JP2002515662A - アンテナ構造を製作する方法と前記方法に従って製作されたアンテナ構造 - Google Patents
アンテナ構造を製作する方法と前記方法に従って製作されたアンテナ構造Info
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- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q21/00—Antenna arrays or systems
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Abstract
Description
方法に関する。
テナ構造に関する。このアンテナ構造はカットアウトを含む板で製作する。少な
くとも1枚の中間導電板を備え、各中間板の各側に周囲導電板を取り付ける。か
かる周囲板の各側は各中間板の片側または他の側に接触する。
の三次元の湾曲した反射板を持つ反射板アンテナで、フィーダはその焦点にある
。しかしこの形のアンテナは、特に高さに対する深さが大きいので、大きな設置
場所が必要である。 無線情報送信(例えば、無線リンク通信)では、周囲に適合させやすい薄板構
造の需要がますます増えている。
これは平型であるが損失が大きく、特に高周波では解決が厄介である。
装置を開示している。導波管装置の構成要素は孔をあけた多数の板を重ねた板構
造で製作されて、マイクロ波フランジを形成する。しかし板の中の孔の外形がほ
ぼ同じなので中間板内の孔は周囲板によって余り限定されず、板の主平面内に導
波管構造を形成することはできない。この波導体装置はアンテナ構造ではない。
。この装置の台板は、波導体と波導体構成要素がカットアウトされている。この
装置では、唯一の周囲板により1つのそして同じ孔の限界面を形成する。この導
波管装置もアンテナ構造ではない。
を製作することである。
、機械的または化学的工程により少なくとも3枚の導電板内に孔をあけて、導電
端面を持つ貫通孔の形のカットアウトを作ることを含む。これらは各板の主平面
上に所定の位置と長さを有し、また各板の片側から他の側まで或る長さを有する
。またこの方法は、所定の相対位置に孔をあけた板を積み重ねて、少なくとも形
成された端面の回りに板の側面を互いに導電的に固着させることを含む。これに
より多数の孔は前記端面と孔に面する周囲板の側面の部分とで導電限界面を形成
する。アンテナ構造内のカットアウトは導電端面を持つ貫通孔で形成し、これら
の端面は各孔の中で第1の限界面を形成する。これらは各板の主平面内を板毎に
所定の位置と長さで延び、また各板の片側から他の側に延びる。少なくとも2枚
の周囲板が、中間板内の孔に面する側面の部分と共に、少なくとも1枚の中間板
内の前記孔の第2の限界面を形成する。
コストで製作することができる。これにより各板は貫通孔を持ち、またいくつか
の周囲板面は中間板の限界面を形成する。
簡単のために、これを組立分解透視図で示す。板構造は多数の板1−7から成り
、各板は図2に示すように相互に積み重ねる。各板は、貫通孔すなわち空隙の形
の1つ以上のカットアウト8−14を有する。1枚以上の板は9、11、13の
ような導波管の形の孔を備え、1枚以上の他の板1、3、5、7は第1の板1の
中の孔8などの放射アパーチャ、または板3、5、7の中の空隙10、12、1
4などの接続アパーチャ、の形の孔を有する。放射アパーチャはアンテナ要素と
して作用し、接続アパーチャは他の層すなわち板との間で電力を接続する。
高さは、導波管を通して送信する電磁マイクロ波信号に良い条件を与えるような
寸法にする。このように、板2、4、6の高さは導波管の高さを決定する。板の
高さは、この例に示すように導波管の高さと同じでもよいし、または等しい空隙
(すなわち、同じ形で同じ位置にある空隙)を持つ2枚以上の板を合わせて導波
管空隙を形成してもよい。例えばスリットの形の接続アパーチャを持つ板3や5
の厚さはかなり薄くてよい。
製作してよい。空隙8−14は低コストの機械的または化学的工程、例えば打抜
き、レーザ切抜き、油圧切抜き、フライス削りなどの切抜き工程や、エッチング
(化学的)などで製作する。これらの工程により、空隙毎に第1の型の限界面を
各板内に形成する。限界面は空隙8−14の回りに延びる端面16の形で各板の
主平面15に対して横方向に延びる。空隙8−14は板1−7の片側17、19
から反対側18に、図に示す例ではこれらの側に対して直角に、延びる。図に示
す例では、板は長方形の(より正確には直角の)の平行六面体であって、幅およ
び長さに対して厚さすなわち高さが小さい。しかし、板は別の寸法または別の形
(例えば、丸形)でもよい。
の板の端面16(したがって空隙8−14)は、特定の位置と長さ(すなわち外
形)を有する。アンテナ構造は、並列フィードおよび直列フィードの放射要素の
組合せとの間でフィードするフィード網すなわち分配網を備え、これにより全て
の空隙は互いに直接または間接に連結する。アンテナ構造は相反的である。すな
わち、マイクロ波の送信と受信の両方に用いることができる。
だなどの固着剤を接着させるために、少なくとも互いに固着させる側面18、1
9を例えば銀で表面処理するとよい。
性を良くする。この接合部を形成するには、板を重ねる前に、予定した空隙のま
わりに例えばはんだを付け、板の側面を互いに接触させて互いに積み重ねた後、
組み立てた板構造をはんだ付け炉に入れて板の中の金属にはんだを接着させる。
互いに固着させるには、他の方法で導電接合部を形成してもよい。例えば金属含
有量の高い接着膜や、板の間に溶け込む融剤を用いない薄い金属層などで形成し
てもよい。
り空隙の最終限界が決まる。図2に詳しく示すように、中間板を囲む板(例えば
、板2を囲む板1と3)の隣接する側面18と19は、中間板2内の孔9のもう
1つの型の限界面を形成する。このように、端面16と周囲板の側面部により孔
9を限定する。板の相互の位置は、例えば孔21内のガイドピンなどのガイドに
より、製作工程中に確定する。 上の例に示す主として同じ大きさの板の他に、完成された装置内の他の構成要
素(マイクロ波送信機または受信機など)と連結するための接続片22がある。
ンテナ構造の第2の例を示す。第1の分配導波管113を持つ接続片122の他
に、3枚の板101、102、103がある。第1の板103はフィード・アパ
ーチャ110を含み、第2の板102はフィード・アパーチャ110の数に対応
する多数の分岐分配波導体109を含む。この分岐分配波導体109は全ての放
射アパーチャ101にフィードする。
孔工程により機械的または化学的に処理して、板毎に選択された位置と外形を有
する貫通孔の形のカットアウトを作る。孔をあけた板を所定の相対位置で結合し
て積み重ね、少なくとも板の全てまたは一部の面の上の孔の回りを導電性の固着
剤で固着させ、最終空隙を形成する限界面により孔を最終的に形成する。これに
より、空隙内の全ての面(端面16も)は導電面になり、各空隙内に連続的なま
たは閉じた導電面を形成する。
04、306、307’を結合した形の、多くのレベルの並列分配網を持つ非常
に複雑なアンテナ構造の例を示す。このアンテナ構造は、非常にコンパクトな構
造を用いて、外側アパーチャ板301内でアンテナ要素を形成する多数の放射ア
パーチャ308に対してマイクロ波信号を高度に分配することができる。
パーチャ908を製作する種々の例を示す。図5に係る実施の形態では、導波管
511は少なくとも断面が同じカットアウトを持つ2枚の導波管板504a、5
04bと2枚の周囲板503、505で製作する。同様に導波管611は2枚の
導波管板604a、604bで製作するが、カットアウトは同じでなく、底の導
波管の幅の方が大きい。図7に係る導波管711は、突出部725を持ついわゆ
る「リッジ」導波管として製作する。突出部725は、紙面に対して横方向に導
波管の長さ全体にまたは部分的に延びる。突出部は、例えば導波管板704bの
一部を用いて形成してよい。図8の導波管811は同様の「リッジ」型導波管で
あるが、突出部825は1つの周囲板805を部分的に変形して形成する。同様
にして、いくつかの板を部分的に変形することにより、反射調整や波導体の送信
特性に対する別の変更を行うことができる。図9では放射アパーチャ908は円
錐形であって、一列に配列されたカットアウトの大きさが段階的に大きくなって
いる多数の導波管板902a、902b、902c、902dによって、アパー
チャの開口をアンテナ構造から外に向かって拡げるように形成する。
008にバッフル1026、1027を取り付けたアンテナ構造の例を示す。こ
れは多数の導波管板と中間アパーチャ板から成り、これらは上に述べた任意のア
ンテナと同じ構造でよい。しかし簡単のために、図10には外板の中の、放射ア
パーチャ1008以外の孔は示していない。図に示す例では、バッフルは導電材
料の、または少なくともアンテナの放射特性に影響を与える導電面の、角度をつ
けた金属板で製作する。波形などの特殊な形状の部分1028を用いたりエッジ
部1029を外向きに曲げたりすることにより、望ましくないエッジ現象を打ち
消し、またビームの形を変えることができる。
ションを増やしたりするのに用いられる複雑なアンテナ構造を製作することがで
きる。例えば、スリット導波管アンテナの中のスリットに並列フィードして帯域
幅をかなり改善することができる。改善された直列フィードの代わりに並列フィ
ードを行うことにより異なる励振を選択して、異なるスリットの振幅および/ま
たは位相を変えることができる。これを用いることにより、アンテナの放射特性
を従来より大幅に変えることができる。これを用いて副ビーム・レベルを減らし
、ビームを拡げ、また必要な形をビームに与えることさえできる。更に、この製
作方法により直交偏波を小さくすることができる。
点がある。すなわち、いわゆるエッジ・スリットの代わりに共用並列スリット(
例えば、縦スリット)を用いて、優れた直交偏波特性を得ることができる。
閉じた輪郭を持つ断面を有し、連続的または閉じた導電面を形成し、実質的に非
導電空間を形成し、空隙を形成し、導電体は一切含まない。前記空隙は空気また
はその他のガスを含んでよいが、実質的に非導電材料で完全にまたは部分的に満
たしてもよい。
許請求の範囲内で変えることができる。例えば、板の数や結合は3枚、4枚、5
枚またはそれ以上でもよい。例えば、板は別の寸法でもよい。また外形と孔の位
置は大幅に異なってよい。
ンテナ、衛星通信用アンテナなど、多くの応用に適している。離散的な形なので
、アンテナを周囲に適合させなければならないという要求がある環境では特に適
している。アパーチャと導波管の形の空隙は種々の異なる形と大きさにすること
ができる。例えば、電気絶縁板はエッジ部の高さが非常に低いアパーチャを持つ
導電層にすることができる。
て詳細に説明する。
Claims (19)
- 【請求項1】 電磁マイクロ波信号の送信および処理用のアンテナ構造を製
作する方法であって、 a) 機械的または化学的工程により少なくとも3枚の導電板(1−7/101
−103)に孔をあけて、導電端面(16)を持つ貫通孔(8−14/108−
110)の形のカットアウトを作り、端面(16)は板毎に各板の主平面(15
)内に所定の位置と長さを有し、また各板の片側(18)から他の側(19)ま
で或る長さを有し、 b) 所定の相対位置に孔をあけた板を積み重ねて、少なくとも形成された前記
端面の回りに板の側面を互いに導電的に固着させることにより、多数の孔(9、
11、13)は、前記端面と空隙に面する周囲板(1、3、5、7)の側面(1
8、19)の部分とで導電限界面が与えられる空隙を形成する、 段階を含むことを特徴とする、アンテナ構造を製作する方法。 - 【請求項2】 前記空隙(8−14)は、各空隙を形成する連続的な導電面
を有する導波管を形成することを特徴とする、請求項1に記載のアンテナ構造を
製作する方法。 - 【請求項3】 組み立てる板(1−7/101−103)の少なくとも側面
(18、19)を表面処理して、いくつかの板(1−7/101−103)の少
なくとも1つの側面に固着剤を付けることにより共に固着させる段階を含むこと
を特徴とする、請求項1に記載のアンテナ構造を製作する方法。 - 【請求項4】 共に固着させるのを、はんだを付けることにより行うことを
特徴とする、請求項3に記載のアンテナ構造を製作する方法。 - 【請求項5】 共に固着させるのを、にかわを付けることにより行うことを
特徴とする、請求項2に記載のアンテナ構造を製作する方法。 - 【請求項6】 電磁マイクロ波信号の送信および処理用の分配網を含むアン
テナ構造であって、カットアウトを設けた板構造で製作し、前記板構造は少なく
とも1枚の中間導電板を含み、各中間板の各側に周囲導電板(1−7/101−
103)があり、前記周囲板の各側は各中間板の片側または他の側と接触してお
り、その特徴は、前記カットアウトは貫通孔(8−14/108−110)から
成り、各孔内で第1の限界面を形成する導電エッジ面(16)を持つ空隙を形成
し、エッジ面(16)は板毎に所定の位置と長さで各板の主平面(15)内に延
び、また各板の片側(18)から他の側(19)に延びることと、その側面(1
8、19)の部分が中間板内の空隙(9、11、13)に面する少なくとも2枚
の周囲板が少なくとも1枚の中間板内の前記空隙の第2の限界面を形成すること
である、アンテナ構造。 - 【請求項7】 前記空隙(108−110)は、各空隙を形成する連続的な
導電面を有する導波管を形成することを特徴とする、請求項5に記載の装置。 - 【請求項8】 前記空隙はアパーチャ(8/108)と波導体(9/109
)から成ることを特徴とする、請求項6に記載のアンテナ構造。 - 【請求項9】 前記板(1−7)の数は5枚以上であることを特徴とする、
請求項8に記載のアンテナ構造。 - 【請求項10】 1枚以上の板(1、3、5、7/101、103)にアパ
ーチャ型だけの空隙(8、10、12、14/108、110)を設け、また他
の板(2、4、6/102)に導波管型だけの空隙(9、11、13/109)
を設けることを特徴とする、請求項8に記載のアンテナ構造。 - 【請求項11】 少なくとも外板(1、7)は共にアパーチャ型だけの空隙
(8、14)を有することを特徴とする、請求項10に記載のアンテナ構造。 - 【請求項12】 1枚の外板(1)は放射要素の形のアパーチャ(8)を有
することを特徴とする、請求項11に記載のアンテナ構造。 - 【請求項13】 放射アパーチャ(1008)は、アンテナ特性に影響を与
えるよう外板(1001)に対して或る角度に設けたバッフル(1026、10
27)で囲まれていることを特徴とする、請求項12に記載のアンテナ構造。 - 【請求項14】 前記アンテナ構造は放射アパーチャ(8)にマイクロ波信
号を並列フィードするための分配網を含むことを特徴とする、請求項12に記載
のアンテナ構造。 - 【請求項15】 前記アンテナ構造は放射アパーチャ(8)からマイクロ波
信号を単一偏波放射することを特徴とする、請求項14に記載のアンテナ構造。 - 【請求項16】 1つ以上の導波管(511/611/711)を2枚以上
の積重ね板(504a、504b/604a、604b/704b)の中の空隙
で形成することを特徴とする、請求項8に記載のアンテナ構造。 - 【請求項17】 少なくとも1つの空隙(711/811)は前記孔に「リ
ッジ」導波管の性質を与える突出部(725/825)を有することを特徴とす
る、請求項5に記載のアンテナ構造。 - 【請求項18】 少なくとも1つの空隙(711/811)は送信特性を変
えるための部分突出部を有することを特徴とする、請求項6に記載のアンテナ構
造。 - 【請求項19】 前記放射アパーチャ(908)を1つ以上の空隙で形成す
ることを特徴とする、請求項12に記載のアンテナ構造。
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