JP2002503609A - 摩擦抵抗の小さい側方屈曲性コンベア装置 - Google Patents

摩擦抵抗の小さい側方屈曲性コンベア装置

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Abstract

(57)【要約】 モジュラーリンク式コンベア装置(10)は、一側と他側を有するコンベアベルト(12)を有する。ベルト(12)は、各々、垂下アーム(24)と、内方突出横耳片(28)と、湾曲スカート(26)を有する側部リンク(22)を含む。湾曲スカート(26)は、互いに縁対縁で係合し、それによって、ベルト(12)の垂れ下がりを防止し、ベルトが傾斜路を昇降するのを助成し、戻り走行路に沿ってベルト(12)を保持する働きをする。湾曲セクションにおいて、コンベア装置(10)は、受動ガイドレール(14)と能動ガイドレール(16)を備えている。受動ガイドレール(14)は、ベルトの前記一側に配置されており、該一側で前記耳片(28)に係合し、前記能動ガイドレール(16)は、ベルトの前記他側に配置されており、該他側で前記耳片(28)に係合する摩擦抵抗減少ローラ組立体(18)を有する。各ローラ組立体(18)は、上側ローラ(38)と下側ローラ(40)を有し、各ローラは、耳片(28)に係合するための周溝(40,42)を画定する1対の互いに離隔したディスクを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の属する技術分野 本発明は、一般に、コンベア装置(コンベアシステム)に関し、優れた構造と
作動特性を有する側方屈曲性モジュラーリンク式コンベア装置に関する。
【0002】発明の背景 コンベア装置は、近代の生産設備の不可欠の(一体化した)一部である。コン
ベア装置は、いろいろな製造及び包装作業のために物品を生産設備のいろいろな
な部署へ、又、部署から移送することが必要とされる食品加工業や製品包装業に
おいて特に有用である。フロアスペースの制限等の制約により、物品を特定の場
所に位置づけするために所望の方向に移送することができるようにコンベア装置
にベンド又はカーブ(屈曲又は湾曲)を設けなければならないことが多い。
【0003】 今日のモジュラーリンク式コンベアベルト(以下、単に「コンベア」とも称す
る)に随伴する重要な問題の1つは、コンベアの線速度が増大するにつれてカー
ブにおける抵抗力(ドラッグ即ち引きずり抵抗)が相当に増大することである。
詳述すれば、ベルトがカーブに進入すると、ベルトの内側側部リンクは圧縮され
、外側側部リンクは膨張される。これらの相反する力が、コンベアベルトにカー
ブのアール(丸み)に沿って側方の緊張を与える。この緊張が、外側リンクを外
側ガイドレール(通常は、単なる湾曲したステンレス鋼の溝形材)に圧接させる
。周知のように、この接触が、コンベアベルトに作用する摩擦抵抗力が増大する
につれて、有害な「ホットスポット(過熱点)」を発生させる。摩擦によって発 生する熱を制御せずに放置したままにしておくと、側部リンクのプラスチック製
の垂下アームを軟化させ、損傷させることがある。
【0004】 たとえコンベアの移動速度をプラスチックアームの損傷を回避するのに十分に
減速させたとしても、摩擦抵抗力が装置自体の作動効率を低下させる。なぜなら
、この摩擦抵抗力を克服するのにより多くの動力を必要とするからである。たと
え熱の上昇を制御したとしても、コンベアベルトの側部リンクの摩耗がより速く
なるので、その結果として、リンク又はベルトの損傷発生頻度を増大させる。こ
れらの欠点は、不可避的にコスト増の原因となる生産ダウンタイム(休止時間、
中断時間)を招くことになる。
【0005】 この厄介な抵抗力を減少させるための従来からの試みはほとんど成功を収めて
いない。例えば、湾曲したガイドレールに常時潤滑剤を供給する構成をとれば、
一時的に摩擦を、従って引きずり抵抗力を減少させることができることは周知で
ある。しかしながら、食品加工等の多くの生産操業にとって、工業用潤滑剤の存
在は、食品が汚染される等の重大な問題を提起する。
【0006】 潤滑剤は、遊離した食品屑等を捕捉しやすいので、不衛生な残留物を生じ、バ
クテリア等の繁殖場を創出することになる。更に、法規制を充足するために頻繁
に洗浄する必要があるため、たとえその潤滑剤が食品のそばに存在していても安
全であると認定されているとしても、潤滑剤を頻繁にレールに適用するためのコ
ストが禁止的な(採算点を越える)レベルとなってしまう。
【0007】 上述した諸問題を克服するための初期の頃の1つの提案が、米国特許第3,0
94,206号に教示されている。この特許は、1対の中央に位置する垂下脚部
を有し、その脚部に、コンベアフレームの中心近くに固定された一連のローラに
沿って追随移動する肩部を設けた可撓性のワイヤコンベアベルトを開示している
。この提案は、慣用の受動(動かない)即ち静止ガイドレールに代えてローラを
用いることによって引きずり抵抗力を減少させることを企図しているが、当業者
には明らかなように、このような設計は、特に高速ベルト作動中近年の操業に要
求される安定性を欠いている。特に、中央に1つのガイドレールしか存在しない
ので、ベルトを終始平坦に維持することができず、ベルトの側縁がコンベア支持
フレームから離れて自由に上方へ撓んでしまう。
【0008】 モジュラーリンク式コンベアの摩擦特性を改善する最近の試みは、上記米国特
許第3,094,206号の教示とは反対の方向に向かっており、コンベアベル
ト自体の構成を変えることによって上述した問題を軽減することを企図している
。これらの提案の、すべてではないにしても、ほんどが、抵抗力を減少させるた
めにベルトの下面に直接ローラを付設することを要件としている。作動中、これ
らのローラは、ベルトをカーブに沿って低摩擦で案内するために1つ又は複数の
ガイドレールに沿って追随移動する。例えば、米国特許第5,573,105号
は、下面に複数のローラを担持しているモジュラーリンク式コンベアベルトを開
示している。これらのローラは、又、中央レールにも係合する。そのような設計
の1例は、米国特許第5,038,925号に開示されている。この特許は、静
止ガイドレールに係合するように周縁に沿って取り付けられたスプリットローラ
を有するコンベアベルトの使用を教示している。
【0009】 これらの提案は、潤滑剤を適用するという考え方などの従来のアプローチに比
べて改良ではあるが、依然として幾つかの制約がある。そのうちの主要な欠点は
、コンベアベルトの製造コストが2倍以上というコスト高であることと、コンベ
アベルトの構造が複雑であるということである。更に、ローラの個数が10〜2
0倍にも増大するので、それだけ、ダウンタイムの原因となるローラの破損が発
生する確率が高くなる。又、衛生上の観点からも、これらの余分のローラは、法
的基準に適合するようにベルトを洗浄するという問題を増大させる。
【0010】 更に他の提案として、コンベアベルトに外部的な改変を加える提案がある。例
えば、米国特許第3,946,857号は、静止ガイドレールに沿って転動する
一連のローラをコンベアベルトの周縁に沿って取り付けることを提案している。
しかしながら、この構成は、一目すれば明なように、やはり上述した従来の提案
と同様な制約、即ち、ベルトの構造上の複雑さ及び製造コスト高、ベルトの損傷
発生の確率の増大、洗浄作業の困難性の増大という制約が残されている。
【0011】 コンベアベルトには、カーブをうまく通り抜けることができる能力の他に、上
り下りの傾斜路を走行する能力を付与することが有利である場合が多い。この上
り下り傾斜走行能力の追加は、いろいろな異なる高さ位置にある作業ステーショ
ンが必要とされる場合や、生産設備自体がいろいろな異なる高さ位置にある場合
に物品を各生産部署へ、又生産部署から移送する上の融通性を高める。
【0012】 従って、改良された作動特性を有する側方屈曲性コンベア装置を求める要望が
ある。そのような改良されたコンベア装置は、構造が簡単で、製造費及び維持費
が安く、受動(静止)ガイドレールに随伴する厄介な引きずり抵抗力を実質的に
減少させることによって水平カーブ又はベンドを円滑に効率的に通り抜ける能力
を具備したものであることが望ましい。更に、そのようなコンベアは、円滑に、
かつ、安定して傾斜路を上り下りする能力を備えていることが望ましい。更に、
この改良されたコンベア装置及びそのコンベアベルトは、戻り走行路に沿っても
より能率的に走行するのに適しているものであることが望ましい。
【0013】発明の概要 従って、本発明の目的は、従来技術のコンベア装置の上述した制約及び欠点を
克服する優れた構造及び摩擦特性を有する側方屈曲性モジュラーリンク式コンベ
ア装置を提供することである。
【0014】 本発明の他の目的は、カーブを通り抜けるときコンベアベルトに作用する摩擦
抵抗力を大幅に減少させ、それによって円滑な能率的な作動を可能にする能動ガ
イドレールを有する側方屈曲性モジュラーリンク式コンベア装置を提供すること
である。
【0015】 本発明の更に他の目的は、いろいろなカーブに用いるために選択的に調節自在
の能動ガイドレールを有する側方屈曲性モジュラーリンク式コンベア装置を提供
することである。
【0016】 本発明の更に他の目的は、作動速度を高めるためにコンベアの一側縁又は両側
縁に沿って一連のローラ組立体に望ましい態様で係合する改良された側部リンク
を有する側方屈曲性モジュラーリンク式コンベアベルトを備えたコンベア装置を
提供することである。
【0017】 本発明の更に他の目的は、ベルトを上り及び下り傾斜路をより能率的に走行す
ることを可能にし、かつ、戻り走行路に沿ってもベルトを支持する働きをする改
良された側部リンクを有する側方屈曲性モジュラーリンク式コンベアベルトを提
供することである。
【0018】 本発明は、上記及びその他の目的を達成するために、優れた摩擦特性を示す改
良された構造を有するコンベア装置を提供する。本発明のコンベア装置は、その
1構成機器を構成する側方屈曲性モジュラーリンク式コンベアベルトのより能率
的な運動を可能にする。この優れた作動と、その結果として達成される有効寿命
の延長は、主として、コンベアのカーブ周辺での摩擦抵抗力を減少させた結果で
ある。コンベア自体と側部リンクに対する改良も、本発明の特徴である。
【0019】 一般に、モジュラーリンク式コンベアベルトは、複数のモジュラーリンクを相
互に連結することによって形成される。このタイプのコンベアベルト及びそれを
具備したコンベア装置の詳細は、「モジュラーリンク式コンベア装置」と題する
米国特許第4,953,693号に記載されている。その記載内容が本明細書に
編入されているものとする。
【0020】 本発明の重要な側面によれば、その改良されたコンベア装置は、モジュラーリ
ンク式コンベアベルトを案内するための1つ又は複数のローラ組立体を含む少く
とも1つの能動ガイドレールを設けることを特徴とする。このガイドレールは、
コンベア装置の内側又は外側に沿って配置される。能動ガイドレールをコンベア
装置の内側及び外側カーブの両方に沿って設けることも本発明の範囲内であるが
、好ましい実施形態は、コンベアを外側ガイドレールに沿って案内することに向
けられている。本発明による能動ガイドレールを1つだけ設ける場合は、他方の
ガイドレールは、従来周知のタイプの受動(静止)ガイドレールとすることがで
きる。外向き溝形材の形とした慣用の受動ガイドレールの一例が上述した米国特
許第4,953,693号に開示されている。
【0021】 好ましい実施形態では、各ローラ組立体は、ベルトの上側即ち生産側走行路を
導くための上側ローラと、戻り走行路を導くための下側ローラとで構成する。各
ローラは、スピンドルに回転自在に取り付ける。個々のローラに周溝を形成して
その両側に1対のディスクを画定する。各ディスクの周縁が、ベルトの各リンク
の垂直方向に垂下した部分の互いに離隔した内方向きのガイド表面に沿って実質
的に摩擦なしで転動する支承(軸受)表面を構成する。
【0022】 前記溝の内側向き表面が、ベルトの側部リンクの内方突出横耳片(内方に突出
した横断方向の耳片)の上面及び下面に摺動自在に係合してそれらの面を捕捉す
る。従って、各ローラ組立体の上側ローラは、順方向即ち生産側走行路に沿って
移動するコンベアベルトを最少限の摩擦抵抗力で能動的に案内する働きをし、一
方、下側ローラは、戻り走行路に沿ってコンベアベルトを同様に案内する働きを
する。
【0023】 本発明のローラの能動的回転は、コンベアベルトに作用する摩擦抵抗力を減少
する働きをし、それによって、ベルトの許容走行速度を大幅に高めることができ
る。ベルトは、過度の摩耗を受けることなくコンベア装置のカーブ又はベンドを
通過することができる。コンベア装置のどの部位においても、摩擦熱の発生が大
幅に減少される。
【0024】 好ましい実施形態では、複数のローラ組立体を連結して能動ガイドレールを形
成する。詳述すれば、一連の関節連結部材を隣接する各対のローラ組立体間に連
結具としてスピンドルを用いて連結する。これらの関節連結部材は、スピンドル
に枢動自在に取り付けられるので、ローラ組立体間の相対的角度位置を選択的に
調節することができる。このことは、複数のローラ組立体を、より特定的にいえ
ば、能動ガイドレールをコンベアのいろいろな異なる曲率の湾曲セクションに適
合させることができるという利点を与える。
【0025】 更に、本発明のコンベア装置は、能動ガイドレールを支持するための、好まし
くは剛性シート材で製造された1つ又は複数の半径方向の横断ブラケットを含む
。これらの横断ブラケットは、内側ガイドレールと外側ガイドレールの間に跨っ
て延長させる。内側ガイドレールと外側ガイドレールは、両方共本発明による能
動ガイドレールとしてもよく、どちらか一方を本発明による能動ガイドレールと
し、他方を慣用の受動ガイドレールとしてもよい。所望ならば、これらのブラケ
ットは、内外ガイドレールの相対位置を調節することを可能にする構成とするこ
もできる。コンベア装置自体の支持は、フレームに連結することができる直立脚
のような、斯界において周知の任意の手段によってなされる。
【0026】 本発明の別の重要な側面によれば、コンベアベルトを案内し支持するのを助成
するための改良された側部リンクが提供される。好ましい実施形態では、各側部
リンクの垂下アーム部分に湾曲したスカートを設ける。この湾曲スカートは、前
方突出フィンと後方突出フィンを含む。これらの側部リンクは、コンベアベルト
の外周縁を形成し、隣接するモジュラーリンクと相互に連結して搬送表面を構成
する。
【0027】 作動において、ベルトの移動中のどの時点においても終始、後行リンクの前方
突出フィンが先行リンクの後方突出フィンに密に近接してオーバーラップする。
当業者には明らかなように、これらのフィンのこのオーバーラップは、順次に連
続する側部リンク間のギャップを架橋する働きをする湾曲接合部を形成する。こ
の構成は、コンベアベルトに幾つかの優れた作動性能を付与する。
【0028】 第1に、湾曲スカートは、コンベアベルトがベンド又はカーブを円滑に通過す
るのを可能にする。なぜなら、ローラは、最初に後行リンクに接触した後フィン
とフィンの間の湾曲接合部のところで先行リンクのスカートに接触したままに保
持されるからである。第2に、隣接するフィンの縁が互いに接触することが可能
とされる。このことにより、ベルトに一時的なたるみが生じた場合、互いに協同
する縁対縁による支持を与えることができる。かくして、ベルトがガイドレール
から離脱しようとする動作が回避される。
【0029】 連続する側部リンクのフィンは、又、コンベアベルトに優れた傾斜昇降能力を
付与する。好ましい実施形態では、ベルトが傾斜路を上るときは、傾斜路の上端
において後行リンクの各前方突出フィンが、先行リンクの後方突出フィンと合致
するように後方に回転する。この縁対縁の係合が、傾斜路上昇中各連続するリン
クを支持し案内する働きをする。ベルトが下り傾斜路を下降するときも同様な利
点が得られる。
【0030】 湾曲スカートの上述した互いに協同する縁対縁の係合は、ベルトの戻り走行中
の動作をも改善する。即ち、ベルトが反転されると、ベルトの移動中のどの時点
においても、先行リンクの後方突出フィンが後行リンクの前方突出フィン上に支
持される。それによって、個々のリンクが能動ガイドレールの各ローラ組立体間
を跨ぐ際にたるむことが防止される。
【0031】 本発明の上記目的及び利点及びその他の特徴は、添付図を参照して以下に記述
する本発明の実施形態の説明から一層明らかになろう。
【0032】発明の実施形態の説明 図1及び2を参照すると、本発明の側方屈曲性モジュラーリンク式コンベア装
置10が示されている。以下の説明から明らかになるように、コンベア装置10
は、比較的鋭いベンド(屈曲)をも含むいろいろな異なる曲率のカーブ(湾曲)
を通過する際、又、傾斜路を昇降する際側方屈曲性モジュラーリンクの円滑で連
続的な運動を可能にする。図1及び2では、例示の目的でコンベア装置10は、
湾曲セクション、より具体的には90°のコーナーを有するものとして示されて
いる。
【0033】 本発明のコンベア装置10は、カーブを通過するモジュラーリンク式コンベア
ベルト12を案内し支持するための1対のガイドレール14,16を含む。図示
の好ましい実施形態では、カーブの内側に沿って受動ガイドレール14が設けら
れ、カーブの外側に沿って能動ガイドレール16が設けられている。受動ガイド
レール14と能動ガイドレール16は相互に交換することができ、図2に示され
るように、能動ガイドレール16をカーブの内側に設け、受動ガイドレール14
をカーブの外側に設けてもよい。当業者には明らかなように、カーブの内側と外
側の両方に能動ガイドレールを設けることも本発明の範囲内で実行可能な変型例
である。
【0034】 能動ガイドレール16は、1つ又は複数のローラ組立体18を含む。1つのロ
ーラ組立体18だけでコンベアベルト12に能動的案内機能を与えることも可能
であるが、好ましい実施形態では、所与のカーブに適合するように選択的に調節
できる複数の相互に連結されたローラ組立体18を設ける。以下に詳述するよう
に、これらのローラ組立体18は、1つには、ガイドレール間に跨る半径方向の
横断ブラケット20によって支持される。
【0035】 本発明の他の側面によれば、モジュラーリンク式コンベアベルト12に改良さ
れた側部リンクを設ける。図3に示されるように、側部リンク22には、湾曲ス
カート26を有する垂下アーム24が形成されている。このスカート26は、前
方突出フィン26aと後方突出フィン26bを含む。これらの機能については以
下に詳述する。
【0036】 側部リンク22は、又、各ローラ組立体18に摺動係合する内方突出横耳片2
8を備えている。更に、上記米国特許第4,953,693号に記載されている
ように、側部リンク22は、その本体を構成する尖端部30と1対の脚部32a
,32bを有する。横断連結部材34は、ベルト12を横切る方向に連設された
他の中間リンク(図1及び4に示されるように)と協同して搬送表面を構成する
ように側部リンク22を他の中間リンクと連結する。
【0037】 本発明の側部リンク22は、ナイロン6−6及び、又はその他の有利な摩擦特
性を有する耐久力のある食品適合プラスチック材等の一般的なプラスチック材等
の超高分子量(UHMW)複合プラスチック材で形成される。両側側部リンク2
2の間に横断方向に連設される中間リンクは、アセタールのような比較的安価な
プラスチック材で形成することが好ましい。
【0038】 本発明のコンベア装置10の構成要素の相互関係は、図4に示されている。受
動ガイドレール14は、コンベア装置の内側に沿っての順方向及び戻り方向の走
行路を画定するプラスチック製摩耗ストリップを含む上側リップ36a及び下側
リップ36bを備えている。摩耗ストリップを備えたこれらのリップは、リンク
22の下面と内方突出耳片28の間に挟持される。図に示されるカーブセクショ
ンにおいては、この構造は、コンベアベルト12をカーブの内側に沿って案内す
る。換言すれば、上側リップ36aは、コンベアベルト12を順方向走行路に沿
って案内する働きをし、下側リップ36bはコンベアベルト12を戻り方向走行
路に沿って案内する。受動ガイドレール14は、ステンレス鋼で形成するのが好
ましいが、他の耐蝕性で、かつ、耐久性のある材料で形成してもよい。
【0039】 各ローラ組立体18は、上側ローラ38と下側ローラ40を含み、それらのロ
ーラは、斯界において周知のボール軸受又はローラ軸受を用いてスピンドル41
に回転自在に装着されている。各ローラ38,40には、それぞれ、両側に1対
の互いに離隔したディスクを画定するように円周に沿って周溝42,44が形成
されている。かくして、複数の連結されたローラ組立体18は、それぞれ順方向
走行中並びに戻り走行中ベルト12を案内する働きをする一連の上側ローラと一
連の下側ローラを構成する。
【0040】 各ローラ38,40によって提供される能動的案内に関して説明すると、周溝
42,44は、各側部リンク22の横耳片28を捕捉するように設計されている
。従って、作動中、各ローラの互いに離隔した1対のディスクの互いに対向した
内側表面は、各横耳片28に順次に摺動自在に係合するための支承表面を構成す
る。又、各ディスクの周縁は、カーブを通過する際、各側部リンク22の湾曲ス
カート26及び垂下アーム24の内側面に接触するための支承表面を構成する。
【0041】 ローラ38,40は、ナイロン、高密度ポリエチレン等のUHMWプラスチッ
ク、又は、選択されたリンクの素材に対して滑性を有するプラスチック材で形成
され、それによって、装置10の摩擦特性を更に改善する。
【0042】 図5に示されるように、作動中、先行の側部リンク22aの横耳片28(仮想
線で示されている)(図4をも参照)が、第1上側ローラ38aの周溝42aに
係合する。ベルト12がカーブを通過する際(水平方向の動作矢印参照)、後行
の側部リンク22cの耳片が後続の上側ローラ38bの同様な周溝42bに摺動
係合している。順方向の走行中、この摺動係合により各ローラ38を図6に動作
矢印で示される方向に回転させる。従って、下側のローラ40は、ベルトの戻り
走行に対応するように反対方向(下側の動作矢印参照)に回転する。なお、後述
するように、ベルトがカーブを曲がるとき、各側部リンク22の湾曲スカート2
6が、先行リンク22bと後行リンク22cの間の中間リンク22bを支持し案
内する働きをする。
【0043】 図6及び7を参照すると、複数のローラ組立体18が相互に連結されて能動ガ
イドレール16を構成する態様が示されている。一連の関節連結部材(関節式に
連結された部材)50,52がスピンドル41によって相互に連結されており、
ローラ38,40を支持するようになされている。詳述すれば、関節連結部材5
0,52は、それぞれの両端に形成された相互噛合継手54を貫通して挿通され
たスピンドル41によって相互に連結されている。図7に明示されているように
、この構成により各対の関節連結部材50,52は、両者間の相対角度位置を調
節するためにそれぞれのスピンドル41の周りに枢動させることができる。かく
して、関節連結部材50,52は、能動ガイドレール16をいろいろな異なる曲
率のカーブに沿うように調節することができる。
【0044】 図7に詳細に示されているように、各関節連結部材50,52は、半径方向の
横断ブラケット20(図4も参照)を連結するための1対のファスナー(締着具
)を受容するための1対の互いに離隔した孔64を有している。横断ブラケット
20と各関節連結部材50,52との組み合わせにより、内側ガイドレール14
と外側ガイドレール16との相対位置を固定することを可能にする。所望ならば
、外側ガイドレール16の位置を微調節することができるようにブラケット20
に調節自在の1セクションを追加するか、あるいはシム(図示せず)を設けるこ
とができる。好ましい実施形態では、ブラケット20は、ステンレス鋼のような
比較的剛性の板金で形成される。コンベア装置10に対する支持は、フレーム(
図示せず)に取り付けられた脚等の歯科医で周知の任意の手段によって与えられ
る。
【0045】 本発明のもう1つの重要な側面によれば、各モジュラー側部リンク22には、
それが1つのローラから他のローラへローラ38,40を横切って移行するのを
助成するとともに、特に傾斜路を昇降する間、又、戻り走行路に沿って走行する
間垂れ下がるのを防止するように各リンクを支持するための湾曲スカート26が
設けられる。各側部リンク22の湾曲スカート26は、前方突出フィン26aと
後方突出フィン26bを含む。再び図5を参照して説明すると、作動において、
後行リンク22bの前方突出フィン26aが、どの時点においても終始、先行リ
ンク22aの後方突出フィン26bに近接してオーバーラップしている。従って
、このオーバーラップは、順次に連続する側部リンク22a,22b,22c間
のギャップを架橋する働きをする湾曲接合部を形成する。先に簡単に述べたよう
に、この構成は、コンベアベルト12に上述した2つの優れた作動性能を付与す
る。
【0046】 第1に、円滑な移行機能に関する限り、湾曲スカート26のフィンとフィンの
間の湾曲接合部は、ローラ38をそれが最初に後行リンク22bに接触した後、
先行リンク22aのスカート26に接触したままに保つからである。第2に、隣
接するリンク22aと22bのフィンの縁が互いに接触することも可能とされる
。このことにより、ベルトに一時的なたるみ又は垂れ下がりが生じた場合、フィ
ンの互いに協同する縁対縁による支持を与えることができる。かくして、ベルト
12がガイドレール14,16から離脱しようとする動作が回避される。
【0047】 連続する側部リンクのフィン26a,26bは、又、コンベアベルトに独特の
態様で上述した優れた傾斜路昇降能力を付与する。図8aに示されるように、ベ
ルト12が傾斜路を上るときは、傾斜路の上端において後行リンク22bの各前
方突出フィン26aが、先行リンク22aの後方突出フィン26bと嵌合するよ
うに後方に回転する(仮想線の動作矢印参照)。このフィンの縁対縁の係合が、
傾斜路上昇中各連続するリンク22a,22b,22cを支持し案内する働きを
する。図8bに示されるように、ベルト12が下り傾斜路(下端部分が示されて
いる)を下降するときも同様な利点が得られる。
【0048】 図9に明示されているように、湾曲接合部を形成するオーバーラップスカート
26及び、それらの湾曲スカート26の上述した互いに協同する縁対縁の係合は
、又、ベルトの戻り走行中、垂れ下がり防止機能に加えて、1つのリンクから次
のリンクへの移行の円滑さをも改善する。即ち、ベルト12が反転されると、ベ
ルトの移動中のどの時点においても、先行リンク22aの後方突出フィン26b
が後行リンク22bの前方突出フィン26a上に少くとも部分的に支持される。
それによって、個々のリンクが、戻り走行路の能動ガイドレールの各ローラ組立
体18間を跨ぐ際にたるむのを防止される。
【0049】 再び図1を参照して説明すると、本発明のコンベア装置10の好ましい実施形
態の作動を簡単に説明する。側方屈曲製性無端モジュラーリンク式コンベアベル
ト12は、矢印によって示される方向にコンベア装置10に沿って走行する。コ
ンベアベルト12の駆動は、慣用の電気モータとスプロケット(図示せず)によ
って行うのが好ましい。ベルト12がコンベア装置10の湾曲セクション(カー
ブ)にさしかかると、先行リンク22のアーム24及び内側案内表面が、コンベ
ア装置10の直線セクションから離れ、1列に並んだ(インラインの)最初の上 側ローラ38bに係合する。この係合(ローラ38bの外周面の外向き支承力を
含む)と、周溝42bに対する耳片28の摺動係合とによって、上側ローラ38
bを図1、5及び6に動作矢印によって示される方向に回転させる。この回転が
、カーブを通過するベルト12の順方向走行路に能動的案内を与える。
【0050】 先に述べたように、この回転は、摩擦を、そしてそれに比例して摩擦抵抗力
を大幅に減少させる。ベルト12がカーブに沿って走行するにつれて、各ローラ
38aが順次にベルト12の順方向走行路に同様の案内と支持を与える。又、対
応する各下側ローラ40は、ベルト12の戻り走行路に同様の案内と支持を与え
、それによって、摩擦抵抗力を減少させ、無端コンベア装置全体に沿ってベルト
12のたるみを防止する。
【0051】 コンベア装置10に対するその他の可能な改変としては、各対の関節連結部材
50,52にスパナーブラケット66(図6及び7を参照)を設けることが含ま
れる。このようなパナーブラケットは、能動ガイドレール16に剛性を付与する
ことと、横断ブラケット20と協同して関節連結部材50,52の位置を固定し
、それによって作動中位置合わせ不良(心合わせ不良)が生じるのを防止すると
いう二重の機能を発揮する。スパナーブラケット66は、関節連結部材50,5
2の内側又は外側に取り付けることができ、あるいは、内側と外側に交互に取り
付けてもよい。又、能動ガイドレール16をそれに衝接する受動ガイドレールの
セクションに固定するための追加のブラケット(図示せず)を設けることもでき
る。
【0052】
【発明の効果】
要約すれば、本発明は、改良された側方屈曲性モジュラーリンク式コンベアベ
ルト12及び改良されたガイドレール16を有するコンベア装置10を提供する
。上側ローラ38と下側ローラ40を有するローラ組立体18は、ベルト12(
図1、2参照)に能動的案内を与える。ローラ38,40は、ベルトがカーブを
回るときの摩擦抵抗を減少させる働きをする。
【0053】 一連の関節連結部材50,52は、ローラ組立体18を相互に連結し、所与の
カーブに適合するようにローラ組立体18間の相対角度位置を選択的に調節する
ことを可能にする(図6及び7を参照)。又、改良された側方屈曲性モジュラー
リンク式コンベアベルト12は、順次に連続する側部リンク間のギャップを架橋
するための湾曲スカート26を有する側部リンク22を含む(図3参照)。湾曲
スカート26は、(1)個々のリンクが順方向走行路に沿って垂れ下がる減少を
軽減するために隣接する側部リンク22間に互いに協同する支持を与えること、
(2)コンベアベルト12が傾斜路を昇降するのを助成すること(図8a、8b
参照)、及び、(3)戻り走行路に沿ってベルト12の垂れ下がりを防止し保持
するという追加の機能を提供する。
【0054】 以上、本発明を実施形態に関連して説明したが、本発明は、ここに例示した実
施形態の構造及び形状に限定されるものではなく、いろいろな実施形態が可能で
あり、いろいろな変更及び改変を加えることができることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明のコンベア装置の上からみた平面図であり、カーブの外側に沿
って配置された能動ガイドレールを構成するローラ組立体を示すために一部破除
されている。
【図2】 図2は、図1と同様の図であるが、カーブの内側に沿って配置されたローラ組
立体を示す。
【図3】 図3は、本発明の改良された側部リンクの拡大透視図であり、順次に連続する
側部リンク間のギャップを架橋する働きをする湾曲スカートを示す。
【図4】 図4は、図1の線4−4に沿ってみたコンベア装置の断面図であり、湾曲セク
ションの外側に沿って配置されたローラ組立体と、内側に沿って配置された受動
ガイドレールを示す。
【図5】 図5は、コンベアベルトの順方向の走行中連続する側部リンクが1対の連結さ
れたローラ組立体の上側ローラに係合する態様を示す側面図である。
【図6】 図6は、能動ガイドレールを構成するローラ組立体の側面図であり、ローラ組
立体を相互に連結する関節部材の断面図を含む。
【図7】 図7は、一連の関節部材がローラ組立体の相対角度位置を調節することを可能
にするように相互に連結されている態様を示す透視図である。
【図8】 図8aは、傾斜路を上昇中のモジュラーリンク式コンベアベルト(傾斜路の上
端にある)の側面図であり、第1、即ち、先行の側部リンクの前方突出フィンが
後行の側部リンクの後方突出フィンと協同する態様を示す。 図8bは、フィンの係合態様を示す、図8aと同様の図であるが、コンベアベ
ルト(傾斜路の下端にある)が傾斜路を下降中のときの態様を示す。
【図9】 図9は、戻り行程に沿って走行中のリンクの拡大側面図であり、側部リンクの
湾曲スカートがコンベアベルトを支持するのを助成する態様を示す。
【符号の説明】
10 側方屈曲性モジュラーリンク式コンベア装置、コンベア装置 12 側方屈曲製性無端モジュラーリンク式コンベアベルト、モジュラーリンク
式コンベアベルト、コンベアベルト 14 内側ガイドレール、受動ガイドレール 16 外側ガイドレール、能動ガイドレール 18 ローラ組立体 20 横断ブラケット 22 モジュラー側部リンク、側部リンク 24 垂下アーム 26 湾曲スカート 26a 前方突出フィン 26b 後方突出フィン 28 内方突出横耳片、横耳片、耳片 30 尖端部 32a,32b 脚部 34 横断連結部材 36a 上側リップ 36b 下側リップ 38 上側ローラ 40 下側ローラ 40 下側ローラ 41 スピンドル 42,44 周溝 50,52 関節連結部材 54 相互噛合継手 64 孔 66 スパナーブラケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マックダニエル,マイケル,ディー. アメリカ合衆国 ケンタッキー州 42141 グラスゴー ティック リッジ ロード 857 (72)発明者 ジョンソン,マーク,ティー. アメリカ合衆国 ケンタッキー州 42141 グラスゴー ジョウー アン ドライヴ 106 Fターム(参考) 3F025 BA02 BB05 BC04

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内方突出横耳片を備えた垂下アームを有する側方屈曲性無端
    モジュラーリンク式コンベアベルトをのための支持装置であって、 前記コンベアベルトの一方の側部の側部リンクの内側案内面及び横耳片に係合
    して該側部リンクを受動的に案内するための受動ガイドレールと、 前記コンベアベルトの他方の側部の側部リンクの内側案内面及び横耳片に係合
    して該側部リンクを能動的に案内するための少くとも1つの能動ローラ組立体と
    、 から成る支持装置。
  2. 【請求項2】 前記能動ローラ組立体は、上側ローラと下側ローラを含み、
    該各ローラは、前記側部リンクの前記横耳片に係合するための周溝を画定する1
    対の互いに離隔したディスクを有することを特徴とする請求項1に記載の支持装
    置。
  3. 【請求項3】 前記能動ローラ組立体は、コンベアベルトがコンベア装置の
    湾曲セクションを通過するとき該コンベアベルトを能動的に案内するのを助成す
    ることを特徴とする請求項2に記載の支持装置。
  4. 【請求項4】 前記受動ガイドレールは、前記湾曲セクションの内側に沿っ
    て延設され、前記能動ローラ組立体は、該湾曲セクションの外側に近接して配置
    されていることを特徴とする請求項3に記載の支持装置。
  5. 【請求項5】 前記能動ローラ組立体は、前記湾曲セクションの内側に近接
    して配置され、前記受動ガイドレールは、該湾曲セクションの外側に沿って延設
    されていることを特徴とする請求項3に記載の支持装置。
  6. 【請求項6】 前記側部リンクの各々の前記横耳片は、前記上側ローラ及び
    下側ローラの前記周溝に摺動係合することを特徴とする請求項2に記載の支持装
    置。
  7. 【請求項7】 内方突出横耳片を備えた垂下アームを有する側方屈曲性無端
    モジュラーリンク式コンベアベルトをのための支持装置であって、 前記コンベアベルトの一方の側部の側部リンクの内側案内面及び横耳片に係合
    して該側部リンクを受動的に案内するための受動ガイドレールと、 前記コンベアベルトの他方の側部の側部リンクの内側案内面及び横耳片に係合
    して該側部リンクを能動的に案内するための複数の能動ローラ組立体と、 から成る支持装置。
  8. 【請求項8】 前記複数の能動ローラ組立体は、コンベアベルトがコンベア
    装置の湾曲セクションを通過するとき該コンベアベルトを能動的に案内するのを
    助成することを特徴とする請求項7に記載の支持装置。
  9. 【請求項9】 前記各能動ローラ組立体は、 スピンドルと、 該スピンドルに取り付けられた上側ローラと下側ローラを含み、該各ローラは
    、前記側部リンクの前記横耳片に係合するための周溝を画定する互いに離隔した
    ディスクを有することを特徴とする請求項8に記載の支持装置。
  10. 【請求項10】 前記側部リンクの各々の前記横耳片は、前記上側ローラ及
    び下側ローラの前記周溝に摺動係合することを特徴とする請求項9に記載の支持
    装置。
  11. 【請求項11】 前記複数のローラ組立体を前記湾曲セクションに沿うよう
    に該ローラ組立体間の相対角度位置を調節することを可能にするための1対の関
    節連結部材が、各ローラ組立体の前記スピンドルに連結されていることを特徴と
    する請求項9に記載の支持装置。
  12. 【請求項12】 前記複数のローラ組立体を支持するのを助成するための半
    径方向の横断ブラケットが対応する前記関節連結部材と前記ガイドレールの間に
    取り付けられていることを特徴とする請求項11に記載の支持装置。
  13. 【請求項13】 モジュラーリンク式コンベア装置であって、 複数のモジュラーリンクと、 側方屈曲性コンベアベルトを構成するように前記複数のモジュラーリンクを連
    結するための複数の横断方向の連結手段と、 コンベアベルトローラガイド手段と、 前記コンベアベルトを駆動するための駆動手段と、 から成り、 前記モジュラーリンクは、前記ローラガイド手段に係合するための垂下アーム
    と、該モジュラーリンク間でオーバーラップするための湾曲スカートを有する側
    部リンクを含むことを特徴とするモジュラーリンク式コンベア装置。
  14. 【請求項14】 前記垂下アームは、内方突出横耳片を含むことを特徴とす
    る請求項12に記載のモジュラーリンク式コンベア装置。
  15. 【請求項15】 前記湾曲スカートは、各隣接するリンクが前記ローラガイ
    ド手段間を円滑に移行することができるようにコンベアベルトの移動方向にオー
    バーラップすることを特徴とする請求項12に記載のモジュラーリンク式コンベ
    ア装置。
  16. 【請求項16】 前記ローラガイド手段は、順方向走行路のための上側ロー
    ラと、戻り走行路のための下側ローラを含み、該各ローラは、前記側部リンクの
    前記横耳片に係合するための周溝を画定する1対の互いに離隔したディスクを含
    むことを特徴とする請求項13に記載のモジュラーリンク式コンベア装置。
  17. 【請求項17】 前記複数のローラガイド手段を特定の選択された湾曲セク
    ションに沿うように該ローラガイド手段間の相対位置を調節することを可能にす
    るように該ローラガイド手段を連結するための1対の関節連結部材が設けられて
    いることを特徴とする請求項13に記載のモジュラーリンク式コンベア装置。
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