JP2002504403A - 流体の特性を改変するための装置 - Google Patents

流体の特性を改変するための装置

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JP2002504403A JP2000533163A JP2000533163A JP2002504403A JP 2002504403 A JP2002504403 A JP 2002504403A JP 2000533163 A JP2000533163 A JP 2000533163A JP 2000533163 A JP2000533163 A JP 2000533163A JP 2002504403 A JP2002504403 A JP 2002504403A
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メイザー,テレンス・ビイ
ウオールトン,ジヨージフ・イー
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Abbott Laboratories
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Abstract

(57)【要約】 流体の特性を改変するための装置10は、その中に内部室16を画定する第1の周辺壁14を含む。第1の周辺壁はこれを通じて第1の開口部22と第2の開口部24を画定する。第1の開口部は流体源に流体連結されるように構成されている。前記第1の周辺壁の中に画定された内部室は、その中に有益薬剤20を入れるように構成されている。有益薬剤は第1の周辺壁の中に画定された内部室の中に配置され、有益薬剤は、第1の周辺壁の中に画定された内部室を通じて第1の開口部から第2の開口部へ流れる流体の中で分散可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の背景 本発明は、流体の特性を改変するための装置に関する。本発明は特に、有益薬
剤を入れるために作られた内部室を画定する周辺壁を含む装置に関する。周辺壁
を通じて第1および第2の開口部が画定されており、これによって、周辺壁によ
って画定された内部室を通じる流体流路を画定する。有益薬剤が内部室の中に配
置され、有益薬剤は、周辺壁を通じて画定された第1の開口部と第2の開口部の
間で内部室を通過して流れる流体の中に分散可能である。
【0002】 流体源から患者に腸溶性または非経口製品を送出することはよく知られている
。このような流体製品は、点滴室に流体的に連結された底出口を有するボトルま
たは可とうバッグなどの吊下げ可能な容器の中に準備することができる。次いで
点滴室は可とう管に流体的に連結され、可とう管は腸溶性または非経口製品を患
者に送出する。たとえば、腸溶性製品を胃造ろうまたは空腸造ろうによって挿入
した経鼻胃管または供給管によって患者に送出することができ、一方非経口製品
は患者の脈管系に挿入されたカテーテルによって送出することができる。非経口
または腸溶性製品は、重力の利用またはポンプの使用によって容器から患者へ送
出される。腸溶性または非経口製品の投与に役立つポンプはよく知られており、
これらには回転ぜん動ポンプ、ピストンポンプ、およびカセットポンプがあるが
、これらに限定されるものではない。
【0003】 このような非経口または腸溶性流体の送出システムは長年医療の分野で広く使
用されてきたが、これらは柔軟性の度合いに欠けている。すなわち、ある場合に
は、腸溶性または非経口製品の内容物を追加の薬剤または製品にすでに含まれて
いる薬剤の追加量によって補足するか、または改変することが望ましい。このよ
うな補足または改変では、一般的に専門化された送出システムの使用が必要であ
る。たとえば、追加薬剤の丸剤を腸溶性または非経口製品にその投与中に供給す
るために、ピギーバック式送出システムを使用することができる。複数の源泉か
ら複数の流体を同時に送出することができる他の知られているセットを使用する
ことができる。しかし、このようなシステムは追加の管やポートを含み、これら
は使用中にからまる可能性がある。さらに、このようなシステムは配管をさらに
延長したりY接続部が必要なために一般的にコストが高くなる。
【0004】 流体送出システムの中には、容器に開くことのできるポートを設け、これによ
って追加の薬剤または製品の中に含まれる薬剤の追加量を液体製品に直接加える
ことを可能にし、容器中の液体製品の補足を行うものもある。しかし、製品に直
接アクセスすることによって製品の無菌性はその使用中に汚されるおそれがある
。非経口製品の場合には、患者への送出中に無菌性を維持しなければならず、し
たがって直接アクセスを非経口製品のために容認できないものにする。腸溶性製
品の無菌性には歴史的に医療専門家は関心をあまり寄せていなかった。しかし、
患者に無菌の腸溶性栄養物を供給して送出することが望ましいという認識が増大
している。したがって、製品を汚染にさらすことなく腸溶性または非経口製品の
特性を改変する方法と装置を提供することが望ましい。
【0005】 液体製品の内容を容器から患者へ送出する前にこれを容易に補足するためのシ
ステムまたは装置なしに、薬剤の幅広いさまざまな薬用量、容積、および組合せ
を有する製品を準備することが必要になっている。この理由で、米国特許第45
11353号、同第5318558号、および同第5324280号に記載され
ているような送出システムが開発された。これらのシステムでは、患者に非経口
的に送出されるべき薬剤はカプセルの中に入れられており、カプセルから薬剤が
浸透性注入の結果として常時排出される。すなわち、カプセルは存在する流体に
さらされるので、カプセルの内容物は流体の中に放出される。米国特許第531
8558号は、カプセルを体液に直接露出することによって身体の中に薬剤を直
接送出する場合のこのようなシステムの使用を開示している。
【0006】 米国特許第5069071号は、さまざまな形態の持続放出機構を使用して処
方室を横断する非経口流体の中に薬剤を放出することができる処方室を開示して
おり、これによって患者に補足薬剤を送出する。
【0007】 発明の概要 本発明は、流体を通過させてその特性を改変するための装置を提供する。この
装置は、その中に内部室を画定する第1の周辺壁を含み、第1の周辺壁は第1の
開口部と第2の開口部も画定する。第1の開口部は流体源に流体的に連結される
ように構成されている。第1の周辺壁によって画定された内部室は、その中に有
益薬剤を入れるように構成されている。内部室に1つの壁が配置され、内部室を
上部室と下部室とに分割している。有益薬剤は内部室に配分される。有益薬剤は
、第1の開口部から第2の開口部へ流れる流体の中で分散可能であり、これによ
ってこの流体の特性を改変する。
【0008】 本発明をさらに完全に理解するために、添付の図面とともに読まれる下記の詳
細な説明を参照されたい。
【0009】 図1は、本発明によって構成された装置の第1の実施形態の分解図である。
【0010】 図2は、本発明による装置の第1の実施形態の立面図である。
【0011】 図3は、本発明によって構成されたキャニスタの断面図である。
【0012】 図4は、本発明の代替実施形態によって構成された2つのキャニスタの部分断
面分解図である。
【0013】 図5は、本発明によって構成された装置の第2の実施形態の分解図である。
【0014】 図6は、本発明によって構成された装置の第3の実施形態の分解図である。
【0015】 図7は、本発明による装置の第3の実施形態の立面図である。
【0016】 詳細な説明 本発明は、流体の特性を改変するための装置とこれに対応する方法に関する。
開示の目的のために、装置を腸溶性栄養流体送出システムに関連して説明する。
しかし、本発明は、非経口流体を患者に送出するときにこの流体の性質を改変す
るためにも使用できることは理解されよう。
【0017】 ここでは、本発明を添付の図面を参照して説明する。「上部」および「下部」
などの参照用語は、添付図面の観点から本発明を理解し易くするために使用する
。これらの用語は限定することを意図するものではなく、当業者なら、本発明が
本発明の精神と範囲を逸脱することなくさまざまな空間的方向付けで実行できる
ことは理解されよう。
【0018】 本明細書で使用される場合、用語「腸溶性栄養物」および「腸溶性製品」とは
、患者の胃腸系に送出されるように設計された液体合成物を指す。胃腸系への送
出は経鼻胃管を通じて、胃造ろう管を通じて、および/または空腸造ろう管を通
じて実施することができる。これらの液体は一般的に約3センチポアズ以上の粘
性を有する。
【0019】 「有益薬剤」とは、患者に対して栄養的または薬学的に重要であるか、または
そう信じられか、またはそうでなければプロバイオティックの場合におけるよう
に医療的に重要であるか、または不透明剤、造影剤、または着色剤の場合におけ
るように診断薬剤として役に立つ薬剤を指す。
【0020】 「プロバイオティック」とは、人間宿主の胃腸系における微生物のバランスを
改善することによって宿主に効果的に影響する生きた微生物食品の補足、たとえ
ばラクトバチルスロイテリであると理解される。
【0021】 有益薬剤の「有効量」とは、患者に投与したときに生理学的に効果的であるか
または診断的に探知可能であるか、もしくは患者に投与したときに生理学的に効
果的であるかまたは診断的に探知可能であると信じられる量である。すなわち、
患者に送出したときに短期ベースと長期ベースのいずれかにおいて患者に探知可
能な効果を生じさせると妥当に期待される量、または病気状態または医学的状況
の診断において探知可能な量である。
【0022】 「少なくとも1つの有益薬剤」とは、単一ならびに複数のものを指し、また複
数の成分、薬剤、または要素の組合せを含むものとする。
【0023】 有益薬剤に関して本明細書で使用される用語「分散可能」とは、液体が有益薬
剤を入れた室を通じて流れるときに、溶解できる物質ならびに液体媒質によって
容易に吸収され支えられるために十分に懸濁可能である物質に適用されると解す
べきである。分散可能な薬剤は、管理された放出薬用量の形態を含むが、これに
限定されるものではない。
【0024】 用語「補給セット」とは、液体容器から患者に製品を送出する場合に有用な知
られている要素の組合せを指す。このような組合せは、1つまたは複数の点滴室
、処方室、さまざまな長さの管系、流れ調節クランプ、ポンプ、および注入セッ
トにおいて通常見られるその他の装置を含むが、これらに限定しようとするもの
ではない。
【0025】 用語「注入」とは、患者への液体の腸溶性または非経口的送出を意味するもの
である。
【0026】 用語「管理された放出薬用量形態」とは、コーティングされた錠剤、浸透性送
出装置、コーティングされたカプセル、ミクロスフェアなどのミクロカプセル封
じ粒子、凝集粒子、たとえば分子ふるい粒子、または微細中空透過性ファイバを
含む、あらゆる知られているまたは従来の管理された放出形態を指す。これらの
形態の各々は有益薬剤を含み、続いてこれを放出または分散させる。このような
形態は、有益薬剤の液体への放出を好ましく長持ちさせる。
【0027】 用語「管理された放出薬用量形態ユニット」とは、個別のコーティングされた
錠剤、またはコーティングされたカプセル、または浸透性送出装置などの装置、
またはミクロカプセル粒子、または微細中空ファイバの小さな束、または分子ふ
るい式物質の小さな凝集塊を指し、これらの各々は、それから有益薬剤を持続送
出または遅延もしくは間欠的送出することが可能である。
【0028】 用語「液体を流す」は、流れを起こすための重力を利用、ならびに流れを起こ
すために知られている構造のポンプを使用することを含むものとする。
【0029】 本発明によって構成された装置10を概して添付の図面に示す。装置10は1
つまたは複数のキャニスタ12を含む。キャニスタ12は、中に内部室16を画
定する周辺壁14を含む。キャニスタ12、周辺壁14、および内部室16の形
態とサイズは、本発明の装置10と方法に関連するこれらの有用性に影響するこ
となく変更することができる。しかし、周辺壁14の内表面18は、周辺壁を通
過する液体の流れを阻害しないように構成されることが好ましい。さらに、内部
室16は、中に所望量の有益薬剤20を置く助けになるようなサイズと形態を有
することが好ましい。本発明に関連して、有益薬剤20はさまざまな形態を有す
ることができ、粉体、ゲル、凝塊、錠剤、およびその他の管理された放出薬用量
形態ユニットを含むが、これに限定されるものではない。
【0030】 周辺壁14は第1の開口部22と第2の開口部24を画定する。添付の図面に
図示した本発明の実施形態では、キャニスタ12はほぼ円筒形の形態を呈する。
第1の開口部22と第2の開口部24は、キャニスタ12上のさまざまな位置に
置くことができる。しかしながら好ましい実施形態では、第1の開口部22と第
2の開口部24は周辺壁14の対向する端部に位置付けられ、これによってキャ
ニスタ12を通る流れを容易にする。好ましい実施形態では、第1の開口部22
と第2の開口部24はそれぞれキャニスタ12の縦軸に同軸となっている。
【0031】 有益薬剤20が内部室16から外側に向かって第2の開口部24を通じて早期
通過することを防止するために、薄膜26が設けられている。薄膜26が、図3
に示すように周辺壁14の外部表面に物理的に接触するように第2の開口部24
を覆って置かれている。代替案として、薄膜26を、周辺壁14の内部表面18
に物理的に接触するように、内部室16内で第2の開口部24の近接位置に置く
ことができる。薄膜26を第2の開口部22に隣接して置く理由、ならびに薄膜
26と第2の開口部22との好ましい間隔を以下に詳しく説明する。
【0032】 薄膜26は、内部室16から有益薬剤20が流出することを防ぐさまざまな知
られている材料で構成することができる。薄膜26は、流体を透過させない材料
または流体を透過させる材料のいずれによっても構成することができる。しかし
、本発明の好ましい実施形態では、薄膜26は、内部室16とキャニスタ12の
外部環境との間に実質的に流体を通さないシールをもたらす材料によって構成さ
れ、これによって、薄膜26が適所にあるときに内部室16とキャニスタ12の
外部環境との間で第2の開口部24を通って粒子および/または液体が入出する
ことを防止する。またさらに好ましい実施形態では、薄膜26は、後で詳しく論
述するように、本発明による装置10に関して使用するときに穴あけまたはそう
でなければ破壊もしくは移動することのできる壊れ易い材料で構成される。薄膜
26を構成するために使用することのできる材料の例としては、プラスチック膜
、フォイル、紙、および塗工紙があるが、これに限定されるものではない。
【0033】 キャニスタ12の第1の端部分28は、第2のキャニスタ12の第2の端部分
30に機械的に連結できるように構成されることが好ましい。第1のキャニスタ
12の第1の端部分28と第2のキャニスタ12の第2の端部分30は、これら
が互いに、これらの間に実質的に流体を通さないシール、すなわちそれぞれのキ
ャニスタ12の内部室16とそれぞれのキャニスタ12の外部環境との間におい
て流体が入出できないようにするシールをもたらす様式で連結できるように、構
成されることが好ましい。たとえば、本発明の一実施形態では、第1の端部分2
8の外部サイズは、第1の端部分28が第2の端部分30において周辺壁14の
内部表面18によって摩擦によって保持できるように選択される。図1に示す本
発明の実施形態では、第1および第2のキャニスタ12間の所望の連結を実施す
るために、内部表面18にショルダが画定されている。こうして、複数のキャニ
スタ12を、第2のキャニスタ12の第1の端部分28を第1のキャニスタ12
の第2の端部分30の内部に摩擦によって保持することによって相互連結するこ
とができる。
【0034】 本発明の代替実施形態では、第1のねじ山32が、第2の端部分30に近い周
辺壁14の内部表面18に形成されている。相補第2のねじ山34が、第1の端
部分28に近い周辺壁14の外部表面に形成されている。第1のねじ山32と第
2のねじ山34は、これらがこれらの間の相対的回転に応じて第2のキャニスタ
12の第1の端部分28を第1のキャニスタ12の第2の端部分30にねじ込ん
で確保するように位置付けられる。この実施形態では、第2のキャニスタ12の
第1の端部分28は第1のキャニスタ12の第2の端部分30の中に受け入れら
れるように構成されている。
【0035】 薄膜26が第2のキャニスタ12の第1の端部分28を第1のキャニスタ12
の第2の端部分30の中に置くことを邪魔する傾向があることは理解されよう。
しかし上述のように、薄膜26は、第2のキャニスタ12の第1の端部分28を
第1のキャニスタ12の第2の端部分30に挿入することによって穴が開いた状
態になるかまたは移動されるように、壊れ易い材料で構成されるかまたはまたは
そうでなければキャニスタ12の上に取り付けられることが好ましく、これによ
って第1および第2のキャニスタ12の内部室16を互いに流体連絡状態にして
置く。薄膜26の必要な引き裂きまたは移動は、第2のキャニスタ12の第1の
端部分28が第1のキャニスタ12の第2の端部分30の中に押し込まれるので
、第2のキャニスタ12の周辺壁14によって実施することができる。薄膜26
が図3に示すような位置にある場合には、第2のキャニスタ12の第1の端部分
28がこれを通じて押し込まれると薄膜26は穴あき状態となるか、引き裂かれ
るか、または移動されることは理解されよう。しかしながら、薄膜26がキャニ
スタ12の内部室16内に位置する場合には、薄膜26の位置と第1の端部28
の構造は、薄膜26の必要な穴あけ、引き裂き、または移動が発生するように選
択する必要がある。したがって薄膜26と第2の開口部24との間隔はせいぜい
、両キャニスタ12が物理的に互いに連結されるときに第2のキャニスタ12の
第1の端部分28が第1のキャニスタ12の第2の端部分30の中に延びる距離
ほどである。
【0036】 薄膜26の穴あけは、キャニスタ12の第1の端部分28に取り付けられた穴
あけ部材36によって容易にすることができる。穴あけ部材36は、2つのキャ
ニスタ12が互いに物理的係合させられるとこれが薄膜26に穴をあけるように
構成されることが好ましい。穴あけ部材36はまた、第1のキャニスタ12が第
2のキャニスタ12に対して回転すると薄膜26に弧状の裂け目を作るように構
成されることも好ましい。薄膜26における弧状の裂け目は、キャニスタ12が
摩擦はめ合い、相補ねじ山、または隣接するキャニスタ12を機械的に連結する
ための他のある知られている方法のいずれによるかは関係なく、隣接キャニスタ
12間の相対的回転によって作られることは理解されよう。
【0037】 キャニスタ12の第1の端部分28を密封して、これにより有益薬剤20が内
部室16から出て行かないようにするために、第2の薄膜54を設けることが好
ましい。薄膜26について先に検討したように、第2の薄膜54はさまざまな材
料で構成することができる。本発明の好ましい実施形態では、第2の薄膜54は
、有益薬剤20と流体がキャニスタ12から流出することを防ぎ、さらにキャニ
スタ20の外部環境から内部室16の中へ粒子と流体が進入させる材料によって
構成されている。
【0038】 第2の薄膜54は、キャニスタ12の第1の端部分28から除去されるように
構成することができる。すなわち、第2の薄膜54は、キャニスタ12を使用す
る前にキャニスタ12の第1の端部分28から第2の薄膜54が剥がされること
を可能にする接着裏当てを含むことができる。薄膜26もまたキャニスタ12か
ら剥がされることを可能にする接着裏当てを備えることができることは理解され
よう。しかし本発明の好ましい実施形態では、薄膜26はキャニスタ12から完
全に移動されるのではなく、穴あけ、引き裂き、または移動させられる。
【0039】 第2の実施形態では、第2の薄膜54は、穴あけ部材によって穴あけが可能な
壊れ易いウェブ材料で構成されている。本発明のこの実施形態は、本発明の代替
実施形態と関連してさらに詳しく説明する。
【0040】 内部室16を上部室40と下部室42に分割するように、内部室16の中に壁
38が置かれている。上部室40と下部室42の相対的サイズは本発明の装置1
0の有用性に影響しないことは理解されよう。壁38は、これを通過する1つま
たは複数の開口44を画定していることが好ましい。開口44の数、サイズ、お
よび位置は、有益薬剤の形態(たとえば粉体、顆粒、錠剤など)、キャニスタ1
2を通して流そうとする液体の特性、および有益薬剤20に関するキャニスタ1
2を通る所望の流れ特性を含むがこれらに限定されないさまざまな要因に基づい
て選択される。開口44のサイズは、これを通る有益薬剤20の粒子の流れを最
小限に抑えるかまたは防止するように選択されることが好ましい。しかし開口4
4のサイズは、有益薬剤20が分散している液体が壁38を通じて患者の中に移
行するように選択されることが好ましい。
【0041】 有益薬剤20は壁38の上または下に配置することができる。有益薬剤20が
壁38の下に置かれる場合には、有益薬剤20は壁38と薄膜26との間に保留
される。しかし、1つの壁のみが内部室16の中に置かれるときには有益薬剤2
0を壁38の上に置くことが好ましい。
【0042】 同時に多数のキャニスタ12を使用する場合には、壁38は、有益薬剤20が
複数のキャニスタ12を通じて流れる液体の中に分散するまでは、それぞれのキ
ャニスタ12における有益薬剤20が互いに直接に接触することを防止する。す
なわち、各壁38は、この壁の直上にあるキャニスタ12からの有益薬剤20が
その壁の中に含まれる有益薬剤20と接触することを防止する。
【0043】 本発明の好ましい実施形態では、壁38aが、内部室16の中の壁38から離
間した位置に置かれている。この実施形態では、有益薬剤20は壁38と壁38
aとの間に置かれている。壁38aはこれを通る1つまたは複数の開口44aを
画定することが好ましい。開口44aの数、サイズ、および位置は、上述のよう
にさまざまな要因に基づいて選択される。この実施形態では、有益薬剤20は、
これがキャニスタを通じて流れる液体の中に分散するようになるまで、その本来
のキャニスタ12における壁38、38a間に保留されている。壁38、38a
はさらに、有益薬剤20がキャニスタ12を通過する液体の中に分散するまで、
キャニスタ12間の有益薬剤20の移動を防止する。
【0044】 本発明の装置10はさらに、装置10を液体源に流体連絡状態に取り付けるた
めに構成された部材46を含む。添付の図面に示す本発明の実施形態では、部材
46は知られている構造を有するスパイク48の形態を呈する。スパイク48は
これを通る導管50を画定する。スパイク48は、装置10の最上キャニスタ1
2に機械的に連結できるように構成されている。たとえば、スパイク48は、隣
接キャニスタ12に関して先に述べたように、最上キャニスタ12を摩擦によっ
て保留するように構成することができる。代替案として、スパイク48と最上キ
ャニスタ12は、やはり隣接キャニスタ12に関して先に述べたように、スパイ
ク48をキャニスタ12にねじ込みによって確保できるように、相補ねじを備え
ることができる。
【0045】 本発明の代替実施形態では、最上キャニスタ12と流体送出セットの別の部分
との間の流体連絡をもたらすために部材46が構成されている。たとえば部材4
6は、点滴室または流体送出セットで使用される配管部片に流体連結するように
構成することができ、これによって操作者は1つまたは複数のキャニスタ12を
流体送出セットと整列して連結することができる。この実施形態では、部材46
は、さまざまな知られている技法たとえばリューエル連結具またはロック式リュ
ーエル連結具を使用して流体送出セットの一部分に連結することができる。
【0046】 装置10はさらに出口部材52を含む。出口部材52は、改変された液体を患
者に送出するための流体セットに最下キャニスタ12を流体連結するために構成
されている。出口部材52は、点滴室、一定長の配管、または患者に腸溶的また
は非経口的に液体を送出するための他の装置に機械的に連結するために構成する
ことができる。出口部材52は、液体が出口部材52に連結されたキャニスタ1
2から点滴室、一定長の配管、または患者に液体を送出するための他の装置に移
行することができるようにする導管56を画定する。出口部材52は、上述のよ
うにキャニスタ12に摩擦によってまたはねじ式に確保することができる。出口
部材52は、知られている技法たとえばリューエル連結具またはロック式リュー
エル連結具を使用して流体送出セットの他の一部分に連結することができる。
【0047】 本発明による装置10の使用を以下に説明する。1つまたは複数のキャニスタ
12が設けられている。使用されるキャニスタの数については、(a)患者に送
出されるべき単一の有益薬剤の容積、および(b)患者に送出されるべき個別の
有益薬剤の数との両方が条件となる。各キャニスタが1つまたは複数の有益薬剤
を含むことができること、および各有益薬剤をさまざまな形態、たとえば粉体、
顆粒、錠剤、または管理された放出薬用量形態にすることが可能であることは理
解されよう。複数のキャニスタ12を使用すべき場合には、キャニスタ12は、
あるキャニスタ12の第1の端部分28が他のキャニスタ12の第2の端部分3
0に挿入されるように、互いに機械的に連結される。第2の薄膜54がキャニス
タ12の第1の端部分28上に存在する場合には、隣接キャニスタ12の相互連
結の前に第2の薄膜54が移動されるか、または貫通されることが必要である。
上述のように、第2の薄膜54を、キャニスタ12の第1の端部分28から剥が
すことができるように構成することができ、これによってキャニスタ12によっ
て画定された内部室16へのアクセスが可能になる。
【0048】 上述のように、キャニスタどうしの機械的連結は、キャニスタ12の第2の端
部分30に位置する薄膜26の穴あけまたは移動を引き起こすことになる。この
効果は周辺壁14または穴あけ部材36によって起こすことが可能である。第2
の薄膜54の移動および薄膜26の穴あけまたは移動によって、内部室16を通
る液体の流れが可能になる。液体が内部室16を通じて流されると、その中の有
益薬剤20は液体の中で分散し、その後に患者に送出される。
【0049】 最上キャニスタ12は、部材46によって流体送出セットに直列に物理的に連
結されている。最下キャニスタ12は、上述のように出口部材52によって流体
送出セットに直列に物理的に連結されている。図2において装置10は組み立て
られた形で図示されている。組立てによって、流体送出セットは1つまたは複数
のキャニスタ12を含むことになり、このようなキャニスタは流体送出セットの
残りとは直列になっている。すなわち、内部室16は流体送出セットの流路の一
部分を形成する。したがって、流体送出セットとキャニスタとを通じて流れる液
体は、その中に分散する選択された有益薬剤を有することになる。再度、本発明
の装置10が患者に送出される有益薬剤20の数と容積について大きな許容度を
可能にすることは理解されよう。
【0050】 有益薬剤20はさまざまな形態で供給することができる。たとえば、粉状化さ
れた有益薬剤を本発明に関連して使用することができる。有益薬剤20はまた顆
粒形態または錠剤形態にすることもできる。薬用量形態ユニットを含むがこれに
限定されない別の形態の有益薬剤20を使用することができる。本発明に関連し
て使用される各有益薬剤20の特定形態は、患者への有益薬剤20の所望される
送出プロファイルに基づいて選択される。
【0051】 本発明の代替実施形態を図5に示す。図5に示すように、本発明の装置110
は1つまたは複数のキャニスタ112を含む。各キャニスタ112は、その中に
内部室116を画定する周辺壁114を有する。本発明のこの実施形態では、壁
138、138aは、有益薬剤120をこれらの壁の間に含むことができるよう
に内部室116の中に位置付けることができる。上述のように、本発明の装置は
1つの壁138しか備えていない場合に機能する。特に、有益薬剤120が錠剤
形態または単位薬用量形式である場合には、壁138、138aの1つは、有益
薬剤120がキャニスタ112を通じて流れる液体に分散する接合の前に有益薬
剤120が内部室116から流出することを防ぐためには必要ではない。しかし
、本発明の好ましい実施形態では両方の壁138、138aを利用する。壁13
8、138aはこれを通じて開口144を画定することが好ましく、これによっ
て分散した有益薬剤120を含む液体が開口144を通じて流れることができる
【0052】 薄膜126が、キャニスタ112の第2の端部分130を密封するように位置
付けられている。薄膜126は、薄膜26に関する先の論述に従って構成されて
いる。第2の薄膜154が、キャニスタ112の第1の端部分128を密封する
ように位置付けられている。第2の薄膜154は、第2の薄膜54に関する先の
論述に従って構成されている。
【0053】 カラー156が準備され、連続するキャニスタ112を相互連結するために構
成されている。カラー156は、キャニスタ112の第1の端部分128が摩擦
はめ合い、ねじ係合、または他の知られている機械的連結技法によって機械的に
カラーに連結されるように構成された第1の端部分158を含む。カラー156
はさらに、第1のキャニスタの第2の端部分130に摩擦はめ合い、ねじ係合、
または他の知られている機械的連結技法によって機械的に連結されるように構成
された第2の端部分160を含む。カラー156はこれを通る流体流路を画定す
る。
【0054】 第2の端部分160は開口付き部材162を含む。開口付き部材162は、こ
れを通る1つまたは複数の開口を画定し、カラー156を横断して位置付けられ
、これによってカラー156を通過する流れを制限する。開口のサイズ、数、お
よび位置は、各キャニスタ120に含まれる有益薬剤120の形式ならびにカラ
ー156とキャニスタ112を通る所望の流れ特性によって決定される。しかし
、開口付き部材162とこれによって画定される開口は、分散した1つまたは複
数の有益薬剤120を含む液体がこれを通じて第1のキャニスタ112から第2
のキャニスタ112へ流れることができるように構成されている。開口付き部材
162はさらに、有益薬剤120の1つのキャニスタ112から第2のキャニス
タ112へ移動する能力を制限する。
【0055】 第2の端部分160はさらに、第2の端部分160が第1のキャニスタ112
の第2の端部分130との物理的係合を促されるときに薄膜126を貫通するよ
うに構成された穴あけ部材164を含む。穴あけ部材164は、薄膜126を穴
あけするために適したさまざまな知られている構成を有することができる。本発
明の一実施形態では、開口付き部材162の上縁部は、カラー156とキャニス
タ112が互いに物理的係合を促されるときに薄膜126の所望の穴あけを行う
ように構成されている。この実施形態では、開口付き部材162の上縁部は穴あ
け部材164として役立つ。図5に示す第2の実施形態では、穴あけ部材164
は、開口付き部材162の上縁部から外向きに延びる個別の部材である。穴あけ
部材164は薄膜126の穴あけおよび引き裂きの両方を行うように構成される
ことが好ましく、これによって装置110を使用する人が薄膜126を通して単
一の穴を形成すること、または隣接するキャニスタ112間の相対回転運動を行
うことによって薄膜126における弧状開口部を引き裂くことを可能にする。
【0056】 図5に示す本発明の実施形態はさらに、部材46と出口部材52に関してそれ
ぞれ上述した論述に従って構成された部材146と出口部材152を含む。
【0057】 図5に示す本発明の実施形態の使用を以下に説明する。1つまたは複数の有益
薬剤が入った1つまたは複数のキャニスタ112が設けられている。さらにカラ
ー156が設けられ、カラーの数は相互連結されるべきキャニスタ112の数よ
りも少ない。第2の薄膜154は第1のキャニスタ112から移動され、第1の
カラーの第1の端部分158は第1のキャニスタ112の第1の端部分128と
の物理的係合を促される。それから、第2のキャニスタ112の第2の端部分1
30は、第1のカラー156の第2の端部分160との物理的係合を促される。
第2のキャニスタ112が第1のカラー156との物理的係合を促されると、第
1のキャニスタ156の開口付き部材162が第2のキャニスタ112の中に促
され、穴あけ部材164は薄膜126に穴をあけ、これによってカラー156を
通じて第1および第2のキャニスタ112を互いに流体連絡状態に置く。
【0058】 この様式で相互連結されるキャニスタ112の数は、患者に送出されるべき有
益薬剤120の数と容積によって決定される。必要とされるカラー156の数は
相互連結されるべきキャニスタの数よりも少ない。
【0059】 出口部材154は、第1のキャニスタ120の第2の端部分130との物理的
係合を促される。出口部材154が第1のキャニスタ120との物理的係合を促
されると、薄膜126は出口部材154によって穴があけられ、これによって第
1のキャニスタ112と出口部材154との間に流体連絡をもたらす。上述のよ
うに、出口部材154はさまざまな知られている流体送出セットと流体連絡する
ために構成することができる。
【0060】 部材146が、最上キャニスタ112の第1の端部分128との物理的係合を
促される。部材146を通じて最上キャニスタ112の中へ流れる液体がカラー
156によって相互連結されたキャニスタ112の各々を通じて流れ、これによ
ってキャニスタ112の各々に入った各有益薬剤を露出させて液体と接触させ、
これによって有益薬剤が液体の中へ分散することは理解されよう。したがって、
出口部材152を通じて第1のキャニスタを出る液体は、1つまたは複数の有益
薬剤120が維持放出形態にあって続いて流れる液体の中に分散するまで、各キ
ャニスタ112の中に入った各有益薬剤120を分散させる。
【0061】 図6に示す本発明の別の実施形態では、キャニスタ212はカラー256をそ
の上に受け入れるために構成されている。カラー256は、さまざまな知られて
いる技法を使用してキャニスタ212の上に機械的に取り付けることができる。
たとえば、カラー256とキャニスタ212の上に形成された相補ねじを使用し
て、カラー256をキャニスタ212にねじ込み式に確保することができる。図
6に示す本発明の実施形態では、キャニスタ212は、その第1の端部分228
の上に第1のショルダ280と第2のショルダ282とを含む。第1のショルダ
280と第2のショルダ282は、それぞれ第1の位置と第2の位置にカラー2
56を摩擦保持するために構成されている。
【0062】 カラー256は、その第1の端部分258の上に第1のショルダ284と第2
のショルダ286とを含む。第1のショルダ284と第2のショルダ286は、
上述のように、カラー256をキャニスタ212の第1の位置と第2の位置に摩
擦保持するように、キャニスタ212上の第1のショルダ280と第2のショル
ダ282と相補するように構成されている。カラー256はさらに第1の穴あけ
部材288を含む。第1の穴あけ部材288はキャニスタ212上の第2の薄膜
254に穴をあけるために構成されている。第1の穴あけ部材288は、図6に
示す本発明の実施形態ではスパイクの形態をなし、これを通過する流路を画定し
ている。しかし、第1の穴あけ部材288は、隣接キャニスタ212間の流体連
絡をもたらすように第2の薄膜254に穴をあけるために構成される限り、穴あ
けピンおよび穴あけ/プラウ部材を含むがこれらに限定されないさまざまな形態
を有することができるのは理解されよう。第1の穴あけ部材288はまた、カラ
ー256とキャニスタ212との間で相対回転が行われると第2の薄膜254に
弧状の引き裂きが起こるように構成することもできる。
【0063】 図6に示すように、カラー256がキャニスタ212に取り付けられた第1の
位置にあるとき、第1の穴あけ部材288は第2の薄膜254から離間したまま
であり、これによって第2の薄膜254が有益薬剤220とキャニスタ212か
らの流体の流出を防止できるようにする。第2の薄膜254はまた流体のキャニ
スタ212への進入も防止する。しかし、図7に示すようにカラー256がキャ
ニスタ212に取り付けられるその第2の位置に移動されると、第1の穴あけ部
材288は第2の薄膜254に穴をあけ、これによってカラー256によって画
定された流路とキャニスタ212の内部室216との間に流体アクセスをもたら
す。
【0064】 カラー256はさらに、その第2の端部分260の上に第3のショルダ290
を含む。第3のショルダ290は、キャニスタ212の第2の端部分230をキ
ャニスタ212の第2の端部分260に機械的に連結するようにカラーの第3の
ショルダ290とキャニスタの第3のショルダ292がインターロックするよう
、キャニスタ212の第2の端部分230によって画定される第3のショルダ2
92と相補するように構成されている。カラー256はまたその第2の端部分2
60の上に第2の穴あけ部材294を有する。第2の穴あけ部材294は、キャ
ニスタ212がカラーの第3のショルダ290とキャニスタの第3のショルダ2
92によってカラー256に機械的に連結されると、キャニスタ212の第2の
端部分230上の薄膜226を穴あけするために構成されている。第2の穴あけ
部材294による薄膜226の穴あけと第1の穴あけ部材288による第2の薄
膜254の穴あけとによって、2つのキャニスタ212は単一カラー256によ
って互いに連結される。したがって、キャニスタ212の各々とカラー256と
を通過する流体の流れが可能になる。
【0065】 図6に示す本発明の実施形態では、出口部材252は、最下キャニスタ212
上の薄膜226を穴あけするために構成されている穴あけ部材296を含む。出
口部材252は、ねじ込みまたは摩擦連結によって最下キャニスタ212に機械
的に連結されるように構成されている。穴あけ部材296は、最下キャニスタ2
12が出口部材252に機械的に連結されると薄膜226を穴あけするように位
置付けられ、これによって最下キャニスタ212と出口部材252との間に流体
連絡をもたらす。
【0066】 部材246は、最上キャニスタ212の第2の薄膜254を穴あけするために
構成された穴あけ部材298を含む。上述のように、部材246は、ねじ込みま
たは摩擦連結によって最上キャニスタ212に機械的に連結されるように構成さ
れている。穴あけ部材298は、最上キャニスタ212が部材246に機械的に
連結されると、最上キャニスタ212の薄膜254を穴あけするために位置付け
られ、これによって部材246と最上キャニスタ212の内部室216との間に
流体連絡をもたらす。
【0067】 図6に示す本発明の実施形態の使用を以下に説明する。選択された形式と量の
1つまたは複数の有益薬剤220が入った1つまたは複数のキャニスタ212が
設けられている。さらにカラー256が設けられ、カラーの数は準備されるキャ
ニスタ212の数よりも少ない。隣接するキャニスタ212は、上述のように隣
接キャニスタ212間で流体連絡が確立されるようにカラー256によって相互
連結される。最上キャニスタ212は部材246に連結され、部材246は液体
供給部に連結することができる。最下キャニスタ212は出口部材252に連結
され、出口部材252は患者に液体を送出するための流体セットに連結すること
ができる。こうして、部材246の中に導かれた液体はキャニスタ212の各々
を通じて流れ、これによってその中に含まれる有益薬剤220の各々と接触する
。液体が有益薬剤220と接触すると、有益薬剤220はその中で分散し、次い
で液体とともに患者へ送出される。
【0068】 図5〜7に示す本発明の実施形態によってキャニスタをカラーと相互接続させ
るために、さまざまな機構を使用できることは理解されよう。これに関して、結
果として得られる連結部は実質的に流体気密であることが重要で、これによって
キャニスタ212とカラー256とによって画定された流路を流体が流入または
流出することを防止する。結果的に得られた流路が流体気密でない場合には、液
体が流路を通るときに空気が流路の中に引き込まれ、これによって、もしかする
と流体源から患者へ液体を送出することを困難にする。
【0069】 ここでいくつかの好ましい実施形態に関連して本発明を説明したが、添付の特
許請求の範囲によって定義された本発明の目的とする精神と範囲から逸脱するこ
となくさまざまな変更が可能であることは当業者には理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によって構成された装置の第1の実施形態の分解図である。
【図2】 本発明による装置の第1の実施形態の立面図である。
【図3】 本発明によって構成されたキャニスタの断面図である。
【図4】 本発明の代替実施形態によって構成された2つのキャニスタの部分断面分解図
である。
【図5】 本発明によって構成された装置の第2の実施形態の分解図である。
【図6】 本発明によって構成された装置の第3の実施形態の分解図である。
【図7】 本発明による装置の第3の実施形態の立面図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年4月21日(2000.4.21)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クロプチンスキー,ジヨン・ジエイ,ジユ ニア アメリカ合衆国、オハイオ・43016、ダブ リン、ウエリントン・コート・7148 (72)発明者 メイザー,テレンス・ビイ アメリカ合衆国、オハイオ・43068、レイ ノルズバーグ、ラウンデレイ・ロード・ノ ース・6897 (72)発明者 ウオールトン,ジヨージフ・イー アメリカ合衆国、オハイオ・43082、ウエ スタービル、エグゼクテイブ・コート・86 Fターム(参考) 4C066 AA01 AA05 AA06 AA07 BB02 CC01 GG01 GG05 LL06

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体の特性を改変するための装置であって、 内部室を中に画定する第1の周辺壁であって、前記第1の周辺壁はこれを通じ
    て第1の開口部と第2の開口部を画定し、前記第1の開口部は流体源への流体連
    絡のために構成され、前記第1の周辺壁の中に画定された前記内部室はその中に
    有益薬剤を入れるために構成されている、第1の周辺壁と、 前記第1の周辺壁の中に画定された前記内部室の中に配置された有益薬剤であ
    って、前記第1の周辺壁の中に画定された前記内部室を通じて前記第1の開口部
    から前記第2の開口部へ流れる流体の中で分散可能である有益薬剤と を含む装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の周辺壁を通じて画定された前記第2の開口部を覆
    う壊れ易い薄膜であって、前記周辺壁によって画定された前記内部室の中に前記
    有益薬剤を保持するために構成された壊れ易い薄膜 をさらに含む請求項1に記載の流体の特性を改変するための装置。
  3. 【請求項3】 中に第2の内部室を画定する第2の周辺壁であって、またこ
    れを通じて第1の開口部と第2の開口部とを画定する第2の周辺壁と、 前記周辺壁を通じて画定された前記第1の開口部に最も近い前記周辺壁の上に
    取り付けられた穴あけ部材であって、前記第1の周辺壁を通じて画定された前記
    第2の開口部を覆う前記の壊れ易い薄膜を穴あけするために構成された穴あけ部
    材とをさらに含み、 前記第2の周辺壁は、前記第1の周辺壁に機械的に連結されるために構成され
    、前記第1および第2の周辺壁は、前記第1および第2の周辺壁が機械的に連結
    されるとき、前記第1の周辺壁を通じて画定された前記第1の開口部から前記第
    2の周辺壁を通じて画定された前記第2の開口部へ貫通する流路を画定する、 請求項2に記載の流体の特性を改変するための装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の周辺壁がその上に第1のねじ山を画定し、前記第
    2の周辺壁がその上に第2のねじ山を画定し、前記第1および第2のねじ山は前
    記第1および第2の周辺壁を機械的に連結するために相補的に構成されている請
    求項3に記載の流体の特性を改変するための装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の周辺壁と前記第2の周辺壁が、互いにスナップは
    め合いされて前記第1の周辺壁と前記第2の周辺壁とを機械的に連結するために
    構成されている請求項4に記載の流体の特性を改変するための装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の周辺壁の上に取り付けられたスパイクであって、
    前記スパイクはこれを通じて導管を画定し、前記導管は前記スパイクを通じて画
    定されて前記第1の周辺壁を通じて画定された前記第1の開口部を通じて前記第
    1の周辺壁によって画定された前記内部室と流体連絡しており、前記スパイクは
    流体源の穴あけ可能なシールを穴あけするために構成されている、スパイク をさらに含む請求項1に記載の流体の特性を改変するための装置。
  7. 【請求項7】 第1の周辺壁を有する第1のキャニスタであって、前記第1
    の周辺壁はその中に内部室を画定し、前記内部室はその中に有益薬剤を入れるた
    めに構成され、前記第1の周辺壁はこれを通じて第1および第2の開口部を画定
    する、第1のキャニスタと、 前記第1のキャニスタの前記第1の周辺壁を通じて画定された前記第2の開口
    部を覆う壊れ易い薄膜と、 前記第1のキャニスタの前記第1の周辺壁によって画定された前記内部室の中
    に配置された第1の有益薬剤と、 第2の周辺壁を有する第2のキャニスタであって、前記第2の周辺壁はその中
    に内部室を画定し、前記内部室はその中に第2の有益薬剤を入れるために構成さ
    れ、前記第2の周辺壁はこれを通じて第1および第2の開口部を画定する、第2
    のキャニスタと、 前記第2のキャニスタの前記第2の周辺壁の上に取り付けられた穴あけ部材で
    あって、前記第1のキャニスタの前記第1の周辺壁を通じて画定された前記第2
    の開口部を覆う前記の壊れ易い薄膜を穴あけするために構成された穴あけ部材と
    、 互いに機械的に連結されるために構成された前記第1および第2のキャニスタ
    の前記第1および第2の周辺壁と を含む流体の特性を改変するための装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の周辺壁は流体源に連結されるために構成され、こ
    れによって前記流体源からの流体は前記第1の周辺壁によって画定された前記第
    1の開口部を通じて流れることができ、前記第2の周辺壁は、流体を患者に送出
    するための装置に連結されるために構成され、これによって流体は、流体源から
    前記第1および第2の内部室を通じて、流体を患者に送出するための装置の中に
    流れることができる請求項7に記載の流体の特性を改変するための装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の周辺壁の上に取り付けられたスパイクをさらに含
    み、前記スパイクはこれを通じて導管を画定し、前記導管は、前記第1の周辺壁
    を通じて画定された前記第1の開口部を通じて前記第1の周辺壁によって画定さ
    れた前記内部室と流体連絡している請求項8に記載の流体の特性を改変するため
    の装置。
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