JPS59132510A - 絶縁被覆 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、極めて広い温度範囲に亘って誘電特性を維持
する絶縁被覆に係る。

原子力、石油、航空、宇宙、船舶、化学等の分野での成
る種の工業的用途に於いては、エネルギ輸送回路−又は
制御信号もしくは指令信号の伝送回路で列乏−は火災に
よる高温状態が生じたり又は眠気回路で゛ぺ流量の−ｙ
６常な増加が生じたりしたときに、安全性の見地から前
記の如き回路が作業負及び器材の避難救助に十分な時間
に亘って抵抗力を維持することが要望されている。短絡
もしくけ過電流の場合、導体のかなりの温度上昇が生じ
導体が溶融する事態か生じても、被覆の燃焼による火災
が発生しないことが望ましい。

前記の如き要望の全部又は一部を充足するために、任意
にガラス繊維と組合せたセラミック被覆（はすでに使用
されている。更に、特に電気ケーブル用として、ガラス
繊維織物と金喝酸化物とを組合せだ被蹟も公大口である
。

前記の如き用途のための電気ケーブルは、機械的な原因
による破損の危１倹を防ぐために剛性金属被覆を備えた
？Ｗ装ケーブルの形状を有するか、又は、組立の際に保
護用金属管（（挿入されて用いられる非２装ケーブルの
形状を有する。イを装ケーブルは、炭素含せの低い物質
で絶縁された１つ以上の導体を金°・４テーフ０の巻装
により形成される円筒状外被又は金、・４管で保愚する
ことによって得られる。非遭装ケーブルも同じく、炭素
含着の低い吻實で絶嶽された導体から構成されるが、こ
れらの導体の外装はガラス繊維とシリコーンコ゛ムとの
複合体又は任意の他の不燃材から成る。

高温耐熱性の大きい絶縁被覆の例として以下の特許に開
示されたものが挙げられる。

〜フランス特許公開第２．３８１，３７７号。

とれは、マグネシアをライニングした金’４管から成る
被〜を開示している。

〜フランス特許公開第２，２５７，５５５号。

これ１は、断熱材を構成する無機不燃繊維層と樹脂によ
って不燃繊維に結合された］・ロケ゛ン層とから成る被
接を開示している。

一フランス特許公開第２．４６２，７７１号。

これは、焼成した無機絶縁物質にシリコーン油を含浸さ
せ金属外装で保Ｈすることによって構成された被検を開
示している。

一フランス特許公′Ｓｉ！ｌ第２，４８２，７６９号。

これは、耐熱性の可撓性絶縁耐火被覆が多孔質基布と組
合せられており高温で該耐火被覆が多孔質基布に一着１
７得るように構成されたものを開示している。

一フランス特許公開？Ｆ”、　２．２０６，５６３号。

これは、ホウケイ酸ガラスとケイ素とを高温で溶融し、
同温度でのガラス及びケイ素の各々よシも高粘度の材料
を形成して得られる高温絶縁材を開示している。

一フランス特許公１−ｉｆｌ第２．３６０，５３０号。

これは、ガラスと石英とをペースとするガラス質フリソ
トゲデイを開示している。

一米国特許第３，６０２．６３６号。

これは、ガラス織物をらせん状に巻付けて形成された非
遁装被覆に耐燃性合成ゴム被覆が設けられ、ポリ塩化ビ
ニルの外装で保護されたものを開示している。

一米国特許第３，６３２．４１２号。

これは、ガラス織物を貼合せた共重合体から成る自己粘
着テープを開示している。

一米国特許第３，０１３，９０２号。

これは、コロイドアルミナで被覆された布を記載してい
る。

一米国特許第３，０９５，３３６号。

これは、ガラス織物と共に層状に形成されるセラミック
製品の製造を開示している。

−欧州特許第８０．１０７２１７．４号これは、ポリイ
ミドとマイカとから成るセラミック絶縁被覆を開示して
いる。

成る種の用途、特に油井テ−リング作業台、鉱業、原子
力発電所等に於いては安全性に関して特に厳しい要求が
あり、このような要求に応えるために、爆発及び火災に
抵抗性のダクト装置を使用せさるを得ない。との種の装
置では煙が自然に伝播して発散することは抑制されるが
、ダクトの内部に熱が閉込められる欠点があ抄、その結
果、絶縁体の破壊及びケーブルの破損もしくは短絡が生
じる。

更に、前記被覆の大部分は、電気ケーブルの保護を確保
し所定期間必要な絶縁を維持することはできても、配線
を前以て完全に交換した後にしか装置を再使用すること
はできない。海水を用いた放水又は注水等の消火手段を
使用すると、破壊作用が促進される。

作動状態に維持されるのが必要な遠隔装置に圧縮ガス又
は作動液体を供給する流体・ンイデに於いても同様であ
る。常用の可撓性・母イブは直熱から極めて不完全にし
か保護され得す、しかもこれらのパイプは、かなりの温
度上昇に対して十分に長時間抵抗し得る構成を有するよ
うには製造されていない。

本発明の被覆の目的は前記の如き欠点を除去することで
ある。叩ち本発明の被覆に於いては、温度約１，０００
°Ｃに到達すると組成中のガラス繊維がダルに変態して
半融フオーム状になり連続的耐熱誘電性バリアーを構成
する。これにより、導体又は・（イブの絶縁保護が強化
される。温度低下後に、前記保護バリアー中のポリテト
ラフルオロエチレン（ＰＴＦＥ）が焼失するので該バリ
アーは、ガラスで包囲されたマイカ層に変る。

その結果、被覆は、ベース組成中の可燃要素（ＰＴＦＩ
Ｅ）の消滅後にも絶縁性及びシール性を維持する。この
ため装置は火災後にも作動能力を維持する。この特性は
、火災によシ高熱部にかなシの温反上昇が牛じた原子炉
の遠隔制御のため及び特に、航空、船舶、宇宙航空の分
野及び油井テーリング作業台での作業はめ生存又は任務
の続行に直接間わるシステムの作動を維持するための最
重要条件である。

更に、この被梳はテーピングによって形成され得る。従
って、特に被暴性の領域を通る成る種の流体・ぐイブを
保護すべく必要に応じて被覆を使用し得る。

本発明被接の主たる特徴は、−２００”Ｏ乃至１０００
　”Ｏの間で誘′ば性及び耐熱性を維持すること、及び
、高温でグルに変態して絶縁を維持し冷却の際に絶縁及
び封止を確保することである。

本発明被覆は、マイカＩｉｌとガラス織物とポリテトラ
フルオロエチレン（ＰＴＦＥ）層とから成る。マイカ層
は、マイカ粒子を支持する結合剤を含浸したガラス繊維
織物から成るテープを１つ以上の層状に巻装することに
よシ得られる。マイカ層に重畳されるポリテトラフルオ
ロエチレン層ハ、テープを１つ以上の層状に巻装するか
又は押出によって得られる。ポリテトラフルオロエチレ
ン層に重畳されるガラス織物は、先行層の上に直接に、
テープを巻装するか、又は要素繊維を製織することによ
って得られる。

マイカ層は導体側即ち保護される素子の側に面しており
、保護は、ポリテトラフルオロエチレン′が重合しｔ＠
間の接着を確保することによって完全になる。

厚み０゜０６朋乃ｆｆ１０．１２朋のテープは、例えば
層の厚みが二重になるように５０％の重なシで巻装され
る。

高温で得られるグルは温度低下の際にガラス化し、被保
護素子を包囲するマイカ粒子と共に、回路の構成素子の
集合体を結合する誘電性気密絶縁被覆を構成する。

この被覆は、複合体を構成する種々の材料層の重畳接着
によシ得られるテープから必要に応じて製造され得る。

これＫより、導鑞体以外の素子又は構成要素の保護を確
保するか、又は、従来装置の防火性を強化することが可
能である。

この被覆は、可撓性導体、剛性導体、接続素子を保護し
たいか又は特殊形システムを保護したいかに従って２つ
の形状を有し得る。

導体の場合には、マイカテープとポリテトラフルオロエ
チレン保護材とガラス織物とを重畳するのが理想的であ
る。

電線以外の素子を絶縁する場合には、マイカテープとガ
ラス織物とポリテトラフルオロエチレン絶縁材とを重畳
する。

本発明の別の特徴及び利点は、導電体の保護にＶボされ
る本発明被覆の非限定具体例に基く以下の記載よシ明ら
かにされるであろう。

導体の保護被覆は以下の如く製造される。

−結合剤、通常はシリコーンを含浸したガラス繊維織物
から成るテープによってマイカ粒子を支持し、好ましく
はマイカ粒子を含む面を導体側に向けて該テープを１つ
以上の層状に巻装する。

−−寅記匈の外面にテープを巻装するか又は押出によっ
てポリテトラフルオロエチレン：→を形成する。

〜導体周囲で直接にテーピング又は要素繊維の製織を行
なうことによってポリテトラフルオロエチレン繕にガラ
ス繊維織物を重畳する。

保護被覆は、ポリテトラフルオロエチレンの重合によっ
て完成される。ポリテトラフルオ。エチは押出により得
られた連続層を形成している。この重合の結果、外側の
２１−の接着が行なわれ、また、マイカ粒子を含む面が
導体側に向けられているときは、ポリテトラフルオロエ
チレン層とマイカ粒子支持層−との間に成る程度の接着
性が得られる。

変形例によれば、可撓性導体の保護被覆が、前記の如き
マイカテープと、ブレードもしくはテープの形状のガラ
ス織物と、テーピング又は押出によシ得られるポリテト
ラフルオロエチレン絶縁材との重畳によシ形成される。

この保護被覆は、前記の場合と同様の一体化処理によっ
て完成される。

テーピング処理では、テープが成る程度の重な夛を伴な
って巻装される。この重なシは、ケーブルの８縁の全て
の点に於いて各テープが１回又は、複数回巻付けられて
いるように選択される。テープの幅及び厚みは、電線の
直径に従って決定される。

マイカは導体側に面している。これによシ、接続を行な
うべく導体を露出させる作業が容易であり、また、極め
て高温で得られ売グルの凝固後忙ガラスで包囲されたマ
イカ薄膜が形成されるので、必要な場合には被覆を容易
に剥離し得る。

例えば、構成素子を腐食性又は湿性の環境から保護する
ために完全なシール性が要求される剛性装置に於いては
、約１０００℃の加熱と冷却とを順次行なう被覆の変態
を予め行なっておくのが望ましい。

東に、本発明による導体の被覆は、回路の他の素子に対
しても適用され得る。即ち、被覆はこれら他の素子にテ
ーピングによって形成され、被覆の溶融凝固後に、装置
全体がプラスによって連続的、従って封止的に包囲され
ている。

本発明の被覆は主として、導電体、流体・ぐイブ、接続
部品装備システムを火災から保護するために使用される
。

特に、原子力、化学、石油、航空、船舶及び宇宙産業に
於いて電気的制御、照明又は安全回路の保護に使用され
る。

勿論、本発明は前記の具体例に限定されない。

本発明の範囲内で別の実施態様及び変形例を十分に予測
し得る。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （ｉ）　　−２００’０乃至１０００°０の範囲で誘電
   性及び耐熱性を維持すること、及び、高温で絶縁を維持
   するｒルに変態し冷却の際に絶縁及び封止を確保するこ
   とを特徴とする高温及び低温の絶縁被覆。 （２）　　マイカ層とがラス織物とＰＴＦＢ層とから構
   成てれることを特徴とする特許請求の範囲第１頃に記載
   の絶縁被覆。 （３）導体の場合、マイカ１＠は、マイカ粒子を支持す
   る結合ヰｊを含浸したがラス締紐織物から成るテープが
   １つ以上の層状に巻装されることによって形成されてお
   り、マイカ５→に重畳されるＰＴＦＢ、・、′Ｉｉは、
   デーゾが１つ以上の１妨状に巻装されるか又は押出によ
   って形成されており、ｐＴＦＥ層に重畳されるガラス織
   物が、先付１の上に直接にテーアが巻装されるか又は要
   素繊維が製織されることによって形成されることを特徴
   とする特許請求の範囲第２項に記載の絶縁被覆。 （４）保護が、複数層間の接着を確保するＰＴＦＥの重
   合によって完成することを特徴とする特許請求の範囲第
   ２項又は第３項に記載の絶縁被覆。 （５）外テープの厚みが（１，Ｑ　５　＋ｎｒｔｔ乃至
   ０．１２ｆｌであることを特徴とする特許請求の範囲第
   ３項に記載の絶縁被覆。 （６）高温で得られたりルが温度低下の際にガラス化し
   、覗線を包囲するマイカ粒子と共に１回路構成素子の集
   合体を結合する誘峨性気密絶縁被模を構成することを特
   徴とする特許請求の範囲第１項に記載の絶縁被覆。 （７）１つの導体又は導管又は装備システムの絶縁及び
   完全装置の絶縁と封止とが、テーピングによる被覆の完
   成後に、時に接合の処でめ適当な温度上昇により被接を
   予め変態させることによって得られることを特徴とする
   特許請求の範囲第１項又は第２項に記載の絶縁被覆。