JP2002503972A - 聴力検査装置および関連するスクリーニング方法 - Google Patents

聴力検査装置および関連するスクリーニング方法

Info

Publication number
JP2002503972A
JP2002503972A JP50766097A JP50766097A JP2002503972A JP 2002503972 A JP2002503972 A JP 2002503972A JP 50766097 A JP50766097 A JP 50766097A JP 50766097 A JP50766097 A JP 50766097A JP 2002503972 A JP2002503972 A JP 2002503972A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
patient
response
stimulus
ear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP50766097A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3825804B2 (ja
Inventor
ドルフィン,ウイリアム,エフ
Original Assignee
ソナメッド コーポレーション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=24028277&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2002503972(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by ソナメッド コーポレーション filed Critical ソナメッド コーポレーション
Publication of JP2002503972A publication Critical patent/JP2002503972A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3825804B2 publication Critical patent/JP3825804B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/12Audiometering
    • A61B5/121Audiometering evaluating hearing capacity
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/12Audiometering
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/24Detecting, measuring or recording bioelectric or biomagnetic signals of the body or parts thereof
    • A61B5/316Modalities, i.e. specific diagnostic methods
    • A61B5/369Electroencephalography [EEG]
    • A61B5/377Electroencephalography [EEG] using evoked responses
    • A61B5/38Acoustic or auditory stimuli
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/72Signal processing specially adapted for physiological signals or for diagnostic purposes
    • A61B5/7235Details of waveform analysis
    • A61B5/7253Details of waveform analysis characterised by using transforms
    • A61B5/7257Details of waveform analysis characterised by using transforms using Fourier transforms

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Psychology (AREA)
  • Psychiatry (AREA)
  • Otolaryngology (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Abstract

(57)【要約】 患者の聴力の高速、低コスト、非侵襲のスクリーニングを実施する聴力検査スクリーニング装置(10)および関連する方法、この装置は、刺激信号を発生する信号プロセッサ(16、54)、および信号プロセッサに電気的に結合され、患者の耳内に挿入することができるプローブ(18、56)を含んでいる。プローブ(18、56)は、刺激信号を耳内に伝送する送信機(20、58)、および患者の耳から第1の応答信号を受信する受信機(20、60)を含んでいる。信号プロセッサ(16、54)に電気的に結合された電極(24)が第2の応答信号を検知するために患者の頭皮に取り付けられる。信号プロセッサ(16、54)は、第1の応答信号を処理して、誘発耳音響放出信号をもたらし、第2の応答信号を処理して、聴覚誘発電位信号をもたらす。

Description

【発明の詳細な説明】 聴力検査装置および関連するスクリーニング方法 背景 本発明は、一般に聴力検査装置および関連するスクリーニング方法の分野に関 する。特に、本発明は、患者の聴力の高速、低コスト、包括的、非侵襲のスクリ ーニングを実施する聴力検査装置および聴覚スクリーニング方法に関する。 乳児の言語習得は、人間の話し声の周波数範囲に及ぶ聴力の臨界期を必要とす る。臨界期は、乳児が一般に出生から、ある程度の熟達レベルをもって話し始め る約2才ないし3才に及ぶ。 新生児の約3パーセントないし5パーセントは、ある程度の聴力障害を煩って いる。これらの障害は、障害のある乳児の社会的、感情的および知的な発達に悪 影響を及ぼす。乳児の聴力障害の早期識別では、早期介入を実施して、大きい発 語障害および言語障害を最小限に抑えることができる。乳児は、通常、周知の行 動聴覚検査に参加することができないか、または参加したがらない。さらに、乳 児が言葉で答えることができるまで聴覚スクリーニングを遅らせることは、しば しば聴力障害のある乳児にとって遅すぎ、長期の問題をもたらす。 国立、州立および私立の機関は、20年以上の間乳児の一般聴覚スクリーニン グを実施することを試みてきた。乳児の一般聴覚スクリーニングの実施に対する 主要な障害は、検査に関連するコストおよび複雑さであった。現在の乳児スクリ ーニング検査は、時間がかかり、高価な装置を必要とし、 また検査を実施し、結果を解釈する訓練された専門家を必要とする。したがって 、乳児の一般聴覚スクリーニングは現在、経済的に実行不可能である。 様々な団体が乳児の聴力のスクリーニングを実施するために使用できる聴力検 査装置を開発している。これらの既存の装置は、一般に2つの範疇の一方に入る 。第1の範疇の装置は、脳の聴覚経路内の細胞の音刺激に対する電気応答である 聴覚誘発電位(AEP)を誘引するように構成される。そのような装置は、一般 に乳児の聴覚スクリーニングのために非侵襲の聴覚脳幹応答(ABR)検査を使 用する。イヤホーンは、患者の耳に対して音刺激、特に短いクリックまたはトー ンバーストを与える。患者の頭皮に取り付けられた電極は、脳波図波形として記 録される聴覚誘発電位を頭皮から受け取る。これらの脳波パターンの分析を使用 して、聴覚系が正常に機能しているかどうかを決定する。 第2の範疇の装置は、聴覚スクリーニングのために誘発耳音響放出(OAE) 検査を使用する。イヤホーンが患者の耳に対して短い音刺激を与える。患者の耳 内にイヤホーンに隣接して配置されたマイクロフォンが、音響信号として記録さ れるOAEを耳から受け取る。OAE波形の分析は、ともに聴覚周縁部を構成す る中耳および内耳の機能完全性の指示を与える。 既存の聴力検査スクリーニング装置に関していくつかの制限が存在する。1つ の制限は、いくつかの既存の装置が複雑であり、操作するために集中的な訓練を 必要とすることである。他の制限は、他の装置が合格/不合格の指示のみを与え 、 視覚表示ができないことである。他の制限は、ABRまたはOAEを実施するた めに2つの別々の装置が必要とされることである。オペレータは、応答波形の可 視検査に基づいてABR検査結果またはOAE検査結果の許容度を主観的に決定 する。既存の聴力検査装置では、乳児の高速、低コスト、非侵襲、包括的スクリ ーニングを実施することができないので、そのような装置は、一般聴覚乳児スク リーニングの必要を十分に満足しない。発明の概要 本発明は、患者の聴力の高速、低コスト、包括的、非侵襲のスクリーニングを 実施する聴力検査スクリーニング装置および関連する方法に関する。本発明の原 理を組み込んだ装置を使用して聴覚スクリーニングを実施する利点は、患者から の行動応答が不要であることである。したがって、そのような装置を使用すれば 、応答することができない患者(例えば、乳児)または検査を受けたがらないか または検査を受けることが困難な患者(例えば、無感覚者や精神障害者)のスク リーニングを実施することができる。他の利点は、本発明は、特に乳児の聴覚ス クリーニングの分野において有用であることである。初期乳児準備を除いて、こ の装置は、刺激授与、応答信号収集、信号分析、および結果の解釈を含む完全に 自動化されたスクリーニング手順を実施する。看護婦、専門家、病院のボランテ ィアは、乳児の聴覚スクリーニングを実施するために最小の訓練を必要とするだ けである。したがって、そのような聴覚スクリーニング検査を管理するコストが 削減 され、新生児の一般スクリーニングを助長する。 本発明は、患者の聴力のスクリーニングを実施する聴力検査装置を特徴とする 。この装置は、第1の刺激信号を発生する信号プロセッサを含んでいる。プロー ブが信号プロセッサに電気的に結合され、患者の耳内に組み込むことができる。 第1の刺激信号は、少なくとも1つの対音刺激または少なくとも1つの三重音刺 激を含む振幅変調された変調音響信号を含んでいる。プローブは、第1の刺激信 号を耳に送信する送信機、および患者の耳から第1の応答信号を受信する受信機 を含んでいる。第2の応答信号を検知するために、信号プロセッサに電気的に結 合された少なくとも1つの電極が患者の頭皮に取り付けられる。信号プロセッサ は、第1の応答信号を処理して、OAE信号をもたらし、第2の応答信号を処理 して、AEP信号をもたらす。信号プロセッサは、第1の信号と第2の信号を並 列に処理する。さらに、信号プロセッサは、信号を同時に処理して、瞬時OAE 信号および瞬時AEP信号をもたらす。 ユーザが信号プロセッサにOAE検査およびAEP検査を実施するように要求 することができるように、入力装置が制御プロセッサに電気的に結合される。O AE信号およびAEP信号の1つまたは複数の特性を表示するために、ディスプ レイが制御プロセッサに電気的に結合される。 この装置はさらに、音響反射率(AR)検査を実施する能力を含む。そのよう な検査では、ある周波数範囲の音が鼓膜から反射される程度を測定する。信号プ ロセッサは、送信機によって患者の耳内に送信される第2の刺激信号を発生する 。 受信機は、患者の耳から第3の応答信号を受信し、信号プロセッサは、第3の応 答信号を処理して、AR信号をもたらす。AR信号は、中耳道内の流体および他 の異常の存在を示す。 本発明はまた、患者の聴力のスクリーニングを実施するポータブル聴力検査装 置を特徴とする。ポータブル装置は、ハンドヘルド・ハウジングおよびハウジン グを受容するドッキング・ステーションを含んでいる。ドッキング・ステーショ ンは、信号プロセッサおよびプリンタを再充電する充電器を含んでいる。ハウジ ング内に配置された信号プロセッサは、第1の刺激信号を発生する。第1の刺激 信号は、少なくとも1つの対音刺激または少なくとも1つの三重音刺激を含む振 幅変調信号を含んでいる。信号プロセッサに電気的に結合されたプローブは、ハ ウジングから延び、患者の耳内に挿入することができる。プローブは、第1の刺 激信号を耳内に送信する送信機、および患者の耳から第1の応答信号および第2 の応答信号を受信する受信機を含んでいる。信号プロセッサは、第1の応答信号 を処理して、OAE信号をもたらし、第2の応答信号を処理して、聴覚指示信号 をもたらす。聴覚指示信号は、鼓膜聴力検査信号またはAR信号である。 ユーザが信号プロセッサにOAE検査および聴覚指示検査を実施するように要 求することができるように、入力装置が制御プロセッサに電気的に結合される。 OAE信号および聴覚指示信号の1つまたは複数の特性を表示するために、ディ スプレイが制御プロセッサに電気的に結合される。 本発明はまた、患者の聴力の包括的スクリーニングを実施する聴覚スクリーニ ング方法を特徴とする。電極が患者の頭 皮に取り付けられる。送信機および受信機を含むプローブが患者の耳内に挿入さ れる。刺激信号が患者の耳内に送信される。刺激信号は、少なくとも1つの対音 刺激または少なくとも1つの三重音刺激を含む振幅変調信号を含んでいる。応答 信号が患者の耳からプローブを介して受信される。応答信号は、複数の間隔にわ たって平均化され、複数のサブアベレージをもたらす。サブアベレージは、応答 内容の導出された推定値に基づいて重み付けされ、結合されて、聴覚指示信号を もたらす。 さらに具体的には、サブアベレージは、応答信号の分散および内容に基づいて 逆に重み付けされる。さらに、逆に重み付けされたサブアベレージは、次のステ ップに従って結合される。(i)各サブアベレージごとにフーリエ変換を実施す るステップ、(ii)フーリエ変換の実数成分および虚数成分を指定された周波 数において決定するステップ、(iii)、各成分の分散を独立に推定するステ ップ、および(iv)F統計量を使用して、聴覚指示信号の確率を決定するステ ップ。図面の簡単な説明 本発明の上記その他の特徴について、詳細な説明および聴力検査装置および方 法を示す添付の図面において以下でより完全に説明する。 第1図は、本発明の原理を組み込んだ聴力検査スクリーニング装置の図である 。 第2図は、第1図に示される聴力検査スクリーニング装置 のブロック図である。 第3図は、本発明の原理を示すポータブル聴力検査スクリーニング装置の図で ある。 第4図は、第3図に示されるポータブル聴力検査スクリーニング装置の一実施 形態のブロック図である。 第5図は、第3図に示されるポータブル聴力検査スクリーニング装置の他の実 施形態のブロック図である。本発明の詳細な説明 本発明は、患者の聴力の高速、低コスト、包括的、非侵襲のスクリーニングを 実施する聴力検査装置および聴覚スクリーニング方法を意図する。そのような装 置は、刺激授与、応答信号収集、信号分析、および結果の解釈を含む完全に自動 化されたスクリーニング手順を実施する。したがって、最小の訓練しか受けてい ない人でも、聴力検査スクリーニング検査を実施することができる。さらに、そ のような装置は、患者からの行動応答を必要としないので、特に乳児、無感覚者 または精神障害者のスクリーニングを実施するのに有用である。 一実施形態では、本発明の原理を組み込んだ聴力検査スクリーニング装置は、 OAE検査、ABR検査、およびAR検査を実施することができる。OAE検査 は、OAE信号を得る際に健康聴覚系内の非線形性を利用する。この手順では、 音刺激信号を患者の耳に与える必要がある。音響エネルギーは、中耳の構造を介 して、流体で満たされた蝸牛に伝導される。流体内を伝搬する圧力波は、基底膜 の変位をもたらす。そのような変位は、内部有毛細胞および外部有毛細胞の励起 を引き越す。主として外部有毛細胞の長さ変化に関連する活動プロセスのために 、エネルギーが蝸牛から逆行して再伝達され、中耳を介して鼓膜に伝達されると 考えられている。この再伝達されたエネルギーは、スピーカの働きをする鼓膜の 運動を引き起こし、耳管内で検出可能な音響エネルギーが発生する。耳の非線形 性のために、OAEとして測定されるこの再伝達された音は、元の刺激中に存在 する周波数と異なる 周波数において発生する。 ABR検査は、短いクリックやトーンバーストなど、音刺激信号が患者の耳に 与えられる非侵襲の手順である。電極を使用して、頭皮から電位を記録する。正 常に機能している聴覚系では、超しきい値音が脳の聴覚経路内の細胞(主として 聴神経および脳幹構造を含むニューロン)を刺激する。この励起は、周縁部から より中心の構造まで広がり、経路内の多数のニューロンの放電をもたらす。神経 活動は、音刺激信号に時間ロックされ、大きいニューロン・アセンブリの同期放 電をもたらす。励起が聴覚系を動くとき、脳波図上に高度に型にはまった一連の 波として現れる電位の連続パターンが頭皮から測定される。これらの音響的に誘 発された脳波パターンの分析を使用すれば、聴覚系が正常に機能しているかどう かを決定することができる。AR検査では、ある周波数範囲の音が鼓膜から反射 される程度を測定する。刺激信号が患者の耳内に送信され、AR応答信号がそこ から受信される。AR信号は、中耳道内の流体の存在を示す。 第1図に、本発明の原理を組み込んだ聴力検査スクリーニング装置を示す。装 置10は、ラップトップ・コンピュータ12によって制御される。コンピュータ は、ドッキング・ステーション14に電気的に結合される。ドッキング・ステー ション内に配置された信号プロセッサ16(第2図)は、コンピュータ・コマン ドに応答して音刺激信号を発生する。プローブ18は、信号プロセッサが発生し た音刺激信号を患者22に与えるイヤホーン20を含んでいる。イヤホーンはま た、患者の耳からOAE応答信号を受信する。患者の頭皮に 取り付けられた電極24は、ABR応答信号を検知する。応答信号は、バイオ増 幅器ユニット26内で増幅され、処理および分析のために信号プロセッサに与え られる。処理されたOAE信号およびAEP信号の1つまたは複数の特徴は、患 者情報および他の中耳および内耳の病状とともにコンピュータ・モニタ28上に 表示される。 応答の存在を検出するために、複数の信号処理アルゴリズムを使用して、処理 された応答信号を分析し、あるいはまたはさらに、メモリ内に記憶された年齢重 み付け正規母集団信号と結合する。処理された応答信号が正規母集団信号と比較 して優れている場合、患者はスクリーニング検査に「合格」する。応答が指定さ れた許容公差より大きく正規母集団信号からはずれる場合、患者は、後の診断検 査を「照会」される。 装置10はさらに、音響反射率(AR)検査を実施する能力を含む。そのよう な検査では、ある周波数範囲の音が鼓膜から反射される程度を測定する。信号プ ロセッサは、イヤホーンによって患者の耳内に送信される刺激信号を発生する。 患者の耳から第3の応答信号がイヤホーンによって受信され、処理のために信号 プロセッサに送られる。中耳道内の流体の存在の指示を与える処理されたAR信 号は、モニタ上に表示される。 第2図は、第1図に示される聴力検査スクリーニング装置のブロック図である 。この装置は、3つの主要な構成要素、すなわちコンピュータ12、ドッキング ・ステーション24、およびバイオ増幅器ユニット26を含んでいる。コンピュ ータは、モニタ28、制御プロセッサ30、およびキーボード 32を含んでいる。ドッキング・ステーションは、(1つまたは複数のデジタル 信号処理(DSP)チップ34およびメモリ36を含んでいる)信号プロセッサ 16、アナログ対デジタル(A/D)変換器38、デジタル対アナログ(D/A )変換器40、減衰器42、およびフィルタ44を含んでいる。バイオ増幅器ユ ニットは、プローブ18および応答信号増幅器46および48を含んでいる。 この装置は、ISAバスを介してドッキング・ステーションと通信するコンピ ュータによって制御される。標準の60Hz壁プラグとドッキング・ステーショ ンとの間の安全な接続は、すべてのUL S44要件を満足するトロイド分離変 換器(図示せず)によって与えられる。一構成では、コンピュータは、次の構成 要素を含んでいる。すなわち、86ファミリーIMB互換プロセッサ、4MBの メモリ、80MBハードドライブ、およびVGA互換グラフィックス・カードお よびモニタ。オペレータは、キーボード、マウスまたは音声入力を使用して、検 査タイプ、刺激信号周波数、強度などを含む検査手順を指定する。 DSPチップ34は、聴覚検査に使用される音刺激信号をデジタル発生する。 一構成では、DSPチップは、32ビット浮動小数点プロセッサであり、関連す るメモリ36は、4MBのDRAMを含んでいる。DSPが発生したデジタル信 号は、単一チャネル・モードで500MHzにおいて動作する2つの多重チャネ ルを有する(16ビット)D/A変換器38を使用して、アナログ電圧に変換さ れる。アナログ信号は、0.0dBないし99.9dBの減衰範囲を有するプロ グラム式減衰器42に送られる。減衰したアナログ信号は、イヤホーン20に送 られる。アナログ信号は、イヤホーン内のスピーカによって送信され、患者の聴 覚系を刺激する。 OAE検査では、刺激信号に対するOAE応答は、イヤホーン内に配置された マイクロフォンを使用して検出される。さらに具体的には、OAEは、持続時間 の長い、同時に与えられる2つの純粋な音を使用して誘発される。音は、周波数 f1およびf2において与えられる。健康な耳の場合、アナログ応答信号が立方ひ ずみ積に対応する周波数(2f1−f2)において大きいエネルギーとともに耳か ら再放出される。AEP検査では、アナログ応答信号が頭皮から収集され、電極 24を使用して検出される。 いずれにせよ、患者からの応答信号は、UL544およびIEC601標準に 一致するバイオ増幅器ユニット26に送られる。バイオ増幅器ユニットは、2つ の音刺激信号の並列および同時授与、耳管内からのOAEの収集および頭皮から のAEPの収集を実施することができるようにカスタム設計される。バイオ増幅 器ユニットは、完全にプログラム式であるが、手動制御も可能である。また、バ イオ増幅器ユニットは、AEPの収集の際に使用される電極インピーダンスを検 査するインピーダンス・メータを含んでいる。 応答信号は、別々の増幅器46および48を使用して、バイオ増幅器ユニット 内で増幅され、ドッキング・ステーションに送られる。ドッキング・ステーショ ン内で、信号は、アンチエイリアス・フィルタ44に通され、16ビットA/D 40を使用してデジタル化される。デジタル化された信号は、 信号プログラム16内のメモリ・バッファに書き込まれ、DSPチップ34によ って平均化され、コンピュータに転送され、ハード・ドライブ上に記憶し、モニ タ28上に表示される。 他の実施形態では、本発明の原理を組み込んだポータブル・ハンドヘルド聴力 検査スクリーニング装置は、OAE検査、AR検査、および鼓膜聴力検査を実施 することができる。OAE検査およびAR検査の原理については、上述した。鼓 膜聴力検査は、鼓膜および中耳系の音響アドミタンス(または「吸収」)をある 大気圧範囲にわたって選択周波数において測定するために使用される。鼓膜聴力 検査装置は、一般に、中耳道内の流体の存在を検出する診断計器の役目をする。 ポータブル・ハンドヘルド聴力検査スクリーニング装置の1つの主要な機能は 、中耳の状態、特に耳炎および中耳内の流体の集合(中耳流出物)を決定するこ とである。そのような状態は、聴力検査検査の結果に深刻な影響を及ぼす。中耳 状態は、AR耳鏡検査または鼓膜聴力検査によって決定することができる。AR 検査または鼓膜聴力検査は、OAE検査またはABR検査の直前に終了すること を推奨する。 ポータブル聴力検査スクリーニング装置の他の主要な機能は、聴覚周縁部が正 常に機能しているかどうかを決定するためにOAE検査を実施することである。 乳児の聴覚スクリーニングでは、OAE検査は、正常に機能している聴覚周縁部 を有するすべての赤ん坊を除去する目的とともに使用される。初期検査に合格し なかった赤ん坊は、他の診断検査を使用して再スクリーニングを実施する。 第3図に、患者の聴力のスクリーニングを実施するポータブル聴力検査装置を 示す。装置50は、ハンドヘルド・ハウジング52およびハウジングを受容する ドッキング・ステーション(図示せず)を含んでいる。ハウジング内に配置され た信号プロセッサ54(第4図)は、第1の刺激信号を発生する。第1の刺激信 号は、少なくとも1つの対音刺激を含む振幅変調信号を含んでいる。プローブ( または検鏡)56は、ハウジングから延び、患者の耳内に容易に挿入することが できるように成形される。プローブは、信号プロセッサに電気的に結合され、ス ピーカ58およびマイクロフォン60を含んでいる。スピーカは、第1の刺激信 号を耳内に送信し、マイクロフォンは、患者の耳から1つまたは複数の応答信号 を受信する。信号プロセッサは、応答信号を処理して、OAE信号、AR信号お よび/または鼓膜聴力検査信号をもたらす。 検査結果を表示するためにLCDスクリーン62がハウジング上に配置される 。通常、装置を操作するために押しボタン制御装置64がハウジング上に配置さ れる。ハウジングはまた、バッテリ、再充電回路、データ転送回路、圧力ポンプ および空洞を含んでいる。 一構成では、ドッキング・ステーションは、単に充電器およびプリンタを含ん でいる。ハウジングからのデータは、メモリにダウンロードされ、プリンタに送 られる。他の構成では、ドッキング・ステーションは、充電器、プリンタ、ダウ ンロードされた信号を分析する信号プロセッサ、記憶装置(例えば、ハード・デ ィスクおよびディスク・ドライブ)、他のプロセッサと通信するためのシリアル ・ポートおよび/ またはパラレル・ポートを含んでいる。 第4図は、AR検査およびOAE検査を実施するように構成されたポータブル 聴力検査スクリーニング装置の一実施形態のブロック図である。AR測定値を得 るために、検鏡56は、ヘルメチック・シールを必要とせずに患者の耳管内に挿 入される。音刺激信号(例えば、226Hzから4520Hzまで20オクター ブのステップで変化する一連の音)がDSPチップ66によって発生され、D/ A68によってアナログ信号に変換される。この信号は、スピーカ58を介して 耳に短い間(すなわち、ミリ秒台の持続時間)与えられる。マイクロフォン60 は、鼓膜から反射された音響エネルギーを変換する。このアナログ信号は、広域 通過フィルタ70内でフィルタリングされ、A/D72内でデジタル化され、D SPチップ66内で平均化される。 コンピュータ74は、処理された信号をフーリエ変換し、各周波数において反 射されたエネルギーと音刺激信号とを比較する。反射された音のレベルを計算し 、反射された信号の標準化された値(0.0から1.0まで)をLCDスクリー ン62上にプロットし、データが消去されるまでランダム・アクセス・メモリ内 に記憶する。AR検査が終了したら、ハウジングをドッキング・ステーション上 の窪み内に配置する。ハウジングの底部の電気接点は、分析、記憶、印刷のため のドッキング・ステーションへのデータ転送、または他のコンピュータまたは記 憶装置への再伝送を容易にする。 OAE測定値を得るために、検鏡を患者の耳管内に挿入する。音刺激信号がス ピーカによって耳に与えられる。OAE は、過渡刺激信号または連続刺激信号を使用して誘発することができる。過渡信 号の場合、短いクリックまたはトーンバーストが耳に与えられる。応答信号の決 定は、刺激信号の授与の直後の耳管内の音響エネルギーと、非刺激期間中に得ら れた音響エネルギーとを比較することによって行う。 連続信号の場合、持続時間の長い2つの純粋な音(周波数f1およびf2)を同 時に与える。健康な耳の場合、応答信号が立方ひずみ積(2f1−f2)において 大きいエネルギーとともに耳から再放出される。これらは、しばしばひずみ積O AEと呼ばれる。2つの刺激音のひずみ積を測定し、刺激を与えないときのその 周波数における耳管内のエネルギーと比較する(すなわち、連続背景「雑音床」 )。雑音床上のひずみ積におけるエネルギーは、耳によって生成された誘発OA Eによるものである。この立方ひずみ積に対応する周波数におけるOAE内のエ ネルギーの発生は、中耳および内耳の機能の信頼できる検査、および初期スクリ ーニングにおいて使用される極めて効果的な検査である。ひずみ積OAEは、2 0dBないし30dBの正常な聴力レベルよりも大きい聴力損失を確実に予想で きるものと考えられる。 第5図は、鼓膜聴力検査およびOAE検査を実施するように構成されたポータ ブル聴力検査スクリーニング装置の他の実施形態のブロック図である。OAE検 査能力は、上述のものと同じである。鼓膜聴力検査では、ある周波数範囲および ある圧力範囲にわたって鼓膜および中耳のアドミタンスを測定する。検査を実施 するために、検鏡を耳内に挿入する。検鏡は、耳管の壁と気密シールをつくる。 音刺激信号(例えば、 226Hzおよび678Hzおよび904Hzにおける純音のユーザ選択可能な 組合せ)がスピーカ58によって耳内に伝送される。信号は、耳管の遠端におい て鼓膜から反射され、マイクロフォン60によって変換される。放出された信号 と受信された信号とを比較すれば、所与の圧力において中耳アドミタンスを計算 することができる。耳管内の圧力は、ハウジング内に配置された小形ポンプ76 およびモータ80を活動化させることによって、正常な大気圧に対して、負から 正に変化する。圧力変換器78が耳内の圧力を監視する。検査結果は、LCDス クリーン62上に表示され、データが消去されるまでランダム・アクセス・メモ リ内に記憶される。 本発明は、これまで聴覚スクリーニングに使用されなかったいくつかの音刺激 信号を使用する。例えば、1つまたは複数の対音刺激をOAE検査およびAEP 検査に使用する。一実施形態では、対音刺激信号は、周波数f1およびf2を有す る2つの音を含んでいる。OAE検査結果を得るために、周波数2f1−f2に対 応する音響ひずみ積において応答信号を測定する。この信号は、ひずみ積耳音響 放出(DPOAE)と呼ばれている。AEP検査の場合、応答信号は、刺激波形 のエンベロープ周波数である2つの音の周波数の差(すなわち、|f1−f2|) に対応する大きい成分を含んでいる。これは、エンベロープ追従応答(EFR) と呼ばれる。 他の実施形態では、刺激は、複数の対音(例えば、f1およびf2、f3および f4、f5およびf6)を含んでいる。そのような信号を使用すれば、対音に対応 する各周波数領域において同時に検査を実施することができる。例えば、3つの 対 音f1=1000Hzおよびf2=1040Hz、f3=3000Hzおよびf4= 3070Hz、f5=5000Hzおよびf6=5080Hz)を使用した場合、 聴力感度を1000Hz、3000Hz、および5000Hzにおいて同時に検 査することができる。 いくつかの信号処理方法が本発明の原理を組み込んだ装置内で使用される。例 えば、1つの方法は、改善された信号対雑音比(signa1−to−nois e ratio)を与え、より高い品質の検査結果をもたらす。AEP検査およ びOAE検査の場合、誘発応答(ER)は、しばしば背景雑音(backgro und noise)と比較して小さい。高い背景雑音レベルは、所望の誘発応 答信号の検出を信頼できないものにする。信号対雑音比問題の従来の解決策は、 フィルタリング、アーチファクト除去、および集合平均化の組合せを使用するこ とであった。この状況では、誘発応答および背景雑音は、重なり合うスペクトル を有し、したがってフィルタリングは、信号対雑音比のごくわずかの改善しか与 えない。アーチファクト除去は、信号対雑音比を除去によって改善し、それによ りあるプリセットされた電圧しきい値レベルを超える掃引を平均化プロセスから 排除する。大きいアーチファクト(例えば、咳など短い筋肉活動または大きい雑 音から生じる電位)を含んでいる掃引は、除去しきい値レベルを超える場合、平 均値内に含まれない。しかしながら、背景活動レベルが定常でないので、除去レ ベルに対する最適設定をアプリオリに知ることが困難である。この不確実性は、 信号対雑音比を改善する際にアーチファクト除去技法の有効 性を制限する。したがって、フィルタリング技法およびアーチファクト除去技法 は、誘発応答の信号対雑音比を大幅に増大させない。 本発明は、信号対雑音比を改善するために時間領域内で集合平均化技法を使用 する。所望の誘発応答ER(t)(確定的信号)および背景雑音BN(t)(非 定常確率過程)を含んでいる(電極または耳管マイクロフォンからの)信号S( t)を記録する。信号S(t)を(m個の)掃引にわたって平均化する。ただし 、誘発応答は確定的である(すなわち、(m個の)掃引にわたって振幅、待ち時 間、または形態学が変化しない)ので、次式が成り立つ。 誘発応答/背景雑音比に基づく信号対雑音比推定値を使用し、また誘発応答お よび背景雑音がまったく無関係ではないことを認めると、平均化収集信号S(t )の大きさは信号対雑音比の関数であり、かつ平均化背景分散の大きさに比例す ることが分かる。S(t)の大きさが信号対雑音比および背景雑音レベルの関数 であり、また背景雑音が掃引ごとに変化するので、単一の掃引の分散、またはm 個の掃引の平均値から構成されるブロックの分散を平均化背景雑音の推定分散に 対して表することによって応答信号対雑音比を最大にすることができる。各ブロ ックの寄与は、この分散比に対して逆に重み付けされる(すなわち、平均化プロ セスの個々の構成要素は、個々の精度に従って重み付けされる)。 AEPおよびOAEを使用して、背景雑音が収集プロセス中に変化する分散を 有する非定常ガウス分布であると仮定す ることによって(式1で明らかにされたように)上記のことを適用する。収集信 号は、所望の誘発応答(一定)と背景雑音(不定)の和であるので、個々のブロ ック平均値の精度は、信号分散の大きさに逆比例する。したがって、掃引の各ブ ロックの精度、ならびに平均化プロセスにおける後の重み付けは、平均値全体の 推定分散に対するそのブロックの分散として決定される。一実施形態では、S( t)がブロックの時間波形(すなわち、(m個の)掃引の平均値)であり、かつ Vがi番目のブロックの後の背景雑音の推定分散である場合、M番目の平均値の 後の誘発応答の推定値は次のようになる。 ERM=(S(t)1/V1+S(t)2/V2+......+S(t)M/VM)*1/CM (2) CM:1/V1+1/V2+......+1/VM この推定値は、対応する分散で割った後で各ブロックからの平均化時間波形を合 計し、この合計にすべての分散を結合することによって得られた1/CMを掛け ることによって得られる。したがって、次式が成り立つ。 ERM=1/M[S(t)1/V1+S(t)2/V2+......+S(t)M/VM]M/CM (3) これは、「正常な」集合平均値 ERM=1/M[S(t)1+S(t)2+......+S(t)M] (4) と対照される。 違いは、「正常な」平均化では、各ブロックが等しい重みを与えられ(すなわ ち、そのブロック内の背景雑音レベルと無関係である)、この推定では、i番目 のブロックがそのブロック内の背景雑音のレベルに逆比例して重み付けされるこ とである。背景雑音がブロック間で一定であるとき、2つの推定値は等しい。し かしながら、背景雑音が変化したとき、 この技法は(雑音で汚染された掃引の寄与を最小限に抑えることによって)、信 号対雑音比を増大させることによって大幅に改善された誘発応答の推定値をもた らす。 上述のように、誘発応答は、一般に背景雑音中に埋没する。AEPを検出する 多数の技法は、遷移誘発ABR波形の時間領域分析を使用する。OAEの検出は 、一般に周波数領域内で実施されるが、識別されたフーリエ成分の大きさ情報の みを使用する。次の技法では、フーリエ成分の実数部と虚数部との関係を十分に 使用する。 定常状態のAEP検査またはOAE検査では、掃引の各ブロックは、周期刺激 信号に対する誘発応答をもたらす。誘発応答も周期的であるので、そのフーリエ 成分よってそれを記述することができる。振幅変調刺激に応答してAEPを測定 する聴覚検査では、刺激エンベロープに対応する周波数における応答(すなわち 、EFR)を決定する。同様に、DPOAE検査では、2f1−f2に対応するひ ずみ成分における応答を測定する。これらの周波数において、フーリエ成分は、 デカルト表示z−x+iyで表すことができる複素数zである。さらに、値xお よびyは、誘発応答のコサイン成分およびサイン成分を表す。この構成は、zが xy平面内のベクトルであるという概念を明確にする。zの複数の推定値を使用 して、ベクトルのクラスタを複素平面内に作成する。誘発応答のこみにした推定 値は、クラスタの中心部にあり、こみにした推定値の信頼度は、散乱の程度によ って示される。クラスタ内の散乱の量の推定値は、真の誘発応答が観測された応 答の平均値から派生する程度の索引を与えなければならない。 聴力測定検査では、刺激に対する応答をそれぞれ個々の(m個の)掃引の平均 値から構成されるM個のブロック内に収集する。したがって、刺激波形エンベロ ープの周波数に対応するフーリエ成分zのM個の推定値の組が使用できる。誘発 応答が存在するかどうかを決定するために、これらの推定値が「アプリオリ」値 内で一致するかどうかを決定しなければならない。このフーリエ成分のM個の推 定値をz1、z2、...、zM2によって示し、それらの実験平均値をzest−( Σzj)/Mによって示し、「アプリオリ」仮定値をζによって示すことができる 。各量zj、zest、ζは、実数部および虚数部に分解することができる複素数で ある。すなわち、zj=xj+iyj、zest=xest+iyest、ζ=ξ+iη。そ れらの平均について個々に決定され、各偏差xj−xestおよびyj−yestが1つ の推定値を与える成分zjの散乱から、個々の母分散の推定値 Vind=[1/2(M-1]Σ[(xj-xest)2+(yj-yest)2]=[1/2(M-1)]Σ[(zj-zest)]2 (5) が得られる。この式は、仮定した母平均ζと無関係である。 グループ分散と呼ばれる第2の推定値は、ζと無関係である。zestの実数部 と虚数部が独立して分配され、Vindによって拘束されないので、第2のグルー プ分散推定値は次のようになる。 Vgroup=[M/2][(xest、-ζ)2+(yest−η)2]=[1/2(M-1)][zest-ζ]2 (6) (m個の)標本の各ブロックのフーリエ成分の推定値zは、その平均値がζであ る母集団の副標本であり、量Vindおよ びVgroupは、独立な量から得られた全分散の推定値である。 したがって、比Vgroup/Vindは、F分布に従って分配される。この分散比に基 づいて、次の統計手法を使用する。 R=(1/M)(Vgroup)/Vind)=(M-1)([zest-ξ]2/Σ[zj-zest]2) (7) したがって、仮定した平均値ζの標本から引き出されたフーリエ成分zjのM個 の独立な推定値について、M・RはP(2、2M-2)に従って分配される。 この統計量は、他の方法と異なり、注目するフーリエ成分の実数成分および虚 数成分の独立性を十分に利用し、刺激エンベロープまたは立方ひずみ積に対応す る周波数におけるフーリエ成分の観測された組がランダム変動にのみ一致する( すなわち、応答信号はない)かどうか、または観測の組が、所与の確信レベル内 で、応答成分が存在するかどうかを決定することによって、応答の存在を検出す るために使用される。 AEPまたはOAEを使用して聴力測定研究を行う場合、標準の手順は、固定 の数の掃引が収集されることを指定すべきであった。しかしながら、上述のよう に、患者がおとなしくし、背景雑音が比較的低い状況において、または刺激がし きい値よりもかなり高い場合、大きい誘発応答が記録され、それに応じて信号対 雑音比が高くなる。したがって、比較的少ない掃引だけで、容認できる応答を得 ることができる。あるいは、患者が騒々しい(一時的または検査セッション中) 状況において、または刺激がしきい値に近い場合、応答は、より小さくなるか、 またはより大きい雑音内に埋没し、その結果信号対雑音比が小さくなる。これら の状態では、多数の掃引が必要である。そのような一時的雑音を排除するために アーチファクト除去しきい値が十分小さく設定されている場合、または患者が比 較的高い雑音レベルの持続期間を表示する場合、平均化用の累積バッファに掃引 を加える必要はない。除去しきい値を小さくすれば、より少ない雑音で汚染され た掃引が平均値内に含まれる(信号対雑音比が高くなる)が、その場合、プリセ ットした数の掃引を行うために必要な検査時間が大幅に延長される。固定の数の 掃引の指定は、明らかに非効率的な手法である。いくつかの場合、その数は、過 剰になる(検査時間が不必要に長くなる)か、または不十分になる(したがって 、信号対雑音比が容認できないほど小さくなる)。任意選択のアーチファクト除 去レベルをプリセットすることがきわめて困難であるのと同様に、所与の信号対 雑音比を達成するために必要な掃引の数を「アプリオリに」予測することはきわ めて困難である。しかしながら、得られた誘発応答の品質を進行中に推定する手 段がすでに計算した分散から得られる。平均化応答ブロックの分散と、進行中の 背景雑音の推定分散との比は、F分布 Fη=VAR(ER(t))/VAR(N(t)) (8) として取り扱うことができる。検査を自動化する場合、刺激授与および応答収集 は、事前指定された容認のための臨界値が満足されるまで継続する。 上述の信号処理は、様々な刺激信号タイプとともに使用するために広く応用す ることができるが、上述のDPOAE検査およびEFR検査を使用した応答の収 集および検出を容易にする場合に特に有用である。本発明のハードウェアおよび ソフトウェアによれば、DPOAEならびにAEPの収集お よび自動検出を同時に行うことができる。同等物 以上、本発明について、特定の好ましい実施形態に関して詳細に図示し、説明 したが、下記の請求の範囲によって定義される本発明の精神および範囲から逸脱 することなく本発明に形態および詳細の様々な変更を加えることができることを 当業者なら理解できよう。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成9年8月25日(1997.8.25) 【補正内容】 請求の範囲 1.(i)第1の刺激信号を患者の耳へ送る送信機と、(ii)患者の耳からの 第1の応答信号を受信する受信機とを含んでいる、患者の耳に挿入可能なプロー ブと、 患者からの第2の応答信号を感知する感知手段と、 プローブおよび感知手段に電気的に結合され、第1の刺激信号を処理して、誘 発耳音響放出信号を与え、かつ第2の応答信号を処理して、聴覚指示信号を与え る信号プロセッサと を備えている聴覚検査装置。 2.第1の刺激信号が振幅変調信号を含んでいる請求の範囲第1項に記載の装置 。 3.第1の刺激信号が少なくとも1つの対音刺激を含んでいる請求の範囲第1項 に記載の装置。 4.信号プロセッサが第1および第2の応答信号を並列に処理する請求の範囲第 1項に記載の装置。 5.信号プロセッサが第1および第2の応答信号を同時に処理する請求の範囲第 4項に記載の装置。 6.信号プロセッサが第2の刺激信号を生成し、送信機が第2の刺激信号を患者 の耳に送り、受信機が患者の耳からの第3の応答信号を受信し、信号プロセッサ が第3の応答信号を処理して、第2の聴覚指示信号を与える請求の範囲第1項に 記載の装置。 7.感知手段が患者の頭皮からの第2の応答信号を感知する、患者の頭皮に取付 け可能な電極である請求の範囲第1項に記載の装置。 8.デジタル信号処理要素と、 デジタル信号処理要素に電気的に結合されたメモリと、 第1の刺激信号をデジタル・フォーマットからアナログ・フォーマットへ変換 する、デジタル信号処理要素の電気的に結合されたデジタル・アナログ変換器と 、 第1の刺激信号を調整する、デジタル・アナログ変換器に電気的に接続された 減衰器と、 第1および第2の応答信号をフィルターリングする、受信機と感知手段に電気 的に結合されたフィルタと、 第1および第2の応答信号をアナログ・フォーマットからデジタル信号処理要 素用のデジタル・フォーマットへ変換する、フィルタに電気的に結合されたアナ ログ・デジタル変換器と をさらに含んでいる請求の範囲第1項に記載の装置。 9.増幅された第1の応答信号をフィルタへ与える、プローブに電気的に結合さ れた第1の増幅器と、 増幅された第2の応答信号をフィルタへ与える、感知手段に電気的に結合され た第2の増幅器と をさらに含んでいる請求の範囲第8項に記載の装置。 10.誘発耳音響放出信号と聴覚指示信号を要求する制御プロセッサと、 制御プロセッサに電気的に結合され、誘発耳音響放出信号と聴覚指示信号の1 つまたは複数の特性を表示する表示装置と、 制御プロセッサに電気的に結合され、ユーザが誘発耳音響放出信号と聴覚指示 信号を要求できるようにする入力装置と をさらに含んでいる請求の範囲第1項に記載の装置。 11.感知手段を患者に取り付け、 プローブを患者の耳に挿入し、 第1の刺激信号をプローブから患者の耳へ送り、 患者の耳からの第1の応答信号をプローブを介して受信し、 患者からの第2の応答信号を感知し、 第1の応答信号を処理して、誘発耳音響放出信号を与え、 かつ第2の応答信号を処理して、聴覚指示信号を与える ことを備えている聴覚検査方法。 12.第1の刺激信号が振幅変調信号を含んでいる請求の範囲第11項に記載の 方法。 13.第1の刺激信号が少なくとも1つの対音刺激を含んでいる請求の範囲第1 1項に記載の方法。 14.第1および第2の応答信号を並列に処理することをさらに含んでいる請求 の範囲第11項に記載の方法。 15.第1および第2の応答信号を同時に処理することをさらに含んでいる請求 の範囲第11項に記載の方法。 16.患者からの第2の応答信号を感知するステップが患者の頭皮に取付け可能 な電極を介して感知することを含んでいる請求の範囲第11項に記載の方法。 17.第2の刺激信号を生成し、 第2の刺激信号をプローブを患者の耳に送り、 患者の耳からの第3の応答信号を受信し、 第3の応答信号を処理して、音響反射率信号を与える ことをさらに含んでいる請求の範囲第9項に記載の方法。 18.第2の刺激信号をプローブを介して患者の耳に送り、 患者からの第2の応答信号を感知し、 第2の応答信号を処理して、聴覚指示信号を与える ことをさらに含んでいる請求の範囲第11項に記載の方法。 19.聴覚指示信号が鼓膜聴力検査信号または音響反射率信号である請求の範囲 第18項に記載の方法。 20.削除 21.応答信号を複数の間隔に渡って平均化して、複数のサブアベレージを発生 し、 各サブアベレージを逆重み付けし、 逆重み付けサブアベレージを組み合せて、聴覚指示信号を発生する ことをさらに含んでいる請求の範囲第11項に記載の方法。 22.第1の応答信号を複数の間隔に渡って平均化して、複数のサブアベレージ を発生し、 各サブアベレージを逆重み付けし、 逆重み付けサブアベレージを組み合せて、聴覚指示信号を発生する ことをさらに含んでいる請求の範囲第11項に記載の方法。 23.聴覚指示信号が聴覚誘発電位信号である請求の範囲第22項に記載の方法 。 24.応答信号の分散および内容に基づいて各サブアベレージを逆重み付けする ことをさらに含んでいる請求の範囲第21項に記載の方法。 25.組合せステップが逆重み付けサブアベレージの平均を取って、誘起音響放 出信号を発生させることを含んでいる請求の範囲第21項に記載の方法。 26.組合せステップが 各サブアベレージに対してフーリエ変換を行い、 指定された周波数におけるフーリエ変換の実数成分および虚数成分を決定し、 各成分の分散を個別に予測し、 F統計値を使用して誘発音響放出信号の確率を決定する ことをさらに含んでいる請求の範囲第25項に記載の方法。 27.ハンドヘルド・ハウジングをさらに含んでおり、信号プロセッサがハウジ ング内に配置されており、プローブがハウジングから延びている請求の範囲第1 項に記載の装置。 28.送信機が第2の刺激信号を送る請求の範囲第1項に記載の装置。 29.聴覚指示信号が鼓膜聴力検査信号または音響反射率信号である請求の範囲 第28項に記載の装置。 30.削除 31.削除 32.削除 33.削除 34.ハウジングを受け入れるドッキング・ステーションをさらに含んでおり、 ドッキング・ステーションが信号プロセッサを再充電するバッテリ充電器と、誘 発耳音響放出信号と聴覚指示信号の1つまたは複数の特性を印刷するプリンタと を含んでいる請求の範囲第27項に記載の装置。 35.削除 36.削除 37.削除

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.第1の刺激信号を生成する信号プロセッサと、 信等プロセッサに電気的に結合され、患者の耳に挿入可能なプローブであって 、(i)第1の刺激信号を患者の耳へ送る送信機と、(ii)患者の耳からの第 1の応答信号を受信する受信機とを含んでいるプローブと、 信号プロセッサに電気的に結合され、患者の頭皮からの第2の応答信号を感知 するために患者の頭皮に取り付けることのできる電極とを備えており、 信号プロセッサが第1の刺激信号を処理して、誘発耳音響放射信号を与え、か つ第2の応答信号を処理して、聴覚誘発電位信号を与える 聴力検査装置。 2.第1の刺激信号が振幅変調信号を含んでいる請求の範囲第1項に記載の装置 。 3.第1の刺激信号が少なくとも1つの対音刺激を含んでいる請求の範囲第1項 に記載の装置。 4.信号プロセッサが第1および第2の応答信号を並列に処理する請求の範囲第 1項に記載の装置。 5.信号プロセッサが第1および第2の応答信号を同時に処理する請求の範囲第 4項に記載の装置。 6.信号プロセッサが第2の刺激信号を生成し、送信機が第2の刺激信号を患者 の耳に送り、受信機が患者の耳からの第3の応答信号を受信し、信号プロセッサ が第3の応答信号を処理して、音響反射率信号を与える請求の範囲第1項に記載 の装置。 7.信号プロセッサに電気的に結合され、患者の頭皮からの第2の応答信号を感 知するために患者の頭皮に接続可能な複数の電極をさらに含んでいる請求の範囲 第1項に記載の装置。 8.デジタル信号処理要素と、 デジタル信号処理要素に電気的に結合されたメモリと、 第1の刺激信号をデジタル・フォーマットからアナログ・フォーマットへ変換 する、デジタル信号処理要素の電気的に結合されたデジタル・アナログ変換器と 、 第1の刺激信号を調整する、デジタル・アナログ変換器に電気的に接続された 減衰器と、 第1および第2の応答信号をフィルターリングする、受信機と電極に電気的に 結合されたフィルタと、 第1および第2の応答信号をアナログ・フォーマットからデジタル信号処理要 素用のデジタル・フォーマットへ変換する、フィルタに電気的に結合されたアナ ログ・デジタル変換器と をさらに含んでいる請求の範囲第1項に記載の装置。 9.増幅された第1の応答信号をフィルタへ与える、プローブに電気的に結合さ れた第1の増幅器と、 増幅された第2の応答信号をフィルタへ与える、電極に電気的に結合された第 2の増幅器と をさらに含んでいる請求の範囲第8項に記載の装置。 10.誘発耳音響放出信号と聴覚誘発電位信号を要求する制御プロセッサと、 制御プロセッサに電気的に結合され、誘発耳音響放出信号 と聴覚誘発電位信号の1つまたは複数の特性を表示する表示装置と、 制御プロセッサに電気的に結合され、ユーザが誘発耳音響放出信号と聴覚誘発 電位信号を要求できるようにする入力装置と をさらに含んでいる請求の範囲第1項に記載の装置。 11.電極を患者の頭皮に取り付け、 プローブを送信機と受信機を含めて患者の耳に挿入し、 第1の刺激信号を送信機から患者の耳へ送り、 患者の耳からの第1の応答信号を受信機を介して受信し、 患者の頭皮からの第1の応答信号を受信機を介して受信し、 患者の頭皮からの第2の応答信号を電極を介して感知し、 第1の応答信号を処理して、誘発耳音響放射信号を与え、 かつ第2の応答信号を処理して、聴覚誘発電位信号を与える ことを備えている聴覚検査方法。 12.第1の刺激信号が振幅変調信号を含んでいる請求の範囲第11項に記載の 方法。 13.第1の刺激信号が少なくとも1つの対音刺激を含んでいる請求の範囲第1 1項に記載の方法。 14.第1および第2の応答信号を並列に処理することをさらに含んでいる請求 の範囲第11項に記載の方法。 15.第1および第2の応答信号を同時に処理することをさらに含んでいる請求 の範囲第11項に記載の方法。 16.誘発耳音響放出信号と聴覚誘発電位信号の1つまたは複数の特性を表示す ることをさらに含んでいる請求の範囲第11項に記載の方法。 17.第2の刺激信号を生成し、 第2の刺激信号を患者の耳に送り、 患者の耳からの第3の応答信号を受信し、 第3の応答信号を処理して、音響反射率信号を与える ことをさらに含んでいる請求の範囲第9項に記載の方法。 18.電極を患者の頭皮に取り付け、 プローブを患者の耳に挿入し、 複数の対音響刺激を含んでいる第1の刺激信号を生成し、 第1の刺激信号をプローブから患者の耳へ送り、 患者の耳からの第1の応答信号を電極を介して受信し、 患者の耳からの第2の応答信号を電極を介して感知する ことをさらに含んでいる聴覚検査方法。 19.第1および第2の応答信号を並列に処理することをさらに含んでいる請求 の範囲第18項に記載の方法。 20.第2の刺激信号を生成し、 第2の刺激信号を患者の耳に送り、 患者の耳からの第3の応答信号を受信し、 第3の応答信号を処理して、音響反射率信号を与える ことをさらに含んでいる請求の範囲第14項に記載の方法。 21.電極を患者の頭皮に取り付け、 プローブを患者の耳に挿入し、 刺激信号を患者の耳へ送り、 患者の耳からの応答信号を電極を介して受信し、 応答信号を複数の間隔に渡って平均化して、複数のサブアベレージを発生し、 各サブアベレージを逆重み付けし、 逆重み付けサブアベレージを組み合せて、聴覚指示信号を発生する ことを備えている聴覚検査方法。 22.聴覚指示信号が誘発時音響信号および/または聴覚誘発電位信号である請 求の範囲第21項に記載の方法。 23.第1の刺激信号が振幅増幅信号を含んでいる請求の範囲第21項に記載の 方法。 24.応答信号の分散および内容にもとづういて各サブアベレージを逆重み付け することをさらに含んでいる請求の範囲第21項に記載の方法。 25.組合せステップが逆重み付けサブアベレージの平均を取って、聴覚指示信 号を発生させることを含んでいる請求の範囲第21項に記載の方法。 26.組合せステップが 各サブアベレージに対してフーリエ変換を行い、 指定された周波数におけるフーリエ変換の実数成分および虚数成分を決定し、 各成分の分散を個別に予測し、 F統計値を使用して聴覚指示信号の確率を決定する ことをさらに含んでいる請求の範囲第25項に記載の方法。 27.ハンドヘルド・ハウジングと、 ハウジング内に配置された、第1および第2の刺激信号を生成する信号プロセ ッサと、 ハウジングから延びており、患者の耳に挿入可能なプローブであって、(i) 第1の刺激信号を患者の耳へ送る送信機と、(ii)患者の耳からの第1の応答 信号を受信する受信 機とを含んでいるプローブとを備えており、 信号プロセッサが第1の刺激信号を処理して、誘発耳音響放出信号を与え、か つ第2の応答信号を処理して、聴覚誘発電位信号を与える 聴力検査装置。 28.聴力指示信号が鼓膜聴力検査信号または音響反射率信号である請求の範囲 第27項に記載の装置。 29.第1の刺激信号が振幅変調信号を含んでいる請求の範囲第27項に記載の 装置。 30.第1の刺激信号が少なくとも1つの対音刺激を含んでいる請求の範囲第2 7項に記載の装置。 31.信号プロセッサが第1および第2の応答信号を並列に処理する請求の範囲 第27項に記載の装置。 32.デジタル信号処理要素と、 デジタル信号処理要素に電気的に結合されたメモリと、 第1の刺激信号をデジタル・フォーマットからアナログ・フォーマットへ変換 する、デジタル信号処理要素の電気的に結合されたデジタル・アナログ変換器と 、 第1の刺激信号を調整する、デジタル・アナログ変換器に電気的に接続された 減衰器と、 増幅された第1の応答信号を与える、受信機に電気的に結合された増幅器と、 第1および第2の応答信号を濾波する、増幅器に電気的に結合されたフィルタ と、 第1および第2の応答信号をアナログ・フォーマットからデジタル信号処理要 素用のデジタル・フォーマットへ変換す る、フィルタに電気的に結合されたアナログ・デジタル変換器と をさらに含んでいる請求の範囲第27項に記載の装置。 33.誘発耳音響放出信号と聴覚誘発電位信号を要求する制御プロセッサと、 制御プロセッサに電気的に結合され、誘発耳音響放出信号と聴覚誘発電位信号 の1つまたは複数の特性を表示する表示装置と、 制御プロセッサに電気的に結合され、ユーザが誘発耳音響放出信号と聴覚誘発 電位信号を要求できるようにする入力装置と をさらに含んでいる請求の範囲第27項に記載の装置。 34.ハウジングを受け入れるドッキング・ステーションをさらに含んでおり、 ドッキング・ステーションが信号プロセッサを再充電するバッテリ充電器と、誘 発耳音響放出信号と聴覚誘発電位信号の1つまたは複数の特性を印刷するプリン タとを含んでいる請求の範囲第27項に記載の装置。 35.プローブを送信機と受信機を含めて患者の耳に挿入し、 第1および第2の刺激信号を送信機から患者の耳へ送り、 患者の耳からの第1および第2の応答信号を受信機を介して受信し、 第1の刺激信号を処理して、誘発耳音響放出信号を与え、かつ第2の応答信号 を処理して、聴覚誘発電位信号を与える ことを備えている聴覚検査装置。 36.聴力指示信号が鼓膜聴力検査信号または音響反射率信号である請求の範囲 第35項に記載の方法。 37.誘発耳音響放出信号と聴覚誘発電位信号の1つまたは複数の特性を表示す ることをさらに含んでいる請求の範囲第35項に記載の方法。
JP50766097A 1995-08-01 1996-07-23 聴力検査装置および関連するスクリーニング方法 Expired - Fee Related JP3825804B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/509,836 US5601091A (en) 1995-08-01 1995-08-01 Audiometric apparatus and association screening method
US08/509,836 1995-08-01
PCT/US1996/012027 WO1997004704A1 (en) 1995-08-01 1996-07-23 Audiometric apparatus and associated screening method

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002503972A true JP2002503972A (ja) 2002-02-05
JP3825804B2 JP3825804B2 (ja) 2006-09-27

Family

ID=24028277

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50766097A Expired - Fee Related JP3825804B2 (ja) 1995-08-01 1996-07-23 聴力検査装置および関連するスクリーニング方法

Country Status (6)

Country Link
US (2) US5601091A (ja)
EP (2) EP0853462B1 (ja)
JP (1) JP3825804B2 (ja)
AU (1) AU6591796A (ja)
DE (1) DE69625224T2 (ja)
WO (1) WO1997004704A1 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003102707A (ja) * 2001-09-28 2003-04-08 Nidek Co Ltd 聴力検査装置
JP2010506630A (ja) * 2006-10-13 2010-03-04 ラトガース,ザ ステート ユニバーシティ 聴覚処理障害を示す幼児を検査および治療するための方法およびシステム
JP2010521906A (ja) * 2007-03-23 2010-06-24 ヴェーデクス・アクティーセルスカプ 個人の聴力の他覚的測定システムおよび方法
KR101666474B1 (ko) * 2015-06-01 2016-10-14 서울대학교병원 (분사무소) 경외이도 녹음을 이용한 박동성 이명 진단 시스템 및 진단 방법
JP2016198378A (ja) * 2015-04-13 2016-12-01 日本電信電話株式会社 内耳特性評価装置、内耳特性評価方法
JP6094844B1 (ja) * 2016-03-14 2017-03-15 合同会社ディメンションワークス 音響再生装置、音響再生方法、及びプログラム
JP2018161515A (ja) * 2018-06-21 2018-10-18 日本電信電話株式会社 内耳特性評価装置、プログラム

Families Citing this family (67)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DK174851B1 (da) * 1993-12-10 2003-12-22 Madsen Electronics As Oto-akustisk emissions-analysator
US5868682A (en) * 1995-01-26 1999-02-09 Mdi Instruments, Inc. Device and process for generating and measuring the shape of an acoustic reflectance curve of an ear
US5601091A (en) * 1995-08-01 1997-02-11 Sonamed Corporation Audiometric apparatus and association screening method
DE19548982A1 (de) * 1995-12-28 1997-07-03 Pilot Blankenfelde Medizinisch Verfahren zur automatischen Hörschwellenbestimmung, insbesondere bei Neugeborenen und Kleinkindern
DE19549165A1 (de) * 1995-12-29 1997-07-03 Juergen Heitmann Ermittlung von Daten über das Hörvermögen
DE29615656U1 (de) * 1996-09-07 1997-01-02 Finkenzeller Peter Prof Dr Rer Gerät zur Ableitung akustisch evozierter Gehirnpotentiale
US6424722B1 (en) * 1997-01-13 2002-07-23 Micro Ear Technology, Inc. Portable system for programming hearing aids
US7787647B2 (en) 1997-01-13 2010-08-31 Micro Ear Technology, Inc. Portable system for programming hearing aids
US6449662B1 (en) 1997-01-13 2002-09-10 Micro Ear Technology, Inc. System for programming hearing aids
US5999856A (en) * 1997-02-21 1999-12-07 St. Croix Medical, Inc. Implantable hearing assistance system with calibration and auditory response testing
US5954669A (en) * 1997-04-03 1999-09-21 Etymotic Research, Inc. Hand-held hearing screener apparatus
US6299584B1 (en) * 1997-04-03 2001-10-09 Etymotic Research, Inc. Hand-held hearing screener apparatus and removable probe tip therefore
US6366863B1 (en) * 1998-01-09 2002-04-02 Micro Ear Technology Inc. Portable hearing-related analysis system
US5983129A (en) * 1998-02-19 1999-11-09 Cowan; Jonathan D. Method for determining an individual's intensity of focused attention and integrating same into computer program
AUPP313798A0 (en) * 1998-04-22 1998-05-14 University Of Melbourne, The Improved evoked response audiometer
EP2085028A1 (en) * 1998-11-09 2009-08-05 Xinde Li Processing low signal-to-noise ratio signals
US6110126A (en) * 1998-12-17 2000-08-29 Zoth; Peter Audiological screening method and apparatus
US6231521B1 (en) * 1998-12-17 2001-05-15 Peter Zoth Audiological screening method and apparatus
US6196977B1 (en) * 1999-04-26 2001-03-06 House Ear Institute Method for detection on auditory evoked potentials using a point optimized variance ratio
US6200273B1 (en) 1999-04-26 2001-03-13 House Ear Institute Power-optimized cumulative, sequential statistical method for detection of auditory evoked potentials
US6974421B1 (en) * 1999-04-29 2005-12-13 Everest Biomedical Instruments Co. Handheld audiometric device and method of testing hearing
ATE433709T1 (de) * 1999-04-29 2009-07-15 Elvir Causevic Handgehaltenes audiometrisches gerät und verfahren für hörtest
KR100345371B1 (ko) * 1999-07-02 2002-07-26 심계원 인터넷을 이용한 청력검사방법 및 그 프로그램을 수록한 기록매체
US6475163B1 (en) * 2000-01-07 2002-11-05 Natus Medical, Inc Hearing evaluation device with patient connection evaluation capabilities
US7133715B1 (en) * 2000-01-07 2006-11-07 Natus Medical Inc. Hearing evaluation device with noise detection and evaluation capability
US6343230B1 (en) * 2000-01-07 2002-01-29 Natus Medical, Inc. Hearing evaluation device with predictive capabilities
EP1252799B2 (en) 2000-01-20 2022-11-02 Starkey Laboratories, Inc. Method and apparatus for fitting hearing aids
HU224949B1 (en) * 2000-02-14 2006-04-28 Natus Medical Acoustic coupling device and apparatus
US6368289B2 (en) * 2000-02-14 2002-04-09 Kinderlife Instruments, Inc. Acoustic coupling device
JP3613794B2 (ja) * 2000-02-14 2005-01-26 ネイタス メディカル インコーポレイテッド 聴覚測定装置
AU2001238196A1 (en) * 2000-02-14 2001-08-27 Kinderlife Instruments, Inc. Multi-mode audiometric device and associated screening method
US7050592B1 (en) * 2000-03-02 2006-05-23 Etymotic Research, Inc. Hearing test apparatus and method having automatic starting functionality
US6331164B1 (en) * 2000-03-17 2001-12-18 Etymotic Research, Inc. Hearing test apparatus and method having adaptive artifact rejection
JP4707920B2 (ja) * 2000-05-19 2011-06-22 ベイクレスト・センター・フォー・ジェリアトリック・ケア 聴覚上の定常状態応答を使用した聴力を客観的に評価するためのシステム及び方法
US7399282B2 (en) * 2000-05-19 2008-07-15 Baycrest Center For Geriatric Care System and method for objective evaluation of hearing using auditory steady-state responses
US6379314B1 (en) * 2000-06-19 2002-04-30 Health Performance, Inc. Internet system for testing hearing
US6556861B1 (en) * 2000-11-20 2003-04-29 New York University Fetal brain monitor
US7016722B2 (en) * 2000-11-20 2006-03-21 New York University System and method for fetal brain monitoring
TW519486B (en) * 2001-02-05 2003-02-01 Univ California EEG feedback control in sound therapy for tinnitus
DK1238628T3 (da) * 2001-03-09 2007-09-10 Maico Diagnostic Gmbh Anordning til bestemmelse af akustisk fremkaldte hjernepotentialer
US20040171965A1 (en) * 2001-10-02 2004-09-02 Fischer-Zoth Gmbh Portable handheld hearing screening device and method with internet access and link to hearing screening database
US6620100B2 (en) * 2001-10-17 2003-09-16 Natus Medical Inc. Hearing evaluation device with noise-weighting capabilities
US6866639B2 (en) 2002-09-23 2005-03-15 Everest Biomedical Instruments Handheld low voltage testing device
EP1622510A4 (en) * 2003-05-06 2009-06-03 Everest Biomedical Instr Compa ANESTHESIA AND SEDATION MONITORING SYSTEM AND METHOD
WO2004105607A2 (en) * 2003-05-23 2004-12-09 Sonamed Corporation Ear probe and disposable ear tip system
EP2260760B1 (en) 2004-06-18 2014-08-27 Neuronetrix Solutions, LLC Evoked response testing method for neurological disorders
WO2006101935A2 (en) 2005-03-16 2006-09-28 Sonicom, Inc. Test battery system and method for assessment of auditory function
US20070106170A1 (en) * 2005-11-10 2007-05-10 Conopco, Inc., D/B/A Unilever Apparatus and method for acquiring a signal
US7715894B2 (en) * 2005-11-10 2010-05-11 Conopco, Inc. Apparatus and method for acquiring a signal
US10085677B2 (en) * 2005-11-16 2018-10-02 Etymotic Research, Inc. System and method for performing a hearing screening
CA2601662A1 (en) 2006-09-18 2008-03-18 Matthias Mullenborn Wireless interface for programming hearing assistance devices
FR2911060B1 (fr) * 2007-01-08 2009-09-18 Univ D Auvergne Clermont 1 Eta Procede non invasif de detection d'un parametre electrique dependant de la pression intralabyrinthique (pil) chez un sujet.
CN102047246B (zh) * 2008-05-28 2014-06-04 沙皮恩斯脑部刺激控制有限公司 确定用于电生理学信号的尖峰检测的阈值的方法和系统
WO2010073614A1 (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 パナソニック株式会社 語音明瞭度評価システム、その方法およびそのコンピュータプログラム
US8364254B2 (en) 2009-01-28 2013-01-29 Brainscope Company, Inc. Method and device for probabilistic objective assessment of brain function
US10321840B2 (en) 2009-08-14 2019-06-18 Brainscope Company, Inc. Development of fully-automated classifier builders for neurodiagnostic applications
US8419655B2 (en) * 2009-09-23 2013-04-16 JD Birck, LLC Method and apparatus for aural acoustic immittance measurement
US20110144520A1 (en) * 2009-12-16 2011-06-16 Elvir Causevic Method and device for point-of-care neuro-assessment and treatment guidance
US9232913B2 (en) * 2012-10-22 2016-01-12 Path Medical Gmbh Method and apparatus for measuring distortion product otoacoustic emissions (DPOAE) by means of frequency modulated stimuli
US10966640B2 (en) 2013-02-26 2021-04-06 db Diagnostic Systems, Inc. Hearing assessment system
US9826924B2 (en) 2013-02-26 2017-11-28 db Diagnostic Systems, Inc. Hearing assessment method and system
EP3133991A4 (en) * 2014-04-23 2017-11-29 Hear Ip Pty Ltd Systems and methods for objectively determining hearing thresholds
US9869667B2 (en) * 2014-11-13 2018-01-16 Molecular Devices, Llc System and method for controlling learning period for adaptive noise cancellation
RU2582046C1 (ru) * 2015-04-02 2016-04-20 Государственное бюджетное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Российский национальный исследовательский медицинский университет им. Н.И. Пирогова" Министерства здравоохранения Российской Федерации (ГБОУ ВПО РНИМУ им. Н.И. Пирогова Минздрава России) Способ контроля созревания звукопроводящей системы слухового анализатора у недоношенных детей
JP6694733B2 (ja) * 2016-02-26 2020-05-20 日本光電工業株式会社 誘発電位測定装置
EP3761873A4 (en) * 2018-03-06 2021-01-13 Newsouth Innovations Pty Limited NOISE-INDUCED HEARING LOSS SENSITIVITY TEST PROCEDURE AND TEST APPARATUS
CN110960224B (zh) * 2019-12-31 2021-08-10 杭州耳青聪科技有限公司 听力阈值和/或听力状态检测系统及方法

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1146659A (en) * 1978-02-10 1983-05-17 David T. Kemp Hearing faculty testing and apparatus therefor
US4462411A (en) * 1981-01-07 1984-07-31 The University Of Melbourne Evoked response audiometer
US4561449A (en) * 1982-11-30 1985-12-31 Minnesota Mining And Manufacturing Company Auditory-evoked-action-potential-measuring system
US4493237A (en) * 1983-06-13 1985-01-15 Kimball International, Inc. Electronic piano
US4846190A (en) * 1983-08-23 1989-07-11 John Erwin R Electroencephalographic system data display
US4610259A (en) * 1983-08-31 1986-09-09 Cns, Inc. EEG signal analysis system
US4579125A (en) * 1984-01-23 1986-04-01 Cns, Inc. Real-time EEG spectral analyzer
US4548082A (en) * 1984-08-28 1985-10-22 Central Institute For The Deaf Hearing aids, signal supplying apparatus, systems for compensating hearing deficiencies, and methods
US4688582A (en) * 1986-03-06 1987-08-25 Welch Allyn, Inc. Portable hand-held tympanometer
GB8713116D0 (en) * 1987-06-04 1987-07-08 Kemp D T Hearing faculty testing
US4913160A (en) * 1987-09-30 1990-04-03 New York University Electroencephalographic system and method using factor structure of the evoked potentials
NZ226959A (en) * 1987-11-11 1990-07-26 Univ Melbourne Evoked response audiometer: determining locking of brain signals to audio stimulus
US5243517A (en) * 1988-08-03 1993-09-07 Westinghouse Electric Corp. Method and apparatus for physiological evaluation of short films and entertainment materials
US5003986A (en) * 1988-11-17 1991-04-02 Kenneth D. Pool, Jr. Hierarchial analysis for processing brain stem signals to define a prominent wave
US5081441A (en) * 1990-01-12 1992-01-14 Starkey Laboratories, Inc. Hand-held tone generator for equalizing binaural hearing aids
US5526819A (en) * 1990-01-25 1996-06-18 Baylor College Of Medicine Method and apparatus for distortion product emission testing of heating
US5098904A (en) * 1990-06-27 1992-03-24 Bristol-Myers Squibb Company Cerebral function enhancing pyrimidinyl derivatives
US5143081A (en) * 1990-07-27 1992-09-01 New York University Randomized double pulse stimulus and paired event analysis
US5267571A (en) * 1992-04-08 1993-12-07 Sensimetrics Corporation Method for testing adequacy of human hearing
US5230344A (en) * 1992-07-31 1993-07-27 Intelligent Hearing Systems Corp. Evoked potential processing system with spectral averaging, adaptive averaging, two dimensional filters, electrode configuration and method therefor
DE4234782A1 (de) * 1992-10-15 1994-04-21 Hortmann Gmbh Vorrichtung zur Überprüfung des Hörvermögens
US5372142A (en) * 1993-02-17 1994-12-13 Poul Madsen Medical Devices Ltd. Cochlear response audiometer
DK174851B1 (da) * 1993-12-10 2003-12-22 Madsen Electronics As Oto-akustisk emissions-analysator
US5601091A (en) * 1995-08-01 1997-02-11 Sonamed Corporation Audiometric apparatus and association screening method

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003102707A (ja) * 2001-09-28 2003-04-08 Nidek Co Ltd 聴力検査装置
JP2010506630A (ja) * 2006-10-13 2010-03-04 ラトガース,ザ ステート ユニバーシティ 聴覚処理障害を示す幼児を検査および治療するための方法およびシステム
CN102988059A (zh) * 2006-10-13 2013-03-27 鲁特格斯州立大学 获取提高正常生长的婴儿听觉或视觉的方法与系统
JP2010521906A (ja) * 2007-03-23 2010-06-24 ヴェーデクス・アクティーセルスカプ 個人の聴力の他覚的測定システムおよび方法
US8414502B2 (en) 2007-03-23 2013-04-09 Widex A/S System and method for the objective measurement of hearing ability of an individual
JP2016198378A (ja) * 2015-04-13 2016-12-01 日本電信電話株式会社 内耳特性評価装置、内耳特性評価方法
KR101666474B1 (ko) * 2015-06-01 2016-10-14 서울대학교병원 (분사무소) 경외이도 녹음을 이용한 박동성 이명 진단 시스템 및 진단 방법
JP6094844B1 (ja) * 2016-03-14 2017-03-15 合同会社ディメンションワークス 音響再生装置、音響再生方法、及びプログラム
JP2017168887A (ja) * 2016-03-14 2017-09-21 合同会社ディメンションワークス 音響再生装置、音響再生方法、及びプログラム
JP2018161515A (ja) * 2018-06-21 2018-10-18 日本電信電話株式会社 内耳特性評価装置、プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
EP0853462B1 (en) 2002-12-04
WO1997004704A9 (en) 2001-09-27
US5916174A (en) 1999-06-29
AU6591796A (en) 1997-02-26
WO1997004704A1 (en) 1997-02-13
DE69625224T2 (de) 2003-11-20
JP3825804B2 (ja) 2006-09-27
EP1275340A1 (en) 2003-01-15
EP0853462A1 (en) 1998-07-22
DE69625224D1 (de) 2003-01-16
US5601091A (en) 1997-02-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3825804B2 (ja) 聴力検査装置および関連するスクリーニング方法
US7922671B2 (en) Method and apparatus for automatic non-cooperative frequency specific assessment of hearing impairment and fitting of hearing aids
US7223245B2 (en) Method and apparatus for automatic non-cooperative frequency specific assessment of hearing impairment and fitting of hearing aids
Whitehead et al. Measurement of otoacoustic emissions for hearing assessment
US9345419B2 (en) Method and apparatus for the objective detection of auditive disorders
JPH0141331B2 (ja)
KR20130135303A (ko) 전극 검증을 이용하는 개인 eeg 모니터링 디바이스
Glattke et al. Otoacoustic emissions
CN103239236A (zh) 听力测试与听觉评估装置
US6620100B2 (en) Hearing evaluation device with noise-weighting capabilities
Choi et al. Envelope following responses elicited by English sentences
Keefe et al. Detecting high-frequency hearing loss with click-evoked otoacoustic emissions
Feeney et al. Wideband reflectance measures of the ipsilateral acoustic stapedius reflex threshold
US7133715B1 (en) Hearing evaluation device with noise detection and evaluation capability
Mishra et al. Stability of the medial olivocochlear reflex as measured by distortion product otoacoustic emissions
US20040116825A1 (en) Method for hearing screening of newborn by means of steady state response evoked with high click rate
Sanchez et al. Effects of artifact rejection and Bayesian weighting on the auditory brainstem response during quiet and active behavioral conditions
Purcell et al. Cortical responses to the 2 f 1-f 2 combination tone measured indirectly using magnetoencephalography
Baiduc et al. Exploring Optimal Stimulus Frequency Ratio for Measurement of the Quadratic f2–f1 Distortion Product Otoacoustic Emission in Humans
Beattie et al. Effects of sample size on the latency and amplitude of the auditory evoked response
AU2001236922B2 (en) Audiometric apparatus and associated screening method
Torres-Fortuny et al. Auditory steady-state response in cochlear implant patients
Mishra Otoacoustic emission (OAE)-based measurement of the functioning of the human cochlea and the efferent auditory system
Almohammad et al. Auditory nerve phase-locked response recorded from normal hearing adults using electrocochleography
Go Noise Exposure, Self-Reported Speech-in-Noise Percpetion, and the Auditory Brainstem Response in Normal-Hearing Human Ears

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050517

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20050808

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20050912

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060627

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060703

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090707

Year of fee payment: 3

S631 Written request for registration of reclamation of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313631

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090707

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090707

Year of fee payment: 3

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090707

Year of fee payment: 3

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090707

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090707

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100707

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110707

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110707

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120707

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120707

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130707

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130707

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees