【発明の詳細な説明】
新規物品
[技術分野]
本発明は新規物品に関し、具体的には可聴音(audible sound)や可視光線(visi
ble light)の様に、特殊効果を発生させるのに適している新規物品に関する。
[背景技術]
音楽メロディまたは可視光線のように特殊効果を発生させるのに適している新
規物品は娯楽用に用いられる。例えば、その内部に沿って流れる液体によって可
聴音及び/または光線を作り出す吸入ストローは、社交的集まり、具体的には子
供の誕生日パーティーのムードを一層盛り上げることができる。特殊効果を発生
させる多様な吸入ストローが開発されてきたが(例えば、米国特許3,122,959、3,
332,622、3,398,624、4,121,835、4,252,273及び4,631,715)、このようなストロ
ーはその内部を流れる液体によって可聴音及び/または可視光線を電子的に発生
させることができない。よって、このような可聴音及び/または可視光線を発生
させる吸入ストローが要求されている。
[発明の詳細な説明]
本発明は、液体と関連して用いられる新規に改良した新規物品を提供すること
で、前述した従来技術の問題点が克服できる。具体的には、新規物品は本体と、
本体に付着されて可聴音や可視光線の様な特殊効果を電気的に発生させて使用者
の楽しみが盛り上がる発電機構とを持つ。発電機構には駆動機構が含まれ、これ
は本体に付着されて液体に接触することによって発電機構を駆動させることにな
る。駆動機構は電気接点が液体に接触すると発電手段を駆動させる一対の電気接
点を含む。
本発明の一実施例を挙げると、本体は液体通路を有する吸入ストローを含む。
電気接点を通路内部に位置させ、通路を通して流れる液体によって発電機構を駆
動させる。
本発明の他の実施例によると、本体は液体水面に浮かぶかまたは液体内に浸る
ような形状及び大きさからなる。電気接点が本体の上にマウントされるが、その
マウント位置は本体が液体表面または内部に位置されると電気接点が液体に接触
する位置をいう。
本発明のまた他の実施例では、スプーンを備えた本体を提供する。具体的に、
スプーンは電気接点のマウントされたヘッドを有するが、ヘッドが液体に浸ると
、発電機構が特殊効果を発生させることになる。
本発明は好適実施例に対する説明及び図面を参照することにより理解できる。
[図面の簡単な説明]
[図1]
本発明の実施例1によって構成された新規物品の分解斜視図である。
[図2]
図1の2-2線に沿う新規物品の断面図である。
[図3]
図1及び図2に示す新規物品の電子回路モジュールの底面斜視図である。
[図4]
図1及び図2に示す新規物品に用いられる電子回路組立体の概略図である。
[図5]
本発明の実施例2によって構成された新規物品の正面図である。
[図6]
本発明の実施例3によって構成された新規物品の正面図である。
[図7]
本発明の実施例4によって構成された新規物品の正面図である。
[図8]
本発明の実施例5によって構成された新規物品の正面図である。
[図9]
図8に示す新規物品に用いられる電子回路組立体の概略図である。
[図10]
図8に示す新規物品の正面図である。
[図11]
図8及び図10に示す新規物品の側面図である。
[図12]
本発明の実施例6によって構成された新規物品の平面図である。
[図13]
図12に示す新規物品に用いられる電子回路組立体の概略図である。
[図14]
本発明の実施例7によって構成された新規物品の側面図である。
[発明を実施するための好適な形態]
図1及び図2は本発明の実施例1によって構成された新規物品10を示す。
具体的に、新規物品10は、その内部に通路14を持つ吸入ストロー12と、詳
述するストロー12
の通路14を通して流れる液体によって電子的または電気的に発生される可聴音
を発生させる電子的または電気的回路モジュール16とを含む。電子回路モジュ
ール16をストロー12にマウントするための容器18がストロー12に付着さ
れる。容器18はストロー12を固定するための一対のクリップ20を持つ(図
2参照)。クリップ20はその間にストロー12の部分を把持できる大きさ及び
形状からなる。容器18をストロー12に永久固定させるために、接着剤22を
ストロー12とクリップ20の間に適用することが望ましい(図2参照)。また、
容器18は後述する目的のために、その底壁に形成された一対の開口部24、2
6を含む。さらに、視覚的効果のために微笑像を持つ面板28を電子回路モジュ
ール16に固定させる。
図1及び図2また図3及び図4を参照して説明すると、電子回路モジュール1
6は、ハウジング30と、そのハウジング30内に収容された電子または電気回
路組立体34とを含む。具体的に、ハウジング30は容器18内に収容される程
の大きさ及び形状からなると共に、電子回路モジュール16と容器18の間に使
用された接着剤32により同様に永久接着される(図2参照)。新規物品10は
再使用されるべきなので、使用後新規物品10を水洗及び/またはすすぐ時ハウ
ジング30の内部に水が侵入しないように、電子回路組立体34を密閉する。
特に図4を参照すれば、電子回路組立体34には集積回路ユニット36(Integ
rated Circuit Unit;以下、ICUという)、パワーソース38(例えばバッテリ
ー)、センサー機構または駆動機構40、抵抗器機42及び可聴音を発生させる
スピーカー44が備えられる。具体的に、ICU36に連結してICUを駆動さ
せるセンサー機構40は、ハウジング30から外側に突出され、容器18の各開
口部24、26を通して延びる形状及び大きさからなる一対の電気接点46、4
8を含む(図1乃至図3参照)。さらに、電子回路モジュール16が容器18側に
力を受けて電気接点46、48がストロー12の通路14内部に位置することに
なる時、ストロー12をあける針状の自由端を電気接点46、48が持つ(図2
及び図4参照)。電子回路モジュール16は、接着剤22の硬化前に容器18内
に収容されて、電気接点46、48がストロー12を貫通する時、接着剤22が
電気接点46、48を囲みながら密封し、接点46、48とストロー12の間に
形成された何れのギャップも空気遮断方式にて密封することが望ましい。この方
式から、ストロー12を通して流れる液体が通路14からギャップに漏れること
が防止され、反対に物品10使用中に同様な経路を通して空気が吸入されること
も防止される。一方、密封ガスケットをストロー12と容器18の間及び/また
は容器18とシーリング作動を行う電子回路モジュール16のハウジング30の
間に位置させる事も出来る。電気接点46、48がストロー12を通して延びる
ことで、ストロー12が容器18に支持されて電子回路モジュール16がストロ
ー12に対して適当な位置にあることになる。
続いて、図4を参照して説明すると、電子技術分野において公知の構造のIC
U36は、ストロー12の通路14を通して流れる果物ジュースやソーダの様な
電解液が、両側接点46、48に接触して接点46、48が互いに結合されるこ
とで回路が完成する時(すなわち、接点46、48が液体により電気的に接続さ
れる時)駆動される。接点46、48は通路14を通して流れる液体に接触する
ことによってICU36を駆動させる。この点から、電子回路組立体34のトリ
ガ敏感度(trigger sensivity)を制御する抵抗器42がICU36に連結する。
具体的に、抵抗器42は接点46、48が相互連結して液体により電気的に接続
されると、センサー機構40にICU36を駆動させるのに充分な敏感度を提供
する。すなわち、抵抗器42の抵抗は、果物ジュースやソーダの様な電解液によ
り電気接点46、48が接続されると、相対的低電流-電導特性を持つICU3
6を駆動させる程の数値で選択される。こうした目的のために、抵抗器42の抵
抗は300,000乃至600,000Ω程度が望ましく、500,000Ω程度
が最も望ましい。この点から、抵抗器42の抵抗は、不注意や不所望の要因によ
るICU36の動作を防止するために、ICU36が誤動作を起こす程に高すぎ
ない。
ICU36は、スピーカー44を通して可聴音調、メッセージまたは音響に転
換される電子信号に予めプログラミングされる。具体的に、ICU36は、接点
46、48が接続されてICU36を作動させる時、可聴音調またはメッセージ
に転換される予めプログラミングされた電子信号の完全な少なくとも一つ以上の
サイクルを奏でるプログラムを含む。ICU36は、プログラミングされたサイ
クルの完了の前に接点46、48がオープンされても、予めプログラミングされ
たサイクルまたはサイクルを完了するようにプログラミングされることが望まし
い。しかし、ICU36にプログラミングされた電子信号を奏で続けることが接
点46、48の連続的な持続の終了に対応するような仕様も要求されることがで
きる。しかも、ICU36からの電子信号に対する特別な要求があり、かつこれ
によりセンサー機構40の連続的な持続が終了することで、ICU36からの可
聴メッセージに対する特別な要求があれば、ICU36作動完了後センサー機構
40がオープンされた時プログラミングされたサイクルの初期段階にリセット(r
eset)されるようにICU36をプログラミングすることが望ましい。
パワーソース38は電子回路組立体34、特にICU36の仕様によって選択
される。一般的な電子回路技術に従い、ICU36は1.5V回路素子を有し、
パワーソース電圧は1.5Vであることが望ましい。
ストロー12は一般的な方式に用いられる。果物ジュースまたはソーダの様な
液体がストロー12の通路14を通して吸入される時、通路14を通して流れる
液体は接点46、
48を相互接続させる。結果的に、液体は接点46、48の結合された(すなわ
ち、電気的に接続された接点46、48)回路を完成して、スピーカー44から
予めプログラミングされた可聴音調、メッセージまたは音響を発生させるような
ICU36を作動させることになる。この方法により、新規物品10は子供用誕
生日パーティーの様な社交的集いの楽しみを盛り上げる。
本発明は多様な訂正や変更が可能である。例えば、容器18はストロー12上
に分離可能にマウントされ、使用後ストロー12は廃棄して容器18と電子回路
モジュール18は他のストローに再使用できる。この場合に、容器18と電子回
路モジュール16は一つのユニットに形成される事も出来る。容器/電子回路モ
ジュールを移動可能なストロー上に分離可能にマウントするために、ロッキング
方式にストロー12の一部分を完全に囲むクリップを用いることができる。この
ような連結方式から、このクリップがストローの周りを囲みながらロッキングす
る時、接点46、48はストローを貫通して一定位置で容器/電子回路モジュー
ルを容易に支える(すなわち、容器/電子回路モジュールがストローに対して横方
向に移動することを防止する)。また、吸入ストロー12は線型形状でない例え
ば曲げ形状に形成される事も出来る。
また、電子回路組立体34も多様に訂正や変更が可能である。例えば、多様な
形態の回路素子が新規物品10に結合されて用いられる。特に、抵抗器42の抵
抗は、電子回路組立体34の全体回路素子に依存するので、抵抗は前述の範囲と
は他の範囲に選択される。しかも、電子回路組立体34の回路素子内で抵抗器4
2の相対位置は決定的なものではない。例えば、抵抗器42はICU36内部に
統合される事も出来る。さらに、センサー機構40はICU36を駆動させるス
イッチ機構に代替される事も出来る。例えば、センサー機構40はストロー12
の通路14内部にマウントされて、ストローの内部を通して流れる液体により機
構的に作動されるスイッチ機構または使用者により機構的に及び/または手作業
で操作される外部スイッチ機構に代替される事も出来る。さらに、接点46、4
8には鈍い形状の自由端が提供される。こうした条件から、開口部はストロー1
2内に予め形成され、接点46、48がストロー12の通路14に延びることが
可能となる。
前述した訂正や変更に加えて、容器18を完全に省略する事も出来る(すなわ
ち、電子回路モジュール16がストロー12にマウントされる事も出来る)。前
述したように、電子回路モジュール16と容器18は一つのユニットに形成され
る事も出来る。さらに、電子回路モジュール16は容器18内に分離可能に収容
される事も出来る。特に、電子回路組立体34及び/またはICU36には音声
メッセージの様な可聴音を記録して、ICU36が作動すれば記録したものを再
生する機構が提供される事も出来る。また、電子回路組立体34にはスピーカー
44用増幅器の様な補助電気製品が提供される事も出来る。さ
らに、電子回路組立体34はICU36作動により作動されるライトユニットを
提供することで、視覚効果の様な付加的な特長が提供されるように設計する事が
出来る。特に、クリップ20は他の形態のマウント機構に代替する事が出来る。
図5、図6、図7、図8乃至図11、図12及び図13、図14は各々本発明
の実施例2、実施例3、実施例4、実施例5、実施例6及び実施例7を示す。図
1乃至図4の実施例の構成要素と実質的に同様な図5、図6、図7、図8乃至図
11、図12及び図13、図14に示した構成要素には、当該図面符号に100
、200、300、400、500及び600が加算された図面符号を付ける。
特に説明がなければ、図5乃至図14の実施例は図1乃至図4の実施例の様な基
本方法に組立されて構成される。
図5を参照すると、新規物品110は水の様な液体に浮かぶかまたは液体に浸
るボート形状の本体112を持つ。具体的に、新規物品110は例えば浴槽、水
泳場等での玩具用に用いられる。本体112内部には電子回路組立体134が提
供される。具体的に、電子回路組立体134はICU136とこれに連結した一
対の電気接点146、148を含む。接点146、148は本体112が液体内
部または表面に位置した時本体112に接触されるように、本体112上に位置
する。この点から、接点146、148は本体112の底面両側にマウントされ
る。また、本体112にはICU136に連結してこれと共に作動されることで
、視覚効果を促供するライトユニット150が提供される。本体112内部にマ
ウントされたモーター152はICU136により駆動されると、本体112を
前進させるプロペラ154を持つ。また、本体112はボート音の様な可聴音を
発生するスピーカー(不図示)と、バッテリの様なパワーユニット(不図示)とを含
む。物品110が液体上にある時、接点146、148は液体により接続されて
ICU136を作動させる。結果的に、ライトユニット150が作動されて視覚
効果を提供することになり、モーター152が駆動されてプロペラ154を回転
させることで、本体112が動作することになる。
図6には次の事項を除けば、図5に示した新規物品110と同様な新規物品2
10を示す。すなわち、新規物品210の本体212が自動車形状であり、また
本体212には図5の新規物品110内で用いられるものと同様なモーターまた
はプロペラを提供しないことを除けば、図5と図6に示す新規物品は同様である
。
図7にはスプーン312を含む新規物品310が示されており、スプーン31
2はヘッド356とハンドル358とからなる。電子回路組立体334はスプー
ン312上にマウンされる。具体的に、電子回路組立体334は互いに電気的に
接続されたICU(不図示)、バッテリ(不図示)及びスピーカー(不図示)を含む。
ICUを作動させる接点346、34
8はヘッド356上にマウンされてICUに連結し、スピーカーから可聴音を発
生させる。
使用中、スプーン312のヘッド356が水または牛乳の様な液体に浸ること
になると、接点346、348が電気的に接続されることで、ICUが作動され
る。結果的に、電子回路組立体334のスピーカーから予めプログラミングされ
た音響が出力される。
新規物品310は多様に訂正や変更が可能である。例えば、スプーン312は
フォークまたはナイフの様な他の形態の什器に代替できる。しかも、電子回路組
立体334はライトユニットのように他の特殊効果を発生させる補助装置が含ま
れる。
図8乃至図11には、次のことを除けば、図1乃至図4の実施例と同様な構成
からなって同様な方式に動作される新規物品410を示す。新規物品410は曲
げ形態の吸入ストロー412と、電子または電気回路組立体434が収容される
容器418とを持つ。図1乃至図4の実施例の電子回路組立体34とは異なり、
電子回路組立体434には図1乃至図4の実施例で用いられるハウジング30と
類似するハウジングを提供せず、容器418内部に直接収容される。吸入ストロ
ー412は容器418内を通して延長される。このとき、容器418には図8で
は一つだけ示しているが、容器418の環状構造の側壁462内に形成された対
向する穴460が提供される。具体的に、吸入ストロー412は穴460を通し
て延長される。また、アパーチャ463(aperture)が側壁462の底面と隣接す
るように容器418の側壁462内に形成される。水の様な液体が容器418内
に流入されると、アパーチャ463を通して容器418から水が排出される。ま
た、アパーチャ463は、電子回路組立体434から発生して、容器418内部
にあった音響をその内部に沿って伝えることで、使用者が容易に音響を聞けるよ
うにする機能を持つ。容器418の開口部(不図示)を密閉するカバー464が提
供されて、容器418内にある電子回路組立体434を遮蔽する。また、カバー
464は吸入ストロー412を穴460内で固定させるための一対のタング46
5(tongue、図8では一つだけ示す)を含む。具体的に、各タング465は二つの
穴460のいずれかに収容される程の大きさと形状を有する。
電子回路組立体434は集積回路ユニット436(Integrated Circuit Unit)
、パワーソース(例えば、バッテリ)438、センサー機構440、音響発生機構
4440及びトランジスタ466を含み、各構成要素は直接または間接的に互い
に連結し、センサー機構440の電気接点446、448が接続されると、可聴
音を発生させる。パワーソースは3ボルト電圧を持つことが望ましい。電子分野
で公知のように、トランジスタ466はこれと結合された出力信号を増幅して、
電気接点446、448がソーダやジュースの様な液体により接続されると、I
CUを作動させる機能を有する。トランジスタは商業的に流通されるトランジス
タであることが望ましい。また、ICU436は商業的に流通される集
積回路ユニット(例えば、台湾フアコ電子で部品番号HKA5208として販売される集
積回路ユニット)であることが望ましい。音響発生ユニット444は商業的に流
通される他の形態のブザーまたはスピーカーとしても良い。
新規物品410の組立において、接点446、448は予め設定された温度で
加熱され、プラスチック材質またはこれと類似している材質で作られた吸入スト
ロー412に当てられる。接点446、448が吸入ストロー412により加圧
されると、加熱された接点が吸入ストロー412の結合部分を溶解させることに
なる。このように、接点446、448は吸入ストロー412を容易に貫通して
、吸入ストロー412の通路414内部に位置される。接点446、448と吸
入ストロー412の溶解部分が冷却されると、溶解部分が凝固されることで、接
点446、448と吸入ストロー412との間に形成された全てのギャップは密
封されるため、ガスケットまたは接着剤の様な独立的な密封機構を提供する必要
がなくなる。接点446、448の周りにある吸入ストロー412部分が堅く凝
固されると、この部分が接点446、448を堅く支えることで、電子回路組立
体434が吸入ストロー412に堅く固定される。
新規物品410は多様に訂正や変更が可能である。例えば、電子技術分野で公
知のように、ここで図示されて記述された他の電子回路組立体と同様に電子回路
組立体434は特別な要請または要求に適するように多様な方式に訂正できる。
図9に示す電子回路組立体434の特定設計は、ここで記述される他の電子回路
組立体と同様に単純な一例であるだけで、本発明の範囲を限定するものではない
。例えば、電子回路組立体434の成分は他の成分と結合するように設計された
り、電子回路組立体434の少なくとも一つ以上の成分が省略されるように設計
されたり、及び/または少なくとも一つ以上の成分が要求されるように設計され
る事が出来る。例えば、ICU436はその内部にトランジスタ466を含み、
及び/または図1乃至図4の実施例の抵抗器と類似している抵抗器を要求するよ
うに設計される事も出来る。また、電子回路組立体434は付加的または他の特
殊効果を発生するように訂正できる。さらに、接点466、488はそれらの電
導性向上のために金や銀でコーティングできる。その他にコーティング物質に用
いられるものは体に悪くないべきである。しかも、ICU436のトリガ敏感度
は、接点446、448間の物理的距離を調整することで、ストロー412の通
路414内部でいずれかの接点448に対して他の接点446の相対位置を調整
することで、及び/または抵抗器を持つ電子回路組立体434を提供することで
、所望の程度で設定できる。
電子回路組立体434に加えて、容器418も変更できる。例えば、ファスナ
ーの様な他の結合機構が吸入ストロー412を容器418に固定させるのに用い
られる。また、楽しみのための面板または微笑像はカバー464上にマウントさ
れる。
図12及び図13は、次を除けば、図1乃至図4に示す実施例と同様な構成か
らなり同様な方式に動作する新規物品510を示す。新規物品510は吸入スト
ロー512と、これにマウントされた容器518とを持つ。容器518は溝56
8を有するが、この溝568はスナップ-フィット(snap-fit)方式にて吸入スト
ロー512の一部分に収容される程の大きさと形状で、容器518の後面側部に
形成される。他の方案として、吸入ストロー512は他の結合機構により容器5
18に固定される事も出来る。容器518はアクリルの様な透明または半透明材
質で作られたカバー564を含むが、このカバー564は凸面570を持つ。一
方、凸面570は平らに形成されても良い。証印572(indicia)が凸面570
の内側面にプリント、ペイントまたは位置される。凸面570は透明または半透
明なので、証印572は凸面570を通して使用者に見られる。さらに、凸形状
であるから、凸面570は画面をより大きくして平らな面より証印572がよく
見られることになる。
また、新規物品510に電子回路組立体534が提供される。具体的に、電子
回路組立体534はパワーソース538、センサー機構540、トランジスタ5
66及び発光ダイオード(LED)またはランプの様なライトユニット550を
含むが、各構成要素は直接または間接的に互いに連結して可視光線を発生させる
。具体的に、センサー機構540の接点546、548が吸入ストロー512を
通して流れる液体により接続されると、容器518内部にマウントされたライト
ユニット550が作動されて証印572が照明される。
新規物品510は多様に変更や応用が可能である。例えば、証印572が凸面
570の外部側面上にプリント、ペイントまたは位置される。また、ライトユニ
ット550は容器518の外表面または吸入ストロー512上にマウントされる
。特に、接点546、548が液体により接続される間に、ライトユニット55
0が照明し続けるように電子回路組立体534が設計される。代案として、適切
な集積回路ユニットICUまたは類似な装置を使用して、ライトユニット550
が点滅するように電子回路組立体534が設計される。しかも、電子回路組立体
534は他の視覚効果を提供するように設計される。例えば、電子回路組立体5
34に文字または映像の様な照明された証印を発生させるライトユニットが予め
設定された形態で配列される。さらに、電子回路組立体534に図1乃至図4の
実施例と共に説明を述べたいずれかと同じ音響発生機構が、ライトユニット55
0に付加して提供される。また、容器518は人間や動物の様な他の形態に形成
され、及び/または図1乃至図4の実施例による新規物品10の面板28の様な
面板と一体に結合される。さらに、吸入ストロー512はアクリルの様な透光性
材質で製作され、光がライトユニット550から吸入ストロー512を過ぎて外
部に照射されることで、吸入ストロー512が照明される。このような吸入スト
ローを照明する効果は、吸入ストロー512の表面を粗
く形成することで、吸入ストロー512を通して過ぎ行く光が任意の方向に散乱
されることにより一層増加される。このように、吸入ストロー512には白熱効
果(glowing effect)が提供される。
図14は本発明の実施例7によって構成された新規物品610を示す。新規物
品610は一対のアダプター674、676を有する容器618を含むが、この
アダプター674、676は容器618の両側端部より突出される。また、新規
物品610は吸入ストロー612を含み、吸入ストロー612は容器618の各
アダプター674、676に連結した一対の接合部612a、612bを含む。
吸入ストロー612にはその接合部のいずれかの自由端612aから他の自由端
612bに延長された通路614が提供される。具体的に、通路614は、吸入
ストロー612の接合部612aを通して延長された第1通路部614aと、吸
入ストロー612の接合部612bを通して延長された第2通路部614bと、
容器618内部に一体に形成され、いずれかのアダプター674から他のアダプ
ター676まで容器618内を通して延長された第3通路部614cとを含む。
この点から、実施例1の吸入ストロー12と実施例7の吸入ストロー612とは
構造的には異なるが、同様な機能を持つ。すなわち、吸入ストローの接合部61
2a、612bと第3通路部614cとを合わせて、実施例1の吸入ストロー1
2と同様な一つの吸入ストローを定義することになる。ストロー接合部612a
、612bは容器618から分離可能で、容器618と接合部612a、612
bを個別的に洗浄することができる。一方、接合部612a、612bと容器6
18は一切に形成する事も出来る。
また、新規物品610は、図14では図示しない電子回路組立体によっても提
供され、この組立体は通路614の第3通路部614c内部に位置する一対の電
気接点646、648を有する。液体が通路614を通して流れれば、接点64
6、648が接続され、電子回路組立体が電子的に生じる特殊効果を発生させる
。
尚、本発明は本実施例に限るものではない。本発明の趣旨から逸脱しない範囲
内で多様に変更・実施することが可能である。
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