JP2002505758A - オーディオ信号内にエコーによるデータ隠しを行うための方法及び装置 - Google Patents

オーディオ信号内にエコーによるデータ隠しを行うための方法及び装置

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Abstract

(57)【要約】 ホストオーディオ信号に情報を隠す方法であって、その信号内に一つまたは2つ以上のエコーを導入するものである。ホスト信号とエコーの間の時間的な間隔は、その信号に埋め込まれたデータの値に関連する。埋め込まれたデータの同一性は、ホスト信号とエコー間の遅延を観測することによって判定される。

Description

【発明の詳細な説明】 オーディオ信号内にエコーによるデータ隠しを行うための方法及び装置 発明の分野 本発明は、ステガノグラフィ(steganography)に関連する。より詳しくは、 本発明は、オーディオ信号にデータを埋め込むための技法に関連する。 発明の背景 オーディオ信号内に署名を組み込み、また、オーディオ信号内の署名を検出す るための、信頼性があり経済的な方法は、多くの用途において興味のあるもので ある。そのような署名は、例えば、音楽や他のタイプのオーディオ信号内に著作 権データを埋め込むために使用することができる。疑いのある信号内に署名があ ることによって、その信号の使用が許可されていないことを簡単に立証すること ができる。あるいは、この署名情報は、放送用のオーディオ信号のシリアルナン バーを示すことができ、その信号が放送される回数を自動的に計数することがで きる。他の適用可能な用途は、コンテンツの完全性を保証することにある。署名 は、ホスト信号全体にわたって配置された一連の識別タグとすることができる。 変更されたかまたは失われたタグに対する符号化された信号(符号化信号)を定 期的にチェックすることにより、その信号が符号化されて以来、変更されたかま たは切り取られたかがわかる。他の用途ては、署名に、電話伝送における発呼者 の識別や、例えば、曲名、歌手、レコーディングのようなラジオ放送における作 品の識別、あるいは、テレビ信号のクローズドキャプション等の付加データを含 めることができる。 このような情報を組み込むための既知のアプローチでは、人間の聴覚システム (「HAS」)によって感知できない形式にデータを組み込むことを重視してきた 。オーディオ信号内に感知できないようにデータを隠すことは、いくつかの理由 で特に興味がある。HASは広範はダイナミックレンジにわたって動作し、10億 より大きいレンジから1のレンジまで下がる強度の信号を検出することが できる。HASは、また、千より広いレンジから1のレンジにわたる周波数を感知 することができる。付加されるランダムノイズに対する感度もまた鋭敏である。 HASは、オーディオ信号のストリングにおいて1000万分の一(周囲のレベル より80dB低い)ほども小さい揺らぎを検出することができる。 データを隠すことは、ホスト信号のようなディジタル的に表現された情報内に 、ホスト情報に対して感知可能な劣化を最小にして、復元可能な(例えば、署名 )データを埋め込むために使用される部類の処理である。このアプローチでは、 埋め込まれたデータによって導入される変化は、それらが、目立たず、不快なも のでない限り、人間の聞き手によって感知される可能性がある。データを隠すこ と(データ隠し)の目的は、ホスト情報へのアクセスを制限することではなくて 、埋め込んだデータをホスト情報とともに配送することである。データを目立た ないように埋め込む能力は、オーディオ信号に署名情報を付加することにとって 、データ隠しを魅力あるものにする。 署名情報を組み込んだ後に、その符号化信号が、例えば、チャンネルノイズ、 フィルタリング、再サンプリング(resampling)、編集、クリッピング、損失の ある圧縮、あるいは、ディジタル−アナログ/アナログ−ディジタル変換による 意図的な操作及び偶然の変更によって、劣化をこうむるであろうということが予 測される。実効的なものとするためには、データ隠し技法は、それが存在するこ と、あるいは存在しないことを、そのような信号の変更があった後でも判定する ことが可能なような方法で署名情報を埋め込まなければならない。この要件は、 例えばノイズのような、HASが全く感知できない方法で埋め込まれるデータを導 入することの有効性を制限する。なぜなら、損失のある圧縮アルゴリズムは、そ のような感知不能な、あるいは、不要な要素を信号から除去しがちだからである 。署名を埋め込む技法についての他の要件は、埋め込む情報の特性及び意図され た使用目的に依存して決まる。例えば、署名が著作権情報を含んでいる場合は、 この技法は、許可されていないユーザが、埋め込まれたデータをわかりにくいも のにしたり、または、削除したりすることができにくいものであることが特に重 要である。発明の説明 発明の要約 エコーによるデータ隠し(Echo data hiding)は、ビットの(埋め込む)デー タ値に関連するオフセット値だけ、一つまたは2つ以上のエコー(echo)、すな わち共鳴信号(resonance)の時間的なオフセットを導入することによって、ア ナログまたはディジタルのホストオーディオ信号内にデータ値を埋め込む。ホス ト信号への変更は、いくつかのパラメータで特徴づけることができる。すなわち 、導入されるエコーの数、第1のエコーをホスト信号から、及びエコー同士を分 離する、オフセット値、エコーの振幅である。これらのパラメータの値は十分小 さいために、HASは、付加された共鳴信号を、例えば、部屋の壁との信号の相互 作用による固有な共鳴信号として解釈する。エコーによるデータ隠しは、ホスト 信号に対して、人間の発声器官系の共鳴信号に類似した共鳴信号を導入する。従 って、一般的には、ノイズというよりはむしろ、自然なものであり、強調された ものとして知覚される。従って、埋め込まれたデータは、多くの既知の損失のあ るデータ圧縮アルゴリズムによっては除去されにくい。なぜなら、そのような知 覚用符号化アルゴリズム(perceptual encoding algorithm)は、このような共 鳴信号を保存するように設計されているからである。任意の数のデータ値を定義 できるが、一般的には、2進ビット列の符号化が可能なように、一組の2つ異な るオフセット値のみ(一つは、2進数の1に関連する一つのエコーを規定し、も う一つは、2進数の0に関連する0のエコーを規定する)が指定される。本明細 書で使用しているように、「オーディオ信号」という用語は、信号の電気的また は数学的な表現だけでなく、可聴性の表現も含んでいる。 埋め込まれた情報をデコード(復号化)するために、ホスト信号の共鳴信号に 対する一つ以上のあらかじめ決定されたオフセット値で、テスト信号が検査され る。共鳴信号の有無は、関連するデータ値の有無を示す。当該技術において既知 であるいくつかのパターン認識技法を、デコードのために使用することができる 。エコーを検出するそのような方法の一つは、指定されたオフセットに対応する 時間で、符号化信号のケプストラムの自己相関の大きさ調べること によるものである。2進ビットストリングをデコードする際に、自己相関関数の 大きさが、1を意味するオフセット値に等しい時間においての方が、0を意味す る時間においてよりも大きい場合は、2進数の1が信号に割り当てられる。逆の 状態の場合には、2進数の0が割り当てられる。 このストリング埋め込み操作(string-embedding operation)は、ストリング 内の位置に対応するより短いセグメントにホスト信号を分割し、それぞれのセグ メントに、ストリング内の対応する位置に対して所望のビットを表すエコーを付 加して、変更されたセグメントを再びつなぎ合わせることに等しい。このアプロ ーチは、2つ以上の組のオフセット値を規定して、ストリング内のそれぞれの位 置で、各組によって規定されたエコーの一つを付加することによって、2つ以上 のビットストリングを同時に組み込むことができるように拡張することができる 。 指定された2進ビットのストリング(列)を信号内に埋め込む一つの技法では 、ホスト信号の2つの符号化バージョンが生成される。すなわち、一つは、1の オフセットを有するエコーを含み、もう一つは、0のオフセットを有するエコー を含む。それぞれの符号化バージョンからのセグメントは、ホスト信号と、所望 のビット順に応じて、異なるオフセット値を有するホスト信号の区域のエコー、 とから成る符号化ストリング信号を構築するように配列される。符号化ストリン グ信号の構築は、ミキサフィルタ(mixer filter)を使用して実施することが好 ましい。エコーを含むそれぞれの符号化信号は、ビットストリングと、符号化信 号内のエコーに関連する2進値に関連するミキサフィルタによって処理される。 それぞれのミキサフィルタは、ビットストリング内の位置に対応する領域を持つ 。領域に関するミキサフィルタの値は、それか関連する2進値が、ストリング内 の対応する位置に存在するかどうかに応じて1または0のいずれかに等しい。ミ キサフィルタによる処理の後に、2つの符号化信号が加え合わせられる。ミキサ 内の2つの値が勾配をもって遷移することにより、最終的に結合された信号の共 鳴信号における突然の急激な変化が防止される。 本発明は、オーディオデータストリームの全体にわたって、署名を冗長に配置 するために使用することができる。その結果、隠された情報の適度なレベル が、抜き取りや編集などの操作の後でももとのまま維持される。このようなアプ ローチは、著作権情報の配置にとって有用である。著作権情報が冗長に配置され ていれば、保護されている音楽の許可されていない使用を簡単に立証することが できる。符号化されたホスト信号の任意のクリップされた(切り取られた)部分 は、著作権情報を含む署名を含んでいるだろう。そのように符号化され、それか ら、例えば、インターネット上に配送される音(sound)の一部の不正な使用は 、「ウェブを徘徊するもの(web crawler)」や正常なバイトをデコードするた めに周期的に送り出される同様な機能によって検出することができる。そのよう な用途に対しては、隠されたデータの検出及び変更は、エンドユーザのためでは なくエンコーダ(符号化器)のためであり、符号化パラメータは、符号化された データがエンドユーザによって認識(感知)されて、もしかすると除去されるか もしれないという可能性を、確実に極めて小さくするように選択される。 本発明の方法によれば、ホスト信号の全体にわたって識別タグの既知のストリ ングを埋め込むことによって、コンテンツの完全性を保証することができる。テ スト信号は、変更され、あるいは失われたタグを検査することができ、それによ って、その信号が本物でありかつ完全なものであるかどうかを確かめることがで きる。そのような用途の具体的な例は、所定のコマーシャルや他のオーディオク リップを、1時間につきある一定の回数放送することに同意した放送会社によっ て、契約が遵守されていることを証明することである。放送番組のスポンサーは 、クリップを放送会社に渡す前に、そのクリップ内に識別タグのストリングを埋 め込むことができる。放送されるクリップの回数は、ラジオ局のような放送会社 による放送を監視するように構成されたコンピュータによって容易に計数するこ とができ、放送されているそれぞれのストリングまたはそれの一部を検出するこ とができる。 本発明は、また、ユーザの使用のために信号内に特別に配置された情報をあた りさわりなく隠すために使用することができる。ビデオや映画のようなオーディ オビジュアル(音響映像)のメディアのクローズドキャプションのごとき付加デ ータ、発呼者識別は、本発明によって符号化可能なユーザの利益になる データの一つの部類である。本発明は、伝送及び/または格納するための付加チ ャンネルを通常要求する付加データのタイプにとって特に有利である。なぜなら 、本発明は、データをホスト信号内に直接配置するからである。従って、データ を伝送するために必要なチャンネル数を減少させることができる。例えば、エコ ーによるデータ隠しを使用すれば、テレビ信号の音声部分を、テレビ信号の元の ホストの音声部分とクローズドキャプション情報の両方を含むように変更するこ とができる。他の用途では、本発明は、電話をかけるために使用される電話とは 無関係に、発呼者の識別情報を音声信号内に直接挿入するために使用することが できる。従って、発呼者識別システムによって従来のやり方で提供される電話回 線の識別と位置に加えて、本発明は、発呼者の識別、及び、例えば発呼者のビジ ネス活動に関連した他の情報、を音声信号内に符号化するために使用することが できる。従って、エコーによるデータ隠しは、音声による認識と本人確認を含む ように発呼者識別を拡張することができる。何人かの人が同時に会話をする大き な会議の通話では、ある決まった参加者の発言がだれのものであるかを特定する ことが容易になる。高い確実性で電話の相手を識別することを要求する電話は、 エコーによるデータ隠しによって利益を得ることができる。 図面の簡単な説明 前述の説明は、添付の図面と共に、以下の本発明の詳細な説明からより容易に 理解されるであろう。 図1は、ホスト信号内の共鳴信号を埋め込むためのシステム関数を図示したも のである。 図2は、図1に示したシステム関数の特別な場合である、0の関数と1の関数 を図示したものである。 図3は、システム関数によるホスト信号の処理を図示したものである。 図4は、ケプストラムの計算を示す流れ図である。 図5は、ケプストラムの自己相関の計算を示す流れ図である。 図6は、ケプストラムの自己相関を計算するための効率的で正確な方法を示 す流れ図である。 図7A〜7Cは、ホストオーディオ信号内のビットの符号化を図示しており、 図7Aは、離散時間指数関数のホストオーディオ信号を示し、図7Bは、システ ム関数を示し、図7Cは、ホストオーディオ信号とシステム関数のたたみこみ( convolution)を示す。 図8A〜8Cは、ケプストラムの特徴を図示しており、図8Aは、システム関 数のケプストラムを示し、図8Bは、離散時間指数関数のホストオーディオ信号 のケプストラムを示し、図8Cは、ホストオーディオ信号とシステム関数のたた みこみのケプストラムを示す。 図9は、図8Cのケプストラムの自己相関を図示したものてある。 図10A〜10Cは、ホスト信号とそれのエコーを図示したものである。 図11は、ホストオーディオ信号内のビットストリングの符号化の概略図であ る。 図12A〜12Cは、ビットストリングを符号化するためのミキサフィルタの 概略図である。 図13は、本発明のための典型的なハードウエア環境を示したものである。 図14は、本発明に基づく符号化を示す流れ図である。 図15は、本発明に基づく復号化を示す流れ図である。 説明のために、これらの図は、必ずしも一定の縮尺にあわせて描かれてはいな いということが理解されるであろう。 発明の詳細な説明 埋め込まれた情報を含む符号化信号は、図1に示すパルス列のような、システ ム関数で処理することによってホスト信号からうまい具合に生成される。一般的 に110で示されるパルス列は、オフセット値δだけ時間的に分離された一連の N個のパルスからなる。第1のパルス115は、ホスト信号を符号化信号内にコ ピーする。エコーパルスと呼ばれる他のパルスは、ホスト信号の繰り返し、すな わちエコーを導入する。第1のパルス115は1の振幅値に正規化 され、第1のエコーパルス122は、パルス列110のエコー振幅と呼ばれる振 幅βをもつ。他のエコーパルス125の振幅は、t=iδでのパルスiの大きさ が、t=(i−1)δでのパルスi−1にαiをかけた大きさに等しくなるよう に定義された固有の減衰率αiを用いて一般的に記述される。α、β、δ、及び Nの値は、データの回復(復元)を最適化し、および、変更されたホストオーデ ィオ信号の需要者による信号変更のための検出可能性を最小化するように選択さ れる。減衰率αiは一般的にはiの関数であるが、通常は一定値αをもつように 選択される。減衰率αがエコー振幅βに等しい場合は、パルス列は離散時間指数 関数である。システム関数は、パルス列110に示すようなインパルス関数から なる必要はない。例えば、システム関数は、一つまたは一連のガウス形状のパル スを含むことができる。一般的には、システム関数は、ホスト信号内に、共鳴信 号、特に典型的な固有共鳴として認識(感知)される共鳴信号を導入する任意の 形態を有することができる。また、システム関数は、ホスト信号よりも符号化信 号内に、時間的にはやく出現するエコーを導入するパルスを含むことができる。 一組のシステム関数は、符号化された情報内に含まれるべきそれぞれのデータ 値に対して、一つの関数を備えるよう定義される。通常、一つのシステム関数は 2進数の0に関連し、他のシステム関数は2進数の1に関連する。その組内のさ まざまなシステム関数のそれぞれを記述するパラメータは、独立に選定すること ができる。α、β及びNの同じ値は、異なるビット値に関連するシステム関数内 で使用することができる。しかし、一つの組内のシステム関数のオフセット値は 、埋め込まれたデータを十分に回復できるようにするべく、デコード時にお互い が区別できるように十分に異なっていなければならない。 2進データを符号化するための例示的な組のシステム関数を図2に示す。0の 関数150で示される2進数0に関連するシステム関数は、エコー振幅β0とオ フセット値δ0を持つ。1の関数160て示される2進数1に関連するシステム 関数は、エコー振幅β1と、δ0と異なるオフセット値δ1を持つ。図3に示して いるように、パルス列150のようなシステム関数でホストオーディオ信号16 5を処理することによって、符号化信号175は、ホスト信号のコピー (コピーパルス)180と、ビット値に関連するオフセット値だけホスト信号か らオフセットした第1の繰り返し185とから構成されることになり、この場合 、そのオフセット値は、0のビット値に関連したフセット値δ0である。 本発明の技法によって埋め込まれたビットを回復するために符号化信号をデコ ードすることは、オフセット値だけ時間的に分離されたホスト信号の繰り返しを 検出するためにテスト信号を検査することを伴う。1または0が符号化されたか どうかを判定するために、オフセット値δ1とδ0での繰り返しの強度が比較され る。この検出は、当該技術においてよく知られた、自己相関のような、任意のパ ターン認識技法によって行うことができる。しかし、特に便利なアプローチは、 ケプストラム解析を組み込んでいる。(例えば、Oppenheim他、Discrete-Time S ignal Processing,Prentice Hall[1989]を参照)。図4に示すよ パワースペクトルの対数の逆フーリエ変換である。エコーを含んでいる信号のケ プストラムは、付加された周期的成分を有しており、従って、エコーのオフセッ トにおいてピークを示す。 ケプストラムの自己相関をとると、オフセット値において、ピークの識別が容 易であるパワースパイクを生じる結果となるだろう。一般的には、nポイントの 関数の自己相関は、n2の操作を必要とする。自己相関とたたみこみ(コンボリ ューション)、およびケプストラムの性質の間の類似性を利用することによって 、ケプストラムの自己相関をn・lognの操作だけで実現することが可能である。 この効率性の利点に加えて、以下に説明するように、このアプローチの計算の正 確さによって、異なるオフセット値における相対的なパワー値の正しい識別が容 易となる。関数x[n]の自己相関Rxx[n]は、 で定義される。変数を変える(k=n+mとしてm=k−nを代入)と、Rxxは 、以下のように表すことができる。 2つの関数x[n]とh[n]のたたみこみは、である。従って、本発明の目的に対して、式(1)に示されている関数x[n]の 自己相関は、式(2)で定義されているたたみこみx[n]*x[n]に等しい。 2つの関数のたたみこみのケプストラムは、それらの関数のケプストラムの和 に等しい。従って、たたみこみx[n]*x[n]、または、同様に自己相関Rxx 2乗して、逆フーリエ変換を行うことによって、より便利に得ることができる。 図4及び図5に示されている演算が連続して実行される場合は、図4の逆変換と 図5の正変換は互いに打ち消しあい、そのため、信号x[n]から始まるもっと効 率的なアプローチは、図6に示したシーケンスに従って、対数をとった後に2乗 演算を挿入することによって図4のケプストラムの計算を変更することである。 図7Aに示す関数xのような、一定の間隔だけ時間的に分離され、指数関数的 に減衰する振幅を有する一連のインパルスからなるホスト信号を考える。図7B に示すシステム関数yとたたみこみを行うことによって、あるビット値に関連す るオフセットδを有するエコーをホスト信号内に導入することによって、図7C に示す符号化信号が得られる。この符号化信号が、次に、デコードする コーの間の間隔δが明確になるだろう。 が、その繰り返されるインパルスの大きさは、xに比べて容易に検出可能なほど 十分に大きくはない。図9のテスト信号のケプストラムの自己相関は、図8Cに 示す信号のケプストラムの最初のインパルスの位置でのスパイクを示す。自己相 関は、符号化用に指定されたそれぞれのオフセット値で評価される。最 大の自己相関振幅が存在するオフセット値は、埋め込まれたデータの値を示す。 別々のビットのストリングを符号化するために、単一のビットが、信号の別々 の時間セグメント(temporal segment)のそれぞれの中に符号化される。結果と して、図10Aに示すホストオーディオ信号200のような信号は、セグメント 205に分割され、次に、それぞれのセグメントは、別々のホストオーディオ信 号として処理されて、ストリング内の対応する位置に対して所望のビット値を埋 め込むエコーを導入し、こうして、符号化ストリングを生成する。最後に、処理 されたセグメントは、符号化ストリング信号を構成するために結合される。 実際には、ホストオーディオ信号200全体を処理して、ストリング内に含ま れるべきビット値のそれぞれに対して一つの符号化信号を生成することによって 、符号化ストリング信号の生成をもっと便利に実施することができる。図10B は、1の関数で処理することによって、一つの符号化信号内に埋め込まれた1の エコー208をもつホストオーディオ信号200を示している。図10Cは、0 の関数で処理することによって、もう一つの符号化信号内に埋め込まれた0のエ コー209をもつホストオーディオ信号200を示している。所望のビットシー ケンスを含む符号化ストリング信号は、符号化信号のセグメントを配列して、ホ スト信号、および、適切な順序で配列された、ホストオーディオ信号の区域の、 異なるオフセット値をもつ繰り返しを含む信号を構成することによって生成され る。 ミキサフィルタは、符号化信号から符号化ストリング信号を生成するために使 用される。図11は、210で示す1の関数と、211で示す0の関数の両方に よって処理される、ホストオーディオ信号x[n]から始まって、符号化信号を生 成するプロセスを示している。それぞれの符号化信号は、213で示す1のミキ サフィルタ、または214で示す0のミキサフィルタによってフィルタリングさ れ、その結果は215で合計されて符号化ストリング信号を形成する。図12B と12Cは、1の関数と0の関数でそれぞれホストオーディオ信号200を処理 することによって生成される符号化信号をフィルタリングして、図12Aに示す 、対応するセグメント205内の一連のビット値220を含む 符号化ストリング信号を生成するための1のミキサフィルタ216と0のミキサ フィルタ218を示している。それぞれのミキサフィルタは、それのそれぞれの 符号化信号を1か0のいずれかによって調整する。1は、符号化信号内に含まれ るビットが符号化ストリング信号内に埋め込まれるべきであることを示し、0は 、そのビットが埋め込まれるべきでないことを示す。例えば、1の関数を使用し て生成された符号化信号をフィルタリングするための1のミキサフィルタ216 は、領域222に関する1の値をもっている。この領域は、符号化ストリング信 号内に組み込まれるべき符号化信号の区域、すなわち、1の値をもつビットで符 号化されるべき符号化ストリング信号の区域に対応する。1のミキサフィルタ2 16は、値0をもつビットで符号化されるべき符号化ストリング信号の区域に対 応する領域225に関する0の値を持つ。中間の傾斜領域230では、ミキサフ ィルタは過渡的な値をもつ。0のミキサフィルタと1のミキサフィルタの合計は 、一定のパワーである。 それぞれの符号化信号を適切なミキサフィルタで処理した後、その結果として 生じた信号は加え合わされて、符号化ストリング信号を生成する。ミキサフィル タの設計により、異なるビットで埋め込まれた符号化ストリング信号の区域間の 遷移はなめらかになり、それの共鳴における突然の急激な変化が防止される。 そのような埋め込まれたストリングをデコードすることは、ホストオーディオ 信号内で使用されたセグメント化をテスト信号内で再現することを必要とする。 テスト信号の各セグメントは、δ1またはδ0のオフセット値が検出可能かどうか を判定するために検査され、こうして、埋め込まれたビットストリング内の対応 する位置において1または0に等しい値をもつビットか存在することを確かめる 。 符号化ストリング信号が、セグメントの全体数に対応しない部分を除去する方 法で切り取られる場合は、切り取られたデータ内のビットが失われるだけでなく 、テスト信号のセグメント化に対する時間起点もまた正確には識別されないであ ろう。不正確な起点に基づく復号化セグメントは、異なるビットで符号化された 2つの隣り合う符号化セグメントからのおおよその距離に等しい部分 にまたがることがあるので、この損失により、切り取られていないデータの回復 が著しく劣化することがある。ナイキストのサンプリング理論を、テスト信号の セグメント化に対する起点が正確に識別されたということを検証するために使用 することができる。エラー訂正コードに指定されるビットストリングが、好まし くは、ホスト信号の一部に埋め込まれる。デコードの間、エラー訂正コードを検 出することによってセグメントの起点が正しく選択されたかを確認することがで きる。好ましくは、デコードの手順は、符号化ストリング信号を構成する際に使 用されるセグメント長の半分に等しいかそれより短い復号化セグメント長を利用 する。一つは、奇数番号に番号付けされた復号化セグメントを含み、もう一つは 、偶数番号に番号付けされた復号化セグメントを含む、2つの組の復号化セグメ ントが定義される。その組のセグメント内のエコー遅延を観測することによって 、各組に対するビットストリングが再構成される。これらの復号化セグメントの 組の少なくとも一つからのセグメントは、個々の符号化セグメントの領域内に完 全に収まらなければならず、復号化時にエラー訂正コードを明確に示すだろう。 エラー訂正コードを含むビットストリングは、符号化されたデータを含むと考え られ、明らかに、信頼性のあるセグメントの起点に基づくものである。 関連するアプローチは、符号化信号長の奇数部分である 1/(2n−1)(n≧2) に等しい復号化セグメント長を利用する。ここで、2n−1の復号化セグメント の各組はビットストリング内の位置に対応する。復号化の後、2n−1の復号化 セグメントの各組は、これらの2n−1のセグメントの大部分の中で最も突出す るように決められたオフセット値に関連するビット値を割り当てられる。 上述した方法を使用して、情報は、2進数字の形式で、ホスト信号に対する劣 化を最小にした状態で、ディジタルオーディオストリームの中に符号化され、復 号化される。このときのデータ速度は、サンプリングレートおよび符号化される 音のタイプに依存して、1秒あたり2から64ビット(「bps」)である。16b psが典型的な値である。典型的なレベルで符号化された典型的な音のサンプルに ついて、平均的な人間は、その符号化信号内に不快なひずみを聞くこと はできない。すなわち、付加された共鳴は、ほんの少しだけ多くの音をその信号 に与えるだけである。 高品質のディジタルオーディオ信号を維持し、元の信号の量子化による劣化を 最小にするために、これらの例において使用される信号は、16ビットの線形量 子化オーディオインターチェンジファイルフォーマット(Audio Interchange Fi le Format,AIFF)を使用して表現される。16ビットの線形量子化では、信号歪 みの量は最小であり、AIFFは、他のどの音のファイルフォーマットよりも情報を より効率よく含む。8kHz、10kHz、16kHz、22.05kHz、及 び44.1kHzを含むさまざまなサンプリングレートが使用された。許容可能 な埋め込まれたデータの回復率(復元率)は、これらのサンプリングレートのす べてで達成された。 広範囲の音のタイプをカバーするサウンドクリップ内のビットストリングを符 号化するために使用される離散時間指数関数てあるシステム関数にとって、減衰 率α(この場合にはエコー振幅βに等しい)は、データ回復率を予測するための 最も重要なパラメータであることがわかっている。音楽、スピーチ、音楽とスピ ーチの組み合わせ、及び散発的な音楽や何もない空間で分離されたスピーチやノ イズを含むホスト信号のタイプに対して、信号内に埋め込まれたビットの少なく とも85%は、0.3と0.85の間の減衰率に対して回復可能であることがわ かっている。損失のある圧縮をこうむる符号化信号に対しては、0.4から0. 8までの値が好ましい。いつもではないが、一般的には、回復率は、減衰率の値 の増加とともに増加する。しかし、αより小さい値、特に0.6より小さい値を もつエコーは、HASによって検出することは極めて困難である。 オフセットδ、エコー振幅β、及び繰り返し数Nに対して使用される値は、回 復率にとってはより重要度の低いものである。しかし、これらのパラメータは、 総合的な共鳴の認識(感知)可能性において重要な役割を果たす。オフセットの 値が小さくなると、ホスト信号とのエコーの混合が高まり、そのため、HASがエ コーとホスト信号を2つの別個の信号として聞き分けることが困難になる。平均 的な聞き手は1ミリ秒のオフセットをもつエコーを聞き分けることはできない。 0.5ミリ秒より大きいオフセット値をもつエコーを使用して埋め 込まれたデータは、一般的には、許容できる割合で回復可能である。 例において上述した信号は、デジタル技術を使用したが、エコーによるデータ 隠しはまた、アナログ信号にも適用可能である。例えば、アナログのホスト信号 は、一方が他方より長い2つの経路に沿ってホスト信号を同時に伝送し、それに よって、2つの伝送の間に相対的なオフセットを導入することにり簡単に符号化 することができる。再結合により、ホスト信号とそれのエコーからなる符号化信 号が形成される。 さて、図13を参照すると、本発明を組み込んだハードウエアシステムが、ブ ロック図の形式で示されている。図に示されているように、システムは、オーデ ィオソース(音源)250によって供給されるオーディオ信号をディジタル化す るためのディジタイザ252を備えている。ディジタル化されたオーディオ信号 は、すべてのシステムの構成部が通信を行うシステムバス255上をビットスト リームとして送られ、メインのシステムメモリ260内(特に、一連の入力信号 バッファ296を規定するパーティション内)だけでなく、大容量記憶装置(ハ ードディスクや光学記憶装置のような)257内に記憶することができる。 図示のシステムの動作は、中央処理装置(「CPU」)270によって管理さ れる。ユーザは、キーボード280と位置検出デバイス(例えば、マウス)28 2を使ってシステムと対話する。いすれのデバイスの出力も、情報を指定し、ま たはスクリーンディスプレイ284の特定の領域を選択して、システムによって 実行される機能を指示するために使用することができる。 メインメモリ260は、C-PU270の動作、及びそれと他のハードウエア 構成部との通信を制御する一組のモジュールを含む。オペレーティングシステム 290は、メモリ割り当て、ファイル管理及び大容量記憶装置257の動作のよ うな低レベルの、基本的なシステム機能の実行を管理する。一連の記憶された命 令として実装される、より高レベルの、解析モジュール292は、以下で説明す るように、本発明によって達成される主要な機能の実行を管理する。ユーザイン ターフェース294を定義する命令により、スクリーンディスプレイ284上で 直接に対話することができる。ユーザインターフェース294は、 ユーザによる操作を促すための語句や図的なイメージをディスプレイ284上に 生成し、キーボード280及び/または位置検出デバイスからのユーザのコマン ドを受け入れる。 メインメモリ260は、また、本発明に基づく処理のための入力として使用さ れる、ホストまたはテスト信号のような信号を格納する一つ以上の入力信号バッ ファ296と、その処理によって生成される符号化信号を格納する出力信号バッ ファ297を備える。それぞれの入力または出力信号バッファの内容は、スクリ ーンディスプレイ284を駆動して、その信号を図的に表示するために使用する ことができる。 一つ以上のデータベース298は、符号化及び/または復号化の情報を収容す る。これらの情報は、例えば、オフセット値、エコー振幅、パルス数、及び各ビ ット値に関連する減衰率、他のシステム関数の細目、セグメント長及びセグメン トの起点、エラー訂正コードである。データベース298の一つ以上は、信号バ ッファ296または297のそれぞれ一つと関連することができ、その関連する バッファに格納されている信号に固有の情報を収容することができる。すなわち 、一つのデータベース298は、装置によって符号化または復号化されたすべて の信号に特有な情報を収容することができる。データベースは、関連する信号を 格納しているファイルにリンクされたファイル内の大容量記憶装置257に格納 することができる。 メインメモリ260のモジュールは別々に描かれているが、これは、説明を明 確にするためだけのものであるということは明らかである。すなわち、システム が必要なすべての機能を実行する限り、それらが、システム及びそれのプログラ ミングアーキテクチャ内にどのように配置されるかは重要なことではない。また 、ホスト信号は、オーディオソース250によってではなくて、ユーザによって 関数または数値の形式で提供することができる。ホストまたはテスト信号を格納 することは、絶対に必要なことではなく、信号は、リアルタイムで処理すること も可能である。 上述したように、本発明に関連する重要なタスクの実行は、解析モジュール2 92によって管理される。この解析モジュールは、CPU270の動作を制 御して、ホスト信号内の一つ以上のビットを符号化するために、あるいは、テス トイメージ内のビットまたはビットストリームの有無を検出するために必要なス テップを実行する際に、それとメインメモリ260との通信を制御する。 特に、ホスト信号内の2値のビットストリームを符号化するためにハードウエ アシステムによって行われる手順が図14に示されている。最初のステップ30 0では、ホスト信号は、入力信号バッファ296の第1の一つにロードされ、そ れによって、それは、解析モジュール292によって利用可能になる。次に、解 析モジュール292は、ステップ310で符号化パラメータを確定する。これら のパラメータは、符号化されるべきビットストリームを含む。それらは、1の関 数及び0の関数に関連するオフセット値、パルスのような、それらの特徴の数、 振幅、形状、及び配置を含む他のシステム関数の詳細である。ユーザのコマンド に応答して、モジュール292は、ユーザインターフェース294または適切な データベース298からこれらのパラメータを回収するか、あるいは、前に略述 した考察に基づいて、ホスト信号を符号化するための適切なパラメータを決定す る。このステップは、また、セグメントを規定するホスト信号内の一連の時間的 なポイントを指定することを含む。パラメータとして決定された値は、データベ ース298の一つに記憶することができる。 ステップ315では、解析モジュール292は、それぞれのシステム関数をホ スト信号に適用して、ビットストリーム内に含まれるべきビット値ごとに一つの 符号化信号を生成する。ステップ320では、モジュール292は、ビットスト リーム内に含まれるべきビット値のそれぞれに対してミキサフィルタを生成する 。ステップ325では、モジュール292は、適切なビット値を含む符号化信号 に、その生成されたミキサフィルタのそれぞれを適用する。ステップ330では 、ステップ325で生成された信号が、ビットストリングを含む符号化ストリン グ信号を形成するために加えられる。この符号化された出力信号は、次に、出力 信号バッファ297の第2の一つに格納される。 図15に示すように、テスト信号内のビットストリームをデコードするために 、最初のステップ340で、その信号は、最初に、信号バッファ296の一つに ロードされる。ステップ345で、モジュール292はそのロードされた テスト信号にアクセスして、セグメント化を実施する。各セグメントに対して、 ステップ350で、モジュール292はケプストラムを計算し、このケプストラ ムはステップ355で自己相関をとられる。ステップ360で、モジュールは、 1及び0のビット値に関連するオフセット値のそれぞれに等しいときに、自己相 関の大きさを評価する。ステップ370で、ビット値は、ステップ360で評価 された大きさに基づいてセグメントに割り当てられる。 従って、これまでの説明は、特にオーディオ信号内へのデータ埋め込みに対し て、高度に拡張可能でかつ有利なアプローチを示しているということが理解され るであろう。本明細書で使用した用語及び表現は、説明のための用語として使用 したものであり、制限するために使用したものではない、また、そのような用語 及び表現を使用することにおいて、図示し説明した特徴やそれの一部と等価ない かなるものをも排除することを意図していない。しかし、さまざまな変更が、本 発明の特許請求の範囲内で可能であることが認識される。例えば、本発明の各種 モジュールは、適切なソフトウエア命令を使用して、あるいはハードウエア回路 として、あるいは、ハードウエアとソフトウエアを組み合わせたものとして、汎 用のコンピュータ上に実装することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AU,BA,BB ,BG,BR,CA,CN,CU,CZ,EE,GE, HU,IL,IS,JP,KP,KR,LK,LR,L T,MG,MK,MN,MX,NO,NZ,PL,RO ,SG,SI,SK,TR,UA,UZ,VN (72)発明者 グルール,ダニエル アメリカ合衆国マサチューセッツ州02139, ケンブリッジ・アルバニー・ストリート・ 143,アパートメント・413ビー (72)発明者 モリモト,ノリシゲ 東京都世田谷区大蔵1―2―25―402

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ホストオーディオ信号内に値を埋め込む方法であって、該方法は、前記ホス トオーディオ信号と、前記ホストオーディオ信号の少なくとも一部の第1の繰り 返しからなる符号化信号を生成することからなり、さらに、前記繰り返しはエコ ー振幅を有し、前記符号化信号内で、オフセット値だけ前記ホストオーディオ信 号から時間的に分離されており、前記オフセット値は、前記値に関連しているこ とからなる方法。 2.前記符号化信号が、エコー振幅を有し、前記オフセット値だけ前記第1の繰 り返しから時間的に分離されている追加の繰り返しを含むことからなる請求項1 の方法。 3.前記符号化信号が、複数の追加の繰り返しを含み、それぞれが、各々追加の エコー振幅を有し、前記オフセット値の整数倍だけ前記第1の繰り返しから時間 的に分離されていることからなる請求項1の方法。 4.前記追加の繰り返しの一つが、前記エコー振幅と減衰率との積に等しい追加 のエコー振幅を有し、他の前記追加の繰り返しはそれぞれ、前記エコー振幅と前 記減衰率の整数乗の積に等しい、それぞれの追加のエコー振幅を有することから なる請求項3の方法。 5.前記減衰率は、前記エコー振幅に等しいことからなる請求項4の方法。 6.前記エコー振幅は0.85より小さいことからなる請求項4の方法。 7.前記エコー振幅は、0.6より小さいことからなる請求項4の方法。 8.前記エコー振幅は、0.4と0.8の間であることからなる請求項4の方法 。 9.前記オフセット値の絶対値が1.5ミリ秒より小さいことからなる請求項1 の方法。 10.前記オフセット値の前記絶対値が、1ミリ秒より小さいことからなる請求 項1の方法。 11.前記オフセット値の前記絶対値が、0.5ミリ秒と1ミリ秒の間であるこ とからなる請求項1の方法。 12.前記オフセット値が正であることからなる請求項1の方法。 13.前記オフセット値が負であることからなる請求項1の方法。 14.前記符号化信号が、電話による伝送用であることからなる請求項1の方法 。 15.前記符号化信号が、ラジオによる放送用であることからなる請求項1の方 法。 16.前記符号化信号が、オーディオビジュアルのメディアの一部であることか らなる請求項1の方法。 17.ホストオーディオ信号内に情報を埋め込む方法であって、 a.それぞれのオフセットか複数のデータ値の一つに関連している、複数のオフ セット値を定義するステップと、 b.それぞれの振幅が前記複数のデータ値の一つに関連している、複数のエコー 振幅を定義するステップと、 c.前記ホストオーディオ信号と、前記ホストオーディオ信号の区域のエコーと を含む符号化ストリング信号を生成するステップであって、それぞれのエコーが 、前記エコー振幅の一つを有し、前記オフセット値のうちの一つのオフセット値 だけ前記ホストオーディオ信号から時間的に分離されており、前記エコーは、一 連のデータ値を符号化するために配列されていることからなるステップ とからなる方法。 18.前記符号化ストリング信号が、前記ホストオーディオ信号の同じ区域の2 つのエコーを含み、前記2つのエコーのそれぞれは、前記符号化ストリング信号 内でオフセット値だけ、前記ホストオーディオ信号から時間的に分離されており 、前記各オフセット値は、他のオフセット値と異なり、前記それぞれのエコーは 、異なるデータ値を埋め込むことからなる請求項17の方法。 19.前記符号化ストリング信号は、埋め込まれた2組のデータ値を含むことか らなる請求項18の方法。 20.複数の符号化信号を生成するステップであって、それぞれの符号化信号は 埋め込まれたデータ値を有し、前記ホストオーディオ信号の一部と、前記ホ ストオーディオ信号の一部のエコーとからなり、前記エコーは、前記エコー振幅 の一つを有し、前記符号化信号内で前記オフセット値のうちの一つのオフセット 値だけ前記ホストオーディオ信号から時間的に分離されており、前記エコーは、 前記データ値を埋め込むことからなるステップからさらになる請求項17の方法 。 21.前記符号化信号の一つにある前記ホストオーディオ信号の一部が、他のす べての前記符号化信号内の一部と同一であり、さらに、 a.一組の時間的なポイントを識別するステップと、 b.前記一組の時間的なポイントを使用して、前記符号化信号のそれぞれを一連 のセグメントに分割するステップであって、各セグメントは時間的なポイントに よって規定される起点を有し、前記それぞれの符号化信号内に埋め込まれた値に 対応する、前記ホストオーディオ信号の区域のエコーを含んでおり、前記符号化 ストリング信号は、前記符号化信号からのセグメントからなり、前記セグメント は、前記符号化ストリング信号が元のホスト信号と、前記ホストオーディオ信号 の区域のエコーとを含むように配列され、前記エコーは、前記一連のデータ値を 符号化するために配列されることからなるステップ とからなる請求項20の方法。 22.前記符号化信号の任意の2つにある前記ホストオーディオ信号の一部が一 致せず、前記符号化ストリング信号は、前記符号化信号を結合することによって 生成されることからなる請求項20の方法。 23.前記第1及び第2の符号化信号をセグメントに分割し、符号化ストリング 信号を生成するステップが、 a.前記符号化ストリング信号内に含まれるべき前記それぞれの符号化信号の一 つまたは2つ以上のセグメントを規定する時間的なポイント間の領域に対応する 時間値で1に等しい値を持ち、そのように含まれるべきではない一つまたは2つ 以上のセグメントを規定する時間的なポイント間の領域に対応する時間値で0に 等しい値を持つそれぞれのミキサ関数で、前記符号化信号のそれぞれをフィルタ リングし、それによって、複数の部分的なストリングを生成するステップと、 b.前記部分的なストリングを加え合わせるステップ とからなる請求項21の方法。 24.それぞれのミキサ関数の前記値が、前記符号化ストリング信号内に含まれ るべきてある領域と含まれるへきでない領域の間の、ミキサ関数によってフィル タリングされる前記符号化信号の領域に対応する時間値において、0と1の間に あることからなる請求項23の方法。 25.第1の前記複数のオフセット値が、2進数の1に関連した1のオフセット であり、第2の前記複数のオフセット値が、2進数の0に関連した0のオフセッ トであることからなる請求項17の方法。 26.前記1のオフセットと前記0のオフセットが、少なくとも0.2ミリ秒だ け異なっていることからなる請求項25の方法。 27.それぞれの前記複数のオフセット値の前記絶対値が1.5ミリ秒より小さ いことからなる請求項17の方法。 28.それぞれの前記複数のオフセット値の前記絶対値が1ミリ秒より小さいこ とからなる請求項17の方法。 29.前記符号化ストリング信号が前記ホストオーディオ信号の同じ区域の2つ 以上のエコーを含み、それらは前記複数のビット値の一つのビット値だけ互いに 分離しており、前記2つ以上のエコーは、前記複数のビット値の前記一つのビッ ト値に関連したビット値を有する一つのビットを埋め込むことからなる請求項1 7の方法。 30.ホストオーディオ信号内に情報を埋め込む方法であって、 a.前記ホストオーディオ信号を再生成するための、コピーした振幅をもつコピ ーパルスと、前記ホストオーディオ信号の第1のエコーを生成するための、第1 の振幅をもつ第1のエコーパルスとからなるパルス列を規定するステップであっ て、前記コピーパルス及び前記エコーパルスは、オフセット値だけ時間的に分離 されており、前記オフセット値はデータ値に関連しており、前記第1の振幅の前 記コピーした振幅に対する比がエコー振幅であるように定義されることからなる ステップと、 b.前記ホストオーディオ信号で前記パルス列を処理し、それによって前記ホ ストオーディオ信号と、前記ホストオーディオ信号の第1のエコーからなり、前 記データ値を含む符号化信号を生成するステップ とからなる方法。 31.前記パルス列が、パルス振幅を有し、前記オフセット値だけ前記第1のエ コーパルスから時間的に分離されている追加のパルスをさらに含むことからなる 請求項30の方法。 32.前記パルス列が複数の追加パルスからさらになり、それぞれが、各々のパ ルス振幅を有し、前記オフセット値の整数倍だけ前記第1のエコーパルスから時 間的に分離されており、前記複数の追加パルスのそれぞれは、前記符号化信号内 に前記ホストオーディオ信号の追加の繰り返しを生成することからなる請求項3 0の方法。 33.前記一つまたは2つ以上の追加パルスの一つが、前記第1の振幅と減衰率 の積に等しいパルス振幅を有し、前記一つまたは2つ以上の追加パルスが互いに 、前記エコー振幅と前記減衰率の整数乗の積に等しいそれぞれのパルスエコ一振 幅を有することからなる請求項32の方法。 34.前記パルス列は、離散時間指数関数であることからなる請求項32の方法 。 35.前記第1の振幅は0.85より小さいことからなる請求項30の方法。 36.前記第1の振幅は0.6より小さいことからなる請求項30の方法。 37.前記第1の振幅は0.4と0.8の間であることからなる請求項30の方 法。 38.前記エコーパルスは別々のインパルスであることからなる請求項30の方 法。 39.前記エコーパルスは、形状がガウス形であることからなる請求項30の方 法。 40.前記オフセット値の前記絶対値が、1ミリ秒より小さいことからなる請求 項30の方法。 41.前記オフセット値の前記絶対値が、1.5ミリ秒より小さいことからなる 請求項30の方法。 42.前記オフセット値の前記絶対値が、0.5ミリ秒と1ミリ秒の間であるこ とからなる請求項30の方法。 43.テスト信号が、ホストオーディオ信号と、前記ホストオーディオ信号の調 整された繰り返しからなる符号化信号を生成することによって、埋め込まれたデ ータを含んでいるかどうかを判定するための方法であって、前記符号化信号内の 前記調整された繰り返しは、前記データの値に関連したオフセット値だけ前記ホ ストオーディオ信号から時間的に分離されており、前記方法が、 a.前記オフセット値における前記テスト信号の関数の振幅を観測するステップ と、 b.前記テスト信号が、前記オフセット値における前記関数の前記振幅に基づい て、前記データを含んでいるかどうかを判定するステップ とからなる方法。 44.前記振幅を観測する前記ステップが前記テスト信号の自己相関を観測する ことを含むことからなる請求項43の方法。 45.前記振幅を観測する前記ステップが前記テスト信号のケプストラムを観測 することを含むことからなる請求項43の方法。 46.前記振幅を観測する前記ステップが前記テスト信号の前記ケプストラムの 自己相関を観測することを含むことからなる請求項43の方法。 47.複数のオフセット値を定義することによって、符号化ストリング信号内に 埋め込まれたデータ値のストリングをデコードする方法であって、各オフセット 値は、複数のデータ値の一つに関連しており、符号化時間セグメントに分割され るホストオーディオ信号からなる符号化ストリング信号を生成し、各符号化時間 セグメントは、前記ストリング内の位置に対応しており、各セグメントは、前記 ホストオーディオ信号のそれぞれの区域のエコーを含み、各セグメント内の前記 エコーは、それぞれのオフセット値だけ前記ホストオーディオ信号から時間的に 分離されており、前記各セグメントは、前記各オフセット値に関連した前記デー タ値を表しており、前記デコードする方法が、 a.前記符号化信号を、前記符号化時間セグメントに対応する復号化時間セグメ ントに分割するステップと、 b.各セグメントにおいて、前記複数のオフセット値のそれぞれにおける、前記 符号化信号の関数の振幅を観測するステップと、 c.観測された値に基づいて、セグメントのデータ値を前記セグメントに割り当 てるステップ とからなる方法。 48.前記振幅を観測する前記ステップが、前記テスト信号の自己相関を観測す ることを含むことからなる請求項47の方法。 49.前記振幅を観測する前記ステップが、前記テスト信号のケプストラムを観 測することを含むことからなる請求項47の方法。 50.前記振幅を観測する前記ステップが、前記テスト信号の前記ケプストラム の自己相関を観測することを含むことからなる請求項47の方法。 51.ちょうど一つの復号化時間セグメントが、各符号化セグメントに対応する ように、前記復号化時間セグメントが、前記符号化時間セグメントに関連付けら れることからなる請求項47の方法。 52.同じ長さをもつ2つの復号化時間セグメントが、各符号化時間セグメント に対応するように、前記復号化時間セグメントが、前記符号化時間セグメントに 関連付けられることからなる請求項47の方法。 53.復号化セグメントは、ひとつおきに、奇数の復号化セグメントとして指定 され、その残りの復号化セグメントは、偶数の復号化セグメントとして指定され 、各セグメントのデータ値は、そのセグメントのデータ値が割り当てられる前記 復号化セグメントに応じて、奇数セグメントのデータ値として指定されるか、ま たは偶数セグメントのデータ値として指定され、前記奇数セグメントのデータ値 、または前記偶数セグメントのデータ値のいずれかが、前記奇数または偶数セグ メントのデータ値内のエラー訂正コードの有無に基づいて、前記符号化ストリン グ信号内に埋め込まれた前記ストリングであるように決定されることからなる請 求項52の方法。 54.長さが等しい奇数番目の隣り合う復号化時間セグメントが、符号化時間セ グメントに対応するセグメントの組を形成するように、前記復号化時間セグメン トが、前記符号化時間セグメントに関連付けられることからなる請求項4 7の方法。 55.セグメントの組の復号化セグメントの大部分に割り当てられた前記セグメ ントのデータ値を、そのセグメントの組のすべてのセグメントに割り当てるステ ップからさらになり、前記セグメントの全組は、前記符号化ストリング信号内に 埋め込まれた前記ストリング内の位置に対応することからなる請求項54の方法 。 56.前記同じ関数が、それぞれのセグメント内で観測されることからなる請求 項47の方法。 57.前記セグメンの一つのセグメントで観測された前記関数が、別の前記セグ メントで観測された関数と異なることからなる請求項47の方法。 58.ホスト信号内に情報を埋め込むための装置であって、 a.前記ホスト信号を受け入れるための入力手段と、 b.オフセット値をビット値に関連付けるための手段と、 c.前記ホスト信号と、前記ホスト信号のエコーを含む符号化信号を生成するた めの手段であって、前記エコーは、前記符号化信号に埋め込まれたビット値に関 連するオフセット値だけ、前記符号化信号内で、前記ホスト信号から時間的に分 離されていることからなる手段と からなる装置。 59.テスト信号が、ホストオーディオ信号のエコーとして埋め込まれたビット を含んでいるかどうかを判定するための装置であって、前記エコーは、前記ビッ トの値に関連するオフセット値だけ、前記テスト信号内で、前記ホストオーディ オ信号から時間的に分離されており、 a.前記テスト信号を受け入れるための入力手段と、 b.前記オフセット値における前記テスト信号の関数の振幅を計算するための手 段と、 c.前記計算された振幅に基づいて、前記テスト信号が前記ビットを含んでいる かどうかを判定するための手段 とからなる装置。 60.符号化信号が、それ自身に埋め込まれたデータを含んでおり、前記符号 化信号は、ホストオーディオ信号と、ビットの値に関連するオフセット値だけ、 前記符号化信号内で、前記ホストオーディオ信号から時間的に分離された前記ホ ストオーディオ信号の調整された繰り返しとからなること。 61,前記符号化信号が、ラジオ放送用であることからなる請求項60の符号化 信号。 62.前記符号化信号が、電話による伝送用であることからなる請求項60の符 号化信号。 63.前記符号化信号が、オーディオビジュアルのメディアの一部であることか らなる請求項60の符号化信号。 64.前記エコーパルスが、前記符号化信号内に、典型的な固有共鳴として認識 される共鳴を導入する形態を有することからなる請求項30の方法。 65.前記符号化時間セグメントが、符号化セグメント長を有し、前記復号化時 間セグメントが、前記符号化セグメント長の半分に等しいかそれより短い復号化 セグメント長を有することからなる請求項52の方法。
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