JP2002518611A - 液体ディスペンス - Google Patents

液体ディスペンス

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JP2002518611A
JP2002518611A JP2000554937A JP2000554937A JP2002518611A JP 2002518611 A JP2002518611 A JP 2002518611A JP 2000554937 A JP2000554937 A JP 2000554937A JP 2000554937 A JP2000554937 A JP 2000554937A JP 2002518611 A JP2002518611 A JP 2002518611A
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スティーヴン、 ボウン レナード、
アレン、 デール ミラー、
ロバート、 エドワード コーバ、
マリリン、 マリー ジョンソン、
スティーヴン、 ビー. ミノー、
スコット、 ダブリュー. ディマレスト、
ジェームズ、 イー. ブーラー、
トレヴァー、 オーウェン ブラウン、
Original Assignee
エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03DWATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
    • E03D9/00Sanitary or other accessories for lavatories ; Devices for cleaning or disinfecting the toilet room or the toilet bowl; Devices for eliminating smells
    • E03D9/02Devices adding a disinfecting, deodorising, or cleaning agent to the water while flushing
    • E03D9/03Devices adding a disinfecting, deodorising, or cleaning agent to the water while flushing consisting of a separate container with an outlet through which the agent is introduced into the flushing water, e.g. by suction ; Devices for agents in direct contact with flushing water
    • E03D9/032Devices connected to or dispensing into the bowl

Abstract

(57)【要約】 ハウジング(2)と該ハウジング(2)を洗面ボールの縁から吊り下げるためのフック(3)からなるディスペンサー(1)。ユーザーは、シールされた逆立ちした貯蔵瓶(6)を、該シールを破るハウジング(2)に差し込む。ハウジング(2)の中にある多孔性パッド(7)は、溶液を瓶(6)から、洗浄水の流れの中の位置に送る。該パッド(7)を、異なる洗面ボールに納まるように調整することができ、2本の指部で、該パッド(7)の最も外側を画しているハウジングの中にはめ込まれる2本の誘導スロットが設けられている。瓶(6)を通気させることができるようにするために、小さな通気孔(14)が、パッド(7)の中に設けられている。該パッドを、代案として同じ形態の剛体のプレートとすることができるが、この場合は、複数の隆起した孔あるいは長尺スロットが形成される。該プレートに、瓶(6)の口と接合する通気柱を設けることができる。瓶に開口部を設けることにより通気を達成させることができる。瓶の頂上に、逆止弁、開口部を密閉する栓を設けることができ、ハウジングには、開口部を密閉するチューブ部材、あるいは開口部を覆い、また挿入の前に、ユーザーにより或いはハウジングの中の突起により瓶から離される取り外し可能なタブが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液体ディスペンサー、より具体的には、クリーニングあるいはリフ
レッシュ液のような液体を洗面ボールの縁から必要量だけ出すための配設に関す
る。該ディスペンサーは、典型的に、多孔パッドのような芯(wicking)装置に
液体を供給する、瓶を逆さにした形態の貯蔵タンクからなる。
【0002】
【従来の技術】
該タイプの公知の装置は、欧州特許出願公告EP−A−0785315の中で
説明されている。該出願は、瓶の中の液面が下がると、液体が出る流量が時間と
共に下がり、ディスペンサーの性能が落ちると言う該装置の問題を確認している
【0003】 上記の参考文献により示唆されている該問題の解決のために、瓶の口とウィッ
キング装置の間に構造物を設けて、液体を瓶から芯装置(ウィッキング装置)ま
でのフローと、またディスペンサーの外部から瓶への空気のリターンフローを可
能にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、提案されている構造物は、複雑であり、従って製造コストが高くなる
。更に、該参考文献の中に記載されている該タイプのディスペンサーは、洗面ボ
ールの縁と洗浄水の流れに対して予め設定された相対位置を有する洗面システム
と共にしか機能を発揮させることができない。
【0005】 従来の技術の該タイプの液体ディスペンサーのもう一つの問題は、消費者が、
逆立ちさせた瓶をディスペンサー装置に差し込むことで、瓶を開けようとすると
き、瓶の中の液体が、工場で瓶の口を封印する動作が液体をある程度加圧してし
まうことにより、大気圧よりやや高くなった結果、液体の一部が、吹き出ること
である。
【0006】 従って、従来のディスペンサーの上記の欠点の一つあるいはそれ以上の欠点を
、解決するか、あるいは少なくとも軽減する、液体ディスペンサーと、また瓶を
充填する方法を提供することが望ましい。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の態様に従って、出される液体を貯蔵タンク(リザーバ)から出
すための位置に送るための芯(wicking)装置が入っているハウジングを備え、
該芯装置を異なる位置の間で調整して、異なる環境で機能させることができるよ
うな構造になっている液体ディスペンサーが提供される。
【0008】 本発明の第2の態様に従って、出される液体を洗面ボールの縁から出すための
装置であって、該装置が、出される液体を貯蔵タンクから洗浄水の流れの中の位
置に送るための芯装置を含むハウジングを備え、該装置が、該芯装置を異なる位
置の間で調整して、異なる形状、異なる洗浄システムに対して機能させることが
できるような構造になっている液体ディスペンサーを提供している。
【0009】 芯装置は、該装置が調整可能であるとき、調整可能な芯装置の全ての可能な機
能を発揮させることができるように、少なくとも一個の機能する通気孔があるよ
うな位置に配置され、少なくとも一個の通気開口部が設けられていることが好ま
しい。
【0010】 溢れ液受けトレーが、使用中に有利になるように、少なくとも1個の機能する
通気開口部と連結するように配設されている通気チャンネルが形成されている芯
装置の下に設けられている。
【0011】 本発明の第3の態様に従って、出される液体を貯蔵タンクから出すための位置
に送るための芯装置を含むハウジングを備え、該芯装置には、使用中に大気と貯
蔵タンクと連結されていることで、空気が貯蔵タンクから出る液体を押し出すこ
とができるようになっている、少なくとも1個の通気開口部が設けられている液
体ディスペンサーが提供される。
【0012】 本発明の第4の態様に従って、洗面ボールの縁から液体を出すためのディスペ
ンサーであって、該ディスペンサーが、出される液体を貯蔵タンクから洗浄水の
中の位置に送るための芯装置を含むハウジングを備え、該芯装置に、大気と貯蔵
タンクとの間を連結して、貯蔵タンクから出される液体を空気が変位させること
ができる少なくとも一個の通気開口部が設けられている液体ディスペンサーが提
供される。
【0013】 その、或いは、各々の開口部を、ほぼ円形の孔あるいは伸びたスリットの形態
とすることができる。
【0014】 ディスペンサーは、芯装置の位置を異なる位置の間で調整して、異なる形態、
異なる洗浄システムを有する洗面ボールと共に機能させることができるような構
造になっていることが好ましい。
【0015】 ディスペンサーは、更に、液体を貯蔵タンクから芯装置に送るための導管を備
えることが好ましい。該導管は、貯蔵タンクを構成している瓶の円形の口と係合
させるためのほぼ円形の断面の筒状流入口部分を備えることができ、また傾斜す
るよう終端しほぼ楕円の開口部を画していることが好ましい。該導管を、例えば
D形、円形あるいはほぼ矩形の断面の、ほぼ流入口の面積より小さい断面面積を
有する、ほぼ筒状流出部分からなるものとすることができ、また該導管の流入口
部分を、流出口部分から横方向に変位させることができる。この配設は、調整可
能な芯装置が設けられているとき、形状的に有利である。流出口部分が、D形の
断面を有しているとき、“D”のバーを、垂直に見たときの該導管のほぼ円形の
流出口部分の直径と一致するように配設させることができる。該導管の流出口の
部分は、芯装置を押し支え、該流出口と該芯装置との間で、流体にほぼタイトな
シールを形成している。
【0016】 流出口部分は、筒状で矩形の断面とすることができる、少なくとも部分的に隔
壁で囲まれていることが好ましい。この構造は、洗浄水の流入を防ぐのに役立つ
【0017】 芯装置は、液体を貯蔵タンクから受け入れるための第1部分と、使用中に洗浄
水の流れの中に位置するように配設されている第2部分とを備えることが好まし
い。この場合、該第2部分は、使用中に第1部分と洗面ボールの縁との間に位置
するように配設されることが好ましい。
【0018】 ディスペンサーの構造が、芯装置の位置を、該第1部分を導管の流出口に対し
て滑らして調整できるようになっていることが好ましい。
【0019】 芯装置は、ほぼ積層であり、貯蔵タンクを構成している瓶のネックを受け入れ
るためのくぼみが形成されていることが好ましい。芯装置に、1個あるいはそれ
以上の長尺開口部を形成させることができ、該ハウジングが、該長尺開口部と係
合して芯装置を最も作動させることができる位置に画するようにするための対応
する1個あるいはそれ以上の突起、を備えることができる。この場合、芯装置が
ハウジングに挿入されたとき、その、或いは、各々の突起は、対応する芯装置の
中の開口部に係合するように配設されているスプリング・フィンガーからなるも
のとすることができる。
【0020】 芯装置は、使用中の該貯蔵タンクの口への挿入するための突起を備えてもよく
、該突起は、通気チャンネルが形成されている。
【0021】 芯装置が、多孔性パッドを備えることが好ましいが、代案として、チャンネル
あるいは円形孔が中に形成されているプレートからなるものとすることができる
。該チャンネルを、該プレートにおける長尺開口部あるいは長尺チャンネルとし
てとして形成させることができ、また広がった形態にして、液体を貯蔵タンクか
ら広がっている通路を経由して送るように配設させることもできる。
【0022】 本発明は、ディスペンサーとディスペンサーを洗面ボールの縁から吊り下げる
ための手段との組合せまで拡張される。
【0023】 本発明は、ほぼ円形の断面の流入口部分を有する導管が設けられているのよう
なディスペンサーと、貯蔵タンクを構成している瓶との組合せまで拡張され、該
瓶は、液体を該瓶から出すための開口部を備え、該開口部は、導管の流入口部分
の直径より大きな直径の円形の断面を有し、開口部と導管の流入口部分は、シリ
ンダが、貯蔵タンクの口の中に挿入されたときに、略液体タイトなシールを形成
するような寸法になっていることが好ましい。
【0024】 瓶の口は、使用前は、シールを導管の円形流入口部分に対して圧することで使
用中に破れるように配設されている脆弱なシールで覆われている。この配設は、
特にユーザーにとって便利である。導管の筒状流入口部分は、脆弱なシールを破
るための手段と、該脆弱なシールを、瓶の口を塞がない位置に保持する保持手段
とを備えることが好ましい。
【0025】 シールは、ほぼ頑丈で、開かれた位置と閉じられた位置との間で、該シールの
一方の側を中心としてピボット運動するように配設されれいることが好ましく、
シールが該開かれた位置と閉じられた位置の間で運動する角度は、ほぼ90度で
ある。開くための手段を、一般的には閉鎖部材の一方の側と反対側を圧迫するよ
うに配設されている突起からなるものとすることができる。保持手段を、閉鎖部
材が開かれた位置にあるときに、部材の面を押し支えるように配設されている更
なる突起からなるものとすることができる。
【0026】 シールは、ほぼ円形であることが好ましく、また開口手段と保持手段を、直径
方向でシールに対して反対の位置に配設することができる。該開口手段と保持手
段を、貯蔵タンクの口に差し込まれてシールが開かれた位置に移動するように配
設されている、ほぼ円形の傾斜して切断されたシリンダーの上に配設させること
ができる。該開口手段を、傾斜して切断されたシリンダの端部からなるものとす
ることができる。該保持手段を、スタッドのようなシリンダからの突起からなる
ものとすることができる。
【0027】 本発明は、ディスペンサーと瓶とディスペンサー瓶とを洗面ボールの縁から吊
り下げるための手段との組合せに拡張される。
【0028】 本発明の第5の態様に従って、貯蔵タンク瓶と組み合わされて、出される液体
を貯蔵タンクから出される位置に送るための芯装置を備え、大気が瓶に入って出
される液体を押すことができるようになっている通気手段が貯蔵タンク瓶に設け
られているる液体ディスペンサーが提供される。
【0029】 本発明の第6の態様に従って、貯蔵タンク瓶と組み合わされて、洗面ボールの
縁から液体を出すためのディスペンサーであって、ディスペンサーが出される液
体を貯蔵タンクから洗浄水の流れの中の位置に送るための芯装置を備え、該貯蔵
タンク瓶に、大気が瓶の中に入って出される液体を変位させる(押す)ことがで
きるようになっている通気手段が設けられている液体ディスペンサーが提供され
る。
【0030】 通気手段は、あひるのくちばし状のバルブのような逆止弁からなる。
【0031】 代案として、通気手段を取り外し可能な栓からなるものとすることができ、ま
た貯蔵タンク瓶が、ユーザーによりディスペンサーに対して作動する位置に置か
れ、該貯蔵タンク瓶の中に通気開口部を形成された場合、該栓を取り外すような
所にある協動する突起を、ディスペンサーが備えることができる。
【0032】 更なる配設の中で、通気手段を取り外すことができるシールからなるものとす
ることができ、また貯蔵タンク瓶がユーザーによってディスペンサーに対して作
動する位置に置かれた場合、シールを取り外してから貯蔵タンク瓶の中に突出す
ることができる所にある協動する中空突起を、ディスペンサーが備えることがで
き、該中空の突起は、通気チャネルを構成している。
【0033】 更なる配設の中で、通気手段は、ユーザーにより使用前に取り外すことができ
るか、あるいは、貯蔵タンク瓶がユーザーによりディスペンサーに対して作動位
置に置かれたときに、カバー部分を取り外すようにディスペンサーユニットの上
に配設されている突起により自動的に取り外される、カバー部分により密封され
た貯蔵タンク瓶の中の空気通気からなるものとすることができる。
【0034】 本発明は、ディスペンサーの中の貯蔵タンクとして使用されるディスペンサー
瓶を充填して密封する方法に拡張され、該方法は、貯蔵タンク瓶を密封する前に
、液体を加熱して、液体が室温に降下したときに、瓶の中に部分的な真空を生成
させる、加熱すること、を含む。代案として、あるいは該方法の追加として、瓶
に液体を充填した後、瓶を圧し、圧して瓶を密封して、瓶の中に部分的な真空を
生成させてもよい。
【0035】 本発明は、更に、口と閉鎖部材を有する液体貯蔵タンクを備え、該部材が、閉
鎖位置のとき該口を密封し、開位置に移動可能で、該貯蔵タンクから液体を出す
ことができるように配設され、更に、閉鎖部材を開位置に移動させるようにする
ための開放手段と、該閉鎖部材を開位置に保持手段とを備える、ディスペンサー
に拡張される。
【0036】 この配設により、一旦開かれると、例えば、逆立ちの貯蔵タンクの場合に、貯
蔵タンクの中に残っている液体の重量により、閉鎖手段をその閉鎖された位置に
戻ることを防ぎながら、貯蔵タンクから液体を必要量出すことができる。
【0037】 閉鎖部材は、ほぼ頑丈であり、該開位置と閉位置の間で該部材の一方の側を中
心としてピボット運動するように配設されていることが好ましい。閉鎖部材が該
開位置と閉位置の間を移動する角度を、ほぼ90度とすることができる。この構
造で、逆立ちの貯蔵タンクの場合に、貯蔵タンクの中に残っている液体の重量に
よる閉鎖部材の上に掛けられる力が減る。
【0038】 開口手段は、一般的に該側と反対の閉鎖部材の側に押し付けられるように配設
されている突起からなるものであることが好ましく、また保持手段は、更に、閉
鎖部材の開位置のときに、該部材の表面に押し付けられるように配設されている
突起からなるものであることが好ましい。
【0039】 閉鎖部材を、ほぼ円形のものとすることができ、また開口手段と保持手段を、
閉鎖部材に対して直径方向に対向する位置に配設することが好ましい。
【0040】 開口手段と保持手段は、貯蔵タンクの口の中に挿入されることで該閉鎖部材が
開位置に移動するように配設されているほぼ円形の斜めに切断されたシリンダの
上に形成されていることが好ましい。この場合、開口手段は、斜めに切断された
シリンダの端部からなるものであることが好ましく、また保持手段は、スタッド
の形態である該シリンダーからの突起からなる。
【0041】 シリンダーと貯蔵タンクの口の寸法は、シリンダーが貯蔵タンクに挿入された
ときに、略液体耐性シールを形成するようになっていることが好ましい。
【0042】 開口手段と保持手段は、適切に貯蔵タンクのためのハウジングの一部を形成し
ており、該ハウジングは、開口手段と保持手段が貯蔵タンクに口に挿入されたと
きに、ディスペンサーを吊り下げるための手段を備えてもよく、この際、該貯蔵
タンクは、貯蔵タンクの重力で液体を出すことができるように、逆立ちの位置で
、口が最下部となるように口で支えられる。例えば、ディスペンサーを、洗面ボ
ールの縁から吊り下げるように配設させることができ、液体を、洗浄あるいはリ
フレッシュあるいはその双方の液体とすることができる。
【0043】 本発明は、更に、口と、閉位置で口を密封し、貯蔵タンクから液体を必要量出
すことができる開位置に移動させることができる閉鎖部材とを有する液体貯蔵タ
ンクのためのハウジング、に拡張され、該ハウジングは、該閉鎖部材を開位置に
移動させるための開口手段と、また該閉鎖部材を開位置に保持するための保持手
段とを備える。
【0044】 本発明は、更に、出される液体を貯蔵タンクから出すための位置に送るための
チャンネルが形成されたプレートを含むハウジングそ備えるディスペンサーに拡
張される。
【0045】 本発明の他の態様において、洗面ボールの縁から液体を出すためのディスペン
サーであって、出すための液体を貯蔵タンクから洗浄水の流れの中の位置に送る
ためのチャンネルが形成されているプレートを含むハウジングを備えるディスペ
ンサーが提供される。
【0046】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施形態は、別添の図を参照してここで説明される。
【0047】 図1から7を参照して、液体ディスペンサー1は、ハウジング2とハウジング
2を洗面ボール(図示されていない)から吊り下げるためのスプリング式吊り下
げフック3からなる。製造を容易にするために、吊り下げフック3は、ハウジン
グ2とは別個の構成部品として形成され、またハウジング2は、製造過程で吊り
下げフック3の下端が中に挿入される、矩形の断面の一体化されたガイド・チャ
ンネル4(図2参照)と共に形成される。該吊り下げフック3の下端は、挿入し
たら、フック3が、スナップはめ込み式にチャンネル4の中に係合されたままに
なるように、隆起面取りされた部分5からなる。
【0048】 一旦ユニットが吊り下げられると、ユーザは、ハウジング2の中に密封された
逆立ちの貯蔵タンク(リザーバ)瓶6をハウジング2の中に挿入する。該挿入動
作で、貯蔵タンク瓶6のシールは、以下に説明される方法で破られる。多孔パッ
ド7の形状の芯装置は、ハウジング2内のスロットに置かれ、該パッドは、毛管
現象により、液体を貯蔵タンク瓶6から洗面ボールの中の洗浄水の流れの位置に
送る。
【0049】 ハウジング2は、液体を貯蔵タンク瓶6から多孔パッド7に送るための導管8
を含む。該導管8は、ぴったりと貯蔵タンク瓶6の円形口にはまるようなサイズ
になっている円形断面の流入口部分9からなる。該流入口部分9は、楕円の口を
形成するために、図2と3の中で明確に示されているとおり、斜めに終端してい
る。貯蔵タンク瓶6は、プラスチックあるいはフォイルキャップ6’により密封
されている。逆立ちした貯蔵タンク瓶6をハウジング2に挿入することで、導管
8の流入口部分9の形により、キャップ6’を破って、液体を貯蔵タンク瓶6か
ら導管8の中に重力で落とすことができる。
【0050】 流入口部分9には、キャップ6’を開口部で保持する役割を果たすスタッド9
’の形態で突起が設けられている。このようなスタッドが無い場合、貯蔵タンク
瓶6の中に残っている液体の重量によってキャップ6’を元の位置に戻させるこ
とができるので、それ以上液体を出すことを妨げることは明かである。図2と、
3と、また4の中で明らかなように、スタッド9’は、流入口部分9の軸と並行
に、また最も短い箇所で流入口部分9に隣接して伸びている。該スタッド9’は
、流入口部分9と一体化されて形成されている。従って、流入口部分9の最先端
は、貯蔵タンク瓶6のキャップ6’の片方の側を押し、該それを破って対向する
側の軸を中心として回転運動させる。流入口部分9を完全に貯蔵タンク瓶6に挿
入すると、スタッド9’は、キャップ6’の外側面を支え、該キャップが、閉位
置に戻ることを防ぐ。該スタッド9’は、例えば成型により製造を容易にするた
めの、筒状流入口部分9の全長に沿って伸びている。
【0051】 導管8は、更に、多孔パッド7を圧迫するシリンダーの形態の流出口部分10
からなる。流出口部分10の断面面積は、流入口部分9の直径より小さいので、
洗浄水が貯蔵タンク瓶6に入るのを防ぐかあるいは少なくともその量を最小限度
にするのに役立つ。
【0052】 図4(a)から4(c)までから明かなように、流出口部分10のシリンダー
の断面をD形、円形あるいは矩形とすることができ、また該流出口部分10は、
部分的あるいは全体的に、更に洗浄水の侵入を防ぐ役割を果たす矩形の断面の筒
状の隔壁10’で覆われている。
【0053】 図4(a)と4(b)で示されている配設の中で、隔壁10’の矩形の断面の
2つの長辺の1辺は、垂直から見た場合に、流入口部分8の円形の断面の直径と
一致している。該配設で、導管8の流出口部分10を多孔パッド7に充分に近づ
けながら、多孔パッド7の位置を、幅広い各種の洗面ボールに対して、一部分が
常に洗浄水の流れの中にあるように調節できる。
【0054】 図4(c)に示されている配設の中で、流出口部分10の矩形の断面の中心は
、垂直から見たとき、流入口部分9の円形断面の中心と一致している。該配設は
、特に図13(a)と13(b)あるいは図14を参照して下記に説明されてい
る、あるいは長尺チャンネルを有するプレートの形態の芯装置の実施形態と連結
された使用に適している。
【0055】 図4(a)と4(b)に示されている配設の中で、導管8の流入口部分と流出
口部分の9と10は、小さな円形開口部10”に設けられている膜により分離さ
れている。
【0056】 図4(a)と4(c)に示されている配設の中で、流出口部分10’のD形の
断面と矩形断面は、洗浄水の間で多孔パッド7上で希望する量の液体を必要量出
すのに充分な大きさである。
【0057】 多孔パッド7の位置を、ユーザーが、図7で示されている方法で調整すること
ができる。該多孔パッド7には、ハウジング2の中の2本の対応するスプリング
・フィンガー12により係合させられている2本の長尺されたガイド・スロット
11が設けられている。該ガイド・スロット11は、ハウジング2の中における
多孔パッド7の配置可能範囲の両極位置を画する役割を果たす。
【0058】 貯蔵タンク瓶6から必要量出される液体で、空気を交換できるようにするため
に、典型的に1.3mm(50/1000インチ)の直径の一連の通気孔13が
、多孔パッド7に形成されており、また、多孔パッド7が、ガイド・スロット1
1により画された範囲内のどの位置にあろうとも、常に少なくとも1個の通気孔
13が、導管8を経由して、多孔パッド7の下からの空気を貯蔵タンク瓶6の口
に連結されるように配設されている。
【0059】 ハウジング2には、また、上の多孔パッド7から洗浄水を排出するための、前
面側の底に、櫛状の一連の開口部14が形成されている。
【0060】 ハウジング2には、更に、一旦貯蔵タンク瓶が挿入されたら、該貯蔵タンク瓶
6をハウジング2の中の作動位置に保持するために、貯蔵タンク瓶6の頂上部の
対応する水平溝(図示されていない)に係合するための複数の水平のリブ突起1
5が設けられている。
【0061】 調整可能な多孔パッド7の機能は、ここで図8と9を参照して説明される。図
8は、開放式縁付洗面と共に使用されたときのディスペンサー1の形状を示して
いる。 多孔パッド7が、完全に挿入されたときに、ディスペンサー1を該洗面
の縁16に吊り下げることで、太い矢印で示されている洗浄水の流れが、多孔パ
ッド7を通過することが分かる。しかし、図9の中で示されているとおりの箱型
縁形状の洗面ボールで使用するとき、より長い多孔パッドが設けられている。し
かし、たとえより長い多孔パッド7が、完全に挿入されたままであったとしても
、箱型縁17から放出される洗浄水の流れが、多孔パッド7と接触せず、装置が
、従って充分にその機能を発揮しないことが分かる。この様な箱型縁の形状に対
して、より長いパッドが設けられており、該パッドは、図9で示されているよう
に、導管8の流出口部分10が、多孔パッド7の内側部分により閉じられたまま
で、完全に伸ばされた位置に引っ張られて、該パッドの部分を、太い矢印で示さ
れている洗浄水の流れに曝す。前記で説明されているとおり、該動作は、ハウジ
ング2の中のスプリング・フィンガー12と接する多孔パッド7の中のガイド・
スロット11により確保される。
【0062】 各国の種々の洗面ボールの形状の例を示している図10で示されているとおり
、多孔パッドを選択して該パッドの位置を調整することができるユーティリティ
を示しているが、各タイプの中の外形寸法に大きな開きがあるので、多孔パッド
を調整できることは、開放式洗面ボールの縁あるいは箱型縁のボールと共に使用
するときに、特にその利点を発揮する。より具体的には、図は、液体ディスペン
サーのハウジングの位置と洗浄水の流れとの間の距離を示している。直交斜線の
領域は、従来の技術の液体ディスペンサーに適している限定された距離範囲(1
6mmまで(0.625インチ))を示しており、単独斜線の領域は、本発明の
好ましい実施形態に従った単一サイズの多孔パッドに対する距離範囲(22mm
まで(0.875インチ))を示している。最も大きなサイズのパッドで、ユー
ティリティの距離を、無限に伸ばすことができるが、実際には、必要な最大距離
は、約48mm(1.9インチ)である。棒グラフは、下記の国で調べた距離の
範囲を示している。即ち、(a)オーストラリア(b)英国、(c)マレーシア
、(d)南アフリカ、(e)フランス、(f)イタリア、(g)スペイン、(h
)日本、(i)タイ、(j)ブラジル、アルゼンチンとメキシコ、(k)韓国、
(l)フィリピン、(m)および(n)アメリカ合衆国である。棒グラフと交差
する垂線は、開放形縁構造の洗面(線の左)と箱型縁の洗面(線の右)との間の
おおよその分岐線である。
【0063】 図11の中に示されている代案としての配設の中で、ハウジング2には、多孔
パッド7の中の通気孔13と整合している所にある通気チャンネル19が組み込
まれている溢れ液受けトレー18が設けられている。該トレーは、貯蔵タンク瓶
6の通気を維持しながら、余分の液体を収集する機能を発揮する。
【0064】 芯装置の第1の代案としての構造は、図12(a)に斜視図としてまた図12
(b)に断面図として示されている。該実施形態の中で、芯装置は、プレート2
0の位置を調整して、異なる外形寸法の洗面ボールを受け入れるように調整でき
るようにしている、長尺ガイド・スロット11を有する図7で示されているそれ
と同じ全体的な形状のプレート20の形状を有している。しかし、該プレート2
0は、多孔ではなく、該プレートの中の複数の隆起した貫通孔21を除けばソリ
ッドである。これらの孔は、洗浄水で薄められたとき、液体をこれらの孔を経由
して白地の矢印の方向に通過させ、また貯蔵タンク瓶6を黒地の矢印の方向に通
気させることができるような役割を果たす。これらの孔は、薄められていない液
体の通過を妨げるように十分に小さい。
【0065】 第2の代案としての芯装置の構造は、図13(a)の斜視図と図13(b)の
断面図にて示されている。図12(a)と(b)を参照して前記で説明されてい
る第1の代案と同様に、芯装置は、図7の中で示されている、プレート22の位
置を調整して異なる外形寸法の洗面を受け入れることできるような長尺ガイド・
スロット11を有する図7で示されているそれと同じ全体的な形状を有するプレ
ート22の形状である。該実施形態の中で、プレート22は、また非多孔性であ
り該プレートの中に形成されている、一般的に並行であるが広がっている形状の
複数の長尺スロット23を除けばソリッドである。該スロット23は、洗浄水で
薄められたとき液体を白地の矢印方向へ通すことができるようになっており、黒
地の矢印により示されているとおり貯蔵タンク瓶6を通気させることができるよ
うになっている。該スロット23の大きさは、薄められていない液体の通過を防
ぐことができるように十分小さくなっている。
【0066】 芯装置の第3と第4の代案としての構造は、図14(a)と(b)の斜視図に
それぞれ示されている。前記の図13(a)と(b)を参照して説明されている
、第2の代案としての構造と同様に、芯装置は、プレート24と24’の位置を
調整して、異なる洗面を受け入れることができるような、中に複数の長尺スロッ
ト25と25’を有する、長尺ガイド・スロット11が付いた図7の中で示され
ているものと同じ全体的形状を有する非多孔プレート24と24’の形状である
。図14(a)の中に示されている配設において、スロット25は、並行に配設
されており、広がっていない。更に、凹部26が、逆立ちした貯蔵タンク瓶6の
頂部を受け入れるためにプレート24に形成されている。図14(b)に示され
ている配設において、スロット25’は、タンクから液体を広がった通路を経由
して送ることができるように広がって配設されている。該配設において、T形凹
部26’が、プレートの中に形成されているが、該凹部には毛管チャンネルは無
い。該凹部26’は、図14(b)に見ることができるように、“T”の脚が、
“T”のバーよりややより浅くなるように形成されている。該脚は通気の役割を
果たす。
【0067】 第5の代案としての芯装置の構造は、図15(a)で斜視図で、また図15(
b)で断面図で示されている。図13(a)と(b)とまた図14(a)と(b
)を参照して前記で説明されている第2と、第3と、また第4の代案としての構
造のように、芯装置は、図7で示されているものと同じ全体的な形状を有し、ま
た該装置の中に形成されている複数の長尺スロット28を有する非多孔プレート
27の形態である。該実施形態の中で、該スロット28は、一般的に並行する方
向に配設されているが、貯蔵タンク瓶6の口の領域でテーパ形状で形成されてい
る。該プレート27は、貯蔵タンク瓶6の口と接合して、使用中に通気チャンネ
ルを提供するような通気柱29を含む。該通気柱29には、貯蔵タンク瓶6とプ
レート27の間の液体のための導管を画する複数の放射状のフィン30が設けら
れている。図12(b)と13(b)のとおり、液体の流れと通気は、白地の矢
印と黒地の矢印でそれぞれ示されている。該実施形態で、それぞれ異なる外形寸
法の洗面の縁に対応するために分離プレート27を設けることが必要であること
は明かである。
【0068】 好ましい実施形態で、また前記で説明された代案としての実施形態で、通気は
、芯装置により達成される。しかし、本発明は、液体を出す貯蔵タンク瓶の口に
加え、貯蔵タンク瓶自身に通気開口部を設けることでより直接な方法の通気が達
成される配設に拡張される。
【0069】 図16(a)の斜視図と、図16(b)の断面図に示されているとおり、第1
の代案としての通気配設では、貯蔵タンク瓶31の頂上面に、あひるのくちばし
形の逆止弁32が設けられている。該弁により、瓶の内と外の空気の圧力の差が
予め設定されたレベルに達したときに、空気を貯蔵タンク瓶31の中に通すこと
ができる。
【0070】 図17(a)の斜視図と、図17(b)と(c)の断面図で示されているとお
り、第2の代案としての通気配設では、貯蔵タンク瓶33の頂上面には、貯蔵タ
ンク瓶33の中の開口部35を密封する栓34が設けられており、ハウジング3
6には、ユーザーが、図17(b)に示されている白地の矢印の方向に貯蔵タン
ク瓶33をハウジング36に挿入するときに、図17(c)の黒地の矢印の方向
にピン37が栓34の上を押し、該ピンを図17(c)に示されているように貯
蔵タンク瓶33の中に放つ、ように位置している、対応ピン37が設けられてい
る。該ピン37のサイズは、開口部35に合わせて、該ピン37と該開口部35
の間に通気チャンネルを設けるような関係になっている。
【0071】 図18(a)の斜視図と図18(b)と(c)の断面図で示されているとおり
、第3の代案としての通気配設では、貯蔵タンク瓶38の頂上面には、破ること
ができるシール39が、貯蔵タンク瓶38の中の開口部40を覆って設けられて
おり、またハウジング41には、ユーザーが、図18(b)の中の白地の矢印で
示されている方向に貯蔵タンク瓶38をハウジング41に挿入したときに、チュ
ーブ部材42が、図18(c)の黒地の矢印の方向にシール39の上を押し、図
18(c)に示されているとおり該部材を貯蔵タンク瓶38の中に放ち、該開口
部40を密封するように位置しまた寸法になっている、対応チューブ部材42が
設けられている。通気チャンネルが、従って、チューブ部材42の孔に沿って設
けられる。該チューブ部材42の終端は、開口部40の中の位置決めを容易にす
るために面取りされている。
【0072】 図19(a)の斜視図と図19(b)の断面図で示されているとおり、第4の
代案としての通気配設では、貯蔵タンク瓶43の頂上には、貯蔵タンク瓶43の
口45と異なるが似ている通気開口部44が設けられている。通気開口部44と
貯蔵タンク瓶42の口45の双方は、使用に先立って破ることができるシール(
図示されていない)により密封されている。ハウジング46には、ユーザーが、
図19(a)の中の白地の矢印の方向に貯蔵タンク瓶43をハウジング46に挿
入したときに、図19(b)に示されているとおり、柱47がシールを破り、通
気開口部44の中に挿入され、開口部40を密封するように位置し寸法になって
いる、柱47が設けられている。通気チャンネルが、従って、該柱47の孔に沿
って設けられる。
【0073】 図20(a)と(b)の斜視図で示されているとおり、第5の代案としての通
気配設の中では、図20(b)で示されているとおり、貯蔵タンク瓶48をハウ
ジング51に挿入するのに先立って、図20(a)の白地の矢印で示されている
とおりの手作業でユーザーにより貯蔵タンク瓶48から破り取られる取り外し可
能なタブ50により覆われている通気孔49が、貯蔵タンク瓶48の頂上に、設
けられている。図20(c)の断面図で示されているとおりの変形としての実施
形態では、ハウジング51には、ユーザーが、貯蔵タンク瓶48をハウジング5
1に挿入すると、タブ50を自動的に取り外すことができるような位置にある傾
斜している突起52、が設けられている。
【0074】 本発明は、前記の好ましい実施形態に関連して説明されたが、当業者にとって
、種々の変形と改造ができることは明かであり、本発明の範囲は、別添の請求項
によってのみ定義されるものとする。
【0075】 例えば、好ましい実施形態における芯装置が、多孔パッドあるいは円形あるい
は長尺状の貫通している開口部を有するプレートからなるものであると説明され
たが、該芯装置を、代案として、長尺たチャンネルを中に有するプレートからな
るものとすることができ、また液体を、チャンネルからの液体を押し出す洗浄水
により該諸チャンネルから出すことができる。
【0076】 更に、好ましい実施形態は、洗面の縁から液体を出す配設に関しているが、本
発明を、大気に防虫剤あるいは空気清浄剤を放つための配設に応用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好ましい実施形態に従った液体ディスペンサーの斜視図である。
【図2】 図1の断面図である。
【図3】 異なる形態の貯蔵タンク瓶無しの図2の詳しい断面図である。
【図4】 図1から3の中に示されている、貯蔵タンク瓶を除いた実施形態を示す平面図
である。
【図4(a)】 流出口部分の3個の異なる構造の下から見た平面図である。
【図4(b)】 流出口部分の3個の異なる構造の下から見た平面図である。
【図4(c)】 流出口部分の3個の異なる構造の下から見た平面図である。
【図5】 図1から4の液体ディスペンサーの前面図である。
【図6】 図1から5の液体ディスペンサーの後面図である。
【図7】 多孔パッドを好ましい実施形態の液体ディスペンサーのハウジングに挿入する
方法を示した概略図である。
【図8】 好ましい実施形態のディスペンサーと装置を吊り下げることができる洗面ボー
ル縁の相対的位置を示す概略図である。
【図9】 もう一つの形態の好ましい実施形態のディスペンサと装置が吊り下げられる異
なる洗面縁との相対的位置を示す概略図である。
【図10】 洗面洗浄水用配設の異なるタイプを示すチャートである。
【図11】 好ましい実施形態で使用する溢れ液受けトレーと通気チャンネルの代案として
の配設を示す図である。
【図12(a)】 図1から10の中に示されている液体ディスペンサーの芯装置のための第1の
代案としての構造を示す図である。
【図12(b)】 図12(a)に示されている芯装置の断面図である。
【図13(a)】 図1から10に示されている液体ディスペンサーの芯装置のための第2の代案
の構造を示す図である。
【図13(b)】 図13(a)に示されている芯装置の断面図である。
【図14(a)および(b)】 図1から10の中に示されている液体ディスペンサーの芯装置のためのそれぞ
れ第3と第4の代案としての構造を示す図である。
【図15(a)】 図1から10の中に示されている液体ディスペンサーの貯蔵タンク瓶と組み合
わされた芯装置のための第5の代案としての構造を示す斜視図である。
【図15(b)】 15(a)に示されている芯装置と貯蔵タンク瓶のの断面図である。
【図16(a)】 図1から10に示されている液体ディスペンサーのための第1の代案としての
通気配設の斜視図である。
【図16(b)】 16(a)に示されている通気配設の断面図である。
【図17(a)】 図1から10の中に示されている液体ディスペンサーのための第2の代案とし
ての通気配設の斜視図である。
【図17(b)】 図16(b)に示されている通気配設の断面図である。
【図17(c)】 通気栓の開放を示している図17(b)の断面の部分を示す図である。
【図18(a)】 図1から10に示されている液体ディスペンサーのための第3の代案としての
通気配設の斜視図である。
【図18(b)】 図18(a)に示されている通気配設の断面図である。
【図18(c)】 通気シールを破ることを示している図18(b)の断面の部分を示す図である
【図19(a)】 図1から10に示されている液体ディスペンサーのための第4の代案としての
通気配設の貯蔵タンク瓶の頂上と、またハウジングの斜視図である。
【図19(b)】 図19(a)の中に示されている、ハウジングに貯蔵タンク瓶を挿入した後の
通気配設の断面図である。
【図20(a)】 図1から10に示されている液体ディスペンサーのための第5の代案としての
通気配設の斜視図である。
【図20(b)】 カバー・プレートが取り去られて通気孔がさらされたことを示す図20(a)
に示されている貯蔵タンク瓶の部分の斜視図である。
【図20(c)】 図20(a)と20(b)に示されているものと同様であるが、カバー・プレ
ートが、ハウジングの中に貯蔵タンク瓶が挿入されると、液体ディスペンサーの
ハウジングの上の突起により自動的に取り去られる、第6の代案としての通気配
設の断面図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年8月30日(2000.8.30)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 液体ディスペンス
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、液体ディスペンサー、より具体的には、クリーニングあるいはリフ
レッシュ液のような液体を洗面ボールの縁から必要量だけ出すための配設に関す
る。該ディスペンサーは、典型的に、多孔パッドのような芯(wicking)装置に
液体を供給する、瓶を逆さにした形態の貯蔵タンクからなる。
【0002】
【従来の技術】 該タイプの公知の装置は、欧州特許出願公告EP−A−0785315の中で
説明されている。該出願は、瓶の中の液面が下がると、液体が出る流量が時間と
共に下がり、ディスペンサーの性能が落ちると言う該装置の問題を確認している
【0003】 上記の参考文献により示唆されている該問題の解決のために、瓶の口とウィッ
キング装置の間に構造物を設けて、液体を瓶から芯装置(ウィッキング装置)ま
でのフローと、またディスペンサーの外部から瓶への空気のリターンフローを可
能にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 しかし、提案されている構造物は、複雑であり、従って製造コストが高くなる
。更に、該参考文献の中に記載されている該タイプのディスペンサーは、洗面ボ
ールの縁と洗浄水の流れに対して予め設定された相対位置を有する洗面システム
と共にしか機能を発揮させることができない。
【0005】 従来の技術の該タイプの液体ディスペンサーのもう一つの問題は、消費者が、
逆立ちさせた瓶をディスペンサー装置に差し込むことで、瓶を開けようとすると
き、瓶の中の液体が、工場で瓶の口を封印する動作が液体をある程度加圧してし
まうことにより、大気圧よりやや高くなった結果、液体の一部が、吹き出ること
である。
【0006】 従って、従来のディスペンサーの上記の欠点の一つあるいはそれ以上の欠点を
、解決するか、あるいは少なくとも軽減する、液体ディスペンサーと、また瓶を
充填する方法を提供することが望ましい。
【0007】
【課題を解決するための手段】 本発明の第1の態様に従って、請求項1で定義される液体ディスペンス装置が
提供される。
【0008】 本発明の第2の態様に従って、請求項14で定義されるハウジングが提供され
る。
【0009】 本発明の第3の態様に従って、請求項15で定義される液体ディスペンスユニ
ットが提供される。
【0010】 芯装置は、該装置が調整可能であるとき、調整可能な芯装置の全ての可能な機
能を発揮させることができるように、少なくとも一個の機能する通気孔があるよ
うな位置に配置され、少なくとも一個の通気開口部が設けられていることが好ま
しい。
【0011】 溢れ液受けトレーが、使用中に有利になるように、少なくとも1個の機能する
通気開口部と連結するように配設されている通気チャンネルが形成されている芯
装置の下に設けられている。
【0012】 本発明の第4の態様に従って、請求項19で定義される液体ディスペンスユニ
ットが提供される。
【0013】 本発明の第5の態様に従って、請求項20で定義される液体ディスペンスユニ
ットが提供される。
【0014】 その、或いは、各々の開口部を、ほぼ円形の孔あるいは伸びたスリットの形態
とすることができる。
【0015】 ディスペンサーは、芯装置の位置を異なる位置の間で調整して、異なる形態、
異なる洗浄システムを有する洗面ボールと共に機能させることができるような構
造になっていることが好ましい。
【0016】 ディスペンサーは、更に、液体を貯蔵タンクから芯装置に送るための導管を備
えることが好ましい。該導管は、貯蔵タンクを構成している瓶の円形の口と係合
させるためのほぼ円形の断面の筒状流入口部分を備えることができ、また傾斜す
るよう終端しほぼ楕円の開口部を画していることが好ましい。該導管を、例えば
D形、円形あるいはほぼ矩形の断面の、ほぼ流入口の面積より小さい断面面積を
有する、ほぼ筒状流出部分からなるものとすることができ、また該導管の流入口
部分を、流出口部分から横方向に変位させることができる。この配設は、調整可
能な芯装置が設けられているとき、形状的に有利である。流出口部分が、D形の
断面を有しているとき、“D”のバーを、垂直に見たときの該導管のほぼ円形の
流出口部分の直径と一致するように配設させることができる。該導管の流出口の
部分は、芯装置を押し支え、該流出口と該芯装置との間で、流体にほぼタイトな
シールを形成している。
【0017】 流出口部分は、筒状で矩形の断面とすることができる、少なくとも部分的に隔
壁で囲まれていることが好ましい。この構造は、洗浄水の流入を防ぐのに役立つ
【0018】 芯装置は、液体を貯蔵タンクから受け入れるための第1部分と、使用中に洗浄
水の流れの中に位置するように配設されている第2部分とを備えることが好まし
い。この場合、該第2部分は、使用中に第1部分と洗面ボールの縁との間に位置
するように配設されることが好ましい。
【0019】 ディスペンサーの構造が、芯装置の位置を、該第1部分を導管の流出口に対し
て滑らして調整できるようになっていることが好ましい。
【0020】 芯装置は、ほぼ積層であり、貯蔵タンクを構成している瓶のネックを受け入れ
るためのくぼみが形成されていることが好ましい。芯装置に、1個あるいはそれ
以上の長尺開口部を形成させることができ、該ハウジングが、該長尺開口部と係
合して芯装置を最も作動させることができる位置に画するようにするための対応
する1個あるいはそれ以上の突起、を備えることができる。この場合、芯装置が
ハウジングに挿入されたとき、その、或いは、各々の突起は、対応する芯装置の
中の開口部に係合するように配設されているスプリング・フィンガーからなるも
のとすることができる。
【0021】 芯装置は、使用中の該貯蔵タンクの口への挿入するための突起を備えてもよく
、該突起は、通気チャンネルが形成されている。
【0022】 芯装置が、多孔性パッドを備えることが好ましいが、代案として、チャンネル
あるいは円形孔が中に形成されているプレートからなるものとすることができる
。該チャンネルを、該プレートにおける長尺開口部あるいは長尺チャンネルとし
てとして形成させることができ、また広がった形態にして、液体を貯蔵タンクか
ら広がっている通路を経由して送るように配設させることもできる。
【0023】 本発明は、ディスペンサーとディスペンサーを洗面ボールの縁から吊り下げる
ための手段との組合せまで拡張される。
【0024】 本発明は、ほぼ円形の断面の流入口部分を有する導管が設けられているのよう
なディスペンサーと、貯蔵タンクを構成している瓶との組合せまで拡張され、該
瓶は、液体を該瓶から出すための開口部を備え、該開口部は、導管の流入口部分
の直径より大きな直径の円形の断面を有し、開口部と導管の流入口部分は、シリ
ンダが、貯蔵タンクの口の中に挿入されたときに、略液体タイトなシールを形成
するような寸法になっていることが好ましい。
【0025】 瓶の口は、使用前は、シールを導管の円形流入口部分に対して圧することで使
用中に破れるように配設されている脆弱なシールで覆われている。この配設は、
特にユーザーにとって便利である。導管の筒状流入口部分は、脆弱なシールを破
るための手段と、該脆弱なシールを、瓶の口を塞がない位置に保持する保持手段
とを備えることが好ましい。
【0026】 シールは、ほぼ頑丈で、開かれた位置と閉じられた位置との間で、該シールの
一方の側を中心としてピボット運動するように配設されれいることが好ましく、
シールが該開かれた位置と閉じられた位置の間で運動する角度は、ほぼ90度で
ある。開くための手段を、一般的には閉鎖部材の一方の側と反対側を圧迫するよ
うに配設されている突起からなるものとすることができる。保持手段を、閉鎖部
材が開かれた位置にあるときに、部材の面を押し支えるように配設されている更
なる突起からなるものとすることができる。
【0027】 シールは、ほぼ円形であることが好ましく、また開口手段と保持手段を、直径
方向でシールに対して反対の位置に配設することができる。該開口手段と保持手
段を、貯蔵タンクの口に差し込まれてシールが開かれた位置に移動するように配
設されている、ほぼ円形の傾斜して切断されたシリンダーの上に配設させること
ができる。該開口手段を、傾斜して切断されたシリンダの端部からなるものとす
ることができる。該保持手段を、スタッドのようなシリンダからの突起からなる
ものとすることができる。
【0028】 本発明は、ディスペンサーと瓶とディスペンサー瓶とを洗面ボールの縁から吊
り下げるための手段との組合せに拡張される。
【0029】 本発明の第6の態様に従って、請求項64で定義される液体ディスペンスユニ
ットが提供される。
【0030】 本発明の第7の態様に従って、請求項65で定義される液体ディスペンスユニ
ットが提供される。
【0031】 通気手段は、あひるのくちばし状のバルブのような逆止弁からなる。
【0032】 代案として、通気手段を取り外し可能な栓からなるものとすることができ、ま
た貯蔵タンク瓶が、ユーザーによりディスペンサーに対して作動する位置に置か
れ、該貯蔵タンク瓶の中に通気開口部を形成された場合、該栓を取り外すような
所にある協動する突起を、ディスペンサーが備えることができる。
【0033】 更なる配設の中で、通気手段を取り外すことができるシールからなるものとす
ることができ、また貯蔵タンク瓶がユーザーによってディスペンサーに対して作
動する位置に置かれた場合、シールを取り外してから貯蔵タンク瓶の中に突出す
ることができる所にある協動する中空突起を、ディスペンサーが備えることがで
き、該中空の突起は、通気チャネルを構成している。
【0034】 更なる配設の中で、通気手段は、ユーザーにより使用前に取り外すことができ
るか、あるいは、貯蔵タンク瓶がユーザーによりディスペンサーに対して作動位
置に置かれたときに、カバー部分を取り外すようにディスペンサーユニットの上
に配設されている突起により自動的に取り外される、カバー部分により密封され
た貯蔵タンク瓶の中の空気通気からなるものとすることができる。
【0035】 本発明は、ディスペンサーの中の貯蔵タンクとして使用されるディスペンサー
瓶を充填して密封する方法に拡張され、該方法は、貯蔵タンク瓶を密封する前に
、液体を加熱して、液体が室温に降下したときに、瓶の中に部分的な真空を生成
させる、加熱すること、を含む。代案として、あるいは該方法の追加として、瓶
に液体を充填した後、瓶を圧し、圧して瓶を密封して、瓶の中に部分的な真空を
生成させてもよい。
【0036】 本発明は、更に、口と閉鎖部材を有する液体貯蔵タンクを備え、該部材が、閉
鎖位置のとき該口を密封し、開位置に移動可能で、該貯蔵タンクから液体を出す
ことができるように配設され、更に、閉鎖部材を開位置に移動させるようにする
ための開放手段と、該閉鎖部材を開位置に保持手段とを備える、ディスペンサー
に拡張される。
【0037】 この配設により、一旦開かれると、例えば、逆立ちの貯蔵タンクの場合に、貯
蔵タンクの中に残っている液体の重量により、閉鎖手段をその閉鎖された位置に
戻ることを防ぎながら、貯蔵タンクから液体を必要量出すことができる。
【0038】 閉鎖部材は、ほぼ頑丈であり、該開位置と閉位置の間で該部材の一方の側を中
心としてピボット運動するように配設されていることが好ましい。閉鎖部材が該
開位置と閉位置の間を移動する角度を、ほぼ90度とすることができる。この構
造で、逆立ちの貯蔵タンクの場合に、貯蔵タンクの中に残っている液体の重量に
よる閉鎖部材の上に掛けられる力が減る。
【0039】 開口手段は、一般的に該側と反対の閉鎖部材の側に押し付けられるように配設
されている突起からなるものであることが好ましく、また保持手段は、更に、閉
鎖部材の開位置のときに、該部材の表面に押し付けられるように配設されている
突起からなるものであることが好ましい。
【0040】 閉鎖部材を、ほぼ円形のものとすることができ、また開口手段と保持手段を、
閉鎖部材に対して直径方向に対向する位置に配設することが好ましい。
【0041】 開口手段と保持手段は、貯蔵タンクの口の中に挿入されることで該閉鎖部材が
開位置に移動するように配設されているほぼ円形の斜めに切断されたシリンダの
上に形成されていることが好ましい。この場合、開口手段は、斜めに切断された
シリンダの端部からなるものであることが好ましく、また保持手段は、スタッド
の形態である該シリンダーからの突起からなる。
【0042】 シリンダーと貯蔵タンクの口の寸法は、シリンダーが貯蔵タンクに挿入された
ときに、略液体耐性シールを形成するようになっていることが好ましい。
【0043】 開口手段と保持手段は、適切に貯蔵タンクのためのハウジングの一部を形成し
ており、該ハウジングは、開口手段と保持手段が貯蔵タンクに口に挿入されたと
きに、ディスペンサーを吊り下げるための手段を備えてもよく、この際、該貯蔵
タンクは、貯蔵タンクの液体を出すことができるように、逆立ちの位置で、口が
最下部となるように口で支えられる。例えば、ディスペンサーを、洗面ボールの
縁から吊り下げるように配設させることができ、液体を、洗浄あるいはリフレッ
シュあるいはその双方の液体とすることができる。
【0044】 本発明は、更に、口と、閉位置で口を密封し、貯蔵タンクから液体を必要量出
すことができる開位置に移動させることができる閉鎖部材とを有する液体貯蔵タ
ンクのためのハウジング、に拡張され、該ハウジングは、該閉鎖部材を開位置に
移動させるための開口手段と、また該閉鎖部材を開位置に保持するための保持手
段とを備える。
【0045】 本発明は、更に、出される液体を貯蔵タンクから出すための位置に送るための
チャンネルが形成されたプレートを含むハウジングそ備えるディスペンサーに拡
張される。
【0046】 本発明の他の態様において、請求項74で定義される液体ディスペンスユニッ
トが提供される。
【0047】 プレートは、一般的に水平平面に保持さえるのが好ましい。
【0048】 好ましい実施形態において、プレートは、前記貯蔵タンク瓶から液体を受ける
第1の部分と、洗浄水の流れの中に位置するように意図される第二の部分とを有
し、プレートの第2の部分はカーブされて終端している。第2の部分は壁で形成
されてよい。
【0049】 キャピラリ(毛管)チャンネルは、略平行に配設されてもよく、プレートに、
チャンネルの方向をわたるように伸びるリセスが形成されてもよい。リセスは、
チャンネルと連通するのが好ましく、リセスの底は平坦であり、キャピラリチャ
ンネルが形成されていないのが好ましい。
【0050】 プレートは、貯蔵タンク瓶の口に挿入のための突起を備えてもよい。突起は、
貯蔵タンク瓶とプレートとの間の液体のための導管を定義する複数の放射フィン
を備えた柱(ポスト)の形態であるのが好ましい。
【0051】
【発明の実施の形態】 本発明の好ましい実施形態は、別添の図を参照してここで説明される。
【0052】 図1から7を参照して、液体ディスペンサー1は、ハウジング2とハウジング
2を洗面ボール(図示されていない)から吊り下げるためのスプリング式吊り下
げフック3からなる。製造を容易にするために、吊り下げフック3は、ハウジン
グ2とは別個の構成部品として形成され、またハウジング2は、製造過程で吊り
下げフック3の下端が中に挿入される、矩形の断面の一体化されたガイド・チャ
ンネル4(図2参照)と共に形成される。該吊り下げフック3の下端は、挿入し
たら、フック3が、スナップはめ込み式にチャンネル4の中に係合されたままに
なるように、隆起面取りされた部分5からなる。
【0053】 一旦ユニットが吊り下げられると、ユーザーは、ハウジング2の中に密封され
た逆立ちの貯蔵タンク(リザーバー)瓶6をハウジング2の中に挿入する。該挿
入動作で、貯蔵タンク瓶6のシールは、以下に説明される方法で破られる。多孔
パッド7の形状の芯装置は、ハウジング2内のスロットに置かれ、該パッドは、
毛管現象により、液体を貯蔵タンク瓶6から洗面ボールの中の洗浄水の流れの位
置に送る。
【0054】 ハウジング2は、液体を貯蔵タンク瓶6から多孔パッド7に送るための導管8
を含む。該導管8は、ぴったりと貯蔵タンク瓶6の円形口にはまるようなサイズ
になっている円形断面の流入口部分9からなる。該流入口部分9は、楕円の口を
形成するために、図2と3の中で明確に示されているとおり、斜めに終端してい
る。貯蔵タンク瓶6は、プラスチックあるいはフォイルキャップ6’により密封
されている。逆立ちした貯蔵タンク瓶6をハウジング2に挿入することで、導管
8の流入口部分9の形により、キャップ6’を破って、液体を貯蔵タンク瓶6か
ら導管8の中に重力で落とすことができる。
【0055】 流入口部分9には、キャップ6’を開口部で保持する役割を果たすスタッド9
’の形態で突起が設けられている。このようなスタッドが無い場合、貯蔵タンク
瓶6の中に残っている液体の重量によってキャップ6’を元の位置に戻させるこ
とができるので、それ以上液体を出すことを妨げることは明かである。図2と、
3と、また4の中で明らかなように、スタッド9’は、流入口部分9の軸と並行
に、また最も短い箇所で流入口部分9に隣接して伸びている。該スタッド9’は
、流入口部分9と一体化されて形成されている。従って、流入口部分9の最先端
は、貯蔵タンク瓶6のキャップ6’の片方の側を押し、該それを破って対向する
側の軸を中心として回転運動させる。流入口部分9を完全に貯蔵タンク瓶6に挿
入すると、スタッド9’は、キャップ6’の外側面を支え、該キャップが、閉位
置に戻ることを防ぐ。該スタッド9’は、例えば成型により製造を容易にするた
めの、筒状流入口部分9の全長に沿って伸びている。
【0056】 導管8は、更に、多孔パッド7を圧迫するシリンダーの形態の流出口部分10
からなる。流出口部分10の断面面積は、流入口部分9の直径より小さいので、
洗浄水が貯蔵タンク瓶6に入るのを防ぐかあるいは少なくともその量を最小限度
にするのに役立つ。
【0057】 図4(a)から4(c)までから明かなように、流出口部分10のシリンダー
の断面をD形、円形あるいは矩形とすることができ、また該流出口部分10は、
部分的あるいは全体的に、更に洗浄水の侵入を防ぐ役割を果たす矩形の断面の筒
状の隔壁10’で覆われている。
【0058】 図4(a)と4(b)で示されている配設の中で、隔壁10’の矩形の断面の
2つの長辺の1辺は、垂直から見た場合に、流入口部分8の円形の断面の直径と
一致している。該配設で、導管8の流出口部分10を多孔パッド7に充分に近づ
けながら、多孔パッド7の位置を、幅広い各種の洗面ボールに対して、一部分が
常に洗浄水の流れの中にあるように調節できる。
【0059】 図4(c)に示されている配設の中で、流出口部分10の矩形の断面の中心は
、垂直から見たとき、流入口部分9の円形断面の中心と一致している。該配設は
、特に図13(a)と13(b)あるいは図14を参照して下記に説明されてい
る、あるいは長尺チャンネルを有するプレートの形態の芯装置の実施形態と連結
された使用に適している。
【0060】 図4(a)と4(b)に示されている配設の中で、導管8の流入口部分と流出
口部分の9と10は、小さな円形開口部10”に設けられている膜により分離さ
れている。
【0061】 図4(a)と4(c)に示されている配設の中で、流出口部分10’のD形の
断面と矩形断面は、洗浄水の間で多孔パッド7上で希望する量の液体を必要量出
すのに充分な大きさである。
【0062】 多孔パッド7の位置を、ユーザーが、図7で示されている方法で調整すること
ができる。該多孔パッド7には、ハウジング2の中の2本の対応するスプリング
・フィンガー12により係合させられている2本の長尺されたガイド・スロット
11が設けられている。該ガイド・スロット11は、ハウジング2の中における
多孔パッド7の配置可能範囲の両極位置を画する役割を果たす。
【0063】 貯蔵タンク瓶6から必要量出される液体で、空気を交換できるようにするため
に、典型的に1.3mm(50/1000インチ)の直径の一連の通気孔13が
、多孔パッド7に形成されており、また、多孔パッド7が、ガイド・スロット1
1により画された範囲内のどの位置にあろうとも、常に少なくとも1個の通気孔
13が、導管8を経由して、多孔パッド7の下からの空気を貯蔵タンク瓶6の口
に連結されるように配設されている。
【0064】 ハウジング2には、また、上の多孔パッド7から洗浄水を排出するための、前
面側の底に、櫛状の一連の開口部14が形成されている。
【0065】 ハウジング2には、更に、一旦貯蔵タンク瓶が挿入されたら、該貯蔵タンク瓶
6をハウジング2の中の作動位置に保持するために、貯蔵タンク瓶6の頂上部の
対応する水平溝(図示されていない)に係合するための複数の水平のリブ突起1
5が設けられている。
【0066】 調整可能な多孔パッド7の機能は、ここで図8と9を参照して説明される。図
8は、開放式縁付洗面と共に使用されたときのディスペンサー1の形状を示して
いる。 多孔パッド7が、完全に挿入されたときに、ディスペンサー1を該洗面
の縁16に吊り下げることで、太い矢印で示されている洗浄水の流れが、多孔パ
ッド7を通過することが分かる。しかし、図9の中で示されているとおりの箱型
縁形状の洗面ボールで使用するとき、より長い多孔パッドが設けられている。し
かし、たとえより長い多孔パッド7が、完全に挿入されたままであったとしても
、箱型縁17から放出される洗浄水の流れが、多孔パッド7と接触せず、装置が
、従って充分にその機能を発揮しないことが分かる。この様な箱型縁の形状に対
して、より長いパッドが設けられており、該パッドは、図9で示されているよう
に、導管8の流出口部分10が、多孔パッド7の内側部分により閉じられたまま
で、完全に伸ばされた位置に引っ張られて、該パッドの部分を、太い矢印で示さ
れている洗浄水の流れに曝す。前記で説明されているとおり、該動作は、ハウジ
ング2の中のスプリング・フィンガー12と接する多孔パッド7の中のガイド・
スロット11により確保される。
【0067】 各国の種々の洗面ボールの形状の例を示している図10で示されているとおり
、多孔パッドを選択して該パッドの位置を調整することができるユーティリティ
を示しているが、各タイプの中の外形寸法に大きな開きがあるので、多孔パッド
を調整できることは、開放式洗面ボールの縁あるいは箱型縁のボールと共に使用
するときに、特にその利点を発揮する。より具体的には、図は、液体ディスペン
サーのハウジングの位置と洗浄水の流れとの間の距離を示している。直交斜線の
領域は、従来の技術の液体ディスペンサーに適している限定された距離範囲(1
6mmまで(0.625インチ))を示しており、単独斜線の領域は、本発明の
好ましい実施形態に従った単一サイズの多孔パッドに対する距離範囲(22mm
まで(0.875インチ))を示している。最も大きなサイズのパッドで、ユー
ティリティの距離を、無限に伸ばすことができるが、実際には、必要な最大距離
は、約48mm(1.9インチ)である。棒グラフは、下記の国で調べた距離の
範囲を示している。即ち、(a)オーストラリア(b)英国、(c)マレーシア
、(d)南アフリカ、(e)フランス、(f)イタリア、(g)スペイン、(h
)日本、(i)タイ、(j)ブラジル、アルゼンチンとメキシコ、(k)韓国、
(l)フィリピン、(m)および(n)アメリカ合衆国である。棒グラフと交差
する垂線は、開放形縁構造の洗面(線の左)と箱型縁の洗面(線の右)との間の
おおよその分岐線である。
【0068】 図11の中に示されている代案としての配設の中で、ハウジング2には、多孔
パッド7の中の通気孔13と整合している所にある通気チャンネル19が組み込
まれている溢れ液受けトレー18が設けられている。該トレーは、貯蔵タンク瓶
6の通気を維持しながら、余分の液体を収集する機能を発揮する。
【0069】 芯装置の第1の代案としての構造は、図12(a)に斜視図としてまた図12
(b)に断面図として示されている。該実施形態の中で、芯装置は、プレート2
0の位置を調整して、異なる外形寸法の洗面ボールを受け入れるように調整でき
るようにしている、長尺ガイド・スロット11を有する図7で示されているそれ
と同じ全体的な形状のプレート20の形状を有している。しかし、該プレート2
0は、多孔ではなく、該プレートの中の複数の隆起した貫通孔21を除けばソリ
ッドである。これらの孔は、洗浄水で薄められたとき、液体をこれらの孔を経由
して白地の矢印の方向に通過させ、また貯蔵タンク瓶6を黒地の矢印の方向に通
気させることができるような役割を果たす。これらの孔は、薄められていない液
体の通過を妨げるように十分に小さい。
【0070】 第2の代案としての芯装置の構造は、図13(a)の斜視図と図13(b)の
断面図にて示されている。図12(a)と(b)を参照して前記で説明されてい
る第1の代案と同様に、芯装置は、図7の中で示されている、プレート22の位
置を調整して異なる外形寸法の洗面を受け入れることできるような長尺ガイド・
スロット11を有する図7で示されているそれと同じ全体的な形状を有するプレ
ート22の形状である。該実施形態の中で、プレート22は、また非多孔性であ
り該プレートの中に形成されている、一般的に並行であるが広がっている形状の
複数の長尺スロット23を除けばソリッドである。該スロット23は、洗浄水で
薄められたとき液体を白地の矢印方向へ通すことができるようになっており、黒
地の矢印により示されているとおり貯蔵タンク瓶6を通気させることができるよ
うになっている。該スロット23の大きさは、薄められていない液体の通過を防
ぐことができるように十分小さくなっている。
【0071】 芯装置の第3と第4の代案としての構造は、図14(a)と(b)の斜視図に
それぞれ示されている。前記の図13(a)と(b)を参照して説明されている
、第2の代案としての構造と同様に、芯装置は、プレート24と24’の位置を
調整して、異なる洗面を受け入れることができるような、中に複数の長尺スロッ
ト25と25’を有する、長尺ガイド・スロット11が付いた図7の中で示され
ているものと同じ全体的形状を有する非多孔プレート24と24’の形状である
。図14(a)の中に示されている配設において、スロット25は、並行に配設
されており、広がっていない。更に、凹部26が、逆立ちした貯蔵タンク瓶6の
頂部を受け入れるためにプレート24に形成されている。図14(b)に示され
ている配設において、スロット25’は、タンクから液体を広がった通路を経由
して送ることができるように広がって配設されている。該配設において、T形凹
部26’が、プレートの中に形成されているが、該凹部には毛管チャンネルは無
い。該凹部26’は、図14(b)に見ることができるように、“T”の脚が、
“T”のバーよりややより浅くなるように形成されている。該脚は通気の役割を
果たす。
【0072】 第5の代案としての芯装置の構造は、図15(a)で斜視図で、また図15(
b)で断面図で示されている。図13(a)と(b)とまた図14(a)と(b
)を参照して前記で説明されている第2と、第3と、また第4の代案としての構
造のように、芯装置は、図7で示されているものと同じ全体的な形状を有し、ま
た該装置の中に形成されている複数の長尺スロット28を有する非多孔プレート
27の形態である。該実施形態の中で、該スロット28は、一般的に並行する方
向に配設されているが、貯蔵タンク瓶6の口の領域でテーパ形状で形成されてい
る。該プレート27は、貯蔵タンク瓶6の口と接合して、使用中に通気チャンネ
ルを提供するような通気柱29を含む。該通気柱29には、貯蔵タンク瓶6とプ
レート27の間の液体のための導管を画する複数の放射状のフィン30が設けら
れている。図12(b)と13(b)のとおり、液体の流れと通気は、白地の矢
印と黒地の矢印でそれぞれ示されている。該実施形態で、それぞれ異なる外形寸
法の洗面の縁に対応するために分離プレート27を設けることが必要であること
は明かである。
【0073】 好ましい実施形態で、また前記で説明された代案としての実施形態で、通気は
、芯装置により達成される。しかし、本発明は、液体を出す貯蔵タンク瓶の口に
加え、貯蔵タンク瓶自身に通気開口部を設けることでより直接な方法の通気が達
成される配設に拡張される。
【0074】 図16(a)の斜視図と、図16(b)の断面図に示されているとおり、第1
の代案としての通気配設では、貯蔵タンク瓶31の頂上面に、あひるのくちばし
形の逆止弁32が設けられている。該弁により、瓶の内と外の空気の圧力の差が
予め設定されたレベルに達したときに、空気を貯蔵タンク瓶31の中に通すこと
ができる。
【0075】 図17(a)の斜視図と、図17(b)と(c)の断面図で示されているとお
り、第2の代案としての通気配設では、貯蔵タンク瓶33の頂上面には、貯蔵タ
ンク瓶33の中の開口部35を密封する栓34が設けられており、ハウジング3
6には、ユーザーが、図17(b)に示されている白地の矢印の方向に貯蔵タン
ク瓶33をハウジング36に挿入するときに、図17(c)の黒地の矢印の方向
にピン37が栓34の上を押し、該ピンを図17(c)に示されているように貯
蔵タンク瓶33の中に放つ、ように位置している、対応ピン37が設けられてい
る。該ピン37のサイズは、開口部35に合わせて、該ピン37と該開口部35
の間に通気チャンネルを設けるような関係になっている。
【0076】 図18(a)の斜視図と図18(b)と(c)の断面図で示されているとおり
、第3の代案としての通気配設では、貯蔵タンク瓶38の頂上面には、破ること
ができるシール39が、貯蔵タンク瓶38の中の開口部40を覆って設けられて
おり、またハウジング41には、ユーザーが、図18(b)の中の白地の矢印で
示されている方向に貯蔵タンク瓶38をハウジング41に挿入したときに、チュ
ーブ部材42が、図18(c)の黒地の矢印の方向にシール39の上を押し、図
18(c)に示されているとおり該部材を貯蔵タンク瓶38の中に放ち、該開口
部40を密封するように位置しまた寸法になっている、対応チューブ部材42が
設けられている。通気チャンネルが、従って、チューブ部材42の孔に沿って設
けられる。該チューブ部材42の終端は、開口部40の中の位置決めを容易にす
るために面取りされている。
【0077】 図19(a)の斜視図と図19(b)の断面図で示されているとおり、第4の
代案としての通気配設では、貯蔵タンク瓶43の頂上には、貯蔵タンク瓶43の
口45と異なるが似ている通気開口部44が設けられている。通気開口部44と
貯蔵タンク瓶42の口45の双方は、使用に先立って破ることができるシール(
図示されていない)により密封されている。ハウジング46には、ユーザーが、
図19(a)の中の白地の矢印の方向に貯蔵タンク瓶43をハウジング46に挿
入したときに、図19(b)に示されているとおり、柱47がシールを破り、通
気開口部44の中に挿入され、開口部40を密封するように位置し寸法になって
いる、柱47が設けられている。通気チャンネルが、従って、該柱47の孔に沿
って設けられる。
【0078】 図20(a)と(b)の斜視図で示されているとおり、第5の代案としての通
気配設の中では、図20(b)で示されているとおり、貯蔵タンク瓶48をハウ
ジング51に挿入するのに先立って、図20(a)の白地の矢印で示されている
とおりの手作業でユーザーにより貯蔵タンク瓶48から破り取られる取り外し可
能なタブ50により覆われている通気孔49が、貯蔵タンク瓶48の頂上に、設
けられている。図20(c)の断面図で示されているとおりの変形としての実施
形態では、ハウジング51には、ユーザーが、貯蔵タンク瓶48をハウジング5
1に挿入すると、タブ50を自動的に取り外すことができるような位置にある傾
斜している突起52、が設けられている。
【0079】 本発明は、前記の好ましい実施形態に関連して説明されたが、当業者にとって
、種々の変形と改造ができることは明かであり、本発明の範囲は、別添の請求項
によってのみ定義されるものとする。
【0080】 例えば、好ましい実施形態における芯装置が、多孔パッドあるいは円形あるい
は長尺状の貫通している開口部を有するプレートからなるものであると説明され
たが、該芯装置を、代案として、長尺たチャンネルを中に有するプレートからな
るものとすることができ、また液体を、チャンネルからの液体を押し出す洗浄水
により該諸チャンネルから出すことができる。
【0081】 更に、好ましい実施形態は、洗面の縁から液体を出す配設に関しているが、本
発明を、大気に防虫剤あるいは空気清浄剤を放つための配設に応用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好ましい実施形態に従った液体ディスペンサーの斜視図である。
【図2】 図1の断面図である。
【図3】 異なる形態の貯蔵タンク瓶無しの図2の詳しい断面図である。
【図4】 図1から3の中に示されている、貯蔵タンク瓶を除いた実施形態を示す平面図
である。
【図4(a)】 流出口部分の3個の異なる構造の下から見た平面図である。
【図4(b)】 流出口部分の3個の異なる構造の下から見た平面図である。
【図4(c)】 流出口部分の3個の異なる構造の下から見た平面図である。
【図5】 図1から4の液体ディスペンサーの前面図である。
【図6】 図1から5の液体ディスペンサーの後面図である。
【図7】 多孔パッドを好ましい実施形態の液体ディスペンサーのハウジングに挿入する
方法を示した概略図である。
【図8】 好ましい実施形態のディスペンサーと装置を吊り下げることができる洗面ボー
ル縁の相対的位置を示す概略図である。
【図9】 もう一つの形態の好ましい実施形態のディスペンサと装置が吊り下げられる異
なる洗面縁との相対的位置を示す概略図である。
【図10】 洗面洗浄水用配設の異なるタイプを示すチャートである。
【図11】 好ましい実施形態で使用する溢れ液受けトレーと通気チャンネルの代案として
の配設を示す図である。
【図12(a)】 図1から10の中に示されている液体ディスペンサーの芯装置のための第1の
代案としての構造を示す図である。
【図12(b)】 図12(a)に示されている芯装置の断面図である。
【図13(a)】 図1から10に示されている液体ディスペンサーの芯装置のための第2の代案
の構造を示す図である。
【図13(b)】 図13(a)に示されている芯装置の断面図である。
【図14(a)および(b)】 図1から10の中に示されている液体ディスペンサーの芯装置のためのそれぞ
れ第3と第4の代案としての構造を示す図である。
【図15(a)】 図1から10の中に示されている液体ディスペンサーの貯蔵タンク瓶と組み合
わされた芯装置のための第5の代案としての構造を示す斜視図である。
【図15(b)】 15(a)に示されている芯装置と貯蔵タンク瓶の断面図である。
【図16(a)】 図1から10に示されている液体ディスペンサーのための第1の代案としての
通気配設の斜視図である。
【図16(b)】 16(a)に示されている通気配設の断面図である。
【図17(a)】 図1から10の中に示されている液体ディスペンサーのための第2の代案とし
ての通気配設の斜視図である。
【図17(b)】 図16(b)に示されている通気配設の断面図である。
【図17(c)】 通気栓の開放を示している図17(b)の断面の部分を示す図である。
【図18(a)】 図1から10に示されている液体ディスペンサーのための第3の代案としての
通気配設の斜視図である。
【図18(b)】 図18(a)に示されている通気配設の断面図である。
【図18(c)】 通気シールを破ることを示している図18(b)の断面の部分を示す図である
【図19(a)】 図1から10に示されている液体ディスペンサーのための第4の代案としての
通気配設の貯蔵タンク瓶の頂上と、またハウジングの斜視図である。
【図19(b)】 図19(a)の中に示されている、ハウジングに貯蔵タンク瓶を挿入した後の
通気配設の断面図である。
【図20(a)】 図1から10に示されている液体ディスペンサーのための第5の代案としての
通気配設の斜視図である。
【図20(b)】 カバー・プレートが取り去られて通気孔がさらされたことを示す図20(a)
に示されている貯蔵タンク瓶の部分の斜視図である。
【図20(c)】 図20(a)と20(b)に示されているものと同様であるが、カバー・プレ
ートが、ハウジングの中に貯蔵タンク瓶が挿入されると、液体ディスペンサーの
ハウジングの上の突起により自動的に取り去られる、第6の代案としての通気配
設の断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW (72)発明者 コーバ、 ロバート、 エドワード アメリカ合衆国 85255 アリゾナ州 ス コッツデール ノース ウィンディ ウェ イ ドライブ 2555 (72)発明者 ジョンソン、 マリリン、 マリー アメリカ合衆国 53226 ウィスコンシン 州 ミルウォーキー ウォウワトザ ノー ス エイティーナインス ストリート 2460 (72)発明者 ミノー、 スティーヴン、 ビー. アメリカ合衆国 53185 ウィスコンシン 州 ウォーターフォード センター レー ン 5436 (72)発明者 ディマレスト、 スコット、 ダブリュ ー. アメリカ合衆国 53108 ウィスコンシン 州 カレドニア ウェスト リバー ロー ド 7607 (72)発明者 ブーラー、 ジェームズ、 イー. アメリカ合衆国 53185 ウィスコンシン 州 ウォーターフォード レッド オーク レーン 31308 (72)発明者 ブラウン、 トレヴァー、 オーウェン イギリス国 ティーエー13 5ビーワイ サマーセット サウス ペサートン シル バー ストリート キング アイナズ パ レス Fターム(参考) 2D038 ZA01 【要約の続き】 材、あるいは開口部を覆い、また挿入の前に、ユーザー により或いはハウジングの中の突起により瓶から離され る取り外し可能なタブが設けられている。

Claims (77)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体ディスペンス装置であって、口と、閉位置で該口を密封するように配置さ
    れ、液体を貯蔵タンクから出すことができる開位置に移動可能な閉鎖部材と、を
    有する液体貯蔵タンクを備え、閉鎖部材を開位置に移動させるための開口手段と
    、閉鎖部材を開位置に保持する手段と、を更に備える液体ディスペンス装置。
  2. 【請求項2】 閉鎖部材が、略剛性であり、開位置と閉位置との間で、閉鎖部材の一方の側を
    中心として回転運動するように配設されていることを特徴とする、請求項1に記
    載されている装置。
  3. 【請求項3】 閉鎖部材が、開位置と閉位置との間で移動する角度が、略90度であることを
    特徴とする、請求項2に記載されている装置。
  4. 【請求項4】 開口手段が、閉鎖部材の一方の側と概して反対の側を押すように配設されてい
    る突起、を備えることを特徴とする、請求項2又は3に記載されている装置。
  5. 【請求項5】 保持手段が、閉鎖部材が開位置にあるとき閉鎖部材の面を押すように配設され
    ているさらなる突起を備えることを特徴とする、請求項4に記載されている装置
  6. 【請求項6】 閉鎖部材が、略円形であり、開口手段と保持手段が、閉鎖部材に対して直径方
    向に対向して配設されていることを特徴とする、請求項5に記載されている装置
  7. 【請求項7】 開口手段と保持手段が、貯蔵タンクの中に挿入されて閉鎖部材を開位置に移動
    させるように配された略円形の傾斜切断されているシリンダの上に、形成されて
    いることを特徴とする、請求項6に記載されている装置。
  8. 【請求項8】 開口手段が、傾斜切断されているシリンダーの端部を備えることを特徴とする
    、請求項7に記載されている装置。
  9. 【請求項9】 保持手段が、シリンダからの突起を備えることを特徴とする、請求項7又は8
    に記載されている装置。
  10. 【請求項10】 突起が、スタッドを備えることを特徴とする、請求項9に記載されている装置
  11. 【請求項11】 シリンダと貯蔵タンクの口の寸法が、該シリンダが該貯蔵タンクに挿入された
    ときに、略耐水密封を形成するような寸法であることを特徴とする、請求項7か
    ら10の何れか一項に記載されている装置。
  12. 【請求項12】 開口手段と保持手段が、貯蔵タンクのハウジングの一部を形成していることを
    特徴とする、前記の何れかの請求項に記載されている装置。
  13. 【請求項13】 ハウジングが、開口手段と保持手段が貯蔵タンクの口の中に挿入されたとき該
    貯蔵タンクが口が最下部となる逆立ちした位置で支えられ液体を貯蔵タンクから
    重力で出すことができるように吊り下げるための手段、を備えることを特徴とす
    る、請求項12に記載されている装置。
  14. 【請求項14】 洗面の縁から吊り下げられることを特徴とする、前記の何れかの請求項に記載
    されている装置。
  15. 【請求項15】 貯蔵タンクのためのハウジングであって、該ハウジングは、口と、閉位置で該
    口を密封するように配置され、液体を貯蔵タンクから出すことができる開位置に
    移動可能な閉鎖部材と、を有し、閉鎖部材を開位置に移動させるための開口手段
    と、閉鎖部材を開位置に保持する手段と、を更に備える貯蔵タンクのためのハウ
    ジング。
  16. 【請求項16】 液体ディスペンスユニットであって、出される液体を貯蔵タンクから出す位置
    に送るための芯装置を含むハウジングを備え、該ユニットが、芯装置の位置を、
    異なる位置の間で調整して、異なる環境で機能させることができるような構造に
    なっていることを特徴とするディスペンスユニット。
  17. 【請求項17】 液体を洗面の縁から出すためのディスペンスユニットであって、出される液体
    を貯蔵タンクから洗浄水の流れの中の位置に送るための芯装置を含むハウジング
    を備え、ユニットが、芯装置の位置を、異なる位置の間で調整して、異なる形状
    の異なる洗浄システムで機能させることができるような構造になっていることを
    特徴とするディスペンスユニット。
  18. 【請求項18】 芯装置に、少なくとも1個の通気開口部が設けられていることを特徴とする、
    請求項16又は17に記載されているディスペンスユニット。
  19. 【請求項19】 調整可能な芯装置の全ての機能を発揮可能な位置に対して少なくとも1個の作
    動する通気開口部があるように少なくとも1個の通気開口部が設けられているこ
    とを特徴とする、請求項18あるいは何れかの従属項に記載されているディスペ
    ンスユニット。
  20. 【請求項20】 使用中の芯装置の下にあり少なくとも1個の機能を発揮する通気開口部と連絡
    する通気チャンネルが形成されている溢れ液受けトレーを更に備えることを特徴
    とする、請求項19に記載されているディスペンスユニット。
  21. 【請求項21】 液体ディスペンスユニットであって、出される液体を貯蔵タンクから出すため
    の位置に送るための芯装置を含むハウジングを備え、該芯装置に、使用中、大気
    と貯蔵タンクとを連絡して、空気が該貯蔵タンクから出される液体を変位させる
    ことができるようになっている、少なくとも1個の通気開口部が設けられている
    ことを特徴とする液体ディスペンスユニット。
  22. 【請求項22】 液体を洗面ボールの縁から出すためのディスペンスユニットであって、出され
    る液体を貯蔵タンクから洗浄水の流れの中の位置に送るための芯装置を含むハウ
    ジングを備え、該芯装置に、使用中、大気と貯蔵タンクとの間を連絡して、空気
    が該貯蔵タンクから出される液体を変位させることができるようになっている、
    少なくとも1個の通気開口部が設けられていることを特徴とするディスペンスユ
    ニット。
  23. 【請求項23】 少なくとも1個の通気開口部が、1個あるいはそれ以上の略円形の孔を備える
    ことを特徴とする、請求項18から25の何れか一項に記載されているディスペ
    ンスユニット。
  24. 【請求項24】 少なくとも1個の通気開口部が、1本あるいはそれ以上の長尺スロットを備え
    ることを特徴とする、請求項18から25の何れか一項に記載されているディス
    ペンスユニット。
  25. 【請求項25】 芯装置の位置を異なる位置の間で調整可能で、異なる形状と異なる洗浄システ
    ムの洗面ボールに機能するような構造であることを特徴とする、請求項22ある
    いは何れかの従属項に記載されているディスペンスユニット。
  26. 【請求項26】 更に、液体を貯蔵タンクから芯装置に送るための導管を備えることを特徴とす
    る、請求項16から25の何れか一項に記載されているディスペンスユニット。
  27. 【請求項27】 導管が、貯蔵タンクを構成している瓶の円形の口と係合するための略円形の断
    面の筒状の流入口部分を備えることを特徴とする、請求項26に記載されている
    ディスペンスユニット。
  28. 【請求項28】 流入口部分が、略楕円の開口部を画するために斜めに終端していることを特徴
    とする、請求項27に記載されているディスペンスユニット。
  29. 【請求項29】 導管が、流入口部分の断面積より小さい断面積を有する略筒状の流出口部分を
    更に備えることを特徴とする、請求項27あるいは28に記載されているディス
    ペンスユニット。
  30. 【請求項30】 導管の流入口部分が、流出口部分から横方向に配設されていることを特徴とす
    る、請求項29に記載されているディスペンスユニット。
  31. 【請求項31】 略筒状の流出口部分が、略D形の断面を有していることを特徴とする、請求項
    29あるいは30に記載されているディスペンスユニット。
  32. 【請求項32】 略筒状の流出口部分が、略円形の断面を有していることを特徴とする、請求項
    29あるいは30に記載されているディスペンスユニット。
  33. 【請求項33】 略筒状の流出口部分が、略矩形の断面を有していることを特徴とする、請求項
    29あるいは30に記載されているディスペンスユニット。
  34. 【請求項34】 ハウジングが、更に、少なくとも部分的に導管の流出口部分を覆って貯蔵タン
    クからの水の侵入に対する障壁としての役割を果たす筒状の隔壁部材、を備える
    ことを特徴とする、請求項29から33の何れか一項に記載されているディスペ
    ンスユニット。
  35. 【請求項35】 隔壁部材が、略矩形の断面であることを特徴とする、請求項34に記載されて
    いるディスペンスユニット。
  36. 【請求項36】 隔壁部材部分の略矩形の断面の2長辺の内の1つが、長手方向の断面から見た
    ときの導管の略円形の流入口部分の直径と一致していることを特徴とする、請求
    項35に記載されているディスペンスユニット。
  37. 【請求項37】 導管流出口部分が芯装置を押し、略耐水密封がなされる構造になっていること
    を特徴とする、請求項29から36の何れか一項に記載されているディスペンス
    ユニット。
  38. 【請求項38】 芯装置が、液体を貯蔵タンクから受け入れるための第1部分と、使用中、出す
    ための位置に置かれるように配設されている第2部分と、を備えることを特徴と
    する、請求項16から37の何れか一項に記載されているディスペンスユニット
  39. 【請求項39】 第2部分が、使用中、洗浄水の流れの中にあるような位置に配設されているこ
    とを特徴とする、請求項17あるいは22に従属している請求項38あるいは何
    れかの請求項に記載されているディスペンスユニット。
  40. 【請求項40】 第2部分が、使用中、第1部分と洗面ボールの縁の間の位置にあるように配設
    されていることを特徴とする、請求項39に記載されているディスペンスユニッ
    ト。
  41. 【請求項41】 ユニットが、第1部分を導管の流出口部分に対して滑らせることで芯装置の位
    置を調整することができるような構造になっていることを特徴とする、請求項2
    7に従属している請求項37から40の何れか一項に記載されているディスペン
    スユニット。
  42. 【請求項42】 芯装置が、略積層であることを特徴とする、請求項16から41の何れか一項
    に記載されているディスペンスユニット。
  43. 【請求項43】 積層の芯装置が貯蔵タンクを構成している瓶のネックを受け入れるためのくぼ
    み形成されることを特徴とする、請求項42に記載されているディスペンスユニ
    ット。
  44. 【請求項44】 芯装置には、1個あるいはそれ以上の長尺の開口部が形成され、ハウジングが
    、長尺の開口部と係合して芯装置の作動可能な最大限の位置を画するための対応
    する1本あるいはそれ以上の突起を備えることを特徴とする、請求項42あるい
    は43に記載されているディスペンスユニット。
  45. 【請求項45】 1本あるいはそれ以上の突起の各々が、芯装置がハウジングに挿入されたとき
    、芯装置の対応する開口部と係合するために配設されているスプリング・フィン
    ガーを備えることを特徴とする、請求項44に記載されているディスペンスユニ
    ット。
  46. 【請求項46】 芯装置が、使用中、貯蔵タンクの口の中への挿入のための突起を備え、該突起
    が、通気チャンネルが貫通されて形成されていることを特徴とする、請求項42
    に記載されているディスペンスユニット。
  47. 【請求項47】 芯装置が、多孔パッドを備えることを特徴とする、請求項16から46の何れ
    か一項に記載されているディスペンスユニット。
  48. 【請求項48】 芯装置が、チャンネルが形成されているプレートを備えることを特徴とする、
    請求項16から45の何れか一項に記載されているディスペンスユニット。
  49. 【請求項49】 チャンネルが、広がった形状で配設され、液体を広がった通路で貯蔵タンクか
    ら送ることができることを特徴とする、請求項48に記載されているディスペン
    スユニット。
  50. 【請求項50】 芯装置が、中に略円形の孔が形成されているプレートを備えることを特徴とす
    る、請求項16から45の何れか一項に記載されているディスペンスユニット。
  51. 【請求項51】 洗面ボールの縁から吊り下げるための手段と組み合わされていることを特徴と
    する、請求項16から50の何れか一項に記載されているディスペンスユニット
  52. 【請求項52】 貯蔵タンクを構成している瓶と組み合わされており、該瓶が、液体を出すため
    の開口部を備え、該開口部が、導管の流入口部分の断面より大きな略円形の断面
    を有しているることを特徴とする、請求項27あるいは何れかの従属請求項に記
    載されているディスペンスユニット。
  53. 【請求項53】 開口部と導管の流入口部分の寸法が、略耐水密封を形成するようになっている
    ことを特徴とする、請求項52に記載されているディスペンスユニット。
  54. 【請求項54】 瓶の口が、使用に先立って、使用により導管の筒状の流入口部分に対する圧力
    で破られるように配設されている脆弱なシールで覆われていることを特徴とする
    、請求項52あるいは53に記載されているディスペンサーと瓶の組合せ。
  55. 【請求項55】 導管の筒状の流入口部分が、脆弱なシールを破る開口手段と、該脆弱なシール
    を瓶の口を閉鎖しない位置に保持するための保持手段とを備えることを特徴とす
    る、請求項54に記載されている組合せ。
  56. 【請求項56】 脆弱なシールが、略剛性であり、該シールの開位置から閉位置の間で該シール
    の一端側を中心として回転運動するように配設されている、ことを特徴とする、
    請求項55に記載されている組合せ。
  57. 【請求項57】 脆弱なシールが、開位置と閉位置の間で移動する角度が、略90度であること
    を特徴とする、請求項56に記載されている組合せ。
  58. 【請求項58】 開口手段が、脆弱なシールの概して前記一端側と反対の側を押すように配設さ
    れている突起からなることを特徴とする、請求項56から57の何れか一項に記
    載されている組合せ。
  59. 【請求項59】 保持手段が、開位置にある脆弱なシールの面を押すように配設されている更な
    る突起からなることを特徴とする、請求項58に記載されている組合せ。
  60. 【請求項60】 脆弱なシールが、略円形であり、開口手段と保持手段が、直径方向に、脆弱な
    シールに対して対向するように配置されることを特徴とする、請求項59に記載
    されている組合せ。
  61. 【請求項61】 開口手段と保持手段が、瓶の口に挿入されて、脆弱なシールを開位置に移動さ
    せるように配設されている、略円形の傾斜して切断されているシリンダーに形成
    されていることを特徴とする、請求項60に記載されている組合せ。
  62. 【請求項62】 開口手段が、傾斜して切断されているシリンダーの端部を備えることを特徴と
    する、請求項61に記載されている組合せ。
  63. 【請求項63】 保持手段が、シリンダからの突起であることを特徴とする、請求項61あるい
    は62に記載されている組合せ。
  64. 【請求項64】 突起が、スタッドを備えることを特徴とする、請求項63に記載されている組
    合せ。
  65. 【請求項65】 ユニットと瓶を洗面ボールの縁から吊り下げるための手段との組合せであるこ
    とを特徴とする、請求項51から64の何れか一項に記載されているディスペン
    スユニットと瓶の組合せ。
  66. 【請求項66】 貯蔵タンク瓶と組み合わせて、出される液体を貯蔵タンクから出すための位置
    に送るための芯装置を備え、該貯蔵タンク瓶に、大気を該瓶に入れて、該瓶から
    出される液体を押すための通気手段、が設けられていることを特徴とする液体デ
    ィスペンスユニット。
  67. 【請求項67】 貯蔵タンク瓶と組み合わせて洗面ボールの縁から液体を出すためのディスペン
    スユニットであって、出される液体を貯蔵タンク瓶から洗浄水の流れの中の位置
    に送るための芯装置を備え、該貯蔵タンクには、大気が該瓶に入って、出される
    液体を該瓶から押し出すことができるようになっている通気手段が設けられてい
    ることを特徴とする、貯蔵タンク瓶と組み合わせて洗面ボールの縁から液体を出
    すためのディスペンスユニット。
  68. 【請求項68】 通気手段が、逆止弁からなることを特徴とする、請求項66あるいは67に記
    載されているディスペンスユニットと貯蔵タンク瓶の組合せ。
  69. 【請求項69】 逆止弁が、あひるのくちばし形弁からなることを特徴とする、請求項68に記
    載されている組合せ。
  70. 【請求項70】 通気手段が取り外し可能な栓を備え、ユニットが、貯蔵タンク瓶が、ユーザー
    により該ユニットに対して作動位置に置かれたときに、該栓を取り除いて通気開
    口部を該貯蔵タンク瓶の中に形成する位置に配される協動突起、を備えることを
    特徴とする、請求項66あるいは67に記載されているディスペンスユニットと
    貯蔵タンク瓶の組合せ。
  71. 【請求項71】 通気手段が、取り外しできるシールからなり、ユニットが、貯蔵タンク瓶がユ
    ーザーにより、ユニットに対して作動位置に置かれたとき、シールを取り外して
    貯蔵タンク瓶の中に突起するような位置にある協動中空突起を備え、該中空突起
    が、通気チャンネルを構成していること特徴とする、請求項66あるいは67に
    記載されているディスペンスユニットと貯蔵タンク瓶の組合せ。
  72. 【請求項72】 通気手段が、使用に先立ってユーザーにより取り外すことができるカバー部分
    により密封されている貯蔵タンク瓶の空気通気口を備えることを特徴とする、請
    求項66あるいは67に記載されているディスペンスユニットと貯蔵タンク瓶の
    組合せ。
  73. 【請求項73】 通気手段が、カバー部分により密封されている貯蔵タンク瓶の通気口を備え、
    貯蔵タンク瓶がユーザーによりユニットに対して作動位置に置かれたとき、該カ
    バー部分を取り外すように配設されている突起を備えることを特徴とする、請求
    項66あるいは67に記載されているディスペンスユニットと貯蔵タンク瓶の組
    合せ。
  74. 【請求項74】 請求項16から50の何れか一項に記載されているディスペンスユニットの中
    で貯蔵タンクとして使用するためのディスペンサー瓶を充填し密封する方法であ
    って、貯蔵タンク瓶を密封する前に加熱して、液体が室温に下がったときに瓶の
    中に部分的な真空を生成することを含むことを特徴とする方法。
  75. 【請求項75】 請求項16から50の何れか一項に記載されているディスペンスユニットの中
    で貯蔵タンクとして使用するための可撓なディスペンサー瓶を充填して密封する
    方法であって、瓶に液体を充填した後で瓶を圧して、加圧しながら瓶を密封して
    、密封した後で部分的な真空を生成することを含むことを特徴とする方法。
  76. 【請求項76】 液体ディスペンスユニットであって、出される液体を貯蔵タンクから出す位置
    に送るために形成されるチャンネルを有するプレートを含むハウジングを備える
    ことを特徴とする液体ディスペンスユニット。
  77. 【請求項77】 液体を洗面ボールの縁から出すためのディスペンスユニットであって、出され
    る液体を貯蔵タンクから洗浄水の流れの中の位置に送るためにチャンネルが形成
    されているプレートを含むハウジングを備えることを特徴とする装置。
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