向に拡張しないので、画
像の垂直方向は480画素のままである。図4の右側に示すように、コンピュー
タモニタ14の画像の上下に黒バーが表示される。
【0026】 720画素を水平方向に拡張して、852画素の水平ラインを形成するのに必
要なマッピングは、6−7マッピングである。言い換えれば、元の画像の6画素
毎にマッピングを行い、水平ラインの7画素と置き換える。
【0027】 画像を水平方向に拡張するマッピングは、多数の通常方法で行うことができる
。好ましくは、9−10マッピング、6−7マッピングのいずれでも、前述のよ
うな簡単な補間による方法である。このマッピングを行うのに、従来の補間回路
を採用できる。特にMPEG−2復号化処理は、周波数領域の係数を用いて8×
8画素のブロックを規定し、離散逆コサイン変換を用いて2次元空間の表現に戻
す。本発明で例示した水平方向のスケーリング技法は、既存の復号化処理に容易
に組み込むことができる。さらにスペクトル変換のような、画像を拡張する他の
方法も、本発明の範疇を逸脱することなく利用できる。
【0028】 図5は、データ再生及び画像拡張回路の実施例である。DVD30はDVDリ
ーダ32で走査される。DVDリーダ32で再生された信号は、例えば、信号を
ディジタルデータ流に変換するアナログ−ディジタル変換器を含むデータ再生回
路34に送信される。次に、再生データは復号化器36に与えられる。しかし従
来の復号化器と異なり、復号化器36は再生画像のダウンサンプリングは行わな
い。ダウンサンプラーを有する通常の復号化器を、復号化器36として用いる場
合は、最適な動作を行わせるために、ダウンサンプラーをバイパスする必要があ
る。さもなければ、ダウンサンプリングされた画像を後で拡張される必要がある
。しかし、最終的に表示される画像が劣化するので、ダウンサンプリングして、
後にアップサンプリングすることは、避けた方がよい。
【0029】 復号化器36は、720×480画像をディジタルデータ流の形態で出力する
。画像は画像拡張器38で受信され、これは例えば、通常の補間回路である。前
述のように、852×480画素(アスペクト比1.77:1)または800×
480画素(アスペクト比1.66:1)アレイの画像を生成するために、補間
を行う。これは、画像拡張器38に入力されるアスペクト比選択信号を通して、
ユーザが選択することができる。ユーザによるアスペクト比選択信号入力に応じ
て、画像拡張器は852×480画素の画像または800×480画素の画像を
、シリアルデータ流として表示ドライバ40に出力し、表示ドライバ40は画像
をバッファし、コンピュータモニタ14に出力して表示させる。
【0030】 説明を容易にし、発明を明確に理解させるために、画素解像度の画像の例をい
くつか用意した。当業者は、これらの画素解像度の画像は例示にすぎないことを
認識できる。高解像度のモニタへの表示用に、変形して圧縮した再生画像を水平
方向に拡張する他の変換方法も、本発明の範疇に含まれる。本発明は、最も具体
的かつ好適な実施例と考えられる事項に関連付けて記述したが、本発明は開示さ
れた実施例に限定されるものではなく。幾多の変更を加えうるものであることは
明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 DVD画像をDVDから検索して、コンピュータのモニタに表示する装置のブ
ロック図である。
【図2】 従来法により、DVDから再生した画像をコンピュータのディスプレイに表示
する図式表現である。
【図3】 本発明の一実施例により、画像を高解像度のコンピュータ表示装置に表示する
図式表現である。
【図4】 本発明の他の実施例により、DVDから検索した画像を高解像度のコンピュー
タディスプレイ装置に表示する一方法の図的表現である。
【図5】 本発明の一実施例にもとづいて構成したDVDプレーヤの所定構成部品のブロ
ック図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 Groenewoudseweg 1, 5621 BA Eindhoven, Th e Netherlands Fターム(参考) 5B057 CA08 CA12 CA16 CB08 CB12 CB16 CC01 CD06 CE09 CG02 5C053 FA05 FA24 GB21 GB38 JA01 KA30 LA06 5C076 AA02 AA21 BA02 BB04 BB14 CB04 5C082 AA37 BA12 BB03 BB44 BC03 CA32 CA84 DA51 MM06 MM10

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 M×N画素を有する画像をDVDから再生するステップ、; 該画像を、積X×Yが積M×Nより大きいX×Y画素に拡張するステップと; 前記拡張された画像を、X×Y画素の解像度でコンピュータモニタに表示する
    ステップと; を具えることを特徴とする、ディジタル多用途ディスクに記憶された画像をコ
    ンピュータモニタに表示する方法。
  2. 【請求項2】 前記M×Nを720×480に等しくすることを特徴とする請求
    項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記X×Yを800×480に等しくすることを特徴とする請求
    項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記拡張のステップが、画像内の画素を補間するステップを含む
    ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記拡張のステップが、画像をスペクトル的に変換するステップ
    を含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記拡張のステップが、まず画像をP×Q画素に拡張し、かつ多
    数の画素を切り捨てて、X×Y画素を読み取るステップを含むことを特徴とする
    請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記M×Nを720×480に等しくし、かつ前記P×Qを85
    2×480に等しくし、かつ前記X×Yを800×480に等しくすることを特
    徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 DVDを収納して、かつM×N形式でDVDに記憶された画像を
    再生するように構成したDVDドライブと; X×YがM×Nより大きくなるようなX×Y画素の解像度を有するコンピュー
    タモニタと; 前記DVDドライブ及び前記コンピュータモニタに結合され、かつ前記DVD
    から再生した画像を前記DVDドライブより受け取り、前記再生した画像をM×
    N形式からX×Y形式に拡張し、かつ前記拡張した画像を、前記コンピュータモ
    ニタに表示信号として送信する画像拡張器を含む画像プロセッサと; を具えることを特徴とする、ディジタル多用途ディスクの記憶画像を表示する装
    置。
  9. 【請求項9】 前記画像プロセッサが、DVDから再生した画像内で補間画素を
    生成して、前記拡張画像を生成する補間回路を含むことを特徴とする請求項8に
    記載の装置。
  10. 【請求項10】 DVDから再生した低解像度画像を含む画像信号を受信する画
    像信号入力手段と; 前記画像信号入力手段に結合され、前記低解像度画像を拡張して、高解像度画
    像を生成する画像拡張回路と; 前記画像拡張回路に結合され、前記高解像度画像を受信し、前記高解像度画像
    から形成される、高解像度の表示信号を出力する表示信号出力手段と; を具えることを特徴とする、ディジタル多用途ディスクに記憶された画像を含む
    高解像度の表示信号を生成する画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記各低解像度画像は一組の画素を含み、前記画像拡張回路は
    、追加画素を生成して、かつこれら複数の追加画素を前記一組の画素間に挿入し
    て、高解像度画像を生成する補間器を含むことを特徴とする請求項10に記載の
    画像処理装置。
  12. 【請求項12】 前記各低解像度画像は一組の画素を含み、前記画像拡張回路は
    、追加画素を生成して、かつこれら複数の追加画素を前記一組の画素間に挿入し
    て、高解像度画像を生成する画素生成器を含むことを特徴とする請求項11に記
    載の画像処理装置。
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