JP2002503236A - ビスイミノ−置換フェニル化合物 - Google Patents

ビスイミノ−置換フェニル化合物

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Abstract

(57)【要約】 式I: [但し、Xが基A又はB {#がフェニル環との結合を表し、Raがハロゲン、アルキル又はアルコキシを表す}を表し;Yがハロゲン、アルキル、ハロアルキル又はアルコキシを表し;nが0、1又は2を表し、且つnが2である場合、基Yは相互に異なっていても良く;R1がアルキルを表し;R2がアルキル、ハロアルキル、アルケニル、ハロアルケニル、アルキニル又はハロアルキニルを表し;R3が水素、アルキル、ハロアルキル又は置換若しくは無置換のフェニルを表し;R4が=CRbc又は=N−ORd{Rb、Rcが相互に独立に、それぞれ水素、アルキル又は置換若しくは無置換のフェニルを表し;RdがR2で述べた基の1個を表す}を表す]で表されるビスイミノ−置換フェニル化合物、その製造方法、その製造用中間体、及びその使用法。

Description

【発明の詳細な説明】 ビスイミノ−置換フェニル化合物 本発明は、式I: [但し、Xが基A又はB {#がフェニル環との結合を表し、 Raがハロゲン、C1〜C4アルキル又はC1〜C4アルコキシを表す}を表し; Yがハロゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル又はC1〜C4アルコ キシを表し; nが0、1又は2を表し、且つnが2である場合、基Yは相互に異なっていて も良く; R1がC1〜C4アルキルを表し; R2がC1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C4アルケニル、C3〜 C4ハロアルケニル、C3〜C4アルキニル又はC3〜C4ハロアルキニルを表し; R3が水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル又は置換若しくは無置 換のフェニルを表し; R4が=CRbc又は=N−ORd {Rb,Rcが相互に独立に、それぞれ水素、C1〜C6アルキル又は置換若しくは 無置換のフェニルを表し; RdがR2で述べた基の1個を表す}を表す] で表されるビスイミノ−置換フェニル化合物に関する。 さらに本発明は、化合物Iの製造方法及びそのための中間体、また組成物に、 及び有害菌類及び有害動物を防除するための化合物Iの使用法に関する。 WO−A97/02255には、4−フェニル−2,3−ジヒドロイソキサゾ ロン及びオルト位にメトキシイミノ基を有する4−フェニル−2,4−ジヒドロ トリアゾロンが開示されている。 WO−A95/21153及びWO−A97/05103には、α−フェニル アクリル酸及びオルト位にビスオキシムエーテル基を有するα−フェニル−α− メトキシイミノ酢酸誘導体が開示され、PCT/EP96/04446には、ト リスオキシムエーテル基を有するこのような誘導体が開示されている。 上述の文献に記載されている化合物は、有害菌類に対する栽培植物保護剤とし て適当であり、場合により有害動物に対しても適当である。 しかしながら、多くの場合、その作用は完全に満足できるものではない。従っ て、本発明の目的は作用が向上した化合物を提供することにある。 本発明者等は、上記目的が式Iで表されるフェニル化合物により達成されるこ とを見出した。さらに本発明者等は、化合物Iを製造するための中間体及びその 製造方法、また有害菌類及び有害動物防除用としての化合物I及び化合物Iを含 む組成物の使用法を見出した。有害菌類に対する作用が好ましい。 式Iの化合物は、上述の文献WO−A97/02255に開示された化合物と は、オキシイミノ基が、二重結合に結合し且つ水素ではない基R4により置換さ れている限り異なる。公知の化合物と比較して、式Iの化合物は有害菌類及び有 害動物に対する作用が向上している。 主として、式Iの化合物は、WO−A97/02255、WO−A95/21 153及びWO−A97/05103、並びにPCT/EP96/04446に 記載されている方法と類似の方法を用いて得ることができる。 化合物Iは、種々の経路から得ることができるが、最初に合成するのが基X及 びオキシムエーテル基のいずれであるかは、化合物Iを合成する場合には、重要 ではない。従って、下記に示した反応において、読みやすくするために、記号X# は基X又はこの基の適当な前駆体として使用し、記号E#はオキシムエーテル基 又は適当な前駆体として使用する。 特に、式I.1 で表される化合物は、式II#のベンジル化合物を式IIIのオキシムと転化反応させ 、得られた式IV#のオキシムエーテルをハロゲン化反応により式V#のハロゲン化 合物に転化し、V#を式VI’のヒドロキシルアミンエーテルと反応させ式VI#のビ スオキシムを形成し、VI#を酸化して式VII#のカルボニル化合物を得、VII#をウ ィッテヒ反応の原理に従い燐試薬と反応させて式I.1#の化合物を形成すること により得られる。 式II#において、Lは求核置換可能な基であり、例えばハロゲン(例えば、フ ッ素、塩素、臭素又はヨウ素、特に塩素又は臭素)、或いはアルキル−又はアリ ール−スルホネート(例えば、メシレート又はトシレート)である。 スホラニル基である。 1.ベンジル化合物II#と式III#のオキシムの反応は、塩基の存在下、不活性有 機溶剤中、−10〜100℃、好ましくは10〜85℃でそれ自体公知の方法に より行われる(WO−A97/02255、WO−A96/36229参照)。 適当な溶剤は、エーテル(例えば、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテ ル、tert−ブチルメチルエーテル、ジオキサン、アニソール及びテトラヒド ロフラン)、ニトリル(例えば、アセトニトリル及びプロピオニトリル)、ケト ン(例えば、アセトン、メチルエチルケトン、ジエチルケトン及びtert−ブ チルメチルケトン)、アルコール(例えば、メタノール、エタノール、n−プロ パノール、イソプロパノール、n−ブタノール及びtert−ブタノール)、ジ メチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド及びジメチルアセトアミドであり、 特に好ましくはテトラヒドロフラン、アセトニトリル及びジメチルホルムアミド である。上述の溶剤の混合物も使用することができる。 適当な塩基は、一般に無機化合物、例えばアルカリ金属水酸化物及びアルカリ 土類金属水酸化物(例えば、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ ム及び水酸化カルシウム)、アルカリ金属水素化物及びアルカリ土類金属水素化 物(例えば、水素化リチウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム及び水素化カ ルシウム)、アルカリ金属カルボネート及びアルカリ土類金属カルボネート(例 えば、炭酸リチウム、炭酸カリウム及び炭酸カルシウム)、アルカリ金属炭酸水 素塩(例えば、炭酸水素ナトリウム)、アルカリ金属アルコキシド及びアルカリ 土類金属アルコキシド(例えば、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド 、カリウムエトキシド、カリウムtert−ブトキシド及びジメトキシマグネシ ウム)であり、さらに有機塩基、例えば第三級アミン(例えば、トリメチルアミ ン、トリエチルアミン、トリイソプロピルエチルアミン及びN−メチルピペリジ ン)、ピリジン、置換ピリジン(例えば、コリジン、ルチジン及び4−ジメチル アミノピリジン)、二環式アミンである。特に好ましくは、水素化ナトリウム、 炭酸カリウム及びナトリウムメトキシドである。 一般に、塩基は触媒量で使用されるが、等モル量で、過剰量で又は、適宜溶剤 としても使用される。 一般に、出発材料を等モル量で相互に反応させる。II#に対して過剰量のIIIを 使用することは、収率の点で有利であろう。 化合物Iの製造に必要なベンジル化合物II#は、文献(WO−A97/022 55参照)に開示されている。この化合物は、下記の合成経路を介して得ること ができる: aがアルキルである式IIA#の化合物は、対応するフェニル酢酸エステルIIc# からUS4952573に開示されている方法により得られる。 この反応経路は、ベンジル化合物II#の製造のみならず、概してオキシムエー テル基E#の各合成段階における基A又はBの合成に適当である。E#が水素であ る化合物IIa又はIIeの段階で基Xを合成することが特に好ましい。 Raが文献(WO−A96/36229参照)により公知となっていないアル キルである化合物IBの製造に必要なベンジル化合物IIB#は、文献(J.Org.Chem .,第43巻(1978),936頁参照)に記載された方法と類似の方法を用いて得ること ができる。ベンジル化合物IIB#は、式IIf#のカルバメートをオルトエステルと反 応させることにより得ることができる: まだ文献(EP−A95/21153参照)に知られていない式IIIのオキシ ムは、引用文献に従い得ることが可能である。 2.オキシムエーテルIV#のハロゲン化反応は、通常酸の存在下又は不在化、不 活性有機溶剤中、−10〜80℃、好ましくは0〜65℃で行われる(J.Org. Chem.(1981),2532頁;Org,Synth.,第55巻(1976),24頁;Tetrahedron(1970)5 611頁)。 適当なハロゲン化剤は、臭素、塩素、ピリジン*HBr3、CuBr2及びSO2 Cl2であり、特に臭素、CuBr2及びSO2Cl2である。一般にこれらは、 等モル量で相互に反応させる。IV#に対して1.2〜2.5倍過剰のハロゲン化 剤を使用することは、収率の点で有利であろう。 適当な溶剤は、芳香族炭化水素(例えば、トルエン、o−、m−及びp−キシ レン)、ハロゲン化炭化水素(例えば、塩化メチレン、クロロホルム及びクロロ ベンゼン)、アルコール(例えば、メタノール、エタノール、n−プロパノール 、イソプロパノール、n−ブタノール及びtert−ブタノール)であり、特に 好ましくは、シクロヘキサン、塩化メチレン、クロロホルム、クロロベンゼン及 びメタノールである。これらの混合物も使用することができる。 使用される酸及び酸触媒は、無機酸(例えば、塩酸、臭化水素酸及び硫酸)、 ルイス酸(例えば、三フッ化硼素、三塩化アルミニウム、塩化鉄(III)、塩 化錫(IV)、塩化チタン(IV)及び塩化亜鉛(II))であり、また有機酸(例え ば、蟻酸、酢酸、プロピオン酸、蓚酸、クエン酸及びトリフルオロ酢酸)である 。 一般に、酸は触媒量で使用されるが、等モル量で、過剰量で又は適宜溶剤とし て使用することもできる。 一般に、出発材料は等モル量で相互に反応させる。IV#に対して過剰量のハロ ゲン化剤を使用することは、収率の点で有利であろう。 3.オキシムエーテルV#を式VI’のヒドロキシルアミンエーテルと反応させビ スオキシムエーテルVI#を形成させる反応は、不活性有機溶剤中において0〜8 5℃、好ましくは20〜65℃で公知の方法により行われる。 4.ビスオキシムエーテルVI#の酸化反応は、塩基の存在下又は不在化に、不活 性有機溶剤中、20〜160℃、好ましくは20〜100℃で公知の方法により 行われる(Houben-Weyl,Methoden der organischen Chemie(Methods in organ ic chemistry),第E3巻,247〜265頁,Georg Thieme Verlag,Stuttgart 1983参 照)。 適当なオキシダントの例としては、N−メチルモルホリンN−オキシド、2− ベンゾイル−1−トリフルオロメタンスルホニルヒドラジン、トリメチルアミン N−オキシド及びピリジンN−オキシドであり、特にN−メチルモルホリンN− オキシド、トリメチルアミンN−オキシド及びピリジンN−オキシドである。 一般に、適当な塩基は無機化合物、例えばアルカリ金属水酸化物及びアルカリ 土類金属水酸化物(例えば、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ ム及び水酸化カルシウム)、アルカリ金属カルボネート及びアルカリ土類金属カ ルボネート(例えば、炭酸リチウム、炭酸カリウム及び炭酸カルシウム)、アル カリ金属炭酸水素塩(例えば、炭酸水素ナトリウム)であり、さらに有機塩基、 例えば第三級アミン(例えば、トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリイソ プロピルエチルアミン及びN−メチルピペリジン)、ピリジン、置換ピリジン( 例えば、コリジン、ルチジン及び4−ジメチルアミノピリジン)、二環式アミン である。特に好ましくは、水酸化ナトリウム、炭酸水素ナトリウム及び炭酸カリ ウムである。 一般に、塩基は触媒量で使用されるが、等モル量で、過剰量で、又は適宜、溶 剤としても使用される。 一般に、出発材料は等モル量で相互に反応させる。VI#に対して過剰量のオキ シダントを使用することは、収率の点で有利であろう。 5.ウィッティヒ反応は、塩基の存在下に、不活性有機溶剤中、−78〜85℃ 、好ましくは−10〜65℃で公知の方法で行われる(EP−A513580参 照)。 反応混合物は、慣用法、例えば水と混合し、層分離し、そして適宜粗生成物を クロマトグラフィー処理により精製することにより後処理される。数種の中間体 及び最終生成物が、精製されるか、又は減圧下、適度な高温で揮発性成分から除 去されることにより無色の又は淡褐色の粘稠油の形態で得られる。中間体及び最 終生成物が固体として得られた場合、再結晶化又は温浸により精製することも可 能である。文献(J.Org.Chem.(1991),2605頁;Bull.Soc.Chim.Fr.(1973 )、1452頁)により公知となっていない化合物Iの製造に必須の式IIIで表される 出発材料は、引用文献に従い製造することができる。 式I.2で表される化合物は、例えば式VI#のカルボニル化合物を式VIII#のヒド ロキシルアミンエーテルと反応させることにより得られる。 6.カルボニル化合物VI#を反応させトリオキシムエーテルI.2#を形成させる反 応は、通常塩基の存在下又は不在化に、不活性有機溶剤中、10〜120℃、好 ましくは20〜85℃で行われる(EP−A386561参照)。 適当な溶剤は、エーテル(例えば、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテ ル、tert−ブチルメチルエーテル、ジオキサン、アニソール及びテトラヒド ロフラン)、ニトリル(例えば、アセトニトリル及びプロピオニトリル)、アル コール(例えば、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノー ル、n−ブタノール及びtert−ブタノール)、ジメチルスルホキシド、ジメ チルホルムアミド及びジメチルアセトアミドであり、特に好ましくはメタノール 及びエタノールである。これらの混合物も使用することができる。 一般に、適当な塩基は無機化合物、例えばアルカリ金属カルボネート及びアル カリ土類金属カルボネート(例えば、炭酸リチウム、炭酸カリウム及び炭酸カル シウム)、アルカリ金属炭酸水素塩(例えば、炭酸水素ナトリウム)、アルカリ 金属アルコキシド及びアルカリ土類金属アルコキシド(例えば、ナトリウムメト キシド、ナトリウムエトキシド、カリウムエトキシド、カリウムtert−ブト キシド及びジメトキシマグネシウム)であり、さらに有機塩基、例えば第三級ア ミン(例えば、トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリイソプロピルエチル アミン及びN−メチルピペリジン)、ピリジン、置換ピリジン(例えば、コリジ ン、ルチジン及び4−ジメチルアミノピリジン)、二環式アミンである。特に好 ましくは、炭酸水素ナトリウム、ピリジン及びトリエチルアミンである。 一般に、塩基は触媒量で使用されるが、等モル量で、過剰量で、又は適宜、溶 剤としても使用することができる。 一般に、出発材料は等モル量で相互に反応させる。VI#に対して過剰量のVIII を使用することは、収率の点で有利であろう。 反応混合物は、慣用法、例えば水と混合し、層分離し、そして適宜粗生成物を クロマトグラフィー処理により精製することにより後処理される。数種の中間体 及び最終生成物が、精製されるか、又は減圧下、適度な高温で揮発性成分から除 去されることにより、無色の又は淡褐色の粘稠油の形態で得られる。中間体及び 最終生成物が固体として得られた場合、再結晶化又は温浸により精製することも 可能である。 化合物IのC=C及びC=N二重結合のために、化合物Iの製造によってE/ Z異性体混合物を得られるが、これらは慣用法、例えば再結晶化又はクロマトグ ラフィー処理により個々の化合物に分離することができる。 しかしながら、上記合成により異性体混合物が得られた場合、個々の異性体が 、使用のための調製中、或いは使用時(例えば、光、酸又は塩基の作用下に)に 相互に転化し得ることもあるので、一般に分離させることは必ずしも必要ではな い。例えば、植物を処理する場合、処理される植物中或いは防除されるべき有害 菌類又は有害動物内で、施与後にこのような転化を起こすことも可能である。 −N=CR1−C(CR34)=NOR2二重結合に関しては、化合物IのE, E−異性体が、一般にその活性の点から好ましい(基−C(CR34)=NOR2 に対する基−OCH2−、又は基−C(R1)−N=OCH2に対する基−OR2 −に基づく立体配置)。 上記式で述べた記号の定義では、共通の用語が使用され、一般に下記の置換基 を表す: ハロゲン:フッ素、塩素、臭素及びヨウ素; アルキル:1〜4個、又は1〜6個の炭素原子を有する直鎖又は分岐の飽和炭 化水素基であり、例えば以下のC1〜C6アルキル、即ち、メチル、エチル、プロ ピル、1−メチルエチル、ブチル、1−メチルプロピル、2−メチルプロピル、 1,1−ジメチルエチル、ペンチル、1−メチルブチル、2−メチルブチル、3 −メチルブチル、2,2−ジメチルプロピル、1−エチルプロピル、ヘキシル、 1,1−ジメチルプロピル、1,2−ジメチルプロピル、1−メチルペンチル、 2−メチルペンチル、3−メチルペンチル、4−メチルペンチル、1,1−ジメ チルブチル、1,2−ジメチルブチル、1,3−ジメチルブチル、2,2−ジメ チルブチル、2,3−ジメチルブチル、3,3−ジメチルブチル、1−エチルブ チル、2−エチルブチル、1,1,2−トリメチルプロピル、1,2,2−トリ メチルプロピル、1−エチル-1−メチルプロピル及び1−エチル−2−メチル プロピル; ハロアルキル:1〜4個の炭素原子を有する直鎖又は分岐アルキル基(上述し た基)であり、且つこれら基の水素原子の幾つか又は全ては、上述のハロゲン原 子に置き換わっていても良く、このようなハロアルキルの例としては、例えば以 下のC1〜C2ハロアルキル、即ち、クロロメチル、ブロモメチル、ジクロロメチ ル、トリクロロメチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トルフルオロメチ ル、クロロフルオロメチル、ジクロロフルオロメチル、クロロジフルオロメチル 、1−クロロエチル、1−ブロモエチル、1−フロオロエチル、2−フルオロエ チル、2,2−ジフルオロエチル、2,2,2−トリフルオロエチル、2−クロ ロ−2−フルオロエチル、2−クロロ−2,2−ジフルオロエチル、2,2−ジ クロロ−2−フロオロエチル、2,2,2−トリクロロエチル及びペンタフルオ ロエチル; アルコキシ:酸素原子(−O−)を介して骨格に結合する、1〜4個の炭素原 子を有する直鎖又は分岐アルキル基(上述した基); アルケニル:任意の位置に二重結合を有し、3〜4個の炭素原子を有する直鎖 又は分岐の不飽和炭化水素基、例えば以下のC3〜C4アルケニル、即ち、1−プ ロペニル、2−プロペニル、1−メチルエテニル、1−ブテニル、2−ブテニル 、3−ブテニル、1−メチル−1−プロペニル、2−メチル−1−プロペニル、 1−メチル−2−プロペニル及び2−メチル−2−プロペニル; ハロアルケニル:任意の位置に二重結合を有し、3〜4個の炭素原子を有する 直鎖又は分岐の不飽和炭化水素基(上述した基)であり、且つこれら基の水素原 子の幾つか又は全ては、上述のハロゲン原子、特にフッ素、塩素及び臭素に置き 換わっていても良く; アルキニル:任意の位置に三重結合を有し、3〜4個の炭素原子を有する直鎖 又は分岐の炭化水素基、例えば以下のC3〜C4アルキニル、即ち、エチニル、1 −プロピニル、2−プロピニル、1−ブチニル、2−ブチニル、3−ブチニル及 び1−メチル−2−プロピニル; ハロアルキニル:任意の位置に三重結合を有し、3〜4個の炭素原子を有する 直鎖又は分岐の不飽和炭化水素基(上述した基)であり、且つこれら基の水素原 子の幾つか又は全ては、上述のハロゲン原子、特にフッ素、塩素及び臭素に置き 換わっていても良い。 フェニル基に関して、「置換又は無置換」という語は、このフェニル基が部分 的に又は完全にハロゲン化され得ること[例えば、この基の水素原子の幾つか又 は全部が、上述の同一又は異なるハロゲン原子(好ましくは、フッ素、塩素又は 臭素、特にフッ素又は塩素)で置き換えることができる]、及び/又は1〜4個 (特に1〜3個)の下記の基:ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C4アルキル、 C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜 C4アルキルアミノ、ジ−C1〜C4アルキルアミノ及びC1〜C4アルキルチオか ら選択される基を結合状態で有することができる旨を表す意図で加えた。 その使用目的から、RaがC1〜C2アルキル又はC1〜C2アルコキシである式 Iの化合物が特に好ましい。 特に式IBで表される化合物が好ましい。 同様に、nがゼロ(0)である式Iの化合物が好ましい。 Raがメチル又はメトキシである式Iの化合物が特に好ましい。 これら化合物の他に、式I.1で表される化合物が好ましい。 同様に、Rbが水素である化合物I.1が好ましい。 さらに式I.2で表される化合物が好ましい。 3及びYnが水素であり、R2がメチル又はエチルである化合物I.1が特に好 ましい。 さらに、R3が水素であり、R2がメチル又はエチルであり、そしてYnが6− メチルである化合物I.1が特に好ましい。 同様に、R1及びR3がメチルであり、Ynが水素であり、そしてR2がメチル又 はエチルである化合物I.2が特に好ましい。 これら化合物の他に、Ynが6−メチルである化合物I.2が特に好ましい。 これらを使用する観点から、下記の表に列挙された化合物Iが特に好ましい。 さらに、置換基について下記の表に記載した基は、当該置換基の特に好ましい態 様であり、相互に独立に組み合わせて用いる。 表1 Ra、R1及びR2がメチルであり、そしてそれぞれの場合において得られる化 合物についての基R3、Rb及びRcの組み合わせが表Aの各行に対応する式I.1A で表される化合物 表2 Raがメトキシ、R1及びR2がメチルであり、そしてそれぞれの場合において 得られる化合物についての基R3、Rb及びRcの組み合わせが表Aの各行に対応 する式I.1Aで表される化合物 表3 Ra及びR1がメチルであり、そしてそれぞれの場合において得られる化合物に ついての基R2、R3及びRdの組み合わせが表Bの各行に対応する式I.2Aで表さ れる化合物 表4 Raがメトキシ、R1がメチルであり、そしてそれぞれの場合において得られる 化合物についての基R2、R3及びRdの組み合わせが表Bの各行に対応する式I. 2Aで表される化合物 表5 Ra、R1及びR2がメチルであり、そしてそれぞれの場合において得られる化 合物についての基R3、Rb及びRcの組み合わせが表Aの各行に対応する式I.1B で表される化合物 表6 Raがメトキシ、R1及びR2がメチルであり、そしてそれぞれの場合において 得られる化合物についての基R3、Rb及びRcの組み合わせが表Aの各行に対応 する式I.1Bで表される化合物 表7 Ra及びR1がメチルであり、そしてそれぞれの場合において得られる化合物に ついての基R2、R3及びR4の組み合わせが表Bの各行に対応する式I.2Bで表さ れる化合物 表8 Raがメトキシ、R1がメチルであり、そしてそれぞれの場合において得られる 化合物についての基R2、R3及びRdの組み合わせが表Bの各行に対応する式I. 2Bで表される化合物 表9 Ra及びR2がメチル、R1がエチルであり、そしてそれぞれの場合において得 られる化合物についての基R3、Rb及びRcの組み合わせが表Aの各行に対応す る式I.1Aで表される化合物 表10 Raがメトキシ、R1がエチル及びR2がメチルであり、そしてそれぞれの場合 において得られる化合物についての基R3、Rb及びRcの組み合わせが表Aの各 行に対応する式I.1Aで表される化合物 表11 Ra及びR1がエチルであり、そしてそれぞれの場合において得られる化合物に ついての基R2、R3及びRdの組み合わせが表Bの各行に対応する式I.2Aで表さ れる化合物 表12 Raがメトキシ、R1がエチルであり、そしてそれぞれの場合において得られる 化合物についての基R2、R3及びRdの組み合わせが表Bの各行に対応する式I. 2Aで表される化合物 表13 Ra及びR2がメチル、R1がエチルであり、そしてそれぞれの場合において得 られる化合物についての基R3、Rb及びRcの組み合わせが表Aの各行に対応す る式I.1Bで表される化合物 表14 Raがメトキシ、R1がエチル及びR2がメチルであり、そしてそれぞれの場合 において得られる化合物についての基R3、Rb及びRcの組み合わせが表Aの各 行に対応する式I.1Bで表される化合物 表15 Ra及びR1がエチルであり、そしてそれぞれの場合において得られる化合物に ついての基R2、R3及びRdの組み合わせが表Bの各行に対応する式I.2Bで表さ れる化合物 表16 Raがメトキシ、R1がエチルであり、そしてそれぞれの場合において得られる 化合物についての基R2、R3及びRdの組み合わせが表Bの各行に対応する式I. 2Bで表される化合物 表17 Raがメトキシ、R1及びR2がメチルであり、そしてそれぞれの場合において 得られる化合物についての基R3、Rb及びRcの組み合わせが表Aの各行に対応 する式I.1Baで表される化合物 表18 Raがメトキシ、R1がメチルであり、そしてそれぞれの場合において得られる 化合物についての基R2、R3及びRdの組み合わせが表Aの各行に対応する式I. 2Baで表される化合物 表A 表B 化合物Iは、殺菌剤としての使用が適当である。それらは広範囲の植物病原性 菌類、特に子嚢菌類、不完全菌類、藻菌類及び坦子菌類に対する顕著な効果を有 するため優れている。これらの中には、組織的に活性であるため、栽培植物保護 における茎葉及び土壌の殺菌剤として使用可能なものもある。 それらは様々な栽培植物、例えば小麦、ライ麦、大麦、カラス麦、イネ、トウ モロコシ、芝、バナナ、綿花、大豆、コーヒー、サトウキビ、ブドウ、果実、装 飾用植物及び野菜、例えばキュウリ、豆、トマト、ジャガイモ及びウリ、さらに これらの種子の多種細菌の防除に特に重要である。 新規化合物は、以下の植物病原性菌類の防除に特に適している: 果実および野菜のアルテルナリア(Alternaria)種、 イチゴ、野菜、装飾用植物およびブドウのボトリチス・キネレア(Botry tis cinerea;灰色カビ)、 ナンキンマメのセルコスポラ・アラキジコラ(Cercospora ara chdicola)、 ウリ科のエリシペ・キコラケアラム(Erysiphe cichorace arum)およびスフェロテカ・フリギネア(Sphaerotheca fu liginea)、 穀物類のエリシペ・グラミニス(Erysiphe graminis;うど ん粉病)、 種々の植物のフサリウム(Fusarium)およびベルチキルリウム(Ve rticillium)種、 穀物類のヘルミントスポリウム(Helminthosporium)種、 バナナのマイコスフェレラ(Mycosphaerella)種、 ジャガイモおよびトマトのフィトピトラ・インフェスタンス(Phytoph thora infestans)、 ブドウのプラスモパラ・ビチコラ(Plasmopara viticola )、 リンゴのポドスフェラ・ロイコトリカ(Podosphaera leuco tricha)、 コムギおよびオオムギのシュードケルコスポレラ・ヘルポトリコイデス(Ps eudocercosporella herpotrichoides)、 ホップとキュウリのシュードケルコスポレラ(Pseudocercospo rella)種、 穀物類のプッキニア(Puccinia)種、 イネのピリクラリア・オリザエ(Pyricularia orizae)、 綿花、シバおよびイネのリゾクトニア(Rhizoctonia)種、 コムギのセプトリア・ノドルム(Septoria nodorum)、 ブドウのウンキヌラ・ネカトル(Uncinula necator)、 穀物類およびサトウキビのウスチラゴ(Ustilago)種、 リンゴのベンツリア・イネクアリス(Venturia inaeqalis ;腐敗病)。 さらに化合物Iは、例えばパエシロミセス・バリオッティ(Paecilom yces variotii)からの資材保護(例えば木材、紙、塗料分散体、 繊維又は織物の保護)及び備蓄品の保護において有害菌類からの防除に適当であ る。 化合物Iは、有害菌類、或いは菌類の感染から保護されるべき植物、種子、資 材又は土壌を上記有効物質の殺菌活性量で処理することにより施与される。上記 資材、植物又は種子への施与は、有害菌類から被害を受ける前又は後に実施され る。 殺菌剤は、0.1〜95重量%、好ましくは0.5〜90重量%の有効物質を 一般的に含む。 所望の効果の形態によって異なるが、栽培植物保護に本発明の有効物質を使用 するための施与率は、1haに対して、0.01〜2.0kgである。 種子を処理する場合、必要とされる有効物質の量は、一般に種子1kgに対し て0.001〜0.1gであり、0.01〜0.05gが望ましい。 本発明の有効物質を資材又は備蓄品の保護に使用する場合、有効物質の施与率 は、施与する領域の特性及び所望の効果次第である。資材保護における有効物質 の施与率は、通常、例えば処理される資材1m3に対して0.001〜2kg、 好ましくは0.005〜1kgである。 さらに、式Iの化合物は、昆虫類、蛛形類および線虫類等の有害動物の防除に 特に適している。これらは農作物保護、衛生、備蓄品及び獣医学の各分野で有害 動物の防除に使用することができる。特に、下記の有害動物の防除に適している : 鱗翅目(Lepidoptera)の害虫には例えばアグロテス・イプシロン (Agrotis ypsilon)、アグロテス・セゲタム(Agrotis segetum)、アラバマ・アルジラセア(Alabama argill acea)、アンチカルシア・ゲマタリス(Anticarsia gemma talis)、アルギレスチア・コンジュゲラ(Argyresthia co njugella)、オートグラファ・ガマ(Autographa gamm a)、ブパラス・ピニアリウス(Bupalus piniarius)、カコ エシア・ムリナナ(Cacoecia murinana)、カプア・レチキュ ラナ(Capua reticulana)、ケイマトビア・ブルマタ(Che imatobia brumata)、チョリストネウラ・フミフェラナ(Ch oristoneura fumiferana)、チョリストネウラ・オクシ デンタリス(Choristoneura occidentalis)、シル ピス・ウニプンクタ(Cirphis unipuncta)、チデイア・ポモ ネーラ(Cydia pomonella)、デンドロリマス・ピニ(Dend rolimus pini)、ダイアファニア・ニチダリス(Diaphani a nitidalis)、ダイアトラエア・グランディオセーラ(Diatr aea grandiosella)、エアリアス・インスラナ(Earias insulana)、エラスモパルパス・リグノセーラス(Elasmopa lpus lignosellus)、オイポエシリア・アムピグエーラ(Eu poecilia ambiguella)、エベトリア・ブーリアナ(Eve tria bouliana)、フェルチア・サブテーラネア(Feltia subterranea)、ガレリア メロネーラ(Galleria mel lonella)、グラホリタ・フネブラナ(Grapholita fune brana)、グラホリタ・モレスタ、(Grapholita molest a)、ヘリオテス・アルミゲラ(Heliothis armigera)、ヘ リオテス・ピレセンス(Heliothis virescens)、ヘリオテ ス・ジー(Heliothis zea)、ヘールラ・アンダリス(Hellu la undalis)、ヒベルニア・デフォリアリア(Hibernia d efoliaria)、ヒファントリア・クネア(Hyphantria cu nea)、ヒポノムータ・マリネラス(Hyponomeuta maline llus)、ケイフェリア・リコペルシセーラ(Keifferia lyco persicella)、ラムブディナ・フィセラリア(Lambdina f iscellaria)、ラフィグマ・エクシグア(Laphygma exi gua)、ロイコプテラ・カフィーラ(Leucoptera coffeel la)、ロイコプテラ・シテルラ(Leucoptera scitella) 、リソコレーチス・ブランカルデーラ(Lithocolletis blan cardella)、ロベシア・ボトラナ(Lobesia botrana) 、ロクソステーゲ・スティクティカリス(Loxostege stictic alis)、リマントリア・ディスパー(Lymantria dispar) 、リマントリア・モナチャ(Lymantria monacha)、リオネチ ア・クレルケーラ(Lyonetia clerkella)、マラコソマ・ノ イストリア(Malacosoma neustria)、マメストラ・ブラシ ーカエ(Mamestra brassicae)、オルギィア・プソイドツガ タ(Orgyia pseudotsugata)、オストリニア・ヌビラリス (Ostrinia nubilalis)、パノリス・フラメア(Panol is flammea)、ペクチノフォラ・ゴシィピエーラ(Pectinop hora gossypiella)、ペリドロマ・サウシア(Peridro ma saucia)、ファレラ・ブスファーラ(Phalera bucep hala)、フトリマエア・オペルキュレーラ(Phthorimaea op erculella)、フィロクニティス・シトレーラ(Phyllocnis tis citrella)、ピエリス・ブラシーカ(Pieris bras sicae)、プラティペナ・スカブラ(Plathypena scabra )、プルテーラ・キシロステーラ(Plutella xylostella) 、スードプルシア・インクルデンス(Pseudoplusia includ ens)、フィアシオニア・フルストラナ(Phyacionia frust rana)、スクロビパルプラ・アブソルタ(Scrobipalpula a bsoluta)、シトトロガ・セレレーラ(Sitotroga cerea lella)、スパルガノティス・ピレリアナ(Sparganothis p illeriana)、スポドプテラ・フルジペルダ(Spodoptera frugiperda)、スポドプテラ・リトラリス(Spodoptera littoralis)、スポドプテラ・リチュラ(Spodoptera l itura)、タウマトポエア・ピティオカムパ(Thaumatopoea pityocampa)、トリトリックス・ビリダナ(Tortrix vir idana),トリコプルシア・ニ(Trichoplusia ni)、ザイ ラフェラ・カナデンシス(Zeiraphera canadensis)が属 する。 鞘翅目(Coleoptera)としては例えばアグリラス・シヌアタス(A grilus sinuatus)、アグリオテス・リネアタス(Agriot es lineatus)、アグリオテス・オブスキュラス(Agriotes obscurus)、アンフィマーラス・ソルスティティアリス(Amphi mallus solstitialis)、アニサンドラス・ディスパー(A nisandrus dispar),アンソノムス・グランディス(Anth onomus grandis)、アンソノムス・ポモラム(Anthonom us pomorum)、アトマリア・リネアリム(Atomaria lin earis)、ブラストファグス・ピニペルダ(Blastophagus p iniperda)、ブリトファガ・ウンダタ(Blitophaga und ata)、ブルカス・ルフィマヌス(Bruchus rufimanus)、 ブルカス・ピソラム(Bruchus pisorum)、ブルカス・レンティ ス(Bruchus lentis)、ビクティスクス・ベチュラエ(Byct iscus betulae)、カシィーダ・ネビュローサ(Cassida nebulosa)、セロトマ・トリフルカタ(Cerotoma trifu rcata)、シュートリーンカス・アッシミリス(Ceuthorrhync hus assimilis)、シュートリーンカス・ナピ(Ceuthorr hynchus napi)、チャエトクネマ・ティビアリル(Chaetoc nema tibialis)、コノデラス・ベスペルティナス(Conode rus vespertinus)、クリオセリス・アスパラギー(Crioc eris asparagi)、ダイアブロティカ・ロンジコロニス(Diab rotica longicornis)、ダイアブロティカ・12−プンクタ タ(Diabrotica 12−punctata)、ダイアブロティカ・ビ ルジフェラ(Diabrotica virgifera)、エピラシュナ・バ リベステイス(Epilachna varivestis)、エピトリックス ・ヒルティペニス(Epitrix hirtipennis)、オイティノボ スラス・ブラシリエンシス(Eutinobothrus brasilien sis)、ヒロビウス・アビエティス(Hylobius abietis)、 ヒペラ・ブルネイペニス(Hypera brunneipennis)、ヒペ ラ・ポスティカ(Hypera postica)、イプス・ティポグラファス (Ips typographus)、レマ・ビリネアタア(Lema bil ineata)、レマ・メラノプス(Lema melanopus)、レプチ ノタルサ・デセムリネアタ(Leptinotarsa decemlinea ta)、リモニウス・カリフォルニカス(Limonius californ icus)、リソルホプトラス・オリゾフィラス(Lissorhoptrus oryzophilus)、メラノタス・コミュニス(Melanotus communis)、メリゲテス・アエネウス(Meligethes aen eus)、メロロンタ・ヒポカスタニ(Melolontha hippoca stani)、メロロンタ・メロロンタ(Melolontha melolo ntha)、オウレマ・オリガエ(Oulema oryzae)、オルティオ リーンカス・サルカタス(Ortiorrhynchus sulcatus) 、オティオリーンカス・オバタス(Otiorrhynchus ovatus )、ファエドン・コックレアリア(Phaedon cochleariae) 、ピロトレタ・クリソセファラ(Phyllotreta chrysocep hala)、フィロフィガ・エスピー(Phyllophaga sp.)、フ ィロペルサ・ホルティコラ(Phyllopertha horticola) 、フィロトレタ・ネモラム(Phyllotreta nemorum)、フィ ロトレタ・ストリオラタ(Phyllotreta striolata)、ポ ピーリア・ジャポニカ(Popillia japonica)、シトナ・リネ アタス(Sitona lineatus)、シトフィラス・グラナリア(Si tophilus granaria)が属する。 双翅目(Diptera)としてはアエデス・アエジプティ(Aedes a egypti)、アエデス・ベクサンス(Aedes vexans)、アナス トレファ・ルーデンス(Anastrepha ludens)、アノフェレス ・マクリペニス(Anopheles maculipennis)、セラティ ティス・カピタタ(Ceratitis capitata)、クリソミヤ・ベ ジーアナ(Chrysomya bezziana)、クリソミヤ・ホミニポラ ックス(Chrysomya hominivorax)、クリソミヤ・マセー ラリア(Chrysomya macellaria)、コンタリニア・ソルジ ヒコラ(Contarinia sorghicola)、コルディロビア・ア ンスロポファガ(Cordylobia anthropophaga)、キュ レックス・ピピエンス(Culex pipiens)、ダカス・キュキュルビ タエ(Dacus cucurbitae)、ダカス・オレアレ(Dacus oleae)、ダシネウラ・ブラシーカ(Dasineura brassic ae)、ファニア・カニキュラリス(Fannia canicularis) 、ガステロフィラス・インティティナリス(Gasterophilus in testinalis)、グロシナ・モルシタンス(Glossina mor sitans)、ヘマトビア・イリタンス(Haematobia irrit ans)、ハプロディプロシス・エケストリス(Haplodiplosis equestris)、ヒーレミア・プラチュラ(Hylemyia plat ura)、ヒポデルマ・リネアタ(Hypoderma lineata)、リ リオミザ・サチバエ(Liriomyza sativae)、リリオミザ・ト リフォリィ(Liriomyza trifolii)、ルシリア・カプリナ( Lucilia caprina)、ルシリア・クプリナ(Luciliacu prina)、ルシリア・セリカタ(Lucilia sericata)、リ コリア・ペクトラリス(Lycoria pectoralis)、マエティオ ラ・デストラクター(Mayetiola destructor)、ムスカ・ ドメスティカ(Musca domestica)、ムシーナ・スタビュランス (Muscina stabulans)、オエストラス・オビス(Oestr us ovis)、オッシネーラ・フリット(Oscinella fri t)、ペゴミア・ヒソシャーミ(Pegomya hysocyami)、フォ ルビア・アンティカ(Phorbia antiqua)、フォルビア・ブラシ ーカ(Phorbia brassicae)、フォレビア・コアルクタタ(P horbia coarctata)、ラゴレティス・セラシ(Rhagole tis cerasi)、ラゴレティス・ポモネーラ(Rhagoletis pomonella)、タバナス・ボビヌス(Tabanus bovinus )、ティプラ・オレラセア(Tipula oleracea)、ティプラ・パ ルドサ(Tipula paludosa)が属する。 総翅目(Thysanoptera)として例えばフランクリニエーラ・フス カ(Frankliniella fusca)、フランクリニエーラ・オクシ デンタリス(Frankliniella occidentalis)、フラ ンクリニエーラ・トリティシ(Frankliniella tritici) 、シルトスリップス・シトリ (Scirtothrips citri)、ス リップス・オリザエ(Thrips oryzae)、スリップス・パルミ(T hrips palmi)、スリップス・タバシ(Thrips tabaci )が属する。 膜翅目(Hymenoptera)としては例えばアサリア・ロザエ(Ath alia rosae)、アタ・セファロテス(Atta cephalote s)、アタ・セックスデンス(Atta sexdens)、アタ・テキサナ( Atta texana)、ホプロカンパ・ミヌタ(Hoplocampa m inuta)、ホプロカンパ・テスチュディネア(Hoplocampa te studinea)、モノモリウム・ファラオニス(Monomorium p haraonis)、ソレノプシス・ゲミナタ(Solenopsis gem inata)、ソレノプシス・インビクタ(Solenopsis invic ta)が属する。 異翅亜目(Heteroptera)としては例えばアクロステルナム・ヒラ レ(Acrosternum hilare)、ブリサッス・ロイコプテラス( Blissus leucopterus)、シルトペルティス・ノタタス(C yrtopeltis notatus)、ディスデルカス・シングラタス(D ysdercus cingulatus)、ディスデルカス・インテルメディ アス(Dysdercus intermedius)、オイリーガスター・イ ンテグリセプス(Eurygaster integriceps)、オイスチ スタス・インピクティベントリス(Euschistus impictive ntris)、レプトグローサス・フィロープス(Leptoglossus phyllopus)、リーガス・リネオラリス(Lygus lineola ris)、リーガス・プラテンシス(Lygus pratensis)、ネザ ラ・ビリデゥラ(Nezara viridula)、ピエズマ・カドラタ(P iesma quadrata)、ソルベア・インスラリス(Solubea insularis)、ティアンタ・ペルディトール(Thyanta per ditor)が属する。 同翅亜目(Homoptera)には例えばアシルトシフォン・オノブリーシ ス(Acyrthosiphon onobrychis)、アデルゲス・ラリ シス(Adelges laricis)、アフィドラ・ナスチュルティ(Ap hidula nasturtii)、アフィス・ファバエ(Aphis fa bae)、アフィス・ポミ(Aphis pomi)、アフィス・サンブシ(A phis sambuci)、ブラチーカウダス・カルデゥイ(Brachyc audus cardui)、ブレビコリネ・ブラシイーカ(Brevicor yne brassicae)、セロシィファ・ゴシィープイ(Cerosip ha gossypii)、ドレフュシア・ノルドマンニィアナエ(Dreyf usia nordmannianae)、ドレフュシア・ピセェア(Drey fusia piceae)、デイサフィス・ラジコラ(Dysaphis r adicola)、ディサウラコルツム・スードソラニ(Dysaulacor thum pseudosolani)、エムポアスカ・ファバエー(Empo asca fabae)、マクロシフム・アベナエ(Macrosiphum avenae)、マクロシフム・オイフォルビア(Macrosiphum e uphorbiae)、マクロシフォン・ロザエ(Macrosiphon r osae)、メグーラ・ビシア(Megoura viciae)、メトポロフ ィウム・ディルホダム(Metopolophium dirhodum)、ミ ゾデス・ペルシカエ(Myzodes persicae)、ミザス・セラシー (Myzus cerasi)、ニラパルバタ・ルゲンス(Nilaparva ta lugens)、ペムフィガス・バルサリウス(Pemphigus b ursarius)、ペルキンシェラ・サッカリシダ(Perkinsiell a saccharicida)、フォロドン・フムリー(Phorodon humuli)、プシーラ・マリ(Psylla mali)、プシーラ・ピリ (Psylla piri)、ロパロミーズス・アスカロニカス(Rhopal omyzus ascalonicus)、ロパロシィフム・マイディス(Rh opalosiphum maidis)、サパフィス・マラ(Sappaph is mala)、サパフィス・マリー(Sappaphis mali)、シ ザフィス・グラミナム(Schizaphis graminum)、シゾネウ ラ・ラヌジイノサ(Schizoneura lanuginosa)、トリア ロイロデス・バポラリオラム(Trialeurodes vaporario rum)、ビテウス・ビティフォリー(Viteus vitifolii)が 属する。 等翅目(Isoptera)には例えばカロテルメス・フラビコーリス(Ca lotermes flavicollis)、ロイコテルミス・フラビペス( Leucotermes flavipes)、レティキュリテルメス・ルシフ グス(Reticulitermes lucifuqus)、テルメス・ナタ レンシス(Termes natalensis)が属する。 直翅目(Orthoptera)には例えばアチタ・ドメスチカ(Achet a domestica)、ブラッタ・オリエンタリス(Blatta ori entalis)、ブラテラ・ジェルマニカ(Blattella germa nica)、フォルフィキュラ・アウリキュラリア(Forficula au ricularia)、グリーロタルパ・グリーロタルパ(Gryllotal pa gryllotalpa)、ロカスタ・ミグラトリア(Locusta migratoria)、メラノプラス・ビビタタス(Melanoplus bivittatus)、メラノプラス・フェムルールブラム(Melanop lus femurrubrum)、メラノプラス・メキシカナス(Melan oplus mexicanus)、メラノプラス・サングイニペス(Mela noplus sanguinipes)、メラノプラス・スプレタス(Mel anoplus spretus)、ノマダリタス・セプテムファシィアータ( Nomadacris septemfasciata)、ペリプラネタ・アメ リカーナ(Periplaneta americana)、シストセルサ・ア メリカーナ(Schistocerca americana)、シストセルサ ・ぺレグリナ(Schistocerca peregrina)、スタウロノ タス・マロッカナス(Stauronotus maroccanus)、タキ シネス・アシーナモラス(Tachycines asynamorus)が属 する。 蛛形類(Acarina)例えばアムブリオンマ・アメリカナム(Ambly omma americanum)、アムブリオンマ・バリエガタム(Ambl yomma variegatum)、アルガス・ペルシカス(Argas p ersicus)、ブーフィラス・アンヌラタス(Boophilus ann ulatus)、ブーフィラス・デコロラタス(Boophilus deco loratus)、ブーフィラス・ミクロプラス(Boophilus mic roplus)、ブレビパルパス・フォエニシス(Brevipalpus p hoenicis)、ブリオビア・プラエティオサ(Bryobia prae tiosa)、デルマセントール・シルバラム(Dermacentor si lvarum)、エオテトラニーカス・カルピニ(Eotetranychus carpini)、エリオフェス・シエルドニ(Eriophyes she ldoni)、ヒアロムマ・トランカタム(Hyalomma truncat um)、イクソデス・リシナス(Ixodes ricinus)、イクソデス ・ルビカンダス(Ixodes rubicundus)、オルニトドラス・マ ウバタ(Ornithodorus moubata)、オトビウス・メグニニ (Otobius megnini)、パラテッテラニーカス・ピロサス(Pa ratetranychus pilosus)、ダルマニサス・ガリーナエ( Dermanyssus gallinae)、フィロコプトルタ・オレイボラ (Phyllocoptruta oleivora)、ポリファゴタルソネム ス・ラタス(Polyphagotarsonemus latus)、プソロ プテス・オビス(Psoroptes ovis)、リピセファラス・アペンデ ィキュラタス(Rhipicephalus appendiculatus) 、リピセファラス・エヴェルトシー(Rhipicephalus evert si)、サルコプテス・スカビエイ(Sarcoptes scabiei)、 テトラニカス・シンナバリナス(Tetranychus cinnabari nus)、テトラニカス・カンザワイ(Tetranychus kanzaw ai)、テトラニカス・パシフィカス(Tetranychus pacifi cus)、テトラニカス・テラリウス(Tetranychus telari us)、テトラニカス・ウルチィカエ(Tetranychus urtica e)が属する。 線虫類として例えば根状虫線虫には、例えばメロイドギーネ・ハプラ(Mel oidogyne hapla)、メロイドギーネ・インコグニタ(Meloi dogyne incognita)、メロイドギーネ・ジャバニカ(Melo idogyne javanica)が属する。 包嚢形成線虫には、例えばグロボデラ・ロストチ−エンシス(Globode ra rostochiensis)、ヘテロデラ・アベナエ(Heterod era avenae)、ヘテロデラ・グリシネス(Heterodera g lycines)、ヘテロデラ・シャツティー(Heterodera sch achii)、ヘテロデラ・トリフォリー(Heterodera trifo lii)、幹および葉線虫には、例えばベロノライムス・ロンジカウダタス(B elonolaimus longicaudatus)、ジチレンカス・デス トラクター(Ditylenchus destructor)、ジチレンカス ・ディプサシ(Ditylenchus dipsaci)、ヘリオコチレンカ ス・マルチシンクタス(Heliocotylenchus multicin ctus)、ロンジドラス・エロンガタス(Longidorus elong atus)、ラドフォラス・シミリス(Radopholus similis )、ロチレンカス・ロブスタス(Rotylenchus robustus) 、トリコドラス・プリミティバス(Trichodorus primitiv us)、チレンコリーンカス・クレイトニ(Tylenchorhynchus claytoni)、チレンコリーンカス・ドビウス(Tylenchorh ynchus dubius)、プラチーレンカス・ネグレクタス(Praty lenchus neglectus)、プラチーレンカス・ペネトランス(P ratylenchus penetrans)、プラチーレンカス・キュルビ タタス(Pratylenchus curvitatus)、プラチーレンカ ス・グッディイー(Pratylenchus goodeyi)が属する。 施与領域条件下で、有害動物防除のための有効化合物の施与率は、1haに対 して0.1〜2.0kgであり、0.2〜1.0kgが好ましい。 化合物Iを、慣用の製剤、例えば溶液、エマルジョン、懸濁液、微粉末、粉末 、ペースト及び顆粒に加工することができる。使用形態は、使用目的に基づいて 決定される。いずれの場合にも、本発明の化合物の可能な限りの微細且つ均一な 分配が保証されるべきである。 製剤は公知方法で、例えば有効化合物を溶剤および/または坦体で、場合によ り乳化剤および分散助剤を使用して増量することにより得られるが、この際希釈 剤として水を使用する場合には、補助溶媒として別の有機溶媒を使用することが できる。このための助剤としては、主として以下のものが挙げられる: 溶剤、例えば芳香族化合物(例えばキシレン)、塩素化芳香族化合物(例えば クロロベンゼン)、パラフィン(例えば石油留分)、アルコール(例えばメタノ ール、ブタノール)、ケトン(例えばシクロヘキサノン)、アミン(例えばエタ ノールアミン、ジメチルホルムアミド)および水; 坦体、例えば天然岩石粉(例えばカオリン、粘土質土、タルク、白亜)、合成 鉱物石粉(例えば高分散性珪酸、珪酸塩); 乳化剤、例えば非イオン性および陰イオン性乳化剤(例えばポリオキシエチレ ン脂肪アルコールエーテル、アルキルスルホナートおよびアリールスルホナート )、および 分散剤、例えばリグノ−亜硫酸廃液およびメチルセルロースが該当する。 界面活性剤としては次のものが挙げられる。リグノスルホン酸、ナフタレンス ルホン酸、フェノールスルホン酸及びジブチルナフタレンスルホン酸の各アルカ リ金属塩、アルカリ土類金属塩及びアンモニウム塩、並びにアルキルアリールス ルホナート、アルキルスルファート、アルキルスルホナート、脂肪アルコールス ルファート及び脂肪酸、並びにこれらのアルカリ金属塩及びアルカリ土類金属塩 、硫酸化脂肪アルコールグリコールエーテルの塩、スルホン化ナフタレン及びナ フタレン誘導体とホルムアルデヒドとの縮合生成物、ナフタレン或はナフタレン スルホン酸とフェノールおよびホルムアルデヒドとの縮合生成物、ポリオキシェ チレンオクチルフェニルエーテル、エトキシル化イソオクチルフェノール、オク チルフェノール及びノニルフェノール、アルキルフェニルポリグリコールエーテ ル、トリブチルフェニルポリグリコールエーテル、アルキルアリールポリエーテ ルアルコール、イソトリデシルアルコール、脂肪アルコールエチレンオキシド縮 合物、エトキシル化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、エトキシ ル化ポリオキシプロピレン、ラウリルアルコールポリグリコールエーテルアセタ ール、ソルビトールエステル、リグノ−亜硫酸廃液およびメチルセルロース。 直接噴霧可能な水溶液、乳濁液、ペースト又は油性分散液の製造に好適な物質 は、中位乃至高位の沸点の鉱油留分(例えば燈油またはディーゼル油、更にコー ルタール油等)、並びに植物性または動物性産出源の油、脂肪族、環式および芳 香族炭化水素(例えばベンゼン、トルエン、キシレン、パラフィン、テトラヒド ロナフタリン、アルキル置換ナフタリンまたはその誘導体、)、メタノール、エ タノール、プロパノール、ブタノール、クロロホルム、四塩化炭素、シクロヘキ サノール、シクロヘキサノン、クロロベンゼン、イソホロン、高極性溶剤(例え ば、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、N−メチルピロリドン、水 )である。 粉末、散布剤およびダスト剤は有効物質と固体担体物質とを混合または一緒に 磨砕することにより製造することができる。 粒状体(例えば被覆粒状体、含浸粒状体および均質粒状体)は、有効物質を固 体担体物質に結合させることにより製造することができる。固体担体物質の例と しては、鉱物土(例えばシリカ、シリカゲル、珪酸塩、タルク、カオリン、石灰 石、石灰、白亜、膠塊粒土、石灰質黄色粘土、クレイ、白雲石、珪藻土、硫酸カ ルシウム、硫酸マグネシウム、酸化マグネシウム、磨砕合成物質)、及び肥料( 例えば硫酸アンモニウム、燐酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、尿素)及び植 物性生成物(例えば穀物粉、樹皮、木材およびクルミ穀粉、セルロース粉末)お よび他の固形担体物質である。 一般に、製剤は0.01〜95重量%、好ましくは0.1〜90重量%の有効 成分を含む。この際有効成分は純度90〜100%、好ましくは95〜100% (NMRスペクトルによる)で使用される。 製剤例を以下に示す: I.5重量部の本発明の化合物を、細粒状カオリン95重量部と密に混和する 。これにより有効物質5重量%を含むダスト剤が得られる。 II.30重量部の本発明の化合物を、粉末状シリカゲル92重量部及びこの シリカゲルの表面上に吹きつけられたパラフィン油8重量部よりなる混合物と密 に混和する。これにより、良好な接着性を有する有効物質の製剤が得られる(有 効物質含有量:23重量%)。 III.10重量部の本発明の化合物を、キシレン90重量部、6重量部の、 オレイン酸N−モノエタノールアミド(1モル)のエチレンオキシド(8〜10 モル)付加体、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム2重量部及び2重量部の 、ヒマシ油(1モル)のエチレンオキシド(40モル)付加体よりなる混合物中 に溶解する(有効物質含有量:9重量%)。 IV.20重量部の本発明の化合物を、シクロヘキサノン60重量部、イソブ タノール30重量部、5重量部の、イソオクチルフェノール(1モル)のエチレ ンオキシド(7モル)付加体及び5重量部の、ヒマシ油(1モル)のエチレンオ キシド(40モル)付加体よりなる混合物中に溶解する(有効物質含有量:16 重量%)。 V.80重量部の本発明の化合物を、ジイソブチルナフタリン−α−スルホン 酸ナトリウム3重量部、亜硫酸廃液よりのリグノスルホン酸のナトリウム塩10 重量部及び粉末状シリカゲル7重量部と充分に混和し、かつハンマーミル中にお いて磨砕する(有効物質含有量:80重量%)。 VI.90重量部の本発明の化合物を、N−メチル−α−ピロリドン10重量 部と混合する場合、極めて小さい滴の形にて使用するのに適する溶液が得られる (有効物質含有量:90重量%)。 VII.20重量部の本発明の化合物を、シクロヘキサノン40重量部、イソ ブタノール30重量部、20重量部の、イソオクチルフェノール(1モル)のエ チレンオキシド(7モル)付加体及び10重量部の、ヒマシ油(1モル)のエチ レンオキシド(40モル)付加体よりなる混合物中に溶解する。この溶液を水1 00000重量部に注入し、その中で微細に分散させ、これにより有効物質0. 02重量%を含む水性分散液が得られる。 VIII.20重量部の本発明の化合物を、ジイソブチルナフタリン−α−ス ルホン酸ナトリウム3重量部、亜硫酸廃液よりのリグノスルホン酸のナトリウム 塩17重量部および粉末状シリカゲル60重量部と充分に混和し、かつハンマー ミル中において磨砕する。この混合物を水20000重量部に注入し、その中で 微細に分散させ、これにより有効物質0.1重量%を含む噴霧混合液が得られる 。 有効化合物はそれ自体、例えば直接噴霧可能な水溶液、粉末、懸濁液、分散液 、エマルジョン、油性分散液、ペースト、ダスト剤、散布剤又は顆粒の形で、或 いは噴霧、ミスト法、ダスト法、散布法又は注入法によってこれらの製剤の形態 で、或いはこれらから製造された使用形態で用いることができる。施与形式は、 使用目的に完全に基づいて決定される。いずれの場合にも、本発明の有効化合物 の可能な限りの微細分配が保証されるべきである。 水性使用形態は、乳濁液濃縮物、ペースト、または湿潤可能の粉末(噴霧可能 な粉末、油性分散液)から水の添加により製造することができる。乳濁液、ペー ストまたは油分散液の製造は、物質をそれ自体、或いは油又は溶剤中に溶解して 、湿潤剤、粘着付与剤、分散剤または乳化剤により水中に均質に混合することに より行うことができる。あるいは有効物質、湿潤剤、粘着付与剤、分散剤または 乳化剤及び適宜溶剤または油よりなる濃縮物を製造することもでき、これは水に て希釈するのに適する。 直ぐに使用可能な生成物の有効成分濃度は、実際的な範囲内で変化させること ができる。一般に、その濃度は、0.0001〜10%、好ましくは0.01〜 1%である。 有効成分は超低量(ULV)法により非常に良好に施与されるが、95重量% を上回る有効成分を有する調製物または添加剤を有していない有効成分を用いる ことも可能である。 施与直前に、適宜本発明の有効物質に種々の油、或いは除草剤、殺菌剤、他の 殺虫剤又は殺バクテリア剤を添加することが可能である(タンクミックス)。こ れらの薬剤は、本発明の薬剤と1:10〜10:1の重量比で混合することも可 能である。 殺菌剤としての使用形態において、本発明の組成物は他の有効物質、例えば除 草剤、殺虫剤、生長抑制剤、殺菌剤または肥料と共に用いることも可能である。 化合物I又は殺菌剤としての使用形態において化合物Iを含む組成物と各種殺菌 剤を混合することにより、得られる殺菌効果が向上する場合も多い。 以下に本発明の化合物と共に使用可能な殺菌剤を列挙するが、これは組み合わ せの可能性を示すもので、いかなる制限を加えるためのものではない。 硫黄 ジチオカルバマート及びその誘導体、例えば 鉄(III)ジメチルジチオカルバマート、 亜鉛ジメチルジチオカルバマート、 亜鉛エチレンビスジチオカルバマート、 マンガンエチレンビスジオカルバマート、 マンガン−亜鉛−エチレンジアミンビスジチオカルバマート、 テトラメチルチウラムジスルフィド、 亜鉛(N,N−エチレンビスジチオカルバマート)のアンモニア錯化合物、 亜鉛(N,N’−プロピレンビスジチオカルバマート)のアンモニア錯化合物 、 亜鉛(N,N’−プロピレンビスジチオカルバマート)、 N,N'−ポリプロピレンビス(チオカルバモイル)ジスルフィド; ニトロ誘導体、例えば ジニトロ(1−メチルヘプチル)フェニルクロトナート、 2−sec−ブチル−4,6−ジニトロフェニル3,3−ジメチルアクリラー ト、 2−sec−ブチル-4,6−ジニトロフェニルイソプロピルカルボナート、 ジイソプロピル5−ニトロ−イソフタラート; 複素環式物質、例えば 2−ヘプタデシル−2−イミダゾリンアセタート、 2,4−ジクロロ−6−(o−クロロアニリノ)−s−トリアジン、 O,O−ジエチルフタルイミドホスホノチオエート、 5−アミノ−1−〔ビス(ジメチルアミノ)ホスフィニル〕−3−フェニル− 1,2,4−トリアゾール、 2,3−ジシアノ−1,4−ジチオアントラキノン、 2−チオ−1,3−ジチオロ(4,5−b)キノキサリン、 1−(ブチルカルバモイル)−2−ベンズイミダゾールカルバミン酸メチル、 2−メトキシカルボニルアミノベンズイミダゾール、 2−(2−フリル)ベンズイミダゾール、 2−(4−チアゾリル)ベンズイミダゾール、 N−(1,1,2,2−テトラクロロエチルチオ)テトラヒドロフタルイミド 、 N−トリクロロメチルチオテトラヒドロフタルイミド、 N−トリクロロメチルチオフタルイミド、 N−ジクロロフルオロメチルチオ−N’,N’−ジメチル−N−フェニルスル ホジアミド、 5−エトキシ−3−トリクロロメチル−1,2,3−チアジアゾール、 2−チオシアナトメチルチオベンゾチアゾール、 1,4−ジクロロ−2,5−ジメトキシベンゼン、 4−(2−クロロフェニルヒドラゾノ)−3−メチル−5−イソキサゾロン、 ピリジン−2−チオール1−オキシド、 8−ヒドロキシキノリン又はその銅塩、 2,3−ジヒドロ−5−カルボキシアニリド−6−メチル−1,4−オキサチ イン、 2,3−ジヒドロ−5−カルボキシアニリド−6−メチル−1,4−オキサチ イン4,4−ジオキシド、 2−メチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピラン−3−カルボキシアニリド、 2−メチルフラン−3−カルボキシアニリド、 2,5−ジメチルフラン−3−カルボキシアニリド、 2,4,5−トリメチルフラン−3−カルボンキシアニリド、 N−シクロヘキシル−2,5−ジメチルフラン−3−カルボン酸シクロヘキシ ルアミド、 N−シクロヘキシル−N−メトキシ−2,5−ジメチルフラン−3−カルボキ シアミド、 2−メチルベンズアニリド、 2−ヨードベンズアニリド、 N−ホルミル−N−モルホリン−2,2,2−トリクロロエチルアセタール、 ピペラジン−1,4−ジイルビス−1−(2,2,2−トリクロロエチル)ホ ルムアミド、 1−(3,4−ジクロロアニリノ)−1−ホルミルアミノ−2,2,2−トリ クロロエタン; アミン、例えば2,6−ジメチル−N−トリデシルモルホリン又はその塩、 2,6−ジメチル−N−シクロドデシルモルホリン又はその塩、 N−〔3−(p−tert−ブチルフェニル)−2−メチルプロピル〕−シス −2,6−ジメチルモルホリン、 N−〔3−(p−tert−ブチルフェニル)−2−メチルプロピル〕ピペリ ジン、 (8−(1,1−ジメチルエチル)−N−エチル−N−プロピル−1,4−ジ オキサスピロ[4.5]デカン−2−メタンアミン; アゾール、例えば1−〔2−(2,4−ジクロロフェニル)−4−エチル−1 ,3−ジオキソラン−2−イルエチル〕−1H−1,2,4−トリアゾール、 1−〔2−(2,4−ジクロロフェニル)−4−n−プロピル-1,3−ジオ キソラン−2−イルエチル〕−1H−1,2,4−トリアゾール、 N−(n−プロピル)−N−(2,4,6−トリクロロフェノキシエチル)− N’−イミダゾリル尿素、 1−(4−クロロフェノキシ)−3,3−ジメチル−1−(1H−1,2,4 −トリアゾール−1−イル)−2−ブタノン、 1−(4−クロロフェノキシ)−3,3−ジメチル−1−(1H−1,2,4 −トリアゾール−1−イル)−2−ブタノール、 (2RS,3RS)−1−[3−(2−クロロフェニル)−2−(4−フルオ ロフェニル)オキシラン−2−イルメチル]−1H−1,2,4−トリアゾール 、 1−[2−(2,4−ジクロロフェニル)ペンチル]−1H−1,2,4−ト リアゾール、 2,4’−ジフルオロ−α−(1H−1,2,4−トリアゾリル−1−メチル )ベンズヒドリルアルコール、 1−((ビス−(4−フルオロフェニル)メチルシリル)メチル)−1H−1 ,2,4−トリアゾール、 1−[(2RS,4RS;2RS,4SR)−4−ブロモ−2−(2,4−ジ クロロフェニル)テトラヒドロフリル]−1H−1,2,4−トリアゾール、 2−(4−クロロフェニル)−3−シクロプロピル−1−(1H−1,2,4 −トリアゾール−1−イル)ブタン−2−オル、 (+)−4−クロロ−4−[4−メチル−2−(1H−1,2,4−トリアゾ ール−1−イルメチル)−1,3−ジオキソラン−2−イル]フェニル−4−ク ロロフェニルエーテル、 (E)−(R、S)−1−(2,4−ジクロロフェニル)−4,4−ジメチル −2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ペンタ−1−エン−3− オル、 4−(4−クロロフェニル)−2−フェニル−2−(1H−1,2,4−トリ アゾリルメチル)ブチロニトリル、 3−(2,4−ジクロロフェニル)−6−フルオロ−2−(1H−1,2,4 −トリアゾール−1−イル)キナゾリン−4(3H)−オン、 (R、S)−2−(2,4−ジクロロフェニル)−I1−1,2,4−トリア ゾール−1−イル)ヘキサン−2−オル、 (1RS,5RS;1RS,5SR)−5−(4−クロロベンジル)−2,2 −ジメチル−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イルメチル)シクロ ペンタノール、 (R、S)−1−(4−クロロフェニル)−4,4−ジメチル−3−(1H− 1,2,4−トリアゾール−1−イルメチル)ペンタン−3−オル、 (+)−2−(2,4−ジクロロフェニル)−3−(1H−1,2,4−トリ アゾリル)プロピル1,1,2,2−テトラフルオロエチルエーテル、 (E)−1−[1−[4−クロロ−2−トリフルオロメチル]フェニル]イミ ハ−2−プロポキシエチル)−1H−イミダゾール、 2−(4−クロロフェニル)−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1− イルメチル)ヘキサノニトリル; α−(2−クロロフェニル)−α−(4−クロロフェニル)−5−ピリミジン メタノール、 5−ブチル−2−ジメチルアミノ−4−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン、 ビス(p−クロロフェニル)−3−ピリジンメタノール、 1,2−ビス(3−エトキシカルボニル−2−チオウレイド)ベンゼン、 1,2−ビス(3−メトキシカルボニル−2−チオウレイド)ベンゼン; ストロビルリン(strobilurins)、例えば E−メトキシイミノ[α−(o−トリルオキシ)−o−トリル]酢酸メチル、 E−2−{2−[6−(2−シアノフェノキシ)ピリミジン−4−イルオキシ ]フェニル}−3−メトキシアクリル酸メチル、 N−メチル−E−メトキシイミノ[α−(2−フェノキシフェニル)]アセト アミド、 メチルE−メトキシイミノ[α−(2,5−ジメチルフェノキシ)−o−トリ ル]アセトアミド; アニリノピリミジン、例えばN−(4,6−ジメチルピリミジン−2−イル) アニリン、 N−[4−メチル−6−(1−プロピニル)ピリミジン−2−イル]アニリン 、 N−(4−メチル−6−シクロプロピルピリミジン−2−イル)アニリン; フェニルピロール、例えば 4−(2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)ピロ− ル−3−カルボニトリル; 桂皮酸アミド、例えば3−(4−クロロフェニル)−3−(3,4−ジメトキ シフェニル)アクリロイルモルホリン;および 種々の殺菌剤、例えば ドデシルグアニジンアセタート、 3−[3−(3,5−ジメチル−2−オキシシクロヘキシル)−2−ヒドロキ シエチル]グルタルイミド、 N−メチル−N−エチル−(4−トリフルオロメチル−2−[3’,4’−ジ メトキシフェニル]ベンズアミド、 ヘキサクロロベンゼン、 メチルN−(2,6−ジメチルフェニル)−N−(2−フロイル)−DL−ア ラニナート(alaninate)、 DL−N−(2,6−ジメチルフェニル)−N−(2’−メトキシアセシル) アラニンメチルエステル、 N−(2,6−ジメチルフェニル)−N−クロロアセチル−D,L−2−アミ ノブチロラクトン、 DL−N−(2,6−ジメチルフェニル)−N−(フェニルアセチル)アラニ ンメチルエステル、 5−メチル−5−ビニル−3−(3,5−ジクロロフェニル)−2,4−ジオ キソ−1,3−オキサゾリジン、 3−(3,5−ジクロロフェニル)−5−メチル−5−メトキシメチル−1, 3−オキサゾリジン−2,4−ジオン、 3−(3,5−ジクロロフェニル)−1−イソプロピルカルバモイルヒダント イン、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−1,2−ジメチルシクロプロパン−1, 2−ジカルボキシイミド、 2−シアノ−[N−(エチルアミノカルボニル)−2−メトキシイミノ]アセ トアミド、 N−(3−クロロ−2,6−ジニトロ−4−トリフルオロメチルフェニル)− 5−トリフルオロメチル−3−クロロ−2−アミノピリジンが挙げられる。 [合成例] 出発化合物を変性させる観点から、下記の合成例に示した記録は、他の化合物 Iを得るために用いた。得られた化合物を、物理データと共に下記の表に記載す る。 実施例1:下記の化合物の製造 方法A:1.1gの4−[(2−ブロモメチル)フェニル]−2,4−ジヒド ロ−5−メトキシ−2−メチル−3H−1,2,4−トリアゾール−3−オン( WO−A97/00612参照)、1.35gの炭酸カリウム及び0.68gの 2,3,4−ペンタントリオン2−(E)−3−(Z)−ビス(o−メチルオキ シム)−4−(E)−オキシム(DE−A19539324参照)を35mlの ジメチルホルムアミド(DMF)に溶解した液を、25〜35℃で8時間撹拌し た。次いで、反応混合物を氷水に注ぎ、メチルtert−ブチルエーテルで抽出 し、有機層を集め、飽和塩化アンモニウム溶液で洗浄し、そして乾燥した。溶剤 を留去し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー処理(シクロヘキサン/酢酸 エチル=80:20)し、これにより400mgの生成物を透明な粉末として得 た(融点:142〜145℃)。 IR(cm-1):1715、1611、1502、1481、1415、10 49、999、988、895。 方法B:15mlのDMFに溶解した1.1gの4−[(2−ブロモメチル) フェニル]−2,4−ジヒドロ−5−クロロ−2−メチル−3H−1,2,4− トリアゾール−3−オン(WO−A97/19935、表B、23頁、化合物No .77参照)を、1.35gの炭酸カリウム及び0.68gの2,3,4−ペンタ ントリオン2−(E)−3−(Z)−ビス(o−メチルオキシム)−4−(E) −オキシム(DE−A19539324参照)と22〜25℃で約12時間撹拌 した。次いで、反応混合物を氷水に注ぎ、メチルtert−ブチルエーテルで抽 出し、有機層を集め、飽和塩化アンモニウム溶液で洗浄し、そして乾燥した。溶 剤を留去し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー処理(シクロヘキサン/酢 酸エチル=80:20)した。粗生成物(700mg)を5mlのジメトキシエ タン及び5mlのメタノールに溶解し、0.61gの30%濃度のナトリウムメ トキシドのメタノール溶液と混合した。反応混合物を約20時間還流下に加熱し 、塩化メチレンに溶解し、水及び飽和塩化アンモニウム溶液で洗浄し、そして乾 燥した。溶剤を留去し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー処理(シクロヘ キサン/酢酸エチル=80:20)し、これにより300mgの表題化合物を透 明な粉末として得た(融点:142〜145℃)。 IR(cm-1):1715、1611、1502、1481、1415、10 49、999、988、895。 表I 有害菌類に対する作用の例 式Iで表される化合物の殺菌作用を、以下の実験により示した: 有効物質を、70重量%のシクロヘキサノン、20重量%のNekanilR LN(Lut ensolR AP6、エトキシル化アルキルフェノールを基礎とする乳化作用および分散 作用を有する湿潤剤)及び10重量%のWettolR EM(エトキシル化ひまし油を基 礎とする非イオン性乳化剤)からなる混合物中の濃度10%乳化液として別々に 、或いは一緒に調製し、水で希釈して、所望の濃度を得た。 [使用実施例1]小麦のうどん粉病に対する作用 鉢植えに成長した小麦の幼苗(Fruehgold相当種)の葉に、10%の有効成分 、63%のシクロヘキサノン及び27%の乳化剤からなる原液から調製された有 効物質の水性調製液を液が滴り落ちるまで噴霧し、この噴霧による被膜を乾燥さ せた24時間後、小麦のうどん粉病胞子(Erysiphe graminls forma specialis tritici)を振りかけた。次いで、被験植物を20〜24℃で相対湿度(60〜 90%)の温室内に保管した。7日後、うどん粉病菌の繁殖割合を、葉面全体に 対する感染を%単位として目視にて測定した。 [使用実施例2]ピリクラリア・オリザエに対する作用(保護) 鉢植えの稲の幼苗(Tai-Nong 67相当種)の葉に、10%の有効成分、63% のシクロヘキサノン及び27%の乳化剤からなる原液から調製された有効物質の 水性調製液を液が滴り落ちるまで噴霧した。翌日、植物にピリクラリア・オリザ エ菌の胞子水性懸濁液を噴霧した。次いで、被験植物を22〜24℃で相対湿度 (95〜99%)の培養チャンバー(climatized chambers)内に6日間保管し た。葉における感染に対する繁殖割合を目視にて評価を行った。 この実験で、本発明による表Iの化合物I−1(16ppm)で処理した植物 の感染は5%以下であり、一方、未処理植物の感染は80〜85%であった。 有害動物に対する作用の例 有害動物に対する式Iで表される化合物の作用を以下の実験で示した: 有効物質を (a)アセトン中の0.1%濃度溶液として、又は (b)70重量%のシクロヘキサノン、20重量%のNekanilR LN(LutensolR A P6、エトキシル化アルキルフェノールを基礎とする乳化作用および分散作用を有 する湿潤剤)及び10重量%のWettolR EM(エトキシル化ひまし油を基礎とする 非イオン性乳化剤)からなる混合物中の濃度10%乳化液として調製し、 (a)の場合はアセトンで、(b)の場合は水で希釈し、所望の濃度を得た。 実験の終了後、本発明の化合物を用いて、それぞれの場合、未処理対照に比較 してまだ80〜100%の阻害率又は致死率が得られる最低濃度(作用の限界又 は最低濃度)を測定した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AU,BG,BR,BY,CA,CN,CZ,GE, HU,ID,IL,JP,KR,KZ,LT,LV,M X,NO,NZ,PL,RO,RU,SG,SI,SK ,TR,UA,US (72)発明者 グロテ,トーマス ドイツ国、D―67105、シファーシュタッ ト、ブレスラウァ、シュトラーセ、6 (72)発明者 ザウター,フーベルト ドイツ国、D―68167、マンハイム、ネカ ルプロメナーデ、20 (72)発明者 ギプザー,アンドレアス ドイツ国、D―68159、マンハイム、ベー 4.4 (72)発明者 キルストゲン,ラインハルト ドイツ国、D―67434、ノイシュタット、 カロリネンシュトラーセ、51 (72)発明者 ミュラー,ベルント ドイツ国、D―67227、フランケンタール、 ジャン―ガンス―シュトラーセ、21 (72)発明者 プトック,アルネ ドイツ国、D―67067、ルートヴィッヒス ハーフェン、アイヒェンシュトラーセ、23 (72)発明者 レール,フランツ ドイツ国、D―67105、シファーシュタッ ト、ゼバスティアン―クナイプ―シュトラ ーセ、17 (72)発明者 ロレンツ,ギーゼラ ドイツ国、D―67434、ノイシュタット、 エルレンヴェーク、13 (72)発明者 アマーマン,エーバーハルト ドイツ国、D―64646、ヘペンハイム、フ ォン―ガーゲルン―シュトラーセ、2 (72)発明者 シュトラトマン,ズィークフリート ドイツ国、D―67117、リムブルガーホー フ、ドナースベルクシュトラーセ、9 (72)発明者 ハリース,フォルカー ドイツ国、D―67227、フランケンタール、 イメンゲルテンヴェーク、29エー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式I: [但し、Xが基A又はB {#がフェニル環との結合を表し、 Raがハロゲン、C1〜C4アルキル又はC1〜C4アルコキシを表す}を表し; Yがハロゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル又はC1〜C4アルコ キシを表し; nが0、1又は2を表し、且つnが2である場合、基Yは相互に異なっていて も良く; R1がC1〜C4アルキルを表し; R2がC1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C4アルケニル、C3〜 C4ハロアルケニル、C3〜C4アルキニル又はC3〜C4ハロアルキニルを表し; R3が水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル又は置換若しくは無置 換のフェニルを表し; R4が=CRbc又は=N−ORd {Rb、Rcが相互に独立に、それぞれ水素、C1〜C6アルキル又は置換若しくは 無置換のフェニルを表し; RdがR2で述べた基の1個を表す}を表す] で表されるビスイミノ−置換フェニル化合物。 2.請求項1に記載の式I.1で表される化合物の製造方法であって、 式II [但し、Lが求核的に置換可能な基である] で表されるベンジル化合物を、式III で表されるオキシムと反応させ、得られた式IV で表されるオキシムエーテルを、ハロゲン化反応により式V で表されるハロゲン化合物に転化し、このVを式VI’ H2N−OR2 VI’ で表されるヒドロキシルアミンエーテルと反応させ、式VI で表されるビスオキシムを形成し、VIを酸化して式VII で表されるカルボニル化合物を得、VIIをウィッティヒ反応の原理に従って燐試 薬と反応させて式I.1の化合物を形成することを特徴とする製造方法。 3.請求項1に記載の式I.2 で表される化合物を製造する方法であって、 請求項2に記載の式VIIで表されるカルボニル化合物を、式VIII H2N−ORd VIII のヒドロキシルアミンエーテルと反応させることを特徴とする製造方法。 4.請求項2に記載の式VIIで表される中間体。 5.固体坦体又は液体坦体と請求項1に記載の式Iの化合物とを含む、有害動物 又は有害菌類の防除に適当な組成物。 6.請求項1に記載の化合物Iの、有害動物又は有害菌類の防除に適する組成物 を製造するための使用法。 7.有効量の、請求項1に記載の式Iで表される化合物を用いて、有害菌類を、 或いは有害菌類の感染から保護されるべき資材、植物、土壌又は種子を処理する ことを特徴とする有害菌類を防除する方法。 8.有効量の、請求項1に記載の式Iで表される化合物を用いて、有害動物を、 或いはこれらから保護されるべき資材、植物、土壌又は種子を処理することを特 徴とする有害動物を防除する方法。
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