JP2002516932A - 平面的繊維質形の垂直層別のための装置 - Google Patents
平面的繊維質形の垂直層別のための装置Info
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- JP2002516932A JP2002516932A JP2000551070A JP2000551070A JP2002516932A JP 2002516932 A JP2002516932 A JP 2002516932A JP 2000551070 A JP2000551070 A JP 2000551070A JP 2000551070 A JP2000551070 A JP 2000551070A JP 2002516932 A JP2002516932 A JP 2002516932A
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- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01G—PRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
- D01G19/00—Combing machines
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D04—BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
- D04H—MAKING TEXTILE FABRICS, e.g. FROM FIBRES OR FILAMENTARY MATERIAL; FABRICS MADE BY SUCH PROCESSES OR APPARATUS, e.g. FELTS, NON-WOVEN FABRICS; COTTON-WOOL; WADDING ; NON-WOVEN FABRICS FROM STAPLE FIBRES, FILAMENTS OR YARNS, BONDED WITH AT LEAST ONE WEB-LIKE MATERIAL DURING THEIR CONSOLIDATION
- D04H1/00—Non-woven fabrics formed wholly or mainly of staple fibres or like relatively short fibres
- D04H1/70—Non-woven fabrics formed wholly or mainly of staple fibres or like relatively short fibres characterised by the method of forming fleeces or layers, e.g. reorientation of fibres
- D04H1/74—Non-woven fabrics formed wholly or mainly of staple fibres or like relatively short fibres characterised by the method of forming fleeces or layers, e.g. reorientation of fibres the fibres being orientated, e.g. in parallel (anisotropic fleeces)
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
同期往復運動可能で、駆動機構に接続された2つの部材を用いて平面的繊維質形、とりわけ、繊維質ウェブの垂直層別を行うための装置。往復運動可能な部材(1、2)が、機械の剛直フレーム中のベアリングに固定された少なくとも1個のロバストシャフト(4)を介して間接的に駆動機構(3)に連結され、そのうち、一方の部材(1)は上記シャフト(4)と直接的に、又は可撓性ジョイント(6)を介して連結され、第2の部材(2)は可撓性ジョイント(7)を介して同一のシャフト又は他のシャフト(5)に連結されている。上記駆動機構(3)は、相互間の位相ずれを以て配置された2つのクランクアセンブリを備えた1個の駆動シャフト(8)からなるものでもよい。上記可撓性ジョイント(6、7)は、幅対厚み比が10以上のフラットスチールバネを具備してなる。
Description
【0001】 (技術分野) 本発明は、平面的繊維質形、とりわけ、カーディング機からの繊維質ウェブの
垂直層別によりボリューム感造形物(voluminous shape)を生産するための装置
に関する。
垂直層別によりボリューム感造形物(voluminous shape)を生産するための装置
に関する。
【0002】 (背景技術) カーディング作用を有する機械から得られるウェブからのウェッビングの製造
について、実質的に3つの基本的原則が知られ、使用されており、これは平行、
クロス、又は垂直ウェブの層別に基づいている。繊維質層の製造方法およびその
層の関連する繊維の配向は製品の特性に対し決定的重要性を有する。ボリューム
感造形物の場合、すなわち使用において単一、繰返し又は永続的応力に曝される
ものについては、最良の特性のものが、ウェブの垂直層別により繊維質層を形成
させることにより得られる。最も変化の大きい条件下において、このような製品
が最も良くそれらの機能的特性を保持することができ、これは特に詰め物又は断
熱材として用いた場合に顕著となる。
について、実質的に3つの基本的原則が知られ、使用されており、これは平行、
クロス、又は垂直ウェブの層別に基づいている。繊維質層の製造方法およびその
層の関連する繊維の配向は製品の特性に対し決定的重要性を有する。ボリューム
感造形物の場合、すなわち使用において単一、繰返し又は永続的応力に曝される
ものについては、最良の特性のものが、ウェブの垂直層別により繊維質層を形成
させることにより得られる。最も変化の大きい条件下において、このような製品
が最も良くそれらの機能的特性を保持することができ、これは特に詰め物又は断
熱材として用いた場合に顕著となる。
【0003】 回転又は振動の原理に基づいて稼動する幾つかのタイプの装置が、製品の平面
に対し実質的に垂直に繊維を配列させたものからなる繊維質層の製造において知
られている。
に対し実質的に垂直に繊維を配列させたものからなる繊維質層の製造において知
られている。
【0004】 回転原理に基づく垂直層形成装置は、種々のタイプの回転部材、例えばギア車
、ピン付きシリンダー又は特殊な形の窪み(この間にウェブが供給される)を備
えた回転ディスクによりウェブを形成するものである。このシステムは例えばC
ZAO 273997により保護されていて、そのメリットは高い性能および広
い範囲の種類の垂直層形成ウェッビングである。しかし、問題はウェブの種々の
特定密度について繊維の位置を良好に制御することができないことであり、製品
の表面に不均質な構造を生じさせる。繊維の配向が層の表面に対する垂直配向か
ら偏向することにより製品の圧縮抵抗が低下することになる。垂直層形成装置の
回転部材、例えばワイヤーシステム、成形ディスク又は窪みは製品中での不規則
な繊維の分布で結合された列状(row−like)構造を形成させる。
、ピン付きシリンダー又は特殊な形の窪み(この間にウェブが供給される)を備
えた回転ディスクによりウェブを形成するものである。このシステムは例えばC
ZAO 273997により保護されていて、そのメリットは高い性能および広
い範囲の種類の垂直層形成ウェッビングである。しかし、問題はウェブの種々の
特定密度について繊維の位置を良好に制御することができないことであり、製品
の表面に不均質な構造を生じさせる。繊維の配向が層の表面に対する垂直配向か
ら偏向することにより製品の圧縮抵抗が低下することになる。垂直層形成装置の
回転部材、例えばワイヤーシステム、成形ディスク又は窪みは製品中での不規則
な繊維の分布で結合された列状(row−like)構造を形成させる。
【0005】 振動による垂直層形成装置は、供給されたウェブを成形用バッテン(batt
en)により成形し、成形されたひだをスラストバッテンで最終的に持ち上げる
という原理に基づいて動作する。この原理で動作する機械は種々の配列のものが
知られており、殆どが製品特性の要求に適応させるようになっている。例えば、
米国特許第2,638,960号による装置は水平に振動する側板を具備してな
り、ウェブ又は織り糸システムを圧縮状態でベース層に供給し、後向きの位置で
スラストバッテンが材料をループの形で、接着剤を施したベース層に向けて押圧
する。
en)により成形し、成形されたひだをスラストバッテンで最終的に持ち上げる
という原理に基づいて動作する。この原理で動作する機械は種々の配列のものが
知られており、殆どが製品特性の要求に適応させるようになっている。例えば、
米国特許第2,638,960号による装置は水平に振動する側板を具備してな
り、ウェブ又は織り糸システムを圧縮状態でベース層に供給し、後向きの位置で
スラストバッテンが材料をループの形で、接着剤を施したベース層に向けて押圧
する。
【0006】 CZ P 37 619によれば、水平に供給されたウェブが垂直に配置された
バッテンで上下の側から折り曲げられる。このウェブの繊維はベース層に対し、
上下の側から付着される。CZ P 56 029には縦型の装置が開示されてい
て、供給されたウェブは一対のコンベヤーベルト間で一対のバッテンによりひだ
がつけられる。なお、この一対のバッテンは互いに対向して往復動するようにな
っている。接着剤塗布ベース層に繊維を両側から接着させることにより、二重プ
ラシ天に似た形状のものが得られる。これの変形例がCZ P 87 556に開
示されている。この場合、上側から供給されたウェブが接着剤塗布織布上にドッ
ファーくし(doffer comb)形に一対の交互作動バッテンにより堆積
されるようになっている。CZ AO 235494には、カーディング機から送
られるウェブが、カーダーの出口側ドラムにて基台上のドフィング地点に直接形
成される。この方法において、形成されたひだの位置は固定されない。従って、
その製品は化学的又は機械的硬化のための装置へ移すことはできない。ここに記
載されている全ての機構は、個々のひだを形成する際に直ちにベース織物に対し
接着剤で垂直型のウェッビングを付着させる必要がある。さもなければ、そこで
形成された構造は不安定となり、公知の機械的硬化法または粘着硬化法を適用す
ることができない。
バッテンで上下の側から折り曲げられる。このウェブの繊維はベース層に対し、
上下の側から付着される。CZ P 56 029には縦型の装置が開示されてい
て、供給されたウェブは一対のコンベヤーベルト間で一対のバッテンによりひだ
がつけられる。なお、この一対のバッテンは互いに対向して往復動するようにな
っている。接着剤塗布ベース層に繊維を両側から接着させることにより、二重プ
ラシ天に似た形状のものが得られる。これの変形例がCZ P 87 556に開
示されている。この場合、上側から供給されたウェブが接着剤塗布織布上にドッ
ファーくし(doffer comb)形に一対の交互作動バッテンにより堆積
されるようになっている。CZ AO 235494には、カーディング機から送
られるウェブが、カーダーの出口側ドラムにて基台上のドフィング地点に直接形
成される。この方法において、形成されたひだの位置は固定されない。従って、
その製品は化学的又は機械的硬化のための装置へ移すことはできない。ここに記
載されている全ての機構は、個々のひだを形成する際に直ちにベース織物に対し
接着剤で垂直型のウェッビングを付着させる必要がある。さもなければ、そこで
形成された構造は不安定となり、公知の機械的硬化法または粘着硬化法を適用す
ることができない。
【0007】 この傾向に対し、或る程度の改良がCZ AO 269300の装置および関連
する特許出願PV 1819−92になされている。つまり、上側から供給され
たウェブが振動フライコーム(fly comb)によりひだ状に形成され、各
ひだは同期的に振動するバッテンにより押圧されてコンベヤベルトとグリッドと
の間にて繊維質層に蓄積される。
する特許出願PV 1819−92になされている。つまり、上側から供給され
たウェブが振動フライコーム(fly comb)によりひだ状に形成され、各
ひだは同期的に振動するバッテンにより押圧されてコンベヤベルトとグリッドと
の間にて繊維質層に蓄積される。
【0008】 複雑で正確な動作を必要とする成形部材の駆動機構の問題が、PV 1819
−92によれば、4−ジョイント・アセンブリにより解決されている。この4−
ジョイント・アセンブリは2組のタイロッドを有し、2つの振動部材、つまりフ
ライコームとバッテンを駆動するようになっている。この軽い機能的振動部材が
アセンブリに直接連結されていて円運動が往復動に変換されるようになっている
。円運動を往復動に変換するこのアセンブリの大きい応力が衝撃力を発生させ、
作業部材(フライコームとバッテン)の振動を生じさせる。双方のシャフトは3
ギア車のセットにより相互に連結されている。この機構はこの双方の作業部材の
同期駆動を可能にするが、複雑な機構およびかなり嵩ばった装置のため、注意深
くバランス化させた状態でも、振動数はせいぜい毎分600サイクルである。こ
のような能力は最近のカーディング機(生産ラインにおいて、これに堆積装置が
組込まれる)の要求を満たすものにはならない。又、このようなコンセプトによ
る嵩ばった個々の部材は、連続的操業においては、ギア車、ピンおよびベアリン
グの疲労を促進させ、その結果、機械の寿命を短縮させる。更に、連続的操業に
おいて、ノイズのレベルも次第に大きくなり、製品も不均質なものとなる。その
他、個々のウェブのひだの頻度が次第に増大して不均一な形状を生じさせる。
−92によれば、4−ジョイント・アセンブリにより解決されている。この4−
ジョイント・アセンブリは2組のタイロッドを有し、2つの振動部材、つまりフ
ライコームとバッテンを駆動するようになっている。この軽い機能的振動部材が
アセンブリに直接連結されていて円運動が往復動に変換されるようになっている
。円運動を往復動に変換するこのアセンブリの大きい応力が衝撃力を発生させ、
作業部材(フライコームとバッテン)の振動を生じさせる。双方のシャフトは3
ギア車のセットにより相互に連結されている。この機構はこの双方の作業部材の
同期駆動を可能にするが、複雑な機構およびかなり嵩ばった装置のため、注意深
くバランス化させた状態でも、振動数はせいぜい毎分600サイクルである。こ
のような能力は最近のカーディング機(生産ラインにおいて、これに堆積装置が
組込まれる)の要求を満たすものにはならない。又、このようなコンセプトによ
る嵩ばった個々の部材は、連続的操業においては、ギア車、ピンおよびベアリン
グの疲労を促進させ、その結果、機械の寿命を短縮させる。更に、連続的操業に
おいて、ノイズのレベルも次第に大きくなり、製品も不均質なものとなる。その
他、個々のウェブのひだの頻度が次第に増大して不均一な形状を生じさせる。
【0009】 振動部材は多数のジョイントにより主動力機と連結させる必要があり、その相
互間の距離は要求される振動数および作業部材の曲げ剛性によって左右される。
すなわち、振動数が増大すればジョイントの数、従ってギア車の数又は振動部材
の嵩を増大させる必要がある。これらの可能性の結果、機械の可動部材の全体の
嵩が大きくなり、振動数をそれ以上増大させることが不可能となる。
互間の距離は要求される振動数および作業部材の曲げ剛性によって左右される。
すなわち、振動数が増大すればジョイントの数、従ってギア車の数又は振動部材
の嵩を増大させる必要がある。これらの可能性の結果、機械の可動部材の全体の
嵩が大きくなり、振動数をそれ以上増大させることが不可能となる。
【0010】 (発明の開示) 上記の問題は本発明の平面的繊維質形の垂直層別装置、つまり2つの同期振動
部材を有するものにより解決される。この同期振動部材は、機械の剛直なフレー
ム中のベアリングに固定された1又は2個のロバスト(robust)シャフトを介し
て間接的に駆動部材と連結している。これらの振動部材はシャフトと直接的に連
結され、又は摺動自在に設けられた可撓性ジョイントのセットを介してシャフト
と連結されている。この可撓性ジョイントのセットは、幅対厚み比が10より高
いフラットスチールバネと、摺動性取付け部材と可撓性ナックル継手を有するタ
イロッドとからなる。摺動性取付け部材を備えた可撓性ナックル継手により主動
力機および大きなシャフトの円運動を振動部材の直線的振動運動に変換すること
が可能となる。
部材を有するものにより解決される。この同期振動部材は、機械の剛直なフレー
ム中のベアリングに固定された1又は2個のロバスト(robust)シャフトを介し
て間接的に駆動部材と連結している。これらの振動部材はシャフトと直接的に連
結され、又は摺動自在に設けられた可撓性ジョイントのセットを介してシャフト
と連結されている。この可撓性ジョイントのセットは、幅対厚み比が10より高
いフラットスチールバネと、摺動性取付け部材と可撓性ナックル継手を有するタ
イロッドとからなる。摺動性取付け部材を備えた可撓性ナックル継手により主動
力機および大きなシャフトの円運動を振動部材の直線的振動運動に変換すること
が可能となる。
【0011】 この機構は、相互間に位相ずれのある2つのクランクアセンブリを有する駆動
シャフトを含むものであってもよい。各シャフトは駆動機構によって同期的に駆
動され、従って、その長手軸を中心として往復動することができる。その大きい
直径および剛性のため、この往復動を伝達するシャフト(管であってもよい)は
、駆動機構により伝達される力の影響下でも振動することはない。従って、この
シャフトは作業部材に対しその全幅に沿って均一に分配された運動を伝達し、不
必要な振動を生じさせることはない。この装置のメリットは、可撓性ジョイント
のセットによる作業部材と固定シャフトとの連結のため、必要な高い操業スピー
ドでも作業部材に振動を生じさせないということである。なお、この可撓性ジョ
イントのセット自体の嵩は公知のトランスミッション部材よりも実質的に小さい
。この装置は振動数、毎分2000サイクルで操業することが可能である。この
振動数は最近のカーディング機の速度に相当する速度で繊維質ウェブを処理する
ことができる。
シャフトを含むものであってもよい。各シャフトは駆動機構によって同期的に駆
動され、従って、その長手軸を中心として往復動することができる。その大きい
直径および剛性のため、この往復動を伝達するシャフト(管であってもよい)は
、駆動機構により伝達される力の影響下でも振動することはない。従って、この
シャフトは作業部材に対しその全幅に沿って均一に分配された運動を伝達し、不
必要な振動を生じさせることはない。この装置のメリットは、可撓性ジョイント
のセットによる作業部材と固定シャフトとの連結のため、必要な高い操業スピー
ドでも作業部材に振動を生じさせないということである。なお、この可撓性ジョ
イントのセット自体の嵩は公知のトランスミッション部材よりも実質的に小さい
。この装置は振動数、毎分2000サイクルで操業することが可能である。この
振動数は最近のカーディング機の速度に相当する速度で繊維質ウェブを処理する
ことができる。
【0012】 本発明の装置の他の利点を挙げると以下の通りである。メンテナンスの手間が
少なくて寿命が長いことであり、繊維又はウェブが巻き付けられる回転部材の数
も少なく、種々のタイプの製品を処理するため機械をシャフト・タイロッド上で
調整するときも振動部材の後方位置を容易に設定することができる。更に、振動
部材の振幅を駆動機構上で直接、容易に変更することができる。
少なくて寿命が長いことであり、繊維又はウェブが巻き付けられる回転部材の数
も少なく、種々のタイプの製品を処理するため機械をシャフト・タイロッド上で
調整するときも振動部材の後方位置を容易に設定することができる。更に、振動
部材の振幅を駆動機構上で直接、容易に変更することができる。
【0013】 機能部材の振動運動のため位相ずれを設定することは、ドッファーくし型作業
エッジからウェブのドフィングを安全に行うために必要である。すなわち、これ
により正確なひだの成形が可能となり、これは平滑な表面および均質な製品密度
を得るための絶対条件である。
エッジからウェブのドフィングを安全に行うために必要である。すなわち、これ
により正確なひだの成形が可能となり、これは平滑な表面および均質な製品密度
を得るための絶対条件である。
【0014】 (発明を実施するための最良の形態) 実施例1 図1に示す装置は繊維質層、例えばカーディング機から得られる繊維質ウェブ
を処理するためのものである。この装置は、ウェブの垂直層別を行うための2つ
の振動部材1、2を有する。この振動部材1、2はシャフト4および接続ロッド
10を介してナックル継手11および駆動機構3に連結されている。シャフト4
はその長手軸に沿って回転および往復運動可能となっている。シャフト4は外径
701mmのロバストチューブからなり、機械の剛直なフレーム中のベアリング
に固着されている。振動部材1は上記シャフト4に接続、固定され、他の振動部
材2はタイロッド7を介して摺動性取付け部材と可撓性ナックル継手と連結され
ている。
を処理するためのものである。この装置は、ウェブの垂直層別を行うための2つ
の振動部材1、2を有する。この振動部材1、2はシャフト4および接続ロッド
10を介してナックル継手11および駆動機構3に連結されている。シャフト4
はその長手軸に沿って回転および往復運動可能となっている。シャフト4は外径
701mmのロバストチューブからなり、機械の剛直なフレーム中のベアリング
に固着されている。振動部材1は上記シャフト4に接続、固定され、他の振動部
材2はタイロッド7を介して摺動性取付け部材と可撓性ナックル継手と連結され
ている。
【0015】 振動部材2は振動部材1からの針セット手段により繊維質ウェブ上に置かれて
ひだを形成し、ついで、押圧してコンベアベルト上に繊維質層を形成させる。
ひだを形成し、ついで、押圧してコンベアベルト上に繊維質層を形成させる。
【0016】 この装置は、繊維が織物面に対し主に(predominantly)垂直に配向された繊
維質層を製造するのに適している。
維質層を製造するのに適している。
【0017】 実施例2 図2に示す装置は、図1のものと同様に、2つの振動部材1、2を有する。一
方の部材1は上記シャフト4を介して駆動機構3と連結され、他方の部材2はタ
イロッド7によりシャフト5を介して摺動性取付け部材および可撓性ナックル継
手に連結されている。図2aに示す駆動機構3は2つのクランクシャフト9を備
えた駆動シャフト8を具備してなる。このクランクシャフトは上記振動部材のう
ちの1つの進歩した位相運動を可能にするものである。
方の部材1は上記シャフト4を介して駆動機構3と連結され、他方の部材2はタ
イロッド7によりシャフト5を介して摺動性取付け部材および可撓性ナックル継
手に連結されている。図2aに示す駆動機構3は2つのクランクシャフト9を備
えた駆動シャフト8を具備してなる。このクランクシャフトは上記振動部材のう
ちの1つの進歩した位相運動を可能にするものである。
【0018】 実施例1と比較して、上記振動部材2の進歩した位相運動のため、処理済みの
繊維質層を上記振動部材1からより都合良く取り上げることができる。従って、
折り目がより規則的になり、平滑な表面の織布を製造することができる。
繊維質層を上記振動部材1からより都合良く取り上げることができる。従って、
折り目がより規則的になり、平滑な表面の織布を製造することができる。
【0019】 実施例3 図3に示す装置は、実施例2のものと同様の部材からなっている。2つの振動
部材1、2は、摺動性取付け部材および可撓性ナックル継手を備えたタイロッド
6、7によりシャフト4、5と連結されている。
部材1、2は、摺動性取付け部材および可撓性ナックル継手を備えたタイロッド
6、7によりシャフト4、5と連結されている。
【0020】 この装置の利点は、振動部材1、2の双方の直線的動きであり、これにより空
気の乱れ、並びにカードに供給されたウェブの振動を抑制することができる。そ
の結果完成した織布はより均一になる。
気の乱れ、並びにカードに供給されたウェブの振動を抑制することができる。そ
の結果完成した織布はより均一になる。
【0021】 実施例4 実施例3のものと同様の装置において、可撓性ナックル継手6、7がスチール
バネで置き換えられている。これによりリンクの嵩、駆動機構の力学的負荷が減
少し、装置の寿命の延長を図ることができる。
バネで置き換えられている。これによりリンクの嵩、駆動機構の力学的負荷が減
少し、装置の寿命の延長を図ることができる。
【0022】 (産業上の利用の可能性) 平面的繊維質形の垂直層別のためのこの装置は織物工業で利用可能なものであ
る。
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 単一シャフトを用いて平面的繊維質形の垂直層別を行うための装置を模式的に
示す図。
示す図。
【図2】 2つのシャフトと、1つの摺動自在な振動部材と、固着された第2の振動部材
とを用いて平面的繊維質形の垂直層別を行うための装置を模式的に示す図。 図2aは駆動機構を模式的に示す図。
とを用いて平面的繊維質形の垂直層別を行うための装置を模式的に示す図。 図2aは駆動機構を模式的に示す図。
【図3】 2つのシャフトと、摺動自在な振動部材とを用いて平面的繊維質形の垂直層別
を行うための装置を模式的に示す図。
を行うための装置を模式的に示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 コテック,ヴァクラブ チェコ共和国 460 05 リベレック 5, カーラ カプカ 9 (72)発明者 サネトルニック,フィリップ チェコ共和国 460 13 リベレック 13, マラトバ 430 (72)発明者 カルクマ,ラドゥコ チェコ共和国 460 05 リベレック 5, カーラ カプカ 22 Fターム(参考) 3B151 AA29 AB08 AB22 AC36 CA01 CA06 CB09 4L047 AB02 EA02 EA08 EA22
Claims (3)
- 【請求項1】 同期往復運動可能で、駆動機構に接続された2つの部材を用
いて平面的繊維質形、とりわけ、繊維質ウェブの垂直層別を行うための装置であ
って、往復運動可能な部材(1、2)が、機械の剛直フレーム中のベアリングに
固定された少なくとも1個のロバスト(robust)シャフト(4)を介して間接的
に駆動機構(3)に連結され、そのうち、一方の部材(1)は上記シャフト(4
)と無関節で、又は可撓性ジョイント(6)を介して連結され、第2の部材(2
)は可撓性ジョイント(7)によって同一のシャフト又は他のシャフト(5)に
連結されていることを特徴とする装置。 - 【請求項2】 該駆動機構(3)が、相互間の位相ずれを以て配置された2
つのクランクアセンブリを備えた1個の駆動シャフト(8)からなることを特徴
とする請求項1記載の装置。 - 【請求項3】 該可撓性ジョイント(6、7)が、幅対厚み比が10より大
きいフラットスチールバネからなることを特徴とする請求項1又は2記載の装置
。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/CZ1998/000025 WO1999061693A1 (en) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | A device for perpendicular stratification of planary fibrous shapes |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002516932A true JP2002516932A (ja) | 2002-06-11 |
Family
ID=5469142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000551070A Pending JP2002516932A (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | 平面的繊維質形の垂直層別のための装置 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6983515B1 (ja) |
EP (1) | EP1084288B1 (ja) |
JP (1) | JP2002516932A (ja) |
AT (1) | ATE222304T1 (ja) |
AU (1) | AU737343B2 (ja) |
CA (1) | CA2331250A1 (ja) |
DE (1) | DE69807262D1 (ja) |
WO (1) | WO1999061693A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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