JP2002505967A - ディスク状のプラスチックの物体のための射出成形用金型および複式射出成形装置 - Google Patents

ディスク状のプラスチックの物体のための射出成形用金型および複式射出成形装置

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JP2002505967A
JP2002505967A JP2000535503A JP2000535503A JP2002505967A JP 2002505967 A JP2002505967 A JP 2002505967A JP 2000535503 A JP2000535503 A JP 2000535503A JP 2000535503 A JP2000535503 A JP 2000535503A JP 2002505967 A JP2002505967 A JP 2002505967A
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JP
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mold
channel
injection
valve
mold cavity
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マルティヌス・ヘンリクス・ヨーゼフ・フーツ
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アキシコン・モールズ・エイントホーフェン・ベスローテン・フエンノートシャップ
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    • B29C45/37Mould cavity walls, i.e. the inner surface forming the mould cavity, e.g. linings

Abstract

(57)【要約】 中央穴のあるディスク状のプラスチックの物体を製造するための射出成形用金型。射出成形用金型は、第1金型部分と、第1移動手段によってこの第1金型部分に対して移動可能な第2金型部分とを備え、上記2つの金型部分は閉鎖第1位置と開放第2位置との間において移動可能であり、上記閉鎖第1位置では、製造のための物体の形状に対応する金型キャビティの境界を上記2つの金型がともに部分的に形成し、上記開放第2位置では、形成された物体が除去されることができ、第3金型部分を備え、上記第3金型部分は、活動位置においては、上記金型キャビティを貫いて延びており、この金型キャビティの領域においては中央穴の形状に対応する形状を有し、上記第3金型部分は、上記活動位置と休止位置との間で上記第1および第2金型部分に対して軸方向に移動可能であり、上記第3金型部分は、上記ガイドスリーブとともに、チャンネルの境界となり、上記チャンネルは射出成形装置の射出ノズルに接続可能であり、上記チャンネルは、バルブシートとバルブボディから成るバルブによって選択的に開閉され、上記バルブシートは、上記金型キャビティの方に広がっている上記ガイドスリーブの内部表面の一部によって形成されており、上記バルブボディは、上記第3金型部分の関連端部上の広がった部分によって形成されており、上記バルブボディは、上記チャンネルを通って供給されるプラスチックの圧力によって上記バルブの上記活動位置に移動され得ると共に、加圧部材によって上記休止位置に移動されることができ、上記チャンネル内に存在するプラスチックを可塑状態に保つために、上記ガイドスリーブと協働する第1加熱手段を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (背景技術) EP−A−0566266から射出成形用金型は中央穴のあるディスク状のプ
ラスチックの物体を製造するために知られており、その金型は、 第1金型部分と、 第1移動手段によって、この第1金型部分に対して移動できる第2金型部分と
を備え、 上記2つの金型部分は、製造のための物体の形に対応した金型キャビティの境
界を上記2つの金型部分がともに部分的に形成している閉鎖第1位置と、形成さ
れた物体が除去され得る開放第2位置との間で、移動可能であり、 第3金型部分を備え、この第3金型部分は、上記第1および第2金型部分の上
記閉鎖位置において、上記第1および第2金型部分によって形成されている金型
キャビティを貫いて延びており、この金型キャビティの領域において中央穴の形
状に対応した形状を有し、上記第3金型部分は、第3金型部分が金型キャビティ
の境界を部分的に形成している第1位置と、第2移動手段によって引込められた
第2位置との間で、第1金型部分の一部を形成するガイドスリーブによって軸方
向に移動可能であり、 上記第3金型部分はチャンネルの境界を形成し、上記チャンネルは、自由外端
部上で射出成形装置の射出ノズルに接続可能であり、もう一方の側で上記第1お
よび第2金型部分の上記第1位置および上記第3金型部分の上記第2位置におい
て金型キャビティの領域内に射出入口を用いて進出しており、上記第3金型部分
の第2位置ではガイドスリーブの内部壁に対して退没しており、 加熱手段を備えて、チャンネルに存在するプラスチックを可塑状態に保つ。
【0002】 (発明の開示) (発明が解決しようとする技術的課題) 本発明の目的は、多くの点でこの公知の射出成形用金型を改善することである
【0003】 (その解決方法) この点で、本発明は、中央穴のあるディスク状のプラスチックの物体を製造す
るための射出成形用金型を提供し、この金型は、 第1金型部分と、 第1移動手段によってこの第1金型部分に対して移動可能な第2金型部分とを
備え、 上記2つの金型部分は閉鎖第1位置と開放第2位置との間において上記第1移
動手段によって移動可能であり、上記閉鎖第1位置では、製造のための物体の形
状に対応する金型キャビティの境界を上記2つの金型がともに部分的に形成し、
上記開放第2位置では、形成された物体が除去されることができ、 第3金型部分を備え、上記第3金型部分は、活動位置においては、上記第1金
型部分および上記第2金型部分の上記閉鎖位置における上記第1金型部分および
上記第2金型部分によって形成された上記金型キャビティを貫いて延びており、
この金型キャビティの領域においては中央穴の形状に対応する形状を有し、上記
第3金型部分は、上記第3金型部分が上記金型キャビティの境界の一部を形成し
ている上記活動位置と、第2移動手段によって引込められた休止位置との間で、
上記第1金型部分の一部分を形成するガイドスリーブによって、上記第1および
第2金型部分に対して軸方向に移動可能であり、 上記第3金型部分は、上記ガイドスリーブとともに、チャンネルの境界となり
、上記チャンネルは上記金型キャビティから離れているその自由端において射出
成形装置の射出ノズルに接続可能であり、 上記チャンネルは、上記金型キャビティに隣接したその端部において、バルブ
シートとバルブボディから成るバルブによって選択的に開閉され、上記バルブシ
ートは、上記金型キャビティの方に広がっている上記ガイドスリーブの内部表面
の一部によって形成されており、上記バルブボディは、上記バルブの開放活動状
態では上記チャンネルが環状に上記金型キャビティ内へ進出するように、また、
上記バルブの閉鎖休止位置では上記チャンネルが上記金型キャビティから分離す
るように、上記第3金型部分の関連端部上の広がった部分によって形成されてお
り、 上記バルブボディは、上記チャンネルを通って供給されるプラスチックの圧力
によって上記バルブの上記活動位置に移動され得ると共に、上記第2金型部分を
貫いて延在する加圧部材によって上記休止位置に移動され得るが、そこにおいて
上記加圧部材の動作とプラスチックの供給は決して同時には起こらず、 上記チャンネル内に存在するプラスチックを可塑状態に保つために、上記ガイ
ドスリーブと協働する第1加熱手段を備えている。
【0004】 バルブの確実な閉鎖と、接触面でのバルブボディおよびバルブシート上の低圧
力とを結びつけるために、上記バルブボディは実質上上記バルブシートと同じ形
状を有する実施形態が推奨される。
【0005】 環状リングの通路開口部が使用されることができ、それを用いてチャンネルは
金型キャビティに進出する。しかしながら、上記チャンネルは、環状開口部を経
て上記金型キャビティに進出する実施形態が推奨されている。この好ましい実施
形態においては、流入物ができるだけ均質であることが保証される。
【0006】 特定の実施形態において、本発明による金型は、上記バルブボディの少なくと
も上記外部表面は、少なくとも硬質金属の硬度に相当する硬度を有するという特
徴を持つ。
【0007】 この後者の実施形態は、少なくとも上記外部表面は、セラミック材から成ると
いう特別な特徴を好都合に持つ。
【0008】 特定の実施形態は、上記第3金型部分が、上記ガイドスリーブ上および/また
は上記第3金型部分上に存在する若干数のガイド突起部を使用して、上記ガイド
スリーブによって摺動可能に支持されているという特別な特徴を持つ。このガイ
ド突起部は、ガイドスリーブの内部表面上あるいは第3金型部分の外部表面上あ
るいはそれらを組み合わせた表面上に、望みどおりに配置され得る。これらのガ
イド突起部は、角度的に等距離の状態で好都合に配置され得る。生産技術の理由
から、第3金型部分上に、例えばリブの形態で、ガイド突起部を形成することが
推奨される。そのとき、ガイド突起部は軸方向に一定の寸法を有していなければ
ならない。あるいは、別々の突起部が互いに間隔をあけて軸方向に配置されて使
用される。これによって、確実な軸方向の案内が実現される。好ましくは、ガイ
ド突起部は非常に大きな活動面を有し、その活動面と協働する面も同様に大きく
なるので、関連する表面間の圧力は非常に小さい。このことによってガイド突起
部の寿命が延び、摩擦が少なくなる。
【0009】 特定の実施形態は、上記第3金型部分が、上記第3金型部分上に存在すると共
に角度的に等距離に延びそれぞれが螺旋形をしている若干数のガイドリブを使用
して、ガイドスリーブによって摺動可能に支持されているという特別な特徴を持
つ。それゆえ、ガイドリブによって互いに分離された部分流は合わせ目を形成し
、その合わせ目は互いに不完全に接続させて最終製品においても識別できる。螺
旋状のリブは、部分流が結合された後に十分に混合されるという効果を持つ。こ
れによって、「冷流」とも呼ばれる上記現象は、本質的に防止される。
【0010】 CDオーディオやCD−ROMやCD−RやCD−iやDVDなどのような光
学的情報担体にとって、最も重要なことは、通常ポリカーボネートから成る情報
担体の光学的な品質が最も高い設定水準を満たすことである。この目的を実現す
るために、本発明による金型は、好ましい実施形態において、上記金型キャビテ
ィ内へ流れ込むプラスチックを冷却するために、上記金型キャビティの中央域に
おいて作動する第1冷却手段を備え、上記中央域は上記金型キャビティの直径の
(0.30±0.15)倍の直径を有する域にわたって広がっている。実質的な
品質の向上は、流入するプラスチックをこのようにして焼き戻すことによって実
現される。
【0011】 本発明の別の側面によると、一実施形態において、バルブボディがバルブシー
トと同じ形状を有し、チャンネルが環状開口部を介して金型キャビティ内へ進出
し、本発明による金型は、適切な形状が円錐形であるという特別な特徴を持ち得
る。
【0012】 特定の異なる形態は、上記円錐形の頂角が(20±5)°の値を有するという
特別な特徴を持つ。
【0013】 本発明の別の側面によると、上記加圧部材は第2冷却手段を備えた圧力シリン
ダーであるという特別な特徴を持つ。
【0014】 上述のガイド突起部を、ガイド突起部と協働する表面にわたって実行可能な最
小の摩擦で動かすために、金型は、上記ガイド突起部は例えばTiNやDLC(
ダイアモンド状カーボン)のような摩擦減少被覆剤によって上記隣接表面と協働
するという特別な特徴を持ち得る。
【0015】 このような被覆剤は耐熱性及び耐摩耗性のあるものでなければならない。 さらに本発明の別の側面によると、金型は、上記被覆剤が上記チャンネルの全
面に塗布され、また、例えばTiNやDLC(ダイアモンド状カーボン)のよう
な、プラスチックの流れに対して非粘着特性を有するタイプのものであるという
特別な特徴を持ち得る。
【0016】 特定の実施形態において、金型は、上記バルブボディが、随意に取り外せるよ
うに上記第3金型部分の中の支持部に接続され、例えばセラミック材などの熱伝
導の低い材料から成るという特別な特徴を持つ。この場合、圧力による侵食およ
び老化の影響を受けるバルブボディは、望みどおりに取り外すことができる。バ
ルブボディの低い熱伝導性は、望まれない熱結合が形成されるのを防止する。
【0017】 できるだけ操作しやすい金型の作動を保つために、上記加熱手段は上記第1冷
却手段から分離されているという異なる形態が推奨される。
【0018】 この後者の異なった形態は、環状断熱体が上記ガイドスリーブと上記第1冷却
手段との間に配置されている特定の実施形態における特別な特徴を有している。
【0019】 本発明はさらに、中央穴のあるディスク状のプラスチックの物体を製造するた
めの前述の請求項の何れかに記載の射出成形用金型を少なくとも2つ備えている
射出成形装置を提供し、上記金型のそれぞれは、 第1金型部分と、 第1移動手段によってこの第1金型部分に対して移動可能な第2金型部分とを
備え、 上記2つの金型部分は閉鎖第1位置と開放第2位置との間において上記第1移
動手段によって移動可能であり、上記閉鎖第1位置では、製造のための物体の形
状に対応する金型キャビティの境界を上記2つの金型がともに部分的に形成し、
上記開放第2位置では、形成された物体が除去されることができ、 第3金型部分を備え、上記第3金型部分は、活動位置においては、上記第1金
型部分および上記第2金型部分の上記閉鎖位置における上記第1金型部分および
上記第2金型部分によって形成された上記金型キャビティを貫いて延びており、
この金型キャビティの領域においては中央穴の形状に対応する形状を有し、上記
第3金型部分は、上記第3金型部分が上記金型キャビティの境界の一部分を形成
している上記活動位置と、第2移動手段によって引込められた休止位置との間で
、上記第1金型部分の一部分を形成するガイドスリーブによって、上記第1およ
び第2金型部分に対して軸方向に移動可能であり、 上記第3金型部分は、上記ガイドスリーブとともに、チャンネルの境界となり
、上記チャンネルは上記金型キャビティから離れているその自由端において射出
成形装置の射出ノズルに接続可能であり、 上記チャンネルは、上記金型キャビティに隣接したその端部において、バルブ
シートとバルブボディから成るバルブによって選択的に開閉され、上記バルブシ
ートは、上記金型キャビティの方に広がっている上記ガイドスリーブの内部表面
の一部によって形成されており、上記バルブボディは、上記バルブの開放活動状
態では上記チャンネルが環状に上記金型キャビティ内へ進出するように、また、
上記バルブの閉鎖休止位置では上記チャンネルが上記金型キャビティから分離す
るように、上記第3金型部分の関連端部上の広がった部分によって形成されてお
り、 上記バルブボディは、上記チャンネルを通って供給されるプラスチックの圧力
によって上記バルブの上記活動位置に移動され得ると共に、上記第2金型部分を
貫いて延在する加圧部材によって上記休止位置に移動され得るが、そこにおいて
上記加圧部材の動作とプラスチックの供給は決して同時には起こらず、 上記チャンネル内に存在するプラスチックを可塑状態に保つために、上記ガイ
ドスリーブと協働する第1加熱手段を備えている。
【0020】 本発明は、ここに、添付の図面を参照して説明される。
【0021】 (発明を実施するための最良の形態) 図1,図2,図4,図5,図6,図7および図8は、中央穴のあるディスク状
のプラスチックの物体を製造するための射出成形用金型1を示している。この金
型は、第1金型部分2と、通常知られている第1移動手段(図示せず)によって
この第1金型部分2に対して移動可能な第2金型部分3とを備える。上記2つの
金型部分2および3は、図1,図2,図5,図6,図7に示された閉鎖第1位置
と7で示された開放第2位置との間で、第1移動手段によって移動可能である。
上記閉鎖された第1位置においては、上記2つの金型部分2および3は、リング
5とともに、製造する物体の形状に対応して、金型キャビティ6の境界を形成す
る。上記開放された第2位置においては、形成された物体8を取り出すことがで
きる。この金型は、図1,図2,図5,図6,図7によれば、第3金型部分4(
図3も参照)も備えており、上記第1および第2の金型部分3,4が閉鎖された 位置では、上記第3金型部分4は、その活動位置において、第1および第2金型
部分によって形成される金型キャビティ6を貫いて延在する。上記第3金型部分
4は、金型キャビティ6のこの領域において、物体8の中央穴9の形状に対応し
た形状を有している。この第3金型部分4は、第1金型部分2および第2金型部
分3に対して軸方向に、活動位置と休止位置との間で、移動可能である。第3金
型部分4は、上記活動位置では金型キャビティ6の境界を一部分形成し、上記休
止位置では、図4,5,7,8に描かれているように第1金型部分2の一部を形
成するガイドスリーブ10と以下に記述される第2移動手段とによって引っ込め
られている。第3金型部分4は、ガイドスリーブ10と共に、チャンネル11の
境界を形成する。上記チャンネル11は、金型キャビティ6から離れたその自由
端12において、射出成形装置14の射出ノズル13に接続可能である。このチ
ャンネル11は、金型キャビティに隣接したチャンネル11の端部15において
、バルブシートとバルブボディから成るバルブによって選択的に開閉する。上記
バルブシートは、金型キャビティ6に向かって広がるガイドスリーブ10の内部
表面17,35の一部16によって形成されている。上記バルブボディは、第3
金型部分4の関連端部19上の広がった部分によって形成されている。バルブ1
6,18の開放活動状態においては、チャンネル11が環状に金型キャビティ6
内へ入り込み、バルブ16,18の閉鎖休止位置においては、チャンネル11が
金型キャビティ6から切り離されるようにされている。バルブボディ18は、チ
ャンネル11を通って供給されるプラスチック20の圧力によってバルブの活動
位置(図6)に移動されることができ、第2金型部分3を貫いて延びている加圧
部材21によって休止位置に移動され得る。そこにおいて、加圧部材21の動作
とプラスチック20の供給は決して同時には起こらない。この金型は、チャンネ
ル11に存在するプラスチック20を可塑性の状態に保つために、ガイドスリー
ブ10と協働する第1加熱手段122および第2加熱手段123を備えている。
プラスチックの圧力はチャンネルを通って供給され、それゆえ加圧部材は第2移
動手段を形成する。
【0022】 環状狭窄部37は、金型部分4のための止め具として働く。
【0023】 図面に示されているように、バルブボディ18は実質上バルブシート16と同
じ形状を有し得る。図面は、当該形状が略20°の頂角を有する円錐形であるこ
とを示している。記述された構造によって、少なくとも図6に示された活動位置
では、チャンネル11は、バルブ16,18の領域において環状開口部を経由し
て金型キャビティ6内へ進出する。
【0024】 第3金型部分4は、図3に明確に示されているように、魚雷の形状を有してお
り、3つのガイドリブ22,23,24を有する略細長い形状をしていて、ガイ
ドリブ22,23,24は内部表面17の全面にわたって摺動可能である。リブ
22,23,24は、実質上軸方向の一定範囲にわたって延び、上記円筒形表面
17内に殆ど隙間なく嵌め込まれているので、第3金型部分4は、実質上半径方
向に変化することなく容易に摺動できるように支持される。
【0025】 冷却手段は、金型キャビティ6の中央域において選択的に作動する。これらは
、添付の図面のとおりに、冷却チャンネル26を有する冷却要素25から成り、
上記冷却チャンネル26は第1金型部分2に一体的に形成されるか或いはそれか
ら分離されて形成される。要素25の前部面27は、金型部分2の前部面28と
正確に同一平面にある。これらの冷却手段25,26の作動の効果は、図6の状
況において、金型キャビティ6内に流れ込むプラスチックが冷却されるというこ
とであり、プラスチックは鋳造されて、非常に改善された光学的品質のディスク
状物体が形成される。このことは、透明なディスク状情報担体の場合は特に重要
である。
【0026】 圧力シリンダ21は、冷却チャンネル29に熱的に連結され得る。
【0027】 本実施形態においては、この目的にかなった第3金型部分4およびチャンネル
11の全面は被覆剤で覆われていて、被覆剤は、流れるプラスチック20に対し
て非粘着性を有するとともに、耐熱性と耐摩耗性があり、ガイドリブ22,23
,24と表面17の間の摩擦を減ずる。このような被覆剤の例は、窒化チタン(
TiN)やダイアモンド状カーボン(DLC)等である。
【0028】 バルブボディとして機能する突起部19は、特に図3で明確に示されているよ
うな仕方で、ねじ30によって第3金型部分4の支持部に接続されている。それ
ゆえ、バルブボディは、他のバルブボディに取り替えることができ、さらに、異
なる材料から構成され得る。適した材料は、例えばセラミック材のような熱伝導
が低い材料である。バルブボディ18が交換可能であって金型部分4の支持部に
取り外し可能に接続されているという事実は、バルブボディ18が摩損した場合
に取り替えられ得るという利点と、さらに金型部分4,18の総費用を実質上増
やすことなく、比較的高価な材料から製造され得るという利点とを有する。
【0029】 ガイドスリーブ10は、断熱リング31を経て冷却要素25に接続されている
。それゆえ、加熱要素122は冷却要素25から熱的に分離されている。このこ
とによって、チャンネル11に存在するプラスチックは、加熱されたプラスチッ
ク状に保たれる一方、そのプラスチックが金型キャビティ6内へ流れ込むときに
冷却されることが、確実な方法で実現される。
【0030】 図4の状況において、金型1は、矢印32に従って第2金型部分3を移動する
ことによって閉鎖位置に配置される。バルブ16,18は閉鎖され、チャンネル
11に存在するプラスチック20には圧力がかからない。
【0031】 図5は、金型が閉鎖されて金型キャビティ6が形成される状況を示している。
【0032】 図6は次の段階を示しており、この段階では、チャンネル11のプラスチック
20は圧力下に置かれ、そのことによってバルブ18は図6に示された状況に移
動され、その状況においては、バルブ16,18は開放され、プラスチックは環
状射出域を経て射出される。この状況において、冷却液は冷却チャンネル26を
通って流れて前部面27を冷却する。一定の後圧力が射出後にも掛けられる。こ
の段階の間、冷却液は冷却チャンネル29にも流れる。
【0033】 これによって、射出が完了する。図7に示されるように、圧力シリンダ21は
矢印33に従って右に移動され、それによってバルブボディ18はバルブシート
に対して圧迫され、そのことによりバルブは再び閉鎖される。注目すべきことは
、全ての条件下で、チャンネル11の円筒内部表面17,35と協働する金型部
分4の円筒外部表面部34が存在するということである。これらの2つの表面は
、全ての条件下で、最も小さい貫流開口部を形成している。図6による状況にお
いて、この円筒貫流開口部は、環状半径方向通路を経て、バルブ16,18によ
って形成される円錐形の通路上へ接続されている。図7に示された状況が達成さ
れた後、ディスク状の物体8が完成し、金型が開かれる。
【0034】 図8は、この目的のために金型部分3が矢印36に従って左に移動されて、デ
ィスク8が取り出され得ることを示している。
【0035】 注意すべきことは、いわゆるスタンパが図面から省略されていることである。
スタンパとは金型キャビティ内のディスク状の挿入物であって、その中には、情
報担体上へ転写するための情報がネガの形態で表示されている。
【0036】 図8で示される状況が達成された後、製造サイクルは終了し、装置は次の物体
の製造のために図5に示された状況に戻る。
【0037】 図9は、図11に示される二重射出金型ユニット102の一部を形成する射出
成形用金型101の一部を示している。
【0038】 金型101は、図2による金型1に大部分は対応している。重要な違いは、以
下に記述されるべき螺旋状ガイドリブの形状である。
【0039】 図3に関して指摘されることは、ガイドリブ22,23,24が、図3に示さ
れる実施形態において、実質上まっすぐであるということである。図9の成形用
金型101は、ガイドリブ104,105,106を持つ第3金型部分103を
有し、ガイドリブ104,105,106は、図示されているように、略螺旋状
の形状をしており、角度的に等距離に配置され、同一の形状を有している。
【0040】 金型101に関して、その他の点については、図2による金型1が参照されて
いる。
【0041】 図10は、略魚雷状の第3金型部分103を示している。
【0042】 注目されるのは、図3による第3金型部分4の円錐形拡大部19が、図10に
よる第3金型部分103のものとは僅かに異なって具体化されているという事実
である。しかしながら、このことは、機能的には或いは本発明の良好な理解のた
めには重要ではない。
【0043】 図11は、射出成形装置102が図9によるタイプの金型を2つ備えているこ
とを示している。したがって、これらの2つの金型は、同じ参照番号すなわち1
01によって示されている。注目されるのは、2つの金型のそれぞれが空気式推
進器装置107を備えて、プラスチックの物体を形成後、空気式推進器装置10
7が第2金型部分103を図9に示されているような閉鎖位置に付勢することで
ある。この位置において、円錐形拡大部19は、対応して形成された円錐形のバ
ルブシート16に接して、バルブボディのやり方で密封し閉鎖する。その他の点
については、簡潔にするために、金型101の動作のための図2,4,5,6,
7および8が参照される。
【0044】 最後に、図12は2つの射出成形用金型109,110を有する二重射出成形
装置108を示しており、上記二重射出成形装置108は、装置102に関して
図11に示されている実施形態以外の実施形態におけるものである。
【0045】 射出成形用装置102において、金型101のそれぞれは、図10のように第
3金型部分103を備えている。この金型部分は、チャンネル111内で摺動す
るように移動できる。図12による実施形態において、第3金型部分112は、
同様に軸方向に移動可能だが、第3金型部分112の一部を形成するガイドステ
ム115によって、連続穴113を経て二重ホットランナー114内で摺動可能
に案内される。
【0046】 複式ホットランナー114は、入口チャンネル115を用いて、図1に示され
ているのと同じ方法で、それ自体知られたタイプのプラスチック可塑化射出装置
上に接続される。入口チャンネル115は2つのチャンネル116,117にそ
れぞれ分岐し、これら2つのチャンネル116,117はそれぞれ金型101,
101および109,110にプラスチックの部分流を供給している。
【0047】 図11および図12によるそれぞれの実施形態に関して注目すべきことは、図
12の実施形態における利点が、バルブ16,19の方に向かうプラスチックの
流れがほとんど影響を受けずに、円筒形ジャケット状の流れの特性をより多く持
っているという事実にあるということである。止め具として作動する広がった部
分118は、さらに、非常に単純な方法で金型109,110の外へ配置され得
る。図12の構造の欠点は、図1,2,9による実施形態における非常に多くの
場合のようにホットランナーが十分に閉鎖されないことと、それゆえにプラスチ
ックの漏出が非常に高い射出圧の結果として起こり得るということである。
【0048】 本発明は、記述された実施形態に限定されない。特定な側面は、例えば、設計
者の選択において別々に応用されるか、或いはまた、組み合わせて応用され得る
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による金型の縦方向の断面を示しており、金型は射出成形
装置の射出ノズルに接続されている。
【図2】 尺度を拡大して、図1による金型の詳細を示している。
【図3】 第3金型部分の部分破断斜視図を示している。
【図4】 尺度を拡大して、一作動位置における金型の詳細を示している。
【図5】 尺度を拡大して、一作動位置における金型の詳細を示している。
【図6】 尺度を拡大して、一作動位置における金型の詳細を示している。
【図7】 尺度を拡大して、一作動位置における金型の詳細を示している。
【図8】 尺度を拡大して、一作動位置における金型の詳細を示している。
【図9】 別の実施形態における射出成形用金型の断面である。
【図10】 図9の第3金型部分を部分破断斜視図で示している。
【図11】 図9に示されたタイプの金型を2つ有する二重射出成形装置を
断面で示している。
【図12】 別の実施形態における二重射出成形用金型を示している。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年4月26日(2000.4.26)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),JP,US Fターム(参考) 4F202 AG19 AG28 AH38 AH79 AJ06 CA11 CB01 CK03 CK42 CK52 CN01 CN05

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央穴のあるディスク状のプラスチックの物体を製造するた
    めの射出成形用金型において、 第1金型部分と、 第1移動手段によってこの第1金型部分に対して移動可能な第2金型部分とを
    備え、 上記2つの金型部分は閉鎖第1位置と開放第2位置との間において上記第1移
    動手段によって移動可能であり、上記閉鎖第1位置では、製造のための物体の形
    状に対応する金型キャビティの境界を上記2つの金型がともに部分的に形成し、
    上記開放第2位置では、形成された物体が除去されることができ、 第3金型部分を備え、上記第3金型部分は、活動位置においては、上記第1金
    型部分および上記第2金型部分の上記閉鎖位置における上記第1金型部分および
    上記第2金型部分によって形成された上記金型キャビティを貫いて延びており、
    この金型キャビティの領域においては中央穴の形状に対応する形状を有し、上記
    第3金型部分は、上記第3金型部分が上記金型キャビティの境界の一部を形成し
    ている上記活動位置と、第2移動手段によって引込められた休止位置との間で、
    上記第1金型部分の一部分を形成するガイドスリーブによって、上記第1および
    第2金型部分に対して軸方向に移動可能であり、 上記第3金型部分は、上記ガイドスリーブとともに、チャンネルの境界となり
    、上記チャンネルは上記金型キャビティから離れているその自由端において射出
    成形装置の射出ノズルに接続可能であり、 上記チャンネルは、上記金型キャビティに隣接したその端部において、バルブ
    シートとバルブボディから成るバルブによって選択的に開閉され、上記バルブシ
    ートは、上記金型キャビティの方に広がっている上記ガイドスリーブの内部表面
    の一部によって形成されており、上記バルブボディは、上記バルブの開放活動状
    態では上記チャンネルが環状に上記金型キャビティ内へ進出するように、また、
    上記バルブの閉鎖休止位置では上記チャンネルが上記金型キャビティから分離す
    るように、上記第3金型部分の関連端部上の広がった部分によって形成されてお
    り、 上記バルブボディは、上記チャンネルを通って供給されるプラスチックの圧力
    によって上記バルブの上記活動位置に移動され得ると共に、上記第2金型部分を
    貫いて延在する加圧部材によって上記休止位置に移動され得るが、そこにおいて
    上記加圧部材の動作とプラスチックの供給は決して同時には起こらず、 上記チャンネル内に存在するプラスチックを可塑状態に保つために、上記ガイ
    ドスリーブと協働する第1加熱手段を備えていることを特徴とする射出成形用金
    型。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の射出成形用金型において、上記バルブボデ
    ィは実質上上記バルブシートと同じ形状を有することを特徴とする射出成形用金
    型。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の射出成形用金型において、上記チャンネル
    は、環状開口部を経て上記金型キャビティに進出することを特徴とする射出成形
    用金型。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の射出成形用金型において、上記バルブボデ
    ィの少なくとも上記外部表面は、少なくとも硬質金属の硬度に相当する硬度を有
    することを特徴とする射出成形用金型。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の射出成形用金型において、少なくとも上記
    外部表面は、セラミック材から成ることを特徴とする射出成形用金型。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の射出成形用金型において、上記第3金型部
    分は、上記ガイドスリーブ上および/または上記第3金型部分上に存在する若干
    数のガイド突起部を使用して、上記ガイドスリーブによって摺動可能に支持され
    ていることを特徴とする射出成形用金型。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の射出成形用金型において、上記第3金型部
    分は、上記第3金型部分上に存在すると共に角度的に等距離に延びそれぞれが螺
    旋形をした若干数のガイドリブを使用して、ガイドスリーブによって摺動可能に
    支持されていることを特徴とする射出成形用金型。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の射出成形用金型において、上記金型キャビ
    ティ内へ流れ込むプラスチックを冷却するために、上記金型キャビティの中央域
    において作動する第1冷却手段を備え、上記中央域は上記金型キャビティの直径
    の(0.30±0.15)倍の直径を有する域にわたって広がっていることを特
    徴とする射出成型用金型。
  9. 【請求項9】 請求項2および3に記載の射出成形用金型において、適切な
    形状は円錐形であることを特徴とする射出成形用金型。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載の射出成形用金型において、上記円錐形の
    頂角は(20±5)°の値を有することを特徴とする射出成形用金型。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載の射出成形用金型において、上記加圧部材
    は第2冷却手段を備えた圧力シリンダーであることを特徴とする射出成形用金型
  12. 【請求項12】 請求項6に記載の射出成形用金型において、上記ガイド突
    起部は例えばTiNやDLC(ダイアモンド状カーボン)のような摩擦減少被覆
    剤によって上記隣接表面と協働することを特徴とする射出成形用金型。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の射出成形用金型において、上記被覆剤
    は、上記チャンネルの全面に塗布され、また、例えばTiNやDLC(ダイアモ
    ンド状カーボン)のような、プラスチックの流れに対して非粘着特性を有するタ
    イプのものであることを特徴とする射出成形用金型。
  14. 【請求項14】 請求項1に記載の射出成形用金型において、上記バルブボ
    ディは、随意に取り外せるように上記第3金型部分の中の支持部に接続され、例
    えばセラミック材などの熱伝導の低い材料から成ることを特徴とする射出成形用
    金型。
  15. 【請求項15】 請求項1に記載の射出成形用金型において、上記加熱手段
    は上記第1冷却手段から分離されていることを特徴とする射出成形用金型。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の射出成形用金型において、環状断熱体
    が上記ガイドスリーブと上記第1冷却手段との間に配置されていることを特徴と
    する射出成形用金型。
  17. 【請求項17】 中央穴のあるディスク状のプラスチックの物体を製造する
    ための前述の請求項の何れかに記載の射出成形用金型を少なくとも2つ備えてい
    る射出成形装置において、それぞれ、 第1金型部分と、 第1移動手段によってこの第1金型部分に対して移動可能な第2金型部分とを
    備え、 上記2つの金型部分は閉鎖第1位置と開放第2位置との間において上記第1移
    動手段によって移動可能であり、上記閉鎖第1位置では、製造のための物体の形
    状に対応する金型キャビティの境界を上記2つの金型がともに部分的に形成し、
    上記開放第2位置では、形成された物体が除去されることができ、 第3金型部分を備え、上記第3金型部分は、活動位置においては、上記第1金
    型部分および上記第2金型部分の上記閉鎖位置における上記第1金型部分および
    上記第2金型部分によって形成された上記金型キャビティを貫いて延びており、
    この金型キャビティの領域においては中央穴の形状に対応する形状を有し、上記
    第3金型部分は、上記第3金型部分が上記金型キャビティの境界の一部分を形成
    している上記活動位置と、第2移動手段によって引込められた休止位置との間で
    、上記第1金型部分の一部分を形成するガイドスリーブによって、上記第1およ
    び第2金型部分に対して軸方向に移動可能であり、 上記第3金型部分は、上記ガイドスリーブとともに、チャンネルの境界となり
    、上記チャンネルは上記金型キャビティから離れているその自由端において射出
    成形装置の射出ノズルに接続可能であり、 上記チャンネルは、上記金型キャビティに隣接したその端部において、バルブ
    シートとバルブボディから成るバルブによって選択的に開閉され、上記バルブシ
    ートは、上記金型キャビティの方に広がっている上記ガイドスリーブの内部表面
    の一部によって形成されており、上記バルブボディは、上記バルブの開放活動状
    態では上記チャンネルが環状に上記金型キャビティ内へ進出するように、また、
    上記バルブの閉鎖休止位置では上記チャンネルが上記金型キャビティから分離す
    るように、上記第3金型部分の関連端部上の広がった部分によって形成されてお
    り、 上記バルブボディは、上記チャンネルを通って供給されるプラスチックの圧力
    によって上記バルブの上記活動位置に移動され得ると共に、上記第2金型部分を
    貫いて延在する加圧部材によって上記休止位置に移動され得るが、そこにおいて
    上記加圧部材の動作とプラスチックの供給は決して同時には起こらず、 上記チャンネル内に存在するプラスチックを可塑状態に保つために、上記ガイ
    ドスリーブと協働する第1加熱手段を備えていることを特徴とする射出成形装置
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