JP2002505563A - 符号多重化および時分割多重化に基づき無線遠隔通信を移動および/または定置の送信機器/受信機器間で行う遠隔通信システム - Google Patents

符号多重化および時分割多重化に基づき無線遠隔通信を移動および/または定置の送信機器/受信機器間で行う遠隔通信システム

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JP2002505563A JP2000534018A JP2000534018A JP2002505563A JP 2002505563 A JP2002505563 A JP 2002505563A JP 2000534018 A JP2000534018 A JP 2000534018A JP 2000534018 A JP2000534018 A JP 2000534018A JP 2002505563 A JP2002505563 A JP 2002505563A
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Abstract

(57)【要約】 符号多重化および時分割多重化に基づき無線遠隔通信を、移動および/または定置の送受信機器間で行う遠隔通信システムに対して、“ハンドオーバ”の指示後に確実な“ハンドオーバ”プロシージャを提供するために、TDDモードでもFDDモードでも、1)“ハンドオーバ”プロシージャの第1のフェーズ、すなわち“ハンドオーバ”の指示中に、“ハンドオーバ”タイムスロットペアを定置送受信機器(BS)により検出し、2)“ハンドオーバ”プロシージャの第2のフェーズ、すなわち“ハンドオーバ”の初期化中に、定置送受信機器(BS)は、第1の通報“ハンドオーバリクエスト”を、当該定置送受信機器(BS)に配属された移動送受信機器(MT1...MTn)に送信し、該第1の通報により定置送受信機器は移動送受信機器に“ハンドオーバ”タイムスロットペアを通知し、そして、定置送受信機器は第1の通報“ハンドオーバリクエスト”を移動送受信機器に、該定置送受信機器に配属された全ての移動送受信機器が第1の通報による“ハンドオーバ”の初期化を確認するまで送信し、3)“ハンドオーバ”プロシージャの第3のフェーズ、すなわち“ハンドオーバ”の実行中に、“ハンドオーバ”プロシージャを終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 移動および/または定置の送受信機器間で無線遠隔通信を行う遠隔通信システ
ムは、通信源と通信受け側との間に通信伝送区間を有する特別の通信システムで
あり、このような通信システムでは例えば基地局と移動部が通信処理および通信
伝送のために送信機器および受信機器として使用され、 1)通信処理および通信伝送は優先される伝送方向(単向通信)または両方の伝
送方向(二重通信)で行うことができ、 2)通信処理は有利にはデジタルであり、 3)通信伝送は遠隔伝送区間を介して無線で、通信伝送区間を多重使用するため
の種々の通信伝送方式に基づき行われる。種々の通信伝送方式として例えば、F
DMA(Frequency Division Multiple Access),TDMA(Time Division Mu
ltiple Access)および/またはCDMA(Code Division Multiple Access)が
あり、例えば次の無線規格に従う。無線規格としては、 DECT[Digital Enhanced (以前はEuropean) Cordless Telecommunication ; Nachrichtentechnik Elektrnik 42 (1992) Jan./Feb. Nr.1,Berlin DE; U.Pi
lger "Struktur des DECT-Standards",PP.23-29,ETSI-Publikation ETS 300175-
1...9,Oct.1992,DECT-Publikation des DECT-Forum, Feb.1997,pp.1-16参照]、 GSM[Groupe Speciale Mobile または Global System for Mobile Communica
tion; Informatik Spektrum 14(1991) Juni,Nr.3,Berlin,DE;A.Mann:"Der GSM-S
tandard-Grundlage fuer digitale europaeische Mobilfunknetze",pp.137-152,
telekom praxis 4/1993, P.Smolka "GSM-Funkschnittstelle-Elemente und Fun
ktionen",pp.17-24 参照]、 UMTS[Universal Mobile Telecommunication System; (1): Nachrichtentec
hnik Elektronik ,Berlin 45,1995 Heft 1, pp.10-14, Heft 2, pp.24-27; P.Ju
ng, B.Steiner: "Konzept eines CDMA-Mobilfunksystems mit gemeinsamer Dete
ktion fuer die dritte Mobilfunkgeneration"; (2): Nachrichtentechnik Elek
tronik, Berlin 41,1991, Heft 6, PP.223-227 & pp.234; P.W.Baier, J.Jung,
A.Klein: "CDMA - ein guenstiges Vielfachzugriffsverfahren fuer frequenzs
elective und zeitvariante Mobilfunkkanaele"; (3): IEICE Transactions on
Fundamentals of Electonics, Communications and Computer Sciences, Vol.E7
9-A, No.12, Dec.1996, pp.1930-1937; P.W.Baier, P.Jung: "CDMA Myths and R
ealities Revisited"; (4): IEEE Personal Communications, Feb. 1995, pp.38
-47; A.Urie, M.Streeton, C.Mourot: "An Advanced TDMA Mobile Access Syste
m for UMTS"; (5): telekom praxis, 5/1995, pp.9-14; P.W.Baier: "Spread-Sp
ectrum-Technik und CDMA - eine urspruenglich militaerische Technik erobe
rt den zivilen Bereich"; (6): IEEE Personal Communications, Feb. 1995, p
p.48-53; P.G.Andermo. L.M.Ewerbring: "An CDMA-Based Radio Access Design
for UMTS"; (7): ITG Fachberichte 124 (1993), Berlin, Offenbach: VDE Verl
ag ISBN 3-8007-1965-7, pp.67-75; Dr.T.Zimmermann, Siemens AG: "Anwendung
von CDMA in der Mobilkommunikation"; (8): telcom report 16,(1993), Heft
1, pp.38-41; Dr.T.Ketseoglou, Siemens AG, Dr.T.Zimmermann, Siemens AG:
"Effizienter Teilnehmerzugriff fuer die 3. Generation der Mobilkmmunikat
ion - Vielfachzugriffsverfahren CDMA macht Luftschnittstelle flexibler";
(9): Funkschau 6/98: R.Sietmann "Ringen um die UMTS-Schnittstelle", pp.
76-81 参照]、 WACSまたはPACS, IS-54, IS-95, PHS, PDC etc.[IEEE Communications
Magazine, Jan.1995, pp.50-57; D.D.Falconer et al: "Time Division Multip
le Access Methods for Wireless Personal Communocations" 参照]がある。
【0002】 「通信」とは、意味内容(情報)と物理的呈示(信号)に対する上位概念であ
る。通信の意味内容が同じであっても、すなわち情報が同じであっても、異なる
信号形態が発生することがある。したがって例えば対象に係る通信は、 (1)画像の形態で、 (2)発話された言葉として、 (3)書かれた文字として、 (4)暗号化された語または画像として 伝送することができる。
【0003】 (1)から(3)による伝送形式は通常は連続的(アナログ)信号により表さ
れる。一方(4)による伝送形式では、通常は離散的信号(例えばパルス、デジ
タル信号)が発生する。
【0004】 図面1から7が示すものは、 図1は、“ダウンリンク”でのWCDMA/FDD無線インターフェースの3レ
ベル構造を示す。
【0005】 図2は、“アップリンク”でのWCDMA/FDD無線インターフェースの3レ
ベル構造を示す。
【0006】 図3は、TDCDMA/TDD無線インターフェースの3レベル構造を示す。
【0007】 図4は、周波数多重化/時分割多重化/符号多重化によるチャネル多重使用を行
う無線シナリオを示す。
【0008】 図5は、送信機器/受信機器として構成された基地局の基本構造を示す。
【0009】 図6は、同じように送信機器/受信機器として構成された移動局の基本構造を示
す。
【0010】 図7は、DECT伝送タイムフレームを示す。
【0011】 UMTSシナリオ(第3世代移動無線ないしIMT−2000)では、例えば
刊行物 Funkschau 6/98: R.Sietmann "Ringen um die UMTS-Schnittstelle", pp
.76-81 による2つの部分シナリオがある。第1の部分シナリオでは、ライセン スされ、調整された移動無線がWCDMA技術(Wideband Code Division Multi
ple Access)に基づき、例えばGSMにおいてFDDモード(Frequency Divisi
on Duplex)で駆動される。一方、第2の部分シナリオでは、ライセンスされな い非調整の移動無線がTD−CDMA技術(Time Division-Code Division Mult
iple Access)に基づき、例えばDECTにおいてTDDモード(Time Division
Duplex)で駆動される。
【0012】 汎用移動遠隔通信システムのWCDMA/FDD動作に対しては、遠隔通信シ
ステムの無線インターフェースが遠隔通信の上り方向と下り方向で、刊行物 ETS
I STC SMG2 UMTS-L1, Tdoc SMG2 UMTS-L1 163/98: "UTRA Physical Layer Descr
iption FDD Parts" Vers.0.3, 1998-05-29 に従い、それぞれ複数の物理的チャ ネルを含む。これらのうち第1の物理的チャネル(いわゆる Dedicated Physica
l Control CHannel DPCCH)と、第2の物理的チャネル(いわゆる Dedicated Ph
ysical Data CHannel DPDCH)とが3レベル構造(3層構造)に基づき図1と図 2に示されている。3レベル構造は、720msの長さ(TMZR=720ms) のマルチタイムフレーム(スーパーフレーム)MZR、10msの長さ(TFZR =10ms)のタイムフレーム(無線フレーム)、および0.625msの長さ
(TZS=0.625ms)のタイムスロットZSからなる。それぞれのマルチタ
イムフレームMZRは、例えば72のタイムフレームZRを含み、各タイムフレ
ームZRは例えばさらに16のタイムスロットZS1...ZS16を有する。個 々のタイムスロットZS、ZS1...ZS16(バースト)は、第1の物理的チ ャネルDPCCHについてバースト構造として、チャネル推定のための、Npilo t ビットを有するパイロットシーケンスPS、出力制御のための、NTPCビットを
有するTPCシーケンスTPCS(Traffic Power Control)、そして搬送形式 指示のための、NTFCIビットを有するTFCIシーケンスTFCIS(Traffic
Format Channel Indication)、並びに第2の物理的チャネルDPDCHについ て、NDataビットの有効データシーケンスNDSを有する。
【0013】 ETSIないしARIBのWCDMA/FDDシステムのダウンリンク(遠隔
通信の下り方向;基地局から移動局への無線接続)では−図1−、第1の物理的
チャネル(Dedicated Physical Control Channel (DPCCH))と第2の物理的チャ
ネル(Dedicated Physical Data Channel (DPDCH))とが時間的に多重化され、 一方、アップリンク(遠隔通信の上り方向;移動局から基地局への無線接続)で
は−図2−、I/Q多重化が行われる。I/Q多重化では、第2の物理的チャネ
ルDPDCHがIチャネルで、第1の物理的チャネルDPCCHがQチャネルで
伝送される。
【0014】 汎用移動遠隔通信システムのTDCDMA/TDD動作に対しては、遠隔通信
システムの無線インターフェースは、遠隔通信の上り方向と下り方向で、刊行物
TSG RAN WG1 (S1.21): "3rd Generation Partnership Project (3GPP)" Vers.0
.0.1, 1999-01 に従い、ここでも全物理的チャネルに対する3レベル構造に基づ
く。この3レベル構造は、マルチタイムフレームMZR、タイムフレームZRお
よびタイムスロットZSからなり、図3に示されている。それぞれのマルチタイ
ムフレームMZRはやはり72のタイムフレームZRを含み、各タイムフレーム
ZRは例えばここでも16のタイムスロットZS1...ZS16を有する。個々 のタイムスロットZS、ZS1...ZS16(バースト)は、ARIB提案によ る第1のタイムスロット構造(バースト構造)ZSS1、またはETSI提案に
よる第2のタイムスロット構造(バースト構造)ZSS2を有する。第1のタイ
ムスロット構造は順番に、NData1ビットの第1の有効データシーメンス、Npil ot ビットを備えた、チャネル推定のためのパイロットシーケンスPS、NTPCビ ットを備えた、出力制御のためのTPCシーケンスTPCS、NTFCIビットを備
えた、搬送形式指示のためのTFCIシーケンスTFCIS、第2の有効データ
シーケンスNDS2、およびNGuardビットの保護タイムゾーンSZZ(ガード 期間)からなる。第2のタイムスロット構造は順番に、第1の有効データシーケ
ンスNDS1、第1のTFCIシーケンスTFCIS1、チャネル推定のための
ミッドアンブルシーケンスMIS、第2のTFCIシーケンスTFCIS2、第
2の有効データシーケンスNDS2、および保護タイムスロットSZZからなる
【0015】 図4は、例えば2つの無線セルと、その中に配置された基地局(Base Transce
iver Station)を備えたGSM無線シナリオを示す。ここで第1の基地局BTS
1(送信器/受信器)が第1の無線セルFZ1を、第2の基地局BTS2(送信
機器/受信機器)が第2の無線セルFZ2を全方向性に“カバー”する。ここで
は図1と図2に基づき、周波数多重化/時分割多重化/符号多重化によるチャネ
ル多重使用の無線シナリオが示されている。このシナリオでは、基地局BTS1
,BTS2がこの無線シナリオに対して敷設された無線インターフェースを介し
て、無線セルFZ1,FZ2内に存在する複数の移動局MS1...MS5(送信 機器/受信機器)と、相応の伝送チャネルTRC(Transmission Channel)への
単方向または双方向(上り方向UL(Up Link)および/または下り方向DL(D
own Link))の無線遠隔通信により接続される。基地局BTS1,BTS2は公
知のように(GSM遠隔通信システム、参照)基地局制御部BSC(Base Stati
on Controller)と接続されており、基地局制御部は基地局の制御の枠内で周波 数管理および交換機能を行う。基地局制御部BSCは、移動交換局MSC(Mobi
le Switching Center)を介して上位の遠隔通信網、例えばPSTN(Public Swi
tched Telecommunication Network)と接続されている。移動交換局MSCは図 示の遠隔通信システムに対する管理中央局である。この移動交換局は完全な発呼
管理を行い、組み込まれたレジスタ(図示せず)により遠隔通信加入者の認証と
、ネットワークのローカル監視を行う。
【0016】 図5は、送信機器/受信機器として構成された基地局BST1,BST2の基
本構造を示し、図6は、同じように送信機器/受信機器として構成された移動局
MS1...MS5の基本構造を示す。基地局BST1,BST2は、移動局MS 1...MS5からの、およびこれらへの無線通信の送受信を行い、一方、移動局 MS1...MS5は基地局BTS1,BTS2からの、およびこれらへの無線通 信の送受信を行う。そのために基地局は送信アンテナSANと受信アンテナEA
Nを有し、移動局MS1...MS5はアンテナ切換部AUにより制御可能な、送 受信に対して共通のアンテナANTを有する。上り方向で(受信経路)基地局B
ST1,BST2は受信アンテナEANを介して、移動局MS1...MS5の少 なくとも1つから周波数成分/時間成分/符号成分を備えた少なくとも1つの無
線通信FNを受信する。一方、移動局MS1...MS5は下り方向で(受信経路 )共通のアンテナANTを介して、基地局BST1,BST2の少なくとも1つ
から周波数成分/時間成分/符号成分を備えた少なくとも1つの無線通信FNを
受信する。ここで無線通信FNは、データシンボルから統合された情報が重畳変
調され、広帯域に拡散された搬送波信号からなる。
【0017】 無線受信装置FEE(受信器)では、受信された搬送波信号がろ波され、中間
周波数に逓低混合され、さらにサンプリングされ、量子化される。A/D変換の
後、無線経路でのマルチパス伝播によって歪まされた信号はイコライザEQLに
供給され、イコライザは歪みをほとんど等化する(キーワード:同期化)。
【0018】 続いてチャネル推定器KSで、無線通信FNが伝送された伝送チャネルTRC
の伝送特性が推定される。ここでチャネルの伝送特性は時間領域でチャネルパル
ス応答によって表される。チャネルパルス応答を推定することができるようにす
るため、無線通信FNには送信側で(この実施例では移動局MS1...MS5な いし基地局BTS1,BTS2により)トレーニング情報シーケンスとして構成
された固有の付加的情報がいわゆるミッドアンブルの形態で割り当てないし配属
される。
【0019】 これに続く、受信された全ての信号に対して共通のデータ検知器DDで、共通
の信号に含まれる個々の移動局固有信号成分が公知のように等化され、分離され
る。等化および分離の後、シンボル/データ変換器SDWで、これまで存在して
いたデータシンボルが2進データに変換される。その後、復調器DMODで中間
周波数から元のビット流が形成され、次にデマルチプレクサDMUXで個々のタ
イムスロットが正しい論理チャネルに、およびひいては種々異なる移動局に配属
される。
【0020】 チャネルコーデックKCでは、得られたビットシーケンスがチャネル毎にデコ
ードされる。チャネルに応じて、ビット情報がコントロールおよびシグナリング
タイムスロット、または音声タイムスロットに割り当てられ、基地局の場合(図
5)、コントロールおよびシグナリングデータと音声データとが基地局制御部B
SCへの伝送のために、シグナリングおよび音声コーディング/デコーディング
(音声コーデック)を管轄する共通のインターフェースSSに引き渡される。こ
れに対し移動局の場合(図6)、コントロールおよびシグナリングデータは移動
局の完全なシグナリングと制御を管轄する制御およびシグナリングユニットST
SEに引き渡され、音声データは音声入出力のために構成された音声コーデック
SPCに引き渡される。
【0021】 基地局BTS1,BTS2内のインターフェースSSの音声コーデックでは、
音声データが所定のデータ流となる(例えばネット方向へ64kビット/sのス
トリーム、ネット方向から13kビット/sのストリーム)。
【0022】 制御ユニットSTEでは、基地局BST1,BST2の完全な制御が実行され
る。
【0023】 下り方向(送信経路)で基地局BTS1,BTS2は送信アンテナSANを介
して、周波数成分/時間成分/符号成分を備えた少なくとも1つの無線通信FN
を移動局MS1...MS5の少なくとも1つに送信する。一方、移動局MS1...
MS5は上り方向(送信経路)で共通のアンテナANTを介して、周波数成分/
時間成分/符号成分を備えた少なくとも1つの無線通信FNを基地局BTS1,
BTS2の少なくとも1つに送信する。
【0024】 送信経路は、図5の基地局BST1,BST2の場合、次のようにして始まる
。すなわちチャネルコーデックKCで基地局制御部BSCからインターフェース
SSを介して得られたコントロールおよびシグナリングデータ並びに音声データ
が、コントロールおよびシグナリングタイムスロット、または音声タイムスロッ
トに割り当てられ、これらがチャネル毎にビットシーケンスへ符号化されるよう
にして始まる。
【0025】 送信経路は、図6の移動局MS1...MS5の場合、次のようにして始まる。 すなわちチャネルコーデックKCで音声コーデックSPCから得られた音声デー
タ、および制御およびシグナリングユニットSTSEから得られたコントロール
およびシグナリングデータが、コントロールおよびシグナリングタイムスロット
、または音声タイムスロットに割り当てられ、これらがチャネル毎にビットシー
ケンスへ符号化されるようにして始まる。
【0026】 基地局BTS1,BTS2および移動局MS1...MS5で得られたビットシ ーケンスはそれぞれデータ/シンボル変換器DSWでデータシンボルに変換され
る。これに続いてそれぞれデータシンボルは拡散装置SPEでそれぞれの加入者
個別のコードにより拡散される。バースト発生器BGはバースト合成器BZSと
マルチプレクサMUXからなる。次にこのバースト発生器BGでは、バースト合
成器BZSでそれぞれの拡散されたデータシンボルにトレーニング情報シーケン
スがミッドアンブルの形態でチャネル推定のために付加され、マルチプレクサM
UXでこのようにして得られたバースト情報がそれぞれ正しいタイムスロットに
セットされる。続いて、得られたバーストはそれぞれ変調器MODで逓昇変調さ
れ、並びにD/A変換される。その後、このようにして得られた信号が無線通信
FNとして無線送信装置FSE(送信器)を介して送信アンテナSANないし共
通のアンテナANTを介して放射される。
【0027】 TDD遠隔通信システム(Time Division Duplex)は、複数のタイムスロット
からなる伝送タイムフレームが下り伝送方向(ダウンリンク)と上り伝送方向(
アップリンク)に対して、有利には中央で分割されている遠隔通信システムであ
る。
【0028】 このような伝送タイムフレームを有するTDD遠隔通信システムは、例えば公
知のDECTシステムである[Digital Enhanced (以前は:European) Cordless
Telecommunication; Nachrichtentechnik Elektrnik 42(1992) Jan./Feb. Nr.1,
Berlin, DE; U.Pilger "Struktur des DECT-Standards", pp.23-29, ETSI-Publ
ikation ETS 300175-1...9, Oct. 1992, DECT-Publikation des DECT-Forum, Fe
b. 1997, pp.1-16 参照]。
【0029】 図7は、持続時間が10msのDECT伝送タイムフレームを示す。このタイ
ムフレームは12のダウンリンクタイムスロットと、12のアップリンクタイム
スロットからなる。所定の周波数における、下り方向DL(ダウンリンク)およ
び上り方向UL(アップリンク)での任意の双方向遠隔通信接続に対して、DE
CT規格に従い、ダウンリンクタイムスロットZSDOWNとアップリンクタイムス
ロットZSUPとを備える空のタイムスロットペアが選択される。このタイムスロ
ットペアでは、ダウンリンクタイムスロットZSDOWNとアップリンクタイムスロ
ットZSUPとの間隔は同様にDECT規格に従い、DECT伝送タイムフレーム
の半分の長さ(5ms)である。
【0030】 FDD遠隔通信システム(Frequency Division Duplex)は、複数のタイムス ロットからなるタイムフレームが、下り方向(ダウンリンク)に対しては第1の
周波数バンドで、上り方向(アップリンク)に対しては第2の周波数バンドで伝
送される遠隔通信システムである。
【0031】 タイムスロットをこのようにして伝送するFDD遠隔通信システムは、例えば
公知のGSMシステムである[Groupe Special Mobile または Global System f
or Mobile Communication; Informatik Spektrum 14 (1991) Juni, Nr.3, Berli
n, DE; A.Mann: "Der GSM-Standard - Grundalge fuer digitale europaeische
Mobilfunknetze", pp.137-152, telekom praxis 4/1993, P.Smolka "GSM-Funksc
hnittstell - Elemente und Funktionen", pp.17-24 参照]。
【0032】 GSMシステムに対する無線インターフェースは、伝送ルートサービス(ベア
ラサービス)と称される多数の論理チャネルを扱う。例えばAGCHチャネル(
Access Grant CHannel)、BCCHチャネル(Broad Cast CHannel)、FACC
Hチャネル(Fast Associated Control CHannel)、PCHチャネル(Paging CH
annel)、RACHチャネル(Random Access CHannel)、およびTCHチャネル
(Traffic CHannel)を扱うことができ、それらの無線インターフェースにおけ るそれぞれの機能は例えば刊行物 Informatik Spektrum 14 (1991) Juni, Nr.3,
Berlin, DE; A.Mann: "Der GSM-Standard - Grundlage fuer digitale europae
ische Mobilfunknetze" pp.137-152, telekom praxis 4/1993, P.Smolka "GSM-F
unkschnittstelle - Elemente und Funktionen", pp.17-24 に記載されている。
【0033】 周波数レベルと時間レベルを有し、調整されライセンスされたモードで駆動さ
れるGSMシステムと、同じように周波数レベルと時間レベルを有し、非調整か
つ非ライセンスのモードで駆動されるDECTシステムとの最大の相違点は、ど
のように物理的リソース“チャネル”をそれぞれのシステム加入者ないし遠隔通
信加入者に割り当てるかという形式と手法にある。
【0034】 調整されライセンスされた遠隔通信システムでは、チャネル割り当てが中央部
局、すなわちネット運営者により制御される。このことが可能であるのは、基地
局の無線領域内に滞在する全ての移動局が同じタイムベースを使用する、すなわ
ち同期して駆動されるからである。同期駆動により、タイムスロット境界の明確
な定義付けと、ひいては種々異なる遠隔通信加入者の明確な分離が可能である。
隣接する基地局を同期して駆動する必要はない。なぜなら、隣接する無線セルで
使用されるチャネルの分離は一般的に、周波数レベルでの周波数割り当てによっ
て行われるからである。チャネル割り当てのこの形式は“固定チャネルアロケー
ション(FCA)”と称される。
【0035】 非調整かつ非ライセンスの遠隔通信システムでは、このようなチャネル割り当
てに対する中央部局が存在しない。このような通信システムでは、チャネルはま
ずダイナミックに選択され“Dynamic Channel Selection(DCS)”、次に割 り当てられる。周波数/時間レベルがここでは“ダイナミックチャネル選択(D
CS)”と、プラットフォームないし“プール”としてのチャネル割り当てに使
用される。このようなシステムでは移動局が規則的に周波数/時間レベルを監視
し、続いて周波数/タイムスロットの組合せを選択する。このような組合せでは
、伝送チャネルが発生する干渉によって少なくとも妨害される。隣接する非調整
ベースの基地局および移動局は常に非同期であり、従ってタイムベースが相互に
入り込んだり、相互にドリフトしたりする。このことにより、干渉の程度が許容
できない値に達するような状況が頻繁に発生する。このような場合、遠隔通信接
続の別のチャネルへのハンドオーバ、すなわち別の周波数/タイムスロットの組
合せを開始ないし初期化しなければならない。このような場合を“イントラセル
・ハンドオーバ”と称する。
【0036】 UMTSシナリオ(第3世代移動無線、ないしIMT−2000)の枠内では
WCDMA/FDD動作およびTDCDMA/TDD動作を共通に使用しなけれ
ばならないから、論理チャネルないし伝送ルートサービス(ベアラ処理)による
効率的な取り扱いの他に、とりわけ前記の理由から無線遠隔通信システムに対す
る適切な“ハンドオーバ”プロシージャを実現するには、符号多重化および時分
割多重化に基づく、移動および/または定置の送受信機器間の遠隔通信が必要で
ある。
【0037】 本発明の基礎とする課題は、符号多重化および時分割多重化に基づき、移動お
よび/または定置の送受信機器間で無線遠隔通信を行う遠隔通信システムに対し
て、“ハンドオーバ”の指示後に、確実な“ハンドオーバ”プロシージャを提供
することである。
【0038】 この課題は請求項1の構成によって解決される。
【0039】 本発明の基礎とする技術思想は、請求項1のように、符号多重化および時分割
多重化に基づき、移動および/または定置の送受信機器間で無線遠隔通信を行う
遠隔通信システムに対して、TDDモードでも、FDDモードでも、 1)“ハンドオーバ”プロシージャの第1のフェーズ、すなわち“ハンドオーバ
”の指示中に、“ハンドオーバ”タイムスロットペアを定置送受信機器により検
出し、 2)“ハンドオーバ”プロシージャの第2のフェーズ、すなわち“ハンドオーバ
”の初期化中に、 定置送受信機器が第1の通報“ハンドオーバリクエスト”を、この定置送受信
機器に配属された移動送受信機器に送信し、この第1の通報“ハンドオーバリク
エスト”により、定置送受信機器は移動送受信機器に“ハンドオーバ”タイムス
ロットを通知し、 定置送受信機器が第1の通報“ハンドオーバリクエスト”を移動送受信機器に
、この定置送受信機器に配属された全ての移動送受信機器が第1の通報による“
ハンドオーバ”の初期化を確認するまで送信し、 3)“ハンドオーバ”プロシージャの第3のフェーズ、すなわち“ハンドオーバ
”の実行中に、“ハンドオーバ”プロシージャを終了する、のである。
【0040】 本発明の有利な改善形態は従属請求項に記載されている。
【0041】 本発明の実施例を図8から図10に基づいて説明する。
【0042】 図8は、図1から図3のタイムフレームおよび図7のDECT伝送タイムフレ
ームに対して、タイムスロット数を基準に(変形した)TDD時分割多重フレー
ムを示す。
【0043】 図9は、図8の時分割多重フレームを基準に、周波数多重化成分、符号多重化
成分および時分割多重化成分を備えたチャネルに対するチャネル割り当てテーブ
ルを示す。
【0044】 図10は、“ハンドオーバ”プロシージャの通報フローチャートを示す。
【0045】 図8は、図1から3のタイムフレームおよび図7のDECT伝送タイムフレー
ムから出発した、8つのタイムスロットZS’1...ZS’8を有する(変形) TDD時分割多重フレームを示す。ここでは第1の4つのタイムスロットZS’
’1...ZS’4が下り伝送方向DLに対して、第2の4つのタイムスロットZ S’5...ZS’8が上り伝送方向ULに対して設けられている。タイムスロッ トの数は、図1から3の16に対して8に低減されているが、これは図9のチャ
ネル割り当てテーブルに対する表示の理由からであり、本発明への制限ではない
。むしろタイムスロットの数は、他の物理的リソース(例えばコード、周波数等
)と同じように遠隔通信システムに応じて任意に増減できるものである。
【0046】 図9は、図8の時分割多重フレームを基礎として、周波数多重化成分、符号多
重化成分、および時分割多重化成分を有するチャネルに対するチャネル割り当て
テーブルを示す。このテーブルの時分割多重化成分は、図8のTDD分割された
タイムスロットZS’1...ZS’8を含む。周波数多重化成分は12の周波数 FR1...FR12を含み、符号多重化成分は8つのコード(擬似ランダム信号 )C1...C8を含む。
【0047】 第1の周波数FR1には、“ベアラサービス”として構成された伝送ルートサ
ービス、例えば遠隔通信システムの論理チャネル、すなわち例としてシグナリン
グのための制御チャネル、AGCHチャネル、BCCHチャネル、PCHチャネ
ル、RACHチャネル、TCHチャネル、および/またはFACCHチャネルが
、コードC1...C8によって形成されるコードレベルで多重化されている。こ れらのチャネルは、遠隔通信システムで下り方向および/または上り方向で必要
である。この多重化は前記の遠隔通信システムのために有利に拡張される。なぜ
ならこれにより、タイムスロット、すなわちリソース“時間” の不要な占有が 回避されるからである。
【0048】 図9は有利な実施例を示し、これによれば第1の周波数FR1において、下り
伝送方向では第1のタイムスロットZS’1で固定的に設定された(取り決めら
れた)第1の選択タイムスロットとして、および上り伝送方向では第5のタイム
スロットZS’5で固定的に設定された(取り決められた)第2の選択タイムス
ロットとして、有利にはそれぞれ全コードC1...C8が前記の伝送ルートサー ビスの多重化のために使用される。もちろんコード数はそれより少なくても、8
つ以上のコードが使用できるならそれより多くても良い。
【0049】 図9に示された多重化では、例えばコードC1...C8が第1のタイムスロッ トZS’1で次のように分割される。すなわち1つのコードがシグナリングのた
めの制御チャネルとAGCHチャネルに対し、別のコードがBCCHチャネルと
PCHチャネルに対し、そして残りの6つのコードがTCHチャネルに対してリ
ザーブされるように分割される。一方、コードC1...C8は第5のタイムスロ ットZS’5では次のように分割される。すなわち1つのコードがRACHチャ
ネルに対し、別のコードがハンドオーバ指示のためのFACCHチャネルに対し
、そして残りの6つのコードがTCHチャネルに対してリザーブされるように分
割される。
【0050】 遠隔通信システムのスペクトル効率および/または能力は次のようにしてさら
に改善できる。すなわち図9に示すように種々異なる接続シナリオに対して、第
1の接続シナリオVSZ1,第2の接続シナリオVSZ2,第3の接続シナリオ
VSZ3,第4の接続シナリオVSZ5,および第5の接続シナリオVSZ5に
、それぞれ複数の双方向TDD遠隔通信接続を、それぞれの物理的リソース“コ
ード、周波数、時間”について下り伝送方向と上り伝送方向とで部分的に等しく
、かつ部分的に等しくなく割り当てるのである。各接続シナリオVSZ1...V SZ5には例えば遠隔通信接続の第1の群G1と第2の群G2が所属する。第1
の群は交差したハッチングにより示されており、第2の群は斜線により示されて
いる。各群はここで少なくとも1つの双方向遠隔通信接続を含む。
【0051】 第1の接続シナリオVSZ1では、第1の遠隔通信接続群G1は第2の周波数
FR2において下り伝送方向では第2のタイムスロットZS’2に6つのコード
−第1のコードC1,第2のコードC2,第3のコードC3,第4のコードC4
,第5のコードC5および第6のコードC6が割り当てられ、上り伝送方向では
第6のタイムスリットZS’6にさらに6つのコードC1...C6が割り当てら れる。一方、第2の遠隔通信接続群G2は第2の周波数FR2において下り伝送
方向では第4のタイムスロットZS’4に第1のコードC1が割り当てられ、上
り伝送方向では第8のタイムスロットZS’8に再び第1のコードC1が割り当
てられる。
【0052】 第4のタイムスロットZS’4と第2のタイムスロットZS’2は“ダウンリ
ンク”タイムスロットZSDOWNであり、第6のタイムスロットZS’6と第8の
タイムスロットZS’8は“アップリンク”タイムスロットZSUPである。
【0053】 各遠隔通信接続群G1、G2に対して、“ダウンリンク”タイムスロットZS DOWN と“アップリンク”タイムスロットZSUPとの第1の間隔AS1は、従来技
術(図7参照)によれば、時分割多重フレームZMRの半分である。間隔AS1
は従って時分割多重フレームZMRの長さの端数部分であり、端数部分は値0.
5を有する。
【0054】 第2の接続シナリオVSZ2では、第1の遠隔通信接続群G1は第4の周波数
FR4において、下り伝送方向では第4のタイムスロットZS’4に6つのコー
ドC1...C6が割り当てられ、上り伝送方向では第7のタイムスロットZS’ 7にやはり6つのコードC1...C6が割り当てられる。一方、第2の遠隔通信 接続群G2は第4の周波数FR4において、下り伝送方向では第2のタイムスロ
ットZS’2にコードC1...C4が割り当てられ、上り伝送方向では第5のタ イムスロットZS’5に第1のコードC1と第2のコードC2が割り当てられる
【0055】 第4のタイムスロットZS’4と第2のタイムスロットZS’2は、第1の接
続シナリオVSZ1と同じように、“ダウンリンク”タイムスロットZSDOWN
あり、第7のタイムスロットZS’7と第5のタイムスロットZS’5は“アッ
プリンク”タイムスロットZSUPである。
【0056】 各遠隔通信接続群G1、G2に対して、“ダウンリンク”タイムスロットZS DOWN と“アップリンクタイムスロット”ZSUPとの第2の間隔AS2は、時分割
多重フレームZMRの長さの端数部分である。ここで端数部分は値0.5より大
きいかまたは小さく、第2の間隔AS2は固定である。
【0057】 第3の接続シナリオVSZ3では、第1の遠隔通信接続群G1は下り伝送方向
で第6の周波数FR6において第2のタイムスロットZS’2に4つのコードC
1...C4が割り当てられ、上り伝送方向で第5の周波数FR5において第8の タイムスロットZS’8に6つのコードC1...C6並びに第7のコードC7と 第8のコードC8が割り当てられ、一方、第2の遠隔通信接続群G2は下り伝送
方向で第6の周波数FR6において第3のタイムスロットZS’3にコードC1
...C3が割り当てられ、上り伝送方向では第5の周波数FR5において第5の タイムスロットZS’5にコードC1...C4が割り当てられる。
【0058】 第2のタイムスロットZS’2と第3のタイムスロットZS’3は“ダウンリ
ンク”タイムスロットZSDOWNであり、第8のタイムスロットZS’8と第5の
タイムスロットZS’5は“アップリンク”タイムスロットZSUPである。
【0059】 各遠隔通信接続群G1、G2に対して、“ダウンリンク”タイムスロットZS DOWN と“アップリンク”タイムスロットZSUPとの第3の間隔AS3は、時分割
多重フレームZMRの長さの端数部分である。ここで端数部分はそれぞれ、第3
の間隔AS3が可変であるように選定されている。
【0060】 第4の接続シナリオVSZ4では、第1の遠隔通信接続群G1は下り伝送方向
では第8の周波数FR8において第4のタイムスロットZS’4に第1のコード
C1が割り当てられ、上り伝送方向では第9の周波数FR9において第6のタイ
ムスロットZS’6に7つのコードC1...C7が割り当てられており、一方、 第2の遠隔通信接続群G2は下り伝送方向で第8の周波数FR8において、第3
のタイムスロットZS’3に第1のコードC1が割り当てられ、上り伝送方向で
第9の周波数FR9において第5のタイムスロットZS’5に第1のコードC1
が割り当てられている。
【0061】 第4のタイムスロットZS’4と第3のタイムスロットZS’3は“ダウンリ
ンク”タイムスロットZSDOWNであり、第6のタイムスロットZS’6と第5の
タイムスロットZS’5は“アップリンク”タイムスロットZSUPである。
【0062】 各遠隔通信接続群G1、G2に対して、“ダウンリンク”タイムスロットZS DOWN と“アップリンク”タイムスロットZSUPとの第4の間隔AS4は、時分割
多重フレームZMRの長さの端数部分である。ここで端数部分は、第4の間隔A
S4が固定であるように選定されている。
【0063】 第5の接続シナリオVSZ5で第1の遠隔通信接続群G1は第11の周波数F
R11において下り伝送方向では第4のタイムスロットZS’4に第1のコード
C1と第2のコードC2が割り当てられ、上り伝送方向では第5のタイムスロッ
トZS’5にここでも第1のコードC1と第2のコードC2が割り当てられてい
る。一方、第2の遠隔通信接続群G2は第11の周波数FR11において下り伝
送方向で第1のタイムスロットZS’1にコードC1...C5が割り当てられ、 上り伝送方向で第8のタイムスロットZS’8にコードC1...C3が割り当て られている。
【0064】 第4のタイムスロットZS’4と第1のタイムスロットZS’1は“ダウンリ
ンク”タイムスロットZSDOWNであり、第5のタイムスロットZS’5と第8の
タイムスロットZS’8は“アップリンク”タイムスロットZSUPである。
【0065】 各遠隔通信接続群G1、G2に対して、“ダウンリンク”タイムスロットZS DOWN と“アップリンク”タイムスロットZSUPとの第5の間隔AS5は、時分割
多重フレームZMRの長さの端数部分である。ここで端数部分は第2の間隔AS
2が可変であるように選定されている。
【0066】 図10は、“ハンドオーバ”プロシージャの通知フローチャートを示す。ハン
ドオーバプロシージャは原則的に3つのフェーズからなる。第1のフェーズはハ
ンドオーバの指示(ハンドオーバ指示)と称され、第2のフェーズはハンドオー
バの開始ないし初期化(ハンドオーバ初期化)と称され、第3のフェーズはハン
ドオーバの実行(ハンドオーバ実行)と称される。これらのフェーズは図示の順
序で経過する。
【0067】 伝送すべきサービスの品質(通信品質(QoS))が悪化する場合には、基地
局BSからハンドオーバが指示され、ハンドオーバプロシージャの第1のフェー
ズがスタートする。伝送すべきサービスの品質(通信品質(QoS))の悪化は
択一的に移動部、第1の移動部MT1,第2の移動部MT2またはn番目の移動
部MTnにより検出することもでき、移動部はこれに基づいてこの悪化を基地局
BSに例えばFACCHチャネルを介して通知する。この場合、基地局BSはハ
ンドオーバプロシージャを基準にすればマスタであり、移動局MT1...MSn はスレーブである。しかし移動部がハンドオーバプロシージャを基準にしてマス
タであり、基地局がスレーブであっても良い。
【0068】 基地局BSによるハンドオーバの指示により、基地局は例えばチャネル選択リ
ストに基づいてハンドオーバタイムスロットペアを選択する。このハンドオーバ
タイムスロットペアでは、伝送すべきサービスの品質が既存の遠隔通信タイムス
ロットペアよりも良好である。ハンドオーバプロシージャの第1のフェーズ、す
なわちハンドオーバの指示において、ハンドオーバタイムスロットペアは既に確
定している。
【0069】 ハンドオーバプロシージャの第2のフェーズ、すなわちハンドオーバの初期化
は、基地局BSがBCCHチャネルをハンドオーバタイムスロットペアのダウン
リンクタイムスロットで形成することにより開始される。ハンドオーバタイムス
ロットペアのダウンリンクタイムスロットでは、通信モード(トラフィックモー
ド)で遠隔通信タイムスロットペアのダウンリンクタイムスロットに送信された
情報(データサービス)が同時に伝送される。
【0070】 “同時通報”モードでも、ハンドオーバプロシージャの第2のフェーズが同じ
ようにスタートされる。この“同時通報”モードと“トラフィックモード”との
相違は、“同時通報”モードでは情報(データサービス)の同時伝送が行われな
いことである。
【0071】 BCCHチャネルが、ハンドオーバタイムスロットペアのダウンリンクタイム
スロットにうまく形成されると、基地局BSは第1の通報“ハンドオーバリクエ
スト”M1を、BCCHチャネルを介して遠隔通信タイムスロットペアのダウン
リンクタイムスロットで、基地局BSとこのチャネルを介して接続された移動部
MT1...MTnに伝送する。この第1の通報M1により移動部MT1...MTに
は、ハンドオーバタイムスロットペアの位置が通知される。第1の通報M1の伝
送後、基地局BSは情報の同時伝送(データサービス)を、遠隔通信タイムスロ
ットペアとハンドオーバタイムスロットペアのダウンリンクタイムスロットで継
続する。基地局はとりわけ第1の通報M1を遠隔通信タイムスロットペアのダウ
ンリンクタイムスロットのBCCHチャネル上で、この基地局BSと接続された
全ての移動部MT1...MTnが第1の通報M1によるハンドオーバの初期化を 確認するまで伝送する。
【0072】 基地局BSと接続された移動部MT1...MTnは、遠隔通信タイムスロット ペアのハンドオーバタイムスロットペアへの第1の通報M1の受信後に、該当す
る移動部MT1...MTnがさらに連続的にデータを伝送しなければならない場 合に交番する。ここでデータ伝送は遠隔通信タイムスロットペアにおいては終了
し、ハンドオーバタイムスロットペアにおいてはシームレスに継続される。
【0073】 しかし該当する移動部MT1...MTnがさらに連続的にデータを伝送しなけ ればならない場合には、それぞれの移動部MT1...MTnは第2の通報“ハン ドオーバ確認”M2をシグナリングチャネルで基地局BSに伝送する。
【0074】 したがって基地局BSは一方では同時にデータを遠隔通信タイムスロットペア
とハンドオーバタイムスロットペアで受信し、他方では第2の通報M2を受信す
る。第1の通報M1によるハンドオーバの初期化は基地局BSにより最終的に次
の場合に確認される。すなわち第1の場合では、それぞれの移動部MT1...M Tnからハンドオーバタイムスロットペアのアップリンクタイムスロットで伝送
されたデータが基地局BSによりエラー無しで受信される場合に確認され、第2
の場合では、基地局BSが第2の通報M2を受信する場合に確認される。
【0075】 ハンドオーバプロシージャの第2のフェーズ、すなわちハンドオーバの初期化
は、全ての移動部MT1...MTnが第1の通報M1によるハンドオーバの初期 化を確認すると終了する。
【0076】 ハンドオーバプロシージャの第3のフェーズ、すなわちハンドオーバの実行で
は、全ての移動部MT1...MTnが第1の通報M1によるハンドオーバの初期 化を確認すると、ハンドオーバタイムスロットペアが新たな遠隔通信タイムスロ
ットペアとして用いられ、引き続きこれまでの遠隔通信タイムスロットペアでの
伝送が終了する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、ダウンリンクでのWCDMA/FDD無線インターフェースの3レベ
ル構造を示す。
【図2】 図2は、アップリングでのWCDMA/FDD無線インターフェースの3レベ
ル構造を示す。
【図3】 図3は、TDCDMA/TDD無線インターフェースの3レベル構造を示す。
【図4】 図4は、周波数多重化/時分割多重化/符号多重化によるチャネル多重使用を
行う無線シナリオを示す。
【図5】 図5は、送信機器/受信機器として構成された基地局の基本構造を示す。
【図6】 図6は、同じように送信機器/受信機器として構成された移動局の基本構造を
示す。
【図7】 図7は、DECT伝送タイムフレームを示す。
【図8】 図8は、図1から図3のタイムフレームおよび図7のDECT伝送タイムフレ
ームに対して、タイムスロット数を基準に(変形した)TDD時分割多重フレー
ムを示す。
【図9】 図9は、図8の時分割多重フレームを基準に、周波数多重化成分、符号多重化
成分および時分割多重化成分を備えたチャネルに対するチャネル割り当てテーブ
ルを示す。
【図10】 図10は、“ハンドオーバ”プロシージャの通報フローチャートを示す。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 第3のフェーズ、すなわち“ハンドオーバ”の実行中 に、“ハンドオーバ”プロシージャを終了する。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号多重化および時分割多重化に基づき無線遠隔通信を移動
    および/または定置の送信機器/受信機器間で行う遠隔通信システムで、遠隔通
    信接続のハンドオーバを制御するための方法であって、 (a)遠隔通信システムに対して予め設定された搬送周波数(FR1...FR1 2)を、それぞれ所定のタイムスロット時間(TZS)により、遠隔通信システム
    がTDDモードまたはFDDモードで駆動されるように分割し、 ここで搬送周波数(FR1...FR12)毎のタイムスロット(ZS’1...ZS
    ’8)がそれぞれ1つの時分割多重フレーム(ZMR)を形成し、 (b)遠隔通信システムのタイムスロット(ZS’1...ZS’8)ないし周波 数領域内では、上り方向と下り方向の双方向遠隔通信接続を、遠隔通信システム
    の移動送受信機器(MS1...MS5)および/または定置送受信機機(BTS 1,BTS2)の遠隔通信加入者間で同時には多くても所定の数しか形成できず
    、 ここで分離のために伝送される加入者信号は、加入者に個別に配属された擬似
    ランダム信号(C1...C8)、すなわちいわゆるコードと結合されており、 (c)“ハンドオーバ”プロシージャの第1のフェーズ、すなわち“ハンドオー
    バ”の指示中に、“ハンドオーバ”タイムスロットペアを定置送受信機器(BS
    )により検出する形式の方法において、 (d)“ハンドオーバ”プロシージャの第2のフェーズ、すなわち“ハンドオー
    バ”の初期化中に、 (d1)定置送受信機器(BS)は、第1の通報“ハンドオーバリクエスト”(
    M1)を、当該定置送受信機器(BS)に配属された移動送受信機器(MT1..
    .MTn)に送信し、該第1の通報により定置送受信機器(BS)は移動送受信 機器(MT1...MTn)に“ハンドオーバ”タイムスロットペアを通知し、 (d2)定置送受信機器(BS)は第1の通報“ハンドオーバリクエスト”(M
    1)を移動送受信機器(MT1...MTn)に、該定置送受信機器(BS)に配 属された全ての移動送受信機器(MT1...MTn)が第1の通報(M1)によ る“ハンドオーバ”の初期化を確認するまで送信し、 (e)“ハンドオーバ”プロシージャの第3のフェーズ、すなわち“ハンドオー
    バ”の実行中に、“ハンドオーバ”プロシージャを終了する、 ことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 第1の通報(M1)は第2の通報(M2)によって確認され
    る、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 第1の通報(M1)は、移動送受信機器(MT1...MTn )が伝送すべきデータを直接、“ハンドオーバ”タイムスロットペアで伝送する
    ことにより確認される、請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 “ベアラサービス”として構成された伝送ルートサービスを
    、コード(C1...C8)により形成されるコードレベルで多重化し、 前記伝送ルートサービスは、遠隔通信システムにおいて下り方向および/また
    は上り方向で必要である、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】 遠隔通信システムの論理チャネルの少なくとも一部、例えば
    シグナリングのための制御チャネル、AGCHチャネル、BCCHチャネル、P
    CHチャネル、RACHチャネル、TCHチャネル、および/またはFACCH
    チャネルを、伝送ルートサービスとしてコードレベルで多重化する、請求項4記
    載の方法。
  6. 【請求項6】 多重化は、第1の選択タイムスロット(ZS’1)では下り
    方向で、第2の選択タイムスロット(ZS’5)では上り方向で行われる、請求
    項4または5記載の方法。
  7. 【請求項7】 第1の選択タイムスロット(ZS’1)にタイムスロット(
    ZS’1...ZS’8)の第1のタイムスロット(ZS’1)を配属し、第2の 選択タイムスロット(ZS’5)にタイムスロット(ZS’1...ZS’8)の 第5のタイムスロット(ZS’5)を配属する、請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 TDDモードでは各遠隔通信接続に対して、タイムスロット
    ペア、“ダウンリンク”タイムスロット(ZS’DOWN)、および“アップリンク
    ”タイムスロット(ZS’UP)を次のように選択する、すなわち同じ搬送周波数
    (FR1...FR12)または異なる搬送周波数(FR1...FR12)に割り当
    てられている“ダウンリンク”タイムスロット(ZS’DOWN)とアップリンクタ
    イムスロット(ZS’UP)との間隔(AS2...AS5)が時分割多重フレーム (ZMR)の長さの端数部分であるように選択し、前記間隔(AS2...AS5 )は固定または可変である、請求項4から7までのいずれか1項記載の方法。
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