JP2002503714A5 - - Google Patents

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JP2002503714A5
JP2002503714A5 JP2000532383A JP2000532383A JP2002503714A5 JP 2002503714 A5 JP2002503714 A5 JP 2002503714A5 JP 2000532383 A JP2000532383 A JP 2000532383A JP 2000532383 A JP2000532383 A JP 2000532383A JP 2002503714 A5 JP2002503714 A5 JP 2002503714A5
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【特許請求の範囲】
【請求項1】 式Iの化合物:
【化1】
Figure 2002503714
式中、
1 は水素、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、ハロ、カルボキシ、ニトロ又は−(CH2n −(X)−(Y)であり:
nは0〜4;
Xはオキシ、チオ、N(Ra )−、又は存在せず;
Yは(C3 −C6 )シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、サッカライド、アミノ酸、ペプチド、又は随意に1、2または3の非ペルオキシドオキシ、チオ又は−N(Ra )−を含む1〜15員の分枝型または非分枝型炭素鎖であり;当該鎖は随意に炭素に1、2又は3の、オキソ、ヒドロキシ、カルボキシ、ハロ、メルカプト、ニトロ、−N(Rb )(Rc )、(C3 −C6 )シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、サッカライド、アミノ酸、又はペプチドで置換でき;及び当該鎖は随意に飽和又は不飽和にでき;
2 はカルボキシ、(C1 −C6 )アルカノイル、(C1 −C6 )アルコキシカルボニル、ハロ(C1 −C6 )アルキル、−C(=O)NRde 、サッカライド、アミノ酸、ペプチド、又は1あるいは2のヒドロキシ、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルカノイルオキシ、カルボキシ、アミノ酸、ペプチド、サッカライド、あるいは−C(=O)NRde で置換された(C1 −C6 )アルキルであり;
3 は水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルキルチオ、アリール、ヘテロアリール、アリールオキシ、又はヘテロアリールオキシであり:
4 は水素又は(C1 −C6 )アルキルであり;R5 はヒドロキシ、(C1 −C6 )アルコキシ又は(C1 −C6 )アルカノイルオキシであり;あるいはR4 とR5 は併せてエチレンジオキシであり;
6 は水素、カルボキシ、(C1 −C6 )アルカノイル、(C1 −C6 )アルコキシカルボニル、ハロ(C1 −C6 )アルキル、−C(=O)NRfg 、サッカライド、アミノ酸、ペプチド、又は随意に1あるいは2のヒドロキシ、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルカノイルオキシ、カルボキシ、アミノ酸、ペプチド、サッカライド又は−C(=O)NRfg により置換された(C1 −C6 )アルキルであり;
a は水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルカノイル、フェニル又はベンジルであり、更に
b 、Rc 、Rd 、Re 、Rf 及びRg はそれぞれ独立に水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルカノイル、フェニル又はベンジルであり;又はRb とRc 、Rd とRe 、又はRf とRg は、それらが結合した窒素と併せて、ピロリジノ、ピペリジノ、又はモルフォリノであり;
式中のYもしくはR3 の任意のアリール、ヘテロアリール、アリールオキシ又はヘテロアリールオキシは、随意に1、2又は3の(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルカノイル、(C1 −C6 )アルカノイルオキシ、(C1 −C6 )アルコキシカルボニル、ヒドロキシ(C1 −C6 )アルキル、ハロ(C1 −C6 )アルキル、ヒドロキシ、ハロ、カルボキシ、メルカプト、ニトロ、又は−N(Rh )(Rj )で置換でき;式中、各Rh 及びRj は独立に水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルカノイル、フェニル又はベンジルであり;又はRh 及びRj はそれらが結合した窒素と併せてピロリジノ、ピペリジノ又はモルフォリノである;
又は医薬品として受け入れ可能なその塩。
【請求項2】 式Iの化合物:
【化2】
Figure 2002503714
式中、
1 は−(CH2n −(X)−(Y)であり:
nは0〜4;
Xはオキシ、チオ、N(Ra )−、又は存在せず;
Yは単保護型アミノ酸、2保護型アミノ酸、ペプチド、または随意に1、2または3の非ペルオキシドオキシ、チオ又は−N(Ra )−を含む1〜15員の分枝型または非分枝型炭素鎖であり;当該鎖は1、2又は3のペプチドで置換され;及び当該鎖は随意に飽和又は不飽和にでき;
2 は水素又は(C1 −C6 )アルキルであり;
3 は水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルキルチオ、アリール、ヘテロアリール、アリールオキシ、又はヘテロアリールオキシであり:
4 は水素又は(C1 −C6 )アルキルであり;R5 はヒドロキシ、(C1 −C6 )アルコキシ又は(C1 −C6 )アルカノイルオキシであり;又はR4 とR5 は併せてエチレンジオキシであり;
6 は水素、カルボキシ、(C1 −C6 )アルカノイル、(C1 −C6 )アルコキシカルボニル、ハロ(C1 −C6 )アルキル、−C(=O)NRfg 、サッカライド、アミノ酸、ペプチド、又は随意1あるいは2のヒドロキシ、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルカノイルオキシ、カルボキシ、アミノ酸、ペプチド、サッカライド又は−C(=O)NRfg により置換された(C1 −C6 )アルキルであり;
a は水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルカノイル、フェニル又はベンジルであり、更に
b 、Rc 、Rd 、Re 、Rf 及びRg はそれぞれ独立に水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルカノイル、フェニル又はベンジルであり;又はRb とRc 、Rd とRe 、又はRf とRg は、それらが結合した窒素と併せて、ピロリジノ、ピペリジノ、又はモルフォリノであり;
式中のYもしくはR3 の任意のアリール、ヘテロアリール、アリールオキシ又はヘテロアリールオキシは、随意に1、2又は3の(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルカノイル、(C1 −C6 )アルカノイルオキシ、(C1 −C6 )アルコキシカルボニル、ヒドロキシ(C1 −C6 )アルキル、ハロ(C1 −C6 )アルキル、ヒドロキシ、ハロ、カルボキシ、メルカプト、ニトロ、又は−N(Rh )(Rj )で置換でき;式中、各Rh 及びRj は独立に水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルカノイル、フェニル又はベンジルであり;又はRh 及びRj はそれらが結合した窒素と併せて、ピロリジノ、ピペリジノ又はモルフォリノである;
又は医薬品として受け入れ可能なその塩。
【請求項3】 式Iの化合物:
【化3】
Figure 2002503714
式中、
1 は水素、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、ハロ、カルボキシ、ニトロ又は−(CH2n −(X)−(Y)であり:
nは0〜4;
Xはオキシ、チオ、N(Ra )−、又は存在せず;
Yは(C3 −C6 )シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、サッカライド、アミノ酸、ペプチド又は随意に1、2または3の非ペルオキシドオキシ、チオ又は−N(Ra )−を含む1〜15員の分枝型または非分枝型炭素鎖であり;当該鎖は随意に炭素が1、2又は3の、オキソ、ヒドロキシ、カルボキシ、ハロ、メルカプト、ニトロ、−N(Rb )(Rc )、(C3 −C6 )シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、サッカライド、アミノ酸、又はペプチドで置換でき;及び当該鎖は随意に飽和型は不飽和型にでき;
2 は水素又は(C1 −C6 )アルキルであり;
3 は水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルキルチオ、アリール、ヘテロアリール、アリールオキシ、又はヘテロアリールオキシであり:
4 は水素又は(C1 −C6 )アルキルであり;R5 はヒドロキシ、(C1 −C6 )アルコキシ又は(C1 −C6 )アルカノイルオキシであり;あるいはR4 とR5 は併せてエチレンジオキシであり;
6 はカルボキシ、(C1 −C6 )アルカノイル、(C1 −C6 )アルコキシカルボニル、−C(=O)NRfg 、サッカライド、アミノ酸、ペプチド、又は1あるいは2の(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルカノイルオキシ、カルボキシ、アミノ酸、ペプチド、サッカライド又は−C(=O)NRfg により置換された(C1 −C6 )アルキルであり;
a は水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルカノイル、フェニル又はベンジルであり、更に
b 、Rc 、Rd 、Re 、Rf 及びRg はそれぞれ独立に水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルカノイル、フェニル又はベンジルであり;又はRb とRc 、Rd とRe 、又はRf とRg は、それらが結合した窒素と併せてピロリジノ、ピペリジノ、又はモルフォリノであり;
式中のYもしくはR3 の任意のアリール、ヘテロアリール、アリールオキシ又はヘテロアリールオキシは、随意に1、2又は3の(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルカノイル、(C1 −C6 )アルカノイルオキシ、(C1 −C6 )アルコキシカルボニル、ヒドロキシ(C1 −C6 )アルキル、ハロ(C1 −C6 )アルキル、ヒドロキシ、ハロ、カルボキシ、メルカプト、ニトロ、又は−N(Rh )(Rj )で置換でき;式中各Rh 及びRj は独立に水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルカノイル、フェニル又はベンジルであり;又はRh 及びRj はそれらが結合した窒素と併せて、ピロリジノ、ピペリジノ又はモルフォリノである;
又は医薬品として受け入れ可能なその塩。
【請求項4】 式中のR1 が−(CH2n −(X)−(Y)であり;nが0〜4であり;Xがオキシ、チオ、−N(Ra )−または存在しない;及びYがペプチド又はペプチドで置換された(C1 −C6 )アルキルである請求項1、2又は3の化合物。
【請求項5】 式中のR1 がヒドロキシ、ハロ、カルボキシ、アリール、ヘテロアリール、サッカライド、アミノ酸、又はペプチドである請求項1又は3の化合物。
【請求項6】 式中のR1 が水素又は随意に1または2のヒドロキシ、ハロ、メトキシ、又はエトキシで置換された(C1 −C6 )アルキルである請求項1又は3の化合物。
【請求項7】 式中のR1 が−(CH2n −(X)−(Y)であり:nが1又は2であり;Xがオキシ、チオ、N(Ra )−であり;Yが随意に1また2のオキソ、ヒドロキシ、カルボキシ、ハロ、メルカプト、ニトロ、−N(Rb )(Rc )、(C1 −C6 )シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、サッカライド、アミノ酸又はペプチドで置換された(C1 −C6 )アルキル又は(C2 −C6 )アルケニルであり;その場合Yの任意のアリールまたはヘテロアリールは随意、1、2又は3の(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルカノイル、(C1 −C6 )アルカノイルオキシ、(C1 −C6 )アルコキシカルボニル、ヒドロキシ(C1 −C6 )アルキル、ハロ(C1 −C6 )アルキル、ヒドロキシ、ハロ、カルボキシ、メルカプト、ニトロ、及び−N(Rh )(Rj )で置換され;前記式中各Rh 及びRj は独立に水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルカノイル、フェニル及びベンジルであり;又はRh 及びRj はそれらと結合する窒素と併せて、ピロリジノ、ピペリジノ、またはモルフォリノラジカルである、請求項1または3の化合物。
【請求項8】 式中のR1 が−CH2 −[イオウ−結合−システイン]−Rx 又は−CH2 −[イオウ−結合−N−アシルシステイン]−Rx であり、当該Rx がアミノ酸又は2〜24のアミノ酸を含むペプチドである、請求項1、2又は3の化合物。
【請求項9】 式中のRx が-Asp-Cys-Arg-Gly-Asp-Cys-Phe-Cys- (配列番号4)、-Asp-Gly-Arg-Cys(配列番号5)又は-Asp-Gly-Cys-Lys-Asn-Phe-Phe-Trp-Lys-Thr-Phe-Thr-Ser-Cys(配列番号6)である、請求項8の化合物。
【請求項10】 式中のRx が4〜20のアミノ酸を含むペプチドである、請求項9の化合物。
【請求項11】 式中のR1 が−CH2 −[イオウ−結合−システイン]又は−CH2 −[イオウ−結合−N−アシルシステイン]である、請求項1又は3の化合物。
【請求項12】 式中のR1 が2-[(R)-α- メチルベンジルアミノカルボニル]-2- (アシルアミノ)エチルチオメチルである、請求項1、2又は3の化合物。
【請求項13】 式中のR1 が−CH2 −[イオウ−結合−グルタチオン]である、請求項1、2又は3の化合物。
【請求項14】 式中のR1 が水素、メチル、ヒドロキシメチル、メトキシメチル又はアセトキシメチルである、請求項1又は3の化合物。
【請求項15】 式中のR2 がヒドロキシメチル、メトキシメチル又はアセトキシメチルである、請求項1の化合物。
【請求項16】 式中のR2 がカルボキシ、(C1 −C6 )アルカノイル、(C1 −C6 )アルコキシカルボニル、又は−C(=O)NRde である、請求項1の化合物。
【請求項17】 式中のR2 が、1又は2のヒドロキシ、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルカノイルオキシ、カルボキシ、アミノ酸、ペプチド、サッカライド又は−C(=O)NRde で置換された(C1 −C6 )アルキルである、請求項1の化合物。
【請求項18】 式中のR4 がメチルである、請求項1、2又は3の化合物。
【請求項19】 式中のR5 がヒドロキシである、請求項1、2又は3の化合物。
【請求項20】 式中のR6 が水素である、請求項1又は2の化合物。
【請求項21】 式中のR6 が、カルボキシ、(C1 −C6 )アルカノイル、(C1 −C6 )アルコキシカルボニル又は−C(=O)NRfg である、請求項1,2,又は3の化合物。
【請求項22】 式中のR6 が、1又は2のヒドロキシ、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルカノイルオキシ、カルボキシ、アミノ酸、ペプチド、サッカライド又は−C(=O)NRfg で置換された(C1 −C6 )アルキルである、請求項1又は2の化合物。
【請求項23】 式中のR6 がメチル又はヒドロキシメチルである、請求項1又は2の化合物。
【請求項24】 式中のR2 が、ヒドロキシ、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルカノイルオキシ又はカルボキシで置換された(C1 −C6 )アルキルであり;R3 がH、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルキルチオ、アリール、ヘテロアリール、アリールオキシ、又はヘテロアリールオキシであり:R4 が水素又は(C1 −C6 )アルキルであり;R5 がヒドロキシであり、R6 が随意にヒドロキシ、(C1 −C6 )アルコキシ又は(C1 −C6 )アルカノイルオキシまたはカルボキシで置換された(C1 −C6 )アルキルである請求項1の化合物、又は医薬品として受け入れ可能なその塩。
【請求項25】 式中のR1 が、水素又は、随意にヒドロキシ、ハロ、メトキシ、エトキシ又はアセトキシで置換された(C1 −C6 )アルキルであり;R2 がヒドロキシメチル、メトキシメチル、又はアセトキシメチルであり;R3 が水素であり;R4 がメチルであり;R5 がヒドロキシであり;及びR6 がメチル又はヒドロキシメチルである請求項1の化合物、又は医薬品として受け入れ可能なその塩。
【請求項26】 式中のR1 が−(CH2n −(X)−(Y)であり:nが0〜4であり;Xがオキシ、チオ、N(Ra )−または存在せず;及びYが単保護型アミノ酸又は2保護型アミノ酸である請求項2の化合物。
【請求項27】 式中のR1 が−CH2 −[イオウ−結合−N−アシルシステイン]、(S)-2-[(R)-α- メチルベンジルアミノカルボニル]-2- (アシルアミノ)エチルチオメチル又(R)-2-[(R)-α- メチルベンジルアミノカルボニル]-2- (アシルアミノ)エチルチオメチルである請求項2の化合物。
【請求項28】 リンカーにより結合された請求項1の2つの化合物を含むダイマー性化合物。
【請求項29】 式Iの化合物:
【化4】
Figure 2002503714
式中、
1 は−(CH2n −(X)−(Y)であり:
nは1であり;
Xは、チオであり;
Yは炭素に1、2又は3の、オキソ、ヘテロアリール、アミノ酸、又はペプチドで置換された2〜6員の分枝型または非分枝型炭素鎖であり;
2 は水素又は(C1 −C6 )アルキルであり;
3 は水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルキルチオ、アリール、ヘテロアリール、アリールオキシ又はヘテロアリールオキシであり;
4 は水素又は(C1 −C6 )アルキルであり;及びR5 はヒドロキシ、(C1 −C6 )アルコキシ又は(C1 −C6 )アルカノイルオキシであり;あるいはR4 とR5 は併せてエチレンジオキシであり;
6 は水素、カルボキシ、(C1 −C6 )アルカノイル、(C1 −C6 )アルコキシカルボニル、ハロ(C1 −C6 )アルキル、−C(=O)NRfg 、サッカライド、アミノ酸、ペプチド、又は随意に1あるいは2のヒドロキシ、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルカノイルオキシ、カルボキシ、アミノ酸、ペプチド、サッカライド又は−C(=O)NRfg により置換された(C1 −C6 )アルキルであり;
a は水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルカノイル、フェニル又はベンジルであり、更に
b 、Rc 、Rf 及びRg はそれぞれ独立に水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルカノイル、フェニル又はベンジルであり;又はRb とRc 、又はRf とRg は、それらが結合した窒素と併せて、ピロリジノ、ピペリジノ、又はモルフォリノであり;
式中のYもしくはR3 の任意のアリール、ヘテロアリール、アリールオキシ又はヘテロアリールオキシは、随意に1、2又は3の(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルカノイル、(C1 −C6 )アルカノイルオキシ、(C1 −C6 )アルコキシカルボニル、ヒドロキシ(C1 −C6 )アルキル、ハロ(C1 −C6 )アルキル、ヒドロキシ、ハロ、カルボキシ、メルカプト、ニトロ、又は−N(Rh )(Rj )で置換でき;式中各Rh 及びRj は独立に水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルカノイル、フェニル又はベンジルであり;又はRh 及びRj はそれらが結合した窒素と併せて、ピロリジノ、ピペリジノ又はモルフォリノである;
又は医薬品として受け入れ可能なその塩。
【請求項30】 下式の化合物、
【化5】
Figure 2002503714
又は、その医薬品として受け入れ可能な塩。
【請求項31】 式IIの化合物:
【化6】
Figure 2002503714
式中
2 は(C1 −C6 )アルキルであり;
3 は水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルキルチオ、アリール、ヘテロアリール、アリールオキシ、又はヘテロアリールオキシであり:
4 は水素又は(C1 −C6 )アルキルであり;R5 はヒドロキシ、(C1 −C6 )アルコキシ又は(C1 −C6 )アルカノイルオキシであり;又はR4 とR5 は併せてエチレンジオキシであり;
6 は水素、カルボキシ、(C1 −C6 )アルカノイル、(C1 −C6 )アルコキシカルボニル、ハロ(C1 −C6 )アルキル、−C(=O)NRfg 、サッカライド、アミノ酸、ペプチド、又は随意に、1あるいは2のヒドロキシ、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルカノイルオキシ、カルボキシ、アミノ酸、ペプチド、サッカライド又は−C(=O)NRfg により置換された(C1 −C6 )アルキルであり;
7 はカルボキシ、(C1 −C6 )アルカノイル、(C1 −C6 )アルコキシカルボニル、ハロ(C1 −C6 )アルキル、−C(=O)NRde 、サッカライド、アミノ酸、ペプチド、又は1または2のヒドロキシ、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルカノイルオキシ、カルボキシ、アミノ酸、ペプチド、サッカライド、又は−C(=O)NRde で置換された(C1 −C6 )アルキルであり;
d 、Re 、Rf 及びRg はそれぞれ独立に水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルカノイル、フェニル又はベンジルであり;又はRd とRe 、もしくはRf とRg は、それらが結合した窒素と併せて、ピロリジノ、ピペリジノ、又はモルフォリノであり;
式中のR3 のアリール、ヘテロアリール、アリールオキシ又はヘテロアリールオキシは、随意に1、2又は3の(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルカノイル、(C1 −C6 )アルカノイルオキシ、(C1 −C6 )アルコキシカルボニル、ヒドロキシ(C1 −C6 )アルキル、ハロ(C1 −C6 )アルキル、ヒドロキシ、ハロ、カルボキシ、メルカプト、ニトロ、又は−N(Rh )(Rj )で置換でき;式中、各Rh 及びRj は独立に水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルカノイル、フェニル又はベンジルであり;又はRh 及びRj はそれらが結合した窒素と併せて、ピロリジノ、ピペリジノ又はモルフォリノである;又は医薬品として受け入れ可能なその塩。
【請求項32】 式中のR7 が、1又は2のヒドロキシ、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルカノイルオキシ、カルボキシ、アミノ酸、ペプチド、サッカライド又は−C(=O)NRde で置換された(C1 −C6 )アルキルである、請求項31の化合物。
【請求項33】 式中のR7 がヒドロキシメチルである、請求項31の化合物。
【請求項34】 下式の請求項31の化合物、
【化7】
Figure 2002503714
又はその医薬品として受け入れ可能な塩。
【請求項35】 請求項1,2,3,29又は31の化合物及び腫瘍関連抗原に結合できる作用物質を含む化合物。
【請求項36】 式Iの化合物:
【化8】
Figure 2002503714
式中、
1 は−(CH2n −(X)−(Y)であり:
nは1〜4;
Xはオキシ、チオ、又はN(Ra )−であり;
Yはペプチド又はペプチドで置換された(C1 −C6 )アルキルであり;
2 は水素又は(C1 −C6 )アルキルであり;
3 は水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルキルチオ、アリール、ヘテロアリール、アリールオキシ、又はヘテロアリールオキシであり:
4 は水素又は(C1 −C6 )アルキルであり;及びR5 はヒドロキシ、(C1 −C6 )アルコキシ又は(C1 −C6 )アルカノイルオキシであり;又はR4 とR5 は併せてエチレンジオキシであり;
6 は水素、カルボキシ、(C1 −C6 )アルカノイル、(C1 −C6 )アルコキシカルボニル、ハロ(C1 −C6 )アルキル、−C(=O)NRfg 、サッカライド、アミノ酸、ペプチド、又は随意に1あるいは2のヒドロキシ、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルカノイルオキシ、カルボキシ、アミノ酸、ペプチド、サッカライド又は−C(=O)NRfg により置換された(C1 −C6 )アルキルであり;
f 及びRg は互いに独立に水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルカノイル、フェニル又はベンジルであり;又はRf 及びRg はそれらが結合する窒素と併せてピロリジノ、ピペリジノ又はモルフォリノであり;
式中YもしくはR3 のアリール、ヘテロアリール、アリールオキシ又はヘテロアリールオキシは、随意に1、2又は3の(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルカノイル、(C1 −C6 )アルカノイルオキシ、(C1 −C6 )アルコキシカルボニル、ヒドロキシ(C1 −C6 )アルキル、ハロ(C1 −C6 )アルキル、ヒドロキシ、ハロ、カルボキシ、メルカプト、ニトロ、又は−N(Rh )(Rj )で置換でき;式中各Rh 及びRj は独立に水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルカノイル、フェニル又はベンジルであり;又はRh 及びRj はそれらが結合した窒素と併せて、ピロリジノ、ピペリジノ又はモルフォリノである;
又は医薬品として受け入れ可能なその塩。
【請求項37】 式Iの化合物:
【化9】
Figure 2002503714
式中、
1 は−(CH2n −(X)−(Y)であり:
nは1〜4;
Xはオキシ、チオ、又は−N(Ra )−であり;
Yは随意に1又は2の、オキソ、ヒドロキシ、カルボキシ、ハロ、メルカプト、ニトロ、−N(Rb )(Rc )、(C3 −C6 )シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、サッカライド、アミノ酸、又はペプチドで置換された(C3 −C6 )アルケニルであり;
2 は水素又は(C1 −C6 )アルキルであり;
3 は水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルキルチオ、アリール、ヘテロアリール、アリールオキシ、又はヘテロアリールオキシであり;
4 は水素又は(C1 −C6 )アルキルであり;及びR5 はヒドロキシ、(C1 −C6 )アルコキシ又は(C1 −C6 )アルカノイルオキシであり;あるいはR4 とR5 は併せてエチレンジオキシであり;
6 は水素、カルボキシ、(C1 −C6 )アルカノイル、(C1 −C6 )アルコキシカルボニル、ハロ(C1 −C6 )アルキル、−C(=O)NRfg 、サッカライド、アミノ酸、ペプチド、又は随意に1あるいは2のヒドロキシ、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルカノイルオキシ、カルボキシ、アミノ酸、ペプチド、サッカライド又は−C(=O)NRfg により置換された(C1 −C6 )アルキルであり;
b 、Rc 、Rf 及びRg はそれぞれ独立に水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルカノイル、フェニル又はベンジルであり;又はRb とRc 、又はRf とRg は、それらが結合した窒素と併せてピロリジノ、ピペリジノ、又はモルフォリノであり;
式中のYもしくはR3 のアリール、ヘテロアリール、アリールオキシ又はヘテロアリールオキシは、随意に1、2又は3の(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルカノイル、(C1 −C6 )アルカノイルオキシ、(C1 −C6 )アルコキシカルボニル、ヒドロキシ(C1 −C6 )アルキル、ハロ(C1 −C6 )アルキル、ヒドロキシ、ハロ、カルボキシ、メルカプト、ニトロ、又は−N(Rh )(Rj )で置換でき;式中Rh 及びRj はそれぞれ独立に水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルカノイル、フェニル又はベンジルであり;又はRh 及びRj はそれらが結合した窒素と併せてピロリジノ、ピペリジノ又はモルフォリノである;
又は医薬品として受け入れ可能なその塩。
【請求項38】 式Iの化合物:
【化10】
Figure 2002503714
式中、
1 は式中のRx がアミノ酸、または2〜24のアミノ酸を含むペプチドである−CH2 −[イオウ−結合−システイン]−Rx であり;
2 は水素または(C1 −C6 )アルキルであり;
3 は水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルキルチオ、アリール、ヘテロアリール、アリールオキシ、又はヘテロアリールオキシであり;
4 は水素又は(C1 −C6 )アルキルであり;及びR5 はヒドロキシ、(C1 −C6 )アルコキシ又は(C1 −C6 )アルカノイルオキシであり;又はR4 とR5 は併せてエチレンジオキシであり;
6 は水素、カルボキシ、(C1 −C6 )アルカノイル、(C1 −C6 )アルコキシカルボニル、ハロ(C1 −C6 )アルキル、−C(=O)NRfg 、サッカライド、アミノ酸、ペプチド、又は随意に1あるいは2のヒドロキシ、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルカノイルオキシ、カルボキシ、アミノ酸、ペプチド、サッカライド又は−C(=O)NRfg により置換された(C1 −C6 )アルキルであり;
f 及びRg はそれぞれ独立に水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルカノイル、フェニル又はベンジルであり;又はRf とRg は、それらが結合した窒素と併せてピロリジノ、ピペリジノ、又はモルフォリノであり;
式中のR3 のアリール、ヘテロアリール、アリールオキシ又はヘテロアリールオキシは、随意1、2又は3の(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルカノイル、(C1 −C6 )アルカノイルオキシ、(C1 −C6 )アルコキシカルボニル、ヒドロキシ(C1 −C6 )アルキル、ハロ(C1 −C6 )アルキル、ヒドロキシ、ハロ、カルボキシ、メルカプト、ニトロ、又は−N(Rh )(Rj )で置換でき;式中Rh 及びRj はそれぞれ独立に水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルカノイル、フェニル又はベンジルであり;又はRh 及びRj はそれらが結合した窒素と併せてピロリジノ、ピペリジノ又はモルフォリノである;
又は医薬品として受け入れ可能なその塩。
【請求項39】 式Iの化合物:
【化11】
Figure 2002503714
式中、
1 は式中のRx がアミノ酸、または2〜24のアミノ酸を含むペプチドである−CH2 −[イオウ−結合−N−アシルシステイン]−Rx であり;
2 は水素または(C1 −C6 )アルキルであり;
3 は水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルキルチオ、アリール、ヘテロアリール、アリールオキシ、又はヘテロアリールオキシであり;
4 は水素又は(C1 −C6 )アルキルであり;及びR5 はヒドロキシ、(C1 −C6 )アルコキシ又は(C1 −C6 )アルカノイルオキシであり;又はR4 とR5 は併せてエチレンジオキシであり;
6 は水素、カルボキシ、(C1 −C6 )アルカノイル、(C1 −C6 )アルコキシカルボニル、ハロ(C1 −C6 )アルキル、−C(=O)NRfg 、サッカライド、アミノ酸、ペプチド、又は随意に1あるいは2のヒドロキシ、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルカノイルオキシ、カルボキシ、アミノ酸、ペプチド、サッカライド又は−C(=O)NRfg により置換された(C1 −C6 )アルキルであり;
f 及びRg はそれぞれ独立に水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルカノイル、フェニル又はベンジルであり;又はRf とRg は、それらが結合した窒素と併せてピロリジノ、ピペリジノ、又はモルフォリノであり;
式中のR3 のアリール、ヘテロアリール、アリールオキシ又はヘテロアリールオキシは、随意に1、2又は3の(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルカノイル、(C1 −C6 )アルカノイルオキシ、(C1 −C6 )アルコキシカルボニル、ヒドロキシ(C1 −C6 )アルキル、ハロ(C1 −C6 )アルキル、ヒドロキシ、ハロ、カルボキシ、メルカプト、ニトロ、又は−N(Rh )(Rj )で置換でき;式中Rh 及びRj はそれぞれ独立に水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルカノイル、フェニル又はベンジルであり;又はRh 及びRj はそれらが結合した窒素と併せてピロリジノ、ピペリジノ又はモルフォリノである;
又は医薬品として受け入れ可能なその塩。
【請求項40】 式Iの化合物:
【化12】
Figure 2002503714
式中、
1 は−CH2 −[イオウ−結合−グルタチオン]であり;
2 は水素または(C1 −C6 )アルキルであり;
3 は水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルキルチオ、アリール、ヘテロアリール、アリールオキシ、又はヘテロアリールオキシであり;
4 は水素又は(C1 −C6 )アルキルであり;及びR5 はヒドロキシ、(C1 −C6 )アルコキシ又は(C1 −C6 )アルカノイルオキシであり;又はR4 とR5 は併せてエチレンジオキシであり;
6 は水素、カルボキシ、(C1 −C6 )アルカノイル、(C1 −C6 )アルコキシカルボニル、ハロ(C1 −C6 )アルキル、−C(=O)NRfg 、サッカライド、アミノ酸、ペプチド、又は随意に1あるいは2のヒドロキシ、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルカノイルオキシ、カルボキシ、アミノ酸、ペプチド、サッカライド又は−C(=O)NRfg により置換された(C1 −C6 )アルキルであり;
f 及びRg はそれぞれ独立に水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルカノイル、フェニル又はベンジルであり;又はRf とRg は、それらが結合した窒素と併せてピロリジノ、ピペリジノ、又はモルフォリノであり;
式中のR3 のアリール、ヘテロアリール、アリールオキシ又はヘテロアリールオキシは、随意に1、2又は3の(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルカノイル、(C1 −C6 )アルカノイルオキシ、(C1 −C6 )アルコキシカルボニル、ヒドロキシ(C1 −C6 )アルキル、ハロ(C1 −C6 )アルキル、ヒドロキシ、ハロ、カルボキシ、メルカプト、ニトロ、又は−N(Rh )(Rj )で置換でき;式中Rh 及びRj はそれぞれ独立に水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルカノイル、フェニル又はベンジルであり;又はRh 及びRj はそれらが結合した窒素と併せてピロリジノ、ピペリジノ又はモルフォリノである;
又は医薬品として受け入れ可能なその塩。
【請求項41】 式Iの化合物:
【化13】
Figure 2002503714
式中、
1 は2−[(R)−α−メチルベンジル−アミノカルボニル]−2−(アシルアミン)エチルチオメチルであり;
2 は水素または(C1 −C6 )アルキルであり;
3 は水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルキルチオ、アリール、ヘテロアリール、アリールオキシ、又はヘテロアリールオキシであり;
4 は水素又は(C1 −C6 )アルキルであり;及びR5 はヒドロキシ、(C1 −C6 )アルコキシ又は(C1 −C6 )アルカノイルオキシであり;又はR4 とR5 は併せてエチレンジオキシであり;
6 は水素、カルボキシ、(C1 −C6 )アルカノイル、(C1 −C6 )アルコキシカルボニル、ハロ(C1 −C6 )アルキル、−C(=O)NRfg 、サッカライド、アミノ酸、ペプチド、又は随意に1あるいは2のヒドロキシ、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルカノイルオキシ、カルボキシ、アミノ酸、ペプチド、サッカライド又は−C(=O)NRfg により置換された(C1 −C6 )アルキルであり;
f 及びRg はそれぞれ独立に水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルカノイル、フェニル又はベンジルであり;又はRf とRg は、それらが結合した窒素と併せてピロリジノ、ピペリジノ、又はモルフォリノであり;
式中のR3 のアリール、ヘテロアリール、アリールオキシ又はヘテロアリールオキシは、随意に1、2又は3の(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルカノイル、(C1 −C6 )アルカノイルオキシ、(C1 −C6 )アルコキシカルボニル、ヒドロキシ(C1 −C6 )アルキル、ハロ(C1 −C6 )アルキル、ヒドロキシ、ハロ、カルボキシ、メルカプト、ニトロ、又は−N(Rh )(Rj )で置換でき;式中Rh 及びRj はそれぞれ独立に水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルカノイル、フェニル又はベンジルであり;又はRh 及びRj はそれらが結合した窒素と併せてピロリジノ、ピペリジノ又はモルフォリノである;
又は医薬品として受け入れ可能なその塩。
【請求項42】 式Iの化合物:
【化14】
Figure 2002503714
式中、
1 は−(CH2n −(X)−(Y)であり;
nは1〜4;
Xはオキシ、チオ、又は−N(Ra )−であり;
Yは2〜15員の分枝型または未分枝型炭素鎖であり、該炭素鎖は随意に1又は2のカルボキシ、(C3 −C6 )シクロアルキル、ヘテロアリール、サッカライド、アミノ酸、又はペプチドで炭素を置換され;及び該炭素鎖は随意に飽和または不飽和にでき;
2 は水素又は(C1 −C6 )アルキルであり;
3 は水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルキルチオ、アリール、ヘテロアリール、アリールオキシ、又はヘテロアリールオキシであり;
4 は水素又は(C1 −C6 )アルキルであり;及びR5 はヒドロキシ、(C1 −C6 )アルコキシ又は(C1 −C6 )アルカノイルオキシであり;あるいはR4 とR5 は併せてエチレンジオキシであり;
6 は水素、カルボキシ、(C1 −C6 )アルカノイル、(C1 −C6 )アルコキシカルボニル、ハロ(C1 −C6 )アルキル、−C(=O)NRfg 、サッカライド、アミノ酸、ペプチド、又は随意に1あるいは2のヒドロキシ、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルカノイルオキシ、カルボキシ、アミノ酸、ペプチド、サッカライド又は−C(=O)NRfg により置換された(C1 −C6 )アルキルであり;
f 及びRg はそれぞれ独立に水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルカノイル、フェニル又はベンジルであり;又はRf とRg は、それらが結合した窒素と併せてピロリジノ、ピペリジノ、又はモルフォリノであり;
式中のY又はR3 のアリール、ヘテロアリール、アリールオキシ又はヘテロアリールオキシは、随意に1、2又は3の(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルカノイル、(C1 −C6 )アルカノイルオキシ、(C1 −C6 )アルコキシカルボニル、ヒドロキシ(C1 −C6 )アルキル、ハロ(C1 −C6 )アルキル、ヒドロキシ、ハロ、カルボキシ、メルカプト、ニトロ、又は−N(Rh )(Rj )で置換でき;式中Rh 及びRj はそれぞれ独立に水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルカノイル、フェニル又はベンジルであり;又はRh 及びRj はそれらが結合した窒素と併せてピロリジノ、ピペリジノ又はモルフォリノである;
又は医薬品として受け入れ可能なその塩。
【請求項43】 式Iの化合物:
【化15】
Figure 2002503714
式中、
1 は−(CH2n −(X)−(Y)であり;
nは1であり;
Xはチオであり;
Yは1、2又は3のオキソ、ヘテロアリール、またはペプチドにより炭素が置換された2〜6員の分枝型または未分枝型炭素鎖であり;
2 は水素又は(C1 −C6 )アルキルであり;
3 は水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルキルチオ、アリール、ヘテロアリール、アリールオキシ、又はヘテロアリールオキシであり;
4 は水素又は(C1 −C6 )アルキルであり;及びR5 はヒドロキシ、(C1 −C6 )アルコキシ又は(C1 −C6 )アルカノイルオキシであり;あるいはR4 とR5 は併せてエチレンジオキシであり;
6 は水素、カルボキシ、(C1 −C6 )アルカノイル、(C1 −C6 )アルコキシカルボニル、ハロ(C1 −C6 )アルキル、−C(=O)NRfg 、サッカライド、アミノ酸、ペプチド、又は随意に1あるいは2のヒドロキシ、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルカノイルオキシ、カルボキシ、アミノ酸、ペプチド、サッカライド又は−C(=O)NRfg により置換された(C1 −C6 )アルキルであり;
f 及びRg はそれぞれ独立に水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルカノイル、フェニル又はベンジルであり;又はRf とRg は、それらが結合した窒素と併せてピロリジノ、ピペリジノ、又はモルフォリノであり;
式中のY又はR3 のアリール、ヘテロアリール、アリールオキシ又はヘテロアリールオキシは、随意に1、2又は3の(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルカノイル、(C1 −C6 )アルカノイルオキシ、(C1 −C6 )アルコキシカルボニル、ヒドロキシ(C1 −C6 )アルキル、ハロ(C1 −C6 )アルキル、ヒドロキシ、ハロ、カルボキシ、メルカプト、ニトロ、又は−N(Rh )(Rj )で置換でき;式中Rh 及びRj はそれぞれ独立に水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルカノイル、フェニル又はベンジルであり;又はRh 及びRj はそれらが結合した窒素と併せてピロリジノ、ピペリジノ又はモルフォリノである;
又は医薬品として受け入れ可能なその塩。
【請求項44】 式Iの化合物:
【化16】
Figure 2002503714
式中、
1 はヒドロキシ、カルボキシ、アリール、ヘテロアリール、サッカライド、アミノ酸又はペプチドであり;
2 は水素または(C1 −C6 )アルキルであり;
3 は水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルキルチオ、アリール、ヘテロアリール、アリールオキシ、又はヘテロアリールオキシであり;
4 は水素又は(C1 −C6 )アルキルであり;及びR5 はヒドロキシ、(C1 −C6 )アルコキシ又は(C1 −C6 )アルカノイルオキシであり;又はR4 とR5 は併せてエチレンジオキシであり;
6 は水素、カルボキシ、(C1 −C6 )アルカノイル、(C1 −C6 )アルコキシカルボニル、ハロ(C1 −C6 )アルキル、−C(=O)NRfg 、サッカライド、アミノ酸、ペプチド、又は随意に1あるいは2のヒドロキシ、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルカノイルオキシ、カルボキシ、アミノ酸、ペプチド、サッカライド又は−C(=O)NRfg により置換された(C1 −C6 )アルキルであり;
f 及びRg はそれぞれ独立に水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルカノイル、フェニル又はベンジルであり;又はRf とRg は、それらが結合した窒素と併せてピロリジノ、ピペリジノ、又はモルフォリノであり;
式中のR3 のアリール、ヘテロアリール、アリールオキシ又はヘテロアリールオキシは、随意に1、2又は3の(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルコキシ、(C1 −C6 )アルカノイル、(C1 −C6 )アルカノイルオキシ、(C1 −C6 )アルコキシカルボニル、ヒドロキシ(C1 −C6 )アルキル、ハロ(C1 −C6 )アルキル、ヒドロキシ、ハロ、カルボキシ、メルカプト、ニトロ、又は−N(Rh )(Rj )で置換でき;式中Rh 及びRj はそれぞれ独立に水素、(C1 −C6 )アルキル、(C1 −C6 )アルカノイル、フェニル又はベンジルであり;又はRh 及びRj はそれらが結合した窒素と併せてピロリジノ、ピペリジノ又はモルフォリノである;
又は医薬品として受け入れ可能なその塩。
【請求項45】 医薬品として受け入れ可能な希釈剤又は担体と組合せて、請求項1、2、3、29、30、31、34、36、37、38、39、40、41、42、43または44の1以上の化合物を含む医薬組成物。
【請求項46】 医学治療の利用に適した請求項1、2、3、29、30、31、34、36、37、38、39、40、41、42、43または44の化合物。
【請求項47】 医薬治療が癌治療である請求項46の化合物。
【請求項48】 癌治療ための請求項1、2、3、29、30、31、34、36、37、38、39、40、41、42、43または44の化合物を含む医薬組成物
【請求項49】 癌が固形癌である請求項48の医薬組成物
【請求項50】 癌細胞in vitroまたはin vivoにて接触させることにより、当該癌細胞を阻害するための、請求項1、2、3、29、30、31、34、36、37、38、39、40、41、42、43または44の化合物の有効量を含む医薬組成物
【請求項51】 癌を治療するための、請求項1、2、3、29、30、31、34、36、37、38、39、40、41、42、43または44の化合物の有効量を含む医薬組成物であって、これらの治療を必要とする哺乳動物に投与される、前記組成物
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