JP2002510355A - 低い酸素分圧を有する制御された雰囲気を作成する方法及び装置 - Google Patents

低い酸素分圧を有する制御された雰囲気を作成する方法及び装置

Info

Publication number
JP2002510355A
JP2002510355A JP50811699A JP50811699A JP2002510355A JP 2002510355 A JP2002510355 A JP 2002510355A JP 50811699 A JP50811699 A JP 50811699A JP 50811699 A JP50811699 A JP 50811699A JP 2002510355 A JP2002510355 A JP 2002510355A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
partial pressure
oxygen partial
furnace
controlled atmosphere
creating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP50811699A
Other languages
English (en)
Inventor
ミハエル ホフマン
マルク ステーン
ビクター ハリソン
ロベルト ダンツェル
Original Assignee
ユーロピーアン アトミック エナージー コンミュニティ(ユーラトム)
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ユーロピーアン アトミック エナージー コンミュニティ(ユーラトム) filed Critical ユーロピーアン アトミック エナージー コンミュニティ(ユーラトム)
Publication of JP2002510355A publication Critical patent/JP2002510355A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27DDETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
    • F27D7/00Forming, maintaining, or circulating atmospheres in heating chambers
    • F27D7/06Forming or maintaining special atmospheres or vacuum within heating chambers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27DDETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
    • F27D7/00Forming, maintaining, or circulating atmospheres in heating chambers
    • F27D7/06Forming or maintaining special atmospheres or vacuum within heating chambers
    • F27D2007/063Special atmospheres, e.g. high pressure atmospheres
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27DDETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
    • F27D7/00Forming, maintaining, or circulating atmospheres in heating chambers
    • F27D7/06Forming or maintaining special atmospheres or vacuum within heating chambers
    • F27D2007/066Vacuum

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Furnace Details (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
  • Control Of Heat Treatment Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、10-13Pa以下の酸素分圧及び1000℃以上の操作温度を有する制御された雰囲気を作成する方法に係る。本発明によれば、10-8Paよりも低いが、前記制御された雰囲気のものよりも高い酸素分圧を有するガス混合物によって炉を換気し、該炉の一部容積を、少なくとも6V/cmの強さを有すると共に、この一部容積における酸素分圧をオーダー低下させる静電界に供する。本発明は、この方法を実施するための装置にも係る。

Description

【発明の詳細な説明】 低い酸素分圧を有する制御された 雰囲気を作成する方法及び装置 本発明は、10-13Pa以下の酸素分圧及び1000℃以上の操作温度を有する制御 された雰囲気を作成する方法に係る。本発明は、この方法を実施するための装置 にも係る。 低い酸素分圧及び高い温度を有する雰囲気は、進歩した材料の腐食挙動に関す る研究のためにしばしば要求される。たとえば、石炭のガス化(温度1200〜1400 ℃において行われる)の分野では、石炭ガス化炉の耐火性ライニングは、非常に 低い酸素分圧において、CO、CO2、H2S、H2、COS、アンモニアの如き ガスと接触する。今日の工業的な石灰ガス化炉の多くでは、酸素分圧は10-10P a以下である。実験室における上記材料の腐食挙動の評価にはガス混合物が必要 であり、このガス混合物において、酸素(Po2)及びイオウ(Ps2)の如き最も重 要な成分の分圧は工業的石炭ガス化炉の実際の条件に適合するよう変更されなけ ればならない。実験室において、特に酸素分圧が10-13Pa以下である場合、石 炭ガス化炉における分圧と一致する酸素分圧を確保することは特に困難である。 これは、ガス混合物の他の成分が、酸素不純物フリーの状態のものとしてはほぼ 市販されていないこと、及び混合物の炉への導入ダクト及び炉自体のいずれもが 酸素フリーではないことによるものである。事実、たとえば酸化アルミニウム製 の炉では、高温において酸素を放出する成分が存在する。 非常に低い酸素分圧を有する限定された雰囲気を得ることについて当該問題の 可能な解決策は、グラファイトライニングを有する特殊な炉の利用である。しか しながら、この解決策もある種の欠点がある。 1.非常に低い酸素分圧下でのテストには特殊な炉が必要である(高価である) 。 2.このようなグラファイト炉は、極めて低い酸素分圧下でのテストに独占的 に使用されなければならない(そうでなければ、グラファイトライニングが酸化 する)。 本発明による方法は、これらの欠点を回避し、10-18Pa程度の低い酸素分圧 を有するガス混合物の限定された雰囲気を作成することを可能にする。 これは、請求項1に記載する方法及び請求項2又は7に記載する装置によって 達成される。 これら装置の好適な具体例は、残りの請求項に記載されている。 次に、好適な具体例及び添付図面によって、本発明をさらに詳細に説明する。 図1は、本発明による装置を概略的に示す。 図2は、図1の装置の細部を拡大して示す。 図3は、本発明による第2の装置を概略的に示す。 本発明の主な理念は、局部電界によって炉内において不均一な酸素分布を作る ことにあり、これにより、炉の内部に一部容積を限定し、この一部容積は炉の残 りの容積のものよりもかなり低い酸素分布を呈する。 図1において、円筒状の炉(その熱発生手段及び絶縁手段については、これら 手段が一般的なものであるため図示していない)を示す。この炉は、一端にガス 入口2及び他端にガス出口3を有する円筒状のエンクローサー1を包含してなる 。2つの電極4及び5が、エンクローサー内に相互に対面して配置されており、 耐熱性導体6及び7(たとえば、SiC製)を介して、炉の外部に配置されたD C電源(図示していない)に接続されている。図2において詳細に見られるよう に、電極はシェル形であり、くぼんだ表面が相互に対面している。図1は、さら に、2つの電極の間にあるサンプル8を示しており、このサンプルは、電気絶縁 性セラミック物質製のサンプルホルダー9によって支持されている。 電極の主表面の寸法は、2つの電極の間の中心地域に設けられる低減された酸 素分圧の必要な一部容積の相当する寸法の少なくとも1.5倍の大きさとして選 択される。 この装置の作動は次のとおりである。 炉がエンクローサー1内の内部容積に1000℃以上の要求された高温度を付与す るものと仮定する。特定のガス雰囲気の存在下における腐食挙動が研究されるサ ンプル8を、サンプルホルダー上に置く。入口2を通って注入されるガス混合物 は、この限定された雰囲気とは、その酸素分圧が、求められる値よりもオーダー だけ高い点で相違している。たとえば、入口における酸素分圧は10-11Paであ り、一方、電極4及び5の間の一部容積において求められる値は10-18Paであ る。導体6及び7を通って電極4及び5に、たとえば6ないし40V/cmのDC 電界を印加することによって、電極4及び5の間の一部容積における酸素含量は 、エンクローサー1の残りの容積と比べてオーダーだけ低下され、このようにし て、この雰囲気におけるサンプル8の挙動を研究するために、電極間の小さい一 部容積内に所望の限定された雰囲気が確保される。 本発明によれば、炉及びガス導入ダクトの酸素汚染に特別の注意をはらうこと を必要としない。酸素分圧が約10-8Paであるガス混合物を供給することは、当 業者に対して問題点を与えるものではない。 本発明の範囲内では、電極について、これらがサンプルに必要な一部容積につ いて充分に高い電界を確保できるものである限り、他の形状であってもよい。電 界の極性は、この電界の方向と同様に重要ではない。他の具体例では、この方向 は、図1及び2に示されたものに対して垂直であってもよい。炉内の高温度に耐 えられる材料の中から導体6及び7を選択することが有効である。たとえば、炭 化ケイ素SiCが有用であろう。 本発明による装置の能力は、H2Sを含有するガス混合物にさらされる際に、 酸素分圧を関数として物理的及び化学的な変成を示すサンプルを使用することに よって証明される。このような物質は、たとえばイットリウムである。 高温度及び空気雰囲気(高酸素分圧)中において酸化イットリウムY23が生 成される。石炭ガス化炉の雰囲気中では、低酸素分圧のため酸化イットリウムは 安定ではなく、Y22S(約10-17Paまでの酸素分圧において)又はY23( 10-18Pa以下の酸素分圧において)に変化する。 本発明による装置について、3つのテストを行った。 1.H2S 0.4容量%を有する乾燥ガス混合物を1200℃で装置(サンプルが イットリウムでなる)に適用した。このイットリウムはイットリウムオキシスル フィッドY22に変化した。この酸化物の熱力学的安定性は、酸素少なくとも2 ppm及び水分5ppmを含有するテストガスの汚染によって説明されるのみである。 2.次に、上述の第1の混合物の水素0.7容量%を水で交換した場合(湿っ たガス混合物)、1200℃における酸素分圧は6オーダー増大する。それでも、イ ットリウムはY22Sに変化する。 3.最後に、電界をかけ、湿ったガス混合物を装置の入口2に供給する。この 場合、数時間の処理の後、イットリウムサンプルはY23に変化する。これは、 一部容積における酸素分圧が10-18Pa以下であり、一方、エンクローサー1内 におけるこの一部容積以外の当該圧力は約10-11Paであることを表す。 図3は、本発明による装置の他の具体例を示す。この場合、炉は誘導タイプで あり、1つの誘導コイル及び2つのシェル形サセプター12及び13を包含して なる。これらサセプターは電気伝導性材料でなり、コイルの高周波界磁が渦電流 を生じ、従って熱エネルギーを生成する。2つのサセプターの間に、サセプター のものよりも小さい電気伝導率をもつ材料からなる中央配置ボディー14が設置 されている。このボディー14はセラミック材料でなり、同時に、非常に低い酸 素分圧を有する限定された雰囲気の効果に供されるサンプルを構成できる。ボデ ィーの当該伝導率のため、渦電流がサセプターで誘導されるだけでなく、ボディ ー14内のより低い範囲でも誘発される。伝導率における差は、サセプターとボ ディーとの間でDC電位差を生じ、この電位差がサンプル14とサセプター12 及び13との間の内部空間に電界を形成し、これによって、この区域における酸 素分圧を数オーダー低減させる。 比較テストは、ボディーが酸化カルシウムの如き絶縁性セラミック物質でなる 場合(上述の物理的現象を確認する)には、所望の酸素分圧の低減が生じないこ とを示した。 もちろん、本発明は、石炭ガス化炉の条件をシミュレートする場合に限定され るものではない。本発明は、高度に還元性条件を必要とする各種の方法に適用さ れる。たとえば、ガス相からの燃料合成の分野では、H2O、O2及びCO2によ る汚染は、これらのガスが合成の能力を損なうものであるため、極めて望ましく ない。 上述した2つの具体例は、実験室的規模での実施に係るものである。当然なが ら、低減された酸素分圧が存在する一部容積の寸法は、サンプルの寸法又はかか る雰囲気下で実施される方法に適応するように変更されなければならない。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年5月11日(1999.5.11) 【補正内容】 非常に低い酸素分圧を有する限定された雰囲気を得ることについて当該問題の 可能な解決策は、グラファイトライニングを有する特殊な炉の利用である。しか しながら、この解決策もある種の欠点がある。 1.非常に低い酸素分圧下でのテストには特殊な炉が必要である(高価である) 。 2.このようなグラファイト炉は、極めて低い酸素分圧下でのテストに独占的 に使用されなければならない(そうでなければ、グラファイトライニングが酸化 する)。 米国特許第3732056号により、制御された酸素雰囲気において酸化物セラミッ クスを加熱プレスする装置が知られている。この装置は、セラミック物質を酸化 するための炉における酸素含量を増大させるものではあるが、ガス混合物中の酸 素含量を、当該技術の状況によっては達成され得なかった値に低減させるもので はない。 当該技術の状況は米国特許第5340553号に見られ、この明細書に開示された方 法は、制御された雰囲気からの酸素の除去に関する。この方法は、炉において約 1000℃まで加熱され、酸素を吸収するスカベンジャーとして機能するケイ素物質 によって達成される。しかしながら、この明細書には、最終的な酸素分圧値は開 示されていない。 本発明による方法は、上述の欠点を回避し、10-18Pa程度の低い酸素分圧を 有するガス混合物の限定された雰囲気を作成することを可能にする。 これは、請求項1に記載する方法及び請求項2又は7に記載する装置によって 達成される。 これら装置の好適な具体例は、残りの請求項に記載されている。 次に、好適な具体例及び添付図面によって、本発明をさらに詳細に説明する。 図1は、本発明による装置を概略的に示す。 図2は、図1の装置の細部を拡大して示す。 図3は、本発明による第2の装置を概略的に示す。 本発明の主な理念は、局部電界によって炉内において不均一な酸素分布を作る ことにあり、これにより、炉の内部に一部容積を限定し、この一部容積は炉の残 りの容積のものよりもかなり低い酸素分布を呈する。 図1において、円筒状の炉(その熱発生手段及び絶縁手段については、これら 手段が一般的なものであるため図示していない)を示す。この炉は、一端にガス 入口2及び他端にガス出口3を有する円筒状のエンクローサー1を包含してなる 。2つの電極4及び5が、エンクローサー内に相互に対面して配置されており、 耐熱性導体6及び7(たとえば、SiC製)を介して、炉の外部に配置されたD C電源(図示していない)に接続されている。 請求の範囲 1 酸素分圧10-13Pa以下及び操作温度1000℃以上を有する制御された雰囲気 を作成する方法において、10-8Paより低いが、前記制御された雰囲気のものよ りも高い酸素分圧を有するガス混合物によって炉を換気し、前記炉の一部容積を 、少なくとも6V/cmの強さを有し、この一部容積における酸素分圧をオーダー 低減させる静電界に供することを特徴とする、制御された雰囲気の作成法。 2 酸素分圧10-13Pa以下及び操作温度1000℃以上を有する制御された雰囲気 を作成するための、10-8Paよりも低いが前記制御された雰囲気のものよりも高 い酸素分圧を有するガス混合物によって炉を換気するための入口(2)及び出口 (3)を有する炉を包含してなる装置において、前記炉内に、DC電源に接続さ れた2つの電極(4,5)が配置されており、これら電極の間に前記炉の一部容 積が限定され、この一部容積が操作時、前記制御された雰囲気を示すことを特徴 とする、制御された雰囲気を作成する装置。 3 電源が炉の外部に配置されており、電極(4,5)が炭化ケイ素SiC製の 導体(6,7)を介して前記電源に接続されていることを特徴とする、請求項2 記載の装置。 4 電極が、相互に対面するプレートであって、プレート内部空間内に一部容積 を限定するプレートでなることを特徴とする、請求項2又は3記載の装置。 5 プレートがシェル形であり、くぼんだ側で相互に対面することを特徴とする 、請求項4記載の装置。 6 プレートの主表面の寸法が、低減された酸素分圧の必要な一部容積の相当す る寸法の少なくとも1.5倍の大きさとして選択されることを特徴とする、請求 項2〜5のいずれか1項記載の装置。 7 酸素分圧10-13Pa以下及び操作温度1000℃以上を有する制御された雰囲気 を作成するための、10-8Paよりも低いが前記制御された雰囲気のものよりも高 い酸素分圧を有するガス混合物によって炉を換気するための入口(2)及び出口 (3)を有する炉を包含してなる装置において、前記炉が、高周波源に接続され た高周波誘導コイル、高い電気伝導率を有すると共に、前記炉の一部容積を包囲 する2つのシエル形サセプター(12,13)、反び前記サセプターの間に配置 されると共に、該サセプターよりも小さい電気伝導率を有する材料でなるボディ ー(14)からなることを特徴とする、制御された雰囲気を作成する装置。 8 ボディー(14)が加熱プレス窒化ケイ素製であることを特徴とする、請求 項7又は8記載の装置。 9 ボディー(14)がケイ素充填炭化ケイ素(SiSiC)製であることを特徴と する、請求項7記載の装置。 10 電気伝導性サンプルを10-13Pa以下の酸素分圧を有する雰囲気に供する ための請求項7〜9のいずれか1項記載の装置の使用において、サセプター(1 2,13)の間に配置されたボディー(14)が前記サンプルを構成するもので あることを特徴とする、装置の使用。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハリソン ビクター オランダ国 アルクマール エヌエル― 1826 デーテー ティアルクストラート 25 (72)発明者 ダンツェル ロベルト オーストリア国 グラーツ アーテー― 8042 ヴァルドムーレルガーセ 22

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 酸素分圧10-13Pa以下及び操作温度1000℃以上を有する制御された雰囲気 を作成する方法において、10-8Paより低いが、前記制御された雰囲気のものよ りも高い酸素分圧を有するガス混合物によって炉を換気し、前記炉の一部容積を 、少なくとも6V/cmの強さを有し、この一部容積における酸素分圧をオーダー 低減させる静電界に供することを特徴とする、制御された雰囲気の作成法。 2 請求項1記載の方法を実施するための装置において、炉が、所望の操作温度 を付与する手段、前記ガス混合物用の入口(2)及び出口(3)及び前記一部容 積を包囲しかつDC電源に接続された2つの電極(4,5)を包含してなること を特徴とする、制御された雰囲気を作成する装置。 3 電源が炉の外部に配置されており、電極(4,5)が炭化ケイ素SiC製の 導体(6,7)を介して前記電源に接続されていることを特徴とする、請求項2 記載の装置。 4 電極が、相互に対面するプレートであって、プレート内部空間内に一部容積 を限定するプレートでなることを特徴とする、請求項2又は3記載の装置。 5 プレートがシェル形であり、くぼんだ側で相互に対面することを特徴とする 、請求項4記載の装置。 6 プレートの主表面の寸法が、低減された酸素分圧の必要な一部容積の相当す る寸法の少なくとも1.5倍の大きさとして選択ざれることを特徴とする、請求 項2〜5のいずれか1項記載の装置。 7 請求項1記載の方法を実施するための装置において、炉が、前記ガス混合物 用の入口(2)及び出口(3)を包含すると共に、高周波源に接続された高周波 誘導コイルを有するエンクローサー(1)、高い電気伝導率を有すると共に、前 記低減された酸素分圧を確保する一部容積を包囲する2つのシェル形サセプター (12,13)、及び前記サセプターの間に配置されると共に、該サセプターよ りも小さい電気伝導率を有する材料でなるボディー(14)からなることを特徴 とする、制御された雰囲気を作成する装置。 8 ボディー(14)が、10-13Pa以下の酸素分圧を有する限定された雰囲気 に供されるサンプルを構成することを特徴とする、請求項7記載の装置。 9 ボディー(14)が加熱プレス窒化ケイ素製であることを特徴とする、請求 項7又は8記載の装置。 10 ボディー(14)がケイ素充填炭化ケイ素(SiSiC)製であることを特徴 とする、請求項7又は8記載の装置。
JP50811699A 1997-07-07 1998-07-06 低い酸素分圧を有する制御された雰囲気を作成する方法及び装置 Ceased JP2002510355A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP97111450.9 1997-07-07
EP97111450A EP0890832B1 (en) 1997-07-07 1997-07-07 Method and device for producing a controlled atmosphere with low oxygen partial pressure
PCT/EP1998/004155 WO1999002978A1 (en) 1997-07-07 1998-07-06 Method and device for producing a controlled atmosphere with low oxygen partial pressure

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002510355A true JP2002510355A (ja) 2002-04-02

Family

ID=8227027

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50811699A Ceased JP2002510355A (ja) 1997-07-07 1998-07-06 低い酸素分圧を有する制御された雰囲気を作成する方法及び装置

Country Status (9)

Country Link
US (1) US6332959B1 (ja)
EP (1) EP0890832B1 (ja)
JP (1) JP2002510355A (ja)
AT (1) ATE384947T1 (ja)
CA (1) CA2289616C (ja)
DE (1) DE69738479T2 (ja)
DK (1) DK0890832T3 (ja)
ES (1) ES2300110T3 (ja)
WO (1) WO1999002978A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012529014A (ja) * 2009-06-05 2012-11-15 ネッシー ガーテゥボー ゲーエムベーハー 熱分析装置および熱分析方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2007338783A1 (en) 2006-12-20 2008-07-03 Playtex Products, Inc. Vent valve assemblies for baby bottles

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3732056A (en) * 1971-09-01 1973-05-08 Gen Motors Corp Apparatus for hot pressing oxide ceramics in a controlled oxygen atmosphere
JPS5612430A (en) 1979-06-04 1981-02-06 Yoneyoshi Terada Self-propelled apparatus on sheet pile
JPS5613430A (en) * 1979-07-14 1981-02-09 Nisshin Steel Co Ltd Annealing method of steel
EP0553791A1 (en) * 1992-01-31 1993-08-04 Nec Corporation Capacitor electrode for dram and process of fabrication thereof
US5340553A (en) * 1993-03-22 1994-08-23 Rockwell International Corporation Method of removing oxygen from a controlled atmosphere
JPH07254265A (ja) * 1994-03-16 1995-10-03 Hitachi Ltd 磁気ディスク装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012529014A (ja) * 2009-06-05 2012-11-15 ネッシー ガーテゥボー ゲーエムベーハー 熱分析装置および熱分析方法

Also Published As

Publication number Publication date
US6332959B1 (en) 2001-12-25
EP0890832B1 (en) 2008-01-23
ATE384947T1 (de) 2008-02-15
EP0890832A1 (en) 1999-01-13
CA2289616A1 (en) 1999-01-21
ES2300110T3 (es) 2008-06-01
DE69738479T2 (de) 2009-01-22
DK0890832T3 (da) 2008-06-02
WO1999002978A1 (en) 1999-01-21
CA2289616C (en) 2007-05-15
DE69738479D1 (de) 2008-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR940001657B1 (ko) 소결된 실리콘 카바이드 세라믹 재질 및 그의 제조공정
JP2002510355A (ja) 低い酸素分圧を有する制御された雰囲気を作成する方法及び装置
Yamaguchi et al. Synthesis and some properties of Al4SiC4
CN110352182B (zh) 半导体制造装置用加热器
BR9805799A (pt) Método e aparelho para sinterização de material finamente dividido
SE9603392D0 (sv) Device and process for dehydration
NO993306L (no) Motstandselement for elektrisk oppvarming i en elektrisk ovn og fremgangsmåte for fremstilling av et sådant motstandselement
JP2004205164A (ja) 非酸化物セラミックス焼結用焼成炉と非酸化物セラミックス焼結体の製造方法
US3136836A (en) Fluid powder electric furnace
Yamada et al. Mechanical properties of boron carbide ceramics
Maahs Effects of Natural Chemical Impurities and Crystallite Orientation on the Erosion Behavior of Artificial Graphite
Thomas Microwave processing of reaction-bonded silicon nitride
WO2022191632A1 (ko) 디젤을 전자파 플라스마 토치로 개질 하여 합성가스를 생산하는 장치와 방법
Wilder High Temperature Laboratory Furnaces
Messier et al. An Annotated Bibliography on Silicon Nitride for Structural Applications
EP0332105A3 (en) Fixing device and recording device
SU121119A1 (ru) Способ получени карбида кремни в электропечах
HUP9800250A1 (hu) Kombinált edényzet mikrohullámú roncsoló készülékekhez
Narushima et al. High‐Temperature Oxidation of Chemically Vapor‐Deposited Silicon Nitride in a Carbon Monoxide‐Carbon Dioxide Atmosphere
Chiu et al. Thermal and Mechanical Properties of Fly Ash‐Calcium Carbonate Refractory Materials
Park et al. Endothermic reactions between mullite and silicon carbide in an argon plasma environment
Foerthmann et al. CORROSION OF SiSiC BY GASES AND BASIC SLAG AT HIGH TEMPERATURE
Baranova et al. Some technical properties of sintered pure CaO ceramics
JPH03105888A (ja) 炭化けい素発熱体の使用方法
Evans et al. A high-temperature (2300K) high-pressure (2 MPa) dilatometer (for sintering mechanism investigation)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050704

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090714

A313 Final decision of rejection without a dissenting response from the applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A313

Effective date: 20091102

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091208