JP2002509847A - 同軸流体ダクトを有する流体輸送ブーム - Google Patents

同軸流体ダクトを有する流体輸送ブーム

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JP2002509847A JP2000541091A JP2000541091A JP2002509847A JP 2002509847 A JP2002509847 A JP 2002509847A JP 2000541091 A JP2000541091 A JP 2000541091A JP 2000541091 A JP2000541091 A JP 2000541091A JP 2002509847 A JP2002509847 A JP 2002509847A
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ポラツク,ジヤツク
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シングル・ブイ・ムアリングズ・インコーポレーテツド
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、液化天然ガス(LNG)のような低温液体を第1の貯蔵構造から船に輸送するための流体輸送ブームを有する貯蔵構造に関する。ブームは、第1の端部において回り継手を介して回転可能に連結された2個のアームを持つ。一実施例においては、液化低温ガスダクトは、液化低温ガスダクトのまわりの気密ハウジングを形成する第1及び第2のアーム内に支持される。本発明による輸送ブームは、内部のLNGダクトにおける漏洩の場合に天然ガスを閉じ込める構造的に強固でかつ自己の重量を支える輸送ブームによりLNGダクトが支持される冗長封鎖システムを提供する。更なる実施例においては、輸送ブームは、船が貯蔵構造に係留されていてかつ横揺れ、縦揺れ、ヨーング及び上下動に対抗しなければならないとき、全ての方向における回転が可能なように全部で7個の回り継手を備える。第1のアームは一般に鉛直方向で貯蔵構造から吊り下げられ、第2のアームは一般に水平方向で第1のアームの第1の端部と船との間を伸びる。これにより、鉛直アーム用の平衡重り又は引張り用のケーブルを使うことなく信頼できる自己支持式の構造を達成できる。製作費を下げ得るように回り継手の各は実質的に同様な構造であることが好ましい。別の実施例は、内側LNGダクトについての漏洩物閉込め手段及び熱膨張を許すための変形可能な壁部分を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、第1の貯蔵構造から船に低温液体を輸送するための流体輸送ブーム
であって、第1のアームと第2のアームとを有しこれらが回り継手により第1の
端部において相互に連結された前記ブームを備えた船積み用構造に関する。本発
明は、特に液化天然ガス用の船積み用構造に関する。
【0002】 かかる船積み用構造に使用する流体輸送ブームは米国特許4022498号に
開示されている。この特許においては、海岸の船積み用構造からタンカーに炭化
水素を輸送するための船の船積み用アームが明らかにされる。この船積み用構造
においては、ブームの第1のアームは、2個の回り継手を介して鉛直の支持パイ
プに連結される。第1のアームは、平衡重りと引張りケーブルの手段により全体
として鉛直位置に維持される。第1のアームの端部に第2のアームが回り継手に
より連結され、両アームの中心線が定める平面内で両アームが動くことができか
つ両アーム間の角度を変えることができる。タンカーに組み合わせられる第2の
アームの端部部分は3個の回り継手を備え、直交する3軸線まわりに回転できる
【0003】 上の米国特許に説明された公知の輸送ブームは、アームを適正位置に維持する
ために比較的大きくかつ複雑な平衡重りと引張りケーブルとを必要とする欠点が
ある。これらは、苛酷な沖の環境で使用されたとき破損と集約的な保守とを受け
る可能性がある。更に液化天然ガス(LNG)の輸送にこの公知の輸送ブームを
使用したときは、LNGは輸送ブームから大気中に逃げ出して、かなり激しい引
火及び/又は爆発の起こり易い環境を作る。
【0004】 従って、LNGの輸送に特に適しかつ信頼できかつ安全な方法で運転し得る船
積み用構造を提供することが本発明の目的である。
【0005】 沖合での使用に適し、使用時に完全に自己整列し、更に低費用で製造できかつ
維持し得る流体輸送ブームを有する船積み用構造を提供することが本発明の別の
目的である。
【0006】 本発明による船積み用構造は、液化天然ガスダクトが第1及び第2のアーム内
に支持され、これらアームが液化天然ガスダクトの周りの気密ハウジングを形成
することを特徴とする。
【0007】 本発明による輸送ブームは、内部のLNGダクトにおける漏洩の場合に天然ガ
スを閉じ込める構造的に強固でかつ自己の重量を支える輸送ブームにより支持さ
れる冗長封鎖システムを提供する。輸送ブームのアームが、敏感な低温LNG流
路及び回り継手を外部環境との接触から保護する。これにより、例えば貯蔵構造
とシャトルタンカーとの相対運動による或いは海面からのLNGダクト及び回り
継手に対する機械的及び/又は化学的な損傷の機会が減らされる。本発明による
輸送ブームは、海岸の貯蔵構造に行き及びここから来るLNGの荷役に使うこと
ができ、又は浮き貯蔵構造において沖合で使うことができる。
【0008】 アームの外壁は、ガスを引き出してLNG蒸気を回収し再び液化しLNGダク
トを通って輸送することができるように、アームの第2の端部間に連続流路を定
めることができる。
【0009】 本発明による一実施例においては、LNGダクトは、外側アームの回り継手に
相当した位置に内部回り継手が設けられる。LNGダクトは、外側アームの内壁
に連結されたその内部回り継手に近い、例えば、回り継手の位置において、LN
Gダクトに変形可能な壁部分を設けることができる。これにより、LNGダクト
は外側支持アームの運動に追随でき、同時に、ベローズ又は滑り継手又は可撓性
パイプで作られたダクト部分を備えた変形可能な壁部分がLNGダクトの熱によ
る膨張収縮を許す。変形可能な壁部分は整列手段として機能し、LNGダクトの
内部回り継手を、外側支持アームの回り継手に関して同心位置に維持する。
【0010】 LNGダクトは、これを蒸気戻りダクトと同心状に置くことができる。一実施
例においては、蒸気戻りダクトは、各支持アーム内に非同心ダクトを備え、内部
回り継手はLNGダクトを囲む外側の円環状LNG蒸気室を備える。内部回り継
手の円環状LNG蒸気室は、上流の蒸気ダクト部分に連結された入口と下流の蒸
気ダクト部分に連結された出口とを持つ。この構造により、LNGダクトより高
温の蒸気戻りダクトを、より低温のLNGダクトから、及び外側支持アームのよ
り高温の側壁から適切に熱絶縁することができる。更に、LNGダクトの回り継
手の漏洩の際、LNGは蒸気戻りダクトの周囲の円環状の旋回室内に閉じ込めら
れるであろう。
【0011】 LNGダクト及び蒸気戻りダクトを囲んでいる外側支持アーム内の空間は、不
能ガスのような不燃性ガスで満たされる。この方法で、LNG蒸気がLNGダク
トから漏洩の際に外部の大気と爆発性混合物を形成する機会を減らす。LNGの
更なる閉込めのために、LNGダクト内又は蒸気戻りダクト内の圧力以上の圧力
で加圧された圧縮空気又は加圧された不能ガスのようなガスを使用することがで
きる。
【0012】 LNGダクトと回り継手との一体性を監視するために、炭化水素を追跡するた
めにガスをサンプリングし解析するように、支持アームにガスサンプリング開口
を設けることができる。
【0013】 LNGに特に適しているが原油又は石油製品のようなその他の物質の輸送のた
めにも使用し得る船積み用構造の実施例は、全部で少なくも7個の回り継手を備
え各アームは3個の直交する軸線まわりで回転可能であり、第1のアームは一般
に鉛直方向で貯蔵構造から吊り下げられ、第2のアームは一般に水平方向で第1
のアームの第1の端部と船との間を伸び得ることを特徴とする。本発明による輸
送ブームは、7個の回り継手により全ての方向において動き得る比較的簡単な自
己支持型の構造を提供する。輸送ブームは、船首を風上に向けている貯蔵船とシ
ャトルタンカーとの間のような浮き貯蔵構造とタンカーとの間での沖の船積作業
に適し、また波と流れとが貯蔵構造を運動させる場合及び船が縦揺れ、横揺れ、
ヨーイング及び上下動を生ずるときの水中状態下で使うことができる。第1のア
ームが貯蔵構造から吊られかつ第2のアームを担持するため、輸送ブームは自己
を支持しておりかつ休止位置との掛合、離脱及び後退中に容易に扱うことができ
る。アームの第1の端部に平衡重りを取り付けることにより、本発明の船積み用
構造は、シャトルタンカーに復原力を作用させ、かつ緊急事態の際は迅速に連結
を外して水平アームをシャトルタンカーの航路から外れた実質的に直立位置に戻
るであろう沖合係留ブームを形成する。
【0014】 好ましい実施例においては、複数の回り継手は実質的に同じ構造のものである
。この方法で、輸送ブームの建設費及び維持費を減らすことができる。
【0015】 本発明による船積み用構造の更なる実施例においては、第1のアームは、その
第1及び第2の端部に、アームの中心線に関して90゜のベンド及びこれに連結
された180゜のベンドを有している実質的に同様でかつ一般にu字形の構造を
備える。
【0016】 実質的に同様な一般にu字形の構造に使用により、第1のアームの回り継手は
アームの吊り下げ点の下方の鉛直方向で揃えられた置かれ、このため最小の曲げ
モーメントが回り継手に加わる。
【0017】 更なる実施例においては、各アームは、一方の端部に固定フランジを他方の端
部に調整可能な同様な回り継手を有する実質的に同様な中央部分を備える。アー
ムの一つが破損した場合は、第1及び第2の双方のアームに使用できるスペヤ部
品と容易に交換することができる。
【0018】 本発明による船積み用構造の幾つかの実施例が、付属図面を参照して例示の方
法により更に詳細に説明されるであろう。
【0019】 図1は、流体輸送ブーム3によりシャトルタンカー4に連結された貯蔵構造2
を備えた本発明による船積み用構造1を図式的に示す。貯蔵構造2は、例えば、
アンカーラインの手段により海底に係留された液化天然ガス用の沖合の貯蔵ブイ
を備えることができる。図1に示された実施例においては、貯蔵構造2は船首を
風上に向けている船を備える。タンカー4は太綱6により船2に係留される。輸
送ブーム3は2個のアーム7、8により形成され、これらアームは、第1の回り
継手を介して第1の端部9において連結される。鉛直アーム7がその第2の端部
10により船2の船尾の支持アーム35から吊り下げられ、そして実質的に水平
方向に伸びているパイプ部分12に連結される。第2のアーム8は、その第2の
端部11において、タンカー4、例えば1980年版のオフショアテクノロジー
コンフェレンス(Offshore Technology Conferen
ce)3844、ページ439−449に説明されたような形式のタンカーの連
結用部材13に連結される。連結用部材13は、アーム8の第2の端部11のフ
ランジ36及びタンカー4に取り付けられた連結用部品の固定フランジにおいて
作用している油圧式クランプ配列を備えることができる。
【0020】 支持アーム35の前方部分37はケーブル38によりアーム8の第2の端部1
1に連結され、このアームを船4の連結具13に関して正しく位置決めする。ア
ーム7、8の第1の端部9に平衡重り39が設けられ、これにより、第2の端部
11が連結具13から外れた後、アーム8は鉛直アーム7に向かって矢印Aの方
向に旋回するであろう。更なるケーブル40が第1の端部9に連結され、アーム
7と8の双方を支持アーム35に向かって非作動停止位置に引っ張る。輸送ブー
ム3は、後退位置においては、貯蔵構造2に近づく船の航路から外れる。
【0021】 鉛直アーム7に対するアーム8のドッキングに代わるものとして、図1に鎖線
で示されたケーブル42の使用がある。ケーブル42は、一方の側においてアー
ム8の第2の端部11の連結され、そしてアーム7の頂部近くで支持アーム35
に取り付けられた綱車に沿って走る。この配列は平衡重り39なしで使用するこ
とができる。
【0022】 アーム8を受け、これを鉛直アーム7に静止の方法で取り付けるためにアーム
7にクレードル43を設けることができる。追加のクレードル43’が支持アー
ム35に設けられ、アーム7がケーブル40によりその停止位置に引かれたとき
、アーム7と組み合う。クレードル43、43’は、外側アーム7、8の回り継
手の回り継手シール及び軸受の連続的な摩耗を導くであろうアーム7、8の運動
を阻止する。
【0023】 図2より見られるように、第1のアーム7は3個の回り継手14、15及び1
6を備える。両アーム7と8とは、第1の端部9において、回り継手20により
連結される。第2のアーム8の第2の端部11に、3個の回り継手17、18及
び19が設けられる。
【0024】 各回り継手14、15、16、17、18、19及び20は、前記回り継手に
連結されたパイプの中心線と平行な軸線まわりに回転できる。回り継手14、2
0及び18の手段により、アーム7及び8の中心線33、34は、図面の面内で
互いに近づき遠ざかるように回転することができる。アーム7及び8は、回り継
手15及び19まわりの回転により、それぞれ図面の平面の内外を揺れること及
び中心線34まわりに回転することができ、船2とアンカー4の横揺れを許す。
回り継手16及び17まわりの回転が、船2に関するタンカー4のヨーイングを
許す。
【0025】 第1のアーム7は、第2の端部において180゜、45゜及び90゜のベンド
により形成される第1のパイプ部分B1より構成される。このベンド部分B1は
、その上端において回り継手14によりパイプ部分12と連結され、そしてその
下端において回り継手15によりパイプ部分B2に連結される。パイプ部分B2
は、180゜及び90゜のベンドを備える。パイプ部分B2は、可撓性フランジ
40により直管部分A1に連結される。第1のアーム7の直管部分A1は、回り
継手16により180゜及び90゜のベンドパイプ部分B3に連結される。
【0026】 第2のアーム8は、第1の端部9aに180゜、45゜及び90゜のベンドパ
イプ部分B4を備え、この部分は回り継手20により第1のアーム7ののパイプ
部分B3に連結される。パイプ部分B4は、固定フランジ41を介して直管部分
A2に連結される。第2のアームは、その第2の端部11に、回り継手18及び
19に連結された180゜及び90゜のベンドパイプ部分B5を備える。回り継
手18にベンドパイプ部分B6が連結され、この部分B6は回り継手17で終わ
っている180゜及び90゜のベンド及び連結フランジ36に至る短い連結パイ
プ21を備える。パイプ21は、ブーム3からタンカー4に至るLNGの流れを
遮断する弁を備える。
【0027】 好ましい実施例においては、全ての回り継手14、15、16、17、18、
19及び20は同様である。同じことがアーム部分A1及びA2に適用される。
ベンドパイプ部分B2、B3、B5及びB6は同様である。固定フランジ連結4
0及び41も同様である。
【0028】 図3aは、アーム7及び8の一つを通る部分断面図を示し、これにおいては中
央LNGダクト51が各アーム内に備えられる。集中蒸気戻りダクト52が内側
ダクト51の周りに置かれる。両ダクト51と52とは、アーム7と8の壁53
内に閉じ込められる。図3aの実施例において、中央ダクト51を蒸気の戻り用
ダクトとして使用し、一方、同心の外側ダクト52をLNG供給ダクトとして使
用することも可能である。
【0029】 図3bに見られるように、複合蒸気戻りダクト52、52’は、これを、アー
ム7、8の外壁53内で、中央LNGダクトからある距離において使うことがで
きる。約−160℃である中央ダクト51の温度は約−120℃である蒸気戻り
ダクトの温度より低いため、この配列は適切な熱の遮断を許すので好ましい。L
NGダクトにおいては、圧力は一般に10−20バールであり、一方、蒸気戻り
ダクトの圧力は一般に2−5バールの間である。
【0030】 図4は、LNG供給ダクト54と蒸気戻りダクト55とが支持アーム75、7
6の壁56の中に横並びに置かれた実施例を示す。LNG供給ダクト54と蒸気
戻りダクト55とは、上下のアーム75、76の間の回り継手57の近くに、各
に内部回り継手58が設けられる。LNG供給ダクト54の上方部分59は、こ
のダクトの下方部分60に回転可能に連結される。複数のシール61が上方部分
59と下方部分60の壁の間の空間を塞ぐ。上下の環状壁62、63は、それぞ
れLNGダクト54の上方部分59と下方部分60に連結される。このため、円
環状のLNG蒸気室64が形成される。蒸気戻りダクト55の出口ポート65が
上方の環状壁部分62に連結され、入口ポート66が下方の環状壁部分63に連
結される。シール部材67が、各回転環状壁部分62、63間の境界部を蒸気が
通過することを防止する。
【0031】 LNG供給ダクト54の上方部分59と下方部分60及び蒸気戻りダクトの上
方部分と下方部分は、それぞれ連結用部材69、70により上下の支持アーム7
5、76に連結される。このため、内部ダクト54、55は、外側支持アーム壁
56の回転運動に従う。上下の環状壁62、63はそれぞれLNG供給ダクト5
4の上方部分59と下方部分60に固定連結されるので、これらの壁も上下の外
側支持アーム75、76の回転運動に従う。この構造の手段により、蒸気戻りダ
クト55は、より低温のLNG供給ダクト54から離れて間隔を空けられる。L
NG供給ダクト54は、蒸気戻りダクト55及び外側支持アーム75、76の壁
56から熱絶縁するために、その周りに断熱材を設けることができる。LNG供
給ダクト54及び蒸気戻りダクト55の熱による膨張収縮を許すため、及び内部
回り継手58にあまりにも大きな熱応力が作用することを防ぐために、両方のダ
クト54、55は、回り継手58の付近に金属のベローズ72、73が設けられ
る。ベローズ72、73は、パイプからの熱荷重が回り継手58に作用すること
を防ぎ、内部回り継手58と、外側支持アーム75、76の回り継手57との整
列を維持する。
【0032】 外側支持アーム75、76の回り継手57は、外側アーム75、76を連結し
ている軸方向のラジアル軸受74を備える。シール81が、内部ダクト54、5
5と周囲の外側アーム75、76との気密な封鎖を提供する。
【0033】 図4の実施例においては、外側支持アーム75、76の回り継手57と内側ダ
クトの回り継手58の軸方向位置とが同様であるとして示されるが、回り継手5
7と58とを軸方向で間隔を空けた位置に置くこともできる。
【0034】 図5aは図4のシーリング配列67の拡大詳細図を示し、これにおいては、3
個のピストンシール78、79、80が円環状のLNG蒸気室64の上方壁部分
62と下方壁部分63との間に置かれる。図5において、円環状の室64内の圧
力は、シールの右側では約5バールであり、これは、上方及び下方のアーム75
、76の壁56内の圧縮されていない(1バールの)ガスにより加えられた(図
5においてシールの左側に作用している)圧力より高い。
【0035】 図5bに示されたような別のシール配列においては、シール79’及び80’
のような2個の隣接したシールは、これを反対方向に向けることができ、またシ
ール間で終わっていてかつメタンを含まないガス、例えば加圧された不能ガスの
ような高圧源と連通している通路81を経て加圧することができる。図5a及び
5bに示されたシール配列は、LNGダクトのシール61についても使用するこ
とができる。
【0036】 図6及び7は図2に示された構造と同様なブーム構造の別の実施例を示す。図
6及び7において、同様な構成要素は、図2において使用されたものと同じ番号
を与えられる。第1のアーム7は、その第2の端部10に3個の回り継手14、
15及び16を備える。第2のアーム8は、その第2の端部11に3個の回り継
手17、18及び19を備える。両アーム7及び8の第1の端部9には1個の回
り継手20が設けられる。
【0037】 第1及び第2のアーム7及び8は、各が1個の直線部分A1及びA2を備える
。第1のアーム7は、その第2の端部10に2個の180゜、90゜のベンド部
分B1、B2を備える。両アーム7及び8の第1の端部9は、各が90゜、18
0゜のベンドB3、B4を備える。第2のアーム8はその第2の端部11に2個
の180゜、90゜のベンドB5、B6を備える。全てのベンドパイプ部分B1
−B6は、回り継手14、15、16、17、19及び20と同じく同様である
【0038】 各アーム7、8の長さは、例えば20メートルまでとすることができる。各ア
ーム7、8の外径は、約2メートルとすることができる。
【0039】 最後に、図8及び9は、ベンドパイプ部分B1−B6が全て90゜のベンドで
形成された輸送ブームの側面図及び平面図を示す。この場合も、同様な構成要素
は図2及び6において使用されたものと同じ番号を与えられる。第1のアーム7
は、その第2の端部10に2個の回り継手14、15を備え、第2のアーム8は
その第2の端部11に3個の回り継手17、18及び19を備える。アーム7、
8の第1の端部9は、2個の回り継手16、20を備える。
【0040】 図2、5及び6に示された実施例は第1又は第2のアーム7、8の第2の端部
10、11の一方又は双方に置かれた3個の回り継手を示すが、本発明の範囲内
で、各第2の端部10、11が2個の又は継手を備え、第1の端部9に3個の回
り継手が置かれるような回り継手のその他の位置が含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による船積み用構造の図式的な側面図を示す。
【図2】 図1の流体輸送ブームの好ましい実施例の側面図を拡大尺度で示す。
【図3a及び3b】 別な形態のLNG供給ダクトと蒸気戻りダクトとを備えた輸送ブームのアーム
の一つの断面を示す。
【図4】 平行なLNG供給ダクトと円環状周り継手に連結された蒸気戻りダクトとを備
え回り継手の近くで輸送ブームのアームの拡大断面部分を示す。
【図5a及び5b】 LNGダクトの周りに置かれた円環状のLNG蒸気の密閉用の配列を示す。
【図6】 本発明による流体輸送ブームの第2の実施例を拡大尺度での側面図を示し、図
7は図6の鉛直アームの正面図である。
【図8】 流体輸送ブームの別の実施例の側面図を示す。
【図9】 図8の実施例の平面図を伸びた状態で示す。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年4月27日(2000.4.27)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】 蒸気戻りダクト(55)がアーム(7、8;75、76)内
で液化天然ガスダクト(54)と平行に支持され、内部回り継手(58)は液化
天然ガスダクト(54)を囲みかつ上流の蒸気戻りダクト部分(66)に連結さ
れた入口と下流の蒸気戻りダクト部分(65)に連結された出口とを有する円環
状の室(64)を備えることを特徴とする請求項1、2又は3による船積み用構
造(1)。
【請求項】 蒸気戻りダクト(55)は、内部周り継手(58)の付近で
変形可能な壁部分(73)が設けられることを特徴とする請求項1ないしのい
ずれかによる船積み用構造(1)。
【請求項】 アーム(7、8;75、76)の内側でかつ液化天然ガスダ
クト(54)及び/又は蒸気戻りダクト(55)の外側の空間が、液化天然ガス
ダクト(54)内又は蒸気戻りダクト(55)内の圧力以上の圧力で加圧される
ことを特徴とする請求項1ないしのいずれかによる船積み用構造(1)。
【請求項】 ガスが不燃性、好ましくは不能ガスであることを特徴とする
請求項による船積み用構造(1)。
【請求項】 アーム(7、8;75、76)がその外壁にガスサンプリン
グ開口を備えることを特徴とする請求項又はによる船積み用構造(1)。
【請求項】 液化天然ガスダクト(54)及び/又は蒸気戻りダクト(5
5)が、逆向きに置かれた2個のシール部材(79’、80’)を有するシール
配列(61、67)及び非メタン圧力流体源と連通するようにシール部材(79
’、80’)間を伸びている通路(81)を備えることを特徴とする先行請求項
のいずれかによる船積み用構造(1)。
【請求項10】 第1及び第2のアーム(7、8)が第1の回り継手(20
)を介してアームの中心線(33、34)により定められる平面と直角方向の軸
線まわりで回転可能であり、第1及び第2のアーム(7、8)はそれぞれ中心線
(33、34)の平面内の軸線まわり及び中心線に直角方向の軸線まわりに各が
回転できるように少なくも2個の回り継手を介して第2の端部(10、11)に
より貯蔵構造(2)に連結されかつ船(4)に連結可能であり、アーム(7、8
)は全部で少なくも7個の回り継手(14、15、16、17、18、19、2
0)を備え各アームは3個の直交する軸線まわりで回転可能であり、第1のアー
ム(7)は略鉛直方向で貯蔵構造(2)から吊り下げられ、第2のアーム(8)
は略水平方向で第1のアーム(7)の第1の端部(9)と船(4)との間を伸び
得ることを特徴とする先行請求項のいずれかによる船積み用構造(1)。
【請求項11】 第1の貯蔵構造(2)から船(4)に液化炭化水素を輸送
するための流体輸送ブーム(3)を備え、ブーム(3)は第1のアーム(7)及
びアームの中心線(33、34)により定められる平面に直角な軸線まわりに回
転可能なように第1の回り継手(20)を介して第1の端部(9)に相互連結さ
れた第2のアーム(8)を有し、第1及び第2のアーム(7、8)はそれぞれ中
心線(33、34)の平面内の軸線まわり及び中心線に直角方向の軸線まわりに
各が回転できるように少なくも2個の回り継手を介して第2の端部(10、11
)により貯蔵構造(2)に連結されかつ船(4)に連結可能である船積み用構造
(1)であって、アーム(7、8)がアーム(7、8)の第1及び第2の端部( 9、10、11)に付近に置かれた 全部で少なくも7個の回り継手(14、15
、16、17、18、19、20)を備え、アームが3個の直交軸線まわりに
回転可能であり、第1のアーム(7)は略鉛直方向で貯蔵構造(2)から吊り下
げられ、第2のアーム(8)は略水平方向で第1のアーム(7)の第1の端部(
9)と船(4)との間を伸び得ることを特徴とする船積み用構造(1)。
【請求項12】 回り継手(14、15、16、17、18、19、20)
が実質的に同様な構造のものである請求項10又は11による船積み用構造(1
)。
【請求項13】 第1及び第2のアーム(7、8)が第1の端部(9)及び
/又は第2の端部(10、11)を備え、実質的に同様で全体としてu字形のパ
イプ構造(B1、B2、B5)がアームの中心線に関して90゜のベンド及びこ
れに連結された180゜のベンドを備えることを特徴とする請求項1011
12による船積み用構造(1)。
【請求項14】 アーム(7、8)の各が、一方の端部に固定フランジ(4
0、41)を、そして他方の端部に実質的に同様な回り継手(16、19)を有
する実質的に同様な中央構造(A1、A2)を備える請求項10ないし13のい
ずれかによる船積み用構造(1)。
【請求項15】 輸送ブーム(3)を担持しかつ第2のアーム(8)を第1
のアーム(7)に向けて回転させるために端部部分において第2のアーム(8)
の第2の端部(11)に連結され更に第1のアームを支持アーム(35)に向け
て回転させるために端部部分から間隔を空けられた中間部分によりアーム(7、
8)の第1の端部(9)に連結されている先行請求項のいずれかによる船積み用
構造(1)。
【請求項16】 平衡重り(39)がアーム(7、8)の第1の端部(9)
に連結されることを特徴とする先行請求項のいずれかによる船積み用構造(11
)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB ,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,GE,G H,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW 【要約の続き】 の構造を達成できる。製作費を下げ得るように回り継手 の各は実質的に同様な構造であることが好ましい。別の 実施例は、内側LNGダクトについての漏洩物閉込め手 段及び熱膨張を許すための変形可能な壁部分を提供す る。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の貯蔵構造(2)から船(4)に低温液体を輸送するた
    めの流体輸送ブーム(3)を備え、ブーム(3)は第1のアーム(7、75)及
    び回り継手(20、57)を介して第1の端部(9)に相互連結された第2のア
    ーム(8、76)を有し、第1及び第2のアーム(7、8;75、76)はそれ
    ぞれ第2の端部(10、11)により貯蔵構造(2)に連結されかつ船(4)に
    連結可能である液化天然ガス用の船積み用構造(1)であって、液化天然ガスダ
    クト(54)が液化天然ガスダクトを囲む気密ハウジングを形成する第1及び第
    2のアーム(7、8)内に支持されることを特徴とする船積み用構造(1)。
  2. 【請求項2】 アーム(7、8)の外壁(53、56)がアーム(7、8)
    の第2の端部(10、11)間の連続流路を定めることを特徴とする請求項1に
    よる船積み用構造(11)。
  3. 【請求項3】 液化天然ガスダクト(54)はアーム(75、76)の回り
    継手(57)に又はその付近に内部回り継手(58)が設けられ、ダクト(54
    )が内部回り継手(58)の付近で関係のアームの内壁に連結されていることを
    特徴とする請求項1又は2による船積み用構造(1)。
  4. 【請求項4】 液化天然ガスダクト(54)1に、好ましくは内部回り継手
    (58)の付近に変形可能な壁部分(72)が設けられることを特徴とする請求
    項1、2又は3による船積み用構造(11)。
  5. 【請求項5】 蒸気戻りダクト(55)がアーム(7、8;75、76)内
    で液化天然ガスダクト(54)と平行に支持され、内部回り継手(58)は液化
    天然ガスダクト(54)を囲みかつ上流の蒸気戻りダクト部分(66)に連結さ
    れた入口と下流の蒸気戻りダクト部分(65)に連結された出口とを有する円環
    状の室(64)を備えることを特徴とする請求項1、2、3又は4による船積み
    用構造(1)。
  6. 【請求項6】 蒸気戻りダクト(55)は、内部周り継手(58)の付近で
    変形可能な壁部分(73)が設けられることを特徴とする請求項1ないし5のい
    ずれかによる船積み用構造(1)。
  7. 【請求項7】 アーム(7、8;75、76)の内側でかつ液化天然ガスダ
    クト(54)及び/又は蒸気戻りダクト(55)の外側の空間が、液化天然ガス
    ダクト(54)内又は蒸気戻りダクト(55)内の圧力以上の圧力で加圧される
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかによる船積み用構造(1)。
  8. 【請求項8】 ガスが不燃性、好ましくは不能ガスであることを特徴とする
    請求項7による船積み用構造(1)。
  9. 【請求項9】 アーム(7、8;75、76)がその外壁にガスサンプリン
    グ開口を備えることを特徴とする請求項7又は8による船積み用構造(1)。
  10. 【請求項10】 液化天然ガスダクト(54)及び/又は蒸気戻りダクト(
    55)が、逆向きに置かれた2個のシール部材(79’、80’)を有するシー
    ル配列(61、67)及び非メタン圧力流体源と連通するようにシール部材(7
    9’、80’)間を伸びている通路(81)を備えることを特徴とする先行請求
    項のいずれかによる船積み用構造(1)。
  11. 【請求項11】 第1及び第2のアーム(7、8)が第1の回り継手(20
    )を介してアームの中心線(33、34)により定められる平面と直角方向の軸
    線まわりで回転可能であり、第1及び第2のアーム(7、8)がそれぞれ中心線
    (33、34)の平面内の軸線まわり及び中心線に直角方向の軸線まわりで各が
    回転できるように少なくも2個の回り継手を介して第2の端部(10、11)に
    より貯蔵構造(2)に連結されかつ船(4)に連結可能であり、アーム(7、8
    )は全部で少なくも7個の回り継手(14、15、16、17、18、19、2
    0)を備え各アームは3個の直交する軸線まわりで回転可能であり、第1のアー
    ム(7)は略鉛直方向で貯蔵構造(2)から吊り下げられ、第2のアーム(8)
    は略水平方向で第1のアーム(7)の第1の端部(9)と船(4)との間を伸び
    得ることを特徴とする先行請求項のいずれかによる船積み用構造(1)。
  12. 【請求項12】 第1の貯蔵構造(2)から船(4)に液化炭化水素を輸送
    するための流体輸送ブーム(3)を備え、ブーム(3)は第1のアーム(7)及
    びアームの中心線(33、34)により定められる平面に直角な軸線まわりに回
    転可能なように第1の回り継手(20)を介して第1の端部(9)に相互連結さ
    れた第2のアーム(8)を有し、第1及び第2のアーム(7、8)がそれぞれ中
    心線(33、34)の平面内の軸線まわり及び中心線に直角方向の軸線まわりで
    各が回転できるように少なくも2個の回り継手を介して第2の端部(10、11
    )により貯蔵構造(2)に連結されかつ船(4)に連結可能である船積み用構造
    (1)であって、アーム(7、8)が全部で少なくも7個の回り継手(14、1
    5、16、17、18、19、20)を備え、??アームが3個の直交軸線まわ
    りに回転可能であり、第1のアーム(7)は一般に鉛直方向で貯蔵構造(2)か
    ら吊り下げられ、第2のアーム(8)は一般に水平方向で第1のアーム(7)の
    第1の端部(9)と船(4)との間を伸び得ることを特徴とする船積み用構造(
    1)。
  13. 【請求項13】 回り継手(14、15、16、17、18、19、20)
    が実質的に同様な構造のものである請求項11又は12による船積み用構造(1
    )。
  14. 【請求項14】 第1及び第2のアーム(7、8)が第1の端部(9)及び
    /又は第2の端部(10、11)を備え、実質的に同様で一般にu字形のパイプ
    構造(B1、B2、B5)がアームの中心線に関して90゜のベンド及びこれに
    連結された180゜のベンドを備えることを特徴とする請求項11、12及び1
    3による船積み用構造(1)。
  15. 【請求項15】 アーム(7、8)の各が、一方の端部に固定フランジ(4
    0、41)を、そして他方の端部に実質的に同様な回り継手(16、19)を有
    する実質的に同様な中央構造(A1、A2)を備える請求項11ないし14のい
    ずれかによる船積み用構造(1)。
  16. 【請求項16】 輸送ブーム(3)を担持しかつ第2のアーム(8)を第1
    のアーム(7)に向けて回転させるために端部部分において第2のアーム(8)
    の第2の端部(11)に連結され更に第1のアームを支持アーム(35)に向け
    て回転させるために端部部分から間隔を空けられた中間部分によりアーム(7、
    8)の第1の端部(9)に連結されている先行請求項のいずれかによる船積み用
    構造(1)。
  17. 【請求項17】 平衡重り(39)がアーム(7、8)の第1の端部(9)
    に連結されることを特徴とする先行請求項のいずれかによる船積み用構造(11
    )。
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