JP2002513902A - 自動車用の多層パイプ - Google Patents

自動車用の多層パイプ

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JP2002513902A
JP2002513902A JP2000547397A JP2000547397A JP2002513902A JP 2002513902 A JP2002513902 A JP 2002513902A JP 2000547397 A JP2000547397 A JP 2000547397A JP 2000547397 A JP2000547397 A JP 2000547397A JP 2002513902 A JP2002513902 A JP 2002513902A
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ソーリン メータ
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ソルベイ オートモーティブ インコーポレイテッド
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L9/00Rigid pipes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L9/00Rigid pipes
    • F16L9/12Rigid pipes of plastics with or without reinforcement
    • F16L9/125Rigid pipes of plastics with or without reinforcement electrically conducting

Abstract

(57)【要約】 互いに直接結合されている外側領域1と内側領域2とを有し、前記外側領域1はポリエチレンからなる単一の層を有し、前記内側領域2は静電エネルギーを散逸させることが可能で、且つ、炭化水素の透過を妨げることが可能な、自動車用のパイプ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の属する技術分野) 本発明は、自動車用のパイプに関し、特に自動車の燃料タンクの接続に用いら
れる多層フィラーパイプに関する。
【0002】 (発明の背景) 自動車の燃料タンクの接続に用いられるフィラーパイプは、排気耐性、導電率
価格、重量および耐久性に関する事項も含めた多くの設計制約事項を受ける。例
えば、the U.S. Clean Air Act Amendment of 1990 は、より厳しい炭化水素の
排気水準を全ての自動車に課している。いわゆる軽自動車には、炭化水素につい
て一日あたり2グラム未満の排気水準を満たすことが求められる。その水準は、
今後の数年間で段階的に導入され、2000年にはその水準に100%従うこと
になる。
【0003】 導電率については、自動車燃料は、非導電性の表面を燃料が移動するときに形
成される荷電粒子を有している。この電荷がフィラーパイプの一部で放出される
と、放電によってパイプの強度が低下し、パイプの破損、漏れおよび発火がもた
らされる。そのため、フィラーパイプの燃料が通過する表面は、蓄積される静電
気の電荷を散逸させるのに十分な表面導電性を有していなければならない。
【0004】 価格の制約もまた、いくつかの設計要素を規定する。製造コストが第一に考慮
される事項であるが、製造品である自動車の運転コストもまた、綿密に検討され
る。この運転コストは、燃料の消費およびその効率に影響を与える、自動車の重
量の関数である。これらの懸念に対処するために、フィラーパイプを形成するた
めの低コストで軽量な材料を認定することが重要である。
【0005】 火は、自動車においては不断の脅威である。フィラーパイプはこの脅威に対す
る耐性がなければならない。それに加えて、欧州の仕様書の最近の変化により、
欧州市場における自動車およびその燃料系に対する耐火性の要求が増大している
。このような理由から、フィラーパイプが十分な耐火性を有していることが重要
である。
【0006】 フィラーパイプはまた、腐食や機械的な故障などの自動車における危険要素に
対する耐性がなければならない。パイプがさらされ得る腐食剤としては、燃料、
オイル、ブレーキ液および路上の塩(road salt)が挙げられる。フィラーパイプ
に作用し得る機械的な現象としては、変形、疲労および振動が挙げられる。この
ような理由から、フィラーパイプの材料が十分な耐久性を有していることが重要
である。
【0007】 欧州および米国の双方において、上述の設計水準を達成する新しい燃料系が検
討されている。米国においては、たいていの自動車に鋼鉄製のフィラーパイプが
用いられている。鋼鉄製のパイプは、比較的製造が容易であり、良好な導電性を
有し、炭化水素を透過させないものの、重く、腐食しやすいという点で好ましく
ない。欧州においては、多くの自動車は、高密度ポリエチレンを用いて形成され
た、ポリマーを主体とするフィラーパイプを備えている。このパイプは低コスト
、軽量であるものの、高い透過性を有し、そのほとんどが非導電性である。その
ため、欧州のフィラーパイプ技術は、非導電性であって米国における排気水準の
要求を満たすことができないという重大な問題を有している。
【0008】 合成材料からなる燃料ライン管および蒸気回収ラインが提案されている。これ
らは、現代のフィラーパイプにおいて好ましい特性を有している。しかしながら
、例えばポリアミドからなる材料は、フィラーパイプの製造においては使用でき
ない位に高価である。これらのコスト的な制約は、燃料ライン管の製造において
は、例えば高温高圧下での性能や低減された伸張特性といった、フィラーパイプ
の製造においては考慮されない付加的な設計水準のために許容されている。
【0009】 燃料ライン管の製造の分野においては、様々な合成管材料が提案されている。
HsichのWO98/01694号は、燃料ライン管に適用される多層管構造(multi-
layer tubing assembly)を開示している。この多層管においては、ポリアミドの
ようなゴム状の多相ポリマーからなる外側層が、中間接着層と半導電性のフッ素
樹脂からなる内側層とを覆っている。外側層のゴム状の多相ポリマーは、ポリア
ミド、ポリエステル、ポリウレタンおよびメタロセンポリオレフィンのポリマー
ブレンドまたはコポリマーからなる群から選択される。
【0010】 Cheneyの米国特許5,566,720号は、二層構造の燃料ライン管を提案して
いる。この燃料ライン管は、耐久性および外的条件による劣化に対する耐性を有
する材料、好ましくはポリアミド、から形成された腐食耐性を有する厚い最外側
層と、ターポリマーからなり、最外側層と結合された最内側燃料接触層とを有す
る。
【0011】 Nooneの米国特許5,678,611号は、共押し出し成形された三層構造の燃料
ライン管を開示している。この燃料ライン管は、押し出し可能なポリアミドから
形成される外壁と、内側の炭化水素バリア層と、それらの中間にある結合層とを
有する。内側の炭化水素バリア層は、静電エネルギーを散逸させることが可能で
あり、それに対して外側の層は、外的環境に対して非反応性のポリアミドからな
る比較的厚い層を含む。
【0012】 フィラーパイプは、炭化水素に対して高い不透過性を有し、静電気を放電する
ことができることが好ましい。さらに、耐火性および火によるダメージに対する
耐性を有していることが好ましい。フィラーパイプは、軽量、安価であるととも
に、自動車の使用環境における状況による化学的および機械的な劣化に対する耐
性を有していることが好ましい。
【0013】 (発明の概要) この特許出願は、1998年5月7日に出願された米国仮出願60/084,568,号
に関連し、その開示内容は本願明細書にすべて援用される。
【0014】 本発明の目的は、高い不透過性、導電性および耐火性を有し、軽量、安価、か
つ丈夫なフィラーパイプを提供することにある。ポリエチレン、とりわけ、中密
度から高密度のポリエチレンは、ポリアミドのような、耐久性がある他の好まし
い合成材料の代わりとして、安価で耐久性がある好ましい材料である。ポリエチ
レンは、低コストで軽量であるので、ポリエチレンから形成されるフィラーパイ
プは、より厚い壁厚で形成され得る。付加された厚さと材料の選択とが、耐久性
を向上させるとともにフィラーパイプの耐火性を向上させる。ポリエチレンから
なる外側領域と、導電性バリア材料からなる領域とから構成されるフィラーパイ
プは、不透過性、導電性、耐火性、軽量および安価であり、化学的および機械的
な劣化に対する耐性を有し、そのことによって、従来のフィラーパイプ技術の上
述の懸念および欠点が解決される。
【0015】 本発明によるフィラーパイプは、断面において、互いに直接的に隣接する2つ
の領域を有しており、外側領域はポリエチレンを含み、内側領域は、静電エネル
ギーを散逸させることができ、且つ、炭化水素の透過を妨げることができる材料
を含む。
【0016】 上述の目的および利点は、添付された請求項によって特に示される手段および
組み合わせによって、理解され、達成される。本発明の付加的な目的および付随
する利点は、以下の説明においていくぶん開示されているか、あるいは、本発明
の実施または使用によって理解され得る。上述の一般的な説明および以下の詳細
な説明は、例示的で説明に役立つものであって、請求項で規定されている本発明
はこれに限定されるものではない。
【0017】 (好適な実施形態の詳細な説明) この説明において述べられている全ての特許、特許出願および文献は、全て本
願明細書に援用する。矛盾する場合には、定義も含めて、本開示が優先する。
【0018】 本発明は、自動車の燃料タンクの接続に用いられる多層フィラーパイプである
。フィラーパイプは、液体、特に炭化水素を含む液体を運ぶことができる。フィ
ラーパイプ材料は、自動車における使用に適しており、石や路面の破片による衝
撃、様々な衝撃、振動疲労および温度変化に耐え得ることによって自動車の使用
環境に対する耐性を有する外側領域を有している。さらに、フィラーパイプ材料
は、ブレーキ液、エンジンオイル、路上の塩およびガソリンなどのような、自動
車の通常運転によりさらされる様々な腐食性の薬剤または劣化性の薬剤に対する
耐性を有する。
【0019】 本発明によるフィラーパイプは、外側領域と内側領域とを有する。本発明によ
るフィラーパイプは、ブロー成形や共押し出し成形などの適当な方法により製造
され得る。しかしながら、外側領域および内側領域を形成するための従来の共押
し出しプロセスにおいて所定の熱可塑性の材料を共押し出しすることが最も好ま
しい。フィラーパイプは、好適な長さに共押し出しされ得るし、連続的な長さに
共押し出しされたあとに用途に応じて切断され得る。フィラーパイプを構成する
様々な層は、フィラーパイプの寿命を通じ、好ましく互いに結合されており、好
ましく剥離に対する耐性を有している。
【0020】 本発明によるフィラーパイプは、所望の好適な壁厚(内側領域のもっとも内側
の壁面から外側領域のもっとも外側の壁面まで測る場合の壁厚)を有し得る。自
動車系に用いられる本発明の好適な壁厚は、一般に、約1.5mmと約3.0m
mとの間であり、好ましくは、約2.0mmと約3.0mmとの間であり、もっ
とも好ましくは、約2.4mmと約2.6mmとの間である。
【0021】 外側領域1は、本発明による多層パイプに好適な強度および耐久性を得るに十
分な壁厚を有する。「外側領域」とは、フィラーパイプの半径方向においてもっ
とも外側の領域を意味する。外側領域1は、最終的に得られるフィラーパイプの
外形を与えるポリエチレンからなる単一の層を有する。外側領域1のポリエチレ
ンはまた、フィラーパイプに構成部品を据え付けるための適当な構造を与えるの
に十分なほど厚く形成され得る。それは、典型的な自動車の使用環境における火
、衝撃、振動衝撃、および腐食作用に対する耐性を有している。
【0022】 本発明のフィラーパイプに用いられるポリエチレンは、適当なグレードであり
得るが、とりわけ、中密度から高密度のポリエチレンが好ましい。フィラーパイ
プに用いられるポリエチレンは、プロセスおよびフィラーパイプの所望の目標特
性に応じて、中密度または高密度のポリエチレンであり得る。フィラーパイプが
ブロー成形プロセスを用いて形成されるときは、低メルトインデックスの高密度
ポリエチレンがしばしば好ましい。同様に、フィラーパイプの層が、共押し出し
成形により形成されるときは、中密度ポリエチレンまたは高密度ポリエチレンが
しばしば好ましい。使用環境における応力割れ耐性も、多くの場合、検討される
重要な設計特性である。この場合は、良好な応力割れ耐性を有するようなポリエ
チレンのグレードを選択すればよい。ポリエチレンの選択の際に検討される他の
因子としては、たわみ係数(flex modulus)や他の機械的な性質がある。用いら
れ得るポリエチレンのグレードの具体例としては、Solvay FORTIFLEX(登録商標
) G36-24-149、K44-24-123およびK44-08-123として知られている、市販のポリ
エチレンが挙げられるが、これに限定されるものではない。
【0023】 内側領域2は、フィラーパイプの半径方向においてもっとも内側に位置する。
内側領域2は、ガソリンの成分が、フィラーパイプの外側領域1を通り、周囲の
環境に排出される重大な透過を抑制するために、炭化水素バリア層として機能し
うる材料を含む。好適な材料としては、クロロトリフルオロエチレン/エチレン
コポリマー(chlorotrifluoroethylene/ethylene copolymer)、ポリクロロトリ
フルオロエチレン(polychlorotrifluoroethylene)、テトラフルオロエチレン/
ヘキサフルオロプロピレン/ビニリデンフルオライドターポリマー(tetrafluoro
ethylene/hexafluoropropylene/vinylidene fluoride terpolymer)、テトラフ
ルオロエチレン/エチレンコポリマー(tetrafluoroethylene/ethylene copolym
er) およびポリビニリデンフルオライド(polyvinyliden fluoride)が挙げられる
が、これに限定されない。
【0024】 内側領域2は、フィラーパイプを通して運ばれる燃料と直接接触するのに適応
した表面を備える最内材料を有する。選択される材料は、燃料の腐食作用に対し
て好適な耐性を有する。内側の表面として用いられる材料の具体例としては、高
密度ポリエチレン、クロロトリフルオロエチレン/エチレンコポリマー (chlorotrifluoroethylene/ethylene copolymer)、ポリクロロトリフルオロエ
チレン(polychlorotrifluoroethylene)、テトラフルオロエチレン/ヘキサフル
オロプロピレン/ビニリデンフルオライドターポリマー (tetrafluoroethylene/hexafluoropropylene/vinylidene fluoride terpolyme
r)、テトラフルオロエチレン/エチレンコポリマー(tetrafluoroethylene/ethy
lene copolymer) およびポリビニリデンフルオライド(polyvinyliden fluoride)
が挙げられるが、これに限定されない。
【0025】 さらに重要なことには、内側領域2の選択される最内側材料は、静電エネルギ
ーを散逸させることができる。内側領域2の最内層の材料は、組み入れられた導
電性材料を含み得る。導電性材料は、静電気の散逸が可能な性質および形態の適
当な材料であり得る。用いられ得る導電性材料の具体例としては、エレメンタル
カーボン(elemental carbon)と、ステンレス(stainless steel)と、銀メッキさ
れたガラスファイバー(silvered glass fibers)と、金属メッキされた繊維(meta
lized textiles)と、鉄、銅、銀、金、ニッケルおよびシリコンのような高導電
率金属(highly conductive metals)と、これらの混合物とが挙げられるが、これ
に限定されない。導電性金属は、顆粒状、薄片状および繊維状などの形状で存在
し得る。「エレメンタルカーボン」という用語は、ここでは、一般に「カーボン
ブラック」と呼ばれるれる材料を指す。内側領域2に用いられるバリア材料と一
緒に、例えば約106ohm/sqより小さい抵抗率で静電気の散逸を可能にす
るのに十分な量の導電性材料が共押し出しされることが好ましい。
【0026】 内側領域2の最内層として選択される材料に組み入れられる導電性材料の量は
、一般に、低温耐久性と、フィラーパイプを通過するガソリンまたは燃料の劣化
作用に対する耐性とを考慮に入れて制限される。特に、導電性材料の追加は、ポ
リマーを炭化水素を透過しやすくし得る。内側領域2の導電性ポリマーの炭化水
素に対するバリア性が不十分になるほどの高導電性のポリマーが必要な場合は、
内側領域2に、添加された導電性材料を含まない、クロロトリフルオロエチレン
/エチレンコポリマー(chlorotrifluoroethylene/ethylene copolymer)、ポリ
クロロトリフルオロエチレン(polychlorotrifluoroethylene)、テトラフルオロ
エチレン/ヘキサフルオロプロピレン/ビニリデンフルオライドターポリマー(t
etrafluoroethylene/hexafluoropropylene/vinylidene fluoride terpolymer)
、テトラフルオロエチレン/エチレンコポリマー(tetrafluoroethylene/ethyle
ne copolymer) およびポリビニリデンフルオライド(polyvinyliden fluoride)か
らなる群から選択されるポリマーを含む第2の層があることが好ましい。
【0027】 接着層が用いられる場合には、接着剤は、接着剤と隣接する2つの層との間に
十分な層間接着が存在し、パイプの寿命を通じて層の剥離が起こらないように選
ばれるべきである。接着剤は、ポリエチレンおよびバリア層の両方に混和性を有
する(compatible)ことが好ましい。もし、単一の接着剤が両方に混和性を有しな
い場合は、2つの異なる接着層:一方はポリエチレンに、他方はバリア層に混和
性を有しており、2つの接着剤の間に十分な結合があるもの:が用いられ得る。
2種以上の接着剤の混合物を用いることもまた好ましい。ポリエチレンに作用す
る接着剤としては、感圧接着剤、ホットメルト接着剤、架橋剤入り接着剤が知ら
れている。そのような接着剤は、反応性または非反応性でありえ、化学結合また
は機械的な結合をもたらす。そのような性質を有する接着剤の具体例としては、
ポリエチレンおよび無水マレイン酸を主体とするADMER(登録商標)(Mits
ui Petrochemicals Industries)、メチルメタクリレート/グリシジルメタクリ
レートコポリマー(methyl methacrylate/glycidyl methacrylate)を主体とする
BLEMMER(登録商標)(Nippon Oils & Fats Co.)およびこれらの混合物
が挙げられるが、これに限定されるものではない。
【0028】 図1は、本発明によるフィラーパイプの好ましい実施形態を示す。本実施形態
においては、外側領域1がポリエチレンからなる単一の層を有し、内側領域2が
、導電性クロロトリフルオロエチレン/エチレンコポリマー(conductive chloro
trifluoroethylene/ethylene copolymer)、導電性ポリクロロトリフルオロエチ
レン(conductive polychlorotrifluoroethylene)および導電性テトラフルオロエ
チレン/エチレンコポリマー(conductive tetrafluoroethylene/ethylene copo
lymer)からなる群から選択されるバリア材料からなる単一の導電層3を有する。
外側領域1の層と内側領域2の層3との間には、十分な層間接着が存在し、所望
する程度の層間結合が与えられている。
【0029】 図2は、本発明によるフィラーパイプの好ましい他の実施形態を示す。本実施
形態においては、外側領域1がポリエチレンからなる単一の層を有し、内側領域
2が、接着剤からなる最外層4と、導電性クロロトリフルオロエチレン/エチレ
ンコポリマー(conductive chlorotrifluoroethylene/ethylene copolymer)、導
電性ポリクロロトリフルオロエチレン(conductive polychlorotrifluoroethylen
e)、導電性テトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン/ビニリデンフ
ルオライドターポリマー(conductive tetrafluoroethylene/hexafluoropropyle
ne/vinylidene fluoride terpolymer)および導電性テトラフルオロエチレン/
エチレンコポリマー(conductive tetrafluoroethylene/ethylene copolymer)か
らなる群から選択されるバリア材料の導電形態からなる最内層5とを有する。接
着層4は、外側領域1の層および内側領域2の最内層5の両方を結合することが
できる。
【0030】 図3は、本発明によるフィラーパイプの好ましい実施形態を示す。本実施形態
においては、外側領域1がポリエチレンからなる単一の層を有し、内側領域2が
、導電性クロロトリフルオロエチレン/エチレンコポリマー(conductive chloro
trifluoroethylene/ethylene copolymer)、導電性ポリクロロトリフルオロエチ
レン(conductive polychlorotrifluoroethylene)および導電性テトラフルオロエ
チレン/エチレンコポリマー(conductive tetrafluoroethylene/ethylene copo
lymer)からなる群から選択されるバリア材料の導電形態からなる最内層7と、ク
ロロトリフルオロエチレン/エチレンコポリマー(chlorotrifluoroethylene/et
hylene copolymer)、ポリクロロトリフルオロエチレン(polychlorotrifluoroeth
ylene)およびテトラフルオロエチレン/エチレンコポリマー(tetrafluoroethyle
ne/ethylene copolymer)からなる群から選択される同じバリア材料の非導電形
態からなる最外層6とを有する。外側領域1の層と内側領域2の最外層6との間
には十分な層間接着が存在し、所望する程度の層間結合が与えられる。選択され
るバリア材料の導電形態および非導電形態間には、十分な均一性があり、内側領
域の最内層7および最外層6間には所望する程度の層間結合が与えられる。
【0031】 図4は、本発明によるフィラーパイプの好ましい実施形態を示す。本実施形態
においては、外側領域1がポリエチレンからなる単一の層を有し、内側領域2が
、導電性ポリエチレンからなる最内層9と、クロロトリフルオロエチレン/エチ
レンコポリマー(chlorotrifluoroethylene/ethylene copolymer)、ポリクロロ
トリフルオロエチレン(polychlorotrifluoroethylene)およびテトラフルオロエ
チレン/エチレンコポリマー(tetrafluoroethylene/ethylene copolymer)から
なる群から選択されるバリア材料からなる最外層8とを有する。外側領域1の層
および内側領域2の最外層8の間と、内側領域2の最内層9および最外層8の間
とには十分な層間接着が存在し、所望の程度の層間結合が与えられる。
【0032】 図5は、本発明によるフィラーパイプの好ましい実施形態を示す。本実施形態
においては、外側領域1がポリエチレンからなる単一の層を有し、内側領域2が
、ポリエチレンからなる最内層13と、クロロトリフルオロエチレン/エチレン
コポリマー(chlorotrifluoroethylene/ethylene copolymer)、ポリクロロトリ
フルオロエチレン(polychlorotrifluoroethylene)およびテトラフルオロエチレ
ン/エチレンコポリマー(tetrafluoroethylene/ethylene copolymer)からなる
群から選択されるバリア材料からなる中間層11と、2つの接着層10および1
2とを有する。外側の接着層10は、外側領域1の層および内側領域2の最外層
8の両方を結合することができ、所望の程度の層間結合が与えられる。内側の接
着層12は、内側領域2の最内層13および中間層11の両方を結合することが
でき、所望の程度の層間結合が与えられる。
【0033】 図6は、本発明によるフィラーパイプの好ましい実施形態を示す。本実施形態
においては、外側領域1がポリエチレンからなる単一の層を有し、内側領域2が
、接着剤からなる最外層14と、導電性クロロトリフルオロエチレン/エチレン
コポリマー(conductive chlorotrifluoroethylene/ethylene copolymer)、導電
性ポリクロロトリフルオロエチレン(conductive polychlorotrifluoroethylene)
、導電性テトラフルオロエチレン/エチレンコポリマー(conductive tetrafluor
oethylene/ethylene copolymer)および導電性テトラフルオロエチレン/ヘキサ
フルオロプロピレン/ビニリデンフルオライドターポリマー(conductive tetraf
luoroethylene/hexafluoropropylene/vinylidene fluoride terpolymer)から
なる群から選択されるバリア材料の導電形態からなる最内層16と、クロロトリ
フルオロエチレン/エチレンコポリマー(chlorotrifluoroethylene/ethylene c
opolymer)、ポリクロロトリフルオロエチレン(polychlorotrifluoroethylene)、
テトラフルオロエチレン/エチレンコポリマー(tetrafluoroethylene/ethylene
copolymer)およびテトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン/ビニ
リデンフルオライドターポリマー(tetrafluoroethylene/hexafluoropropylene
/vinylidene fluoride terpolymer)からなる群から選択されるバリア材料の非
導電形態からなる中間層15とを有する。接着層14は、外側領域1の層および
内側領域2の中間層15の両方を結合することができ、所望の程度の層間結合が
与えられる。バリア材料の導電形態および非導電形態間には十分な均一性があり
、内側領域の最内層16および中間層15間には所望する程度の層間結合が与え
られる。
【0034】 図6に示した実施形態においては、外側領域1はポリエチレンからなる単一の
層を有し、内側領域2は、導電性ポリビニリデンフルオライド(conductive poly
vinyliden fluoride)からなる最内層16と、非導電性ポリビニリデンフルオラ
イド(non-conductive polyvinyliden fluoride)からなる中間層15と、接着剤
からなる最外層14とを有する。接着剤は、外側領域1をポリビニリデンフルオ
ライドからなる非導電層15に結合することができ、接着剤は、ADMER(登
録商標)接着剤、BLEMMER(登録商標)接着剤およびこれらの混合物から
なる群から選択され得るが、これに限定されるものではない。図6に示した実施
形態においては、接着層14は、ADMER(登録商標)接着剤およびBLEM
MER(登録商標)接着剤の混合物である。これに代えて、図7に示す実施形態
においては、接着層14は、ADMER(登録商標)接着剤17からなる最外サ
ブ層と、BLEMMER(登録商標)接着剤18からなる最内サブ層とをさらに
有する。導電性ポリビニリデンフルオライド(conductive polyvinyliden fluori
de)および非導電性ポリビニリデンフルオライド(non-conductive polyvinyliden
fluoride)間には十分な均一性があり、内側領域の最内層16および中間層15
間には所望する程度の層間結合が与えられる。
【0035】 本発明による好適な実施形態の上述の説明は、説明及び例示のためのものであ
る。本発明は開示された形態に限定されるものではない。明らかに、多くの修正
および変形がこの技術に精通した専門家にとって明白である。同様に、上述した
工程を同じ結果を得るための他の工程と交換し得る。実施形態は、発明の原理お
よび実用上の最良の形態もっともわかりやすく説明するためと、この技術に精通
した他者が様々な実施形態のためおよび利用意図に応じた様々な修正を伴う本発
明を理解し得るように選択され、説明されている。
【0036】 本発明の範囲は、付されたクレームおよびこれらに相当するものによって規定
される。この分野の技術を有するものは、本発明の特定の実施形態に相当するも
のが多くここに説明されていることを理解し得る、あるいは、わずかな実験によ
り確かめ得る。
【図面の簡単な説明】
本願明細書に援用され、あるいは、その一部を構成する添付図面は、本発明の
実施形態を例示し、明細書とともに本発明の原理を説明する役目を果たす。
【図1】 図1は、本発明による実施形態のパイプ片の壁を通る断面図である。
【図2】 図2は、本発明による他の実施形態のパイプ片の壁を通る断面図である。
【図3】 図3は、本発明による他の実施形態のパイプ片の壁を通る断面図である。
【図4】 図4は、本発明によるさらなる実施形態のパイプ片の壁を通る断面図である。
【図5】 図5は、本発明によるさらに他の実施形態のパイプ片の壁を通る断面図である
【図6】 図6は、本発明によるさらなる他の実施形態のパイプ片の壁を通る断面図であ
る。
【図7】 図7は、図6の実施形態のパイプ片の、内側領域2の接着層14をより詳細に
示す壁を通る断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB ,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,GE,G H,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,Z W Fターム(参考) 3H111 AA03 BA15 BA26 BA28 BA29 BA31 BA32 CA53 CB03 CB04 CB05 CB06 CB14 CB22 CC03 CC18 DA05 DA08 DA09 DA11 DA14 DB08 EA04 EA06 EA15

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの接着剤により互いに結合されている外側領
    域1と内側領域2とを有し、前記外側領域1はポリエチレンからなる単一の層を
    有し、前記内側領域2は静電エネルギーを散逸させることが可能で、且つ、炭化
    水素の透過を妨げることが可能な、自動車用のパイプ。
  2. 【請求項2】 前記内側領域2が半径方向最内層を有し、 前記半径方向最内層は、エレメンタルカーボンと、ステンレスと、銀メッキさ
    れたガラスファイバーと、金属メッキされた繊維と、鉄、銅、銀、金、ニッケル
    およびシリコンのような高導電率金属と、これらの混合物とからなる群から選択
    される導電性材料を含み、 前記導電性材料の量は、前記半径方向最内層における表面抵抗率が106oh
    m/sqより小さくなるように調整されている請求項1に記載のパイプ。
  3. 【請求項3】 前記選択される導電性材料は、エレメンタルカーボンである
    請求項2に記載のパイプ。
  4. 【請求項4】 前記内側領域2は、クロロトリフルオロエチレン/エチレン
    コポリマー、ポリクロロトリフルオロエチレンおよびテトラフルオロエチレン/
    エチレンコポリマーからなる群から選択される材料を含む層3を有する、請求項
    1に記載のパイプ。
  5. 【請求項5】 前記内側領域2は、少なくとも1つの接着剤からなる半径方
    向最外層4と、クロロトリフルオロエチレン/エチレンコポリマー、ポリクロロ
    トリフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン/エチレンコポリマーおよびテ
    トラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン/ビニリデンフルオライドタ
    ーポリマーからなる群から選択される材料を含む半径方向最内層3とを有する、
    請求項1に記載のパイプ。
  6. 【請求項6】 前記内側領域2は、クロロトリフルオロエチレン/エチレン
    コポリマー、ポリクロロトリフルオロエチレンおよびテトラフルオロエチレン/
    エチレンコポリマーからなる群から選択される材料を含む半径方向最外層6と、
    クロロトリフルオロエチレン/エチレンコポリマー、ポリクロロトリフルオロエ
    チレンおよびテトラフルオロエチレン/エチレンコポリマーからなる群から選択
    される材料を含む半径方向最内層3とを有する、請求項1に記載のパイプ。
  7. 【請求項7】 前記内側領域2は、ポリエチレンを含む半径方向最内層3と
    、クロロトリフルオロエチレン/エチレンコポリマー、ポリクロロトリフルオロ
    エチレンおよびテトラフルオロエチレン/エチレンコポリマーからなる群から選
    択される材料を含む半径方向最外層8とを有する、請求項1に記載のパイプ。
  8. 【請求項8】 前記内側領域2は、少なくとも1つの接着剤からなる半径方
    向最外層10と、クロロトリフルオロエチレン/エチレンコポリマー、ポリクロ
    ロトリフルオロエチレンおよびテトラフルオロエチレン/エチレンコポリマーか
    らなる群から選択される材料を含む半径方向第1中間層11と、少なくとも1つ
    の接着剤からなる半径方向第2中間層12と、ポリエチレンを含む半径方向最内
    層3とを有する、請求項1に記載のパイプ。
  9. 【請求項9】 前記内側領域2は、少なくとも1つの接着剤からなる半径方
    向最外層14と、クロロトリフルオロエチレン/エチレンコポリマー、ポリクロ
    ロトリフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン/エチレンコポリマーおよび
    テトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン/ビニリデンフルオライド
    ターポリマーからなる群から選択される材料を含む半径方向中間層15と、クロ
    ロトリフルオロエチレン/エチレンコポリマー、ポリクロロトリフルオロエチレ
    ン、テトラフルオロエチレン/エチレンコポリマーおよびテトラフルオロエチレ
    ン/ヘキサフルオロプロピレン/ビニリデンフルオライドターポリマーからなる
    群から選択される材料を含む半径方向最内層3とを有する、請求項1に記載のパ
    イプ。
  10. 【請求項10】 前記内側領域2は、少なくとも一つの接着剤からなる半径
    方向最外層14と、ポリビニリデンフルオライドを含む半径方向中間層15と、
    ポリビニリデンフルオライドを含む半径方向最内層3とを有する、請求項1に記
    載のパイプ。
  11. 【請求項11】 前記内側領域2の前記半径方向最外層14の前記少なくと
    も一つの接着剤は、少なくとも2つの接着剤の組み合わせを含む、請求項10に
    記載のパイプ。
  12. 【請求項12】 前記内側領域2の前記半径方向最外層14の前記少なくと
    も一つの接着剤は、第1の接着剤からなる半径方向最内サブ層18と、第2の接
    着剤からなる半径方向最外サブ層17とを有する、請求項10に記載のパイプ。
  13. 【請求項13】 前記第1の接着剤は、メチルメタクリレート/グリシジル
    メタクリレートコポリマーを含む請求項12に記載のパイプ。
  14. 【請求項14】 前記第2の接着剤は、ポリエチレンおよび無水マレイン酸
    を含む請求項12に記載のパイプ。
  15. 【請求項15】 燃料パイプとして用いられる、請求項1に記載のパイプ。
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US09/304,540 1999-05-04
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