JP2002502937A - ハイドロモータにより援助される活動を遂行するための装置及びこのような装置に使用されるハイドロリックトランスフォーマ - Google Patents

ハイドロモータにより援助される活動を遂行するための装置及びこのような装置に使用されるハイドロリックトランスフォーマ

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JP2002502937A JP2000530705A JP2000530705A JP2002502937A JP 2002502937 A JP2002502937 A JP 2002502937A JP 2000530705 A JP2000530705 A JP 2000530705A JP 2000530705 A JP2000530705 A JP 2000530705A JP 2002502937 A JP2002502937 A JP 2002502937A
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Abstract

(57)【要約】 この発明は、回転又はリニアハイドロモータにより駆動される装置により助けられる活動を行う装置に関するものである。該ハイドロモータは、二方向で負荷を受け、及び/又は、動く。該ハイドロモータは、接続ラインとハイドロリックトランスフォーマとを介して高圧ラインに接続する。前記ハイドロリックトランスフォーマには、前記ハイドロモータをコントロールする調節手段が設けられ、コントロール手段は、前記ハイドロリックトランスフォーマにおける流体フローを制限するために設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 この発明は、請求項1の前提要件による装置に関するものである。
【0002】 前記装置の既知のものの欠点は、ハイドロモータ(液圧モータ)に作用する
負荷の変動、さらには、ハイドロモータの速度の変動である。負荷が減ると、速
度が突然増加することにより危険な状況を招く。他の欠点は、高圧ラインに存在
するすべてのエネルギーがこの特定のハイドロモータにより消費されてしまう点
である。これは、他のモータにエネルギーを利用することができなくなり、欠点
になる。
【0003】 この発明は、前記の欠点を除くことを目的とするもので、この目的のために
この発明は、請求項1により構成されている。これにより、コントロール手段の
助けにより前記ハイドロモータの速度及び/又はエネルギー消費が制限できるこ
とになり、この結果上記欠点が発生しなくなる。
【0004】 改良により、この装置は、請求項2により構成されている。センサーの助け
によりハイドロリックトランスフォーマ(液圧変換器)を介してのフローレート
の直接又は間接的な測定が調節手段により使用できる信号を得るための単純な態
様である。
【0005】 さらなる改良により、この装置は、請求項3により構成されている。この構
成においては、単純な手段を用いて前記ハイドロリックトランスフォーマを流れ
る流体の流れを制限する。
【0006】 他のバージョンにより、この装置は、請求項4により構成されている。この
構成においては、前記ハイドロリックトランスフォーマにおける流体の流れを制
限する一方、同時に流体の流れを絞ることに起因するエネルギーの損失を防ぐ。
【0007】 さらなる改良により、この装置は、請求項5により構成されている。この構
成は、高圧ラインに接続されたすべての使用するものに常に十分なエネルギーを
与え、作動を継続させることができるようにする。
【0008】 さらなる改良により、この装置は、請求項6により構成されている。この構
成は、高い負荷でも前記ハイドロモータに低速が実現できることを単純な態様で
達成する。
【0009】 さらなる改良により、この装置は、請求項7により構成されている。この構
成により、前記システムは、条件を即座に変更することでエネルギーの回収に使
用でき、該条件は、可動の駆動手段を使用するとき、移動する質量体を減速させ
る間のような条件であり、車両は、車両の運転者により通常に操作できる。圧力
比率の急速の変化は、モータに結合の質量体のダイナミックなコントロール及び
停止のための改良でもある。
【0010】 さらなる改良により、この装置は、請求項8により構成されている。この構
成により、前記コントロールが故障しても前記ハイドロモータには負荷がかから
ないことが達成できる。
【0011】 さらなる改良により、この装置は、請求項9により構成されている。ハイド
ロリックトランスフォーマの設定がリニアシリンダに急速な後退が生じるような
ものであれば、この構成によりキャビテーションを生じさせる前記シリンダ内の
圧力低下の発生を防ぐことが可能である。
【0012】 さらなる改良により、この装置は、請求項10により構成されている。この
構成によって、前記モータの内のいくつかのものが高圧ラインにおけるシステム
圧力よりも高い圧力で駆動されることにより高いトルクを与えることができる可
能性が付与される。これによって、高圧ラインをより低い圧力ラインに構成する
ことができ、経済性が向上する。
【0013】 この発明は、また、請求項11の前提要件によるハイドロリックトランスフ
ォーマ(液圧変圧器)を備える。このようなハイドロリックトランスフォーマは
、WO 9731185に開示されている。この既知の装置は、流体チャンバが
面プレートによりシールされている一方ロータの回転により前記チャンバの容積
にかなりの変動があり、存在する流体の量に変化がないときには、前記流体チャ
ンバ内の圧力が低下しすぎてしまい、キャビテーションを生じてしまう欠点を有
している。この圧力の低下は、前記流体チャンバが完全にシールされる角度をつ
けた偏向を可能な限り小さくすることにより抑えることができる。しかしながら
、これは、種々のライン接続の間において面プレートにそう漏洩が多くなり、装
置の性能を低下させてしまう欠点を有する。この発明の目的は、前記の欠点をな
くし、この目的のために、面プレートによりシールされる流体チャンバの容積が
シールされるべき容積の最低の値の4倍以下である最大の値を有するものになっ
ている。オイルの弾性を利用し、残留する最低の量を比較的多く確保することに
より、キャビテーションを防ぎ、その結果、前記トランスフォーマの機械的寿命
が短くならず、騒音問題をなくすことができる。
【0014】 前記ハイドロリックトランスフォーマのさらなる改良により、請求項12に
より構成される。この構成により、キャビテーションがさらに防げる。
【0015】 さらなる改良により、前記ハイドロリックトランスフォーマが請求項13に
より構成される。この構成により、前記流体チャンバにおける油圧によるトルク
の変動と前記ロータに作用するトルクの変動を最低のものに保ち、その結果、ロ
ータにより面プレートへ作用する軸方向の力もまた最低に保たれる。これによっ
て、ハイドロリックトランスフォーマの調節が容易になる。
【0016】 さらなる改良により、前記ハイドロリックトランスフォーマが請求項14に
より構成される。この構成により、前記ロータに作用するトルクの変動を制限で
きる。
【0017】 前記ハイドロリックトランスフォーマの他のバージョンにより、前記ハイド
ロリックトランスフォーマが請求項15の前提要件により構成される。このよう
な装置は、WO 9731185に開示されている。この既知の装置は、二つの
ライン接続の圧力比率を広い作動領域にわたり完全に変えることができない点で
適用用途に限界がある。この発明による装置の目的は、この欠点をなくすことで
あり、この目的のために請求項15の特徴要件により構成されている。この構成
によって、広い作動領域にわたり、ライン接続の間における圧力レシオが前記面
プレートの回転により完全にリバースされ、装置の適用範囲が拡大される。
【0018】 さらなる装置改良により、この装置は、請求項16により構成されている。
この構成は、簡単な手段で複数のオリフィスが十分に大きな導管を設け、前記面
プレートの種々の実用的な回転位置における流れの損失を少なくする。
【0019】 一つのバージョンにより、前記ハイドロリックトランスフォーマは、請求項
17により構成されている。この構成により、第3の面プレートの導管における
圧力変動が前記面プレートまわりの軸方向の力に影響せず、面プレートを平衡に
することが簡単に行える。
【0020】 一つのバージョンにより、前記ハイドロリックトランスフォーマは、請求項
18により構成されている。この構成により、前記面プレートをコンパクトにす
ることができる。
【0021】 さらなる改良により、前記ハイドロリックトランスフォーマは、請求項19
により構成されている。この構成により、第1の半径に位置する二つのハウジン
グゲートは、ハウジング内における大きな導管と連通する面プレートの位置内に
すべてあり、その結果、流れ抵抗がないものとなる。
【0022】 さらなる改良により、前記ハイドロリックトランスフォーマは、請求項20
により構成されている。この構成により、前記面プレートを再調節したとき、シ
ャトル弁が全く簡単に作動する。
【0023】 この発明を実施の態様の図解を参照しながら解説する。
【0024】 図において、類似の部分は、可能な限り同一符号をもって特定する。
【0025】 図1は、液圧変換器(ハイドロリックトランスフォーマ)を示す。軸方向ピ
ストンポンプのベントハウジングによるベントハウジング3が示され、このハウ
ジングから前記水力変圧器が多かれ少なかれ由来する。ベントハウジグ3の一方
の側には、スイベル軸(アクスル)が二つのスイベル軸ベアリング15により回
転自由に装着されている。スイベル軸1は、回転軸16まわりを自由に回転でき
る。ベントハウジング3は、又、軸13に装着の回転可能なロータ2を備えてい
る。ロータ2は、スイベル軸1に装着の軸13まわりを回転する。ロータ2の回
転軸11は、スイベル軸1の回転軸16に対しある角度をもって前記回転軸11
と回転軸16とが交差するようになっている。
【0026】 スイベル軸1には、また、複数のピストン14が設けられていて、該ピスト
ンは、ロータ2の複数のシリンドリカルチャンバ12内を長さ方向に動けるよう
になっている。ピストン14によりスイベル軸1の回転とロータ2の回転とが結
合される。ロータ2とスイベル軸1との回転が結合され、ロータ2の回転軸11
とスイベル軸1の回転軸16とがある角度をなしている事実によって、複数のピ
ストン14は、シリンドリカルチャンバ12内で前後に動き、これによりシリン
ドリカルチャンバ12の容積が最小と最大との間で変化する。ロータ導管aを介
して複数のシリンドリカルチャンバ12の各々は、対面するプレートの複数のゲ
ート30に連通し、該ゲートは、シーリング面V1に位置している。
【0027】 ロータ2は、シーリング面V1により面プレート10に封止固着されており
、面プレート10は、シーリング面V2を介してハウジング5に封止固着されて
いる。ハウジング5とベントハウジング3とは、互いに複数のボルトにより取り
付けられている。面プレート10は、面プレートベアリング9によりハウジング
5内に回転自由に装着されており、これによって、ロータ2の回転軸11と一致
する回転軸11まわりを回転する。複数のベアリング9は、面プレート10が回
転軸11の方向に移動可能に、そして、シリンドリカルチャンバ12内ではロー
タ2が油圧の作用でとりわけ面プレート10を押し、前記面プレートがハウジン
グ5を押すように構成されている。面V1,V2にそう油漏れは、これによって
可能な限りないようになっている。
【0028】 調節シャフト8により、面プレート10が回転できるようになっていて、し
たがって、調節されるようになっている。面プレート10は、ピン4により約1
80°までしか回転しないようになっている。ハウジング5においては、ラジア
ルの複数のハウジングボア6と中央ハウジングボア7とが設けられている。
【0029】 面プレート10のベアリング9は、シーリング面V1,V2における非対称
の圧力の影響で前記面プレートが傾くのを阻止するために必要なものである。こ
れらの非対称の圧力は、面プレート10における種々のオリフィスにおける油圧
の変化により生じるものであり、油圧の変化は、とりわけ、面プレート10の回
転位置によるものである。面プレート10が傾斜してしまうようになると、前記
面V1,V2にそって容認できない油漏れが発生する。したがって、ベアリング
9は、面プレート10が軸方向には可動であるが傾斜できないように構成されて
いる。ベアリング9におけるあそびにより生じる面プレート10の傾斜が起因と
なる面V1,V2における油漏れをさらになくすために、面V1,V2が球面に
なっていて、この球面の中心が前記回転軸にそって位置し、前記球面の面が外向
きになっている。これによって傾斜による漏洩をなくしている。
【0030】 ロータ2は、回転軸11まわりを回転できるようになっていて、これにより
シリンドリカルチャンバ12の容積が変更される。面プレートゲート30と面プ
レート10内の導管bとを介して、シリンドリカルチャンバ12は、中央ハウジ
ングボア7のラジアルハウジングボア6の一つ又は二つとに連通する。面プレー
ト10は、この面プレートが調節シャフト8により調節されない限り、ハウジン
グ5内で多少の違いはあってもコンスタントな回転位置に保たれている。中央ハ
ウジングボア7とラジアルハウジングボア6とにおける前記圧力の相違によって
、前記種々の複数のシリンドリカルチャンバ12内の圧力が変動し、その結果前
記種々の複数のチャンバにおいては、異なる力がロータ2に作用して、ロータ2
が回転するようになる。これによって、オイル(油)がハウジングボア6,7に
そって流れることになるもので、これらハウジングボアにおける圧力比率は、な
ににもまして面プレート10の位置により定まる。公知の技術によりシーリング
面V1,V2は、精度良く作られているから、ロータ2と面プレート10との間
又は面プレート10とハウジング5との間それぞれにおいて漏洩がほとんどない
ものとなっている。シリンドリカルチャンバ12は、容積が可変のもので、これ
は、ロータ2が回転している間、面プレートゲート30において面プレート10
により定期的にシールされる。シールされている間でもシリドリカルチャンバ1
2内の容積は、変動し、ロータ2の回転により圧力が増減される。面V1でシー
ルされたシリンドリカルチャンバ12のデッドの容積がピストン14のストロー
ク容積の少なくとも25〜50%であれば、圧力低下が許容範囲内に留まること
を示すキャビテーションがないものである。ここのことは、前記面プレートでシ
ールできる最高の容積がシール可能な最低の容積の3倍から5倍小さいことを意
味する。膨張するオイルが前記シリンドリカルチャンバ12内の圧力の低下しす
ぎを防ぐ事実により、キャビテーション化が防げる。このことにより摩耗と騒音
レベルとが減ることになる。
【0031】 前記シリンドリカルチャンバ12がシールされており、さらに、シリンドリ
カルチャンバの数が限定されていること、この場合にあっては、7つのチャンバ
であることの結果として、前記複数のシリンドリカルチャンバ12における圧力
の相違とロータ2に作用するトルクの結果としての高下とにより惹起されるロー
タ2の回転は、完全に規則的なものではなく、ロータ2とスイベル軸1との回転
は、減速及び加速されることになる。これによって、水力変圧器(ハイドリック
トランスフォーマー)は、ベッドプレートに変動するトルクを与え、このベッド
プレートは、共鳴して騒音を発する。騒音問題は、前記水力変圧器をラバーブロ
ック(複数)にのせることで解決でき、これによって、動きを抑え、前記ライン
をフレキシブルなものにすることができる。
【0032】 図2は、シーリング面V1における面プレート10を示し、該プレートは、
高圧ロータゲート17、第1のロータゲート18及び第2のロータゲート18’
をもつ。これらのゲートが共同して面プレートゲート30を構成する。ロータゲ
ート17,18,18’の間には、ワイドな複数の壁23が設けられていて、こ
れらワイドな壁23の幅は、シリンドリカルチャンバ12が面プレートゲート3
0を介して常時ロータゲート17,18又は18’の一つにしか接触しない状態
になっている。上記したように、ロータ2が回転すると、前記スイベル軸により
与えられるトルクが前記複数のシリンドリカルチャンバ12における流体圧力が
相違する結果、変動する。三つのロータゲート17,18及び18’である場合
、この望ましくない変動は、シリンドリカルチャンバ12の数を可能な限り増や
すことにより抑えることができる。シリンドリカルチャンバ12を3の倍数に設
けることにより、面プレート10に対してロータ2により作用する軸方向の力が
最低になり、摩耗が防げる。好ましいシリンドリカルチャンバの数は、9又は1
2であり、これは最適な態様で上記した利点を達成できる数であるからである。
【0033】 例えば、面プレート10の周縁に約180°のカーブにわたり歯部22を設
け、他方の180°の部分には、前記したピン4に係合する溝19が設けられて
いる。調節シャフト8は、歯部22に係合する。ロータゲート17,18及び1
8’の長さは、同じであってもよいが、用途によっては異なっていてもよい。周
縁の半分にわたり設けられた溝19と歯部22とにより、ハウジング5における
面プレート10の回転は、約180°に制限され、高圧ロータゲート17が前記
シリンドリカルチャンバ12の容積が最小である位置(この位置をトップデッド
センターTDCという)に対する両側に向け90°にわたり回転できるようにな
っている。溝19を短くすることにより、そして、2本のピン4を使用すること
により、最大回転角度を両側のいずれの側でも90°以下に減らすことができる
。これによって、最高に達成可能な圧力比率を制限し、その結果、例えば第1又
は第2のロータゲートにおける圧力が高圧ロータゲートにおける圧力の2倍に制
限されるか、又は、これによって、一つの負荷方向における最大圧力を他の方向
における圧力と相違させるものである。
【0034】 前記面プレート10の実施の態様によれば、ロータゲート17,18及び1
8’と複数の壁23とは,前記面プレート10に作用するロータ2からの軸方向
の力がすべての回転位置において可能な限り低くなるような寸法になっている。
ロータゲート18,18’は、サイズが同じもので、互いに対称になっており、
壁23の中心は、互いに角度を形成し、この角度は、前記周縁にわたり均等に配
置された複数のロータゲート30の間のピッチ角度の倍数である。回転方向にお
ける壁23の幅は、1°の許容誤差をもって、回転方向における面プレートゲー
ト30の幅とほぼ同じである。この実施の態様においては、ロータ2は、また、
回転位置をとり、この位置においては、前記複数の壁23は、複数の面プレート
ゲート30の間に位置するロータ2の一部で覆われている。したがってロータゲ
ート17,18及び18’の間のオイル漏洩がない。前記面プレート10が前記
ハイドロリックトランスフォーマに接続された使用するものからの負荷を受けて
、オイルが流れないように調節された状況においては、シリンドリカルチャンバ
12における圧力とロータ2に対する力とによって、該ロータは、停止するよう
になり、これは、これが最も安定した位置であるからである。
【0035】 面プレート10は、前記軸8により回転される。軸8の歯部付き車輪と歯部
22とをあそびなく係合させるためには、軸8と面プレート10の回転軸との中
心から中心までの距離を調節可能にするなどの既知の手段が採用できる。この目
的のために、軸8が回転するブッシュを偏心ブッシュのように既知の手段で構成
する。軸8は、手動レバーにより駆動されることができる。以下に示すように、
軸8をコントロールシステムを備えるサーモータにより駆動することもできる。
また別に、コントロールシステムにより調節できる妨害物により手動操作を制限
してもよい。
【0036】 図3は、面プレート10の断面を示す。導管bを介して、高圧ロータゲート
17が中央に位置する高圧ハウジングゲート21にどのように連通しているかが
分かる。導管bを介して、第1のロータゲート18が第1のハウジングゲート2
0に連通しており、このゲートは、ハウジング5に対面するゲートプレート10
の側面の半径範囲に位置する。
【0037】 図4は、面プレート10の面V2の正面を示す。第1のハウジングゲート2
0、第2のハウジングゲート20’及び高圧ハウジングゲート21の位置が見え
ており、第1のハウジングゲート20と第2のハウジングゲート20’の長さは
、90°を僅かに下回る。
【0038】 図5には、ハウジング5が示され、ラジアル(放射状)ハウジングボア6と
中央ハウジングボア7との関連を図解しており、これら端部は、シーリング面V
2において面プレートゲート24に達している。面V2の中央には、中央ハウジ
ングボア7が設けられ、そのまわりに、均等に配置された4つの面プレートゲー
ト24が配置されている。これらの面プレートゲート24の間には、狭い壁25
が位置している。中央ハウジングボア7は、高圧ハウジングゲート21と相接し
ており、面プレートゲート24は、第1のハウジングゲート20と第2のハウジ
ングゲート20’とに相接している。第1のハウジングゲート20と第2のハウ
ジングゲート20’との寸法は、それらがほぼ一つの面プレートゲート24をカ
バーすることができるようなものになっている。面プレート10の種々の位置に
おいては、二つの面プレートゲート24が常に共同してオイルを第1のハウジン
グゲート20又は第2のハウジングゲート20’からほとんど流れにロスがなく
流すようにすることができる点が必須なものになっている。
【0039】 図6と図7とは、ハイドロリックトランスフォーマHTの結合部、供給圧力
P及びタンク圧力Tをもつオイル放出を介してのこれらへエネルギー付与の態様
及び可変負荷デバイスにおいての回転ロータの結合の仕方を略図的に示す。図6
は、調節角度δで位置する面プレート10を略図的に示す。複数の面プレートゲ
ート24は、曲線24a,24b,24c及び24dとして略示され、図5に示
された面プレートゲート24に相当する。第1のハウジングゲート20は、二つ
の面プレートゲート24a,24bと共同して作用する。調節角度δにより、高
圧シリンダーゲートが供給圧力Pを有していれば、第1のハウジングゲート20
は、作動圧力Bを有し、第2のハウジングゲート20’は、タンク圧力Tを有す
る。前記圧力は、とりわけ前記調節角度δに左右される相対関係をもつ。前記作
動圧力Bが前記供給圧力Pの値を約50%越える値をとるようにするには、前記
調節角度δを最大90°に調節できるようにすることが必要である。ついで、第
1のハウジングゲート20は、二つの面プレートゲート24a,24bと連通す
る。シャトル弁26を介して、前記導管ゲート24a,24bは、互いに連通し
、回転モータ27の第1の接続部29に結合される。同様に、第2のハウジング
ゲート20’に接続される面プレートゲート24c,24dは、回転モータ27
の第2の接続部28に結合される。図7における調節角度δは、反対の値を得て
おり、その結果、回転モータ27にかかる圧力もまた反対の値を得ている図6と
図7とを較べると、第1のハウジングゲート20もまた面プレートゲート24c
と連通できなければならいことが明らかとなり、この目的のために、シャトル弁
がターンされる。
【0040】 シャトル弁26の調節は、すべて面プレート10の位置に依存し、かくてそ
れに結合される。これは、機械的結合でよく;例えば、面プレート10は、シャ
トル弁26を動作するカムディスクでよい。また、電気機械式結合又は電気水力
的結合でもよい。面プレート10には、また複数のゲート(図示しない)を設け
ることができ、該ゲートは、前記ハウジングにおける複数のオリフィスと共働し
て弁26の作用をなす。前記シャトル弁26を面プレート10に結合する代わり
に、前記モータ接続部28,29における圧力に関連してシャトル弁26を調節
することもでき、これは、また前記接続部が前記調節角度δに依存するからであ
る。
【0041】 高圧ハウジングゲート21と共働する中央ハウジングボア7を有する上記の
実施の態様とは別に、他の実施の態様も存在する。例えば、第1の代替例は、面
V2における中央ハウジングボア7の代わりに、環状の導管をハウジング5内又
は面プレート10内に設け、面プレート10又はハウジング5それぞれにおける
ボアと共働させる。そして前記環状の導管は、前記複数の面プレートゲート24
の半径範囲とは異なる半径範囲に設けられる。第2の代替例は、例えば、上記し
た環状の導管が面プレート5又はハウジング5内のいずれかにおいて、面プレー
ト10の周縁に設けられる。そして、前記環状の導管は、ハウジング5内又は面
プレート10それぞれに設けられるボアト共働する。この例は、前記環状の導管
内の圧力が変化しても回転軸11の方向にそって面プレート10へ作用する力が
変化せず;その結果、前記種々のゲートにおける圧力からの面プレート10に対
する力が異なる作動状況においてより簡単に平衡化できる利点を有する。環状の
導管とボアとを備え、前記環状の導管が面プレート10の最大回転角度にわたっ
ている上記の実施例の代わりに、二つの環状の導管の一方を前記ハウジング内に
、他方を面プレート10内に設け、これら環状の導管により面プレート10が所
望の回転を行うようにすることが可能である。
【0042】 図示の実施例においては、面プレート10は、ベアリング9に支承されてい
る。前記面プレートには、また、異なるベアリングが設けられていて、回転及び
軸方向移動が確実に可能にされ、傾斜しないようになっている。例えば、静的油
圧ベアリングを使用したり、又は、ハウジング5内に突出して前記ハウジング内
でベアリング支承され、面プレート10の回転のために同時に使用できるる軸又
はチューブを設けたりすることが可能である。ついでチューブ状の軸を中央ハウ
ジングボア7に結合する。
【0043】 シャトル弁26を備える上記の構造は、図示の例におけるように面プレート
10を広い角度で回転させることが要求される場合に特に必要なものである。例
えば、使用されるチャンバの容積が回転体の回転ごとに、しばしば2倍又は逸れ
以上の最低容積及び最大容積を得るものであることから、回転角度が狭くてもよ
い場合、そして、図示の例の面プレートが適合したものであれば、面プレートが
作動するように要求される回転は、より狭いものであり、シャトル弁を用いて前
記流れの複数のオリフィスが十分に大きいものであることを確保することは、必
要でなくなる。しかしながら、それにも拘らずそれらの使用がよい結果を与える
ことになる場合がある。
【0044】 ベントハウジング3の内部では、リークオフのオイルが分離面V1,V2に
そって流れる。ベントハウジング3は、感圧シールをもつ回転退出軸を有してい
ないから−スイベル軸1は、駆動されないので−、ベントハウジング3に過圧圧
力が生じてもよい。該過圧圧力は、タンク圧力Tと同じか、又は、それよりも高
いので、ハウジング3の内部は、図示されない態様で面プレートゲート24cと
連通し、したがって、タンク結合部Tと連通している。
【0045】 図8は、図6と図7とに示したように、回転モータ27へ接続したハイドロ
リックトランスフォーマの実施を略図的に示す。回転モータ27の代わりに、リ
ニアモータとして複動ハイドロリックシリンダがハイドロリックトランスフォー
マに結合されれば、前記説明が同じように適用できる。回転及びトルクの代わり
に、移動と負荷とが関連する。
【0046】 図8の略図において、前記モータ27の回転速度は、負荷トルクに対する水
平軸にそう4つの象限にプロットされている。第1の象限Iにおいては、前記モ
ータは、ポジティブの速度ωで前進し、例えば、ポジティブのトルクTでデバイ
ス又は目的物を駆動する。第2の象限IIにおいては、前記モータは、ポジティ
ブの速度ωで前進し、デバイス又は目的質量体は、ネガティブなトルクTで減速
される。第3の象限IIIにおいては、前記モータは、逆の方向へ動き、前記速
度ωは、ネガティブなもので、デバイス又は目的物は、その方向に駆動され、ト
ルクTもまたネガティブになる。第4の象限IVにおいては、デバイス又は目的
物の動きの方向は、依然として逆の方向であって、その結果、速度は、ネガティ
ブであるが、このネガティブな速度は、前記トルクがポジティブであることによ
り減速されている。
【0047】 モータ27のトルクTは、前記ハイドロリックトランスフォーマ、接続ライ
ン及び前記モータにより形成されたシステムにおける最高許容圧力により制限さ
れる;速度ωは、前記モータの許容速度により制限され、各象限もまた作り出さ
れる最大パワーにより制限されるもので、これは、前記複数の象限の双曲境界に
より示されている。
【0048】 前記図解に示されるように、ロータゲート17,18,18’における圧力
レシオは、トップデッドセンターであるTDCに関しての調節角度δにより示さ
れる図解において面プレート10の回転位置により決定されるもので、前記トッ
プデッドセンターは、前記シリンドリカルチャンバ12の容積が最大になるロー
タ2の位置である。上記したように、第1のロータゲート18と第2のロータゲ
ート18’とは、モータ27の結合部と一緒になり、供給圧力Pは、高圧ロータ
ゲート17と一緒になる。
【0049】 回転速度ωにおけるモータ27は、トルクTの作用で回転し、このトルクは
、とりわけ、抵抗及びモータ27により駆動されるデバイスと目的物との加速及
び減速に左右される。モータ27の回転によりオイルが流れ、また、ロータ2が
回転速度rで回転する。回転の方向とロータ2の回転速度rは、モータ27の回
転方向と回転速度ωにより定まる。
【0050】 変動する負荷に反応できるようにするために、前記面プレートをすみやかに
調節し、回転できるようにしなければならない。例えば、ハイドロリックトラン
スフォーマを移動駆動(モビールドライブ)におけるモータと共に使用するとき
は、動きから減速へ速やかにスイッチできることが必要であり、この目的のため
には、モータ27の負荷を面プレート10を180°回転させることにより50
0msec内で完全に逆転(リバース)できるようにすることが必要である。こ
のことは、500msec内で面プレート10が第1の極度の作動位置から第2
の極度の作動位置へ180°回転でき、第1のモータ接続部28から第2のモー
タ接続部29へ、そして、これの逆に最大作動圧力を伝えることを意味する。
【0051】 前記システムが例えば変動する負荷による負荷の変動に正しく応答するため
に、前記面プレートの駆動にフィードバックコントロールシステムを使用するも
ので、このシステムにおいては、フィードバックは、前記モータの速度(速度フ
ィードバック)を測定するか、又は、前記モータの負荷(負荷フィードバック)
を測定して行われる。
【0052】 速度フィードバックは、前記ロータの回転速度rが測定されるとき、又は、
オイルの流れに起因する絞りにおいて圧力低下が測定されるときに行われる。負
荷フィードバックは、第1のハウジングゲート20と第1のハウジングゲート2
0’との間の圧力差が測定されるときに行われる。面プレート10の駆動と適用
されたコントロールシステムとは、最低3.5Hzの応答周波数、好ましくは最
低7Hzの応答周波数になるように調整される。このことは、面プレート10が
中間位置から最大位置、換言すれば90°の位置へ、例えば、100から200
msec内で速やかに回転できるようになっていなければならないことを意味す
る。この目的のために、面プレート10の駆動は、調節軸8に結合された電動サ
ーボモータを備える。さもなければ、面プレート10は、面プレート10の歯部
22に係合(図示せず)するラックを備えるハイドロリックシリンダにより調節
されることができるようになっている。
【0053】 図9は、複動ハイドロリックシリンダ32を示し、このシリンダは、垂直に
動くピストン33をもつハウジング33を備えている。このピストンは、x両方
向へ動き、このような動きで力Pを両方向へ加えることができるようになってい
る。かくして該複動ハイドロリックシリンダ32は、図8に示した回転可能なハ
イドロリックモータの実施におけると同様に使用されることができ、したがって
、4つの象限使用に適している。底部側においてハウジング31とピストン33
とがチャンバ34を構成し、このチャンバは、接続ライン37を介してハイドロ
リックトランスフォーマ40と連通している。接続ライン37を介して、ピスト
ン33の上位とハウジング31により形成されたチャンバ35は、ハイドロリッ
クトランスフォーマ40に連通している。ハイドロリックトランスフォーマ40
は、前記した図において記載のハイドロリックトランスフォーマの簡単な例であ
る。この簡単なものは、高圧ラインP及び接続ライン37,38のようなライン
接続が前記面プレートにおける前記三つの導管に連通している事実からなる。あ
る負荷の状況において、質量体がハイドロリックトランスフォーマ40において
適当に平衡化され続けることを保証するためには、流体をタンク接続部Tから又
は該接続部へ移送することが必要である。ハイドロリックトランスフォーマ40
の圧力ラインへの前記移送が行われることを確実にするには、前記面プレートの
位置又は接続ライン37及び/又は37における圧力を介して動作するバルブ3
6を設ける。ハイドロリックトランスフォーマ40におけるリークオフ(漏洩)
したオイルは、リークオフのオイル排出部39を経てタンク接続部Tへ排出され
る。
【0054】 図10は、単動ハイドロリックシリンダ41を示し、これは、ハウジング3
1とピストン33とを備えている。ピストン33は、両方向xへ動き、一方向P
へ力を加える。かくて、単動ハイドロリックシリンダ41は、図8に示したよう
な第1と第4の象限における使用のみに適しており、トルクと回転の代わりに負
荷と移動とを読み取る必要がある。接続ライン38により単動ハイドロリックシ
リンダ41がハイドロリックトランスフォーマ41へ接続され、このトランスフ
ォーマは、上記したハイドロリックトランスフォーマ40に匹敵するものであり
、前記トランスフォーマにおいては、面プレートの回転は、制限されて接続ライ
ン37における圧力がタンク接続部Tにおける圧力を上回ることがない。ピスト
ン33又はこれに結合の質量体の慣性により、前記面プレートが調節されている
とき、接続ライン38は、ある程度圧力が低下し、前記圧力ライン38又はチャ
ンバ34がキャビテーション化される。これを防ぐためには、接続ライン38を
不還弁43を介してタンク接続部Tと連通させる。
【0055】 図11のダイアグラムは、ハイドロリックトランスフォーマの作動レンジを
示すもので、コンスタントな圧力Pをもつ高圧ラインから供給され、モータ、例
えば、回転ハイドロリックモータに結合される。コンスタントな作動圧力Pは、
総計により発生される。このダイアグラムにおいて、圧力Pは、ハイドロリック
モータへのヴォリュウムオイルフローQについてプロットされている。過負荷に
対しハイドロリックトランスフォーマ、接続ライン及びモータを保護するために
、前記面プレートの回転を規制して圧力をPmaxまでに制限する。既に知られて いるように、Pmaxは、高圧ラインPにおける圧力よりも高く、その結果装置の 限定された位置において、許容されるより高い圧力でモータを使用することが可
能になる。前記ダイアグラムに示された圧力P及びヴォリュムフローQに対する
値は、前記ハイドロリックモータからの負荷及び該ハイドロリックモータの回転
速度それぞれに相当する。前記ハイドロリックトランスフォーマにより、そして
また、前記ハイドロリックモータにより作られるパワーは、一点鎖線P1,P2
びP3により示される。
【0056】 前記ハイドロリックトランスフォーマと結合のモータは、圧力を変えること
によりコントロールされるもので、該モータは、前記圧力により回転し、前記ハ
イドロリックトランスフォーマを介して流体が流れる。コンスタントな圧力Pを
有する高圧ラインにおいては、前記モータにより作り出される負荷が駆動されて
いるマシンにより使用の負荷よりも大きい限りにあっては、流体のフローは、制
限なしに増える。前記モータは、許容できない速度に発展することができ、又は
前記高圧ラインから許容できない過大のパワーが使用できる。Wにより示した前
記ダイアグラムにおける位置は、使用されるパワーP1及び流体の流れQ2である
。ついで前記作動範囲は、A+B+C+Dであり、それがこれを制限する目的で
ある。流体フローQをQ1に制限することにより、作られる最大パワーは、P2
なり、作動範囲は、A+Bになる。これによって、前記ハイドロリックモータは
、過大パワーを使用することになり、前記足したものは、十分なオイルを供給で
きない。前記ハイドロリックトランスフォーマにより作られるパワーをP3まで 制限することにより、作動範囲は、A+Cに減る;しかしながら、ここで配慮す
べき点は、Q2には、なんらの拘束がないから、負荷減少の間、前記ハイドロリ ックモータの回転は、未だに許容できない高回転になっている。前記流体フロー
と前記パワーとの制限を組み合わせることにより、作動範囲がAまで減少する。
【0057】 図12は、コントロールシステムにより作動レンジがどのように制限される
かを示す。略図的に示したハイドロリックトランスフォーマ44は、前記面プレ
ートに対する調節機構を備えており、この調節機構45は、アクチュエータ46
により作動される。アクチュエータ46は、コントロールシステム47によりコ
ントロールされ、このシステムは、前記モータを特定の態様で動かすように構成
されている。圧力源Pからハイドロリックトランスフォーマ44への高圧ライン
においては、センサー50が設けられて、フローレートを測定できるようになっ
ているか、又は、フローレートが設定値を越えると、前記センサーが信号を少な
くとも発信するようになっている。ハイドロリックトランスフォーマ44は、接
続ライン51によりハイドロリックモータ48に接続されている。接続ライン5
1には、センサー50と同様のセンサー49が設けられている。センサー49,
50は、コントロールシステム47に接続されている。
【0058】 センサー50によりハイドロリックトランスフォーマ44へのオイルフロー
を測定することにより、使用のパワーが測定され、前記面プレートは、前記ハイ
ドロリックトランスフォーマにより使用のパワーを設定値に制限できるようにア
クチュエータ46によりコントロールされる。センサー49により接続ライン5
1におけるオイルフローを測定することにより、流体のフローを制限できる。接
続ライン51における流体フローを直接に測定する代わりに、別の態様、例えば
ハイドロリックトランスフォーマ44又は48の回転を回転数えることにより流
体フローを決定することもできる。
【0059】 上記した実施の態様に加えて、コントロールシステム47に種々のフローレ
ート及び/又は使用のパワーを計算するためのアルゴリズムを備えさせることも
できる。この目的のためには、高圧ラインにおける圧力が例えばセンサーを介し
て、又は、設定値としてコントロールシステム47において分かり;例えば、ア
クチュエータ46の位置を介して前記面プレートの位置が分かり、そして、ハイ
ドロリックトランスフォーマ44への高圧ラインにおけるフローレート、接続ラ
イン51におけるフローレート、ハイドロリックトランスフォーマのロータの回
転速度又はモータ48の移動速度のような前記システムにおけるレートの一つが
分かる。
【0060】 図13は、ハイドロリックトランスフォーマ44における流体フローの制限
のための簡単な構成の例を示すもので、前記面プレートの調節機構45が手動で
作動されるようになっている。ハイドロリックトランスフォーマ44によりコン
トロールされるモータ48の速度の過剰な早さを制限するために、接続ライン5
1におけるフローレートが設定値を越えると、調節機構45のストロークを制限
する機構が設けられている。調節機構45にロッド52が取り付けられており、
該ロッドは、ブッシュ内にスライドできるようになっている。ブッシュ53は、
液圧シリンダ55に取り付けられ、そのピストンは、信号ライン56における圧
力が不足しているときは、スプリング54により極度位置に保持されている。こ
の位置にあっては、ロッド52は、ブッシュ53内を自由に動き、調節機構45
も自由に動けるようになっている。接続ライン51における両流れ方向には、制
限器57が不還弁58の下流に設置され、信号ライン56又は信号ライン60に
おけるフローレートが上回ると、圧力が蓄積される。信号ライン56における圧
力は、液圧シリンダ55におけるスプリング圧力に抗して前記ピストンを第2の
極度位置へ押し、調節機構45をフローレートが減る方向へ押す。
【0061】 前記フローレートが反対方向において高すぎる場合は、圧力は、信号ライン
60において増加し、これによって、同じシリンダが調節機構45を反対方向へ
動かす。
【0062】 モータにより作られるパワーを制限する上記の実施の例は、いくつかのモー
タとその他の使用するものが共通の高圧ラインに接続されている状況において展
開される。コントロールシステム47により、種々のモータにより使用されるパ
ワーを制限することができ、これは、例えば、総合されたものにより作られる液
圧パワーが制限され、装置の部分が常時使用できるようになっていれば、必要な
ものである。
【0063】 前記調節が多かれ少なかれ散逸されないものであるパワー及び/又は速度の
上記した制限に加えて、より簡単な構成が可能であり、この構成では、フローを
制限するバルブを前記ハイドロリックトランスフォーマへの高圧ライン及び/又
は前記ハイドロリックモータへの接続ラインに設ける。フローの制限は、オイル
の流れを絞ることで実現でき、その結果、エネルギーがなくなる。この構成の簡
単さと操作の信頼性が高いことによって、この解決は、上記したより進歩したコ
ントロールシステムに加えての安全策として実施できる。
【0064】 上記した装置の一つの例は、液圧総合体(ハイドロリック・アグリゲート)
を備えるフォークリフトトラックであり、ここでは常時、例えば荷を上げるため
に十分なエネンルギーが利用できなければならない。この展開においては、移動
駆動により、使用されるパワーは、例えば、総体のパワーの90%に制限され、
その結果、常に十分なエネルギーが前記リフト駆動に利用できるように残されて
いる。
【0065】 上記したコントロール手段47は、ハイドロリックトランスフォーマ44を
低速度での移動が可能なようにコントロールするために使用される。このハイド
ロリックトランスフォーマは、流体の圧力でハイドロリックモータ48の動きを
コントロールし、その結果としては、前記ハイドロリックトランスフォーマにお
ける流体の圧縮率により、及び、前記ハイドロリックトランスフォーマのロータ
の回転における圧力変動により、前記調節機構45が作動している間は前記ハイ
ドロリックモータは、直ちにスタートせず、そのために余計な設備が必要になる
。前記調節機構による作動の間、前記面プレートが調節された位置まわりで振動
して、好ましくは10°偏向すれば、前記ハイドロリックモータは、僅かに動く
ことができる。この振動周波数は、前記ハイドロリックトランスフォーマ、ハイ
ドロリックモータ48及び接続ライン51に左右され、3から16Hzの間又は
これよりも高い。前記面プレートを調節する間のエネルギー損失を防ぐためには
、可能な限り低い周波数を選択することが好ましい。実際には、7Hzが良好な
振動周波数であることが証明されている。前記の態様での調節された位置まわり
における面プレートの振動は、前記接続ラインにおける同じ周波数の圧力振動を
含み、ハイドロリックモータ48を低速で比較的大きな距離にわたって動けるよ
うにし、正確な動きを容易にするものである。さらに付加される利点は、前記面
プレートが前記ハウジングの内部を常時動き、その結果、前記ハウジングと前記
面プレートとの間に常に油膜が存在し、その結果、前記面プレートの調節に必要
なエネルギーを少なくできる点である。
【0066】 コントロールシステム47によりコントロールされるアクチュエータ46に
よる前記面プレートの振動についての上記の態様に加えて、前記調節機構が調節
された値あたりで液圧で駆動されて振動し、その結果、前記振動は、例えば、図
13に記載した手動調節の例に適用される。
【0067】 前記調節された位置まわりの前記面プレートの上記した振動に代えて、前記
ハイドロリックトランスフォーマにある機構が設けられ、この機構により、前記
トップデッドセンターTDCが例えばベントハウジング3(図1参照)がハウジ
ング5に対して振動するようになる。これは、面プレート10の調節と前記振動
とを区別でき、前記面プレートの調節をさらに容易にするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 軸方向ピストンポンプを基礎とするハイドロリックトランスフ
ォーマの断面図。
【図2】 図1のハイドロリックトランスフォーマの面プレートのII−
IIによる図。
【図3】 図2のハイドロリックトランスフォーマの面プレートのIII
−IIIによる断面。
【図4】 反対側から見た図2の面プレートを示すもの。
【図5】 面プレートがない前記ハイドロリックトランスフォーマのハウ
ジングの図1のII−IIによる図。
【図6】 面プレート導管、ハウジング内のゲート及び圧力変換器に結合
されたモータの間の接続を示す略図。
【図7】 面プレートがハウジングに対し異なる位置にあって、リバース
された負荷に遭遇しているモータの図6におけると同様の略図。
【図8】 種々の展開状態における面プレートの異なる位置とハイドロリ
ックトランスフォーマに結合のモータの負荷状況との略図。
【図9】 複動液圧シリンダに結合のハイドロリックトランスフォーマの
第2の実施例の略図。
【図10】 単動液圧シリンダに結合のハイドロリックトランスフォーマの
第3の実施例の略図。
【図11】 ハイドロリックトランスフォーマの作動範囲のダイアグラム。
【図12】 コントロールシステムをもつハイドロリックトランスフォーマ
とハイドロモータをもつハイドロリックトランスフォーマの実施例の略図。
【図13】 図12の実施例の簡略化された態様を示すもの。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年5月16日(2000.5.16)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),JP,US Fターム(参考) 3H045 AA04 AA13 AA24 BA19 BA28 CA03 DA25 EA33 3H070 AA01 BB05 BB06 CC12 CC19 DD81

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二方向に負荷を受け、及び/又は移動する回転またはリニ
    アハイドロモータ(27,32;41;48)(液圧モータ)により駆動される
    装置により援助されて動きを行う装置であり、高圧の高圧縮された流体を貯蔵し
    、供給する圧力源(P)、ロータ(2)が設けられ、かつ、ハイドロリックトラ
    ンスフォーマ(液圧変換器)と、これに接続のハイドロモータとの間の接続ライ
    ン(28,29;37,37;51)における流体圧力を調節して前記ハイドロ
    モータをコントロールする調節手段(8;45,47)が設けられている少なく
    とも一つのハイドロリックトランスフォーマ(HT;40;42;44)へ前記
    圧力源から流体を移送する高圧ライン及び低圧の流体を放出するための前記ハイ
    ドロリックトランスフォーマと接続の低圧ライン(T)を備え、前記ハイドロリ
    ックトランスフォーマにおける流体の流れを制限するためにコントロール手段(
    46,47,49,50;55,57)が設けられていることを特徴とするもの
  2. 【請求項2】 前記コントロール手段は、前記ハイドロリックトランスフ
    ォーマにおける流体の流れを直接又は間接的に測定する少なくとも一つのセンサ
    ー(49,50;57)を備え、該センサーは、前記ハイドロリックトランスフ
    ォーマへの前記高圧ラインにおけるフローセンサー、接続ラインにおけるフロー
    センサー、ロータの回転レートを測定する回転センサー、又は、ハイドロモータ
    の動きレートを測定する動きセンサーのようなものであることを特徴とする請求
    項1による装置。
  3. 【請求項3】 前記センサーは、前記ハイドロリックトランスフォーマへ
    の高圧ライン及び/又は前記接続ラインにおいて流れ制限バルブの一部を構成す
    ることを特徴とする請求項2による装置。
  4. 【請求項4】 前記センサー(49,50;57)は、前記調節手段(4
    5,46,55)と結合し、該手段は、前記接続ライン(51)における圧力を
    測定された前記フローレートに応じて調整することを特徴とする請求項2又は請
    求項3による装置。
  5. 【請求項5】 前記コントロール手段(47)は、調節可能なバルブより
    も小さなパワーを前記ハイドロモータが使用し、このパワーが例えば総体のもの
    が供給できるパワーの一部であることを特徴とする前記圧力源が総体のものから
    なる先行請求項の一つによる装置。
  6. 【請求項6】 前記ハイドロリックトランスフォーマ(44)には、手段
    (45,46,47)が設けられていて、接続ライン(51)における圧力を少
    なくとも周波数3Hzで、好ましくは、7Hz以上の周波数で調節されたバルブ
    まわりを振動するようにすることを特徴とする先行請求項の一つによる装置。
  7. 【請求項7】 前記調節手段により500msec内の設定を第1の極度
    設定からゼロ位置を経て第2の極度設定へ変更できるようにしたことを特徴とす
    る前記ハイドロリックトランスフォーマが前記調節手段により継続して可変設定
    コントロールされる先行請求項の一つによる装置。
  8. 【請求項8】 前記調節手段には、前記ハイドロリックトランスフォーマ
    を前記接続ラインにおける圧力が最低である中立位置に戻すスプリング付勢の複
    数の要素が設けられていることを特徴とする先行請求項の一つによる装置。
  9. 【請求項9】 前記接続ラインには、低圧ラインから流体を減圧で供給す
    る手段(43)が設けられていることを特徴とする前記ハイドロモータがリニア
    シリンダ(41)であり、このシリンダは、一つの接続ライン(38)によりハ
    イドロリックトランスフォーマ(42)に接続している先行請求項の一つによる
    装置。
  10. 【請求項10】 ハイドロリックトランスフォーマ及び前記接続ライン及
    びこれに接続のハイドロモータが前記高圧ラインにおける圧力を越える圧力に適
    していることを特徴とする先行請求項の一つによる装置。
  11. 【請求項11】 第1の圧力をもつ第1の流体フローが第2の圧力をもつ
    第2の流体フローに変換され、ハウジング(5)、第1のライン接続部、第2の
    ライン接続部及び第3のライン接続部、前記ハウジングに関して制限なしに回転
    可能なロータ(2)、前記ロータ(2)の回転の間最低から最大に容積が変化す
    る複数の流体チャンバ(12)及び前記ロータ(2)の回転の間シールとして機
    能し、そして、ロータ導管(a)、面プレートゲート(30)及びロータゲート
    (17,18,18’)を介して前記流体チャンバ(12)を前記3つのライン
    接続部と交互に接続する3つのロータゲートが設けられている面プレート(10
    )を備える先行請求項の一つによる装置に使用のハイドロリックトランスフォー
    マであって、前記面プレート(10)によりシールされるべき前記流体チャンバ
    (12)の容積の最高が最低のものの四倍になることを特徴とするもの。
  12. 【請求項12】 前記面プレート(10)によりシールされるべき前記流
    体チャンバ(12)の容積の最高が最低のものの三倍になることを特徴とする請
    求項12によるハイドロリックトランスフォーマ。
  13. 【請求項13】 前記ロータは、9つ又は12の流体チャンバを有するこ
    とを特徴とする請求項11又は請求項12によるハイドロリックトランスフォー
    マ。
  14. 【請求項14】 前記面プレートゲート(30)と前記ロータゲート(1
    7,18,18’)とは、少なくとも二つのロータゲートが同じサイズのものに
    なっており、前記ロータゲートの間の3つの壁(23)のすべてが面プレートゲ
    ート(30)を同時に開放することを特徴とする請求項11、請求項12又は請
    求項13によるハイドロリックトランスフォーマ。
  15. 【請求項15】 第1の圧力をもつ第1の流体フローが第2の圧力をもつ
    第2の流体フローに変換され、ハウジング(5)、第1のライン接続部、第2の
    ライン接続部及び第3のライン接続部、前記ハウジングに関して制限なしに回転
    可能なロータ(2)、前記ロータ(2)が第1の角度で回転するときに最低から
    最大に容積が変化する複数の流体チャンバ(12)及び複数の面プレート導管(
    b)が設けられていて、前記ロータ(2)の回転の間前記流体チャンバ(12)
    を前記3つのライン接続部と交互に接続する3つのロータゲートが設けられてい
    る面プレート(10)を備え、この面プレート(10)は、前記ハウジング(5
    )に対し回転可能であり、前記面プレート(10)が回転する間妨害されること
    なしに第1の面プレート導管(b)と前記それぞれのライン接続部との連通関係
    を保つ手段が設けられている先行請求項1から10の一つによる装置に使用のハ
    イドロリックトランスフォーマであって、前記面プレート(10)が前記ハウジ
    ング(5)に対し前記第1の角度に類似の第2の角度で回転できるようになって
    いることを特徴とするもの。
  16. 【請求項16】 前記面プレート(10)は、前記流体チャンバ(12)
    側において第1の分離面(V1)により区切られ、前記流体チャンバから離れて
    面する側において第2の分離面(V2)により区切られ、前記第1の分離面は、
    第1の半径範囲で位置して、三つの面プレート導管(b)と連通する少なくとも
    三つのロータゲート(17,18,18’)を備え、前記第2の分離面(V2)
    は、第2の半径範囲で位置して、それぞれが面プレート導管(b)と連通する二
    つのロータゲート(20,20’)を備えている先行請求項11〜15の一つに
    よるハイドロリックトランスフォーマであって、前記第3の面プレート導管が前
    記第2の半径範囲と異なる第3の半径範囲に位置するハウジングゲートと連通し
    ていることを特徴とするもの。
  17. 【請求項17】 前記第3の面プレート導管が前記面プレートの外縁にあ
    るハウジングゲートと連通していることを特徴とする先行請求項11〜16の一
    つによるハイドロリックトランスフォーマ。
  18. 【請求項18】 前記第3の面プレート導管が前記面プレート(10)の
    回転軸(11)の近くのハウジングゲート(21)と連通していることを特徴と
    する先行請求項11〜17の一つによるハイドロリックトランスフォーマ。
  19. 【請求項19】 前記第2の分離面(V2)においては、前記ハイング(
    5)に、とりわけ、第2の半径範囲で位置する4つの面プレートゲート(24)
    が設けられており;二つの面プレートゲート(24a,24c)は、互いに直径
    方向に対向して位置し、第1のライン接続部(B)と第2のライン接続部(T)
    とにそれぞれ直通している一方、互いに直径方向に対向して位置する他方の二つ
    の面プレートゲート(24b,24d)は、シャトル弁(26)を介して前記第
    1のライン接続部(B)と第2のライン接続部(T)とに連通していることを特
    徴とする先行請求項11〜18の一つによるハイドロリックトランスフォーマ。
  20. 【請求項20】 前記シャトル弁(26)は、前記面プレート(10)の
    一部を形成するか、又は、それに結合されていることを特徴とする請求項19に
    よるハイドロリックトランスフォーマ。
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