JP2002514478A - 調整可能心房心室遅延を使った心臓ペーシング - Google Patents
調整可能心房心室遅延を使った心臓ペーシングInfo
- Publication number
- JP2002514478A JP2002514478A JP2000548039A JP2000548039A JP2002514478A JP 2002514478 A JP2002514478 A JP 2002514478A JP 2000548039 A JP2000548039 A JP 2000548039A JP 2000548039 A JP2000548039 A JP 2000548039A JP 2002514478 A JP2002514478 A JP 2002514478A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ventricular
- event
- wave
- avdc
- electrical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61N—ELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
- A61N1/00—Electrotherapy; Circuits therefor
- A61N1/18—Applying electric currents by contact electrodes
- A61N1/32—Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents
- A61N1/36—Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents for stimulation
- A61N1/362—Heart stimulators
- A61N1/3627—Heart stimulators for treating a mechanical deficiency of the heart, e.g. congestive heart failure or cardiomyopathy
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61N—ELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
- A61N1/00—Electrotherapy; Circuits therefor
- A61N1/18—Applying electric currents by contact electrodes
- A61N1/32—Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents
- A61N1/36—Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents for stimulation
- A61N1/362—Heart stimulators
- A61N1/365—Heart stimulators controlled by a physiological parameter, e.g. heart potential
- A61N1/368—Heart stimulators controlled by a physiological parameter, e.g. heart potential comprising more than one electrode co-operating with different heart regions
- A61N1/3682—Heart stimulators controlled by a physiological parameter, e.g. heart potential comprising more than one electrode co-operating with different heart regions with a variable atrioventricular delay
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Cardiology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Radiology & Medical Imaging (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Hospice & Palliative Care (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Physiology (AREA)
- Electrotherapy Devices (AREA)
- External Artificial Organs (AREA)
Abstract
Description
能パラメータを改善するため調整可能心房心室時間遅延を行うペーシングシステ
ムに関する。
60/084,703号および35USC第119条(e)による1998年5
月8日出願の米国特許出願シリアル番号第09/075,278号の利益を主張
する。
、右および左の心臓「ポンプ」に分けることのできる器官である。左の心臓ポン
プは酸素の入った血液を肺から引出し、身体器官に送り出す。右の心臓ポンプは
身体器官から血液を引出し、肺に送り出す。人間の心臓では、右の心臓ポンプは
患者の右側に、左の心臓ポンプは患者の左側にある。図1のような本書の図面に
心臓の「上面」図を示すが、これは医師が心臓切開手術中に観察する図である。
そのため、左の心臓ポンプは図1の右側に、右心臓ポンプは図1の左側にある。
各心臓ポンプは心房と呼ばれる上室と心室と呼ばれる下室とを含む。そのため、
左心臓ポンプは僧帽弁と呼ばれる弁で分離された左心房(LA)と左心室(LV
)とを含む。右心臓ポンプは、三尖弁と呼ばれる弁で分離された右心房(RA)
と右心室(RV)とを含む。
血液)からRA、RAから三尖弁を通じてRV、RVから肺動脈弁を通じて肺動
脈へ流れる。肺からの酸化血液は肺静脈から引き出されてLAへ、LAから僧帽
弁を通じてLVへ、最終的にLVから大動脈弁を通じて抹消動脈系へ(血液を身
体器官へ移動)流れる。
ら身体器官へ酸素の入った血液を供給できるようにする。正常な心臓は、電気パ
ルスを心筋組織に伝播させ必要な心房および心室収縮を行わせる複雑な伝導シス
テムによってこの同期を提供する。心拍は、リズミックな心臓ポンピングを提供
するための心臓の正しい部分への電気パルスの定期的トレインの結果である。心
筋は電気信号の受信によって筋肉組織を収縮させることでポンピングを行い、ポ
ンピングアクションは血流を一方向に流す心臓弁のシステムによって可能となる
。そのため、心臓は複雑な電気的機械的ネットワークを含む。
行する。心臓サイクルは、収縮期と拡張期とから成る。収縮中、心室筋肉細胞が
収縮して、肺動脈循環および系統循環両方を通じて血液を送り出す。拡張中、心
室筋肉細胞は弛緩して、心室内の圧力が心房内より下がり、心室に血液が再充填
され始める。
、逐次的な心房一心室収縮による。拡張終了近く、心房が収縮し、余分な血液量
を強制的に心室に送る。そのため、心室はより多くの血液(プレロード)を次の
拡張中に送り出す。血液ポンピングのこの高効率の別の側面は、ネットワークま
たは高速心室伝導システムによる。図1に示すように、このシステムは、ヒス束
および心室の心臓内面の大半を覆う高速伝導パーキンジェ繊維の大規模ネットワ
ークから延びる伝導組織の右および左束分岐を含む。心房からの電気信号は束分
岐を通じてパーキンジェ繊維に中継され、パーキンジェ繊維網によって心室の各
領域に中継される。そのため、心室筋肉細胞全体が拡張中、同期して収縮するこ
とができる。この同期収縮によってポンピング力が強化される。
を直接判断するLV収縮性能を調べることが重要である。心臓の機能評価には様
々な方法がある。1つの方法は、LVのポンプとしての効果を判断するためLV
がどのくらいうまく収縮するかを調べるものである。図2からわかるように、左
束分岐を下に伝播する電気信号が中隔壁Mおよび横壁Nの筋肉細胞を刺激した後
、LVが収縮を始める。図3では、壁MおよびNは互いに対して押しつけられ心
室の血液を送り出すよう収縮している。LV収縮効果の1つの尺度は「収縮率(
contractility)」と呼ばれる。左心室収縮率はLV筋肉細胞の収
縮力の全体強度の尺度である。これは、LV筋肉組織の健康度と、壁MおよびN
を含むLV全体の収縮の調整との関数である。このような調整は左束分岐の健康
度と高速伝導パーキンジェ繊維網の健康度とに依存する。LV収縮率は、収縮中
のLV圧変化のピークプラス率を測定することによって推定する。数学用語では
、これはLV圧の最大プラス導関数で、「LV+dp/dt」によって表される
。 LV収縮機能はまた、1収縮あたりにLVから送り出される血液量である拍動
量によって測定する。拍動量は心房パルス圧(PP)を測定することによって推
定できる。
励起(減極)中、電気信号が生成され、これを心臓内および心臓外で記録するこ
とができる。記録された信号は一般に心電図(ECG)と呼ばれる。心臓内で記
録されたECGは電位図ともよばれ、心房もしくは心室の心臓内または心臓外に
配置した電極から記録される。心臓外で記録したECGは、通常は身体の皮膚に
取りつけた2個以上の電極から記録されるため、しばしば表面ECGと呼ばれる
。完全な表面ECG記録は12リード構成によるものである。
内の内在的減極に対応する信号はそれぞれ、P波およびQRS合成と呼ばれる。
QRS合成自身はQ波、R波およびS波から構成される。P波からR波までの時
間間隔はPR間隔と呼ばれる。これは、心房および心室の電気的励起間の遅延尺
度である。
る。このような疾患の1つに、電気信号が高速伝導パーキンジェ繊維網の一部ま
たは全部を通じた電気信号の伝播をブロックする、LV伝導システムの変質があ
る。LVの高速伝導パーキンジェ繊維網を通じた励起信号を受け取らない部分は
、筋肉組織伝導を介してしか励起できず、これは低速で逐次的なものである。そ
の結果、LVのこれら部分の収縮は、同期せず段階的に発生することになる。例
えば、壁Nが伝導異常の影響を受けると、正常伝導の影響を受ける壁Mより遅く
収縮する。LV壁のこのような非同期伝導はLVの収縮率(ポンピング力)を低
下させ、LV+dp/dt(LV圧の最大プラス導関数)も下げる。
動量および心臓出力が低下する。この疾患は僧帽弁逆流と呼ばれ、僧帽弁の不全
、拡張心室またはLV圧とLA圧との異常な関係によって起こることがある。逆
流量は、僧帽弁の状態、LVおよびLA内の圧力、左心臓ポンプを通じた血液流
量の複合関数である。
えば、うっ血性心不全(CHF)を示す患者に両方の疾患が見られる。うっ血性
心不全(CHF)は心臓血管系の疾患である。一般に、CHFは心不全の結果と
して異常循環性うっ血が存在する心臓疾患状態を指す。循環性うっ血は、心臓内
の血液量が増加するが拍動量は低下する状態である。心臓出力低下は、僧帽弁逆
流(LVからLAへの血液の逆流)と内在心室伝導疾患(心室筋肉細胞の非同期
収縮)とを含む複数の疾患による場合があるが、これらはCHF患者の二大疾患
である。
ば、ペーシングシステムはLV収縮率、(収縮中のプラスのLV圧変化)または
拍動量(心房パルス圧)を改善するペーシングを提供できるが、周知のシステム
は複雑な測定が必要で、これら心臓機能パラメータを自動的に最適化することが
できない。さらに、測定は患者固有で、動作の間、実質的な監視および較正が必
要である。そのため、LV収縮率、(収縮中のピークプラスLV圧変化、LV+
dp/dt)、心臓拍動量(パルス圧)を限定せずに含む各種心臓パラメータの
最適化のため容易に適応可能なシステムが必要とされる。このシステムはプログ
ラムが簡単で単純な患者固有の測定を使って動作するものでなければならない。
り出しに対し予測可能なタイミング関係を持つ心房または心室の内在的電気的ま
たは機械的イベントを判断することによって、心室ペーシングに最適化したタイ
ミングを提供するための複数の方法を説明する。この関係によって、最適ペーシ
ングタイミングを設定するため心房の感知された電気的P波に対する心室ペーシ
ングパルスの送り出しに使われる心房心室遅延の予測が可能になる。また、これ
らイベントを測定し、上記タイミング関係を導出するための実施例が提供される
。当業者はこの記述を読み、本発明から逸脱することなく他のイベントを使える
ことを理解する。
定する心室収縮率を最適化する。他の実施例では、これら測定値を使って心房パ
ルス圧で測定する拍動量を最適化する。他の実施例では、ペーシングの簡易タイ
ミングを利用して収縮中のピーク正圧変化と心房パルス圧の両方をほぼ最適に改
良する。ある実施例では、このペーシングは心房心室遅延時間間隔を調整するこ
とによって行うが、これは所望の心臓パラメータ最適化を達成するため、ペーシ
ングパルスを送り出す感知されたP波の後の時間間隔である。 この発明の概要は請求の対象を限定するためのものでなく、発明の範囲は添付
の請求の範囲とその同等物によって定義される。
は本発明を実施できる特定の実施例を図解するために示すものである。これら実
施例を当業者が本発明を実施および利用できるように詳細に説明するが、他の実
施例を利用できること、本発明の精神と範囲を逸脱することなく、電気的、論理
的および構造的変化が可能であることが理解される。そのため、以下の詳細な説
明を限定的な意味で捉えてはならず、本発明の範囲は添付の請求の範囲およびそ
の同等物によって定義される。
れは当業で周知の多数のペーシングモードを含むことができる。但し、これら実
施例は本システムの用途の一部を示すもので、全てまたは排他的な意味ではない
。例えば、本システムは広範囲の移植可能および外部装置において実施できる。
段を提供する。この開示は、なかでも特に心臓ポンピング強度および拍動量を最
適化するために有益な多数の実施例を提供する。本書で説明する概念は、この説
明を読んで理解すれば当業者が容易に理解するであろう多数の用途で用いること
ができる。本書で明示的に提供する心臓機能測定には、収縮率、ピークプラス心
室圧変化、拍動量およびパルス圧が含まれる。他の心臓機能は、本書の教えを使
って最大限にすることができるため、この開示の明示的な教えは排他的または限
定的なものではない。これら概念は左心室によって明示的に説明するが、右心室
を含む心臓の他の室への適用は、本発明から逸脱することなく当業者によって容
易に理解される。
第60/084,704号および1998年5月8日に出願した米国特許出願シ
リアル番号第09/075,278号の記述、図面、補遺その他を含む明細書全
体を言及によって組み込む。
多数の試験および実験を実施した。このシステムには、心室収縮率、収縮期中の
最大圧力変化率、拍動量、およびパルス圧を限定せずに含む様々な心臓機能パラ
メータの最適化に有利である方法および装置を含む。本書の実施例は、心臓機能
パラメータの最適化のため左心室(LV)、右心室(RV)または両方(BV)
のペーシングをタイミングするのに右心房(RA)イベント感知を利用する。但
し、これらは他のペーシング構成にも適用可能であることが理解される。本書の
教えは、中でも特に様々な心臓疾患の取り扱いに選択可能な最適ペーシングであ
る。異常には、うっ血性心不全(CHF)、僧帽弁逆流、心室伝導異常が限定せ
ずに含まれる。本書に示す最適ペーシングには、圧力、血流または一般に移植可
能ペーシング装置によって行われない測定等、患者固有の血流力学パラメータの
測定値を使わない実施例が含まれ、本システムは特定の患者のニーズを満たすた
め自動調整が可能である。
置に有益である。あるペーシング療法はDDDペーシングモードと呼ばれる。D
DDペーシングモードでは、ペーシング電極は心房(例えばRA)および心室の
一方または両方に配置する。これら電極は、心房および心室からの電気信号の感
知にも使える。装置は、心房中の信号を感知すると、心房へのペーシングパルス
の送り出しを禁止するか、あるいは所定期間終了後に心房をペーシングする。装
置が心房を感知あるいはペーシングする時は常に、イベントマーカーを生成し、
同時に心房心室遅延(AVD)時間間隔を開始する。この遅延間隔終了時、装置
が心室からの信号を感知しないと、装置は心室をペーシングする。心電図信号の
P波に対して心室ペーシング信号を提供するシステムとは、感知したP波から心
室ペーシング信号の送り出しまでの時間遅延としての心房心室時間遅延間隔(A
VD時間間隔)を指す。CHF状態等の心室伝導疾患を示す患者には、LV伝導
システムの変性がある患者は、LVの影響を受ける部分(例えば横壁N)のペー
シングを、内在伝導(例えば壁M)によって励起されるLVの他の部分と収縮を
協調させるだけ早く行う必要があるため、PR時間間隔より短いAVD時間間隔
を使った療法が収縮率を改善できる。正しいタイミングの心室ペーシングは両壁
MおよびNの収縮を協調させて収縮率を増加することができる。
るために短いAVD時間間隔が有利である。さらに、うっ血性心不全(CHF)
患者については、そのPR間隔を延ばしてAV同期をある程度減らすことができ
る。AV同期をこのように減らすことで僧帽弁逆流をさらに増やし、LVのプレ
ロードの効果を減らすことができる。短いAVD時間間隔を使うことは、LV収
縮を初期に強制することによって僧帽弁逆流の影響を減らすことで、パルス圧を
上げることになる。
LV+dp/dt」と省略)とは関連する心臓機能パラメータである。例えば、
LV収縮率の増加は、収縮期の左心室圧変化の増加として測定において観察され
る。
Yイベントは内在LV圧増加の始まりである。図4BはP波を追うQRS合成で
ある内在左心室電位図を示す。Q*はQRS合成の始まりに発生する電気信号で
ある。RはQRS合成の最大ピークである。図4Bで、Q*イベントは図4Aの
Yイベントをリードする。図4Cは、LV収縮率を最大限にした最適ペーシング
状態のタイミング図を示す。AVDc時間間隔はP波マーカーと心室ペーシング
マーカーVとの間の時間に等しく、そのペーシングは最大LV収縮率を提供する
。そのため、これは収縮率について最適な心房心室遅延と呼ばれる。図4Cにお
いて、図4Aおよび4Bで内在心臓活動から発生するPiマーカーに対し、Pp
マーカーはペーシング状態からのものであることに注意する。そのため、Ppは
P1−とは異なる時間に発生する。さらに、図は縮尺通りではない。
Rイベントは、AVDc−で最適タイミングしたVペーシング信号に対し比較的
予測可能なタイミング関係を持つことを発見した。さらに発明者らは、最大収縮
率、AVDc−について最適心房心室遅延に対しPQ*間隔(PイベントとQ*
イベントの間の時間差)をマッピングした線形モデルを作成できることを発見し
た。さらに、AVDc−に対するPYとPRとの線形マッピングは可能だが、マ
ッピングによって係数が異なる。
シング信号を適用しない時のP波とQ*イベントとの時間間隔である。PQ*時
間間隔を記録・平均した後、LV+dp/dt(ピークプラス左心室圧変化)を
監視しながら心房心室遅延を変化させペーシング信号を適用する。そして最大L
V+dp/dt(最適収縮率)を発生した心房心室遅延を決定し、AVDcと命
名し、患者のPQ*時間間隔と組み合わせる。PQ*、AVDc組を多数の他の
患者について生成し、データをプロットする。ある実施例では、PQ*の関数と
してAVDcの直線近似を決定するため線形回帰方法を用いる。式は:AVDc
=K1(PQ*)−K2である。内在PQ*間隔を測定するプログラム可能装置
はこの式を使ってAVDcを推定できる。そのため、K1とK2が決定されたら
、装置の較正が完了する。すなわち、その後の患者は圧力測定および追加較正段
階を必要とせずに最適の収縮率ペーシングを行うことができる。以下に述べるよ
うに、PYまたはPRで同じ手順を用いることができるが、前述のように、係数
は異なる。
心室の最適収縮率ペーシングを受けることができる。PQ*の代わりにPYを用
いる場合、測定値はP波およびYイベントのものとなり、これは左心室収縮の圧
力増加の始まりである。PR間隔を用いる場合、測定値はP波およびQRS合成
のR波のものとなる。
マッピングについてAVDcを計算する。このAVDcはマッピング方法を使っ
た実際のAVDcの近似である。
比較的一定のイベントを本システムに用いる予想可能イベントとして使えること
に注意する。ある実施例では、比較的一定のイベントは20msまたは母集団平
均の25パーセントの小さい方の間に偏差を持つものである。そのため、本書に
明示的に記述しないイベントを組み込む他の実施例は本システムから逸脱するこ
となく用いることができる。
を作成するためカテーテルまたは外部プローブを限定せずに含む装置を使って検
出可能である。ある実施例では、P波は右心房から感知し、時間間隔測定とペー
シング送り出しのための基準として用いる。患者の心房をペーシングする場合、
P波ペーシングマーカーを内在P波の代わりに用いる。
号に対し予測可能な関係を持つと判断した。Q*イベントは、最大収縮率のため
の最適タイミングにおいてLVペーシングマーク、Vに対して比較的一定である
ため、候補として定義された。Q*はQRS合成の初めに発生する電気信号であ
る。そのため、本システムのある実施例では、P波とQ*イベントとの間の時間
遅延を用いてAVDcを計算する線形変数を提供する。この実施例において、式
は次の通りとなる:AVDc=K1(PQ*)−K2。
るための単一の較正手順を使ってAVDcの推定に用いることのできる線形変数
を提供することを理解した。AVDc、PQ*組を線形でマッピングし、K1お
よびK2を提供するある種の較正を上述した。そしてPQ*およびAVDc情報
を二次元チャートにプロットし、線形回帰方法を実施してサンプルポイント組に
適合する最良のラインを提供する。この線形適合はK1およびK2係数を提供す
る。
.7ミリ秒に等しいK2を提供するAVDcの式が生成された。この式で、PQ
*はミリ秒で測定する。この式は次のように表される:AVDc=0.94PQ
*−55.7ミリ秒。係数は変化し、推定AVDcは実際の最適AVDcより約
20%逸脱し、最大収縮率の80%以内でほぼ最適の機能を提供し続けることに
注意する。さらに、係数は較正段階のサンプル数によってわずかに変化する。そ
のため、本書で提供する係数は本発明から逸脱することなく変化可能である。
の約20%でP波を示した。図5Aに示すある実施例では、QRS合成を2ミリ
秒のサンプリング時間を持つ5ポイントローパス・デジタル・フィルタを左心室
からサンプリングしたものとして通し、波のQ部分を検出し、Q波の傾斜の最大
絶対値を計算し、傾斜の絶対値がQ波の絶対値傾斜の2%に等しいフィルタ済み
のQ波上のポイントを示すことによってQ*イベントを決定する。当業者は、P
およびQ*に本システムから逸脱しない他の決定方法を使えることを容易に理解
する。測定技術および傾斜基準の変形は本システムから逸脱しない。
を予測または推定する係数K2はPQ*間隔からのオフセット時間遅延に相当す
る。この実施例において、PQ*およびAVDcは広範囲の患者について広範囲
のPQ*間隔および広範囲のAVDcでサンプリングし、多数の患者について平
均オフセット時間遅延K2を生成する。この実施例において、式は次の通りであ
る:AVDc推定=PQ*−Waミリ秒。13人の患者に関する以前のデータを
使った式は次の通りである:AVDc推定=PQ*−67ミリ秒。この実施例は
、浮動小数点数を使った減算は乗算よりプロセッサ集約的でないため、計算が早
くなる。但し、近似ではある程度の精度が失われる。
し、最大収縮率の80%以内でほぼ最適の機能を提供し続けることに注意する。
さらに、係数は較正段階のサンプル数に応じてわずかに変化可能である。そのた
め、本書に示す係数は本発明から逸脱することなく変化可能である。 当業者は、データへの他の適合を生成するため、本発明の範囲から逸脱しない
他の方法を利用できることを容易に理解する。
移植した電極とを使って提供する。プログラム可能パルスジェネレータを使って
P波を感知し、感知したP波および感知したQ*イベントの発生間の時間を測定
する。Q*イベントは、必要な傾斜および比較演算でQ*を決定するパルスジェ
ネレータのエレクトロニクスで決定する。PQ*時間間隔決定後、本書に記述す
る実施例およびその同等物のいずれかを使ってAVDcを決定する。AVDc決
定後、これを次のペーシング間隔に用いて、PQ*時間間隔に基づく最適化した
心房心室遅延を提供することができる。
で実質的に同じ結果を出すことが理解される。さらに、内在LV電位図信号の始
まりに対して予測可能な関係を持つ電気信号イベントをQ*の代わりに用いるこ
とができる。例えば、ある実施例では、RV電位図の始まりをQ*の代わりに用
いることができる。あるいは別の実施例では、Q*は信号平均化QRS合成の始
まりとして表面ECGによって測定する。さらに、1個以上のリードからの情報
を使ってより正確にQ*を決定することができる。
るが、最大収縮率について最適にタイミングした心室ペーシングの送り出しに対
し予測可能な関係を持つため、これを使うことができる。特に、線形時間関係は
収縮中の最適左心室圧変化について最適心房心室遅延のPR間隔として導出でき
る。この場合、式は次の通りになる:AVDc=N1PR−N2で、AVDcは
LVのペーシングに関するもので、PRは右心房感知マーカーから内在LV電位
図のQRS合成の最大ピークまでの時間間隔である。ある実施例では、N1およ
びN2係数は、収縮期の最適左心室圧変化について多数の患者の最適AVDcに
対してPR時間間隔をマッピングすることで決定する。13人の患者を使ったあ
る研究では、係数N1は0.82ミリ秒に等しく、係数N2は112ミリ秒に等
しい。この較正の式は次の通りである:AVDc=0.82PR−112ミリ秒
。係数は変化可能で、推定AVDcは約20%だけ実際の最適AVDcから逸脱
し、最大収縮率の80%以内でほぼ最適の機能を提供し続けることに注意する。
さらに、係数は較正段階のサンプル数に応じてわずかに変化可能である。そのた
め、本書で示す係数は、本発明から逸脱することなく変化可能である。
してN2に等しいオフセットで線形依存を提供する。減算は浮動小数点数を使っ
た乗算よりプロセッサ集約的でないため、この実施例は計算が容易である。しか
し、近似について何らかの精度が失われる。例えば、前の研究のデータを使って
:AVDc=PR−159ミリ秒である。ある実施例では、R波信号は、内在L
V電位図のQRS合成の最大ピークを検出することによって測定する。そのため
、この実施例では電気信号を使ってPR時間間隔、ひいては収縮中の最適左心室
圧変化の最適心房心室遅延を提供する。係数N1およびN2が初期較正段階に提
供されるが、これは、この実施例を使ったこれ以降の読み取りが、PR時間間隔
の検出によって自動的に最適AVDcを生成することを意味する。さらに、N1
およびN2変数は、本書の教えから逸脱することなく値が変化する。
ベントは最適収縮率のため送り出されたペーシングに対する予測可能なタイミン
グ関係を持つ限り利用することができる。係数は変化可能で、推定AVDcは約
20%だけ実際の最適AVDcから逸脱し、最大収縮率の80%以内でほぼ最適
の機能を提供し続けることに注意する。さらに、係数は較正段階のサンプル数に
応じてわずかに変化可能である。そのため、本書で示す係数は、本発明から逸脱
することなく変化可能である。
する。ある実施例では、機械的イベント、Yは内在LV圧展開の初めに決定する
。すなわち、マイクロマノメータ等の圧力変換器が左心室で瞬間的圧力データを
提供できる。この実施例では、収縮期の最大左心室圧変化について最適化した心
房心室遅延は次のようになる:AVDc=M1PY−M2。ある実施例では、マ
イクロマノメータをLVに配置して収縮期に左心室圧変化を測定する。PY時間
間隔は、P波の右心房感知から内在LV圧展開の初めまでの時間間隔であるが、
これを収縮期の最大左心室圧変化について記録したAVDc値に対してマッピン
グする。このマッピングをプロットして、係数M1とM2を決定するため線形回
帰を実行する。ある研究では、M1は0.96ミリ秒に、M2は139ミリ秒に
等しい。そのため、この研究では、AVDc=0.96PY−139ミリ秒であ
る。係数は変化可能で、推定AVDcは実際の最適AVDcから約20%だけ逸
脱し、最大収縮率の80%以内でほぼ最適の機能を提供し続けることに注意する
。さらに、係数は較正段階のサンプル数に応じてわずかに変化できる。そのため
、本書に示す係数は本発明から逸脱することなく変化可能である。
て次に相当する線形化したマッピングを決定する:AVDc=PY−Na、但し
、Naは取ったサンプルの平均オフセット遅延である。ある実施例では、AVD
c=PY−150ミリ秒である。この実施例は、浮動小数点数を使った減算は乗
算よりプロセッサ集約的でないため、計算が早くなる。ただし、近似については
ある程度の精度が失われる。ここでも、係数は変化すること、推定AVDcは約
20%だけ実際の最適AVDcから逸脱し、最大収縮率の80%以内でほぼ最適
の機能を提供し続けることに注意する。さらに、係数は較正段階のサンプル数に
よってわずかに変化する。そのため、本書で提供する係数は本発明から逸脱する
ことなく変化可能である。
ができる。Yイベントは、心室圧、心臓フォノグラム、心臓音響信号(移植可能
装置の外部もしくは内部の加速度計から記録されたような)、心房心室弁動作の
ドップラー記録、および心室壁動作のMモード、2Dもしくは3Dエコー画像を
限定せずに含む信号から選択する。
、最適に送り出された心室パルス、Vと左心房収縮のピーク、Xとの間に予測可
能なタイミング関係があることを発見した。そのため、最大パルス圧の最適心房
心室遅延、AVDsは、図4Eに示すようにPX時間間隔測定によって決定する
。
を決定することで最適化する。ある実施例では、XイベントはLA内部に圧力感
知カテーテルを配置することで測定する。別の実施例では、LA収縮は前収縮要
素によるLV圧力曲線に見られるため、XイベントはLV圧を測定することによ
って検出する。LA収縮のピークは、LV圧曲線の前収縮圧と同じとみなされる
。PおよびLV圧の前収縮要素との間の時間間隔は線形の式を提供する。そのた
め、AVDsに対するPXの線形マッピングを生成するには、可変PXについて
最大心房パルス圧を測定することで多数のPX、AVDs組を生成する。線形関
係は次のように表される:AVDs=M3PX−M4ミリ秒。ある実施例では、
較正手順を実行して多数のPX、AVDs組を生成したが、これらをマッピング
して最適線適合を実施し、M3およびM4を決定した。ある実施例では、M1は
1.22に等しく、M2は132ミリ秒に等しい。そのため、AVDs関係は次
の通りになる:AVDs=1.22PX−132ミリ秒。係数は変化すること、
推定AVDsは約20%だけ実際の最適AVDsから逸脱し、最大収縮率の80
%以内でほぼ最適の機能を提供し続けることに注意する。さらに、係数は較正段
階のサンプル数によってわずかに変化する。そのため、本書で提供する係数は本
発明から逸脱することなく変化可能である。
値検出を使って測定する。本システムから逸脱することなくP波の他の検出方法
を用いることができる。Xイベントは、次を限定せずに含むいくつかの方法によ
って決定できる:最大心房圧のポイント確認、ドップラー測定、加速度測定のS
4要素。
可能である。さらに、ある実施例で示すPX時間間隔に直接関連する他のマーカ
ーを用いることができる。
比較的一定のあらゆるイベントを本システムで予測可能イベントとして用いるこ
とができることに注意する。ある実施例では、比較的一定のイベントは20ms
または母集団平均の25パーセントの小さい方の間に偏差を持つものである。そ
のため、本書に明示的に記述しないイベントを組み込む他の実施例は本システム
から逸脱することなく用いることができる。
特に非最適拍動量を提供することがある。同様に、最大拍動量の最適心房心室遅
延が非最適収縮率となることがある。そのため、収縮率と拍動量との両方にとっ
てほぼ最適の心房心室遅延を提供する簡易心房心室遅延、AVDcsを与えるに
は、ほぼ最適収縮率およびほぼ最適拍動量を持つ心房心室遅延が望ましい。本シ
ステムの発明者らは、最適収縮率と最適拍動量との間を妥協させる関係を導いた
。ある実施例では、最適化した心房心室遅延、AVDcsは次のようなPR時間
間隔の線形関係である:AVDcs=K3PRm−K4ミリ秒。PRmは右心房
感知マーカーPから右心室感知マーカーRmまで測定した時間間隔である。ある
実施例では、簡易AVDcsは、多数のPR値および多数の患者についてAVD
cとAVDsを決定することによって与えられる。そして線形回帰が収縮率と拍
動量との両方について最良ライン適合を提供する。ある実施例では、AVDcs
は0.5PRm−15ミリ秒に等しく、AVDcsは少なくとも1個の心室のペ
ーシング用で、時間間隔PRmは右心房感知マーカーPから右心室感知マーカー
Rmまで測定する。この実施例において、結果として生じる心房心室遅延は収縮
期の最適左心室圧変化の90%以内の左心室圧変化を与える。さらに、この実施
例は最適心房パルス圧の80%以内の大動脈パルス圧を与える。係数は変化しな
がらも、AVDcsの妥当な近似を与えることに注意する。例えば、この実施例
では、K3は0.4から0.6の範囲にあり、K2は0から30msの範囲にあ
る。そのため、本システムは係数の選択に柔軟性があり、与えられたものは例示
的なもので、係数の排他的セットではない。
る。あるケースではLVイベントはLV R波である。LV R波マーカー信号
もイベントとして用いることができる。ほぼ最適タイミングのVペーシング信号
に関して比較的一定なイベントを、本システムの予測可能イベントに用いること
ができることに注意する。ある実施例では、比較的一定のイベントは20msま
たは母集団平均の25パーセントの小さい方の間に偏差を持つものである。その
ため、本書に明示的に記述しないイベントを組み込む他の実施例は本システムか
ら逸脱することなく用いることができる。
時間間隔およびAVDcsとの間の関係を開発する。特定の患者について、内在
PR間隔を測定する。さらに、心房心室遅延の掃引を患者のペーシングに適用し
、LV+dp/dtとパルス圧を各心房心室遅延について測定する。LV+dp
/dtデータは心房心室遅延の正規化値に対してプロットする。さらに、パルス
圧も心房心室遅延の正規化値に対してプロットする。ある実施例では、心房心室
遅延はPR−30msによって割り、遅延を正規化する。多数の追加患者につい
て試験を実施し、正規化したプロットをマッピングする。そして各種LV+dp
/dt対正規化した心房心室遅延データの平均を実行する。パルス圧データ対正
規化心房心室遅延データの平均も実行する。LV+dp/dt曲線ピークの心房
心室遅延(正規化値)を最適平均心房心室遅延として用いる。パルス圧曲線のピ
ークも決定する。ある例では、両曲線の最適平均正規化心房心室遅延は、正規化
PR時間間隔の約0.50倍、0.50(PR−30)ミリ秒と決定された。
あける)のうち1つにおいて3つのサイト(RV、LVおよびBV)の1つから
一連の間欠ペーシング(15洞拍毎に5ペーシング拍)を使ってデータを取った
。各ペーシングサイト/AV遅延の組み合わせをランダム順に5回繰り返した。
圧力および電位図データを心室から記録した。LV+dp/dtおよびPPを、
拍ベースでLVおよび心房圧記録から測定した。各ペーシング拍につき、LV+
dp/dtおよびPPの値を先行する6拍平均洞ベースラインと比較した。そし
てペーシング構成に対する応答を平均した。ただし、必要な情報を得るため他の
測定値を取ることができる。
含む広範囲な心臓装置に採用できる。ある実施例では、移植可能装置はまた、最
大収縮率、最大拍動量またはほぼ最適の収縮率および拍動量を提供する簡易調整
するための心室ペーシングを変更する手段を含む。このような実施例では、ペー
シングシステムは心臓患者への療法を調整するため様々な最適心房心室遅延をす
べて利用することを想定している。ある実施例では、AVDcsをデフォルトの
心房心室ペーシング遅延に用いているが、これを必要な療法に応じて後に維持ま
たは修正できる。例えば、システムのある実施例では、ペーシングはAVDcs
に等しい心房心室遅延によって始まる。最適収縮率が必要な時は常に、心房心室
ペース遅延はAVDcに変更される。さらに、最適拍動量が必要な時は常に、心
房心室遅延はAVDsに変更される。本発明から逸脱せず他のバリエーションお
よび組み合わせが可能である。さらに、ペーシング療法の切り替えは、プログラ
マー等の外部指示、または適切な療法を選択するための内部実行ソフトウェアに
よって行われる。本システムを逸脱せず療法を切り替える他の方法もある。
にアブストラクトの後の補遺として添付される。ここで図5Fを参照すると、う
っ血性心不全(CHF)の患者の左心室QRS合成200の心電図トレースが示
される。QRS合成200は患者の左心室の自由壁領域から心外的に記録された
。図5Fは、Rポイント202のピークまたは最大歪みを合わせたQRS合成2
00を示す。このデータは、QRS合成200が非常に似た持続期間を持つため
、CHF患者の左心室の電気減極に統一パターンを示している。各患者からの感
知したP波204も表示する。データが示すように、Rポイント202の最大歪
みポイントを合わせることで、心房感知またはP波204のペーシングマークと
QRS合成200の始まり206との時間間隔が患者によって異なることがわか
る。Rポイント202の位置を合わせたため、PR間隔、心房感知または感知し
たP波204のペーシングマークと感知したRポイント202の最大歪みポイン
トとの時間間隔も患者によって異なることになる。
正常な心臓サイクル中に発生する心臓イベントの表示を含む。この表示を図6に
示すが、ここで302はP波の心房感知またはペーシングマークを表し、304
はQ*ポイントであるQRS合成の始まりを表し、306はQポイントの発生で
あるRポイントの始まり前の最大ポイントを表し、308はRポイントの発生で
ある洞内リズムのQRS合成の最大歪みポイントを表し、310はSポイントの
発生であるRポイントの後の最大ポイントを表し、312はS*ポイントである
QRS合成の終了を表す。ある実施例では、これら心電図300に表示される心
臓イベントは、移植可能リズム管理装置の使用によって検出される。
314は感知されたP波302とQ’ポイント304との時間間隔である。PQ
時間間隔316は、感知されたP波302と感知されたQポイント306との時
間間隔である。PR時間間隔318は、感知されたP波302と感知されたRポ
イント308との時間間隔である。PS時間間隔320は、感知されたP波30
2と感知されたSポイント310との時間間隔である。PS’時間間隔322は
、感知されたP波302とS’ポイント312との時間間隔である。ある実施例
では、マイクロプロセッサ58は感知されたP波とQRS合成とを受け、心臓サ
イクルの波部分の時間間隔を決定する。別の実施例では、2ポイントリード表面
ECGを使って表面ECG測定を行い、そこから心臓サイクルの波部分の時間間
隔を決定する。
のフローチャートが示される。ある実施例では、心臓のモデルを使って推定最適
AV時間遅延間隔を決定する。ステップ350では、複数の患者を試験するが、
患者のそれぞれが患者の心臓の心室に心臓ペーシングパルスを送り出す。心臓ペ
ーシングパルスは複数の所定のAV時間遅延間隔で送り出す。ある実施例では、
AV時間遅延間隔は患者のP波の発生から測定する。各患者について、試験する
複数のAV時間遅延間隔のそれぞれについてLV+dp/dt値を測定・記録す
る。別の実施例では、試験する複数のAV時間遅延間隔のそれぞれについて大動
脈パルス圧を測定・記録する。ある実施例では、左心室自由壁に異なる5つのA
V遅延時間間隔でペーシングされた患者からデータを取得したが、ここではAV
遅延時間間隔はランダム順で送り出された。
る。例えば、本実施例では、試験した患者は全てCHF患者だった。さらに、モ
デル決定に用いた心臓ペーシングパルスは、心臓の心室領域のあらゆる数の場所
に送り出すことができる。ある実施例では、心臓ペーシングパルスは前述のよう
に患者の左心室自由壁等の左心室の心外位置に送り出す。別の実施例では、心臓
ペーシングパルスは患者の左心室に隣接する心内位置に送り出す。さらに別の実
施例では、心臓ペーシングパルスは患者の右心室の心内位置に送り出す。さらに
、右心室および左心室ペーシングの様々な組み合わせを、最大左心室収縮機能の
決定または試験に用いることができる。
のAV時間遅延間隔の試験中、内在心電図信号も記録する。ある実施例では、内
在心電図信号は左心室自由壁から心外的に記録する。ある実施例では、標準的1
2ポイントリード表面ECG測定を使って内在心電図を測定・記録する。心電図
はデジタル化し(サンプリング周波数:500Hz、分解能:14ビット)、特
別設計のソフトウェアを使ってオフラインで解析した。
機能測定を分析する。各患者のデータを分析して、最大左心室収縮機能を発生し
たAV時間遅延間隔を決定する。各患者について、最大左心室収縮機能を発生す
る所定のAV時間遅延間隔を記録・保存して心臓モデルの決定に用いる。最大左
心室収縮機能を生成するAV時間遅延の決定と共に、試験中に記録する心電図信
号での所定の機能間の時差も決定する。ある実施例では、試験中に記録する心電
図信号を使って、ステップ360で機能時差を決定する。
置した各患者の感知されたP波での第1の所定の機能と、感知されたQRS合成
での第2の所定の機能との機能時差を決定する。ある実施例では、機能時差は心
房感知または感知されたP波のペーシングマークと左心室心電図信号からの感知
されたQRS合成(Q*ポイント)の始まり部分とから導く。この値は前に説明
したPQ*時間間隔314である。別の実施例では、機能時差は心房感知または
感知されたP波のペーシングマークと左心室心電図信号からの感知されたQRS
合成のRポイントの最大歪みポイントとから導く。この値は前に説明したPR時
間間隔318である。さらに別の実施例では、PR間隔機能時差は右心室心電図
信号から導く。測定した正常QRS合成からのPQ’時間間隔314とPR時間
間隔318との値を平均して、推定最適AV時間遅延間隔決定のためのモデル導
出に用いる。さらに、推定最適AV時間遅延間隔値決定から心臓モデルを決定す
る際に用いることのできる他の機能時差が存在する。
06、Rポイント308、Sポイント310およびS’ポイント312の値を決
定し、PQ’時間間隔314、PQ時間間隔316、PR時間間隔318、PS
時間間隔320およびPS’時間間隔322を計算した。そしてPQ’時間間隔
314、PQ時間間隔316、PR時間間隔318、PS時間間隔320および
PS’時間間隔322のそれぞれの平均とそれぞれの標準偏差とを計算した。平
均から少なくとも1標準偏差はなれた測定した時間間隔の値を取り除き、残りの
時間間隔データポイントを再び平均してPQ’時間間隔314、PQ時間間隔3
16、PR時間間隔318、PS時間間隔320およびPS’時間間隔322の
最終平均を求めた。
V時間遅延間隔とから心臓のモデルを生成する。ある実施例では、このモデルは
機能時差と患者の所定のAV時間遅延間隔との関係から生成する。この関係を決
定する1つの方法は、患者の所定のAV時間遅延間隔データ対対応する機能時差
をデカルト座標系にマッピングするものである。マッピングしたデータに基づい
て心臓のモデルを導き出し、その後の推定最適AV時間遅延間隔の決定に用いる
。ある実施例では、推定最適AV時間遅延間隔を決定する心臓モデルは線形モデ
ルである。ある実施例では、このモデルを電気パルス生成装置に用いて、CHF
患者の心臓出力効率を改善するためペーシングパルスを提供するような心臓に対
する療法を設ける。
間隔314、PQ時間間隔316、PR時間間隔318、PS時間間隔320お
よびPS’時間間隔322の組の間の相関を立証するプロットが示される。CH
F患者から集めたデータは、PQ’時間間隔314およびPQ時間間隔316(
図8A)、PR時間間隔318およびPQ時間間隔316(図8B)、ならびに
PS時間間隔322およびPR時間間隔318(図8C)、の間に強い相関を示
す。これら相関は、Q’ポイント304からQポイント306、Qポイント30
6からRポイント308、Rポイント308からSポイント310への時間間隔
がPQ’時間間隔314、PQ時間間隔316、PR時間間隔318、PS時間
間隔320およびPS’時間間隔322からほぼ独立していることを示す。言い
かえると、P波302の位置はQ’ポイント304、Qポイント306、Rポイ
ント308およびSポイント310との差に限られた影響しか与えない。
者によく似ていることを示す。QRS合成の始まりと心室の刺激に一致する心臓
信号がパーキンジェ網と心室内に移動すると、心臓サイクルの残余は調査対象の
患者に似ていた。このような観察に基づき、最適LV同時性達成に必要な特定の
電気的活性化パターンが患者間で似ていることがわかった。(Q’で示す)LV
の電気的活性化の始まりとペーシングマークとの間の時間間隔は、LV同時性の
最適AV時間遅延間隔では患者間で似ている可能性がある。その結果、P波から
左心室の電気的活性化の始まりまで(すなわち、PQ’)の差のため、LV同時
性の最適AV時間遅延間隔の差は大きくなる。
ピングするためのデカルト座標系が示される。各患者について集めた実際のデー
タポイント400を座標系にマッピングする。座標系にマッピングした実際のデ
ータポイント400に基づき、データポイント400を表すモデルを生成する。
ある実施例では、生成したモデルは実際のデータポイント400に線形回帰を実
行して決定する線形モデルである。この線形モデルを使って座標系にトレンドラ
イン410を生成する。ある実施例では、トレンドライン410は実際の最適A
V時間遅延間隔値と機能時差の値との最良全体関係を表す。ある実施例では、線
形回帰によるデータのモデル化により、実際および最小限にする推定AV遅延と
の間の平均二乗差、420ができる。実際のデータとデータポイントを表すモデ
ルとの相関がよいほど、トレンドライン410がデータ間の関係をよりよく表す
ようになる。
臓ペースメーカー22内に収納した心臓信号回路は患者の心電図信号の発生を感
知する。ステップ500において、マイクロプロセッサは感知した心電図信号の
機能からの時間間隔を決定する。ある実施例では、マイクロプロセッサは感知し
たP波とQRS合成からの時間間隔を決定する。ステップ510では、マイクロ
プロセッサは、推定最適AV時間遅延間隔を生成する線形モデル等、モデルの時
間間隔を利用する。そしてステップ520で、移植可能心臓ペースメーカー22
のペーシング出力回路を使って推定最適AV時間遅延間隔に基づきペーシングパ
ルスを生成し、左心室収縮率を強化する(LV+dp/dt)。
た患者に最大左心室収縮機能(LVdp/dt)を生成した所定のAV時間遅延
間隔との関係のマッピングが示される。これらマッピングから、推定最適AV時
間遅延間隔に対する機能タイミング差の関係を表すモデルが生成される。ある実
施例では、図11Aおよび11Bに基づくモデルは実際の最適AV時間遅延間隔
とPQ’時間間隔314およびPR時間間隔318のそれぞれの値との最良全体
関係を表す。
発生する所定のAV時間遅延間隔との相関のマッピングを示す。図11Aのライ
ン600は、プロットしたデータポイントに基づく線形回帰から導いた。ライン
600は直線なので、LV dp/dtの推定最適AV時間遅延間隔はPQ’時
間間隔314の線形関数として次のように書くことができる。 但し、AVDは推定最適AV時間遅延間隔、k1は第1係数、k2は第2係数、
PQ*は心電図信号の機能から導いた時間間隔である。ある実施例では、PQ*
はPQ*時間間隔314である。さらに、第1係数および第2係数は、時間間隔
(この例ではPQ*時間間隔)および最適AV時間遅延間隔のマッピングから経
験的に導かれる。
50内で利用して、患者の感知された心電図信号からの推定最適AV時間遅延間
隔を決定する。ある実施例では、式(1)を使って、心房および左心室位置から
感知した患者の心電図に基づき、最適AV時間遅延間隔を決定する。ある実施例
では、移植可能心臓ペースメーカー22内に収納した心臓信号回路は心臓サイク
ル中、患者のP波およびQ*ポイント両方の発生を感知する。マイクロプロセッ
サ58は感知したP波およびQ*ポイントを受け取り、これら2つの機能間の時
間間隔を決定する。そして時間間隔を式(1)で用いてAV時間遅延間隔を生成
する。移植可能心臓ペースメーカー22は、計算したAV時間遅延間隔で患者の
心臓の少なくとも1つの心室にペーシングパルスを提供し、左心室ピーク排出圧
を強化する。ある実施例では、左心室位置でのペーシングは、心室カテーテル2
6または152を利用して行う。別の実施例では、式(1)に基づき移植可能心
臓ペースメーカーの生成するペーシングパルスは、患者の感知された心電図信号
からリアルタイムに生成される。
シングパルスを左心室位置に送り出し、第1係数、K1は0.93にほぼ等しい
値を持ち、第2係数、K2は55.8にほぼ等しい値を持つ。これら係数値は示
す値に限られず、実際の最適AV時間遅延間隔と心電図信号の機能との関係から
導かれるあらゆる係数値が本発明の範囲内と考えられる。 さらに別の実施例では、図11BはPR時間間隔318と、最大左心室収縮機
能を発生した所定のAV時間遅延間隔との相関のマッピングを示す。図11Bの
ライン610は、プロットしたデータポイントに基づく線形回帰から導いた。ラ
イン610は直線であるため、LV dp/dtの推定最適AV時間遅延間隔は
PR時間間隔318の線形関数として次のように書くことができる。 但し、AVDは推定最適AV時間遅延間隔、k1は第1係数、k2は第2係数、
PRは心電図信号で機能から導いた時間間隔である。ある実施例では、PRはP
R時間間隔318である。さらに、第1係数および第2係数は時間間隔(この例
ではPR時間間隔)および最適AV時間遅延間隔のマッピングから経験的に導か
れる。
50内で利用して、患者の感知された心電図信号からの推定最適AV時間遅延間
隔を決定する。ある実施例では、式(2)を使って、心房および左心室位置から
感知した患者の心電図に基づき、最適AV時間遅延間隔を決定する。そして、式
(2)の推定最適AV遅延間隔を使って患者の左心室にペーシングパルスを送り
出すタイミングを計る。ある実施例では、左心室位置でのペーシングは、心室カ
テーテル26または152を利用して行う。別の実施例では、式(2)に基づき
移植可能心臓ペースメーカーの生成するペーシングパルスは、患者の感知された
心電図信号からリアルタイムに生成される。
シングパルスを左心室位置に送り出し、第1係数、K1は0.82にほぼ等しい
値を持ち、第2係数、K2は112.4にほぼ等しい値を持つ。これら係数値は
示す値に限られず、実際の最適AV時間遅延間隔と心電図信号の機能との関係か
ら導かれるあらゆる係数値が本発明の範囲内と考えられる。
数としての推定最適AV時間遅延間隔のプロットが示される。推定最適AV時間
遅延間隔値は、式(1)および(2)を使って計算するが、機能時差は患者の感
知された心房および左心室心電図から決定した。表1に、CHF患者について式
(1)を使って決定した推定最適AV時間遅延間隔とPQ*時間間隔314を使
った実際の最適AV時間遅延間隔との差を示す。
間隔とPR時間間隔318を使った実際の最適AV時間遅延間隔との差を示す。
430およびライン440からそれぞれ決定するため、ラインを引くデータポイ
ントに依存する。係数の感受性をデータグループのサイズの変化に関して試験し
た。様々な数のデータポイント(すなわち患者数)を使って、実際の最適AV時
間遅延間隔対PQ’時間間隔314のプロットにライン430を生成し、実際の
最適AV時間遅延間隔対PR時間間隔318のプロットにライン440を生成し
た。第1係数、K1、および第2係数、K2の値は、PQ’のプロットのライン
430式およびPRのプロットのライン440式から求めた。
K1の値は0.904から0.974の間を動き、K2は48.3から61.9
の間を動く。一方、式(2)のK1とK2の値は、データポイント数が増えるに
連れて連続的遅延を経験する。その結果、式(1)に使われるK1とK2の値は
、式(2)に使われるK1およびK2の値よりデータポイントの数に対し感受性
が低くなる。そのため、ある実施例では、式(1)で用いるPQ’時間間隔31
4はより式(2)のPR時間間隔318を使うより最適AV時間遅延間隔の予測
に関して正確かつ堅牢である。さらに、PQ’時間間隔314を使った表1およ
び2の実際と推定の最適AV時間遅延間隔の間で平均差を観察すると、PR時間
間隔318を使ったものより正確な結果が出る。但し、PR時間間隔318は、
前述の移植可能心臓ペースメーカー22または移植可能除細動器等の移植可能医
療システム20を使って、PQ’時間間隔314より簡単に測定される。
感知する時に推定最適AV時間遅延間隔を決定するのにも用いる。右心室心電図
信号のPR時間間隔機能時差と、試験する患者にとって最大左心室収縮機能(L
V dp/dt)を発生した所定のAV時間遅延間隔との関係のマッピングに基
づき、式(2)の形式を持つ線形モデルを生成した。この線形モデルを表すライ
ンは、プロットしたデータポイントに基づき、線形回帰で導いた。
50内で利用して患者の感知された心電図信号から推定最適AV時間遅延間隔を
決定する。ある実施例では、式(2)を用いて、心房および少なくとも右心室位
置から感知した患者の心電図に基づき最適AV時間遅延間隔を決定する。そして
式(2)からの推定最適AV遅延間隔を使って患者の右心室にペーシングパルス
を送り出すタイミングを計る。ある実施例では、右心室位置でのペーシングは心
室カテーテル100または150を利用して行う。別の実施例では、式(2)に
基づき移植可能心臓ペースメーカーが生成するペーシングパルスは患者の感知さ
れた心電図信号からリアルタイムに生成される。
室位置からの心臓のペーシングのタイミングを計る。さらに別の実施例では、式
(2)を使って決定した最適AV遅延間隔を使って、右心室および左心室位置両
方からの心臓のペーシングのタイミングを計る。ある実施例では、前述の医療装
置システム20を使って心臓の右心室および左心室の少なくとも1つにペーシン
グパルスを送る。
シングパルスを少なくとも右心室と左心室位置に送り出す時、第1係数、K1は
0.5にほぼ等しい値を持ち、第2係数、K2は、30.0にほぼ等しい値を持
つ。これら係数値は表示の値に限定されず、実際の最適AV時間遅延間隔および
心電図信号での機能との関係から導いたあらゆる係数値が本発明の範囲内と考え
られる。
装置に採用できる。本システムは1個以上の心室のペーシングに用いることがで
きる。1つの心室に複数のペーシングサイトを含む広範囲なペーシング電極構成
が、本発明から逸脱せずに採用できるが、必要な電気的あるいは機械的イベント
がモニタされるものとする。それに従い、本書に述べる係数と方法の順序の変更
は、本発明の範囲を逸脱せずに実行できる。
ある。
ングした内在P波のマーカーと心室ペーシングパルスのマーカーを示すタイミン
グ図である。
。
した内在P波のマーカーと心室ペーシングパルスのマーカーを示すタイミング図
である。
ステムの実施例である。
ステムの実施例である。
ステムの実施例である。
プロットである。
プロットである。
プロットである。
例を示すプロットである。
例を示すプロットである。
Claims (86)
- 【請求項1】 第1電気的イベントと第2電気的イベントとの間隔から生成
する心房心室遅延(AVDc)で心室ペーシングパルスを送るプログラム可能パ
ルスジェネレータであって、前記第1電気的イベントは第1の予測可能時間依存
関係での心房収縮に関連し、前記第2電気的イベントは第2の予測可能時間依存
関係での最大LV+dp/dtについて最適にタイミングした心室ペーシング信
号に関連し、前記間隔は非ペーシング収縮サイクル中に測定されるプログラム可
能パルスジェネレータを備え、 AVDcは最大LV+dp/dtについて最適心房心室遅延に対する間隔の関
係の所定のマッピングから生成し、 AVDcは心室ペーシングのための前記最適心房心室遅延の近似を提供し最大
LV+dp/dtを提供する装置。 - 【請求項2】 前記第1電気的イベントはP波であり、前記第2電気的イベ
ントはQRS合成の始まり(Q*)であり、前記間隔はP波とQ*との間(PQ
*)である請求項1に記載の装置。 - 【請求項3】 AVDcは線形式:AVDc=K1(PQ*)−K2から計
算する請求項2に記載の装置。 - 【請求項4】 K1はほぼ0.94ミリ秒であり、K2はほぼ55.7ミリ
秒である請求項3に記載の装置。 - 【請求項5】 K1はほぼ1.0ミリ秒であり、K2はほぼ67ミリ秒であ
る請求項3に記載の装置。 - 【請求項6】 PQ*は、右心房に電極を持つプログラム可能パルスジェネ
レータと左心室からの信号を感知する電極とを使って測定する請求項3に記載の
装置。 - 【請求項7】 P波は、右心房で最大P波振幅の20%に達した時に検出さ
れる請求項6に記載の装置。 - 【請求項8】 Q*を検出するためのローパスフィルタを備える請求項6に
記載の装置。 - 【請求項9】 Q*は、Q波傾斜が該Q波傾斜の最大絶対値の2%に達した
時に検出される請求項8に記載の装置。 - 【請求項10】 PQ*は、表面EKGを使って測定される請求項3に記載
の装置。 - 【請求項11】 前記第1電気的イベントはP波であり、前記第2電気的イ
ベントはR波のピーク(R)であり、前記間隔はP波とRとの間(PR)である
請求項1に記載の装置。 - 【請求項12】 AVDcは線形式:AVDc=N1(PR)−N2から計
算する請求項11に記載の装置。 - 【請求項13】 N1はほぼ0.82ミリ秒であり、N2はほぼ112ミリ
秒である請求項12に記載の装置。 - 【請求項14】 N1はほぼ1.0ミリ秒であり、N2はほぼ159ミリ秒
である請求項12に記載の装置。 - 【請求項15】 PRは、右心房に電極を持つプログラム可能パルスジェネ
レータと左心室からの信号を感知する電極とを使って測定する請求項12に記載
の装置。 - 【請求項16】 P波は、右心房で最大P波振幅の20%に達した時に検出
される請求項15に記載の装置。 - 【請求項17】 Rは、R波のピークに検出される請求項15に記載の装置
。 - 【請求項18】 前記第1電気的イベントはP波であり、前記第2電気的イ
ベントは収縮期に心室圧の始まりの信号を送るマイクロマノメータからの電気的
信号(Y)である請求項1に記載の装置。 - 【請求項19】 AVDcは線形式:AVDc=M1(PY)−M2から計
算する請求項18に記載の装置。 - 【請求項20】 M1はほぼ0.96ミリ秒であり、M2はほぼ139ミリ
秒である請求項19に記載の装置。 - 【請求項21】 M1はほぼ1.0ミリ秒であり、M2はほぼ150ミリ秒
である請求項19に記載の装置。 - 【請求項22】 PYは、右心房に電極を持つプログラム可能パルスジェネ
レータと左心室の前記マイクロマノメータとを使って測定する請求項18に記載
の装置。 - 【請求項23】 P波は、前記右心房で最大P波振幅の20%に達した時に
検出される請求項22に記載の装置。 - 【請求項24】 前記第1電気的イベントはP波であり、前記第2電気的イ
ベントは収縮期に心室圧の始まりの信号を送る心臓フォノグラムからの電気的信
号(Y)である請求項1に記載の装置。 - 【請求項25】 前記第1電気的イベントはP波であり、前記第2電気的イ
ベントは収縮期に心室圧の始まりの信号を送る加速度計からの電気的信号(Y)
である請求項1に記載の装置。 - 【請求項26】 前記第1電気的イベントはP波であり、前記第2電気的イ
ベントは収縮期に心室圧の始まりの信号を送るドップラー記録からの電気的信号
(Y)である請求項1に記載の装置。 - 【請求項27】 前記第1電気的イベントはP波であり、前記第2電気的イ
ベントは収縮期に心室圧の始まりの信号を送るエコーイメージャからの電気的信
号(Y)である請求項1に記載の装置。 - 【請求項28】 第1の予測可能時間依存関係での心房収縮に関連する第1
電気的イベントと、第2の予測可能時間依存関係での最大LV+dp/dtにつ
いて最適にタイミングした心室ペーシング信号に関連する第2電気的イベントと
の間隔を、非ペーシング収縮サイクル中に測定することと、 最大LV+dp/dtについて最適心房心室遅延に対する間隔の関係の所定の
マッピングから生成した心房心室遅延(AVDc)で心室にペーシングパルスを
送り出すこととを備え、 AVDcは心室のペーシングのための前記最適心房心室遅延の近似を生成して
最大LV+dp/dtを提供する方法。 - 【請求項29】 前記第1電気的イベントはP波であり、前記第2電気的イ
ベントはQRS合成の始まり(Q*)であり、前記間隔はP波とQ*との間(P
Q*)である請求項28に記載の方法。 - 【請求項30】 AVDcは線形式:AVDc=K1(PQ*)−K2から
計算する請求項29に記載の方法。 - 【請求項31】 K1はほぼ0.94ミリ秒であり、K2はほぼ55.7ミ
リ秒である請求項30に記載の方法。 - 【請求項32】 K1はほぼ1.0ミリ秒であり、K2はほぼ67ミリ秒で
ある請求項30に記載の方法。 - 【請求項33】 PQ*は、右心房に電極を持つプログラム可能パルスジェ
ネレータと左心室からの信号を感知する電極とを使って測定する請求項30に記
載の方法。 - 【請求項34】 前記右心房で最大P波振幅の20%に達した時にP波を検
出することを備える請求項33に記載の方法。 - 【請求項35】 ローパスフィルタを使ってQ*を検出することを備える請
求項33に記載の方法。 - 【請求項36】 Q波傾斜が該Q波傾斜の最大絶対値の2%に達した時にQ
*を検出することを備える請求項35に記載の方法。 - 【請求項37】 PQ*は、表面EKGを使って測定される請求項30に記
載の方法。 - 【請求項38】 前記第1電気的イベントはP波であり、前記第2電気的イ
ベントはR波のピーク(R)であり、前記間隔はP波とRとの間(PR)である
請求項28に記載の方法。 - 【請求項39】 AVDcは線形式:AVDc=N1(PR)−N2から計
算する請求項38に記載の方法。 - 【請求項40】 N1はほぼ0.82ミリ秒であり、N2はほぼ112ミリ
秒である請求項39に記載の装置。 - 【請求項41】 N1はほぼ1.0ミリ秒であり、N2はほぼ159ミリ秒
である請求項39に記載の装置。 - 【請求項42】 PRは、右心房に電極を持つプログラム可能パルスジェネ
レータと左心室からの信号を感知する電極とを使って測定する請求項38に記載
の方法。 - 【請求項43】 前記右心房で最大P波振幅の20%に達した時にP波を検
出することを備える請求項42に記載の方法。 - 【請求項44】 R波のピークにRを検出することを備える請求項42に記
載の方法。 - 【請求項45】 前記第1電気的イベントはP波であり、前記第2電気的イ
ベントは収縮期に心室圧の始まりの信号を送るマイクロマノメータからの電気的
信号(Y)である請求項28に記載の方法。 - 【請求項46】 AVDcは線形式:AVDc=M1(PY)−M2から計
算する請求項45に記載の方法。 - 【請求項47】 M1はほぼ0.96ミリ秒であり、M2はほぼ139ミリ
秒である請求項46に記載の方法。 - 【請求項48】 M1はほぼ1.0ミリ秒であり、M2はほぼ150ミリ秒
である請求項46に記載の方法。 - 【請求項49】 PYは、右心房に電極を持つプログラム可能パルスジェネ
レータと左心室の前記マイクロマノメータとを使って測定する請求項45に記載
の方法。 - 【請求項50】 前記右心房で最大P波振幅の20%に達した時にP波を検
出することを備える請求項49に記載の方法。 - 【請求項51】 前記第1電気的イベントはP波であり、前記第2電気的イ
ベントは収縮期に心室圧の始まりの信号を送る心臓フォノグラムからの電気的信
号(Y)である請求項28に記載の方法。 - 【請求項52】 前記第1電気的イベントはP波であり、前記第2電気的イ
ベントは収縮期に心室圧の始まりの信号を送る加速度計からの電気的信号(Y)
である請求項28に記載の方法。 - 【請求項53】 第1電気的イベントはP波、第2電気的イベントは収縮期
に心室圧の始まりの信号を送るドップラー記録からの電気的信号(Y)である請
求項28に記載の方法。 - 【請求項54】 前記第1電気的イベントはP波であり、前記第2電気的イ
ベントは収縮期に心室圧の始まりの信号を送るエコーイメージャからの電気的信
号(Y)である請求項28に記載の方法。 - 【請求項55】 心室の機械的活動を表す信号をモニタすることと、 ピークプラス心室圧変化を最大限にする心室ペーシングの送り出しに対しほぼ
一定のタイミング関係を持つ心室の機械的イベントYを決定することと、 イベントYのタイミングを使ってペーシングパルスを送り出すこととを備える
方法。 - 【請求項56】 心室の機械的活動に関連するイベントは心室圧の傾斜の測
定を含む請求項55に記載の方法。 - 【請求項57】 前記イベントは、母集団平均の20msまたは25%の小
さい方の標準偏差を持つ請求項55に記載の方法。 - 【請求項58】 心室の電気的活動を表す信号をモニタすることと、 ピークプラス心室圧変化を最大限にする心室ペーシングの送り出しに対しほぼ
一定のタイミング関係を持つ心室の機械的イベントZを決定することと、 イベントZのタイミングを使ってペーシングパルスを送り出すこととを備える
方法。 - 【請求項59】 心室の電気的活動を表す信号は、心室から心内もしくは心
外的に記録された心臓内電位図を備える請求項58に記載の方法。 - 【請求項60】 心室の電気的活動を表す信号は12リード表面ECGから
なる請求項58に記載の方法。 - 【請求項61】 前記イベントは、QRS合成の始まりであるQ*である請
求項58に記載の方法。 - 【請求項62】 前記イベントは、外部もしくは移植可能装置が送り出すマ
ーカー信号である請求項58に記載の方法。 - 【請求項63】 心房の機械的活動を表す信号をモニタすることと、 心房収縮のピークに対しほぼ一定のタイミング関係を持つ心室の機械的イベン
トXを決定することと、 イベントXのタイミングを使ってペーシングパルスを送り出すこととを備える
方法。 - 【請求項64】 心房電気的イベントPと心室機械的イベントYとの間の時
間間隔PYを使って、LV+dp/dt(収縮率)を最大限増加するよう最適化
した最適心房心室遅延時間(AVDc)で心室ペーシングパルスを送り出すこと
を備える方法。 - 【請求項65】 ミリ秒での時間間隔PYの関数としてミリ秒で最適心房心
室遅延(AVDc)を決定することと、 与えられた推定AVDcに前記最適心房心室遅延(AVDc)を近似するモデ
ルを決定することと、 推定AVDcを使ってLV+dp/dt(収縮率)を最大限にするため次の(
新しい)患者に心室ペーシングパルスを送ることとを備える請求項64に記載の
方法。 - 【請求項66】 時間間隔PYと実験的に決定した前記最適心房心室遅延(
AVDc)との間に線形回帰(最良ライン適合)を行うことと、 M1およびM2が線形回帰(最良ライン適合)の係数であるM1(PY)−M
2で与えられる推定AVDcを使ってペーシング信号を送り出すこととを備える
請求項65に記載の方法。 - 【請求項67】 ペーシングは左心室に送り出され、前記時間間隔PYは、
右心房感知マーカーPからLV収縮の始まりに対応する内在LV圧力展開の始ま
りYまでで測定され、M1はほぼkkであり、M2はほぼqqミリ秒であり、推
定AVDcの最良ライン適合がkkPY−qqである請求項66に記載の方法。 - 【請求項68】 前記時間間隔PYと実験的に決定する前記最適心房心室遅
延(AVDc)との間のミリ秒でのnとして表す時差を測定することと、 当該時差nを患者母集団に対して平均することと、 naが前記時差nの平均であるところのPY−naで与えられる推定AVDc
を使ってペーシング信号を送り出すこととを備える請求項65に記載の方法。 - 【請求項69】 ペーシングは左心室に送り出され、前記時間間隔PYは、
右心房感知マーカーPからLV収縮の始まりに対応する内在LV圧力展開の始ま
りYまでで測定され、naはほぼkkミリ秒であり、推定AVDcはPY−kk
である請求項65に記載の方法。 - 【請求項70】 フィルタ済み信号を与えるため心室電気的イベントを表す
信号をフィルタすることと、 Qポイントに関連する前記フィルタ済み信号部分を決定することと、 Qポイントに関連するフィルタ済み信号の傾斜が前記Qポイントに関連するフ
ィルタ済み信号の最大傾斜の所定の比率である位置に、Q*を見つけることとを
備える方法。 - 【請求項71】 前記所定の比率が2%である錆求項70に記載の方法。
- 【請求項72】 各心臓サイクルを繰り返す心臓基準イベントを選択するこ
とと、 最適心房心室遅延に関連する心臓機能パラメータの関数として変化する心臓可
変イベントを選択することと、 非ペーシング条件での前記心臓基準イベントと前記心臓可変イベントとの内在
時間間隔を測定することと、 前記心臓機能パラメータの最適化のため前記最適心房心室遅延を決定すること
と、 多数の患者について前記最適心房心室遅延に対する複数の内在時間間隔組を集
めることと、 前記内在時間間隔と前記最適心房心室遅延との間に数学的関係を生成すること
とを備える方法。 - 【請求項73】 前記数学的関係と特定の患者の特定の測定済み内在時間間
隔から生成した推定最適心房心室遅延を使ってペーシングパルスを生成すること
を備える請求項72に記載の方法。 - 【請求項74】 前記心臓機能パラメータは収縮率である請求項72に記載
の方法。 - 【請求項75】 前記心臓機能パラメータは最大パルス圧または拍動量であ
る請求項72に記載の方法。 - 【請求項76】 前記心臓基準イベントは電気的心臓イベントである請求項
72に記載の方法。 - 【請求項77】 前記心臓基準イベントは機械的心臓イベントである請求項
72に記載の方法。 - 【請求項78】 前記心臓可変イベントは電気的心臓イベントである請求項
72に記載の方法。 - 【請求項79】 前記心臓可変イベントは機械的心臓イベントである請求項
72に記載の方法。 - 【請求項80】 第2の心臓機能パラメータを最適化するための第2の最適
心房心室遅延を決定することと、 多数の患者について第2の最適心房心室遅延に対する複数の内在時間間隔組を
集めることと、 前記内在時間間隔である前記最適心房心室遅延と前記第2の最適心房心室遅延
との間に、第2の数学的関係を生成することとを備える請求項72に記載の方法
。 - 【請求項81】 前記第2の数学的関係によって、心臓機能パラメータと第
2の心臓機能パラメータを最適化するための最適心房心室遅延が生まれる請求項
80に記載の方法。 - 【請求項82】 前記心臓機能パラメータは収縮率であり、前記第2の心臓
機能パラメータは拍動量である請求項80に記載の方法。 - 【請求項83】 前記数学的関係はAVDcs=K3PRm−K4ミリ秒で
ある請求項82に記載の方法。 - 【請求項84】 前記数学的関係はAVDcs=0.5PRm−15ミリ秒
である請求項83に記載の方法。 - 【請求項85】 前記心房心室遅延は多数の異なる最適心臓機能パラメータ
および心臓機能パラメータの組み合わせについて切り替え可能である請求項80
〜84に記載の方法。 - 【請求項86】 請求項28〜86に記載のタイミング関係のいずれかでパ
ルスを生成するためのプログラム可能移植可能装置。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US8470498P | 1998-05-08 | 1998-05-08 | |
US09/075,278 | 1998-05-08 | ||
US09/075,278 US6144880A (en) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | Cardiac pacing using adjustable atrio-ventricular delays |
US60/084,704 | 1998-05-08 | ||
PCT/US1999/010142 WO1999058191A1 (en) | 1998-05-08 | 1999-05-07 | Cardiac pacing using adjustable atrio-ventricular delays |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008121532A Division JP2008194496A (ja) | 1998-05-08 | 2008-05-07 | 調整可能心房心室遅延を使った心臓ペーシング |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002514478A true JP2002514478A (ja) | 2002-05-21 |
JP2002514478A5 JP2002514478A5 (ja) | 2006-02-09 |
JP4170591B2 JP4170591B2 (ja) | 2008-10-22 |
Family
ID=26756652
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000548039A Expired - Fee Related JP4170591B2 (ja) | 1998-05-08 | 1999-05-07 | 調整可能心房心室遅延を使った心臓ペーシング |
JP2008121532A Pending JP2008194496A (ja) | 1998-05-08 | 2008-05-07 | 調整可能心房心室遅延を使った心臓ペーシング |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008121532A Pending JP2008194496A (ja) | 1998-05-08 | 2008-05-07 | 調整可能心房心室遅延を使った心臓ペーシング |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1079893B1 (ja) |
JP (2) | JP4170591B2 (ja) |
AT (1) | ATE300975T1 (ja) |
CA (1) | CA2331316A1 (ja) |
DE (1) | DE69926502T2 (ja) |
WO (1) | WO1999058191A1 (ja) |
Cited By (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006515796A (ja) * | 2003-01-28 | 2006-06-08 | カーディアック・ペースメーカーズ・インコーポレーテッド | ペーシング・パラメータを設定するための方法および装置 |
JP2008516740A (ja) * | 2004-10-20 | 2008-05-22 | ボストン サイエンティフィック リミテッド | リード無し心臓刺激システム |
JP2008534218A (ja) * | 2005-04-05 | 2008-08-28 | カーディアック・ペースメーカーズ・インコーポレーテッド | 心臓周期に同期化される神経刺激器 |
JP2008538983A (ja) * | 2005-04-25 | 2008-11-13 | カーディアック・ペースメーカーズ・インコーポレーテッド | 機械的心臓非同期性を処置する装置 |
JP2008539986A (ja) * | 2005-05-13 | 2008-11-20 | カーディアック・ペースメーカーズ・インコーポレーテッド | 冠動脈ステントを使用した心臓保護ペーシング・システム |
JP2010540076A (ja) * | 2007-09-25 | 2010-12-24 | カーディアック ペースメイカーズ, インコーポレイテッド | 治療効果のための間欠的興奮性心刺激の閉ループ制御 |
US8185213B2 (en) | 2006-07-21 | 2012-05-22 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Delivery of cardiac stimulation devices |
US8204605B2 (en) | 2008-02-07 | 2012-06-19 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Multi-site atrial electrostimulation |
US8290600B2 (en) | 2006-07-21 | 2012-10-16 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Electrical stimulation of body tissue using interconnected electrode assemblies |
US8306615B2 (en) | 2005-08-19 | 2012-11-06 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Method and apparatus for delivering chronic and post-ischemia cardiac therapies |
US8340780B2 (en) | 2004-10-20 | 2012-12-25 | Scimed Life Systems, Inc. | Leadless cardiac stimulation systems |
US8340764B2 (en) | 2005-05-13 | 2012-12-25 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Method and apparatus for cardiac protection pacing |
US8396552B2 (en) | 2005-05-13 | 2013-03-12 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Method and apparatus for initiating and delivering cardiac protection pacing |
US8452400B2 (en) | 2005-04-25 | 2013-05-28 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Method and apparatus for pacing during revascularization |
US8521278B2 (en) | 2008-05-08 | 2013-08-27 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Smart delay for intermittent stress therapy |
US8548586B2 (en) | 2008-01-29 | 2013-10-01 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Configurable intermittent pacing therapy |
US8626301B2 (en) | 2003-12-24 | 2014-01-07 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Automatic baroreflex modulation based on cardiac activity |
US8644934B2 (en) | 2006-09-13 | 2014-02-04 | Boston Scientific Scimed Inc. | Cardiac stimulation using leadless electrode assemblies |
JP2014138884A (ja) * | 2007-06-29 | 2014-07-31 | Cardiac Pacemakers Inc | 電極構成を用いた心臓リズム管理システム |
US10022538B2 (en) | 2005-12-09 | 2018-07-17 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Cardiac stimulation system |
US10583301B2 (en) | 2016-11-08 | 2020-03-10 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Implantable medical device for atrial deployment |
US11724109B2 (en) | 2004-10-12 | 2023-08-15 | Cardiac Pacemakers, Inc. | System and method for sustained baroreflex stimulation |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1106206B1 (de) | 1999-11-30 | 2007-06-27 | BIOTRONIK GmbH & Co. KG | Gerät zur Regelung der Herzfrequenz und der Herzpumpkraft |
US6597951B2 (en) | 2001-03-16 | 2003-07-22 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Automatic selection from multiple cardiac optimization protocols |
US6704598B2 (en) | 2001-05-23 | 2004-03-09 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Cardiac rhythm management system selecting between multiple same-chamber electrodes for delivering cardiac therapy |
US7697977B2 (en) | 2002-11-27 | 2010-04-13 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Method and apparatus for determining relative depolarization at multiple cardiac sensing sites |
US7206634B2 (en) | 2002-07-26 | 2007-04-17 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Method and apparatus for optimizing cardiac pumping performance |
US20050125041A1 (en) | 2003-11-05 | 2005-06-09 | Xiaoyi Min | Methods for ventricular pacing |
US9002452B2 (en) | 2003-11-07 | 2015-04-07 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Electrical therapy for diastolic dysfunction |
US7184835B2 (en) | 2003-12-12 | 2007-02-27 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Method and apparatus for adjustable AVD programming using a table |
US7363077B1 (en) | 2004-11-09 | 2008-04-22 | Pacesetters, Inc. | Adaptive timing interval control method for treating congestive heart failure |
US7613514B2 (en) | 2005-04-19 | 2009-11-03 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Selective resynchronization therapy optimization based on user preference |
US7702390B1 (en) | 2006-12-13 | 2010-04-20 | Pacesetter, Inc. | Rate adaptive biventricular and cardiac resynchronization therapy |
US7778706B1 (en) | 2006-12-13 | 2010-08-17 | Pacesetter, Inc. | Rate adaptive biventricular and cardiac resynchronization therapy |
US7881787B1 (en) | 2006-12-18 | 2011-02-01 | Pacesetter, Inc. | Capture detection system and method CRT therapy |
US7912544B1 (en) | 2007-04-20 | 2011-03-22 | Pacesetter, Inc. | CRT responder model using EGM information |
US7941217B1 (en) | 2008-03-25 | 2011-05-10 | Pacesetter, Inc. | Techniques for promoting biventricular synchrony and stimulation device efficiency using intentional fusion |
US8442634B2 (en) | 2008-12-04 | 2013-05-14 | Pacesetter, Inc. | Systems and methods for controlling ventricular pacing in patients with long inter-atrial conduction delays |
EP2575959B1 (en) | 2010-06-03 | 2017-07-12 | Cardiac Pacemakers, Inc. | System for controlling target of neurostimulation using temporal parameters |
EP2712549B1 (fr) * | 2012-10-01 | 2015-03-11 | Sorin CRM SAS | Dispositif d'évaluation de la désynchronisation ventriculaire temporelle |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5318595A (en) * | 1989-09-25 | 1994-06-07 | Ferek Petric Bozidar | Pacing method and system for blood flow velocity measurement and regulation of heart stimulating signals based on blood flow velocity |
US5024222A (en) * | 1990-02-21 | 1991-06-18 | Siemens-Pacesetter, Inc. | Hemodynamically rate responsive pacemaker and method of automatically adjusting the escape and A-V intervals |
DE69122015T2 (de) * | 1990-09-11 | 1997-04-17 | Ferek Petric Bozidar | Herzelektrotherapiesystem |
US5334222A (en) * | 1992-11-03 | 1994-08-02 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Cardiac stimulating apparatus and method for heart failure therapy |
US5690689A (en) * | 1992-11-13 | 1997-11-25 | Pacesetter, Inc. | Dual-chamber implantable stimulation device having adaptive AV intervall and method for treating cardiomyopathy thereof |
US5340361A (en) * | 1992-11-13 | 1994-08-23 | Siemens Pacesetter, Inc. | Implantable pacemaker having adaptive AV interval adoptively shortened to assure ventricular pacing |
US5554177A (en) * | 1995-03-27 | 1996-09-10 | Medtronic, Inc. | Method and apparatus to optimize pacing based on intensity of acoustic signal |
US5700283A (en) * | 1996-11-25 | 1997-12-23 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Method and apparatus for pacing patients with severe congestive heart failure |
JPH10325645A (ja) | 1997-05-26 | 1998-12-08 | Denso Corp | 冷媒蒸発器 |
-
1999
- 1999-05-07 EP EP99921811A patent/EP1079893B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-05-07 WO PCT/US1999/010142 patent/WO1999058191A1/en active IP Right Grant
- 1999-05-07 CA CA002331316A patent/CA2331316A1/en not_active Abandoned
- 1999-05-07 JP JP2000548039A patent/JP4170591B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1999-05-07 AT AT99921811T patent/ATE300975T1/de not_active IP Right Cessation
- 1999-05-07 DE DE69926502T patent/DE69926502T2/de not_active Expired - Lifetime
-
2008
- 2008-05-07 JP JP2008121532A patent/JP2008194496A/ja active Pending
Cited By (48)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4689594B2 (ja) * | 2003-01-28 | 2011-05-25 | カーディアック ペースメイカーズ, インコーポレイテッド | ペーシング・パラメータを設定するための方法および装置 |
JP2006515796A (ja) * | 2003-01-28 | 2006-06-08 | カーディアック・ペースメーカーズ・インコーポレーテッド | ペーシング・パラメータを設定するための方法および装置 |
US8626301B2 (en) | 2003-12-24 | 2014-01-07 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Automatic baroreflex modulation based on cardiac activity |
US11724109B2 (en) | 2004-10-12 | 2023-08-15 | Cardiac Pacemakers, Inc. | System and method for sustained baroreflex stimulation |
US10029092B2 (en) | 2004-10-20 | 2018-07-24 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Leadless cardiac stimulation systems |
US8478408B2 (en) | 2004-10-20 | 2013-07-02 | Boston Scientific Scimed Inc. | Leadless cardiac stimulation systems |
US9545513B2 (en) | 2004-10-20 | 2017-01-17 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Leadless cardiac stimulation systems |
US9072911B2 (en) | 2004-10-20 | 2015-07-07 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Leadless cardiac stimulation systems |
JP2008516740A (ja) * | 2004-10-20 | 2008-05-22 | ボストン サイエンティフィック リミテッド | リード無し心臓刺激システム |
US10850092B2 (en) | 2004-10-20 | 2020-12-01 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Leadless cardiac stimulation systems |
US9925386B2 (en) | 2004-10-20 | 2018-03-27 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Leadless cardiac stimulation systems |
US8332036B2 (en) | 2004-10-20 | 2012-12-11 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Leadless cardiac stimulation systems |
US8340780B2 (en) | 2004-10-20 | 2012-12-25 | Scimed Life Systems, Inc. | Leadless cardiac stimulation systems |
US10076658B2 (en) | 2004-10-20 | 2018-09-18 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Leadless cardiac stimulation systems |
US10493288B2 (en) | 2004-10-20 | 2019-12-03 | Boston Scientific Scimed Inc. | Leadless cardiac stimulation systems |
JP2008534218A (ja) * | 2005-04-05 | 2008-08-28 | カーディアック・ペースメーカーズ・インコーポレーテッド | 心臓周期に同期化される神経刺激器 |
US8452398B2 (en) | 2005-04-05 | 2013-05-28 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Method and apparatus for synchronizing neural stimulation to cardiac cycles |
JP2008538983A (ja) * | 2005-04-25 | 2008-11-13 | カーディアック・ペースメーカーズ・インコーポレーテッド | 機械的心臓非同期性を処置する装置 |
US10549101B2 (en) | 2005-04-25 | 2020-02-04 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Method and apparatus for pacing during revascularization |
US9415225B2 (en) | 2005-04-25 | 2016-08-16 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Method and apparatus for pacing during revascularization |
US9649495B2 (en) | 2005-04-25 | 2017-05-16 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Method and apparatus for pacing during revascularization |
US8452400B2 (en) | 2005-04-25 | 2013-05-28 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Method and apparatus for pacing during revascularization |
US8855762B2 (en) | 2005-05-13 | 2014-10-07 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Method and apparatus for cardiac protection pacing |
US8340764B2 (en) | 2005-05-13 | 2012-12-25 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Method and apparatus for cardiac protection pacing |
US8396552B2 (en) | 2005-05-13 | 2013-03-12 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Method and apparatus for initiating and delivering cardiac protection pacing |
JP2008539986A (ja) * | 2005-05-13 | 2008-11-20 | カーディアック・ペースメーカーズ・インコーポレーテッド | 冠動脈ステントを使用した心臓保護ペーシング・システム |
US8306615B2 (en) | 2005-08-19 | 2012-11-06 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Method and apparatus for delivering chronic and post-ischemia cardiac therapies |
US10022538B2 (en) | 2005-12-09 | 2018-07-17 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Cardiac stimulation system |
US11154247B2 (en) | 2005-12-09 | 2021-10-26 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Cardiac stimulation system |
US11766219B2 (en) | 2005-12-09 | 2023-09-26 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Cardiac stimulation system |
US8185213B2 (en) | 2006-07-21 | 2012-05-22 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Delivery of cardiac stimulation devices |
US8290600B2 (en) | 2006-07-21 | 2012-10-16 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Electrical stimulation of body tissue using interconnected electrode assemblies |
US9662487B2 (en) | 2006-07-21 | 2017-05-30 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Delivery of cardiac stimulation devices |
US11338130B2 (en) | 2006-07-21 | 2022-05-24 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Delivery of cardiac stimulation devices |
US9308374B2 (en) | 2006-07-21 | 2016-04-12 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Delivery of cardiac stimulation devices |
US10426952B2 (en) | 2006-07-21 | 2019-10-01 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Delivery of cardiac stimulation devices |
US9956401B2 (en) | 2006-09-13 | 2018-05-01 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Cardiac stimulation using intravascularly-deliverable electrode assemblies |
US8644934B2 (en) | 2006-09-13 | 2014-02-04 | Boston Scientific Scimed Inc. | Cardiac stimulation using leadless electrode assemblies |
JP2014138884A (ja) * | 2007-06-29 | 2014-07-31 | Cardiac Pacemakers Inc | 電極構成を用いた心臓リズム管理システム |
JP2010540076A (ja) * | 2007-09-25 | 2010-12-24 | カーディアック ペースメイカーズ, インコーポレイテッド | 治療効果のための間欠的興奮性心刺激の閉ループ制御 |
US8548586B2 (en) | 2008-01-29 | 2013-10-01 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Configurable intermittent pacing therapy |
US8738147B2 (en) | 2008-02-07 | 2014-05-27 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Wireless tissue electrostimulation |
US10307604B2 (en) | 2008-02-07 | 2019-06-04 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Wireless tissue electrostimulation |
US9393405B2 (en) | 2008-02-07 | 2016-07-19 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Wireless tissue electrostimulation |
US8204605B2 (en) | 2008-02-07 | 2012-06-19 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Multi-site atrial electrostimulation |
US9795797B2 (en) | 2008-02-07 | 2017-10-24 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Wireless tissue electrostimulation |
US8521278B2 (en) | 2008-05-08 | 2013-08-27 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Smart delay for intermittent stress therapy |
US10583301B2 (en) | 2016-11-08 | 2020-03-10 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Implantable medical device for atrial deployment |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008194496A (ja) | 2008-08-28 |
EP1079893B1 (en) | 2005-08-03 |
DE69926502T2 (de) | 2006-06-01 |
JP4170591B2 (ja) | 2008-10-22 |
WO1999058191A1 (en) | 1999-11-18 |
EP1079893A1 (en) | 2001-03-07 |
CA2331316A1 (en) | 1999-11-18 |
DE69926502D1 (de) | 2005-09-08 |
ATE300975T1 (de) | 2005-08-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4170591B2 (ja) | 調整可能心房心室遅延を使った心臓ペーシング | |
US6360127B1 (en) | Cardiac pacing using adjustable atrio-ventricular delays | |
US7184835B2 (en) | Method and apparatus for adjustable AVD programming using a table | |
US7110817B2 (en) | Method and apparatus for optimizing ventricular synchrony during DDD resynchronization therapy using adjustable atrio-ventricular delays | |
US7158830B2 (en) | Method and apparatus for optimizing stroke volume during DDD resynchronization therapy using adjustable atrio-ventricular delays | |
US7769451B2 (en) | Method and apparatus for optimizing cardiac resynchronization therapy | |
US6738667B2 (en) | Implantable medical device for treating cardiac mechanical dysfunction by electrical stimulation | |
US6438408B1 (en) | Implantable medical device for monitoring congestive heart failure | |
EP1980292A2 (en) | Pulmonary pressure monitoring | |
EP2303402A1 (en) | Implantable heart stimulator determining left ventricular systolic pressure |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A524 | Written submission of copy of amendment under article 19 pct |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524 Effective date: 20051019 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051111 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051111 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061219 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20070316 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20070330 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070618 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080108 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080507 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20080410 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20080623 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080708 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080807 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D04 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815 Year of fee payment: 3 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D03 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120815 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130815 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |