JP2002506594A - デジタルセルラー受信器の信号検出方法 - Google Patents

デジタルセルラー受信器の信号検出方法

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JP2002506594A JP50648499A JP50648499A JP2002506594A JP 2002506594 A JP2002506594 A JP 2002506594A JP 50648499 A JP50648499 A JP 50648499A JP 50648499 A JP50648499 A JP 50648499A JP 2002506594 A JP2002506594 A JP 2002506594A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、デジタルセルラーネットワークの受信器における信号検出方法に係る。所望の有用な信号と、所望のチャンネルに隣接するチャンネルから発せられる少なくとも1つの干渉する隣接チャンネル信号との組み合わせが所望のチャンネルを経て受信される。本発明によれば、有用な信号及び少なくとも1つの隣接チャンネル信号のチャンネル推定値が一緒に決定される。この推定は、受信器に知られた例えばトレーニングシーケンスのような基準部分を使用するか、又は判断フィードバックにより形成される記号又はビット判断のいずれかを用いて行なわれる。次いで、有用な信号及び隣接チャンネル信号の両方のチャンネル推定値を使用して有用な信号が検出される。この推定は、別々に行うこともできるし、並列に行うこともできるし、又は逐次に行うこともでき、この場合、再構成された干渉信号は、検出前に有用な信号から減少される。

Description

【発明の詳細な説明】 デジタルセルラー受信器の信号検出方法発明の分野 本発明は、デジタルセルラーネットワークの受信器における信号検出方法であ って、所望の有用な信号と、所望のチャンネルに隣接するチャンネルから発せら れる少なくとも1つの干渉する隣接チャンネル信号との組み合わせを所望のチャ ンネルにおいて受信する方法に係る。先行技術の説明 セルラーネットワークの受信器は、特定のチャンネルを経て送信された信号を 受信する。その隣接チャンネルに送信された信号は、信号に干渉を引き起こし、 これを隣接チャンネル干渉と称する。異なる周波数分割チャンネルが互いに接近 して配置されている。例えば、GSMシステムでは、チャンネルの中間周波数が 互いに200KHzの距離に配置され、そして変調スペクトルは、200KHz よりも若干広い。従って、チャンネル間の保護帯域は存在しない。使用するGM SK変調方法の特性により、隣接チャンネルが互いの周波数レンジへと漏洩する 。更に、どこからのセルにおいて同じチャンネル上を送信される信号が、信号に 対して更に別の干渉を引き起こし、これを同一チャンネル干渉と称する。 現在のセルラーネットワークでは、干渉信号が受信器においてランダムな加算 的ホワイトガウスノイズとして近似される。この近似は、干渉信号が所望の信号 に対して充分に弱い場合だけ充分に正確なものとなる。従って、隣接チャンネル は、そこに使用される電力の差が大きい場合には、互いに著しく干渉する。GS Mシステムでは、隣接チャンネルに許される送信又は受信電力の最大差が9dB である。 システムの機能に関しては大きな電力差を許すことが必要であるので、同じセ ルに隣接チャンネルを使用することはできない。セルラーネットワークは、セル においてチャンネルがいかに再使用されるかを決定する再使用パターンを使用し ている。再使用パターンが、例えば、7であるときには、セル及びそれに隣接す る6個のセルの各々が異なるチャンネル(1つ又は複数)を使用する。再使用パ ターンのプランニングは、高周波使用の全体的なプランニングを必要とする。プ ランニング結果は、ネットワークを就役する再に無線フィールドを広範囲に測定 することによりテストされる。ネットワークを拡張するときにも、プランニング 及び測定は重要な段階である。 信号は、一般に、障害物によって反射が生じるために種々の経路に沿って伝播 し、そして異なる仕方で遅延された信号成分として受信器に到着する。この現象 を、多経路伝播と称する。これは、記号を信号送信する場合に、記号間干渉を引 き起こし、記号が部分的に重畳されることになる。一般に、セルラー無線システ ムでは、信号が伝播した多経路チャンネルを受信器において推定できるようにす る所定の基準部分が信号に含まれる。このようにして形成された推定チャンネル を使用して、元の信号に対応するように受信信号を修正することができる。 CDMAシステムは、特定のパイロット信号及び/又は広帯域拡散コードを基 準部分として使用している。 TDMAシステムは、トレーニングシーケンスを基準部分として使用している 。GSMシステムは、例えば、8つのトレーニングシーケンスを使用し、これら は、信号において転送されるコード化データに類似せず、各バーストの独特の部 分となるように選択される。特定のチャンネルにおいて動作する特定のセルにお ける送信器は、全て、同じトレーニングシーケンスを使用する。隣接チャンネル 及び同一チャンネル上にある送信器は、異なるトレーニングシーケンスを使用す る。従って、受信器は、正しい信号を、同時に到着する干渉信号から区別するこ とができる。干渉信号の電力は、周波数プランニングによって充分に低く保持さ れるので、干渉信号は、受信器において単に加算的ホワイトガウスノイズとして 処理される。実際のチャンネル推定、修正及び検出は、干渉信号に関する情報を 伴わずに実行される。これは、周波数プランニングが正しく実行されたセルラー ネットワークでは何ら問題を生じない。 しかしながら、移動通信が次第に普及するにつれて、ネットワークオペレータ は、考えられる最良の効果に対して得られる高周波領域を使用する傾向となって いる。これは、再使用パターンの減少を必要とし、値1の再使用パターンも考え られる。従って、同じセル内に隣接チャンネルを使用することが必要となる。 又、セルラーネットワークの容量は、ハイアラーキーセル構造を導入すること により増加され、この場合に、セルサイズは、その直径が数十キロメーターから 数十又は数百メーターまで変化する。このようなセルは、マクロセル、マイクロ セル及びピコセルと称する。これらのセルでは、隣接チャンネルの電力レベル差 が非常に大きく、甚だしい干渉を引き起こすことがある。 例えば、CDMAシステムでは、アップリンク方向における全ての信号をベー スステーション受信器において同じ電力レベルに到達させる試みをなすようにし て、隣接チャンネルの電力制御問題が解消される。ダウンリンク方向における全 ての信号は、一定の電力で送信される。この考え方をGSMシステムに適用する ときの欠点は、電力制御の動的な領域を現在のレベル30dBから60−100 dBまで増加しなければならないことである。しかしながら、異なるセル形式間 でこれを行うことはできない。というのは、非常に大きな干渉が生じるからであ る。 隣接チャンネルにより生じる干渉を低減するための理論的な解決策は、チャン ネル間の保護帯域を増加することである。しかしながら、これは、使用周波数領 域を浪費し、現在のシステムに対してこれを実施することは、仕様を変更せずに はなし得ない。 CDMAシステムに関しては、異なる干渉打消し技術の使用が研究されている 。しかしながら、この技術をTDMAシステムに適用することは実質的により困 難である。というのは、信号の分離が、CDMAシステムの場合のように送信波 形において最適化されないからである。更に、同一チャンネル干渉の打消しがC DMAシステムにおいて一般的に研究されており、これに対して、本発明は、隣 接チャンネルにより生じる干渉の打ち消しに向けられる。 例えば、フィンランド特許公告第944,736号は、同一チャンネルの干渉 打消しを受信器においていかに実施できるかについて開示している。しかしなが ら、この特許公告は、隣接チャンネル干渉をいかに取り除くかについては開示し ていない。 簡単に述べると、現在の動作は、ネットワークの高周波プランニングを複雑に し、小さな再使用パターンの使用を妨げ、そして現在システムの更なる開発を複 雑なものにする。発明の要旨 本発明の目的は、隣接チャンネルにより生じる干渉信号を除去することにより セルラー受信器における信号検出を改善することである。 これは、冒頭で述べた形式の方法において、有用な信号及び少なくとも1つの 隣接チャンネル信号のチャンネル推定値を一緒に決定し、そしてこの有用な信号 及び隣接チャンネル信号のチャンネル推定値を使用して有用な信号を検出するこ とを特徴とする本発明の方法により達成される。 又、本発明は、デジタルセルラーネットワークの受信器における信号検出方法 であって、所望の有用な信号と、所望のチャンネルに隣接するチャンネルから発 せられる少なくとも1つの干渉する隣接チャンネル信号との組み合わせを所望の チャンネルにおいて受信する方法にも係る。この方法は、本発明によれば、有用 な信号及び少なくとも1つの隣接チャンネル信号のチャンネル推定値を決定し、 隣接チャンネル信号のチャンネル推定値を使用して有用な信号から隣接チャンネ ル信号を再構成し、この再構成された隣接チャンネル信号を有用な信号から減少 し、そしてこの有用な信号のチャンネル推定値を使用して有用な信号を検出する ことを特徴とする。 更に、本発明は、所望の有用な信号と、所望のチャンネルに隣接するチャンネ ルから発せられる少なくとも1つの干渉する隣接チャンネル信号との組み合わせ を所望のチャンネルにおいて受信するように構成されたデジタルセルラーネット ワークの受信器にも係る。この受信器は、本発明によれば、有用な信号及び少な くとも1つの隣接チャンネル信号のチャンネル推定値を一緒に決定するように構 成されたチャンネル推定装置と、この有用な信号及び隣接チャンネル信号の両方 のチャンネル推定値を使用して有用な信号を検出するように構成された検出部分 とを備えたことを特徴とする。 更に、本発明は、所望の有用な信号と、所望のチャンネルに隣接するチャンネ ルから発せられる少なくとも1つの干渉する隣接チャンネル信号との組み合わせ を所望のチャンネルにおいて受信するように構成されたデジタルセルラーネット ワークの受信器にも係る。この受信器は、本発明によれば、有用な信号及び少な くとも1つの隣接チャンネル信号のチャンネル推定値を決定するように構成され た少なくとも1つのチャンネル推定装置と、隣接チャンネル信号のチャンネル推 定値を使用して有用な信号から隣接チャンネル信号を再構成するための再構成手 段と、この再構成された隣接チャンネル信号を有用な信号から減少するための手 段と、この有用な信号のチャンネル推定値を使用して有用な信号を検出するよう に構成された検出部分とを備えたことを特徴とする。 本発明では、著しい効果が達成される。干渉信号を比較することにより、最も 大きな干渉信号の1つ以上を干渉打消しの対象として選択することができる。本 発明によれば、隣接チャンネル信号により生じる干渉も除去することができる。 これは、より小さな再使用パターンを使用できるようにし、そして高周波のプラ ンニングを容易にする。或いは又、システムの容量を拡張する必要がない場合に は、本発明は、無線接続のクオリティを改善することができるか、又は無線接続 の範囲を広げることができる。 本発明によれば、有用な信号及び少なくとも1つの隣接チャンネル信号のチャ ンネル推定値を一緒に決定することができる。これは、加入者ターミナル受信器 を実施するのに特に適している。というのは、本発明は、受信器の実施に付加的 なコストを生じないからである。 次いで、隣接チャンネル信号に対してチャンネル推定値が決定されるときには 、発生された変更されたトレーニングシーケンスを使用することができ、所望の チャンネルとその隣接チャンネルとの間の周波数差によって生じたいそう歪が考 慮に入れられる。これはチャンネル推定値の精度を改善する。対応的に、所望の 信号が検出されるときにも位相歪を考慮することができる。 又、本発明によれば、有用な信号及び少なくとも1つの隣接チャンネル信号の チャンネル推定値を並列に決定し、そして隣接チャンネル信号のチャンネル推定 値を使用して有用な信号から隣接チャンネル信号を再構成することもできる。こ の手順は、受信されるべき各チャンネルごとに受信器を必要とするので、ベース ステーションに特に適している。この実施形態に伴う効果は、干渉の構造が既知 である場合に干渉をより正確に除去することが容易であるので、クオリティが高 いことである。 又、本発明によれば、所望のチャンネルに加えて、所望のチャンネルに隣接す る少なくとも1つのチャンネルを受信し、そして所望のチャンネルと隣接チャン ネルをフィルタ分離することもできる。次いで、信号の推定及び検出が逐次に行 なわれる。この実施形態は、従来の実施形態に比して比較的簡単であるために、 加入者ターミナルに良く適している。 又、本発明は、基準部分ではなく、受信信号からなされる記号又はビット判断 を、有用な信号及び少なくとも1つの隣接チャンネル信号に関連して使用するよ うに、有用な信号及び少なくとも1つの隣接チャンネル信号のチャンネル推定値 を決定することもできる。この既知の方法は、判断フィードバックと称する。チ ャンネル推定値の推定方法は、特に、次のものに適している。 − 例えば、基準部分に基づくチャンネル推定を含むが、基準部分と基準部分 との間の時間中にチャンネルが著しく変化するための時間をもつ(例えば、送信 器が高速移動中の乗物にあるか、又は基準部分と基準部分との間に長いタイムス ロットがあるために)セルラー無線システムにおいてチャンネル推定値を更新す る。 − 例えば、おそらくCDMAシステムの加入者ターミナルからベースステー ションに向かう送信経路上に実際の基準部分又は記号を必ずしも含まないセルラ ー無線システムにおいてチャンネルを推定しそしてそれを更新する。従って、チ ャンネル推定値及び記号判断を推定するために複数の反復を行って、推定された 記号がチャンネル推定の推定値を特定し、そして推定されたチャンネル推定値が 記号シーケンスの推定値を特定するようにするのが好ましい。この反復式の繰り 返し特定方法も公知であり、ここでは、盲チャンネル推定に使用されるものとす る。 本発明によれば、GSMベースのシステムにおいて、ダウンリンク方向に特定 の変調方法を信号に対して使用して、隣接チャンネルにより生じる干渉に対して 従来の変調方法よりもかなり良好な保護を与えることができる。次いで、アップ リンク方向には、GMSK変調方法のような従来の変調方法を信号に使用するこ とができる。この実施形態では顕著な効果が得られ、即ちベースステーションの 受信器及び送信器に対する必要な変更を本発明により行うことができる。しかし ながら、加入者ターミナルの受信器は、何の変更も必要とせず、この場合には、 例えば、再使用パターンが減少された改良されたネットワークに既存の加入者タ ーミナルを使用することができる。本出願人によりなされた研究によれば、この 場合には、例えば、OQAM方法(オフセット直角振幅変調)が特定の変調方法 として特に良く適している。というのは、その復調を、加入者ターミナルの受信 器により使用される既存の復調に適合させることができるからである。 本発明は、例えば、使用電力レベルが非常に異なる大きさであるハイアラーキ ーセルラー無線ネットワークの隣接セルにおいて、システムの隣接周波数を使用 できるようにする。このような状態の一例は、広範囲なエリアをカバーするマク ロセルと、このエリア内にあるオフィスビルディングの内部ピコセルである。こ の効果は、CDMA、TDMAN及び種々のハイブリッドシステムに関連してい る。図面の簡単な説明 以下、添付図面を参照して本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。 図1は、本発明のセルラーネットワークを示す図である。 図2は、所望の信号に対して隣接チャンネル信号により生じる干渉を示す図で ある。 図3は、信号構造の個別時間モデルを示す図である。 図4Aは、チャンネル推定値を一緒に決定する本発明の受信器を示す図である 。 図4Bは、1組のアンテナを使用する本発明の受信器を示す図である。 図5は、チャンネル推定値を並列に別々に決定する本発明の受信器を示す図で ある。 図6は、所望の信号よりも実質的に広い周波数帯域を受信する本発明の受信器 を示す図である。好ましい実施形態の詳細な説明 本発明は、隣接チャンネルにより生じる干渉を許す全てのデジタルセルラー無 線ネットワークに適用することができる。ここでは、一例としてGSMシステム を使用するが、本発明は、これに限定されるものではない。従って、TDMAシ ステム、CDMAシステム、SDMAシステム、及び多数の異なる方法を同時に 使用する種々のハイブリッドシステムは、本発明が適用されるセルラー無線ネッ トワークの例である。 図1は、本発明のセルラーネットワークの一部分を示す。ベースステーション 100は、移動ステーション102によってチャンネル890.2MHzを経て 送信される信号104を受信する。別のセルの移動ステーション106は、同じ チャンネル890.2MHzを経て信号108をそのベースステーションへ送信 する。隣接セルの移動ステーション110は、チャンネル890MHzを経て信 号112をそのベースステーションへ送信する。対応的に、別の隣接セルの移動 ステーション114は、チャンネル890.4MHzを経て信号116をそのベ ースステーションへ送信する。これら信号送信は、ほぼ同時に行なわれ、受信器 100に対して、所望の信号104(890.2MHzの周波数)は、ここで、 次のものによる干渉を受ける。 − 同一チャンネル信号108(これも890.2MHzの周波数)、 − 低い周波数(890MHzの周波数)の隣接チャンネル信号112、及び − 高い周波数(890.4MHzの周波数)の隣接チャンネル信号116。 本発明では、特に、隣接チャンネル信号により生じる干渉の打ち消しについて 説明するので、所望の信号に対して干渉がいかに生じるかを考える。図2は、x 軸に周波数をそしてy軸に電力スペクトルを示す。曲線200は、所望のチャン ネルにおける信号の電力スペクトルである。曲線202は、所望のチャンネルよ り低いチャンネルにおける信号の電力スペクトルであり、例えば、その周波数は 、GSMシステムでは、f1−200kHzである。曲線204は、所望のチャ ンネルより高いチャンネルにおける信号の電力スペクトルであり、例えば、その 周波数は、f1+200kHzである。GSMシステムに使用されるGSMK変 調方法によって発生されるスペクトルは、ある意味ではその特性が無限であり、 それ故、隣接チャンネルが必然的に互いに重畳し、これらの領域206、208 が図中に斜線で示されている。この斜線領域において、隣接チャンネル信号20 2は、所望の信号200に干渉する。領域208では、隣接チャンネル信号20 4が所望の信号200に干渉する。 本発明は、チャンネル間に保護周波数領域を含むセルラーネットワークに使用 することができる。又、本発明は、周波数が互いにできるだけ接近し、即ちチャ ンネルが互いに部分的に重畳するほど接近したセルラーネットワークにも使用す ることができる。更に、本発明は、拡張された周波数チャンネルを使用するセル ラーネットワーク、即ちチャンネルが通常のチャンネルより著しく広い(例えば 200kHzの)セルラーネットワークにも使用することができる。又、本発明 のセルラーネットワークは、保護周波数及び/又はチャンネル巾に対して半適応 性とすることもでき、即ちネットワークオペレータは、状態に応じて彼等が望む いかなるやり方でそれらを配置することもできる。 処理されるべき信号は、図3に示す個別の時間モデルによって説明することが できる。システムは、同じチャンネルf1及び同じタイムスロットにおいて送信 するNc個の送信器を備えている。更に、システムは、チャンネルf1の送信器 と同時にチャンネルf1に隣接するチャンネルf0及び/又はf2において送信 するNa個の送信器も備えている。各送信器は、タイムスロット内の信号を、長 さKの送信されるべき記号シーケンスを含む高周波バーストとして、同じチャン ネルaK,nc=(a1,nc、a2,nc、…ak,nc)及びその隣接チャンネルaK,na=( a1,na、a2,na、…ak,na)に送信する。各チャンネルのインパルス応答は、同 じチャンネルではhL,nc=(h0,nc、h1,nc、…hL,nc)そして隣接チャンネル ではhL,na=(h0,na、h1,na、…hL,na)である。Lは、記号におけるチャン ネルメモリの長さである。ベクトルrk=(r1、r2、…rk)は、受信信号シー ケンスである。ベクトルnkは、独立したホワイトガウスノイズより成る。この モデルは、チャンネルメモリ長さが有限であって、全てのチャンネルに対して等 しいことを仮定するという意味で簡単化される。本発明に関しては、実際に受信 器が有限のインパルス応答のみを処理するので、充分に正確である。 記号当たり1回サンプリングされる受信信号rkは、次のように書き表すこと ができる。受信器は、受信信号rkからNc+Na個の送信データシーケンスaK,nを検出す ることができねばならない。これは、チャンネル状態が重畳しなければ高い確率 で可能である。セルラーネットワークにおいては、ランダムな位相及び振幅で加 算され、従って、重畳の確率は、非常に小さい。 図4Aは、本発明の受信器の簡単なブロック図である。図4Aは、本発明を説 明するのに重要なブロックしか含まないが、当業者に明らかなように、従来のセ ルラーネットワーク受信器は、多数の機能及び構造を含み、ここでは、それらを 詳細に説明する必要がなかろう。実際に、受信器は、例えば、GSMシステムに 通常使用される受信器であり、これは、本発明により変更が必要とされる。 アンテナ400によって受信される信号であって、所望の信号と、隣接チャン ネル信号により生じる干渉と、同一チャンネル信号により生じる干渉とを含む和 の信号は、高周波部分402へ送られ、ここから、和の信号はフィルタ404へ 送られ、ここでは、バンドパスフィルタにより和の信号に対して所望信号の選択 的なフィルタリングが実行される。和の信号は、更に別の処理手段406におい て中間周波に変換されるか、又は基本帯域に直接変換される。信号は、I及びQ 部分へと復調される。I及びQ信号に対してA/D変換が実行される。その後、 信号は、より正確にフィルタすることができる。上記の測定の後に、信号は、更 に別の処理手段406から検出部分414及びチャンネル推定装置408へ送ら れる。チャンネル推定装置408は、チャンネル推定値を推定し、即ち各チャン ネルごとに、異なる遅延における信号の多経路伝播成分の振幅及び位相を示すベ クトルhを推定する。信号に対して一緒のチャンネル推定が行なわれる。Nc個 の同期した同一チャンネルが受信され、即ち所望のチャンネル及びNc−1個の 干渉する同一チャンネルが受信され、加えて、Na個の同期する干渉隣接チャン ネルが受信される。同一チャンネルのチャンネル応答は、次のように書き表され る。その各々の長さは、L+1であり、複雑なチャンネルタップ重みを伴う。対応的 に、隣接チャンネルのチャンネル応答は、次の通りである。 同一チャンネル及び隣接チャンネルの両インパルス応答は、次のベクトルhへと 集合される。 前段及び中段コードに分割されるトレーニングシーケンスは、n番目の共通チャ ンネルについて次のように表わされる。 n番目の隣接チャンネルについては次のように表わされる。 隣接チャンネル信号に対してチャンネル推定値が決定されるときには、変更さ れたトレーニングシーケンスが使用され、所望のチャンネルと隣接チャンネルと の間の周波数差により生じる位相歪が考慮に入れられる。上記式において、複素 数値の混合波信号は、電力の累乗項eによって発生され、そしてfΔは、所望の チャンネルと隣接チャンネルとの間の周波数差又は中間周波の差であり、そして jは、波が正弦波になるところの虚数である。上記式は、L+P素子mp,nを含 み、Lは、前段コードの長さであって、チャンネルメモリの長さに等しく、そし てPは、中段コードの長さである。最初のLビットは、前段コードビットであり 、そしてそれに続くBビットは、中段コードビットである。 従って、中段コードビットに対応する受信信号は、次の式で表わすことができ る。 y=Mh+n (7) 但し、nは、共変数マトリクスRを伴うガウスノイズサンプルであり、そしてマ ングシーケンスを含む。 対応的に、回転されたトレーニングシーケンスを考慮して隣接チャンネルに対し てマトリクスを形成することができる。 最もあり得るチャンネル推定値は、次の式で得られる。 (h)ML=(MH-1M)-1H-1y (10) ノイズがホワイトであると仮定すれば、この式は、次のように変換される。 (h)ML=(MHM)-1Hy (11) これは、所望信号の多経路チャンネル推定値、干渉する同一チャンネル信号の多 経路チャンネル推定値、及び干渉する隣接チャンネル信号の多経路チャンネル推 定値を生じる。 チャンネル推定装置408が、所望のチャンネル、同一チャンネル及び隣接チ ャンネルに対するチャンネル推定値を逐次に又は各信号ごとに並列に推定したと きには、それらチャンネル推定値が手段410へ送られ、各信号ごとに受信電力 が形成される。それらチャンネル推定値は、更に、手段412へ送られる。手段 410から、各信号に対して形成された受信電力が手段412へ送られる。隣接 チャンネル信号及び同一チャンネル信号により有用な信号に対して生じる干渉は 、手段412において比較され、そしてどの干渉を除去すべきかに関して判断を 行う。手段414から、所望の信号のチャンネル推定値と、最も干渉する信号の 少なくとも1つのチャンネル推定値とが検出部分414へ送られる。検出部分4 14において、最も干渉する信号の作用を有用な信号から除去することにより所 望の信号が検出される。 記号とホワイトガウスノイズとの間の干渉が生じる状態における最適な共同検 出アルゴリズムは、ビタビアルゴリズムによって反復式に実施することのできる 共同の最大見込みシーケンス推定(JMLSE)であることが知られている。標 準的なトレリスサーチ技術を使用することにより、最大見込み基準を用いて全て の考えられるシーケンスの中でJMLSEアルゴリズムによって送信される見込 みが最も高い記号シーケンスを見出すことができる。 n∈[1,N] 但し、p(r k|ak,1,ak,2,...ak,N)は、送信されたシーケンスaK,nに基づくラ ンダム変数rKに対する共同確率密度関数である。最も送信される見込みの高い 記号シーケンスは、上記値を最大にする。独立したノイズを仮定する場合には、 次の式で表すことができる。 k,n (13) n∈[1,N] 但し、ベクトルaL+1,nは、n番目のチャンネルを経て既に送信された記号のL +1であり、即ちaL+1,n=(ak,n,ak-1,n,…ak-L,n)である。ノイズがガ ウスノイズであって、その平均値及び偏差σ2が0である場合には、条件付確率 密度関数は、次のように書き表わすことができる。 式12は、上記式14を用いて次のように変換することができる。 k,n (15) n∈[1,N] この式は、考えられる全てのシーケンスのユークリッド距離の最小和を返送する 。 ビタビアルゴリズムを使用する場合には、確率密度関数の反復式が必要である から、JMLSE経路メトリックの最終的な式は、次のようになる。 但し、項Jk-1(ak-1,n)、n=1、2、…Nc+Naは、トレリスの手前の段階に おける残存経路メトリックを表わす。 JMLSEトレリスダイヤグラムにおける状態の数は、2NLである。実際には 、受信器の計算容量は、一緒に検出することのできる信号の数、又は信号の多経 路の数を制限する。セルラーネットワークにおいては、1つの干渉体が他の干渉 体より優勢であり、従って、最も強い干渉体の少なくとも1つの作用を除去する ことが好ましい。 共同推定及び検出は、同期ネットワークにおいて最良の結果を与える。ネット ワークが同期式でない場合には、バーストの中間において干渉状態が変化するこ とがある。従って、干渉は、それにより影響されるバーストの部分から推定され る。チャンネル推定は、干渉を引き起こすと仮定される各トレーニングシーケン スごとに独立して行なわれる。従って、チャンネル推定は、干渉のタイミングが 分からないので、スライディング尺度の性質である。スライディングとは、所望 信号のトレーニングシーケンスのタイミングに基づき、干渉信号のトレーニング シーケンスのサーチが開始されることを意味する。 干渉同期問題に対する別の解決策は、信号を並列に受信し、推定しそして検出 することのできる受信器を使用することである。このような動作は、多数の信号 を通常同時に受信しそしてそれらを検出するベースステーションに特に良く適し ている。 図5は、このような受信器を示す。この受信器は、ある意味では、図4Aにつ いて述べた受信器であるが、以下に述べる多数の受信岐路及び異なる特性が与え られる。図5に示す受信器は、3つの受信岐路を備えている。各受信岐路は、フ ィルタ404A、404B、404Cで所望のチャンネルf0、f1、f2をフ ィルタする。 チャンネルf1の受信岐路における機能について以下に説明する。この受信岐 路では、所望の信号、隣接チャンネル信号により生じる干渉及び同一チャンネル 信号により生じる干渉を含む各チャンネルの和の信号が、図4Aについて述べた ように処理される。 相違点は、チャンネル推定装置408A、408B、408Cが所望のチャン ネル及び同一チャンネルに対するチャンネル推定値を推定することである。従っ て、隣接チャンネルについては、チャンネル推定が行なわれない。チャンネル推 定値及び電力値は、チャンネル推定バス及び電力バス504に送られる。チャン ネル推定バス506は、各受信岐路に形成されたチャンネル推定値をそれ自身の 受信岐路の再構成手段500Bと、他の受信岐路の再構成手段500A、500 Cとに送信するのに加えて、それ自身の受信岐路の検出部分414Bにも送信す る。対応的に、電力バス504は、各受信岐路に形成された電力推定値を、それ 自身の受信岐路の再構成手段500B、及び他の受信岐路の再構成手段500A 、500Cへ送信する。再構成手段500Bにおいて、チャンネル推定バス50 6から得られる隣接チャンネル信号のチャンネル推定値と、記号バス508から 得られて第2の受信岐路に受け取られる信号シーケンスとを用いて、所望の信号 から隣接チャンネル信号が発生される。この発生された隣接チャンネル信号は、 次いで、手段502Bへ送られる。再構成された隣接チャンネル信号、又はチャ ンネルf0及び/又はチャンネルf2の隣接チャンネル信号は、手段502Bに おいて、受信した有用な信号から減少される。次いで、有用な信号のチャンネル 推定値を用いて検出部分414Bにおいて有用な信号が検出される。検出部分4 14Bから識別された記号は、更に処理されるべく記号バス508へ送られ、こ のバスは、識別された記号を、上記チャンネルがおそらく隣接チャンネル干渉を 引き起こすところの隣接チャンネル(この場合には、チャンネルf0及びf2) へ送信する。 従って、図5の上記受信器は、受信岐路に関して干渉する隣接チャンネルに望 まれる特性を使用する。チャンネルの1つは、おそらく、他のチャンネルよりも 強く、それ故、検出が容易である。他のチャンネルの検出には、最も強いチャン ネルの内容に基づき、その最も強いチャンネルにより隣接チャンネルへと引き起 こされる干渉を再構成できるという事実を利用することができる。従って、充分 な容量が利用できる場合には、ここに述べるように、あるチャンネルの干渉打消 しが容易になるので、ある受信岐路は、干渉を引き起こす信号を単純に検出する ことができる。 再構成手段500Bの機能は、隣接チャンネルのインパルス応答h及びパルス モードpが既知であるときに、所望チャンネルの側波帯周波数で受け取られる干 渉が、コンボリューション演算子を*とすれば、式p*hに従うという事実に基 づいている。 パルスモードp(t)は、低い周波数の隣接チャンネルに対し、フーリエ分析 又はそれに対応する時間的なコンボリューションを用いて、次ぎの式により形成 される。 p(t)=mfTX(t)ej ωt*mfRX(t) (1 7) 但し、mfTX(t)は、送信フィルタパルスモードのインパルス応答を表わし、 そしてej ωtは、チャンネルの差を表わし、mfRX(t)は、受信フィルタパル スモードのインパルス応答を表わし、そして*は、コンボリューション演算子を 表わす。 対応的に、パルスモードp(t)は、高い周波数の隣接チャンネルに対して次 の式で形成される。 p(t)=mfTX(t)e-j ωt*mfRX(t) (18) 但し、mfTX(t)は、送信フィルタパルスモードのインパルス応答を表わし、 そしてe-j ωtは、チャンネルの差を表わし、mfRX(t)は、受信フィルタパ ルスモードのインパルス応答を表わし、そして*は、コンボリューション演算子 を表わす。 例えば、2ないし20の個々のアンテナのような多数のアンテナを使用するア ンテナ構成体を受信器に接続することができる。従って、受信器は、図4Bにつ いて述べたようになる。アンテナ400A−400Nにより受信された和の信号 は、それ自身の高周波部分402−402Nに送られ、そこから、和の信号は、 フィルタ404A−404Nへそして更に別の処理手段406A−406Nへ送 られる。アンテナ400A−400Nにより受信された信号を処理するために、 N個の手段があり、各アンテナ岐路はそれ自身の手段を有している。全てのアン テナ岐路の信号は、次いで、マルチプレクサ420においてマルチプレクスされ 、例えば、各アンテナ岐路から待ち行列へバーストで送られる。このマルチプレ クスの後に、チャンネル推定装置408、手段410、手段412、及び検出部 分414は、図4Aの場合と同じであり、全てのアンテナ岐路に対してこれら手 段は共通の1組だけである。従って、受信器の製造コストが節減される。 検出部分414は、N個のサンプルバーストを受信する。各バーストに対応す るチャンネル推定値は、手段412から検出部分414に同様に送られる。約1 バーストの検出されたビットが検出部分414から送られる。検出部分414は 、例えば、文献「TDMA移動システムのアンテナアレーに対するベクトルML SE技術の実施(Performance of the Vector MLSE Technique for Antenna Arra y in TDMA Mobile Systems)」、エスカーティン、マルコ及びランタ、ペカA.に 掲載されたVMLS型(ベクトル最大見込みシーケンス推定)のものである。 チャンネル推定装置408及び手段410は、バーストが受信されたアンテナ 400A−400Nに関わりなく各バーストを処理することができる。 手段412は、N個全てのアンテナデータに基づいて判断を行うと共に、除去 されるべき干渉についても判断する。手段412は、N個のアンテナに対する上 記干渉の推定値をN個のバーストに関して検出手段414へ供給する。 図5は、3つの同一チャンネルの周波数領域より成る広い周波数帯域を受信す るように実施することのできる受信器を示す。受信した周波数帯域は、その後、 チャンネルに対してデジタルフィルタされる。図6は、このような受信器と、各 々1つのチャンネルをフィルタするフィルタ600、602及び604とを示し ている。隣接チャンネル信号は、周波数送信を使用して基本周波数へと移行され 、周波数送信手段は、図中の606及び608である。基本周波数信号は、手段 610において互いにマルチプレクスされ、そしてチャンネル推定装置408へ 順次に送られ、そこで、所望のチャンネル及び同一チャンネルのチャンネル推定 値が各信号に対して推定される。次いで、最も強い信号が検出器414において 検出され、これにより、図5の受信器について述べたように、他のチャンネルに おいて隣接チャンネル信号の干渉を除去することができる。 上記の手順は、将来のセルラーネットワーク受信器に使用するのに良く適して いる。これらの手順をフルスケールで既存のネットワークに適用するためには、 ベースステーション及び加入者ターミナルの両方において受信器を変更すること が必要である。本発明は、ダウンリンク方向に使用されるべき受信器が、隣接チ ャンネルにより生じる干渉に対して従来の変調方法より実質的に優れた保護を与 えることのできる特定の変調方法で変調された信号を受信する構成とされるよう にして、現在のGSMベースのシステムに使用することができる。受信器は、公 知技術による特定の変調方法に基づいて変調された信号を検出するように構成さ れ、即ち加入者ターミナルの受信器は、何ら変更を必要としない。アップリンク 方向に使用されるべき受信器は、従来の変調方法、例えば、GMSK変調方法に より変調された信号を受信するように構成され、そして受信器は、従来の変調方 法で変調された信号を本発明により検出するように構成される。従って、変更は 、ベースステーションの送信器及び受信器に限定される。本出願人により実施さ れたテストによれば、OQAM方法(オフセット直角振幅変調)を特定の変調方 法として良好に適用できる。許容最小C/I比は、GMSK変調方法の−9dB からOQAM方法の−30dBへと改善する。 添付図面の例を参照して本発明を説明したが、本発明は、これに限定されるも のではなく、請求の範囲に記載した本発明の考え方の範囲内で種々の変更がなさ れ得ることが明らかであろう。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年1月27日(1999.1.27) 【補正内容】請求の範囲 1.デジタルセルラーネットワークの受信器における信号検出方法であって、第 1の検出方法が、所望の有用な信号と、所望のチャンネルに隣接するチャンネ ルから発せられる少なくとも1つの干渉する隣接チャンネル信号との組み合わ せを所望のチャンネルを経て受信し、有用な信号及び少なくとも1つの隣接チ ャンネル信号のチャンネル推定値を決定し、そしてこの有用な信号及び隣接チ ャンネル信号のチャンネル推定値を使用して有用な信号を一緒に検出するとい う段階を含むような方法において、 アップリンク信号に対して第1の変調方法を使用し、 アップリンク信号を上記第1の検出方法で検出し、 ダウンリンク信号には、隣接チャンネルにより生じる干渉に対して上記第1 の変調方法より実質的に優れた保護を与えることのできる第2の変調方法を使 用し、そして ダウンリンク信号を第2の検出方法で検出する、 という段階を含むことを特徴とする方法。 2.チャンネル推定値を決定するときに受信器に知られた有用な信号及び隣接チ ャンネル信号の基準部分を使用する請求項1に記載の方法。 3.チャンネル推定値を決定するときに判断フィードバックにより形成された記 号又はビット判断を使用する請求項1に記載の方法。 4.発生された変更されたトレーニングシーケンスを使用するものであって、隣 接チャンネル信号に対してチャンネル推定値を決定するときに、所望の信号と 隣接チャンネルとの間の周波数差によって生じる位相回転を考慮する請求項1 に記載の方法。 5.隣接チャンネルの再構成において有用な信号を検出するときに所望のチャン ネルと隣接チャンネルとの間の周波数差によって生じる位相回転を考慮する請 求項1に記載の方法。 6.デジタルセルラーネットワークの受信器における信号検出方法であって、第 1の検出方法が、有用な信号及び少なくとも1つの隣接チャンネル信号のチャ ンネル推定値を決定し、隣接チャンネル信号のチャンネル推定値を使用して有 用な信号から隣接チャンネル信号を再構成し、この再構成された隣接チャンネ ル信号を有用な信号から減少し、そしてこの有用な信号のチャンネル推定値を 使用して有用な信号を検出するという段階を含むような方法において、 アップリンク信号に対して第1の変調方法を使用し、 アップリンク信号を上記第1の検出方法で検出し、 ダウンリンク信号には、隣接チャンネルにより生じる干渉に対して上記第1 の変調方法より実質的に優れた保護を与えることのできる第2の変調方法を使 用し、そして ダウンリンク信号を第2の検出方法で検出する、 という段階を含むことを特徴とする方法。 7.有用な信号及び少なくとも1つの隣接チャンネル信号のチャンネル推定値を 並列に決定する請求項6に記載の方法。 8.所望のチャンネルに隣接する少なくとも1つの更に別のチャンネルを受信し 、 所望のチャンネルと隣接チャンネルをフィルタ分離し、 周波数送信を使用して隣接チャンネルを所望のチャンネル周波数へと移行し 、そして 有用な信号及び少なくとも1つの隣接チャンネル信号のチャンネル推定値を 逐次に決定する請求項6に記載の方法。 9.チャンネル推定値を決定するときに受信器に知られている有用な信号及び隣 接チャンネル信号の基準部分を使用する請求項6ないし8のいずれかに記載の 方法。 10.チャンネル推定値を決定するときに判断フィードバックにより形成される記 号又はビット判断を使用する請求項6ないし8のいずれかに記載の方法。 11.上記第1の変調方法は、GSMベースのシステムにおけるGSMK変調方法 である請求項1ないし10のいずれかに記載の方法。 12.上記第2の変調方法は、OQAM(オフセット直角振幅変調)方法である請 求項11に記載の方法。 13.上記基準部分は、トレーニングシーケンスである請求項1ないし12のいず れかに記載の方法。 14.上記基準部分は、パイロット信号である請求項1ないし12のいずれかに記 載の方法。 15.上記基準部分は、広帯域拡散コードである請求項1ないし12のいずれかに 記載の方法。 16.所望の有用な信号と、所望のチャンネルに隣接するチャンネルから発せられ る少なくとも1つの干渉する隣接チャンネル信号との組み合わせを所望のチャ ンネルを経て受信するよう構成された、アップリンク方向に使用される受信器 であって、上記組み合わせは、第1の変調方法で変調され、そして第1の検出 方法で検出され、この第1の検出方法に対し、受信器は、有用な信号及び少な くとも1つの隣接チャンネル信号のチャンネル推定値を決定するためのチャン ネル推定装置(408)と、この有用な信号及び隣接チャンネル信号の両方のチャ ンネル推定値を使用して有用な信号を検出するための検出部分(414)とを含む ような受信器と、 隣接チャンネルにより生じる干渉に対して上記第1の変調方法より実質的に 優れた保護を与えることのできる第2の変調方法で変調された信号を受信する ように構成された、ダウンリンク方向に使用される受信器であって、上記第2 の変調方法で変調された信号を第2の検出方法で検出するように構成された受 信器と、 を備えたことを特徴とするデジタルセルラーネットワーク。 17.上記チャンネル推定装置(408)は、チャンネル推定値を決定するときに受信 器に知られた有用な信号及び隣接チャンネル信号の基準部分を使用するように 構成された請求項16に記載のセルラーネットワーク。 18.上記チャンネル推定装置(408)は、チャンネル推定値を決定するときに判断 フィードバックにより形成された記号又はビット判断を使用するよう構成され た請求項16に記載のセルラーネットワーク。 19.上記チャンネル推定装置(408)は、隣接チャンネル信号に対し、チャンネル 推定値を決定するときに、変更されたトレーニングシーケンスを発生するよう に構成され、所望のチャンネルと隣接チャンネルとの問の周波数差によって生 じる位相回転を考慮する請求項16に記載のセルラーネットワーク。 20.上記検出部分(414)は、隣接チャンネル信号を再構成するときに所望のチャ ンネルと隣接チャンネルとの間の周波数差によって生じる位相回転を考慮する 請求項16に記載のセルラーネットワーク。 21.所望の有用な信号と、所望のチャンネルに隣接するチャンネルから発せられ る少なくとも1つの干渉する隣接チャンネル信号との組み合わせを所望のチャ ンネルを経て受信するよう構成された、アップリンク方向に使用される受信器 であって、上記組み合わせは、第1の変調方法で変調され、そして第1の検出 方法で検出され、この第1の検出方法に対し、受信器は、有用な信号及び少な くとも1つの隣接チャンネル信号のチャンネル推定値を決定するように構成さ れた少なくとも1つのチャンネル推定装置(408B)と、隣接チャンネル信号のチ ャンネル推定値を使用して有用な信号から隣接チャンネル信号を再構成するた めの再構成手段(500B)と、この再構成された隣接チャンネル信号を有用な信号 から減少するための手段(502B)と、この有用な信号のチャンネル推定値を使用 して有用な信号を検出するよう構成された検出部分(414B)とを含むような受信 器と、 隣接チャンネルにより生じる干渉に対して上記第1の変調方法より実質的に 優れた保護を与えることのできる第2の変調方法で変調された信号を受信する ように構成された、ダウンリンク方向に使用される受信器であって、上記第2 の変調方法で変調された信号を第2の検出方法で検出するように構成された受 信器と、 を備えたことを特徴とするデジタルセルラーネットワーク。 22.有用な信号及び少なくとも1つの隣接チャンネル信号のチャンネル推定値を 並列に決定するように構成された少なくとも2つのチャンネル推定装置(408A, 408B)を備えた請求項21に記載のセルラーネットワーク。 23.所望のチャンネルに加えて、所望のチャンネルに隣接する少なくとも1つの チャンネルを受信するように構成され、そして 所望のチャンネル及び隣接チャンネルをフィルタ分離するための手段(600,6 02)と、 周波数送信により隣接チャンネルを所望のチャンネル周波数へと移行するた めの手段(606)と、 有用な信号及び少なくとも1つの隣接チャンネル信号のチャンネル推定値を 逐次に決定するように構成された唯一のチャンネル推定装置(408)とを備えた 請求項21に記載のセルラーネットワーク。 24.上記チャンネル推定装置(408)は、チャンネル推定値を決定するときに受信 器に知られた有用な信号及び隣接チャンネル信号の基準部分を使用するように 構成された請求項21ないし23のいずれかに記載のセルラーネットワーク。 25.上記チャンネル推定装置(408)は、チャンネル推定値を決定するときに判断 フィードバックにより形成された記号又はビット判断を使用するよう構成され た請求項21ないし23のいずれかに記載のセルラーネットワーク。 26.上記第1の変調方法は、GSMベースのシステムにおけるGSMK変調方法 である請求項16ないし25のいずれかに記載のセルラーネットワーク。 27.上記第2の変調方法は、OQAM(オフセット直角振幅変調)方法である請 求項26に記載のセルラーネットワーク。 28.上記基準部分は、トレーニングシーケンスである請求項17ないし27のい ずれかに記載のセルラーネットワーク。 29.上記基準部分は、パイロット信号である請求項17ないし27のいずれかに 記載のセルラーネットワーク。 30.上記基準部分は、広帯域拡散コードである請求項17ないし27のいずれか に記載のセルラーネットワーク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW (72)発明者 マルカメキ エサ フィンランド エフイーエン―02130 エ スプー ヴィサコイヴンクーヤ 12エー32 (72)発明者 ピルホーネン リク フィンランド エフイーエン―00200 ヘ ルシンキ ジルデニンティエ 10エー85

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.デジタルセルラーネットワークの受信器における信号検出方法であって、所 望の有用な信号と、所望のチャンネルに隣接するチャンネルから発せられる少 なくとも1つの干渉する隣接チャンネル信号との組み合わせを所望のチャンネ ルを経て受信することを含む信号検出方法において、 上記有用な信号及び少なくとも1つの隣接チャンネル信号のチャンネル推定 値を一緒に決定し、そして この有用な信号及び隣接チャンネル信号のチャンネル推定値を使用して有用 な信号を検出することを特徴とする方法。 2.チャンネル推定値を決定するときに受信器に知られた有用な信号及び隣接チ ャンネル信号の基準部分を使用する請求項1に記載の方法。 3.チャンネル推定値を決定するときに判断フィードバックにより形成された記 号又はビット判断を使用する請求項1に記載の方法。 4.発生された変更されたトレーニングシーケンスを使用するものであって、隣 接チャンネル信号に対してチャンネル推定値を決定するときに、所望の信号と 隣接チャンネルとの間の周波数差によって生じる位相歪を考慮する請求項1に 記載の方法。 5.隣接チャンネルの再構成において有用な信号を検出するときに所望のチャン ネルと隣接チャンネルとの間の周波数差によって生じる位相歪を考慮する請求 項1に記載の方法。 6.デジタルセルラーネットワークの受信器における信号検出方法であって、所 望の有用な信号と、所望のチャンネルに隣接するチャンネルから発せられる少 なくとも1つの干渉する隣接チャンネル信号との組み合わせを所望のチャンネ ルを経て受信することを含む方法において、 有用な信号及び少なくとも1つの隣接チャンネル信号のチャンネル推定値を 決定し、 隣接チャンネル信号のチャンネル推定値を使用して有用な信号から隣接チャ ンネル信号を再構成し、 この再構成された隣接チャンネル信号を有用な信号から減少し、そして この有用な信号のチャンネル推定値を使用して有用な信号を検出する、 という段階を含むことを特徴とする方法。 7.有用な信号及び少なくとも1つの隣接チャンネル信号のチャンネル推定値を 並列に決定する請求項6に記載の方法。 8.所望のチャンネルに隣接する少なくとも1つのチャンネルを更に受信し、 所望のチャンネルと隣接チャンネルをフィルタ分離し、 周波数送信を使用して隣接チャンネルを所望のチャンネル周波数へと移行し 、そして 有用な信号及び少なくとも1つの隣接チャンネル信号のチャンネル推定値を 逐次に決定する請求項6に記載の方法。 9.チャンネル推定値を決定するときに受信器に知られている有用な信号及び隣 接チャンネル信号の基準部分を使用する請求項6ないし8のいずれかに記載の 方法。 10.チャンネル推定値を決定するときに判断フィードバックにより形成される記 号又はビット判断を使用する請求項6ないし8のいずれかに記載の方法。 11.ダウンリンク及びアップリンク方向に対して変調方法を非対称的に選択し、 そして本発明の方法により少なくとも1つの送信経路の信号を検出する請求項 1ないし10のいずれかに記載の方法。 12.GSMベースのシステムにおいてダウンリンク方向に信号に対して特定の変 調方法を使用して、隣接チャンネルにより生じる干渉に対し、従来の変調方法 よりも実質的に優れた保護を与えることができるようにし、そして公知技術に より上記特定の変調方法に基づいて変調された信号を検出すると共に、従来の 変調方法、例えば、GSMK変調方法をアップリンク方向の信号に対して使用 して、本発明の方法に基づいてアップリンク信号を検出する請求項11に記載 の方法。 13.上記特定の変調方法は、OQAM(オフセット直角振幅変調)方法である請 求項12に記載の方法。 14.上記基準部分は、トレーニングシーケンスである請求項1ないし13のいず れかに記載の方法。 15.上記基準部分は、パイロット信号である請求項1ないし13のいずれかに記 載の方法。 16.上記基準部分は、広帯域拡散コードである請求項1ないし13のいずれかに 記載の方法。 17.所望の有用な信号と、所望のチャンネルに隣接するチャンネルから発せられ る少なくとも1つの干渉する隣接チャンネル信号との組み合わせを所望のチャ ンネルを経て受信するよう構成されたデジタルセルラーネットワークの受信器 において、 有用な信号及び少なくとも1つの隣接チャンネル信号のチャンネル推定値を 一緒に決定するように構成されたチャンネル推定装置(408)と、 この有用な信号及び隣接チャンネル信号の両方のチャンネル推定値を使用し て有用な信号を検出するように構成された検出部分(414)とを備えたことを特 徴とする受信器。 18.上記チャンネル推定装置(408)は、チャンネル推定値を決定するときに受信 器に知られた有用な信号及び隣接チャンネル信号の基準部分を使用するように 構成された請求項17に記載の受信器。 19.上記チャンネル推定装置(408)は、チャンネル推定値を決定するときに判断 フィードバックにより形成された記号又はビット判断を使用するよう構成され た請求項17に記載の受信器。 20.上記チャンネル推定装置(408)は、隣接チャンネル信号に対し、チャンネル 推定値を決定するときに、変更されたトレーニングシーケンスを発生するよう に構成され、所望のチャンネルと隣接チャンネルとの間の周波数差によって生 じる位相歪を考慮する請求項17に記載の受信器。 21.上記検出部分(414)は、隣接チャンネル信号を再構成するときに所望のチャ ンネルと隣接チャンネルとの間の周波数差によって生じる位相歪を考慮する請 求項17に記載の受信器。 22.所望の有用な信号と、所望のチャンネルに隣接するチャンネルから発せられ る少なくとも1つの干渉する隣接チャンネル信号との組み合わせを所望のチャ ンネルを経て受信するように構成されたデジタルセルラーネットワークの受 信器において、 有用な信号及び少なくとも1つの隣接チャンネル信号のチャンネル推定値を 決定するように構成された少なくとも1つのチャンネル推定装置(408B)と、 隣接チャンネル信号のチャンネル推定値を使用して有用な信号から隣接チャ ンネル信号を再構成するための再構成手段(500B)と、 この再構成された隣接チャンネル信号を有用な信号から減少するための手段 (502B)と、 この有用な信号のチャンネル推定値を使用して有用な信号を検出するよう構 成された検出部分(414B)とを備えたことを特徴とする受信器。 23.有用な信号及び少なくとも1つの隣接チャンネル信号のチャンネル推定値を 並列に決定するように構成された少なくとも2つのチャンネル推定装置(408A, 408B)を備えた請求項22に記載の受信器。 24.所望のチャンネルに加えて、所望のチャンネルに隣接する少なくとも1つの チャンネルを受信するように構成され、そして 所望のチャンネル及び隣接チャンネルをフィルタ分離するための手段(600,6 02)と、 周波数送信により隣接チャンネルを所望のチャンネル周波数へと移行するた めの手段(606)と、 有用な信号及び少なくとも1つの隣接チャンネル信号のチャンネル推定値を 逐次に決定するように構成された唯一のチャンネル推定装置(408)とを備えた 請求項22に記載の受信器。 25.上記チャンネル推定装置(408)は、チャンネル推定値を決定するときに受信 器に知られた有用な信号及び隣接チャンネル信号の基準部分を使用するように 構成された請求項22ないし24のいずれかに記載の受信器。 26.上記チャンネル推定装置(408)は、チャンネル推定値を決定するときに判断 フィードバックにより形成された記号又はビット判断を使用するよう構成され た請求項22ないし24のいずれかに記載の受信器。 27.GSMベースのシステムにおいてダウンリンク方向に使用される受信器は、 隣接チャンネルにより生じる干渉に対し、従来の変調方法よりも実質的に優れ た保護を与えることのできる特定の変調方法で変調された信号を受信するよう に構成され、そして上記受信器は、公知技術により上記特定の変調方法に基づ いて変調された信号を検出し、そして更に、上記受信器は、アップリンク方向 において、従来の変調方法、例えば、GSMK変調方法で変調された信号を受 信するように構成され、更に、上記受信器は、本発明の方法に基づいて従来の 変調方法で変調された信号を検出するように構成された請求項16ないし26 のいずれかに記載の受信器。 28.上記特定の変調方法は、OQAM(オフセット直角振幅変調)方法である請 求項27に記載の受信器。 29.上記基準部分は、トレーニングシーケンスである請求項17ないし28のい ずれかに記載の受信器。 30.上記基準部分は、パイロット信号である請求項17ないし28のいずれかに 記載の受信器。 31.上記基準部分は、広帯域拡散コードである請求項17ないし28のいずれか に記載の受信器。
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