JP2002514873A - セルラ通信システムのマルチセル領域呼出 - Google Patents

セルラ通信システムのマルチセル領域呼出

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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 移動局(MS)にサービスを行う通信ネットワークの無線アクセスネットワーク部はコアネットワークに接続している。その無線アクセスネットワーク部は、複数のセル(C)に各々がサービスを行う複数の基地局(BS)とともに、複数の制御ノード(RNC)を有している。その制御ノードは、複数の基地局の第1のグループを制御する第1の制御ノード(RNC1)と、複数の基地局の第2のグループを制御する第2の制御ノード(RNC2)とを含む。マルチセル領域(MCA)は、第1のグループの基地局の少なくともいくつかによってサービスを受けるセルと、第2のグループの基地局の少なくともいくつかによってサービスを受けるセルとを含む。通信ネットワークの無線アクセスネットワーク部はさらに、マルチセル領域に関する情報を格納する呼出制御ノードを有している。そのマルチセル領域にある移動局を呼び出すために、呼出制御ノードは(1)呼出制御ノードによって制御されるマルチセル領域にサービスを行う基地局各々に対して呼出メッセージを送信し、(2)マルチセル領域においてセルにサービスを行っている基地局を制御する他の制御ノードに呼出メッセージを送信する。その呼出制御ノードは、呼出表(100)を参照することにより、呼出メッセージをどの基地局とどの他の制御ノードに送信すべきのかを決定する。その呼出制御ノードは無線アクセスネットワークの制御ノードの1つであることが好ましい。呼出制御ノードは呼出メッセージが送られる制御ノード間リンク(32)によって他の制御ノードに接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 背 景 本特許出願は、1998年3月6日出願の“通信における交換機間の輻輳制御
(Telecommunications Inter-Exchange Congestion Control)”という名称の米
国特許出願第09/035,788号と、1998年3月6日出願の“通信にお
ける交換機間の測定転送(Telecommunications Inter-Exchange Measurement Tr
ansfer)”という名称の米国特許出願第09/035,821号、及び1998
年3月6日出願の“異なる基地局間で進行中の呼の負荷バランスのために移動通
信ネットワークで用いられるシステム及び方法(System and Method used in a
Mobile Telecommunications Network for Load Balancing Ongoing Calls betwe
en Different Base Station)”という名称の米国特許出願第09/
号(代理人ドケット:34648−404USPT)に関係しており、これ
らは全て参照としてここで組込まれる。
【0002】 1.発明が属する技術分野 本発明は通信に関し、特に、セルラ通信システム内の移動局の呼出に関する。
【0003】 2.従来技術及び他の考察 近年になってセルラ無線電話システムはますます一般的なものになっている。
セルラ電話は、電話の分野では“移動局”或いは“移動端末”として言及される
もののただ1つの例に過ぎない。通信サービスはセルラ通信ネットワークと移動
局(例えば、セルラ電話)との間で空中インタフェース、例えば、無線周波数に
よって提供される。どんなときにも、アクティブな移動局が空中インタフェース
によって1つ以上の基地局と交信している。基地局は順にいえば基地局制御局(
BSC)によって管理される。BSCはまた、あるシステムでは無線ネットワー
ク制御局(RNC)として知られている。無線ネットワーク制御局は制御ノード
を介してコア通信ネットワークに接続されている。制御ノードのある例では、P
STN及び/或いはISDNのような接続重視の回路交換ネットワークに接続す
る移動交換センタ(MSC)ノードと、例えば、インターネットのようなパケッ
ト交換ネットワークに接続する汎用パケット無線サービス(例えば、GPRS)
ノードを含んでいる。
【0004】 各基地局の無線伝送は特定の地理的領域をカバーしている。ここで用いられて
いるように、基地局の無線伝送が達する地理的な領域は“セル”と名付けられて
いる。従って、“セル”のそのような定義は、その到達範囲が基地局は単一のセ
ルをカバーするようになっているシステムとともに、基地局が1つ以上のセルに
サービスを行うように“セル”という語が異なって用いられているシステムをも
含んでいる。その到達範囲に係りなく、ハンドオフ或いはハンドオーバは移動局
が古いセルから新しいセルへと移動するとき(例えば、移動局が異なった基地局
及び、或いは異なるRNCによってカバーされるセルへと移動するとき)に発生
しなければならない。これによって、移動局はかなりの距離を“ローミング”す
ることが可能になる。
【0005】 移動局が移動できる範囲という観点からみると、移動通信システムの位置特定
の管理は広大な範囲に及ぶ。数多くの地理的領域のレベルが利用される。この点
に関して、セルは、大きな領域、例えば、ロケーション領域にグループ分けされ
る。ロケーション領域は複数の無線ネットワーク制御局(RNC)によってサー
ビスを受ける。ロケーション領域は、例えば、1997年8月22日出願の“セ
ルラ通信ネットワークにおける地理的制限(GEOGRAPHIC RESTRICTION IN CELLUL
AR TELECOMMUNICATION NETWORK)”という名称の米国特許出願シリアル番号第0
8/916,285号によって議論され、この出願はここで参照として組込まれ
る。例えば、そのような位置特定管理方式の潜在的複雑さという観点からすれば
、移動局の位置を追跡する努力がなされる一方、そのような努力に専従する無線
資源を最小化する努力が払われている。
【0006】 無線資源を無駄にしない1つの方法には位置特定の更新のメッセージをだすこ
とが関係している。位置特定の更新において、アイドル状態にある(即ち、移動
局とネットワークとの間に目下のところ接続がない)移動局が新しいロケーショ
ン領域に属するセルに移動するとき、移動局は、位置特定の更新として知られる
メッセージを送信することにより、その所在を通知する。位置特定更新メッセー
ジが送信されて、移動局に対して保持されるホームロケーションレジスタ(HL
R)とビジタロケーションレジスタ(VLR)の両方が移動局とその所在につい
ての適切な現在の情報をもっていなければならない。それから、ネットワークが
移動局との接続を確立したり、データを交換する必要があるとき、その移動局は
移動局によって通知された最後のロケーション領域内で呼出される。移動局はそ
の呼出に、移動局が現在位置するセルからネットワークに呼出応答メッセージを
送信することにより応答する。
【0007】 上述したように、前述の位置特定の更新は、移動局がアイドル状態にあるとき
に(即ち、進行中の呼に関与していない)、用いられる。さらにその上、移動局
がアイドル状態にあるときに、位置特定の更新は回路交換サービス(通話サービ
ス及び/或いはデータサービスに関与できる)のみならず、パケット交換サービ
スにも同様に適用可能である。回路交換サービスではデータユーザはデータによ
る呼の間、無線ネットワークへの接続に連続的にリザーブされた無線資源をもつ
一方、パケット交換サービスではそのユーザは、(1)移動局が送信することを
望むとき、或いは、(2)ネットワークがその移動局に送信する何かがあるとき
にのみ、無線ネットワークへの接続にリザーブされた無線資源をもつ。言いかえ
ると、パケット交換サービスでは移動局(例えば、移動端末をもつコンピュータ
)はそのコンピュータが使用中にはネットワークへの接続に定常的にリザーブさ
れる無線資源をもつのではなく、これら2つの伝送イベントの間だけ、それをも
つのである。GSM(汎欧州デジタル移動電話方式)システムで最近利用可能な
パケット交換サービスの一例は、汎用パケット無線サービス(General Packet R
adio Service)(GPRS)である。
【0008】 パケット交換サービスに関連した接続の間、移動局がネットワークと接続され
るとき、セルの更新、ルーティング領域の更新のような手順が採用される。移動
局が新しいセルに移動するとき、セルレベルでその位置にあるネットワークを更
新する。しかしながら、データ転送のない期間には、セルの更新は無線資源を無
駄にする。その代わり、データ転送のない期間には、ルーティング領域の更新が
用いられる。従って、そのルーティング領域の更新は典型的にはパケット交換接
続の存続期間中にだけ発生する。ルーティング領域は1グループのセルである。
そのルーティング領域は典型的にはロケーション領域よりも小さい。パケット交
換サービスでのトラフィックはパケット転送のない長い期間があるにせよ非常に
爆発的であるという性質があるので、ある接続に連続的に割り当てられた無線チ
ャネルをもつことは無線資源の浪費である。その代わり、移動局が新しいルーテ
ィング領域に移動するとき、上述したロケーション領域の更新に類似しているが
、その移動局は現在のロケーション、例えば、その現在のルーティング領域をも
つネットワークに更新する。パケットがネットワークから移動局に送られること
になり、その移動局の位置がルーティング領域のレベルだけで知られるとき、呼
出メッセージが、移動局がその最後のルーティング領域を更新させるそのルーテ
ィング領域に属する全てのセルに送られる。
【0009】 ロケーション領域とルーティング領域は、これらは一般には異なる目的をもっ
ているのであるが、これ以後、マルチセル領域として言及される。セルはマルチ
セル領域より大きい領域に含まれる。そのようなセルを含む2つ以上のマルチセ
ル領域は、“オーバラッピング”といわれる。オーバラッピングマルチセル領域
を用いることで交換の(例えば、移動交換センタ(MSC)間のような)境界領
域での“ピンポン”効果を限定することができる。移動局が異なるマルチセル領
域に属する2つのセル間を繰返し行き来するときに、ピンポン効果は発生する。
そのピンポン効果が存在するとき、移動局はそのような行き来毎にそのマルチセ
ル領域を更新しなければならない。さらにその上、ピンポン効果は、ネットワー
ク内、例えば、MSC間で、たくさんの望まれない付加的な信号発信を発生させ
る。
【0010】 現在のセルラ無線システムでは、呼出の配信は真に階層構造的な方法で扱われ
ている。この点に関して、MSCは呼出を、移動局が呼び出されることになる領
域内(例えば、ロケーション領域或いはルーティング領域)にあるセルを制御す
る全てのRNCに対して配信する。それから、RNCは各呼出要求を、(1)R
NCによって制御され、(2)移動局が呼び出されることになる領域内に位置し
無線信号を送受信する全ての基地局に送信する。それから、その基地局は空中イ
ンタフェースによって実際の呼出信号を送信する。
【0011】 ある呼出手順はGSM(汎欧州デジタル移動電話方式:Global System for Mo
bile Communications)内に収容される。例えば、1998年2月版のGSM09.
02バージョン5.8.0、GSM MAP仕様書6.2.1〜6.2.2章の呼出と
探索(Paging and Search)は、VLRがMSCからの呼出を要求する可能性を
満たしている。この仕様書から確認されるように、VLRは移動局がおそらく位
置すると思われるロケーション領域を知っており、BSCに送信されることにな
る呼出信号を形成する。しかしながら、MSCとVLRとは1対1の関係をもっ
ており、即ち、各MSCに対して1つのVLRがある。MSCとVLRとはまた
、2つの異なるノードタイプであり、異なる機能タイプを表している。
【0012】 GSMは、また、サービスを行うGPRSサポートノード(SGSN)がMS
C/VLRからの呼出要求を受信することを可能にしている。SGSNはパケッ
ト交換サービスのみを扱うタイプのMSCであり、MSC/VLRとは異なる機
能をもっている。SGSNでは、移動局がGPRSサービス(上述したように)
にアタッチされている場合には、移動局が位置するルーティング領域が格納され
る。GSM03.60、GPRSサービスの説明の6.3章SGSNとMSC/VL
R間の相互作用を参照されたい。
【0013】 MSC間呼出についてのパシフィックデジタルセルラ(Pacific Digital Cell
ular)標準において、TTCJJ-70.10、3.3.1.2章(1995)に表れて
いるように、呼出の配信はアンカ移動交換センタ(AMSC)によって成し遂げ
られ、そこから呼の終了が他のMSCへと伝えられる。従って、この標準には呼
出配信(MSCレベルでなされる)においてコアネットワークが関係しており、
そのコアネットワークがセル接続形態についての知識をもつことを要求している
【0014】 ある場合には、“コアネットワーク”(MSCが属する)と無線アクセスネッ
トワーク(RNCを含む)との間の厳密な機能的な分割をもった通信ネットワー
クを備えることが望ましい。この厳密な機能的な分割に従えば、無線アクセスネ
ットワークが全ての無線に関連した動作(例えば、どの基地局、セル、及びチャ
ネルが用いられることになり、ある地理的領域内での無線射程範囲と能力を取得
することについての知識)を扱う。言いかえると、コアネットワーク(具体的に
はMSCを含む)はセル構造に関する知識は有していないであろうし、さらに具
体的にはどの特定のセルが与えられたロケーション領域を形成するのかを知らな
いであろう。
【0015】 上述した厳密な機能的な分割をもつセルラネットワークにおいて、コアネット
ワークがアイドル状態にある移動局を呼び出す必要があるときに、問題が発生す
る。呼出がそのロケーション領域内にある全てのセルに対して送信されるべきで
ある。しかしながら、コアネットワーク(例えば、MSC)はその呼出がどのR
NCに送信されるべきであるのかを知らない。
【0016】 パケット交換接続をもつ移動局についても同様の問題が存在する。パケット交
換接続について連続的にリザーブされた無線資源はない。その代わり、その接続
はルーティング領域の更新を用いて維持される。即ち、移動局が新しいルーティ
ング領域にくるときに、その移動局はルーティング領域の更新メッセージをネッ
トワークに送信する。移動局が現在のところ位置しているルーティング領域の身
元はサービングRNC或いはSRNCとして知られる、移動局への接続を制御す
るRNCに格納される。上述したピンポン効果を制限するために、移動局のルー
ティング領域は、移動局へのパケット交換接続の制御を現在行っているRNC以
外のRNC(即ち、SRNC以外のもの)によって制御されるセルを含んでも良
い。MSCがパケットを移動局に送信することになるときに問題が発生し、それ
ゆえにルーティング領域に属する各セルについての基地局から移動局に呼出を行
う必要がある。即ち、何とかして呼出がサービングRNC以外のRNCによって
送信される必要がある。しかし、厳密な機能分割では、MSCは無線アクセスネ
ットワークの策定についての知識はもっておらず、従って、どのRNCが移動局
に呼出を行うことに関係すべきであるのかについての知識もない。
【0017】 それゆえに、必要とされることと、本発明の目的とは、特に、コアネットワー
クが呼出メッセージがどのノードから発行されるべきであるのかを知らないとき
、マルチセル領域にある移動局に呼出しを行う技術である。
【0018】 簡 単 な 発 明 の 要 約 移動局にサービスを行う、通信ネットワークの無線アクセスネットワーク部は
コアネットワークに接続されている。その無線アクセスネットワーク部は、各々
の複数のセルにサービスを行う複数の基地局とともに、複数の制御ノードとをも
つ。その制御ノードは、複数の基地局の第1のグループを制御する第1の制御ノ
ードと、複数の基地局の第2のグループを制御する第2の制御ノードとを含んで
いる。マルチグループ、マルチセルの環境において、そのマルチセル領域は、第
1のグループの基地局の少なくともいくつかによってサービスを受けるセルと、
第2のグループの基地局の少なくともいくつかによってサービスを受けるセルと
を含んでいる。通信ネットワークの無線アクセスネットワーク部は、さらに、マ
ルチセル領域に関する情報を格納する呼出制御ノードとを有している。
【0019】 本発明の1つの態様では、そのマルチセル領域は、複数のセルを有する場所に
ある領域(ロケーション領域)である。この第1の態様では、コアネットワーク
は、そのロケーション領域についての、位置特定の更新、及び呼出開始について
扱う。その第1の態様での位置特定の更新は、例えば、移動局がアイドル状態に
あるとき、コアネットワークと移動局との間で発生し、そのような環境下では、
回路交換サービスとパケット交換サービスとの両方に対して本質的に同じことを
する。
【0020】 移動局がパケット交換サービスに加入しており、更新が接続中に発生する本発
明の別の態様では、そのマルチセル領域はルーティング領域であり、複数のセル
を有している。ロケーション領域(第1)或いはルーティング領域(第2)モー
ドのいずれかにおいて、移動局がマルチセル領域で呼出されるとき、呼出制御ノ
ードは、(1)呼出制御ノードによって制御されるマルチセル領域にサービスを
行う基地局各々に呼出メッセージを送信し、(2)マルチセル領域のセルにサー
ビスを行う基地局を制御する他の制御ノードに呼出メッセージを送信する。呼出
制御ノードは、呼出テーブルを参照することにより呼出メッセージを基地局に送
信すべきか、或いは、他の制御ノードに送信すべきかを決定する。他の制御ノー
ドは呼出メッセージを受信すると、それら他の制御ノードはMAPネイティブセ
ル構成要素表を参照して、それによってサービスを受けるどの基地局がマルチセ
ル領域を含むのか、即ち、呼出メッセージがどの基地局に対して送信されるべき
なのかを決定する。
【0021】 好適には、呼出制御ノードは無線アクセスネットワークの制御ノードの1つで
ある。その呼出制御ノードは制御ノード間リンクによって他の制御ノードに接続
される。呼出メッセージはその制御ノード間リンクによって呼出制御ノードから
第2の制御ノードへと送信される。
【0022】 呼出メッセージへの応答は、サービスを行う無線ネットワーク制御局の指示を
1つのRNCノードから別のRNCノードへとムーブオーバする契機となる。例
えば、本発明の呼出制御ノードは、サービスを行う無線ネットワーク制御局の1
つのRNCノードから別のRNCノードへとムーブオーバを開始する。サービス
を行う無線ネットワーク制御局のムーブオーバは、第1のモード或いは第2のモ
ードのいずれかの期間で発生する。
【0023】 詳 細 な 説 明 次の説明では、限定ではなく説明の目的のため、本発明の完全な理解を提供す
るために特定のアーキテクチュア、インタフェース、技術などの具体的な詳細が
説明される。しかしながら、当業者でにとっては、本発明がこれら具体的な詳細
とは別の実施形態において実施されても良いことは明らかである。他の例では、
公知の機器、回路、及び方法についての詳細な説明は省略され、本発明の説明を
不必要な詳細な説明によってあいまいなものにしないようにしている。
【0024】 図1はコアネットワークと無線アクセスネットワークの両方を含む通信ネット
ワークを示している。図1において、コアネットワークは破線20より上で示さ
れたものであり、無線アクセスネットワークは破線20より下で示されたもので
ある。コアネットワークは移動交換センタ(MSC)19を含んでいる。図1に
示されているように、移動交換センタ(MSC)19は1つ以上の制御ノードを
もつ無線アクセスネットワークに、特に、無線ネットワーク制御局221(RN
C1)と無線ネットワーク制御局222(RNC2)に接続されている。移動交
換センタ(MSC)19と無線ネットワーク制御局(RNC1)221との間の
そのような接続は陸上リンク261によって備えられ、移動交換センタ(MSC
)19と無線ネットワーク制御局(RNC2)222との間のそのような接続は
陸上リンク262によって備えられる。
【0025】 無線ネットワーク制御局221(RNC1)は、無線アクセスネットワークを
有する第1のグループの基地局、特に、図1の基地局x,yのx=1のものを制御
する。第1のグループを有する基地局BS1,yは、第1のグループの各セルCx,y のx=1のものにサービスを行う。同様に、無線ネットワーク制御局222(R
NC2)は、無線アクセスネットワークを有する第2のグループの基地局、特に
、図1の基地局x,yのx=2のものを制御する。第2のグループを有する基地局
BS2,yは、第1のグループの各セルCx,yのx=2のものにサービスを行う。
【0026】 図1のあるセルはここで、“マルチセル領域”或いは“MCA”として参照さ
れるものに含まれている。特に、右上がりの線と右下がりの線とでのクロスハッ
チングをもつ図1のセルCはマルチセル領域を有している。言いかえると、無線
ネットワーク制御局221(RNC1)によってサービスを受けるセルC1,3から
1,8と無線ネットワーク制御局222(RNC2)によってサービスを受けるセ
ルC2,0からC2,5とはマルチセル領域を形成する。従って、ここで用いられてい
るように、マルチセル領域或いはMCAは複数のセルを有する領域であり、全て
のセルが少なくとも1つのRNCによってサービスを受けられるように1つ以上
のネットワーク制御局(RNC)によるサービスを必要としている。マルチセル
領域を有するセルの基地局は図1において、各基地局を制御する特定のRNCに
陸上リンクによって接続されるように示されている。図示されているのではない
が、比較しうる陸上リンクがそのマルチセル領域に含まれるのではなく、これら
RNCによって制御される別の基地局に対しても備えられる。
【0027】 マルチセル領域は、基本セルのレベルに取って代わるセル組織のどのレベルで
も良い。マルチセル領域の例は後でさらに詳細に検討するように、ロケーション
領域とルーティング領域である。
【0028】 RNC間リンクとしても知られているRNC間トランスポートリンク32は、
無線ネットワーク制御局221(RNC1)と無線ネットワーク制御局222(R
NC2)とを接続する。通常、RNC間トランスポートリンク32は、例えば、
RNC間ソフトハンドオーバを容易にする。この点に関し、RNC間トランスポ
ートリンク32は、無線ネットワーク制御局221(RNC1)と無線ネットワ
ーク制御局222(RNC2)との間の制御及びデータ信号の転送のために用い
られる。RNC間トランスポートリンク32は、例えば、国際出願番号PCT/
US94/12419(国際公開番号WO95/15665)に記述されている
ように、ダイレクトリンク或いは論理リンクのいずれかで良い。RNC間トラン
スポートリンク32は、トランスポートネットワーク及び/あるいは信号発信ネ
ットワーク及び/或いはコアネットワークを経由して進行できる。
【0029】 本発明の特異な特徴はさらに、RNC間の呼出情報を搬送するためにRNC間
トランスポートリンク32を採用していることである。そのような採用は、セル
状態情報(例えば、呼がセットアップされたセルに隣接するセルからの)或いは
(呼認可及び呼輻輳の制御のような)ネットワーク決定に用いる輻輳メッセージ
を搬送するRNC間トランスポートリンク32の他の使用に加えてのものである
[1998年3月6日出願の“通信における交換機間の輻輳制御(Telecommunic
ations Inter-Exchange Congestion Control)”という名称の米国特許出願シリ
アル番号第09/035,788号と、1998年3月6日出願の“通信におけ
る交換機間の測定転送(Telecommunications Inter-Exchange Measurement Tran
sfer)”という名称の米国特許出願シリアル番号第09/035,821号(代
理人ドケット:2380−44)、及び1998年3月6日出願の“異なる基地
局間で進行中の呼の負荷バランスのために移動通信ネットワークで用いられるシ
ステム及び方法(System and Method used in a Mobile Telecommunications Ne
twork for Load Balancing Ongoing Calls between Different Base Station)
”という名称の米国特許出願第09/ 号(代理人ドケット:34
648−404USPT)を参照のこと。これらは全てここで、参照として組込
まれる]。
【0030】 本発明に従えば、無線アクセスネットワークは呼出制御ノードを含む。ここで
検討する図示した実施形態の例では、呼出制御ノードはRNCの1つであり、特
に、無線ネットワーク制御局221(RNC1)である。図3Aに関連して以下
に説明するように、本発明の呼出制御ノードは、これ以後説明するように、表1
によって擬似的に示されている呼出制御ノード呼出表100を含む。
【0031】 無線ネットワーク制御局221(RNC1)の構成の例は、1つの特定のタイ
プの無線アクセスネットワークに関し図3Aに示されている。無線ネットワーク
制御局221(RNC1)はスイッチ240を含む。RNC制御ユニット242
によって制御されるスイッチ240は複数のポートをもち、そのいくつかはダイ
バーシティハンドオーバユニット(DHU)230に接続され、その他のものは
種々のインタフェースに接続されている。ダイバーシティハンドオーバユニット
(DHU)230はタイミングユニット241に接続される。RNC制御ユニッ
ト242はRNC221の各要素に接続される。RNC221は信号発信インタフ
ェース243を介して信号発信ネットワークに接続される。信号発信インタフェ
ース242はRNC制御ユニット242に接続される。スイッチ240のポート
に接続されるインタフェースはMSCインタフェースユニット244、RNCイ
ンタフェースユニット246、及び基地局インタフェースユニット248を含む
。MSCインタフェースユニット244は適切な移動交換センタ19に接続され
る。RNCインタフェースユニット246はRNC間トランスポートリンク32
に接続される。基地局インタフェース248はRNC221によってサービスを
受ける基地局(BS)のグループに接続される。
【0032】
【表1】 図3Aの例では、呼出制御ノード呼出表100はRNC制御ユニット242に
格納される。表1に示されているように、表1に示されている呼出制御ノード呼
出表100はマルチセル領域MCA−AからMCA−Jがあるマルチセル領域の
リストを含んでいる。表1はマルチセル領域名についての列があり、表1の各行
は特定の名前が付されたマルチセル領域に対応している。表1の第2列は呼出制
御ノードによって制御されるMCAにあるセル数を示す値をもち、表1の第3列
は呼出制御ノードによって制御されるMCAにあるセルのリストを含み、表1の
第4列はMCAにあるセルを制御する(呼出制御ノード以外の)RNCの数を示
す値をもち、表1の第5列はこのMCAにあるセルを制御する他のRNCのリス
トを含む。表1の第6列はそのMCAが属するレイヤ(“レイヤ”の概念は表2
と図7とを参照してこの後議論する)を識別している。
【0033】 表1は図1に図示されている特定のマルチセル領域であるMCA Aについて
の詳細のみを示している。詳細な情報は典型的には無線ネットワーク制御局(R
NC1)221が呼出制御ノードとしてサービスを行う別のマルチセル領域につ
いてのそうした表にも含まれるものであることを理解されたい。
【0034】 無線ネットワーク制御局(RNC2)222の構造、即ち、この例では呼出制
御ノードとしてサービスを行わない図1のRNCは、図3Bに示されている。図
3Bの無線ネットワーク制御局(RNC2)222の構造と構成とは本質的には
、図3Aの無線ネットワーク制御局(RNC1)221のそれと同じであり、そ
の理由のために、同一の参照番号が図3Aと図3Bの比較対応する要素に対して
用いられている。しかしながら、無線ネットワーク制御局(RNC2)222
呼出制御ノードではないので、無線ネットワーク制御局(RNC2)222のR
NC制御ユニット242は呼出制御ノード呼出表100を含まない。むしろ、無
線ネットワーク制御局(RNC2)222のRNC制御ユニット242は、ここ
でMAPネイティブセル構成要素表102として知られる別の表をもつ。
【0035】 MAPネイティブセル構成要素表102の例は表2に図示されている。ここで
検討される表2の特定の例について、MAPネイティブセル構成表102は、無
線ネットワーク制御局(RNC2)222が4つの別個のマルチセル領域、特に
、MCA−A、MCA−B、MCA−K、及び、MCA−Lにサービスを行うこ
とを示している。各MCAに関し、表2は、呼出制御ノードの身元(表2の第2
列)、無線ネットワーク制御局(RNC2)222によって制御されるMCAに
あるセルの数(表2の第3列)、無線ネットワーク制御局(RNC2)222
よって制御されるMCAにあるセルのリスト(表2の第4列)、MCAが存在す
るレイヤ(表2の第5列)をリストしている。表2で備えられている情報は基本
的にはマルチセル領域MCA−Aのみに関してであるが、詳細な情報は典型的に
は無線ネットワーク制御局(RNC2)222によって制御されるセルをもつ別
のマルチセル領域についてのそうした表にも含まれるものであることを再び理解
されたい。
【0036】
【表2】 表2のレイヤについての列は図7を参照して説明する。図7は、無線ネットワ
ーク制御局(RNC2)222によって少なくとも部分的にはサービスを受ける
4つのマルチセル領域MCA−A、MCA−B、MCA−K、及び、MCA−L
を示している。図示されているように、MCA−Aは部分的に無線ネットワーク
制御局(RNC2)222によってサービスを受ける(MCA−Aの別の部分は
無線ネットワーク制御局(RNC1)221によってサービスを受ける)。表2
に説明されているように、無線ネットワーク制御局(RNC2)222は、マル
チセル領域のレイヤ、特に、図7に示されているように、レベル1とレベル2を
保持する。図7で図示された状態で、マルチセル領域MCA−Aとマルチセル領
域MCA−Bとはレイヤ1にあり、一方、マルチセル領域MCA−Kとマルチセ
ル領域MCA−Lとはレイヤ2にある。
【0037】 従って、無線ネットワーク制御局(RNC2)222は、無線ネットワーク制
御局(RNC2)222によって保持されるマルチセル領域のレイヤに各マルチ
セル領域を関係させる。このレイヤの指示は、マルチセル領域がオーバラップす
る場合には、特に重要である。図7は、マルチセル領域MCA−Aとマルチセル
領域MCA−Kとがオーバラップ領域OA−Qにおいてオーバラップしているこ
とを示している。このレイヤ指示の重要性は、呼出メッセージにおいて、移動局
が現在留まっているマルチセル領域に関する一時的な移動局識別子(TMSI)
によって移動局MSが識別されるという事実に由来する。マルチセル領域に関す
る移動局MSに対するTMSIの割り当ては、別のマルチセル領域が別の移動局
に対して同じTMSIを用いているかもしれないという事実によって複雑になる
。言いかえると、異なるマルチセル領域は異なる移動局に対して同じTMSIを
用いるかもしれないのである。
【0038】 前述した観点からすれば、同じTMSIをもち、異なるマルチセル領域(MC
A−AとMCA−K)に属する2つの移動局は同じ時に、オーバラップ領域OA
−Qにいるかもしれないことを理解すべきできる。もし、マルチセル領域MCA
−Aにあるセルに関して呼出メッセージが、呼出された移動局のTMSI以外の
情報なく発行されたなら、両方の移動局が応答することが起きるかもしれない。
しかしながら、本発明では、マルチセル領域MCA−Aに相対した無線ネットワ
ーク制御局(RNC1)221からの呼出メッセージの受信時で、かつ、イベン
ト6−3の呼出メッセージを送信する前に、無線ネットワーク制御局(RNC2
)222はマルチセル領域MCA−Aがレイヤ1にあることを判断する。それゆ
えに、無線ネットワーク制御局(RNC2)222は、その呼出メッセージの中
にレイヤの指示を含む。オーバラップ領域OA−Qにある移動局、それは同じT
MSIを認識するのであるが、そのレイヤパラメータから呼出メッセージはマル
チセル領域MCA−Kではなくむしろマルチセル領域MCA−Aに対して意図さ
れたものであることを知り、それゆえに応答することはない。オーバラップ領域
OV−Q内にTMSI値の二重割り当ての可能性があるにもかかわらず、その呼
出メッセージに意図された移動局MSだけが応答する。
【0039】 従って、マルチセル領域が関係する本発明のある側面から見れば、各MCAは
マルチセル領域(MCA)レイヤに割当てられる。MCAレイヤパラメータの割
り当ては呼出制御ノードによって実行される。マルチセル領域に対する呼出に関
係する各RNCのセルには、MCAパラメータを含む呼出メッセージが送信され
る。このため、表1(無線ネットワーク制御局(RNC1)221用)と表2(
無線ネットワーク制御局(RNC2)222用)とはMCAパラメータを含んで
いる。また、呼出メッセージはMCAレイヤパラメータを含んでいる。
【0040】 マルチセル領域のレイヤに関する限り、移動局MSはまた、どのレイヤに登録
されているか、或いは、どのレイヤに属しているかに気づいていなければならな
い。移動局MSにマルチセル領域のレイヤを通知することはロケーション更新及
び/或いはルーティング領域更新の手順で達成される。例えば、マルチセル領域
レイヤパラメータはロケーション登録応答メッセージで直接的に備えられるか、
或いは、移動局MSとネットワークに、移動局MSが登録を行っているセルのシ
ステム情報で同報される“登録マルチセル領域”として公表されている特定のマ
ルチセル領域(その対応するマルチセル領域レイヤパラメータを伴う)を選択可
能とさせることにより間接的に備えられる。
【0041】 本発明のマルチセル領域をレイヤ構造とする1つのシナリオでは、マルチセル
領域は、そのマルチセル領域に属するセルをもつ全てのRNCについて同じマル
チセル領域レイヤパラメータをもつ。これに対して、別のシナリオでは、マルチ
セル領域は異なるマルチセル領域レイヤパラメータをもった異なるRNCで監視
される。この別のシナリオでは、ネットワークは全てのマルチセル領域情報(マ
ルチセル領域レイヤパラメータを含む)を各セルの同報システム情報で公表する
。移動局MSを呼出すとき、各セル呼出メッセージは、各特定のセルに対して公
表されているように、呼出された移動局MSのマルチセル領域レイヤパラメータ
を含んでいる。この別のシナリオは本質的にはマルチセル領域レイヤパラメータ
をセルレベルに移動させ、表1と表2にあるMCAレイヤパラメータを不要にし
ている。
【0042】 本発明の動作の第1の態様の例は図1に関して図示されており、第2の態様の
例は図2に関して図示されている。この第1の態様において、コアネットワーク
は位置特定の更新とその位置特定がされた領域についての呼出開始とを扱う。移
動局がアイドル状態にあるとき、第1の態様の位置特定更新は、例えば、コアネ
ットワークと移動局との間で発生し、そのような環境下では、回路交換サービス
とパケット交換サービスの両方に対して本質的に同じことを行う。本発明の第2
の態様は、マルチセル領域は複数のセルを有するルーティング領域であれば、移
動局がパケット交換接続をもっているときに適用可能である。第2の態様では、
無線アクセスネットワークは、ルーティング領域の更新とそのルーティング領域
についての呼出開始を扱う。
【0043】 第1の態様と第2の態様の両方に関係する一般的なイベントが包括的に図5と
図6に図示されている。図5は基本的に無線ネットワーク制御局(RNC1)2
1(これは図示された実施形態では呼出制御ノードとして機能する)によって
実行されるイベントを示す一方、図6は基本的に無線ネットワーク制御局(RN
C2)222によって実行されるイベントを示す。
【0044】 図5はイベント5−1として呼出制御ノード、特に、無線ネットワーク制御局
(RNC1)221が呼出メッセージを受信することを示している。ロケーショ
ン領域に属する本発明の態様では、移動局に対する呼出メッセージはコアネット
ワーク、特に、移動交換センタ(MSC)19で、図1のイベント5−1によっ
て示された方法で創始される。図1のイベント5−1は従って、CN−RAN呼
出メッセージ、即ち、コアネットワーク−無線アクセスネットワーク呼出メッセ
ージの受信である。これに対して、パケット交換サービスに属する本発明の第2
の態様では、呼出は無線ネットワーク制御局、即ち、図2のイベント5−1’に
よって示されるように、無線ネットワーク制御局(RNC2)222によって創
始される。
【0045】 図1に図示されているイベント5−1のCN−RAN呼出メッセージに関して
、移動局MSは以前に位置特定の更新或いはそれに相当するメッセージをコアネ
ットワークに送信した。この更新に基づいて、移動局MSに関するホームロケー
ションレジスタ(HLR)は、適切なビジッティングロケーションレジスタ(V
LR)を指し示ている。ビジッティングロケーションレジスタ(VLR)は移動
局MSについての現在のマルチセル領域MCA−Aを知っており、この情報を移
動交換センタ(MSC)19に送る。ビジッティングロケーションレジスタ(V
LR)から移動交換センタ(MSC)19への呼出は、移動局MSについての現
在のマルチセル領域MCA−Aを搬送する。共通的に移動交換センタ(MSC)
19とビジッティングロケーションレジスタ(VLR)とは同じノード(MSC
/VLRで示されている)に一緒に配置されている。それから、移動交換センタ
(MSC)19は表を参照してどのRNCが移動局MSが最後に位置したマルチ
セル領域に対する呼出制御ノードとしてサービスしているかどうかを決定する。
図1の特別な例では、そのような呼出制御ノードは無線ネットワーク制御局(R
NC1)221であり、イベント5−1の呼出メッセージは無線ネットワーク制
御局(RNC1)221に送られる。イベント5−1の呼出メッセージは移動局
MSが最後に位置したマルチセル領域の識別子を含んでいる。
【0046】 イベント5−1の呼出メッセージの受信時、イベント5−2として、呼出制御
ノード(無線ネットワーク制御局(RNC1)221)は、その呼出表をチェッ
クし、呼出制御ノードによって制御されるどのセルに呼出メッセージが発行され
るべきであるかを決定する。検討中の例では、その呼出制御ノードは表1をチェ
ックし、無線ネットワーク制御局(RNC1)221によって制御されるどのセ
ルが呼出されるのかを決定する。表1から、無線ネットワーク制御局(RNC1
)221は、マルチセル領域識別子(MCA−A)を用いてそのようなセルの身
元を取得して、表1の正しい列を突きとめる。呼出メッセージが送られることに
なるセルの身元は表1の第3列から集められる。イベント5−3として、呼出制
御ノードは呼出メッセージを、その呼出制御ノードによって制御されるマルチセ
ル領域に属するセルについて、基地局に送信する。
【0047】 イベント5−4として、呼出制御ノードはまた、イベント5−1の呼出メッセ
ージによって識別されるマルチセル領域が呼出制御ノード以外のRNCによって
制御されるセルを含んでいるかどうかを決定する。そのようなことは、図1の例
がその場合である。なぜなら、無線ネットワーク制御局(RNC2)222はマ
ルチセル領域MCA−Aを含む第2のグループのセル(即ち、セルC2,0からC2 ,5 )を制御するからである。
【0048】 イベント5−1の呼出メッセージによって識別されるマルチセル領域が呼出制
御ノード以外のRNCによって制御されるセルを含む場合、その呼出制御ノード
(即ち、無線ネットワーク制御局(RNC1)221)はRNC間トランスポー
トリンク32で呼出メッセージをイベント5−6としてそのような他のRNCに
送信する。
【0049】 イベント5−6としてそのような他のRNCにRNC間トランスポートリンク
32で送信される呼出メッセージのフォーマットの例が図4Aに示されている。
イベント5−6の呼出メッセージは、その呼出メッセージの宛て先となっている
ノード、例えば、無線ネットワーク制御局(RNC2)222を識別するヘッダ
4A−1を含む。加えて、イベント5−6の呼出メッセージは、その呼出メッセ
ージが発行された呼出制御ノードの身元(フィールド4A−2として)と、同様
に、その呼出の発行先のマルチセル領域の識別子(フィールド4A−3として)
を特定する。加えて、イベント5−6の呼出メッセージは、呼出された移動局M
Sの身元を含む典型的な呼出情報(フィールド4A−4によって示されている)
を含んでいる。図7に関して既に検討されたように、マルチセル領域をレイヤ化
した構造にする場合、図4Aの呼出メッセージはまた、マルチセル領域レイヤパ
ラメータ(例えば、呼出制御ノードによって割り当てられるように)を特定する
フィールド4A−5を含む。
【0050】 イベント5−5は呼出応答を待ち合わせる呼出制御ノードを示している。その
呼出応答は、イベント5−3で送信された呼出メッセージに応答して無線ネット
ワーク制御局(RNC1)221によって制御されたセルの1つから到来するか
もしれない。或いは、図6に関連してより詳細に説明されているように、その呼
出制御ノードは、イベント5−6として送信された呼出メッセージに応答して、
他のRNC、例えば、無線ネットワーク制御局(RNC2)222からの呼出応
答をRNC間トランスポートリンク32によって受信するかもしれない。呼出応
答の受信はイベント5−3以後は如何なるときでも発生し、タイムアウト時間は
好ましくは呼出応答メッセージが受信されねばならない時間内に設けられること
を理解すべきである。
【0051】 図6は、図5のイベント5−6の呼出メッセージの受信時に、他のRNC、例
えば、無線ネットワーク制御局(RNC2)222によって実行されるイベント
を示す。RNC間呼出メッセージとしても知られているイベント5−6の呼出メ
ッセージがRNC間トランスポートリンク32によって受信される。イベント5
−6の呼出メッセージをRNC間トランスポートリンク32によって受信すると
き(イベント6−1)、イベント6−2として、無線ネットワーク制御局(RN
C2)222は、そのMAPネイティブセル構成要素表102(図3B及び表2
を見よ)を参考にする。イベント6−2のチェックは、無線ネットワーク制御局
(RNC2)222によって制御されるどのセルがイベント5−6の呼出メッセ
ージによって識別されるマルチセル領域に属しているのかを決定するためのもの
である。イベント6−2のチェックの後、イベント6−3として、無線ネットワ
ーク制御局(RNC2)222は、その呼出メッセージをRNC−BS呼出メッ
セージとして、そのようなマルチセル領域にありそれによって制御されるセルへ
と送信する。
【0052】 図1に示されているように、実はたまたま、イベント6−3の呼出メッセージ
が送信されるとき、移動局MSはセル2,0にいる。セル2,0の移動局MSはそのイ
ンタフェースで基地局BS2,0からの呼出を受信する。空中インタフェースによ
って受信した呼出メッセージに応答して、移動局MSは空中インタフェースによ
って基地局BS2,0に、呼出応答メッセージ(MS−BS呼出応答メッセージ)
を返却する。イベント6−4によって示されるように、基地局BS2,0はその呼
出応答メッセージ(BS−RNC呼出応答メッセージ)を無線ネットワーク制御
局(RNC2)222に送る。イベント6−4の呼出応答メッセージの受信時に
、イベント6−5として、無線ネットワーク制御局(RNC2)222は、RN
C間トランスポートリンク32によって呼出応答メッセージ(RNC間呼出応答
メッセージ)を呼出制御ノード、即ち、無線ネットワーク制御局(RNC1)2
1に送信する。イベント6−5の呼出応答メッセージの受信時、無線ネットワ
ーク制御局(RNC1)221は、コアネットワークからの発呼者と移動局MS
との間の接続を行うように機能する。
【0053】 イベント6−5として無線ネットワーク制御局(RNC2)222から無線ネ
ットワーク制御局(RNC1)221にRNC間トランスポートリンク32で送
信される呼出応答メッセージのフォーマットの例が図4Bに示されている。イベ
ント6−5の呼出応答メッセージは、その呼出応答メッセージの宛て先となって
いるノード、例えば、無線ネットワーク制御局(RNC1)221を識別するヘ
ッダ4B−1を含む。加えて、イベント6−5の呼出応答メッセージは、その呼
出応答メッセージが発行された呼出制御ノードの身元(フィールド4B−2とし
て)と、同様に、その呼出の発行先のマルチセル領域の識別子(フィールド4B
−3として)を特定する。加えて、イベント6−5の呼出応答メッセージは、呼
出された移動局MSの身元を含む典型的な呼出応答情報(フィールド4B−4に
よって示されている)を含んでいる。図7に関して既に検討されたように、マル
チセル領域をレイヤ化した構造にする場合、図4Bの呼出メッセージはまた、マ
ルチセル領域レイヤパラメータを特定するフィールド4B−5を含む。
【0054】 図5では、簡単のために、イベント5−6がイベント5−3のような若い番号
が付されたイベントに続いて発生するように示されている。しかしながら、RN
C222によって制御されたセルに関して発生するイベントが、例えば、RNC
221によって制御されるセルで呼出をすることと本質的に同時的であるような
別の方法で発生するように時間を合わせるような場合であることは必ずしも必要
ではない。
【0055】 前述の説明では、移動交換センタ(MSC)22は各ロケーション領域につい
て1つのRNCのアドレスだけを格納する必要がある。このRNCがそのロケー
ション領域の呼出制御ノードである。そのような呼出制御ノードRNCはそのロ
ケーション領域内にセルをもっていることが好ましい。それから呼出が、(1)
制御下にあるどのセルがロケーション領域の一部であるのか、そして、(2)(
もしあれば)どの別のRNCがそのロケーション領域内にセルをもっているのか
についての知識を(呼出制御ノード呼出表100を介して)もつ呼出制御ノード
に送られる。従って、移動交換センタ(MSC)22から呼出メッセージを受信
した呼出制御RNCは、その呼出を、(1)そのロケーション領域にあるセルに
対応し制御下にある全ての基地局、及び、(2)そのロケーション領域内にある
セルをもつ全ての他のRNCにRNC間トランスポートリンク32によって配信
する。その他のRNC各々はそれら制御下にあるどのセルがそのロケーション領
域の一部であるのかを知っている(例えば、MAPネイティブセル構成要素表1
02を参照)。これら他のRNCは、これらのRNCが制御し、そのロケーショ
ン領域の一部であるセルに対して、呼出メッセージを配信する。
【0056】 パケット交換接続の環境で、呼出は、例えば、無線ネットワーク制御局(RN
C1)221と図2のイベント5−1’によって示されているようにRNCによ
って始められる。本発明の第2の態様では、マルチセル領域はルーティング領域
で良い。他の点については、図2の第2の態様のイベントは本質的には第1の態
様と図1に関して上述したのと同じである。
【0057】 一般に、無線アクセスネットワークへの接続がある各移動局MSに関して、サ
ービングRNC(SRNC)としての役目を果たすRNCがある。サービングR
NC(SRNC)は移動局MSと無線アクセスネットワークとの間の接続ととも
にコアネットワークへの接続をも扱う。SRNCは移動局MSの位置を格納し、
パケット交換接続の場合には、特に、移動局MSのルーティング領域を格納する
【0058】 本発明はまた、図1と図2の両方の態様に関し、呼出に関連してSRNCムー
ブオーバ手順の開始にも関連している。SRNCムーブオーバ手順の3つの異な
る手順が、図1A、図1B、及び、図1Cに関して、夫々、図示されている。
【0059】 SRNCムーブオーバの3つのシナリオ各々は、図5と図6に記述されている
種々のイベントに続く(例えば、その後発生する)。この点に関して、図5の概
要では、呼出接続ノード(例えば、SRNC)が呼出要求を、その呼出を始めた
SRNCによって制御される基地局を含め、ルーティング領域内にセルをもつ全
てのRNCに送信する。その呼出はRNC間トランスポートリンク32を用いる
。それから、他のRNCはその呼出を図6に関連して説明される方法のように、
配信する。図示されたSRNCムーブオーバの3つのシナリオでは、無線ネット
ワーク制御局(RNC1)221は、特定の移動局MSについてのサービングR
NC(SRNC)である。無線ネットワーク制御局(RNC1)221と無線ネ
ットワーク制御局(RNC2)222の両方とも、基地局呼出メッセージをルー
ティング領域にあるセルに対応する全ての基地局に配信する。さらに、基地局は
空中インタフェースによって呼出チャネルにある呼出メッセージを各セルに送信
する。移動局MSはそのセルの1つで応答する。応答時、呼出応答メッセージは
RNCで受信される。
【0060】 3つのSRNCムーブオーバシナリオで、移動局MSからの呼出応答を受信す
るRNCがSRNC(即ち、呼出配信を始めたRNC)とは別のものであること
が仮定されている。
【0061】 図1Aで図示されたSRNCムーブオーバの第1のシナリオでは、無線ネット
ワーク制御局(RNC1)221は、サービングRNC(SRNC)機能(例え
ば、移動局MSと無線アクセスネットワークとの接続とともにコアネットワーク
への接続の処理など)のムーブオーバを開始する。即ち、サービングRNC(S
RNC)、例えば、無線ネットワーク制御局(RNC1)221(これは呼出制
御ノードとしての役割も果たす)は、別のRNC(例えば、無線ネットワーク制
御局(RNC2)222)が移動局MSからの呼出応答メッセージを受信したこ
とを、イベント6−5から判断する。SRNCムーブオーバの完了時、無線ネッ
トワーク制御局(RNC2)222(無線ネットワーク制御局(RNC1)221 ではなく)が、移動局MSに対するサービングRNC(SRNC)として考えら
れる。図1Aのシナリオでは、呼出応答メッセージはRNC間トランスポートリ
ンク32によって、上述した方法で、イベント6−5としてSRNC(即ち、無
線ネットワーク制御局(RNC1)221)に戻される。
【0062】 図1AのSRNCムーブオーバシナリオでは、イベント6−5の後、イベント
1A−1で示されているように、呼出制御ノード(無線ネットワーク制御局(R
NC1)221)が移動交換センタ(MSC)19を介してコアネットワークに
SRNCムーブオーバ要求メッセージを送信する。イベント1A−1のSRNC
ムーブオーバ要求メッセージは、移動局MSの身元とともに、移動局MSに対し
て新しいサービングRNC(SRNC)としてサービスを行うRNC(例えば、
無線ネットワーク制御局(RNC2)222)のアドレスとを示している。
【0063】 イベント1A−1のSRNCムーブオーバ要求メッセージの受信時、コアネッ
トワークはイベント1A−2として新しいサービングRNC(SRNC)[例え
ば、無線ネットワーク制御局(RNC2)222]にコンタクトする。イベント
1A−2のコンタクトへの応答で、無線ネットワーク制御局(RNC2)222
は、イベント1A−3に示されているように、移動局MSからの呼出要求メッセ
ージを直接コアネットワークに送信できる。従って、コアネットワークと新しい
サービングRNC(SRNC)(即ち、無線ネットワーク制御局(RNC2)2
2)との間の接続が確立される。
【0064】 前述した第1のSRNCムーブオーバシナリオで、無線ネットワーク制御局(
RNC1)221からコアネットワークに送られるSRNCムーブオーバ要求メ
ッセージは、(呼出要求メッセージがイベント5−6としてRNC間トランスポ
ートリンク32によって無線ネットワーク制御局(RNC1)221によって受
信されるので)移動局MSからの呼出応答メッセージを含むか、或いは、伴うこ
とができることを理解すべきである。
【0065】 第2のSRNCムーブオーバシナリオでは、移動局MSから呼出要求メッセー
ジを受信したRNC、即ち、無線ネットワーク制御局(RNC2)222は、呼
出制御ノード(即ち、無線ネットワーク制御局(RNC1)221)に関係する
ことなく、イベント1B−1としてコアネットワーク(即ち、MSC19)に直
接に呼出応答メッセージを送信する。従って、第2のSRNCムーブオーバシナ
リオでは、イベント6−5は発生しない。むしろ、無線ネットワーク制御局(R
NC2)222からコアネットワークに呼出応答メッセージを送ることで、コア
ネットワークに、移動局に対するSRNCとして無線ネットワーク制御局(RN
C2)222に変更するように促す。以前のSRNC(即ち、無線ネットワーク
制御局(RNC1)221)は呼出メッセージを送信後、応答がないのでタイム
アウトになるとき、移動局MSの呼出に関して、さらなる動作が無線ネットワー
ク制御局(RNC1)221で実行されることはない。
【0066】 第2のシナリオに似ている第3のSRNCムーブオーバシナリオ(図1Cを参
照)では、移動局MSから呼出応答メッセージを受信したRNCがイベント1B
−1として呼出応答メッセージを直接にコアネットワーク(即ち、MSC19)
に送信するので、呼出制御ノード(即ち、無線ネットワーク制御局(RNC1)
221)に関係することはない。加えて、図1Cの第3のSRNCムーブオーバ
シナリオでは、新しいSRNC(即ち、無線ネットワーク制御局(RNC2)2
2)は、移動局MSが応答したことを通知する呼出制御ノード(即ち、以前の
SRNC、無線ネットワーク制御局(RNC1)221)にアドバイザリメッセ
ージを送信する。
【0067】 SRNCムーブオーバの前述した3つのシナリオを第1の態様(ロケーション
領域に関係する)の環境でのみ説明したが、3つのシナリオは等しく第2の態様
(ルーティング領域に関係する)にも適用可能であることを理解すべきである。
第2の態様では、呼出がコアネットワークによるのではなくRAN(図2のイベ
ント5−1’に相対して前に述べた様に)によって始められる。さらにその上、
本発明の第2の態様では、呼出応答は第1の態様の場合のようにコアネットワー
クには返らない。
【0068】 SRNCムーブオーバは上述した事柄以外の理由によっても促されることを理
解すべきである。例えば、SRNCムーブオーバはルーティング領域の更新、セ
ルの更新、ソフトハンドオーバ(マクロダイバーシティ スプリッティング/コ
ンバイニング)のようなダイバーシティの処理のような理由によって始めても良
い[1997年11月26日出願の“CDMA移動通信のためのダイバーシティ
ハンドリングムーブオーバ”という名称の米国特許出願シリアル番号第08/9
80,013号を参照されたい。この出願はここで参照によって組込まれる]。
【0069】 本発明により、ロケーション領域とルーティング領域が1つ以上のRNCをカ
バーすることが可能になる。さらにその上、コアネットワークがロケーション領
域或いはルーティング領域に関して無線アクセスネットワークの内部構成を知る
必要がないのは有利な点であり、これによって、コアネットワークと無線アクセ
スネットワークとの間の厳密な機能的な分割を可能にしている。言いかえると、
本発明の呼出配信が無線アクセスネットワーク内で全体的に成し遂げられ、従っ
て、コアネットワークから隠されている。
【0070】 さらにその上、(図7に説明されているように)ロケーション領域とルーティ
ング領域とのオーバラップが可能であり、そのようなオーバラップ形態はコアネ
ットワークからは隠されており、コアネットワークに影響を与えることもない。
従って、オーバラップするマルチセル領域が、コアネットワークに重大な影響を
与えることなく、無線アクセスネットワークに導入される。この点について、G
SMを基幹としたコアネットワークに関して、わずかな変形がそのコアネットワ
ークに必要とされるだけなので、これは特に有利な点である。
【0071】 前述の事柄は、2つのRNCをもち、夫々のRNCが9つの基地局を制御し、
12個のセル(これらの内、6個が無線ネットワーク制御局(RNC1)221
によって制御され、6個が無線ネットワーク制御局(RNC2)222によって
制御される)を有するマルチセル領域をもった無線アクセスネットワークについ
て説明している。前述のネットワーク形態は単なる一例に過ぎず、他のネットワ
ーク形態も本発明によって包含されていることを理解すべきである。この点につ
いて、前述のパラメータは重大なものではない。例えば、RNCの数は変えるこ
とができるし、また、各RNCによって制御される基地局の数もまた変えること
ができる。さらにその上、マルチセル領域を有するセルの数は各実施形態毎に変
化するであろうし、また、RNCに対するマルチセル領域を構成するセル数の関
与も変化するであろう。マルチセル領域は2つ以上のRNCによってサービスを
受けても良いし、その場合には呼出制御ノード(例えば、図示された実施形態で
は無線ネットワーク制御局(RNC1)221)はそのような他のRNCにイベ
ント5−6の呼出メッセージを同様に送信するであろうことがすぐに認識される
べきである。
【0072】 図示した実施形態では、呼出制御ノードはRNCの1つ、特に、無線ネットワ
ーク制御局(RNC1)221であるように選択された。当業者であれば、その
呼出制御ノードがその代わりに、他のRNC、或いは、RNCではないノードで
さえも良いことを理解すべきである。例えば、呼出制御ノードは、無線アクセス
ネットワークのRNCの1つにサービスを行う特化したノードでも良い。さらに
、その呼出制御ノードはいくつかのRNCにサービスを行っても良い。
【0073】 図3に示されているように無線ネットワーク制御局(RNC1)221の構成
はただ1つの図示した例であり、他の構成は本発明と整合性をとって用いられる
ことも理解すべきである。さらにその上、図3において、呼出制御ノード呼出表
100がRNC制御ユニット242に含まれていたが、呼出制御ノード呼出表1
00はどこにでも配置できることを認識すべきである。
【0074】 本発明は、現在のところ最も実際的であり、好適な実施形態であると考えられ
るものに関連して説明がなされたが、本発明は開示された実施形態に限定される
ものではなく、それとは反対に、添付した請求の範囲の精神や範囲の中に含まれ
る全ての変形物や同等の構成物を含むことが意図されていることを理解すべきで
ある。
【図面の簡単な説明】
本発明の前述した、また、他の目的、特徴、及び、利点は、その参照番号で同
じ部分に対して種々の観点から言及されている添付図面で図示されているような
好適な実施形態についてのより詳細な説明から明らかであるが、その図面は次の
通りである。これらの図面に縮尺をつける必要は必ずしもないが、その代わりに
本発明の原理を説明するに当たっての強調点が付されている。
【図1】 例えば、種々の呼出に関連したイベントを示す本発明の第1の態様に従った通
信ネットワークの図である。
【図1A】、
【図1B】、
【図1C】 通信ネットワークのSRNCムーブオーバのシナリオを夫々、示す図である。
【図2】 例えば、種々の呼出に関連したイベントを示す本発明の第2の態様に従った通
信ネットワークの図である。
【図3A】 本発明の態様に従って呼出制御ノードとして動作する無線ネットワーク制御局
(RNC)の例を示す図である。
【図3B】 呼出制御ノードとしては動作しないが、にもかかわらず、呼出制御ノードがコ
アネットワークから呼出メッセージを受信するマルチセル領域の中のセルを制御
する無線ネットワーク制御局(RNC)の例を示す図である。
【図4A】 図3Aの無線ネットワーク制御局から図3Bの無線ネットワーク制御局にRN
C間トランスポートリンクによって送信される呼出メッセージについてのフォー
マット例を図示したものである。
【図4B】 図3Bの無線ネットワーク制御局から図3Aの無線ネットワーク制御局にRN
C間トランスポートリンクによって送信される呼出応答メッセージについてのフ
ォーマット例を図示したものである。
【図5】 呼出制御ノードにおいて、図1のネットワークで利用される呼出技術の1つの
図示した態様で実行される基本的なステップを示すフローチャートである。
【図6】 無線ネットワーク制御局(RNC)(呼出制御ノードとしてサービスをしてい
るのではない)において、図5に呼出技術の1つの図示した態様で実行される基
本的なステップを示すフローチャートである。
【図7】 マルチセル領域のオーバラップとレイヤ構造を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,Z W (72)発明者 ルーン, イェラン スウェーデン国 リンケピング エス− 582 52, サンドゴルドスガタン 5エ ー (72)発明者 パルム, ヘカン スウェーデン国 ルント エス−224 72, イリオングレンデン 199 (72)発明者 ワレンティン, ポントゥス スウェーデン国 リュングスブロー エス −590 71, メスヴェーゲン 2 (72)発明者 ウィラルス, ペール スウェーデン国 ストックホルム エス− 115 36, リンデガタン 19 Fターム(参考) 5K067 BB21 CC13 DD13 DD57 EE02 EE10 EE16 GG11 HH05 HH22 HH23 【要約の続き】 っている基地局を制御する他の制御ノードに呼出メッセ ージを送信する。その呼出制御ノードは、呼出表(10 0)を参照することにより、呼出メッセージをどの基地 局とどの他の制御ノードに送信すべきのかを決定する。 その呼出制御ノードは無線アクセスネットワークの制御 ノードの1つであることが好ましい。呼出制御ノードは 呼出メッセージが送られる制御ノード間リンク(32) によって他の制御ノードに接続されている。

Claims (43)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コアネットワークに接続され移動局にサービスを行う、通信ネ
    ットワークの無線アクセスネットワーク部であって、前記無線アクセスネットワ
    ーク部は、 各々の複数のセルにサービスを行う複数の基地局と、 前記複数の基地局の第1のグループを制御する第1の制御ノードと、前記複数
    の基地局の第2のグループを制御する第2の制御ノードとを含む複数の制御ノー
    ドと、 マルチセル領域に関する情報を格納する呼出制御ノードとを有し、 前記マルチセル領域は、前記第1のグループの基地局の少なくともいくつかに
    よってサービスを受けるセルと、前記第2のグループの基地局の少なくともいく
    つかによってサービスを受けるセルとを含み、 これによって、前記移動局が前記マルチセル領域において呼出を受けたとき、
    前記呼出制御ノードは、前記マルチセル領域においてセルにサービスを行ってい
    る基地局を制御する前記複数の制御ノードの少なくとも1つに、呼出メッセージ
    を送信することを特徴とするネットワーク。
  2. 【請求項2】 前記呼出制御ノードが呼出メッセージを送信する制御ノードは
    、そこで制御され、前記マルチセル領域に含まれるセルのリストを格納すること
    を特徴とする請求項1に記載のネットワーク。
  3. 【請求項3】 前記呼出制御ノードが呼出メッセージを送信する制御ノードは
    複数のマルチセル領域の少なくとも複数の部分に送信を行い、 前記複数のマルチセル領域各々はレイヤパラメータを割当てられ、前記レイヤ
    パラメータは前記リストにあるセルに前記呼出メッセージとともに送信されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のネットワーク。
  4. 【請求項4】 前記レイヤパラメータは前記呼出制御ノードによってマルチセ
    ル領域に割当てられ、 前記第1の制御ノードと前記第2の制御ノードとは制御ノード間リンクによっ
    て接続され、 前記レイヤパラメータは前記制御ノードリンクによって送信されることを特徴
    とする請求項3に記載のネットワーク。
  5. 【請求項5】 前記呼出制御ノードは、前記複数の制御ノードの1つであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のネットワーク。
  6. 【請求項6】 前記第1の制御ノードと前記第2の制御ノードとは制御ノード
    間リンクによって接続され、 前記呼出メッセージは前記第1の制御ノードから前記第2の制御ノードに対し
    て前記制御ノード間リンクによって送信されることを特徴とする請求項1に記載
    のネットワーク。
  7. 【請求項7】 前記移動局の呼出は前記コアネットワークによって開始され、
    前記マルチセル領域は複数のセルを有する場所にある領域であることを特徴とす
    る請求項1に記載のネットワーク。
  8. 【請求項8】 前記移動局がパケット交換サービスに加入しており、 前記移動局の呼出は前記無線アクセスネットワークによって開始され、 前記マルチセル領域はルーティング領域であることを特徴とする請求項1に記
    載のネットワーク。
  9. 【請求項9】 前記コアネットワークはどのように前記マルチセル領域が定義
    されるのかを知らないことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク。
  10. 【請求項10】 前記呼出は前記コアネットワークからのものであり、移動交
    換センタによって開始され、 前記呼出は前記移動局についての前記マルチセル領域の指示を含むことを特徴
    とする請求項1に記載のネットワーク。
  11. 【請求項11】 コアネットワークに接続され移動局にサービスを行う、通信
    ネットワークの無線アクセスネットワーク部であって、前記無線アクセスネット
    ワーク部は、 各々の複数のセルにサービスを行う複数の基地局と、 前記複数の基地局の第1のグループを制御する第1の無線ネットワーク制御ノ
    ードと、 前記複数の基地局の第2のグループを制御する第2の無線ネットワーク制御ノ
    ードとを有し、 マルチセル領域は、前記第1のグループの基地局の少なくともいくつかによっ
    てサービスを受けるセルと、前記第2のグループの基地局の少なくともいくつか
    によってサービスを受けるセルとを含み、 前記マルチセル領域の移動局に呼出しを行うため、前記第1の無線ネットワー
    ク制御ノードは呼出メッセージを、(1)前記マルチセル領域に属する前記第1
    のグループの基地局、及び(2)前記第2の無線ネットワーク制御ノードに、発
    信することを特徴とするネットワーク。
  12. 【請求項12】 前記第2の無線ネットワーク制御ノードは、そこで制御され
    、前記マルチセル領域に含まれるセルのリストを保持し、 前記第2の無線ネットワーク制御ノードは前記リストにあるセルに対して呼出
    メッセージを送信することを特徴とする請求項11に記載のネットワーク。
  13. 【請求項13】 呼出メッセージを送信する前記第2の無線ネットワーク制御
    ノードは複数のマルチセル領域の少なくとも複数の部分に送信を行い、 前記複数のマルチセル領域各々はレイヤパラメータを割当てられ、 前記レイヤパラメータは前記リストにあるセルに前記呼出メッセージとともに
    送信されることを特徴とする請求項11に記載のネットワーク。
  14. 【請求項14】 前記第1の無線ネットワーク制御ノードと前記第2の無線ネ
    ットワーク制御ノードとは無線ネットワーク制御ノード間リンクによって接続さ
    れ、 前記呼出メッセージは前記第1の無線ネットワーク制御ノードから前記第2の
    無線ネットワーク制御ノードに対して前記無線ネットワーク制御ノード間リンク
    によって送信されることを特徴とする請求項11に記載のネットワーク。
  15. 【請求項15】 前記移動局の呼出は前記コアネットワークによって開始され
    、前記マルチセル領域は複数のセルを有する場所にある領域であることを特徴と
    する請求項11に記載のネットワーク。
  16. 【請求項16】 前記移動局がパケット交換サービスに加入しており、 前記移動局の呼出は前記無線アクセスネットワークによって開始され、 前記マルチセル領域はルーティング領域であることを特徴とする請求項11に
    記載のネットワーク。
  17. 【請求項17】 前記コアネットワークはどのように前記マルチセル領域が定
    義されるのかを知らないことを特徴とする請求項11に記載のネットワーク。
  18. 【請求項18】 前記呼出は前記コアネットワークからのものであり、移動交
    換センタによって開始され、 前記呼出は前記移動局についての前記マルチセル領域の指示を含むことを特徴
    とする請求項11に記載のネットワーク。
  19. 【請求項19】 前記呼出メッセージに応答する呼出応答メッセージが前記第
    2の無線ネットワーク制御ノードから受信されたとき、前記第1の無線ネットワ
    ーク制御ノードはムーブオーバ要求メッセージをコアネットワークに発行して、
    前記第1の無線ネットワーク制御ノードから前記第2の無線ネットワーク制御ノ
    ードへと前記移動局との接続制御を変更することを特徴とする請求項11に記載
    のネットワーク。
  20. 【請求項20】 前記コアネットワークが前記第1の無線ネットワーク制御ノ
    ードから前記第2の無線ネットワーク制御ノードへと前記移動局との接続制御を
    変更した後、前記第2の無線ネットワーク制御ノードは前記コアネットワークに
    前記呼出応答メッセージを送信することを特徴とする請求項19に記載のネット
    ワーク。
  21. 【請求項21】 コアネットワークに接続され移動局にサービスを行う、通信
    ネットワークの無線アクセスネットワーク部であって、前記無線アクセスネット
    ワーク部は、 各々の複数のセルにサービスを行う複数の基地局と、 前記複数の基地局の第1のグループを制御する第1の無線ネットワーク制御ノ
    ードと、 前記複数の基地局の第2のグループを制御する第2の無線ネットワーク制御ノ
    ードと、 前記第1の無線ネットワーク制御ノードと前記第2の無線ネットワーク制御ノ
    ードとを接続する無線ネットワーク制御間リンクとを有し、 前記無線ネットワーク制御間リンクは、(1)呼出メッセージと(2)前記呼
    出メッセージに対する応答のうち、少なくとも1つを搬送することを特徴とする
    ネットワーク。
  22. 【請求項22】 マルチセル領域は、前記第1のグループの基地局の少なくと
    もいくつかによってサービスを受けるセルと、前記第2のグループの基地局の少
    なくともいくつかによってサービスを受けるセルとを含み、 前記コアネットワークが前記マルチセル領域の移動局に呼出しを行うことを望
    むとき、前記第1の無線ネットワーク制御ノードは呼出メッセージを、(A)前
    記マルチセル領域に属する前記第1のグループの基地局、及び(B)前記第2の
    無線ネットワーク制御ノードに発信し、 前記呼出メッセージは前記無線ネットワーク制御間リンクによって搬送される
    ことを特徴とするネットワーク。
  23. 【請求項23】 前記第2の無線ネットワーク制御ノードはそこで制御され、
    前記マルチセル領域に含まれるセルのリストを保持し、 前記第2の無線ネットワーク制御ノードは前記リストにある前記セルに呼出メ
    ッセージを送信することを特徴とする請求項21に記載のネットワーク。
  24. 【請求項24】 呼出メッセージを送信する前記第2の無線ネットワーク制御
    ノードは複数のマルチセル領域の少なくとも複数の部分に送信を行い、 前記複数のマルチセル領域各々はレイヤパラメータを割当てられ、 前記レイヤパラメータは前記リストにある前記セルに前記呼出メッセージとと
    もに送信されることを特徴とする請求項21に記載のネットワーク。
  25. 【請求項25】 呼出メッセージに対する応答が前記第2の無線ネットワーク
    制御ノードから受信されるとき、前記第1の無線ネットワーク制御ノードはムー
    ブオーバ要求メッセージを前記コアネットワークに発行して、前記第1の無線ネ
    ットワーク制御ノードから前記第2の無線ネットワーク制御ノードへと前記移動
    局との接続制御を変更することを特徴とする請求項21に記載のネットワーク。
  26. 【請求項26】 前記コアネットワークが前記第1の無線ネットワーク制御ノ
    ードから前記第2の無線ネットワーク制御ノードへと前記移動局との接続制御を
    変更した後、前記第2の無線ネットワーク制御ノードは前記コアネットワークに
    前記呼出メッセージに対する応答を送信することを特徴とする請求項25に記載
    のネットワーク。
  27. 【請求項27】 コアネットワークに接続され、複数のセルに各々がサービス
    を行う複数の基地局と、前記複数の基地局の第1のグループを制御する第1の制
    御ノードと、前記複数の基地局の第2のグループを制御する第2の制御ノードと
    を含む複数の制御ノードとを含む無線アクセスネットワークを有する通信ネット
    ワークを動作させる方法であって、前記方法は、 第1のグループの基地局の少なくともいくつかによってサービスを受けるセル
    と、第2のグループの基地局の少なくともいくつかによってサービスを受けるセ
    ルとを含むマルチセル領域に関連した呼出メッセージを、前記無線アクセスネッ
    トワークの呼出制御ノードにおいて受信し、 前記マルチセル領域においてセルにサービスを行う基地局を制御する前記制御
    ノードの少なくとも1つに対して呼出メッセージを送信するために、前記呼出制
    御ノードを用いることを特徴とする方法。
  28. 【請求項28】 前記呼出制御ノードが呼出メッセージを送信する前記制御ノ
    ードにおいて、そこで制御され、前記マルチセル領域に含まれるセルのリストを
    格納し、 前記呼出メッセージを前記制御ノードから、前記呼出メッセージを、前記リス
    トにある前記セルにサービスを行う基地局に送信する制御ノードに送信すること
    を特徴とする請求項27に記載の方法。
  29. 【請求項29】 前記呼出制御ノードが前記呼出メッセージを送信する前記制
    御ノードは、複数のマルチセル領域の少なくとも複数の部分に送信を行い、 さらに、前記複数のマルチセル領域各々に割当てられるレイヤパラメータを割
    当て、 前記レイヤパラメータを呼出メッセージとともに、前記リストにある前記セル
    にサービスを行う前記基地局に対して送信することを特徴とする請求項28に記
    載の方法。
  30. 【請求項30】 前記呼出制御ノードは、前記制御ノードの1つであることを
    特徴とする請求項27に記載の方法。
  31. 【請求項31】 前記複数の制御ノードは第1の制御ノードと第2の制御ノー
    ドとを含み、前記呼出制御ノードは前記第1無線ネットワーク制御ノードと前記
    第2の無線ネットワーク制御ノードのうちの1つであることを特徴とする請求項
    27に記載の方法。
  32. 【請求項32】 前記第1の制御ノードと前記第2の制御ノードとは制御ノー
    ド間リンクによって接続され、 前記呼出メッセージは前記第1の制御ノードから前記第2の制御ノードに対し
    て前記制御ノード間リンクによって送信されることを特徴とする請求項31に記
    載の方法。
  33. 【請求項33】 さらに前記移動局の呼出を前記コアネットワークによって開
    始し、 前記マルチセル領域は複数のセルを有する場所にある領域であることを特徴と
    する請求項27に記載の方法。
  34. 【請求項34】 前記移動局がパケット交換サービスに加入しており、 前記移動局の呼出は前記無線アクセスネットワークによって開始され、 前記マルチセル領域はルーティング領域であることを特徴とする請求項27に
    記載の方法。
  35. 【請求項35】 前記コアネットワークはどのように前記マルチセル領域が定
    義されるのかを知らないことを特徴とする請求項27に記載の方法。
  36. 【請求項36】 さらに、前記コアネットワークからの呼出を開始し、 さらに、前記呼出において前記移動局についての前記マルチセル領域の指示を
    含むことを特徴とする請求項27に記載の方法。
  37. 【請求項37】 さらに、前記制御ノードの少なくとも1つからの呼出応答メ
    ッセージを前記呼出制御ノードに返却することを特徴とする請求項27に記載の
    方法。
  38. 【請求項38】 前記呼出応答メッセージが受信されたとき、前記呼出ノード
    からムーブオーバ要求メッセージを前記コアネットワークに発行して、前記呼出
    制御ノードから、前記移動局が応答した前記制御ノードの少なくとも1つへと前
    記移動局との接続制御を変更することを特徴とする請求項37に記載の方法。
  39. 【請求項39】 前記コアネットワークが前記移動局との接続制御を変更した
    後、前記移動局が応答した前記制御ノードの少なくとも1つは、前記コアネット
    ワークに前記呼出応答メッセージを送信することを特徴とする請求項38に記載
    の方法。
  40. 【請求項40】 コアネットワークに接続され、各々の複数のセルにサービス
    を行う複数の基地局と、前記複数の基地局の第1のグループを制御する第1の制
    御ノードと、前記複数の基地局の第2のグループを制御する第2の制御ノードと
    を含む複数の制御ノードとを含み、前記複数の制御ノードの1つが初めに前記コ
    アネットワークとパケット交換サービスに従事する移動局との間の制御を扱う無
    線アクセスネットワークを有する通信ネットワークを動作させる方法であって、
    前記方法は、 第1のグループの基地局の少なくともいくつかによってサービスを受けるセル
    と、第2のグループの基地局の少なくともいくつかによってサービスを受けるセ
    ルとを含むマルチセル領域に関連した前記移動局に対する呼出メッセージを、前
    記無線アクセスネットワークの呼出制御ノードにおいて受信し、 前記マルチセル領域におけるセルにサービスを行う基地局を制御する前記制御
    ノードの少なくとも1つに対して呼出メッセージを送信するために、前記呼出制
    御ノードを用い、 前記移動局からの呼出応答メッセージを受信したときには、前記コアネットワ
    ークと移動局との間の接続の処理を別の制御ノードに移動させる要求を、前記呼
    出制御ノードにおいて、発生することを特徴とする方法。
  41. 【請求項41】 前記コアネットワークが前記移動局との接続制御を移動させ
    た後、前記接続を新らたに扱う前記制御ノードは、前記コアネットワークに前記
    呼出応答メッセージを送信することを特徴とする請求項40に記載の方法。
  42. 【請求項42】 コアネットワークに接続され移動局にサービスを行う、各々
    の複数のセルにサービスを行う複数の基地局と前記複数の基地局を制御する無線
    ネットワーク制御ノードとを含む通信ネットワークの無線アクセスネットワーク
    部を動作させる方法であって、前記方法は、 前記複数のセルに関して、第1のマルチセル領域と第2のマルチセル領域とを
    定義し、 前記無線ネットワーク制御ノードにおいて、第1のレイヤパラメータを前記第
    1のマルチセル領域と、そして、第2のレイヤパラメータを前記第2のマルチセ
    ル領域と関連付け、 前記無線ネットワーク制御ノードから呼出された移動局に関した呼出メッセー
    ジを送信し、 前記呼出メッセージは、移動局識別子と前記移動局に適切なレイヤパラメータ
    とを含むことを特徴とする方法。
  43. 【請求項43】 コアネットワークに接続され移動局にサービスを行う、通信
    ネットワークの無線アクセスネットワーク部であって、前記無線アクセスネット
    ワーク部は、 各々の複数のセルにサービスを行う複数の基地局と、 前記複数の基地局の第1のグループを制御する第1の無線ネットワーク制御ノ
    ードと、 前記複数の基地局の第2のグループを制御する第2の無線ネットワーク制御ノ
    ードとを有し、 第1のマルチセル領域は前記第1のグループの基地局の少なくともいくつかに
    よってサービスを受けるセルと、前記第2のグループの基地局の少なくともいく
    つかによってサービスを受けるセルとを含み、 第2のマルチセル領域は前記第2のグループの基地局の少なくともいくつかに
    よってサービスを受けるセルを含み、 前記マルチセル領域にある前記移動局を呼出すため、前記第1の無線ネットワ
    ーク制御ノードは、一時的移動局識別子[TMSI]を含む呼出メッセージを、
    (1)前記マルチセル領域に属する前記第1のグループの基地局、及び(2)前
    記第2の無線ネットワーク制御ノードに発信し、 前記第2の無線ネットワーク制御ノードは前記複数のマルチセル領域各々にマ
    ルチセル領域レイヤパラメータを割り当て、 前記マルチセル領域レイヤパラメータは前記呼出メッセージとともに、前記リ
    ストにある前記セルに送信されることを特徴とするネットワーク。
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