JP2002517076A - 電気的接触を提供する手段 - Google Patents

電気的接触を提供する手段

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JP2002517076A
JP2002517076A JP2000551460A JP2000551460A JP2002517076A JP 2002517076 A JP2002517076 A JP 2002517076A JP 2000551460 A JP2000551460 A JP 2000551460A JP 2000551460 A JP2000551460 A JP 2000551460A JP 2002517076 A JP2002517076 A JP 2002517076A
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レイプール,ヨーン
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    • H01R13/02Contact members
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    • H01R13/24Contacts for co-operating by abutting resilient; resiliently-mounted
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  • Electric Vacuum Cleaner (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 接触要素、および、少なくとも一個の接触要素を備えた接触手段であって、上記接触要素は、弾性手段により並進移動可能もしくは回転可能な如く変位可能とされた電気接触手段もしくは流体接触手段を備え、導体はこれら接触手段が露出される表面に少なくとも部分的に埋設されて該表面を貫通する、接触要素、および、少なくとも一個の接触要素を備えた接触手段。この弾性手段は接触要素を提供し、上記接触手段は、一方が他方を所定方向に追いやることによって、偶発的変位を弾性手段を介して補償し得る。また、上記変位は各接触手段間の清浄化作用をもたらし得る。これらの手段は、分離可能な接続、および、回転可能で分離可能な接続の両者に対して使用され得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、第1手段および第2手段の一個以上の係合手段間の接触を提供する手
段に関し、特に、電気的接触および/または流体接触を提供する手段に関する。
【0002】 通常、たとえば2個の電気プラグが相互接続されるとき、各係合手段間に付勢
力を提供すると共に該相互接続自体が各プラグの各係合手段の相対位置の僅かな
偏りに適合すべく、各プラグの各係合手段間には弾性が望まれる。
【0003】 通常、上記弾性は、たとえばそれ自体が弾性的である金属外被(sheath metal)
により構成される各係合手段自体により提供される。しかし乍らその様にして生
成された弾性は金属に由来する多くの不都合がある、と言うのも、金属の変形が
弾性限界内であっても、金属屈曲は多くの場合、結果的に金属疲労およびそれに
よる破壊に繋がるからである。同様に、弾性限界を超えた金属屈曲はその意図形
状に関して変形されたままとなり、その後の相互接続が不可能となり得る。
【0004】 第1の側面において本発明は、 −ハウジングもしくはフレームと、 −電気導体もしくは流体導体(fluid conductor)と、 −他の接触要素(contacting element)の係合手段と係合する係合手段であって
、上記電気導体もしくは流体導体と電気接続もしくは流体連通された係合手段と
、を備えた接触要素であって、 該接触要素は弾性手段を備え、上記電気導体もしくは流体導体および上記係合
手段は少なくとも部分的に上記弾性手段内に埋設され、上記係合手段は上記弾性
手段の表面部分にて露出され、上記弾性手段は上記ハウジングもしくはフレーム
に関して上記係合手段を変位可能とするようにされている、接触要素、 を提供することによる上記問題に対する解決策に関する。
【0005】 ここで、“他の”接触要素とは、本発明の第1の側面に従った形式、または、
本発明の接触要素と係合するような他の任意の形式とされ得る。“他の”接触要
素は弾性係合手段を有することを必要としない、と言うのも、弾性は本発明の接
触要素により提供されるからである。
【0006】 又、ここで“弾性手段”とは、完全には堅く且つ硬質(stiff and hard)ではな
い材料により作成された手段である。弾性手段は、脆い発泡体などの可塑的圧縮
可能材料、又はラバー発泡体などの弾性圧縮可能材料、又は粘土などの可塑的変
形可能材料、又はラバーもしくはシリコーン材料などの弾性変形可能材料から作
成された手段とされ得る。変形可能材料は多少は圧縮可能であっても良い。
【0007】 これらの材料は異なる特性を有すると共に、その殆どは本発明の接触要素の種
々の実施例において使用されるに適している。
【0008】 好適には、上記弾性手段は、 5未満などの、10未満などの、15未満などの、20未満などの、25未満など
の、30未満などの、35未満などの、30未満などの、35未満などの、40未満などの
、45未満などの、50未満などの、55未満などの、60未満などの、且つ/又は、 6〜10の区間(interval)などの、5〜20の区間などの、2〜30の区間などの
、1〜40の区間などの、且つ/又は、 10〜20の区間などの、6〜25の区間などの、4〜30の区間などの、1〜40の
区間などの、且つ/又は、 20〜30の区間などの、15〜32の区間などの、10〜35の区間などの、1〜40
の区間などの、且つ/又は、 30〜40の区間などの、25〜42の区間などの、15〜43の区間などの、1〜45
の区間などの、且つ/又は、 40〜50の区間などの、30〜55の区間などの、20〜58の区間などの、1〜60
の区間などの、且つ/又は、 50〜60の区間などの、40〜60の区間などの、20〜60の区間などの、1〜60
の区間などの、 65未満のショアA硬度(Shore A hardness)、および/または、 1未満などの、2未満などの、3未満などの、4未満などの、6未満などの、8
未満などの、10未満などの、12未満などの、14未満などの、16未満などの、18未
満などの、20未満などの、22未満などの、23未満などの、且つ/又は、 1〜5の区間などの、1〜10の区間などの、1〜15の区間などの、1〜20の区
間などの、且つ/又は、 3〜10の区間などの、2〜12の区間などの、2〜15の区間などの、1〜20の区
間などの、且つ/又は、 5〜12の区間などの、3〜15の区間などの、2〜18の区間などの、1〜20の区
間などの、且つ/又は、 8〜15の区間などの、5〜17の区間などの、3〜20の区間などの、1〜24の区
間などの、且つ/又は、 12〜20の区間などの、10〜22の区間などの、5〜23の区間などの、1〜24の
区間などの、且つ/又は、 19〜23の区間などの、15〜23の区間などの、10〜24の区間などの、1〜24
の区間などの、 25未満の25%圧縮撓み(25% compression deflection)(kg/cm2)、 を有する。
【0009】 但し上述の如く、種々の区間(intervals)および材料のタイプに入る種々の材
料が本発明の種々の実施例に対して適切とされ得る。
【0010】 また、“流体接触(fluid contact)”とは、上記流体導体から上記係合手段へ
、またはその逆に、流体が通過し得ることを意味する。
【0011】 “変位”は、直線(line)に沿った上記係合手段の直線的並進移動および/また
は軸心の回りにおける上記係合手段の回転の両者であり得る。通常は、その組合
せが見られる。
【0012】 上記第1側面のひとつの重要な実施例において、 当該接触要素は第2の電気導体もしくは流体導体と、該第2の電気導体と電気接
続もしくは流体連通された第2係合手段とを更に備え、上記第2の電気導体および
上記第2係合手段は上記弾性手段に少なくとも部分的に埋設され、上記第2係合手
段は上記弾性手段の第2表面部分にて露出され、上記弾性手段は上記ハウジング
もしくはフレームに関して上記第2係合手段を変位可能とするようにされている
【0013】 この場合、上記弾性手段は好適にはシリコーンもしくはゲルなどの非導電性材
料で作成される。
【0014】 該実施例において、上記係合手段は独立して変位可能であり得るか、または、
一方の係合手段の変位は他方の係合手段の任意の変位に依存し得る。上記依存性
は、上記弾性材料に対して適切な材料を選択することにより、または、上記各係
合手段に対して2つの別個の弾性材料を配備することにより、制御され得る。ラ
バーもしくはシリコーン材料などの比較的に小さな圧縮性を有する変形可能材料
が依存的変位の生成に対しては適切である、と言うのも、一方の係合手段の変位
により生成された力は上記変形可能材料により他方の係合手段に伝達され得るか
らである。これは、以下において更に詳述される。
【0015】 独立的変位に対しては圧縮可能材料がより適切である、と言うのも、一方の係
合手段の変位は該弾性手段の各部分の圧縮を生成し得るからである。但しこの圧
縮は、上記要素の他方の係合手段に接触する上記弾性手段の各部分に影響するこ
とは許されない。
【0016】 ここで、上記弾性手段の材料の圧縮性もしくは硬度は、電気接続もしくは流体
連通をもたらすために所望される力に依存する。もし大きな力が所望であれば更
に硬質なもしくは圧縮性の低い材料が好適であり、逆も同様である。但し通常は
、上述の各区間の最大幅の中間値における硬度および/または圧縮性が好適とさ
れ得る。
【0017】 ひとつの場合においては、上記弾性手段は更に、一方の係合手段が所定方向に
変位されたときに他方の係合手段を別の所定方向に変位するようにされている。
この場合には変形可能材料が好適であり得ると共に、通常はその硬度は上述の各
区間の最大幅の下半分内にあるのが好適である。さもなければ、上記材料を変位
して他方の係合手段を移動するに必要な力を提供することは困難であり得る。
【0018】 上記各係合手段が変位される方向は当然、相互に関する上記各係合手段の相対
位置と、上記弾性手段とに依存する。但し、一方の係合手段が上記弾性手段の中
への方向に変位されるなら、他方の係合手段は上記弾性手段から離間する方向に
変位されるのが好適である。以下において明らかとなる如くこのことは、少なく
とも実質的に非圧縮性である材料の弾性手段を使用すると共に上記弾性手段の膨
張可能性(expansion possibilities)を上記係合手段の回りの領域に制限するこ
とにより、容易に行われ得る。
【0019】 第1側面の第2好適実施例において、当該接触要素は要素表面部分を更に備え、
上記弾性手段は、上記要素表面部分が該要素表面部分の方向に対して所定角度を
有する方向および/または上記弾性手段の中への方向に変位されるとき、上記係
合手段を変位するようにされている。
【0020】 故に、2個以上の係合手段の間における依存的変位に加えもしくはその依存的
変位の代わりに、上記要素表面部分および一個以上の係合手段の変位は、依存的
であり得る。これは、本発明の第2側面に関して明らかとなる幾多の利点を有す
る。
【0021】 好適には、上記弾性手段は、上記要素表面部分が該弾性手段の中への方向に変
位されるとき、上記係合手段を上記弾性手段から離間した方向に変位するように
されている。その効果をもたらすために、上記材料の硬度は好適には上述の各区
間の最大幅の中間値未満とすべきである。
【0022】 第3の好適実施例において、上記各弾性手段は上記係合手段を回転軸心の回り
で回転可能とするようにされている。
【0023】 ひとつの状況において、上記各係合手段は該各係合手段を、該各係合手段が露
出される上記表面部分に対して少なくとも実質的に直交する回転軸心の回りで回
転可能とするようにされている。
【0024】 他の状況において、上記各係合手段は該各係合手段を、該各係合手段が露出さ
れる上記表面部分に対して少なくとも実質的に平行な回転軸心の回りで回転可能
とするようにされている。
【0025】 上記回転の実際の軸心は、上記回転の目的に依存する。これは、本発明の第2
側面に関して更に詳細に記述される。
【0026】 上記第1側面の更に別の実施例において、上記弾性要素は、上記各係合手段が
露出される上記表面部分を除き且つ上記弾性手段の任意の要素表面部分を除き、
囲繞手段により少なくとも実質的に囲繞される。
【0027】 このことは特に、上記弾性手段が少なくとも実質的に非圧縮性であり且つ上記
囲繞手段により囲繞された体積を少なくとも実質的に満たしているときに、有利
である。その状況においては、変位および力の最適な伝達が、個々の係合手段と
任意の要素表面部分との間で生じ得る。このことは、本発明の第2側面に関して
更に詳細に記述される。
【0028】 本発明の第1側面の更に別の実施例において、上記弾性手段および上記係合手
段は、該係合手段が露出される上記表面部分に対して所定角度となる所定方向に
おいて所定の力が該係合手段に加えられたとき、上記加えられた力の方向に対し
て所定角度にて上記係合手段を変位するようにされている。
【0029】 上記係合手段のこの形式の変位は、上記接触要素が他の接触要素と係合する間
に清浄化作用が実施されるべき場合に、特に有用である。このことは、本発明の
第2側面に関して記述される。
【0030】 この状況においては典型的に、上記弾性手段に接触する上記係合手段の一部は
、上記加えられた力の方向に延在する直線の回りで非対称的な形状を有する。こ
の状況においては、上記係合手段の回りにおいて同一の特性を有する弾性手段が
使用され得る、と言うのも、上記係合手段の形状自体が移動を促進し得るからで
ある。
【0031】 さもなければ、または、これに加え、上記弾性手段のショアA値もしくは圧縮
撓みなどの弾性特性は上記係合手段の上記部分の周縁部に沿って変化し得る。
【0032】 第2側面において本発明は、2個の電気導体もしくは流体導体の間の接触を確
立する接触手段(contact means)であって、該接触手段は、 −本発明の上記第1側面に係る第1接触要素と、 −当該第2接触要素の表面部分に露出された係合手段と電気接続もしくは流体
連通された電気導体もしくは流体導体を備える第2接触要素とを備え、 上記第1および第2接触要素は、第1および第2要素の係合手段が係合して相互に
対して力を及ぼす如く係合するようにされている、 接触手段、 に関する。
【0033】 上記第1および第2係合手段の間に及ぼされる力は、任意の適切な大きさであり
得る。上記力が上記各部分に向けて及ぼされる場合、有用な電気接続もしくは流
体連通が達成されることが確かなものとされる。
【0034】 故に、力を作用させることについての先行技術の係合手段の作用は今や、別体
の弾性手段により置換えられる。これらの機能(電気導通および弾性)をコネクタ
の2つの別体部分に分割することは、互いに独立して両特徴を最適化する可能性
を提供する。これに加え、依存的なまたは独立した変位が提供され得る。
【0035】 先行技術の接触手段の問題は、たとえば多数の電気接続が単一コネクタ内に配
備されるべきときに見られる。その状況において、コネクタのケーシングもしく
はその内部の電気導体のいずれかが、コネクタ内の個々の係合手段の相対位置を
定義する。もしひとつの係合手段がその所期位置から変位されると、該係合手段
の対応物がその所期位置に在れば、電気的接触を提供しないこともある。同様に
、もし上記変位が上記対応物の方向におけるものであれば、この係合手段とその
対応物により及ぼされる大きな係合力は、夫々の所期位置に位置決めされた他の
係合手段が電気的接触もしくは流体接触を達成することを阻止することもある。
【0036】 上記第2側面の第1の重要な実施例において、上記第1接触要素は要素表面部分
を更に備え、且つ、上記弾性手段は、表面接触部分が上記要素表面部分の方向に
対して所定角度を有する方向に変位されたとき、上記第1要素の係合手段を変位
するようにされていて、 当該接触手段は、上記第1要素の上記係合手段を変位すべく上記第1要素の上記
要素表面部分を変位する手段を付加的に備えて成る。
【0037】 この様にして、たとえば第2要素の係合手段との適切な電気接続もしくは流体
連通を達成すべく、上記要素表面部分を変位することにより上記第1要素の上記
係合手段を変位する手段が提供される。
【0038】 上記変位手段は上記第2要素内に備えられることが好適である可能性があり、
且つ、上記変位手段は上記係合力が及ぼされたときに上記要素表面部分を変位す
るようにされていることが好適であり得る。この様にして、2個の接触要素が係
合するとき、上記変位手段が作用して、上記係合手段の変位を確かにすることに
より電気的接触もしくは流体接触を確かなものとする。
【0039】 実際、上記変位手段は上記弾性手段を介して上記係合力の少なくとも一部を引
き起こすようにされ得る。
【0040】 上記各変位手段が上記係合手段の実際の係合の間に作用可能である上記実施例
とは対照的に、上記変位手段が、上記第1および第2要素の各係合手段の係合に引
き続いて上記要素表面部分を変位するようにされていることが好適であり得る。
この形式の変位手段は、上記係合手段の係合に引き続き上記弾性手段内に要素を
追いやるネジとされ得る。
【0041】 本発明の第2側面の別実施例において、上記第1要素の上記係合手段は、他方の
要素の対応係合手段と係合するとき、及ぼされた力の方向に対して所定角度を有
する方向に変位されるようにされている。
【0042】 好適には、上記第1要素の上記係合手段は上記第2要素の上記係合手段との係合
に依り変位されるようにされている。
【0043】 上記第1および第2要素の上記各係合手段は、上記変位の間、それらの物理的接
触表面部分の清浄化作用を実施すべく物理的接触するようにされ得る。
【0044】 この状況においては、上記接触表面部分の自動的な清浄化が実施される。これ
は有利である、と言うのも、その様にしないと界面部分において酸化物層または
汚れ、塵埃などの層が形成される可能性があるからである。斯かる層は、電気接
続もしくは流体連通の品質を低下せしめる。
【0045】 好適には、上記第1要素の上記係合手段は、係合の間において且つ最大係合力(
full engaging force)が及ぼされる前に、変位されるようにされている。さもな
ければ、清浄化作用を提供する為に別個の操作が必要とされ得る。
【0046】 ひとつの状況において、上記弾性手段は上記第1要素の上記係合手段を回転軸
心の回りで回転可能とするようにされている。
【0047】 厳密に、どの軸心が最も適切であるかは、上記各係合手段の各形状に依存する
【0048】 一実施例において、上記各弾性手段は、上記各係合手段が露出される上記表面
部分に対して少なくとも実質的に直交する回転軸心の回りにおいて上記第1要素
の上記係合手段を回転可能とするようにされている。
【0049】 別実施例において、上記各弾性手段は、上記各係合手段が露出される上記表面
部分に対して少なくとも実質的に平行な回転軸心の回りにおいて上記第1要素の
上記係合手段を回転可能とするようにされている。
【0050】 いずれの場合においても、上記第1および第2要素の上記各係合手段が、該第1
および第2要素が係合するときに上記第1要素の上記係合手段の回転を提供するよ
うにされた接触表面部分を有するのが好適である。
【0051】 上記第1実施例においては、弾性特性(elastic properties)を有する弾性材料
が好適であり得る、と言うのも、これらの特性は上記各要素の係合の後に上記係
合手段をその初期回転位置へと戻すからである。もしこれが生じなければ、たと
えば上記清浄化作用は次の係合の間において生じない可能性がある。
【0052】 上記第2側面の第2実施例において、 上記第1要素は、 −第2の電気導体もしくは流体導体と、 −上記第2の電気導体もしくは流体導体と電気接続もしくは流体連通された第2
係合手段とを更に備え、 上記第2の電気導体もしくは流体導体および上記第2係合手段は少なくとも部分
的に上記弾性手段内に埋設され、 上記第2係合手段は上記弾性手段の第2表面部分にて露出され、 上記弾性手段は上記ハウジングもしくはフレームに関して上記第2係合手段を
変位可能とするようにされていて、 上記第2要素は、 −第2の電気導体もしくは流体導体と、 −上記第2の電気導体もしくは流体導体と電気接続もしくは流体連通された第2
係合手段とを備え、 上記第2係合手段は上記第2要素の第2表面部分にて露出され、 上記第1および第2要素が係合するときに上記各第2係合手段は相互に係合する
と共に相互に対して第2の力を及ぼすようにされている。
【0053】 該実施例において、上記接触手段は2対の電気導体もしくは流体導体の間にお
ける接触を提供するようにされている。当然乍ら、一対の電気導体と一対の流体
導体が配備されても良い。
【0054】 第1の状況において上記第1要素の各係合手段の各々は、たとえば上述の清浄化
作用を提供すべく独立して変位可能とされ得る。
【0055】 但し、該実施例を機能せしめる好適な手法は、上記第1要素の上記弾性手段が
、上記第1および第2要素が係合するときに、上記各係合手段により及ぼされる力
が、上記力が少なくとも実質的に同一であるなどの所定関係を有することを確か
なものとするようにされている、というものである。
【0056】 この様にして、上記係合手段により及ぼされる力又はその変位は上記弾性手段
の作用を介して依存的とされる。この関係は、上記第1要素の寸法と、上記弾性
手段の弾性(resiliency)および耐屈曲性(elasticity)などの特性に依存して変化
し得る。ひとつの要件は単に、2つの係合手段間に及ぼされる力が0Nより大き
いということであり得る。より厳密な要件は、上記各力が少なくとも実質的に同
一であることであり得る。この最後の状況において、最適な電気接続もしくは流
体連通が両組の係合手段間に達成され得る。
【0057】 上記の力の関係要件に加え、または、その代わりに、上記第1要素の上記弾性
手段は、上記第2要素の上記係合手段の一個以上がその又はそれらの所期位置に
関して所定方向に変位されるとき、それに応じて該第1要素の上記係合手段を変
位するようにされ得る。
【0058】 故に、上記接触手段の一個以上の係合手段がそれらの所期位置から変位された
としても、上記弾性手段は、上記第1要素の上記係合手段の対応した変位を促進
することにより、電気接続もしくは流体連通を依然として提供するように作用し
得る。
【0059】 この第2実施例においては、上記弾性手段として使用されるには弾性的な変形
可能材料が好適であり得る。その理由は、各係合手段がそれらの初期位置に復帰
すべきでなければ、上記弾性手段を介した力もしくは変位の伝達は阻止されるか
らである。これに加え、力もしくは変位の実際の伝達はたとえば上記材料の圧縮
性に依存する。大きな圧縮性を有する材料は上記力もしくは変位を十分に伝達し
ないこともある、と言うのも、上記力を及ぼしもしくは上記変位を受けるべく上
記係合手段を囲繞している上記材料が、それ自体が上記力もしくは変位を吸収し
得るので該力もしくは変位を他の係合手段へと伝達しないからである。
【0060】 当然乍ら、上記第2側面の上記各実施例の詳細に関わらず、上記第1要素および
上記第2要素は、ネジ作用(screwing action)、堅固な固定作用(fast lock actio
n)、掛止作用(clicking action)、摩擦、磁気もしくは電気力、重力、または、
蟻継ぎ形状の係合機能(dovetail shaped engaging function)の利用により解除
可能に係合するようにされ得る。
【0061】 代替的に、上記第1および第2要素は、回転軸心の回りにおいて相互に関して回
転され得る如き様式で相互接続され得ると共に、上記第1および第2接触要素の一
方は、上記回転軸心と少なくとも実質的に一致する中心を有する円の少なくとも
一部のように形成され得る。
【0062】 この様にして、上記弾性手段により提供される利点を維持し乍ら、回転可能な
様式で上記接続が提供される。
【0063】 この状況において上記第2接触要素は好適には少なくとも円の一部のように形
成されることから、このもしくはこれらの要素は従来の手段により形成され得る
と共に、本発明の接続手段は小面積コネクタとしてのみ使用され得る。
【0064】 この形式の回転可能コネクタは当然乍ら、着脱可能形式、および、上記第1お
よび第2要素は少なくとも実質的に永続的な様式で相互接続されるという形式の
両形式で提供され得る。
【0065】 上記接続手段もしくは接続要素は、任意個数の電気導体もしくは流体導体およ
び係合手段を備え得るということが銘記されるべきである。同様にそれらはまた
、単一のまたは多数の別体の弾性手段内における多数の電気導体および係合手段
も備え得る。その様にして、上記接続手段および上記接続要素の特性はたとえば
上記弾性手段に対して種々の材料を選択することにより設計され得る。
【0066】 また、本発明の接続手段および接続要素は、流体、液体、気体などのラインも
しくは管を接続する為に等しく適しており、それは、上記係合手段の適合特性が
その目的に対して高度に望ましいからであるということが銘記されるべきである
。実際、歯科分野などの多くの用途においては、電流もしくは電気信号および流
体の両者を伝達するようなプラグを配備することが可能であり且つ望ましい。
【0067】 特に一定のシリコーン(Silicones)が使用される場合、本発明の上記接続手段
および上記接続要素は、それを清浄化すべく高圧消毒(autoclaving)により清浄
化されることが所望されるという特定の状況において適切である。これは、歯科
もしくは外科機器における状況である。現在においては、標準的な電気プラグを
高圧消毒すると、プラグから、電気コードの中へと電気導体と絶縁体との間にお
いて高圧蒸気が侵入する。この様にして電気コードはすぐに使用不能となる一方
、プラグは水分を受ける可能性があり、それ故に使用不能となる。
【0068】 シリコーンを使用すると、上記接続要素は露出された上記係合手段と上記電気
導体との間で十分にシールされて上記影響を防止し得ることが分かった。故に本
発明はまた、高圧消毒により清浄化されることが所望される電力もしくは流体を
要する機器に関して使用され得る手段および要素も提供する。
【0069】 故に当業者であれば、上記弾性手段を構成する要件を理解すると共に、米国の
ゼネラルエレクトリックシリコーンズ社(General Electric Silicones, USA)な
どで製造されたシリコーンなどの合成材料(resulting material)を容易に入手し
得よう。
【0070】 また、上記タイプの材料の利点は、それらが上記導体および係合手段の回りに
型成形され得ることである。上記弾性手段を型成形することは、それに対する付
着を更に確かなものとし得ることから更に良好なシール機能を確かなものとし、
ならびに任意の囲繞手段の更に良好な充填を確かなものとし得る。また、型成形
を使用すると、上記手段におけるシール要素などの他の要素の成形を促進し得る
が、シール要素は流体連通が形成されるべきときに好適であり得る。
【0071】 以下においては添付図面を参照し、本発明の接触手段および接触要素の多数の
好適実施例を記述する。
【0072】 図1は、本発明の接触手段および接触要素の利点を簡単に示している。
【0073】 図1Aにおいては先行技術の電気的接触手段が示されており、弾性は第1要素1
7の金属導体10および11により提供されるが、該金属導体10および11は係合手段1
2および13に接続されている。典型的には、金属導体10および11は一端にて締着
されると共に其処から更なる支持部なしで延在する。
【0074】 第2要素14は、係合手段12および13に対して夫々電気的接触を提供する係合手
段15および16を備えている。
【0075】 手段12、13、14もしくは15のひとつを変位すると電気的接触が容易に提供され
なくなることは理解される。同様に、使用の間に導体10および11のいずれも過剰
に屈曲されないとしても、最終的には金属疲労が導体10および11の一方を破壊し
得る。
【0076】 図1Bは、本発明の接触手段および接触要素の簡略化実施例を示している。
【0077】 該実施例は、係合手段22および23に夫々接続された2個の電気導体20および21
を有する本発明に係る第1要素27を備えている。電気導体20および21は2つの表
面部分25および26を貫通して弾性手段24に埋設されるが、表面部分25および26か
らは係合手段22および23が夫々延在する。
【0078】 図1Aの場合と同様に第2要素28は、第1要素27の係合手段22および23との電気
的接触を夫々提供する2個の係合手段29および30を備えている。
【0079】 弾性手段24の作用に依り、電気導体20および21は弾性の生成に関与しないこと
から、これらの電気導体は、係合手段22、23、29および30の結果的な相互係合力
を考慮すること無く多数回の屈曲/変位に対して更に適切な材料および/または
寸法で作成され得る。
【0080】 図2には図1Bの第1実施例の極めて興味深い改変例が見られるが、この場合
に弾性手段24は例えば鋼鉄ボックスなどの囲繞手段32内に収納されている。
【0081】 該実施例において囲繞手段32は、弾性手段24により実質的に充たされている。
囲繞手段32の外側へと係合手段22および23が延在すべく表面部分25および26には
、係合手段22および23の断面に実質的に対応する開口が配備されている。
【0082】 図2の場合、第1要素27の係合手段22が第2要素28の係合手段29の方へ変位され
たときに囲繞手段32の機能が理解され得る。図2の第2要素28は第1要素27の形式
と同一(すなわち、弾性手段を備える)であるが、これが必須でないことを銘記す
べきである。任意の形式の第2要素28が使用され得る。
【0083】 第1および第2要素27および28を相互に係合するとき、変位された係合手段22は
係合手段29により弾性手段24の方向に変位される。係合手段22および23の開始位
置は破線輪郭により示されている。囲繞手段32により囲繞されている弾性手段24
は、係合手段23を係合手段30に向けて押し出すべく作用する(矢印を参照)。この
様にして、各係合手段の一方が変位されたとしても各係合手段の間における最適
な接触が達成され得る。
【0084】 上記手段24の弾性特性に依存して、第1および第2要素27および28の間に及ぼさ
れる力は係合手段22が変位されないときと同一もしくは実質的に同一である。こ
の適合特性は、上記第2要素の各係合手段の一方が変位された場合にも等しく有
用である。これは当然、各要素を製造する際の精度に関する要件を緩和すべく作
用する。
【0085】 図3には、接触手段の第2実施例が示されている。該実施例においては、第1
要素36の弾性手段35の弾性が図2と異なる様式で使用される。
【0086】 図3において第1要素36は、孔41および42の表面部分39および40に位置決め且
つ露出された2個の係合手段37および38を備えている。
【0087】 第2要素43は、孔41および42に夫々進入することにより係合手段37および38に
夫々係合する2個の係合手段44および45を備えている。
【0088】 同様に、上記第2要素は弾性手段35の要素表面部分47を変位し得る手段46を備
えている。
【0089】 第1要素36の弾性手段35は、孔41および42を囲繞(することにより表面部分39お
よび40を囲繞)するとともに要素表面部分47を囲繞する開口49(上面図を参照)を
有する囲繞手段48内に囲繞される。故に、第1および第2要素36および43を係合す
ると、係合手段44および45は夫々孔41および42に進入すると共に係合手段44およ
び45は係合手段37および38と夫々係合する。同様に、この移動の最後において上
記手段46は要素表面部分47を変位せしめることにより弾性手段35の一部を変位せ
しめることから、孔41および43ならびにその内部の係合手段37および38の少なく
とも一部は係合手段44および45に向けて変位される。
【0090】 この様にして、上記手段46の作用により各孔を実効的に狭めることによって各
係合手段の間には良好な電気接続もしくは流体連通が確かなものとされる。
【0091】 孔41および42への係合手段44および45の導入の間におけるこの“締め付け(squ
eezing)”作用は、係合手段37、38、44および45の各表面を清浄化すべく機能す
る。
【0092】 この清浄化作用(cleaning action)は、係合手段の種々の断面形状が示された
図4A乃至図4Dにも示される。
【0093】 全体的な作用は、第1要素48および第2要素49が夫々係合手段50および51を備え
るという図4Aから理解され得る。上記第1要素は弾性手段52も備えている。第2
要素49は、同一形式でも良くそうでなくても良い。
【0094】 各係合手段の形状はそれらの表面全体に亙り良好な電気接続が達成され得る如
きものであるが、その位置調整(positioning)(その回転)は係合手段50、51の一
方もしくは両方が回転した後においてのみ達成される如きものであることは理解
される。
【0095】 弾性手段52の弾性に依り、この回転もしくは移動は上記第1および第2要素の係
合の間に自動的に生じ得る。
【0096】 係合の際には、先ず手段50および51は小面積53において係合し、このことによ
りスパークを防止する。上記第1および第2要素が更なる係合へと押される後続す
る係合の間、この小面積は上記手段50の回転により増大する。最終的に、上記係
合により手段50および51の全体の平坦な領域が接触され得る。これに引き続き、
これらの手段の間における任意の更なる圧力は各手段間における平面の方向に沿
って各手段を変位せしめ、このことにより、各表面の清浄化作用が生ずる。
【0097】 図4B乃至図4Dにおいては、同一の作用が見られる。但し、清浄化作用は各
係合手段の全接触表面を清浄化しないことは理解される。
【0098】 図4Dには、第1および第2要素の両者が弾性手段を有する形式である接触手段
の作用が示されている。
【0099】 図8には、図4Aのものと同様な係合手段を有する接触要素が示されている。
該実施例においては、鏡面的に2組の係合手段が配備される。この様にして、図
4Aにおける各係合手段の係合の相互作用により自動的に生成された水平方向の
力は、少なくとも実質的に同一である2組の係合手段の鏡面配置により補償され
る。さもなければ、各係合手段の係合を外す傾向のあるこの力に対処すべく、ハ
ウジングなどが好適に配備され得る。
【0100】 図5Aおよび図5Bには本発明に係る接触手段の断面が示されており、図5A
において第1および第2要素は分離され且つ図5Bにおいては係合されている。
【0101】 該実施例においては、弾性手段および係合手段を有する接触手段の部分だけで
なく、第1および第2要素の係合を維持する螺条(thread)を有するケーシングも示
されている。
【0102】 より詳細には、該実施例は第1要素55および第2要素56を備えている。上記第1
要素は、4個の係合手段57乃至60、および、それらに夫々接続された4個の電気
導体61乃至64を備えている。また、弾性手段65も配備される。
【0103】 上記第2要素56は、上記係合手段57乃至60に夫々係合すると共に4個の電気導
体70乃至73のひとつに夫々接続された4個の係合手段66乃至69を備えている。
【0104】 また弾性手段65は第1要素55のケーシングにより囲繞されるが、係合手段57乃
至60が貫通延在する弾性手段65の表面部分、および、上記係合手段を保持すべく
上記第1要素の中央部を囲う円形接触領域75は除かれる。
【0105】 第2要素56のハウジング76は、第1および第2要素55および56が係合するときに
接触領域75において弾性手段65に係合し得る円形接触部材77を備えている。
【0106】 該実施例の作用は次の通りである。
【0107】 第1要素55および第2要素56を接触せしめるとき、上記接触要素は第1要素55の
円形カラー78内に位置決めされる。該円形カラー78は、上記第2要素のハウジン
グ76に配備された内部螺条79と相互係合する外側螺条を備えている。
【0108】 上記第1および第2要素を相互に関して回転するとき、各係合手段の間の距離は
減少するが、これは接触領域75と円形接触部材77との間の距離に関しても同様で
ある。
【0109】 上記係合手段および接触領域/接触部材が係合するときには、各係合手段の任
意のものが所期位置から変位されているか否かに関わりなく、上記領域75におけ
る弾性手段65上の上記部材77の圧力に依り、上記弾性手段は各係合手段を係合す
べく付勢する力を作用させる。
【0110】 また、各係合手段が接触している間に要素55および56が僅かに回転させられる
と上述の清浄化作用が生ずる。図5Cからは、第1要素55の各係合手段は小面積
を有し、その場合に、第2要素56の各係合手段は、図5Dに示されたように、円
形の一部の表面部分にて露出され、清浄化作用の間において上記第1要素の係合
手段に定常的に接触するようにされることが理解される。
【0111】 図5Aおよび図5Bの断面は上記係合手段が直線上に位置されているように示
しているが、図5Cおよび図5Dは示していない。但し、各係合手段が各ハウジ
ング内に如何に位置決めされるかは、当業者により単に選択されるに過ぎない。
【0112】 該実施例の興味深い特徴は、取付け且つ取り外されるようにされた各要素に対
して主として焦点を当てているのでは無く、一方の要素に対して他方の要素が回
転する間において連続的接触を提供するようにされた各要素に対して焦点を当て
ていることである。
【0113】 この特徴は図10に示されており、第1要素55の係合手段は依然として小寸で
あるが第2要素56の各係合手段は今や円形とされ、完全な円形回転の間において
各要素間の接触を維持することが理解される。
【0114】 この形式の接続は、例えば、要素55および56が非可撓な部分(non-flexible pa
rts)に接続されることにより要素55および56間には回転が生ずることが要求され
る用途などの多数の用途において使用され得る。
【0115】 その場合に各要素は、容易には分離されない掛止作用(clicking action)によ
り、または、たとえば単にネジおよびボルトにより、相互接続され得る。 図6には第4実施例が示されるが、ここでは第1要素80および第2要素81は夫々
、ロッド状手段および管状手段として示される。
【0116】 第1要素80は、該第1要素80の長手軸心に対して平行に且つその外面に配備され
た多数の係合手段82を備えている。これらの手段82は第1要素80内に部分的に埋
設されると共にその外面から部分的に延在している。
【0117】 第2要素81は該第2要素81の長手軸心に平行に且つ該第2要素81の内面に配備さ
れた多数の係合手段83を備えている。これらの手段はまた、第2要素80に部分的
に埋設されると共に該第2要素の内面から部分的に延在する。
【0118】 図6の下部の図から明らかな如く、第1および第2要素80および81の各寸法(dim
ensions)は、第1要素が第2要素内に配置されたときに各係合手段が係合する如き
ものである。
【0119】 また、第1要素80および第2要素81の両方は夫々弾性手段84および85を備えるこ
とから、係合するときに各係合手段は各弾性手段内への方向に変位されることが
理解される。但し、弾性手段を備えた本発明の形式とする必要があるのは上記各
要素の一方のみである。
【0120】 これに加えて第1要素80は、第2要素81の内面に配備された案内スリット87に嵌
合する案内部材86を備えている。これらの案内手段は、第1および第2要素80およ
び81の相対回転を防止すべく作用する。その様に回転すると各係合手段の係合が
外れる可能性がある。
【0121】 第2要素81内への第1要素80の挿入もしくはそれからの取出しを促進すべく、こ
れらの要素の一方もしくは両者は(夫々参照番号88および89で示された)囲繞手段
を備え得るが、該囲繞手段は、各係合手段の回りを除き、他方の要素80、81へ対
する表面にて弾性手段84および85の材料をカバーする。
【0122】 図7は、本発明の接続手段および要素の第5実施例を示している。この図は、
係合手段の中心線を通ると共に相互に直角となる2つの断面形状を示している。
この実施例では、各係合手段の複雑な形状が示されている。
【0123】 第1要素90は、弾性手段93に埋設された基部92を有する係合手段91を備えてい
る。基部92は、(ネジ回しの尖端の形状の様に)平坦な錐状形状を有している。
【0124】 要素90の係合部分94は、その中心から半径方向および長手方向の両方に延在す
る少なくとも実質的に平坦もしくは平面的な多数の表面部分95を備えた孔形状(h
ole-like shape)を有している。
【0125】 第2要素96は係合手段97を有するが、該係合手段97は、その中心から半径方向
および長手方向の両方に延在する少なくとも実質的に平坦もしくは平面的な多数
の表面部分98をやはり備えた相補形状を有している。
【0126】 表面部分95および98が僅かに回転された初期位置から上記2個の係合手段が係
合せしめられたとき、第1要素の係合手段−および、第2要素が又本発明に係る要
素であれば第2要素の係合手段−は、上記各表面部分が係合を維持するように且
つ増大する力の結果として、回転させられることは明らかである。
【0127】 故に、表面部分95および98のこの係合および移動は、清浄化作用を実施する。
【0128】 表面部分95もしくは98の個数は実際の要件に依存して選択され得ることを銘記
されたい。表面部分95および98は、電気導体もしくは流体導体、または両者を備
え得る。上記2つの係合手段は、電気接続および流体連通(electrical and flui
d connections)の両者を多数提供するようにされ得る。
【0129】 当然ながら、表面部分95および98は各係合手段の半径方向のみに延在すべく選
択され得る。但しその場合、各係合手段に対して与えられた任意の回転もしくは
変位は、各係合手段の表面部分95もしくは98の全ての清浄化作用を達成するもの
ではない。
【0130】 いずれの場合にも各係合手段の形状は、各係合手段の中央軸心に対して所定角
度となる所定方向における各係合手段の偶発的変位に対して適合する。
【0131】 最後に図9には、本発明に係る要素および手段で使用される係合手段の更に別
の実施例が示されている。
【0132】 該実施例において、第1接触要素100は本発明に係るものであるが、第2接触要
素101はそうである必要はない。第1要素100の係合手段は、図9において本質的
に鉛直である軸心の回りで回転可能となるように(不図示の)弾性手段内に埋設さ
れる。
【0133】 各係合手段は少なくとも実質的に同一であり且つ係合表面102を備えるが、該
係合表面102は、円周方向かつ長手方向に延在すると共に半径方向に平坦である
。また、上記係合表面は、長手方向に延在する表面103も備えている。
【0134】 係合の前に上記2個の係合手段は、各係合手段が係合した場合に各表面103が
係合するであろう角度から離間すべく僅かに回転して(底部側の係合手段は上方
から見て時計方向に回転して)位置決めされる。
【0135】 係合する時、係合力は、各表面103が係合する方向へと各係合手段が回転する
ようにさせる。これは2つの効果を有する:回転は各表面102の清浄化作用を提
供すると共に、実際に各表面103が係合するまで回転が維持されれば極めて良好
な係合が達成される。
【0136】 この様に確実に、各係合手段の間において良好に定義された相対位置にて係合
を停止して“維持”すると、表面102および103は多数の電気導体および/または
流体導体を備えることができ、これにより、単一対の係合手段により多数の接続
が提供され得る、という利点がある。
【0137】 上述された本発明の各実施例において、殆どは電気接続およびコネクタが記述
された。但し本発明および各実施例は流体連通(fluid connections)を提供する
上で等しく適合されることを銘記されたい。その場合に係合手段は電気的手段の
代わりに流体連通を提供する手段を有する。この点に関し、その係合手段は接続
部にて流体が漏れるのを完全に防止すべくシール手段を備えるのが望ましい場合
がある。もちろん、斯かるシール手段は弾性手段の一部として形成され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1A】 図1Aは、先行技術の接触手段の断面図である。
【図1B】 図1Bは、本発明に係る接触手段の第1実施例の断面図である。
【図2】 図2は、この実施例の適合性(adapting capabilities)を示す図1Bの接触手
段の断面図である。
【図3】 図3は、本発明に係る接触手段の第2実施例の第1および第2要素の断面図およ
び端面図である。
【図4A】 図4Aは、係合手段の実施例の断面図である。
【図4B】 図4Bは、係合手段の実施例の断面図である。
【図4C】 図4Cは、係合手段の実施例の断面図である。
【図4D】 図4Dは、係合手段の実施例の断面図である。
【図5A】 図5Aは、本発明の接触手段の第3実施例を示す図である。
【図5B】 図5Bは、本発明の接触手段の第3実施例を示す図である。
【図5C】 図5Cは、本発明の接触手段の第3実施例を示す図である。
【図5D】 図5Dは、本発明の接触手段の第3実施例を示す図である。
【図6】 図6は、本発明に係る接触手段の第4実施例の端面図および側面図である。
【図7】 図7は、本発明に係る接触手段の第5実施例の2つの断面図およびその係合手
段の上面図である。
【図8A】 図8Aは、本発明に係る接触要素の断面図であり、係合手段は図4Aに示され
た形式である。
【図8B】 図8Bは、本発明に係る接触要素の立体側面図であり、係合手段は図4Aに示
された形式である。
【図9】 図9は、係合手段を更に別の興味深い形状とした本発明に係る接触手段の別実
施例を示す図である。
【図10】 図10は、図5の実施例に類似するが回転可能とされた実施例を示す図である
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年7月27日(2000.7.27)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 −ハウジングもしくはフレームと、 −電気導体もしくは流体導体と、 −他の接触要素の係合手段と係合する係合手段であって、上記電気導体と電気
    接続もしくは流体連通された係合手段と、 −弾性手段と、を備え、 上記電気導体もしくは流体導体および上記係合手段は上記弾性手段内に少なく
    とも部分的に埋設され、上記係合手段は上記弾性手段の表面部分にて露出され、
    上記弾性手段は上記ハウジングもしくはフレームに関して上記係合手段を変位可
    能とするようにされている、接触要素において、 上記弾性要素は、該係合手段が露出される上記表面部分を除き、囲繞手段によ
    り少なくとも実質的に囲繞され、且つ、 上記弾性手段は、少なくとも実質的に非圧縮性であり且つ少なくとも実質的に
    上記囲繞手段により囲繞された体積を満たすことを特徴とする、接触要素。
  2. 【請求項2】 前記弾性手段は、 5未満などの、10未満などの、15未満などの、20未満などの、25未満など
    の、30未満などの、35未満などの、30未満などの、35未満などの、40未満などの
    、45未満などの、50未満などの、55未満などの、60未満などの、且つ/又は、 6〜10の区間などの、5〜20の区間などの、2〜30の区間などの、1〜40の区
    間などの、且つ/又は、 10〜20の区間などの、6〜25の区間などの、4〜30の区間などの、1〜40の
    区間などの、且つ/又は、 20〜30の区間などの、15〜32の区間などの、10〜35の区間などの、1〜40
    の区間などの、且つ/又は、 30〜40の区間などの、25〜42の区間などの、15〜43の区間などの、1〜45
    の区間などの、且つ/又は、 40〜50の区間などの、30〜55の区間などの、20〜58の区間などの、1〜60
    の区間などの、且つ/又は、 50〜60の区間などの、40〜60の区間などの、20〜60の区間などの、1〜60
    の区間などの、 65未満のショアA硬度、および/または、 1未満などの、2未満などの、3未満などの、4未満などの、6未満などの、8
    未満などの、10未満などの、12未満などの、14未満などの、16未満などの、18未
    満などの、20未満などの、22未満などの、23未満などの、且つ/又は、 1〜5の区間などの、1〜10の区間などの、1〜15の区間などの、1〜20の区
    間などの、且つ/又は、 3〜10の区間などの、2〜12の区間などの、2〜15の区間などの、1〜20の区
    間などの、且つ/又は、 5〜12の区間などの、3〜15の区間などの、2〜18の区間などの、1〜20の区
    間などの、且つ/又は、 8〜15の区間などの、5〜17の区間などの、3〜20の区間などの、1〜24の区
    間などの、且つ/又は、 12〜20の区間などの、10〜22の区間などの、5〜23の区間などの、1〜24の
    区間などの、且つ/又は、 19〜23の区間などの、15〜23の区間などの、10〜24の区間などの、1〜24
    の区間などの、 25未満の25%圧縮撓み(kg/cm2)、 を有する、請求項1記載の接触要素。
  3. 【請求項3】 第2の電気導体もしくは流体導体と、該第2の電気導体もしく
    は流体導体と電気接続もしくは流体連通された第2係合手段とを更に備え、 上記第2の電気導体もしくは流体導体および上記第2係合手段は前記弾性手段に
    少なくとも部分的に埋設され、 上記第2係合手段は上記弾性手段の第2表面部分にて露出され、 上記弾性手段は前記ハウジングもしくはフレームに関して上記第2係合手段を
    変位可能とするようにされている、 請求項1または2に記載の接触要素。
  4. 【請求項4】 前記弾性手段は更に、一方の係合手段が所定方向に変位され
    たときに他方の係合手段を別の所定方向に変位するようにされている、請求項3
    記載の接触要素。
  5. 【請求項5】 要素表面部分を更に備え、 前記弾性手段は、上記要素表面部分が該要素表面部分の方向に対して所定角度
    を有する方向および/または上記弾性手段の中への方向に変位されるとき、前記
    係合手段を変位するようにされている、請求項1から4のいずれか一項に記載の
    接触要素。
  6. 【請求項6】 前記弾性手段は、前記要素表面部分が該弾性手段の中への方
    向に変位されるとき、前記係合手段を上記弾性手段から離間した方向に変位する
    ようにされている、請求項5記載の接触要素。
  7. 【請求項7】 前記各弾性手段は前記係合手段を回転軸心の回りで回転可能
    とするようにされている、請求項1から6のいずれか一項に記載の接触要素。
  8. 【請求項8】 前記各係合手段は該各係合手段を、該各係合手段が露出され
    る前記表面部分に対して少なくとも実質的に直交する回転軸心の回りで回転可能
    とするようにされている、請求項7記載の接触要素。
  9. 【請求項9】 前記各係合手段は該各係合手段を、該各係合手段が露出され
    る前記表面部分に対して少なくとも実質的に平行な回転軸心の回りで回転可能と
    するようにされている、請求項8記載の接触要素。
  10. 【請求項10】 前記弾性要素は、前記表面部分を除き且つ前記弾性手段の
    前記要素表面部分を除き、囲繞手段により少なくとも実質的に囲繞される、請求
    項5もしくは6に記載の接触要素。
  11. 【請求項11】 前記弾性手段および前記係合手段は、該係合手段が露出さ
    れる前記表面部分に対して所定角度となる所定方向において所定の力が該係合手
    段に加えられたとき、上記加えられた力の方向に対して所定角度にて上記係合手
    段を変位するようにされている、請求項1から10のいずれか一項に記載の接触
    要素。
  12. 【請求項12】 前記弾性手段に接触する前記係合手段の一部分は、前記加
    えられた力の方向に延在する直線の回りで非対称的な形状を有する、請求項11
    記載の接触要素。
  13. 【請求項13】 前記弾性手段の弾性もしくは圧縮性などの弾性特性は前記
    係合手段の前記部分の周縁部に沿って変化する、請求項11もしくは12に記載
    の接触要素。
  14. 【請求項14】 2個の電気導体もしくは流体導体の間の接触を確立する接
    触手段であって、該接触手段は、 −請求項1から13のいずれか一項に従った第1接触要素と、 −当該第2接触要素の表面部分に露出された係合手段と電気接続もしくは流体
    連通された電気導体もしくは流体導体を備える第2接触要素とを備え、 上記第1および第2接触要素は、第1および第2要素の係合手段が係合して相互に
    対して力を及ぼす如く係合するようにされている、 接触手段。
  15. 【請求項15】 前記第1接触要素は要素表面部分を更に備え、且つ、 前記弾性手段は、表面接触部分が上記要素表面部分の方向に対して所定角度を
    有する方向に変位されたとき、上記第1要素の係合手段を変位するようにされて
    いて、 当該接触手段は、上記第1要素の上記係合手段を変位すべく上記第1要素の上記
    要素表面部分を変位する手段を付加的に備えて成る、 請求項14記載の接触手段。
  16. 【請求項16】 前記変位手段は前記第2要素内に備えられる、請求項15
    記載の接触手段。
  17. 【請求項17】 前記変位手段は前記係合力が及ぼされたときに前記要素表
    面部分を変位するようにされている、請求項16記載の接触手段。
  18. 【請求項18】 前記変位手段は前記弾性手段を介して前記係合力の少なく
    とも一部を引き起こすようにされている、請求項16もしくは17に記載の接触
    手段。
  19. 【請求項19】 前記変位手段は、前記第1および第2要素の各係合手段の係
    合に引き続いて前記要素表面部分を変位するようにされている、請求項15記載
    の接触手段。
  20. 【請求項20】 前記第1要素の前記係合手段は、他方の要素の対応係合手
    段と係合するとき、及ぼされた力の方向に対して所定角度を有する方向に変位さ
    れるようにされている、請求項14乃至19のいずれか一項に記載の接触手段。
  21. 【請求項21】 前記第1要素の前記係合手段は前記第2要素の前記係合手段
    との係合に依り変位されるようにされている、請求項20記載の接触手段。
  22. 【請求項22】 前記第1および第2要素の前記各係合手段は、前記変位の間
    、それらの物理的接触表面部分の清浄化作用を実施すべく物理的接触するように
    されている、請求項20もしくは21に記載の接触手段。
  23. 【請求項23】 前記第1要素の前記係合手段は、係合の間において且つ最
    大係合力が及ぼされる前に、変位されるようにされている、請求項20乃至22
    のいずれか一項に記載の接触手段。
  24. 【請求項24】 前記弾性手段は前記第1要素の前記係合手段を回転軸心の
    回りで回転可能とするようにされている、請求項20乃至23のいずれか一項に
    記載の接触手段。
  25. 【請求項25】 前記各弾性手段は、前記各係合手段が露出される前記表面
    部分に対して少なくとも実質的に直交する回転軸心の回りにおいて前記第1要素
    の前記係合手段を回転可能とするようにされている、請求項24記載の接触手段
  26. 【請求項26】 前記各弾性手段は、前記各係合手段が露出される前記表面
    部分に対して少なくとも実質的に平行な回転軸心の回りにおいて前記第1要素の
    前記係合手段を回転可能とするようにされている、請求項24記載の接触手段。
  27. 【請求項27】 前記第1および第2要素の前記各係合手段は、該第1および
    第2要素が係合するときに上記第1要素の上記係合手段の回転を提供するような接
    触表面部分を有する、請求項24、25もしくは26に記載の接触手段。
  28. 【請求項28】 前記第1要素は、 −第2の電気導体もしくは流体導体と、 −上記第2の電気導体もしくは流体導体と電気接続もしくは流体連通された第2
    係合手段とを更に備え、 上記第2の電気導体もしくは流体導体および前記第2係合手段は少なくとも部分
    的に前記弾性手段内に埋設され、 上記第2係合手段は上記弾性手段の第2表面部分にて露出され、 上記弾性手段は前記ハウジングもしくはフレームに関して上記第2係合手段を
    変位可能とするようにされていて、 前記第2要素は、 −第2の電気導体もしくは流体導体と、 −上記第2の電気導体もしくは流体導体と電気接続もしくは流体連通された第2
    係合手段とを備え、 上記第2係合手段は上記第2要素の第2表面部分にて露出され、 上記第1および第2要素が係合するときに上記各第2係合手段は相互に係合する
    と共に相互に対して第2の力を及ぼすようにされている、 請求項14乃至27のいずれか一項に記載の接触手段。
  29. 【請求項29】 前記第1要素の前記弾性手段が、前記第1および第2要素が
    係合するときに、前記各係合手段により及ぼされる力が、前記力が少なくとも実
    質的に同一であるなどの所定関係を有することを確かなものとするようにされて
    いる、請求項26記載の接触手段。
  30. 【請求項30】 前記第1要素の前記弾性手段は、前記第2要素の前記係合手
    段の一個以上がその又はそれらの所期位置に関して所定方向に変位されるとき、
    それに応じて該第1要素の前記係合手段を変位するようにされている、請求項2
    6もしくは27に記載の接触手段。
  31. 【請求項31】 前記第1要素および前記第2要素は、ネジ作用、堅固な固定
    作用、掛止作用、摩擦、磁気もしくは電気力、または重力、により解除可能に係
    合するようにされている、請求項14乃至30のいずれかに一項に記載の接触手
    段。
  32. 【請求項32】 前記第1および第2要素は、回転軸心の回りにおいて相互に
    関して回転され得る如き様式で相互接続され、且つ、 上記第1および第2接触要素の一方は、上記回転軸心と少なくとも実質的に一致
    する中心を有する円の少なくとも一部のように形成される、 請求項14乃至30のいずれか一項に記載の接触手段。
  33. 【請求項33】 前記第2接触要素は少なくとも円の一部のように形成され
    る、請求項32記載の接触手段。
  34. 【請求項34】 前記第1および第2要素は少なくとも実質的に永続的な様式
    で相互接続される、請求項32もしくは33に記載の接触手段。
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