JP2002506852A5 - - Google Patents
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Description
【特許請求の範囲】
【請求項1】 反応器中での過酸化物の製造方法であって、
有機化合物と酸素を、該有機化合物と酸素が反応して過酸化物を生成するように該反応器中に導入すること、
過酸化物を含んで成る第一の液状生成物流を該反応器頂部近傍から抜き取ること、
パーオキサイドを含んで成る第二の液状生成物流を該反応器底部近傍から抜き取ること
を含んで成る方法。
【請求項2】 該有機化合物が約4ないし約8の炭素原子を有するアルカン、あるいはその誘導体、約2ないし約8の炭素原子を有する1個あるいはそれ以上のアルキル基を有するアルキル アリール化合物、あるいはその誘導体、あるいはそれらの混合物の少なくとも1種である請求項1の方法。
【請求項3】 該有機化合物がイソブタン、イソペンタン、イソオクタン、シクロヘキサン、エチルベンゼン、あるいはそれらの混合物の少なくとも1種である請求項1の方法。
【請求項4】 該有機化合物が約4ないし約8の炭素原子を有するアルカンである請求項1の方法。
【請求項5】 該導入ステップが該有機化合物と該酸素の混合物を、該反応器の該底部近傍の位置に散布することを含んで成り、さらに、冷却有機化合物の下向き流れを該反応器頂部に中心的に供給して、該有機化合物の中心部下向き流れと、該散布混合物と該循環流の環状上向き流れを誘導することを含んで成る請求項4の方法。
【請求項6】 さらに反応混合物循環流を該散布位置上方で該反応器へ供給するステップを含んで成る請求項5の方法。
【請求項7】 さらに該アルカンを含んで成るガス状生成物流を該反応器の頂部から抜き取るステップを含んで成る請求項4の方法。
【請求項8】 該第一の液状生成物流と該第二の液状生成物流が約4:1ないし約100:1の抜き取り比率で、該反応器から抜き取られる請求項4の方法。
【請求項9】 該反応器が長さと直径の比が少なくとも約1.1である竪形反応器である請求項1の方法。
【請求項10】 該有機化合物がイソブタンであり、該過酸化物がターシャリー ブチル ハイドロパーオキサイドである請求項1の方法。
【請求項11】 該第一および第二液状生成物流がイソブタン、ターシャリー ブチル ハイドロパーオキサイド、ターシャリー ブチル アルコールおよび酸素化炭化水素副生物を含んで成る請求項10の方法。
【請求項12】 さらに、該反応器内の温度を約120℃ないし約165℃の間に維持し、該反応器内の圧力を約380psigないし約600psigの間に維持することを含んで成る請求項10の方法。
【請求項13】 さらに、該反応器内の温度を約120℃ないし約165℃の間に維持し、該反応器内の圧力を約500psigないし600psigの間に維持することを含んで成る請求項10の方法。
【請求項14】 反応器中でターシャリー ブチル ハイドロパーオキサイドを製造する方法であって、
液体イソブタンと酸素を、該液状イソブタンと該酸素が反応してターシャリー
ブチル ハイドロパーオキサイドを生成するように該反応器中に導入すること、
イソブタンを含んで成るガス状生成物流を該反応器頂部から抜き取ること、
ターシャリー ブチル ハイドロパーオキサイドを含んで成る第一の液状生成物流を該反応器頂部近傍から抜き取ること、
ターシャリー ブチル ハイドロパーオキサイドを含んで成る第二の液状生成物流を該反応器底部近傍から抜き取ること
を含んで成る方法。
【請求項15】 該導入ステップが、該液状イソブタンと該酸素の混合物を該反応器該底部近傍位置に散布することを含んで成り、さらに、冷却イソブタンの下向き流れを該反応器頂部に中心的に供給してイソブタンの中心部下向き流れ、と該散布混合物と該循環流の環状上向き流を誘導することを含んで成る請求項14の方法。
【請求項16】 さらに反応混合物循環流を該散布位置より上方で該反応器へ供給するステップを含んで成る請求項15の方法。
【請求項17】 該第一液状生成物流と該第二液状生成物流が抜き取り比率約4:1ないし約100:1で、該反応器から抜き取られる請求項14の方法。
【請求項18】 該反応器が長さと直径の比が少なくとも約1.1である竪形反応器である請求項14の方法。
【請求項19】 該反応器が長さと直径の比が約1.1ないし約3である竪形反応器である請求項14の方法。
【請求項20】 該第一および第二液状生成物流がイソブタン、ターシャリー ブチル ハイドロパーオキサイド、ターシャリー ブチル アルコールおよび酸素化炭化水素副生物を含んで成る請求項14の方法。
【請求項21】 さらに、該反応器内の温度を約120℃ないし約165℃の間に維持し、該反応器内の圧力を約500psigないし約600psigの間に維持するステップを含んで成る請求項14の方法。
【請求項22】 竪形反応器中で、イソブタンと酸素からのターシャリーブチル ハイドロパーオキサイドおよびターシャリー ブチル アルコールの製造方法であって、
イソブタンと酸素の混合物を、該反応器底部近傍位置で散布するステップ、
反応混合物循環流を該散布位置より上方で該反応器へ供給するステップ、
冷却イソブタンの下向き流れを該反応器頂部近傍に中心的に供給して、イソブタンの中心部下向き流れと、該散布混合物と該循環流の環状上向き流を誘導するステップ、
第一液状生成物流を該反応器頂部近傍から抜き取るステップ、
第二液状生成物流を該反応器底部近傍から抜き取るステップ、
イソブタンを含むガス状生成物流を該反応器頂部から抜き取るステップ、
該ガス状流を部分的に凝縮するステップ、
該凝縮イソブタンを該反応器の底部に循環するステップ、
第一液状生成物流と第二液状生成物流を回収するステップ
を含んで成る方法。
【請求項23】 該竪形反応器は少なくとも約1.1の長さと直径の比を有し、反応混合物を供給する該ステップは反応混合物循環流を該反応器の底部近傍でイソブタンと酸素の該混合物の散布位置より上方で該反応器へ供給し、該中心的供給ステップは約10℃から約55℃の供給流温度を有するイソブタン供給流を中心的に供給するステップを含み、液状生成物流の該抜き取りステップはイソブタン、ターシャリー ブチル ハイドロパーオキサイド、ターシャリー ブチル アルコールおよび酸素化炭化水素副生物を含んで成る液状生成物流の該反応器頂部近傍からの抜き取りを含んで成り、ガス状生成物流を抜き取る該ステップはイソブタンとこれに同伴する常態液体反応生成物を含むガス状生成物流を該反応器頂部からの抜き取りを含んで成り、該部分的凝縮ステップは該ガス状生成物を冷却して、その常態液体反応生成物成分を凝縮することを含んで成り、該循環ステップは該凝縮生成物を該反応混合物還流流れとして該反応器への循環を含んで成り、さらに、
該反応器内の温度を約120℃ないし約165℃の間に、該反応器内の圧力を約500psigないし約600psigの間に反応条件を設定するステップ、 該生成物ガス流のイソブタンを含む未凝縮成分を追加酸素と混合し、散布混合物として該反応器へ循環するステップ
を含んで成る請求項22の方法。
【請求項24】 約1.1から約3の長さと直径の比を有する竪形反応器中でのイソブタンからのターシャリー ブチル ハイドロパーオキサイドおよびターシャリー ブチル アルコールの無触媒あるいは自己触媒的製造方法であって、
該反応器内の温度を約120℃ないし約165℃の間に、該反応器内の圧力を約380psigないし約600psigの間に反応条件を設定するステップ、
酸素とイソブタンからなる混合物、ここで該混合物はイソブタン100部あたり、5ないし約15部の酸素を含む、を1時間あたり約200部ないし約400部を該反応器の底部近傍で該反応器内へ周縁的に散布するステップ、
1時間あたり約150部ないし約250部の反応混合物循環流を該反応器の底部近傍であって、該イソブタンと酸素の混合物の該散布位置より上方で該反応器へ供給するステップ、
約10℃から約55℃の供給流温度を有するイソブタン供給流を1時間あたり約100部を下向き流れ方向に該反応器頂部近傍で該反応器に中心的に供給し、該反応器中に該イソブタンの中心部下向き流れを誘導し、これによって該散布混合物と該反応混合物循環流の環状上向き流を誘導するステップ、
イソブタン、ターシャリー ブチル ハイドロパーオキサイド、ターシャリー
ブチル アルコールおよび酸素化炭化水素副生物を含む第一液状生成物流を1時間あたり約80ないし約120部を該反応器頂部近傍から抜き取るステップ、
イソブタン、ターシャリー ブチル ハイドロパーオキサイド、ターシャリー ブチル アルコールおよび酸素化炭化水素副生物を含む第二液状生成物流を1時間あたり約1ないし約20部を該反応器底部近傍から抜き取るステップ、
イソブタンとこれに同伴する常態液体反応生成物を含むガス状生成物流を1時間あたり約350ないし約650部を該反応器頂部から抜き取るステップ、
該ガス状生成物を冷却して、常態液体反応生成物成分を凝縮するステップ、
該凝縮生成物を該反応混合物循環流として該反応器へ循環するステップ、
イソブタンを含む該生成物ガス流の未凝縮成分を追加酸素と混合し散布混合物として該反応器へ循環するステップ、
該第一および第二液状生成物流を回収する各ステップを含んで成る方法。
【請求項25】 該第一および第二液状生成物流が約10ないし約25重量%のターシャリー ブチル ハイドロパーオキサイド、約9ないし約20重量%のターシャリー ブチル アルコール、約20ないし約75重量%の未反応イソブタン、および約2ないし約10重量%のジターシャリー ブチル パーオキサイド、メタノール、メチルフォルメート、アセトン、水を含む酸素化炭化水素副生物を含んでなる請求項24の方法。
【請求項26】 該設定するステップが、該反応器中の圧力を約500psigないし約600psigの間に設定するステップを含む請求項24の方法。
【請求項1】 反応器中での過酸化物の製造方法であって、
有機化合物と酸素を、該有機化合物と酸素が反応して過酸化物を生成するように該反応器中に導入すること、
過酸化物を含んで成る第一の液状生成物流を該反応器頂部近傍から抜き取ること、
パーオキサイドを含んで成る第二の液状生成物流を該反応器底部近傍から抜き取ること
を含んで成る方法。
【請求項2】 該有機化合物が約4ないし約8の炭素原子を有するアルカン、あるいはその誘導体、約2ないし約8の炭素原子を有する1個あるいはそれ以上のアルキル基を有するアルキル アリール化合物、あるいはその誘導体、あるいはそれらの混合物の少なくとも1種である請求項1の方法。
【請求項3】 該有機化合物がイソブタン、イソペンタン、イソオクタン、シクロヘキサン、エチルベンゼン、あるいはそれらの混合物の少なくとも1種である請求項1の方法。
【請求項4】 該有機化合物が約4ないし約8の炭素原子を有するアルカンである請求項1の方法。
【請求項5】 該導入ステップが該有機化合物と該酸素の混合物を、該反応器の該底部近傍の位置に散布することを含んで成り、さらに、冷却有機化合物の下向き流れを該反応器頂部に中心的に供給して、該有機化合物の中心部下向き流れと、該散布混合物と該循環流の環状上向き流れを誘導することを含んで成る請求項4の方法。
【請求項6】 さらに反応混合物循環流を該散布位置上方で該反応器へ供給するステップを含んで成る請求項5の方法。
【請求項7】 さらに該アルカンを含んで成るガス状生成物流を該反応器の頂部から抜き取るステップを含んで成る請求項4の方法。
【請求項8】 該第一の液状生成物流と該第二の液状生成物流が約4:1ないし約100:1の抜き取り比率で、該反応器から抜き取られる請求項4の方法。
【請求項9】 該反応器が長さと直径の比が少なくとも約1.1である竪形反応器である請求項1の方法。
【請求項10】 該有機化合物がイソブタンであり、該過酸化物がターシャリー ブチル ハイドロパーオキサイドである請求項1の方法。
【請求項11】 該第一および第二液状生成物流がイソブタン、ターシャリー ブチル ハイドロパーオキサイド、ターシャリー ブチル アルコールおよび酸素化炭化水素副生物を含んで成る請求項10の方法。
【請求項12】 さらに、該反応器内の温度を約120℃ないし約165℃の間に維持し、該反応器内の圧力を約380psigないし約600psigの間に維持することを含んで成る請求項10の方法。
【請求項13】 さらに、該反応器内の温度を約120℃ないし約165℃の間に維持し、該反応器内の圧力を約500psigないし600psigの間に維持することを含んで成る請求項10の方法。
【請求項14】 反応器中でターシャリー ブチル ハイドロパーオキサイドを製造する方法であって、
液体イソブタンと酸素を、該液状イソブタンと該酸素が反応してターシャリー
ブチル ハイドロパーオキサイドを生成するように該反応器中に導入すること、
イソブタンを含んで成るガス状生成物流を該反応器頂部から抜き取ること、
ターシャリー ブチル ハイドロパーオキサイドを含んで成る第一の液状生成物流を該反応器頂部近傍から抜き取ること、
ターシャリー ブチル ハイドロパーオキサイドを含んで成る第二の液状生成物流を該反応器底部近傍から抜き取ること
を含んで成る方法。
【請求項15】 該導入ステップが、該液状イソブタンと該酸素の混合物を該反応器該底部近傍位置に散布することを含んで成り、さらに、冷却イソブタンの下向き流れを該反応器頂部に中心的に供給してイソブタンの中心部下向き流れ、と該散布混合物と該循環流の環状上向き流を誘導することを含んで成る請求項14の方法。
【請求項16】 さらに反応混合物循環流を該散布位置より上方で該反応器へ供給するステップを含んで成る請求項15の方法。
【請求項17】 該第一液状生成物流と該第二液状生成物流が抜き取り比率約4:1ないし約100:1で、該反応器から抜き取られる請求項14の方法。
【請求項18】 該反応器が長さと直径の比が少なくとも約1.1である竪形反応器である請求項14の方法。
【請求項19】 該反応器が長さと直径の比が約1.1ないし約3である竪形反応器である請求項14の方法。
【請求項20】 該第一および第二液状生成物流がイソブタン、ターシャリー ブチル ハイドロパーオキサイド、ターシャリー ブチル アルコールおよび酸素化炭化水素副生物を含んで成る請求項14の方法。
【請求項21】 さらに、該反応器内の温度を約120℃ないし約165℃の間に維持し、該反応器内の圧力を約500psigないし約600psigの間に維持するステップを含んで成る請求項14の方法。
【請求項22】 竪形反応器中で、イソブタンと酸素からのターシャリーブチル ハイドロパーオキサイドおよびターシャリー ブチル アルコールの製造方法であって、
イソブタンと酸素の混合物を、該反応器底部近傍位置で散布するステップ、
反応混合物循環流を該散布位置より上方で該反応器へ供給するステップ、
冷却イソブタンの下向き流れを該反応器頂部近傍に中心的に供給して、イソブタンの中心部下向き流れと、該散布混合物と該循環流の環状上向き流を誘導するステップ、
第一液状生成物流を該反応器頂部近傍から抜き取るステップ、
第二液状生成物流を該反応器底部近傍から抜き取るステップ、
イソブタンを含むガス状生成物流を該反応器頂部から抜き取るステップ、
該ガス状流を部分的に凝縮するステップ、
該凝縮イソブタンを該反応器の底部に循環するステップ、
第一液状生成物流と第二液状生成物流を回収するステップ
を含んで成る方法。
【請求項23】 該竪形反応器は少なくとも約1.1の長さと直径の比を有し、反応混合物を供給する該ステップは反応混合物循環流を該反応器の底部近傍でイソブタンと酸素の該混合物の散布位置より上方で該反応器へ供給し、該中心的供給ステップは約10℃から約55℃の供給流温度を有するイソブタン供給流を中心的に供給するステップを含み、液状生成物流の該抜き取りステップはイソブタン、ターシャリー ブチル ハイドロパーオキサイド、ターシャリー ブチル アルコールおよび酸素化炭化水素副生物を含んで成る液状生成物流の該反応器頂部近傍からの抜き取りを含んで成り、ガス状生成物流を抜き取る該ステップはイソブタンとこれに同伴する常態液体反応生成物を含むガス状生成物流を該反応器頂部からの抜き取りを含んで成り、該部分的凝縮ステップは該ガス状生成物を冷却して、その常態液体反応生成物成分を凝縮することを含んで成り、該循環ステップは該凝縮生成物を該反応混合物還流流れとして該反応器への循環を含んで成り、さらに、
該反応器内の温度を約120℃ないし約165℃の間に、該反応器内の圧力を約500psigないし約600psigの間に反応条件を設定するステップ、 該生成物ガス流のイソブタンを含む未凝縮成分を追加酸素と混合し、散布混合物として該反応器へ循環するステップ
を含んで成る請求項22の方法。
【請求項24】 約1.1から約3の長さと直径の比を有する竪形反応器中でのイソブタンからのターシャリー ブチル ハイドロパーオキサイドおよびターシャリー ブチル アルコールの無触媒あるいは自己触媒的製造方法であって、
該反応器内の温度を約120℃ないし約165℃の間に、該反応器内の圧力を約380psigないし約600psigの間に反応条件を設定するステップ、
酸素とイソブタンからなる混合物、ここで該混合物はイソブタン100部あたり、5ないし約15部の酸素を含む、を1時間あたり約200部ないし約400部を該反応器の底部近傍で該反応器内へ周縁的に散布するステップ、
1時間あたり約150部ないし約250部の反応混合物循環流を該反応器の底部近傍であって、該イソブタンと酸素の混合物の該散布位置より上方で該反応器へ供給するステップ、
約10℃から約55℃の供給流温度を有するイソブタン供給流を1時間あたり約100部を下向き流れ方向に該反応器頂部近傍で該反応器に中心的に供給し、該反応器中に該イソブタンの中心部下向き流れを誘導し、これによって該散布混合物と該反応混合物循環流の環状上向き流を誘導するステップ、
イソブタン、ターシャリー ブチル ハイドロパーオキサイド、ターシャリー
ブチル アルコールおよび酸素化炭化水素副生物を含む第一液状生成物流を1時間あたり約80ないし約120部を該反応器頂部近傍から抜き取るステップ、
イソブタン、ターシャリー ブチル ハイドロパーオキサイド、ターシャリー ブチル アルコールおよび酸素化炭化水素副生物を含む第二液状生成物流を1時間あたり約1ないし約20部を該反応器底部近傍から抜き取るステップ、
イソブタンとこれに同伴する常態液体反応生成物を含むガス状生成物流を1時間あたり約350ないし約650部を該反応器頂部から抜き取るステップ、
該ガス状生成物を冷却して、常態液体反応生成物成分を凝縮するステップ、
該凝縮生成物を該反応混合物循環流として該反応器へ循環するステップ、
イソブタンを含む該生成物ガス流の未凝縮成分を追加酸素と混合し散布混合物として該反応器へ循環するステップ、
該第一および第二液状生成物流を回収する各ステップを含んで成る方法。
【請求項25】 該第一および第二液状生成物流が約10ないし約25重量%のターシャリー ブチル ハイドロパーオキサイド、約9ないし約20重量%のターシャリー ブチル アルコール、約20ないし約75重量%の未反応イソブタン、および約2ないし約10重量%のジターシャリー ブチル パーオキサイド、メタノール、メチルフォルメート、アセトン、水を含む酸素化炭化水素副生物を含んでなる請求項24の方法。
【請求項26】 該設定するステップが、該反応器中の圧力を約500psigないし約600psigの間に設定するステップを含む請求項24の方法。
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