JP2002503345A - レーザ捕獲顕微解剖のための凸形状接着性フィルムシステム - Google Patents

レーザ捕獲顕微解剖のための凸形状接着性フィルムシステム

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Abstract

(57)【要約】 組織サンプルは、従来は、顕微鏡において可視化される。選択的に活性化された凸状表面が、好ましくはロッドの遠位端に、提供される。この選択的に活性化された凸状表面は、活性化された場合(典型的には、顕微鏡における光学光路を通るレーザを用いて)、接着特性を有する活性化された領域を提供する。摘出されるべき組織サンプルの少なくとも一部が、同定される。この同定された部分は、ロッドの端の選択的に活性化された凸状表面の一部と接触される。凸状表面が活性化された場合(典型的には、所望のサンプルのフットプリントにおけるレーザ光への曝露によって)、選択的に活性化された凸状表面上の接着性輸送表面が提供され、これは、所望のサンプルのフットプリントにおける所望の細胞に接着する。その後、接着性輸送表面は、所望の細胞との接着を維持しつつ、組織サンプルの残りから切り離される。

Description

【発明の詳細な説明】 レーザ捕獲顕微解剖のための凸形状接着性フィルムシステム 本開示は、レーザ捕獲顕微解剖(LCM)(簡便で迅速な様式で、病理スライドから 微小量の組織を取り除くための技術)を行うために使用されるレーザ作動接着性 フィルムのための凸形状を扱う。LCMにおいて直面する様々な問題を解決するた めのいくつかの構成、ならびにその手順に関与するいくつかの機械的働きを行う ための機械的機構を記載する。 発明の背景 具体的には、多くの疾患は、現在、分子レベルおよび遺伝子レベルで理解され ている。このような分子の分析は、疾患の診断および予後に重要である。組織サ ンプルから細胞組織材料を直接摘出するための現在の方法は、制限されている。 なぜならば、この摘出は、平均含量の疾患関連マーカーのみを反映するからであ る。現実には、組織は非常に不均一であり、組織の最も診断的な部分は、病変の 数百個の細胞以下に限定され得る。従って、ヒトの病理切片の分子分析は、標本 内からの均一な細胞の純粋な集団を標的化し、そして取り出すことが必要である (ここで、これらの細胞は、全局所組織の数パーセントまたはさらにずっとそれ 未満(例えば、1000細胞中1細胞またはさらにそれ未満)のみを含み得る)。本 願に包含されるLCM発明の改変は、組織内の低密度または希少な細胞の収集、お よびこのような細胞が、様々な標本から、病理の正確な統計的説明に十分な材料 を提供するために収集されなければならない場合に、特に重要である。例として は、AIDSウイルスに感染した単離細胞、感染性結核性細菌を含有するマクロファ ージ、タンパク尿を示す患者における腎糸球体内の細胞、アルツハイマー症候群 を示す脳における脳細胞および斑、ならびに癌性組織が挙げられる。それぞれの 場合において、異なった自然病因に関連し得る種々の疾患および異なった治療に 対する特定の患者の反応の正確な分子的説明は、周辺細胞からの分子の甚だしい 混入なしでのみ達成され得る。本発明者らは、具体的には、いかにレーザ顕微解 剖が癌の分子的分析に重要かを議論するが、同様の原理が種々の疾患および薬物 処置に対するその応答、ならびに正常なヒトの発育および老化の分子的説明(例 えば、DNA変異、遺伝子発現の変化、およびタンパク質の転写後改変)に適用され る。 正常組織サンプルは、浸潤前および浸潤腫瘍細胞を取り囲むおよびこれに隣接 する種々の細胞型を含有する。生検および診断に供される、1.0mm程度の腫瘍細 胞の一領域には、正常上皮、浸潤前段階の癌、インサイチュの癌、浸潤癌、およ び炎症領域が含まれ得る。結果的に、慣用的なひっかく方法および切り取る方法 が、全てのこれらの型の細胞を集め、それ故、対立遺伝子の欠失が、混入してい る非悪性細胞における対立遺伝子の正常複製物の存在により、隠される。組織の 一部を切り離すまたはマスキングする既存の方法は、必要とされる分解能を有さ ない。それ故、これらの以前の方法による遺伝子的結果の分析は、正常細胞、所 望でない細胞、または血管細胞由来の対立遺伝子の混入によって、いつも苦しめ られる。 ヒド腫瘍の分子的研究は、現在、そのキャラクタリゼーションに利用可能な技 術およびモデル系に制限されている。ヒト腫瘍細胞におけるタンパク質または核 酸発現を定量的または定性的に評価するための研究が、バルク腫瘍標本に存在す る様々な細胞集団により損なわれている。浸潤腫瘍の組織学的分野は、典型的に は、腫瘍細胞、間質細胞、内皮細胞、正常内皮細胞、および炎症細胞を含む多数 の細胞型を示す。腫瘍細胞は、しばしば、総細胞集団のうち比較的少ない割合で あるので、これらの標本における正味のタンパク質または核酸変化の重要性を解 釈するのは、困難である。 培養中のヒト腫瘍細胞の研究は、腫瘍細胞と宿主細胞および細胞外マトリクス との複雑な相互作用、ならびにいかにしてそれらが腫瘍細胞のプロテアーゼ産生 能または活性化を調整し得るかについて説明しない。免疫組織化学的染色は、腫 瘍浸潤領域における酵素分布を試験することを可能にするが、結果は、組織固定 法および抗体-抗原親和性により変化し、タンパク質レベルの半定量的評価のみ を提供する。さらに、染色結果の定量的解釈は、組織切片内の染色パターンの変 化性、染色強度の主観的評価、および間質染色の有意性の解釈の困難さにより、 複雑化される。さらに、プロテアーゼの研究において利用される多くの抗体は、 プロ酵素と活性酵素種とを区別しない。ヒト肺瘍のホモジネート由来の酵素また はmRNAレベルのアッセイは、標本内の細胞の混合した集団、または組織において 起こり得る付随した病態生理的なプロセスのいずれの理由も説明しない。 従来の研究方法は、研究者が、浸潤前病変における遺伝子的変化を具体的に試 験することを可能にする。今日までの最も洗練された遺伝子的試験技術は、限ら れた価値を有する。なぜならば、分析されるべき入力DNA、RNAまたはタンパク質 は、疾患の形態を示す純粋な細胞集団由来ではないからである。いくつかの方法 が、この問題に取り組むために、組織顕微解剖のために報告されている。これら には、特定の細胞集団を富ませるための凍結組織塊の全体解剖、所望でない遺伝 物質を破壊するための手動でインク染色した切片の照射、凍結組織標本の接触調 製、および手動の器具を用いた顕微解剖が含まれる。しかし、これらの方法は、 慣用的な研究または高処理能力臨床分子診断用途には、十分には正確および効果 的ではない。手動の顕微解剖は、例えば、良好な精度を有するが、時間がかかり 、労働集約的であり、高度の手先の器用さを必要とし、そして一般的に普通の技 術者に適していない。 Lance A.Liottaら、1997年2月7日に出願された米国仮特許出願番号第60/03 6,927号、表題「Isolation of Cellular Material Under Microscope Visualiza tion」には、本発明者らがレーザ捕獲顕微解剖(LCM)と呼ぶようになった技術に ついての記載がある。簡単に述べると、組織サンプルが顕微鏡における観察下で 典型的にはスライド上に提供される方法および装置が開示された。組織は、その 選択的領域に接着性を与えるために活性化され得る、選択的に活性化された表面 と接触された。組織サンプルは顕微鏡を介して可視化され、そして摘出されるべ き組織サンプルの少なくとも一部が同定される。その後、選択的に活性化された 表面は、典型的には、所望の組織のフットプリントにおける選択的に活性化され た表面上に向けられた光ファイバを介して送られたレーザによって、活性化され る。これは、選択的に活性化された表面の一領域が、選択された組織サンプルの 部分と接触している間に行われる。選択的に活性化された表面の活性化された領 域は、組織サンプルの選択された部分に接着する。その後、選択的に活性化され た表面の活性化された領域と組織サンプルの部分との間の接着が維持されつつ、 活性化された表面が組織サンプルから分離される。組織サンプルのこの部分は、 上記組織サンプルの残りの部分から摘出される。 上記権利を与えられた特許において開示される基本的技術は、EVAフィルムの 大きな遊離した片をスライド上の組織サンプルに適用することを扱うが、従来の 顕微鏡を用いて比較的訓練されていない作業者によって利用され得る実用的な方 法および装置へのこの技術の縮小は行われていない。従って、以下の明細書にお いて、この技術の1実用的実施態様を記載する。 発明の要旨 組織サンプルは、慣習的に、顕微鏡で可視化される。選択的に活性化された凸 状表面が、好ましくは、ロッドの遠位端に備えられる。この選択的に活性化され た凸状表面は、活性化された場合(典型的には、顕微鏡の光学的光路を介したレ ーザを用いて)、接着性を有する活性化領域を提供する。摘出されるべき組織サ ンプルの少なくとも一部が、同定される。この同定された部分は、ロッドの末端 の選択的に活性化された凸状表面の一部と接触する。凸状表面が活性化された場 合(典型的には、所望のサンプルのフットプリントにおけるレーザ光への曝露に よって)、選択的に活性化された凸状表面上の接着性伝達表面が提供され、これ は、所望のサンプルのフットプリントにおける所望の細胞に接着する。その後、 この接着性伝達表面は、組織サンプルの残りから、所望の細胞との接着を維持し つつ、分離される。このようにして、組織サンプルの所望の部分が摘出される。 開示された選択的に活性化された凸状表面は、好ましくは、同一のスライド上ま たは異なるスライドからの1つより多い部位で、所望の組織サンプルを収集する ために利用される。収集された組織サンプルは、その後、所望ならば、凸状表面 上で回収された状態で、および次いで(例えば、サンプルのタンパク質を溶解す ることによって)遊離されて、検査され得る。これは、分析に十分に純粋な材料 を得るために、生じた残りの細胞を効果的に濃縮し得る。選択的に活性化された 材料とともに凸状表面を有するロッドは、この装置およびプロセスを用いた使用 の主要素として記載される。この凸状表面の好ましい形状および得られる棒状物 品とともにロッドをコーティングする方法が、開示される。 図面の簡単な説明 図1は、従来の倒立顕微鏡の側面図である。この顕微鏡は、実線で示されるレ ーザ捕獲顕微解剖によるサンプルの収集のための本発明の凸形状接着性フィルム システムを有し、光路から新しいロッドを簡便に取り付けるおよび取り外すこと を可能にする装置の回転部位が点線で示される。 図2は、本発明の凸形状接着性フィルムシステムの機構の、顕微鏡への取り付 けなしの、分解図である。 図3は、並んだ2つの典型的なスライドの図である。これらはそれぞれ組織サ ンプルを含み、凸形状接着性フィルムシステムにより収集するために、お互いに 離れたスライド上の細胞位置が示されている。 図4Aは、錐表面上の選択的に活性化されたフィルム上に収集された所望の細 胞を有する錐形表面の斜視図であり、この図は、収集された細胞の顕微鏡による 検査を図解的に示している。 図4Bは、図4Aの収集表面の拡大図であり、単一の凸状表面上に収集され得 る多数のサンプルを示している。 図5A〜5Eは、以下を有するサンプル上に配置され得る可能な凸形状を記載 した一連の図である: 図5Aは、円柱を示す; 図5Bは、偏球の一部を示す; 図5Cは、球の一部を示す; 図5Dは、彫面を有する球の一部を示す; 図5Eは、彫面を有する偏球を示す; 図6Aおよび6Bは、ロッドの液浸および乾燥を示す; 図7は、ロッドのスプレーコーティングを示す;そして 図8は、ロッドに対する測定されたコーティングの適用を示す。 好ましい実施態様の詳細な説明 図1を参照する場合、サンプル収集装置Cは、反転した顕微鏡MIの付属部品 として示される。従来のように、反転した顕微鏡MIは、接眼レンズE、対物レ ンズO、従来の光源Lを含み、これらの全てが、サンプルAを有するスライドS を観察する場合に補助する。 サンプル収集装置Cは、図1に概略的にのみ示されるが、付属部品である。そ れは、サンプル収集ロッドRを含み、これは垂直回転軸Vの周りを回転する。サ ンプル収集ロッドRは、コーティングされた収集先端部Tを有し、収集されるべ き所望の細胞のサンプルA上の位置にある。 レーザからの光Zは、エピ照射ポートを介して顕微鏡に入り、そしてスライド 上の公知の予備決定された地点(例えば、視野の中心)にて集光される。 Rの補充可能な部分を都合良く取り替えたりおよび除去したりするために、破 線のサンプル収集ロッドR'によって示されるように、サンプル収集装置Cのサ ンプル収集ロッドRは、軸Vの周りを回転され得、対物レンズOから接眼レンズ Eの光路までそれを移動する。このシステムは、図2に関してより完全に記載さ れる。 操作は単純に記載され得る。最初に、顕微鏡ステージが中心に置かれ、そして サンプル収集ロッドRはスライド上の位置に置かれる。次に、所望の細胞、すな わちサンプルAが位置づけされるまで、スライドSは調べられる。このスライド は、サンプルAが視野の中心に来るようにステージ上で位置づけされる。次いで 、コーティングされた収集先端部Tを有するサンプル収集ロッドRは、後に図2 にて説明されるメカニズムを用いて、水平軸の周りを回転されることによって下 げられ、これによって、収集先端部Tと所望の細胞におけるサンプルAとの間で 接触が起こる。次いで、レーザZは、コーティングされた収集先端部Tを活性化 し、そして所望の細胞における接着を誘導する。所望される場合、顕微鏡ステー ジの小さな運動は、1つのレーザスポットに対応するAの組織の単一地点より多 く収集するために、レーザビームにおいてAの拡張された領域および収集先端部 Tを位置づけするために使用され得る。Aおよび先端部Tの組み合わせの全ての 部分がレーザに曝露される場合、次いで、それに接着した所望の細胞を有するコ ーテ ィングされた収集先端部TはサンプルAから離昇され、サンプル収集ロッドRは 、ほんのわずかにその軸の周りを回転され、そして上記の全体のプロセスが異な るサンプル、A1においても繰り返される。 作業を大幅に要約して、好ましい実施態様の記載を続ける。 図2を参照する場合、サンプル収集装置Cは、サンプル収集ロッドRの部分と 一緒に示される。ステージマウンティング14は、分割環マウンティング16に て、主軸受筒18に載備する。主軸受筒18は、ベアリングブロック20を支え る。ベアリングブロック20は、順番に、サンプル収集装置基部22を支える。 垂直回転軸Vは、ベアリングブロック中心開口24にて、ベアリングブロック2 0に適合し、そして相対回転に対しロックされる。 移動止めブロック26は、垂直回転軸Vにロックし、そしてスプリング載備移 動止め28を支える。移動止めブロック26の垂直回転軸Vへのロックは、移動 止め軸ロック30で起こる。 サンプル収集装置基部22は、スライド一致移動止め溝32および遠隔配置移 動止め溝34を規定する。簡単に述べると、サンプル収集装置基部22がスライ ド一致移動止め溝32の上に重なるスプリング載備移動止め28で一致される場 合、コーティングされた収集装置先端部Tを有するサンプル収集ロッドRは、ス ライドS上のサンプルAの中心観察地点の上に重なる。このステージが中心にあ る場合、この中心観察地点は、レーザビームの位置と一致する。サンプル収集装 置基部22が遠隔配置移動止め溝34の上に重なるスプリング載備移動止め28 と一致される場合、コーティングされた収集先端部Tにおけるサンプル収集ロッ ドRは、スライドSおよびそのサンプルAから離れ、スライドSから離れたロッ ドRの補充可能な部分の都合の良い装填および非装填を可能にする(図1を参照) 。 図2に示されるサンプル収集ロッドRは、その遠位にて、種々の一連のサンプ ル収集補充可能ロッド先端部のそれぞれと、それら自身のコーティングした収集 先端部Tとの接続のために、末端カップリング40を含む。このようなチップは 、図5A〜図5Eに関して後に議論される。反対側の末端におけるこれと同じサン プル収集ロッドRは、回転ステッパーモーター42に接続する。各サンプルがコ ーティングされた収集先端部T上に収集された後、コーティングされた収集先端 部 Tが周辺全体付近に(または、所望であるならば、より少ない)サンプルを有する まで、回転ステッパーモーター42の完全な回転の一部による回転が起こる。 組織の剪断および起こり得る汚染が生じるのをさけるため、コーティングされ た収集先端部Tにおけるサンプル収集ロッドRは、それが回転する前に、スライ ドS上のサンプルAとの接触から逃れることが必要である。従って、回転ステッ パーモーター42は回転ブロック44に載備される。回転ブロック44は、サン プル収集装置基部22の末端の回転開口48内の水平回転軸46の周りを順番に ロックする。従って、コーティングされた収集先端部Tにおけるサンプル収集ロ ッドRは、スライドS上のサンプルAと接触するようにおよび接触しないように 移動し得ることがわかる。ロッドが回転した後、ステージは再び中心に置かれ、 そしてこのスライドは視野の中心に所望の細胞を有する新たな位置に移動され、 ロッドは下げられる。 スライドS上にサンプルAを有するコーティングされた収集先端部Tの接触は 、精密に制御されなければならない。これは、板バネアクチュエーターを使用す ることによって行われ、サンプル収集ロッドRの各々の接触のために利用される 力の量を制御する。 サンプル収集ロッドRの末端におけるコーティングされた収集先端部Tのこの 制御された接触は、垂直ステッパーモーター54(これはサンプル収集装置基部 22の下に接続する)によって決定される。垂直伸張ステッパー軸56を有する モーター54は、モーターが作動する場合、直線垂直運動を起こす。垂直伸張ス テッパー軸56は、線膨張カーブ62に隣接する板バネ60の末端にて固定され る。反対側の末端にて、板バネ60は、回転ブロックボルト65(回転ブロック ボルト開口67にて回転ブロック44に接続する)を有する。 この構造を記載したことによって、スライドS上のサンプルAと接触したり接 触しなかったりするコーティングされた収集先端部Tにおけるサンプル収集ロッ ドRを回転するためのサンプル収集装置Cの操作は、容易に理解され得る。詳細 には、垂直ステッパーモーター54は、制御された(例えば、コンピューター)量 の垂直運動で作動され、垂直伸張ステッパー軸56の高さを慎重に調節する。ス テッパー軸56により、板バネ60が回転ブロックボルト65を傾斜させる。回 転ブロックボルトは、回転ブロック44および接続されたサンプル収集ロッドR を有する載備された回転ステッパーモーター42を順番に回転させる。ロッドR は遠位の末端にてコーティングされた収集先端部Tを有するので、サンプルAの 制御された接触は起こり得る。 開示されたメカニズムが極度に繊細であることが理解され得る。板バネ60の 長レバーアームが提供される場合、サンプルAにおける力の精密な制御は、容易 に達成される。さらに、接触に利用される力の量は、制限内で、収集したサンプ ルの「ライン(line)」接触領域の幅を制御し得る。減少した力による接触は、減 少した量のサンプルAを収集し;増大した力による接触は、増大した量のサンプ ルAを収集する。 収集のためのスライドS上のサンプルAの所望の細胞を位置づけする場合、2 つの移動が利用され得る。第1に、図1を参照すると、スライドSは、従来の顕 微鏡ステージSに対して鈍い動きで提供され得、サンプルAが視野の中心に来る 。この滑り運動は、顕微鏡を操作する何人においても周知である。 第二に、従来の顕微鏡ステージ70のいくらか微妙な動きは、Rの接触ゾーン 内の任意の箇所に位置される所望の細胞を収集するために所望される。 ロッドRを上昇し、次いで回転し、そして下降することの代替は、組織の剪断 が存在しないステージの制御された運動と組み合わせて、領域A上でロッドを回 転することである。 小さなステージの運動の代替は、レーザビームを走査し、所望の細胞および隣 接する接着物のみがレーザによって照射されるようにそれを回転したりしなかっ たりすることである。 サンプル収集ロッドRおよびコーティングされた収集先端部Tを有するサンプ ル収集装置Cについて記載すると、ここでサンプルに関する先端部の運動は上記 のようであり得る。 円柱幾何概念における幾つかの効率パラメーターを評価するために、近距離x において良好な円の以下の放物線の近似を使用することが便利である: y=(x2)/2R これは、半径Rの円を近似し、この円の中心はy=Rおよびx=0である(例え ば、その最も低い地点は、ロッド/フィルムと組織との間の接触の地点であると 仮定される原点である)。2R=3/16インチ(=4.68mm)である場合、次いで 円周は、14.7mmである。次の移動部位における組織の汚染を避けるために、yを 50ミクロン(.002インチ)下げるために、上記の関係を使用するとx=0.48mmであ る。これによって、外周全体が使用されると仮定して単一ロッド上の30通りの 移動を可能にし、そして、この移動は中心において0.48mmの間隔で離れる。視覚 化するために、湾曲した表面上にある場合、組織上における集光を維持するため にYの最大値を1ミクロンにした場合、その結果、x=.070mmとなる。従って、 約140ミクロンの幅の領域は、湾曲表面上に再集光する必要もなく、後の観察に おいて、鋭い集光内にある。 接触領域が有用であるほど十分に大きいかどうかという疑問が生じる。古典的 Hertzian接触圧力方程式(平らな表面を有する弾性準無限媒体と接触する「ライ ン」において、半径Rおよび長さLおよび弾性係数Eの弾性円柱に適用する)を使 用して、接触面積を粗く見積もり得る。後者の特性がスライドガラス(そして、 約7ミクロン厚さの組織ではない)の特性によって与えられると仮定すると、可 塑物の特性が支配し、そして関連したパラメーターは、およそ1/Eである。 接触圧pは、p=p0(1-y2/b2)1/2によって与えられ、ここでp0=1/2(PE/RL)1/2 である。接触準幅bは、b=(PR/EL)1/2によって与えられる。2R=3/1 6インチの値を使用する場合、L=1mm、p=11b、そしてE=105psi、bは125 ミクロンであり、そしてp0は、2500psiである。次いでp=1ozである場合、b =30ミクロン、そしてp0=625psiである。次いで、Eが104psi(見込み)である場 合、p=11bについて、b=400ミクロンおよびp0=800psiであり、そして、p= 1ozについて、b=100ミクロンおよびp0=200psiである。 従って、それは、「ライン」接触領域が有用であるのに十分に大きく、そして 外周上の隣接するサンプルが分離した状態を維持され得るほど十分小さいように 、思われる。しかし、これらの計算は、留意して行われるべきである。というの も、好ましいコーティングのために使用されるEVAフィルムは、組織特性を考慮 に入れて、接触面積を増大する傾向にある高接触圧の場合に可塑的に変形し得る からである。他方で、対応する弾性は、接触面積をより小さくする傾向にある相 対的 に強固なシリンダー上の薄膜内にのみに存在する。本発明者らの実験は、合理的 な接触力を用いた場合、所望の領域が得られ得ることを示す。 理論的圧力分布が放物線的であるため(理論Hertzianモデルからの偏差によっ てスムーズ化される)、うまく移動するが非特異的なピックアップ(pickup)を誘 導しないようにするのに十分に圧力が制御され得るかどうかの疑問が生じる。( この状況は、平面幾何学を有する存在する状況より悪くない−それは「分析する 」ことがより容易であるため、それはより明白である。)再びもう一度、本発明 者らの実験は、これが可能であることを示す。本発明者らは、しばしば、約40ps iの最大圧p0および約20μのbを導く1gmの接触力を使用する。 この状況は、多角形の断面のロッドを用いると、より単純になる。次いで、外 周方向において面が1mm長、そしてロッド軸方向において1 mm幅である場合、接 触面積は1/625インチ2である。接触力が1ozであり、そして接触圧が均一である( 平らな表面による)と仮定する場合、次いで、その値は、1/16lb/1/625in2=40lb /in2psiであり、良好な結果を与えることが公知の値である。 組織サンプルを有する接触表面の整列の問題は、的を得ている。ロッドが変化 を与えられると仮定すると、その1mm長のみ(ここで、フィルムが堆積されている )が組織と接触する。機械的機構が調整されていると仮定すると、全てが完全に 整列している(すなわち、接触表面は、下げられてスライドに接触し、その結果 2つの間のギャップが均一に消滅する場合、スライドに対して消滅する場合、ス ライドに対して正確に平行である。仮の設計において、ロッドを下げるための関 連した回転地点は、組織を有する接触地点から約4インチである。回転地点が、 メカニズムの操作により垂直に0.005インチ変化する場合でさえ(合理的に良好な メカニズムにおいて異なる)、接触角の変化は、約.00125ラジアンのみである。 フィルム接触領域の1mm(1000ミクロン)長を越えると、接触角におけるこの微妙 な変化は、組織のフィルムを持ち上げる際にほんのわずかに1ミクロンをこえる 変化を引き起こす。これは、フィルムおよび組織内の予測される不均一性内にあ り、そして有意な効果を有しない。 サンプル収集ロッドR上のコーティングされた収集先端部TとスライドS上の サンプルAとの接触に関する物理学を記載すると、サンプル収集ロッドRの末端 におけるコーティングされた収集先端部Tにて使用され得る特定の配置について 、幾つかの注意が与えられ得る。 図3を参照する場合、この開示が関連する全体的な問題が議論され得る。サン プルA1を有するスライドS1は、サンプルA2を有するサイドスライドS2に沿っ て示される。例示された所望の細胞88の検査(そして非常に単純化された例示 されたサンプル)は、所望されない細胞90と別に示される。読者は、実際の生 物学的世界はこの例示より莫大により複雑であることを理解する。しかし、本明 細書中で上記のこれらのスライドを使用し、そして収集装置および方法を参照し て、この開示についての3つの重要な観察がなされ得る。 第1に、所望の細胞88が収集される場合、さらなる分析における十分な量の 所望の細胞をしばしば収集するという問題がある。例示されたスライドにおいて 、所望の細胞88の3つのグループの内の1つの収集は、さらなる試験において 不十分な量を生成し得ることが理解されるべきである。さらに、両方のスライド を観察する場合、すなわち1スライド上に存在する細胞は、十分であり得ない; 第二スライドS2または追加のスライド上の第二サンプルA2からの細胞の収集は 、必要とされ得る。従って、単一の収集先端部Tは、多量の組織学的組織から多 くのかろうじて発生する細胞を効果的に濃縮し得る。さらに、1より多いコーテ ィングされた収集先端部T上における収集が起こり得る。簡単に述べると、所望 の細胞88の収集のプロセスは、所望の量が存在し、試験のために準備されるま で継続し得る。 第二に、図4Aおよび4Bを参照して、本明細書中に開示される凸状表面は、 このような細胞を収集し濃縮するための理想的方法であることが理解される。図 4Aを参照した場合、コーティングされた収集先端部T上における所望の細胞8 8の誇張された収集が示される。図4Bを参照して、所望の細胞88のより濃い 濃度が示される。実際に、代表的に30のこのようなサンプルが、コーティング された収集先端部Tの周辺付近に収集され得ることが考慮される。これは、さら なる試験のための十分なサンプルの収集を保証するはずである。 第三に、一旦、所望の細胞88がコーティングされた収集先端部T上に収集さ れると、後に、それらはさらなる処理の前に検査され得る。例えば、病理学者は 、 細胞の収集のために必要とされる退屈さ(アルバイトは退屈さを軽減する)を受け たがり得ない。同時に、病理学者は、収集のための所望の細胞88の正確な性質 について知っている。一旦、技術者が細胞を収集すると、コーティングされた収 集先端部T上における細胞の検査は、病理学者または他の技術者によって達成さ れ得る。これは、代表的に、反転した顕微鏡MI下で起こるが、本明細書中では 、アイループ(eye loop)92にて概略的に示される。 特定の収集された標本はそのような検査をパスし得ないことがよくあり得る。 これらの標本は、接着物を再融解するためにレーザを使用する精密な封入、ある いはDNAを損傷するために、照射(例えば、UV)またはレーザを用いて莫大な焦点 熱パルスを介する破壊のいずれかによって後の処理から防がれ得る。これは、図 4Aにおける接着後処理110によって例示される。 所望の細胞88の少なくとも一部の解放は、多くの好都合のエクスペディエン ト(expedient)によって起こり得る。例えば、細胞内に存在するタンパク質の溶 解は、さらなる試験において存在するDNAおよびRNAを解放し得る。 図4Aに示されるコーティングされた収集先端部Tへの留意に限定して、一般 的な議論がなされ得る。コーティングされた収集先端部Tは、下に置かれた凸状 表面Xを含む。重なる凸状表面X、コーティング94が示される。コーティ冫グ 94についての幾つかの一般的議論を順番に並べる。 第一に、コーティング94は、所望の接着特性を生成するために活性化し得な ければならない。第二に、コーティング94は、凸表面Xに接着され得なければ ならない。第三に、凸表面Xにおいてサンプル収集ロッドRが透明であることが 望ましい。これは、収集手順の全段階の間サンプルAの所望の細胞88の便利な 透過観察を可能にする。 熱可塑性ポリマーフィルムは、表面を接着するための熱-および圧-活性化接着 剤として、広く使用される。これらのポリマーフィルムのほとんどは、従来の光 学顕微鏡において使用される可視光に対し透明かまたは半透明である。しかし、 これらのフィルムは、電磁スペクトルの特定の領域(例えば、3000、1800、1400 〜960cm-1のような強い分子振動モードに関連した赤外領域において)において強 い吸収をもつ。 活性化可能な接着フィルム94は、電磁的にまたは熱的に活性化可能な広く多 様な材料から構成され得る(例えば、エチレンビニルアセテート(EVA)、ポリウレ タン、ポリビニルアセテートなど)。本発明の実施において有用であることが見 出された特定の他の選択的に活性化可能な材料は、以下の通りである:感熱性接 着剤および蝋(例えば、Precision Coatings productカタログ番号HAL-2 180 C) ;熱活性化温接着剤および封止剤(例えば、Ban Fastening Systems(Brooklyn,N Y)からのそれら;紫外線感応性接着剤または硬化光学接着剤(例えば、ThorLabs ,Inc.product N060-NOA81);熱的または光学的エマルジョン(例えば、シルク スクリーンをコーティングした乳濁液B6、高メッシュ粉末状の再構成されたlelt fixit乳濁液(Riso Kagaku Corp.)および種々の他の化合物(アセタール、アクリ ル樹脂、アロイ類およびブレンド、アリル、ビスマレイミド類、セルロース類、 エポキシ、フッ素樹脂類、ケトンをベースにした樹脂類、液晶ポリマー類、メラ ミン-ホルムアルデヒド、ニトリル、ナイロン、フェノール樹脂、ポリアミド、 ポリアクリレート、ポリベンズイミダゾール、ポリブチレン、ポリカーボネート 、熱可塑性ポリエステル、液晶ポリマー、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、 ポリシクロヘキシレンジメチレンテレフタレート(PCT)、工学等級ポリエチレン テレフタレート(PET)、標準等級ポリエチレンテレフタレート(PET)、熱硬化性ポ リエーテルイミドポリエチレンポリエステル、分枝ポリエチレン、エチレン酸コ ポリマー、エチレン-エチルアクリレート(EEA)、エチレン-メチルアクリレート( EMAC)、エチレン-ビニルアルコールコポリマー(EVOH)、高密度ポリエチレン、HM W-高密度ポリエチレン、イオノマー、直鎖低密度ポリエチレン、直鎖ポリエチレ ン、低密度ポリエチレン、UHMWポリエチレン、超低密度ポリエチレン、熱可塑性 ポリイミド、熱硬化性ポリイミド、ポリメチルペンテン、修飾ポリフェニレンオ キシド、ポリフェニレンスルフィド、ブロー成形PPS、ポリフタラミド、ポリプ ロピレン、ポリプロピレンホモポリマー、ポリプロピレン衝撃コポリマー、ポリ プロピレンランダムコポリマー、シリコーン類、スチレン樹脂類、ABS、ACS、ア クリル-スチレン-アクリロニトリル、発泡性ポリスチレン、一般用途のポリスチ レン、衝撃ポリスチレン、オレフィン修飾SAN、ポリスチレン、スチレン-アクリ ロニトリル(SAN)およびスチレン-ブタジエンコポリマーを含む)。 可視光に対するフィルム透明度を変えることなく、他の特定の赤外波長におけ る強い吸収を提供するために、熱可塑性フィルム94に赤外吸収色素を添加する こともまた、可能である。このような色素は、好ましくはIR吸収色素であり、こ れらは、可塑性フィルムに容易に可溶であり、そして種々のIRまたは近IRレーザ (特に、レーザダイオードを含む)に一致され得る非常に強い、狭いIRまたは近IR 吸収バンドを有する。電磁放射線(例えば、レーザ)の集光されたパルスがフィル ムによって強く吸収される波長にて送達される場合、フィルムは、効率よく焦点 に加熱され得る。 多くの色素のタイプは、IR吸収のために考慮され得る。というのも、ほとんど のクラスの可視吸収色素が、分子修飾によって波長を拡張され得るからである。 フタロシアニン類およびシアニン類は、安定性、調製の容易さ、溶解度、光学的 および他の特性のために、最も一般的な色素である。さらに、これらの色素の可 能な改変の数は、非常に多い。というのも、種々の中心金属原子が添加され得、 そして種々の環の付加がそれらになされ得るからである。IRを吸収する色素の一 般的概要を与える書籍は、以下である: INFRARED ABSORBING DYES Masaru Matsuoka編(U.of Osaka,Sakai,Osaka) Plenum Press NY 1990 0-30843478-4 TA1690.I53 1990 NBS図書館において入手可能 シリーズ:Applied Chemistryにおけるトピックス,A.R.Katri tzkyおよびG.J.Sabong編 フタロシアニン色素の例として、以下の60の登録が、Aldrich Chemicalカタロ グにある: 表1:フタロシアニン色素(Aldrich Chemical Company) #412066名称:テトラキス(4-クミルフェノキシ)フタロシアニン、97% #404543名称:スズ(II)フタロシアニン #406481名称:シリコンフタロシアニンジヒドロキシド カタ #414387名称:バナジル2,9,16,23-テトラフェノキシ-29H,31H-フタロシアニン #393932名称:マンガン(III)フタロシアニンクロリド #410160名称:鉄(II)フタロシアニンビス(ピリジン)錯体 #404551名称:チタニルフタロシアニン #418145名称:1,8,15,22-テトラフエノキシ-29H,31H-フタロシアニン #418153名称:2,9,16,23-テトラフェノキシ-29H,31H-フタロシアニン #379573名称:鉄(III)フタロシアニンクロリド カタロ #406473名称:スズ(IV)フタロシアニンジクロリド カタロ #415448名称:ニッケル(II)テトラキス(4-クミルフェノキシ)フタロシアニン #418161名称:1,8,15,22-テトラキス(フェニルチオ)-29H,31H-フタロシアニン #418188名称:2,9,16,23-テトラキス(フェニルチオ)-29H,31H-フタロシアニン #408808名称:ガリウム(III)フタロシアニンクロリド カ #418986名称:アルミニウム2,9,16,23-テトラフェノキシ-29H,31H-フタロシア ニン #310204名称:銅(II)4,4',4'',4'''-テトラアザ-29H,31H-フタロシアニン #402737名称:マグネシウムフタロシアニン #402745名称:ニナトリウムフタロシアニン #418250名称:アルミニウム2,9,1 #341169名称:亜鉛フタロシアニン #379557名称:マンガン(II)フタロシアニン カタログ番#414379名称:ニッケル (II)2,9,16,23-テトラフェノキシ-29H,31H-フタロシアニン #433462名称:メチルシリコン( #418234名称:亜鉛2,9,16,23-テトラキス(フェニルチオ)-29H,31H-フタロシ #418242名称:アルミニウム1,8,1 #379549名称:鉄(II)フタロシアニン #408875名称:鉛(II)テトラキス(4-クミルフェノキシ)フタロシアニン #393894名称:バナジル3,10,17,24-テトラ-TERT-ブチル-1,8,15,22-テトラキ #432946名称:銅(II)テト #441082名称:ガリウム(III)フ #423157名称:2,9,16,23-テトラ #393886名称:銅(II)3,10,17,24-テトラ-TERT-ブチル-1,8,15,22-テトラ #418269名称:アルミニウム1,8,1 #423165名称:銅(II)2,9 #430994名称:亜鉛2,9,16,23 #307696名称:コバルト(II)フタロシアニン カタログ番号 #432180名称:シリコン2,9,16 #446637名称:アルミニウムフタ #253103名称:29H,31H-フタロシアニン、98% カタログ番 #379565名称:鉛(II)フタロシアニン #418277名称:アルミニウム2,9,1 #362530名称:アルミニウムフタロシアニンクロリド カタロ #444529名称:亜鉛1,2,3,4,8 #452521名称:鉄(III)フタ #446645名称:コバルト(II)1,2 #446653名称:銅(II)1,2 #448044名称:鉄(II)1,2,3 #386626名称:アルミニウム1,4,8,11,15,18,22,25-オクタブトキシ-29H,31H-フ タ #360635名称:ニッケル(II)フタロシアニン カタログ番号 #448311名称:銅(II)1,2 #428159名称:シリコン(IV)フ #386618名称:銅(II)1,4,8,11,15,18,22,25-オクタブトキシ-29H,31H-フ #287768名称:シリコンフタロシアニンジクロリド カタロ #408883名称:ニッケル(II)1,4,8,11,15,18,22,25-オクタブトキシ-29H,31H-フ #383813名称:亜鉛1,4,8,11,15,18,22,25-オクタブトキシ-29H,31H-フタロシ #362549名称:ジリチウムフタロシアニン #383805名称:1,4,8,11,15,18,22,25-オクタブトキシ-29H,31H-フタロシアニン #252980名称:銅(II)フタロシアニン カタログ番号 #245356名称:銅(II)フタ 診断の目的でも使用される従来の近IR吸収色素の例は、Aldrich #22886-9色素 、インドシアニングリーンである。別の生物学的染色として使用されるのは、Al drich #11991-1、ナフトールグリーンBである。全てのこれらの色素のうちで、 本願に特に良好な選択は、低い水溶性を有するが、非極性ポリマーに高い溶解性 を有するナフタロシアニン色素である。例えば、1084ダルトンの分子式量を有す るバナジル5,14,23,32-テトラフェニル2,3-ナフタロシアニン[Aldrlch 39,317- 7(CA 131220-68-3)]は、強い吸収ピーク(846nmに約200,000のモル吸光係数を有 する)およびエチレンビニルアセテート(EVA)低融点ポリマー(例えば、Dupont EL VAXTM410)への高い溶解性を示す。この色素吸収ピークは、選択されたGaAlAsレ ーザダイオードの発光波長と良く一致する。同様に、バナジル2,11,20,29-テト ラ-tert-ブチル-2,3-ナフタロシアニン[CA 105011-00-5]FW1004は、固体状態Nd :YAGレーザを励起するために広く使用されるGaAlAsレーザダイオードの発光波 長([Al]の異なる値を選択することによって選択される)とかなり一致する808nm に狭いピークを有する近IRを吸収する。全てのこれらのナフタロシアニン色素類 (表2)は、熱可塑性EVAポリマーおよび他の類似の熱可塑性物質に非常に溶解性 である。これらは、特に約300℃までの加熱に対して非常に安定な化合物であり 、組織における生物学的高分子に影響を与え得る不利な光化学を示さない。 Aldrichカタログに示されるナフタロシアニン色素の表は、以下に示される: 表2:ナフタロシアニン色素(Aldrich Chemical Company) 1)バナジル5,14,23,32-テトラフェニル2,3-ナフタロシアニン Aldrich 39,317-7CA 131220-68-3FW1084 846nm 104頁 2)スズ(IV)2,3-ナフタロシアニンジクロリド Aldrich 40,651-1CA 26857-61-4 FW902 828nm 102頁 3)シリコン(IV)2,3-ナフタロシアニンジヒドロキシド Aldrich 40,653-8CA 92396-90-2 FW775 785nm 94頁 4)シリコン(IV)2,3-ナフタロシアニンジオクチルオキシド Aldrich 40,767-4CA 92941-50-9 FW941 798nm 94頁 5)5,9,14,18,23,27,32,36-オクタブトキシ2,3-ナフタロシアニン Aldrich 41,207-4CA 105528-25-4FW1292 867nm 181頁 6)銅(II)5,9,14,18,23,27,32,36-オクタブトキシ2,3-ナフタロシアニン Aldrich 41,528-6CA 155773-67-4FW 853nm 33頁 7)ニッケル(II)5,9,14,18,23,27,32,36-オクタブトキシ2,3-ナフタロシアニン Aldrich 41,885-4CA 155773-70-9FW1348 848nm 78頁 8)バナジル2,11,20,29-テトラ-tert-ブチル-2,3ナフタロシアニン Aldrich 43,296-2CA 105011-00-5FW1004 808nm 1524頁 '96 レーザビームZまたは他の活性化する光源の相互作用は、図1に示される。最 も簡便には、たいていの従来の顕微鏡は、サンプルへのこのようなエピ照射を導 入するための設備を有する。活性化する光(例えばレーザZ)は、このような光路 に都合良く導入され得る。 電磁エネルギーの種々の波長は、適切な材料が使用される場合、本発明の実施 において、使用され得る。特に、輸送フィルム94は、標的にされた領域におい て熱可塑性ポリマーを融解またはほとんど融解するために選択された波長におい て、十分なエネルギーを吸収する(すなわち、十分なエネルギーを吸収する1個 以上の色素を含む)。熱可塑性材料(例えば、エチレンビニルアセテート(EVA))に おいて、約3〜約10マイクロメーターの波長は、これらの材料がこの範囲におい て内因的に吸収するので、好ましい。1実施態様において、レーザの出力は、通 常、標的のサイズに依存して(すなわち、標的サイズの増大に伴い、出力を増大 させる)、約1mW〜約200mWの範囲において使用される。レーザ活性化およびフィ ルム吸収のための波長が、顕微鏡画像のために使用される通常の範囲の外側に選 択されることもまた好ましい。組織の再生可能なミクロ輸送は、レーザから種々 の赤外波長を使用して得られ得る。 本発明における使用のための適切なレーザは、二酸化炭素レーザ(9.6〜11μm 波長)、レーザダイオード、チューナブル単一周波数Ti:サファイアレーザおよ びダイオード励起NdYAGレーザを含む。これらのレーザからの波長出力は、紫外 から赤外までの範囲が好ましくあり得る。本発明での使用のための特に所望のレ ーザは、690nmと1300nmとの間に波長を有するレーザダイオードである。この波 長範囲において、従来のガラス顕微鏡光学は、高度に伝達可能であり、そして、 レーザを集光するために使用され得る。これは、二酸化炭素レーザのためのより 長いレーザ波長(例えば、9.6〜11μm)またはレーザダイオード励起を有するEr: YAGを用いたもしくは内因性の約3μmを使用した、レーザ捕獲顕微解剖を超える 著しい改良である。 図4Bを参照すると、本発明の重要な特徴が観察され得る。詳細には、コーテ ィングされた収集先端部TとサンプルAとの接触のフットプリントは、サンプルA の所望の細胞88のフットプリントより大きくあり得る。所望の細胞88のフッ トプリントの断面においてのみ、コーティングされた収集先端部Tを活性化する 都合によって、精密な収集が起こり得る。従って、接触領域内の全ての細胞が必 ず取り出されるわけではない。これは、図4Aおよび4Bに示されることである。 さらに、および上記の議論から、2つの特徴が、サンプルAを有するコーティ ングされた収集先端部Tの接触のフットプリント(活性化のフットプリントから 区別されている)を制御し得ることが理解される。第一に、および上記の議論か ら、接触力は、いくつかの測定において、図4Bの破線間に示される接触のフッ トプリント96のサイズを制御する。 第二に、凸状表面の特別な形状が、同様に、接触のフットプリントのサイズを 制御し得る。このために、参照が図5A〜5Eになされる。接触表面がサンプルA の表面に対して実質的に平行である(少なくとも局所的に)ことが仮定される。 図5Aは、完全に円柱状の形状を有するコーティングされた収集先端部Tを表 す。印加された力に依存して、円柱状の接触フットプリント100は、直線また は直線パッチのいずれかである。サンプルAに対してサンプル収集ロッドRの角 が与えられると、このような表面は所望でない。 図5Bは、偏球(フットボールの形状)の半分の断面を有するコーティングされ た収集先端部Tを例示する。このようなコーティングされた収集先端部Tは、お よそ楕円形の接触断面102を有する。 図5Cは、偏球表面を有するコーティングされた収集先端部Tを例示する。こ のようなコーティングされた収集先端部Tは、円形接触断面104を有し、ここ で、接触力の縮小が効率的に点に縮まる。 図5Dは、不連続彫面106で削られた球を有するコーティングされた収集先 端部Tを示す。このような不連続彫面106は、それ自身、接触領域を規定する 。 図5Eは、円錐の長さに沿って伸張する平面彫面108を有するコーティング された収集先端部Tを含む。再び、彫面はサンプルAとの接触の領域を規定する 。 一旦、凸状表面Xが生成されると、接触表面上に選択的に活性化可能な接着剤 のコーティングが、所望される任意の様式で形成され得ることが理解される。例 えば、凸状表面Xの溶液(ここで、乾燥または硬化は要求されるコーティングを 形成する)への浸漬は、本発明の実施に十分である。あるいは、特別に輪郭が描 かれた鋳型空洞におけるコーティングの形成は、凸状表面の外側に付着された溶 融材料を使用して行われ得、これは次いで空洞内部に配置される。 図6Aを参照すると、活性化可能な接着剤を用いたサンプル収集ロッドRの浸 漬コーティングは、適切に概略的に示された回転デバイス112においてそれを 載置し、ロッドを回転させながらテトラクロロエチレン中の20w/v%EVA(DuPont E lvax 410)の加熱した溶液114中に垂直に引き下げて挿入し、コーティングの 所望の深さまで先端部を浸漬し、そしてロッドを引き上げることによって行われ る。図6Bに示されるように、次いで、サンプル収集ロッドRは、連続して回転 しながら、水平位置まで移動され、溶媒をエバポレートさせた。フード内での操 作を行うような、空気のドラフトが所望である。正確に水平よりほかにロッドを 位置づけする上での適切な角度が、コーティングの最良の分配に所望され得、そ して、エバポレーション前に、ロッドの末端から溶液を除去することが所望され 得る。溶液の温度は、変化され得、そして例として、50℃が使用され得る。多重 コーティングは、所望の厚みを得るためになされ得、そして、浸漬の間のエバポ レーションを用いて形成される2層または3層のコーティングが行われる。サン プル収集ロッドR上にコーティング94を得る。 示されるように、コーティングの方法は、ロッドの浸漬(図6Aおよび6Bを参 照)、ノズル116でのロッド上への溶液の噴射(図7を参照)および、マイクロ ピペット118を用いて制御された容量の溶液のロッドへの添加(図8を参照)を 含む。溶液を用いてロッドをコーティングするこれらの各々の方法の後に、溶媒 をエバポレーションし、そして、各方法とともに、溶液の添加およびエバポレー ションの間のロッドの回転は、概略的に示される回転デバイス112によること が所望される。特別に輪郭が描かれた鋳型空洞111(この凹状輪郭は所望され る凸状表面を生成する)内にコーティングされたロッドRを押し込むことは多く の例において所望されることが見いだされる。コーティングもしくは鋳型または 両方は、この成形操作を達成するために加熱されるべきである。 熱溶融接着剤の溶液は、種々の溶媒において調製され得る。エチレンビニルア 七テート(EVA)が使用される場合、トルエン(109-88-3)および種々の塩素化炭化 水素溶媒が使用され得る。使用され得る塩素化溶媒の例には、塩化メチレン(75- 09-2)、四塩化炭素(56-23-5)、クロロホルム(67-66-3)、テトラクロロエタン(63 0-20-6)、テトラクロロエチレン(127-18-4)、トリクロロエチレン(79-01-6)およ び1,1,1-トリクロロエタン(71-55-6)がある。ポリマーおよびビニル溶液に使用 される他の溶媒は適切であることが予想される。溶媒の選択は、安全性、溶媒効 果、および揮発性の考慮によって決定される。後者は、プロセスの効果ならびに コーティングの特性(例えば、平坦さ、平滑さ、コーティングの深さおよび乾燥 速度)に揮発性を適合させることにおいて特に重要である。 EVAの溶液は、種々の濃度およびより高い濃度(ある溶媒については15w/v%また は20w/v%より高い濃度)で、調製され得、液体を維持するために、室温より高く 加熱されなければならない。最適な濃度は、コーティングの方法に依存し、例え ば、噴霧は、より低い濃度で最良に働き、そしてより高い濃度は、浸漬に最良で ある。より高い濃度の溶液(液体を維持するために加熱される)を用いた浸漬の利 点は、ロッド上へのコーティングの冷却が結果として、厚いフィルムの堆積を得 ることである。 コーティングおよびエバポレーションの間のロッドの回転は、コーティングの 最良の分配を得るために所望される。 数ミクロン(マイクロメーター)から100ミクロン(0.004インチ)以上のフィルム のコーティングは、これらの方法によって得られ得る。溶媒の乾燥後、コーティ ングは、鋳型における熱処理または成形によって滑らかにされ得る。 以下の請求の範囲において、本発明者らは、用語「凸状」を利用する。本発明 者らがスライドおよびフィルムと接触する中心位置に置き、そしてスライドとの 接触から離れる末梢表面を有する全ての表面を含むことは、この命名によって理 解されるべきである。表面の少なくとも一部が、スライドと接触していようと、 またはスライドと接触していなかろうと、選択的に活性化された表面をサンプル 上に押しつけることが理解される。活性化において、これは接着領域を生成する 。従って、接着領域は、非活性化または選択的に活性化されたいずれかの表面( これは、接触しなくなる)によって、境界をつけられる。従って、再方向付け時 、末梢領域は、活性化および収集のために利用され得る。 それゆえに、本発明者らは、球、偏球(フットボール形状)、円錐、円錐台形状 (先端を切り取った円錐)、円柱などである凸状表面を含む。 上記の表面の全てが削られ得ることは、さらに理解される。それゆえに、本発 明者らは、「凸状」形状に配置されるこのような削られた表面を含む。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,V N,YU,ZW (72)発明者 ボナー,ロバート エフ. アメリカ合衆国 メリーランド 20892, ベセスダ,ルーム 3エヌ17,ビルディン グ 13,ナショナル インスティテュート オブ ヘルス内 (72)発明者 スミス,ポール ディー. アメリカ合衆国 メリーランド 20892, ベセスダ,ルーム 3エヌ17,ビルディン グ 13,ナショナル インスティテュート オブ ヘルス内 (72)発明者 ピーターソン,ジョン アメリカ合衆国 メリーランド 20892, ベセスダ,ルーム 3ダブリュー12,ビル ディング 13,ナショナル インスティテ ュート オブ ヘルス内 (72)発明者 ポヒダ,トーマス アメリカ合衆国 メリーランド 20892, ベセスダ,ルーム 2033,ビルディング 12エイ,ナショナル インスティテュート オブ ヘルス内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.組織サンプルからの細胞材料の直接摘出の方法であって、 組織サンプルを提供する工程; 凸状表面を提供する工程; 選択的に活性化可能な層を該凸状表面に接着して、選択的に活性化可能な凸状 表面を提供する工程であって、該選択的に活性化可能な凸状表面が、接着性輸送 表面を提供するために局所的に活性化され得る、工程; 摘出されるべき該組織サンプルの少なくとも一部を同定する工程; 該組織サンプルの少なくとも一部と該選択的に活性化可能な凸状表面とを並べ る工程; 該選択的に活性化可能な凸状表面の一部を選択的に活性化して、該接着性輸送 表面を形成する工程; 該組織サンプルと該接着性輸送表面とを接触させる工程;および 該組織サンプルの該少なくとも一部との接着を維持しつつ、該接着性輸送表面 を該組織サンプルから引き離し、その結果、該組織サンプルの該少なくとも一部 が該組織サンプルの残りの部分から摘出され、該接着性輸送表面に付着される工 程、 を包含する、方法。 2.前記接触させる工程が前記選択的に活性化する工程の前に起こる、請求項1 に記載の組織サンプルからの細胞材料の直接摘出の方法。 3.前記接触させる工程が前記選択的に活性化する工程の後に起こる、請求項1 に記載の組織サンプルからの細胞材料の直接摘出の方法。 4.前記組織サンプルがスライドに載せられており;そして、前記選択的に活性 化された表面が、該スライドおよび該組織サンプルを介して活性化される、請求 項1に記載の組織サンプルからの細胞材料の直接摘出の方法。 5.前記凸状表面が円柱状である、請求項1に記載の組織サンプルからの細胞材 料の直接摘出の方法。 6.前記円柱状表面が前記組織サンプルと直線的に接触する、請求項5に記載の 組織サンプルからの細胞材料の直接摘出の方法。 7.前記凸状表面が円錐形である、請求項1に記載の組織サンプルからの細胞材 料の直接摘出の方法。 8.前記円錐形表面が円錐台である、請求項7に記載の組織サンプルからの細胞 材料の直接摘出の方法。 9.前記凸状表面が前記組織サンプルと直線的に接触する、請求項7に記載の組 織サンプルからの細胞材料の直接摘出の方法。 10.前記凸状表面が彫面を備えて提供される、請求項1に記載の組織サンプル からの細胞材料の直接摘出の方法。 11.一度に1つの彫面のみが前記組織サンプルと接触するようになる、請求項 10に記載の組織サンプルからの細胞材料の直接摘出の方法。 12.前記凸状表面がロッドの端に位置する、請求項1に記載の組織サンプルか らの細胞材料の直接摘出の方法。 13.前記凸状表面が球形である、請求項1に記載の組織サンプルからの細胞材 料の直接摘出の方法。 14.前記球形表面が前記組織サンプルと環状に接触している、請求項13に記 載の組織サンプルからの細胞材料の直接摘出の方法。 15.前記凸状表面が偏球面である、請求項1に記載の組織サンプルからの細胞 材料の直接摘出の方法。 16.前記偏球面が楕円形パッチで前記組織サンプルに接触する、請求項15に 記載の組織サンプルからの細胞材料の直接摘出の方法。 17.多様な細胞材料を有する組織サンプルからの所望の細胞材料の直接摘出の 方法であって、以下の工程: a.該組織サンプル全体にわたって点在する散在した所望の細胞材料を有する 組織サンプルを提供する工程; b.選択的に活性化可能な凸状表面を提供する工程であって、該表面が活性化 されて該表面の選択領域に接着特性を提供し得る、工程; c.摘出されるべき所望の細胞材料を有する該組織サンプルの少なくとも一部 を同定する工程; d.該組織サンプルの少なくとも一部と該選択的に活性化可能な凸状表面とを 並べる工程; e.該選択的に活性化可能な凸状表面の一領域を選択的に活性化し、そして該 組織サンプルの該所望の細胞材料と接触させて、該所望の細胞材料に選択的に接 着する接着領域を形成する工程; f.該接着領域と該組織サンプルの該所望の細胞材料との間の接着を維持しつ つ、該組織サンプルから該接着領域を引き離し、その結果、該組織サンプルの該 少なくとも一つの部分の少なくとも一部が、該組織サンプルの残りの部分から摘 出される工程; g.該組織サンプルに対して該凸状表面を再び方向付ける工程;および、 h.工程c.、d.、e.、およびf.を繰り返して、所望の細胞材料を、該 選択的に活性化可能な凸状表面の異なる領域に配置する工程、 を包含する、方法。 18.請求項17に記載の組織サンプルからの所望の細胞材料の直接摘出の方法 であって、 工程hが、工程c.、d.、e.、f.、およびg.を繰り返して、該選択的 に活性化可能な凸状表面の異なるがしかし近接して空間の空いた領域上に、空間 的に分配された領域から、所望の細胞材料を蓄積する工程を包含する、方法。 19.請求項17に記載の組織サンプルからの所望の細胞材料の直接摘出の方法 であって、 前記凸状表面を前記再び方向付ける工程が、該組織サンプルにわたって該凸状 表面を転がす工程を包含する、方法。 20.請求項17に記載の組織サンプルからの所望の細胞材料の直接摘出の方法 であって、 前記凸状表面を前記再び方向付ける工程が、該組織サンプルから前記凸状表面 を上げて離し、次いで、該凸状表面を再び方向付ける工程を包含する、方法。 21.請求項20に記載の組織サンプルからの所望の細胞材料の直接摘出の方法 であって、 前記再び方向付ける工程が、前記凸状表面を回転させる工程を包含する、方法 。 22.請求項20に記載の組織サンプルからの所望の細胞材料の直接摘出の方法 であって、 前記繰り返し工程が、同一スライド上の組織サンプルの別々の部分で起こる、 方法。 23.請求項20に記載の組織サンプルからの所望の細胞材料の直接摘出の方法 であって、 前記繰り返し工程が、異なるスライド上の組織サンプルの別々の部分で起こる 、 方法。 24.請求項20に記載の組織サンプルからの所望の細胞材料の直接摘出の方法 であって、以下の工程: 前記凸状表面上の前記所望の細胞材料を検査する工程;および、 前記所望の細胞材料の少なくともいくらかを、該見る工程の後に、該凸状表面 から脱着し、そして分析する工程、 を包含する、方法。 25.請求項20に記載の組織サンプルからの所望の細胞材料の直接摘出の方法 であって、以下の工程: 前記凸状表面上に移された細胞材料を検査する工程;および、 該凸状表面に移され得た任意の所望でない細胞材料をカプセル化して、その続 いての分析を防止する工程、 を包含する、方法。 26.請求項20に記載の組織サンプルからの所望の細胞材料の直接摘出の方法 であって、 前記凸状表面上の任意の所望でない細胞材料が、放射線または熱によって、不 活化される、方法。 27.請求項18に記載の組織サンプルからの所望の細胞材料の直接摘出の方法 であって、 前記凸状表面上に収集された所望の細胞が検査される、方法。
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