JP2002515385A - 弾けた穀物の種子を基礎とする梱包方法と該梱包用品を入手する方法。 - Google Patents

弾けた穀物の種子を基礎とする梱包方法と該梱包用品を入手する方法。

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  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、シート状の梱包材料と該梱包材料を入手するための方法に関する。本発明は、該梱包材料が、複数の弾けた穀物種子(1、5)と、また該穀物種子を維持するためのリンク網(30、30)から成る梱包最良であることを特徴とする。本発明は、梱包と衝撃緩和に役立つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は、特にぐらつく物品を固定するのに役立つ梱包用品に関する。
【0002】
【背景技術】
従来の梱包用品は、組み込まれている気泡から成るプラスチック材シートのよ
うなシート状であるものと、また保護すべき製品の輪郭とマッチするような形態
が選ばれている膨潤されたポリスチレンタイプの厚いものであった。
【0003】 従来の梱包あるいはぐらつく物を固定するための材料には、比較的かさばると
言う欠点がある。梱包場所、特に物品の製造工場での搬送費用を押し上げる。
【0004】 他方、該材料が、プラスチックで製造され、使用後、該材料は、処理するのに
当たって大きな環境問題を起こす汚染廃棄物を構成する。更に、該材料は、必ず
しも静電防止材ではない。
【0005】 同様に、米国特許3,546,055は、発泡ポリスチレンのような膨潤され
たプラスチックのタイプの、衝撃を吸収する小片から作られている梱包用品を説
明している。
【0006】 該小片は、該小片の間で、該小片を横断して該小片の少なくとも一部を通過す
る可撓な糸で数珠つなぎされているか、あるは可撓な材料のシートに交互にさら
に固定されている。
【0007】 これが理由で、使用される場所で容易に作ることができ、また大部分が生物分
解可能でありまた言うまでもなく静電防止の梱包用品を開発することが既に求め
られていた。
【0008】 特許WO−92/04 253は、とうもろこし、麦あるは米のような弾けた
穀物種子を基礎として作られた、動きやすいものを固定したり梱包するための材
料を説明している。
【0009】 該材料を、ばらばらの状態で、生物分解可能であるか、あるいは更に比較的頑
丈な構造物を形成するための生物分解可能な結合剤で成型された包装物の中に置
かれた弾けた穀物種子で構成させることができる。
【0010】 該包装材料で、また輸送と使用後の汚染廃棄物の量に関する費用を大きく削減
することができる。
【0011】 しかし、該材料には欠点がある。
【0012】 事実、ばらばらの該材料は、密度が高く重い。その上、ばらばらな材料は、輸
送のときに生ずる振動の影響を受けて沈み、また衝撃の影響を受けてばらばらな
材料を突き通す傾向がある対象物を充分に支えない。従って、ばらばらの材料を
大量に納めることができるより蒿の大きな外装を準備する必要がある。
【0013】 ばらばらの材料が詰まった包装物は、その役割を果たさせようとすると、即ち
輸送時に製品を衝撃から守ろうとすると比較的厚くなる。
【0014】 該包装物の容積は、大きくならざるをえないので、外側の寸法を大きくする必
要があり、比較的重くなる。
【0015】 最後に、弾けた穀物種子の密度が高い材料では、梱包される各々の製品に特定
の成型が必要である。該材料は、間隙に耐えられないので、比較的重くなる。
【0016】
【技術分野】
本発明は、従って、複数の弾けた穀物の種子とまた該穀物の種子を維持するた
めの紐の網から成る品目に対する製品の梱包に関わる。
【0017】
【発明を実施するための最良の形態】
第1実施例の中で、該網の紐は、少なくとも一枚の紐の布の中に分布され、該
穀物種子の上に固定され、少なくとも一枚の穀物の種子の布を形成しており、該
紐の少なくとも一部は、交叉されている。
【0018】 好ましい実施例の中で、該網の紐は、互いに該穀物種子の平均直径に対応する
距離が置かれている、少なくとも2枚の布の中に分布される。
【0019】 有利な方法で、同じ布の紐は、同じ方向に伸びており、該2枚の布の中の該紐
の方向は、該布の間で、ゼロではない特に90度の角度を形成している。
【0020】 第2の実施例の形態中で、該紐の網は、該弾けた穀物の種子のための複数の小
孔を形成している。
【0021】 第1実施例の変形の形態の中で、包装材料は、少なくとも2枚の弾けた穀物の
種子の布から成り、該布は、該布間で、紐で重ねられ、また結ばれており、該紐
は、該穀物の種子の上に固定され、少なくとも部分的に交叉されている。
【0022】 該梱包用品を、特に、各々の穀物の種子の布の間に、少なくとも1枚の紐の布
を持たせた、少なくとも3枚の弾けた穀物の種子のから成るものとすることがで
きる。2枚の穀物の種子の布の間に位置する1枚の紐の布の少なくとも一部分の
方向が、該2枚の穀物の種子の布の一方の1枚と、また隣接する他方の穀物の種
子の布との間に位置する1枚の紐の布の方向に対して、ゼロでない、特に約90
度の角度を形成しているもの。
【0023】 該梱包用品を、また、複数の弾けた穀物の種子の裏当てシートから成るものと
することができる。該シートの各々は、1枚の弾けた穀物の種子の布と、また該
種子の種に固定されている2枚の紐の布で構成されており、該穀物の種子の布は
、2枚の紐の布の間で維持されて、一方の2枚の紐の布の1枚の少なくとも一部
は、他方の紐の布の紐の一部と交叉しており、該シートは、重ねられ、該紐の布
により該シートの間で固定されている。
【0024】 特定の実施例の中で、本発明に従った穀物の種子の布と梱包用品の紐は、高い
密度のものとなっている。
【0025】 一つの実施例の中で、該紐は、少なくとも一部で、接着性があるか、熱可塑性
があるか、生物分解性あるは熱成型可能あるはその双方がある材料か、あるいは
更に、部分的に、接着性のある、特に熱可塑性のある、生物分解可能あるいは熱
成型可能であるいはその双方がある材料を支える特に生物分解性のある材料のリ
ボン材料で作られている。
【0026】 特定の実施例の中で、本発明に従った梱包用品は、穀物の種子と紐を持たない
少なくとも1個の領域から成り、該領域の寸法と形態は、固定すべきか梱包すべ
き物品、あるいは該物品緒一部の外形に対応する。
【0027】
【技術分野】
本発明は、また該梱包用品の積み重ねに関し、穀物の種子を持たない該積み重
ねの領域は、積み重ねられて、固定されるべき物品を受け入れるのに適している
中空形態を構成している。
【0028】 できれば、本発明に従った梱包用品が、全ての隆起、あるいはほぼ同じの直径
となっているかその双方のものが除かれている、弾けた穀物の種子から成るもの
であることが好ましい。
【0029】 有利な方法で、本発明に従った梱包用品は、1枚の穀物の布に対して、平米当
り約1000から3000個のとうもろこしの穀物の種子から成る。
【0030】
【技術分野】
本発明は、また暖めた後で、前記で述べられている第2実施例と一致している
梱包用品を入手するための中間材に関し、該中間材料は、複数の小孔を形成して
いる網で構成されており、該小孔の間の少なくとも一部が、弾けていない状態の
穀物の種子を受け入れる。
【0031】 できれば、使用される穀物の種子が、とうもろこし、米、麦あるはもろこしで
あることが好ましい。
【0032】
【技術分野】
本発明は、また弾けさせることができる穀物の種子から、本発明に従った梱包
用品を入手する方法に関し、該方法は、該穀物の種子を弾けるまで加熱すること
と、−紐の少なくとも特に交叉して該弾けた穀物の種子の上に接着される少なく
とも一つの表面をほぼ平面に配設することと、穀物の種子を該紐の上に分布する
ことと、また、該穀物の種子を該紐の上に固定することから成る。
【0033】 有利な方法で、本発明に従った方法は、該紐を第1布と第2布の中に分布する
ことから成り、第1布の紐の少なくとも一部は、紐の第2布の紐の少なくとも一
部に対して、ゼロでない角度を形成しており、該方法は、それから該第1布の紐
を、ほぼ平面の第1表面の上に配設し、また該弾けた穀物の種子を分布して固定
してから、該第2布の該紐を、該第1布の紐に対向する側の該穀物の種子の上に
配設すること、また該紐を該穀物の種子の上に固定することから成る。
【0034】 変形の実施例の中で、該方法は、更に、紐の第2の布の紐の上で穀物の種子を
分布すること、また該穀物の種子を、紐の上に固定することと、また梱包用品の
ために望ましい厚みを得るまで、前記の全部あるいは一部の作業を反復すること
から成る。
【0035】 特定の形態の方法の実施例の中で、同じ布の全ての紐は、隣接する布の全ての
紐が伸びている方向に対して、ほぼ垂直の方向に伸びている。
【0036】 有利な方法で、本発明に従った方法は、該紐の上に該穀物の種子を配設する前
に、弾けた後で該穀物の種子の上に存在する突起を除去することから成る補完段
階から成る。
【0037】 弾けさせられ、本発明に従って使用される穀物の種子は、とうもろこし、米、
麦あるいはもろこしが有利である。
【0038】
【発明を実施するための最良の形態】
本発明をより詳細に説明し、別添の図と関連して下記の説明を熟読することで
本発明の他の目的、利点と特性をより明確に表すことができる。
【0039】 諸図に対する共通構成要素には、同じ参照符号が振られている。
【0040】 最初に、シート状の梱包用品の実施の一例を略図で示している図1を引用する
【0041】 該梱包用品は、予め弾けさせらている穀物の種子1から成る。該穀物の種子を
、とうもろこし、麦、米、もろこしあるは該諸穀物の種子を混ぜたものとするこ
とができる。説明を読んだ後で、本発明をこれに限定するわけではないが、とう
もろこしの穀物の種子と見なすものとする。
【0042】 とうもろこしの穀物の種子は、ポップコーン、とくにバタフライあるいはマッ
シュルームのあらゆる種類のとうもろしである。該穀物の種子は、一般的にとう
もろこしの穀物の種子を、温度が、約摂氏220度の熱風の流れの中に、一般的
に60から90秒の焼くのに必要な時間中、引っ張ることから成る、従来の方法
ではじかされている。
【0043】 該方法に関しては、とうもろこしの穀物の種子を焼く該方法を説明している特
にフランス特許2617337を参照することができる。
【0044】 図1に示されている例の中で、弾けているとうもろこしの穀物の種子は、ほぼ
同じ直径となっている。
【0045】 実際的には、該弾けの後で、とうもろこしの穀物の種子は、穀物の種子毎に異
なって散らばっている突起から成る。他方、該突起は、脆弱であり、従って、本
来の穀物の種子から外れやすい。
【0046】 図8を引用してより詳しく説明されてる理由のように、できれば、穀物の種子
が弾けた後で、該穀物の種子を処理して、該突起を取り除き、図1の中で示され
ているような直径がほぼ同じの該穀物の種子を得ることが好ましいが、図1の略
図では見ることができない、とうもろこしの穀物の種子の間の直径の僅かな差を
容認することができる。
【0047】 本発明に従った梱包用品は、2本の紐の組立体2と3から成り、該組立体の各
々は、紐の布20、30を形成している。
【0048】 該実施例の中で、該2枚の紐の布20と30は、互いに、該穀物の種子1の平
均直径にほぼ対応する間隔が置かれている。
【0049】 布20の紐2、即ち下の布は、第1方向に沿って伸びている。
【0050】 同様に、布30の紐3、即ち上の布は、紐3の第1方向に対してほぼ直交の第
2方向に沿って伸びている。
【0051】 紐2と3は、穀物の種子1の上に、特に接着剤で固定されており、本発明に従
った梱包用品は、シート40の形態となっている。
【0052】 本発明は、言うまでもなく図1の中に示されている実施例に限定されない。
【0053】 特に、紐は、必ずしも2枚の布に沿って分布する必要はない。同様に、弾けた
とうもろこしの穀物の種子を、少なくとも交叉した部分で、1枚の布の上のみに
固定することができるが、該紐の2枚の布の中の分布で、梱包用品に強度を持た
せることができる。
【0054】 他方、図1で示されているとおり、紐が、2枚の布の中に分布されたとき、2
枚の布の糸の間で構成されている角度が、必ずしも90度と等しくする必要はな
く、0度でなければ充分である。
【0055】 各々の布の中で、紐を、組み合わされたかあるいは更に織られた繊維で構成さ
せることができる。
【0056】 更に、隣接する2枚の布の紐を、また特に該紐の間で固定させることができる
【0057】 穀物の種子の密度は、梱包される物品に比例して、適切な方法で選択される。
該密度を、特に、平米当り1000と3000個の穀物の種子から成るものとす
ることができる。
【0058】 本発明に従った梱包用品を、使用する場所と同じ所で容易に製造できる。
【0059】 同様に、とうもろこしの穀物の種子を、はじかせる前に、梱包場所に輸送して
、現場で変形することができる。シートに沿って弾けた穀物の種子を維持するた
めに、紐の網をつくりながら、本発明に従った梱包用品を、それらら得ることが
できる。
【0060】 本発明に従った梱包用品の輸送費用は、輸送されるべき後ではじかせるとうも
ろこしの穀物の種子の容積が、弾けた穀物の種子の容積より25から30倍小さ
いので、従来の梱包用品と比較して従って大幅に削減される。
【0061】 他方、とうもろこしの穀物の種子は、完全に生物分解可能である。該種子を、
また有毒ガスを排出させないで焼却処分することができる。
【0062】 同様に、本発明に従った梱包用品を、汚染源となる屑を減らしたもので構成さ
せることができ、該屑は、とうもろこしの穀物の種子をその間で維持するための
紐からしか生じない。
【0063】 本発明に従った該梱包用品は、ばらばら固定するための材料より容易に取り扱
うことができる。他方、該梱包用品は、ばらばらのとうもろこしの穀物の種子よ
り耐久力があり、従って生ずる塵が少ない。
【0064】 更に該梱包用品で、かさばっているか積み重ねられているかあるいはその双方
の物品を、少ない材料を使用して包装できる。
【0065】 場合によっては、該梱包用品で、カートンによる包装のような外装を使用しな
いで済むことさえある。
【0066】 本発明に従った該梱包用品のもう一つの実施例の中で、該梱包用品は、複数の
孔からなる網状となっている、該紐の間の少なくとも一部が、弾けたとうもろこ
しの穀物の種子を覆っている紐の網から成る。
【0067】 該実施方法は、図示されていない。
【0068】 できれば、中間材が、梱包場所に運ばれていることが好ましい。該中間材は、
複数の孔からなる網で構成されており、少なくとも該孔の間で、しかし、弾けて
いない状態のとうもろこしの穀物の種子を受け入れる。
【0069】 網の中にあるとうもろこしの穀物の種子が、はじされる場所が、梱包する場所
と同じであるので、該中間材の容積は、最終梱包用品より小さいくなり、従って
輸送費は削減される。
【0070】 有利な方法で、本発明に従った梱包用品を、熱変形可能な材料でつくることが
できる。
【0071】 この様にして製造された後で、本発明に従った梱包用品は、図1の中で示され
ているものと同様の、また穀物の種子のための孔が設けられている網と同様の構
造のシート状となる。
【0072】 該梱包用品を、その後、紐を構成している材料が柔らかくなる温度である、約
70度の温度で加熱することができる。
【0073】 それから、梱包用品を、包装されるべき物品の形態に合わせる。
【0074】 本発明に従った梱包用品を、該該梱包用品に与えられた型を保ちながら、大気
温度まで冷却されるまで放置する。
【0075】 該方法により、本発明に従った梱包用品は、完全に、梱包されるべき物品の形
態に整合する。
【0076】 一旦梱包されるべき物品と整合する梱包用品が、例えばカートンのようなケー
スの中に置かれると、空いている空間を、ばらばらのとうもろこしの穀物の種子
で埋めるようにすることができる。
【0077】 一般的な方法で、他の追加材の助けを借りることなく、とうもろこしの穀物の
種子に直接接着できる紐で、本発明に従った梱包用品を作ることが有利である。
【0078】 同様に、紐を、自然あるいは合成材で構成させることができる。紐の上への接
着は、適切な温度での加熱のときの澱粉の自然変化により得られる。
【0079】 簡単な物理的、熱的あるいは化学的処理で変形させることができる特性を有す
る糸を使用することができる。
【0080】 例として、できれば、予め接着剤が塗布されたラフィア椰子繊維あるはクラフ
ト紙のような生物分解可能なものであることが好ましいバンドあるいはリボンを
挙げることができる。穀物の種子をバンドの上に接着するには、該バンドを穀物
の種子に接触させる前に、接着剤が塗布された側を湿らせ、接触してから該バン
ドを乾燥する。
【0081】 クラフト紙のバンドを湿らせる該作業は、既にインキジェット・プリンターで
使用されているピエゾ電気タイプの方法による水滴を沈澱させることで行うこと
ができる。該方法は、接着剤がクラフト紙のバンドの外にはみ出ず、また該紙を
脆弱化することを防ぐために過度に該バンドを湿らさないと言う利点を有してい
る。
【0082】 該紐を、また、できれば生物分解可能な、熱可塑性あるは熱成型可能あるいは
その双方であることが好ましい、全体的に接着剤で、あるは更に、できれば生物
分解可能な、熱可塑性あるは熱成型可能あるいはその双方であることが好ましい
、接着材により被覆された糸で構成させることができる。
【0083】 溶融点が、約摂氏110度であるポリプロピレンあるはポリアミドのEVAの
ような、熱溶着材で被覆された合成あるいは自然繊維を、挙げることができる。
【0084】 熱可塑性接着剤の材料の紐で、該紐を加熱しながら、穀物の種子を該紐に当て
ながら、あるいはまた更に紐と穀物の種子を接触させながら、また、次に該両者
を加熱しながら、最後に該双方に圧力を掛けながら、とうもろこしの穀物の種子
の間の固定が保たれる。
【0085】 できれば、組立体として紐を加熱するのではなく、とうもろこしの穀物の種子
の想定された場所のみを加熱することを想定することができる。該加熱を、局所
的に集中することで、本発明に従った梱包用品の紐を脆弱化しないようにするこ
とができる。
【0086】 該紐を、例えば熱可塑性の接着剤で、不連続の方法で、被覆された自然あるい
は合成材の糸により構成させることができる。このようにして、接着剤は、とう
もろこしの穀物の種子に対して想定された設置場所のみに存在する。該タイプの
糸で、接着剤の量と、また同時に、本発明に従った梱包用品から生ずる汚染屑の
量を減らすことができる。
【0087】 ここで、図2と3の中に示されている、陶器あるは電子装置のような製品を固
定することを特に目的とした、本発明に従った梱包用品の製造の特別の方法を引
用する。該方法は、厚い用品、即ち平均の厚みが、使用されている弾けた穀物の
種子の平均直径より大きい素材に関する。
【0088】 図1に示されている実施例の中で、本発明に従った梱包用品は、該用品の上に
ほぼ均一の方法で分布されている弾けたとうもろこしの穀物の種子から成る。
【0089】 しかし、穀物の種子も紐も無い領域を想定しながら、とうもろこしの穀物の種
子の分布を加減させることが必要であることは明かである。
【0090】 同様に、図2は、3層11と、12と、また13を形成している、本発明に従
った3個の梱包用品の積み重ねを部分的に示している。
【0091】 該3層は、また図3の中に示されている。
【0092】 例えば、層11は、垂直の二つの方向に沿って分布されている弾けたか穀物の
種子あるいはボール1と、また互いにほぼ垂直の二つの方向に沿って分布されて
いる紐21と31で構成されている。該ボール1は、適切な手段で、紐21と3
1の上に固定されている。
【0093】 該層11は、領域110から成り、該領域は、ボールからでも、紐からでも成
っていない。該例の中で、またボールの均一な分布となっていいる梱包用品に関
して、4個のボール1は、層11の中で省かれている。該層は、固定すべき物品
のための空間を用意している。
【0094】 図2の中で示されている例の中で、固定すべき物品4の寸法は、比較的に大き
い。
【0095】 それ故に、梱包の固定を確実に行うために、本発明に従った梱包用品の積み重
ねが使用される。物品4を確実に覆うために、層12は、領域110より大きな
ボールと紐を除く、ボール1と、また互いにほぼ垂直な2本の方向に沿って分布
されている紐22と32と、また領域120を有する層11の構造と同様な構造
を有している。図示された例のとおり、該層は、6個のボールにより占められて
いる表面に対応する。
【0096】 同様に、積み重ねのの上の層に対応する層13は、互いにほぼ垂直に2本の方
法に沿って分布されているボール1と紐23と33により積み重ねの層11と1
2と同様の構造を有する。該層は、表面が領域120より上のボールと紐を除く
領域130から成る。実際的には、該層は、20個のボールで占められている空
間に対応する。
【0097】 前記で示されているとおり、各層の紐を、織物の形態とすることができる。
【0098】 該積み重ねは、物品4を受け入れるのに適している孔を形成する方法で、領域
110と、120と、また130を整合させながら作られる。
【0099】 言うまでもなく、本発明に従った梱包用品の該層11と、12と、また13を
、製品のような物品を受け入れるのに適している孔を形成するように構成させる
ことができる。該場合、層の積み重ねは、従来、例えば、ケース、篭あるはカー
トンの中に置かれている。
【0100】 該諸層の各々を、固定すべき物品の形態を考慮に入れた、大きな柔軟性をもた
らす、適切な工作機械の直接プログラムにより作ることができる。
【0101】 本発明に従った厚い梱包用品を作る他の例は、図4から6を引用して説明され
る。
【0102】 最初に、略図で、本発明に従った梱包用素材の例を示している図4を引用する
【0103】 該素材は、予め弾けさせてから、穀物の種子1を、ほぼ同じ直径を有するよう
にするように処理されている複数のとうもろこしの穀物の種子から成る。
【0104】 図4の中に示されている梱包用素材は、弾けたとうもろこしの穀物の種子1が
重ねられた4枚の布から成り、該布には、参照符号14から18が振られている
【0105】 該諸布の各々の間に、参照符号24から27が振られている紐の布が設けられ
ている。
【0106】 穀物の種子の布の各々の中で、紐のそれぞれで、穀物の種子1と、紐240か
ら270は、互いに間隔が置かれている。
【0107】 他方、布24あるいは26の紐240あるいは260は、布25と27の紐2
50と270に対してほぼ垂直に伸びている。
【0108】 分かりやすくするために、紐240と260を“連鎖紐”、また布24と26
を“連鎖”、紐250と270を“横糸紐“、布25と27を“横糸布”と称す
【0109】 各種の布の紐240から270は、穀物の種子1の上に、特に接着で固定され
る。同様に、紐24の布は、穀物の種子14と15の布の間の連結を確保し、紐
25の布は、穀物の種子15と16の布の間の連結を確保し、同様に続く。
【0110】 布24から27の紐240から270は、接着剤から成る。前記で挙げられた
例を、特に使用することができる。
【0111】 糸と穀物の種子の各々の間の固定は、加熱してから、圧力を掛けて、一回の積
み重ねで実施できる。
【0112】 本発明は、言うまでもなく、図4の中で示されている実施例に限定されるわけ
ではない。
【0113】 最初に、穀物の種子の布の数を、何れにでもできる。
【0114】 他方、同じ布の全ての紐を、必ずしも、同じ方向に分布する必要はない。
【0115】 更に、連続する紐の2枚の布の所にある紐を、必ずしも、ほぼ垂直の2本の方
向に沿って分布する必要はない。
【0116】 従って、本発明に従った梱包用品の素材の中の弾けたとうもろこしの穀物の種
子を確実に維持するためには、布の少なくとも一部、例えば布24の紐240の
一部を、隣接する紐の布の紐の少なくとも一部、例えば布25の紐250の少な
くとも一部に対してゼロでない角度に形成させるだけで充分である。
【0117】 本発明に従った梱包用品の素材の、厚い素材の形態の他の実施例は、図5と6
の中に示されている。
【0118】 該二つの実施例の中で、梱包用品の素材は、シート40を弾けたとうもろこし
の穀物の種子を起訴して重ねながら実施されている。該シートは、特に図1の中
に示されている。
【0119】 該各シート40は、紐45と46の2枚の布の間に固定された、弾けたとうも
ろこしの穀物の種子1の布41から成る。
【0120】 層45の紐5は、紐46の層の紐6の該布に対してほぼ垂直の同じ方向に伸び
ている。
【0121】 しかし、図4を引用して説明されているとおり、布45の紐5の一部が、層4
6の紐6の一部に対して非ゼロの角度を為している方向に伸びているだけで充分
である。
【0122】 図1の中で示されているもののような、シート40の積み重ねで構成されてい
る本発明に従った梱包用素材を示している図5に戻る。
【0123】 該シート40は、穀物の種子1の2枚の布41の間に、紐46の布と紐45の
布が置かれるように、同じ方向に重ねられている。
【0124】 ここで、また図1の中で示されているものと同様のシート40で実施された本
発明に従った梱包用素材を示している図6を引用する。
【0125】 該場合、シート40は、代案として、反対に積み重ねられている。従って、穀
物の種子の布41は、タイプ45の紐の2枚の布の間か、あるいはタイプ46の
紐の2枚の布の間に配設されている。
【0126】 言うまでもなく、図4の中で示されている本発明に従った梱包用素材の例の中
で、紐5と6は、加熱と圧縮によって、穀物の種子の布の間の連結を確保されて
いる。
【0127】 梱包用素材のもう一つの変形の実施方法も、また言うまでもなく、特にシート
40を異なるモジュールで、シートの枚数の変更しながら配設することで実行可
能である。
【0128】 図4から6を引用して説明された該梱包用素材は、比較的柔らかいので、梱包
されるかあるは固定されるべき物品の形態に合わせることができると言う利点を
有している。
【0129】 前記で説明されているとおり、紐の布を、織物の形態とすることができる。
【0130】 梱包用素材を、図4から6の中に示されているとおり、本発明に従って密度を
高くして厚いものとすることができる。該場合、該素材は、言うまでもなくより
柔らかい。
【0131】 他方、即座に使用できる、例えば一個の箱のような特定の形態となっている、
本発明に従った厚い梱包用素材を作ることができる。
【0132】 穀物の種子と紐を除く領域の密度を高めた、本発明に従った梱包用品を作る方
法は、下記のとおり説明される。
【0133】 ここで、本発明に従った梱包用品を得るために実行できる略図で装置を示す図
7を引用する。
【0134】 図7を引用して説明されている方法により得られる梱包用品は、図1の中で示
されているタイプのものである。
【0135】 参照符号9は、弾けたとうもろこしの穀物の種子の配分装置を指す。
【0136】 できれば、穀物の種子の直径が、ほぼ一定であり、また該種子の脆弱な突起が
事前に取り除かれていることが好ましい。
【0137】 図7の中で示されている装置は、2本のシリンダーにより回転して引っ張られ
る帯状の台50から成り、該シリンダーの一つは、シリンダー51として、図7
の中に示されている。
【0138】 該方法は、台50の上に紐2を配設することから成る。図1の中に示されてい
る例のとおり、全ての紐2は、ほぼ互いに並行しており、全て第1方向に伸びて
いる。説明を簡素化するために、紐2を“横糸の紐”と称する。
【0139】 台50の回転により、横糸の紐は、矢印Fに沿って移動する。弾けた穀物の種
子は、また該配分装置9により横糸の紐の上に該配分装置9による巻取に従って
配設される。
【0140】 使用される紐の性格に従って、穀物の種子1を横糸の紐2の上に確実に接着す
るために、特定の動作が、実行される。
【0141】 例えば、横糸の紐2が、熱可塑性の接着材で被覆されている1本の糸で構成さ
れている場合は、穀物の種子1を確実に接着するために該横糸の紐2を少し暖め
る。
【0142】 参照符号52は、紐2の上に穀物の種子1を確実に接着するために、穀物の種
子1の上に圧力を加えることができる手段を指す。
【0143】 代案として、また本発明に従った、図2と3の中に示されている、ボールを除
く少なくとも1個の領域から成る梱包用品を作るために、横糸の紐の一部の積み
重ねが、確実に接着されないようにすることができる。
【0144】 熱可塑性接着剤で被覆されている糸の前記の例の中で、ボールを貼り付けない
ままにする領域の中で、糸を加熱する必要はない。
【0145】 同様に、図7は、台50の回転の過程で、一方が横糸の紐の上に接着されなか
ったものと、また該台50から落ちたものの、2個の穀物の種子1aを示してい
る。
【0146】 該手段で、使用された紐のタイプに従って、横糸2の冷却あるは乾燥を行うこ
とができる。該作用に関して、紐の例の前記の説明を参照することができる。
【0147】 横糸の紐2と穀物の種子1で構成されている組立体は、図7の下部に示されて
いる位置の所にある。
【0148】 その後、紐3を穀物の種子1の上に当てることは容易である。図1の中で示さ
れている例のとおり、該紐3は、互いにほぼ並行であり、第1方向に対してほぼ
垂直に第2方向に伸びている。説明を簡素化するために、該紐3は、“縦糸の紐
”と称す。
【0149】 穀物の種子1の上への縦糸の紐の固定は、できれば、該縦糸の性格に従って、
該縦糸の紐の上の接着で実施されることが好ましい。横糸の紐2に関しては、前
記の説明を参照することができる。
【0150】 本発明は、言うまでもなく、ここまで説明された、入手のための方法の例に制
約されない。特に、紐を、1枚の布の上にしか配設できず、また穀物の種子の直
径に対応する距離が置かれている2枚の布にも配設できない。他方で、紐を、部
分のみで交叉させることができ、更に90度以外の角度に沿って交叉させること
ができる。
【0151】 従って、該装置で、図1の中で示されているようなシート40を得ることがで
き、該シートは、それから、図5と6の中で示されているように重ねられて、本
発明に従った厚い梱包用素材となる。
【0152】 該装置を、またより完全な装置の一部として、図4の中に示されている梱包用
素材を得ることができ、該機能で、該素材を得るために、連続的に穀物の種子と
紐に応用できる。
【0153】 図4から6の中に示されている本発明に従った全ての厚い梱包用素材を、穀物
の種子と接着剤を除く少なくとも一つの領域から成るものとすることができ、該
領域の寸法と形態は、梱包すべきかあるいは固定すべき製品、あるいは該製品の
一部の外形と対応する。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年6月19日(2000.6.19)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項25】 穀物の種子が、弾かれるまで後で加熱されることを特徴と
する、請求項22あるいは23に記載されている梱包用品を得るための方法。
【手続補正書】
【提出日】平成12年12月18日(2000.12.18)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 弾けた穀物の種子を基礎とする梱包方法と該梱包用品を入手す
る方法。
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】 本発明は、特にぐらつく物品を固定するのに役立つ梱包用品に関する。
【0002】
【背景技術】 ばらばらの固定するための用品が、小孔のあるプラスチック材の、独立した複
数のエレメントの形態であることは公知である。
【0003】 従来の梱包用品が、組み込まれている気泡から成るプラスチック材シートのよ
うなシート状であるものと、また保護すべき製品の輪郭とマッチするような形態
が選ばれている膨潤されたポリスチレンタイプの厚いものであることは公知であ
る。
【0004】 従来の梱包あるいはぐらつく物を固定するための材料には、比較的かさばると
言う欠点がある。梱包場所、特に物品の製造工場での搬送費用を押し上げる。
【0005】 他方、該材料が、プラスチックで製造され、使用後、該材料は、処理するのに
当たって大きな環境問題を起こす汚染廃棄物を構成する。更に、該材料は、必ず
しも静電防止材ではない。
【0006】 同様に、米国特許3,546,055は、発泡ポリスチレンのような膨潤され
たプラスチックのタイプの、衝撃を吸収する小片から作られている梱包用品を説
明している。
【0007】 該小片は、該小片の間で、該小片を横断して該小片の少なくとも一部を通過す
る可撓な糸で数珠つなぎされているか、あるは可撓な材料のシートに交互にさら
に固定されている。
【0008】 これが理由で、使用される場所で容易に作ることができ、また大部分が生物分
解可能でありまた言うまでもなく静電防止の梱包用品を開発することが既に求め
られていた。
【0009】 特許WO−92/04 253は、とうもろこし、麦あるは米のような弾けた
穀物種子を基礎として作られた、動きやすいものを固定したり梱包するための材
料を説明している。
【0010】 該材料を、ばらばらの状態で、生物分解可能であるか、あるいは更に比較的頑
丈な構造物を形成するための生物分解可能な結合剤で成型された包装物の中に置
かれた弾けた穀物種子で構成させることができる。
【0011】 該包装材料で、また輸送と使用後の汚染廃棄物の量に関する費用を大きく削減
することができる。
【0012】 しかし、該材料には欠点がある。
【0013】 事実、ばらばらの該材料は、密度が高く重い。その上、ばらばらな材料は、輸
送のときに生ずる振動の影響を受けて沈み、また衝撃の影響を受けてばらばらな
材料を突き通す傾向がある対象物を充分に支えない。従って、ばらばらの材料を
大量に納めることができるより蒿の大きな外装を準備する必要がある。
【0014】 ばらばらの材料が詰まった包装物は、その役割を果たさせようとすると、即ち
輸送時に製品を衝撃から守ろうとすると比較的厚くなる。
【0015】 該包装物の容積は、大きくならざるをえないので、外側の寸法を大きくする必
要があり、比較的重くなる。
【0016】 最後に、弾けた穀物種子の密度が高い材料では、梱包される各々の製品に特定
の成型が必要である。該材料は、間隙に耐えられないので、比較的重くなる。
【0017】 本発明は、従って、複数の弾けた穀物の種子とまた該穀物の種子を維持するた
めの紐の網から成る品目に対する製品の梱包に関わる。
【0018】
【発明の実施の形態】 第1実施例の中で、該網の紐は、少なくとも一枚の紐の布の中に分布され、
該穀物種子の上に固定され、少なくとも一枚の穀物の種子の布を形成しており、
該紐の少なくとも一部は、交叉されている。
【0019】 好ましい実施例の中で、該網の紐は、互いに該穀物種子の平均直径に対応する
距離が置かれている、少なくとも2枚の布の中に分布される。
【0020】 有利な方法で、同じ布の紐は、同じ方向に伸びており、該2枚の布の中の該紐
の方向は、該布の間で、ゼロではない特に90度の角度を形成している。
【0021】 第2の実施例の形態中で、該紐の網は、該弾けた穀物の種子のための複数の小
孔を形成している。
【0022】 第1実施例の変形の形態の中で、包装材料は、少なくとも2枚の弾けた穀物の
種子の布から成り、該布は、該布間で、紐で重ねられ、また結ばれており、該紐
は、該穀物の種子の上に固定され、少なくとも部分的に交叉されている。
【0023】 該梱包用品を、特に、各々の穀物の種子の布の間に、少なくとも1枚の紐の布
を持たせた、少なくとも3枚の弾けた穀物の種子のから成るものとすることがで
きる。2枚の穀物の種子の布の間に位置する1枚の紐の布の少なくとも一部分の
方向が、該2枚の穀物の種子の布の一方の1枚と、また隣接する他方の穀物の種
子の布との間に位置する1枚の紐の布の方向に対して、ゼロでない、特に約90
度の角度を形成しているもの。
【0024】 該梱包用品を、また、複数の弾けた穀物の種子の裏当てシートから成るものと
することができる。該シートの各々は、1枚の弾けた穀物の種子の布と、また該
種子の種に固定されている2枚の紐の布で構成されており、該穀物の種子の布は
、2枚の紐の布の間で維持されて、一方の2枚の紐の布の1枚の少なくとも一部
は、他方の紐の布の紐の一部と交叉しており、該シートは、重ねられ、該紐の布
により該シートの間で固定されている。
【0025】 特定の実施例の中で、本発明に従った穀物の種子の布と梱包用品の紐は、高い
密度のものとなっている。
【0026】 一つの実施例の中で、該紐は、少なくとも一部で、接着性があるか、熱可塑性
があるか、生物分解性あるは熱成型可能あるはその双方がある材料か、あるいは
更に、部分的に、接着性のある、特に熱可塑性のある、生物分解可能あるいは熱
成型可能であるいはその双方がある材料を支える特に生物分解性のある材料のリ
ボン材料で作られている。
【0027】 特定の実施例の中で、本発明に従った梱包用品は、穀物の種子と紐を持たない
少なくとも1個の領域から成り、該領域の寸法と形態は、固定すべきか梱包すべ
き物品、あるいは該物品緒一部の外形に対応する。
【0028】 本発明は、また該梱包用品の積み重ねに関し、穀物の種子を持たない該積み重
ねの領域は、積み重ねられて、固定されるべき物品を受け入れるのに適している
中空形態を構成している。
【0029】 できれば、本発明に従った梱包用品が、全ての隆起、あるいはほぼ同じの直径
となっているかその双方のものが除かれている、弾けた穀物の種子から成るもの
であることが好ましい。
【0030】 有利な方法で、本発明に従った梱包用品は、1枚の穀物の布に対して、平米当
り約1000から3000個のとうもろこしの穀物の種子から成る。
【0031】 本発明は、また暖めた後で、前記で述べられている第2実施例と一致している
梱包用品を入手するための中間材に関し、該中間材料は、複数の小孔を形成して
いる網で構成されており、該小孔の間の少なくとも一部が、弾けていない状態の
穀物の種子を受け入れる。
【0032】 できれば、使用される穀物の種子が、とうもろこし、米、麦あるはもろこしで
あることが好ましい。
【0033】 本発明は、また弾けさせることができる穀物の種子から、本発明に従った梱包
用品を入手する方法に関し、該方法は、該穀物の種子を弾けるまで加熱すること
と、−紐の少なくとも特に交叉して該弾けた穀物の種子の上に接着される少なく
とも一つの表面をほぼ平面に配設することと、穀物の種子を該紐の上に分布する
ことと、また、該穀物の種子を該紐の上に固定することから成る。
【0034】 有利な方法で、本発明に従った方法は、該紐を第1布と第2布の中に分布する
ことから成り、第1布の紐の少なくとも一部は、紐の第2布の紐の少なくとも一
部に対して、ゼロでない角度を形成しており、該方法は、それから該第1布の紐
を、ほぼ平面の第1表面の上に配設し、また該弾けた穀物の種子を分布して固定
してから、該第2布の該紐を、該第1布の紐に対向する側の該穀物の種子の上に
配設すること、また該紐を該穀物の種子の上に固定することから成る。
【0035】 変形の実施例の中で、該方法は、更に、紐の第2の布の紐の上で穀物の種子を
分布すること、また該穀物の種子を、紐の上に固定することと、また梱包用品の
ために望ましい厚みを得るまで、前記の全部あるいは一部の作業を反復すること
から成る。
【0036】 特定の形態の方法の実施例の中で、同じ布の全ての紐は、隣接する布の全ての
紐が伸びている方向に対して、ほぼ垂直の方向に伸びている。
【0037】 有利な方法で、本発明に従った方法は、該紐の上に該穀物の種子を配設する前
に、弾けた後で該穀物の種子の上に存在する突起を除去することから成る補完段
階から成る。
【0038】 弾けさせられ、本発明に従って使用される穀物の種子は、とうもろこし、米、
麦あるいはもろこしが有利である。
【0039】 本発明をより詳細に説明し、別添の図と関連して下記の説明を熟読することで
本発明の他の目的、利点と特性をより明確に表すことができる。
【0040】 諸図に対する共通構成要素には、同じ参照符号が振られている。
【0041】 最初に、シート状の梱包用品の実施の一例を略図で示している図1を引用する
【0042】 該梱包用品は、予め弾けさせらている穀物の種子1から成る。該穀物の種子を
、とうもろこし、麦、米、もろこしあるは該諸穀物の種子を混ぜたものとするこ
とができる。説明を読んだ後で、本発明をこれに限定するわけではないが、とう
もろこしの穀物の種子と見なすものとする。
【0043】 とうもろこしの穀物の種子は、ポップコーン、とくにバタフライあるいはマッ
シュルームのあらゆる種類のとうもろしである。該穀物の種子は、一般的にとう
もろこしの穀物の種子を、温度が、約摂氏220度の熱風の流れの中に、一般的
に60から90秒の焼くのに必要な時間中、引っ張ることから成る、従来の方法
ではじかされている。
【0044】 該方法に関しては、とうもろこしの穀物の種子を焼く該方法を説明している特
にフランス特許2617337を参照することができる。
【0045】 図1に示されている例の中で、弾けているとうもろこしの穀物の種子は、ほぼ
同じ直径となっている。
【0046】 実際的には、該弾けの後で、とうもろこしの穀物の種子は、穀物の種子毎に異
なって散らばっている突起から成る。他方、該突起は、脆弱であり、従って、本
来の穀物の種子から外れやすい。
【0047】 図8を引用してより詳しく説明されてる理由のように、できれば、穀物の種子
が弾けた後で、該穀物の種子を処理して、該突起を取り除き、図1の中で示され
ているような直径がほぼ同じの該穀物の種子を得ることが好ましいが、図1の略
図では見ることができない、とうもろこしの穀物の種子の間の直径の僅かな差を
容認することができる。
【0048】 本発明に従った梱包用品は、2本の紐の組立体2と3から成り、該組立体の各
々は、紐の布20、30を形成している。
【0049】 該実施例の中で、該2枚の紐の布20と30は、互いに、該穀物の種子1の平
均直径にほぼ対応する間隔が置かれている。
【0050】 布20の紐2、即ち下の布は、第1方向に沿って伸びている。
【0051】 同様に、布30の紐3、即ち上の布は、紐3の第1方向に対してほぼ直交の第
2方向に沿って伸びている。
【0052】 紐2と3は、穀物の種子1の上に、特に接着剤で固定されており、本発明に従
った梱包用品は、シート40の形態となっている。
【0053】 本発明は、言うまでもなく図1の中に示されている実施例に限定されない。
【0054】 特に、紐は、必ずしも2枚の布に沿って分布する必要はない。同様に、弾けた
とうもろこしの穀物の種子を、少なくとも交叉した部分で、1枚の布の上のみに
固定することができるが、該紐の2枚の布の中の分布で、梱包用品に強度を持た
せることができる。
【0055】 他方、図1で示されているとおり、紐が、2枚の布の中に分布されたとき、2
枚の布の糸の間で構成されている角度が、必ずしも90度と等しくする必要はな
く、0度でなければ充分である。
【0056】 各々の布の中で、紐を、組み合わされたかあるいは更に織られた繊維で構成さ
せることができる。
【0057】 更に、隣接する2枚の布の紐を、また特に該紐の間で固定させることができる
【0058】 穀物の種子の密度は、梱包される物品に比例して、適切な方法で選択される。
該密度を、特に、平米当り1000と3000個の穀物の種子から成るものとす
ることができる。
【0059】 本発明に従った梱包用品を、使用する場所と同じ所で容易に製造できる。
【0060】 同様に、とうもろこしの穀物の種子を、はじかせる前に、梱包場所に輸送して
、現場で変形することができる。シートに沿って弾けた穀物の種子を維持するた
めに、紐の網をつくりながら、本発明に従った梱包用品を、それらら得ることが
できる。
【0061】 本発明に従った梱包用品の輸送費用は、輸送されるべき後ではじかせるとうも
ろこしの穀物の種子の容積が、弾けた穀物の種子の容積より25から30倍小さ
いので、従来の梱包用品と比較して従って大幅に削減される。
【0062】 他方、とうもろこしの穀物の種子は、完全に生物分解可能である。該種子を、
また有毒ガスを排出させないで焼却処分することができる。
【0063】 同様に、本発明に従った梱包用品を、汚染源となる屑を減らしたもので構成さ
せることができ、該屑は、とうもろこしの穀物の種子をその間で維持するための
紐からしか生じない。
【0064】 本発明に従った該梱包用品は、ばらばら固定するための材料より容易に取り扱
うことができる。他方、該梱包用品は、ばらばらのとうもろこしの穀物の種子よ
り耐久力があり、従って生ずる塵が少ない。
【0065】 更に該梱包用品で、かさばっているか積み重ねられているかあるいはその双方
の物品を、少ない材料を使用して包装できる。
【0066】 場合によっては、該梱包用品で、カートンによる包装のような外装を使用しな
いで済むことさえある。
【0067】 本発明に従った該梱包用品のもう一つの実施例の中で、該梱包用品は、複数の
孔から成る網状となっている、該紐の間の少なくとも一部が、弾けたとうもろこ
しの穀物の種子を覆っている紐の網から成る。
【0068】 該実施方法は、図示されていない。
【0069】 できれば、中間材が、梱包場所に運ばれていることが好ましい。該中間材は、
複数の孔からなる網で構成されており、少なくとも該孔の間で、しかし、弾けて
いない状態のとうもろこしの穀物の種子を受け入れる。
【0070】 網の中にあるとうもろこしの穀物の種子が、はじされる場所が、梱包する場所
と同じであるので、該中間材の容積は、最終梱包用品より小さいくなり、従って
輸送費は削減される。
【0071】 有利な方法で、本発明に従った梱包用品を、熱変形可能な材料でつくることが
できる。
【0072】 この様にして製造された後で、本発明に従った梱包用品は、図1の中で示され
ているものと同様の、また穀物の種子のための孔が設けられている網と同様の構
造のシート状となる。
【0073】 該梱包用品を、その後、紐を構成している材料が柔らかくなる温度である、約
70度の温度で加熱することができる。
【0074】 それから、梱包用品を、包装されるべき物品の形態に合わせる。
【0075】 本発明に従った梱包用品を、該該梱包用品に与えられた型を保ちながら、大気
温度まで冷却されるまで放置する。
【0076】 該方法により、本発明に従った梱包用品は、完全に、梱包されるべき物品の形
態に整合する。
【0077】 一旦梱包されるべき物品と整合する梱包用品が、例えばカートンのようなケー
スの中に置かれると、空いている空間を、ばらばらのとうもろこしの穀物の種子
で埋めるようにすることができる。
【0078】 一般的な方法で、他の追加材の助けを借りることなく、とうもろこしの穀物の
種子に直接接着できる紐で、本発明に従った梱包用品を作ることが有利である。
【0079】 同様に、紐を、自然あるいは合成材で構成させることができる。紐の上への接
着は、適切な温度での加熱のときの澱粉の自然変化により得られる。
【0080】 簡単な物理的、熱的あるいは化学的処理で変形させることができる特性を有す
る糸を使用することができる。
【0081】 例として、できれば、予め接着剤が塗布されたラフィア椰子繊維あるはクラフ
ト紙のような生物分解可能なものであることが好ましいバンドあるいはリボンを
挙げることができる。穀物の種子をバンドの上に接着するには、該バンドを穀物
の種子に接触させる前に、接着剤が塗布された側を湿らせ、接触してから該バン
ドを乾燥する。
【0082】 クラフト紙のバンドを湿らせる該作業は、既にインキジェット・プリンターで
使用されているピエゾ電気タイプの方法による水滴を沈澱させることで行うこと
ができる。該方法は、接着剤がクラフト紙のバンドの外にはみ出ず、また該紙を
脆弱化することを防ぐために過度に該バンドを湿らさないと言う利点を有してい
る。
【0083】 該紐を、また、できれば生物分解可能な、熱可塑性あるは熱成型可能あるいは
その双方であることが好ましい、全体的に接着剤で、あるは更に、できれば生物
分解可能な、熱可塑性あるは熱成型可能あるいはその双方であることが好ましい
、接着材により被覆された糸で構成させることができる。
【0084】 溶融点が、約摂氏110度であるポリプロピレンあるはポリアミドのEVAの
ような、熱溶着材で被覆された合成あるいは自然繊維を、挙げることができる。
【0085】 熱可塑性接着剤の材料の紐で、該紐を加熱しながら、穀物の種子を該紐に当て
ながら、あるいはまた更に紐と穀物の種子を接触させながら、また、次に該両者
を加熱しながら、最後に該双方に圧力を掛けながら、とうもろこしの穀物の種子
の間の固定が保たれる。
【0086】 できれば、組立体として紐を加熱するのではなく、とうもろこしの穀物の種子
の想定された場所のみを加熱することを想定することができる。該加熱を、局所
的に集中することで、本発明に従った梱包用品の紐を脆弱化しないようにするこ
とができる。
【0087】 該紐を、例えば熱可塑性の接着剤で、不連続の方法で、被覆された自然あるい
は合成材の糸により構成させることができる。このようにして、接着剤は、とう
もろこしの穀物の種子に対して想定された設置場所のみに存在する。該タイプの
糸で、接着剤の量と、また同時に、本発明に従った梱包用品から生ずる汚染屑の
量を減らすことができる。
【0088】 ここで、図2と3の中に示されている、陶器あるは電子装置のような製品を固
定することを特に目的とした、本発明に従った梱包用品の製造の特別の方法を引
用する。該方法は、厚い用品、即ち平均の厚みが、使用されている弾けた穀物の
種子の平均直径より大きい素材に関する。
【0089】 図1に示されている実施例の中で、本発明に従った梱包用品は、該用品の上に
ほぼ均一の方法で分布されている弾けたとうもろこしの穀物の種子から成る。
【0090】 しかし、穀物の種子も紐も無い領域を想定しながら、とうもろこしの穀物の種
子の分布を加減させることが必要であることは明かである。
【0091】 同様に、図2は、3層11と、12と、また13を形成している、本発明に従
った3個の梱包用品の積み重ねを部分的に示している。
【0092】 該3層は、また図3の中に示されている。
【0093】 例えば、層11は、垂直の二つの方向に沿って分布されている弾けたか穀物の
種子あるいはボール1と、また互いにほぼ垂直の二つの方向に沿って分布されて
いる紐21と31で構成されている。該ボール1は、適切な手段で、紐21と3
1の上に固定されている。
【0094】 該層11は、領域110から成り、該領域は、ボールからでも、紐からでも成
っていない。該例の中で、またボールの均一な分布となっていいる梱包用品に関
して、4個のボール1は、層11の中で省かれている。該層は、固定すべき物品
のための空間を用意している。
【0095】 図2の中で示されている例の中で、固定すべき物品4の寸法は、比較的に大き
い。
【0096】 それ故に、梱包の固定を確実に行うために、本発明に従った梱包用品の積み重
ねが使用される。物品4を確実に覆うために、層12は、領域110より大きな
ボールと紐を除く、ボール1と、また互いにほぼ垂直な2本の方向に沿って分布
されている紐22と32と、また領域120を有する層11の構造と同様な構造
を有している。図示された例のとおり、該層は、6個のボールにより占められて
いる表面に対応する。
【0097】 同様に、積み重ねのの上の層に対応する層13は、互いにほぼ垂直に2本の方
法に沿って分布されているボール1と紐23と33により積み重ねの層11と1
2と同様の構造を有する。該層は、表面が領域120より上のボールと紐を除く
領域130から成る。実際的には、該層は、20個のボールで占められている空
間に対応する。
【0098】 前記で示されているとおり、各層の紐を、織物の形態とすることができる。
【0099】 該積み重ねは、物品4を受け入れるのに適している孔を形成する方法で、領域
110と、120と、また130を整合させながら作られる。
【0100】 言うまでもなく、本発明に従った梱包用品の該層11と、12と、また13を
、製品のような物品を受け入れるのに適している孔を形成するように構成させる
ことができる。該場合、層の積み重ねは、従来、例えば、ケース、篭あるはカー
トンの中に置かれている。
【0101】 該諸層の各々を、固定すべき物品の形態を考慮に入れた、大きな柔軟性をもた
らす、適切な工作機械の直接プログラムにより作ることができる。
【0102】 本発明に従った厚い梱包用品を作る他の例は、図4から6を引用して説明され
る。
【0103】 最初に、略図で、本発明に従った梱包用素材の例を示している図4を引用する
【0104】 該素材は、予め弾けさせてから、穀物の種子1を、ほぼ同じ直径を有するよう
にするように処理されている複数のとうもろこしの穀物の種子から成る。
【0105】 図4の中に示されている梱包用素材は、弾けたとうもろこしの穀物の種子1が
重ねられた4枚の布から成り、該布には、参照符号14から18が振られている
【0106】 該諸布の各々の間に、参照符号24から27が振られている紐の布が設けられ
ている。
【0107】 穀物の種子の布の各々の中で、紐のそれぞれで、穀物の種子1と、紐240か
ら270は、互いに間隔が置かれている。
【0108】 他方、布24あるいは26の紐240あるいは260は、布25と27の紐2
50と270に対してほぼ垂直に伸びている。
【0109】 分かりやすくするために、紐240と260を“連鎖紐”、また布24と26
を“連鎖”、紐250と270を“横糸紐“、布25と27を“横糸布”と称す
【0110】 各種の布の紐240から270は、穀物の種子1の上に、特に接着で固定され
る。同様に、紐24の布は、穀物の種子14と15の布の間の連結を確保し、紐
25の布は、穀物の種子15と16の布の間の連結を確保し、同様に続く。
【0111】 布24から27の紐240から270は、接着剤から成る。前記で挙げられた
例を、特に使用することができる。
【0112】 糸と穀物の種子の各々の間の固定は、加熱してから、圧力を掛けて、一回の積
み重ねで実施できる。
【0113】 本発明は、言うまでもなく、図4の中で示されている実施例に限定されるわけ
ではない。
【0114】 最初に、穀物の種子の布の数を、何れにでもできる。
【0115】 他方、同じ布の全ての紐を、必ずしも、同じ方向に分布する必要はない。
【0116】 更に、連続する紐の2枚の布の所にある紐を、必ずしも、ほぼ垂直の2本の方
向に沿って分布する必要はない。
【0117】 従って、本発明に従った梱包用品の素材の中の弾けたとうもろこしの穀物の種
子を確実に維持するためには、布の少なくとも一部、例えば布24の紐240の
一部を、隣接する紐の布の紐の少なくとも一部、例えば布25の紐250の少な
くとも一部に対してゼロでない角度に形成させるだけで充分である。
【0118】 本発明に従った梱包用品の素材の、厚い素材の形態の他の実施例は、図5と6
の中に示されている。
【0119】 該二つの実施例の中で、梱包用品の素材は、シート40を弾けたとうもろこし
の穀物の種子を起訴して重ねながら実施されている。該シートは、特に図1の中
に示されている。
【0120】 該各シート40は、紐45と46の2枚の布の間に固定された、弾けたとうも
ろこしの穀物の種子1の布41から成る。
【0121】 層45の紐5は、紐46の層の紐6の該布に対してほぼ垂直の同じ方向に伸び
ている。
【0122】 しかし、図4を引用して説明されているとおり、布45の紐5の一部が、層4
6の紐6の一部に対して非ゼロの角度を為している方向に伸びているだけで充分
である。
【0123】 図1の中で示されているもののような、シート40の積み重ねで構成されてい
る本発明に従った梱包用素材を示している図5に戻る。
【0124】 該シート40は、穀物の種子1の2枚の布41の間に、紐46の布と紐45の
布が置かれるように、同じ方向に重ねられている。
【0125】 ここで、また図1の中で示されているものと同様のシート40で実施された本
発明に従った梱包用素材を示している図6を引用する。
【0126】 該場合、シート40は、代案として、反対に積み重ねられている。従って、穀
物の種子の布41は、タイプ45の紐の2枚の布の間か、あるいはタイプ46の
紐の2枚の布の間に配設されている。
【0127】 言うまでもなく、図4の中で示されている本発明に従った梱包用素材の例の中
で、紐5と6は、加熱と圧縮によって、穀物の種子の布の間の連結を確保されて
いる。
【0128】 梱包用素材のもう一つの変形の実施方法も、また言うまでもなく、特にシート
40を異なるモジュールで、シートの枚数の変更しながら配設することで実行可
能である。
【0129】 図4から6を引用して説明された該梱包用素材は、比較的柔らかいので、梱包
されるかあるは固定されるべき物品の形態に合わせることができると言う利点を
有している。
【0130】 前記で説明されているとおり、紐の布を、織物の形態とすることができる。
【0131】 梱包用素材を、図4から6の中に示されているとおり、本発明に従って密度を
高くして厚いものとすることができる。該場合、該素材は、言うまでもなくより
柔らかい。
【0132】 他方、即座に使用できる、例えば一個の箱のような特定の形態となっている、
本発明に従った厚い梱包用素材を作ることができる。
【0133】 穀物の種子と紐を除く領域の密度を高めた、本発明に従った梱包用品を作る方
法は、下記のとおり説明される。
【0134】 ここで、本発明に従った梱包用品を得るために実行できる略図で装置を示す図
7を引用する。
【0135】 図7を引用して説明されている方法により得られる梱包用品は、図1の中で示
されているタイプのものである。
【0136】 参照符号9は、弾けたとうもろこしの穀物の種子の配分装置を指す。
【0137】 できれば、穀物の種子の直径が、ほぼ一定であり、また該種子の脆弱な突起が
事前に取り除かれていることが好ましい。
【0138】 図7の中で示されている装置は、2本のシリンダーにより回転して引っ張られ
る帯状の台50から成り、該シリンダーの一つは、シリンダー51として、図7
の中に示されている。
【0139】 該方法は、台50の上に紐2を配設することから成る。図1の中に示されてい
る例のとおり、全ての紐2は、ほぼ互いに並行しており、全て第1方向に伸びて
いる。説明を簡素化するために、紐2を“横糸の紐”と称する。
【0140】 台50の回転により、横糸の紐は、矢印Fに沿って移動する。弾けた穀物の種
子は、また該配分装置9により横糸の紐の上に該配分装置9による巻取に従って
配設される。
【0141】 使用される紐の性格に従って、穀物の種子1を横糸の紐2の上に確実に接着す
るために、特定の動作が、実行される。
【0142】 例えば、横糸の紐2が、熱可塑性の接着材で被覆されている1本の糸で構成さ
れている場合は、穀物の種子1を確実に接着するために該横糸の紐2を少し暖め
る。
【0143】 参照符号52は、紐2の上に穀物の種子1を確実に接着するために、穀物の種
子1の上に圧力を加えることができる手段を指す。
【0144】 代案として、また本発明に従った、図2と3の中に示されている、ボールを除
く少なくとも1個の領域から成る梱包用品を作るために、横糸の紐の一部の積み
重ねが、確実に接着されないようにすることができる。
【0145】 熱可塑性接着剤で被覆されている糸の前記の例の中で、ボールを貼り付けない
ままにする領域の中で、糸を加熱する必要はない。
【0146】 同様に、図7は、台50の回転の過程で、一方が横糸の紐の上に接着されなか
ったものと、また該台50から落ちたものの、2個の穀物の種子1aを示してい
る。
【0147】 該手段で、使用された紐のタイプに従って、横糸2の冷却あるは乾燥を行うこ
とができる。該作用に関して、紐の例の前記の説明を参照することができる。
【0148】 横糸の紐2と穀物の種子1で構成されている組立体は、図7の下部に示されて
いる位置の所にある。
【0149】 その後、紐3を穀物の種子1の上に当てることは容易である。図1の中で示さ
れている例のとおり、該紐3は、互いにほぼ並行であり、第1方向に対してほぼ
垂直に第2方向に伸びている。説明を簡素化するために、該紐3は、“縦糸の紐
”と称す。
【0150】 穀物の種子1の上への縦糸の紐の固定は、できれば、該縦糸の性格に従って、
該縦糸の紐の上の接着で実施されることが好ましい。横糸の紐2に関しては、前
記の説明を参照することができる。
【0151】 本発明は、言うまでもなく、ここまで説明された、入手のための方法の例に制
約されない。特に、紐を、1枚の布の上にしか配設できず、また穀物の種子の直
径に対応する距離が置かれている2枚の布にも配設できない。他方で、紐を、部
分のみで交叉させることができ、更に90度以外の角度に沿って交叉させること
ができる。
【0152】 従って、該装置で、図1の中で示されているようなシート40を得ることがで
き、該シートは、それから、図5と6の中で示されているように重ねられて、本
発明に従った厚い梱包用素材となる。
【0153】 該装置を、またより完全な装置の一部として、図4の中に示されている梱包用
素材を得ることができ、該機能で、該素材を得るために、連続的に穀物の種子と
紐に応用できる。
【0154】 図4から6の中に示されている本発明に従った全ての厚い梱包用素材を、穀物
の種子と接着剤を除く少なくとも一つの領域から成るものとすることができ、該
領域の寸法と形態は、梱包すべきかあるいは固定すべき製品、あるいは該製品の
一部の外形と対応する。
【0155】 他方、熱変形可能な接着剤をい使用しながら、本発明に従った、特に梱包すべ
き物品に対応する、希望する形態の梱包用素材を厚くすることができる。
【0156】 同様に、何れの場合でも、本発明に従った梱包用素材を、使用する場所と同じ
場所で、弾けていないとうもろこしの穀物の種子から製造することができること
は、明かである。
【0157】 本発明に従った梱包用素材の輸送費は、従って、事前の設計と特定の成型によ
る製造を必要とする、小孔のあるプラスチック材あるいは膨潤されたポリスチレ
ンのタイプの構成要素、あるいいは折り畳まれたたかあるいは成型されたカート
ンによるタイプの挿入物の、従来の梱包材料と比較して大幅に削減される。
【0158】 他方、とうもろこしの穀物の種子は、全く生物分解可能である。 該穀物の種子を、ポリスチレンとは反対に、有毒あるは爆発性のガスの排出なし
で、焼却することができる。
【0159】 梱包用素材を、スタンピングすることができる。
【0160】 穀物の種子を、水に漬けることで分離することができる。得られた澱粉の沈澱
泥を、飼料として利用することができる。
【0161】 本発明に従った梱包素材が作り出す可能性がある唯一の汚染塵は、接着剤、あ
るはとうもろこしの穀物の種子を維持するために該種子の間で使用された紐によ
り構成される。しかし、該連結のための材料は、また生物分解可能である。
【0162】 本発明に従った梱包素材の取扱は、ばらばらの固定材料より容易であり、特に
、ばらばらのとうもろこしの穀物の種子より頑丈である。
【0163】 該厚い梱包素材を、また有利に、膨潤されたポリスチレンのタイプのプラスチ
ック材と取り替えることができる。紐から成る本発明に従った梱包用素材が、横
向きの衝撃を吸収するので、本発明に従った厚い梱包素材が、衝撃に対して、膨
潤されたポリスチレンより優れた保護を提供することは明かである。
【0164】 最後に、本発明に従った梱包用素材は、言うまでもなく部分的に静電防止であ
り、摩耗性がない。また該素材は、部分的に耐火性であり、また、該素材が水と
接触して確実に弱体化するので、耐水性マーカーを構成しており、該構造で、保
管と輸送の状態を確保できる。
【0165】 ここで、弾けたとうもろこしの穀物の種子から脆弱な突起を取り除くための装
置を略図で説明している図8を引用する。
【0166】 参照符号8は、未加工の弾けたとうもろこしの穀物の種子を指す。該種子は、
脆弱な突起81から成る。
【0167】 該種子8は、適切な手段の回転で引っ張られるシリンダ7の上の手段80によ
り分布される。
【0168】 該装置は、またシリンダ7と同心の、また該シリンダに対して固定されている
格子71から成る。該装置に入る直径と出る直径を異なるものするために、該格
子を、偏心させることができる。
【0169】 該シリンダ7は、シリンダー7と格子71との間に空間の中で、とうもろこし
の穀物の種子8を引っ張るように設計される。
【0170】 該格子71は、寸法が、穀物の種子1に対して希望する最終直径より小さい孔
72から成る。
【0171】 他方、シリンダ7には、加圧された空気の通路のための孔70が開けられてい
る。
【0172】 穀物の種子8の該脆弱な突起81は、格子71上の摩擦により取り除かれてか
ら、該格子の上に設けられている孔72を経由して、孔70を通過する圧搾空気
によって逃げる。
【0173】 該突起81を、包装用紙の上に接着しながら、保護用包装物を製造するために
使用することができる。
【0174】 該脆弱な突起81を除去した後で、図1の中で示されている梱包用品の上に使
用される、ほぼ一定の直径を有する穀物の種子を得ることができる。
【0175】 本発明は、言うまでもなく、前記で説明された実施例に制約されない。特に、
本発明に従った梱包用品の中に存在する紐の網を、例えば織物、プラスチック材
のフィルム、あるいは更にセロファンシートのような、1枚あるいは複数の連続
する布に組織することができる。
【0176】 該梱包用品を、従って、弾けた穀物の種子を、連続する布あるはの上あるいは
、2枚の連続する布の間に貼りながら得ることができる。
【0177】 特許請求の範囲の中で示されている、技術的特性の後に挿入されている参照符
号は、単に該特性の理解を容易にすることを目的としており、該範囲を狭めるも
のではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従った、シート形態の梱包用品の例の斜視図である。
【図2】 物品を固定することを目的とする本発明に従った梱包用品の積み重ねた断面図
である。
【図3】 図2の中に示された積み重ねた3層の上面図である。
【図4】 本発明に従った厚い梱包素材の第1例の断面図である。
【図5】 図4の梱包素材の代案としての実施例の断面図である。
【図6】 図1の中で示されているようなシートで作られた、図4の梱包素材のもう一つ
の代案としての実施例の断面図である。
【図7】 本発明に従った梱包用品を得るための方法を実施するための装置の断面略図で
ある。
【図8】 弾けたとうもろこしの穀物の種子の上の突起の除去のための装置の断面略図で
ある。
【手続補正書】
【提出日】平成12年12月19日(2000.12.19)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW (71)出願人 45、rue Emile Menier、 F−75116 Paris France

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾けた穀物の種子(1)と、また該穀物の種子を維持するた
    めの紐の網(2、3;21、31;22、32;23、33;240、250、
    260、270;5、6)から成ることを特徴とする梱包用品。
  2. 【請求項2】 該網の紐(2、3;21、31;22、32;23、33;
    240、250、260、270;5、6)が、紐の少なくとも1枚の布(20
    、30;24、25、26、27;45、46)の中に分布されており、また該
    穀物の種子(1)に固定されて、穀物の種子の少なくとも1枚の布(10、;1
    4、15、16、17;41)を形成しており、該紐の少なくとも一部が、交叉
    していることを特徴とする、請求項1に記載されている梱包用品。
  3. 【請求項3】 該網の該紐(2、3;21、31;22、32;23、33
    ;240、250、260、270;5、6)が、該穀物の種子(1)の平均直
    径に対応して互いに距離が置かれた紐の少なくとも2枚の布(20、30;24
    、25、26、27;45、46)に分布されていることを特徴とする、請求項
    1あるいは2に記載されている梱包用品。
  4. 【請求項4】同じ1枚の布(20、30;24、25、26、27;45、
    46)の該紐(2、3;21、31;22、32;23、33;240、250
    、260、270;5、6)が、同じ方向に伸びており、該紐が、2枚の布の間
    の該紐の方向が、ゼロでない角度、特に90度に等しい角度を形成していること
    を特徴とする、請求項3に記載されている梱包用品。
  5. 【請求項5】紐の網が、該弾けた穀物の種子のための複数の孔を形成してい
    ることを特徴とする、請求項1に記載されている梱包用品。
  6. 【請求項6】弾けた穀物の種子(1)の少なくとも2枚の布(14、15、
    16、17、18)から成り、該布が、該布の間で、紐(240、250、26
    0、270)で重ねられ連結されており、該紐が、該穀物の種子の上に固定され
    、また少なくとも一箇所で交叉されていることを特徴とする、請求項1から4の
    何れか一つに記載されている梱包用品。
  7. 【請求項7】穀物の種子の各々の布の間の、穀物の種子の2枚の布(14、
    15、16、17、18)の間にある、少なくとも紐の1枚の布(24、25、
    26、27)を有する、弾けた穀物の種子(1)の3枚の布(14、15、16
    、17、18)から成り、紐(24、25、26、27)の1枚の布の紐(24
    0、250、260、270)の少なくとも一部の方向が、穀物の種子の該2枚
    の布とまた隣接する穀物の種子の他方の布との間の所にある、紐の1枚の布の紐
    の少なくとも一部の方向に対して、ゼロでない角度、特に90度を形成している
    ことを特徴とする、請求項6に記載されている梱包用品。
  8. 【請求項8】弾けた穀物の種子(1)を基礎とする複数のシート(40)か
    ら成り、各シート(40)が、該穀物の種子の上に固定されている紐(5、6)
    の1枚の布(45、46)で構成され、穀物の種子の該布(41)が、2枚の布
    (45、46)との間で維持され、また2枚の布(45、46)の紐(5、6)
    の少なくとも一部が、他の布の紐(5、6)の一部と交叉しており、該シート(
    40)が、該紐の布を経由して該シートの間で重ねられ固定されていることを特
    徴とする、請求項6あるいは7に記載されている梱包用品。
  9. 【請求項9】穀物の種子と紐の布が、密度が高くなっていることを特徴とす
    る、請求項6から8の何れかに記載されている梱包用品。
  10. 【請求項10】該紐が、少なくとも一部で接着性、熱可塑性、生物分解可能
    あるは熱変形性あるいはその双方の素材で作られていることを特徴とする、請求
    項1から9の何れかに記載されている梱包用品。
  11. 【請求項11】該紐が、好くな句との一部でリボン材、特に生物分解可能に
    作られており、接着性、特に熱可塑性、生物分解可能であるか熱成型可能である
    かその双方の素材を支えていることを特徴とする、請求項1から9の何れかに記
    載されている梱包用品。
  12. 【請求項12】穀物の種子と紐を除く、面積と形態が、固定するか梱包する
    製品、あるいは該製品の一部の外側の形態に対応する、少なくとも1個の領域(
    110、120、130)から成ることを特徴とする、請求項1から11の何れ
    かに記載されている梱包用品。
  13. 【請求項13】弾けた穀物の種子(8)が、全ての突起物(81)が除去さ
    れているか、あるいは直径がほぼ同一であるかその双方であることを特徴とする
    、請求項1から12の何れかに記載されている梱包用品。
  14. 【請求項14】穀物の種子の1枚の布に対して、平米当り約1000から3
    000個の弾けたとうもろこしの穀物の種子から成ることを特徴とする、請求項
    1から13の何れかに記載されている梱包用品。
  15. 【請求項15】 穀物の種子を除く領域(110、120、130)が、固
    定する物品を受け入れるのに適している孔の形態を構成するために重ねられてい
    ることを特徴とする、請求項12に記載されている梱包用品の積み重ね。
  16. 【請求項16】 複数の孔を形成しており、該孔の少なくとも一部が、弾け
    ていない状態の穀物の種子を受け入れる網から成ることを特徴とする、請求項5
    に記載されている加熱した後で梱包用品を得るための中間製品。
  17. 【請求項17】 穀物の種子が、とうもろこし、麦、米あるはもろこしの穀
    物の種子であることを特徴とする、請求項1から16の何れかに記載されている
    梱包用品。
  18. 【請求項18】 弾けさせられる穀物の種子から梱包用品を得るための方法
    であって、該方法が、該穀物の種子が弾けるまで加熱することと、ほぼ平面の少
    なくとも部分的に交叉しており、また穀物の種子の上に接着される1個の表面に
    紐を配設することと、該紐の上に穀物の種子を分布することと、また該穀物の種
    子を該紐の上に固定することを特徴とする、請求項1から17に記載されている
    方法。
  19. 【請求項19】 該紐(2、3)を、第1と第2の布の中(20、30)に
    分布し、紐の該第1布(20)の紐の一部が、紐の第2布(30)の紐(3)の
    少なくとも一部に対して、ゼロでない角度を形成させ、該方法が、そこで、該第
    2布(20)の紐(2)をほぼ平面の第1表面の上に配設すること、該弾けた穀
    物の種子(1)を、該第1布(20)の該紐(2)の上に分布して固定し、それ
    から該紐(3)を、該第1布(20)の紐(2)に対向する側の、該穀物の種子
    の上に配設するとと、また該布を該穀物の種子の上に固定することから成ること
    を特徴とする、請求項18に記載されている方法。
  20. 【請求項20】 更に、穀物の種子の第2布を形成するために穀物の種子(
    1)を、紐の第2布の紐の上に分布し、穀物の種子を該布の上に固定し、また梱
    包用品の対して希望する厚みを得るために、全てあるいは部分の中に前記の作業
    を反復することを特徴とする、請求項19に記載されている方法。
  21. 【請求項21】 同じ布の全ての紐を、隣接する布の全ての紐が伸びている
    方向に対してほぼ垂直な一つの方向に伸ばすことを特徴とする、請求項19ある
    いは20に記載されている方法。
  22. 【請求項22】 弾けた後で、該穀物の種子を該紐の上に配設する前に、該
    穀物の種子の上に存在する突起(81)を除去することから成る補助的段階から
    成ることを特徴とする、請求項18から21に記載されている方法。
  23. 【請求項23】 弾かれる穀物の種子が、とうもろこし、米、麦あるはもろ
    こしの穀物の種子であることを特徴とする、請求項18から22に記載されてい
    る方法。
JP2000549520A 1998-05-15 1999-05-12 弾けた穀物の種子を基礎とする梱包方法と該梱包用品を入手する方法。 Pending JP2002515385A (ja)

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