JP2002516141A - 歯科ハンドピース用駆動装置 - Google Patents

歯科ハンドピース用駆動装置

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JP2002516141A JP2000550412A JP2000550412A JP2002516141A JP 2002516141 A JP2002516141 A JP 2002516141A JP 2000550412 A JP2000550412 A JP 2000550412A JP 2000550412 A JP2000550412 A JP 2000550412A JP 2002516141 A JP2002516141 A JP 2002516141A
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Abstract

(57)【要約】 患者および治療を行う人の安全性を高めるために電気的安全性要件を満たすための手段を簡単な方法で講じてある歯科ハンドピース用駆動装置を提案する。駆動装置はモータ軸(11)に固着されたローター(12)と、内側ベアリングレース(17)、外側ベアリングレース(18)およびこれらのベアリングレース(17、18)間に配置された複数の転動要素(19)よりなり、モータ軸(11)を取付けるための少なくとも1つの耐摩擦性ベアリングシステム(13、14)と、駆動すべき歯科器具(1)を連結するための継手要素(16)とを有している。本発明によれば、耐摩擦性ベアリングシステム(13、14)の転動要素(19)は非導電性材料よりなり、それにより駆動モータのステータまたはモータハウジング(10)とローター(12)との間の電気絶縁が確保される。これらの手段により、駆動モータの欠陥の場合に、電流が駆動モータの耐摩擦性ベアリングシステム(13、14)および駆動モータのハウジング(10)を経て患者または治療を行う人へ流れることが防がれる。それにより、有利には、駆動装置のモータ軸を取付けるのに、セラミック製転動要素を有する鋼製耐摩擦性ベアリングシステム(いわゆるハイブリッド耐摩擦性ベアリング)または全体的にセラミック製の耐摩擦性ベアリングが用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は請求項1の前提項に記載の歯科ハンドピース用の駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
医療または歯科ハンドピースは一般に歯科ツール、例えば、ターボドリルを受
けるための器具部分と、歯科ツールを回転駆動するための駆動モータと、例えば
、電流、噴霧または冷却空気、噴霧水などのような歯科ツール操作用の特定の供
給媒体を供給するための媒体供給ホースとを有するホース部分2とを備えている
。 図7は例として、3つの個々の構成要素、すなわち、歯科ツール5が頭部6に
回転可能に取付けられる器具部分1と、駆動モータ3と、媒体供給ホース4を有
するホース部分と示しており、これらの構成要素は次々に直接取付けられること
によって連結される。このような構造は例えばドイツ特許第C2 283409
9号から知られている。別の種類の構造を図8に示してある。ここにおける駆動
装置3は器具部分1およびホース部分2により構成される中空の空間に保持され
るいわゆるモータカートリッジである。 電気モータ、特に、直流モータは、本出願人のドイツ特許第A1 19604
628号から知られているように、例えば、駆動モータとして使用される。駆動
モータは実質的に、モータ軸を解して回転可能に設けられたローター磁石と、連
結することができる歯科器具に特定の供給媒体を供給する媒体管路用の自由空間
を持つ自己支持性ステータ空気ギャップ巻線を有するステータから構成される。
モータ軸は前側および後側モータベアリングによりモータハウジング内に設けら
れている。通常、モータベアリングとして耐摩擦性ベアリングシステムが使用さ
れており、これらの耐摩擦性ベアリングシステムは内側ベアリングレースと、外
側ベアリングレースと、両ベアリングレース間に配置された複数の転動要素とで
構成されており、両ベアリングレースおよび転動要素は公知な方法で鋼で形成さ
れている。上記直流モータの変形例として、交流モータを使用することも可能で
ある。 電気モータ(直流モータまたは交流モータ)のほかに、エアモータを駆動モー
タとして使用することも可能である。このようなモータは、例えば、本出願人の
ドイツ特許第C2 3215255号に開示されている。特に、この印刷明細書
の図5および図7からわかるように、層状モータとして構成されたエアモータは
円形チャンバーに回転可能に設けられた中央軸を有しており、この中央軸は中心
に対して偏っており、また半径方向のスロットを有しており、このスロットにお
いて、ばねの力の作用により層がチャンバーの内壁部に圧接するように半径方向
外方へ押圧される。また、エアモータの軸は耐摩擦性ベアリングシステムにより
ハウジングに設けられている。 他の公知なエアモータはタービン羽根車の形態のローターを有しており、圧縮
空気が接線方向または正割に沿って流れてこのローターに当たることができる。 上記電気モータとは対照的に、エアモータは基本的に繰り返し殺菌に耐えるの
に適しているので、エアモータは器具部分の固定構成要素部品であることもでき
る。他方、電気モータを使用する場合、殺菌方法のためにこの電気モータを器具
部分から分離するために、電気モータを器具部分に取り外し可能に連結しなけれ
ばならない。何故なら、電気モータの電子構成要素が一般に少なくとも永久的に
は繰り返し殺菌に耐えないからである。 更に、歯科ハンドピースの場合、種々の安全規定に従うべきである。かくして
、例えば、歯科治療ユニットのための要件および試験方法をそれらの設計にかか
わらず規定しているDIN EN ISO 7494(1997年)、「歯科治
療器具」が存在している。中でも、このDIN規制の項5.3下でとりわけ電気
的要件が収集されており、それを遵守すれば、例えば電気衝撃の結果としての患
者および治療を行う人に対する傷害が回避されることが保証されている。 現代的な歯科ハンドピースの移動構成要素が駆動モータの中へ延び、歯科ツー
ルを含むハンドピースの伝達要素が主に金属製であり、かくして導電性であるの
で、歯科ハンドピースに高価な保護手段を講じなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 従って、本発明の目的は患者および治療を行う人の安全性を更に高めるために
電気安全要件の遵守のための尚一層の予防策を簡単な方法で講じることの提起に
より上記種類の駆動装置を提供することである。
【0004】
【発明の実施の形態】
この目的は請求項1の特徴により達成される。非導電性材料よりなる転動要素
を備えた鋼製耐摩擦性ベアリングシステムを使用することにより、駆動装置のス
テータまたはモータハウジングとローターとの間の電気絶縁を確保する。その結
果、駆動モータの欠陥の場合に、電流が駆動モータのボールベアリングおよびハ
ウジングを通って患者および治療を行う人へ流れてしまうのを防ぐことができる
。 駆動装置のモータ軸を取付けるのに、セラミック製転動要素を有する鋼製耐摩
擦性ベアリングシステム(いわゆるハイブリッド耐摩擦性ベアリング)または全
体的にセラミック製の耐摩擦性ベアリングシステムが有利に使用される。セラミ
ック材料が有する特殊材料特性のため、尚一層の利点が得られる。転動要素およ
びできるならベアリングレース用に窒化珪素(Si34)の使用がここでは特に
有利である。 これに関して、大きい電機抵抗に加えて、特に、低比重、低熱伝導率、化学薬
品、消毒剤およびまたは殺菌剤に対する明らかに良好な耐性、および鋼より良好
な温度安定性がセラミック材料の有利な材料特性であると言うべきである。 本発明の尚一層の構成および展開は更に他の従属請求項の要旨である。
【0005】
【実施例】
添付図面を参照して好適な実施例により本発明を以下により詳細に説明する。 歯科ハンドピースの場合、流体、特に、空気による駆動と電流による駆動は根
本的に異なる。本発明は基本的に両方の駆動の可能性のために使用することがで
きる。 まず第1に、図1は本発明による駆動装置3(電気駆動または空気駆動)の概
略図を一般的に示している。中央モータ軸11に固着されたローター12がモー
タハウジング10に配置されている。モータ軸11は前側モータベアリング13
および後側モータベアリング14によってモータハウジング10に回転可能に設
けられている。更に、モータハウジング10は、前側モータベアリング13に向
けられた側に、駆動すべき歯科器具を連結するための継手要素15を有しており
、この要素は有利には標準化されている。継手要素15は、回転固着方法でモー
タ軸11に連結された継手ピン16を有しており、これに器具部分1を差し込む
と、器具部分1の対応駆動ピンと係合し、モータ軸11の回転運動を機械的に伝
達する。器具部分1における回転運動は更に公知の適当な機械的継手要素によっ
て器具部分1の頭部6に保持された歯科ツール5に伝達される。
【0006】 2つのモータベアリング13,14は各々、耐摩擦性ベアリングシステムの形
態をしている。これらのベアリングは実質的に、内側ベアリングレース17と、
外側ベアリングレース18と、これらの両ベアリングレース17、18間に配置
され、且つ特にボールの形態であって、ベアリングレース17、18の互いに対
する相対移動を可能にする複数の転動要素19とからなる。 本発明によれば、耐摩擦性ベアリングシステム13、14は互いに組み込むと
き、非導電材料よりなる転動要素19を挿入する。これにより、ステータまたは
モータハウジング10と駆動モータ3のローター12との間に絶縁を保証する。
その結果、駆動モータ3の欠陥の場合に、簡単な手段で、電流がボールベアリン
グ13、14およびモータハウジング10を経て患者または治療を行う人に流れ
るのを効果的に防ぐことができる。
【0007】 セラミック材料製の転動要素19を使用すると、耐摩擦性ベアリング構成要素
品を選択する場合に特に有利であることがわかった。これに関して、全体的にセ
ラミック製の耐摩擦性ベアリングと、セラミック転動要素を有する鋼製の耐摩擦
性ベアリング(いわゆるハイブリッド耐摩擦性ベアリング)との間で選択を行う
ことができる。しかしながら、いかなる場合でも、少なくとも転動要素19はセ
ラミック材料から形成される。 特に、窒化物、炭化物およびホウ化物のような市場で入手可能な公知のセラミ
ック材料のうち、窒化珪素(Si)が上記種類の耐摩擦性ベアリング用の
最も適したセラミック材料であることがわかった。窒化珪素の成形体を反応焼結
、焼結、ホットプレス成形および高温静水圧により製造することができるが、製
造方法の組合わせも可能である。
【0008】 窒化珪素の代表的な値と、在来の耐摩擦性ベアリング鋼についての対応する代
表的な値とを付けて種々の材料特性を下記表に挙げてある。
【表1】 ウェイガンドの「ファイトミットハーテンクゲルン」、すなわち、専門家のた
めのジャーナル、機械+工具、22/1987―構成+展開8の別刷から)
【0009】 すでに以上で説明した電気絶縁容量に加えて、以下に、二、三の更に他の材料
特性を選び出し、これらに関係した利点を、歯科ハンドピース用の駆動装置にお
ける耐摩擦性ベアリングシステム用に在来使用されている鋼と比較して説明する
。 セラミック材料の比較的低い密度のため、回転運動中、比較的小さい遠心力が
生じ、この結果、より有利な支持応力が生じる。しかも、転動要素19の摩擦抵
抗の減少、かくして、熱発生の減少が達成され、その結果、耐摩擦性ベアリング
の有効寿命が長くなる。更に、この点で、セラミック製の耐摩擦性ベアリングお
よびハイブリッド耐摩擦性ベアリングはベアリング構成要素品の潤滑なしで鋼製
の耐摩擦性ベアリングより長い有効寿命を有することが示された。同様に、高温
でも、鋼と比較してセラミック材料のより大きい寸法安定性により長い有効寿命
が促進された。
【0010】 更に、セラミック材料の熱伝導率が低い結果、ローター12の回転により生じ
た熱がモータハウジング10の外方まであまり容易には伝達されない。この向上
した断熱性は特に使用者が手に持つモータハンドピースの場合に好都合である。 ほとんどの化学物質にとっての有利な腐蝕安定性および良好な耐性は、特に歯
科ハンドピースの器具部分1に固定的に一体化され、且つ器具部分と共に繰り返
し殺菌されるエアモータ3の場合に好都合である。 当業者は、上記表に挙げたセラミック材料の材料特性から、およびセラミック
材料の更に公知な材料特性から、本発明によれば、歯科ハンドピース用の駆動装
置にセラミック耐摩擦性ベアリングまたはハイブリッド耐摩擦性ベアリングのど
ちらを使用した方が尚一層の利点をもたらすかを容易に見きわめるであろう。
【0011】 器具部分1に連結される駆動装置3を有する歯科ハンドピースを図2に示して
ある。この場合、継手15、16はまた非導電性材料、好ましくは、プラスチッ
ク材料よりなる周方向の継手絶縁体27を有している。その結果、全体的に金属
製のモータハウジング10は器具部分1から電気的に絶縁されており、従って、
モータハウジング10を通して器具部分1およびおそらく、歯科ツール5へは電
流が流れないので、患者にとっての尚一層の安全な機能が存在する。
【0012】 以下、本発明を適用する歯科ハンドピース用の駆動装置としての電気モータお
よびエアモータの構成を図3および図4により詳細に説明する。 図3に示す直流モータ3の駆動部分がモータハウジング10内に配置されてお
り、モータハウジング10には、継手要素15が連結されており、直流モータに
よって駆動すべき歯科器具1を継手要素15に差し込むことができる。この継手
要素15は一般に標準化された継手である。モータ軸11は前側モータベアリン
グ13および後側モータベアリング14によって後側ベアリングスリーブ20に
回転可能に設けられており、これらの2つのモータベアリング13、14用に、
図1によるセラミック製耐摩擦性ベアリングまたはハイブリッド耐摩擦性ベアリ
ングが使用される。
【0013】 モータ軸11に固着されるローター12は柔軟な磁性戻りリング21aよりな
るステータ21およびこれに位置決めされた自己支持性ステータエアギャップ巻
線21bにより取り囲まれており、戻りリング21aは好ましくは積層鉄戻りリ
ングとして製造されている。自己支持性ステータエアギャップ巻線21bはプラ
スチック材料を射出成形することにより詰められ、或いは、充填されており、ま
たこれに連結することができる歯科器具1に供給するための媒体管路22を案内
するための自由空間を有している。更に、直流モータ3は、修理の場合に2つの
耐摩擦性ベアリング13、14が実質的により容易に接近できるように、継手要
素15を分解した後、ローター12をいかなる他の分解手段なしでモータハウジ
ング10から横方向に抜き出すことができるように構成されている。このような
電気モータ3の詳細な説明は例えば本出願人のすでに以上に記載したドイツ特許
第A1 19604628号から得ることができる。 この点においては、本発明を使用することができ、また本発明により直流モー
タの場合および交流モータの場合に同様に上記利点をもたらすと言うことに特に
言及し得る。
【0014】 図4に横断面で示してあるエアモータ3は公知な方法で層状モータとして構成
されている。エアモータ3は中心に対して偏っている円形チャンバー23に回転
可能に設けられた中央モータ軸11を有している。ここでも、図1によるセラミ
ック製耐摩擦性ベアリングまたはハイブリッド耐摩擦性ベアリングがモータ軸1
1を取付けるのに使用される。 モータ軸11は半径方向のスロット24を有しており、このスロットにおいて
、夫々の層25がチャンバー23の内壁によりかかるようにばね26の力の作用
により半径方向外方へ押圧される。モータ軸11がチャンバー23の内壁に最も
近い個所に対していくらか偏った位置において、層25に作用してこれらをモー
タ軸11とともに回転させる空気が供給され、供給された空気はモータ軸11と
チャンバー23の内壁部との間に最も大きな間隔がある個所でチャンバー23か
ら出ていく。最も近い個所のいずれかの側で空気が供給されるかに応じて、モー
タ軸11は右または左に回転される。公知なように、エアモータ3は空気を最も
近い個所の右側および左側の両方でチャンバー23に供給することができるよう
に構成されており、供給は右側または左側で選択的に行なわれる。このようなエ
アモータ3のより詳細な説明は、例えば、本出願人の以上ですでに述べたドイツ
特許第C2 3215255号に開示されている。
【0015】 異物がモータベアリング13または14に達することがないようにリングシー
ル31をモータベアリング13および/または14と関連させることが有利であ
る。これに関しては、本発明の範囲内で、リングシール31はモータベアリング
13、14と直接協働することができ、或いは、間接に協働することができる。
リングシール31は好ましくは各場合においてモータベアリング13、14の外
側に配置される。しかしながら、異物または不純物が各内側からモータベアリン
グ13、14に侵入することも可能であるので、リングシール31を外側および
内側に各々配置するのが有利である。しかも、異物または不純物が一方の側、例
えば、外側から、或いは、内側からしかモータベアリング13、14に侵入する
ことができないようにして、例えば、環状レースにモータベアリング13、14
が配置される装着の場合があること可能である。このような場合、その恐れがあ
るモータベアリング13、14の側だけがシールされれば十分である。
【0016】 同じまたは匹敵する部品に同様の参照符号を付してある図5による好例の実施
例は器具部分1に面した方の側に配置されたモータベアリング13の領域に電気
モータ(図示せず)を備えた駆動装置3を示している。この構成の場合、モータ
ベアリング13の内側又は外側ベアリングレース17、18と密封方法で協働す
るシールリング32が設けられている。シールリング32が内側ベアリングレー
ス17(図示せず)と協働する第1の場合、シールリング32は運動隙間を残し
てモータ軸11を取り囲む構成要素に圧接するように着座し、シールリング32
が外側ベアリングレース18と密封方法で協働する第2の場合、シールリング3
2はモータ軸11に直接または間接的に着座し、これらの場合の各々において、
内側ベアリングレース17とモータ軸11を取り囲む環状部分との間または外側
ベアリングレース18と直接または間接的にモータ軸11との間にシールが設け
られる。
【0017】 好適な本実施例の場合、実質的に半径方向に延び、且つ内側ベアリングレース
17から半径方向外方に、或いは、外側ベアリングレース18から半径方向内方
に延びることができる環状脚部33がモータベアリング13と関連されており、
各々の場合、端部が他のベアリングレースに近接するか、或いは、他のベアリン
グレースに重なっている。一方では摩擦を回避するために、他方では、ベアリン
グレース17、18が金属製であるなら、先に述べたように電気接続を回避し、
且つ電流の流れを回避するために、ベアリングレース17、18間に環状ギャッ
プ34を設けるのがよく、このギャップは、導電性すなわち金属製のベアリング
レース17、18の場合、電流の流れまたはスパークが生じない位の大きさであ
る。内側および/または外側ベアリングレース17、18は非導電性材料、好ま
しくは、セラミック材料で作られてもよい。このようなセラミック材料として、
既に述べたセラミック材料も適している。好例の本実施例の場合、ベアリングレ
ース17、18間の軸方向距離は、例えば、0.2mになる。環状脚部33およ
びベアリングレース17、18は好ましくは互いに重なり合い、この場合、両者
が互いに間隔を隔てているなら、両者はカバーを構成し、両者が互いに圧接して
いるなら、両者はシールを構成する。しかしながら、両者をそれらの横縁部で互
いに近接して配置することもできる。
【0018】 脚部33の外端面は密封リング32用の好ましくは平らなまたは半径方向の密
封面35を構成し、密封リング32は密封リップ32aで密封面35に接触する
か、或いは、低い程度の軸方向弾性張力をもって密封面35に押し当たる。密封
リップ32aは、好例の本実施例の場合、好ましくは半径方向の張力をもってモ
ータ軸11に着座し、例えば、モータ軸の肩部11aに圧接し、且つ関連ベアリ
ングレースからの取り外しを防ぐように制限され、すなわち、固着されているリ
ング基部32bに予め形成されてリング基部32bと一体になっている。好例の
本実施例の場合、密封リップ32aは中空の円錐体の形態で内方に散開しており
、この場合、密封リップ32aはほぼ30°乃至60°、特に、ほぼ45°の円
錐角をなしている。適用可能であれば、弾性材料製の密封リング32または密封
リップ32aの弾性当接構成により、ベアリングレース17、18間の環状ギャ
ップが確実にシールされる。
【0019】 本発明の範囲内で、密封リップ32aの堅固性は、モータ軸11の回転速度が
過度になると、遠心力により密封リップ32aが曲げられ、且つ/或いは外方に
延ばされ、それにより環状脚部33に作用する弾性接触圧力を低減するか、或い
は環状脚部33から上昇離脱するように、非常に大きいものとなりうる。前者の
状況は、高速作動の場合、密封面35における軸方向接触圧力および摩擦を低減
するために望ましい。後者の状況では、つまり、上昇離脱の場合、遠心力による
回転中、異物または不純物が環状脚部33と密封リップ32aとの間の環状ギャ
ップに達することが可能でないので、害がない。
【0020】 好例の本実施例の場合、モータベアリング13の内側には、ベアリングレース
17、18間で効果的なリングシール41が設けられており、このリングシール
41は密封ディスク42を有しており、密封ディスク42はその一方の半径方向
縁部42aが一方のベアリングレースの環状溝43に保持され、且つその他方の
縁部42bにより他方のベアリングレースと協働し、この場合、両者間に小さい
環状ギャップ44が設けることができるか、或いは、この縁部42bが低い程度
の軸方向弾性張力をもって他方のベアリングレースに圧接することができる。好
例の本実施例の場合、密封ディスク42の外縁部42aは外側ベアリングレース
18の環状溝43に着座し、環状アンダーカット47に挿入された、例えば、弾
性材料製でもよい固着リング46により環状溝43に固着されており、この場合
、外縁部42aをばねでアンダーカット47の中へ撓まし、かくしてそこにラッ
チ留めすることができる。外側アンダーカット縁部48の直径は、好ましくは、
密封ディスク42を外縁部48を通して差し込むことができるように、密封ディ
スク42の外径より僅かに大きい。密封ディスク42は、好ましくは、軸方向張
力をもって関連ベアリングレースに圧接する場合、軸方向に弾性の材料よりなり
、この場合、弾性材料は金属、例えば、ばね鋼でもよいし、或いは、プラスチッ
ク材料でもよい。電気モータ3では、密封ディスク42は、例えば、プラスチッ
ク材料のような非導電性材料製である。しかしながら、環状ギャップ44が電流
の流れを防ぐのに十分大きい場合、密封ディスク42は導電性材料製でもよい。
これは、耐摩擦性ベアリングまたはボールまたは転動要素19を位置決めし、且
つ、導電性材料、例えば、金属で製造されるか、或いは、非導電性材料、例えば
、プラスチック材料で製造され、そして少なくともベアリングレース17、18
のうちの一方からの半径方向の運動の隙間を有している保持器49にも当てはま
る。
【0021】 外側ベアリングレース18の外側横面には、1つ環状溝51または互いから軸
方向の間隔を隔てた2つの環状溝51が設けられており、この場合、好ましくは
横断面が丸い、弾性材料製のリング52が少なくとも一方の環状溝51に着座し
、このリング52は、挿入状態では、半径方向にいくらか突出するように横面よ
り大きい外径を有し、組立て状態では、ベアリングレース18を受け入れる支持
穴の対向内壁部53に弾性張力をもって押し当たる。この構成は、2つの点で有
利である。一方では、弾性リング52はベアリングレース18と内壁部53との
間に接合部の簡単且つ有利なシールを構成する。他方では、弾性リング52はベ
アリングレース18と内壁部53との間に存在する任意の半径方向支持隙の間ま
たは組立て隙の間を埋め、それによりモータ軸11の取付けを改良する。
【0022】 一方の溝43を中央に配置したり、2つの環状溝43を特に偏心して配置した
りすることが可能である。 好例の本実施例の場合、支持穴の内壁部53は、共にねじ止めされて57のと
ころでシールされ、且つ好ましくは同じ外径を有する前側または後側モータソケ
ット55、56の一部であることができる駆動モータ部分3における半径方向支
持壁部54に位置決めされる。 本発明は駆動装置にだけではなく、異物または不純物に対する保護のために片
側および/または両側でシールされるか、或いは、覆われ、単一構成要素または
構造ユニットとして上記利点が同様に達成される少なくとも1つのモータベアリ
ング13、14にも関する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による駆動装置の長さ方向軸線に沿った概略断面図である
【図2】 本発明による駆動装置を備えた歯科ハンドピースの長さ方向軸線
に沿った断面図である。
【図3】 本発明による駆動装置としての電気モータの長さ方向断面図であ
る。
【図4】 本発明による駆動装置としてのエアモータの横断面図である。
【図5】 本発明による駆動装置の変形構成の長さ方向の部分的軸方向断面
図である。
【図6】 単一構造ユニットとしての図5による駆動装置の前側耐摩擦性ベ
アリングの軸方向断面図である。
【図7】 従来の歯科ハンドピースの概略図である。
【図8】 更なる他の従来の歯科ハンドピースの概略図である。
【符号の説明】
1 歯科器具 2 ホース部分 3 駆動装置 4 媒体供給ホース 5 歯科ツール 6 頭部 10 モーターハウジング 11 モーター軸 11aモーター軸の肩部 12 ローター 13 モータベアリング 14 モータベアリング 15 継手要素 16 継手ピン 17 ベアリングレース 18 ベアリングレース 19 転動要素 20 ベアリングスリーブ 21 ステータ 21a戻りリング 21b自己支持性ステータエアギャップ巻線 22 媒体管路 23 チャンバー 24 スロット 25 層 26 ばね 27 継手絶縁体 31 リングシール 32 シールリング 32a密封リップ 32bリング基部 33 環状脚部 34 環状ギャップ 35 密封面 41 リングシール 42 密封ディスク 42a縁部 42b自由端部 43 環状溝 44 環状ギャップ 47 環状アンダーカット 48 外縁部 49 保持器 51 環状溝 52 リング 53 内壁部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),JP,US (71)出願人 Bismarckring 39 D− 88400 Biberach/Riss 【要約の続き】 軸を取付けるのに、セラミック製転動要素を有する鋼製 耐摩擦性ベアリングシステム(いわゆるハイブリッド耐 摩擦性ベアリング)または全体的にセラミック製の耐摩 擦性ベアリングが用いられる。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ軸(11)に固着されたローター(12)と、モータ
    軸(11)を取付けるためのものであって、内側ベアリングレース(17)、外
    側ベアリングレース(18)およびこれらのベアリングレース間に配置された複
    数の転動要素(19)よりなる少なくとも1つの耐摩擦性ベアリングシステム(
    13、14)と、駆動すべき歯科器具(1)を連結するための継手要素(16)
    とを有する医療または歯科ハンドピース用の駆動装置において、耐摩擦性ベアリ
    ングシステム(13、14)の転動要素(19)は非導電性材料よりなることを
    特徴とするハンドピース用の駆動装置。
  2. 【請求項2】 非導電性材料はセラミック材料であることを特徴とする請求
    項1に記載の駆動装置。
  3. 【請求項3】 耐摩擦性ベアリングシステム(13、14)のベアリングレ
    ース(17、18)はセラミック材料から形成されていることを特徴とする請求
    項1または2に記載の駆動装置。
  4. 【請求項4】 耐摩擦性ベアリングシステム(13、14)の転動要素(1
    9)およびベアリングレース(17、18)は同じセラミック材料製であること
    を特徴とする請求項3に記載の駆動装置。
  5. 【請求項5】 セラミック材料は窒化物、炭化物およびホウ化物を含む群か
    ら選択されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の駆動装置
  6. 【請求項6】 セラミック材料は窒化珪素であることを特徴とする請求項5
    に記載の駆動装置。
  7. 【請求項7】 駆動装置(3)は電気駆動装置または空気駆動装置であるこ
    とを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の駆動装置。
  8. 【請求項8】 回転可能に設けられる歯科ツールを受け入れることができる
    器具部分(1)と、媒体供給ホース(4)に連結されるホース部分(2)と、請
    求項1乃至7のいずれか1項に記載の駆動装置(3)とを有することを特徴とす
    る歯科ハンドピース。
  9. 【請求項9】 駆動装置(3)は、駆動装置(3)のモータハウジング(1
    0)を絶縁するために非導電性材料よりなる継手絶縁体(27)を有する継手(
    15、16)により器具部分(1)に連結されていることを特徴とする請求項8
    に記載の歯科ハンドピース。
  10. 【請求項10】 継手絶縁体(27)の非導電性材料はプラスチック材料で
    あることを特徴とする請求項9に記載の歯科ハンドピース。
  11. 【請求項11】 リングシール(31、41)は片側および/または両側の
    耐摩擦性ベアリングシステム(13、14)と関連されていることを特徴とする
    請求項1乃至10のいずれか1項に記載の駆動装置または歯科ハンドピース。
  12. 【請求項12】 リングシール(31、41)は内側ベアリングレース(1
    7)とモータ軸(11)を取り囲む構成要素との間、または外側ベアリングレー
    ス(18)とモータ軸との間、または内側および外側ベアリングレース(17、
    18)間において効果的であることを特徴とする請求項11に記載の駆動装置ま
    たは歯科ハンドピース。
  13. 【請求項13】 内側ベアリングレース(17)と、外側ベアリングレース
    (18)と、これらのベアリングレース(17、18)間に配置された複数の転
    動要素(19)とよりなる医療または歯科駆動装置またはハンドピース用の耐摩
    擦性モータベアリングにおいて、転動要素(19)が非導電性材料製であること
    を特徴とする耐摩擦性モータベアリング。
  14. 【請求項14】 内側および外側ベアリングレース(17、18)間のリン
    グシール(31、41)またはカバーが片側および/または両側で効果的である
    ことを特徴とする請求項13に記載の耐摩擦性モータベアリング。
  15. 【請求項15】 ベアリングレース間の環状ギャップは、好ましくは外側ベ
    アリングレース(18)に保持され、他方のベアリングレース(17)まで延び
    ている環状脚部(33)によりシールされるか、或いは、覆われていることを特
    徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の駆動装置またはハンドピース
    または耐摩擦性モータベアリング。
  16. 【請求項16】 環状脚部(33)の自由端部(42b)が他方のベアリン
    グレース(17)から間隔を隔てているか、或いは、他方のベアリングレース(
    17)に接触しているか、或いは、軸方向弾性張力をもって他方のベアリングレ
    ース(17)に押し当たっていることを特徴とする請求項15に記載の駆動装置
    またはハンドピースまたは耐摩擦性モータベアリング。
  17. 【請求項17】 環状脚部(33)は一方のベアリングレース(18)から
    一体に延びていることを特徴とする請求項15または16に記載の駆動装置また
    はハンドピースまたは耐摩擦性モータベアリング。
  18. 【請求項18】 環状脚部(33)は、その外端面に好ましくは半径方向の
    密封面(35)を有していることを特徴とする請求項15乃至17のいずれか1
    項に記載の駆動装置またはハンドピースまたは耐摩擦性モータベアリング。
  19. 【請求項19】 好ましくは密封リップを有する弾性材料製密封リング(3
    2)が環状脚部(33)の軸方向外側に圧接するしているか、或いは、弾性軸方
    向張力をもって上記軸方向外側に押し当たっていることを特徴とする請求項15
    乃至18のいずれか1項に記載の駆動装置またはハンドピース。
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