JP2002502951A - 人工雪を作る加圧水噴霧へッドに組込まれる氷または雪の粒子の発生器または核生成装置 - Google Patents

人工雪を作る加圧水噴霧へッドに組込まれる氷または雪の粒子の発生器または核生成装置

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JP2002502951A
JP2002502951A JP2000530751A JP2000530751A JP2002502951A JP 2002502951 A JP2002502951 A JP 2002502951A JP 2000530751 A JP2000530751 A JP 2000530751A JP 2000530751 A JP2000530751 A JP 2000530751A JP 2002502951 A JP2002502951 A JP 2002502951A
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ペルゲイ,ベルナール
シャリオ,パトリック
ガルヴァン,ミシェル
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ヨーク ネージュ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高圧水を供給する少なくとも1つの噴霧ノズル11を有する水噴霧ヘッド1と組み合わされた人工雪を作るための核生成装置27の改良。複雑な設備を用いずに、簡単な装置で核生成装置へ水を供給することができる。 【解決手段】 高速の空気流中に、空気/水の比率を少なくとも200にして、加圧下に少量の水流を噴射する噴射手段を有し、この空気と水との混合は噴霧ヘッドと一体な混合チャンバの内部か、噴霧ヘッドの外部で行われ、噴射手段は少なくとも噴霧ヘッド内に位置し且つ噴霧ノズルへ水を供給する回路内に浸されており、この回路は水の噴射手段にも水を同時に供給する。水の循環によって凍結問題が防止される。核発生装置を小型雪製造器52にすることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】
本発明は、人工雪を生成するための水の加圧噴霧ヘッド内に組込まれた氷また
は雪の粒子の発生装置(核生成装置または核生成器(nucleateur)ともよばれる
)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本発明の核生成装置は、温度および湿度が制限された状態下でも簡単な噴霧ヘ
ッドを用いて核を作り、雪を迅速に生成させる人工雪発生装置には無くてはなら
ないものである。 従来の核生成装置または核生成器は大気の条件、特に凍結条件に対して敏感な
装置である。さらに、従来の核生成器は一般に流量と圧力とを調整する特殊な回
路(加圧給水回路からの水を噴霧ヘッドの各ノズルへ送る回路)を介して極めて少
量の水しか供給できない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は上記の欠点のない核生成装置と、それを組込んだ噴霧ヘッドと
を提供することにある。 本発明の核生成装置では凍結等の大気条件に起因する閉塞の欠点を解決するこ
とができる。すなわち、断面積が小さい加圧水の流出口が凍結によって閉塞する
という欠点がない。 本発明では複雑な設備を用いずに、簡単な装置で核生成装置へ水を供給するこ
とができる。
【0004】
【課題を解決する手段】
本発明の核生成装置は、高速の空気流中に、空気/水の比率を少なくとも20
0にして、加圧下に少量の水流を噴射する噴射手段を有し、この空気と水との混
合は噴霧ヘッドと一体な混合チャンバの内部か、噴霧ヘッドの外部で行われ、噴
射手段は少なくとも噴霧ヘッド内に位置し且つ噴霧ノズルへ水を供給する回路内
に浸されており、この回路は水の噴射手段にも水を同時に供給する。
【0005】
【実施の形態】
本発明では核生成装置の空気/水比は少なくとも200に等しく、水は非常に
小さい面積(直径が約1mm以下)の1つまたは複数の孔を介して加圧空気流中
へ注入される。孔の面積が小さいため、加圧水が噴霧ヘッドノズルの供給回路か
ら流入する際に圧力が低下しても核発生器での圧損を高くすることができる。こ
のノズルへの供給回路の圧力は核発生装置の運転状態に影響を与えずに大きく変
えることができる。 本発明で外部混合を行なう核発生装置は平らなスペクトル噴射を作るためのバ
ッフルが取付けられた空気噴霧ノズルと、平らな空気流に対して約45度の角度
で衝突する水の噴霧用ノズルとを備えている。
【0006】 本発明の変形例では高圧の小型人工雪製造器の形をしている。この小型人工雪
製造器には噴霧ノズルの供給ダクトを介して圧縮空気および加圧水が供給される
。この小型人工雪製造器は噴霧ヘッドに取付られるカートリッジの形をしており
、このカートリッジは加圧空気の供給ダクトとヘッド外壁の下流側との間に挿入
され、少なくとも1つの加圧水の供給ダクトを通って1つまたは複数の噴霧ノズ
ルまで延びている。 本発明ではさらに、小型人工雪製造器の混合用チャンバが円筒形をしており、
この円筒形の直径は端部ノズルの直径よりわずかに大きく、このノズルは円形ま
たは楕円形の流出孔の総面積は最大10mmの相当直径を有する。
【0007】 本発明の他の実施例では、加圧水を混合チャンバに注入する孔はチャンバに開
口した直径が約1mmで、長さがこの直径と同じ穴を有している。この穴はこの
穴の直径の少なくとも10倍の大きい直径のボアまたは皿穴の真中に形成されて
いて、混合チャンバに流入する水流の流入口に一種の膜を形成する。 本発明は上記核発生器と組み合わされる噴霧ヘッドを提供する。この噴霧ヘッ
ドの容積は必要に応じて簡単に修正できる。
【0008】 本発明で核発生装置と組み合わせた噴霧ヘッドは、別々に加圧水が供給される
少なくとも2つの噴霧ノズルを有する本体を有し、ポストに取り付けるための脚
部を有している。このポストは例えば複数の給水ダクトと、加圧空気の供給ダク
トとを有し、これらのダクトはヘッドの各ノズルに供給するために脚部に設けら
れた孔を有している。
【0009】 本発明の他の実施例では噴霧ヘッド本体が軽合金で作られた環状の鋳造部品等
で作られている。この部品は例えば鋳造で直接得られる。加圧水の噴霧ノズルへ
の供給チャンバはこの部品に取り付けられる。噴霧ヘッドが使われない時にチャ
ンバの排水を完全にするたに各チャンバには本体の低部に設置されたダクトを介
して水が供給される。各チャンバは噴霧流の軸線に対して互いに軸方向がずれて
おり且つ互いに隣接して並んで配置されている。各チャンバは軸線方向の孔で形
成され、カートリッジ状の噴霧ノズルが収容でき、各カートリッジはチャンバの
1つに開口した加圧水を供給する少なくとも1つの孔を有している。 噴霧ヘッドはそれぞれが同一チャンバに供給されるノズルセットを備えること
ができる。
【0010】 本発明ではさらに、加圧水供給ノズルの供給チャンバ上流側の噴霧ヘッドに加
圧水が供給されるチャンバを有し、核発生装置のカートリッジは各加圧水チャン
バを通り、カートリッジは加圧水のチャンバの1つ、特に他のチャンバの上流側
に配置されたメインチャンバに開口した少なくとも1つの孔を有していて、混合
チャンバを通ってカートリッジ内を循環する空気流に水を注入することができよ
うになっている。この空気/水混合物は氷または雪の状態で核発生装置のノズル
から噴霧される。
【0011】 本発明の変形例の核発生装置と組み合わされた噴霧ヘッドは、別々の加圧水回
路からそれぞれ供給される少なくとも2つのノズルを備えている。これらのノズ
ルは、その軸線が通常の運転条件下では垂直に近い管状ジャケットの周りに放射
状に配置され、このジャケットは液密な状態でジャケットの内部空間を複数のチ
ャンバ(メインチャンバおよび少なくとも1つの2番目のチャンバ)に分けるた
めの放射状壁を有するコアを有している。各チャンバは1つまたは複数のノズル
に供給する役目をし、コアには各チャンバに供給するための加圧水の回路に接続
する内部ダクトが形成されている。
【0012】 本発明ではさらに、噴霧ヘッドの上部にキャップを備えている。加圧水は前記
キャップを通り、このキャップにはメインチャンバの供給ダクトを介して供給さ
れ、メインチャンバのノズルの隣または近くに設けられた加圧水および加圧空気
が供給される少なくとも1つの核発生装置が取り付けられた、空気はコアおよび
キャップ内の、コアおよびキャップの中心に配置された特別なダクトによって供
給される。 本発明ではさらに、核発生装置がヘッド内で放射状に一体化され、管状ジャケ
ットを通り、中心コアに固定され、加圧空気の供給ダクトに開口している。
【0013】 本発明の変形例では、核発生装置は混合チャンバを構成するカートリッジと空
気−水混合用の2つの噴霧ノズルを備えている。各ノズルは例えば加圧水噴霧ノ
ズルの整列した2面体の面に平行に配置されている。 本発明の他の装置では、ヘッドの凍結現象を防ぐという点から、ヘッドのチャ
ンバの各供給ダクトが各チャンバの低部に開口していて、装置が一度停止した時
にチャンバが完全に排水されるようになっている。 以下、添付図面を用いて本発明をさらに詳細に説明する。
【0014】
【実施例】
図1に示すように、本発明の噴霧ヘッドは環状スリーブ1の形をしており、こ
の環状スリーブ1は基部または脚部2に支持されている。この噴霧ヘッドは下流
面3に十字で表した複数の孔(orifices)を有している。これらの孔に達した加圧
水は軸線方向に噴霧される。 この噴霧ヘッド1の上記孔は複数の噴霧ノズルを収容できるようになっている
。噴霧ノズルは例えば1.1、1.2、1.3...1.6までの印が付けられ
た第1セットと、2.1、2.2等の印が付けられた第2セットと、3.1、3
.2等の印が付けられる第3セット群からなる。
【0015】 各セット1、2、3には各セットに特有な特性の互いに異なる方法で加圧水が
供給される。従って、任意の要求に適した流速が全く異なる噴霧状態を同一の噴
霧ヘッドで得ることができる。この多様性を可能にするために、噴霧ヘッド1、
特にその本体は図2〜5に表す複数のチャンバで構成され、各チャンバは1セッ
トまたは一連の噴霧ノズルに水を供給する。
【0016】 図2〜5は噴霧ヘッドの本体の一部の断面を単純化して示した概念図である。
図1の環状の噴霧ヘッド1の本体は直線状でもよく、さらには音叉形でもよい。
噴霧ヘッド1の本体は複数のチャンバ、図2〜5の実施例では3つのチャンバ(
すなわちメインチャンバとなる上流チャンバ5、中心チャンバ6および下流チャ
ンバ7)を有している。各チャンバは互いに隣接して配置され、チャンバ5と6
は壁56で分離され、チャンバ6と7は67で分離されている。
【0017】 各チャンバは噴霧ヘッド1の軸線9に平行な軸線8に沿って形成されている。
各チャンバを形成するボア(孔)はヘッド本体の下流壁3、上記の壁56、57
および上流壁10(図2〜4)を貫通している。各ボア内にはカートリッジ12
の形をした噴霧ノズルが収容されている。各カートリッジ12の上流側は密閉さ
れ、下流側端部には噴霧管(gicleur)13が取り付けられている。 カートリッジ12とチャンバおよびヘッド1本体の各壁との間の密閉はパッキ
ン14によって行われている。カートリッジ12は適切な任意の手段によって本
体1に固定することができる。
【0018】 図2に示す噴霧ノズル11はセット番号1に対応するノズルである。このノズ
ルはチャンバ5と連通している。チャンバ5には図5に示すように供給ダクト1
5を介して加圧水が供給される。同様にして、チャンバ6および7にはダクト1
6および17を介してそれぞれ別々に加圧水が供給される。すなわち、各チャン
バ5、6および7はそれぞれ別々のセットのノズルに加圧水を供給する。 図2に示すように、チャンバ5はセット番号1のノズルに加圧水を供給する。
従って、カートリッジ12にはチャンバ5とこのノズルとを連通させる1つまた
は複数の孔21が形成されている。最後に水は噴霧管13を通って噴霧される。
【0019】 図3と図4は図2と同様なチャンバ5、6および7と噴霧ノズル11の断面図
である。図3に示すノズル11のカートリッジ12には噴霧ノズルをチャンバ6
と連通させる孔22が形成されている。この場合にも加圧水は噴霧管13を介し
て噴霧される。図4に示すノズル11のカートリッジ12には噴霧ノズルをチャ
ンバ7と連通させる孔23が形成されている。 図1は脚部2を有する環状スリーブ形本体を有する噴霧ヘッドを示す第一実施
例である。本体と脚部2は軽合金で単一ブロックに鋳造するのが好ましい。環状
チャンバ5、6および7は鋳造で直接形成される。
【0020】 図5には脚部2に設けられたチューブ15、16および17に対応するダクト
が示されている。この脚部2は例えば前記フランス国特許第2,743,872
号に記載のようなポスト25に固定することができる。 図6にはこのポスト25が一点鎖線で示されている。ポスト25は例えば押出
し成形で直接得られる管状部分を有し、加圧水はこの管状部分を介して噴霧装置
のチャンバへ供給される。また、ポスト25の中心に形成された管路を介して核
発生装置(核発生器)へ加圧空気が供給される。
【0021】 図8は空気を供給するダクト18の流入孔が加圧給水の供給管路の中心にある
ことを示している。このダクト18(図6に断面図で示されている)は核発生装
置27へ加圧空気を供給する。 図9は核発生装置27の詳細図で、この核発生装置27は噴霧ヘッドの鉛直中
心面上の位置した垂直バーの形の支持体29を備え、噴霧ヘッド1の上流側入口
に取り付けられている。支持体29は加圧空気の通路として用いられるダクト3
0と加圧水の通路として用いられるダクト31とを有している。ダクト31には
メインチャンバを構成するチャンバ5への供給ダクト15からの枝路32または
タップを介して加圧水が供給される。
【0022】 ダクト31は支持体29の上部にも延びて、チャンバ5、6および7および支
持体29の上部を貫通する特殊なノズル11‘へ水を供給することができる。こ
のノズル11’は本体1に密閉状態で収容されたカートリッジの形をしている。
このノズル11‘のダクト31の所には加圧水を噴霧管13へ流すための孔33
が形成されている。 従って、水を支持体29の内部で循環させることができる。さらに性格には、
以下で詳細に説明する核発生器27の内部を循環させることができる。そうする
ことによって凍結を防ぐことができ、装置の使用時または操作中に核発生器の水
流および/または空気流の噴霧管の霜取りをしなくて済むようになる。 支持体29に形成したダクト30は加圧空気を送るダクト18と連通している
【0023】 図9は核発生器27をより詳細に示したものである。この実施例の核発生器は
ダクト30を介して供給された加圧空気を噴霧する中心噴霧管35と、ダクト3
1を介して供給された加圧水を噴霧する噴霧管36とを備えている。 加圧水は噴霧ヘッドの軸線9上に心出しされた状態で支持体29に形成された
チャンバ37に達するということは理解できよう。このチャンバ37の背面(支
持体の上流側)はキャップ39で密閉されている。このキャップにはダクト30
と噴霧管35との間に挿入されたフィルタ−40が支持されている。
【0024】 噴霧管35は孔明きブロック41に取付られている。このブロック41は支持
体29の下流側面に固定されている。ブロック41には軸線9上に心出しされた
噴霧管35を収容するための軸方向の空洞が形成されている。噴霧管35の周り
には噴霧管35の長さのほぼ半分にわたってチャンバ42が形成されている。こ
のチャンバ42は2本のダクト43と連通し、各ダクト43は支持体29の低部 および上部に形成されたダクト31に連通している。これらのダクト43によっ
て水は噴霧管36の周りと噴霧管35の周りとを通って孔明きブロック41内を
連続的に循環する。
【0025】 噴霧管35は平らな噴流を得るためのバッフル45が取り付けられた噴霧管で
あり、平らな空気流が噴霧管36からの水流と衝突する。すなわち、噴霧管36
は噴霧管35より下側に、噴流35の軸線9に対して約45℃の角度で設置され
ている。水流は空気流と衝突すると氷または雪の粒子に変り、これらの粒子は各
種ノズル11および11‘からの水流に核付け(ensemencer)をする役目をする
。 噴霧管36の孔38は直径が非常に小さく、1mm以下である。この噴霧管3
6は噴霧ノズル11‘に供給される循環水中に侵(tremper)っている。そうする ことによって孔38が凍結したり、閉塞するのを防ぐことができる。 この孔38は大きさが非常に小さいため、噴霧ノズル11‘の供給回路の圧力
が変化しても一定の噴流を得ることができる。
【0026】 上記の核発生装置は外部混合型である。すなわち、水と空気が噴霧ヘッドの外
側で、本体の中央空洞39内で且つ噴霧ノズル11の上流側で混合される。空気
−水混合は非常に高い空気/水比(少なくとも200)で実施される。 図7は噴霧ヘッド本体の下流側面3上に分布した各種噴霧ノズル11と鉛直中
心面の上部に配置された噴霧ノズル11‘とを示している。各噴霧管は例えば互
いに平行な面上に設けられた層を成すフラットスペクトル噴霧管(gicleurs a sp
ectre plat)である。 噴霧管35から来る空気流中に加圧水のジェットを噴射する噴霧管36は加圧
水を噴射する噴霧管35が取付られている噴霧装置の鉛直中心面上に配置されて
いる。 各ノズル11、ノズル11‘は噴霧ヘッド1の本体内およびその周りに雪の形
成に適した水/空気混合を促進する空気流を発生させる。
【0027】 図8は核発生装置27を取り付けられた噴霧ヘッドを背面から見た図である。
噴霧ヘッドの本体の上流側表面上には噴霧ノズル11の組み立て、特にそれを構
成するカートリッジ12の取り付けるためのネジ50が設けられている。噴霧ノ
ズル11‘は図6、図8に示すネジ51を用いて取り付けられる。
【0028】 図10は噴霧ヘッド本体に核発生器を直接取り付けた(一体化した)変形例を
示している。この核発生器は噴霧ヘッド1の本体の上部に配置されたカートリッ
ジの形をしており、特に、小型の高圧雪製造器(canon)のような形をしている 。 この噴霧ヘッド1の本体は加圧水が供給されるチャンバ5、6、7の他にこれ
らのチャンバ5、6、7の上流側に形成され環状のチャンバ4を備えている。こ
のチャンバ4には脚部2に形成されたダクト18を介して加圧空気が供給される
。従って、小型の雪製造器52で構成される核発生器と、噴霧ヘッド1の本体の
下流側表面3に形成された上記の噴霧ノズル11とからなる小型の噴霧装置が得
られる。
【0029】 この場合、噴霧ノズル11の各セットにはチャンバ5、6および7を介して加
圧水が供給され、各セットは種々の噴霧状態が選択できるように下流側表面3上
に分布している。この噴霧ノズルまたは小型雪製造器52は液密状態でチャンバ
5、6、7を貫通しているカートリッジ53からなる。このカートリッジ53は
混合チャンバ54の役割をする軸方向空洞部を有している。この空洞部の壁には
加圧水が供給される少なくとも1つの孔55が開けられている。この孔55はチ
ャンバ5の所に位置している。このカートリッジ53も噴霧ノズル11の供給水
中に侵されていて、孔55の凍結が防止される。
【0030】 孔55は直径が約1mm以下の円の孔の断面に相当する直径(複数ある場合に はその合計直径)を有している。この孔によって生じる圧損によってチャンバ5 内の水圧とは無関係に核発生器が運転できる。混合チャンバ54の上流側の壁に
はチャンバ4からの加圧空気を通過させる孔56が形成されている。
【0031】 水−空気混合はチャンバ54内で実施され、噴霧管またはノズル57を通って
噴出される。水/空気混合比は非常に高く、少なくとも200である。カートリ
ッジ53の上流側端部はダクト60の部分で中心ロッド59の形をしている。こ
のダクト60はチャンバ4と小型雪製造器の混合チャンバ54とを連通している
。 中心ロッド59の上流側には取付けネジ50‘がある。この取付けネジ50‘
は小型雪製造器52を構成するカートリッジを本体へ取り付けるのに用いる。カ
ートリッジは下流側肩部61によって噴霧ヘッド1の本体に当接する。この肩部
は上記カートリッジ12にも同一のものが見られる。
【0032】 図1および図11に示す噴霧ヘッドは本出願人のフランス国特許第2,743
,872号に記載の装置の場合と同様に、マストの端部に接続されるように設計
されている。 図11に示すように、噴霧ヘッド1とマスト25の上端部との間には中間部分
63がある。この中間部分63はわずかに曲がっていて、噴霧ヘッド1を好まし
くは垂直に近い傾斜にするか、所望機能や場所に応じて最大距離に噴射ができる
ような角度にすることができるようになっている。
【0033】 図11のヘッド1は管状のジャケット64と、加圧水を通す円筒形のコア65
とで構成される。コア65はジャケット64の中心にあり、その直径が前記ジャ
ケットの直径より小さい。コア65はジャケット64とコアとの間の内部空間を
複数のチャンバに分離する放射円形状の壁を備えている。すなわち、噴霧ヘッド
の上部にあるメインチャンバ66(コア65の壁67および69で区画される)
と、中間チャンバ70(壁69および71で区画される)と、下部チャンバ72
(壁71および73で区画される)とを備えている。壁73はコア65の下部に
、壁67は上部に位置している。
【0034】 各チャンバはジャケット64の円筒形シェルの1つまたは複数の母線に沿って
配置された1つまたは複数の噴霧管に水を供給する。メインチャンバを構成する
チャンバ66は複数の母線上に配置された複数の噴霧管75を備えている。チャ
ンバ70と72の噴霧管75はチャンバ66の噴霧管とは独立していて、気候条
件に応じて製造する雪の量を増加するのに用いられる、気候条件を関数とする補
償型の噴霧管である。
【0035】 各チャンバの低部にはダクトが開口している。図11ではチャンバ66の下部
(コア65の壁69)の所に孔76が開口し、チャンバ70の下部(壁71の所
)には孔77が開口し、チャンバ72には(壁73の所)には孔79が開口して
いる。ジャケット64と他の壁67、69、71、73との間の液密性は各壁に
設けられたOリング80で確保される。
【0036】 コア65の下部には放射状肩部の形をした基部81を有し、この基部81上に
ジャケット64の下端部が載っている。コア65はキャップ84で覆われる。こ
のキャップ84はジャケット64の上端部83の上方へ延び、コア65の円筒形
上端部86に取付られたネジ85で固定されている。ジャケット64とキャップ
84との連結面87は壁67のOリング80とコア65の円筒形上端部86に牽
制された溝内に配置されたOリング89との間にある。
【0037】 キャップ84は分布用ネジ85および/または位置決め用ピン90を用いてコ
ア65に対して正確に位置決めされる。キャップ84のこの位置で連通面87の
所で両者の間に挟まれた位置決め用ピン90を用いてジャケット64をさらに正
確に配置することができる。 キャップ84は核発生器の役割をする少なくとも1つの核発生装置91を備え
ている。この核発生装置91は氷または雪の粒子を発生して、噴霧ヘッドの各噴
霧管75からくる噴流に核付けをする。この核発生装置91はキャップ84の端
部に設けられた孔に放射状に挿入されたカートリッジ92の形の円筒形の本体と
、噴霧ノズルまたは噴霧管93とを備えている。噴霧管93は核付けが行えるよ
うに各噴霧ノズルまたは噴霧管75の噴流方向を向いているのが好ましい。 核発生装置のカートリッジ92は任意の適切な手段、例えばネジでキャップ8
4に固定される。下記で詳細に説明する。
【0038】 各噴霧管75には各チャンバに加圧水を送るダクトから加圧水が供給される。
コア65でのこれらのダクトの分布は図14〜16の断面図に示してあり、図1
1には破線で示してある。
【0039】 核発生装置91は一種の高圧小型雪製造器を構成する。この小型雪製造器の水
/空気率は非常に高く、少なくとも200に等しい。この核発生装置91にはチ
ャンバの供給ダクトの1つ、特にメインチャンバ66に供給するダクトを介して
加圧水が供給される。この小型雪製造器にも加圧空気が供給される。 図14〜16および図11に示すように、コア65の中心にはダクト95が配
置され、このダクト95は中心盲穴の役目をするキャップ84まで延びている。
加圧空気はこのダクト95を介して核発生装置91、特にその混合用チャンバ(
以下で説明する)の下流側流入口へ送られる。 核発生器91のすぐ下側に配置されたチャンバ66にはキャップ84まで延び
たダクト96を介して加圧水が供給される。このキャップは環状空洞部97を有
し、この環状空洞部97内には核発生装置91のカートリッジ92が挿入されて
いる。すなわち、ダクト96はコア65の全長に渡って延び、キャップ84に形
成された環状空洞97と連通し、コア65に形成された第2ダクト99はキャッ
プ84の環状空洞97からチャンバ66の下部まで延び、孔76の所で上記チャ
ンバに達し、それに水を供給する。
【0040】 図11および図14では、チャンバ66が2つの別々の母線上で2つ一組で配
置された複数の噴霧管75に供給するのが見られる。これらの噴霧管75は他の
チャンバ70および72に配置された噴霧管および核発生装置91と鉛直に整合
している。 既に述べたように、孔76はチャンバ66の低部に位置している。この孔76
の延長上のダクト99とダクト96の間には直径が小さい小ダクト100が延び
ている。この小ダクト100は給水が止まった時にチャンバ66にある全ての水
を排水するために配置されている。このダクト100の直径はキャップ84の空
洞97中に加圧水の好ましい循環を維持するため、ダクト96と99の直径の約
5分の1にすにする。
【0041】 図15は孔77における切断面を示す。この孔77はコア65に軸線方向に延
びたダクト101を介してチャンバ70と噴霧管75に水を供給する。 図15にはさらにコアの中心に配置されたダクト96が示してある。このダク
ト96はチャンバ66および核発生装置91に圧縮空気を供給して、核発生装置
の回りに一定の水の循環を確保して凍結減少を防ぐ役目をする。
【0042】 図16はチャンバ72と下部噴霧管75に供給するための孔79の所の切断面
である。このチャンバ72はダクト101と平行に延びるダクト102を介して
ダクト96と圧縮空気を通すための中心ダクト95とに水を供給する。ダクト1
02はダクト99の下側に位置し、ほぼ同軸線上にあるのが分かる。ダクト99
の下端部とダクト102の上端部はチャンバ70の長さとほぼ同じ長さの距離だ
け互いに離れている。
【0043】 図12は核発生装置91のカートリッジ92に加圧水を供給する流入口の1つ
の詳細図である。カートリッジ92は環状で、その中心部分に軸方向チャンバ1
03を有している。軸方向チャンバ103の下流側はノズル93に開口し、上流
側はキャップ84内のダクト95に開口している。この軸方向チャンバすなわち
混合チャンバ103の直径は噴霧管93の直径より実質的に大きい。メインチャ
ンバ66に供給される加圧水は孔94(好ましくはカートリッジ92の周辺に分
布した3つの孔)を介して放射状に混合用チャンバ103内に噴射される。この
水流は混合チャンバの軸線に対して平行流にすることができる。上記の孔94(
図12に拡大断面図を示す)は混合チャンバ103の上流側に位置している。
【0044】 図12に示すように、カートリッジ92の外壁には放射状孔が形成されている
。その第一の穴104は直径が1mm以下であり、第2の穴または皿穴105は
それよりはるかに大きな直径を有している。皿穴105の直径は穴104の直径
の約10倍である。穴104の長さはその直径とほぼ同じである。この構造によ
って加圧水は一種の膜状に広がって混合チャンバ103内に噴射される。それに
よってメインチャンバ66内に供給される水の圧力とは無関係に核発生装置91
噴霧管75へ水を供給することができる。
【0045】 以下、核発生装置の具体例を示す。 噴霧管93の所の流出口は約5.2mmであり、混合チャンバ103の直径は
約7mmであり、3つの穴104はそれぞれ直径が約0.6mmである。この核
発生装置91は高圧小型雪製造器と同様に運転され、その空気/水比は非常に高
く、少なくとも200に等しく、好ましくはそれよりかなり大きくする。噴霧ヘ
ッド1、特にコア65の基部106はネジ107で中間継手63に取付ける。こ
の継手63自体は図示していないネジを用いてポスト25の端部に取り付けられ
ている。
【0046】 図13はキャップ84をコア65の上端部に固定するネジ85の分布を示す。
既に述べたように、ネジはヘッドをコア65に対して(従って、噴霧管75を支
持するジャケット64に対しても)正確に方向付けできるように、ジャケットと
コアとの間に挿入された位置決めピン90を用いて方向が規定される。
【0047】 図17は図11に示した噴霧ヘッドの変形例を示している。この変形例でもチ
ャンバ66、70および72の配置は同じである。この実施例は、チャンバ66
の低部に核発生装置91を直接埋め込んで構造を単純化したものである。図17
に示すように、中間部分63の一部にコア65‘が取り付けられている。コア6
5’は軽合金の鋳造品を機械加工した部品であり、シェル64‘に一種の水圧取
り出し部が螺合している。シェル64‘自体は軽合金の鋳造品を機械加工したも
のから成り、コアの下部肩部81とキャップ84‘(これはコア85‘の上端部
86’にネジ85’で取り付けられている)との間に保持されている。
【0048】 各チャンバ66、70、72は前記と同様に各壁の間に位置している。上部壁
67は壁69によって環状チャンバ66を区画している。環状チャンバ70は壁
69と壁71とで区画される。この壁71はチャンバ70とチャンバ72との間
に有り、環状チャンバ72の下部は壁または肩部73で区画されている。組立て
を単純化するために、コア端部から基部81に向かって壁の直径がわずかに大き
くなるようにすることができる。
【0049】 これらのチャンバには、図11に示したヘッドと同様に、細い破線で示したダ
クトを介して水が供給される。各ダクトは放射状の孔を介して各チャンバの下部
に開口している。各放射状の孔は傾斜していて、噴霧が停止された時に各チャン
バを効果的且つ完全に排水して凍結を防げるようになっている。 孔76はチャンバ66に加圧水を供給するためのものである。図11ではチャ
ンバ66へ供給はキャップ84を介して行なわれるのに対して、この実施例では
下部に直接行なわれる。
【0050】 チャンバ70には孔77を介して供給され、チャンバ72には孔79を介して
供給される。コア65‘内の中心ダクト95を介して圧縮空気が核発生装置91
に供給される。この核発生装置は図11の場合と同様にカートリッジ92の形を
している。このカートリッジ92は液密な状態でシェル64’の壁を貫通し、こ
の壁に例えばネジで止められている。カートリッジ92はコア65‘に放射状に
形成された孔110に嵌合している。孔110は圧縮空気を供給するダクト95
に開口している。
【0051】 この核発生装置では、混合チャンバ103の上流端部で加圧空気を供給され、
加圧水はカートリッジ92の壁に形成された1つまたは複数の孔94を介して供
給される。これらの孔94はチャンバ66内にあって、噴霧ノズル75にも同時
に加圧水が供給される。 この核発生装置91のカートリッジ92はチャンバ66内を循環する水に侵っ
ていて、凍結したり、混合チャンバ103内の水の噴射孔が閉塞するのが防がれ
る。
【0052】 図18に示すように、2つの核発生装置91を互いに90度に近い角度で配置
することができる。この核発生装置はメインチャンバ66の下部に配置されてい
る。各核発生装置は噴霧ノズル75の鉛直下側にある。これらのノズルは図17
では同一鉛直面の同一線上に3つ表されている。 核発生器91とメインチャンバ66のノズル75を備えたこの鉛直面上にはメ
インチャンバ66の下側のチャンバ70および72と組み合わされた噴霧ノズル
75も配置されている。
【0053】 核発生装置91はコアを放射状空洞に嵌合させる際の柄となるので、噴霧ヘッ
ドのシェル64‘をコア65’に対して一定の角度に配置するために核発生装置
91を用いるという点も理解できよう。核発生装置91の噴霧管93は全ての噴
霧管75がヘッド1の縦軸線109に垂直となるように方向付けされる。この噴
霧管は、図11のヘッドの場合のようにメインチャンバ66の噴霧管75の上側
ではなく、下側に配置される。
【0054】 図17、図18は核発生装置91のカートリッジ92が嵌合される各孔110
の所でコア65‘が皿孔111を有することを示している。核発生装置91のカ
ートリッジ92の周りの水循環はがこれらの皿孔によって良くなる。 図17に示す核発生装置の孔94は図11、図12に示した孔94に対応する
【0055】 図19は図11、図17に示したカラム型噴霧ヘッドに核発生装置を取り付け
た変形例を示している。この核発生装置91‘は2つのノズルまたは噴霧管93
’が取り付けられたカートリッジ92‘を有している。カートリッジは2列の噴
霧ノズル75で形成される2面体の中間平面上に心出しされている。噴霧管93
’は上記2面体の各面に対して平行に配置される。この特殊な配置によって単一
の核発生器を用いて核付けすることができるようになる。この場合、カートリッ
ジ92‘の孔94は上記のものより実質的に高い圧力の水を噴射する。そうする
ことによって孔104の凍結の危険が少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の核発生装置に組込むことができる噴霧ヘッドの実施例の概
念図。
【図2】 噴霧ヘッド本体の断面図と、本体の上流側のチャンバを介して供給
される噴霧ノズルの役目をするカートリッジを機能的に単純化した概念図。
【図3】 噴霧ヘッド本体の断面図と、中心チャンバと共同するノズルの役目
をするカートリッジを示す図2と同様な概念図。
【図4】 噴霧ヘッド本体の断面図と、下部心チャンバと共同するノズルの役
目をするカートリッジを示す図2と同様な概念図。
【図5】 噴霧ヘッド本体の各チャンバへの供給方法を示す図。
【図6】 本発明の核発生装置の第1実施例の噴霧ヘッドの縦方向垂直断面図
【図7】 図6の噴霧ヘッドの正面図。
【図8】 図6、図7の噴霧ヘッドの背面図。
【図9】 図6〜図8の噴霧ヘッド本体の上流側に配置される核発生装置の詳
細図。
【図10】 噴霧ヘッドへの核発生装置(この核発生装置は高圧小型雪製造器
の形をしている)の埋込み方法を示す図。
【図11】 本発明の噴霧ヘッドの別の実施例の核発生装置の軸方向鉛直断面
図。
【図12】 核発生装置の混合チャンバの加圧給水孔の詳細拡大図。
【図13】 噴霧ヘッドの平面図。
【図14】 図11の線14−14に沿ったヘッドの断面図。
【図15】 図11の線15−15に沿ったヘッドの断面図。
【図16】 図11の線16−16に沿ったヘッドの断面図。
【図17】 図11の噴霧ヘッドの変形例で、核発生装置を通る鉛直断面図。
【図18】 図17の線18−18に沿った断面図。
【図19】 2つのノズルを有する核発生装置の変形例の2列の噴霧ノズルの
共通面での図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE, KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,L T,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE, SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,U A,UG,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ガルヴァン,ミシェル フランス国 44470 カルクフ リュ ア テナ 4

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧水を供給する少なくとも1つの噴霧ノズルを有する水噴
    霧ヘッドと組み合わされた人工雪を作るための核生成装置において、 高速の空気流中に、空気/水の比率を少なくとも200にして、加圧下に少量
    の水流を噴射する噴射手段を有し、この空気と水との混合は噴霧ヘッドと一体な
    混合チャンバの内部か、噴霧ヘッドの外部で行われ、噴射手段は少なくとも噴霧
    ヘッド内に位置し且つ噴霧ノズルへ水を供給する回路内に浸されており、この回
    路は水の噴射手段にも水を同時に供給することを特徴とする核生成装置。
  2. 【請求項2】 空気流中への水の噴射を面積が極めて小さい1つまたは複数
    の孔を介して行い、この孔の合計直径が約1mm以下である請求項1に記載の核
    発生装置。
  3. 【請求項3】 平らなスペクトル噴射を作るためのバッフルが取り付けられ
    た空気噴霧ノズル(35)を有し、水の噴霧ノズル(36)が平らな空気流に対
    して約45℃の角度で衝突する請求項1または2に記載の外部混合型の核発生装
    置。
  4. 【請求項4】 噴霧ヘッド内に組み込んだカートリッジから成る高圧小型人
    工雪製造器の形をした外部混合型の核発生装置であって、カートリッジは加圧水
    の混合チャンバ(54,103)を有し、この混合チャンバ(54,103)はカー
    トリッの上流側端部で加圧空気の供給ダクトまたはチャンバ(60,95)内に
    開口し、その下流側は噴霧ノズル(57、93)まで延び、混合チャンバとカート
    リッジとの間は前記チャンバに水を注入するための少なくとも1つの孔(55、 94)で連通し、孔(94)は噴霧ヘッドの噴霧ノズル(11,75)の供給回路 内にある請求項1または2に記載の核発生装置。
  5. 【請求項5】 混合チャンバ(54,103)が円筒形で、その直径が端部
    ノズル(57,93)の直径よりわずかに大きく、このノズルが全断面が最大で
    10mmの直径を有する流出孔を有する請求項4に記載の核発生装置。
  6. 【請求項6】 加圧水を混合チャンバ(103)に注入する孔(94)が、
    直径が約1mm以下で且つ長さがこの直径と同じである穴(104)と、混合チ
    ャンバの流入口に一種の膜を形成するための上記の穴(103)の上流側の上記穴
    (103)の直径の約10倍の直径を有する穴(105)とからなり請求項5に
    記載の核発生装置。
  7. 【請求項7】 別々に加圧水が供給される少なくとも2つの噴霧ノズル(7
    5)を有する本体から成る噴霧ヘッド(1)を有し、この噴霧ヘッド(1)はポ
    スト(25)に取付けるための脚部(2,63)を有し、このポストは複数の給
    水ダクトと加圧空気供給ダクトとを有し、これらのダクトが噴霧ヘッドの各ノズ
    ルに水/空気を供給するため脚部に形成した孔と連通している請求項1〜6のい
    ずれか一項に記載の核発生装置。
  8. 【請求項8】 噴霧ヘッドの本体が噴霧ノズルへの供給チャンバを有する軽
    合金で作られた部品から成り、ノズル(75)はこの噴霧ヘッドの本体に取付ら
    れ、各チャンバ(5、6、7)は鋳造等の方法で直接作られ、互いに隣接し且つ軸
    線方向で互いにずれて配置され、軸線方向の孔を有し、この孔にカートリッジ状
    の噴霧ノズル(11)を収容でき、カートリッジはチャンバの1つに開口してそ
    こに加圧水を供給する少なくとも1つの孔を有する請求項7に記載の核発生装置
  9. 【請求項9】 噴霧ヘッドがチャンバ(5,6,7)上流側に加圧水が供給
    されるチャンバ(4)を有し、各チャンバ(5,6,7)には液密な状態で小型
    雪製造器を構成するカートリッジ(53)が挿入され、このカートリッジは上流
    側端部でチャンバ(4)内に開口し、チャンバ(5,6,7)の1つ、特にメイン
    チャンバ(5)に開口した少なくとも1つの孔を有していて、混合チャンバ(5 4)内を高速で循環する空気流に加圧水をできるようになっている請求項8に記 載の核発生装置。
  10. 【請求項10】 ノズル(75)がコア(65)を取り囲む管状ジャケット
    (64)の周りに放射状に配置され、コア(65)は管状ジャケット内部空間を
    水密に1つまたは複数のチャンバ(メインチャンバ(66)と補償用の少なくと
    も1つの2番目のチャンバ)に分割する放射状壁を有し、このコア(65)の下
    部には、装置が停止したときに各チャンバを完全に排水するために、各チャンバ
    に加圧水を供給する回路に接続された内部ダクトが設けられている請求項7に記
    載の核発生装置。
  11. 【請求項11】 一列に配置された各ノズル(75)に核付けをするカート
    リッジ(92)または2列のノズル(75)から成る2面体の中間平面上に2面
    体の各面に関して平行に方向付けされた2つのノズル(93’)を介して各ノズ
    ル列に直接核付けをするカートリッジ(92’)を有する請求項10に記載の核
    発生装置。
  12. 【請求項12】 カートリッジ(92,92‘)がメインチャンバ(66)を
    貫通し、加圧空気供給ダクト(95)内に開口している中心コア(65)に取付
    けられている請求項10または11に記載の各発生装置。
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