JP2002502333A - ホースを相互に順次配置された包装用ブランクを備えたウエッブに作り替える形成装置と方法並びにそのようなホース - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 可撓性プラスチック材料のホース（１）は横方向のスリット（２７）によって分離された相互に対して順次配置された包装用ブランク（２６）を備えたウエッブ（２）に作り替えるようにされている。ホースはウエッブ（２）が形成されると切断されるホースの長手方向に向いた領域（１５）を有している。少なくとも１個の長手方向の厚くされた部分（１４）が前記領域に含まれている。ホース（１）をウエッブ（２）に作り替える装置は通路を備えた保持装置（３３ａ，３３ｂ）を有している。前記通路にはその幅が２個の隣接するホースの壁（１１ａ，１１ｂ）の厚さを上回る空隙が設けられている。スリット装置が前記通路に位置している。横方向および長手方向のスリット（２７，２９）並びにまた、各横方向スリット（２７）の各側でホースの壁（１１ａ，１１ｂ）の間にある横方向の接続区画を形成する手段が設けられている。ホース（１）が前記通路を移動すると、ホースはスリット装置によって切断され、また長手方向のスリット（２９）および横方向のスリット（２７）が切断手段（３７，３９）によって形成される。前記手段（３９）がホースの壁（１１ａ，Ｉ１ｂ）を各スリット（２７）の各側で相互に溶接する。

Description

【発明の詳細な説明】 ホースを相互に順次配置された包装用ブランクを備えたウエッブに作り替える 形成装置と方法並びにそのようなホース 本発明は順次配置された包装用ブランク（ポケット）からなるウエッブに作り 替えるのに適した可撓性材料のホースに関し、また、ホースをウエッブに作り替 え、ウエッブのポケットに中味を供給する方法と装置とに関する。 ウエッブの長手方向に順次配置されたポケットからなるウエッブであって、該 ウエッブがその移動の一部の間にポケットに中味を供給できるよう開放位置に該 ポケットを保持する機械的保持装置に沿って移動するよう配置され、その後保持 装置がウエッブが連続して移動するときポケットをそれが閉鎖される位置に全体 的に保持するようなウエッブに作り替えるに適した可撓性材料のホースに対する 需要が当該技術分野において存在している。 欧州特許第Ｂ１ ０ ０５４ ５６４号は前述のタイプのウエッブを記載して いる。ウエッブは２個の対向する壁と、長手方向の第１の（下側の）縁部と第２ の（上側の）縁部とを有している。ウエッブは底部が第１の縁部にあり、ウエッ ブの長手方向に対して横方向にあり、ポケットの側方閉鎖部を形成する２個の接 続区画を備えた順次配置のポケットからなる。横方向のスリットがポケットを相 互に分離するよう２個の隣接するポケットの接続区画の間に設けられている。 欧州特許第Ｂ１ ０ ０５４ ５６４号によるウエッブは前述の上側縁部にお いてウエッブの長手方向に延びている２個の概ね対向したベルト部分を含む。ベ ルト部分にはウエッブがそれに沿って移動する機械的保持装置と協働するようウ エッブの長手方向に配置されたトンネルを備えている。中味がポケットに供給さ れるとき、機械的保持装置はベルト部分をポケットが開放された状態で該ベルト 部分が相互に離隔関係で位置される位置まで案内する。双方の壁において、ウエ ッブには、ポケットを開放し易くするようウエッブの長手方向に配置されたスリ ットが設けられている。 前述の技術は中味を供給すべきポケットを既に含んでいるウエッブを採用して いる。この点に関する一つの欠点は、ウエッブの使用元（充填装置）にはウエッ ブのポケットの寸法並びにウエッブの長手方向に配置したスリットの長さに対し て任意性が認められないことである。その結果、充填装置はポケットの寸法とス リットの長さとがポケット中へ供給すべき製品のサイズや形状に適合するような 寸法のポケットやそのような長さのウエッブの長手方向に配置されたスリットを 採用するよう種々の形状のウエッブを保管しておく必要がある。その結果、充填 装置の融通性が制限され、種々の形状のウエッブが必要であり、それが望ましく なき高価な保管費用をもたらす。 前述の欠点を高度に排除する技術が請求の範囲の独立項の特徴記載の節に記載 されている。 本発明はホースをウエッブに作り替えるとき、ポケットに供給すべき中味に応 じてポケットのサイズを適合させることを可能とする。横方向のスロットの間の 距離を修正することにより、ポケットの幅が修正される。ポケットを開放するの に要するウエッブの長手方向におけるスリットの長さや位置を修正することによ り、ポケットの開口の形状とサイズとを調整する。充填装置が１個のみのサイズ （直径）を採用出来ないとしても、本発明は以前必要とされていたウエッブの実 施例の数と比較して必要なホースの直径の数を著しく減少させる。 本発明の適当な実施例を請求の範囲の独立項に記載している。 本発明を多数の図面を参照して以下詳細に説明する。 図１はホースの一部を示す図、 図１ａは図１の線ａ−ａに沿って見た断面図、 図１ｂから図１ｆまではホースの実施例のａ−ａ断面の上側部分に対応する断 面図、 図２はホースを順次配置されたポケットを形成する第１の実施例のウエッブに 作り替え、かつウエッブのポケットを開閉する装置の第１の実施例の部分的に破 断した斜視図、 図３は図２に示す装置の側面図、 図３ａから図３ｃまでは図３の線ａ−ａ，ｂ−ｂ，およびｃ−ｃに沿って見た 断面図、 図３ｄは図３のＧの領域の部分的に破断した詳細図、 図３ｅから図３ｆまではＧの領域に含まれるキャリヤ装置、カッタ装置および ナイフを示す部分的に破断した詳細図、 図４ａから図４ｃまでは図１ｂ，図１ｆ、および図１ｅに示すホースの実施例 の図３のｄ−ｄ断面図、 図５はウエッブのポケットを開放した状態の、ホースによって形成されるウエ ッブの第１の実施例であって、ウエッブが図２に示す装置において使用するよう にされている実施例の側面図、 図５ａは図５に示すウエッブの上面図、 図５ｂから図５ｃまでは図５のｂ−ｂおよびｃ−ｃ断面図、 図６はウエッブのポケットを開放した状態の、ホースによって形成されたウエ ッブの第２の実施例であって、ウエッブが図７に示す装置において使用するよう にされている実施例の側面図、 図６ａは図６に示すウエッブの上面図、 図６ｂから図６ｃまでは図６のｂ−ｂおよびｃ−ｃ断面図、 図７は順次配置されたポケットを形成しているウエッブの第２の実施例にホー スを作り替え、ウエッブのポケットを開閉する装置の第２の実施例の部分的に破 断した斜視図である。 図１および図１ａから図１ｆまでにおいて、以下全体的にポケット２６で指示 する相互に順次配置された包装用ブランク２６を含む以下説明するウエッブ２に 作り替えるようにされた一般的にプラスチック材あるいは類似の材料である可撓 性のホース１が示されている。「類似の材料」という用語はホースの材料が以下 説明する本発明の適用において使用するのに適した特性のいずれかの任意の材料 を意味するものと考えられる。その壁が穿孔を備えた、あるいはネットから構成 されるホースが本発明の適用において使用するのに適したホースの一例を構成す る。図１，図１ａにおいて、ホースは平坦にされた状態で示されており、この状 態はホースがボビンに巻き上げれるか、あるいは千鳥状とされているかには関係 なく製造に関連して一般的にとる形状である。 図１と、図１ａから図１ｆまでに示す平坦な形状において、ホースは以下第１ の壁１１ａおよび第２の壁１１ｂとも称する２個の対向する壁１１ａ，１１ｂを 有している。ホースは長手方向において、第１の（下側の）縁部１２と第２の（ 上側の）縁部１３とを有している。図に示す実施例において、ホースの上側縁部 には、以下全体的に厚くされた部分とも称するホースの長手方向に向いた１個以 上の材料を厚くした部分１４が設けられている。図示する厚くされた部分１４の 位置は例えばボビンに巻き上げられて作られたホースを平たくしたときの厚くさ れた部分の位置の一例を単に構成するものであることは明らかである。ホースを 平坦にしたときに関連して図示する厚くされた部分１４の位置はホースを以下説 明するように順次配置されたポケットを備えたウエッブに作り替え易くするよう に選定されたものである。ホースの上側縁部は図において参照数字１５を有して いる。 図１ｂから図１ｆまではホースの上側縁領域１５の実施例と、厚くされた部分 １４の実施例とを示す。 図１ｂはホースが単に１個のみの厚くされた部分１４を有している一実施例を 示す。こらはホースは長手方向に配置され、厚くされた部分１４から突出した２ 個の翼部分１４０に合流する。前記翼部分の間の中央にはホースの長手方向にお いて厚くされた部分の外方に向いた面に溝１４１が一般的に配置されている。前 記溝は該溝の領域における材料の厚さが減少されるようにする。しかしながら、 多数の相互に対して順次配置された包装用ブランクからなるウエッブ２に作り替 える時以下説明するホース１の切断が促進される。 図１ｃはホースが該ホースの長手方向に配置され、相互に接続された２個の厚 くされた部分１４を有している一実施例を示す。厚くされた部分は断面が概ね円 形として図示されている。またこの実施例において、溝１４１が図１ｂに関して 説明したものに対応する厚くされた部分の間で形成されている。 図１ｄにおいて、ホースには２個の相互に対して離隔された厚くされた部分１ ４をその上側縁部で備えている。これらの間で、ホースは該ホースの残りの部分 に概ね対応する材料の厚くされた部分を形成している。図において、厚くされた 部分は一実施例において円形断面を有するものとして示されている。 図１ｅは翼部分１４０が外方に面した壁面においてホースに固定され、ホース の上側領域を形成する材料の帯片１４２によって形成されている一実施例を示す 。ホースの壁は材料帯片と共に該帯片がホースに固定される領域における厚くさ れた部分１４を形成する。一般に、材料の帯片１４２によって形成された厚くさ れた部分１４の外側に面する面にはホースの長手方向に向いた溝１４１が設けら れている。 図１ｆは厚くされた部分１４がホースの長手方向に位置され、相互から離隔さ れており、各々がホースから突出している折り曲げ部１４３として形成されてい る壁部分によって形成されている一実施例を示す。折り曲げ部１４３の双方の対 向する壁１４３ａ，１４３ｂは例えば高温溶接によって相互に固定されている。 前記折り曲げ部の間においては、ホースはホースの残りの部分の材料の厚さに概 ね対応する厚さの材料部分を形成している。その他の実施例においては、折り曲 げ部は相互に隣接して位置されることが容易に認められる。 当該技術分野の専門家には、本発明によるホースの実施例では厚くされた部分 １４の断面は、例えば楕円形、長円形、多角形等、前述したものとは相違してい ることが明らかである。 図２，図３、および図３ａから図３ｆまではホース１を相互に対して順次配置 された包装用ブランク、すなわちポケット２６を備えたウエッブ２に作り替える よう配置された作り替え装置３の一実施例を示す。ポケットは開放され、中味が 供給され、その後閉鎖されるように構成されている。本発明による作り替え装置 は一般的に、充填装置４に接続されるか、あるいは充填装置４も含まれている装 置３、４の第１の部分を構成するようにされている。充填装置において、ポケッ トは中味を供給するために開放され、その後閉鎖される。 作り替え装置３はホース１の上側縁部領域１５を案内する機械的保持装置３３ を含む（図３ａから図３ｅまで参照）。保持装置の間で、一般的に２個の対向す るローラ６０ａ，６０ｂが設けられており、該ローラはホースの壁１１ａ，１１ ｂに図において下方に向いた力を加える。ホースの各側には、ホースの壁１１ａ ，１１ｂに長手方向のスリット２９を入れるために切断装置３７ａ，３７ｂが設 けられている。所望の下方向の力は、その他の実施例においては、ホース１によ って囲まれ、ホース１の上側縁部領域１５がキャリヤ装置の上側縁面６１１の上 で 延伸するような機械的キャリヤ装置６１に対する位置および方向とされたロッド によって提供される。機械的保持装置３３の中央には以下全体的にナイフと称す る上側縁部１３においてホースを切断する切開装置３８が配置されている。 切断装置３７ａ，３７ｂ、およびナイフ３８の後には、ホースの移動方向にお いて、ホースの長手方向に対して横方向に配置された穿孔および溶接装置３９が 続いている。一好適実施例においては、穿孔および溶接装置には２個の対向する 部材３９ａ，３９ｂが設けられている。一方の部材３９ａはホースの移動方向に 対して横方向に向けられた穿孔ナイフ３９ａが設けられ、対向する部材の矢印Ｃ に従って移動するとホースの第１および第２の壁１１ａ，１１ｂを通して概ね横 方向のスリット２７を穿孔するように配置されている（図２および図３参照）。 第２の部材３９ｂは穿孔ナイフ３９ａのための当接部３９ｂを構成する。穿孔 ナイフはまた、穿孔ナイフによって作られたスリット２７の近傍でホースの双方 の壁１１ａ，１１ｂを相互に溶着する溶接装置３９ａを形成する。このため、穿 孔ナイフには、スリットの形成と関連して、スリットの近傍で壁が溶着されるこ とによって相互に壁が固定されるように選定された高温に穿孔ナイフを保持する 加熱手段（図示せず）が設けられている。本明細書を専門家が読めば明らかなよ うに、横方向のスリット２７を形成し、ホースの壁１１ａ，１１ｂを相互に溶接 するための前述した部材や装置は横方向スリットを形成し、ホースの壁を相互に 接合するような装置の単なる一例である。 図３ａから図３ｆまでは下方向に向いた空隙３４を備えた通路３１を間で形成 する２個の対向する装置半体３３ａ，３３ｂを含む機械的保持装置３３の一実施 例を示す。図３ａから図３ｃまでは機械的保持装置３３に挿入されたホース１を 詳細に示す。ホースの双方の壁１１ａ，１１ｂは下方向に向いた空隙３４を通っ ている。機械的保持装置はホース１のためのキャリヤ装置６１用の下記する機械 的固定装置（図３ｆ）が例えばクランプにより装置半体３３，３３ｂの間で固定 されている一実施例で示されている。 キャリヤ装置の上側部分６１０は下方向に向いた空隙３４内に位置している。 キャリヤ装置と空隙の周囲との間には幅がホース１の肉厚を僅かに上回るが、厚 くされた部分の最小部分よりも小さい２個の狭いスロット６３ａ，６３ｂが形成 されている。キャリヤ装置の上側縁面６１１は通路３１を画成し、該通路の壁の 隣接部分と概ね面一で配置されている。一般的に、縁面は長手方向に対して横方 向に凸形である。ホースの移動方向において、ナイフ３８にはキャリヤ装置６１ が先行している。 図３ｅと図３ｆとはナイフ３８が機械的固定装置６２の一部を構成している一 実施例を示している。ナイフ３８は中央領域において通路３１を通して概ね垂直 に配置されている。通路３１はナイフによって第１の（前方の）通路３１ａと第 ２の（遠位側の）通路３１ｂとに分割されている。 ホース１をウエッブ２に作り替えるために、平たくされたホース１の上側縁部 領域１５は図３ａから明らかなように機械的保持装置３３の通路３１中へ押し込 まれる。ホースは該ホースを本装置の長手方向に全体的に引張る駆動手段（図示 せず）によって機械的キャリヤ装置６１の上で矢印Ａの方向に移動する。ローラ ６０ａ，６０ｂは回転するとホースの壁１１ａ，１１ｂに対してホースを図にお いて下方に延伸させようとする力を加える。キャリヤ装置６１はホースの上側部 分が通路３１に確実に留まるようにする。ローラによって加えられる力は、ホー スがキャリヤ装置の上側縁面６１１の上で延伸されることによってホースの上縁 部１３が求心され厚くされた部分１４がホース１の図示実施例においてその中央 部がナイフ３８によって切断されるような位置をとるようにするようなものであ る。キャリヤ装置の上方に面した縁面６１１、すなわちキャリヤ装置が通路３１ に向って面する面の幅はホースの厚くされた部分１４の幅に適合され、１個以上 の厚くされた部分１４がある場合は、ホースの上縁部１３に最も近接して位置し ている２個の厚くされた部分の間の距離に適合される。 ホースに単に１個の厚くされた部分１４がある場合（図１ｂ，図１ｃ，図１ｅ ）、ホースの切断時、厚くされた部分は以下適宜前方の厚くされた部分２４ａお よび遠位側の厚くされた部分２４ｂと称される第１の部分の厚くされた部分２４ ａと第２の部分の厚くされた部分２４ｂとに分割される。前方の厚くされた部分 ２４ａは切断されたホースの第１の壁１１ａの上側縁部領域１５ａを形成し、遠 位側の厚くされた部分は切断されたホースの第２の壁１１ｂの上側縁部領域１５ ｂを形成する。 切断がホースの２個の離隔された厚くされた部分の間で行われるホース１のこ れらの実施例において（図１ｄおよび図１ｆ）、切断されがホースにおいて、前 方の厚くされた部分２４ａと遠位側の厚くされた部分２４ｂとは各々それぞれの 壁の上縁部からある距離をおいて位置されている。厚くされた部分と各壁の上縁 部との間には、切断時、切断されたホースの下側縁部１２とそれぞれ前方あるい は遠位側の厚くされた部分２４ａ，２４ｂとの間に位置した壁部分の肉厚と概ね 同じ厚さのバンド状部分が形成される。 当該技術分野の専門家には、平たくされるとホースの双方の壁がもやは概ね対 応する外観を有していない断面となるホース１であっても依然として前述の作り 替え装置３に挿入し、作り替えるの適していることが明らかである。そのような 断面のホースの例は一方の壁のみが１個以上の厚くされた部分１４を含み、他方 の壁がそのような厚くされた部分を何ら有していないような平たくされたホース あるいは一方の壁の縁部からの厚くされた部分の距離が他方の壁の縁部からの厚 くされた部分の距離とは相違するような平たくされたホースである。ホースが作 り替え装置３中へ入ると、ホースの厚くされた部分は、切断作業の後は前方の壁 １１ａの上側縁部領域１５の前方の厚くされた部分２４ａおよび遠位側の壁１１ ｂの縁部領域における遠位側の厚くされた部分が前述のように延びるようにする 位置をホースの切断が行われる前に取るように方向が変えられる。 ホースがこのように位置すると、切断装置３７ａ，３７ｂはホースの各壁１１ ａ，１１ｂに対して当接するようにされる（図３ｂおよび図３ｅ参照）。そのよ うな場合に、キャリヤ装置６１は、各壁が切断されるようにする当接部を形成し 、壁１１ａ，１１ｂにはホースの長手方向のスリット２９が形成される。 平坦にされたホースが引続き移動すると、ホースは穿孔および溶接装置３９ａ ，３９ｂが平たくされたホースの双方の壁に概ね横方向に向いたスリット２７を 穿孔する位置まで動かされる。横方向のスリットの間の距離は２個の順次配置さ れた横方向のスリットの間に形成されるポケット２６の幅を規定する。スリット が形成されるのと同時に穿孔および溶接装置はホースの双方の壁を相互に溶接し 、このように作られたスリットの両側に溶接接合部２５ａ，２５ｂ（図５および 図６）が形成される。ホースの移動方向において、スリットの前に一方の縁部が 相 互に溶接され形成し始めたホースが、スリットの後には仕上がったポケットが存 在する。仕上がったポケットは、例えば図２および図７に示すように作り替え装 置３に接続された充填装置４中へ挿入するのに適している。ポケットが仕上がる につれて、順次配置されたポケットからなるウエッブ２が形成される。ウエッブ の２種類の実施例を以下詳細に説明する。 作り替え装置は切断装置（３７ａ，３７ｂ）を移動させる手段（図示せず）と 穿孔および溶接装置３９とを含む。切断装置を案内することにより、ウエッブの 長手方向に配置されたスリット２９の位置と長さ、並びにそれらの間の距離が調 整される。同じ事が、穿孔装置の移動および、穿孔装置が横方向のスリット２７ を形成する平坦にされたホース上の点の間の距離を調整することについてもいえ る。 作り替え装置はウエッブのポケット２６の幅が調整可能で、長手方向のスリッ ト２９の長さがポケット２６に中味を供給するのに必要とされる開口のサイズに 適合されているウエッブ２を作ることが出来る。 図４ａから図４ｃまでは図１ｂ，図１ｆおよび図１ｅに示す実施例におけるホ ースが作り替え装置３においてウエッブに作り替えられるときに作られるウエッ ブ２の開放したポケットの図３のｄ−ｄ断面を示す。 図５は第１の実施例のポケット２６を備え、作り替え装置３を使用して作られ たウエッブ２を示す。可撓性の材料のウエッブ２は以下第１の壁２１ａおよび第 ２の壁２１ｂとも称する２個の対向する壁２１ａ，２１ｂとそれぞれウエッブの 長手方向に位置している第１の（下側の）縁部と第２の（上側の）縁部２２，２ ３とを有している。ウエッブの順次配置されたポケット２６は各々前記の下側縁 部２２において底部と、そしてウエッブの長手方向に対して横方向であり、ポケ ットの側方閉鎖部２５ａ，２５ｂを形成する適宜指示する横方向の接合部２５と を有している。 ウエッブ２は上側縁部２３ａ，２４ｂにおいてウエッブの長手方向に延びてい る２個の対向する縁部分２８ａ，２８ｂとを含む。前記縁部分の各々は充填装置 において移動するとウエッブ２の縁部分２８ａ，２８ｂを案内するための、充填 装置４における以下説明する機械的装置４３，４４（図２および図４ａから図４ ｃまでを参照）と協働する厚くされた部分２４ａ，２４ｂを含む。厚くされた部 分は適宜トンネルと指示することがある。 前述の説明において、ウエッブは少なくとも１個の厚くされた部分１４を含む ホース１を作り替えることにより形成されることが記載されている。一実施例に おいて折り畳み部として形成されている図１ｆにおける厚くされた部分１４は単 に長手方向に配置されたトンネルを形成すればよいことは明らかである。このこ とは、折り畳み部の対向する壁１４３ａ，１４３ｂが前記折り畳み部がそこから 突出しているホースの壁部分に最も近接した領域においてのみ相互に固定される ようにすることによって達成される。 図２，図３および図４ａから図４ｃまではまた、前述の作り替え装置３に接続 された充填装置４の一実施例を示す。厚くされた材料部分２４ａ，２４ｂを備え たホースから形成されたウエッブは充填装置の機械的保持装置４３，４４に沿っ て矢印Ａの方向に移動する。図から、充填装置４に入ると、ウエッブの第１の壁 ２１ａの厚くされた部分２４ａは機械的案内手段３５ａ，３５ｂによって案内さ れ、ウエッブの第２の壁２１ｂの厚くされた部分２４ｂよりも長い距離を運動す る。同時に、ウエッブの厚くされた部分２４ａ，２４ｂは長手方向のスリット２ ９の長さに最大対応する距離だけ相互から離れる方向に移動する。その結果、ポ ケットは開放される。 図４ａから図４ｃまでは、図３のｄ−ｄ断面、すなわち充填装置４と、該充填 装置によって開放されるポケット２６の断面を示す。ウエッブ２が充填装置中へ 移動すると、ウエッブのポケット２６を開放ずるために、ホース１の前方の厚く された部分１４ａによって形成された厚くされた部分２４ａは対向する遠位側の 厚くされた部分２４ｂから離されている。作り替え装置３において、保持装置３ ３の通路３１はナイフ３８によって２個の通路３１ａ，３１ｂに分割されている 。これらは、全体的に前方の通路４１ａと称する第１の通路４１ａと、全体的に 遠位側の通路４１ｂと称する第２の通路４１ｂに充填装置４において継続してい る。スロット６３ａ，６３ｂは機械的保持装置４３，４４における前方の通路４ １ａと遠位側の通路４１ｂのための下方向に向いた空隙を形成する第１の長手方 向空隙４２ａと第２の長手方向空隙４２ｂに充填装置４において継続している。 空隙 ４２ａ，４２ｂの幅はウエッブ２の肉厚を僅かに上回るが、厚くされた部分の最 小部分よりも小さい。前方の通路は前方の機械的保持装置４３に受け入れられ、 遠位側の通路は遠位側の機械的保持装置４４に受け入れられている。双方の保持 装置は、それぞれ通路４１ａ，４１ｂを囲んでいる２個の装置半体４３ａ，４３ ｂおよび４４ａ，４４ｂによって形成されている。 第２の壁２１ｂの遠位側の厚くされた部分２４ｂは充填装置から出ると、機械 的案内装置３６ａ，３６ｂによって案内されウエッブの第１の壁２１ａの厚くさ れた部分２４ａよりも長い距離を移動する。前方の壁２１ａの厚くされた部分２ ４ａが充填装置中へ入るときに移動するより長い距離は前方の壁の厚くされた部 分が充填装置から出るときに移動するより短い距離と相殺される。このことは、 ウエッブの双方の壁２１ａ，２１ｂが充填装置からウエッブが出た後、ウエッブ の双方の壁２１ａ，２１ｂが充填装置に入る前のウエッブの長手方向におけるの と同じ相対的位置をとることを意味する。そのため、充填装置から出た後、ポケ ットの対向する壁がウエッブの長手方向において相互に対してもはや移動しない ような位置をとることが出来る。その結果、充填装置から出てくると、ウエッブ ２の壁２１ａ，２１ｂは相互に対して隣接する位置、すなわちポケットが安定し て良好に閉鎖され、壁２１ａ，２１ｂが材料部分２８ａ，２８ｂに接続される位 置まで動かされる。 図６に示すウエッブ２の実施例は図５に示す実施例に概ね対応するが、長手方 向のスリット２９の位置に関しては相違する。図６に示すウエッブにおいては、 該ウエッブの第１の壁２１ａと第２の壁２１ｂとは双方とも長手方向のスリット ２９が設けられており、該スリットは双方の壁において、横方向に向いたスリッ ト２７の各々とは相違する。 図７は作り替え装置３と充填装置４とを含む装置３，４であって、該装置が図 ６，図６ａから図６ｃまでに示す第２の実施例によるウエッブを扱うようにされ ている別の実施例を示す。図に概略示す作り替え装置３は全体的に図２に関連し て前述した作り替え装置に対応する。充填装置は作り替え装置３に接続されてい る。作り替え装置においてホースから形成された材料を厚くした部分２４ａ，２ ４ｂを備えたウエッブは充填装置の機械的な保持装置４３，４４に沿って矢印Ａ の方向に移動する。 充填装置へ入ると、ウエッブの第１の壁２１ａおよびウエッブの第２の壁２１ ｂの双方における厚くされた部分２４ａ，２４ｂは充填装置４の機械的保持装置 ４３，４４の間で中心線Ｂから機械的保持装置４３，４４によって案内される。 そのような場合、ポケットは中味を供給するよう解放する（図６ａおよび６ｃを 参照）。ウエッブが引続き移動すると、２個の厚くされた部分は中心線Ｂまで、 すなわち相互に隣接する位置まで機械的保持装置によって案内されて戻される。 そのような場合、ウエッブの壁２１ａ，２１ｂは壁２１ａ，２１ｂが材料の部分 ２８ａ，２８ｂに接続されることによってポケットが閉鎖される位置をとる。 作り替え装置３と充填装置４とを含む、図２と図７とに示す装置３，４の双方 において、ある実施例においてはチューブあるいはロッド状の構成である機械的 な保持装置が採用される。その結果、前述の厚くされた部分をホース１とウエッ ブ２の長手方向に向いたトンネルに代えることが出来る。ウエッブが移動すると 、トンネルは機械的な保持装置を囲み、そのため所望の位置まで案内される。 作り替え装置３において、包装用ブランクの開口のサイズはウエッブの長手方 向のスリットの長さと位置とを選択することにより単に現在の要件に対応して適 合される。包装用ブランクの開口の所望の形状は単に、充填装置の保持装置間の 距離を調整することにより調整される。また、前述のウエッブの第２の実施例に おいて、包装用ブランク２６の幅は横方向のスリット２７の間の距離を調整する ことにより中味の寸法に対して適合される。 前述の説明において、上側、下側、上方、下方、前方、遠位側等の用語を適宜 使用してきた。これらの用語は図に示す当該装置の方向に単に関連するものであ って、本発明を説明し易くするために単に採用したものである。当該技術分野の 専門家には前述した技術は一般的に作り替え装置３の、従って一般的にまた充填 装置４の任意の空間方向を許容することが明らかである。 前述の詳細説明は本発明の極限定された数の実施例を参照しているが、当該技 術分野の専門家には本発明は請求の範囲から逸脱することなく多数の実施例も網 羅することが直ちに認識される。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ， ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，ＫＥ，Ｌ Ｓ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ， ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，Ｅ Ｅ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＧＷ，ＨＵ ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ， ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，Ｍ Ｄ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ， ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，Ｕ Ｚ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＷ 【要約の続き】 記手段（３９）がホースの壁（１１ａ，Ｉ１ｂ）を各ス リット（２７）の各側で相互に溶接する。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 1. 可撓性材料あるいは類似の材料から構成されたホース（１）であって、装 置（３、４）において順次配置された包装用ブランク（２６）を備えたウエッブ （２）を形成するようにされたホースにおいて、前記ホースがその長手方向に向 いた領域（１５）を含み、前記ウエッブ（２）が形成されると前記ホース（１） が切断され、前記領域（１５）が厚さが前記ホースの隣接する部分の厚さを上回 る材料部分（１４）の形態で前記ホースの長手方向に配置された少なくとも１個 の厚くされた部分（１４）を含むことを特徴とするホース（１）。 2. 前記の厚くされた部分（１４）が前記ホースの壁（１１ａ，１１ｂ）と一 体の材料部分を構成することを特徴とする請求の範囲第１項に記載のホース。 3. 前記の厚くされた部分（１４）がホースの長手方向に配置され、前記ホー スに固定された帯片（１４２）の材料および前記ホースの壁（１１ａ，１１ｂ） に前記帯片を固定する領域における前記帯片の材料から形成されていることを特 徴とする請求の範囲第１項に記載のホース。 4. 前記厚くされた部分（１４）が、前記ホースの壁（１１ａ，１１ｂ）で形 成されると共に前記ホースの壁（１１ａ，１１ｂ）から外に突出している折り曲 げ部（１４）で形成され、該折り曲げ部の対向壁（１４３ａ，１４３ｂ）が少な くとも前記ホースに最も近い部分で互いに固定されていることを特徴とする請求 の範囲第１項に記載のホース。 5. 請求の範囲第１項に記載のホース（１）を相互に対して順次配置された包 装用ブランク（２６）からなるウエッブ（２）に作り替える装置（３）において 、前記装置（３）が通路（３１）を備えた細長い機械的保持装置（３３）を含み 、前記通路に空隙（３４）が設けられ、前記通路が少なくとも１個の厚くされた 部分（１４）を受け入れるように配置されており、前記空隙（３４）が少なくと も２個の隣接するホースの壁（１１ａ，１１ｂ）が前記空隙を通過できるように する幅を有し、前記通路（３１）に位置している部分において前記ホース（１） を切断するようスリット装置（３８）が設けられており、前記ホースの壁（１１ ａ，１１ｂ）において長手方向のスリット（２９）を切開するために少なくとも １個 の切断装置（３７）が設けられており、前記ホース（１）において横方向のスリ ット（２７）と形成された各スリット（２７）の各側でホースの壁（１１ａ，１ １ｂ）の間の横方向の接続区画（２５）を形成するよう穿孔装置（３９）が設け られていることを特徴とするホースをウエッブに作り替える装置（３）。 6. 前記スリット装置（３８）が前記通路（３１）内に配置され、前記スリッ ト装置において、前記通路（３１）は第１の部分の通路（３１ａ）と第２の部分 の通路（３１ｂ）とに分割されろことを特徴とする請求の範囲第５項に記載の装 置。 7. 前記切断装置（３７）が、前記ホースの第１の壁（１１ａ）と該ホースの 第２の壁（１１ｂ）において該ホースの長手方向に向けられたスリット（２９） を形成するよう保持装置（３３）のそれぞれの側に各々配置されている第１の切 断手段（３７ａ）と第２の切断手段（３７ｂ）とを含むことを特徴とする請求の 範囲第５項または第６項に記載の装置。 8. 前記スリット装置（３８）と切断装置（３７）とが各々、切断装置の作業 位置（切断位置）へ、かつそこから調整可能に案内されて移動するよう配置され ていることを特徴とする請求の範囲第５項から第７項までのいずれか１項に記載 の装置。 9. 前記ホース（１）のための機械的なキャリヤ装置（６１）が空隙（３４） に設けられており、前記キャリヤ装置が前記空隙と前記キャリヤ装置との壁の間 で前記ホース（１）の肉厚を上回るが、前記の厚くされた部分（１４）の最小部 分よりも小さいスロット（６３ａ，６３ｂ）が形成されるように位置しているこ とを特徴とする請求の範囲第５項から第８項までのいずれか１項に記載の装置。 10．前記キャリヤ装置（６）が幅が前記ホース（１）の厚くされた部分（１４ ）の幅に概ね対応し、あるいは２個の厚くされた部分（１４）を通路（３１）に 挿入すると厚くされた部分を含むホースの部分を平たくした状態で２個の厚くさ れた部分の間の距離に概ね対応する通路（３１）に向って面している面（６１１ ）を有することを特徴とする請求の範囲第９項に記載の装置。 11．通路（４１ａ）を有する第１の保持装置（４３）と通路（４１ｂ）を有す る第２の保持装置とを備えた充填装置（４）が作り替え装置（３）に接続され、 前記第１の保持装置における前記通路（４１ａ）が第１の部分通路（３１ａ）に 接続され、前記第２の保持装置（４４）の前記通路（４１ｂ）が第２の部分通路 （３１ｂ）に接続されていることを特徴とする請求の範囲第５項から第１０項ま でのいずれか１項に記載の装置。 12．請求の範囲第１項に記載のホース（１）を相互に対して順次配置された包 装用ブランク（２６）を備えたウエッブに作り替える方法において、前記ホース （１）の少なくとも１個の厚くされた部分（１４）が、ホースの壁を前記通路（ ３１）にある排出空隙（３４）を通過させた状態で細長い保持装置（３３）の通 路（３１）を移動させられ、前記通路（３１）に位置した前記ホースの部分がス リット装置（３８）によって切断され、少なくとも１個の第２の切断装置（３７ ａ，３７ｂ）によって前記ホースの壁（１１ａ，１ｂ）において長手方向のスリ ット（２９）が切開され、前記ホースの壁（１１ａ，１１ｂ）に横方向のスリッ ト（２７）が設けられ、前記ホースの壁（１１ａ，１１ｂ）の間で横方向に接続 する区画（２５ａ，２５ｂ）が各スリット（２７）の各側に形成されることを特 徴とするホース（１）をウエッブに作り替える方法。 13．前記ホースが厚くされた部分において切断されることを特徴とする請求の 範囲第１２項に記載の方法。 14．前記ホースが厚くされた部分の間で切断されることを特徴とする請求の範 囲第１２項に記載の方法。 15．切断作業の前に、前記ホース（１）が切断作業が行われる予定の領域にお いて長手方向に対して横方向に延伸することを特徴とする請求の範囲第１２項か ら第１４項までのいずれか１項に記載の方法。