JP2002513127A - 安全性が高められた熱トレーシング - Google Patents

安全性が高められた熱トレーシング

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JP2002513127A
JP2002513127A JP2000546168A JP2000546168A JP2002513127A JP 2002513127 A JP2002513127 A JP 2002513127A JP 2000546168 A JP2000546168 A JP 2000546168A JP 2000546168 A JP2000546168 A JP 2000546168A JP 2002513127 A JP2002513127 A JP 2002513127A
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エル. シュラメウス,デビッド
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サーモン マニュファクチュアリング カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 安全性が高められたスチームトレーシング装置であって、金属製の管(32)には、シリコーンゴムの如きポリマー材料から成る薄いジャケット(34)が設けられる。ポリマージャケットは(34)の厚さは、通常、約40mils乃至約60milsである。安全性が高められたスチームトレーシングは、金属が露出したスチームトレーサと比べて、火傷の危険性は大幅に低くなっており、その一方で、伝熱性能は、金属が露出したスチームトレーサとほぼ同じである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 この出願は、1998年4月28日出願の米国特許仮出願番号60/083,
320号に基づく優先権及びその利益を主張する。 本発明は、一般的に、熱伝達装置に関するもので、より具体的には熱トレーシ
ング装置(heat-tracing apparatus)に関するものである。
【0002】 精製、化学、パルプ及び紙などの産業界では、プラント操業の連続性を確保す
るために、プロセス用及び設備用の管や容器は、液体、気体、蒸気、懸濁液、ス
ラリーなどの流体成分に、凍結、凝縮、結晶化、分離が起こらないように、又、
吸込みできないほどの粘性上昇を招かないように、コンベクション式スチームト
レーサによって加熱されることがしばしばある。
【0003】 スチームトレーシングの性能評価を行なう場合、産業界で一般的に用いられる
のは、コンダクタンス(conductance)の測定である。トレーサのコンダクタンス
は、CTで示される。CT値は、伝熱素子(トレーサ)の調整された熱伝達係数を表
している。係数は、「単位長さあたり」に調整され、一般的にはフィートに換算
される。このようにして得られるCTの単位は、一般に、BTU/hr-ft-oFとして与
えられる。
【0004】 Q=U・A・ΔT(但し、Q=熱損失(BTU/hr)、U=総熱伝達係数(BTU/hr-FT2 -oF)、ΔT=温度勾配、A=表面積とする)としたとき、スチームトレーシング
の場合では、U・Aは、トレーサのコンダクタンス(CT)として規定される。こ
れは、U・Aを計算する際に必要とされる複雑な変数、例えば、伝熱素子(CT)
の寸法、プロセス管の寸法、トレーサと管の間の接触面積、その他幾つかのファ
クターなどの変数を排除している。CT値は、特定のスチームトレーシングシス
テムにおいて、Q及びΔTを測定することにより、実験的に得られる。
【0005】 スチームが選択して用いられるスチームトレーシング方法の場合、使用される
方法には3つある。第1の方法は、最も普及しているスチームトレーシング方法
であり、これは金属が露出したトレーサ管を使用するものであって、「ベアート
レーシング(bare tracing)」又は「コンベクショントレーシング(convection tr
acing)」と称される。コンベクショントレーシングでは、小径管の中を、スチー
ム又は高温の流体が通り、管の外部は、ワイヤ、帯状体又は高温用テープを用い
て、プロセス管、プロセス容器又はその他のプラント設備に固定され、それら内
部の流体が加熱される。スチームトレーサ及び加熱されるプロセス管又は物体の
上には、断熱材が配置される。
【0006】 スチームトレーサは、典型的には銅又はステンレス鋼の管であって、トレーサ
ラインとプロセス管とのスポット接触に依存すると共に、オーバーサイズの断熱
材とプロセス管との間の環状空間内部の周辺空気への対流(それゆえに、「コン
ベクショントレーシング」と称される)と、トレーサラインからプロセス管への
輻射に依存する。コンベクショントレーサにおける伝熱コンダクタンスの範囲(
表1参照)は、トレーサのプロセス管への取付方法及び精度に左右される。
【0007】 外径(O.D.)が3/8インチのコンベクショントレーサは、1〜2フィートの
間隔でしっかりとテーピング又はバンド留めされると、伝熱コンダクタンスは約
0.258乃至約0.430BTU/hr-ft-oFとなる。コンベクショントレーサとプ
ロセス管が、前述したようにテーピング又はバンド留めされ、さらに適当な金属
フォイルで被覆されたり、或いはトレーサが剛性の金属シールドで被覆されて、
プロセス管に取り付けられると、伝熱コンダクタンスは約0.430乃至約0.6
03BTU/hr-ft-oFとなる。北アメリカでは、全てのスチームトレーシングのう
ち約70%〜80%は、トレーサの外面が露出したコンベクショントレーシング
であると推定される。
【0008】 スチームトレーシングの第2の方法は「伝導トレーシング(conduction tracin
g)」と称され、ここでトレーサラインは、熱伝達材料を用いて、管又は装置に熱
的に結合される。伝導トレーシングの主たる目標は、トレーサ管からプロセス管
又は装置への熱伝達を高めることである。伝導スチームトレーシング法について
は、本願譲受人の米国特許第3949189号に開示されている。スチームトレ
ーシングのうち約10%〜20%は伝導トレーシングであると推定される。
【0009】 スチームトレーシングの第3の方法は「絶縁トレーシング(isolated tracing)
」と称され、これは、上記の第1及び第2の方法よりも少ない熱を供給するため
に使用される。この方法は、スチームトレーサ管と、加熱されるべき管又は装置
との間の熱移動を遅延させるものである。システムの中には、通常1/4〜3/4
インチの小径管から構成されるものがある。この管は、工場で加えられる熱の移
動を遅延させる材料が被覆又は成形されてあり、一般的には、高温、耐候性のジ
ャケットが設けられ、水分の進入を防止し、遅延材を保護している。スチームト
レーシングの1%〜2%程度は、絶縁トレーシングであると推定される。この絶
縁(遅延)式熱トレーシング法は、本願譲受人の米国特許第5086836号に開
示されている。
【0010】 伝導トレーシング法におけるトレーサのコンダクタンスCTは、その一部分は
、トレーサの寸法とプロセス管の寸法との幾何学的関係に依存している。表1は
、コンベクション、伝導及び絶縁式の各トレーシングシステムにおけるコンダク
タンスの代表的な値を示している。
【0011】
【表1】
【0012】 スチームが通る管に関する問題は、スチームが高圧及び高温であることから、
これらの管の上又はその周りで作業する作業者に対して危険をもたらす可能性が
あることである。1993年には、高温の物体や物質との接触が原因で、時間損
失を伴う手の負傷事故が19142件あった(労働局統計(Bureau of Labor Stat
ictics))。1988年には、作業に関連のある負傷で、高温又は低温の物との接
触によるものが20941件あった(1993年版"Accident Facts")。1986
年には、作業に関連のある負傷で、高温又は低温の物との接触によるものが24
749件あった(1990年版"Accident Facts")。
【0013】 製造に従事する作業者は、非常に多くの火傷による負傷を被っており、労働局
統計の報告によれば、作業者から補償請求として提出された1300件を越える
火災事故について、全体の約40%が火傷を被っている。負傷の40%以上は高
温によるものである。負傷の多くは、火炎、溶融金属、石油アスファルト、スチ
ーム又は水によって引き起こされたもので、これら事故における火傷は、85%
以上が2度又は3度の火傷であった(1990年版 "Accident Facts")。
【0014】 このように、作業に関係して起こる火傷は、一般的に問題となっている。熱ト
レーシングによる火傷は特に問題であり、熱トレーシングの大部分を占めるコン
ベクショントレーシングは、熱トレーシングによる火傷の主たる原因となってい
る。しかしながら、熱トレーシングによる火傷を減らそうとすることと、プロセ
ス流体を経済的見地から望ましい温度に維持するのに必要とされる条件とは、幾
分矛盾する。
【0015】 この問題に応えるために、従来の表面が露出したコンベクショントレーサで得
られるであろう熱効率に実質的な影響を及ぼすことなく、火傷の危険性を低減す
ることのできる、安全性が高められたコンベクショントレーサを提供する。安全
性が高められたコンベクショントレーサは、スチームのような高温の伝熱流体が
通る導管又は管を含んでいる。管はポリマー材料で被覆又はコーティングされて
おり、一実施例では、この材料はシリコーンゴムである。安全性が高められたコ
ンベクショントレーサは、プラントの従業者に対して改良された安全手段を提供
するものであり、その場合でも、金属が露出した熱スチームトレーシングと同等
のコンダクタンス性能がもたらされる。
【0016】 図1は、従来の典型的な熱システム(10)を示しており、該システムは、表面が
露出したベアー管(bare)のコンベクショントレーサ(12)がプロセス管(14)に取り
付けられている。ベアー管のコンベクショントレーサ(12)とは、スチームのよう
な高温の伝熱流体が通る小径の金属製導管又は管である。ベアー管のコンベクシ
ョントレーサ(12)は、高温用テープ又はバンド材(16)でプロセス管(14)に固定さ
れる。プロセス管(14)は、プロセス流体(図示せず)を運ぶもので、トレーサ(12)
からプロセス管(14)を通じてプロセス流体へ熱を伝達することにより、所望の温
度範囲内に維持される。
【0017】 図2は本発明にかかる熱システム(30)を示しており、熱コンベクショントレー
サ(32)を含んでいる。トレーサ(32)は、小径の管であり、金属製が望ましいが、
必ずしもそうである必要はない。トレーサ管(32)の外側は、ポリマー材料の薄層
(34)で被覆又はコーティングされている。ポリマー材料(34)の厚さは、典型的に
は、約10mils〜100mils、望ましくは約40mils〜約60mils(0.040イ
ンチ〜0.060インチに相当)であるが、これに限定されるものではない。
【0018】 ポリマー材料(34)は、シリコーンゴムが望ましいが、その他のポリマー材料と
して、例えば、ポリオレフィン、ポリウレタン、ナイロン、再生プラスチック、
マイラー、ケブラー(登録商標)、ポリカーボネートであってもよい。シリコーン
ゴムは、所望の弾性特性、高温性能及び耐化学性を具えており、ポリマー材料(3
4)は、通常、同様な特性をもつものが選択される。ポリマー材料(34)の色は黄色
が望ましいが、これは、OSHAの安全規格や、ANSI Z535.1 「安全色コード(S
afety Color Code)」のような及びANSI標準に適合するからである。ポリマ
ー材料(34)のジャケットを、安全色の黄色で表示すると、ASME A13.1-1996に規
定のスチームのように本来的に危険な材料であることを示すことになる。
【0019】 トレーサ(32)にポリマー材料(34)がコーティングされると、金属が露出した図
1のスチームトレーサよりも火傷の危険性は低くなり、コンベクショントレーサ
(36)の安全性が高められる。安全性が高められたコンベクショントレーサ(36)は
、プロセス管(40)に固定される。安全なコンベクショントレーサ(36)は、トレー
サ(36)と管(40)が確実に接触するようにするため、バンド留め、テーピング、紐
掛け、締結、接着等の適当な方法により、プロセス管(40)へ固定されることがで
きる。トレーサ(36)は、中心間距離が例えば1フィート又は2フィート又は4フ
ィートの間隔で固定されることができる。トレーシング環境の化学的、熱的及び
物理的要件に適合性のある高温テープ(42)を用いて、中心間距離が1フィートの
間隔でテーピングすることが望ましい。
【0020】 スチームは、コンベクショントレーサの熱源として使用される代表的なもので
あって、この場合が、スチームトレーシングである。しかし、その他の熱伝達流
体を同様に使用することができる。本明細書におけるプロセス管には、スチーム
トレースされるプロセスに供される全ての配管、取付具、バルブ、ポンプ、タン
ク、容器、器具、器具ラインの他に、熱コンベクションスチームトレーサに必要
とされるいかなる材料又は設備も含まれる。
【0021】 ポリマー材料(34)は、熱コンベクショントレーサ(32)の上及び周りにスリーブ
又はジャケットとして供される。安全性が高められた図2のコンベクショントレ
ーサ(36)は、作業者を火傷から保護する手段を具えており、後記するように、金
属が露出したトレーサ管(図1参照)と比べても、熱的性能は損なわれない。
【0022】 安全性が高められたコンベクショントレーサ(36)では、火傷の危険性は有意的
に減少する。人体が加熱表面と接触すると、熱は伝導により、加熱表面から皮膚
へ流れる。熱の流れが十分に速いか、又は加熱表面にさらされる時間が長く、真
皮/表皮の界面における皮膚の温度がその許容温度を超えて上昇すると、火傷が
生じる。人体組織への熱伝達の度合い、つまり火傷の程度は、接触面から組織、
接触面積及び接触時間への伝熱率の関数である。伝熱率は、加熱表面の温度及び
その熱的特性の関数である。即ち、加熱表面の温度、接触面積及び接触時間につ
いては、加熱表面の熱容量が大きく、熱伝導性が高くなるほど、組織中への熱の
流れが速くなり、火傷の程度はひどくなる。
【0023】 工業的環境において作業者を火傷から保護するには、高温表面の温度限界は6
0℃(140oF)である。これは、一般的に「親指の法則(rule of thumb)」とし
て、広く受け入れられてきた。しかし、火傷に至る加熱表面の条件/パラメータ
は、この一般法則が必ずしも当てはまらないほど複雑である。この主題を規定し
たものとして、American Society of Test Materials("ASTM")の規格C 1055-92
"接触による火傷を起こす加熱系表面条件に対する標準ガイド(Standard Guide f
or Heated System Surface Conditions That Produce Contact Burn Injuries)"
、及びASTM規格C 1057-92 "数学モデル及び温度感覚計を用いて、加熱表面から
皮膚接触温度を決定する規格要領(Standard Practice for Determination of Sk
in Contact Temperature from Heated Surface Using A Mathematical Model an
d Thermesthesiometer)"が挙げられる。
【0024】 ASTM規格C1055-92は、特定の表面について許容される最高暴露温度(maximum e
xposure temperature)を、接触時間と、有害性に許容される条件を考慮して決定
するためのガイドラインを示している。ASTM規格C1057-92は、特定温度の高温表
面との接触により予想される最高暴露温度(平均的な物体について)を、表面材料
特性を考慮して計算する標準的な手段を示している。ASTM規格C1055-92や、C.Y.
Wuの論文 "熱的安全性の材料特性の基準(Material Properties Criteria for Th
ermal Safety)"中の図1は、火傷の程度が第1度におさまるようにするための限
界となる最長時間−温度の関係を表している。 1.加熱された表面の温度が44℃以下のとき、短時間(連続的露出時間が6
時間より少ない)では、どの加熱表面に対しても、火傷の有害性/危険性は殆ん
ど存在しない。 2.加熱された表面の温度が70℃を越え、加熱表面の熱慣性が高いと(即ち
、金属表面)、火傷の有害性/危険性は高くなる。 3.加熱された表面の熱慣性が低い(即ち、プラスチック又は絶縁面)とき、AS
TM 1057の中で説明された分析手順に基づいて、幾つかの「接触(touch event)」
条件より、結果として生じる皮膚接触温度を求めることが一般的に推奨される。
【0025】 本発明のコンベクショントレーサは、シリコーンゴムのジャケットによって安
全性が高められているので、工場の作業者に対して、安全性の改善をもたらすも
のである。シリコーンゴムは、所望の弾性特性、高温性能及び耐化学性を具えて
いる。黄色に着色すると、OSHA及びANSI Z535.1「安全性のための色コード
」のようなANSI規格に適合させることができる。
【0026】 試験は、外径3/8インチ×0.032インチの銅管からなるトレーサ管(ASTM
B280)を使用して行われた。トレーシングにおいて、作業者保護のための熱の流
れと熱伝達との均衡を保つために、シリコーンゴム製の40〜60milのジャケ
ットが選択された。試料のシリコーンジャケット(14)の1フィート長の部分を取
り除いて、銅管(12)を露出させた。このようにして、後で説明する工程では、同
じトレーサ管に対して、スチームの流れ条件が同一の条件で試験を行なうことが
できる。
【0027】 BTS型(ベアー管に安全ジャケットを有するトレーサ)と称されるシリコーン
ゴムのジャケットを有するコンベクショントレーサについての試験において、ト
レーサの表面温度は表2に示されている。
【0028】
【表2】
【0029】 ASTM 1057規格の計算方法を用いて、上記BTS型のスチーム管設計について
の推定データと、具体的な実験データにより、 予測される性能結果を表3に示
している。
【0030】
【表3】
【0031】 比較により、外径3/8インチのベアー管(ジャケットを含まない)の銅製コン
ベクショントレーサの温度から、表4に示されるような温度−時間の関係がもた
らされる。
【0032】
【表4】
【0033】 5秒後では、BTS型トレーサの皮膚温度が143.2oF/61.8℃である
のに対し、ベアー管のコンベクショントレーサの皮膚温度は280.9oF/13
8.3℃である。BTSトレーサの皮膚温度はベアー管のトレーサよりも137.
oF/76.5℃低くなる。皮膚接触温度の低下は表5に示される。皮膚接触温
度の低下は10乃至20%が相当と考えられるが、表5に示される低下では、温
度段階に依っては50%に近い。
【0034】
【表5】
【0035】 このように、皮膚接触温度の非常に大きな低下は、ベアー管のトレーサに代え
て、本発明にかかる安全な熱コンベクショントレーサを用いることによって達成
される。表面が非金属のスチームトレーサは、金属表面のものと比べて、スチー
ムトレーシング装置に偶然触れた場合の火傷の危険性が著しく低下する。BTS
型の管は、火傷の危険性を大いに減らす。火傷の程度は、個人の反応時間に依存
し、その範囲は通常0.3秒から5秒であるが、一般的でない状況下では、さら
に速くなるかもしれない。さらにまた、BTS型トレーサを黄色に着色すると、
圧力/温度による危険が潜在することを作業者に警告を与えることになる。
【0036】 ベアー管のコンベクショントレーサとBTSトレーサの同一試料についてさら
に試験を行ない、各トレーサの全体コンダクタンスを求めた。2つのトレーサは
、8インチの鋼管の10時と8時の位置に平行に設置し、高温テープが12イン
チの中心間距離にて取り付けられた。トレースされる管は、次に、2インチ厚の
ファイバーガラスの絶縁材で被覆した。スチーム管には、スチームの供給位置と
、管及び絶縁体を出た後のトレーサの端部とに、熱電対を設置した。正確な読み
が確実に得られるようにするため、4つのトレーサ用熱電対の全てについて、1
インチのファイバーガラスブランケットを巻き付けて断熱した。また、熱電対は
、トレーサから90度離れた位置及び180度離れた位置に設置し、管の長さに
沿う3箇所の位置に、100フィート間隔にて設置した。各トレーサの操業を開
始し、150psigのスチームを個々に供給し、温度データが記録される前に平衡
温度まで上昇するように加熱した。
【0037】 驚くべきことに、各トレーサは、平均スチーム温度が358oF、平均室温が
76oFのとき、管の温度を206oFのほぼ同じ温度に保持することができた。
伝熱率又は温度勾配比を淀み点方法(stagnation method)にて求め、およそ0.3
44 BTU/hr-ft-oFのトレーサのコンダクタンスを得た。これは、表1に示され
る外径3/8インチのコンベクショントレーサについて予想されるコンダクタン
スの範囲の中間にある。
【0038】 2つのトレーシング装置形態の間では、伝熱性能を表すコンダクタンスに大き
な差異は観察されなかった。弾性特性、耐化学性及び高温性能に対して最良のポ
リマーをジャケット材として選ぶために、あらゆる試みが行われた。厚さはスチ
ームトレーサとしての安全性と有用性の均衡の観点から決定された。しかしなが
ら、従来のベアー管のコンベクショントレーサと伝熱性能が殆んど同一でありな
がら、皮膚接触温度にこのような違いを生ずる結果が生ずるとは予想されなかっ
たことである。
【0039】 理論的なことにこだわるのではないが、シリコーンゴムのジャケットが設けら
れたコンベクショントレーサに対する熱の流れが著しく少ない場合でも、各バン
ド取付位置における接触面積は、金属が露出したトレーサの各バンド取付位置で
もたらされる場合よりも、伝熱のための伝導面積は大きくなるものと思われる。
これは、金属が露出したトレーサの、一般的にはより大きなコンベクション熱の
流れを相殺することは明らかである。その結果、安全性の高いコンベクショント
レーサの伝熱性能は、ベアー管のトレーサの伝熱性能とほぼ同じかそれ以上とな
る。
【0040】 このように、ポリマージャケット(34)は、火傷の危険性及び重度火傷の虞れを
少なくすることができるが、安全性が高められたコンベクショントレーサとベア
ー管のトレーサとの間で、伝熱性能の点では大きな差異はない。これは、予期せ
ぬ結果であった。金属トレーサの上にポリマー材料のカバーを施すと、トレース
される管への熱伝導は実質的に少なくなるものと考えられていた。ところが、同
程度の熱伝達が得られることが分かった。
【0041】 火傷の頻度を少なく、また重度の火傷発生を少なくする問題について検討する
。安全性が高められたコンベクショントレーサ(36)は、ポリマー材料の薄層がベ
アー管(32)を被覆しているが、プロセス管への熱伝達は、ポリマーコーティング
なしのベアー管の場合と略同じである。なお、安全性が高められたコンベクショ
ントレーサ(36)は、熱トレースが行われるプロセス管及び設備の周囲で作業する
人達に対して、火傷の危険性を大いに少なくすると共に、火傷の頻度、及び重度
火傷の発生を少なくする。
【0042】 絶縁された管が平衡温度に達するとき、断熱部における熱損失は、スチームト
レーサによって運ばれる熱と等しくなければならない。 Qloss=QdeliveredTI(TP−TA)=CT(Tmedia−TP) 前記式において、 CI=管とオーバーサイズの絶縁体との間の環状空間、絶縁体、耐候性バリ
ア及び外側の空気フィルムを通る熱コンダクタンス(BTU/hr-ft-oF) なお、絶縁体は、通常、トレーサ管に空間を形成するために、オーバーサイズ
の寸法となっている。 CT=トレーサと管との間の熱コンダクタンス(BTU/hr-ft-oF) Cmedia=熱伝達媒体の温度=TS(スチームの場合) CP=管の温度 CA=室温
【0043】 トレーサのコンダクタンスと絶縁体のコンダクタンスの比は、一般的にR因子
と称される無次元の群を形成する。
【数1】 熱絶縁材料を通るときの熱ゲイン損失は、サーモン・マニュファクチュアリン
グ・カンパニーの コンピュータ設計プログラムComputrace(登録商標)を用いる
ことによって計算される。このプログラムは、ASTM C-680-1989(1995年に再
承認)と、ANSI/IEEE 515 1989と同様な結果がもたらされる。
【0044】 試験結果では、ベアー管のコンベクショントレーサとBTSトレーサの両方共
、8インチの管を206oFに保持することを示した。スチームの平均温度は3
58oF、平均室温は76oFであった。トレーサ管は、2インチ厚のファイバー
ガラス絶縁体の被覆が施されている。
【数2】
【0045】 熱絶縁体は、8インチの管及びトレーサの上に装着されるように、10インチ
のオーバーサイズの管に予め成形されている。 絶縁体の熱損失Qは、約52.26 BTU/hr-ftであった。Qを、プロセスと室
温の温度差で割り算することにより、絶縁体のコンダクタンスCIが求められる
【0046】
【数3】
【0047】 本発明に関する前記の開示及び説明はそれを例示的に説明するものであって、
発明の精神から逸脱することなく、例示された装置及び構成と操業方法の詳細に
様々な変更を加えることができる。
【図面の簡単な説明】
本発明の詳細な説明をより十分に理解するために、各図について簡単に説明す
る。
【図1】 金属が露出したスチームトレーサを有する従来の典型的な熱システムの斜視図
である。
【図2】 安全性が高められた本発明のコンベクショントレーサの斜視図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,Z W (72)発明者 シュラメウス,デビッド エル. アメリカ合衆国 78130 テキサス,ニュ ー ブラウンフェルズ,ヨーク クリーク ロード 901 (72)発明者 バース,ロイ イー. アメリカ合衆国 78666 テキサス,サン マルコス,クエイル ラン 602 Fターム(参考) 3H111 AA01 BA01 CA28 CB02 CB29 DA26 DB09

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 安全性が高められたコンベクショントレーサであって、 高温の熱伝達流体を通過させて、熱をプロセス管又は容器へ供給するための管
    と、 該管を被覆するポリマー材料の層と、を具えているコンベクショントレーサ。
  2. 【請求項2】 ポリマー材料の層は、押出成形されたコーティング、テープ
    、ラップ(wrap)、スリーブ又は付着物(deposit)である請求項1のトレーサ。
  3. 【請求項3】 ポリマー材料の層の厚さは、約10mils〜約100milsであ
    る請求項2のトレーサ。
  4. 【請求項4】 ポリマー材料は、シリコーンゴム物質である請求項3のトレ
    ーサ。
  5. 【請求項5】 ポリマー材料は、シリコーンゴム物質の薄層である請求項1
    のトレーサ。
  6. 【請求項6】 金属が露出した熱コンベクショントレーサよりも火傷の危険
    性が低くなるように安全性が高められたコンベクショントレーサであって、 外径が約1/8インチ乃至約1インチの管と、 管を被覆するシリコーンゴムの層とを具えており、伝熱性能は、金属が露出し
    た熱コンベクショントレーサとほぼ同じである、トレーサ。
  7. 【請求項7】 シリコーンゴムの層は、厚さが約10mils乃至約100mils
    である請求項6のトレーサ。
  8. 【請求項8】 シリコーンゴムの層は、厚さが約40mils乃至約60milsで
    ある請求項7のトレーサ。
  9. 【請求項9】 管の外径は、約3/8インチ乃至約3/4インチである請求項
    7のトレーサ。
  10. 【請求項10】 シリコーンゴムのコーティングを有するトレーサは、金属
    が露出した熱コンベクショントレーサよりも、予測される皮膚接触温度は実質的
    に低い温度である請求項6のトレーサ。
  11. 【請求項11】 プロセス管又は容器内のプロセス流体を所定の温度範囲内
    に維持するために、プロセス管又は容器の外部を加熱する熱コンベクショントレ
    ーシングシステムにおいて、火傷の危険性が少なくなるようにした熱コンベクシ
    ョントレーシングシステムであって、 金属製の熱伝達管と、 管の上に、ポリマー材料を、押出成形、テーピング、ラッピング、コーティン
    グ、プレーティング又は付着することにより形成されたポリマー材料の薄層と、 熱伝達管を前記の管又は容器に取り付ける取付手段と、を具えており、外径が
    約3/8インチ乃至約3/4インチの金属露出管で得られる0.258 BTU/hr-ft- o F乃至1.2 BTU/hr-ft-oFの伝熱コンダクタンスを得ることができるようにし
    たシステム。
  12. 【請求項12】 ポリマー材料は、シリコーンゴムである請求項11のシス
    テム。
  13. 【請求項13】 ポリマー材料の厚さは、約10mils〜約100milsである
    請求項11のシステム。
  14. 【請求項14】 取付手段は、高温用プラスチック、金属テープ、繊維質テ
    ープ、バンド、ストラップ、クランプ、コード、ロープ、バネ、ひも及びワイヤ
    からなる群から選択される請求項11のシステム。
  15. 【請求項15】 ポリマー材料を有する管は、金属が露出した熱コンベクシ
    ョントレーサよりも、予測される皮膚接触温度が実質的に低い温度である請求項
    11のシステム。
JP2000546168A 1998-04-28 1999-04-28 安全性が高められた熱トレーシング Withdrawn JP2002513127A (ja)

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